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JP2001522547A - ディジタル信号に関してアグリゲーションを用いる無線通信のための方法及び装置 - Google Patents

ディジタル信号に関してアグリゲーションを用いる無線通信のための方法及び装置

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JP2001522547A JP53588798A JP53588798A JP2001522547A JP 2001522547 A JP2001522547 A JP 2001522547A JP 53588798 A JP53588798 A JP 53588798A JP 53588798 A JP53588798 A JP 53588798A JP 2001522547 A JP2001522547 A JP 2001522547A
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Abstract

(57)【要約】 複数の移動体ユーザーを対象にした、複数の順方向チャネル通信と、対応する複数の逆方向チャネル通信とを有する通信システムを開示する。ユーザーからの逆方向チャネル信号を受信するために、複数のコレクターがマクロダイバース位置に分散配置されている。コレクターはそれぞれ、ユーザーから逆方向チャネル信号を受信するためのマイクロダイバーシティ受信機を含んでいる。コレクターは逆方向チャネル信号を処理してアグリゲーターへと転送する。アグリゲーターは逆方向チャネル信号を連結して連結信号を生み出すが、連結処理を行わない場合に比べ、ビットエラーの発生は少なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】 ディジタル信号に関してアグリゲーションを用いる 無線通信のための方法及び装置 関連出願の説明 本出願は、本出願と同一の譲受人に譲渡された「コレクターアレイを用いた無 線通信のための方法と装置」と称する1995年10月18日出願の、SC出願 番号第08/544,913号、米国特許第5,715,516号の一部継続出 願である。 本出願は「範囲拡大のためにコレクターアレイを用いたTDMA無線通信のた めの方法と装置」と称する1996年4月19日出願の、SC出願番号第08/ 634,141号の一部継続出願である。 後者の特許書類の開示の一部には著作権の保護下にあるものが含まれている。 著作権の所有者は、特許商標局の特許ファイル又は記録に現れるかぎりにおいて は、何人が特許書類又は特許開示の複写複製を行ってもこれに異論はないが、そ うでないものに対しては著作権を留保するものである。 発明の背景 本発明は双方向無線通信システムの分野、特に移動体電話ユーザー(セルラー 及びパーソナル通信システム)、基礎的相互無線通信、無線データ通信、双方向 ページング及び他の無線システムのための方法並びに装置に関する。 従来型セルラーシステム 今日、セルラー移動電話システムが、初期のシステムでは満足できない移動体 サービスへの大きな要求により発達してきている。セルラーシステムは、ワイヤ レス双方向無線(RF)通信を多数のユーザーに提供するため、セルのグループ の中で周波数を「再使用」する。各セルは狭い地理的エリアをカバーし、近隣の セルが集まって地理的領域を広くカバーする。各セルはセルラーユーザーをサポ ートするのに使えるRFスペクトル全量の一部分を持っている。各セルのサイズ は異なり(例えばマクロセル、マイクロセル)一般的には容量が決まっている。 セルの実際の形とサイズは地形、人工的環境、通信の質、必要なユーザー容量の 複雑な関数である。セルは地上線又はマイクロウェーブリンクを介して互いに接 続され、移動体通信に適合する電話中継を通して公衆電話網(PSTN)に接続 されている。この中継によりユーザーはセルからセルへと引き継がれ、通常、移 動体ユーザーがセル間を移動するたびに周波数が変わってゆく。 従来のセルラーシステムでは、各セルは、セル内のセルラーユーザーとの通信 を授受するためのRF送信機とRF受信機とを共に備えた基地局を有している。 基地局はユーザーへの順方向チャネル通信を送信するために順方向RF周波数帯 (搬送波)を使い、セル内のユーザーからの逆方向チャネル通信を受信するため に逆方向RF搬送波を使う。 順方向と逆方向のチャネル通信は別々の周波数帯を使用するので、両方向の同 時通信が可能となる。この方式は周波数分割二重(FDD)信号と呼ばれる。時 分割二重(TDD)信号では、順方向と逆方向のチャネルは交互に同一周波数帯 を使う。 基地局はユーザーへのRF接続を行うのに加えて、移動体電話中継局(MST O)への接続を行う。通常のセルラー局では、カバーする領域に亘って1つ又は それ以上のMTSOが利用される。各MSTOはセルラーシステム内の多数の基 地局及び関係するセルにサービスを提供し、(PSTNのような)他のシステム とセルラーシステムとの間のラウチングコールやセルラーシステム内のラウチン グコールに対する中継操作をサポートすることができる。 基地局は、通常、MTSOにより基地局コントローラー(BSC)を使って制 御される。BSCはRF搬送波をサポートコールに割り当て、基地局間の移動体 ユーザーのハンドオフ(引き継ぎ)を調整し、基地局の状態をモニターし報告す る。単一のMTSOにより制御される基地局の数は、各基地局での通話量、MT SOと基地局との間の接続コスト、サービスエリアのトポロジィ及び同様の因子 により決まる。 基地局間でのハンドオフは、例えば移動体ユーザーが第1のセルから隣接する 第2のセルに移動する際に生じる。ハンドオフは、通話許容量を使い尽くしたり 通話晶質が低下し始めている基地局の負荷を軽減する際にも生じる。ハンドオフ は、特定のユーザーに関する通信の、第1セル用の基地局から第2セル用の基地 局への移転である。従来のセルラーシステムでは、ハンドオフの間に、移動体ユ ーザーへの順方向及び逆方向通信が第1セル用の基地局によりサービスされ、第 2セルとはまだ確立されていない移転期間が有る。 従来型のセルラー通信システムでは、セルラー定義域を越えてセルからセルへ とRF帯域を再使用するための幾つかの技法のうちの1つが使われている。無線 信号から受信された出力は送信者と受信者の間の距離が増えるほど弱くなる。従 来の周波数再使用技術では、パワーフェージングに依存して再使用計画を実行す る。周波数分割多重アクセスシステム(FDMA)システムでは、通信チャネル は、継続的送信のための割り当てられた特定の周波数と帯域幅(搬送波)から成 る。搬送波が所与のセルで使用中の場合、その搬送波は、再使用側の信号が所与 のセルの搬送波により障害を受けることのないほどその所与のセルから十分に離 れているセルでのみ再使用できる。再使用側がどれだけ離れていなければならな いか、何がかなりの障害を構成するのかはシステム固有の詳細なことにより決ま る。近年米国で使用されているセルラー新移動体電話システム(AMPS)は、 基地局と移動体セルラー電話との間にFDMA通信を使用している。 時分割多重通信(TDMA)システムでば、多数の通信が同じ搬送波を使って 規定される。別々のチャネルが各々、その搬送波上の他のチャネルに障害を引き 起こさないように時間を決められたバーストで、非継続的に送信する。通常、T DMAを行う際には、FDMA技法も利用される。FDMAスキームでは、搬送 波はセル間で再使用され、各搬送波上で幾つかのチャネルがTDMA法を使って 規定される。GSM及びPCS1900標準は、最近使用されているTDMA法 の例である。 コード分割多重アクセス(CDMA)システムでは、多くのチャネルが、同じ 搬送波を使用し同時同報通信により規定される。送信は、所与の搬送波上の所与 のチャネルに対して、その搬送波上の他の全てのチャネルからの出力が全搬送波 帯域幅を通して均等に分布されたノイズとして現れるように、コーディングスキ ームを使う。1つの搬送波で多くのチャネルをサポートすることができ、搬送波 は全てのセルで再使用できる。IS−95標準を使用するシステムは、近年使用 されているCDMA法の例である。 空間分割多重アクセス(SDMA)システムでは、1つの搬送波が、地上送信 機又は空間ベース送信機何れか用のアダプティブ又はスポット型ビーム形成アン テナを使用して、セルラー定義域を通して何回も再使用される。 TDMA従来型セルラーアーキテクチャ TDMAシステムでは、時間は、規定された長さのタイムスロットに分割され る。