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JP2000206294A - 大型機器の搬出方法 - Google Patents

大型機器の搬出方法

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Publication number
JP2000206294A
JP2000206294A JP11007309A JP730999A JP2000206294A JP 2000206294 A JP2000206294 A JP 2000206294A JP 11007309 A JP11007309 A JP 11007309A JP 730999 A JP730999 A JP 730999A JP 2000206294 A JP2000206294 A JP 2000206294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure vessel
reactor
reactor pressure
radiation shield
equipment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11007309A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Aoki
昌隆 青木
Norio Saito
典士 斉藤
Takahiro Adachi
隆裕 安達
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HESUKO TECHNOLOGY KK
I C C KK
Hitachi Ltd
ICC Co Ltd
HESCO Tech Co Ltd
Original Assignee
HESUKO TECHNOLOGY KK
I C C KK
Hitachi Ltd
ICC Co Ltd
HESCO Tech Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HESUKO TECHNOLOGY KK, I C C KK, Hitachi Ltd, ICC Co Ltd, HESCO Tech Co Ltd filed Critical HESUKO TECHNOLOGY KK
Priority to JP11007309A priority Critical patent/JP2000206294A/ja
Priority to US09/482,027 priority patent/US6452993B1/en
Publication of JP2000206294A publication Critical patent/JP2000206294A/ja
Priority to US10/208,847 priority patent/US6643349B2/en
Pending legal-status Critical Current

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    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21DNUCLEAR POWER PLANT
    • G21D1/00Details of nuclear power plant
    • G21D1/003Nuclear facilities decommissioning arrangements
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、原子炉建屋から放射化された
大型機器を搬出する際に、大型機器への遮蔽体の取り付
けを短時間で容易に行え、且つ遮蔽体の取り付けに伴う
作業者の放射線被曝量も低減できる大型機器の搬出方法
を提供することにある。 【解決手段】原子炉建屋から放射化された原子炉圧力容
器を搬出する大型機器の搬出方法において、原子炉建屋
の屋根に原子炉圧力容器を搬出するための開口部を設
け、原子炉圧力容器を覆い放射線を遮蔽するための放射
線遮蔽体を、屋根開口部から原子炉建屋内に搬入して原
子炉遮蔽壁の上に設置し、屋根開口部及び放射線遮蔽体
