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JP2001522372A - ベンゾチオフェンの製造方法 - Google Patents

ベンゾチオフェンの製造方法

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JP2001522372A
JP2001522372A JP54727798A JP54727798A JP2001522372A JP 2001522372 A JP2001522372 A JP 2001522372A JP 54727798 A JP54727798 A JP 54727798A JP 54727798 A JP54727798 A JP 54727798A JP 2001522372 A JP2001522372 A JP 2001522372A
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JP
Japan
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compound
formula
reaction
chloro
acid
Prior art date
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Pending
Application number
JP54727798A
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English (en)
Inventor
マクギル,ジョン・マクニール・ザ・サード
ミスナー,ジェリー・ウェイン
ジャン,トニー・ヤンタオ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eli Lilly and Co
Original Assignee
Eli Lilly and Co
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Publication date
Application filed by Eli Lilly and Co filed Critical Eli Lilly and Co
Publication of JP2001522372A publication Critical patent/JP2001522372A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D333/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one sulfur atom as the only ring hetero atom
    • C07D333/50Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one sulfur atom as the only ring hetero atom condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D333/52Benzo[b]thiophenes; Hydrogenated benzo[b]thiophenes
    • C07D333/54Benzo[b]thiophenes; Hydrogenated benzo[b]thiophenes with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached to carbon atoms of the hetero ring
    • C07D333/56Radicals substituted by oxygen atoms

