[go: up one dir, main page]

JP2000516284A - 微粒子重合体の製造方法 - Google Patents

微粒子重合体の製造方法

Info

Publication number
JP2000516284A
JP2000516284A JP10510332A JP51033298A JP2000516284A JP 2000516284 A JP2000516284 A JP 2000516284A JP 10510332 A JP10510332 A JP 10510332A JP 51033298 A JP51033298 A JP 51033298A JP 2000516284 A JP2000516284 A JP 2000516284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymerization
monomer
monomers
emulsion
polymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10510332A
Other languages
English (en)
Inventor
マッキー,グラハム,エドモンド
レンツ,ギュンター
ジャーンス,エッケハルト
カステンフーバー,ヴァルター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JP2000516284A publication Critical patent/JP2000516284A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2/00Processes of polymerisation
    • C08F2/12Polymerisation in non-solvents
    • C08F2/16Aqueous medium
    • C08F2/22Emulsion polymerisation
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/0802Preparation methods
    • G03G9/0804Preparation methods whereby the components are brought together in a liquid dispersing medium
    • G03G9/0806Preparation methods whereby the components are brought together in a liquid dispersing medium whereby chemical synthesis of at least one of the toner components takes place
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F291/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to macromolecular compounds according to more than one of the groups C08F251/00 - C08F289/00

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 フリーラジカル重合により重合して重合体Pを形成し得る一種類もしくは複数種類の単量体M、水、および少なくとも一種類の保護コロイドPCから、高剪断力作用により乳濁液Eを製造し、この乳濁液Eを、フリーラジカル重合開始剤RIの使用下に、反応器中における重合に附することにより、0.1から50μmの平均粒径d50を有する微粒子重合体Pを製造する方法であって、重合の開始に当たって、乳濁液Eの75重量%を超えない部分(Eの当初装填部分)を反応器に装填し、乳濁液Eの少なくとも25重量%の部分(Eの給送部分)を重合の開始後まで反応器に給送しないことを特徴とする方法。