タイムスロットは幾つかのフレームにグルーピングされ、各フレーム内の同 質のタイムスロットは同じチャネルに割り当てられる。通常、全てのフレームを 通して同質のタイムスロットのセットを1つのタイムスロットと呼ぶ。各論理チ ャネルには、1つ又は複数ののタイムスロットが共通の搬送波帯上に割り当てら れる。各論理チャネルを越える通信を運ぶ無線送信はこのように不連続である。 無線送信機は、タイムスロットが割り当てられていない間はオフになっている。 単一のタイムスロットを占有する個別の無線送信をバーストと呼ぶ。TDMA を実行するたびに1つ又はそれ以上のバースト構造が規定される。通常、少なく とも2つのバースト構造があり、即ち、第1は、ユーザーのシステムへの初期ア クセス及び同期化のためであり、第2は、ユーザーが同期化した後の通常の通信 のためである。TDMAシステムでは、ある論理チャネルから成るバーストが隣 接するタイムスロットにある他の論理チャネルから成るバーストに干渉しないよ うに、厳密な時間割付を維持しなければならない。バーストが干渉しない場合、 バーストは分離されているという。バーストとバーストとの分離は幾つかのやり 方で定量化される。1つの尺度は、あるタイムスロット用のバーストと先行の又 は後続のタイムスロット用のバーストとの間の最小の信号対干渉雑音比であり、 この最小の比は当該バーストの情報搬送長に亘るものである。この比がシステム 指定の値以下に下がることのない場合、このバーストは近隣のバーストから分離 されているという。この安全余裕が乱される場合、もう一つの分離の尺度は、総 バーストの余裕が乱される部分の量である。この尺度は、データの重要性又はデ ータに与えられたコーディング保護がバーストの長さに亘って変わる場合、重み 付きの尺度であってもよい。バーストに亘ってのデータの変動はTDMAを行う に際よくあることである。 空間ダイバーシティ 多数の空間的に離れたアンテナで受信される信号源からの信号を連結すること を空間ダイバーシティと呼ぶ。マイクロダイバーシティは空間ダイバーシティの 1形態で、2つ又はそれ以上の受信アンテナが互いに接近して近くに配置されて おり(例えば数メートル以内)、各アンテナが信号源からの信号を受信する場合に 存在する。マイクロダイバーシティシステムでは、共通の信号源から受信された 信号は、その信号源に関する品質の改良された合成信号を形成するために処理さ れ連結される。マイクロダイバーシティはレイリー又はリシアンフェージング又 は同様の外乱に対し有効である。それ故「マイクロダイバーシティ配置」という 用語は、互いに近接して、レイリー又はリシアンフェージング又は同様の外乱に 対し有効な分だけ離れているアンテナの配置を意味する。 マクロダイバーシティは空間ダイバーシティのもう1つの形態で、2つ又はそ れ以上の受信アンテナが互いに遠く離れて配置されており(数メートル以上、例 えば数キロ以上)各アンテナが単一の信号源からの信号を受信する場合に存在す る。マクロダイバーシティシステムでは、単一の信号源から受信された信号は、 その信号源に関する品質の改良された合成信号を形成するため処理され連結され る。「マクロダイバーシティ」という用語は、アンテナが、単一の信号源からの 信号に関する平均信号レベルの間に相関関係がないほど十分に離れていることを 意味する。それ故「マクロダイバーシティ配置」という用語は、この非相関関係 を達成するほど十分に離れたアンテナの配置を意味する。 シャドウフェージング マクロダイバーシティシステムで採用されている平均信号レベルの非相関関係 は、空間的に離れた各受信アンテナに対する信号強さの減少値が地域的に変動す ることによる。この地域的変動は、レイリー又はリシアンフェージング上の長さ 尺度上に存在し、地形的効果、建造物又は草木による信号妨害、及び特定の環境 に存在する何らかのその他の変動による。この変動を「シャドウフェージング」 と呼ぶ。シャドウフェージングに関する非相関関係長はレイリーフェージング長 尺度の一寸上ほどに短い長さ尺度(例えば数メートル以下)でもよいし、数キロ メートルと長くてもよい。 最尤シーケンス見積(MLSE) 通信システムにおける信号品質を改善するために、多くの信号処理法が採用さ れている。例えば、最尤シーケンス見積(MLSE)アルゴリズムを使用して下 流デコーダーにソフトイコライザーアウトプットを提供するための方法がJ.ハ ーゲノイヤとP.ホーハーの「ソフトデシジョンアウトプット付きヴィテルビア ルゴリズムとその応用」(GLOBECOM会報'89,No.47,Vol.1、1680-1686頁 、1989年)という論文に記載されている。この論文では信頼(即ち、品質)距離 をMLSEイコライザーにより各ビットアウトプットに関連づけるための方法が 提案されている。ソフトデシジョンの目的は、次のコンボリューションデコーダ ーに付加的情報を提供することである。 MLSEアルゴリズムに関する処理はビット毎であり、インプットビットスト リーム上で、状態の格子を形成する。全ての新しい格子状態に関して、その状態 内への存続させる経路が、入ってくるどの経路が最小距離であるかに基づいて決 定される。2つの経路長間の差はどちらの経路を存続させるかに関する決定にお ける信頼の尺度である。例えば、2つの経路の距離が等しければ、どちらの経路 を存続させるかに関する決定は任意であり、信頼度は非常に低い。距離における 大きな差は、存続経路決定が正しいという高い信頼度に対応する。経路決定は、 ビットの2つのシーケンス中どちらがアウトプットされるかに関する決定を当然 含んでいる。経路決定に関する信頼距離は、経路内の全てのビットに逆伝播され る。この伝播は、勝った経路のビットが負けた経路のビットと異なる全ての場所 を突き止めることによって行われる。これらの場所全てに関して、勝った経路上 のビットの信頼度は、そのビットに対し先に割り当てられていたあらゆる信頼値 とその新しい信頼値、即ち勝った経路と負けた経路との間の距離の差の内の最小 値にセットされる。2つの経路が合体する点でトレースバックは終わる。 マルチセンサーMLSEアルゴリズム マルチセンサーMLSEアルゴリズム(MSVA)を使用するマイクロダイバ ーシティが、デスプランチ、S.ブルジョア、J.F.ドリスの「マルチセンサ ーヴィテルビイコライザーのための複雑性低減」(エレクトロニクスレター、1 996年1月18日、Vol.32,No.2)、及びG.ボトムレー、K.ジャマルの「ア ダプティブアレイ及びMLSEイコライゼーション」(第45回車両技術会議会 報1995,Vol.1,50-54頁)という論文に記載されている。MSVAアルゴリズムは 、最尤シーケンス見積を得るために複数のアンテナからのインプットを連結する ための方法である。 信号品質の強化 信号の品質を上げるためにダイバーシティ連結をするための方法では、インプ ット信号の品質の何らかの尺度を作らなければならない。空間ダイバーシティア ルゴリズムを設計する上での困難な問題の1つは、リアルタイムで計算できる事 前連結決定信頼性の正確な尺度を見つけ出すことである。マイクロダイバーシテ ィシステムは、現実には短期であるレイリーフェージングの影響を改善すること によってシステム品質を改良したが、送信機と受信アンテナとの間に生じる妨害 のような影響により引き起こされるシャドウフェージングと戦うには大して効果 がない。マクロダイバーシティシステムは、シャドウフェージングと戦うために 空間的にかなり離れた多くの受信機から受信された信号を連結するが、マクロダ イバーシティ連結で作り出す信号の品質を改善するためには、何らかの個々の受 信信号の品質の尺度が必要である。信号出力に基づく方法は、移動体通信におい て普通に存在するような干渉制限環境では失敗しやすい。 ある先行技術システムでは、セルラーシステム内の複数の基地局で作り出され たデータストリームを合体させる方法が提案されており、そこでは、複数の基地 局からのデータの種々のストリームを、移動体局ユーザーの1つの基地局から次 の基地局へのハンドオフを改善するために、結合点で、信頼性情報に基づいて連 結するように提案されている。しかし、そのようなシステムは、ユーザーが順方 向チャネルブロードキャスターと逆方向チャネル受信機が共に同じ位置に同数配 置されている基地局へ逆方向チャネル上で送信する、従来のセルラーシステムの 従来型アーキテクチャにより妨害されている。このような従来型アーキテクチャ では、逆方向チャネルの一般的に弱いリンクは不利であり、システム性能に対し て制限を加える因子となる。 