JP2001088736A - サスペンションフレーム構造 - Google Patents
サスペンションフレーム構造Info
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- 239000000725 suspension Substances 0.000 title claims abstract description 118
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims abstract description 55
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 239000003381 stabilizer Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D27/00—Connections between superstructure or understructure sub-units
- B62D27/02—Connections between superstructure or understructure sub-units rigid
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D21/00—Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
- B62D21/11—Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted with resilient means for suspension, e.g. of wheels or engine; sub-frames for mounting engine or suspensions
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/08—Front or rear portions
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 制動時、あるいはエンジンマウント荷重時の
剛性を向上し得る自動車のサスペンションフレーム構造
を提供すること。 【解決手段】 アッパープレートおよびロアプレートを
接合してサスペンションフレームを形成し、該サスペン
ションフレームの略中央部にエンジンマウントメンバー
取付部を設けたサスペンションフレーム構造において、
上記サスペンションフレーム5のエンジンマウントメン
バー取付部12を閉じ断面Sに形成すると共に該閉じ断
面内Sにリーンフォースメント14を配設し、上記サス
ペンションフレーム5のエンジンマウントメンバー取付
部12に対応する位置に、エンジンマウントメンバー締
結部材を挿通する筒状体13を上記アッパープレート
8、リーンフォースメント14およびロアプレート9に
貫通させて溶着した構造。
剛性を向上し得る自動車のサスペンションフレーム構造
を提供すること。 【解決手段】 アッパープレートおよびロアプレートを
接合してサスペンションフレームを形成し、該サスペン
ションフレームの略中央部にエンジンマウントメンバー
取付部を設けたサスペンションフレーム構造において、
上記サスペンションフレーム5のエンジンマウントメン
バー取付部12を閉じ断面Sに形成すると共に該閉じ断
面内Sにリーンフォースメント14を配設し、上記サス
ペンションフレーム5のエンジンマウントメンバー取付
部12に対応する位置に、エンジンマウントメンバー締
結部材を挿通する筒状体13を上記アッパープレート
8、リーンフォースメント14およびロアプレート9に
貫通させて溶着した構造。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サスペンションロ
アアームおよびエンジンマウントメンバー等を支持する
自動車のサスペンションフレーム構造に関する。
アアームおよびエンジンマウントメンバー等を支持する
自動車のサスペンションフレーム構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車体構造は、一般的に、トラッ
ク等に採用されているフレーム付き構造と、乗用車等に
採用されているフレームレス構造に大別される。フレー
ムレス構造は、フレームがない代わりに、ボデーの一部
としてサイドメンバやクロスメンバを組み込んで、ねじ
り剛性の向上を図っている。シャシ部品は、ボデーに直
接取り付けるが、一部の車では、部分フレーム、いわゆ
るサブフレームに取り付けてからボデーに組み付けてい
るものもある。
ク等に採用されているフレーム付き構造と、乗用車等に
採用されているフレームレス構造に大別される。フレー
ムレス構造は、フレームがない代わりに、ボデーの一部
としてサイドメンバやクロスメンバを組み込んで、ねじ
り剛性の向上を図っている。シャシ部品は、ボデーに直
接取り付けるが、一部の車では、部分フレーム、いわゆ
るサブフレームに取り付けてからボデーに組み付けてい
るものもある。
【0003】このサブフレームには、通常、サスペンシ
ョンロアアームが両側に取り付けられることからサスペ
ンションフレームとも呼ばれている。以下、サブフレー
ム等を総称してサスペンションフレームと呼ぶ。このサ
スペンションフレームは、サスペンションロアアーム、
スタビライザー等が取り付けられて車体に組み付けられ
ている。このサスペンションフレームは、基本構造とし
て、一般的にアッパープレート、ロアプレートおよびロ
アアーム取付ブラケットで構成されている。
ョンロアアームが両側に取り付けられることからサスペ
ンションフレームとも呼ばれている。以下、サブフレー
ム等を総称してサスペンションフレームと呼ぶ。このサ