Description

【発明の詳細な説明】 微粒子重合体の製造方法 本発明は、 フリーラジカル重合により重合して重合体Pを形成し得る一種類もしくは複数 種類の単量体M、 水、および 少なくとも一種類の保護コロイドPCから、高剪断力作用により乳濁液Eを製 造し、この乳濁液Eを、フリーラジカル重合開始剤RIの使用下に、反応器中に おける重合に附することにより、0.1から50μmの平均粒径d50を有する微 粒子重合体Pを製造する新規方法に関する。 本発明は、さらに上記方法の特殊な実施態様、ならびにこの方法により製造さ れた微粒子重合体P、およびその熱可塑性成形材料の添加剤としての、または複 写機用トーナーとしての用途に関する。 微粒子重合体製造は、例えば乳化重合または懸濁重合による。乳化重合におい ては、単量体は原則的に水に乳化せしめられ、水性相に可溶性の重合開始剤およ び乳化剤の使用下に重合に附され、比較的微小の、通常、30から1000nm 径の重合体粒子が得られる。懸濁重合においては、単量体は通常、単量体粒子ま たは重合体粒子が相互に凝集、膠着するのを防止する保護コロイドの使用下に水 に懸濁せしめられ、単量体に可溶性の開始剤を使用して重合に附され、比較的大 きい粒径、一般的に50から5000μmの重合体粒子が得られる。 懸濁重合の変形法としてマイクロサスペンジョン重合法がある。この場合、単 量体、水および保護コロイドの混合物は、例えば極めて高速かつ緊密な撹拌によ りもたらされる高剪断力の作用に附され、通常の懸濁重合の場合より小径の、通 常0.1から50μmの単量体粒子が、これから重合体粒子が得られる。 スチレン/ジビニルベンゼン混合物のこのような微小懸濁重合は、例えば、「 リアクティブ、ポリマーズ」20(1993)、111−121頁におけるL. ダニチャーらの報文に記載されており、またスチレン/n−ブチルアクリ ラート混合物の微小懸濁重合は、「ジャーナル、オブ、アプライド、ポリマー、 サイエンス」50(1993)、107−113頁におけるM.カミヤマの報文 に記載されている。 独国特許2618761号公報は、ビニルクロリド重合のためのこのような方 法を開示している。 欧州特願公告38208号公報には、ビニルモノマーから複写機トーナー粒子 (顔料含有)製造のための同様の重合法が記載されている。 同443609号公報および米国特許4071670号明細書は、特殊な高速 撹拌器を使用して、ビニルモノマーを重合させる微小懸濁重合法を開示している 。 上述の公知方法に共通するのは、単量体懸濁液をまず撹拌反応器に装填し、そ れから重合が開始される点である。すなわち、重合はすべてバッチ式で行なわれ る。 しかしながら、この重合法では反応の間の温度制御に問題がある。ことに比較 的大容量の撹拌反応器の場合、発熱重合の結果としてもたらされる反応熱の除去 が完全に行なわれ難いからである。反応混合物の撹拌を行なっても、反応容器中 にホットスポットが形成されるのを阻止するのは困難であって、これにより重合 体粒子の架橋度が不均斉となり、生成重合体の非均一的な分子量分布がもたらさ れ、生成物特性に好ましくない変動が生ずる。 この問題は、反応容器に大型の、従って高コストの冷却装置、例えば熱交換器 を装備しても、必ずしも回避され得ない。 さらに不充分な熱除去制御は、重合反応の制御不能(反応器の暴走)をもたら し、これは操業の安全性に影響をもたらす。 そこで本発明の目的は、上述の欠点を伴なわない方法、ことに定常的な品質の 微粒子重合体の製造を可能とする方法を提供することである。 本発明のさらに他の目的は、技術的に簡単に、従って経済的に有利に微粒子重 合体を製造する方法を提供することである。 本発明のさらに他の目的は、ことに安全に重合を行ない得る製造方法を提供す ることである。 しかるに、これらの諸目的は、冒頭に掲記された方法において、重合の開始に 当たって、乳濁液Eの75重量%を超えない部分(以下において、Eの当初装填 部分と称する)をまず反応器に装填し、乳濁液Eの少なくとも25重量%の部分 (以下においてEの給送部分と称する)を重合の開始後まで反応器に給送しない ことを特徴とする方法により達成され得ることが本発明者らにより見出された。 さらに乳濁液の給送部分の添加時期、単量体の種類および保護コロイドに関す る本発明方法の好ましい実施態様が見出された。 さらに添加剤の添加、他の単量体M*の添加、重合、単量体M*の種類、ならび に本発明方法により製造される微粒子重合体Pの熱可塑性成形材料に対する添加 剤としての、また複写機用トーナーとしての用途に関する好ましい実施態様が見 出された。 本発明による新規の製造方法および好ましい実施態様を以下に詳述する。 単量体Mとしては、フリーラジカル重合させ得る、すなわち遊離基の存在下に 重合させ得る単量体であれば、そのすべてが適当である。好ましい単量体は以下 の(M1)から(M9)の単量体である。 (M1)アクリル酸もしくはメタクリル酸のC1−C12アルキルエステル ことに適当なアルキルアクリラートは、エタノール、2−エチルヘキサノール 、ことにn−ブタノールから誘導体である。2−エチルヘキシルアクリラートが 好ましく、n−ブチルアクリラートがことに好ましい。アルキル基部分において 異なる各種アルキルアクリラートの混合物も使用可能である。 アルキルアクリラートは架橋されるのが好ましく、そのために多官能性の架橋 作用単量体を、単量体Mの全量に対して10重量%までの量が添加され得る。 架橋作用単量体としては、少なくとも2個のオレフィン性非共役二重結合を有 する二官能性もしくは多官能性コモノマー、例えばブタジエン、イソプレン、カ ルボン酸のジビニルエステル、例えばこはく酸およびアジピン酸ジビニルエステ ル、二官能性アルコールのジビニルエーテル、例えばエチレングリコールおよび ブタン−1,4−ジオールのジビニルエーテル、アクリル酸、メタクリル酸と上 述二官能性アルコールとのジエステル、1,4−ビニルベンゼン、トリアリルシ アヌラートが使用される。下式のトリシクロデセニルアルコールのアクリラート(ジヒドロジシクロペンタジエ ニルアクリラートの名称で知られている)およびアクリル酸、メタクリル酸のア リルエステルがことに好ましい。 ことに適当なアルキルメタクリラートはメチルメタクリラートである。 (M2)ブタジエン、イソプレン、クロロプレンのような共役ジエンならびに ノルボルネン、ジシクロペンタジエン。 (M3)ビニル芳香族単量体、例えばスチレン、下式で表わされるスチレン誘 導体。 ただし、R1、R2はそれぞれ水素またはC1−C8アルキルを意味する。 (M4)アクリロニトリル、メタクリロニトリル。 (M5)グリシジルエステルグリシジル(メタ)アクリラート。 (M6)N−メチル−、N−フェニル−およびN−シクロヘキシル−マレイン イミドのようなN−置換マレインイミド。 (M7)アクリル酸、メタクリル酸およびカルボン酸、例えばマレイン酸、フ マール酸、イタコン酸およびこれらの無水物、例えば無水マレイン酸。 (M8)窒素官能基を有する単量体、例えばジメチルアミノエチルアクリラー ト、ジエチルアミノエチルアクリラート、ビニルイミダゾール、ビニルピロリド ン、ビニルカプロラクタム、ビニルカルバゾール、ビニルアニリン、アクリルア ミド、メタクリルアミド。 (M9)アクリル酸、メタクリル酸の芳香族、芳香脂肪族エステル、例えばフ ェニルアクリラート、フェニルメタクリラート、ベンジルアクリラート、ベンジ ルメタクリラート、2−フェニルエチルアクリラート、2−フェニルエチルメタ クリラート、2−フェノキシエチルアクリラート、2−フェノキシエチルメタク リラート。 (M10)ビニルメチルエーテルのような不飽和エーテル。 上述した(M1)から(M10)の単量体はそれぞれ単独で、あるいは混合物 として重合され得る。 単量体(M1)がことに有利に使用され得る。