の上蓋に設けたスリットを通して吊具を降ろし、この吊
具で原子炉圧力容器を吊り上げることにより、原子炉圧
力容器蓋の一部と放射線遮蔽体の上蓋の一部とを当接さ
せ、原子炉圧力容器及び放射線遮蔽体を一体で吊り上げ
て、原子炉建屋から搬出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力発電プラン
トの原子炉建屋から放射化された大型機器を搬出する方
法に係り、特に原子炉圧力容器(以下、RPVという)
の搬出に好適な方法に関する。
【0002】
【従来の技術】RPVの搬出に関する第1の従来技術
は、特開平6−230188 号公報に記載されている。同公報
には、原子炉建屋の屋根の上に設けたエアロック内にR
PVを吊り上げ、固定治具でRPVをエアロックに固定
し、エアロック内を負圧に維持した状態で、エアロック
とRPVを一体で移動する方法が記載されている。
【0003】RPVの搬出に関する第2の従来技術は、
特開平8−62368号公報に記載されている。同公報には、
原子炉建屋に隣接しその屋根の開口部を覆うクリーンル
ームを設け、炉内構造物,制御棒駆動機構ハウジング
(以下、CRDハウジングという)及びRPVを一体と
して、このクリーンルーム内で移動させて搬出する方法
が記載されている。同公報には、炉内構造物,CRDハ
ウジング,RPV及びγシールドを一体として、クリー
ンルーム内で移動させて搬出する方法も記載されてい
る。
【0004】RPVの搬出に関する第3の従来技術は、
特開平9−145882 号公報に記載されている。同公報に
は、炉内構造物及びCRDハウジングをRPVと一体と
した大型ブロックを吊り上げながら、その外表面に円筒
状の遮蔽体を取り付け、この遮蔽体で大型ブロックを密
封して原子炉建屋から搬出する方法が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術が適用
されるRPVは、例えば高さ約25m,直径約6m,重
量約1000トンにも及ぶ大型機器である。また、RP
Vの放射線遮蔽体であるγシールド即ち原子炉遮蔽壁
(以下、RSWという)は、重量約400トンにも及ぶ
大型機器である。
【0006】第1の従来技術では、エアロックが大規模
な設備になると共に、大規模なエアロック内を負圧に維
持する必要がある。このため、エアロックの設置及び負
圧管理も含めたRPVの搬出作業は、複雑で長い時間を
必要とする。
【0007】第2の従来技術では、第1の従来技術のエ
アロックよりも大規模なクリーンルームを設ける必要が
ある。このため、クリーンルームの設置も含めたRPV
の搬出作業は、複雑でより長い時間を必要とする。
【0008】第3の従来技術では、具体的な遮蔽体の取
付方法については記載されていない。また、RPVに遮
蔽体を取り付ける際に、作業者の放射線被曝量が増大す
る可能性がある。
【0009】本発明の目的は、原子炉建屋から放射化さ
れた大型機器を搬出する際に、大型機器への遮蔽体の取
り付けを短時間で容易に行え、且つ遮蔽体の取り付けに
伴う作業者の放射線被曝量も低減できる大型機器の搬出
方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明は、原子力発電プラントの原子炉建屋から
放射化された大型機器を搬出する大型機器の搬出方法に
おいて、前記原子炉建屋の屋根のうち前記大型機器の上
部に位置する領域に、前記大型機器を搬出するための第
1開口部を設け、前記大型機器を覆い放射線を遮蔽する
ための放射線遮蔽体を、前記第1開口部から前記原子炉
建屋内に搬入して前記大型機器の上側に設置し、前記第
1開口部及び前記放射線遮蔽体の上端部分に設けた第2
開口部を通して前記大型機器を吊り上げるための吊具を
降ろし、前記吊具で前記大型機器を吊り上げることによ
り、前記大型機器の上端部分の一部と前記放射線遮蔽体
の上端部分の一部とを当接させ、前記大型機器及び前記
放射線遮蔽体を一体で吊り上げて、前記原子炉建屋から
搬出する。
【0011】第2の発明は、原子力発電プラントの原子
炉建屋から放射化された原子炉圧力容器を搬出する大型
機器の搬出方法において、前記原子炉建屋の屋根のうち
前記原子炉圧力容器の上部に位置する領域に、前記原子
炉圧力容器を搬出するための第1開口部を設け、前記原
子炉圧力容器を覆い放射線を遮蔽するための放射線遮蔽