スペンションフレームは、サスペンションロアアーム、
スタビライザー等が取り付けられて車体に組み付けられ
ている。このサスペンションフレームは、基本構造とし
て、一般的にアッパープレート、ロアプレートおよびロ
アアーム取付ブラケットで構成されている。
【0004】図8ないし図10は従来のサスペンション
フレームの構造(特開平7−179180号公報)を示
したものである。サスペンションフレーム100は、両
側部を一対のサイドメンバ101,101に支持されて
おり、サスペンションフレーム100の両側には、サス
ペンションロアアーム102,102が取り付けられて
いる。このサスペンションフレーム100と、前方に設
けられたクロスメンバ103との間には、センタメンバ
104が掛け渡されてエンジン105が組み付けられて
いる。このサスペンションフレーム100は、ダッシュ
パネル106で仕切られたエンジンルーム下方に通常配
設されており、各種の装備品等が組み付けられている。
ダッシュパネル106には、ステアリングナックル10
7がブラケット108によって取り付けられている。
フレームの構造(特開平7−179180号公報)を示
したものである。サスペンションフレーム100は、両
側部を一対のサイドメンバ101,101に支持されて
おり、サスペンションフレーム100の両側には、サス
ペンションロアアーム102,102が取り付けられて
いる。このサスペンションフレーム100と、前方に設
けられたクロスメンバ103との間には、センタメンバ
104が掛け渡されてエンジン105が組み付けられて
いる。このサスペンションフレーム100は、ダッシュ
パネル106で仕切られたエンジンルーム下方に通常配
設されており、各種の装備品等が組み付けられている。
ダッシュパネル106には、ステアリングナックル10
7がブラケット108によって取り付けられている。
【0005】このサスペンションフレーム100は、図
11ないし図13に示すように、通常、鋼板等をプレス
成形によって形成されたアッパープレート109とロア
プレート110を溶接等により接合して形成されたもの
で、左右両側に車体に取り付ける車体取付部h,i,j
が設けられ、中央部にエンジンマウントメンバー取付部
kが設けられている。このサスペンションフレーム10
0の車幅方向の両側に一対のサスペンションロアアーム
取付部100a,100bが設けられている。車体前方
側のサスペンションロアアーム取付部100aには、片
持ち状態で、ロアアーム取付ブラケット111が設けら
れている。このロアアーム取付ブラケット111はプレ
ス成形等により略四角形の箱形の片側の側面を開放して
形成されたもので、対向する壁面111a,111bに
サスペンションロアアーム102,102の軸支部11
2,112が設けられている。このロアアーム取付ブラ
ケット111は、サスペンションフレーム100の車体
取付部h,i,jの外側に片持ち支持されるため、剛性
が低く操縦安定性及び振動騒音に不利な構造となる。
11ないし図13に示すように、通常、鋼板等をプレス
成形によって形成されたアッパープレート109とロア
プレート110を溶接等により接合して形成されたもの
で、左右両側に車体に取り付ける車体取付部h,i,j
が設けられ、中央部にエンジンマウントメンバー取付部
kが設けられている。このサスペンションフレーム10
0の車幅方向の両側に一対のサスペンションロアアーム
取付部100a,100bが設けられている。車体前方
側のサスペンションロアアーム取付部100aには、片
持ち状態で、ロアアーム取付ブラケット111が設けら
れている。このロアアーム取付ブラケット111はプレ
ス成形等により略四角形の箱形の片側の側面を開放して
形成されたもので、対向する壁面111a,111bに
サスペンションロアアーム102,102の軸支部11
2,112が設けられている。このロアアーム取付ブラ
ケット111は、サスペンションフレーム100の車体
取付部h,i,jの外側に片持ち支持されるため、剛性
が低く操縦安定性及び振動騒音に不利な構造となる。
【0006】ロアアーム取付ブラケット111の取付部
は、図13に示すように、アッパープレート109の先
端部109aをロアアーム取付ブラケット111の上面
に一部を重ねて接合している。また、ロアプレート11
0の先端はロアアーム取付ブラケット111の壁面に突
き合わせて溶接されるため、リーンフォースメント11
3をアッパープレート109とロアプレート110相互
間に掛け渡して補強している。さらに、ロアアーム取付
ブラケット111の開口端部に沿ってフランジ部114
を設けて剛性の向上を図っている。
は、図13に示すように、アッパープレート109の先
端部109aをロアアーム取付ブラケット111の上面
に一部を重ねて接合している。また、ロアプレート11
0の先端はロアアーム取付ブラケット111の壁面に突
き合わせて溶接されるため、リーンフォースメント11
3をアッパープレート109とロアプレート110相互
間に掛け渡して補強している。さらに、ロアアーム取付
ブラケット111の開口端部に沿ってフランジ部114
を設けて剛性の向上を図っている。
【0007】サスペンションフレーム100が最も厳し
い条件は、前後方向の荷重が加わった時である(実車で
は、制動時やポットホールに落ちたときなど。)。制動
荷重時のサスペンションフレーム100の変形モードと
しては、図14に示すように、ロアアーム取付ブラケッ
ト111の取付部は、外側に捩られながら開くモード、
サスペンションフレーム100中央部は、下に沈み込む
モードとなる。サスペンションフレーム100中央部の
沈み込みは、急発進時のエンジンマウントメンバーから
の荷重時も同様に起こる。
い条件は、前後方向の荷重が加わった時である(実車で
は、制動時やポットホールに落ちたときなど。)。制動
荷重時のサスペンションフレーム100の変形モードと
しては、図14に示すように、ロアアーム取付ブラケッ