単量体(M1)の単量体混合物 中における量割合は、少なくとも50重量%であるのが好ましい。ことに好まし い単量体(M1)は、ブチルアクリラート、エチルヘキシルアクリラートおよび これらの架橋剤(架橋作用単量体)ならびにメチルメタクリラートから成る単量 体化合物である。単量体(M2)としてはブタジエンが好ましい。単量体(M3 )および(M4)のうち、スチレンとその置換誘導体、例えばα−メチルスチレ ンおよびアクリロニトリルが好ましい。 使用されるべき単量体(M)は、これから形成される微粒子重合体(P)の用 途に応じて決定される。軟質エラストマー重合体を製造するべき場合には、上述 のアルキルアクリラートまたはジエンを、単量体混合物の主要組成分として使用 するべきである。また硬質微粒子重合体を製造するべき場合には、スチレン、ア クリロニトリルおよび/またはメチルメタクリラートを主要組成分として使用す るべきである。 上述の単量体(M5)から(M10)は、ことに単量体(M1)から(M4) のコモノマーとして使用されるのが好ましく、微粒子重合体またはこれを含有す る成形材料の機械特性、熱特性をどのようにするかによってどのコモノマーを使 用するべきかが決定される。 通常、単量体(M1)から(M4)は、単量体混合物に対して50から100 重量%、好ましくは65から100、ことに80から100重量%の割合で使用 される。従って、単量体(M5)から(M10)は、単量体混合物に対して、0 から50重量%、好ましくは0から35、ことに0から20重量%の割合で使用 される。 微粒子重合体Pが、熱可塑性成形材料のためのつや消し剤として使用されるべ き場合には、例えば酸性官能基を有する単量体(例えば単量体(M7)あるいは 塩基性官能基を有する単量体(M8))を附随的に使用することにより、微粒子 重合体の酸性的もしくは塩基性的変性を行なう。 この酸性もしくは塩基性重合体粒子が、粒子との相溶性がないか、あるいは部 分的にのみ相溶性があるに過ぎない熱可塑性重合体マトリックス中に在ると、そ のために粒子は凝集し、成形体表面から滲出し、成形体表面は、顕微鏡的な不規 則性による光の散乱で無光沢状態に見える。 この重合体の相容性に関する詳細は、例えば独国特願公開4443886号公 報に記載されている。 好ましい単量体組成物Cを以下に示す。%は単量体Mの合計量に対する重量割 合である。 (C1)90から99.9重量%、好ましくは95から99.9、ことに97 から99重量%のn−ブチルアクリラートと、0.1から10重量%、好ましく は0.1から5、ことに1から3重量%のジヒドロジシクロペンタンジエニルア クリラートとの混合物。 (C2)(C1)におけるn−ブチルアクリラートの全部もしくは一部がエチ ルヘキシルアクリラートで代替されている混合物。 単量体Mと保護コロイドPCを懸濁させている水の量は、単量体、水および保 護コロイドの合計量に対して、25から95重量%、好ましくは40から85、 ことに45から75重量%になされる。 乳濁液を安定化するのに適する保護コロイドPCは単量体の粒子、これから形 成される重合体粒子の表面を被覆し、これにより粒子の凝集を防止する。 適当な保護コロイドPCはカルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセ ルロースのようなセルロース誘導体、ポリ−N−ビニルピロリドン、ポリビニル アルコール、ポリエチレンオキシド、ポリアクリル酸、その共重合体のような陰 イオン重合体、ポリ−N−ビニルイミダゾールのような陽イオン重合体である。 保護コロイドPCの量は、乳濁液合計量に対して、0.1から5重量%の範囲が 好ましい。 保護コロイドおよびその製造方法それ自体公知であって、例えば「エンサイク ロピーディア、オブ、ポリマー、サイエンス、アンド、エンジニアリング」、1 989年、ジョン、ウィリー、パブリッシャーズ刊、16巻、448頁に記載さ れている。 保護コロイドとしては、一種類もしくは複数種類のポリビニルアルコール、こ とに加水分解度が96モル%より小さいもの、好ましくは60から94、ことに 65から92モル%のものが好ましい。また、DIN53015により、20℃ における4重量%濃度の水溶液として測定して2から100mPa・s、ことに 4から60mPa・sの粘度を示すポリビニルアルコールが好ましい。 保護コロイドのほかに、懸濁液に対して原則的に0.2から5重量%の割合の コロイド状シリカを含有していてもよい。アジピン酸とジエタノールアミンの水 溶性重合体を保護コロイドとして使用するこの種の方法の詳細は、米国特許36 15972号明細書に記載されている。 微小懸濁重合と同時に生起し、さらに微小の、従って好ましくない粒子をもた らす乳化重合を抑止するために、乳化重合を抑止する水溶性禁止剤を添加しても よい。このような有効化合物は、例えば重クロム酸カリウムのようなクロム(+ 6)化合物である。 本発明方法において使用される乳濁液は、単量体M、水および保護コロイドP Cから、高剪断力の作用下に調製される。このために、この分野の技術者に周知 の乳化機ないしホモジェナイザー、例えば下記のような乳化機が使用される。 独国ライスホーフのVMA−ゲッツマン社製Dispermat Lab.D issolver、 同国シュタウフェンのヤンケ、ウント、クンケル社製Ultra−Turax 、 同国リューベックのガウリン社製圧力乳化機、 上記ヤンケ、ウント、クンケル社製のロータ/ステータ装置、例えばDisp ax、 同国シュプロホヘーヴェルのハーゲン、ウント、ホンケ社製Cavitron 乳化機、 同国エッセンのコットホフ社製乳化機、 同国グレーフェンブロイヒのドル、オリヴァー社製乳化機などである。 これらの装置は、一般的に1000から25000rpm、ことに2000か ら25000rpmの回転速度で稼働する。 必要な高剪断力は、また超音波使用により、単量体、水および保護コロイドの 混合物を高圧力により小径ノズルないし細隙から噴出させることにより、コロイ ドミルその他の適当な乳化機の使用によっても生起させ得る。 乳濁液は、単量体、保護コロイドの種類に応じて、室温あるいは高温もしくは 低温で調製され得る。これはまたバッチ式で、または連続的に調製され得る。バ ッチ式の場合、単量体、水および保護コロイドを容器に入れ、乳化機を使用して 微小懸濁液(乳濁液E)になされる。乳化機は、また容器に対して並列的に設置 され、混合物を乳化機を経て循環させることもできる。 乳化処理時間は、単量体粒径、もたらされるべき粒径分布、単量体と水の混合 割合、さらに保護コロイドを含めた三者の割合、保護コロイドの種類などに応じ て、0.1秒から数時間までの極めて広い範囲で相違する。 当初に単量体の全量と水の全量を容器に入れ、乳化機始動時に保護コロイドを 添加してもよい。 乳濁液の連続的調製の好ましい実施態様においては、単量体、水および保護コ ロイドは乳化機に連続給送され、調製された乳濁液は、重合反応器に直接給送さ れる。 他の好ましい実施態様においては、単量体、水および保護コロイドは、乳化機 を経て循環せしめられるが、循環混合物の一部分のみが取出され、重合反応器に 給送される。この循環処理法は、乳化機を一回通過させただけでは単量体の乳化 が不充分な場合、および/または粒径が大き過ぎ、かつ/もしくは粒度分布が広 過ぎる場合に適する。 さらに他の好ましい実施態様においては、調製された乳濁液は重合反応に附さ れる前に、貯蔵容器に臨時収納され、この容器から逐時反応器に計量給送される 。この方法は乳化と重合が離れた場所で行なわれる時、あるいはこれらが大規模 で行なわれる時に適する。 あるいはまた、乳濁液の調製を、第1工程においてバッチ式で行ない、第2工 程において連続的に行なうこともできる。