体を、前記第1開口部から前記原子炉建屋内に搬入して
前記原子炉圧力容器の上側に設置し、前記第1開口部及
び前記放射線遮蔽体の上端部分に設けた第2開口部を通
して前記原子炉圧力容器を吊り上げるための吊具を降ろ
し、前記吊具で前記原子炉圧力容器を吊り上げることに
より、原子炉圧力容器蓋の一部と前記放射線遮蔽体の上
端部分の一部とを当接させ、前記原子炉圧力容器及び前
記放射線遮蔽体を一体で吊り上げて、前記原子炉建屋か
ら搬出する。
【0012】第3の発明は、第2の発明において、炉内
外付帯機器が前記原子炉圧力容器に設置された状態で、
前記原子炉圧力容器及び前記放射線遮蔽体を一体で前記
原子炉建屋から搬出する。
【0013】第4の発明は、第2又は第3の発明におい
て、前記放射線遮蔽体が原子炉圧力容器スカートの上端
付近まで前記原子炉圧力容器を覆った状態で、前記原子
炉圧力容器及び前記放射線遮蔽体を一体で前記原子炉建
屋から搬出する。
【0014】第5の発明は、第2乃至第4の発明の何れ
かにおいて、前記原子炉圧力容器内に炉水を入れた状態
で、前記原子炉圧力容器及び前記放射線遮蔽体を一体で
前記原子炉建屋から搬出する。
【0015】第6の発明は、第2乃至第5の発明の何れ
かにおいて、前記放射線遮蔽体はその上端部分にストッ
パーを備えており、前記原子炉圧力容器蓋の一部と前記
ストッパーとを当接させて、前記原子炉圧力容器及び前
記放射線遮蔽体を一体で吊り上げる。
【0016】第7の発明は、第2乃至第6の発明の何れ
かにおいて、前記放射線遮蔽体は、前記原子炉圧力容器
を覆う複数の円筒状遮蔽体が多層に構成されている。
【0017】第8の発明は、原子力発電プラントの原子
炉建屋から放射化された円筒状の原子炉圧力容器を搬出
する大型機器の搬出方法において、前記原子炉建屋の屋
根のうち前記原子炉圧力容器の真上に位置する領域に、
前記原子炉圧力容器を搬出するための第1開口部を設
け、前記原子炉圧力容器を覆い放射線を遮蔽するための
円筒状の放射線遮蔽体を、前記第1開口部から前記原子
炉建屋内に搬入して原子炉遮蔽壁の上に設置し、前記第
1開口部及び前記放射線遮蔽体の上蓋に設けた第2開口
部を通して前記原子炉圧力容器を吊り上げるための吊具
を降ろし、前記吊具で前記原子炉圧力容器を吊り上げる
ことにより、原子炉圧力容器蓋の一部と前記放射線遮蔽
体の上蓋の一部とを当接させ、前記原子炉圧力容器及び
前記放射線遮蔽体を一体で吊り上げて、前記原子炉建屋
から搬出する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を沸騰水型原子炉
(以下、BWRという)の原子炉圧力容器(RPV)の
搬出方法に適用した第1実施例を説明する。本実施例で
は、原子炉遮蔽壁(RSW)は取り替えずに、RPVを
取り替える場合について説明する。図1は、第1実施例
のRPVの搬出方法を示すフローチャートである。図2
は図1の搬出方法を適用する原子炉建屋の概略縦断面
図、図3は図2の原子炉格納容器(以下、PCVとい
う)の詳細縦断面図、図4は図2のRPVの詳細縦断面
図である。
【0019】図2に示すように、RPV1を格納するP
CV16,使用済み燃料を保管するための使用済燃料プ
ール33などが、原子炉建屋31内に設けられている。
PCV16の上側には、燃料を交換する時や炉内構造物
(RPV1内の構造物)を取り出す時に、水を張るため
の原子炉ウェル32が設けられている。使用済燃料プー
ル33内には、使用済み燃料を保管する燃料ラック33
aが設けられている。RPV1はその基礎となるRPV
ペデスタル18の上に設けられており、RPV1の外側
にはRPV1からの放射線を遮蔽する原子炉遮蔽壁(R
SW)17が設けられている。
【0020】図3に示すように、RPV1の側壁には各
種のノズル9〜13が設けられており、RPV1の外周
には保温材92が設けられている。RPV1は、基礎ボ
ルト28によりRPVペデスタル18に固定されてい
る。PCV16の上部には、PCV16内を仕切る燃料
交換ベローズ15とバルクヘッドプレート19が設けら
れている。CRDハウジング23,CRDハウジング2
3を支持するCRDハウジングサポートビーム(以下、
CRDビームという)22及びCRDハウジングサポー
トブロック(以下、CRDブロックという)25,炉内
