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JP2001046956A - 硬化被膜形成方法及び硬化被膜塗布物 - Google Patents

硬化被膜形成方法及び硬化被膜塗布物

Info

Publication number
JP2001046956A
JP2001046956A JP11226361A JP22636199A JP2001046956A JP 2001046956 A JP2001046956 A JP 2001046956A JP 11226361 A JP11226361 A JP 11226361A JP 22636199 A JP22636199 A JP 22636199A JP 2001046956 A JP2001046956 A JP 2001046956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
active energy
energy ray
coating
cured film
meth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11226361A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsuhiro Shimokuchi
睦弘 下口
Yoji Nakatani
洋二 中谷
Masanori Takase
正則 高瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority to JP11226361A priority Critical patent/JP2001046956A/ja
Publication of JP2001046956A publication Critical patent/JP2001046956A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 活性エネルギー線硬化性組成物を利用した硬
化皮膜形成方法において、希釈溶剤を使用せず、オフセ
ット印刷、フレキソ印刷、ロールコート、グラビアコー
ト、カーテンフローコート等の塗工方式で塗工出来る低
粘度の塗料を用い、基材や塗膜に変形や割れ等が発生せ
ず、表面硬度、耐摩性等の物性に優れた硬化皮膜を形成
する方法及び該方法で得られる硬化皮膜塗布物を得るこ
とにある。 【解決手段】 主に第一の活性エネルギー線で硬化する
成分と、主に第二の活性エネルギー線で硬化する成分と
を有する活性エネルギー線硬化性組成物に、第一工程と
して第一の活性エネルギー線を照射した後、第二工程と
して第一工程と異なる第二の活性エネルギー線を照射す
ることを特徴とする硬化皮膜形成方法及び該方法で形成
されたことを特徴とする硬化皮膜。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙、プラスティッ
ク、金属、ガラス、及び窯業系無機材料等の基材の表面
を保護するための、活性エネルギー線硬化性塗料組成物
を用いた硬化被膜形成方法及び該形成方法で形成された
硬化被膜を有する硬化被膜塗布物に関する。
【0002】
【従来の技術】紙、プラスティック、金属、ガラス、及
び、窯業系無機材料等の基材の表面には硬度、耐摩性、
耐薬品性等の様々な性能を付加し、表面を保護するため
にコーティングが行われている。エチレン性不飽和二重
結合を有する化合物を利用したラジカル重合系の活性エ
ネルギー線硬化性組成物は硬化時の体積収縮が大きいた
めに活性エネルギー線を照射した後に基材が変形した
り、硬化した被膜が割れるなどの問題がある。
【0003】上記問題を解決する公知の技術として非反
応性樹脂の添加により応力を緩和する方法があるが、応
力を緩和できる化合物は高分子量であるため、塗料の粘
度が上昇し、塗工適性が得られないという問題がある。
【0004】また、活性エネルギー線による重合におい
て、カチオン重合性化合物を利用した系が体積収縮の少
ない重合系として公知の技術であるが、厚膜硬化が困難
である点、ラジカル重合系と比較して表面硬度が低い点
等の問題がある。ラジカル重合系とカチオン重合系を併
用した技術の例として特開平7−196948、特開平
11−35846等には、紫外線あるいは電子線等の活
性エネルギー線を一度照射し、ラジカル重合性化合物と
