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JP2001258083A - 光リモコン装置 - Google Patents

光リモコン装置

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JP2001258083A
JP2001258083A JP2000068175A JP2000068175A JP2001258083A JP 2001258083 A JP2001258083 A JP 2001258083A JP 2000068175 A JP2000068175 A JP 2000068175A JP 2000068175 A JP2000068175 A JP 2000068175A JP 2001258083 A JP2001258083 A JP 2001258083A
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light
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signal
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邦雄 佐藤
Norio Iizuka
宣男 飯塚
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器ごとの制御コードの違いなどに左右され
ることなく、汎用的に使用し得る光リモコン装置を提供
する。 【解決手段】 受信ユニット7は、光ビームを受光して
電気信号に変換する複数の受光領域を備える受光手段7
c、受光手段7cから出力される各受光領域ごとの電気
信号に対応するコマンド信号を発生するコマンド信号発
生手段7eを備える。送信ユニット1からの光ビームを
受信ユニット7で受光する際に、その受光ポイント(受
光手段7cの複数の受光領域の一つ)に応じたコマンド
信号が選択的に発生する。光ビームの受光ポイントを変
更するだけで、制御対象機器のコマンド操作を行なうこ
とができ、機器ごとの制御コードの違いなどに左右され
ることなく、汎用的に使用し得る光リモコン装置を提供
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光リモコン装置に
関し、詳しくは、光を媒体にした光空間伝送により各種
電子機器の動作を遠隔制御する光リモコン装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、各種のコマンドボタンを有す
る送信ユニットと、制御対象機器に組み込まれた受信ユ
ニットとからなる光リモコン装置が用いられている。こ
の光リモコン装置は、送信ユニットの発光窓を受信ユニ
ットの受光窓に向けた状態で任意のコマンドボタンを押
し下げ操作することにより、そのコマンドボタンに割り
当てられた制御コードを送信ユニットから受信ユニット
へと光空間伝送して制御対象機器の動作状態を遠隔制御
する。
【0003】ここで、上記の制御コードはあらかじめコ
マンドごとに決められており、例えば、制御対象機器を
テレビジョン受信機とすると、電源入切用制御コード、
放送チャンネル指定用制御コード、音量調節用制御コー
ド、入力切替え用制御コードなど様々な制御コードがあ
らかじめ各々のコマンドボタンに割り当てられている。
受信ユニットは、送信ユニットから光空間伝送された光
エネルギーの時系列的なオンオフ状態(点滅状態)を二
値信号系列に変換し、その二値信号系列から制御コード
を取り出して所要の動作制御を行なう。
【0004】なお、上記光空間伝送は、光をオンオフす
るだけのベースバンド方式と、光のオン期間を所定の搬
送周波数で変調するブロードバンド方式の二種類ある
が、搬送波を取り除いた信号波形(いわゆる包括線波
形)で見た場合、両者に大きな違いはないので、以下、
これらの方式による区別をしないことにする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
光リモコン装置にあっては、送信ユニットのコマンドボ
タンの各々に、制御対象機器の動作制御に必要な各種制
御コードをあらかじめ割り付ける必要があり、しかも、
その制御コードは制御対象機器ごとに製造者側で任意に
決められたものであるから、送信ユニットはその制御対
象機器の専用品とならざるを得ず、このため、近年で
は、それぞれの制御対象機器ごとに複数の送信ユニット
を使い分けなければならないという問題点がある。そこ
で、本発明は、送信ユニットから発射される光ビームの
受光ユニット上の受光位置に応じてリモコン操作を行な
うように構成し、以って機器ごとの制御コードの違いな
どに左右されることなく、汎用的に使用し得る光リモコ
ン装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
送信ユニットから発射された光ビームを受信する受信ユ
ニットを有する光リモコン装置において、前記受信ユニ
ットは、前記光ビームを受光して電気信号に変換する複
数の受光領域を備える受光手段と、前記受光手段から出
