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JP2000504192A - Pacs無線技術を特徴とする無線および有線アクセスのための統合電気通信システム・アーキテクチャ - Google Patents

Pacs無線技術を特徴とする無線および有線アクセスのための統合電気通信システム・アーキテクチャ

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JP2000504192A
JP2000504192A JP9538835A JP53883597A JP2000504192A JP 2000504192 A JP2000504192 A JP 2000504192A JP 9538835 A JP9538835 A JP 9538835A JP 53883597 A JP53883597 A JP 53883597A JP 2000504192 A JP2000504192 A JP 2000504192A
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JP
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data
card
pacs
cage
wireless
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JP9538835A
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English (en)
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グリーニー,シャウン,ティー.
レランド,ケネス,ダブリュー.
Original Assignee
ベル コミュニケーションズ リサーチ,インコーポレイテッド
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 バックプレーン・バス(68)経由の、現場でアップグレード拡張が可能な小規模用途(たとえば80回線以下)からさらに多数の回線(たとえば30,000回線)を有する用途のどちらでも非常にコスト的に有利な電気通信システム(52〜82)を開示する。低バンド幅(たとえば64kbpsmu−law)の会話ならびに高バンド幅マルチメディア・データ・スイッチングを取り扱うのに充分な柔軟性がある統合音声/データ電気通信システムを使用する。本システムは適当な無線ネットワーク設備が利用できない場合にPACSインフラストラクチャの条件の代替として、「共同電話」または「PACS−on−POTS」のための低コスト独立PACSシステムとして構成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 PACS無線技術を特徴とする無線および有線アクセスのための統合電気通信シ ステム・アーキテクチャ 発明の分野 本発明は無線および有線アクセスの両方を提供する統合電気通信システムに関 する。さらに詳しくは、本発明はコスト面で有利な、アップグレード可能な、ま た有線および無線環境の両方で使用可能な、音声とデータの電気通信両方を提供 するためのシステムに関する。 発明の背景 高品質無線通信の爆発的要求に適合するように各種のシステムが開発され実現 されてきた。さらに、広域ネットワーク(たとえばインターネット)の使用が増 加し、データ通信をサポートするシステムに対しての要求は巨大になった。 パーソナル通信システム(PCS)はこうした要求に適合するように現在開発 されつつある。PACS(パーソナル・アクセス通信システム)はPCSの一つ で、屋内およびマイクロセルで使用する音声、データ、ビデオ画像をサポートす るように開発された。PACSではデジタル音声符号化およびデジタル変調を使 用しており、低速・ポータブルの使用をサポートするように設計されている。 図1に図示したように、PACSアーキテクチャは4つの主な構成要素からな る。すなわち、加入者ユニット(SU)として知られる設置型トランシーバ4ま たは携帯型トランシーバ2、ラジオ・ポート(RP)として知られる親機ユニッ ト(fixed base unit)6、ラジオポート制御ユニット(RPC U)8、およびアクセス・マネージャ(AM)10である。各々の設置型RP6 は各々のSUが多重方式でそのポートに同時アクセスできるような方法でインタ フェースA(エア・インタフェースー(air interface))経由で 多数のSU2および4と通信する。 PACSでは、低出力多重無線リンクが多数の分割された全二重デマンド割り 当てデジタル・チャンネルをRPと関連SUの各々の間に提供する。各々のRP は所定のキャリア周波数でビットストリームを送信する。次に、RPにアクセス する各々のSUは共通の所定キャリア周波数にバーストを送信することで応答す る。認可を要するPACSでは、大多数の無線周波数(RF)チャンネルが80 MHz間隔で周波数分割多重化される。PACSの変形であるPACS−UBは 1920および1930MHz以内の未認可PCSバンドについて米国内で開発 されたものである。PACS−UBは本来のPACS規格で使用している周波数 分割多重化の代わりとして時分割多重化を使用している。 PACSの利点の幾つかは比較的小規模の基地局(RP)への依存により生じ る。小型かつ比較的廉価なため、RPは電柱、建造物、トンネル、屋内または屋 外に広く配置でき、無線アクセスサービスについてきめ細かいサポートを提供で きる。比較的電力要求が小さいので、RPは電力線または電池で駆動できる。 