2工程で充分に乳化された乳濁液は、 連続的に重合反応容器に給送される。 微粒子重合体Pに特定の物性を附与するための添加剤Eは、乳化剤調製の前に 添加しても、その間に添加してもよい。添加剤の例としては、各種の重合体、染 料、顔料、強磁性粉体などが挙げられる。 この重合体としては、使用される単量体Mに溶解し、あるいは単量体M中にお いて膨潤するものが適当である。 染料、顔料としては、微粒子重合体の着色に通常使用される有機着色剤、カー ボンブラック、TiO2、CaCO3などが使用され得る。カーボンブラックの使 用により、黒色の微粒子重合体P、複写機用のトーナーが得られる。カーボンブ ラック、黒色の染料、顔料が、添加剤として一般的に使用される。 強磁性粉体は、磁気テープ(ビデオ、オーディオ、その他のデータ記録カセッ ト)および磁気フィルム(コンピュータディスケット)のコーティング用に使用 される。これも当分野の技術者には周知であって、添加剤としても一般的である 。 これら添加剤は、乳化機により極めて均斉に乳濁液中に分布せしめられ、重合 後、これらは重合体微細粉体中に均斉に含有される。 添加剤の含有量は、乳化機に給送される材料混合物に対して、少なくとも0. 5重量%、好ましくは5重量%、ことに10重量%である。 重合は、フリーラジカル重合開始剤RIにより開始される。このような開始剤 もこの分野の技術者には周知のものである。好ましい開始剤は、60から110 ℃の温度で1時間の半減期を示し、使用される単量体に対して良好な溶解性を有 するものである。 開始剤RIとしては、ことに有機過酸化物、アゾ化合物および/またはC−C 単一結合を持つ化合物である。高温で同時に重合する各種単量体も、フリーラジ カル重合開始剤として使用される。これらの混合物も使用され得る。 過酸化物として好ましいのは、疏水性を示し、ことに炭素対酸素の原子割合が 3:1より大きい分子を持つ過酸化物である。ジラウリル過酸化物およびジベン ジル過酸化物、ことに前者が極めて好ましい。 有利に使用され得るアゾ化合物は、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニ トリル)および2,2’−アゾビス(イソブチロニトリル)である。また不安定 なC−C単一結合を有するアゾ化合物としては、3,4−ジメチル−3,4−ジ フェニルヘキサン、2,3−ジメチル−2,3−ジフェニルブタンが有利に使用 され得る。 スチレンおよびビニルトルエンのようなその誘導体は、高温で同時に重合する 単量体として使用される。スチレンがことに好ましい。 開始剤RIの使用量は、単量体Mに対して、0.05から4重量%、好ましく は0.1から2、ことに0.3から1重量%である。この量割合の基礎となる単 量体Mには、例えば上述したスチレンのような重合開始剤として作用する単量体 は、当然のことながら、含まれない。 開始剤の凝集状態および溶解挙動に応じて、開始剤は、溶液または乳濁液(液 中液)または懸濁液(液中固)の形態で添加されてもよく、あるいはむしろその 方が好ましい。その結果として、ことに少量の開始剤は正確に計量され得る。 開始剤用溶媒ないし液相用媒体としては、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼ ン、シクロヘキサン、ことにシクロヘキサンのような有機溶媒、あるいは単量体 自体が適当である。単量体自体が開始剤用溶媒ないし液相用媒体として使用され る場合には、開始剤は単量体全量中に溶解または乳化/懸濁せしめられるか、あ るいは好ましくは単量体の一部に溶解または乳化/懸濁せしめられ、これが残余 の組成分に添加される。開始剤を溶媒もしくは単量体に溶解させ、この溶液を水 に懸濁させることもできる。 開始剤RIを溶解、乳化、懸濁させるための溶媒ないし媒体の量は、調製され た溶液、乳濁液または懸濁液中の開始剤濃度が、少なくとも5重量%、好ましく は8、ことに少なくとも10重量%となるように選定される。 単一もしくは複数種類の開始剤RIは、乳濁液Eの調製前またはその後に添加 され、あるいは重合開始前もしくはその間に計量給送され得る。 制御不能の重合傾向がある単量体あるいは乳濁液調製温度と同様の低い温度で 重合する単量体の場合には、開始剤RIは乳化後に添加し、また特定の条件下で は重合直前まで添加しないことが望ましい。 長時間にわたって重合反応を行なう場合には、開始剤は、重合の間、連続的に 給送するか、少量づつ複数回に分けて添加するのが好ましい。開始剤給送時間は 、重合反応時間と異なっても同じでもよい。 重合においてほぼ一定のpH値を維持するために、Na2HPO4/Na22P O4またはくえん酸ナトリウム/くえん酸のような緩衝剤を添加剤として使用す ることもできる。 さらに、分子量制御剤、例えばt−ドデシルメルカプタンのようなメルカプタ ンまたはエチルヘキシルチオグリコラートを使用することもできる。 これらは連続的に導入されてもよく、あるいは乳濁液調製開始時および/また はその間に、かつ/もしくは重合の間にバッチ式に添加されてもよい。 本発明による新規の方法において、上述した乳濁液Eは、給送法により完全に または部分的に重合せしめられる。 本発明方法によれば、乳濁液Eの75重量%を超えない部分(Eの当初装填部 分が、重合開始時に重合反応容器に装填され、乳濁液Eの少なくとも25重量% の部分(Eの給送部分)は重合の開始後に始めて重合反応容器に給送される。 Eの当初装填部分は、Eの全量に対して、50重量%を超えないこと、Eの給 送部分は、Eの全量に対して少なくとも50重量%であることが好ましい。それ ぞれEの全量に対して、Eの当初装填部分は35重量%を超えず、Eの給送部分 は少なくとも65%であるのがことに好ましい。それぞれEの全量に対して、E の当初装填部分は20重量%を超えず、Eの給送部分は少なくとも80重量%で あるのが極めて好ましい。 本発明の好ましい実施態様において、Eの給送部分の反応器への給送時間は少 なくとも10分間、好ましくは少なくとも20分間、ことに少なくとも30分間 、なかんずく少なくとも60分間である。 重合反応は、慣用の態様で、例えば反応器内容物を加熱することにより行なわ れ、これにより重合が開始される。必要であれば、開始剤はこの時点まで加熱さ れた乳濁液に添加しなくてもよい。重合温度は、ことに使用される単量体および 開始剤の種類、形成されるべき微粒子重合体Pの所望架橋度に応じて相違する が、一般的には重合は30から120℃において行なわれ、あるいはまた連続的 に異なる温度を設定し、あるいは温度勾配を設けることも可能である。 重合反応は、原則的に緩慢で穏和な撹拌下に行なわれ、その間に(高剪断力で 行なわれる乳化処理と異なり)粒子がさらに細粉化されることはない。 本発明の好ましい実施態様において、単量体Mを含有する単量体粒子の重合は 、単量体Mと異なる他の単量体M*を添加することなく行なわれる。この場合、 実質上均斉な微粒子重合体(粒子中の単量体構成ブロックの均斉な分布)が得ら れる。 他の好ましい実施態様においては、単量体Mの重合は、使用される単量体Mの 少なくとも25%が転化するまで行なわれ、その後、単一もしくは複数種類の他 の重合体M*が添加され、重合される。これにより、重合された単量体Mを含有 するコア部分ないし核心部分と、重合された単量体M*を含有するシェル部分な いし被覆部分から成るコア/シェル構造の微粒子重合体Pが得られる。 原則として、ただし必然的ではなく、コア上における他の単量体M*の重合は 、当分野の技術者には周知のように、グラフト重合反応を構成する。この場合、 形成されるコア/シェル粒子は、グラフト重合粒子である。 単量体Mの重合は、他の単量体M*が添加され、重合される前に、少なくとも 65%、ことに少なくとも80%の転化率まで行なわれるのが好ましい。 