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JP2001508827A - 重合体組成物およびその製造と使用 - Google Patents

重合体組成物およびその製造と使用

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JP2001508827A
JP2001508827A JP53396298A JP53396298A JP2001508827A JP 2001508827 A JP2001508827 A JP 2001508827A JP 53396298 A JP53396298 A JP 53396298A JP 53396298 A JP53396298 A JP 53396298A JP 2001508827 A JP2001508827 A JP 2001508827A
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polymer
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cationic
water
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JP53396298A
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シーファラズ ガーフーア,マーク
スキナー,マルコム
マイケル ジョンソン,イアン
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Ciba Specialty Chemicals Water Treatments Ltd
Original Assignee
Ciba Specialty Chemicals Water Treatments Ltd
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Priority claimed from GBGB9726675.3A external-priority patent/GB9726675D0/en
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Abstract

(57)【要約】 安定で流動性の液体組成物は、水溶性高IVカチオン性ポリマー、およびポリアミン、カチオン性ジシアンジアミドポリマー、およびエチレン性不飽和カチオン性モノマー70〜100重量%とアクリルアミド0〜30重量%とのポリマーから選ばれる、水溶性低IVカチオン性凝固剤ポリマーの混合物20〜60重量%を含有し、かつ該凝固剤ポリマー1重量部あたり水溶性多ヒドロキシ化合物0.01〜1重量部を含有する。

Description

【発明の詳細な説明】 重合体組成物およびその製造と使用 本発明は、高IV非イオン性またはカチオン性ポリマーおよび低IVカチオン 性凝固剤ポリマーの両方を含有する、液状の重合体組成物、その製造およびその 使用に関する。 水溶性で、カチオン電荷が高く、IV(固有粘度)が低い凝固剤ポリマーの供 給および使用は、よく知られている。それらの凝固剤ポリマーは、しばしば水溶 液の形態で顧客に供給される。これらの物質が、比較的低いIVと低い分子量を 有するという事実は、好都合なこともあるが、より高分子量の物質においてより 一般的に見られるようにも機能できれば、望ましい場合が多い。 高分子量で、水溶性のポリマー(一般にイオン電荷が低い)は、凝集剤として しばしば使用されている。そのような物質は、IVと分子量が高いために、濃度 5%でさえ溶液は高い粘度になりやすく、より高濃度では硬いゲルにさえなるの で、5または10重量%を越えるポリマーを含有する水溶液としてそれらを供給 するのは、通常は実行困難である。したがって、凝集剤ポリマーは、一般的に粉 末または油中の逆相エマルション(分散液を包含する)として、顧客に供給され ている。 