中性子束モニター(以下、ICMという)ハウジング24
などが、RPVペデスタル18内に設けられている。R
SW17は基礎ボルト29によりRPVペデスタル18
に固定されている。RSW17の上側には、PCV16
の耐震用サポートであるPCVスタビライザ30と、R
PV1の耐震用サポートであるRPVスタビライザ30
aとが設けられている。
【0021】図4に示すように、RPV1には様々な炉
内外付帯機器が設けられている。炉内外付帯機器は、R
PV1の内部に設置される炉内構造物と、炉内構造物以
外の構造物からなる。炉内構造物2は、蒸気乾燥器3,
シュラウドヘッド(気水分離器を含む)4,炉心シュラ
ウド5,炉心支持板6,上部格子板7,シュラウドサポ
ート8等から構成されている。炉内構造物2は、炉心部
を形成する機器を収納するとともに、炉心部に流入する
冷却水を導くための仕切りとなって、冷却水の循環流路
を形成している。
【0022】炉内構造物以外の構造物として、RPV1
の側壁(胴体部)には、主蒸気ノズル9,給水ノズル1
0,炉心スプレイノズル11,再循環入口ノズル12,
再循環出口ノズル13などが設けられている。これらの
各ノズルに各系統配管が接続されている。
【0023】RPV1の頂部には、原子炉圧力容器蓋
(以下、RPVヘッドという)37が設けられている。
RPVヘッド37は、フランジ37bに取り付けたスタ
ッドボルト37aによりRPV1に固定されている。R
PV1の底部には、RPVスカート1b,制御棒駆動機
構(CRD)20を収納するCRDハウジング23,I
CM21を収納するICMハウジング24などが設けら
れている。CRDハウジング23及びICMハウジング
24は、炉内構造物以外の構造物である。
【0024】以下、図1を用いて、本実施例のRPVの
搬出方法を説明する。始めに、ステップS1で、発電機
が解列され、原子力発電所の定期検査が始まる。ステッ
プS2では、原子炉の開放作業が行われる。原子炉開放
作業では、RPVヘッド37を取り外すRPVヘッド取
り外し作業,蒸気乾燥器3を取り外す蒸気乾燥器取り外
し作業,シュラウドヘッド4を取り外すシュラウドヘッ
ド取り外し作業などが実施される。原子炉開放作業は、
炉心内の燃料を取り扱うために必要なクリティカル作業
である。
【0025】次に、ステップS3で、炉心内の全燃料の
取出作業が行われる。この全燃料取出作業では、炉心内
に装荷されている全ての燃料が使用済燃料プール33内
の燃料ラック33aに移動される。図5は、燃料の取り
出し作業中におけるRPV1内の概略縦断面を示す。同
図で、27は燃料(燃料集合体)を示している。このス
テップで全ての燃料を取り出すことにより、RPV1の
搬出時にRPV1の表面線量率を低減でき、作業者の放
射線被曝量を低減できる。全燃料の取り出し終了後、R
PV1内の炉水の水抜きを行う。
【0026】ステップS3の後に、ステップS4のRP
V周囲の解体作業及びステップS5のRPVペデスタル
内の解体作業が、並行して実施される。RPV周囲の解
体作業は、以下の手順で実施される。
【0027】(1)ステップS40:燃料交換ベローズ
15とバルクヘッドプレート19の取り外し。
【0028】(2)ステップS41:PCVスタビライ
ザ30の取り外し。
【0029】(3)ステップS42:ノズル9〜13と
各ノズルに接続された配管(34など)の切断及び搬出。
密閉用閉止板の各ノズルへの取り付け。
【0030】(4)ステップS43:RPVスタビライ
ザ30aの取り外し。
【0031】RPVペデスタル内の解体作業は、以下の
手順で実施される。
【0032】(1)ステップS50:CRDハウジング
サポートブロック25の取り外し。
【0033】(2)ステップS51:CRD20及びI
CM21のケーブルの取り外し。
【0034】(3)ステップS52:CRD20の取り
外し。
【0035】(4)ステップS53:CRDの挿入・引
抜き用配管20aの切断。
【0036】(5)ステップS54:CRDハウジング
サポートビーム22の取り外し。
【0037】図6は、ステップS4及びS5の解体作業
の対象位置を示す。同図において、解体作業により撤去
される範囲が破線で示してある。上記のステップS4及
びS5を並行して実施することにより、作業期間を短縮
できる。
【0038】次に、ステップS6で、RPV1を搬出す