力される各受光領域ごとの電気信号に対応するコマンド
信号を発生するコマンド信号発生手段と、を備えたこと
を特徴とする。請求項2記載の発明は、送信ユニットか
ら発射された点滅光を受信する受信ユニットを有する光
リモコン装置において、前記受信ユニットは、前記点滅
光を受光して電気信号に変換する複数の受光領域を備え
る受光手段と、前記受光手段から出力される各受光領域
ごとの電気信号に対応する第一コマンド信号を発生する
第一コマンド信号発生手段と、前記受光手段で受光され
た点滅光の単位時間当たりのオンオフ回数を計数する計
数手段と、あらかじめ複数の計数区分を保持する保持手
段と、前記計数手段による計数結果を前記保持手段に保
持されている計数区分の各々と比較して該当する計数区
分を特定する特定手段と、前記特定手段によって特定さ
れた計数区分に関連付けられた第二コマンド信号を発生
する第二コマンド信号発生手段と、を備えたことを特徴
とする。請求項3記載の発明は、点滅光を発射する送信
ユニットを有する光リモコン装置において、前記送信ユ
ニットは、複数のコマンドボタンの選択的操作に応答し
て異なる周波数を持つ制御信号を生成する信号生成手段
と、前記信号生成手段で生成された制御信号の周波数と
なるように前記点滅光のオンオフ周期を制御する制御手
段と、を備えたことを特徴とする。請求項4記載の発明
は、点滅光を発射する送信ユニットを有する光リモコン
装置において、前記送信ユニットは、コマンドボタンの
操作周期に対応した周波数を持つ制御信号を生成する信
号生成手段と、前記信号生成手段で生成された制御信号
の周波数となるように前記点滅光のオンオフ周期を制御
する制御手段と、を備えたことを特徴とする。請求項5
記載の発明は、カメラの露出値を遠隔設定する光リモコ
ン装置において、前記光リモコン装置はリモコンと前記
カメラに搭載された受信機とからなり、前記リモコン
は、被写体の明るさを測光する測光手段と、前記測光手
段の測光値に対応した周波数を持つ制御信号を生成する
信号生成手段と、前記信号生成手段で生成された制御信
号の周波数で点滅光のオンオフ周期を制御する制御手段
と、前記点滅光を発射する発光手段とを備え、前記受信
機は、前記点滅光を受光する受光手段と、前記受光手段
で受光された点滅光の単位時間当たりのオンオフ回数を
計数する計数手段と、前記計数手段による計数結果に基
づいて露出値を設定する設定手段とを備えたことを特徴
とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1および図2は本発明の
思想に基づく光リモコン装置の実施の形態を示す図であ
る。図1(a)(b)において、送信ユニット1は、手
持ち操作に適した形状(図では薄箱型)を有するボディ
2に発光窓3aを露出させるとともに、複数のコマンド
ボタンからなるコマンドボタン群4のキートップを露出
させて構成されており、且つ、そのボディ2の内部に、
発光部3、駆動部(発明の要旨に記載の制御手段に相
当)5、信号発生部(発明の要旨に記載の信号生成手段
に相当)6およびバッテリ(不図示)などの各部を実装
して構成されている。なお、図1(c)は信号発生部6
(図では信号発生部6′)の他の実施形態を示す図であ
り、この信号発生部(発明の要旨に記載の信号生成手段
に相当)6′の説明は後述する。
【0008】発光部3は発光窓3aを介して赤外域の点
滅光3bを発射し、駆動部5(発明の要旨に記載の制御
手段に相当)は点滅光3bのオン期間(点灯期間)とオ
フ期間(消灯期間)を制御する駆動電圧を発生する。例
えば、バッテリ電圧がaVの場合、駆動部5はaVと0
Vの間で周期的に変化する駆動電圧を発生し、発光部3
はそのaVの期間でオン、0Vの期間でオフとなる点滅
光3bを発射する。
【0009】上記aVと0Vの繰返し周期は、信号発生
部6の出力信号によって制御される。信号発生部6はコ
マンドボタン群4を構成するコマンドボタン4a〜4d
の各々に対応した信号発生回路6a〜6dを備えてお
り、信号発生回路6a〜6dは、対応するコマンドボタ
ンの押し下げ操作に応答して周期信号(PA、PB
C、……、PD)の一つを出力する。周期信号(PA
D)は、それぞれ単位時間当たりの繰り返し数を異な
らせた信号であり、周波数軸で例えば、PA<PB<P C
<……<PDの関係を持つ信号である。
【0010】ここで、単位時間を1秒とし、各周期信号
の周波数をPAHz、PBHz、PCHz、……、PDHz
で表すことにすると、発光部3は、第1のコマンドボタ
ン4aの操作に応答して第1の周波数(PAHz)でオ
ンオフを繰り返す点滅光3bを発射し、第2のコマンド
ボタン4bの操作に応答して第2の周波数(PBHz)
でオンオフを繰り返す点滅光3bを発射する。また、第
3のコマンドボタン4cの操作に応答して第3の周波数
(PCHz)でオンオフを繰り返す点滅光3bを発射
し、第4のコマンドボタン4dの操作に応答して第4の
周波数(PDHz)でオンオフを繰り返す点滅光3bを
発射する。
【0011】したがって、実施の形態の送信ユニット1
は、複数のコマンドボタン4a〜4dを選択的に操作す
ることにより、点滅光3bのオンオフ周波数を、第1の
