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JP2001126046A - Icカード、icカード認証システム、及びその認証方法 - Google Patents

Icカード、icカード認証システム、及びその認証方法

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Publication number
JP2001126046A
JP2001126046A JP30825699A JP30825699A JP2001126046A JP 2001126046 A JP2001126046 A JP 2001126046A JP 30825699 A JP30825699 A JP 30825699A JP 30825699 A JP30825699 A JP 30825699A JP 2001126046 A JP2001126046 A JP 2001126046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
information
authentication information
authentication
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30825699A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Harumoto
昌宏 春本
Toshiki Deguchi
俊樹 出口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyodo Printing Co Ltd
Original Assignee
Kyodo Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyodo Printing Co Ltd filed Critical Kyodo Printing Co Ltd
Priority to JP30825699A priority Critical patent/JP2001126046A/ja
Publication of JP2001126046A publication Critical patent/JP2001126046A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICカードの正当性を判別でき、偽造及び複
製を抑止することのできるICカード、ICカード認証
システム及びその認証方法を提供する。 【解決手段】 本発明の実施形態であるICカード10
0は、カード基材1上に、第1の認証情報を記憶したI
Cチップ11と、カード所有者を認識するための顔写真
に第2の認証情報が埋め込まれた顔写真情報12と、を
備えている。この第2の認証情報としての電子透かし情
報は、顔写真情報12の画像データに不可視状態で埋め
込み隠匿させることができるので、通常、カード所有者
であっても第2の認証情報を目視により確認することが
できない。従って、これらの認証情報を所定の読み出し
装置を用いて読み出して比較判定することにより、カー
ドの正当性および使用者の正当性を確認することがで
き、偽造及び複製に対し多いに牽制並びに抑止する効果
を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカード、IC
カード認証システム及びその認証方法に関し、特に第三
者により該ICカードの所有者を表す認証用の顔画像の
偽造、複製及び改ざん等を防止または抑制するための情
報を備えるICカード、ICカード認証システム及びそ
の認証方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現代社会において、カードの使用及び当
該カードを用いてシステムを利用するといった機会が非
常に多くなってきている。例えば、このようなカードと
しては、会社等で用いられる社員証用のIDカード、金
融機関により発行されるキャッシュカードや各種金融機
関により発行されるクレジットカード等がそうである。
【0003】上記カード及びカードを用いたシステムに
おいては、カードの真偽性、すなわち、カードが正当に
発行されたものであるか否か、カードの使用者が正当な
カード所有者であるか否か、または、カードに記憶され
ている情報が改ざんされているか否か、といった点が大
変重要になってくる。
【0004】例えば、カードの正当な使用者から何らか
の理由により不正に第三者が当該カードを入手し、この
カードに記憶されている情報を使用した場合、正当なカ
ード所有者が多大な被害をこうむることになる。このこ
とは、単に個人レベルの問題としてでなく、カードの社
会的信用性にも係わる大きな問題である。
【0005】上述されるような問題を解決する方法とし
て、最近では使用者の顔写真をカード上に形成し、カー
ドが使用される際に当該カードの使用者とカード上に形