るための開口部が原子炉建屋31の屋根に設置される。
本ステップでは、後述する開閉可能なシャッターも、開
口部の上側に取り付けられる。また、ステップS7で、
大型揚重機(クレーン)が原子炉建屋31に近い外部の
場所に設置される。ステップS6とS7は、可能であれ
ば並行して実施しても良い。また、ステップS6及びS
7は、可能であればステップS4及びS5と並行して実
施しても良い。これらの作業が並行して実施できる場
合、作業期間はより短縮できる。
【0039】次に、ステップS8で、RPV1への遮蔽
体の取付作業が実施される。遮蔽体の取付作業は、ステ
ップS80〜S84の順に実施される。初めに、ステッ
プS80及びS81を図7を用いて説明する。図7は、
ステップS81の終了時の状態を示す図である。ステッ
プS80では、原子炉建屋の屋根の開口部から搬入され
た遮蔽体60は、RSW17の上に仮り置きされる。遮
蔽体60は円筒状に形成されており、円板状の遮蔽体上
蓋61がその上に取り付けられている。
【0040】ステップS81では、RPV1の吊上げ用
治具であるストロングバック(吊具)63が、8〜10本
のスタッドボルト37aによりRPVヘッド37に取り
付けられる。吊具63は、吊具65aを介して大型揚重
機によって吊り下げられている。遮蔽体上蓋61は、吊
具63及び65aが通過できるスリット状の開口部を有
すると共に、その上側に遮蔽体60を吊るためのフック
62を備えている。
【0041】次に、ステップS82〜S84を図8を用
いて説明する。図8は、ステップS84の終了後、更に
RPV1を吊り上げた時の状態を示す図である。ステッ
プS82では、RPV1は、基礎ボルト28を外すこと
によりRPVペデスタル18から切り離される。ステッ
プS83では、RPV1は、大型揚重機で吊具63を上
昇させることにより吊り上げられる。
【0042】ステップS84では、RPV1を吊り上げ
て、RPVヘッド37を遮蔽体上蓋61の下側(内側)
に取り付けられたストッパー61aに当接させることに
より、RPV1に遮蔽体60を取り付ける。また、遮蔽
体上蓋61の開口部を養生シート60aで覆い、養生シ
ート60aの端部をシールテープで密封して固定する。
同様に、遮蔽体60より下側のCRDハウジング23等
を養生シート60bで覆い、養生シート60bの端部を
シールテープで密封して固定する。養生シート60a及
び60bとしては、塩化ビニルシートなどを用いること
ができる。
【0043】このようにして、炉内構造物2やCRDハ
ウジング23等の炉内外付帯機器をRPV1と一体にし
た大型ブロックで吊り上げることにより、RPV1の周
囲に遮蔽体60を短時間で容易に取り付けることができ
る。また、養生シートで遮蔽体の開口部を密封すること
により、RPV1を原子炉建屋の外部に搬出した際に、
RPV1の表面に付着した放射性のダストの飛散を防止
できる。
【0044】次に、RPV1に遮蔽体60を取り付けた
状態で、遮蔽体及び養生シートの表面を除染して、原子
炉建屋の外部環境に影響しない程度まで表面線量率が下
がったことを、汚染検査により確認する。尚、図7では
図8のストッパー61aを省略しており、図8では図7
のフック62を省略している。
【0045】図8に示すように、遮蔽体60はRPVヘ
ッド37からRPVスカート1bの上端までRPV1全
体を覆っている。CRDハウジング23の領域は、その
上側の炉心の周辺領域に比べて放射線量が低いため、遮
蔽体を取り付ける必要はない。従って、遮蔽体60がR
PVスカート1bの上端付近までRPV1を覆っていれ
ば、RPV1を原子炉建屋から搬出する際に、遮蔽体6
0の表面線量率を規準値(制限値)以下に低減すること
ができる。
【0046】次に、ステップS9で、RPVの搬出作業
が実施される。RPVの搬出作業は、ステップS90,
S91の順に実施される。ステップS90では、RPV
1は、遮蔽体60,炉内構造物2,CRDハウジング2
3等と一体化された大型ブロックとして吊り上げられ
る。ステップS91では、ステップS90で吊り上げた
大型ブロックを原子炉建屋31の開口部31aから外部
に搬出する。
【0047】図9は、ステップS91において、RPV
1を含む大型ブロックが開口部31aを通過している状態
を示す図である。同図で、64は開口部31aの上側に
取り付けられた開閉可能なシャッターである。図10