PACSとPACS−UBはどちらも有線技術に近い価格および容量で有線同 様の品質の音声およびデータ通信サービスを行なえる。これらの規格は(1)無 線ローカル・ループ環境、(2)低移動性/高密度公衆アクセスPCS環境、( 3)構内(住宅内または事務所用)電話およびデータ環境を含む幾つかの環境で の使用に特に適している。 無線ローカル・ループ環境と低移動性/高密度公衆アクセスPCS環境では、 PACSは高度インテリジェント通信網(AIN:Advanced Intelligent Netwo rk)および統合サービス・デジタル通信網(ISDN:Integrated Services Di gital Network)有線ネットワークの原理に基づいたシステム・アーキテクチャ に依存している。AINはユーザが有線サービスと無線サービスに対して1本づ つ回線を保有して加入者が一つの場所から別の場所へ移動する際に途切れずに受 渡しできるようにすることを意図している。あるAINアーキテクチャは3レベ ルから構成される:インテリジェント・レベル、トランスポート・レベル、アク セス・レベルの3つである。インテリジェント・レベルはネットワー ク利用者に関する情報を格納するためのデータベースを含む。トランスポート・ レベルは情報の伝送を取り扱う。アクセス・レベルはネットワーク内の各利用者 にアクセスを提供しネットワーク内の各利用者の所在地を更新するデータベース を含む。 ISDNは、完全にネットワーク・フレーム・ワークであり、このネットワー クフ・レーム・ワークは共通チャンネル・シグナリング(CCS)と、ユーザ・ データの同時通信を提供するデジタル通信技術と、ネットワークを通じた他の関 連トラフィックとを使用する。ISDNは公衆電話回線網PSTNを補完する専 用のシグナリング・ネットワークを提供する。また、ネットワーク、すなわち、 PSTN上に音声トラフィックを転送するためまたはネットワークノードとエン ド・ユーザの間で新規データ・サービスを提供するためのどちらかに使用できる トラフィックをシグナリングするためのネットワークを提供する。 PACSアーキテクチャは、AINやISDN機能を含む前述の環境で有用な 一方で、既存の有線AINまたはISDNインフラストラクチャが存在しないよ うな無線ループまたは移動体PCS用途には適していない。さらに、PACSは 構内無線システム、特に小規模ビジネス設置では用途がきわめて限定されるよう に思われる。 小規模ビジネス環境内では、スモール・コンピュータ・システム・アーキテク チャ(SCSA)が用いられる。SCSAはコンピュータを用いた電話システム のオープン・インダストリ仕様である。SCSAアーキテクチャはSCxバス経 由で16ノード・システムまで階層的に接続されるローカルな非競合時間スロッ ト交換機SCバス・バックプレーンによる32枚のカード・ノードから構成され る。非競合SCバスはシステム設定で送信スロットをあらかじめ割り当てている ので、16.384Mbps(4048オクテット/フレーム)SCバスの動的 設定能力を制限してしまう。 動的設定能力を制限することに加えて、SCSAシステム内のノード間データ ・トラフィックは3つのバス上の転送を必要とする。すなわち、2つのノードで の2本のSCバスと相互接続するSCxバスである。制御メッセージは独立し たマルチマスタ接続バス上で転送される。つまりハードウェア接続を提供するに は比較的高度な交換が要求される。 SCSAシステム以外で、小規模ビジネス環境で頻繁に使用される他の従来の アーキテクチャとしては、電気通信機器メーカーから市販されている各種のキー ・システムやPBXアーキテクチャが挙げられる。キー・システムは代表的には 125回線以下のサービスを行ない、小型PBXは代表的には125回線から1 000回線、中規模PBXは1000回線から10,000回線、大規模PBX は10,000回線以上のサービスを提供する。しばしばこれらのグループの各 々で製品に異なるシステムアーキテクチャが適用される。つまり、既存のシステ ムを変更してユーザ数の増加に合わせた回線の追加を提供するのは非常に困難で ある。その結果、このようなシステムでのスケーラビリティ(拡張性)は比較的 限定されたものである。 上記に鑑みると、(PACSについて)「共同電話(village tel ephony)」環境(つまり移動性が低い高密度のユーザで特徴付けられる環 境)および(PACS−UBについて)構内電話およびデータ環境でのPACS およびPACS−UB無線アクセス技術の利点を提供することができるような、 特に低コスト、モジュラー方式でのアーキテクチャの必要性がある。何らかの詳 細な配線インフラストラクチャの前提を回避するため、「スタンドアロン」PA CS能力を提供でき、すなわち、既存のAINまたはISDNアーキテクチャな しに存在できるアーキテクチャがこれに関連して必要とされている。 発明の要約 上記の必要性およびその他の必要性に対処する上で、本願発明者は広範囲の電 気通信サービスのモジュール化および統合サポートの重要性を認識した開発設計 を行った。共同電話システムまたは構内音声/データシステムがサポートする端 末数で3桁にわたることがあることから、システム・コストとシステム・ハード ウェア量の両面で、モジュール化は重要な特性である。さらに、データ接続の爆 発的な成長(主としてインターネット・アクセスが加速している)に鑑みて、シ ステムが広範囲な電気通信サービスをサポートできるようにするのが望ましい。 有線アクセスならびに無線アクセスの統合的なサポートは、ビジネス通信環境に おける有線音声端末を提供するかまたはPACS無線技術で可能な究めて高いデ ータ通信速度を実現するかのいずれかで究めて望ましいことである。 