カチオン重合性化合物を同時に硬化させる方式が紹介さ
れている。しかしながら、ラジカル重合系とカチオン重
合系とを同時に硬化させる方法ではやはり体積収縮が発
生することより、根本的に解決策とはならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第一の課題
は、活性エネルギー線硬化性組成物を用い、体積収縮を
低減させ硬化後の割れの無い、高硬度の被膜を得ること
の出きる硬化被膜形成方法を提供することにある。本発
明の第二の課題は、前記した形成方法で形成される、硬
化後の割れの無い高硬度の被膜を有する硬化被膜塗布物
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は鋭意検討の結
果、異なる活性エネルギー線で硬化する2種の成分を有
する活性エネルギー線硬化性組成物に、いずれか一方を
重合させることが出来る活性エネルギー線を照射して系
内に高分子量化合物を形成させ、次に、第二工程で未硬
化の重合性化合物を別の活性エネルギー線を照射して重
合させることにより、第一工程で生成した高分子量化合
物が体積収縮を緩和する機能を示し、基材の変形や被膜
の割れが無く、表面硬度、耐摩性等に優れた被膜を得る
ことができることを見出し、本発明に至った。
【0007】即ち、本発明の第一の構成は、エチレン性
不飽和二重結合を有する化合物、カチオン重合性化合物
及びカチオン重合開始剤を含有する活性エネルギー線硬
化性塗料組成物を用いる硬化被膜形成方法であって、該
組成物を基材に塗布した後、第一の活性エネルギー線を
照射する第一の工程及び第二の活性エネルギー線を照射
する第二の工程とをこの順に有することを特徴とする硬
化被膜形成方法である。
【0008】第一の構成は、前記した、第一の活性エネ
ルギー線が紫外線であり、第二の活性エネルギー線が電
子線である硬化被膜形成方法、及び、前記した、第一の
活性エネルギー線が電子線であり、第二の活性エネルギ
ー線が紫外線である硬化被膜形成方法を含む。
【0009】本発明の第二の構成は、基材上に、エチレ
ン性不飽和二重結合を有する化合物、カチオン重合性化
合物及びカチオン重合開始剤を含有する活性エネルギー
線硬化性塗料組成物を塗布した被膜を有する硬化被膜塗
布物であって、該組成物を基材に塗布した後、第一の活
性エネルギー線を照射する第一の工程及び第二の活性エ
ネルギー線を照射する第二の工程とをこの順に有する硬
化被膜形成方法によって形成された硬化被膜を有するこ
とを特徴とする硬化被膜塗布物である。
【0010】第二の構成は、前記した、第一の活性エネ
ルギー線が紫外線であり、第二の活性エネルギー線が電
子線である硬化被膜塗布物、前記した、第一の活性エネ
ルギー線が電子線であり、第二の活性エネルギー線が紫
外線である硬化被膜塗布物、及び、前記した、硬化被膜
塗布物用の基材が無機系基材である硬化被膜塗布物を含
む。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係わる硬化被膜形成方法
に用いる、エチレン性不飽和二重結合を有する化合物、
カチオン重合性化合物及びカチオン重合開始剤を含有す
る活性エネルギー線硬化性組成物は、希釈溶剤を用いず
に、オフセット印刷、フレキソ印刷、ロールコート、グ
ラビアコート、カーテンフローコート等の従来から用い
られている塗工方式で塗工出来る低粘度の塗料組成物で
ある。
【0012】前記した、エチレン性不飽和二重結合を有
する化合物、カチオン重合性化合物及びカチオン重合開
始剤を含有する活性エネルギー線硬化性組成物を、紙、
プラスチック、金属、ガラス、及び無機系材料等の基板
又は基体にオフセット印刷、フレキソ印刷、ロールコー
ト、グラビアコート、カーテンフローコート等の塗工方
式で塗布した後、第一の活性エネルギー線として紫外線
を照射し、次の工程で、第二の活性エネルギー線とし
て、電子線を照射することにより硬化させることが出来
る。又、逆に、第一の活性エネルギー線として電子線を
照射し、次の工程で、第二の活性エネルギー線として、
紫外線を照射することにより硬化させることも出来る。
【0013】これらの硬化被膜形成方法によって、基
材、基体や塗膜に変形や割れ等が発生せず、耐摩性等の
物性、特に表面硬度に優れる硬化被膜を形成することが
出来る。
【0014】本発明に於ける硬化被膜形成方法では、異