上記背景によれば、干渉環境から生じる通信問題は、干渉問題及び従来型セル ラーシステムのその他の限界を克服する改善された無線通信システムに対する必 要性を作り出している。 発明の概要 本発明は、複数の移動体ユーザーに対する、複数の順方向チャネル通信と、対 応する複数の逆方向チャネル通信とを有する通信システムである。複数のコレク ターが、ユーザーからの逆方向チャネル信号を受信するためにマクロダイバース 位置に分散配置されている。各コレクターは通常、ユーザーからの逆方向チャネ ル信号を受信するためのマイクロダイバーシティ受信機を備えている。コレクタ ーはこれらの逆方向チャネル信号をアグリゲーターに送る。アグリゲーターは、 マクロダイバースコレクターから受信した信号を連結する。同一ユーザーに関す るマクロダイバース、マイクロダイバース双方の複数のコレクター信号を連結す ると、殆どビットエラーの無いアウトプットビットストリームができる。 ある実施例では、マイクロダイバース連結はコレクターで行われ、マクロダイ バース連結はアグリゲーターで行われる。ある代替実施例では、マイクロダイバ ース連結のある部分又は全部が、アグリゲーター内でマクロ連結と並行して行わ れる。 複数のマクロダイバースコレクターでマイクロダイバーシティを使用するアグ リゲーション法では、コレクターアンテナで受信されるユーザーからの信号が処 理されて、各ビット毎に1つ又はそれ以上のビットのシーケンス及び対応する1 つ又はそれ以上の信頼距離を作り出す。各コレクターでの複数のマイクロダイパ ースアンテナを通しての同一ユーザーからのインプットは、レイリー及び同様な 外乱によるエラーを低減するために連結される。同一ユーザーに対する信号は処 理されてビットのシーケンスを形成し、複数のマクロダイバースコレクターから の対応する信頼距離ベクトルはアグリゲーター内で連結され、シャドウフェージ ング及び同様な外乱によるエラーが低減される。アグリゲーターは複数のコレク ターからのデータを処理し、連結し、結果としてできたストリームをデコードし てビットエラーの確率を低減する。連結プロセスは、各ビットに関する最終決定 を行うため信頼距離を利用する。 ある実施例では、コレクターでの復調と信頼距離生成は、ソフト最尤シーケン ス見積(MLSE)を使用するアルゴリズムのソフトウェア実行である。 本システムのある実施例では、コレクターの数はブロードキャスターの数より 多いので、順方向チャネルジオメトリは逆方向チャネルジオメトリとは異なる。 ブロードキャスターよりもコレクターの方が密度が高いジオメトリなので、ブロ ードキャスターからユーザーまでの順方向チャネル距離は、ユーザーからコレク ターまでの逆方向チャネル距離よりも遙かに大きくなる傾向にある。このジオメ トリは、ブロードキャスターのより高い出力、より高いアンテナ高による順方向 チャネルのより強い作動に比べ、ユーザーのより低い出力、より低いアンテナ高 による逆方向チャネルのより弱い作動を補償する。セルサイズ及びサービスにお ける制限因子がユーザーのトランシーバーの送信機範囲である従来型のセルラー アーキテクチャとは異なり、本発明では、逆方向チャネル作動が改善されている ので、高品質のサービスのできる大きなセルが可能になった。 本発明の上記及びその他の目的、特徴、利点は図と結びついた以下の詳細な説 明により明らかとなるであろう。 図面の簡単な説明 図1は無線ユーザー用の通信システムを示しており、各ユーザーはユーザー信 号を複数のコレクターに送信し、コレクターは各ユーザーのユーザー信号を連結 するためアグリゲーターに送る。 図2は図1のシステムの逆方向チャネル通信構造を示す。 図3は、複数のブロードキャスターゾーンの中の無線ユーザーのための、1ブ ロードキャスターゾーン当たり複数のコレクターを有する無線ユーザーのための 通信システムを示す。 図4はユーザートランシーバーを表したものである。 図5は、図4のユーザートランシーバーの送信機部分をより詳細に表したもの である。 図6は、図4のユーザートランシーバーの受信機部分をより詳細に表したもの である。 図7はコレクターを表したものである。 図8はコレクターを更に詳細に表したものである。 図9は、図8のコレクター内のコンバイナー1実施例である。 図10は、図8のコレクター内のコンバイナーの代替実施例である。 図11は、マクロダイバース位置にある複数のコレクターを示しており、コレ クター信号をアグリゲーターに送っている。 図12はアグリゲーターを表したものである。 図13は、図12のアグリゲーターのある実施例を詳細に表したものである。 図14は、図12のアグリゲーターの別の実施例を表したものである。 図15はGSM信号を表したものである。 図16はMSLE格子状態線図を表したものである。 図17は、図16の型式のMSLE格子状態線図の6シーケンシャルステージ のある図を示す。 図18は、図16の型式のMSLE格子状態線図の6シーケンシャルステージ の他の図を示す。 図19は、図17及び図18の状態線図から導き出された追跡ベクトルの図を 示す。 図20は、ビット56、57、58、59、60、61に関する図16の型式 のMSLE格子状態線図の最後の6シーケンシャルステージの図を示す。 図21は、追跡ベクトルと、逆方向走査から得られた信頼距離値を示す。 図22は、マイクロダイバーシティ連結とマクロダイバーシティ連結を共に表 したものである。 発明の詳細な説明 複数のコレクターを備えたセルラーシステム−図1 図1に、複数のユーザー15との無線通信のための複数のコレクター19を備 えたゾーンを有するセルラーシステムを示す。このシステムでは、1つのゾーン マネジャー(ZM)20が、同報通信範囲BRで規定されるゾーン内の複数のユ ーザー15(移動体セルラーホン又は移動体局)への順方向チャネル送信のため の1つの同報通信範囲BRを確立する1つのRFブロードキャスター(B)19 を含んでいる。 ユーザー15はそれぞれ、ゾーンマネジャー20のブロードキャスター16か ら順方向チャネル上で同報通信を受信するための受信機アンテナを持っている。 又、ユーザー15はそれぞれ、一般的にはブロードキャスター範囲BRがカバー するよりもより限られた範囲をカバーするユーザー範囲(UR)を各ユーザー毎 に確立する逆方向チャネル上で送信する送信機を持っている。 図1の実施例では、ユーザー15は複数のコレクター19のごく近くの位置に いる。各コレクターアレイ19は、ユーザー15からの逆方向チャネル通信を受 信するだけでなく、逆方向チャネル通信をゾーンマネジャー20のアグリゲータ ー(A)17へ送るための、送信機のような転送手段を持っている。図1のコレ クター19はそれぞれ、他のコレクター19に対してマクロダイバース位置に配 置されている。コレクター19の位置は、範囲BR内でもよいし、範囲BR外で はあるが範囲BR内のユーザー15の範囲内でもよい。どちらのケースでも、コ レクター19はBRが確立した同報通信ゾーンの近くにある。ブロードキャスタ −16とアグリゲーター17からコレクター19までの距離は任意に大きくでき る。ブロードキャスター16とアグリゲーター17は同じ位置にあってもなくて もよい。 図1では、ユーザー15は各々、逆方向チャネルを通して各コレクター19と 通信する。1つ又はそれ以上のコレクター19が、ユーザーの逆方向チャネル情 報を含むコレクター信号をアグリゲーター17に送り返すことにより、各ユーザ ー15への逆方向チャネルを継続する。このやり方で、マクロダイバース逆方向 チャネル通信の8数のコピーが、アグリゲーター17で各ユーザー毎に受信され る。図1では、説明を分かりやすくするため、逆方向チャネル用の通信経路は1 人のユーザーに対してだけ示している。しかし、他のユーザーもそれぞれ同じや り方で、複数のコレクター19と逆方向チャネルで通信している。 逆方向チャネル通信−図2 図2では、図1のコレクター19がマクロダイバース位置にある。各コレクタ ー19にはマイクロダイバーシティアンテナ48が含まれており、アンテナ48 はそれぞれ同一ユーザーからの逆方向チャネルユーザー信号を受信する。各コレ クターでは、受信機41が同一ユーザーからの逆方向チャネルユーザー信号を受 信する。各コレクターでは、受信機41がアンテナ48からマイクロダイバーシ ティ信号を受信し、それらを連結して信号プロセッサー42に渡す。信号プロセ ッサー42はマイクロダイバーシティ信号を処理して、データビットのシーケン スと、ダイバーシティ処理に基づいて対応する信頼距離とを形成する。各マクロ ダイバーシティコレクター19は(マイクロダイバーシティ処理による)同一ユ ーザーに関するデータビットと信頼距離とをアグリゲーター17に送る。