顧客が粉末を受け取ると、一般的に、顧客は、使用前にその粉末を水に溶解す る必要があって、この溶解工程には時間がかかり、不便になることがある。顧客 がエマルションを受け取ると、この場合も一般的に、顧客は、使用中にエマルシ ョンのポリマーを水に溶解しなければならず、得られる溶液は、界面活性剤およ び油またはエマルションの他の連続相で汚染される。これは、望ましいことでは ない。 したがって、得られる組成物が、水に溶解した場合、許容できる粘度と、その 高分子量ポリマーに関連づけられるよりはるかに高い濃度を有するような、水性 組成物中の、水溶性で、比較的高分子量のポリマーを提供する(それにより、粉 末を溶解したり、油の連続相を取り扱う不都合を避ける)ための、数多くの試み がなされていた。 これらの試みは、高分子量ポリマーが分散している水性連続相の改質および/ またはポリマー自体の改質により、高分子ポリマーの膨潤や溶解を抑制すること を含む。このような製品は、高分子量物質の物理的状態が必ずしも真のエマルシ ョンである必要はないが、一般的に「水中水型エマルション」と呼ばれている。 水中水型エマルションの初期の開示は、米国特許第4,389,600号明細 書にある。これは、水溶性ポリマーを含有する水相におけるモノマーの重合を記 載している。重合の前または後に、無機塩を加えてもよい。たとえば、実施例2 1では、水100g、PEG15g、ポリビニルアルコール10g、NaCl1 5gの溶液中で、アクリル酸を重合している。一般的な記述には、溶液のための 非イオン性およびイオン性の両方の水溶性ポリマーが包含されているが、実施例 のほとんどにおいて、溶液中で単独に、または主要なポリマーとして用いられて いるポリマーは、ポリエチレングリコールであり、たとえば、分子量が6,00 0〜20,000の範囲のものである。 イオン性物質で名を挙げられている唯一のものは、ポリエチレンイミンであり 、実施例では、これが使用されるときは、はるかに多量の非イオン性ポリマーと ともに、少量成分として用いられているのみである。溶液粘度は高すぎない必要 があり(そうでないと、その組成物が流動性がでなくなるため)、これが、水相で 重合することのできるモノマー、および重合後のIVまたは分子量に厳しい制約 を与える。 米国特許第4,380,600号明細書は、ポリエチレングリコールを用いる 記載された技術が、高分子量ポリマーの液状分散液を与えることができると主張 しているが、この方法は商業的にはうまくいかないことに、本発明者らは気付い ている。その理由は、第三者による証明が、その特許中の実施例の追試を実施し ても液状組成物はできず、その代わりに、極めて急速に固化する物質ができたこ とを、本発明者らに示していることである。ヒドロキシ化合物が、特開昭61− 36225号公報、ヨーロッパ公開特許第183,466号公報およびヨーロッ パ公開特許第630,909号公報中に言及されている。 ヨーロッパ特許第169,674号公報に、本発明者らは、予備成形された高 分子量の、たとえば、カチオン性ポリアクリルアミドのポリマーゲルを、連続相 、たとえば低分子量の重合性DADMAC(ジアリルジメチルアンモニウムクロ リ ド)、またはポリアミンもしくはポリエチレンイミンに分散させることにより、 液状組成物を形成させることを記載している。しかし、これには、水性ポリマー ゲルの予備形成と、その連続相への混合が必要であり、保存安定性が良好で、か つ比較的高いポリマー含有量で低い粘度を有する液状組成物を得ることは、困難 であった。 高分子量ポリマーが水相に膨潤および溶解する傾向を、比較的疎水性のモノマ ーをそのポリマーに共重合させることによって、抑制する方法が知られている( たとえば、米国特許第5,403,883号、5,614,602号および5, 480,934号明細書およびヨーロッパ公開特許第525,751号公報)。 他の方法では、ポリマーの膨潤と溶解を制御するため、さまざまな添加剤が水相 に含まれており、たとえば、カナダ特許第2,143,564号および2,14 0,817号明細書では重合性分散剤が、そして米国特許第4,929,655 号および5,006,590号明細書では多価塩が用いられており、疎水性物質 を伴う重合性分散剤が、米国特許第5,597,859号明細書およびカナダ特 許第2,125,545号明細書に提案されている。