JP2001025834A - プレス装置にワークを送るワーク搬送装置 - Google Patents
プレス装置にワークを送るワーク搬送装置Info
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- JP2001025834A JP2001025834A JP11201195A JP20119599A JP2001025834A JP 2001025834 A JP2001025834 A JP 2001025834A JP 11201195 A JP11201195 A JP 11201195A JP 20119599 A JP20119599 A JP 20119599A JP 2001025834 A JP2001025834 A JP 2001025834A
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Landscapes
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一定のピッチで所定形状が連続する製品をピ
ッチ毎にプレス成形するプレス装置に対して製品となる
ワークをグリッパーで保持しながら送り出すワーク搬送
装置であって、送り出しの精度の高い装置を提供する。 【解決手段】 ワーク搬送装置30は、プレス装置40
に対して製品となる板素材Mを送り出す装置であって、
移動グリッパー34と、リニアモータと、制御部とを備
えている。移動グリッパー34は、板素材Mをグリップ
することができる。リニアモータは、移動グリッパー3
4を、製品の長さ800mm以上移動させることができ
る。制御部は、移動グリッパー34に板素材Mをグリッ
プさせた状態で、リニアモータを作動させて移動グリッ
パー34を1ピッチ100mmずつプレス装置40へと
移動させる。
ッチ毎にプレス成形するプレス装置に対して製品となる
ワークをグリッパーで保持しながら送り出すワーク搬送
装置であって、送り出しの精度の高い装置を提供する。 【解決手段】 ワーク搬送装置30は、プレス装置40
に対して製品となる板素材Mを送り出す装置であって、
移動グリッパー34と、リニアモータと、制御部とを備
えている。移動グリッパー34は、板素材Mをグリップ
することができる。リニアモータは、移動グリッパー3
4を、製品の長さ800mm以上移動させることができ
る。制御部は、移動グリッパー34に板素材Mをグリッ
プさせた状態で、リニアモータを作動させて移動グリッ
パー34を1ピッチ100mmずつプレス装置40へと
移動させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレス装置にワー
クを送るワーク搬送装置、特に、一定のピッチで所定形
状が連続する製品をピッチ毎にプレス成形するプレス装
置に対して製品となるワークを送り出すワーク搬送装置
に関する。
クを送るワーク搬送装置、特に、一定のピッチで所定形
状が連続する製品をピッチ毎にプレス成形するプレス装
置に対して製品となるワークを送り出すワーク搬送装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】所定の形状が一定の間隔(ピッチ)で連
続するような製品をプレス加工によって成形する場合、
プレス設備や使用する型の小型化を図るために、所定の
形状1つ分だけに対応した型及びプレス設備を設け、ワ
ークを1ピッチずつプレス装置に送り出す方法が採用さ
れることがある。例えば、帯状のワークを間欠的にプレ
ス装置に送り、複数回のプレス加工によって1つの製品
を成形する。
続するような製品をプレス加工によって成形する場合、
プレス設備や使用する型の小型化を図るために、所定の
形状1つ分だけに対応した型及びプレス設備を設け、ワ
ークを1ピッチずつプレス装置に送り出す方法が採用さ
れることがある。例えば、帯状のワークを間欠的にプレ
ス装置に送り、複数回のプレス加工によって1つの製品
を成形する。
【0003】このような複数回のプレスにより所定形状
が連続する製品を成形するような場合には、ワークを送
り出す装置として1ピッチずつワークを送り出すことの
できるワーク搬送装置が使用される。この種のワーク搬
送装置としては、フィードロールによってワークを送り
出すタイプの装置と、ワークをつかむグリッパーを矩形
運動させるタイプの装置とが存在する。
が連続する製品を成形するような場合には、ワークを送
り出す装置として1ピッチずつワークを送り出すことの
できるワーク搬送装置が使用される。この種のワーク搬
送装置としては、フィードロールによってワークを送り
出すタイプの装置と、ワークをつかむグリッパーを矩形
運動させるタイプの装置とが存在する。
【0004】このうち、フィードロールを用いてワーク
を送り出す装置の場合、ワークとロールとの間の滑りの
発生が避けられず、高い送り精度が求められるときには
これを採用し難い。
を送り出す装置の場合、ワークとロールとの間の滑りの
発生が避けられず、高い送り精度が求められるときには
これを採用し難い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、グリッパーを用
いる装置では、ワークをつかんだグリッパーをエアーシ
リンダー等の移動機構によって1ピッチ分だけ前進さ
せ、そこでワークを離させた後にグリッパーを元の位置
に戻すという動作を繰り返す。この方法の場合には、グ