したがって本発明の目的は小規模用途ではコスト的に非常に有利(たとえば8 0回線以下の環境)また、究めて多数の追加回線(たとえば30,000回線) を有するような用途に現場でアップグレード/拡張可能な電気通信システムを提 供することにある。本発明のさらなる目的は低バンド幅(たとえば64kbps mu−law)の音声並びに高バンド幅マルチメディア・データ交換を処理でき るほど柔軟な統合音声/データ電気通信システムを提供することである。さらに 本発明の別の目的は、「共同電話」または「PACS−on−POTS」の用途 において適当な無線ネットワーク機能が利用できない場合にPACSインフラス トラクチャの要求に代わるものとして、低コストでスタンドアロンのPACSシ ステムを提供することにある。 以下でさらに詳細に説明するように、本発明は動的に割り当てられる非常に高 いバス・バンド幅(1.0486Gbps)を提供することでシステムが使用統 計を利用できるようにする。さらに、本発明によれば、全てのデータおよび制御 トラフィックが共通の32ビット幅バックプレーンを使用する。小規模システム では単一カード・ケ−ジで実現できる。大規模システムでは単一の高バンド幅シ リアル・ファイバー・リンクを介してリング構造に相互接続した多数のカード・ ケ−ジを使用する。ケ−ジ間の接続を提供するハードウェアには交換は必要とし ない。 従来技術のキー・システムとは対照的に、本発明では非常に少ない回線(たと えば10回線以下)しか必要としないような用途から、30,000回線を擁す るシステムまで悠々と包含する。最後に、システム・バックプレーンはデスクト ップおよび無線音声およびデータ端末機器への音声帯域レートの音声およびデー タ接続に加えて、デスクトップ・コンピューティング・ステーションへの高速有 線接続をサポートできる充分に広いバンド幅を有する。 本発明のその他の利点は後述の本発明の詳細な説明を参照すれば当業者には明 らかであろう。 図面の簡単な説明 図面において、 図1は従来のPACSアーキテクチャのブロック図である。 図2は本発明の実施例による電気通信システムのブロック図である。 図3は本発明によるバックプレーン・フレーム構造の構成図である。 図4は本発明による制御チャンネルの構成図である。 図5は本発明によるアドレス・ワードビット割り当ての説明図である。 図6は本発明によるアドレス・データワードの説明図である。 図7は本発明によるマルチケ−ジ・システムを示すブロック図である。 好適実施例の詳細な説明 以下は本発明の好適な実施形態の説明である。第一に、本発明のシングル・ケ ージの実施形態を説明する。後述するように、このシステムは無線ローカル・ル ープ環境、「共同電話」環境、および/または構内環境に特に適している。本発 明によって提供される拡張性を示すマルチ・ケ−ジの実施形態についても説明す る。 図2は本発明によるシングル・ケ−ジ実施例を示すブロック図である。電気通 信システム50は各種通信装置への音声およびデータのアクセスを提供するユニ ット75を含む。後述するように、本システムは別のネットワークに構成した各 種の端末の間で有線および無線の音声およびデータ通信を提供する。本実施形態 において、システムは「スタンドアロン」の端末の間のアクセスを提供し、また PSTNの端末、PACSによる無線ネットワークの端末、広域ネットワーク( WAN)端末、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)端末の間でアクセス を提供する。 図示したように、PSTNの一部を構成する中央局(CO)交換機へ幹線66 が接続する。シリアル・インタフェース64はLAN62へ接続できるPPPサ ーバ60へのアクセスを提供する。このアーキテクチャはWAN(たとえば全地 球的なインターネット等)とリンクするルータ(たとえばIP(Internet Proto col:インターネット・プロトコル)ルータ)も同様にサポートできる。 1台または2台以上のスタンドアロン端末、たとえばパーソナル・コンピュー タ58もデータ(または音声)伝送のためにシステム50にアクセスできる。同 様に1台または2台以上の音声端末、たとえば有線電話機56が有線での音声ア クセスを提供する。 図示したように、システム50はPACSまたはPACS−UBアーキテクチ ャをサポートする。1台または2台以上のRP54はその各々が複数の端末、た とえば携帯端末52にサービスを提供でき、ユニット75を介してPSTNや図 示した他の端末に接続される。このアーキテクチャは比較的高密度で移動性の低 い無線ユーザに特に適している。 これらの相互接続を行なうカード・ケ−ジ75は制御プロセッサ・カード72 と数枚の周辺機器カード70,74,76,78,80,82を接続するバック プレーン・バス68を主に含んでいる。バックプレーン・バス68は各種周辺装 置とユニット75に接続されたネットワークの間の高速通信を提供する。以下で さらに詳細に説明するアドレシング方式を用いると、バックプレーン・バス68 は、本明細書では制御プロセッサ・カード72の制御下で、以下制御ユニット( CU)と呼ぶことにするが、いずれか2台のシステム・エンティティ間のメッセ ージ・ストリームまたは情報ストリーム通信パスを提供する。 この例では、周辺機器カードがPSTNインタフェース・カード70、複数の RPCUカード1〜N(カード74およびカード80で表わされる)、有線子局 制御ユニット(wired station control unit)・カ ード(WSCU)78、ハブ・コントローラ・カード78、フィーチャ・カード 82およびデータ・インターワーキング周辺カード84を含む。これらの周辺装 置カード各々の一般的説明を以下で述べる。 PSTNインタフェース・カード70は電話サービスをサポートする主ネット ワーク・インタフェース周辺装置として機能する。