しかし、これらの提案のう ち、商業的に広く採用されたものはないようであり、十分に低い粘度を有するが 、凝固剤と凝集剤の両方を有用なほど高濃度で含有し、その凝集剤が有用なほど 高い分子量を有する水性組成物を提供する、満足できる方法を見出す必要性が存 在する。 ヨーロッパ特許第262,945号公報に、本発明者らは、たとえばポリアミ ン水溶液またはポリDADMAC水溶液の水相中における重合により、カチオン 性ポリマーを形成させることを記載している。実施例では、カチオン性ホモポリ マーが形成された。実施例1では、カチオン性ホモポリマー約12%、ポリアミ ン12%、水76%の組成物が形成され、その組成物の粘度はかなり低かった。 他の実施例2では、カチオン性ホモポリマー約16%、ポリDADMAC16% および水67%の組成物が形成された。その粘度は、より高かった。 比較的高い含有量の活性ポリマー(すなわち、凝固または凝集の目的に活性な )を有し、水中水型エマルションの形態である、液状で、流動性であり、安定な 組成物を提供することが望ましい。 凝固剤と凝集剤を含有する1包装型の組成物を提供できることが望ましく、改 良された凝固剤として働くそのような組成物を提供することが望ましい。 本発明によれば、本発明者らは、水溶性の高IVポリマーと、水溶性の低IV カチオン性凝固剤ポリマーとの混合物を20〜60重量%含有する、安定な、流 動性の液体組成物であって、 該水溶性高IVポリマーが、水溶性のエチレン性不飽和水溶性モノマーかまた はモノマーブレンドからの、非イオン性またはカチオン性のポリマーであり、該 ポリマーが少なくとも2dl/gの見掛けIV(後に定義する)を有し、組成物中に 3〜40重量%(好ましくは3〜30重量%)存在し、 該水溶性低IVカチオン性凝固剤が、1.5dl/gを越えないIV(後に定義す る)を有し、エチレン性不飽和水溶性のカチオン性モノマー70〜100重量% と、アクリルアミド、ポリアミンおよびカチオン性ジシアンジアミド0〜30重 量%から選ばれたもののポリマーであり、組成物中に3〜40重量%、好ましく は5〜40重量%存在し、 該組成物が、30,000cP未満の粘度(Brookfield RVT、スピンドル6、2 0rpm、25℃)を有し、該低IV凝固剤ポリマーと、水溶性多ヒドロキシ化合 物の凝固剤ポリマー1重量部に対して0.1〜1重量部との水溶液である水相に 、該高IVポリマーが分散した分散液である組成物を提供する。 したがって、本発明は、水性で、油を含まず、液状である高IVポリマーの組 成物であり、ポリマー含有量が高いにもかかわらず液状である組成物を提供する 。 流動性組成物は、該凝固剤ポリマーと該多ヒドロキシ化合物および場合によっ ては無機塩の水溶液である水相を形成し、その水相に、該高IVポリマーを提供 することになるモノマーまたはモノマーブレンドを溶解し、ついで前記モノマー またはモノマーブレンドを重合して、該水相中に分散した高IVポリマーを生成 することによって作られる。 該組成物は、該組成物を数週間放置しても永久的な沈降分離が実質的に起こら ず、組成物が流動性なほど十分に低粘度である点で、安定で、流動性の液体であ る。沈降が起こらないことが好ましいが、沈降が起こった場合、沈降相は簡単な 撹拌により再懸濁することができる。該組成物の粘度は、好ましくは 25,000cP未満であり、最も好ましくは20,000cP未満、しばしば12 ,000cP未満である。粘度は、たとえば、1,000cPまで低くてもよいが、 一般的には2,000cPを越える。 該組成物は、好ましくは透明な液体か、または不透明な液体の形態を有する。 ゲルや塊を実質的に含まない。そのようなゲルや塊が生成した場合、望ましい流 動性の液体状態を達成するために、水相を改質することが必要である。たとえば 、凝固剤ポリマーまたは多ヒドロキシ化合物の量を変えてもよく、下記のように 、無機塩が含まれていてもよい。 