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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、ベンゾチオフェン類を製造するための中間体およびベンゾチオフェン類の製造法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 ベンゾチオフェンの製造方法 本発明は薬化学の分野に関し、ベンゾチオフェンを製造するための中間体と製 造法に関する。 式I [式中、Rは−COR3または−SO23であり、Xはクロロ、ブロモ、または SO23であり、R3はC1−C4アルキル、トリフルオロメチル、トリクロロメ チル、フェニル、p−トルイル、p−アニシル、またはモノもしくはジ(ハロま たはニトロ)フェニルである] で示される化合物は、本明細書の一部を構成する米国特許第4、358、593 号に記載されているように製造することができる。この特許は、フリーデル−ク ラフツアシル化条件下で、式III [式中、Rはいずれもヒドロキシ保護基である] で示される化合物と式IV [式中、R4はクロロ、ブロモ、ヨード、またはアシル活性化基である] で示される化合物とを反応させて式Iで示される化合物を得る、アシル化反応を 教示している。Rが水素である式Iの化合物が所望ならば、この製造法は、2つ の独立した反応および精製(即ち、1つは上記のアシル化反応についての、もう 1つは4'および6位での脱保護反応についての)を必要とする。 したがって、式Iで示される化合物の、より効率的でより安価な製造法は、当 分野に非常に貢献するものである。 本発明は、式VII [式中、Yはクロロ、ブロモ、ヨード、またはSO29であり、 R9はC1−C4アルキル、トリフルオロメチル、トリクロロメチル、フェニル、 p−トルイル、p−アニシル、またはモノもしくはジ(ハロまたはニトロ)フェ ニルである] で示される化合物の製造法であって、式V [式中、R5およびR5'は独立にヒドロキシ保護基である] で示される化合物と、式VI[式中、R8はアシル活性化基である] で示される化合物とを、トリハロゲン化ホウ素の存在下に反応させることを含む 製造法に関する。 本発明はさらに、式VII [式中、Yはクロロ、ブロモ、ヨード、またはSO29であり、 R9はC1−C4アルキル、トリフルオロメチル、トリクロロメチル、フェニル、 p−トルイル、p−アニシル、またはモノもしくはジ(ハロまたはニトロ)フェ ニルである] で示される化合物に関する。 本発明はさらに、式IX [式中、R6およびR7は独立に、C1−C4アルキル、またはそれらが結合してい る窒素と一緒になってピペリジニル、ピロリジニル、メチルピロリジニル、ジメ チルピロリジニル、モルホリノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、または1− ヘキサメチレンイミノ環を形成する] で示される化合物またはその薬学的に許容し得る塩もしくは溶媒和物の製造法で あって、式VIIで示される化合物と、式VIII [式中、R6およびR7は前記と同意義である] で示される化合物とを反応させることを含む製造法に関する。 化学式の記述に用いる一般的用語は、それらの通常の意味を有する。例えば、 「C1−C4アルキル」は、炭素原子1〜4の直鎖または分岐鎖を意味し、メチル 、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、n−ブチル、イソブチルおよびt −ブチルが含まれ;「アルキル」なる語は、ペンチル、2−メチルブチル、イソ ペンチル、ヘキシル、2−メチルペンチル、3−メチルペンチルなどの基に加え て、「C1−C4アルキル」の定義に含まれる基を包含する。「低級アルコール」 はC1−C4アルコールを意味し、メタノール、エタノール、プロパノール、イソ プロパノール、ブタノール、n−ブタノール、イソブタノール、およびt−ブタ ノールが含まれる。 「ハロ」なる語には、ブロモ、クロロ、フルオロ、およびヨードが含まれる。 「トリハライド」なる語は、トリブロミドまたはトリクロリドを意味する。 「ヒドロキシ保護基」なる語は、有機化学の当業者によって理解されている、 “Protective Groups in Organic Synthesis,第2版,T.H.Greeneら、John W iley & Sons、New York、1991”(以下、「Greene」と称する)の第2章に記載 されているタイプの基を示す。