本発明の一実施態様におけるように、単量体Mが完全に重合体コアに完全に転 化される前(Mの転化率100未満)に他の単量体M*が添加されると、残存す る単量体Mと添加された単量体*とが同時に重合し、コア(単量体Mから構成さ れる)からシェル(単量体M*から構成される)に至る漸次遷移ないし傾斜遷移 型のコア/シェル重合体が得られる。 また他の実施態様におけるように、単量体Mが完全に重合体に転化されるまで 他の単量体M*を添加、重合させない場合には、コアからシェルへの明確な遷移 を示す重合体微粒子が得られる。 他の単量体M*は1回のみまたは複数回バッチ式で添加されることもでき、あ るいは連続的給送の形態で添加されることもできる。 さらに他の実施態様においては、追加的単量体M*は、重合の複数段階におい て次々に添加されてもよく、この場合の各段階における添加単量体M*が相互に 異なる場合には複数層のシェルを有するコア/シェル構造の重合体微粒子が得ら れる。 ある重合段階の単量体M*は、次の重合体段階で単量体*が添加される前に、少 なくとも25%、好ましくは65%、ことに少なくとも80%までの転化率で重 合される。 上述したように、コア/シェル構造の重合体微粒子の各シェル間の遷移は、次 の重合段階における単量体M*の添加前における単量体*の転化率が高い程、明確 に区別され得る。 単量体M*の重合条件(温度、添加剤)については、単量体Mの重合に関する 説明を参照されたい。 ことに追加的保護コロイドPCを、単量体M*の重合前および/またはその間 に、バッチ式でまたは連続的に添加することは有用である。保護コロイドは、コ ア形成の場合の保護コロイドと相違してもよいが、前述したポリビニルアルコー ルを使用するのが同様に好ましい。 また追加的にさらに他のフリーラジカル重合開始剤RIを、単量体M*の重合 の前および/またはその間に、バッチ式で、または連続的に添加するのが有利で ある。この開始剤は、コア形成の場合に使用する開始剤と同じでも、異なっても よい。 各重合段階の追加的単量体M*は、バッチ式(一度に全部)で、あるいは連続 的(給送)に添加され得る。 適当なシェル形成用単量体M*は、単量体Mに関して前述した、ことに単量体 (M1)から(M9)であるが、個々の場合に使用される単量体M*は、この場 合に使用する単量体Mと異なるのが好ましい。例えば軟質エラストマー重合体を もたらす単量体Mが使用される場合、単量体M*は硬質重合体をもたらす単量体 であることが好ましい。従って、軟質コアと硬質シェルを有する好ましい微粒子 重合体が得られる。 さらに他の好ましい単量体は、スチレン、α−メチルスチレン、アクリロニト リル、メタクリロニトリル、メチルメタクリラートおよびこれらの混合物であ る。架橋されたポリブチルアクリラートのコアと、ポリスチレンまたはポリスチ レン/アクリロニトリルまたはポリメチルメタクリラートのシェルとを有する重 合体Pが例として挙げられる。 他の好ましい単量体M*は、単量体Mについて前述した(M6)、(M7)の ような酸性基および/または塩基性基を有する単量体である。このようにして官 能性化された単量体が、重合された単位体としてシェル中に組入れられると、相 容性のない、あるいは単に部分的に相容性のマトリックス中において凝結する微 粒子重合体Pが得られ、これは前述したつや消し効果を示す。 追加的単量体M*の好ましい組成C*を以下に示す。%は単量体M*の全体量に 対する割合である。 (C*1)50から99、好ましくは60から95、ことに65から95重量 %のスチレンと、1から50、好ましくは5から40、ことに5から35重量% のアクリロニトリル、 (C*2)100重量%のスチレン、 (C*3)100重量%のPMMA。 さらに、単量体MおよびM*として、適当な化合物を選定することにより硬質 コア、軟質シェルを有する微粒子重合体を製造することもできる。 同様にして、複数種類の単量体M*を、上述の態様で複数の重合体段階におい て次々に添加し、重合させることにより、例えば硬質コア、軟質シェル/硬質シ ェル構造の多層シェル重合体を得ることも可能である。 例えば、硬質のポリスチレンコア、軟質のポリブチルアクリラート第1シェル および硬質のポリスチレン/アクリロニトリル第2(外方)シェルを有する重合 体微粒子は、単量体Mとしてのスチレン、第1の単量体M*としてのn−ブチル アクリラート(プラス架橋剤)および第2の単量体M*としてのスチレン/アク リロニトリル混合物を重合させることにより得られる。 単量体M(コア)のタイプが、単量体M*(シェル)と相違しない場合には、 コア重合体を形成する単量体混合中の単量体Mの割合は、シェル重合体を形成す る単量体混合物中の単量体M*の割合と相違させる。 例えば、比較的軟質のコアと比較的硬質のシェルを有する重合体微粒子を製造 するために、80重量%のn−ブチルアクリラートと、20重量%のn−ブチル アクリラートを単量体Mとして、また80重量%のスチレンと20重量%のn− ブチルアクリラートを単量体M*として使用する。 微粒子重合体Pの粒径は、乳濁液製造の際の高剪断力の結果として生ずる単量 体微粒子の粒径により(シェルが形成される場合には、もちろんこれを含めて) 決定される。 微粒子重合体Pの平均粒径d50は、0.1から50μm、好ましくは0.5か ら45μm、ことに0.5から30μmである。 粒径は、乳濁液E重合の間の諸条件(例えば乳化機のタイプ、乳化処理時間、 単量体対水対保護コロイドの量割合、乳化処理の態様、すなわち単一処理、多重 処理、バッチ式、連続的、循環処理など)を適当に選定することにより制御され る。 平均粒径d50は重量平均である。これは、光学式顕微鏡および電子顕微鏡写真 を作成してカウントすることにより測定される。 重合完了後、微粒子重合体Pは、水中分散体として存在する。これはそのまま その後の加工処理に使用され、あるいは水から分離される。後処理は、それ自体 公知の態様で、例えば濾過、傾しゃ、遠心分離などで行なわれ、必要に応じて、 温風、噴霧乾燥、空気流などに乾燥される。 本発明方法により製造された微粒子重合体は、均斉な製品品質をもたらし、ま た従来のバッチ式重合法にくらべて、簡単かつ経済的に、しかも安全に行なわれ 得る。 微粒子重合体Pは種々の用途を有する。例えば熱可塑性成形材料用のつや消し 剤として、ことに染料および/または顔料と混合することにより複写機用トーナ ーとして、また強磁性粉体と混合することにより磁気テープ、磁気フィルム用コ ーティング剤として使用される。 この重合体Pを含有する熱可塑性成形用材料を製造するには、それ自体公知の 態様で、例えば未だ湿潤状態の、あるいは乾燥させた重合体Pを、熱可塑性のマ トリックス重合体に、その融点以上の温度、ことに150℃から350℃の温度 において、慣用の混合装置、例えば押出機、混練機によりブレンドする。あるい はまた、重合体Pの分散液をそのままマトリックス重合体に合併し、その処理の 間に、例えば蒸気揮発装置により水分を蒸散除去することもできる。 (実施例) 乳化媒体として脱塩水を使用した。またポリビニルアルコールとしては、独国 フランクフルトのヘキスト社製品、MowiolRを使用した。以下のこのMo wiol商標の後に続く最初の数字は、DIN53015により、4重量%濃度 の水溶液として、20℃で測定された粘度(mPa・s)を表わし、後続の数字 はこのポリビニルアルコールの加水分解度(%)を表わす。 実施例1 (a)コアの製造 39.2gのn−ブチルアクリラート、 0.8gのジヒドロジシクロペンタジエニルアクリラート、 75.0gの水、 8.0gの、ポリビニルアルコール、MowiolR8/88の10重量%濃 度水溶液、および 0.2gのジラウリルペルオキシド から成る混合物を容器に装填し、浸漬式のDispermat CVホモジェナ イザー(VMA−ゲルツマン社製)を使用し、7000rpmの回転速度で20 分間にわたって乳化された。