デジタルまたはアナログ回線 どちらかからなる幹線66はローカル交換機中央局からの回線インタフェースを 提供する。アナログPOTSまたはISDNインタフェースのどちらかに加えて 、PSTNインタフェース・カードは32Kb/秒ADPCM(空中およびバッ クプレーンで使用する)とアナログ波形または64Kb/秒PCMのいずれかと の間で音声を相互変換する。数個のワイヤ・ドロップがPSTNインタフェース 70とインタフェースする。しかし、2個のワイヤ・ドロップしか与えられない 場合、および2対4ワイヤ・ハイブリッドが設備内または中央局内に配置されて いない場合、この周辺装置はエコー制御制限を実装する必要がある。 単一カード・ケ−ジ・システムの場合(または連鎖するカード・ケ−ジ制御ユ ニットが後述する実施形態にしたがって使用されている場合)、最初のPSTN インタフェース・カードはアナログPOTS回線と接続し音声端末に対する外線 として利用できるようにする。ダイアル情報はシステム制御ユニット・カード7 2からPSTNインタフェース・カード70へバックプレーン仮想制御チャンネ ル経由で通信される。コール・プロセス・トーンはデジタル化されクライアント 音声端末へ戻る割り当て可能なバックプレーン時間スロットの一つを経由してバ ンド内に渡される。 RPCUカード76および82は図1を参照して一般的に説明する無線特有の 機能をサポートする集中アーキテクチャを提供する。PACSおよびPACS− UBのアーキテクチャの概念によれば、各RPCUは複数のRP54にサービス し、RP54は代わりに数台のSU52に無線アクセスを提供する。従来技術で 知られているように、RP54は最少コストでサービス地域を高密度でカバーで きるようにするために限られた機能しか備えていない。RP54は高性能モデム 機能を提供し、ダウンリンク(RPCUからSUへ)の情報ストリームをベース バンドからRF帯へ変換し、逆にアップリンク(SUからRPCUへ)情報スト リームをRF帯からベースバンドへエラー検出付きで変換する。図示したように 、RP54はRPCU周辺装置(この実施例ではカード76および80)に標準 的なツイスト・ぺア線分配配線を介してインタフェースしている。 リモート・ラジオ・ポート電子装置へのツイスト・ペア線インタフェースは全 二重デジタル・リンクとDC電力の両方を供給する。大規模PACS−UBシス テムでは、リモート・ポート電子機器はシステム・コントローラから相当離れた 距離に配置されることがある。リンクの信頼性を向上するためには、端末間の伝 送レートを最小限に押えるのが望ましい。たとえば、エア・インタフェース・レ ート384Kb/秒は時分割方式で共有するので、各々の半二重方向では192 Kb/秒の回線インタフェースに適応したレートでFIFOバッファを使用でき る。 RPCU周辺装置76および80は無線特有のPACSプロトコルの多くと接 続する。各々がエア・インタフェース資源のSU要求を処理し、バスおよびその 他の周辺装置資源、たとえば要素64,60,62を介したネットワーク・イン タフェース等のための要求を行なう。さらに、RPCUはサービスを行なってい るRPで全ての時間スロットについての接続状態に関する情報を保持しているた め、高レベルの情報および指示をRPに提供して、RPをスペクトル使用規則に 適合させることができる。この例では、単一のRPCU周辺装置カード、たとえ ばカード76または80が、全二重音声品質(32Kb/秒)合計8チャンネル 分について2台のシングル・キャリアRPまたは1台の2重キャリアRPにサー ビスすることができる。 ツイスト・ペア線およびバックプレーン・インタフェースを含む以外にもRPC U周辺装置は小規模なリアルタイム・カーネルを実行する専用マイクロコントロ ーラを含むのが望ましい。プロセッサは周辺装置に対して制御ユニット72と通 信し、サービスされるRPを管理および通信し、リンク保守および呼制御アルゴ リズムで使用される高次プロトコルと接続させるために必要なインテリジェンス を提供する。 1台または2台以上のWSCUカード78は1台の有線子局56で図示してあ る有線子局の使用をサポートする。このような有線子局は1台だけが図2に図示 してあるが、各々のWSCUカード78はRPCU周辺装置カードがサポートで きる全二重32Kb/秒8チャンネルと同様の方法で8台までの子局をサポート することができる。 本実施形態では、有線子局は有線端末にファントム電力とバンド内高速チャン ネル(たとえば64Kb/秒mu−lawPCM)およびバンド外低速制御チャ ンネル(呼処理のためのキー押し下げ)両方での時分割多重TDDデジタル・デ ータを伝送する1本のツイスト・ぺア線経由でWSCUカード78とインタフェ ースする。WSCUカード78は、たとえば、PACSレイヤ3プロトコル・メ ッセージ(種別INFO)を使用してキー押し下げおよびフック状態メッセージ を(アップリンク方向に)通信し、子局ディスプレイを制御してユーザ・シグナ リングまたはキーパッド入力を(ダウンリンク方向で)要求する。周辺装置はR PCUカード74および80と同じ実装内容を用いて、たとえばボイスメール・ システムとの通信のような発呼後ダイアリング用途のためにキー押下制御チャン ネル・メッセージをオーディオ・チャンネルのDTMFに変換する。 データ・インターワーキング周辺装置84もPACSにおけるデータ・サービ ス用に従来のアーキテクチャ定義に適合している。機能的には、データ・インタ ーワーキング周辺装置84は回線インタフェース周辺装置70と同様であるが、 音声サービスの代わりに非音声サービスに使用する、もう一つのネットワーク・ インタフェース周辺機器と見なすことができる。