周波数(PAHz)、第2の周波数(PBHz)、第3の
周波数(PCHz)、第4の周波数(PDHz)のいずれ
かに設定して発射することができる。したがって、これ
らの周波数の種類に対応したn種(図では4種)の動作
モード指定情報を点滅光3bに乗せて送信することがで
き、図2の受信ユニット7でその動作モード指定情報を
取り出して制御対象機器の所要の動作制御に用いること
ができる。
【0012】図2において、受信ユニット7は、外部に
露出した受光窓7aおよび複数の領域に区分けされた二
次元イメージセンサ7bを有する受光部(発明の要旨に
記載の受光手段に相当)7cを備えるとともに、受光部
7cの二次元イメージセンサ7bの受光領域ごとの信号
(以下「領域信号」という)S1〜S4を取り込み、各
々の領域信号S1〜S4に対応した第一コマンド信号を
第一コマンド信号保持部7dから取り出して制御対象機
器(不図示)に出力する第一コマンド信号発生部(発明
の要旨に記載のコマンド信号発生手段、第一コマンド信
号発生手段に相当)7eを備え、さらに、前記各領域信
号S1〜S4の合成信号S5の単位時間あたりのオン回
数(以下「計数値」という)をカウントする計数部(発
明の要旨に記載の計数手段に相当)7fと、所定の計数
値区分ごとのコマンド信号(第二コマンド信号)をあら
かじめ保持する第二コマンド信号保持部(発明の要旨に
記載の保持手段に相当)7hと、計数部7fでカウント
された計数値に対応する第二コマンド信号を第二コマン
ド信号保持部7hから取り出して制御対象機器(不図
示)に出力する第二コマンド信号発生部(発明の要旨に
記載の特定手段、第二コマンド信号発生手段に相当)7
gとを備える。
【0013】図3(a)は二次元イメージセンサ7bの
複数に区分けされた受光領域E1〜E4と、各領域から
取り出される領域信号S1〜S4との関係を示す図であ
る。二次元イメージセンサ7bは例えばn×m画素構成
のインターライン型CCD(Charge Coupl
ed Device)であり、図示の例ではn×m画素
を4等分してその各々を区分けされた領域E1〜E4と
しているが、もちろんこれ以上の区分け数であっても構
わない。E1から取り出された領域信号はS1、E2か
ら取り出された領域信号はS2、E3から取り出された
領域信号はS3、E4から取り出された領域信号はS4
であり、これらの領域信号S1〜S4を合成回路8で合
成して作られたものが合成信号S5である。したがっ
て、領域信号S1〜S4の各々は二次元イメージセンサ
7bの各領域E1〜E4で作られた部分的画像(図示の
例では4等分された画像の一つ)の情報を含み、合成信
号S5は二次元イメージセンサ7bのn×m画素の全体
で作られた画像情報を含む。
【0014】図3(b)は点滅光3bの点滅周期を示す
概念図であり、この例では単位時間Tref当たりn個
(P1〜Pn)のオン動作例が示されている。nは上記の
計数値に相当する。
【0015】第一コマンド信号保持部7dおよび第二コ
マンド信号保持部7hに保持されたコマンド信号は、制
御対象機器の動作制御に必要な信号であり、例えば、制
御対象機器をテレビジョン受信機とすると、電源入切用
のコマンド信号、放送チャンネル指定用のコマンド信
号、音量調節用のコマンド信号、入力切替え用のコマン
ド信号などである。以下、これらを便宜的にCMD1、
CMD2、CMD3およびCMD4と呼ぶことにし、且
つ、第一コマンド信号保持部7dと第二コマンド信号保
持部7hのそれぞれに同一のコマンド信号(CMD1〜
CMD4)が保持されているものとする。
【0016】図4(a)は第一コマンド信号保持部7d
のコマンド格納例であり、各領域信号S1〜S4に関連
付けてCMD1〜CMD4が格納されている。また、図
4(b)は第二コマンド信号保持部7hのコマンド格納
例であり、それぞれ対応する計数値区分(第1の計数値
〜第4の計数値)に関連付けてCMD1〜CMD4が格
納されている。例えば、任意の一つの領域信号Si(i
は1〜4)で第一コマンド信号保持部7dを参照する
と、CMDiが取り出され、または、任意の一つの計数
値区分(第iの計数値)で第二コマンド信号保持部7h
を参照すると、CMDiが取り出されるようになってい
る。
【0017】本実施の形態の光リモコン装置は、以下の
二つの方法のいずれか一方によって、制御対象機器に対
するコマンド信号を選択的に発生させることができる。 (1) 一の方法は、送信ユニット1の発光部3から発
射された光ビーム(図では点滅光3bであるが一の方法
においては必ずしも“点滅”する光である必要はない。
指向性の高いビーム状の光;電磁波であればよい。)を
受信ユニット7の受光部7cで受光する際に、その二次
元イメージセンサ7bの受光領域(E1〜E4)に対応
したコマンド信号を発生するというものである。例え
ば、送信ユニット1からの光ビームがE1で受光される
と、このE1に対応したS1を用いて第一コマンド信号
保持部7dからCMD1が取り出される。または、同光
ビームがE2で受光されると、このE2に対応したS2
を用いて第一コマンド信号保持部7dからCMD2が取
り出され、あるいは、同光ビームがE3で受光される
と、このE3に対応したS3を用いて第一コマンド信号