高IVポリマーは、単にアクリルアミド(そこで、それは実質的に非イオン性 である)から、または単にカチオン性ポリマーから形成されてもよいが、通常、 たとえばアクリルアミドおよび/または他の水溶性の非イオン性モノマー0〜1 00重量%と、水溶性のエチレン性不飽和カチオン性モノマー0〜100重量% との混合物から形成される。カチオン性モノマーの量は、通常1〜100重量% であり、そこでアクリルアミドの量は一般に0〜99重量%である。好ましいポ リマーは、アクリルアミドを含み、好ましくは1〜99%を含有し、好ましくは アクリルアミドとカチオン性モノマーをそれぞれ5〜95%を含有する。カチオ ン性ポリマーは、カチオン両性ポリマーでもよく、その場合には、カチオン両性 ポリマーを与えるように、エチレン性不飽和アニオン性モノマーが、カチオン性 のものの量より少ない量でモノマーブレンドに含まれる。アニオン性モノマーは 、カルボン酸モノマーまたはスルホン酸モノマー、たとえば、アクリル酸または AMPSであってもよい。 好ましいポリマーは、アクリルアミドを、少なくとも40%で60%を越えな い量、好ましくは50%を越えない量で含有する。このカチオン性モノマーは、 ジアリル第四級モノマー(一般にジアリルジメチルアンモニウムクロリド、DA DMAC)でもよいが、好ましくはジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリラ ートまたはジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミドであり、アルキル 基およびアルキレン基は通常C1〜3であり、一般に、酸付加塩または第四級ア ンモニウム塩である。たとえば、それはジメチルアミノプロピルアクリルアミド もしくは−メタクリルアミドであり、そのうえ該して第四級アンモニウム塩 としてである。四級化する基は、通常、塩化メチルまたは他の脂肪族基である。 該高IVポリマーは、C4もしくはより高級なアルキル(たとえば、C8を越え るもの)または芳香族(ベンジルなど)のような、疎水性で、溶解度を低下させ る基を、第四級窒素上または他の部位に実質的に含まないことが好ましく、その 理由は、そのような物質は本発明には不要であり、製品のコストパフォーマンス 上の利益を低下させるからである。 好ましくは、カチオン性モノマーの量は5〜45%で、アクリルアミドの量は 55〜95%である。望むならば、少量の他のエチレン性不飽和モノマー(非イ オン性またはアニオン性)をモノマーブレンドに含有していてもよいが、通常は 不必要であり、ポリマーは、二成分の混合物またはアクリルアミド単独から形成 されるのが好都合である。 高IVカチオン性ポリマーは、ヨーロッパ公開特許第202,780号公報に 記載されたとおり、少なくとも20%のイオン性領域を有する生成物を与えるた め、少量の多エチレン性不飽和モノマーまたは他の架橋剤の存在下で製造しても よい。 該高IVポリマーは、そのポリマーが少なくとも2dl/g、通常、はるかにそれ を越える見掛けIVを有するような条件下で、組成物中での重合によって形成さ れる。たとえば、ポリマーは、少なくとも4dl/gの見掛けIVを有しており、し たがって、その分子量は、懸濁液の処理に用いられるとき、有用な架橋凝集性に 貢献するできるほど十分大きい。見掛けIVは、多くの場合、5dl/gを越え、1 4dl/gまで、またはそれ以上である。一般的には、5〜12dl/gの範囲である。 これらの値はすべて見掛けIVであり、すなわち、懸濁液面粘度計(suspende d level viscometer)を用いて、25℃でpH7.5に緩衝された1モルの塩化ナ トリウム中における、本発明の組成物全体から調製された水性組成物の粘度の観 察により決定された固有粘度であり、ここで見掛けIVは、組成物中の高IVポ リマーの重量に基づいた計算によって決定される。したがって、たとえば、組成 物が10重量%のアクリルアミドポリマーを含有する場合、IV測定に必要とさ れる溶液を調整するのに組成物全体が利用されるが、IVを計算 するとき、そのような溶液中のポリマーの量は、組成物の10重量%であると仮 定される。 