成された顔写真とを目視により比較確認し、カードの使
用者が正当なカード所有者であるか否かを判別すること
が行われている。
【0006】しかしながら、この方法においては、不正
にカードを入手した第三者が顔写真を削り取る等して、
第三者の顔写真にすげ替え、あたかも正当なカード所有
者であるかのごとくカードを使用するといった不正が行
われる可能性がある。
【0007】これは、クレジットカードの加盟店におい
て、少額の取引の場合には、クレジットカード認証端末
装置を用いずに該カードの写真情報を担当者が確認する
ことのみで決済することも日常的に行われていることを
利用し、第三者が不正に使用することができるといった
問題である。
【0008】また、従来のカードにおいては、該カード
の情報は、磁気ストライプに記録されているものが主流
であるが、この磁気ストライプに記録されている情報
は、比較的容易に改ざんされる可能性があり、セキュリ
ティー面における問題がある。
【0009】このセキュリティー面の問題を解消するも
のとして、ICカードが知られている。このICカード
における最大の利点は、該カードに内蔵されたICチッ
プに記憶されている情報の改ざんが困難であると共に、
ICチップに記憶することのできる情報蓄積量の多さと
いった点にある。
【0010】このようなICカードの利点と上述される
顔写真とを組み合わせ、カード所有者の正当性を容易に
確認でき、また、ICチップに記憶されている情報の改
ざんの困難性を持ち合わせたものとして、例えば、特開
平4−271494号公報に開示されるような「ICカ
ード」がある。
【0011】このICカードは、データ処理用のCPU
と、プログラム格納用のROMデータ格納用EEPRO
Mと、外部とのデータのやり取りを行うI/O装置とを
有して構成される写真付きICカードである。ICカー
ド上に設けられた写真のイメージ情報をEEPROM内
に格納しておき、例えば、カード所有者の入退室時にお
いて、所定の読み出し装置によりEEPROM内に格納
されている写真のイメージ情報を読み出し、I/O装置
を介して併設されるモニタ上に当該イメージ情報を映し
出す。このことにより、ICカード上に設けられた写
真、モニタ上に映し出された写真のイメージ情報、IC
カードの使用者本人、のそれぞれを認証者が目視により
比較することで該カードの使用者が正当なICカードの
所有者であるか否かを認証するようにしたものであっ
た。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、ICカード上に設けられている写真情
報を削り取る等の手段により消去し、その消去した箇所
に第三者が写真情報を形成することで、写真情報のすげ
替えただけで不正にカードを第三者が使用することがで
きるといった可能性があった。
【0013】また、情報処理機器の発達により一部のマ
ニアが、写真情報をすげ替えるだけではなく、ICカー
ドに内蔵されているICチップに記憶された写真情報を
書き換える可能性があり、この場合には、上述の方法に
より読み出してカードの使用者を比較検討した場合、I
Cカードが偽造されたものであるか否かが判断できない
といった問題があった。
【0014】本発明は、上述されるような問題を解決す
るために成されたものであり、ICカード上に設けられ
ている写真情報をすげ替えるだけではなく、ICカード
に内蔵されているICチップに記憶された写真情報を書
き換えられ、ICカードが改ざんされた場合であって
も、容易にその改ざんによる不正を判別できると共に、
改ざん及び複製を抑止することのできるICカード、I
Cカード認証システム及びその認証方法を提供すること
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、少なくとも第1の認証情報
を記憶したICチップを内蔵したカード基材と、カード
基材の表面に第2の認証情報を埋め込んだ少なくとも画
像や幾何学模様、図形および線画から選択される画像情
報を設けたことを特徴とする。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、画像情報は、第1の認証情報と第2の認証
情報とを照合することにより正当性を認証することが可
能な情報からなることを特徴とする。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、第1の認証情報及び第2の認証情
報は、少なくとも文字、数字、図形や画像情報と直接関
連するサインから選択されるいずれか1つの情報、ある
いは、それらを組み合わせた情報から生成されているこ
とを特徴とする。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
いずれか1項に記載の発明において、画像情報が画像の
場合には、少なくとも画素置換方法、画素空間利用方
法、量子化誤差利用方法、統計利用方法や離散フーリエ
変換方法(FTT)、離散コサイン変換方法(DC