保持部7dからCMD3が取り出され、もしくは、同光
ビームがE4で受光されると、このE4に対応したS4
を用いて第一コマンド信号保持部7dからCMD4が取
り出される。
【0018】したがって、この一の方法によれば、送信
ユニット1から光ビーム(または点滅光3bでもよい)
を照射する際に、受信ユニット7の受光ポイント(受光
部7cの二次元イメージセンサ7bのE1〜E4)を意
図的に狙うことにより、あらかじめ各ポイントに対応さ
せて第一コマンド信号保持部7dに格納されたCMD1
〜CMD4を選択して出力することができる。なお、か
かる作用を奏するために、本実施の形態では、二次元イ
メージセンサ7bの受光面を複数の領域に分けている
が、これに限定されない。例えば、複数の受光素子の各
々を上記領域(E1〜E4)とするとともに、それぞれ
の受光素子の出力を上記の領域信号(S1〜S4)とし
てもよい。この場合、複数の受光素子は互いに離れて配
置されていてもよい。
【0019】(2) 二の方法は、送信ユニット1から
の点滅光3bの点滅周期に対応したコマンド信号を発生
するというものである。すなわち、図3(b)の単位時
間Tre fを1秒とすると、計数部7fでカウントされた
計数値および第二コマンド信号保持部7hに保持された
各計数値区分(第1の計数値〜第4の計数値)はいずれ
も周波数を表すことになる。このため、第1の計数値を
前述の第1の周波数(P AHz)に一致させるととも
に、第2の計数値を前述の第2の周波数(PBHz)に
一致させ、さらに、第3の計数値を前述の第3の周波数
(PCHz)に一致させるとともに、第4の計数値を前
述の第4の周波数(PDHz)に一致させることによ
り、送信ユニット1のコマンドボタン操作に対応して点
滅光3bの点滅周波数を変えることができ、その周波数
に応じたコマンド信号(CMD1〜CMD4)を、第二
コマンド信号保持部7hから取り出して制御対象機器に
出力することができる。
【0020】但し、この二の方法にあっては、外乱等の
影響により、伝送途中で点滅光3bのオン期間の一部が
失われたりノイズによる不正なオン期間が重畳したりす
ることが考えられる。このような場合、計数部7fでカ
ウントされた計数値と、第二コマンド信号保持部7hに
保持された各計数値区分(第1の計数値〜第4の計数
値)とが正確に一致しなくなり、所要のコマンド信号を
取り出せなくなるという不都合を生じる。そこで、実際
上は、第二コマンド信号保持部7hに保持された各計数
値区分(第1の計数値〜第4の計数値)に所要の幅(周
波数幅)を持たせておく必要がある。例えば、第1の計
数値の中心値を前述の第1の周波数(PAHz)とする
とともに±x%の幅を持たせ、第2の計数値の中心値を
前述の第2の周波数(PBHz)とするとともに±x%
の幅を持たせ、さらに、第3の計数値の中心値を前述の
第3の周波数(PCHz)とするとともに±x%の幅を
持たせ、第4の計数値の中心値を前述の第4の周波数
(PDHz)とするとともに±x%の幅を持たせると、
±x%のマージンで上記不都合を解消できる。
【0021】以上のとおり、上記実施形態によれば、送
信ユニット1の発光部3から発射された光ビームを受信
ユニット7の受光部7cで受光する際に、その二次元イ
メージセンサ7bの受光領域(E1〜E4)に対応した
コマンド信号(CMD1〜CMD4)を発生することが
できる(一の方法)。または、送信ユニット1からの点
滅光3bの点滅周期に対応したコマンド信号(CMD1
〜CMD4)を発生することができる(二の方法)。し
たがって、一の方法にあっては、光ビームの照射点を選
択するだけで、制御対象機器に対する様々なコマンド操
作を行なうことができ、送信ユニット1に複雑な制御コ
ード等を必要としないというメリットが得られる。ま
た、二の方法にあっては、送信ユニット1のコマンドボ
タン操作に応じて点滅光3bのオンオフ周期(周波数)
をn種類に切り換えることができ、受信ユニット7で点
滅光3bのオンオフ周期(周波数)に対応したコマンド
信号を取り出して制御対象機器に出力することができ
る。したがって、一の方法と組み合わせて使用すること
により、複雑なコマンド操作も可能とすることができ
る。
【0022】なお、上記の実施形態では、送信ユニット
1の信号発生部6でPAHz〜PDHzまでのn種の周波
数信号を固定的に発生しているが、これに限定されな
い。例えば、図1(c)のような簡易構成の信号発生部
6′としてもよい。信号発生部6′は、ボタンスイッチ
(発明の要旨に記載のコマンドボタンに相当)6eと波
形成形回路6fとを備え、波形成形回路6fでボタンス
イッチ6eのオンオフ信号を2値論理信号に成形して出
力するというものである。この簡易構成の信号発生部
6′を含む送信ユニット1は、上述の一の方法によるリ
モコン操作に用いて好適であるうえ、ボタンスイッチ6
eのオンオフ操作をある周波数、例えば、第iの周波数
に対応させて周期的に行なうことにより、上記の実施の
形態と同様に、受信ユニット7でCMDiを取り出して
制御対象機器に出力することも可能である。但し、かか
る人為的なボタン操作は当然ながら誤差を含み、正確性