該水溶性低IVカチオン性凝固剤は、該凝固剤ポリマーのみを25℃でpH7. 5に緩衝された1モル塩化ナトリウム溶液に溶かした溶液について、懸濁液面粘 度計を用いて測定した際に、1.5dl/gを越えないIVを有する。よりIVの高 い凝固剤ポリマーを使用できるにもかかわらず、それらは生成物の粘度(たとえ ばBrookfield粘度計によって測定された)が不必要に増加する傾向があり、そこ で1dl/g未満のIVを有する凝固剤ポリマーを用いるのが最良である。一般にI Vは0.7dl/g未満であり、通常0.5dl/g未満である。該凝固剤ポリマーは、 このような低い分子量、たとえば10,000であって、鋭敏に測定できるIV を有さない。 該カチオン性凝固剤は、ポリアミン凝固剤ポリマー、たとえばアミンおよび/ もしくはジアミンおよび/もしくはトリアミンまたはより高級なアミン(たとえ ば、エチレンジアミンまたはテトラエチレンペンタアミン)と、エピクロロヒド リンもしくは他のエピハロヒドリン、またはジクロロエタンもしくは他のジハロ アルカンとの縮合により生じたポリマーである。好ましいポリマーは、エピクロ ロヒドリンをジメチルアミンおよび架橋を生ずるための少量のエチレンジアミン または他の多価アミンと縮合することによって形成される。 該凝固剤ポリマーは、水溶性のエチレン性不飽和カチオン性モノマーのホモポ リマー、または場合によってはコモノマー、通常は30重量%を越えないアクリ ルアミドとの、高度にカチオン性のコポリマーであることができる。該エチレン 性不飽和カチオン性モノマーは、上記に論じられたどのカチオン性モノマーであ ってもよいが、該モノマーは好ましくはジアリルジメチルアンモニウムクロリド である。一般的に、それはホモポリマーまたは少なくとも80%で、通常は少な くとも90%のDADMACと残余のアクリルアミドとのコポリマーである。 該凝固剤ポリマーは、C4もしくはより高級なアルキル(たとえば、C8を越 えるもの)または芳香族のような、疎水性で、溶解度を低下させる基を、第四級 窒素上に実質的に含まないことが好ましい。 該凝固剤ポリマーは、ポリジシアンジアミド、すなわちカチオン性のジシアン ジアミドのコポリマーであることができる。 本発明において存在する必須のポリマーは、好ましくは、水溶性のポリエチレ ングリコールとともに、従来の水溶性の高IVおよび水溶性の低IVポリマーで ある。それゆえ、本発明では、疎水性の基を含有し、従来の水溶性の凝固剤およ び凝集剤ポリマーよりも水に対する溶解度が著しく低いポリマーを、故意に添加 しないことが好ましい。 水溶性モノマーとは、該モノマーが、25℃で脱イオン水に対して一般に5ま たは10%を越える通常の高い溶解度を有することを意味し、同様に、水溶性ポ リマーとは、脱イオン水に対して典型的に5または10%を越える通常の高い溶 解度を有するが、IVが高いとき、このような濃度でゲルが生成することもある 。 高IVポリマーが分散している水相は、凝固剤ポリマーおよび水溶性多ヒドロ キシ化合物、ならびに場合によっては無機塩の水溶液である。該水溶性多ヒドロ キシ化合物は、広範囲のジヒドロキシ、トリヒドロキシおよびより多価のヒドロ キシ化合物より選ぶことができる。これらは、グリセリンのようなモノマー性の もの、またはポリビニルアルコールまたはポリエチレングリコールのようなポリ マー性のものであってもよい。しかし、該多ヒドロキシ化合物は、低い溶液粘度 を示す物質が好ましく、それゆえグリセリンまたは比較的低分子量のポリエチレ ングリコールが好ましい。該ポリエチレングリコールは、それが液体であるよう な十分に低い分子量を有するものが好ましく、代表的な分子量は1,000未満 、たとえば200である。しかし、もし望むならば、たとえば6,000、8, 000または10,000の高分子量ポリエチレングリコールを用いることがで きるが、一般に、約4,000を越える分子量を有するポリエチレングリコール を用いることは望ましくない。 多ヒドロキシ化合物の量は、多量である必要はなく、該物質が、最終組成物の 凝集または凝固活性に関して、通常は不活性であって、そのためその量の増加は 組成物のコストを不必要に上昇させるので、通常、比較的低く保たれる。