リッパーによりワークをしっかりと保持するためワーク
をつかんでいるときには滑りやズレは発生しない。
いる装置では、ワークをつかんだグリッパーをエアーシ
リンダー等の移動機構によって1ピッチ分だけ前進さ
せ、そこでワークを離させた後にグリッパーを元の位置
に戻すという動作を繰り返す。この方法の場合には、グ
リッパーによりワークをしっかりと保持するためワーク
をつかんでいるときには滑りやズレは発生しない。
【0006】しかし、1ピッチ送る毎にグリッパーによ
るワークのつかみ替えが行われて同じ動作が繰り返され
るため、1ピッチ送る動作における精度が高くても、動
作を複数回繰り返すことにより送り誤差が累積され、最
終的な製品の寸法精度を確保することが難しい。例え
ば、8回のプレス加工により帯状部材に8セットの切欠
きを打抜き成形する場合、各動作における送り長さが
0.1mm足りないときに、最初のほうに成形される切
欠きは寸法公差の範囲内に入るが最後のほうに成形され
る切欠きは1mm近い寸法誤差となり寸法公差の範囲か
ら外れてしまう。
るワークのつかみ替えが行われて同じ動作が繰り返され
るため、1ピッチ送る動作における精度が高くても、動
作を複数回繰り返すことにより送り誤差が累積され、最
終的な製品の寸法精度を確保することが難しい。例え
ば、8回のプレス加工により帯状部材に8セットの切欠
きを打抜き成形する場合、各動作における送り長さが
0.1mm足りないときに、最初のほうに成形される切
欠きは寸法公差の範囲内に入るが最後のほうに成形され
る切欠きは1mm近い寸法誤差となり寸法公差の範囲か
ら外れてしまう。
【0007】本発明の課題は、一定のピッチで所定形状
が連続する製品を前記ピッチ毎にプレス成形するプレス
装置に対して製品となるワークをグリッパーで保持しな
がら送り出すワーク搬送装置であって、送り出しの精度
の高い装置を提供することにある。
が連続する製品を前記ピッチ毎にプレス成形するプレス
装置に対して製品となるワークをグリッパーで保持しな
がら送り出すワーク搬送装置であって、送り出しの精度
の高い装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のワーク
搬送装置は、プレス装置に対して製品となるワークを送
り出す装置であって、移動グリッパーと、移動機構と、
制御部とを備えている。プレス装置は、一定のピッチで
所定形状が連続する製品を、ピッチ毎にプレス成形す
る。移動グリッパーは、ワークを保持することができ
る。移動機構は、移動グリッパーを、少なくとも2ピッ
チ以上移動させることができる。制御部は、移動グリッ
パーにワークを保持させた状態で、移動機構を作動させ
て移動グリッパーを1ピッチずつプレス装置へと移動さ
せる。
搬送装置は、プレス装置に対して製品となるワークを送
り出す装置であって、移動グリッパーと、移動機構と、
制御部とを備えている。プレス装置は、一定のピッチで
所定形状が連続する製品を、ピッチ毎にプレス成形す
る。移動グリッパーは、ワークを保持することができ
る。移動機構は、移動グリッパーを、少なくとも2ピッ
チ以上移動させることができる。制御部は、移動グリッ
パーにワークを保持させた状態で、移動機構を作動させ
て移動グリッパーを1ピッチずつプレス装置へと移動さ
せる。
【0009】本請求項の装置では、移動グリッパーでワ
ークを保持し、移動グリッパーを1ピッチずつ移動機構
で移動させることによって、プレス装置にワークを送り
出している。そして、ここでは移動機構が少なくとも2
ピッチ以上移動グリッパーを移動させることができるた
め、1ピッチ送る毎に移動グリッパーを元の位置に戻す
必要はなく、少なくとも2ピッチは移動グリッパーを戻
すことなくプレス装置へと移動させることができる。し
たがって、1ピッチずつワークを送っては移動グリッパ
ーを元の位置に戻している従来の装置に較べて、送り誤
差が累積される回数が減る。このため、本装置では、最
終的な製品の寸法精度を確保することが容易となる。
ークを保持し、移動グリッパーを1ピッチずつ移動機構
で移動させることによって、プレス装置にワークを送り
出している。そして、ここでは移動機構が少なくとも2
ピッチ以上移動グリッパーを移動させることができるた
め、1ピッチ送る毎に移動グリッパーを元の位置に戻す
必要はなく、少なくとも2ピッチは移動グリッパーを戻
すことなくプレス装置へと移動させることができる。し
たがって、1ピッチずつワークを送っては移動グリッパ
ーを元の位置に戻している従来の装置に較べて、送り誤
差が累積される回数が減る。このため、本装置では、最
終的な製品の寸法精度を確保することが容易となる。
【0010】請求項2に記載のワーク搬送装置は、請求
項1に記載の装置であって、制御部は、移動グリッパー
をプレス装置へと1ピッチ移動させる毎に、プレス装置
にワークのプレス成形を行わせる。ここでは、移動グリ
ッパーを1ピッチ移動させてワークを1ピッチ分だけプ
レス装置に送り込むと、プレス装置がプレス成形をワー
クに施す。すなわち、ワークは、1ピッチ送られては1
ピッチ分プレス成形される。したがって、プレス装置は
1ピッチ分の所定形状に対応した型やプレス設備を備え
ていればよい。
項1に記載の装置であって、制御部は、移動グリッパー
をプレス装置へと1ピッチ移動させる毎に、プレス装置
にワークのプレス成形を行わせる。ここでは、移動グリ
ッパーを1ピッチ移動させてワークを1ピッチ分だけプ