T)、ウェーブレット変換方法(WLT)、スペクトラ
ム拡散方法(SS)による周波数領域利用方法、及びク
ロミナンス成分利用方法、ルミナンス成分利用方法、エ
ッジ利用方法から選択された方法を用いた電子透かし技
術により第2の認証情報が画像情報に埋め込まれている
ことを特徴とする。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項1から3の
いずれか1項に記載の発明において、画像情報が模様の
場合には、少なくともスペーシング利用法、回転/伸縮
利用法、コード利用法や代替文字利用法から選択された
方法を用いた電子透かし技術により第2の認証情報が画
像情報に埋め込まれていることを特徴とする。
【0020】請求項6記載の発明は、請求項1から5の
いずれか1項に記載の発明において、画像情報は、二値
画像または多値画像のいずれかの情報であることを特徴
とする。
【0021】請求項7記載の発明は、請求項1から6の
いずれか1項に記載の発明において、画像情報は、カー
ド基材上に形成され、ICカードの所有者を表す認証用
の顔画像、該ICカードの出所を示すマークや該カード
基材上に形成された模様であることを特徴とする。
【0022】請求項8記載の発明は、少なくとも第1の
認証情報を記憶したICチップと第2の認証情報を埋め
込んだ画像情報とを備えるICカードと、該ICカード
における第1の認証情報及び第2の認証情報の各々を読
み取る読み取り装置からなるICカード認証システムで
あって、読み取り装置は、ICチップに記憶されている
第1の認証情報を読み取る第1の読み取り手段と、画像
情報に埋め込まれている第2の認証情報を読み取る第2
の読み取り手段と、第1の読み取り手段により読み取ら
れた第1の認証情報と第2の読み取り手段により読み取
られた第2の認証情報とを照合することにより正当か否
かを判定する判定手段と、を有して構成されることを特
徴とする。
【0023】請求項9記載の発明は、請求項8記載の発
明において、読み取り装置は、第1の読み取り手段によ
り読み取られた第1の認証情報を表示する第1の表示手
段と、第2の読み取り手段により読み取られた第2の認
証情報を表示する第2の表示手段と、判定手段による判
定結果を表示する第3の表示手段と、を有することを特
徴とする。
【0024】請求項10記載の発明は、請求項8記載の
発明において、ICカード認証システムは、第1の認証
情報をICチップに記憶する記憶手段と、第2の認証情
報を埋め込んだ画像情報をカード基材の表面に設ける画
像情報形成手段と、を有することを特徴とする。
【0025】請求項11記載の発明は、少なくとも第1
の認証情報を記憶したICチップと第2の認証情報を埋
め込んだ画像情報とを備えるICカードと、該ICカー
ドにおける第1の認証情報及び第2の認証情報の各々を
読み取る読み取り装置からなるICカード認証システム
を用いたICカードの認証方法であって、ICチップに
記憶されている第1の認証情報を読み出す第1の読み出
し工程と、画像情報に埋め込まれている第2の認証情報
を読み出す第2の読み出し工程と、第1の読み出し工程
により読み出された第1の認証情報と第2の読み出し工
程により読み出された第2の認証情報とを照合すること
により正当か否かを判定する判定行程と、を有すること
を特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係るICカード、ICカード認証システム及びその認
証方法を図1から図3を用いて以下に説明する。
【0027】図1は、本発明の実施形態であるICカー
ドの外観を示す平面図である。図1において、本発明の
実施形態であるICカード100は、カード基材10上
に、第1の認証情報を記憶したICチップ11と、カー
ド所有者を認識するための顔写真に第2の認証情報とし
て該カード所有者のサインが埋め込まれた顔写真情報1
2と、を備えている。
【0028】なお、この顔写真情報12は、二値(白
黒)画像、多値(カラー)画像の何れであってもよい。
また、顔写真に代えてカード基材10上の幾何学模様、
図形および線画等の模様にカード所有者を認識するため
の該カード所有者のサインを第2の認証情報として埋め
込むこともできる。
【0029】本発明の第2の認証情報として用いられて
いる電子透かし情報は、例えば、顔写真情報12等の画
像データに不可視状態で埋め込み隠匿させることができ
るので、カード所有者であっても、通常の状態において
第2の認証情報を目視により確認することができず、ま
た、顔写真に代えてカード基材10上の幾何学模様、図
形および線画等の模様にカード所有者を認識するための
該カード所有者のサインを第2の認証情報として埋め込
むことができる。
【0030】また、電子透かし情報が埋め込まれた顔写
真情報12の顔写真から第三者が電子透かし情報を取り
出す場合には、該顔写真情報12が破壊されてしまい、
顔写真情報12に別の電子透かし情報を書き換えること
が非常に困難である。
【0031】以上のような特性を備える電子透かし情報