ト111の取付部は、外側に捩られながら開くモード、
サスペンションフレーム100中央部は、下に沈み込む
モードとなる。サスペンションフレーム100中央部の
沈み込みは、急発進時のエンジンマウントメンバーから
の荷重時も同様に起こる。
【0008】そこで、従来、サスペンションフレーム1
00の中央部の補強をするため、図15および図16に
示すように、アッパープレート109とロアプレート1
10の間にリーンフォースメント115を配設してい
る。アッパープレート109とロアプレート110は、
車体の前後方向で、前方側を重ね合わせ、後方側を閉曲
面に形成しており、前方側のアッパープレート109と
ロアプレート110間にリーンフォースメント115の
前端部を挟み込み、後方側の閉曲面内の下面にリーンフ
ォースメント115の後端部を溶接している。こうし
て、アッパープレート109とロアプレート110とリ
ーンフォースメント115が重ね合わされた部分にエン
ジンマウントメンバー取付部kが形成されている。
00の中央部の補強をするため、図15および図16に
示すように、アッパープレート109とロアプレート1
10の間にリーンフォースメント115を配設してい
る。アッパープレート109とロアプレート110は、
車体の前後方向で、前方側を重ね合わせ、後方側を閉曲
面に形成しており、前方側のアッパープレート109と
ロアプレート110間にリーンフォースメント115の
前端部を挟み込み、後方側の閉曲面内の下面にリーンフ
ォースメント115の後端部を溶接している。こうし
て、アッパープレート109とロアプレート110とリ
ーンフォースメント115が重ね合わされた部分にエン
ジンマウントメンバー取付部kが形成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エンジ
ンマウントメンバー取付部kは、アッパープレート10
9とロアプレート110とリーンフォースメント115
が重ね合わされて形成されているが、急発進時のエンジ
ンマウントメンバーからの荷重によって沈み込んでしま
い、剛性が不充分であった。また、サスペンションフレ
ーム100の1次固有振動数が車体と共振するため、マ
スダンパーが必要となる。
ンマウントメンバー取付部kは、アッパープレート10
9とロアプレート110とリーンフォースメント115
が重ね合わされて形成されているが、急発進時のエンジ
ンマウントメンバーからの荷重によって沈み込んでしま
い、剛性が不充分であった。また、サスペンションフレ
ーム100の1次固有振動数が車体と共振するため、マ
スダンパーが必要となる。
【0010】本発明は上記課題を解決し、制動時、ある
いはエンジンマウント荷重時の剛性を向上し得る自動車
のサスペンションフレーム構造を提供することを目的と
する。
いはエンジンマウント荷重時の剛性を向上し得る自動車
のサスペンションフレーム構造を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、アッパープレートおよびロアプレートを接合
してサスペンションフレームを形成し、このサスペンシ
ョンフレームの左右の両端部に、サスペンションロアア
ームの支持部を設けるとともに該サスペンションフレー
ムの略中央部にエンジンマウントメンバー取付部を設け
たサスペンションフレーム構造において、上記サスペン
ションフレームのエンジンマウントメンバー取付部を閉
じ断面に形成すると共に該閉じ断面内にリーンフォース
メントを配設し、上記サスペンションフレームのエンジ
ンマウントメンバー取付部に対応する位置に、エンジン
マウントメンバー締結部材を挿通する筒状体を上記アッ
パープレート、リーンフォースメントおよびロアプレー
トに貫通させ、これらアッパープレート、リーンフォー
スメントおよびロアプレートを、上記筒状体に溶着した
ことにある。また、本発明は、上記リーンフォースメン
トを車体の前後方向に斜めに配設したことにある。さら
に、本発明は、上記リーンフォースメントの筒状体との
接合部を水平形状に形成したことにある。またさらに、
本発明は、上記アッパープレートの少なくとも中央部前
端部を立ち下げて、ロアプレートの中央部前端部に接合
し、かつロアプレートの少なくとも中央部後端部を立ち
上げて上記アッパープレートの中央部後端部に接合し
て、上記サスペンションフレームの中央部の閉じ断面構
造を形成し、上記リーンフォースメントの前端フランジ
部は上記ロアプレートの前部下面に接合し、かつリーン
フォースメントの後端はロアプレートの後部上端に突き
当てて接合したことにある。さらに、本発明は、アッパ
ープレートおよびロアプレートを接合してサスペンショ
ンフレームを形成し、このサスペンションフレームの左
右の両端部に、サスペンションロアアームの支持部を設
けるとともに該サスペンションフレームの略中央部にエ
ンジンマウントメンバー取付部を設けたサスペンション
フレーム構造において、上記サスペンションフレームの
エンジンマウントメンバー取付部を閉じ断面に形成する
と共に上記ロアプレートのエンジンマウントメンバー取
付部周辺部を底上げして形成し、該底上げ部をリーンフ
ォースメントによって蓋をしてボックス形状を形成し、
上記サスペンションフレームのエンジンマウントメンバ
ー取付部に対応する位置に、エンジンマウントメンバー
締結部材を挿通する筒状体を上記アッパープレート、ロ
アプレートおよびリーンフォースメントに貫通させ、こ
れらアッパープレート、ロアプレートおよびリーンフォ
ースメントを、上記筒状体に溶着したことにある。
するため、アッパープレートおよびロアプレートを接合
してサスペンションフレームを形成し、このサスペンシ
ョンフレームの左右の両端部に、サスペンションロアア
ームの支持部を設けるとともに該サスペンションフレー
ムの略中央部にエンジンマウントメンバー取付部を設け
たサスペンションフレーム構造において、上記サスペン