アグリ ゲーター17は、同一ユーザーからのマクロダイバースコレクター信号を連結し て、ユーザー信号を表す(マイクロダイバーシティ処理とマクロダイバーシティ 処理の両方による)データビットの最終的シーケンスを提供する。 複数のコレクターを備えたゾーンを有するセルラーシステム−図3 図3に、複数のユーザー15との無線通信のための複数のコレクター19を備 えた図1のゾーンのような複数のゾーンを有するセルラーシステムを示す。この システムでは、1つのゾーンマネジャー(ZM)20−1が、同報通信範囲BR1 で規定される第1ゾーン内の複数のユーザー15−1(移動体セルラーフォン 又は移動体局)に順方向チャネル送信を同報通信するための同報通信範囲BR1 を確立するRFブロードキャスター(B)16−1を含んでいる。同様に、1つ 又はそれ以上の他のゾーンマネジャーがあって、例えばその代表のゾーンマネジ ャー(ZM)20−2は、同報通信範囲BR2で規定される第2ゾーン内の複数 のユーザーに順方向チャネル送信を同報通信するための同報通信範囲BR2を確 立するRFブロードキャスター(B)16−2を含んでいる。図3のゾーンマネ ジャー20−1及び20−2は、複数のゾーンマネジャー20の代表的なもので あり、これらは領域マネジャー12により制御される。領域マネジャー12の構 造及び作動に関する詳細は、先に挙げた関連出願「範囲拡大のためにコレクター アレイを用いたTDMA無線通信のための方法と装置」に記載されている。 ある実施例では、領域マネジャー12は、アンテナ97−1を通して時間同期 信号を送信するマスター時間送信機84を含んでいる。代わりに、マスター時間 信号は、全地球位置発見システム(GPS)のような他のソースから何れの箇所 ででも入手することができる。時間同期信号は、各ユーザー(移動体局)と関係 する複数のコレクターに対してコレクター信号を同期させるために使用される。 図1と図3のシステムでは、ある好適なモードはTDMA通信を使用している が、CDMA及びSDMAを含む多重アクセスの他のモードも本発明の範囲内に ある。 図3では、ゾーンマネジャー20−1とブロードキャスター16−1は、同報 通信ゾーン内にあるユーザーグループ18−1、....18−c、....18−U 内の複数のユーザーに順方向チャネル送信を同報通信するために、同報通信範囲 BR1を確立する。ユーザーグループ18−1はU(1;1)、U(1;2)、.... U(1;U1)で示される複数のユーザー15−1を含み、ユーザーグループ1 8−cはU(c;1)、..U(c;u)、..U(c;Uc)で示される複数のユー ザー15−cを含み、ユーザーグループ18−UはU(U;1)、U(U;2)、.. U(U;UU)で示される複数のユーザー15−Uを含む。ユーザーグループ1 8−1、....18−c、....18−Uの各ユーザー(以降時にユーザー15と も呼ぶ)は、ゾーンマネジャー20−1のブロードキャスター16−1から順方 向チャネルで同報通信を受信するための受信機アンテナを持っている。又、ユー ザー15はそれぞれ、一般的にはブロードキャスター範囲BRがカバーするより もより限られた範囲をカバーするユーザー範囲(UR)を各ユーザー毎に確立す る逆方向チャネル上で送信する送信機を持っている。図3では、ユーザー範囲U RU(c;1)はユーザーU(c;1)に対して示されている。 ある実施例では、グループ18−1のユーザーはC1コレクターアレイ19− 1の直ぐ近くに位置しており、グループ18−cのユーザーはCcコレクターア レイ19−cの直ぐ近くに位置しており、グループ18−UのユーザーはCUコ レクターアレイ19−Uの直ぐ近くに位置している。コレクターアレイ19−1 、..、19−c、..、19−U(おのおの全般的には、コレクター19と表す) はユーザー15から送信を受信するための受信アンテナを持っている。各コレク ターアレイ19は、ユーザー15から逆方向チャネル通信を受信するばかりでな く、逆方向チャネル通信をゾーンマネジャー20−1のアグリゲーター(A)1 7−1へ送るための、送信機のような転送手段も持っている。図3のコレクター アレイ19はそれぞれ、単一の位置に配置された単一エレメント(コレクター) でもよいが、異なる位置に配置された複数のエレメント(コレクター)であるの が好ましい。コレクター19の位置は範囲BR1内でもよいし、範囲BR1外では あるが範囲BR1内のユーザーの範囲内であってもよい。何れのケースでも、コ レクターアレイ19は、BR1によって確立された同報通信ゾーンに近接してい る。ブロードキャスター16−1とアグリゲーター17−1からコレクター19 までの距離は任意に大きくできる。ブロードキャスター16−1とアグリゲータ ー17−1とは同じ位置にあってもなくてもよい。 図3では、コレクターアレイ19−1は、例えば、ローカルエリアに分布され マクロダイバーシティを達成するために間隔をおいて配置されているNcコレク ターC1、C2、C3、..、C−Ncを含んでいる。一般的に、各ユーザー18 は複数の異なるコレクター19と通信する。どの時点おいても、ゾーンマネジャ ー20−1内のコントローラー14は、どのユーザーがどのコレクターを通して 通信するのかを選択できる。ゾーンマネジャー20−1及び/又は領域マネジャ ー12はコンピューターと、例えばこの選択をコレクターグループとして記憶す るコンピューターメモリーとを含んでいる。コントローラー14は時々、システ ムの性能を維持するため特定のユーザーに関するコレクターグループを変更する 。 図3では、ユーザーU(1;1);U(1;2);..;U(1;U1)はそれぞれ 逆方向チャネルで各コネクターC1、..、C−Ncと通信している。1つ又はそ れ以上のコレクターC1、..、C−Ncは次に、ゾーンマネジャー20−1内の アグリゲーター17−1に信号を送り返して、各ユーザー15−1への逆方向 チャネルを継続する。このやり方で、逆方向チャネル通信の複数のコピーが、ア グリゲーター17−1で各ユーザー毎に受信される。図3では、アグリゲーター 17−1への逆方向チャネルの通信経路が、U1ユーザーU(1;1)に関して のみ示されている。しかし、他のユーザー18−1それぞれが同じやり方で、複 数のコレクターC1、..、C−Ncと逆方向チャネルで通信する。 図3では、1つのユーザーグループに対して2つ以上のコレクターが使用され ているので、ユーザー時間の進み又は遅延の選択がこの環境下で最適化される。 又、ユーザーは通常移動体であり、ユーザーの位置と、システムコンポーネント 間の種々の無線信号伝搬時間は時間的に変化する。それ故同期処理は、ゾーンマ ネジャー20−1又は領域マネジャー12により決められた規準に則って必要に 応じ繰り返されるが、ユーザーにとって期待される速度に関してシステムオペレ ーターがセットした時間に、定型的に行われるようにしてもよい。複数のコレク ターにおける複数のユーザーに対するタイミング要件は先の関連出願に述べられ ている。ユーザーグループは、ユーザーの移動につれ、同期通信が維持できるよ うに編成、再編成される。ゾーンマネジャー20−1及び/又は領域マネジャー 12はコンピューターと、例えばユーザーのアイデンティティをユーザーグルー プとして記憶するコンピューターメモリーとを含んでいる。図3のユーザーグル ープは、例えば、ユーザー15に通常の周波数帯内のタイムスロット(TS)が 割り当てられるTDMAプロトコルで作動する。 図3のシステムの作動においては、ディジタルRF信号はユーザー15からコ レクター19のアンテナで受信され、受信された信号は処理され、ビットのシー ケンスが作り出される。コレクター19がユーザー15からのディジタル信号を 復調して受信された信号ビットを検知すると、コレクターは又、各受信信号ビッ トの品質の評価、即ち、各ビットに対する各論理1又は論理0ビット決定の確率 的信頼性の評価を提供するためにアルゴリズム的に作動する計測を行う。品質の 評価は各ビットに対する信頼距離となる。この処理には、レイリーフェージング 又は同様な外乱によるエラーを低減するため、同一コレクターに配置された2つ 又はそれ以上のマイクロダイバースアンテナからのインプットを連結することが 含まれる。更に、複数のマクロダイバースコレクター19からの信頼距離はアグ リゲーター17に送られ、シャドウフェージング又は同様な外乱によるエラーを 更に低減するため連結される。 図3のシステムでは、Ncで示されるコレクター19の数はNbmで示されるブ ロードキャスター16の数より多いので、順方向チャネルジオメトリは逆方向チ ャネルジオメトリとは異なる。