を顔写真に埋め込む方法として、以下に示される方法が
ある。
【0032】モノクロ顔写真等のモノクロ画像データに
電子透かし情報を埋め込む方法として、第1の方法とし
ては、画素のビット情報を密かに電子透かし情報用のビ
ット情報に置き換える画素置換方法がある。この場合、
画素位置におけるどのビット情報を置換するかを鍵とし
て指定するものである。
【0033】また、第2の方法としては、対象となる画
素の近傍3×3画素の平面を輪切りにして取り出し、こ
の周囲8ビットに対して署名印などを埋め込む画素空間
利用方法がある。この場合、原画の1/3の電子透かし
情報を256階調で秘匿することができる。
【0034】また、第3の方法として、モノクロ画像デ
ータの圧縮時において、次入力画素から既に入力画素の
予測値で差分を求め、その結果を量子化して符号化する
ために用いられる量子化誤差に注目し、電子透かし情報
のビット系列の0,1で量子化出力Δi を偶数と奇数に
制御することで、見かけ上、量子化ノイズとして電子透
かし情報を埋め込む量子化誤差利用方法がある。
【0035】また、第4の方法として、モノクロ画像デ
ータの周波数領域に電子透かし情報を埋め込む周波数領
域利用方法がある。この場合、圧縮、拡大、回転、微
分、平滑化、切断等の各種の画像処理、特に、モノクロ
画像データを蓄積し、伝送する際に画像圧縮をすると、
埋め込まれた電子透かし情報のデータが散逸してしま
い、完全に符号化できないといった問題を回避すること
ができる。このような周波数領域利用方法としては、例
えば、離散フーリエ変換法(FTT)、離散コサイン変
換法(DCT)、ウェーブレット変換法(WLT)、ス
ペクトラム拡散法(SS)等がある。
【0036】さらに、第5の方法として、モノクロ画像
データの濃淡におけるn個の任意の画素値に偏り+Δを
与え、さらにn個の任意の画素値に偏り−Δを与えて戻
す統計利用方法である。この場合、繰り返し数や偏りの
設定を適当に選ぶことにより耐久性のある方法として用
いられ、パッチワークと称されるものである。
【0037】次に、カラー顔写真等のカラー画像データ
に電子透かし情報を埋め込む方法を以下に示す。カラー
画像データは、モノクロ画像データに比べて非常に大き
い冗長性を有しており、カラー画像における明度、色
相、彩度を利用して、人間の目に識別できない範囲内で
カラー画像データ中に電子透かし情報を埋め込むことが
できるからである。
【0038】このカラー画像データに電子透かし情報を
埋め込む第1の方法として、人間の視覚特性において、
色差情報や彩度情報は、一般に輝度情報よりも階調識別
能力が低下するという点を利用し、高周波色差情報を用
いて画質を劣化することなく電子透かし情報を読み込む
といったクロミナンス成分利用方法がある。
【0039】また、第2の方法として、カラー画像デー
タのルミナンス成分(Y)と、クロミナンス成分
(Cr ,Cb )とに分離した後、JPEGのアルゴリズ
ムに基づいて、二次元離散コサイン変換を実行し、この
時、Y成分に対して変換出力をJPEG指定により量子
化すると量子化誤差が発生するので、この量子化誤差を
利用して電子透かし情報を埋め込むルミナンス成分利用
方法がある。
【0040】さらに、第3の方法として、カラー画像デ
ータにおいては、輝度成分の平坦部分と変化の著しい部
分(エッジ)とが存在し、人間の視覚特性としてこの平
坦部分におけるノイズに対して比較的鈍感であるという
点を利用し、その画像のエッジ部分にのみ集中して画素
情報を電子透かし情報に置換、または、変調するエッジ
利用方法がある。
【0041】なお、顔写真などの画像情報ではなく、幾
何学模様、図形および線画等の模様に文字、数字、図形
やサイン等の電子透かし情報を埋め込む場合には、ポス
トスクリプト(Postscript) を用い、例えば、英文の単
語と単語との間の区切り符号としての空白部分を利用し
たスペーシング利用法、和文等の字画が多い場合には、
文字を少し回転させたり、活字ポイントを僅かに下げた
りして前後左右の文字との設定の差を利用した回転/伸
縮利用法、地紋などの図形の空白にバーコード等を疑似
化(粉飾化)して利用するコード利用法や単語の一部ま
たは全部を意図的に置き換えたり、文書構造を利用した
りする代替文字利用法を用いることができる。
【0042】本発明の実施形態において、顔写真にカー
ド所有者のサインからなる電子透かし情報を顔画像情報
12に埋め込む方法としては、上述されるいずれの方法
を用いても可能である。
【0043】また、顔画像情報12に埋め込む電子透か
し情報として用いる情報は、特に限定されるものでな
く、このような文字、数字、図形や画像情報と直接関連
するサイン等を暗号化したものを第2の認証情報として
用いることも可能である。
【0044】さらに、電子透かし情報として入力される
データは、8ビット程度で構成されるものでもよく、埋
め込まれる顔画像情報12に影響を与えず、また、電子
透かし情報の読み出し時における処理速度が低下すると
いった問題もなく、短時間で判定を行うことができる。