ションフレームのエンジンマウントメンバー取付部を閉
じ断面に形成すると共に該閉じ断面内にリーンフォース
メントを配設し、上記サスペンションフレームのエンジ
ンマウントメンバー取付部に対応する位置に、エンジン
マウントメンバー締結部材を挿通する筒状体を上記アッ
パープレート、リーンフォースメントおよびロアプレー
トに貫通させ、これらアッパープレート、リーンフォー
スメントおよびロアプレートを、上記筒状体に溶着した
ことにある。また、本発明は、上記リーンフォースメン
トを車体の前後方向に斜めに配設したことにある。さら
に、本発明は、上記リーンフォースメントの筒状体との
接合部を水平形状に形成したことにある。またさらに、
本発明は、上記アッパープレートの少なくとも中央部前
端部を立ち下げて、ロアプレートの中央部前端部に接合
し、かつロアプレートの少なくとも中央部後端部を立ち
上げて上記アッパープレートの中央部後端部に接合し
て、上記サスペンションフレームの中央部の閉じ断面構
造を形成し、上記リーンフォースメントの前端フランジ
部は上記ロアプレートの前部下面に接合し、かつリーン
フォースメントの後端はロアプレートの後部上端に突き
当てて接合したことにある。さらに、本発明は、アッパ
ープレートおよびロアプレートを接合してサスペンショ
ンフレームを形成し、このサスペンションフレームの左
右の両端部に、サスペンションロアアームの支持部を設
けるとともに該サスペンションフレームの略中央部にエ
ンジンマウントメンバー取付部を設けたサスペンション
フレーム構造において、上記サスペンションフレームの
エンジンマウントメンバー取付部を閉じ断面に形成する
と共に上記ロアプレートのエンジンマウントメンバー取
付部周辺部を底上げして形成し、該底上げ部をリーンフ
ォースメントによって蓋をしてボックス形状を形成し、
上記サスペンションフレームのエンジンマウントメンバ
ー取付部に対応する位置に、エンジンマウントメンバー
締結部材を挿通する筒状体を上記アッパープレート、ロ
アプレートおよびリーンフォースメントに貫通させ、こ
れらアッパープレート、ロアプレートおよびリーンフォ
ースメントを、上記筒状体に溶着したことにある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しながら詳細に説明する。
参照しながら詳細に説明する。
【0013】図1は、自動車の車体前部を示したもの
で、ダッシュパネル1で仕切られたエンジンルーム2に
は、車体両側部に配設されたフロントサイドメンバ31
,32 にブラケット4を介してサスペンションフレー
ム5がエンジンルーム下面側に配設されている。フロン
トサイドメンバ31 ,32 の外側には、図2に示すよ
うに、左右の車輪6を懸架するストラット7がそれぞれ
設けられている。
で、ダッシュパネル1で仕切られたエンジンルーム2に
は、車体両側部に配設されたフロントサイドメンバ31
,32 にブラケット4を介してサスペンションフレー
ム5がエンジンルーム下面側に配設されている。フロン
トサイドメンバ31 ,32 の外側には、図2に示すよ
うに、左右の車輪6を懸架するストラット7がそれぞれ
設けられている。
【0014】サスペンションフレーム5の構造を、図3
ないし図6に従って説明する。サスペンションフレーム
5は、図3および図4に示すように、アッパープレート
8およびロアプレート9をプレス成形によりそれぞれ形
成し、これらアッパープレート8およびロアプレート9
を溶接等により接合して閉じ断面構造Sに形成したもの
である。アッパープレート8は、平板状の鋼板の前端部
を下方に折り曲げて立ち下げ、かつ、左右の両側にはサ
スペンションロアアーム101 ,102 のアーム10
a,10bを支持するサスペンションロアアーム支持部
8a,8bがそれぞれ設けられている。
ないし図6に従って説明する。サスペンションフレーム
5は、図3および図4に示すように、アッパープレート
8およびロアプレート9をプレス成形によりそれぞれ形
成し、これらアッパープレート8およびロアプレート9
を溶接等により接合して閉じ断面構造Sに形成したもの
である。アッパープレート8は、平板状の鋼板の前端部
を下方に折り曲げて立ち下げ、かつ、左右の両側にはサ
スペンションロアアーム101 ,102 のアーム10
a,10bを支持するサスペンションロアアーム支持部
8a,8bがそれぞれ設けられている。
【0015】一方、ロアプレート9は、平板状の鋼板の
後端部を上方に折り曲げて立ち上げ、かつ、左右の両側
には、サスペンションロアアーム101 ,102 のア
ーム10a,10bを支持するサスペンションロアアー
ム支持部9a,9bがそれぞれ設けられている。サスペ
ンションフレーム5は、アッパープレート8の前端立ち
下げ部8cの縁部に沿って設けられたフランジ部8dを
ロアプレート9の前端縁部9dに接合し、ロアプレート
9の後端立ち上げ部9cに設けられたフランジ部9eを
アッパープレート8の後端縁部8eに接合して、閉じ断
面Sを形成している。サスペンションフレーム5の左右
両端部には、アッパープレート8のサスペンションロア
アーム支持部8aと、ロアプレート9のサスペンション
ロアアーム支持部9aに支持されて左右のロアアーム取
付ブラケット11が設けられている。
後端部を上方に折り曲げて立ち上げ、かつ、左右の両側
には、サスペンションロアアーム101 ,102 のア
ーム10a,10bを支持するサスペンションロアアー
ム支持部9a,9bがそれぞれ設けられている。サスペ
ンションフレーム5は、アッパープレート8の前端立ち
下げ部8cの縁部に沿って設けられたフランジ部8dを
ロアプレート9の前端縁部9dに接合し、ロアプレート
9の後端立ち上げ部9cに設けられたフランジ部9eを
アッパープレート8の後端縁部8eに接合して、閉じ断
面Sを形成している。サスペンションフレーム5の左右
両端部には、アッパープレート8のサスペンションロア