は、ステップS91において、大型ブロックが原子炉建
屋31の開口部31aから外部に搬出された状態を示す
図である。このようにして大型ブロックを原子炉建屋3
1の外部に搬出後、シャッター64を閉じる。図10
で、65は大型揚重機、66は原子炉建屋31の近傍に
設けられたRPV1を含む大型ブロックの保管庫であ
る。
【0048】次に、ステップS10で、原子炉建屋31
から搬出した大型ブロックを保管庫66に搬入する。こ
のステップでは、RPV1を含む大型ブロックを大型揚
重機65で吊った状態で、大型揚重機65の先端部65
bを原子炉建屋31の開口部31aの真上から保管庫6
6の真上まで移動させ、大型ブロックを下降させて保管
庫66に搬入する。図11は、ステップS10におい
て、大型ブロックを保管庫66に搬入する直前の状態を
示す図である。
【0049】以上の手順により、RPV1を遮蔽体60
及び炉内外付帯機器(炉内構造物2,CRDハウジング
23等)と一体化した大型ブロックとして搬出する作業
が終了する。
【0050】本実施例によれば、炉内外付帯機器(炉内
構造物2,CRDハウジング23等)が取り付けられた
状態で、RPV1を吊り上げるだけで、RPV1の周囲
に遮蔽体60を短時間で容易に取り付けることができ
る。従って、RPV1を覆う遮蔽体60の表面線量率を
規準値以下に低減しつつ、RPV1及び炉内外付帯機器
を一体で搬出する時間が短縮できる。これに伴い、RP
V取替作業の工期を短縮でき、原子力発電プラントの停
止期間を短縮できる。
【0051】また、遮蔽体60の取り付け時に作業者が
RPV1に近づくことが少ないので、遮蔽体取り付け時
における作業者の放射線被曝量を低減できる。更に、遮
蔽体60は、RPVヘッド37からRPVスカート1b
の上端までの範囲を覆っていれば良い。従って、RPV
1及び炉内外付帯機器の全体を覆う場合に比べて、遮蔽
体60が必要以上に大型化(重量化)することはない。
即ち、遮蔽体60は、RPV1からの放射線を遮蔽する
ために必要最小限の大きさで済む。
【0052】尚、本実施例において、ステップS3終了
後にRPV1内の炉水の水抜き作業を行わなくても良
い。この場合、RPV1を含む大型ブロックを原子炉建
屋31から搬出する際に、炉水はRPV1の炉内構造物
からの放射線を遮蔽する効果がある。このため、RPV
1の表面線量率はより低減される。但し、ノズルの切断
前に、炉水の配管側への漏洩を防止するためのプラグを
各ノズルに取り付ける必要がある。また、ノズルの切断
後に、炉水の水漏れを防止するために、各ノズルに密封
用の閉止板を取り付ける必要がある。
【0053】次に、ステップS8でRPV1に取り付け
られる遮蔽体の他の実施例を説明する。本遮蔽体は、図
7に示した遮蔽体において、遮蔽体上蓋61に代えてR
PVヘッド37のフランジ37bに当接するストッパー
ビームを設けている。遮蔽体60の構造は図7と同じで
あるので、ここでは説明を省略する。
【0054】図12は、RPV1を吊り上げて本実施例
の遮蔽体を取り付けた状態を示す図である。図12の
(a)は遮蔽体の取り付け部の詳細を示す一部切欠き側
面図、(b)は(a)の概略上面図である。図12
(b)に示すように、4個のストッパービーム67の両
端部が、固定ボルト67bにより遮蔽体60の上面に固
定されている。ストッパービーム67は、吊具63と干
渉しない位置に、周方向にほぼ均等に配置されている。
遮蔽体60を吊るためのフック67aが、各ストッパー
ビーム67の中央部に設けてある。
【0055】本遮蔽体の場合、各ストッパービーム67
の中央部がフランジ37bに当接することにより、RP
V1を吊り上げるだけで遮蔽体60を取り付けることが
できる。図12では省略しているが、本遮蔽体でも、遮
蔽体60の上側に突き出ているRPVヘッド37等は養
生シートで覆われ、養生シートの端部はシールテープで
密封して固定される。これにより、RPV1を原子炉建
屋の外部に搬出した際に、RPV1の表面に付着した放
射性のダストの飛散を防止できる。
【0056】本遮蔽体を用いた場合でも、図7の遮蔽体
を用いた場合と同様の効果が得られる。即ち、RPV1
への遮蔽体60の取り付けを短時間で容易に行うことが
できる。これにより、RPV1を覆う遮蔽体60の表面
線量率を規準値以下に低減しつつ、RPV1及び炉内外