この生成乳濁液の10重量%を、75℃の窒素充満 反応器に装填し、パドル撹拌器(300rpm)で撹拌した。残余の90重量% の乳濁液は、同温、同速度で撹拌しつつ、1時間にわたり滴下、添加された。そ の後さらに1時間重合を継続した。 (b)シェルの製造 12.8gの水、および 10gの上記ポリビニルアルコール10重量%濃度水溶液から成る混合物を、 上記(a)項の混合物に添加した。次いで、 9.0gの スチレン、および 3.0gのアクリロニトリルから成る混合物を、75℃において、300rp mで撹拌しつつ、1時間にわたってこれに滴下、添加し、その後さら に1時間重合を継続した。 反応容器内容物を冷却してから光学的顕微鏡写真を作成した。これから計測、 算出された平均粒径d50は3μmであった。 凝結重合体粒子の生成反応混合中における量割合は3.4重量%(湿潤)であ った。 実施例2 0.2gのジラウリルペルオキシドを当初装填する代りに、1.8gのシクロ ヘキサン中、0.2gのジラウリルペルオキシド溶液(シクロヘキサン中、ジラ ウリルペルオキシドの10重量%濃度溶液)を、コアおよびシェルの両者の重合 の間、反応容器に滴下、添加したほかは、実施例1と同じ処理を反覆した。 平均粒径d50は4μm、凝結重合体粒子の生成反応混合物中における量割合は 3.8重量%(湿潤)であった。 実施例3 下記4種類の反応材料を調製した。 (材料1) 700.00gのn−ブチルアクリラート、 9.00gのジヒドロジシクロペンタジエニルアクリラート、 2.67gのブチルペルオクトアート(イソドデカン中、75重量%濃度溶液 )、 2.00gのジラウリルペルオキシド。 (材料2) 180.00gの、ポリビニルアルコールMowiolR40/88の10重 量%濃度水溶液。 (材料3) 50.00gの、材料2と同じ10重量%濃度水溶液。 (材料4) 225.00gのスチレン、 75.00gのアクリロニトリル、 5.00gのエチルヘキシルチオグリコラート。 上記の材料1および2をSuper Dispax SD41型ホモジェナイ ザー(ヤンケ、ウント、クンケル社製)し、得られた乳濁液を反応容器に導入し た。ホモジェナイザーは6000rpmで稼働させた。反応容器は窒素雰囲気中 、100rpmで撹拌下に稼働させた。 (a)コアの製造 まず100mlの材料2を、5分間にわたって連続的に反応器に給送し、材料 1の20重量%および材料2の20重量%を、10分間にわたり同時に反応器に 計量、給送し、この混合物を74℃に15分間加熱し、さらに15分間重合させ た。各材料1および2の残余の80重量%を40分にわたってそれぞれ反応器に 計量給送し、さらに1時間重合を継続した。 (b)シェルの製造 温度を78℃に上げて、材料3を、ホモジェナイザーで処理することなく、5 分間にわたって反応器に給送した。次いで材料4を、同じくホモジェナイザーで 処理することなく、21/1時間にわたって給送し、反応をさらに1時間継続し た。 冷却後、上述のようにして粒径を計測した結果、2から15μmであり、また 凝結重合体粒子の量は、反応混合物に対して1重量%以下(湿潤)であった。 実施例4 t−ブチルペルオクトアートもジラウラリルペルオキシドも含有しない材料1 のほかは、実施例3の処理を反覆した。その代わりに下記の材料2aを調製、使 用した。 (材料2a) 2.67gのt−ブチルペルオクトアート(イソドデカン中の75重量%濃度 溶液)、 2.00gのジラウリルペルオキシド、 40.00gのシクロヘキサン。 この材料2aを、ホモジェナイザーを経て、材料1および2と同様に反応器に 給送した。 粒径は2から15μmであり、凝結粒子は認められなかった。 この微粒子重合体Pは、架橋ポリブチルアクリラートのコアと、ポリスチレン アクリロニトリルのシェルとから成るものであった。 上記各実施例は、本発明による方法の弾力性ないし融通性を実証するものであ る。すなわち、コアの材料各組成分の全量は重合前に乳化される(実施例1およ び2)か、あるいはコアの材料組成分は連続的に乳化される(実施例3および4 )。重合開始剤は、附随的に乳化されて、当初に反応容器に装填される(実施例 1および3)か、あるいは重合の間に連続的に添加される(実施例2および3) 。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年5月5日(1998.5.5) 【補正内容】 請求の範囲 1.フリーラジカル重合により重合して重合体Pを形成し得る一種類もしくは 複数種類の単量体M、 水、および 少なくとも一種類の保護コロイドPCから、高剪断力作用により乳濁液Eを製 造し、この乳濁液Eを、フリーラジカル重合開始剤RIの使用下に、反応器中に おける重合に附することにより、0.1から50μmの平均粒径d50を有する微 粒子重合体Pを製造する方法であって、重合の開始に当たって、乳濁液Eの75 重量%を超えない部分(Eの当初装填部分)を反応器に装填し、乳濁液Eの少な くとも25重量%の部分(Eの給送部分)を重合の開始後まで反応器に給送しな いこと、および上記高剪断力が、1000から25000rpmの回転速度で稼 働するホモジェナイザー、超音波作用、単量体M、水および保護コロイドPCか ら成る混合物を細隙ないし小径ノズルから高圧下に噴出させること、コロイドミ ルまたはこれら手段の併用により生起せしめられることを特徴とする方法。 2.Eの給送部分を、少なくとも10分間にわたって反応器に給送することを 特徴とする、請求項1の方法。 3.単量体Mの少なくとも50重量%が、単一もしくは複数種類のアクリル酸 またはメタクリル酸のC1−C12アルキルエステルを含有することを特徴とする 、請求項1または2の方法。 4.n−ブチルアクリラートもしくはエチルヘキシルアクリラートまたはこれ らの混合物と、単一もしくは複数種類の多官能性、架橋単量体を、単量体Mとし て使用することを特徴とする、請求項1から3のいずれかの方法。 5.保護コロイドPCが、単一もしくは複数種類のポリビニルアルコールを含 有することを特徴とする、請求項1から4のいずれかの方法。 6.乳濁液Eの調製前またはその間に、重合体、染料もしくは顔料、強磁粉体 、またはその他の添加剤を、溶解され、膨潤せしめられあるいは懸濁された形体 で、添加剤として導入することを特徴とする、請求項1から5のいずれかの方法 。 7.使用される単量体Mを基礎として少なくとも25%が転化するまで重合さ せ、その後に単一もしくは複数種類の他の単量体M*を添加し、重合させ、コア /シェル粒子を形成することを特徴とする、請求項1から6のいずれかの方法。 8.他の単量体M*を複数重合段階において逐次添加して、次の重合段階にお いて単量体M*が再び添加される前に、各重合段階において、使用される単量体 M*を基礎としてこれを25%転化するまで重合させて、複数のシェルを有する コア/シェル粒子を形成することを特徴とする、請求項1から7のいずれかの方 法。 9.他の単量体M*として、スチレン、α−メチルスチレン、アクリロニトリ ル、メタクリロニトリル、メチルメタクリラートまたはこれらの混合物を使用す ることを特徴とする、請求項1から8のいずれかの方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AU ,BG,BR,CA,CN,CZ,GE,HU,IL, JP,KR,LT,LV,MX,NO,NZ,PL,R O,SG,SI,SK,TR,UA,US (72)発明者 ジャーンス,エッケハルト ドイツ国、D―69469、ヴァインハイム、 ヴィンターガセ、19/2 (72)発明者 カステンフーバー,ヴァルター ドイツ国、D―68229、マンハイム、プル フェルスハイマー、シュトラーセ、56