【0045】図2は、本発明の実施形態であるICカー
ド認証システムの概略構成を示す図である。図2におい
て、本発明の実施形態であるICカード認証システム
は、図1に示されるICカード100と、読み取り装置
200と、により構成され、読み取り装置200の制御
部24に入力部27及びプリンタ300を別途接続する
ことで、ICカード100を発行することもできる。
【0046】まず、読み取り装置200の制御部24に
入力部27及びプリンタ300を接続したICカード認
証システムにICカードを挿入する。このICカード
は、情報が記録されていないICカード(図示しない)
である。
【0047】このICカードのカード基材10上に、テ
ンキー等の入力部27からカード所有者のサインのスペ
ルを第1の認証情報としてICチップ11に記憶し、カ
ード所有者を認識するための顔写真に第2の認証情報と
して該カード所有者のサインが埋め込まれた顔写真情報
12をプリンタ300で記録する。
【0048】その具体的な方法としては、まず、カード
所持者の顔写真に第2の認証情報として該カード所有者
のサインのスペルに該当する文字列をテンキーなどの入
力部27から入力し、制御部24でJISコード(2バ
イトの二進数化)を「01001101000・・・
・」のように二値化し、記憶部26に記憶する。
【0049】次に、カード所持者の顔写真をスキャナ2
2により読み込み、この顔写真を各色の値が0から25
5階調の値となるように制御部24で二値化し、記憶部
26に記憶する。このとき、顔写真は「0」と「1」に
対応させた写像をy=f(x)において、f:xmod
2(modは、除算の余りを求める演算子)となるよう
にし、任意の位置(点)の色情報を「0」もしくは
「1」に対応させる。
【0050】次に、記憶部26に記憶されている二値化
された顔写真と、この顔写真に電子透かし情報として埋
め込む第2の認証情報であるカード所有者のサインのス
ペルに該当する文字列を2バイトの二進数化した「01
001101000・・・・」を読み出し、制御部24
において、二値化された顔写真の任意の位置の画素から
順に1ビットの情報を1つの点に対応させ、画素値が埋
め込む二進数と一致していればそのままの画素値を採用
し、一致しなければ画素値の変更を行い新しい画素とす
るクロミナンス成分利用法を用いて、顔写真に第2の認
証情報であるカード所有者のサインを埋め込んだ画像情
報を作成し、この画像情報をプリンタ300によりIC
カードのカード基材10上に顔写真情報12として記録
し、ICカード100とする。
【0051】本発明の実施形態であるICカード認証シ
ステムは、図1に示されるICカード100と、図2の
読み取り装置200により構成され、読み取り装置20
0は、ICプローブ21と、スキャナ22と、透かし情
報抽出部23と、制御部24と、表示部25と、記憶部
26と、入力部27と、から構成される。
【0052】ICプローブ21により、接触形式または
非接触形式を問わず、ICカード100に設けられたI
Cチップ11に記憶されている第1の認証情報を読み出
し、制御部24に送出する。
【0053】スキャナ22は、ICカード100表面に
形成される顔写真情報12を読み取り、二値化画像に変
換して透かし情報抽出部23へ送出する。
【0054】透かし情報抽出部23は、スキャナ22か
ら送られた顔写真情報12の二値化画像に埋め込まれて
いる第2の認証情報であるカード所有者のサインのスペ
ルに該当する文字列を2バイトの二進数化した「010
01101000・・・・」を抽出し、制御部24へ送
出する。
【0055】制御部24は、ICプローブ21により読
み出された第1の認証情報であるカード所持者のサイン
のスペルと、第2の認証情報である透かし情報抽出部2
3により抽出されたカード所有者のサインのスペルに該
当する文字列を2バイトの二進数化した「010011
01000・・・・」と電子透かし情報とが一致するか
否かを判定する。なお、制御部24は、図示されないR
OMに記憶されている制御プログラムに基づいて、読み
取り装置200全体の動作制御を司る。
【0056】表示部25は、ICプローブ21により読
み出された第1の認証情報であるカード所持者のサイン
のスペルと、透かし情報抽出部23により抽出された第
2の認証情報である電子透かし情報と、制御部24によ
り判定された結果とを表示するものである。
【0057】また、読み取り装置200にスピーカを設
け、制御部24により判定された判定結果を当該スピー
カを鳴動させることにより、報知するように構成するこ
とも可能である。
【0058】図3は、本発明の実施形態であるICカー
ド認証システムにおける認証動作の一例を示すフローチ
ャートである。図3において、まず、読み取り装置20
0にICカード100が載置されると(ステップS
1)、ICチップ11に記憶されている第2の認証情報
をICプローブ21により読み出し、当該読み出された
第2の認証情報を制御部24に送出する(ステップS
2)。