レス装置に送り込むと、プレス装置がプレス成形をワー
クに施す。すなわち、ワークは、1ピッチ送られては1
ピッチ分プレス成形される。したがって、プレス装置は
1ピッチ分の所定形状に対応した型やプレス設備を備え
ていればよい。
【0011】請求項3に記載のワーク搬送装置は、請求
項1又は2に記載の装置であって、移動機構は、移動グ
リッパーを少なくとも製品の長さだけ移動させることが
できる。ここでは、製品の長さ分だけ移動グリッパーを
移動させることができるため、制御部は、複数回のプレ
ス加工により製品の全ての部分が成形されるまで、移動
グリッパーを後戻りさせることなくプレス装置へと移動
させ続けることができる。すなわち、移動グリッパー
は、製品が完全に成形されるまで、ワークを保持し続け
ながらワークをプレス装置へと送り出すことができる。
このため、移動グリッパーがワークの保持位置を替え直
すことがなくなるとともに、従来のような移動グリッパ
ーの矩形運動の繰り返し動作がなくなり、送り誤差の累
積に起因する製品の寸法精度の悪化を回避することがで
きる。
項1又は2に記載の装置であって、移動機構は、移動グ
リッパーを少なくとも製品の長さだけ移動させることが
できる。ここでは、製品の長さ分だけ移動グリッパーを
移動させることができるため、制御部は、複数回のプレ
ス加工により製品の全ての部分が成形されるまで、移動
グリッパーを後戻りさせることなくプレス装置へと移動
させ続けることができる。すなわち、移動グリッパー
は、製品が完全に成形されるまで、ワークを保持し続け
ながらワークをプレス装置へと送り出すことができる。
このため、移動グリッパーがワークの保持位置を替え直
すことがなくなるとともに、従来のような移動グリッパ
ーの矩形運動の繰り返し動作がなくなり、送り誤差の累
積に起因する製品の寸法精度の悪化を回避することがで
きる。
【0012】請求項4に記載のワーク搬送装置は、請求
項3に記載の装置であって、制御部は、移動グリッパー
を1ピッチずつ製品の所定形状が連続する数だけ移動さ
せた後に、移動グリッパーによるワークの保持を解除さ
せて移動グリッパーを元の位置に戻す。ここでは、移動
グリッパーを1ピッチずつ製品の所定形状が連続する数
だけ移動させた後に、すなわち、ワークを1ピッチずつ
1つの製品を送り出すのに必要なピッチの数だけ送り出
した後に、移動グリッパーのワークの保持を解除して移
動グリッパーを元の位置まで戻している。これにより、
次の製品となるワークをプレス装置に送り出す準備が整
う。言い換えれば、ここでは1つの製品分のワークを送
り出すまでは移動グリッパーによるワークの保持が続
き、移動グリッパーを戻すことなく間欠的ではあるが連
続的にワークをプレス装置に送り出す。
項3に記載の装置であって、制御部は、移動グリッパー
を1ピッチずつ製品の所定形状が連続する数だけ移動さ
せた後に、移動グリッパーによるワークの保持を解除さ
せて移動グリッパーを元の位置に戻す。ここでは、移動
グリッパーを1ピッチずつ製品の所定形状が連続する数
だけ移動させた後に、すなわち、ワークを1ピッチずつ
1つの製品を送り出すのに必要なピッチの数だけ送り出
した後に、移動グリッパーのワークの保持を解除して移
動グリッパーを元の位置まで戻している。これにより、
次の製品となるワークをプレス装置に送り出す準備が整
う。言い換えれば、ここでは1つの製品分のワークを送
り出すまでは移動グリッパーによるワークの保持が続
き、移動グリッパーを戻すことなく間欠的ではあるが連
続的にワークをプレス装置に送り出す。
【0013】請求項5に記載のワーク搬送装置は、請求
項4に記載の装置であって、固定グリッパーをさらに備
えている。固定グリッパーは、プレス装置に対して相対
移動不能なものであり、ワークを保持することができ
る。また、制御部は、移動グリッパーを1ピッチずつ製
品の所定形状が連続する数だけ移動させた後に、固定グ
リッパーにワークを保持させて移動グリッパーによるワ
ークの保持を解除させた状態で移動グリッパーを元の位
置に戻す。
項4に記載の装置であって、固定グリッパーをさらに備
えている。固定グリッパーは、プレス装置に対して相対
移動不能なものであり、ワークを保持することができ
る。また、制御部は、移動グリッパーを1ピッチずつ製
品の所定形状が連続する数だけ移動させた後に、固定グ
リッパーにワークを保持させて移動グリッパーによるワ
ークの保持を解除させた状態で移動グリッパーを元の位
置に戻す。
【0014】ここでは、ワークを送り出すときには移動
グリッパーでワークを保持し、移動グリッパーを元の位
置に戻すときにはワークがずれないように固定グリッパ
ーでワークを保持している。請求項6に記載のワーク搬
送装置は、請求項1から5のいずれかに記載の装置であ
って、移動機構は、移動グリッパーを直線運動させるリ
ニアモータを有している。
グリッパーでワークを保持し、移動グリッパーを元の位
置に戻すときにはワークがずれないように固定グリッパ
ーでワークを保持している。請求項6に記載のワーク搬
送装置は、請求項1から5のいずれかに記載の装置であ
って、移動機構は、移動グリッパーを直線運動させるリ
ニアモータを有している。
【0015】ここでは、リニアモータを用いて移動グリ
ッパーを移動させるため、空気圧や油圧を用いる場合に
較べて送り精度が向上し、また電動ボールネジ機構を用
いる場合に較べて高速性が確保される。
ッパーを移動させるため、空気圧や油圧を用いる場合に