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.フリーラジカル重合により重合して重合体Pを形成し得る一種類もしくは 複数種類の単量体M、 水、および 少なくとも一種類の保護コロイドPCから、高剪断力作用により乳濁液Eを製 造し、この乳濁液Eを、フリーラジカル重合開始剤RIの使用下に、反応器中に おける重合に附することにより、0.1から50μmの平均粒径d50を有する微 粒子重合体Pを製造する方法であって、重合の開始に当たって、乳濁液Eの75 重量%を超えない部分(Eの当初装填部分)を反応器に装填し、乳濁液Eの少な くとも25重量%の部分(Eの給送部分)を重合の開始後まで反応器に給送しな いことを特徴とする方法。 2.Eの給送部分を、少なくとも10分間にわたって反応器に給送することを 特徴とする、請求項1の方法。 3.単量体Mの少なくとも50重量%が、単一もしくは複数種類のアクリル酸 またはメタクリル酸のC1−C12アルキルエステルを含有することを特徴とする 、請求項1または2の方法。 4.n−ブチルアクリラートもしくはエチルヘキシルアクリラートまたはこれ らの混合物と、単一もしくは複数種類の多官能性、架橋単量体を、単量体Mとし て使用することを特徴とする、請求項1から3のいずれかの方法。 5.保護コロイドPCが、単一もしくは複数種類のポリビニルアルコールを含 有することを特徴とする、請求項1から4のいずれかの方法。 6.乳濁液Eの調製前またはその間に、重合体、染料もしくは顔料、強磁粉体 、またはその他の添加剤を、溶解され、膨潤せしめられあるいは懸濁された形体 で、添加剤として導入することを特徴とする、請求項1から5のいずれかの方法 。 7.使用される単量体Mを基礎として少なくとも25%が転化するまで重合さ せ、その後に単一もしくは複数種類の他の単量体M*を添加し、重合させ、コア /シェル粒子を形成することを特徴とする、請求項1から6のいずれかの方法。 8.他の単量体M*を複数重合段階において逐次添加して、次の重合段階にお いて単量体M*が再び添加される前に、各重合段階において、使用される単量体 M*を基礎としてこれを25%転化するまで重合させて、複数のシェルを有する コア/シェル粒子を形成することを特徴とする、請求項1から7のいずれかの方 法。 9.他の単量体M*として、スチレン、α−メチルスチレン、アクリロニトリ ル、メタクリロニトリル、メチルメタクリラートまたはこれらの混合物を使用す ることを特徴とする、請求項1から8のいずれかの方法。 10.上記請求項1から9の方法により製造され得る微粒子重合体P。 11.請求項10の微粒子重合体Pの、熱可塑性成形材料用の添加剤としての 、または複写機用トーナーとしての用途。
JP10510332A 1996-08-21 1997-08-05 微粒子重合体の製造方法 Pending JP2000516284A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19633626.0 1996-08-21
DE19633626A DE19633626A1 (de) 1996-08-21 1996-08-21 Verfahren zur Herstellung eines partikelförmigen Polymerisates
PCT/EP1997/004254 WO1998007757A1 (de) 1996-08-21 1997-08-05 Verfahren zur herstellung eines partikelförmigen polymerisates