に欠けるという不利を否めないが、図1(c)の信号発
生部6′を含む送信ユニット1は、市販の汎用レーザポ
インタとほぼ同等の構成であるため、この汎用レーザポ
インタを用いて光リモコン装置を構成できるというコス
ト削減上の有益な利点が得られる。
【0023】次に、本発明の思想に基づく他の実施の形
態として、電子スチルカメラへの適用例を説明する。な
お、電子スチルカメラはあくまでも一例であって、それ
に限定されない。以下の説明からも理解されるが、要
は、露出値を用いて絞りやシャッター速度を最適制御す
る露出調節装置を備えた画像生成装置であればよく、例
えば、銀塩カメラやムービーカメラなどのカメラ一般で
あってもよい。
【0024】便宜的に銀塩カメラの露出調節装置を例に
説明する。一般に感度Sのフィルムを使用して、輝度B
の物体を撮影するとき、B×Sは被写体の撮影明度(Ph
otographic Luminance)ともいうべき量で、これをレン
ズの明るさ1/F2とシャッター速度Tとの組み合わせ
で決まる露出力(Exposure Power)T/F2で撮影した
とき、フィルムに適正な露光量が得られたとすると、相
反則の成立する範囲内でT/F2とBSは互いに反比例
すると考えられるから、Kを常数とすれば、次式(1)
が得られる。これは適正露光の条件式といわれるもの
で、露出調節装置はこの関係式を解くものである。 BS・(T/F2)=K または F2/T=BS/K ……(1) 露出制御要素のF2、シャッター速度1/TおよびF2
Tをそれぞれ2を底とする指数関数として、次式(2)
〜(5)で表したとき、指数AV、TV、EVをそれぞ
れ開口値(Aperture Value)、時間値(Time Value)、
露出値(Exposure Value)という。 F2=2AV ……(2) 1/T=2TV ……(3) F2/T=2EV=2(AV+TV) ……(4) EV=AV+TV ……(5) 式(5)より、EVの値(以下「EV値」)はTVとA
Vの和であるから、EV値は任意のAVとTVとに按分
することができる。露出調節装置は被写体の明るさを測
定(測光)してEV値を求め、このEV値を満たすAV
を求めて絞りを設定し(シャッター速度優先の場合)、
または、TVを求めてシャッター速度を設定する(絞り
優先の場合)。
【0025】ここで、露出調節装置付き画像生成装置
は、画像生成装置本体に露光のための測光センサを備
え、当該本体部でEV値を測定するが、撮影条件によっ
てはその測定値が不正確になることがあり、被写体に接
近してその明るさを測定しなければならない場合があ
る。例えば、被写体の背景に太陽などの高輝度物体があ
る場合(逆光撮影)である。かかる場合、高輝度物体か
らの光の影響で被写体の測光値が不正確となるからであ
る。正確な測光値を得るためには、画像生成装置を被写
体に近づけて測光するか専用の露出計を使用することに
なるが、前者は画像生成装置を動かす必要があり、後者
は露出計の測光値を手作業で画像生成装置に設定する必
要があり、いずれも手間がかかって面倒である。
【0026】そこで、光リモコン装置を利用して露出計
の測光値を画像生成装置に遠隔設定する技術が知られて
いる(特開平10−10614号公報参照)。この技術
によれば、光リモコン装置の送信ユニットで、例えば、
EV3〜17までの範囲を1/8EVステップの分解能
で区切った112段階の制御コードを発生できるように
し、測光値に応じた制御コードを光に乗せて画像生成装
置側の受信ユニットに送信するようにしている。
【0027】しかしながら、かかる公知の光リモコン装
置にあっても、送信ユニット側で多くの制御コードを持
つ必要があり、しかも、測光分解能に比例して制御コー
ドの数が増えるから、送信ユニットの構成が複雑化する
という不都合があった。本実施の形態は、かかる不都合
を解消するため、送信ユニットから発射する点滅光のオ
ンオフ周期(周波数)を測光値に応じて線形的に変化さ
せることにより、制御コードの保持を不要にし、且つ、
測光分解能の向上にも容易に対応できるようにする。
【0028】図5は電子スチルカメラのブロック図であ
る。この図において、10は写真レンズ、11は写真レ
ンズ10の光軸上に設けられた絞り機構、12は絞り機
構11の駆動部、13は絞り機構11を通過した光を受
けて被写体の撮像信号を出力するイメージセンサ(以下
CCD)、14はCCD13のドライバ、15はCCD
13の撮像時間(電子的なシャッタ時間:以下、単にシ
ャッタ時間と言う)を制御する信号などの各種タイミン
グ信号を発生するタイミング発生器、16はCCD13
からの撮像信号をサンプリングしてノイズを除去するサ
ンプルホールド回路、17はノイズ除去後の撮像信号を
ディジタル信号に変換するアナログディジタル変換器で
ある。
【0029】また、18はディジタルアナログ変換器1
7の出力から輝度・色差合成信号(以下YUV信号と言
う)を生成するカラープロセス回路、19はビデオトラ
ンスファー回路、20はカラープロセス回路18で順次
生成されるYUV信号を保持するバッファメモリ、21
はYUV信号の記録時と再生時に所定の符号化方式(一
般にJPEG方式)で圧縮/伸長処理する圧縮・伸張回