較べて送り精度が向上し、また電動ボールネジ機構を用
いる場合に較べて高速性が確保される。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態であるワーク
搬送装置30及びプレス装置40を図1に示す。これら
の装置30,40は、図3に示すトルクコンバータ内の
ロックアップクラッチ2のドリブンプレート20の中間
製品となるものを作り出すために設計された装置であ
る。まず以下に、これらの装置30,40により作られ
る中間製品Pについての説明を記す。
搬送装置30及びプレス装置40を図1に示す。これら
の装置30,40は、図3に示すトルクコンバータ内の
ロックアップクラッチ2のドリブンプレート20の中間
製品となるものを作り出すために設計された装置であ
る。まず以下に、これらの装置30,40により作られ
る中間製品Pについての説明を記す。
【0017】<中間製品P>図2に、上記ワーク搬送装
置30及びプレス装置40により成形されるドリブンプ
レート20の中間製品Pを示す。この中間製品Pは、ト
ルクコンバータに含まれるロックアップクラッチ2のド
リブンプレート20の中間製品であり、ローリング及び
両端溶合を行った後に曲げ加工を施すことによって図3
のような断面形状を持った環状のドリブンプレート20
に仕上げられる。後述するように、この中間製品Pは、
位置をずらしながら帯状の板素材M(図1参照)に複数
回のプレス加工を施して成形されるものである。また、
中間製品Pは、全長が800mmであり、長さ100m
mの同一の所定形状が8つ連続したものとなっている。
置30及びプレス装置40により成形されるドリブンプ
レート20の中間製品Pを示す。この中間製品Pは、ト
ルクコンバータに含まれるロックアップクラッチ2のド
リブンプレート20の中間製品であり、ローリング及び
両端溶合を行った後に曲げ加工を施すことによって図3
のような断面形状を持った環状のドリブンプレート20
に仕上げられる。後述するように、この中間製品Pは、
位置をずらしながら帯状の板素材M(図1参照)に複数
回のプレス加工を施して成形されるものである。また、
中間製品Pは、全長が800mmであり、長さ100m
mの同一の所定形状が8つ連続したものとなっている。
【0018】なお、図3はトルクコンバータ1の概略断
面図であり、図の左側にエンジン(図示せず)が配置さ
れ、図の右側にトランスミッション(図示せず)が配置
されている。トルクコンバータ1は、エンジン側のクラ
ンクシャフトからトランスミッションのメインドライブ
シャフトにトルクを伝達するための機構であり、主とし
て、エンジン側のクランクシャフトにフレキシブルプレ
ートを介して連結されるフロントカバー3と、インペラ
4と、トランスミッションのメインドライブシャフトに
連結されるタービン5と、ステータ6と、ロックアップ
クラッチ2とから構成されている。ロックアップクラッ
チ2は、軸方向においてフロントカバー3とタービン5
との間に配置されている。ロックアップクラッチ2は、
主に、ピストン17と、リティニングプレート19と、
ドリブンプレート20と、トーションスプリング21と
から構成されている。ドリブンプレート20は、リング
状の部材であり、固定部20bがタービン5のエンジン
側に固定され、複数の折り曲げ爪20aがトーションス
プリング21の円周方向両端部に係止する。
面図であり、図の左側にエンジン(図示せず)が配置さ
れ、図の右側にトランスミッション(図示せず)が配置
されている。トルクコンバータ1は、エンジン側のクラ
ンクシャフトからトランスミッションのメインドライブ
シャフトにトルクを伝達するための機構であり、主とし
て、エンジン側のクランクシャフトにフレキシブルプレ
ートを介して連結されるフロントカバー3と、インペラ
4と、トランスミッションのメインドライブシャフトに
連結されるタービン5と、ステータ6と、ロックアップ
クラッチ2とから構成されている。ロックアップクラッ
チ2は、軸方向においてフロントカバー3とタービン5
との間に配置されている。ロックアップクラッチ2は、
主に、ピストン17と、リティニングプレート19と、
ドリブンプレート20と、トーションスプリング21と
から構成されている。ドリブンプレート20は、リング
状の部材であり、固定部20bがタービン5のエンジン
側に固定され、複数の折り曲げ爪20aがトーションス
プリング21の円周方向両端部に係止する。
【0019】<ワーク搬送装置>ワーク搬送装置30
は、ワークである板素材Mをプレス装置40へと1ピッ
チ100mmずつ送り出す装置であって、主として、固
定台31と、固定台31の前方(図1の右方)に固定さ
れている固定グリッパー32と、固定台31上を前後に
移動可能なスライダー33と、スライダー33に固定さ
れる移動グリッパー34とから構成されている。
は、ワークである板素材Mをプレス装置40へと1ピッ
チ100mmずつ送り出す装置であって、主として、固
定台31と、固定台31の前方(図1の右方)に固定さ
れている固定グリッパー32と、固定台31上を前後に
移動可能なスライダー33と、スライダー33に固定さ
れる移動グリッパー34とから構成されている。
【0020】スライダー33は、スライダー33及び固
定台31に組み込まれているリニアモータ33a(図4
参照)によって、固定台31上を前後(図1の左右)に
移動する。リニアモータ33aは、回転形モータの固定
子(1次導体)及びロータ(2次導体)を直線的に展開