そのような基には、例えば、メチルを含むエーテ ル基および置換メチルエーテル基、例えばメチルエーテル、メトキシメチルエー テル、メチルチオメチルエーテル、tert−ブチルチオメチルエーテル、(フェニ ルジメチルシリル)メトキシメチルエーテル、ベンジルオキシメチルエーテル、 p−メトキシ−ベンジルオキシメチルエーテル、およびtert−ブトキシメチルエ ーテル;置換エチルエーテル基、例えばエトキシエチルエーテル、1−(2−ク ロロエトキシ)エチルエーテル、2、2、2−トリクロロエトキシメチルエーテ ル、および2−(トリメチルシリル)エチルエーテル;フェニルおよび置換フェ ニルエーテル基、例えばフェニルエーテル、p−クロロフェニルエーテル、p− メトキシフェニルエーテル、および2、4−ジニトロフェニルエーテル;ベンジ ルおよび置換ベンジルエーテル基、例えばベンジルエーテル、p−メトキシベン ジルエーテル,o−ニトロベンジルエーテル、および2、6−ジクロロベンジル エーテル;およびアルキルシリルエーテル基、例えばトリメチル、トリエチルお よびトリイソプロピルシリルエーテル、並びにジメチルイソプロピルシリルエー テルおよびジエチルイソプロピルシリルエーテルなどの混合アルキルシリルエー テル基;および一般式−CO−(C1−C6)アルキルまたは−CO−Ar(ここ でArは場合により置換されたフェニルである)で示されるエステル保護基、ま たはギ酸エステル、ベンジルギ酸エステル、モノ、ジ、およびトリクロロ酢酸エ ステル、フェノキシ酢酸エステル、およびp−クロロフェノキシ酢酸エステル等 の具体的な基が含まれる。使用するヒドロキシ保護基の種類は、誘導されたヒド ロキシ基が、その中間体分子の他の位置におけるその後の反応の条件に対して安 定であり、適当な時点で、他のヒドロキシ保護基を含んでいるその分子の残り部 分を分解することなく選択的に脱離することができる限り、厳密なものではない 。本発明に包含される好ましい保護基はメチル基であり、例えば、R5またはR5 ' はそれぞれにつきメチルである。 「アシル活性化基」なる語は、カルボニルに対する求核付加反応を促進するカ ルボニルの置換基を意味する。適当な活性化置換基は、カルボニルに対し正味の 電子吸引効果を有する置換基である。典型的な電子吸引基には、カルボニルと一 緒になってエステルまたはアミドを形成する基が含まれる。そのような基には、 ヒドロキシベンゾトリアゾール、イミダゾール、ニトロフェノール、ペンタクロ ロフェノール、N−ヒドロキシサクシンイミド、ジシクロヘキシルカルボジイミ ド、N−ヒドロキシ−N−メトキシアミン等が含まれる。アシル活性化基なる語 はさらに、カルボニルと一緒になって酸無水物を形成する基も包含する。そのよ うな基には、小さいカルボン酸、例えば酢酸、ギ酸、スルホン酸、メタンスルホ ン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、またはp−トルイルスルホン酸 などが含まれる。さらに、カルボニルに結合したハロゲンは、求核付加のために カルボキシルを活性化する。適当なハロゲンには、クロロ、ブロモ、またはヨー ドが含まれる。 「適当な塩基」なる語は、望ましくない反応に有意に影響することなく、所望 の反応に影響を及ぼすに十分な反応性があるいずれかの塩基を意味する。 「適当な溶媒」なる語は、進行中の反応に対して不活性な、所望の反応を起こ すために反応物を十分に可溶化するいずれかの溶媒を意味する。 「薬学的に許容し得る塩」は、非毒性であることが知られており、薬学の文献 において一般に用いられている酸または塩基の付加塩を意味する。薬学的に許容 し得る塩は一般に、その塩が誘導されるもとの化合物と比べて溶解特性が増大し ているので溶液剤または乳剤として製剤化しやすい場合が多い。本発明の方法に おいて使用する化合物は、主として広範な有機および無機の酸と薬学的に許容し 得る酸付加塩を形成し、薬化学において使用されることの多い生理学的に許容し 得る塩を包含する。 そのような塩を形成するために用いられる典型的な無機の酸には、塩酸、臭化 水素酸、ヨウ化水素酸、硝酸、硫酸、リン酸、次リン酸などが含まれる。有機の 酸、例えば、脂肪族のモノおよびジカルボン酸、フェニル置換アルカン酸、ヒド ロキシアルカン酸およびヒドロキシアルカン二酸、芳香族の酸、脂肪族および芳 香族のスルホン酸などから得られる塩もまた使用することができる。