【0059】次に、ICカード100上に印刷等により
形成されている顔写真情報12をスキャナ22により読
み取り、それを二値化画像に変換して透かし情報抽出部
23へ送出する(ステップS3)。
【0060】透かし情報抽出部23は、スキャナ22か
らの二値化画像から所定の処理に基づいて電子透かし情
報を抽出し、当該抽出された電子透かし情報を制御部2
4に送出する(ステップS4)。
【0061】制御部24は、ICプローブ21から送出
された第1認証情報と、透かし情報抽出部23から送出
された第2の認証情報とが一致するか否かを判定し、当
該判定結果を表示部25へ出力する(ステップS5)。
【0062】表示部25は、制御部24から出力された
判定結果を表示画面上に表示する(ステップS6)。
【0063】なお、本発明では、第1の認証情報および
第2の認証情報にカード所持者のサインを二値化したも
のをそのまま用いたが、例えば、カード所持者のサイン
を暗号化したものを用いたり、カード発行会社が独自の
電子透かし情報をカード所持者に関わりなくカード発行
情報として埋め込んだり、また、PIN(個人認証番
号)と電子透かし情報とが連動して初めてICカード認
証システムが認証機能を開始するように設定することも
可能である等、種々の変形実施が可能である。
【0064】また、本発明に係るICカードによれば、
ICチップ11に記憶されている第1の認証情報と顔写
真情報12に埋め込まれている第2の認証情報とは、照
合することにより正当性を認証することが可能な情報で
あればよく、必ずしも同一情報としなくとも良い。これ
は、例えば、入退出管理等のように役職や資格等の種別
により入退出の管理を行う場合、ICチップ11に従業
員コード等の情報を記憶させ、顔写真情報12に該当す
る役職や資格を電子透かし情報として埋め込み、入退出
の制限をICチップ11に記憶されている従業員コード
等により社員か否かを判定し、さらに、顔写真情報12
に電子透かし情報として埋め込んだ役職や資格により、
その場所に入退出可能な人物か否かを判定するようにし
ても良い。
【0065】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
に係るICカードによれば、ICチップに記憶されてい
る第1の認証情報と顔写真情報等に埋め込まれている第
2の認証情報とが、照合することにより正当性を認証す
ることが可能な情報からなるため、改ざん及び偽造等の
行為が行われた場合には、所定の読み出し装置により読
み出して確認することができ、また、顔写真等を見ただ
けではその顔写真等に電子透かし情報が埋め込まれてい
ることを第三者が容易に知ることは困難である。従っ
て、顔写真の改ざんやICチップに記憶された情報が書
き換えられるといった偽造及び改ざん行為を企む、第三
者を多いに牽制することができる。
【0066】また、本発明に係るICカード認証システ
ムによれば、偽造及び改ざん行為が行われたICカード
が不正使用されているか否かを、上述した本発明のIC
カードのICチップや顔写真情報に記憶及び隠匿されて
いる認証情報の判定に基づいて判断する。従って、偽造
及び改ざんが成されたICカードであるか否かを容易に
判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるICカードの外観を示
す概略図である。
【図2】本発明の実施形態であるICカード認証システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態であるICカード認証システ
ムの認証動作の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 カード基材 11 顔写真情報 12 ICチップ 100 ICカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09C 1/00 660 H04N 1/387 5J104 5/00 G06K 19/00 R 9A001 H04N 1/387 F Fターム(参考) 2C005 MA03 MA04 MB01 MB08 MB10 SA14 5B035 AA15 BB09 BB11 CA38 5B057 AA20 BA24 CA01 CA06 CA08 CA16 CA19 CB01 CB06 CB08 CB16 CD03 CE08 DA16 DB06 DB08 DB09 DC32 5B058 CA16 KA02 KA05 KA06 KA38 5C076 AA14 AA24 BA03 BA04 BA06 CA02 CA08 5J104 AA07 AA14 KA01 KA16 NA13 NA14 NA15 NA35 NA38 9A001 BB05 BB06 HH23 LL03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1の認証情報を記憶したI
    Cチップを内蔵したカード基材と、 前記カード基材の表面に第2の認証情報を埋め込んだ少