該多ヒ ドロキシ化合物の量は、それゆえ凝固剤ポリマーの1重量部あたり1重量部を越 えず、通常、全組成物の10重量%を越えず、しばしば6%未満である。もし個 々の組成物においてその量が低すぎるならば、該組成物はゲル化するか、それ でなければ非流動性になり、そこで通常、該多ヒドロキシ化合物は、組成物中に 少なくとも1重量%存在する。しばしば、多ヒドロキシ化合物の量は、凝固剤ポ リマーの0.05〜0.5重量部であり、しばしば約0.08〜0.2重量部で ある。 液状の安定な組成物の形成を助け、組成物の粘度を抑制するために、水相に無 機塩を含むことが、しばしば望ましい。粘度を減少させる水溶性のどのような無 機塩も使用できるが、単純にするために、該塩は、通常、アルカリ金属またはア ンモニウムの塩化物もしくは硫酸塩であり、好ましくは硫酸アンモニウムまたは 塩化ナトリウムである。十分な多ヒドロキシ化合物が用いられるとき、通常、凝 固剤1重量部あたり2重量部を越えて含有しても利益はないが、4重量部、また は6重量部までの多量を用いることができる。一般に、該量は凝固剤1重量部あ たり1重量部未満であり、好ましくは0.6重量部未満である。通常、それは凝 固剤1重量部あたり少なくとも0.01重量部であり、そしてしばしば少なくと も0.03重量部である。塩の量を全組成物を基礎にして表わしたとき、該量は 、通常、少なくとも0.5%、しばしば少なくとも2%であるが、一般に約10 〜15%を越える量を有さず、しかしいくつかの例では、20%まで、または3 0もしくは35%まで上げることができる。塩のうちいくらかは、モノマーまた はモノマーブレンドとともに導入されてもよいが、塩の大部分または全量は、通 常、凝固剤ポリマーの溶液に導入される。 該塩は、通常、アンモニウムまたはアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の 塩化物、臭化物もしくはヨウ化物(たとえばMgCl2、NaCl、NH4Cl)、 ポリ塩化アルミニウム、または硫酸アンモニウムのような硫酸塩である。 本発明の組成物は、凝固剤ポリマーよりIVの高いポリマーを、たとえば1: 0.1〜1、通常1:0.5〜1含有することができる。これは凝固剤溶液中に 塩が、たとえば組成物の約10〜15重量%の量存在するときに、特に適用され る。 しかし、塩の量は、好ましくは10%未満または15%未満(たとえば0〜2 %)である。高IVポリマーの量は、通常、カチオン性凝固剤ポリマーの量を越 えない。一般に、組成物は、カチオン性凝固剤ポリマー1重量部あたり、 0.1〜1重量部、しばしば0.2〜0.7重量部、たとえば0.4〜0.7重 量部の高IVポリマーを含有する。 カチオン性凝固剤ポリマーの量は、そこで通常、少なくとも12重量%であり 、しばしば少なくとも15重量%である。一般に、それは30%を越えず、しば しば25%未満である。 水溶性の高IVカチオン性ポリマーの量は、通常、少なくとも5%であり、好 ましくは少なくとも7%である。それはしばしば20%未満である。良好な結果 は、しばしば全組成物の8〜18重量%の範囲の量で得られる。 組成物中の水の量は、一般に30〜75%の範囲であり、しばしばおよそ50 〜70%である。該量は、凝固剤ポリマー1重量部あたり2〜5重量部である。 モノマーまたはモノマーブレンドの水相中での必要な重合は、熱開始剤または レドックス開始剤を使用して開始することができる。開始剤は、反応の開始と反 応の途中の両方に添加してもよい。それは、ポリマーが選択されたIVを有する 結果が得られるような量と時に添加される。 本発明の好ましい組成物の性質のひとつは、該組成物の粘度が、比較的少量の 水をそれに添加したときに上昇するが、ついで多量の水をそれに添加したときに 低下することである。