ブロードキャスターよりもコレクターの方が密度 が高いので、順方向チャネル距離、例えばブロードキャスター16−1からユー くなる傾向にある。従って、逆方向チャネル作動はうまく最適化される。 ユーザーのトランシーバー−図4、5、6 図4では、ユーザートランシーバ−25が図3のユーザー15それぞれのトラ ンシーバーを表している。ユーザートランシーバ−25は、受信アンテナ28と 送信アンテナ29とを有するRFサブシステムグループ26を含んでいる。受信 アンテナ28は、図3のゾーンマネジャー20−1内のブロードキャスター16 −1からの順方向チャネル通信を受信する。送信アンテナ29は、例えば、図3 のユーザーU1に関して、複数のコレクターC1、..、C−Ncに達するユーザ ー送信範囲で送信する。 図4では、RFサブシステムグループは信号プロセッサーグループ27と通信 する。信号プロセッサーグループはセルラーフォンに対する音声信号を受信及び 送信するのに必要な処理を行う。 図5では、ユーザー送信機21が、図4の一部を形成するものであるが、RF サブシステムグループ26と信号プロセッサーグループ27を含めて示されてい る。逆方向チャネル通信に関しては、音声入力はスピーチコーダー34、ブロッ クコーダー30、コンボリューションコーダー33、インタリーバ−32、GS M実施例中のガウス最小偏位(GMSK)変調器38のような信号変調器、ディ ジタル/アナログ(D/A)変換器35を通って、IF/RFユニット36と送 信アンテナ29に接続されている増幅器37とを含むRFサブシステムグループ 26に至る。 図6では、ユーザー受信機22が、図4の一部を形成するものであるが、RF サブシステムグループ26と信号プロセッサーグループ27を含めて示されてい る。受信アンテナ28は増幅器37とIF/RFユニット36を含むRFサブシ ステムグループ26に接続され、IF/RFユニット36から更に、アナログ/ ディジタル(A/D)変換器35、イコライザー31、デインタリーバー32、 コンボリューションデコーダー33、ブロックデコーダー30、スピーチデコー ダー34へと繋がり、スピーチデコーダー34は音声に変換することのできるデ ィジタル波形を出力する。 コレクター−図7、8 図7では、コレクター45は、図1、2、3のコレクターC1、..、C−Nc を代表するものである。図7では、コレクター45は、アンテナ48−1、..、 48−Naを代表とする2つ又はそれ以上のマイクロダイバーシティ受信アンテ ナを有するRFサブシステムグループ41を含んでいる。アンテナ48−1、.. 、48−Naはそれぞれ、図4の型式の複数のユーザートランシーバ−25の各 々から送信された信号を受信する。RFサブシステムグループ41が受信した単 一のユーザーからの受信信号の各表示はデータのバーストの形に繋がれ、信号プ ロセッサーグループ42に送られる。アンテナ48−1、..、48−Naからの 受信されたデータのバーストは図7で、各々1r、..、Narと表されている。 信号プロセッサーグループ42は単一のユーザーに関する複数の受信バーストを 処理し、単一のユーザーからの信号を表す信号処理バーストBpを形成する。処 理されたバーストBpは、処理されたバーストBpを含むデータの各ビットの信頼 性を表す信頼距離ベクトルCMを有する。処理されたバーストはそれぞれ、ビッ トβp1、βp2、..、βpB及び信頼距離ベクトルCMを有し、対応する信頼距離C m1、Cm2、..、CmBを有する。信号のパワー又は他の特性を計測する計測信 号が形成される。処理されたバーストBp、信頼距離ベクトルCM、計測値Mは インタフェースユニット46に送られ、インタフェースユニット46はこれらの 信号をフォーマットし、送信するか又は図3のゾーンマネジャー20−1のアグ リゲーター17−1への逆方向チャネル信号として連結する。 図7では、信号プロセッサーグループ42は、各コレクターからのコレクター 信号を他のコレクターそれぞれからの信号と時問同期させるタイミング情報を受 信する。例えば、各コレクターは、時間同期化信号を受信するための全地球位置 発見システム(GPS)受信機(図示せず)を持っている。代わりに、又は追加 して、図3のゾーンマネジャー20と領域マネジャー12が同報通信するか、時 間同期化情報を送信することもできる。この信号プロセッサーは、インタフェー スユニット46から送られてきたコレクター制御(CC)信号内にタイムスタン プを供給する。 図7では、コントロール50が、コレクターの他のユニットと関係する制御関 数を実行し、特に、図3の領域マネジャー12又は他のタイミングソースから、 アンテナ97−2を通して時間同期化信号を受信する。 図8では、図7のコレクター45が更に詳しく示されている。図8では、RF サブシステムグループ41は、ユーザー15からの信号をマイクロダイバーシテ ィアンテナ48−1、..、48−Naで受信し、チャネライザー/ディジタイザ ー52に送るRFダイバーシティユニット51を含んでいる。チャネライザーは 、各搬送波N1、..、Njc毎にアウトプットで処理するために各搬送波上の信号 を分離する。1つの搬送波に対するチャネライザー/ディジタイザー52からの ディジタル信号が信号プロセッサーグループ42−1に、特にバッファ98に入 力される。アドレスユニット99は、マイクロコンバイナー53で処理するため 、個別のユーザーに対応するバーストをバッファ98から選び出す。マイクロコ ンバイナー53は、処理されたバーストBp内の処理されたデータビットと、信 頼距離ベクトルCM内の関係する信頼距離値とを出力する。信号プロセッサー4 2−1からのデータと距離値は、インタフェースユニット46内のフォーマット ユニット43に直接送られる。 図8では、複数の信号プロセッサー42−1,..、42−Njcが、チャネライ ザー/ディジタイザー52からのチャネル信号毎に1つのプロセッサーを備えた 信号プロセッサーグループ42を形成する。各信号プロセッサーはプロセッサー 42−1に似ており、インタフェースユニット46にインプットを提供する。1 つの搬送波に対するチャネライザー/ディジタイザー52からのディジタル信号 は、信号プロセッサー42−1、..、42−Ncの1つと、信号プロセッサー4 2−1内のバッファ98のような対応するバッファにインプットされる。信号プ ロセッサー42−1、..、42−Ncからのデータ及び距離値は全て、アグリゲ ーターに送るため、フォーマットユニット43に直接送られる。 図8では、コントロール50はコレクターの他のユニットと関係する制御関数 を実行し、特に図3の領域マネジャー12又は何らかの他のタイミングソースか らアンテナ97−2を通して時間同期化信号を受信する。コントロール50は、 インタフェースユニット43により制御コード(CC)フィールドに時々挿入さ れるタイムスタンプを生成するので、1つ又はそれ以上のバーストはそれぞれ、 異なるコレクターで処理される同一ユーザーからの同一バーストに時間的相関関 係を与えるためアグリゲーターで使用されるタイムスタンプをコレクター内に持 つことになる。 図8では、アドレスユニット99は、バッファ98内への信号の書き込みと、 バッファ98からの信号の読み取りを制御する。アドレスユニット99は、コン トロール50からの粗いタイミング情報と、マイクロコンバイナー53からの細 かい情報とによって同期化される。細かいタイミング情報は、従来からのやり方 で、後に図15と関係付けて説明するように、受信されたバーストのタイミング シーケンスとの相関関係により導き出される。 更に、信号計測ユニット54はコンバイナー53から信号を受信し、受信した バースト又はコンバイナー53からの処理された信号上にパワー又は他の計測値 を形成し、計測信号Mを形成し、これをインタフェースユニット46にインプッ トする。 フォーマットユニット43は、信号プロセッサーグループ42からのデータ及 び距離値のフォーマットを変え、信号Bp/CM/M/CCを形成し、フォーマ ットユニット43はそれを信号送信ユニット44に送る。コレクター45の送信 ユニット44は送信するか、或いは逆方向チャネルユーザー情報Bp/CM/M /CCを図3のゾーンマネジャー20−1のアグリゲーター17−1に送る。コ レクター45とアグリゲーター17−1の間の送信媒体は、ワイヤ又は光ファイ バーのような地上線でもよいし、帯域内或いは帯域外何れかのRF送信信号を使 用するRF送信でもよい。 マイクロコンバイナー−図9、10 図9に、図8のコンバイナー53の1つの実施例を詳細に示す。受信されたデ ータバースト1r、..