したがって 、そのような薬学的に許容し得る塩には、酢酸塩、フェニル酢酸塩、トリフルオ ロ酢酸塩、アクリル酸塩、アスコルビン酸塩、安息香酸塩、クロロ安息香酸塩、 ジニトロ安息香酸塩、ヒドロキシ安息香酸塩、メトキシ安息香酸塩、メチル安息 香酸塩、o−アセトキシ安息香酸塩、ナフタレン−2−安息香酸塩、臭化物、イ ソ酪酸塩、フェニル酪酸塩、β−ヒドロキシ酪酸塩、ブチン−1、4−二酸塩、 ヘキシン−1、4−二酸塩、カプロン酸塩、カプリル酸塩、塩化物塩、桂皮酸塩 、クエン酸塩、ギ酸塩、フマル酸塩、グリコール酸塩、ヘプタン酸塩、馬尿酸塩 、乳酸塩、リンゴ酸塩、マレイン酸塩、ヒドロキシマレイン酸塩、マロン酸塩、 マ ンデル酸塩、メシラート、ニコチン酸塩、イソニコチン酸塩、硝酸塩、シュウ酸 塩、フタル酸塩、テトラフタル酸塩、リン酸塩、リン酸一水素塩、リン酸二水素 塩、メタリン酸塩、ピロリン酸塩、プロピオン酸塩、フェニルプロピオン酸塩、 サリチル酸塩、セバシン酸塩、コハク酸塩、スベリン酸塩、硫酸塩、重硫酸塩、 ピロ硫酸塩、亜硫酸塩、重亜硫酸塩、スルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、p −ブロモフェニルスルホン酸塩、クロロベンゼンスルホン酸塩、エタンスルホン 酸塩、2−ヒドロキシエタンスルホン酸塩、メタンスルホン酸塩、ナフタレン− 1−スルホン酸塩、ナフタレン−2−スルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩 、キシレンスルホン酸塩、酒石酸塩などが含まれる。好ましい塩は塩酸塩である 。 薬学的に許容し得る酸の付加塩は、式IXの化合物と、等モルまたは過剰量の 酸とが反応することによって典型的に形成する。一般に、反応物を、ジエチルエ ーテルまたは酢酸エチルのような相互溶媒中で混合する。塩は、通常、約1時間 以内〜10日間で溶液から析出し、濾過または溶媒を慣用の方法により除去する ことによって分離することができる。本発明はさらに、処置が必要な、ヒトを含 む哺乳類に投与するための、有効量の式IXの化合物と薬学的に許容し得る希釈 剤または担体とを含有する薬学的に許容し得る製剤を提供する。 式Vの化合物を含む、本発明の製造法の出発物質は、本明細書の一部を構成す る米国特許第4,380,635号、同第4,133,814号、および同第4 ,418,068号に記載のされているような数多くの経路で得ることができる 。式VIIIの化合物は、当分野において知られており、一般に、商業的に入手 可能なものであるか、当分野でよく知られた方法によって容易に入手可能な出発 物質から製造する。 式IXの化合物は式Vの化合物から製造することができる。例えば、式Vの化 合物を式VIの化合物でアシル化して式VIIの化合物を得る。次いで、式VI Iの化合物の基Yを、式VIIIの第2級アミンで置換して式IXの化合物を得 る。本発明の製造法全体を反応式1に示す。式中、R5、R6、R7、R8およびY は、上記と同意義である。 反応式1 式IXの化合物は、式Vの化合物がら製造することができる。例えば、式VI の化合物を、三ハロゲン化ホウ素の存在下で、適当な溶媒中に溶解または懸濁し た式Vの化合物に加える。適当な溶媒には、クロロベンゼン、四塩化炭素、塩化 メチレン、クロロホルム、それらの混合物などが含まれる。1,2−ジクロロエ タンが典型的に好ましい溶媒である。好ましい三ハロゲン化ホウ素は、典型的に は三塩化ホウ素である。式Vの化合物は、典型的には、ややモル過剰で使用する 。例えば、式VIの化合物に対し、通常1.05〜1.25モル過剰を使用する。 典型的には、1.1モル過剰が好ましい。三ハロゲン化ホウ素は、典型的には、 実質的なモル過剰で使用する。例えば、式VIの化合物に対し、通常4〜8モル 過剰を使用する。典型的には、6モル過剰が好ましい。反応は、式Vの化合物お よび式VIの化合物を含む溶液に、2等分に分けた三ハロゲン化ホウ素を加える ことによって行う。最初の半分は通常0〜5℃で加え、混合物を0〜5℃にて7 時間撹拌する。残り半分の三ハロゲン化物の添加は、通常、反応物を約30℃に 加温し、約16時間撹拌することにより行う。 式IXの化合物は、式VIIの化合物と式VIIIの化合物とから製造するこ とができる。例えば、式VIIIの化合物を、適当な溶媒に溶解または懸濁した 式VIIの化合物に、触媒量のヨウ化物塩または臭化物塩の存在下で加える。適 当な溶媒には、塩化メチレン、クロロホルム、アセトニトリル、テトラヒドロフ ラン、酢酸エチル、低級アルコール、それらの混合物などが含まれる。ジメチル ホルムアミドが好ましい溶媒である。適当なヨウ化物塩または臭化物塩には、カ リウム、ナトリウムまたはリチウム塩が含まれる。