路、22は被写体の明るさを測定する測光センサ、23
は圧縮処理されたYUV信号を記録する固定又は取り外
し可能なフラッシュメモリである。
【0030】また、24はプログラムROM24aに格
納された制御プログラムを実行して画像の記録や再生制
御並びにこれらの制御に付帯する各種制御(例えば、そ
の一つは露出制御であり、24bは露出制御に必要な補
正データを保持するEEPROMである)を行うCPU
(発明の要旨に記載の設定手段に相当)である。また、
25はシャッターボタンや各種ボタンの操作に応答して
キー入力信号発生するキー入力部、26はバッファメモ
リ20に保持されているYUV信号を表示に適した信号
形式に変換するディジタルビデオエンコーダ、27はデ
ィジタルビデオエンコーダ26からの信号を表示する画
像モニター用の液晶ディスプレイ、28は各部を接続す
るバス、29はリモコン、30は受信機である。
【0031】リモコン29および受信機30は本発明の
光リモコン装置に相当する。図6において、リモコン2
9は、発光部(発明の要旨に記載の発光手段に相当)2
9a、駆動部(発明の要旨に記載の制御手段に相当)2
9d、制御部(発明の要旨に記載の信号生成手段に相
当)29e、測光部(発明の要旨に記載の測光手段に相
当)29f、2接点スイッチ部29gおよびバッテリ
(不図示)を備え、受信機30は、受光部(発明の要旨
に記載の受光手段に相当)30b、計数部(発明の要旨
に記載の計数手段に相当)30cおよび計数値保持部3
0dを備える。
【0032】発光部29aは発光窓29bを介して赤外
域の点滅光29cを発射し、駆動部29dは点滅光29
cのオン期間(点灯期間)とオフ期間(消灯期間)を制
御する駆動電圧を発生する。例えば、バッテリ電圧がa
Vの場合、駆動部29dはaVと0Vの間で周期的に変
化する駆動電圧を発生し、発光部29aはそのaVの期
間でオン、0Vの期間でオフとなる点滅光29cを発射
する。上記aVと0Vの繰返し周期は、制御部29eか
らの制御信号によって制御される。制御部29eには、
被写体の明るさを測定する測光部29fからの輝度信号
が入力するとともに、2接点スイッチ29gからの二つ
の接点信号(第1の接点信号、第2の接点信号)が入力
するようになっている。2接点スイッチ29gは二つの
接点29h、29iを有し、2接点スイッチ29の半押
し状態で第1の接点29hが閉じて第1の接点信号が発
生し、2接点スイッチ29の全押し状態で第2の接点2
9iが閉じて第2の接点信号が発生する。
【0033】制御部29eは第1の接点信号に応答して
測光部29fからの輝度信号を取り込み、第2の接点信
号に応答して、この輝度信号に対応した周波数で周期的
に繰り返す制御信号を駆動部29dに出力する。図7
(a)は制御部29eにおける輝度信号と制御信号の相
関図であり、輝度信号の変化(例えば、EV3〜EV1
7の範囲の変化)に応じて、制御信号が二つの周波数f
a、fbの間で線形的に変化する様子を表している。
【0034】受光部30bは、外部に露出した受光窓3
0bを介してリモコン29からの点滅光29cを受光
し、計数部30cは点滅光29cのオン期間の単位時間
ref当たりの数(計数値)をカウントし、計数値保持
部30dはその計数値を所定時間Td保持するととも
に、所定時間Tdの経過後は保持していた計数値を消去
する。ここで、計数値保持部30dの役割は、リモコン
29から送信された被写体の測光情報(計数値)を、電
子スチルカメラのシャッターボタン操作時まで保持する
ことにある。これは、リモコン29の送信タイミングと
電子スチルカメラのシャッター操作タイミングが必ずし
も一致しないからである。したがって、上記の所定時間
Tdは両タイミングの予想最大ずれ時間を加味して設定
すればよい。計数値保持部30dに保持される計数値
は、上記のとおり「リモコン29から送信された点滅光
29cのオン期間の単位時間Tref当たりの数」であ
り、この計数値は単位時間Trefを1秒とすれば、周波
数そのものを表す。したがって、計数値保持部30dに
保持された計数値は、図7(b)に示すように、被写体
の輝度値との間に線形的な関係を有する。
【0035】図8は、電子スチルカメラの制御プログラ
ムを示すフローチャートであり、このプログラムは、電
子スチルカメラの電源投入時にCPU24で実行され
る。このプログラムを実行すると、まず、ステップS1
で動作チェックなどの初期設定を行った後、ステップS
2で動作モード(記録モードか再生モードか)を判定
し、その判定結果に応じた分岐処理(ステップS3の記
録モード処理やステップS4の再生モード処理)を実行
するという動作を繰り返す。なお、システム設定モード
など他の動作モードもあるが、説明の簡単化のために、
ここでは省略する。
【0036】露出調節処理は、記録モード処理(ステッ
プS3)で実行される。図9は、記録モード処理プログ
ラムのフローチャートを示す図である。このフローチャ
ートを開始すると、まず、ステップS11でCCD画
像、すなわち、カラープロセス回路18から出力された
画像信号を読み込み、ステップS12でその画像信号を
液晶ディスプレイ27に表示するという動作をキー入力
部25のシャッターキーが半押しされるまで繰り返し実