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000516284A true JP2000516284A (ja) 2000-12-05

Family

ID=7803182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10510332A Pending JP2000516284A (ja) 1996-08-21 1997-08-05 微粒子重合体の製造方法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US6177525B1 (ja)
EP (1) EP0920454B1 (ja)
JP (1) JP2000516284A (ja)
KR (1) KR20000068269A (ja)
AU (1) AU4013997A (ja)
DE (2) DE19633626A1 (ja)
ES (1) ES2180064T3 (ja)
ID (1) ID18061A (ja)
WO (1) WO1998007757A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011037991A (ja) * 2009-08-11 2011-02-24 Nippon Shokubai Co Ltd コアシェル粒子の製造方法およびコアシェル粒子
JP2023036025A (ja) * 2021-09-01 2023-03-13 ハンナノテク カンパニー,リミテッド 乳化重合体粒子を含む消光剤、これを含む消光性高分子組成物及びこの製造方法

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19702733A1 (de) * 1997-01-27 1998-07-30 Basf Ag Thermoplastische Formmassen mit hoher Zähigkeit
US6599638B1 (en) * 1999-09-10 2003-07-29 Dow Reichhold Specialty Latex Llc Colloidally stabilized emulsions
KR100497408B1 (ko) * 1999-12-15 2005-06-23 제일모직주식회사 내화학성이 우수한 열가소성 수지의 제조방법
DE10119330A1 (de) * 2001-04-19 2002-10-24 Basf Ag Verfahren zur Herstellung einer wässrigen Polymerdispersion durch radikalische wässrige Emulsionspolymerisation mit einer kontinuierlich hergestellten wässrigen Monomerenemulsion
DE10333623A1 (de) * 2003-07-24 2005-02-24 Celanese Emulsions Gmbh Beschichtungszusammensetzung und Verfahren zu deren Herstellung
DE102004008201A1 (de) * 2004-02-18 2005-09-01 Basf Ag Verfahren zur Herstellung füllstoffhaltiger Schaumstoffplatten
DE102004014287A1 (de) * 2004-03-22 2005-10-06 Basf Ag Verfahren zur Herstellung von Polymerschäumen auf Basis von Polykondensations-Reaktivharzen
US7691953B2 (en) * 2007-06-27 2010-04-06 H R D Corporation System and process for production of polyvinyl chloride
MX2010002857A (es) * 2007-09-13 2010-04-30 Dow Global Technologies Inc Polimerizacion de monomeros vinilicos que contiene un heteroatomo.
DE102009001818A1 (de) * 2009-03-24 2010-09-30 Wacker Chemie Ag Verwendung von Schutzkolloid-stabilisierten Polymerisaten als Low-Profile-Additive (LPA)
EP2486094A1 (de) 2009-10-09 2012-08-15 Basf Se Polymermischungen von polystyrol mit styrol-butadien-blockcopolymeren
BR102012012742B1 (pt) * 2012-05-28 2022-03-08 Instituto De Pesquisas Tecnológicas Do Est. S. Paulo S/a Ipt Método de produção de borracha na forma sólida microparticulada
KR101445240B1 (ko) * 2012-11-02 2014-09-29 한화케미칼 주식회사 염화비닐계 수지 및 이의 제조방법
WO2015138154A1 (en) * 2014-03-11 2015-09-17 E I Du Pont De Nemours And Company Process for preparing silica/polymer hybrid hollow nanospheres using water-based silica precursors
WO2015138163A1 (en) * 2014-03-11 2015-09-17 E I Du Pont De Nemours And Company Process for preparing fluorinated polymeric hollow nanospheres
RU2693045C1 (ru) * 2018-11-06 2019-07-01 Федеральное государственное бюджетное учреждение науки Институт металлоорганической химии им. Г.А. Разуваева Российской академии наук Способ получения наночастиц полиалкил(мет)акрилатов, сополимеров алкил(мет)акрилатов
KR102376802B1 (ko) * 2018-12-10 2022-03-21 주식회사 엘지화학 열가소성 공중합체의 제조방법, 이로부터 제조된 열가소성 공중합체 및 이를 포함하는 열가소성 수지 조성물
MX2024010371A (es) * 2022-02-28 2024-08-30 Kimberly Clark Co Materiales superabsorbentes de alta capacidad y metodos para fabricar los mismos.
US12239959B2 (en) * 2022-02-28 2025-03-04 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. High-capacity superabsorbent materials and methods of making same

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3615972A (en) 1967-04-28 1971-10-26 Dow Chemical Co Expansible thermoplastic polymer particles containing volatile fluid foaming agent and method of foaming the same
HU173513B (hu) 1975-04-30 1979-05-28 Rhone Poulenc Ind Sposob polimerizacii vinilkhlorida v sshitojj mikrosuspensii
US4071670A (en) * 1976-08-02 1978-01-31 Xerox Corporation Method of sizing monomer droplets for suspension polymerization to form small particles
DE3013812A1 (de) 1980-04-10 1981-10-15 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Verfahren zur herstellung von waessrigen polymer-dispersionen mit einem polymerisatgehalt bis 75 gew. prozent
US4330460A (en) 1980-04-14 1982-05-18 Xerox Corporation Process for preparing colored toner particles employing a halogen salt to inhibit the aqueous phase polymerization
EP0443609B2 (en) 1990-02-23 2002-07-24 Tomoegawa Paper Co. Ltd. Method and apparatus of suspension polymerization
FR2703061B1 (fr) * 1993-03-24 1995-06-30 Cray Valley Sa Latex pour peintures sans solvants possédant une lessivabilité améliorée.
US5686518A (en) * 1993-10-12 1997-11-11 Georgia Tech Miniemulsion polymerization process using polymeric co-surfactant
DE4443886A1 (de) 1994-12-09 1996-06-13 Basf Ag Kautschukelastische Pfropfpolymerisate
DE4446539A1 (de) * 1994-12-24 1996-06-27 Hoechst Ag Verfahren zur Herstellung von Kunststoffdispersionen

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011037991A (ja) * 2009-08-11 2011-02-24 Nippon Shokubai Co Ltd コアシェル粒子の製造方法およびコアシェル粒子
JP2023036025A (ja) * 2021-09-01 2023-03-13 ハンナノテク カンパニー,リミテッド 乳化重合体粒子を含む消光剤、これを含む消光性高分子組成物及びこの製造方法
US12305077B2 (en) 2021-09-01 2025-05-20 Hannanotech Co., Ltd. Matting agent including emulsion polymer particles, matting polymer composition including matting agent, and method of producing emulsion polymer particles

Also Published As

Publication number Publication date
DE59707689D1 (de) 2002-08-14
ES2180064T3 (es) 2003-02-01
US6177525B1 (en) 2001-01-23
KR20000068269A (ko) 2000-11-25
EP0920454B1 (de) 2002-07-10
AU4013997A (en) 1998-03-06
DE19633626A1 (de) 1998-02-26
EP0920454A1 (de) 1999-06-09
WO1998007757A1 (de) 1998-02-26
ID18061A (id) 1998-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000516284A (ja) 微粒子重合体の製造方法
US5455315A (en) Emulsion polymerization processes and toners thereof
WO2007072769A1 (ja) 熱発泡性マイクロスフェアー、並びにその製造方法と用途
JPH07509755A (ja) 中空構造を持つ乳化重合体の製造方法
JPS5886558A (ja) 静電荷像現像用トナ−
JPH1171413A (ja) 重合工程
US5045611A (en) Processes for the preparation of polymers
JPH08328309A (ja) トナー樹脂の製造方法
JP3401289B2 (ja) ポリマーの製造方法
JPH0473444B2 (ja)
US6322946B1 (en) Polyblend polymeric composite and microcapsule toners, and a process for producing the same
JP2001163985A (ja) 微粒子、トナー用外添剤及びトナー
JP2748419B2 (ja) 重合トナー及びその製造方法
CN1253568A (zh) 在管式反应器中从微悬浮液制备颗粒状均聚物和共聚物的工艺
JPWO2002042338A1 (ja) 架橋樹脂微粒子、この架橋樹脂微粒子の製造に用いる架橋樹脂微粒子エマルジョン、および架橋樹脂微粒子の製造方法
JPH06179754A (ja) 懸濁重合体及びその製造方法
JPS63189413A (ja) 架橋ポリマ−粒子の製造方法
JPS6333764B2 (ja)
JP2941993B2 (ja) 静電荷現像用トナ−の製造方法
MXPA99001614A (en) Process for producing a particulate polymer
JPH023075A (ja) トナーの製造方法
JP2760000B2 (ja) 重合トナーの製造方法
JP2524210B2 (ja) 重合トナ―およびその製造方法
JPH04178401A (ja) 懸濁重合法
JP2850350B2 (ja) 重合トナーの製造方法