なる活性エネルギー線で硬化する2種の成分を有する活
性エネルギー線硬化性組成物に、先ず、第一の工程とし
て、いずれか一方を重合させることが出来る第一の活性
エネルギー線を照射して系内に高分子量化合物を形成さ
せる。次に、第二の工程として、第一の工程で未硬化で
あった重合性化合物を、第二の活性エネルギー線を照射
して重合させる。こうして、第一工程で生成した高分子
量化合物が体積収縮を緩和する機能を示し、基材の変形
や被膜の割れが無く、表面硬度、耐摩性等に優れた硬化
被膜を得ることが出来る。
【0015】本発明で、使用し得る活性エネルギー線と
しては、紫外線、電子線が挙げられる。例えば、第一の
活性エネルギー線を紫外線とし、第二の活性エネルギー
線を電子線とすることが出来る。又逆に、第一の活性エ
ネルギー線を電子線とし、第二の活性エネルギー線を紫
外線とすることも出来る。更に、吸収波長の異なる2種
類の活性エネルギー線硬化性組成物に対し、それぞれの
波長に対応する波長に主な出力を有する紫外線を第一及
び第二の活性エネルギー線とすることもできる。
【0016】本発明で使用される活性エネルギー線硬化
性組成物は、例えば、エチレン性不飽和二重結合を有す
る化合物(A)、カチオン重合性化合物(B)及び光カ
チオン重合開始剤(C)を適宜混合することにより調製
することができる。塗料を塗布した後、いずれか一方を
重合させることが出来る活性エネルギー線を照射して系
内に高分子量化合物を形成させ、次に、前の工程で未硬
化の重合性化合物を別の活性エネルギー線を照射して重
合させることにより、前の工程で生成した高分子量化合
物が体積収縮を緩和する機能を示し、基材の変形や被膜
の割れが無く、表面硬度、耐摩性等に優れた被膜を得る
ことが出来る。
【0017】エチレン性不飽和二重結合を有する化合物
(A)及びカチオン重合性化合物(B)との割合は特に
限定されるものではないが、(A):(B)=99:1
〜1:99の割合、好ましくは(A):(B)=97:
3〜20:80の割合である。カチオン重合性化合物
(B)が多い場合は架橋密度が低下して表面硬度、耐摩
性等の物性が得られない。
【0018】エチレン性不飽和二重結合を有する化合物
としてはインキ及び塗料等に使用されている一般的な公
知の化合物、例えば(メタ)アクリロイル基を有する化
合物があげられる。すなわち1官能性モノマ−としては
ラウリル(メタ)アクリレ−ト、ステアリル(メタ)ア
クリレ−ト 、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリ
レ−ト、カプロラクトン変性テトラヒドロフルフリル
(メタ)アクリレ−ト、シクロヘキシル(メタ)アクリ
レ−ト、ジシクロペンタニル(メタ)アクリレ−ト、イ
ソボルニル(メタ)アクリレ−ト、ベンジル(メタ)ア
クリレ−ト、フェニル(メタ)アクリレ−ト、フェノキ
シエチル(メタ)アクリレ−ト、フェノキシジエチレン
グリコ−ル(メタ)アクリレ−ト、フェノキシテトラエ
チレングリコ−ル(メタ)アクリレ−ト、ノニルフェノ
キシエチル(メタ)アクリレ−ト、ノニルフェノキシテ
トラエチレングリコ−ル(メタ)アクリレ−ト、メトキ
シジエチレングリコ−ル(メタ)アクリレ−ト、エトキ
シジエチレングリコ−ル(メタ)アクリレ−ト、ブトキ
シエチル(メタ)アクリレ−ト、ブトキシトリエチレン
グリコ−ル(メタ)アクリレ−ト、2−エチルヘキシル
ポリエチレングリコ−ル(メタ)アクリレ−ト、ノニル
フェニルポリプロピレングリコル(メタ)アクリレ−
ト、メトキシジプロピレングリコ−ル(メタ)アクリレ
−ト、グリシジル(メタ)アクリレ−ト、N−ビニルピ
ロリドン、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ−
ト、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ−ト、グ
リセロ−ル(メタ)アクリレ−ト、ポリエチレングリコ
−ル(メタ)アクリレ−ト、ポリプロピレングリコ−ル
(メタ)アクリレ−ト、ECH変性ブチル(メタ)アク
リレ−ト、ECH変性フェノキシ(メタ)アクリレ−
ト、EO変性フタル酸(メタ)アクリレ−ト、EO変性
コハク酸(メタ)アクリレ−ト、カプロラクトン変性2
−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ−ト、N,N−ジ
メチルアミノエチル(メタ)アクリレ−ト、NNジエチ