行する。これにより、液晶ディスプレイ27に構図調整
のためのスルー画像が所定周期で更新されつつ表示され
る。
【0037】しかる後、ステップS13でシャッターキ
ーの半押しを検出すると、ステップS14で、受信機3
0の計数値保持部30dに計数値が保持されているか否
かを判定する。今、計数値保持部30dに計数値が保持
されていれば、少なくとも所定時間Td以内にリモコン
29から点滅光29cが発射されたことを意味し、計数
値保持部30dに保持されている計数値は、被写体の明
るさを表す情報であるから、ステップS16でその計数
値を読み込み、ステップS17でその計数値に基づいて
EV値を設定する(リモコン29の露光値を用いたEV
値の設定)。一方、計数値保持部30dに計数値が保持
されていない場合は、少なくとも所定時間Td以内にリ
モコン29の操作が行なわれなかったことを意味するの
で、ステップS15で測光センサ22からの測光値を読
み込み、ステップS17でその測光値に基づいてEV値
を設定する(電子スチルカメラ本体の露光値を用いたE
V値の設定)。そして、ステップS18でEV値に対応
した適正露出をセットし、ステップS19でシャッター
キーの全押しを検出すると、ステップS20でそのとき
のCCD画像を圧縮処理してフラッシュメモリ23に記
録(キャプチャ)し、一連の処理を終了する。
【0038】このように、本実施の形態によれば、被写
体の近くにリモコン29を置き、そのリモコン29の2
接点スイッチ29gを半押しして被写体の明るさを測光
部29fで測定した後、2接点スイッチ29gを全押し
することにより、リモコン29から測光値に対応したオ
ンオフ周波数を持つ点滅光29cを発射することができ
る。そして、所定時間Td以内に電子スチルカメラのシ
ャッターキーを操作することにより、電子スチルカメラ
の露出を、リモコン29の測光値に対応した適正露出に
設定して画像のキャプチャーを行なうことができる。
【0039】したがって、本実施の形態は、従来技術と
同様に、光リモコン装置を利用して露出計の測光値を画
像生成装置に遠隔設定することができるとともに、さら
に、リモコン29の測光範囲と点滅光29cのオンオフ
周波数との間に線形的な特性を持たせたので、従来技術
のような多数の制御コードを保持させる必要がなくな
り、リモコン29の構成を簡素化でき、しかも、その線
形特性により測光分解能の向上も容易に行なうことがで
きるという格別な利点が得られる。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、送信ユニ
ットからの光ビームを受信ユニットで受光する際に、そ
の受光ポイント(受光手段の複数の受光領域の一つ)に
応じたコマンド信号が選択的に発生する。したがって、
光ビームの受光ポイントを変更するだけで、制御対象機
器のコマンド操作を行なうことができ、機器ごとの制御
コードの違いなどに左右されることなく、汎用的に使用
し得る光リモコン装置を提供することができる。請求項
2記載の発明によれば、送信ユニットから発射された点
滅光の単位時間当たりのオンオフ回数が計数される。そ
して、その計数結果に該当する計数区分が、あらかじめ
保持されている計数区分の中から特定され、その特定さ
れた計数区分に関連付けられているコマンド信号が出力
される。したがって、送信ユニットから発射される点滅
光の単位時間当たりのオンオフ回数を制御コードの代わ
りに用いることができ、同オンオフ回数は、特定の機種
や特定の製造者に依存しないから、異なる制御対象機器
にも汎用的に使用し得る光リモコン装置を提供すること
ができる。請求項3記載の発明によれば、複数のコマン
ドボタンの選択操作に応答して点滅光のオンオフ周期が
異なる周波数となるように制御される。したがって、送
信ユニットから発射される点滅光の単位時間当たりのオ
ンオフ回数(周波数)を制御コードの代わりに用いるこ
とができ、同オンオフ回数は、特定の機種や特定の製造
者に依存しないから、異なる制御対象機器にも汎用的に
使用し得る光リモコン装置を提供することができる。請
求項4記載の発明によれば、コマンドボタンの操作周期
に対応した周波数を持つ点滅光が発射される。したがっ
て、ボタンを押したときに光ビームを発射する市販のレ
ーザポインタを送信ユニットに利用することができ、専
用の送信ユニットを不要にして低コスト化を達成した光
リモコン装置を提供できる。請求項5記載の発明によれ
ば、被写体の近くに置いたリモコンで被写体の明るさを
測光し、その測光値に対応した周波数でオンオフする点
滅光を電子スチルカメラの受信機に発射することによ
り、電子スチルカメラの露光設定を遠隔制御することが
できる。しかも、上記測光値と点滅光のオンオフ周期と
の間に線形的な関係を持たせたため、測光値ごとの制御
コードを保持する必要がなく、リモコンの構成を簡素化
できるとともに、測光分解能の向上にも容易に対応する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の光リモコン装置の送信ユニットの
外観図およびブロック図である。
【図2】実施の形態の光リモコン装置の受信ユニットの
ブロック図である。