ヨウ化カリウムが好ましい塩 である。式VIIIの化合物は、通常、実質的なモル過剰で使用する。例えば、 式VIIの化合物に対し、通常20〜30モル過剰を使用する。典型的には、2 5モル過剰が好ましい。反応は、通常、約50℃で約18時間行う。 式VIの化合物は、当分野においてよく知られた方法によって製造する。例え ば、4−ヒドロキシ安息香酸または式Xのエステルを式XIの化合物と反応させ 、次いで、R8が水素でない場合は、エステルを塩基的に加水分解して式XII aの酸にする。次いで、式XIIaの化合物の酸性基を基Yに変換し、式VIの 化合物を得る。この化学反応を反応式2に示す。式中、R9は水素またはC1−C4 アルキル、R8は上で記載のものであり、Yは前記と同意義である。 反応式2 式XIIIの化合物は、当分野においてよく知られた方法によって製造する。 例えば、適当な溶媒に溶解または懸濁した式Xの化合物を、適当な塩基の存在下 に、式XIの化合物で処理する。適当な溶媒には、塩化メチレン、テトラヒドロ フラン、低級アルコール、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、アセ トニトリル、それらの混合物などが含まれるがこれらに限定されない。ジメチル ホルムアミドまたはジメチルスルホキシドが好ましい溶媒である。適当な塩基に は、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムまたは炭酸セシウムなどが含まれる。炭酸カ リウムが好ましい塩基である。式XIの好ましい化合物は、両方の位置のYがク ロロである化合物である。塩基は、通常、実質的なモル過剰で使用する。例えば 、式Xの化合物に対して、通常1.5〜2.5モル過剰を使用する。典型的には、 2.0モル過剰が好ましい。典型的には、式XIの化合物は実質的なモル過剰で 使用する。例えば、反応は、典型的にはおよび好ましくは、共溶媒として式XI の化合物により行う。反応は、典型的にはおよび好ましくは、溶媒の還流温度に て約12時間行う。 式XIIaの化合物は、当分野においてよく知られた方法によって、式XII の化合物から得る。例えば、適当な溶媒に溶解した式XIIの化合物を適当な塩 基で処理することができる。適当な溶媒には、低級アルコール、テトラヒドロフ ラン、ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、ジエチルエーテル、それらの混 合物などが含まれる。水とメタノールの混合物が好ましい溶媒である。適当な塩 基は、アルカリ土類の水酸化物であり、水酸化カリウムなどが含まれる。水酸化 ナトリウムが好ましい塩基である。塩基は、典型的には、ややモル過剰で使用す る。例えば、式XIIの化合物に対して、1.1〜1.4モル過剰を典型的に使用 する。通常、1.2モル過剰が好ましい。反応は、典型的にはおよび好ましくは 、溶媒の還流温度にて約1時間行う。 アシル活性化基(R8)を有する式VIの化合物は、当分野においてよく知ら れた方法によって、式XIIaの化合物から製造する。例えば、R8がクロロと なる場合は、適当な溶媒に溶解または懸濁した式XIIaの化合物を、塩化チオ ニルで処理することができる。式VIで示される得られる化合物を、当分野にお いてよく知られた方法と同様にして製造することができる。 通常、反応式1および2は、約0℃から、得られる反応混合物のおよその還流 温度までの温度範囲で行った場合、約15分から72時間で完了する、反応溶媒 の選択は、使用する溶媒が、進行する反応に対して不活性であり反応物が所望の 反応を起こすに十分に溶解されている限りは、厳密なものではない。反応が完了 したら、所望ならば、中間体化合物を当分野において知られた手順より単離する 。例えば、化合物を結晶化した後で濾過により集めるか、または抽出、留去また は傾斜によって反応溶媒を除去することができる。中間体は、所望ならば、再結 晶またはシリカゲルまたはアルミナなどの固体の支持体のクロマトグラフィーの よ うな一般的な技術によってさらに精製することができる。式V〜式XIIaで示 される化合物は、次の反応に使用する前に典型的に単離する。 本発明の反応を行う最適な時間は、慣用のクロマトグラフィー技術を用いて反 応の進行を監視することにより決定することができる。さらに、例えばアルゴン または窒素などの不活性な雰囲気下で本発明の反応を行うことが好ましい。 