ルアミノエチル(メタ)アクリレ−ト、モルホリン(メ
タ)アクリレート、EO変性リン酸(メタ)アクリレ−
ト等が挙げられる。
【0019】又、2官能性モノマ−としては、1、3−
ブチレングリコ−ルジ(メタ)アクリレ−ト、1、4ブ
チレングリコ−ルジ(メタ)アクリレ−ト、ネオペンチ
ルグリコ−ルジ(メタ)アクリレ−ト、1、6−ヘキサ
ングリコ−ルジ(メタ)アクリレ−ト、エチレングリコ
−ルジ(メタ)アクリレ−ト、ポリエチレングリコ−ル
ジ(メタ)アクリレ−ト、プロピレングリコ−ルジ(メ
タ)アクリレ−ト、EO変性ネオペンチルグリコ−ルジ
(メタ)アクリレ−ト、PO変性ネオペンチルグリコ−
ルジ(メタ)アクリレ−ト、ビスフェノ−ルAジ(メ
タ)アクリレ−ト、EO変性ビスフェノ−ルAジ(メ
タ)アクリレ−ト、ECH変性ビスフェノ−ルAジ(メ
タ)アクリレ−ト、EO変性ビスフェノ−ルSジ(メ
タ)アクリレ−ト、アリルジ(メタ)アクリレ−ト、ヒ
ドロキシピバリン酸エステルネオペンチルグリコ−ルジ
アクリレ−ト、カプロラクトン変性ヒドロキシピバリン
酸エステルネオペンチルグリコ−ルジアクリレ−ト、ネ
オペンチルグリコ−ル変性トリメチロ−ルプロパンジ
(メタ)アクリレ−ト、ステアリル酸変性ペンタエリス
リト−ルジ(メタ)アクリレ−ト、ジシクロペンテニル
アクリレ−ト、EO変性ジシクロペンテニル(メタ)ア
クリレ−ト、ジアクリル化イソシアヌレ−ト等が挙げら
れる。
【0020】又3官能性モノマ−としては、トリメチロ
−ルプロパントリ(メタ)アクリレ−ト、ペンタエリス
リト−ルトリ(メタ)アクリレ−ト、EO変性トリメチ
ロ−ルプロパントリ(メタ)アクリレ−ト、PO変性ト
リメチロ−ルプロパントリ(メタ)アクリレ−ト、EC
H変性トリメチロ−ルプロパントリ(メタ)アクリレ−
ト、ECH変性グリセロ−ルトリ(メタ)アクリレ−
ト、トリス(アクロキシエチル)イソシアヌレ−ト、ト
リス(メタアクリレ−トエチル)イソシアヌレ−ト等が
挙げられる。
【0021】多官能アクリレ−トとしてはジトリメチロ
−ルプロパンテトラ(メタ)アクリレ−ト、ペンタエリ
スリト−ルテトラ(メタ)アクリレ−ト、ジペンタエリ
スリト−ルモノヒドロキシペンタ(メタ)アクリレ−
ト、アルキル変性ジペンタエリスリト−ルペンタアクリ
レ−ト、ジペンタエリスリト−ルヘキサ(メタ)アクリ
レ−ト、カプロラクトン変性ジペンタエリスリト−ルヘ
キサ(メタ)アクリレ−ト等が挙げられる。
【0022】オリゴマ−としては、ポリエステル(メ
タ)アクリレート、ビスフェノ−ルA型、ノボラック
型、多価アルコ−ル型、多塩基酸型、ポリブタジエン型
のエポキシ(メタ)アクリレ−ト、ポリエステル型、ポ
リエ−テル型のウレタン(メタ)アクリレ−ト等が挙げ
られる。
【0023】カチオン重合性化合物としては公知のカチ
オン重合性化合物が使用でき、エポキシ化合物、オキセ
タン化合物及びビニルエーテル化合物が挙げられる。カ
チオン重合性化合物としては常温で液体となるものが好
ましい。常温で固体のカチオン重合性化合物を多量に使
用すると塗料の粘度が高くなり過ぎて塗工適性を阻害す
る恐れがある。
【0024】エポキシ化合物としては、脂肪族エポキシ
化合物、脂環式エポキシ化合物、芳香族エポキシ化合物
を混合できる。
【0025】脂環式エポキシ化合物の具体的例として
は、以下のものを挙げることができる。
【0026】
【化1】
【0027】
【化2】
【0028】
【化3】
【0029】
【化4】
【0030】
【化5】
【0031】
【化6】
【0032】
【化7】
【0033】脂肪族エポキシ化合物としては、ポリエチ
レングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレン
グリコールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコ
ールジグリシジルエーテル、トリメチロールプロパント
リグリシジルエーテル等が挙げられる。
【0034】芳香族エポキシ化合物としてはクレゾール
ノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エポキ
シ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂等が挙げられ
る。
【0035】オキセタン化合物の具体的例としては、以