たとえば、高IVアクリルアミドポリマーおよび低IVカ チオン性ポリマーの総量が、組成物を水で希釈した結果として、たとえば1/3 に減少したとき、結果として得られた組成物のブルックフィールド粘度は、希釈 前の組成物のブルックフィールド粘度の少なくとも2倍であり、そしてしばしば 少なくとも3〜4倍であるが、さらに最初の濃度の1/3もしくは1/4または それ以下に減少させるように希釈すると、ブルックフィールド粘度をその最初の 値まで戻し、またはそれより低い値まで下げる。 本発明の組成物は、処理される懸濁液に直接添加して使用してもよいし、より 普通には、高IVポリマーおよびカチオン性凝固剤ポリマーの全濃度が一般に1 0%未満、そして多くの場合0.1〜5重量%になるまで希釈した後に使用して もよい。 処理される懸濁液は、好都合には、2種のポリマーによって個々に、または組 み合わせて処理することができる懸濁液であれば、どのような懸濁液でもよい。 したがって、たとえば該組成物が排水助剤として使用される製紙懸濁液のような 、セルロース系懸濁液でもあってもよく、セルロース系、都市ゴミまたは産業廃 棄物の懸濁液でもあってもよい。 高IVポリマー(一般にカチオン性0〜50%とアクリルアミド50〜100 %から形成される)を凝固剤より少量含有する好ましい組成物は、強力な凝固剤 として、すなわち、カチオン性凝固剤が用いられ、強力な能力が要求される広範 囲の応用に、特に価値がある。その例は、製紙排液の処理、下水の汚泥処理およ び油状物を含む水の清浄化である。 以下は実施例である。例1 ポリDADMAC、PEGおよび塩の水相中における20%カチオン性ポリマ ーの調製(ずべての重量は、100%活性成分についてである)。 スターラー、凝縮器、窒素パージおよび温度計を備えた250mlフラスコに、 水(130g)、ポリDADMAC(39.8g)、PEG(200g)および塩化 ナトリウム(5.5g)を仕込んだ。 モノマー相を、ACM(17.0g)およびDMAEA q MeCl(4. 2g)より調製した。これをフラスコに添加して、混合物を撹拌し、窒素でパー ジした。 フラスコおよび内容物を50℃に加温し、過硫酸アンモニウムの1%水溶液4 mlを添加した。第2の1% APS溶液4mlを添加する前に、反応系を50℃に 1時間保持した。ついで反応系をさらに1時間放置した。 結果として得られた生成物は、濃度(乾燥重量)が35%であり、ブルックフ ィールド粘度が11,500cPであった。 見掛けIV=10.1dl/g。 生成物(カチオン性凝固剤+カチオン性高IVコポリマー)の活性成分含有量 =30.5% 高IVコポリマー含有量=10.6% 一般に同様な方法で、他の凝集剤(高IV)ポリマーを、下記の材料より形成 し、その結果は下記のとおりであった。 この表中、カチオン性モノマーAは、塩化メチルで四級化されたジメチルアミ ノエチルアクリラートである。カチオン性モノマーBは、アクリルアミドプロピ ルトリメチルアンモニウムクロリドである。カチオン性モノマーCは、塩化ベン ジルで四級化されたジメチルアミノエチルアクリラートである。 すべての例は、下記を除いて同様な方法で行った。例4では、反応を、最初に 添加した1%水性アゾ触媒2mlとともに60℃で実施し、さらに1時間後に触媒 を添加した。該触媒は、2,2−アゾビス(2−アミジノプロパン塩酸塩)であ った。例6では、同様の開始剤を用いた。例10では、この開始剤の2.5%溶 液2mlを用い、ついで二亜硫酸ナトリウムの5%溶液3.2mlを添加して、反応 系を発熱させた。ついで反応系を加温して、完全な重合を確実にするために、5 0℃に1時間保持した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZW (72)発明者 スキナー,マルコム イギリス国 ウェスト ヨークシャー ビ ーディー2 4ビーエー ブラッドフォー ド ボルトン レーン 82 (72)発明者 ジョンソン,イアン マイケル イギリス国 ウェスト ヨークシャー ビ ーディー18 4エーディー シプレー ナ ブ ウッド バンクフィールド ドライブ 23