付帯機器を一体で搬出する時間を短縮できる。また、遮
蔽体60の取り付け時における作業者の放射線被曝量を
低減できる。
【0057】更に、本遮蔽体の場合、遮蔽体60はフラ
ンジ37bからRPVスカート1bの上端までRPV1
を覆っている。RPVヘッド37の領域はその下側の炉
心の周辺領域に比べて放射線量が低いため、遮蔽体を取
り付ける必要はない。この場合、図7の遮蔽体に比べ
て、更に遮蔽体60の小型化(軽量化)が図れる。
【0058】尚、上記各実施例では遮蔽体60が1層で
構成されている例を説明したが、多層構造にしても良
い。即ち、遮蔽体60は円筒状の構造物で多層に構成し
ても良い。遮蔽体60のような大型の円筒状構造物の製
造に用いることができる板材(鉄板など)の肉厚が、R
PV1からの放射線を遮蔽できる程度に厚くとれない場
合、多層構造を用いることにより十分な放射線の遮蔽機
能を維持できる。
【0059】また、上記実施例ではRPVの取替工事に
おけるRPVの搬出作業に本発明を適用した例を説明し
たが、廃炉工事などにおける放射化された大型機器(R
PVも含む)の搬出作業などにも本発明は適用できる。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、RPVを吊り上げるだ
けでRPVに遮蔽体を短時間で容易に取り付けることが
でき、RPV及び炉内外付帯機器を一体で搬出する時間
を短縮できる。これに伴い、RPV取替作業の工期を短
縮でき、原子力発電プラントの停止期間を短縮できる。
また、遮蔽体取り付け時における作業者の放射線被曝量
を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を沸騰水型原子炉(BWR)の原子炉圧
力容器(RPV)の搬出方法に適用した第1実施例を示
すフローチャート。
【図2】図1の搬出方法を適用する原子炉建屋の概略縦
断面図。
【図3】図2の原子炉格納容器(PCV)の詳細縦断面
図。
【図4】図2のRPVの詳細縦断面図。
【図5】燃料の取り出し作業中におけるRPV内の概略
縦断面。
【図6】図1のステップS4及びS5の解体作業の対象
位置を示す図。
【図7】図1のステップS81の終了時の状態を示す
図。
【図8】図1のステップS84の終了後、更にRPV1
を吊り上げた時の状態を示す図。
【図9】図1のステップS91において、RPVを含む
大型ブロックが開口部を通過している状態を示す図。
【図10】図1のステップS91において、大型ブロッ
クが原子炉建屋の開口部から外部に搬出された状態を示
す図。
【図11】図1のステップS10において、大型ブロッ
クを保管庫に搬入する直前の状態を示す図。
【図12】RPVを吊り上げて本発明の第2実施例の遮
蔽体を取り付けた状態を示す図で、(a)は遮蔽体の取
り付け部の詳細を示す一部切欠き側面図、(b)は
(a)の概略上面図。
【符号の説明】
1…原子炉圧力容器(RPV)、1b…RPVスカー
ト、2…炉内構造物、3…蒸気乾燥器、4…シュラウド
ヘッド、5…炉心シュラウド、6…炉心支持板、7…上
部格子板、8…シュラウドサポート、16…原子炉格納
容器(PCV)、17…原子炉遮蔽壁、18…RPVペ
デスタル、20…制御棒駆動機構(CRD)、21…炉内
中性子束モニター(ICM)、22…CRDハウジング
サポートビーム、23…CRDハウジング、24…IC
Mハウジング、25…CRDハウジングサポートブロッ
ク、31…原子炉建屋、31a…開口部、37…RPV
ヘッド、60…遮蔽体、61…遮蔽体上蓋、61a…ス
トッパー、63…吊具、64…シャッター、65…大型
揚重機(クレーン)、65a…吊具、66…保管庫、6
7…ストッパービーム。
フロントページの続き (72)発明者 青木 昌隆 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 斉藤 典士 茨城県日立市東大沼町一丁目15番1号 株 式会社ヘスコテクノロジー内 (72)発明者 安達 隆裕 茨城県日立市大みか町四丁目1番3号 株 式会社アイシーシー内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原子力発電プラントの原子炉建屋から放射
    化された大型機器を搬出する大型機器の搬出方法におい