下のものを挙げることができる。
【0036】
【化8】
【0037】ビニルエーテル化合物の具体例としては、
ブチルビニルエーテル、エチレングリコールモノビニル
エーテル、ブタンジオールモノビニルエーテル、エチレ
ングリコールブチルビニルエーテル、シクロヘキサンジ
メタノールモノビニルエーテル、シクロヘキシルビニル
エーテル、2−ジエチルアミノエチルビニルエーテル、
ジエチレングリコールジビニルエーテル、ブタンジオー
ルジビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールジビ
ニルエーテル、エチレングリコールジビニルエーテル、
テトラエチレングリコールジビニルエーテル、トリメチ
ロールプロパントリビニルエーテル等が挙げられる。
【0038】光カチオン重合開始剤(C)の具体的例と
しては、PP−33(旭電化工業製)のようなアリルジ
アゾニウム塩、FC−509(3M社製)、UVE10
14(G・E.社製)、UVI−6974、UVI−6
970、UVI−6990、UVI−6950(ユニオ
ン・カーバイト社製)、SP−170、SP−150
(旭電化工業社製)などのアリルヨードニウム塩、アリ
ルスルフォニウム塩或いはCG−24−61(チバガイ
ギー社製)等のアレン−イオン錯体を挙げることがで
き、これらの中でいずれも単独あるいは複数のものを組
み合わせて使用することができる。
【0039】また、このようなカチオン重合開始剤に、
公知慣用の光増感剤をも併用することができる。
【0040】このようにして得られる本発明の活性エネ
ルギー線硬化性組成物に、さらに必要に応じて、本発明
の目的を逸脱しない範囲内で、各種の機能を付与するた
め、着色剤、体質顔料、シリコーン樹脂、フッ素化合
物、滑剤、可塑剤、消泡剤、酸化防止剤、カップリング
剤、有機溶剤及びキレート剤等の添加剤、ポリエステル
樹脂類、ポリウレタン樹脂類、アクリル樹脂類、アルキ
ッド樹脂類、尿素樹脂類、メラミン樹脂類、セルロース
誘導体等を初め、アマニ油、大豆油、ひまし油の如き油
類のような天然ないし合成高分子類を添加することがで
きる。
【0041】本発明の活性エネルギー線硬化性組成物
は、紙、プラスチック、金属、ガラス、無機系材料等の
各種基材、更には、木材、皮革等の表面にも適用でき
る。紙基材としては、含浸紙、上質紙、コート紙、クラ
フト紙、薄葉紙等が用いられる。プラスチック基材とし
ては、ポリアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチ
レン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、
ポリスチレン樹脂、ナイロン樹脂、エポキシ樹脂、AB
S樹脂、ポリウレタン樹脂及びこれらの混合物が用いら
れる。金属基材としては、鉄、アルミニウム、ニッケ
ル、銅、亜鉛等又はこれらの合金が用いられ、通常メッ
キ処理、クロム酸処理等の表面処理を施された基材が用
いられる。
【0042】無機系材料としては、セラミック、珪酸カ
ルシウム、炭酸カルシウム、シリカ、アルミナ等の基
材、又、これらの材料の混合物、又は、これらの材料と
有機樹脂材料との混合物も用いられる。通常、目止め等
の表面処理が施された基材が好ましく用いられる。
【0043】本発明における活性エネルギー線硬化性組
成物の塗布方法としては、オフセット印刷、フレキソ印
刷、ロールコート、グラビアコート、カーテンフローコ
ート、バーコーター等の装置を用いることができる。
【0044】
【実施例】次に、本発明を実施例によって更に具体的に
説明するが、以下に於いて特に断りのない限り、表中の
数字は重量部を表すものとする。
【0045】(実施例および比較例)表1〜5に示した
組成となる様に活性エネルギー線硬化性組成物を配合
し、分散攪拌機にて各々調製した。次に、表中に示す基
材に塗布し、表中に示す順でメタルハライドランプ(1
60w/cm)を有する紫外線照射装置により150〜
400mJ/cm2の紫外線を、及び、窒素雰囲気下、
電子線を加速電圧165kV、電子線量30〜50kG
yの条件で照射し、それを硬化させた。
【0046】得られた硬化被膜に対し、下記に記載の方
法に従って、被膜外観および表面硬度、耐薬品性の評価
を行い、その結果を表1〜5に示した。
【0047】(1)塗工適性 塗工粘度範囲にあるかを、良好、高粘度、塗工不可の三
段階で評価した。