    なくとも画像や幾何学模様、図形および線画から選択さ
    れる画像情報を設けたことを特徴とするICカード。
  2. 【請求項2】 前記画像情報は、前記第1の認証情報と
    前記第2の認証情報とを照合することにより正当性を認
    証することが可能な情報からなることを特徴とする請求
    項1記載のICカード。
  3. 【請求項3】 前記第1の認証情報及び前記第2の認証
    情報は、 少なくとも文字、数字、図形や前記画像情報と直接関連
    するサインから選択されるいずれか1つの情報、あるい
    は、それらを組み合わせた情報から生成されていること
    を特徴とする請求項1または2記載のICカード。
  4. 【請求項4】 前記画像情報が画像の場合には、 少なくとも画素置換方法、画素空間利用方法、量子化誤
    差利用方法、統計利用方法や離散フーリエ変換方法(F
    TT)、離散コサイン変換方法(DCT)、ウェーブレ
    ット変換方法(WLT)、スペクトラム拡散方法(S
    S)による周波数領域利用方法、及びクロミナンス成分
    利用方法、ルミナンス成分利用方法、エッジ利用方法か
    ら選択された方法を用いた電子透かし技術により前記第
    2の認証情報が前記画像情報に埋め込まれていることを
    特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のIC
    カード。
  5. 【請求項5】 前記画像情報が模様の場合には、 少なくともスペーシング利用法、回転/伸縮利用法、コ
    ード利用法や代替文字利用法から選択された方法を用い
    た電子透かし技術により前記第2の認証情報が前記画像
    情報に埋め込まれていることを特徴とする請求項1から
    3のいずれか1項に記載のICカード。
  6. 【請求項6】 前記画像情報は、二値画像または多値画
    像のいずれかの情報であることを特徴とする請求項1か
    ら5のいずれか1項に記載のICカード。
  7. 【請求項7】 前記画像情報は、前記カード基材上に形
    成され、ICカードの所有者を表す認証用の顔画像、該
    ICカードの出所を示すマークや該カード基材上に形成
    された模様であることを特徴とする請求項1から6のい
    ずれか1項に記載のICカード。
  8. 【請求項8】 少なくとも第1の認証情報を記憶したI
    Cチップと第2の認証情報を埋め込んだ前記画像情報と
    を備えるICカードと、該ICカードにおける前記第1
    の認証情報及び前記第2の認証情報の各々を読み取る読
    み取り装置からなるICカード認証システムであって、 前記読み取り装置は、 前記ICチップに記憶されている前記第1の認証情報を
    読み取る第1の読み取り手段と、 前記画像情報に埋め込まれている前記第2の認証情報を
    読み取る第2の読み取り手段と、 前記第1の読み取り手段により読み取られた前記第1の
    認証情報と前記第2の読み取り手段により読み取られた
    前記第2の認証情報とを照合することにより正当か否か
    を判定する判定手段と、 を有することを特徴とするICカード認証システム。
  9. 【請求項9】 前記読み取り装置は、 前記第1の読み取り手段により読み取られた前記第1の
    認証情報を表示する第1の表示手段と、 前記第2の読み取り手段により読み取られた前記第2の
    認証情報を表示する第2の表示手段と、 前記判定手段による判定結果を表示する第3の表示手段
    と、 を有することを特徴とする請求項8記載のICカード認
    証システム。
  10. 【請求項10】 前記ICカード認証システムは、 前記第1の認証情報を前記ICチップに記憶する記憶手
    段と、 前記第2の認証情報を埋め込んだ前記画像情報を前記カ
    ード基材の表面に設ける画像情報形成手段と、 を有することを特徴とする請求項8記載のICカード認
    証システム。
  11. 【請求項11】 少なくとも第1の認証情報を記憶した
    ICチップと第2の認証情報を埋め込んだ前記画像情報
    とを備えるICカードと、該ICカードにおける前記第
    1の認証情報及び前記第2の認証情報の各々を読み取る
    読み取り装置からなるICカード認証システムを用いた
    ICカードの認証方法であって、 前記ICチップに記憶されている前記第1の認証情報を
    読み出す第1の読み出し工程と、 前記画像情報に埋め込まれている前記第2の認証情報を
    読み出す第2の読み出し工程と、 前記第1の読み出し工程により読み出された前記第1の
    認証情報と前記第2の読み出し工程により読み出された
    前記第2の認証情報とを照合することにより正当か否か
    を判定する判定行程と、 を有することを特徴とするICカードの認証方法。
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