    て、 前記原子炉建屋の屋根のうち前記大型機器の上部に位置
    する領域に、前記大型機器を搬出するための第1開口部
    を設け、 前記大型機器を覆い放射線を遮蔽するための放射線遮蔽
    体を、前記第1開口部から前記原子炉建屋内に搬入して
    前記大型機器の上側に設置し、 前記第1開口部及び前記放射線遮蔽体の上端部分に設け
    た第2開口部を通して前記大型機器を吊り上げるための
    吊具を降ろし、 前記吊具で前記大型機器を吊り上げることにより、前記
    大型機器の上端部分の一部と前記放射線遮蔽体の上端部
    分の一部とを当接させ、 前記大型機器及び前記放射線遮蔽体を一体で吊り上げ
    て、前記原子炉建屋から搬出することを特徴とする大型
    機器の搬出方法。
  2. 【請求項2】原子力発電プラントの原子炉建屋から放射
    化された原子炉圧力容器を搬出する大型機器の搬出方法
    において、 前記原子炉建屋の屋根のうち前記原子炉圧力容器の上部
    に位置する領域に、前記原子炉圧力容器を搬出するため
    の第1開口部を設け、 前記原子炉圧力容器を覆い放射線を遮蔽するための放射
    線遮蔽体を、前記第1開口部から前記原子炉建屋内に搬
    入して前記原子炉圧力容器の上側に設置し、 前記第1開口部及び前記放射線遮蔽体の上端部分に設け
    た第2開口部を通して前記原子炉圧力容器を吊り上げる
    ための吊具を降ろし、 前記吊具で前記原子炉圧力容器を吊り上げることによ
    り、原子炉圧力容器蓋の一部と前記放射線遮蔽体の上端
    部分の一部とを当接させ、 前記原子炉圧力容器及び前記放射線遮蔽体を一体で吊り
    上げて、前記原子炉建屋から搬出することを特徴とする
    大型機器の搬出方法。
  3. 【請求項3】請求項2において、炉内外付帯機器が前記
    原子炉圧力容器に設置された状態で、前記原子炉圧力容
    器及び前記放射線遮蔽体を一体で前記原子炉建屋から搬
    出することを特徴とする大型機器の搬出方法。
  4. 【請求項4】請求項2又は3において、前記放射線遮蔽
    体が原子炉圧力容器スカートの上端付近まで前記原子炉
    圧力容器を覆った状態で、前記原子炉圧力容器及び前記
    放射線遮蔽体を一体で前記原子炉建屋から搬出すること
    を特徴とする大型機器の搬出方法。
  5. 【請求項5】請求項2乃至4の何れかにおいて、前記原
    子炉圧力容器内に炉水を入れた状態で、前記原子炉圧力
    容器及び前記放射線遮蔽体を一体で前記原子炉建屋から
    搬出することを特徴とする大型機器の搬出方法。
  6. 【請求項6】請求項2乃至5の何れかにおいて、前記放
    射線遮蔽体はその上端部分にストッパーを備えており、
    前記原子炉圧力容器蓋の一部と前記ストッパーとを当接
    させて、前記原子炉圧力容器及び前記放射線遮蔽体を一
    体で吊り上げることを特徴とする大型機器の搬出方法。
  7. 【請求項7】請求項2乃至6の何れかにおいて、前記放
    射線遮蔽体は、前記原子炉圧力容器を覆う複数の円筒状
    遮蔽体が多層に構成されていることを特徴とする大型機
    器の搬出方法。
  8. 【請求項8】原子力発電プラントの原子炉建屋から放射
    化された円筒状の原子炉圧力容器を搬出する大型機器の
    搬出方法において、 前記原子炉建屋の屋根のうち前記原子炉圧力容器の真上
    に位置する領域に、前記原子炉圧力容器を搬出するため
    の第1開口部を設け、 前記原子炉圧力容器を覆い放射線を遮蔽するための円筒
    状の放射線遮蔽体を、前記第1開口部から前記原子炉建
    屋内に搬入して原子炉遮蔽壁の上に設置し、 前記第1開口部及び前記放射線遮蔽体の上蓋に設けた第
    2開口部を通して前記原子炉圧力容器を吊り上げるため
    の吊具を降ろし、 前記吊具で前記原子炉圧力容器を吊り上げることによ
    り、原子炉圧力容器蓋の一部と前記放射線遮蔽体の上蓋
    の一部とを当接させ、 前記原子炉圧力容器及び前記放射線遮蔽体を一体で吊り
    上げて、前記原子炉建屋から搬出することを特徴とする
    大型機器の搬出方法。
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