【0048】(2)被膜外観の評価 硬化させた被膜の外観を目視で評価した。ガラス等剛性
のある基材に塗布した場合は被膜の「割れ」の注目し、
紙基材、プラスチックフィルム基材等、薄手の基材に塗
布した場合は、塗膜の収縮による基材のカールに注目し
た。 変形:○基材の反りほとんどなし △わずかに変形
×大きく変形 割れ:○割れ亀裂なし △わずかに割れ発生 ×大
きく割れ発生
【0049】(3)被膜物性の評価 〔鉛筆硬度〕:剛性のある基材に塗布した場合に関し
て、JIS K5400に準じて評価した。 〔耐摩試験〕:約1cm2のスチールウール上に500
gの荷重を乗せ、10往復させて、傷を評価した。 ○ほとんど傷なし △わずかに傷有り ×大きく傷
有り 〔耐薬品性〕:(MEKラビング性試験) 綿棒にメチ
ルエチルケトンを染み込ませて塗膜表面を擦る。塗膜が
基材より剥離したときの回数を評価値とした。
【0050】
【表1】
【0051】尚、表1中に示した各組成の略号は、以下
の通りである。 アロニックスM309 :東亞合成(株)製 トリメチ
ロールプロパントリアクリレート アロニックスM9050 :東亞合成(株)製 多官能
ポリエステルアクリレート KS−TPGDA :日本化薬(株)製 トリプロピレ
ングリコールジアクリレート UVR6105 :ユニオン・カーバイド日本(株)製
脂環式エポキシ化合物 UVI6990 :ユニオン・カーバイド日本(株)製
アリルスルフォニウム塩系開始剤 BR87 :三菱レーヨン(株) 高分子量アクリル樹
【0052】
【表2】
【0053】尚、表2中に示した各組成の略号は、以下
の通りである。 アロニックスM1960 :東亞合成(株)製 多官能
ウレタンアクリレート ニューフロンティアL−C9A :第一工業製薬(株)
製 1,9−ノナンジオールジアクリレート セロキサイド3000 :ダイセル化学工業(株)製
脂環式エポキシ化合物 XDO :東亞合成(株)製 1,4−ビス〔(3−エ
チル−3−オキセタニルメトキシ)メチル〕ベンゼン UVI6990 :ユニオン・カーバイド日本(株)製
アリルスルフォニウム塩系開始剤 BR100 :三菱レーヨン(株) 高分子量アクリル
樹脂
【0054】
【表3】
【0055】尚、表3中に示した各組成の略号は、以下
の通りである。 DPHA :日本化薬(株)製 ジペンタエリスリトー
ルヘキサアクリレート ニューフロンティアPE300 :第一工業製薬(株)
製 ポリエチレングリコールジアクリレート XDO :東亞合成(株)製 1,4−ビス〔(3−エ
チル−3−オキセタニルメトキシ)メチル〕ベンゼン UVI6990 :ユニオン・カーバイド日本(株)製
アリルスルフォニウム塩系開始剤 アロニックスM120 :東亞合成(株)製 2−エチ
ルヘキシルカルビトールアクリレート
【0056】
【表4】
【0057】尚、表4中に示した各組成の略号は、以下
の通りである。 アロニックスM309 :東亞合成(株)製 トリメチ
ロールプロパントリアクリレート XDO :東亞合成(株)製 1,4−ビス〔(3−エ
チル−3−オキセタニルメトキシ)メチル〕ベンゼン UVI6990 :ユニオン・カーバイド日本(株)製
アリルスルフォニウム塩系開始剤 ダロキュア1173 :チバ・スペシャルティ・ケミカ
ルズ(株) 2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニ
ルプロパン−1−オン
【0058】
【表5】
【0059】尚、表5中に示した各組成の略号は、以下
の通りである。 アロニックスM309 :東亞合成(株)製 トリメチ
ロールプロパントリアクリレート アロニックスM9050 :東亞合成(株)製 多官能
ポリエステルアクリレート KS−TPGDA :日本化薬(株)製 トリプロピレ
ングリコールジアクリレート UVR6105 :ユニオン・カーバイド日本(株)製
脂環式エポキシ化合物 UVI6990 :ユニオン・カーバイド日本(株)製
アリルスルフォニウム塩系開始剤 BR87 :三菱レーヨン(株) 高分子量アクリル樹
【0060】
【発明の効果】本発明に係る、活性エネルギー線硬化性
組成物を用いた硬化被膜形成方法によって、非反応の高
分子量の応力緩和剤や希釈溶剤を使用せずに、従来から
用いられているオフセット印刷、フレキソ印刷、ロール
コート、グラビアコート、カーテンフローコート等の塗
工方式で塗工出来る低粘度の塗料を用いて、基材の変形