、Narはそれぞれ対応する従来型MLSEシングルセン サーイコライザー81−1、..、81−Naにインプットされる。MLSEシン グルセンサーイコライザー81−1、..、81−Naはそれぞれ、インプットさ れたデータバースト1r、..、Narを処理し、それぞれ対応する処理されたバ ースト1p、..、Nap及び対応する信頼距離ベクトル1CM、..、NaCMをアウ トプットとして出す。処理されたバースト1p、..、Nap及び対応する信頼距 離ベクトル1CM、..、NaCMはステージコンバイナー83にインプットされ、 ステージコンバイナー83は(平均化又は他の組み合わせにより)受け取ったデ ータバースト1r、..、Narを連結して処理されたデータバーストBpを形成し 、対応する信頼距離ベクトル1CM、..、NaCMを連結して合成信頼距離ベクト ルCMを形成する。図9のマイクロコンバイナー53は以下に説明するように、 表3A及び式1Aに従って作動する。処理されたデータバーストBpは処理され たバーストビット値βp1、βp2、..、βpB及び合成信頼距離ベクトルCMを含み 、対応する信頼距離Cm1、Cm2、..、CmBを含み、ここに添字のBはバース ト中のビットの数及び対応する信頼距離の数であり、各ビット毎に1信頼距離で ある。 図9のステージコンバイナー83は、図1のユーザー15の中の同一の特定の 1つに関する逆方向チャネル信号を表す複数のバースト1p、..、cp、..、Na pを受け取り、品質距離に基づいてそれらを連結する。cpを代表とするよう なバーストはそれぞれ、信頼距離QCm1QCm2、..、QCmBを有する信頼距離 ベクトルQCMにより表されるデータビットQβp1Qβp2、..、Qβpb、..、Qβp B を含む。cCmbを代表とするような信頼距離はそれぞれ、数Qpの形をしてお り、ここに、Qpは通常2バイトのデータで表され、(−a)<Qp<(+a) であり、振幅aがQpに関する範囲を示す。Υは信頼距離内のビットの数に等し く、a=2T-1である。大きな正の信頼距離値QpQpが2進法1で ある高い信頼を示す。大きな負の信頼距離値Qpは、Qpが2進法0である高い 信頼を示す。説明の実施例では、論理1値及び論理0値はQpの符号で表され、 正の符号は1、負の符号は0である。より一般的には、信頼距離QCm1QCm2 、..、QCmb、..、QCmBは、バーストQp内のBビットのそれぞれに対し符号 付きの数Q1Q2、..、Qb、..、QBで表される。 実施例では、各ビットのNa表現1βpb2βpb、..、Naβpbは各ビットに対す る信頼距離1Cmb2Cmb、..、NaCmbによって作り出され、各々、各数αb が(−a)と(+a)の範囲にあるような数1b2b、..、Nabでそれぞれ 計測されるが、各ビットに対する平均アグリゲート信頼距離aggbは以下の式で 表される。 図10に、図8のコンバイナー53の他の実施例を詳細に示す。受信されたデ ータバースト1r、..、Narはマルチセンサーイコライザーマイクロコンバイ ナー53にインプットされる。図10のマルチセンサーイコライザーマイクロコ ンバイナー53は以下に説明するように、表3B及び式1Bに従って作動する。 マルチセンサーイコライザーマイクロコンバイナー53は、インプットされたデ ータバースト1r、..、Narを処理し、処理されたバーストB.及び対応する信 頼距離ベクトルCMをアウトプットとして出す。図10のアウトプットは図9の アウトプットに似ているが、図9のアウトプットが個々のプロセスで作り出され るのと違って、図10のアウトプットは一休化されたプロセスで作り出される。 図10のマイクロコンバイナーは、図9の実施例に比べ、多くの環境下でより効 率的であり、より優れた信号処理能力を持っている。 マルチコレクターの構成−図11 図11では、複数のコレクター45−1、45−2、..、45−Ncは、図1 のコレクター19−1と同じように、それぞれユーザー15のようなユーザーか ら逆方向チャネル通信を受信する。各ユーザー15に対して、コレクター45− 11、45−12、..、45−1Ncはそれぞれ、データバースト1p2p、..、Ncp及び対応する信頼距離ベクトル1CM、2CM、..、NcCMを作り出すが、 これらは全て、長い距離がコレクターを分けているので、マクロダイバーシティ 付きのユーザー15からの同じ通信を表す。これらの空間的マクロダイバースデ ータバースト1p2p、..、Ncp及び対応する信頼距離ベクトル1CM、2C M、..、NcCMは、図11で1p1CM/1M、2p2CM/2M、..、Ncp NcCM/NcMと表示されているフォーマットされた形でアグリゲーター17− 1に送られる。アグリゲーター17−1は空問的ダイバースデータバースト1p 2p、..、Ncp及び対応する信頼距離ベクトル1CM、2CM、..、NcCMを 連結し、対応する最終的信頼距離ベクトルCMf付きのデータバーストBfの最終 単一表現を形成する。アグリゲーター17−1は、データバースト1p2p、 ..、Ncp及び/又は対応する信頼距離ベクトル1CM、2CM、..、NcCMの選 択又は処理において計測信号1M、2M、..、NcMを使用してもしなくてもよい。 例えば、特定のバーストが、低品質の信号と関係している場合、そのバーストは アグリゲーションに含めなくてもよい。信号の品質は、チャネルモデル減衰評価 に基づいて1サンプルで計測される。 チャネルモデル減衰は受信信号の(ノイズ構成要素から区別される)情報構成 要素の強さに比例する。チャネルモデル減衰は(例えば、受信インプットサンプ ルの平均二乗値として計測される)総計測インプットパワーと組み合わせて、受 信信号のSN比を求めるのに使用される。SN比で表されるチャネルモデル減衰 がある閾値以下の場合、信号品質は低いと判断され、特定のバーストがアグリゲ ーションから排除される。 アグリゲーター−−図12,13,14 図12のブロツク線図は、図3、図11のゾーンマネジャー20−1のアグリ ゲーター17−1を示す。アグリゲーター17−1は、図8、図11の型式のコ レクター45の信号送信ユニット44が送信した信号を受信しフォーマットする 受信/フォーマットユニット61を含んでいる。受信信号1p1CM/1M/1 CC,2p2CM/2M/2CC,...,NCp/NCCM/NCM/NCCCはフォーマ ットされた後、マクロダイバーシティ連結のために受信信号を処理する信号 プロセッサ62に接続される。フォーマットグループ61はタイムスタンプと他 のコレクター制御(CC)情報を使い、異なるコレクターからの信号を同じユー ザーのために整合する。更に特定すると、1つ又はそれ以上のバーストそれぞれ に対するフォーマットユニット61は、制御フィールドからのタイムスタンプ1 CC,2CC,...,NCCCを比較整列し、異なるコレクターからの対応データ、 信頼距離信号、計測信号が同じ共通ユーザーに関して整列されるようにする。 図13にアグリゲーター17−1の信号プロセッサ62を更に詳しく示す。図 13の信号プロセッサ62は、例えば図3のユーザーU1又は図11のユーザー U15のようなユーザーの内の一人からのバースト信号処理を表し、例えば図3 のコレクターC1,C2,...,C−Nc、図11のコレクター45−1,45− 2,...,45−NcといったNc個のアクティブコレクターを通して受信される ユーザーからのNc個の逆方向チャネル信号を表す。 図13で、一人のユーザーに関する96における[1p1CM]、[2p2C M],...,[NcpNcCM]を含むデータと距離値のNc個のペアはマクロダイバ ーシティコンバイナーで連結され、データと距離値の単一に最終的アウトプット ペア[Bf,CMf]が78で形成される。 図13の信号プロセッサ62は一実施例であり、計測信号1M,2M,..,NCM を使わなくてもよい。信号プロセッサ62はマクロダイバーシティコンバイナー 73、デインタリーバ−74、デコンボルーションユニット75、ブロックデコ ーダー85を含むコンバイナーで形成される。コンバイナー73からのデータと 距離値はデインタリーバ−74中でデインタリーブされ、デコンボルーションユ ニット75中でデコンボルブされる(コンボルーションコードを除く)。デコンボ ルーションユニット75からのデータと距離のアウトプットはブロックデコーダ ー85に送られ、次いで通信網76へ送られ、通信網を通じた最終的接続の後、 音声デコーダー77へ送られ、図4のユーザートランシーバーにインプットされ たユーザー音声信号に対応するユーザー音声信号が再確立される。 