して電磁力を直接直線的な機械エネルギーに変換する推
力発生装置であり、1次導体が固定台31に組み込ま
れ、2次導体がスライダー33に組み込まれている。な
お、スライダー33は、中間製品Pの長さである800
mmよりも若干長い距離だけ固定台31上を移動するこ
とができるようにされている。
定台31に組み込まれているリニアモータ33a(図4
参照)によって、固定台31上を前後(図1の左右)に
移動する。リニアモータ33aは、回転形モータの固定
子(1次導体)及びロータ(2次導体)を直線的に展開
して電磁力を直接直線的な機械エネルギーに変換する推
力発生装置であり、1次導体が固定台31に組み込ま
れ、2次導体がスライダー33に組み込まれている。な
お、スライダー33は、中間製品Pの長さである800
mmよりも若干長い距離だけ固定台31上を移動するこ
とができるようにされている。
【0021】固定グリッパー32は、搬送される板素材
Mの下面を支える支持面と、空気シリンダー32a(図
4参照)とを有しており、固定台31に相対移動不能に
固定されている。空気シリンダー32aのロッド先端に
は板素材Mを支持面に押さえつける保持部材が装着され
ており、空気シリンダー32aのロッドを上下させるこ
とにより、保持部材及び支持面により板素材Mをグリッ
プした状態と板素材Mから保持部材を離反させて板素材
Mのグリップを解除した状態とを切り替えることができ
る。この状態の切り替えは、空気シリンダー32aへの
高圧空気の供給を制御する制御部60によって行われ
る。
Mの下面を支える支持面と、空気シリンダー32a(図
4参照)とを有しており、固定台31に相対移動不能に
固定されている。空気シリンダー32aのロッド先端に
は板素材Mを支持面に押さえつける保持部材が装着され
ており、空気シリンダー32aのロッドを上下させるこ
とにより、保持部材及び支持面により板素材Mをグリッ
プした状態と板素材Mから保持部材を離反させて板素材
Mのグリップを解除した状態とを切り替えることができ
る。この状態の切り替えは、空気シリンダー32aへの
高圧空気の供給を制御する制御部60によって行われ
る。
【0022】移動グリッパー34は、搬送される板素材
Mの下面を支える支持面と、空気シリンダー34a(図
4参照)とを有しており、スライダー33に相対移動不
能に固定されている。空気シリンダー34aのロッド先
端には板素材Mを支持面に押さえつける保持部材が装着
されており、空気シリンダー34aのロッドを上下させ
ることにより、保持部材及び支持面により板素材Mをグ
リップした状態と板素材Mから保持部材を離反させて板
素材Mのグリップを解除した状態とを切り替えることが
できる。この状態の切り替えは、空気シリンダー34a
への高圧空気の供給を制御する制御部60によって行わ
れる。
Mの下面を支える支持面と、空気シリンダー34a(図
4参照)とを有しており、スライダー33に相対移動不
能に固定されている。空気シリンダー34aのロッド先
端には板素材Mを支持面に押さえつける保持部材が装着
されており、空気シリンダー34aのロッドを上下させ
ることにより、保持部材及び支持面により板素材Mをグ
リップした状態と板素材Mから保持部材を離反させて板
素材Mのグリップを解除した状態とを切り替えることが
できる。この状態の切り替えは、空気シリンダー34a
への高圧空気の供給を制御する制御部60によって行わ
れる。
【0023】また、ワーク搬送装置30には、固定台3
1とスライダー33との相対位置を検出する位置検出器
35(図4参照)が設けられており、その検出結果が制
御部60によるリニアモータ33aのフィードバック制
御に使われている。 <プレス装置>プレス装置40は、上型41及び下型4
2によって板素材Mを1ピッチ分だけ所定形状に切り欠
く装置である。図2に示す中間製品Pの平面形状は、1
ピッチ分の所定形状が8つ連続した形状である。このプ
レス装置40は、電動あるいは油圧駆動の上型駆動機構
40a(図4参照)によって上型41を固定の下型42
に対して押し下げることで、ワーク搬送装置30から1
ピッチずつ送られてくる板素材Mに対してプレス加工
(切り欠き加工)を施す。
1とスライダー33との相対位置を検出する位置検出器
35(図4参照)が設けられており、その検出結果が制
御部60によるリニアモータ33aのフィードバック制
御に使われている。 <プレス装置>プレス装置40は、上型41及び下型4
2によって板素材Mを1ピッチ分だけ所定形状に切り欠
く装置である。図2に示す中間製品Pの平面形状は、1
ピッチ分の所定形状が8つ連続した形状である。このプ
レス装置40は、電動あるいは油圧駆動の上型駆動機構
40a(図4参照)によって上型41を固定の下型42
に対して押し下げることで、ワーク搬送装置30から1
ピッチずつ送られてくる板素材Mに対してプレス加工
(切り欠き加工)を施す。
【0024】なお、プレス装置40は、上型41に隣接
するカッター43と、カッター43を上下移動させるカ
ッター用油圧シリンダー43a(図4参照)とをさらに
備えている。このカッター43は、板素材Mに8回のプ
レス加工を施した後に、中間製品Pとなった板素材Mの
後端を切断する。 <ワーク搬送装置及びプレス装置の動作>図4に、ワー
ク搬送装置30及びプレス装置40の制御ブロック図を
示す。これらの装置30,40は、マイクロコンピュー
タやメモリ等から成る制御部60により制御される。制