や被膜の割れが無く、表面硬度、耐摩性等に優れた硬化
被膜を得ることができる。即ち、本発明により、2種の
活性エネルギー線硬化性化合物を有する硬化性組成物を
利用し、第一工程で、いずれか一方を重合させることが
出来る活性エネルギー線を照射して系内に高分子量化合
物を形成させ、次に、第二工程で未硬化の重合性化合物
を別の活性エネルギー線を照射して重合させ、第一工程
で生成した高分子量化合物が体積収縮を緩和することに
より、基材の変形や皮膜の割れが無く、表面硬度、耐摩
性等に優れた硬化被膜を形成する方法及び該方法で得ら
れる硬化被膜又は硬化被膜を有する硬化被膜塗布物を得
ることができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08J 7/04 CER C08J 7/04 CERL CEZ CEZL C09D 5/00 C09D 5/00 C 133/06 133/06 157/00 157/00 163/00 163/00 201/00 201/00 // C08L 101:00 Fターム(参考) 4D075 BB42Z BB46Z BB47Z DB01 DB11 DB13 DB31 EA21 EC37 4F006 AA01 AA02 AA04 AA12 AA15 AA17 AA22 AA34 AA35 AA37 AA38 AA58 AB34 AB42 AB43 AB63 AB64 AB65 AB66 BA02 DA04 EA03 4J011 QA03 QA07 QA08 QA13 QA17 QA18 QA19 QA23 QA24 QA25 QA26 QA27 QA37 QB14 QB16 QB19 QB20 QB22 QB24 QC05 SA79 SA86 SA87 SA90 UA01 UA03 VA01 WA02 4J038 CE051 CE052 DB261 DB262 DB271 DB272 DN011 DN012 FA121 FA122 FA131 FA132 FA141 FA142 FA151 FA152 FA161 FA162 FA171 FA172 FA231 FA232 FA261 FA262 FA271 FA272 KA03 PA17 PC02 PC03 PC04 PC08 PC10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレン性不飽和二重結合を有する化合
    物、カチオン重合性化合物及びカチオン重合開始剤を含
    有する活性エネルギー線硬化性塗料組成物を用いる硬化
    被膜形成方法であって、該組成物を基材に塗布した後、
    第一の活性エネルギー線を照射する第一の工程及び第二
    の活性エネルギー線を照射する第二の工程とをこの順に
    有することを特徴とする硬化被膜形成方法。
  2. 【請求項2】 前記した、第一の活性エネルギー線が紫
    外線であり、第二の活性エネルギー線が電子線である請
    求項1に記載の硬化被膜形成方法。
  3. 【請求項3】 前記した、第一の活性エネルギー線が電
    子線であり、第二の活性エネルギー線が紫外線である請
    求項1に記載の硬化被膜形成方法。
  4. 【請求項4】 基材上に、エチレン性不飽和二重結合を
    有する化合物、カチオン重合性化合物及びカチオン重合
    開始剤を含有する活性エネルギー線硬化性塗料組成物を
    塗布した被膜を有する硬化被膜塗布物であって、該組成
    物を基材に塗布した後、第一の活性エネルギー線を照射
    する第一の工程及び第二の活性エネルギー線を照射する
    第二の工程とをこの順に有する硬化被膜形成方法によっ
    て形成された硬化被膜を有することを特徴とする硬化被
    膜塗布物。
  5. 【請求項5】 前記した、第一の活性エネルギー線が紫
    外線であり、第二の活性エネルギー線が電子線である請
    求項4に記載の硬化被膜塗布物。
  6. 【請求項6】 前記した、第一の活性エネルギー線が電
    子線であり、第二の活性エネルギー線が紫外線である請
    求項4に記載の硬化被膜塗布物。
  7. 【請求項7】 前記した、硬化被膜塗布物用の基材が無
    機系基材である請求項4〜6の何れかに記載の硬化被膜
    塗布物。
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