アーム支持部8aと、ロアプレート9のサスペンション
ロアアーム支持部9aに支持されて左右のロアアーム取
付ブラケット11が設けられている。
【0016】このロアアーム取付ブラケット11はプレ
ス成形等により略箱形形状をしており、この箱形形状の
片側の側面を開放してサスペンションロアアーム10の
揺動軸の支持部を形成したもので、この箱形形状におけ
る車体の前後方向に対向する前後壁面11aに、サスペ
ンションロアアーム10の揺動軸を装着する取付孔11
bが設けられている。
ス成形等により略箱形形状をしており、この箱形形状の
片側の側面を開放してサスペンションロアアーム10の
揺動軸の支持部を形成したもので、この箱形形状におけ
る車体の前後方向に対向する前後壁面11aに、サスペ
ンションロアアーム10の揺動軸を装着する取付孔11
bが設けられている。
【0017】一方、上記サスペンションフレーム5の略
中央部には、エンジンマウントメンバー取付部12が設
けられており、このエンジンマウントメンバー取付部1
2には、アッパープレート8およびロアプレート9を貫
通する複数(図示例では2個所)の筒状体(カラー)1
3が溶着されている。このサスペンションフレーム5の
閉じ断面S内には、図4及び図5に示すようにサスペン
ションフレーム5の略中央部の前端から後端に掛けてリ
ーンフォースメント14が配設されている。このリーン
フォースメント14は、図6に示すように中央部の中間
部に水平部14aが設けられており、この水平部14a
に筒状体13の貫通穴14bが形成されている。リーン
フォースメント14は、その前端部14cをロアプレー
ト9の前部に溶接され、後端部14dをロアプレート9
の後端立ち上げ部9cの上端部に溶接されている(図4
参照)。このリーンフォースメント14の後部側の両角
部にはテーパ部14eが設けられており、これらテーパ
部1eをロアプレート9の内側テーパ部に溶接等により
ロアプレート9に組み付けられている(図5参照)。
中央部には、エンジンマウントメンバー取付部12が設
けられており、このエンジンマウントメンバー取付部1
2には、アッパープレート8およびロアプレート9を貫
通する複数(図示例では2個所)の筒状体(カラー)1
3が溶着されている。このサスペンションフレーム5の
閉じ断面S内には、図4及び図5に示すようにサスペン
ションフレーム5の略中央部の前端から後端に掛けてリ
ーンフォースメント14が配設されている。このリーン
フォースメント14は、図6に示すように中央部の中間
部に水平部14aが設けられており、この水平部14a
に筒状体13の貫通穴14bが形成されている。リーン
フォースメント14は、その前端部14cをロアプレー
ト9の前部に溶接され、後端部14dをロアプレート9
の後端立ち上げ部9cの上端部に溶接されている(図4
参照)。このリーンフォースメント14の後部側の両角
部にはテーパ部14eが設けられており、これらテーパ
部1eをロアプレート9の内側テーパ部に溶接等により
ロアプレート9に組み付けられている(図5参照)。
【0018】次に、上記構成によれば、ロアプレート9
の内側にリーンフォースメント14を予め接合してロア
プレート9とリーンフォースメント14による閉じ断面
S2を形成する。次に、アッパープレート8とロアプレ
ート9を接合してサスペンションフレーム5を形成す
る。一方、アッパープレート8のサスペンションロアア
ーム支持部8aと、ロアプレート9のサスペンションロ
アアーム支持部9aにはロアアーム取付ブラケット11
が支持されてサスペンションフレーム5が組み立てられ
ている。サスペンションフレーム5は、アッパープレー
ト8とロアプレート9を接合することによって閉じ断面
S2 の周囲に箱形状の閉じ断面Sが形成されているの
で、中央部の剛性を向上することができる。
の内側にリーンフォースメント14を予め接合してロア
プレート9とリーンフォースメント14による閉じ断面
S2を形成する。次に、アッパープレート8とロアプレ
ート9を接合してサスペンションフレーム5を形成す
る。一方、アッパープレート8のサスペンションロアア
ーム支持部8aと、ロアプレート9のサスペンションロ
アアーム支持部9aにはロアアーム取付ブラケット11
が支持されてサスペンションフレーム5が組み立てられ
ている。サスペンションフレーム5は、アッパープレー
ト8とロアプレート9を接合することによって閉じ断面
S2 の周囲に箱形状の閉じ断面Sが形成されているの
で、中央部の剛性を向上することができる。
【0019】図7は本発明の他に実施の形態でありアッ
パープレート8をはずして示している。この場合、ロア
プレート9の板面中央部に、上方に向けて凸状部15を
形成し、この凸状部15の下面に、リーンフォースメン
ト16を接合して閉じ断面S3を形成する。この場合も
サスペンションフレーム5の中央部の剛性を向上するこ
とができる。凸状部15およびリーンフォースメント1
6には、それぞれ筒状体13を挿通する貫通穴15a、
16aが形成されており、これら貫通穴15a、16a
に筒状体13を挿通させて溶着するものである。この実
施例の凸状部15と前記実施の形態のリーンフォースメ
ント14とを組み合わせて使用することもできる。
パープレート8をはずして示している。この場合、ロア
プレート9の板面中央部に、上方に向けて凸状部15を
形成し、この凸状部15の下面に、リーンフォースメン
ト16を接合して閉じ断面S3を形成する。この場合も
サスペンションフレーム5の中央部の剛性を向上するこ
とができる。凸状部15およびリーンフォースメント1
6には、それぞれ筒状体13を挿通する貫通穴15a、
16aが形成されており、これら貫通穴15a、16a
に筒状体13を挿通させて溶着するものである。この実
施例の凸状部15と前記実施の形態のリーンフォースメ
ント14とを組み合わせて使用することもできる。
【0020】なお、本発明は、上記実施の形態にのみ、