たとえば、SUがサービスする RPCUに対してデータ発呼をセットアップするように信号する場合、RPCU はバックプレーン資源を要求して、データ・インターワーキング周辺装置84か らのサービスを要求しこれとの間で情報ストリームを通信する。データ・インタ ーワーキング周辺装置は周知のデータ線用プロトコルを介してデータ・インター ワーキング機能(IWF)と通信する。IWFはサービスで要求された特定のネ ットワーク・インタフェース・プロトコルを処理する。望ましくは、IWFはI Pインターワーキングをサポートして、ローカルなIPを用いた企業体データ・ ネットワークおよび世界的なインターネットの両方へのアクセスが行なえるよう にすべきである。 コントローラ・カード78: パワフルなデスクトップ・コンピュータとこれらを接続する必要性が増加した ので、コンピュータ・ネットワーク・ハードウェアに対する相当な要求が発生し ている。現代のビジネス通信システムではコンピューティングと電話ハードウェ アを統合し新機能(たとえばコンピュータ/電話の統合化)に重点を置く動きが 盛んである。特に小規模なビジネスでは、音声および基本的高速データ接続の各 々のために物理的に別々のネットワーク・ハードウェアを使用しなければならな い代わりとして、同じシステム・アーキテクチャで音声並びに基本的高速データ 接続の双方を提供することは有利であろう。システム・バックプレーンはこうし た有意な容量を保有しているので、多数の時間スロットを用意して高速共有メデ ィアデータ接続をサポートし、またバックプレーン周辺装置を用いて接続されて いるデスクトップ・コンピュータ間での資源利用を調停することが容易である。 この周辺装置はスタンドアロンのイーサネット・ハブ・コントローラと極めて類 似した動作を行なうので、図2にはそのようにラベルをつけてある。 フィーチャ・カード82: 付加したフィーチャ機能はシステム・ソフトウェアかまたはハードウェアで「 フィーチャ・カード」として提供される。たとえば、一組のカンファレンス・ブ リッジを周辺機器カードに実装してバックプレーンから低速3者間通話およびそ の他複数間通話へのインタフェースを設定できる。 フルに搭載されるカード・ケ−ジは10ないし16枚のカードを含む。たとえ ば、各々のカードは有線端末8本またはPACS−UBのRP2台のいずれかを サポートできる。これにより物理的なカード・スロットの幾つかがネットワーク ・インタフェース機能に割かれていると仮定して、ケ−ジあたり(同時)80回 線の近似容量が得られる。 端末にサービスを提供する周辺装置は前述の高速バックプレーン・バス68と 各ユニット75に提供されている固定CU72でサポートされる。CU72は音 声およびデータの回路の切り替え接続を行う。高速デジタル・バックプレーン・ バス68は時間スロット交換をデータ交換のために行う。この特定の例では、固 定CUおよび高速バックプレーンを有するカード・ケ−ジに31台までのスレー ブ周辺カードを挿入することができる。このアーキテクチャは比較的小規模の企 業(たとえば80回線以下を使用する企業等)で特に有用な低コストのシステム を提供する。同時に、このアーキテクチャによってもっと大型の、20,000 回線以上を使用するシステムへのエレガントな増加移行パスが得られる。 図3に示すように、バックプレーンは32ビット幅でフレームあたり4096 時間スロットを有している。各々の32ビット時間スロットは8ビット×4オク テットに分割され、各々が4つの物理チャンネル0,1,2,3(各々ビット0 〜7,8〜15,16〜23,24〜31)を形成する。フレームは125μ秒 ごとに反復するので8kHz音声サンプリング・レートに対応するレートとなる 。1,0486Gbpsでは、バックプレーンはフレームあたり16,384( 16k)オクテット・スロットをデータおよび音声通信に提供し、フレーム内の 各オクテットは単方向64kbpsチャンネルを提供する。 フレームの最後の256時間スロットでは4オクテット全部(チャンネル0〜 3)がシステム制御データ(符号104)に割り当てられ、最初の256時間ス ロットでは(符号102)、各々最下位オクテット(チャンネルO)がシステム 制御データに割り当てられている。つまり、回路交換データには15,000以 上の割り当て可能なオクテットが利用できる状態で残っている。これにより、た とえば単純に全二重音声通信を同時に7,500回線サポートできることになり 、稼動率が25%以下と仮定すれば音声端末30,000台をサポートできる。 図4は各フレームの最後の256時間スロットに提供される制御チャンネル( 図3で符号104で図示したもの)を示す。フレームNの最後の256時間スロ ットの各々はフレームN+2の最初の256時間スロットの一つと対になってお り特定の一つのカード・ケ−ジに割り当てられている。上位オクテット106( データ・ビット24〜31とデータ・ビット16〜23)は特定カード上の特定 レジスタを選択するアドレス・バイトとして定義される。アドレス・バイトの構 造を図5に示す。 各時間スロットの次のオクテット(データ・ビット8〜15)はCUからスレ ーブ側カードへ書き込まれるデータ・バイト108を含む。最後のオクテット1 10(データ・ビット07)はスレーブ・カードからコントローラCUへ要求さ れていないサービス要求のためにリザーブされる。フレームの最初の256時間 スロット(図3では符号102)では、最下位オクテット(データ・ビット0〜 7)だけが制御チャンネルに割り当てられる。これはスレーブ・カードからシス テムCUへの応答データ・バイト(図4の112)を含む。全体として、CUと の双方向通信のために各ケ−ジには5オクテットが割り当てられている。