御部60は、中間製品Pの連続する所定形状の1ピッチ
の長さや連続する数などの設定条件を入力するための入
力装置70からの情報を読み込み、また位置検出器35
からの検出結果を受け取って、タイミングを図って各作
動機器を制御する。
するカッター43と、カッター43を上下移動させるカ
ッター用油圧シリンダー43a(図4参照)とをさらに
備えている。このカッター43は、板素材Mに8回のプ
レス加工を施した後に、中間製品Pとなった板素材Mの
後端を切断する。 <ワーク搬送装置及びプレス装置の動作>図4に、ワー
ク搬送装置30及びプレス装置40の制御ブロック図を
示す。これらの装置30,40は、マイクロコンピュー
タやメモリ等から成る制御部60により制御される。制
御部60は、中間製品Pの連続する所定形状の1ピッチ
の長さや連続する数などの設定条件を入力するための入
力装置70からの情報を読み込み、また位置検出器35
からの検出結果を受け取って、タイミングを図って各作
動機器を制御する。
【0025】まず、板素材Mの先端部分がプレス装置4
0の上下型41,42間に搬送されてくると、プレス装
置40により1回目にプレス加工が行われる。この1回
目のプレス加工は、図2に示すように板素材Mの1ピッ
チ分について行われる。なお、1回目のプレス加工時に
おけるスライダー33の位置は、図1の実線で示す位置
から1ピッチ分100mmだけ前方に進んだ位置とな
る。すなわち、1回目のプレス加工のために板素材Mを
1ピッチ分送る前には、スライダー33は図1の実線で
示す位置に配置される。
0の上下型41,42間に搬送されてくると、プレス装
置40により1回目にプレス加工が行われる。この1回
目のプレス加工は、図2に示すように板素材Mの1ピッ
チ分について行われる。なお、1回目のプレス加工時に
おけるスライダー33の位置は、図1の実線で示す位置
から1ピッチ分100mmだけ前方に進んだ位置とな
る。すなわち、1回目のプレス加工のために板素材Mを
1ピッチ分送る前には、スライダー33は図1の実線で
示す位置に配置される。
【0026】次に、板素材Mを移動グリッパー34によ
りグリップした状態としてリニアモータ33aを作動さ
せ、スライダー33を前方に1ピッチ分、すなわち10
0mmだけ移動させる。このときには、固定グリッパー
32は板素材Mをグリップしていない状態にある。これ
により、板素材Mが1ピッチ分だけ前方に送られ、1回
目のプレス加工により成形された部分の直後の部分がプ
レス装置40の上下型41,42間に搬送されてくる。
ここで制御部60がプレス装置40に指令を送り、2回
目のプレス加工が板素材Mの1ピッチ分について行われ
る。
りグリップした状態としてリニアモータ33aを作動さ
せ、スライダー33を前方に1ピッチ分、すなわち10
0mmだけ移動させる。このときには、固定グリッパー
32は板素材Mをグリップしていない状態にある。これ
により、板素材Mが1ピッチ分だけ前方に送られ、1回
目のプレス加工により成形された部分の直後の部分がプ
レス装置40の上下型41,42間に搬送されてくる。
ここで制御部60がプレス装置40に指令を送り、2回
目のプレス加工が板素材Mの1ピッチ分について行われ
る。
【0027】その後、上記のリニアモータ33aの作動
によるスライダー33,板素材Mの1ピッチ分100m
mの搬送、及びプレス加工が6回繰り返される。この間
板素材Mは、ずっと移動グリッパー34にグリップされ
続ける。そして、最後の8回目のプレス加工が行われる
ときには、スライダー33及び移動グリッパー34が、
図1の点線で示す位置にくる。8回目のプレス加工が終
わると、カッター用油圧シリンダー43aを動かしてカ
ッター43によって8回目のプレス加工を施した部分の
後端を切断する。
によるスライダー33,板素材Mの1ピッチ分100m
mの搬送、及びプレス加工が6回繰り返される。この間
板素材Mは、ずっと移動グリッパー34にグリップされ
続ける。そして、最後の8回目のプレス加工が行われる
ときには、スライダー33及び移動グリッパー34が、
図1の点線で示す位置にくる。8回目のプレス加工が終
わると、カッター用油圧シリンダー43aを動かしてカ
ッター43によって8回目のプレス加工を施した部分の
後端を切断する。
【0028】このような1ピッチずつ位置をずらしなが
らの8回のプレス加工及びカッター43による切断によ
って、図2に示す中間製品Pがプレス成形される。カッ
ター43による切断が終わると、制御部60は、続く板
素材Mに対してプレス加工を行うために、リニアモータ
33aを作動させてスライダー33及び移動グリッパー
34を元の位置(図1の実線で示す位置)に戻す。この
ときには、固定グリッパー32によって板素材Mをグリ
ップさせて移動グリッパー34による板素材Mのグリッ
プを解除させることにより、板素材Mの位置がずれない
ようにされる。
らの8回のプレス加工及びカッター43による切断によ
って、図2に示す中間製品Pがプレス成形される。カッ
ター43による切断が終わると、制御部60は、続く板
素材Mに対してプレス加工を行うために、リニアモータ
33aを作動させてスライダー33及び移動グリッパー
34を元の位置(図1の実線で示す位置)に戻す。この
ときには、固定グリッパー32によって板素材Mをグリ
ップさせて移動グリッパー34による板素材Mのグリッ
プを解除させることにより、板素材Mの位置がずれない
ようにされる。
【0029】そして、次の一連の8回のプレス加工を行