限定されるものではなく、例えば、サスペンションフレ
ーム5のアッパープレート8とロアプレート9の閉じ断
面Sに設けられるリーンフォースメント14の形状は、
どのような形状でも良く、また、筒状体13の数、およ
び径も任意に設定することができる。
限定されるものではなく、例えば、サスペンションフレ
ーム5のアッパープレート8とロアプレート9の閉じ断
面Sに設けられるリーンフォースメント14の形状は、
どのような形状でも良く、また、筒状体13の数、およ
び径も任意に設定することができる。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による自動車
のサスペンションフレーム構造によれば次のような効果
を奏することができる。請求項1において、アッパープ
レートおよびロアプレートを接合してサスペンションフ
レームを形成し、このサスペンションフレームの左右の
両端部に、サスペンションロアアームの支持部を設ける
とともに該サスペンションフレームの略中央部にエンジ
ンマウントメンバー取付部を設けたサスペンションフレ
ーム構造において、上記サスペンションフレームのエン
ジンマウントメンバー取付部を閉じ断面に形成すると共
に該閉じ断面内にリーンフォースメントを配設し、上記
サスペンションフレームのエンジンマウントメンバー取
付部に対応する位置に、エンジンマウントメンバー締結
部材を挿通する筒状体を上記アッパープレート、リーン
フォースメントおよびロアプレートに貫通させ、これら
アッパープレート、リーンフォースメントおよびロアプ
レートを、上記筒状体に溶着したので、制動力、横力お
よびエンジンマウント荷重時の剛性の向上を図ることが
できる。また、アッパープレート、リーンフォースメン
トおよびロアプレートを、上記筒状体に溶着したので、
特に、エンジンマウント荷重時の剛性の向上を図ること
ができ、従来必要としていたマスダンパ等が不用とな
る。請求項2において、上記リーンフォースメントを車
体の前後方向に斜めに配設したので、剛性の向上を図る
ことができる。請求項3において、上記リーンフォース
メントの筒状体との接合部を水平形状に形成したので、
リーンフォースメントと筒状体との組み付けが容易であ
る。請求項4において、上記アッパープレートの少なく
とも中央部前端部を立ち下げて、ロアプレートの中央部
前端部に接合し、かつロアプレートの少なくとも中央部
後端部を立ち上げて上記アッパープレートの中央部後端
部に接合して、上記サスペンションフレームの中央部の
閉じ断面構造を形成し、上記リーンフォースメントの前
端フランジ部は上記ロアプレートの前部下面に接合し、
かつリーンフォースメントの後端はロアプレートの後部
上端に突き当てて接合したので、制動力、横力およびエ
ンジンマウント荷重時の剛性の向上を図ることができ
る。また、アッパープレート、リーンフォースメントお
よびロアプレートを、上記筒状体に溶着したので、特
に、エンジンマウント荷重時の剛性の向上を図ることが
できる。請求項5において、アッパープレートおよびロ
アプレートを接合してサスペンションフレームを形成
し、このサスペンションフレームの左右の両端部に、サ
スペンションロアアームの支持部を設けるとともに該サ
スペンションフレームの略中央部にエンジンマウントメ
ンバー取付部を設けたサスペンションフレーム構造にお
いて、上記サスペンションフレームのエンジンマウント
メンバー取付部を閉じ断面に形成すると共に上記ロアプ
レートのエンジンマウントメンバー取付部周辺部を底上
げして形成し、該底上げ部をリーンフォースメントによ
って蓋をしてボックス形状を形成し、上記サスペンショ
ンフレームのエンジンマウントメンバー取付部に対応す
る位置に、エンジンマウントメンバー締結部材を挿通す
る筒状体を上記アッパープレート、ロアプレートおよび
リーンフォースメントに貫通させ、これらアッパープレ
ート、ロアプレートおよびリーンフォースメントを、上
記筒状体に溶着したので、制動力、横力およびエンジン
マウント荷重時の剛性の向上を図ることができる。ま
た、アッパープレート、ロアプレートおよびリーンフォ
ースメントを、上記筒状体に溶着したので、特に、エン
ジンマウント荷重時の剛性の向上を図ることができ、従
来必要としていたマスダンパ等が不用となる。ロアプレ
ート中央部の剛性を向上することができる。
のサスペンションフレーム構造によれば次のような効果
を奏することができる。請求項1において、アッパープ
レートおよびロアプレートを接合してサスペンションフ
レームを形成し、このサスペンションフレームの左右の
両端部に、サスペンションロアアームの支持部を設ける
とともに該サスペンションフレームの略中央部にエンジ
ンマウントメンバー取付部を設けたサスペンションフレ
ーム構造において、上記サスペンションフレームのエン
ジンマウントメンバー取付部を閉じ断面に形成すると共
に該閉じ断面内にリーンフォースメントを配設し、上記
サスペンションフレームのエンジンマウントメンバー取
付部に対応する位置に、エンジンマウントメンバー締結
部材を挿通する筒状体を上記アッパープレート、リーン
フォースメントおよびロアプレートに貫通させ、これら
アッパープレート、リーンフォースメントおよびロアプ
レートを、上記筒状体に溶着したので、制動力、横力お
よびエンジンマウント荷重時の剛性の向上を図ることが
できる。また、アッパープレート、リーンフォースメン
トおよびロアプレートを、上記筒状体に溶着したので、
特に、エンジンマウント荷重時の剛性の向上を図ること
ができ、従来必要としていたマスダンパ等が不用とな
る。請求項2において、上記リーンフォースメントを車
体の前後方向に斜めに配設したので、剛性の向上を図る
ことができる。請求項3において、上記リーンフォース
メントの筒状体との接合部を水平形状に形成したので、
リーンフォースメントと筒状体との組み付けが容易であ