【図3】二次元イメージセンサの領域概念図および点滅
光のオンオフ周期概念図である。
【図4】第一および第二コマンド信号保持部のデータ保
持構造図である。
【図5】光リモコン装置を含む電子スチルカメラのブロ
ック図である。
【図6】光リモコン装置のリモコンおよび電子スチルカ
メラに搭載された受信機のブロック図である。
【図7】輝度信号と制御信号の相関図および輝度値と計
数値の相関図である。
【図8】電子スチルカメラの制御プログラムを示すフロ
ーチャートである。
【図9】記録モード処理プログラムのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 送信ユニット 3b 点滅光 4a〜4d コマンドボタン 5 駆動部(制御手段) 6 信号発生部(信号生成手段) 6e ボタンスイッチ(コマンドボタン) 6′ 信号発生部(信号生成手段) 7 受信ユニット 7c 受光部(受光手段) 7e 第一コマンド信号発生部(コマンド信号発生手
段、第一コマンド信号発生手段) 7f 計数部(計数手段) 7g 第二コマンド信号発生部(特定手段、第二コマン
ド信号発生手段) 7h 第二コマンド信号保持部(保持手段) 24 CPU(設定手段) 29 リモコン 29a 発光部(発光手段) 29d 駆動部(制御手段) 29e 制御部(信号生成手段) 29f 測光部(測光手段) 30 受信機 30b 受光部(受光手段) 30c 計数部(計数手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/10 H04B 9/00 R 10/22 H04N 5/232 Fターム(参考) 5C022 AA13 AB01 AB65 AC69 5K002 AA01 AA03 FA03 GA04 5K048 AA03 AA13 BA03 DB04 EB02 HA04 HA07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信ユニットから発射された光ビームを
    受信する受信ユニットを有する光リモコン装置におい
    て、 前記受信ユニットは、 前記光ビームを受光して電気信号に変換する複数の受光
    領域を備える受光手段と、 前記受光手段から出力される各受光領域ごとの電気信号
    に対応するコマンド信号を発生するコマンド信号発生手
    段と、 を備えたことを特徴とする光リモコン装置。
  2. 【請求項2】 送信ユニットから発射された点滅光を受
    信する受信ユニットを有する光リモコン装置において、 前記受信ユニットは、 前記点滅光を受光して電気信号に変換する複数の受光領
    域を備える受光手段と、 前記受光手段から出力される各受光領域ごとの電気信号
    に対応する第一コマンド信号を発生する第一コマンド信
    号発生手段と、 前記受光手段で受光された点滅光の単位時間当たりのオ
    ンオフ回数を計数する計数手段と、 あらかじめ複数の計数区分を保持する保持手段と、 前記計数手段による計数結果を前記保持手段に保持され
    ている計数区分の各々と比較して該当する計数区分を特
    定する特定手段と、 前記特定手段によって特定された計数区分に関連付けら
    れた第二コマンド信号を発生する第二コマンド信号発生
    手段と、 を備えたことを特徴とする光リモコン装置。
  3. 【請求項3】 点滅光を発射する送信ユニットを有する
    光リモコン装置において、 前記送信ユニットは、 複数のコマンドボタンの選択的操作に応答して異なる周
    波数を持つ制御信号を生成する信号生成手段と、 前記信号生成手段で生成された制御信号の周波数となる
    ように前記点滅光のオンオフ周期を制御する制御手段
    と、 を備えたことを特徴とする光リモコン装置。
  4. 【請求項4】 点滅光を発射する送信ユニットを有する
    光リモコン装置において、 前記送信ユニットは、 コマンドボタンの操作周期に対応した周波数を持つ制御
    信号を生成する信号生成手段と、 前記信号生成手段で生成された制御信号の周波数となる
    ように前記点滅光のオンオフ周期を制御する制御手段
    と、 を備えたことを特徴とする光リモコン装置。
  5. 【請求項5】 カメラの露出値を遠隔設定する光リモコ
    ン装置において、 前記光リモコン装置はリモコンと前記カメラに搭載され
    た受信機とからなり、 前記リモコンは、 被写体の明るさを測光する測光手段と、 前記測光手段の測光値に対応した周波数を持つ制御信号
    を生成する信号生成手段と、 前記信号生成手段で生成された制御信号の周波数で点滅
    光のオンオフ周期を制御する制御手段と、 前記点滅光を発射する発光手段とを備え、 前記受信機は、 前記点滅光を受光する受光手段と、 前記受光手段で受光された点滅光の単位時間当たりのオ
    ンオフ回数を計数する計数手段と、 前記計数手段による計数結果に基づいて露出値を設定す
    る設定手段とを備えたことを特徴とする光リモコン装
    置。
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