い始めるときには、固定グリッパー32による板素材M
のグリップを解除させて、再び移動グリッパー34によ
って板素材Mをグリップさせる。 <装置の特徴> (1)本実施形態の装置では、スライダー33及び移動
グリッパー34の移動ストロークを中間部材Pの長さ8
00mmよりも長くとって、8回のプレス加工が完了し
て中間製品Pの全ての部分が成形されるまで移動グリッ
パー34による板素材Mのグリップが維持されるように
している。したがって、1ピッチ100mmずつ板素材
Mを送っては移動グリッパーを元の位置に戻している従
来の装置において発生する不具合、すなわち送り誤差が
累積されるという不具合が解消される。このため、最終
的な中間製品Pの寸法精度が向上する。
い始めるときには、固定グリッパー32による板素材M
のグリップを解除させて、再び移動グリッパー34によ
って板素材Mをグリップさせる。 <装置の特徴> (1)本実施形態の装置では、スライダー33及び移動
グリッパー34の移動ストロークを中間部材Pの長さ8
00mmよりも長くとって、8回のプレス加工が完了し
て中間製品Pの全ての部分が成形されるまで移動グリッ
パー34による板素材Mのグリップが維持されるように
している。したがって、1ピッチ100mmずつ板素材
Mを送っては移動グリッパーを元の位置に戻している従
来の装置において発生する不具合、すなわち送り誤差が
累積されるという不具合が解消される。このため、最終
的な中間製品Pの寸法精度が向上する。
【0030】なお、本実施形態のワーク搬送装置30で
は、1ピッチ100mmを送る際の誤差が0.1mm以
下に抑えられており、フィードバック制御により8ピッ
チ分の中間製品P全体としての送り精度も確保されてい
る。 (2)本実施形態の装置では、ワーク搬送装置30が精
度良く1ピッチずつ板素材Mをプレス装置40に送り込
むため、プレス装置40は1ピッチ分の所定形状に対応
した上下型41,42及び上型駆動機構40aを備える
だけでよくなっている。すなわち、8ピッチ分の形状に
対応した大きな上下型や駆動機構を備える必要がなく、
プレス装置40のコストが小さく抑えられている。
は、1ピッチ100mmを送る際の誤差が0.1mm以
下に抑えられており、フィードバック制御により8ピッ
チ分の中間製品P全体としての送り精度も確保されてい
る。 (2)本実施形態の装置では、ワーク搬送装置30が精
度良く1ピッチずつ板素材Mをプレス装置40に送り込
むため、プレス装置40は1ピッチ分の所定形状に対応
した上下型41,42及び上型駆動機構40aを備える
だけでよくなっている。すなわち、8ピッチ分の形状に
対応した大きな上下型や駆動機構を備える必要がなく、
プレス装置40のコストが小さく抑えられている。
【0031】(3)本実施形態の装置では、リニアモー
タ33aを用いてスライダー33及び移動グリッパー3
4を移動させているため、空気圧や油圧を用いる場合に
較べて送り精度が良く、また電動ボールネジにサーボモ
ータを組み合わせるような機構を用いる場合に較べて高
速性が確保されている。
タ33aを用いてスライダー33及び移動グリッパー3
4を移動させているため、空気圧や油圧を用いる場合に
較べて送り精度が良く、また電動ボールネジにサーボモ
ータを組み合わせるような機構を用いる場合に較べて高
速性が確保されている。
【0032】
【発明の効果】本発明では、少なくとも2ピッチ以上移
動グリッパーを移動させることができるため、1ピッチ
送る毎に移動グリッパーを元の位置に戻す必要はなくな
り、1ピッチずつワークを送っては移動グリッパーを元
の位置に戻している従来の装置に較べて、送り誤差が累
積される回数が減る。これにより、ワークのトータルと
しての送り精度が向上する。
動グリッパーを移動させることができるため、1ピッチ
送る毎に移動グリッパーを元の位置に戻す必要はなくな
り、1ピッチずつワークを送っては移動グリッパーを元
の位置に戻している従来の装置に較べて、送り誤差が累
積される回数が減る。これにより、ワークのトータルと
しての送り精度が向上する。
【図1】本発明の一実施形態に係るワーク搬送装置及び
プレス装置。
プレス装置。
【図2】中間製品の平面図。
【図3】中間製品から作られる最終製品であるドリブン
プレートを含むトルクコンバータの縦断面図。
プレートを含むトルクコンバータの縦断面図。
【図4】ワーク搬送装置及びプレス装置の制御ブロック
図。
図。
30 ワーク搬送装置 32 固定グリッパー 33a リニアモータ 34 移動グリッパー 40 プレス装置 M 板素材(ワーク) P 中間製品(製品)
Claims (6)
- 【請求項1】一定のピッチで所定形状が連続する製品を
前記ピッチ毎にプレス成形するプレス装置に対して製品
となるワークを送り出すワーク搬送装置であって、 ワークを保持することができる移動グリッパーと、 前記移動グリッパーを少なくとも2ピッチ以上移動させ
ることができる移動機構と、 前記移動グリッパーにワークを保持させた状態で、前記
移動機構を作動させて前記移動グリッパーを1ピッチず
つ前記プレス装置へと移動させる制御部と、を備えたワ
ーク搬送装置。 - 【請求項2】前記制御部は、前記移動グリッパーを前記
プレス装置へと1ピッチ移動させる毎に、前記プレス装
置にワークのプレス成形を行わせる、請求項1に記載の
ワーク搬送装置。 - 【請求項3】前記移動機構は、前記移動グリッパーを少
なくとも前記製品の長さだけ移動させることができる、