以下の実施例は、本発明の実施をさらに明確にするために記載するものであり 、いかなる意味においても本発明の範囲を限定するものとして解釈されない。当 業者は、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、様々な修飾を加えるこ とができるということを認識するであろう。本明細書において言及したすべての 刊行物および特許出願は、本発明が関係する当業者の水準を示すものである。 実施例 製造例1 4−(2−クロロエトキシ)安息香酸メチルエステル 4−ヒドロキシ安息香酸メチルエステル(1.52g,10mmol)、炭酸カリ ウム無水物(1.38g,10mmol)、10mLのジメチルスルホキシド、およ び20mLの1,2−ジクロロエタンを混合し、還流温度に加熱する。HPLC は、反応が約1時間で平衡に達することを示す。従って、さらに当量の炭酸カリ ウムを加える。2回目の炭酸カリウムの添加の後、ビスアルキル化副生成物に対 する生成物の割合が大きく増加する。反応混合物を室温に冷却し、30mLの水 で希釈する。次いで、混合物を撹拌し、層を分離する。有機層を、20mLのブ ラインで逆抽出したのち、硫酸ナトリウムで濾過する。濾液を60℃にて減圧濃 縮し、冷却により固化する黄緑色の油状物を得る。この粗製物を、12mLの熱 メタノールに再溶解し、結晶が現れるまで水を滴加する(合計6mL)。冷却し ながら、結晶化を1時間継続する。沈殿を濾過し、12mLの1:1のメタノー ル:水ですすぐ。フィルターケーキを、室温にて真空乾燥し、生成物2.00gを 得る。(93.5%)。HPLC。 製造例2 4−(2−クロロエトキシ)安息香酸メチルエステル 4−ヒドロキシ安息香酸メチルエステル(1.52g,10mmol)、無水炭酸 リチウム(740mg,10mmol)、15mLのジメチルスルホキシド、および 15mLの1,2−ジクロロエタンを混合し、還流温度に加熱する。HPLCは 、反応が約2時間で平衡に達することを示す。生成物と出発物質の割合は22. 7:68.7である。 製造例3 4−(2−クロロエトキシ)安息香酸メチルエステル 4−ヒドロキシ安息香酸メチルエステル(1.52g,10mmol)、無水炭酸 セシウム(3.26g,10mmol)、4Aモレキュラーシーブ上で乾燥させた5 mLのジメチルスルホキシド、および15mLの1,2−ジクロロエタンを混合 し、およそ室温で撹拌する。15時間後、混合物を還流温度に加熱し、さらに炭 酸セシウムを加える(さらに約1当量)。HPLCは、生成物、ビスアルキル化 副生成物、出発物質の割合が93.1:6.2:検出限界以下であることを示す。 反応混合物を室温に冷却し、30mLの水で希釈する。次いで、混合物を撹拌し 、層を分離する。水層を15mLの塩化メチレンで希釈した後、集めた有機物を 硫酸ナトリウムで濾過する。濾液を約60℃にて減圧濃縮し、冷却により固化す る黄緑色の油状物とし、生成物2.00gを得る。(94.8%)。HPLC。 製造例4 4−(2−クロロエトキシ)安息香酸メチルエステル 4−ヒドロキシ安息香酸メチルエステル(30.4g,200mmol)、無水炭 酸セシウム(13.82g,100mmol)、100mLのジメチルホルムアミド 、および400mLの1,2−ジクロロエタンを混合し、還流温度に加熱する。 反応の進行をHPLCで監視し、1時間および5時間後にさらに当量の炭酸セシ ウムを加える。24時間目の時点で、さらに0.5当量の炭酸カリウムを加える 。HPLCは、生成物、ビスアルキル化副生成物、出発物質の割合が93.7: 4.2:検出限界以下であることを示す。反応混合物を室温に冷却し、500m Lの水で希釈する。次いで、混合物を撹拌し、層を分離する。水層を50mLの 1,2 −ジクロロエタンで抽出した後、集めた有機物を硫酸ナトリウムで濾過する。濾 液を約60℃にて減圧濃縮し、黄緑色とする。残留物を200mLのメタノール にとり、永久曇点(permanent cloudy point)に達するまで水を加える(約50 mL)。結晶化は、急速に始まり、混合物が粘稠になったら、さらに水50mL を加える。この混合物を30分間撹し、濾過する。フィルターケーキを100m Lの1:1のメタノール:水ですすぎ、室温で真空乾燥して生成物38.6gを得 る。濾液から生成物(2.48g)がさらに得られ、生成物41.1gが得られる。 (97.6%)。EA、UV、HPLC。 製造例5 4−(2−クロロエトキシ)安息香酸 4−(2−クロロエトキシ)安息香酸メチルエステル(31.6g,150mmo l)、250mLのメタノール、36mLの5N水酸化ナトリウムを混合し、還 流温度に加熱する。約50℃で、溶液は透明な淡黄色になる。1.25時間還流 した後(67℃)、溶液は依然として透明である。反応の進行をHPLCでチェ ックする。次いで、250mLの水を加え、温度を77℃に上げる。濃塩酸を滴 加し、pHを2.5に調整し、白色の沈殿を生成させる。反応物を19℃にて2 時間冷却し濾過する。フィルターケーキを、100mLの冷却した1:1のメタ ノール:水ですすぎ、50℃で真空乾燥して粗製物28.03gを得る。残留物を 350mLの沸騰したメタノール中で撹拌し、予熱した大きなBuchner漏 斗で濾過する。濾液は急速に濁り、混合物が室温に戻ったら濾過する。フィルタ ーケーキを70mLのメタノールで5回すすぐ。pHが約12に調整されるまで 、濾液に5N水酸化ナトリウムを加える。次いで、酢酸によりpHを下げて約4 に調整する。400mLの水を加えて重い沈殿を得、これを濾過する。フィルタ ーケーキを100mLの1:1のメタノール:水ですすぎ、50℃で真空乾燥し て生成物22.2gを得る。濾液を水300mLで希釈し、pHを塩酸で1に調 整する。得られた沈殿を吸引濾過により集め、100mLの1:1のメタノール :水ですすぎ、50℃で真空乾燥して白色の固形物3.95gを得る。合わせた 生成物を、45%炭酸カリウムを添加した520mLのメタノール中で撹拌する 。55mLの 塩基性溶液を加えた後、ほとんど溶解した混合物が沈殿し始める。120mLの 水および120mLのメタノールを加え、濁りを帯びた溶液を得る。層を分離し 、上層を濾過する。濾液のpHを酢酸で7に調整すると、沈殿が生じる。少量の 沈殿を濾過する。濾液を塩酸でゆっくりとpH4に調整し、濾過する。フィルタ ーケーキを150mLの1:1のメタノール:水ですすぎ、生成物21.48g を得る。(71.4%)。1H MNR、HPLC。 製造例6 4−(2−クロロエトキシ)ベンゾイルクロリド 250mL容のフラスコ中で、4−(2−クロロエトキシ)安息香酸(2.5 8g,12.9mmol)、ジメチルホルムアミド(0.2mL)、および1,2−ジ クロロエタン(50mL)を混合する。塩化オキサリル(1.35mL)を滴加 し、反応混合物を室温で一晩撹拌する。数時間撹拌すると反応物は均一になる。 一晩撹拌したのち、溶媒を蒸発させて乾燥し、固体の生成物を1,2−ジクロロ エタン(2×50mL)中に再溶解する。生成物を次の反応で使用する。 実施例1 2−(4−ヒドロキシフェニル)−3−(4−[2−クロロエチル]ベンゾイル )−6−ヒドロキシベンゾ[b]チオフェン 撹拌機と2個のガラスストッパーを取りつけた100mL容の三頸フラスコ中 で、4−(2−クロロエトキシ)ベンゾイルクロリド、2−(4−メトキシフェ ニル)−6−メトキシベンゾ[b]チオフェン(3.17g,11.73mmol)、 および50mLの1,2−ジクロロエタンを混合する。混合物を0〜5℃に冷却 する。三塩化ホウ素(3.0mL,35.2mmol)を混合物に一度に加える。混合 物を0〜5℃で7時間撹拌する。BCl3(3.0mL,35.2mmol)をもう一度加 え、反応混合物を30℃に加温し、この温度で一晩(約16時間)撹拌する。5 0mLのメタノールをゆっくりと加えることにより、反応混合物をクエンチする 。混合物を減圧濃縮して粗製物を得る。フラッシュクロマトグラフィー(50% 酢酸エチル/ヘキサン)により精製し、4.38g(88%)の343033を 明 黄色の粉末として得る;融点146〜148℃; 実施例2 2−(4−メトキシフェニル)−3−(4−(2−ピペリジノエトキシ)ベンゾ イル)−6−ヒドロキシベンゾ[b]チオフェン・塩酸塩 N2パージング入口と温度計を取り付けた50mL容の三頸フラスコ中で、2 −(4−ヒドロキシフェニル)−3−(4−[2−クロロエチル]ベンゾイル) −6−ヒドロキシベンゾ[b]チオフェン(885mg,2.0mmol)、ヨウ化 カリウム(365mg,2.2mmol)、ピペリジン(5.0mL,50mmol)およ びジメチルホルムアミド(5mL)を混合する。溶液を50℃に加熱して18時 間撹拌する。HPLC解析は、反応が完了したことを示した。