たとえ ば、時間スロット0の物理チャンネル0(第1のオクテット)と時間スロット3 840(最後の356スロット・ブロックのスロット0)の物理チャンネル0〜 3(4つ全部のオクテット)はケ−ジ0に割り当てられる。同様に、物理チャン ネル1と3841はケ−ジ1に割り当てられ、以下同様である。 図4に示しているように、最終ケ−ジN(16進FF)の出力からケ−ジ0( 16進00)の入力へ1フレームまでの遅延がある。この遅延はN回行なわれる パラレル−シリアル−パラレル変換(カスケードあたり一つの変換セット)から の予測できない集合遅延を保証するために含まれるもので、つまり、最大限に構 成したシステムは255個のカード・ケ−ジを有する。 特定ケ−ジの特定カードにある特定レジスタにアドレスするには、制御チャン ネル・スロットのロケーションと16ビット・アドレスの組み合わせを用いる。 たとえば、システムの第1のケ−ジ(ケ−ジ0)では、時間スロット3840の 物理チャンネル2と3が連結されてデータ・メッセージ通信のためのアドレス1 6ビットを提供する。ビット15(最上位ビット)はリード/ライト・ビットで 、ビット10〜14はケ−ジ内で考えられる32のカードロケーションの一つに アドレスするために使用する。残りの10ビット(0〜9)は周辺カード・レジ スタのアドレシングに利用できる(図5参照)。 各ケ−ジは最後の256時間スロットの一つをそのケ−ジのスレーブ・カード からシステムCUへの制御チャンネルとして割り当ててある。その時間スロット で下位のオクテット110はスレーブ・カードから呼処理CUへ要求されなかっ たサービス要求のためにリザーブされる。このオクテットはケ−ジ内のカードで 共有する資源である。有線AND制御線が自己調停のためにも提供される。各カ ードは特定の物理スロットへキーされる。たとえば、物理ケ−ジ・スロット番号 3のカードはバックプレーン・コネクタ経由でこれに渡される5本の結線済みア ドレス線を調べることによってスロット3にあることが分かる。スロット1のカ ードがサービス要求オクテットをアクセスしたい場合、フレームの第1の64時 間スロットのどこかでサービス要求調停制御線をローに引き下げる(pull) 必要がある。スロット2のカードがサービス要求オクテットを希望する場合、最 初に制御線を調べてカード1がオクテットの制御を掌握したか判定し、違う場合 にはフレームの第2の64時間スロットのどこかで制御線をローに引き下げる。 最初の32個の時間スロット・グループでこれが続き、制御チャンネルが到着し た地点で一つだけのカードがサービス要求オクテットへのアクセスを許可される 。 このアーキテクチャによると、スレーブ・カードのレジスタからCUへのデー タパスは時間スロット0の物理チャンネル0で提供される。ケ−ジ1〜254か らケ−ジ0への逆方向通信に固有の1フレーム分の時間的遅延のため、ケ−ジ0 にあるカードは図4を参照して前述したように、1フレーム分データ読み込みの ための応答データを遅延させる必要がある。つまり、ケ−ジ1は時間スロット1 と3841、ケ−ジ2は時間スロット2と3841を使用し、以下同様である。 本発明で用いるブロードキャスト・チャンネルは高次レイヤPACSプロトコ ルの機能にとって必須である。PACS−UBは認可および未認可システムの間 の相互運用性を拡張するため、PACSと共通のレイヤ2およびレイヤ3プロト コルを指定している。様々な時間に、固定システム・インフラストラクチャは空 中で移動局への各種情報をストリームしなければならない。この情報には、ポー トID、システムID、アクセス権、登録地域ID、暗号化モジュール、または 移動局パラメータを変更するためのメッセージ等の項目があるシステム情報チャ ンネル、登録非活動移動局に対して着呼を受信したことを知らせるために警報ま たは「鳴動」メッセージが送出される警報チャンネルを含む。これらの項目の多 くはシステム起動時にシステム・コントローラからRPCU周辺装置へ1回ダウ ンロードされ、適切な時間に適切なメッセージに対してこの情報のフォーマット をRPCUによって行なう。しかし、コントローラは着呼要求を処理して警報メ ッセージを作成し、警報区域へブロードキャストされるようにする(この例では システム全体)するためにリアルタイムで介在しなければならない。前述のよう に、システム・コントローラがブロードキャスト機能を実現する本発明の方法で は、制御チャンネル時間スロット(スロット番号255)を全ブロードキャスト ・メッセージについて使用する(図4参照)。これにより大規模システムで一つ だけのケ−ジでサポートできるケ−ジの最大個数が255に減少するが、システ ムのケ−ジ全部にある全ての周辺装置カードに一つのメッセージを到達させるこ とができるようになる。周辺装置バックプレーン・インタフェースについての制 約は、そのケ−ジについてのブロードキャスト時間スロットと制御時間スロット が隣接しているためバックプレーン上の2つの連続した時間スロットをケ−ジ2 54の任意の周辺装置が読み取れなければならないということである。 単一のケ−ジ・アーキテクチャにシステムが限定されないことが本発明の特徴 である。たとえば、図7に示した実施形態において、本システムはシリアル高速 ファイバー・リンク150でカスケード接続される255台までのケ−ジをサポ ートできる。これはシステムの最大設定で20,000回線以上を提供すると同 時に、最小限のシステム設定では、第2のケ−ジやカスケード接続ハードウェア を必要とする前に80回線までをサポートできるようにしている。システム・キ ャパシティの要求が増大したら、追加のケ−ジを高速(1.0486Gb/秒) シリアル・リンク経由でカスケード接続することができる。追加の各ケ−ジはリ ング状に順番に接続される。 マルチ−ケ−ジ・システムの好適実施形態において、ケ−ジ・コントローラ・ カードは各ケ−ジのカード・スロット・アドレス0に装着する。