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.水溶性高IVカチオン性ポリマーと、水溶性低IVカチオン性凝固剤ポリマ ーとの混合物を20〜60重量%含有する、安定で、流動性の液体組成物であっ て、 該水溶性高IVポリマーが、水溶性のエチレン性不飽和カチオン性モノマーま たはモノマーブレンドの、非イオン性またはカチオン性ポリマーであり、少なく とも2dl/gの見掛けIVを有し、組成物中に3〜40重量%の量で存在し、 該水溶性低IVカチオン性凝固剤が、1.5dl/g未満のIVを有し、ポリアミ ン、カチオン性ジシアンジアミドポリマーおよびエチレン性不飽和カチオン性モ ノマー70〜100重量%とアクリルアミド0〜30重量%のポリマーから選ば れ、組成物中に3〜40重量%の量で存在し、 該組成物が、30,000cP未満のブルックフィールド粘度を有し、該低IV 凝固剤ポリマーと、該凝固剤ポリマー1重量部に対して水溶性の多ヒドロキシ化 合物0.01〜1重量部との水溶液である水相に、該高IVポリマーが分散した 分散液である組成物。 2.前記多ヒドロキシ化合物の量が、組成物の1〜10重量%であって、かつ凝 固剤ポリマー1重量部に対して0.05〜0.5重量部である、請求項1に記載 の組成物。 3.前記多ヒドロキシ化合物が、グリセリンおよびポリエチレングリコールから 選ばれる、請求項1または2に記載の組成物。 4.前記高IVポリマーの量が、カチオン性ポリマー1重量部に対して0.1〜 1重量部である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物。 5.高IVポリマーの量が、カチオン性凝固剤1重量部あたり0.4〜0.7重 量部であり、かつ組成物の5〜20重量%である、請求項1〜4のいずれか1項 に記載の組成物。 6.高IVポリマーの見掛けIVが、5〜12dl/gである、請求項1〜5のいず れか1項に記載の組成物。 7.高IVポリマー中のカチオン性モノマーが、酸付加塩または第四級アンモニ ウム塩としてのジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリラートまたはジアルキ ルアミノアルキル(メタ)アクリルアミドである、請求項1〜6のいずれか1項 に記載の組成物。 8.カチオン性凝固剤が、ポリアミン、カチオン性ジシアンジアミドポリマー、 およびDADMAC 80〜100重量%とアクリルアミド0〜20重量%のポ リマーから選ばれる、請求項1〜7のいずれか1項に記載の組成物。 9.水溶液が、水溶性無機塩をも含有する、請求項1〜8のいずれか1項に記載 の組成物。 10.無機塩の量が、組成物の0.5〜15重量%であり、かつ凝固剤1重量部 あたり0.01〜2重量部である、請求項9記載の組成物。 11.前記高IVポリマーが、アクリルアミド0〜100重量部およびエチレン 性不飽和カチオン性モノマー100〜0重量部、ならびに場合によっては、カチ オン性モノマーの量より少ない量のエチレン性不飽和アニオン性モノマーのポリ マーである、請求項1〜10のいずれか1項に記載の組成物。 12.前記高IVポリマーが、アクリルアミド50〜100重量部およびカチオ ン性モノマー0〜50重量部のコポリマーであり、かつ組成物中の3〜30重量 %存在し、凝固剤の量が5〜40%である、請求項1〜11のいずれか1項に記 載の組成物。 13.前記高IVポリマーが、エチレン性不飽和水溶性カチオン性モノマー5〜 45重量部およびアクリルアミド95〜55重量部のコポリマーである、請求項 12に記載の組成物。 14.前記組成物が、炭素数4以上のアルキル基またはアリール基を包含する疎 水基を含有するポリマーを含まない、請求項1〜13のいずれか1項に記載の組 成物。 15.重合させて高IVポリマーとを形成する、モノマーまたは複数のモノマー を前記の水相に溶解し、ついで該モノマーを重合することを含む、請求項1〜1 4のいずれか1項に記載の組成物を製造する方法。 16.懸濁液に、請求項1〜14のいずれか1項に記載の組成物、または請求項 1〜14のいずれか1項に記載の組成物を水で希釈することによって形成した希 釈水溶液を添加することを含む、懸濁液を凝集および/または凝固させる方法。
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