混合物を冷却し、 酢酸エチル(50mL)で希釈する。溶液を3%炭酸水素ナトリウム水溶液(3 ×50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮して粗製の橙色の残 留物1.3gを得る。残留物をメタノール(5mL)に溶解し、濃塩酸(3滴) を加える。2−(4−メトキシフェニル)−3−(4−(2−ピペリジノエトキ シ)ベンゾイル)−6−ヒドロキシベンゾ[b]チオフェン・塩酸塩の純粋な試 料を混合物にシードし、室温で66時間撹拌する。得られたスラリーを濾過し、 冷却したメタノールで洗浄し、40℃で真空乾燥し、生成物798mg(78% )を明黄色の固形物として得る;融点254〜256℃(文献値258℃);
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 OA(BF,BJ,CF,CG, CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,T D,TG),AP(GH,GM,KE,LS,MW,SD ,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG, KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CN,C U,CZ,EE,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LV,MD,MG,M K,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,RO,RU ,SD,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ジャン,トニー・ヤンタオ アメリカ合衆国46236インディアナ州イン ディアナポリス、ムーン・リバー・コート 12345番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式VII [式中、Yはクロロ、ブロモ、ヨード、または−SO29;および R9はC1−C4アルキル、トリフルオロメチル、トリクロロメチル、フェニル、 p−トルイル、p−アニシル、またはモノもしくはジ(ハロまたはニトロ)フェ ニルである] で示される化合物。 2.Yが−SO29である、請求項1記載の化合物。 3.Yがクロロである、請求項1記載の化合物。 4.式VII [式中、Yはクロロ、ブロモ、ヨード、または−SO29であり; R9はC1−C4アルキル、トリフルオロメチル、トリクロロメチル、フェニル、 p−トルイル、p−アニシル、またはモノもしくはジ(ハロまたはニトロ)フェ ニルである] で示される化合物の製造法であって、式V[式中、R5およびR5'は独立にヒドロキシ保護基である] で示される化合物と、式VI [式中、R8はアシル活性化基であり、Yは前記と同意義である] で示される化合物とを、トリハロゲン化ホウ素の存在下に反応させることを含ん でなる製造法。 5.前記トリハロゲン化ホウ素が三塩化ホウ素である、請求項4記載の製造法。 6.R8およびYが共にクロロである、請求項4記載の製造法。 7.さらに、式VII で示される化合物と、式VIII [式中、R6およびR7は独立に、C1−C4アルキル、またはそれらが結合してい る窒素と一緒になってピペリジニル、ピロリジニル、メチルピロリジニル、ジ メチルピロリジニル、モルホリノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、または1 −ヘキサメチレンイミノ環を形成する] で示される化合物とを反応させて、式IX で示される化合物またはその薬学的に許容し得る塩もしくは溶媒和物を製造する ことを含んでなる、請求項3記載の製造法。 8.前記トリハロゲン化ホウ素が三塩化ホウ素である、請求項7記載の製造法。 9.R8およびYが共にクロロである、請求項8記載の製造法。 10.式VIIIで示される前記化合物が、式中、R6およびR7がそれらが結合 している窒素原子と一緒になってピペリジニル環を形成する化合物である、請求 項8記載の製造法。 11.前記化合物の塩が塩酸塩である、請求項7記載の製造法。
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