請求項1又は2に記載のワーク搬送装置。 - 【請求項4】前記制御部は、前記移動グリッパーを1ピ
ッチずつ前記製品の所定形状が連続する数だけ移動させ
た後に、前記移動グリッパーによるワークの保持を解除
させて前記移動グリッパーを元の位置に戻す、請求項3
に記載のワーク搬送装置。 - 【請求項5】ワークを保持することができ、前記プレス
装置に対して相対移動不能な固定グリッパーをさらに備
え、 前記制御部は、前記移動グリッパーを1ピッチずつ前記
製品の所定形状が連続する数だけ移動させた後に、前記
固定グリッパーにワークを保持させて前記移動グリッパ
ーによるワークの保持を解除させた状態で前記移動グリ
ッパーを元の位置に戻す、請求項4に記載のワーク搬送
装置。 - 【請求項6】前記移動機構は、前記移動グリッパーを直
線運動させるリニアモータを有する、請求項1から5の
いずれかに記載のワーク搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11201195A JP2001025834A (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | プレス装置にワークを送るワーク搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11201195A JP2001025834A (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | プレス装置にワークを送るワーク搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001025834A true JP2001025834A (ja) | 2001-01-30 |
Family
ID=16436930
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11201195A Pending JP2001025834A (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | プレス装置にワークを送るワーク搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001025834A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003099489A1 (en) * | 2002-05-28 | 2003-12-04 | S.M.A.R.T. S.R.L. | Insertion device particularly for automatic rolling machines |
| WO2004007110A1 (en) * | 2002-07-17 | 2004-01-22 | S.M.A.R.T. S.R.L. | Method and apparatus for inserting blanks to be threaded in automatic rotary rolling machines |
| US7929560B2 (en) | 2005-07-15 | 2011-04-19 | Panasonic Corporation | Packet transmitting apparatus |
-
1999
- 1999-07-15 JP JP11201195A patent/JP2001025834A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003099489A1 (en) * | 2002-05-28 | 2003-12-04 | S.M.A.R.T. S.R.L. | Insertion device particularly for automatic rolling machines |
| CN1301163C (zh) * | 2002-05-28 | 2007-02-21 | S·M·A·R·T·有限公司 | 尤其用于自动轧机的插入装置 |
| WO2004007110A1 (en) * | 2002-07-17 | 2004-01-22 | S.M.A.R.T. S.R.L. | Method and apparatus for inserting blanks to be threaded in automatic rotary rolling machines |
| CN1301164C (zh) * | 2002-07-17 | 2007-02-21 | S.M.A.R.T.有限公司 | 向自动旋转滚压机送入滚压坯料的方法 |
| US7204121B2 (en) | 2002-07-17 | 2007-04-17 | S.M.A.R.T., S.R.L. | Method and apparatus for inserting blanks to be threaded in automatic rotary rolling machines |
| US7929560B2 (en) | 2005-07-15 | 2011-04-19 | Panasonic Corporation | Packet transmitting apparatus |
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