カードはバック プレーンの32,768MHzクロックおよび独立したフレーム・スタート・パ ルスを提供してスレーブ・カードがバックプレーン・タイミングに同期できるよ うにする。フレーム・スタート線はフレームのスロット0の間は高い値でそれ以 外では低い値になる。スロット0の間ケ−ジ・コントローラはチャンネル1にケ −ジ番号を流して、スレーブ・カードにどのケ−ジへ接続されているのか、また どの制御チャンネルをモニタすべきかが分かるようにしなければならない。同期 ビット・パターンは時間スロット0のチャンネル2と3に置かれ、カスケード接 続カードがフレーム・タイミングを復元できるようにする。ケ−ジ・コントロー ラ・カードはケ−ジ0のシステムCUまたはカスケード・カードのどちらかであ る。 カードの物理アドレスは各カード・スロットに適当なレベルで結成された5本 のバックプレーン線でハードウェア的に符号化される。このようにすると、カー ドは「ホット」プラグインが可能であり2フレーム期間(250マイクロ秒)以 内にどのケ−ジにはいっているかまたどの物理スロットに差し込まれているかを 知ることができる。このようにすると、カードはどの制御チャンネル時間スロッ トをモニタするかとどのアドレス範囲に応答するかが分かる。つまり、カードは オペレーティングシステムに接続でき、システム内のアドレスを自動的に決定で き、設定のために主制御ユニットへサービス要求を送信できる。 シンプレックス時間/チャンネル割り当ては2データ・オクテットに含まれる 14ビットで通信する。2個のMSBが物理チャンネルを定義し12個のMSB が時間スロットを定義する(図4参照)。カードあたり8回線の容量を持つ16 枚のカードを各々が含む255台のケ−ジでは、32640回線の容量を提供す る。制御チャンネル5チャンネルだけ256時間スロット少ない4物理チャンネ ル4096時間スロットでは14,104シンプレックス・チャンネルまたは7 ,552全二重呼となる。前述したように、稼動率25%と仮定すると30,2 08回線が得られる。 シングルケ−ジ・システムでは、スロット割り当ては呼処理によって行なわれ るので一つだけの装置が任意の時間/チャンネル・オクテットへ書き込みアクセ スを許容される。一方、マルチケ−ジ・システムでは、先行ケ−ジにリンクされ たカスケード接続カードと同一ケ−ジにある他のスレーブ・カードの間に競合が 存在する。時間/チャンネル・オクテットはケ−ジ内の一つのCUによって未だ 割り当てられているが、カスケード接続カードは先行ケ−ジのバックプレーンに 見付かったデータを呼処理の知識なしで盲目的に反復する。 さらに、N台のケ−ジを有するシステムでは可変遅延線をケ−ジN−1の出力 とケ−ジ0の入力の間に挿入することになり、結果として最大数のケ−ジが使用 されているケ−ジ0へ正確に1フレームの遅延をフィードバックする。これはル ープが閉じている時にフレーム・スロット構造を保持する。これはまたデータ読 み取りコマンドへの応答データについてケ−ジ1からケ−ジN−1までのカード に1フレームの遅延を挿入する。したがって、ケ−ジ0のカードはそれらのロケ ーションを認識して自分自身で1フレームの遅延を挿入し、システムの残りの部 分と整列するようにしなければならない。 フレームの第1の時間スロットの上位2オクテットに位置するフレーム同期ワ ード(frame sync word)はフレームおよび時間スロット同期を提供する。各ケ −ジは1.0486Gb/秒シリアル・リンクの使用で必要とされるパラレル− シリアル−パラレル変換に起因して直前のケ−ジのタイミングに参照されるM個 の時間スロット遅延を提供する。カード・アドレス復号のためにケ−ジ番号は各 ケ−ジの第1の時間スロットの第2のオクテットに表示されるので、ケ−ジN− 1のカードはシステムのケ−ジ0フレームタイミングに対するそれらのローカル なケ−ジ・タイミングで(N−1)M時間スロット遅延を認識できることになる 。この相対タイミング情報はフレーム開始タイミングから整数スロット時間を減 算するためにRPCUカードでも使用されて、PACS−UBプロトコルで要求 されるような全無線ポートでのスーパーフレームおよびハイパーフレーム同期が システム全体で行なえる。結果として得られる時間精度は優に1マイクロ秒以内 である。 フレーム同期ワードは16フレーム・スーパーフレームの第1フレームに非反 転送信される。スーパーフレーム構造では長さ16フレームのpnシーケンスに 基づくビット・スクランブルが行なえる。これによりユーザ・データに埋め込む ことのできるフレーム同期ワードの一貫した出現を阻止する。 ケ−ジ1からケ−ジN−1で、高速シリアル受信器はバスクロック信号を生成 しフレーム同期は直前のケ−ジからのフレーム・データをプルし、コピーする。 この受信器は呼処理状態の知識を保持する必要がない点でかなりシンプルである 。たとえば、4本の結線AND制御線を用いてフレーム内の特定オクテットに書 き込むべきかまたは3状態とすべきかを受信器カードに示すことができ、ローカ ル・カードの1枚をスロットに埋めることができる。スレーブ・カードがバック プレーンに書き込むスロットに先行して時間スロットでは、スレーブ・カードは 適当な制御線をローに引き下げて受信器カードに対し次の時間スロットのそのオ クテットを3状態とすべきことを示す。これで同一ケ−ジ内のカスケード接続カ ードと他のスレーブ・カードの間に前述したように起こり得る衝突を解決する。 前述のCUの機能は、たとえばインテル社製x86プロセッサ・ファミリー上 の市販カーネルで呼制御ソフトウェアを実行することで実現できる。本発明によ る他の設定を用いることも当然のことながら可能である。 