る。請求項4において、上記アッパープレートの少なく
とも中央部前端部を立ち下げて、ロアプレートの中央部
前端部に接合し、かつロアプレートの少なくとも中央部
後端部を立ち上げて上記アッパープレートの中央部後端
部に接合して、上記サスペンションフレームの中央部の
閉じ断面構造を形成し、上記リーンフォースメントの前
端フランジ部は上記ロアプレートの前部下面に接合し、
かつリーンフォースメントの後端はロアプレートの後部
上端に突き当てて接合したので、制動力、横力およびエ
ンジンマウント荷重時の剛性の向上を図ることができ
る。また、アッパープレート、リーンフォースメントお
よびロアプレートを、上記筒状体に溶着したので、特
に、エンジンマウント荷重時の剛性の向上を図ることが
できる。請求項5において、アッパープレートおよびロ
アプレートを接合してサスペンションフレームを形成
し、このサスペンションフレームの左右の両端部に、サ
スペンションロアアームの支持部を設けるとともに該サ
スペンションフレームの略中央部にエンジンマウントメ
ンバー取付部を設けたサスペンションフレーム構造にお
いて、上記サスペンションフレームのエンジンマウント
メンバー取付部を閉じ断面に形成すると共に上記ロアプ
レートのエンジンマウントメンバー取付部周辺部を底上
げして形成し、該底上げ部をリーンフォースメントによ
って蓋をしてボックス形状を形成し、上記サスペンショ
ンフレームのエンジンマウントメンバー取付部に対応す
る位置に、エンジンマウントメンバー締結部材を挿通す
る筒状体を上記アッパープレート、ロアプレートおよび
リーンフォースメントに貫通させ、これらアッパープレ
ート、ロアプレートおよびリーンフォースメントを、上
記筒状体に溶着したので、制動力、横力およびエンジン
マウント荷重時の剛性の向上を図ることができる。ま
た、アッパープレート、ロアプレートおよびリーンフォ
ースメントを、上記筒状体に溶着したので、特に、エン
ジンマウント荷重時の剛性の向上を図ることができ、従
来必要としていたマスダンパ等が不用となる。ロアプレ
ート中央部の剛性を向上することができる。
【図1】本発明による自動車のサスペンションフレーム
構造の実施の形態を示す概念斜視図である。
構造の実施の形態を示す概念斜視図である。
【図2】図1のサスペンションフレーム構造を示す斜視
図である。
図である。
【図3】図2のサスペンションフレーム構造のアッパー
プレートとロアプレートを示す分解斜視図である。
プレートとロアプレートを示す分解斜視図である。
【図4】図2のA−A線断面図である。
【図5】図4のアッパープレートを取り除いて示す斜視
図である。
図である。
【図6】図5のリーンフォースメントを示す斜視図であ
る。
る。
【図7】本発明による自動車のサスペンションフレーム
構造の他の実施の形態を示す概念斜視図である。
構造の他の実施の形態を示す概念斜視図である。
【図8】従来のサスペンションフレーム構造を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図9】従来のサスペンションフレーム構造を示す平面
図である。
図である。
【図10】図9の側面図である。
【図11】従来のサスペンションフレーム構造を示す平
面図である。
面図である。
【図12】従来のサスペンションフレーム構造を示す斜
視図である。
視図である。
【図13】図11のB−B線断面図である。
【図14】従来のサスペンションフレーム構造による制
動荷重時の変形モードを示す斜視図である。
動荷重時の変形モードを示す斜視図である。
【図15】図11のC−C線断面図である。
【図16】図11のD−D線断面図である。
1 ダッシュパネル 2 エンジンルーム 31 ,32 サイドメンバ 4 ブラケット 5 サスペンションフレーム 6 車輪 7 ストラット 8 アッパープレート 9 ロアプレート 101 ,102 サスペンションロアアーム 11 ロアアーム取付ブラケット 12 エンジンマウントメンバー取付部 13 筒状体 14 リーンフォースメント 15 凸状部 16 リーンフォースメント 8a,8b、9a,9b サスペンションロアアーム支
持部 8c 前端立ち下げ部 9c 後端立ち上げ部 14a 水平部 S,S2 閉じ断面
持部 8c 前端立ち下げ部 9c 後端立ち上げ部 14a 水平部 S,S2 閉じ断面
Claims (5)
- 【請求項1】 アッパープレートおよびロアプレートを
接合してサスペンションフレームを形成し、このサスペ
ンションフレームの左右の両端部に、サスペンションロ
アアームの支持部を設けるとともに該サスペンションフ
レームの略中央部にエンジンマウントメンバー取付部を
設けたサスペンションフレーム構造において、上記サス
ペンションフレームのエンジンマウントメンバー取付部
を閉じ断面に形成すると共に該閉じ断面内にリーンフォ
ースメントを配設し、上記サスペンションフレームのエ
ンジンマウントメンバー取付部に対応する位置に、エン
ジンマウントメンバー締結部材を挿通する筒状体を上記
アッパープレート、リーンフォースメントおよびロアプ
レートに貫通させ、これらアッパープレート、リーンフ
ォースメントおよびロアプレートを、上記筒状体に溶着
したことを特徴とする自動車のサスペンションフレーム
構造。 - 【請求項2】 上記リーンフォースメントを車体の前後
方向に斜めに配設したことを特徴とする請求項1に記載
の自動車のサスペンションフレーム構造。 - 【請求項3】 上記リーンフォースメントの筒状体との
接合部を水平形状に形成したことを特徴とする請求項2
に記載の自動車のサスペンションフレーム構造。 - 【請求項4】 上記アッパープレートの少なくとも中央
部前端部を立ち下げて、ロアプレートの中央部前端部に
接合し、かつロアプレートの少なくとも中央部後端部を
立ち上げて上記アッパープレートの中央部後端部に接合
して、上記サスペンションフレームの中央部の閉じ断面