バックプレーン交換ファブリックは1つまたは2つ以上の64kbpsデータ ・ストリームのグループを交換するのでシステムはケ−ジに接続したカードの性 質に関して非常に柔軟性が高い。たとえば、データ・インターワーキング・カー ドを用いてPACSデータ・アーキテクチャあたりで無線データをサポートする ことができる。音声パス・ブリッジング(たとえば電話会議または3者間通話用 )、音声メッセージその他のための追加カードも使用できる。 大規模システムにアクセス管理カードを迫加してアクセス認証やリンク暗号化 のためのキー管理等のタスクから主CUを開放することができる。この点に関し て、PACSの仕様では無線システムに多数のサービスを提供するAM機能を記 載している。プロトタイプのPACS−UBシステムは呼制御ソフトウェアの統 合コンポーネントとしてこれらの機能の一部を実装している。これらの機能は、 SU登録レコードの設定、保守、クリアランス、並びに関連無線システムの割り 当て、恐らくSU認定の解読を含むSU登録要求の認証と有効化、回線インタフ ェース周辺機器からの着呼サービス要求に応答した呼の配給に関するSU警告の 開始、登録レコード経由のSU発呼試行のレギュレーションが含まれる。PAC S仕様では標準の国内ISDN−1メッセージ(standard National ISDN-lmess age)の使用によるISDNチャンネル上のRPCUからAMへの通信を必要と している。プライベート・アクセス電話/データシステムでは、プライベート・ ユーザグループを管理するためにローカルなAM機能を提供するのが望ましい。 システムに対して他の変更を加えることも可能である。たとえば、異なるエア ・インタフエース・プロトコルのために異なるRPCU周辺機器を規定し、バッ クプレーン構造および呼処理ソフトウェアの機能に相対的な一般性を付与するこ とが考えられる。 本発明の前述の目的実現に関して本発明の好適実施例の詳細を説明した。この 説明が単なる例であることは理解されるべきである。本発明の趣旨と範囲内にあ るさらに多くの変形および変更が当業者には明らかであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/24 7/26 7/30 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),AU,CA,CN,J P,KR,MX,SG (72)発明者 レランド,ケネス,ダブリュー. アメリカ合衆国 07701 ニュージャージ ー州 ミドルタウン ウエランド ロード 149

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ユーザ通信信号を交換するように設定された複数の端末を有する通信シス テムにおいて、前記端末間で前記ユーザ通信信号を転送するための装置であって 多数のモジュラー接続手段を有するバックプレーン・バスと、 前記モジュラー接続手段の少なくとも一つを介して前記バックプレーン・バス に接続されたコントローラ装置と、 各々が前記多数のモジュラー接続手段の少なくとも一つを介して前記バックプ レーン・バスに接続され、前記コントローラ装置によって決定されたフォーマッ ト並びに速度で前記バックプレーン・バス経由で前記ユーザ通信信号を提供する ように構成された複数のインタフェース装置と を有し、 前記フォーマットは複数フレーム間で前記ユーザ通信信号が分割され、各フレ ームは所定数の時間スロットを有し、第1の個数の前記時間スロットはシステム 制御データを提供し第2の個数の前記時間スロットは前記ユーザ通信信号に対応 するユーザ・データを提供することを特徴とする装置。 2. 前記インタフェース装置の少なくとも1台は無線送受信機との間で時分割 ベースバンド・フォーマットでユーザ通信信号を通信する無線制御ユニットを含 み、前記無線送受信機は1台または2台以上の無線端末に無線アクセスを提供す ることを特徴とする請求項1に記載の装置。 3. 前記時分割ベースバンド・フォーマットはパーソナル・アクセス通信シス テム・プロトコルで規定されたフォーマットであることを特徴とする請求項1に 記載の装置。 4. 前記システム制御データの一部は前記複数のインタフェース装置の1台に 常駐する宛先を表わすアドレシング・データを含むことを特徴とする請求項1に 記載の装置。 5. 前記アドレシング・データは前記多数のモジュラー接続手段の選択した1 台のロケーションを表わすカード・アドレス・データと、前記多数のモジュラー 接続手段の前記選択した1台に関連するレジスタ・アドレスを表わすレジスタ・ アドレス・データとを含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。 6. 前記バックプレーンと、前記コントローラ装置と、前記複数のインタフェ ース装置はモジュラーカード・ケ−ジ・アセンブリに提供されることを特徴とす る請求項1に記載の装置。 7. 所定数までの前記インタフェース装置が前記コントローラ装置のスレーブ として前記カード・ケ−ジ・アセンブリに提供されることを特徴とする請求項6 に記載の装置。 8. 各々がバックプレーン・バスと、コントローラ装置と、1台または2台以 上の周辺装置とを含む複数のモジュラーカード・ケ−ジ・アセンブリをさらに含 み、各々のモジュラーカード・ケ−ジ・アセンブリの各々のコントローラ装置は シリアル通信インタフェースによるデイジーチェーン構造でリンクされることを 特徴とする請求項6に記載の装置。 9. 前記シリアル通信インタフェースは前記バックプレーン・バス経由でデー タが送信されるレートに等しいレートでデータを送信することを特徴とする請求 項6に記載の装置。
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