構造を形成し、上記リーンフォースメントの前端フラン
ジ部は上記ロアプレートの前部下面に接合し、かつリー
ンフォースメントの後端はロアプレートの後部上端に突
き当てて接合したことを特徴とする請求項2または3に
記載の自動車のサスペンションフレーム構造。 - 【請求項5】 アッパープレートおよびロアプレートを
接合してサスペンションフレームを形成し、このサスペ
ンションフレームの左右の両端部に、サスペンションロ
アアームの支持部を設けるとともに該サスペンションフ
レームの略中央部にエンジンマウントメンバー取付部を
設けたサスペンションフレーム構造において、上記サス
ペンションフレームのエンジンマウントメンバー取付部
を閉じ断面に形成すると共に上記ロアプレートのエンジ
ンマウントメンバー取付部周辺部を底上げして形成し、
該底上げ部をリーンフォースメントによって蓋をしてボ
ックス形状を形成し、上記サスペンションフレームのエ
ンジンマウントメンバー取付部に対応する位置に、エン
ジンマウントメンバー締結部材を挿通する筒状体を上記
アッパープレート、ロアプレートおよびリーンフォース
メントに貫通させ、これらアッパープレート、ロアプレ
ートおよびリーンフォースメントを、上記筒状体に溶着
したことを特徴とする自動車のサスペンションフレーム
構造。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27006499A JP2001088736A (ja) | 1999-09-24 | 1999-09-24 | サスペンションフレーム構造 |
| DE10047880A DE10047880B4 (de) | 1999-09-24 | 2000-09-18 | Fahrschemelkonstruktion für ein Kraftfahrzeug |
| US09/667,177 US6402172B1 (en) | 1999-09-24 | 2000-09-21 | Suspension frame construction |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27006499A JP2001088736A (ja) | 1999-09-24 | 1999-09-24 | サスペンションフレーム構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001088736A true JP2001088736A (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=17481025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27006499A Pending JP2001088736A (ja) | 1999-09-24 | 1999-09-24 | サスペンションフレーム構造 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6402172B1 (ja) |
| JP (1) | JP2001088736A (ja) |
| DE (1) | DE10047880B4 (ja) |
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| JP2005138652A (ja) * | 2003-11-05 | 2005-06-02 | Daihatsu Motor Co Ltd | 車両用サスペンションメンバの補強構造 |
| JP2009161040A (ja) * | 2008-01-07 | 2009-07-23 | Honda Motor Co Ltd | 車体フレーム部材 |
| WO2013108353A1 (ja) * | 2012-01-16 | 2013-07-25 | トヨタ自動車株式会社 | 車体前部構造 |
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| CN112867636A (zh) * | 2018-10-16 | 2021-05-28 | 北美日产公司 | 车辆前端结构 |
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| TWI231283B (en) * | 2002-12-25 | 2005-04-21 | Mitsubishi Motors Corp | Suspension cross member |
| FR2870195B1 (fr) * | 2004-05-17 | 2006-08-04 | Auto Chassis Internat Snc Snc | Berceau de vehicule automobile non filtre adaptable en un berceau filtre, procede de fabrication et vehicule correspondants |
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-
1999
- 1999-09-24 JP JP27006499A patent/JP2001088736A/ja active Pending
-
2000
- 2000-09-18 DE DE10047880A patent/DE10047880B4/de not_active Expired - Fee Related
- 2000-09-21 US US09/667,177 patent/US6402172B1/en not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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