図14のーユーザーに関するデータと距離値と計測値から成るNc個のセット 96は、マクロダイバーシティコンバイナー内での連結を目的とする信号プロセ ッサ62に供給され、データと距離値から成る単一アウトプットペア78が形成 される。信号プロセッサ62は、グループ99−1、99−2、...,99−N gを含む複数のコンバイナーユニットグループ99で形成され、各グループはマ クロダイバーシティコンバイナー73、デインタリーバ−74、デコンボルーシ ョンユニット75、ブロックデコーダー85を含んでいる。 図14の信号プロセッサ62は、データと距離値の内のどれがマクロダイバー シティコンバイナー73−1、73−2、...、73−Ng内で使われるかを決 定するため計測信号1M,2M,...,NCMを受信、処理する計測プロセッサ91を 含んでいる。一例では、計測信号は受信バーストのパワーの計測値であり、パワ ーレベルが閾値以下のバーストは更なる処理を受けるよう選択されることがない 。セレクタ93は、データと距離値のインプットペアの内の異なるペアを、マク ロダイバーシティコンバイナー73−1、73−2、...、73−Ngへのイン プットとして選択する。 例えばコンバイナー73−1はインプット96の全ペアを受信し、コンバイナ ー73−2は例えば3組のインプットペアを受信し、コンバイナー73−Ngは 1組のインプットペアだけを受信するといったことが許される。勿論セレクタ9 3はインプットセットの任意の組合せを選択してもよい。 図14の計測プロセッサ91は、データビット1βp2βp,...,Ncβpに対応 する重み係数1b2b,...,αb,...,Ncbを提供する。重み係数は例えば 計測プロセッサ91からの計測パラメータに基づきビット値の組合せを重み付け するのに使われる。 コンバイナー73−1、73−2、...、73−Ngからのデータと距離値は それぞれ、デインタリーバー74−1、74−2、...、74−Ng中でデイン タリーブされ、デコンボルーションユニット75−1、75−2、...、75− Ng中でデコンボルートされる。デコンボルーションユニット75−1、75− 2、...、75−Ngからのデータと距離のアウトプットはそれぞれ、ブロック デコーダー85−1、85−2、...、85−Ngへ送られ次いでセレクタ95 に送られる。セレクタ95は例えば、削除選択制御装置94へインプットされブ ロックデコーダー85−1、85−2、...、85−Ngからのフレーム削除信 号で作動する。削除選択制御装置94は、フレーム削除信号に関係するアウトプ ット78−1、 78−2、...、78−Ngの内の任意のものがアウトプットとして送られない ようにしてよい。アウトプット78−1、78−2、...、78−Ngの内の2 つ以上がフレーム削除信号なしで利用できる場合、選択される一アウトプットは 計測プロセッサ91からの特定の計測信号に対応する。例えば最もパワーレベル の高い信号が選択される。ブロックデコーダー85−1、85−2、...、85 −Ngはセレクタ95経由で通信網76に送られ、通信網と接続された後、図1 3のように最終的にボコーダ77に接続され、図4のユーザートランシーバーに インプットされたユーザー音声信号に対応するユーザー音声信号が再確立される 。 GSMデータバースト−図15 図3のシステムでは、搬送波周波数w1(t)、w2(t)、...、wj(t)は搬送 波CH0,CH1,...,CHc,...,CHcの中心周波数である。GSMの実施例の 場合、各搬送波の帯域は200KHzである。デジタルデータのビット速度は2 70.833x103ビット/秒である。データはガウス最小偏位(GMSK) 変調で送信され、各搬送波が200KHz帯域内に収まるようにフィルタ処理さ れる。GSMシステムの場合、情報信号はデジタル形式で表され、論理1と論理 0を有する。 GSMシステムでは、通常各搬送波は時分割多重化により更に8つのチャネル に分割され、8つのタイムスロットTS0,TS1,...,TS7が形成される。G SMシステムの各タイムスロットは、577x10-6秒間で156.25ビット を含むように定義される。各タイムスロット中のこれらビットは論理1又は論理 0として選択され、データと制御情報を含んだ情報を送信する。 図15はGSM信号のデータバーストを表す。データビットは、例えば3つの 開始ビット(3T)と3つの終止ビット(3T)という既知の論理状態(1又は 0)に関する1つ以上の開始及び終止ビットを含んでいる。更に、合計で61個 のリーディングデータビットのための57+1の追加データビットと、26ビッ トのトレーニングシーケンス(TS)と、トレーニングシーケンスの後の合計で 61個のデータビットのための57+1の追加データビットが存在する。全体バ ーストの後には、バーストとバーストの間を分離する8.25ビットのガード ピリオドが続く。 図15で、トレーニングシーケンスの前で受信される61個のデータビットの 並び順は、βrB,...,βrb,...,βr3,βr2,βr1、トレーニングシーケンスの 後で受信される61個のデータビットの並び順は、βr1,βr2,βr3,...,βrb ,...,βrBである。但し記載例のBは61である。 処理と信頼距離生成--図16−21 図3と図11のシステムの作動で、デジタルRF信号はユーザー15からのバ ーストとして、図3のコレクター19のアンテナ(図11のコレクター45)で 受信され、この受信信号バーストは処理されて受信信号サンプルのシーケンスβrb となり、更に処理されて信頼距離Cmb、対応受信ビットβpbを形成する。信 頼距離Cmbを形成するためコレクターは、各受信信号サンプルβrbとの品質に 関する見積、即ち各受信信号サンプルβrbに対する論理1又は論理0の各決定に 関する確率的な信頼性の見積をアルゴリズム的に提供する。或る実施例ではソフ ト最尤シーケンス見積(MLSE)を使い信頼距離を形成する。 MLSE処理が各受信信号サンプルβrb,b=1,2,....,Bに関して行わ れ、処理されたビットβpb,b=1,2,...,Bが生成される。処理は、ユーザ ー15からコレクター19までの送信中にバーストが出会う実際の無線チャネル 送信の見積であるチャネルモデルに基づいてなされる。チャネルは複素有限イン パルス応答(FIR)フィルタとして帯域でモデル化される。 データビットb=1,2,...,B及びチャネルモデルタップtに関するxビッ トチャネルモデルの処理変数を下記の表1Aに示す。但しt=0,1,.,t,., T、T=2X−1である。 ミクロダイバーシティを用いる場合、チャネルモデルは各アンテナ毎に導き出 され、表1Aのチャネル目標値が計算され、受信バーストサンプルはNaアンテ ナの各々に対して、受信バーストサンプルが存在するが、それらをバースト中の 全サンプル(b=1,2,..,B)に拡大した場合について以下の表1Bで示す 。 図16の格子線図は、x=3の場合についてサンプル毎(ビット毎とも呼ばれ る)基準で受信サンプルを処理したものを示す。一実施例のGSMシステムの場 合、Xは5である。図16の現在の受信ビット(サンプル)βrbは、b−1で指 定される先行状態を有する過去ビットβrb-1と共に、bで指定される現在状態を 有する。先行状態はb−1及びb−2の記号を含んでいる。図16による処理に は、各受信ビットβrb、(b−1,b−2)の先行ステージ、(b,b−1)の 現在ステージが関係している。処理の際、処理変数k、m、tが下表2に従って 定義される。 表2で、k値は(b,b−1)ステージの現在状態の値、kdはkのデシマル 等価値、m値は(b−2)、t値はkd(2x-2)+mである。受信データビットβrb 、b=1,2,..,Bを処理データビットβpb、b=1,2,..,Bに変換する ビットシーケンシングアルゴリズムを以下のシーケンス1に示す。 シーケンス1 版権 セルラーテレコム社、1997年 (0)ガウス最小偏位(GMSK)信号を二相偏位(BPSK)信号の近似値に コンバートするため、受信バーストBr(GSM実施例の場合)を使ってデロー テイトする。 (1)受信バーストBr内の受信トレーニングシーケンスTSrのロケーション を識別するため、記憶された既知のトレーニングシーケンスTSsと受信バース トBrを相関付ける。 (2)xタップを有し[ChMOd]*[TSs]=[TSr]となるxビットチャネ ルモデルChModを計算する。但し「*」はコンボルーション関数を表す。G SM実施例では、最大の相関値を取り巻くステップ1からの相関値をチャネルモ デルとして使うことができる。 (3)シンボル+1と−1に関する長さxシーケンスの2x個の可能な組合せと チャネルタップ値とのドット積により形成される2x個の可能なアウトプットの 各々に関し、2x個の複素チャネルモデル目標値tCTを計算し記憶する。 (4)各ビットbに関する転送プロセス。但しb=1,2,...,B−1,B 現在の各状態kについて 2つの先行状態mについて 複素受信サンプルBrb値と対応複素チャネルモデル目標値tCTの間の 二乗距離を計算し、関連分岐距離tBMbを計算する。但しt=kd( 2x-2)+mである。 関連分岐距離tBMbに、先行状態mの先行経路距離qPMb-1を加え、 候補経路距離qPMbを計算する。但しq=2kd(mod2x-1) +mである。 候補経路距離の内の最小値qPMbを、現在状態に関する勝った実際経 路距離kDPMbとして選択する。 初期信頼距離kDCMbを候補経路距離qPMb間の差として計算する。 現在状態に関する追跡ベクトル値kDTVPMbとして、現在状態の勝っ た実際経路距離kDPMbに対応する論理値1又は0を記録する。 信頼距離を更新する。 (5)各ビットbに関する逆方向プロセス。但しb=B,B−1,..,2,1 最も低い経路長さを有する最後の格子から開始し、ステップ(4) で決定され追跡ベクトルkDPMb中に記録された勝った先行状態 を使い、状態シーケンスをビットシーケンスの最初まで逆にたど り、処理されたバーストビットβpbを決定する。 xが3で2X=8とするチャネルモデルに関しシーケンス1のビットシークエ ンシングの例を説明する。但し、各ビットbとT−1=7に関する表1の値を、 下表3Aの通りに与える。 ミクロダイバーシティを用いる場合、チャネルモデルは各アンテナ毎に導き出 され、表3Aのチャネル目標値が計算され、受信バーストサンプルが各Naアン テナに関して存在するが(受信バーストサンプルがb=1,2,..,61に対して 存在する実施例)、それらを以下の表3Bに示す。 各βrbに関するビット毎処理は、分岐距離差異値0BMb1BMb,..,7BMb を決定することで開始され以下のようになる。 式(1A)は各MLSE単一センサイコライザーに対して、図9の実施例で使 われる分岐距離計算式である。 表3Bの値を使い、各々のαr1αr2αr3,..,αr61Bに対するビ ット毎処理が、分岐距離差異値0BMb1BMb,..,7BMbを決定することで開 始され以下のようになる。 式(1B)は図10の実施例で使われる分岐距離計算式である。式(1B)で Na=1の場合、式(1B)は式(1A)になる。式(1B)、(1A)で、βrb とCTの値は複素数である。経路距離ベクトルPMb(例で述べた0PMb1P Mb2PMb3PMbを含む)は各ビットbに対して決定される。図16の格子 は経路距離ベクトルPMbを説明するために使用される。トレーニングシーケン スの決定後、61個の各ビットbは1ビットづつ処理される。但しb=1,2,. .,60,61である。各ビットbは各特定の状態に関し論理1又は論理0であ る。任意のビットbは、シーケンスb−2,b−1,bの一部である先行ビット の後に続く。(b−1,b−2)のステージでの各状態は、転送されたビットb −1,b−2が何であったかに関する仮説に対応する。ステージ(b−1,b− 2)からステージ(b,b−1)への移行は、ビットb,b−1,b−2が何で あったかに関する仮説を表す。実際上移行はシフトレジスタに出入りするビット 移動を表しており、ある種の移行のみが可能である。これらの移行を図16の( b−1,b−2)ステージと(b−1,b)ステージの間の線として示す。図1 6に示すように、2ビットシーケンス(b−1,b−2)は二進数値00,01 ,10,11を有することができ、同様に2ビットシーケンス(b,b−1)も 2進数値00,01,10,11を有することができる。2ビットシーケンス( b,b−1)の各二進数値00,01,10,11は、可能な2ビットシーケン ス(b−1,b−2)の内の異なるものから生じることができ、これらの移行を 図16に分岐距離ベクトルBMbに関係する矢印で示す。例えば(b,b−1) 状態00は、(b−1,b−2)状態00から分岐距離0BMbでラベル付けされ た移行又は(b−1,b−2)状態01から分岐距離1BMbでラベル付けされた 移行で生じ得る。この2つの可能な移行の内のどちらの可能性が高いかは、(b −1,b−2)から(b,b−1)への移行に先行する累積経路距離ベクトルP Mb-1に従って決定される。例えば、(b,b−1)状態00に関して、(b− 1,b−2)状態00は経路距離ベクトル0PMb-1に分岐距離0BMbを加え、( b−1,b−2)状態01は経路距離ベクトル1PMb-1に分岐距離1BMbを加え る。2つの可能な移行の内で可能性が高い移行は、先行経路距離と現分岐距離の 最小和を有する移行として決定される。例えば(b,b−1)状態00を考える と、2つの可能な移行の内の勝者は(0PMb-10BMb-1)と(1PMb-11B Mb-1)の小さい方であり、現在経路距離0PMbはMIN[(0PMb-10BMb-1 )と(1PMb-11BMb-1)]となる。同様にビットbの現在経路距離は全て以 下の通りとなる。 式(2)の最小比較において勝った値の指示値は、ビットbに関して0TVb1 TVb2TVb3TVbなる値を有し更にビットb−1に関して0TVb-11T Vb-12TVb-13TVb-1なる値を有する追跡ベクトル中に記憶される。例え ば現在経路距離0PMbに関し、最小比較値はMIN[(0PMb-10BMb-1),(1 PMb-11BMb-1)]である。(0PMb-10BMb-1)が本比較値よりも小さく て勝ちとなる場合、追跡ベクトル0TVbは論理値0を持ち、(1PMb-11BMb -1 )が本比較値に勝つ場合、追跡ベクトル0TVbは論理値1を有する。同様にビ ットbに関する他の各追跡ベクトル1TVb2TVb3TVbは、対応する最小比 較値の関数としての論理1又は論理0にセットされる。 bに関し勝った経路と負けた経路との差が、初期信頼距離ベクトルCmbであ る。例えば初期信頼距離値0Cmbは、[(0PMb-10BMb-1)−(1PMb-11 BMb-1)]の絶対値に等しい。初期信頼距離値0Cmb1Cmb2Cmb3Cmb の各々が計算され記憶される。チェイン中の次の初期信頼距離値がチェイン中の 以前の初期信頼距離値よりも低い場合、初期信頼距離値は引き続き調整信頼距離 値に低減される。 信頼距離値の低減を図17を参照しつつ説明する。図17では説明の都合上、 現に処理されたビットbに関し、最小経路距離値0PMbが分岐距離0BMb経由で 到達され、追跡ベクトル値0TVbが論理0であると仮定する。先行ビットb−2 は、bでの状態が0BMb分岐距離により到達された場合、論理0で、bでの現在 状態が1BMb分岐距離により到達された場合、論理1の何れかである。従って0 PMb経路距離に到達するには2つの代替逆向きチェインが存在する。 図18では説明の都合上、現に処理されたビットbに関し、経路距離値IPMb が分岐距離2BMb=b経由で到達され、追跡ベクトル値1TVbが論理0であると 仮定する。bでの現状態が2BMb=b分岐距離により到達されたのであるから先行 ビットb−2は論理0であり、bでの現状態値が3BMb=b分岐距離により到達さ れたのならば、論理1であったはずである。 図17で説明の都合上、経路距離0PMbへの下側ストリングが分岐距離1BMb =b3BMb=b-16BMb-24BMb=b-31BMb=b-4経由で逆方向に遡るものと 仮定する。更に説明の都合上、経路距離0PMbへの上側ストリングが分岐距離0 BMb=b0BMb=b-10BMb-20BMb=b-30BMb=b-4経由で逆方向に遡る ものと仮定する。図17で仮定した例では、上側ストリングと下側ストリングが b=b−4で交差しているので、チェインがb=b−4で終了していることに注 意されたい。 図17、18でbの各値がb,b−1,b−2,b−3,b−4に等しい時の 初期信頼距離0Cmb1Cmb2Cmb3Cmbは、0Cmb=b1Cmb=b2Cmb =b3Cmb=b0Cmb=b-11Cmb=b-12Cmb=b-13Cmb=b-10Cmb=b-2 1Cmb=b-22Cmb=b-23Cmb=b-20Cmb=b-31Cmb=b-32Cmb=b-3 3Cmb=b-3に指定される。 追跡ベクトル値が各逆方向ストリングに関し同じであるビットの所では、調整 信頼距離値は初期信頼距離値と同じ状態である。しかし、追跡ベクトル値がチェ イン中の任意の先行ビットに関して反対となる場合、これらのビットに関する信 頼距離値は、チェイン中の前記先行ビットに関する低い方の初期信頼性値とチェ イン中の現ビットに関する信頼距離値に調整される。例えば図17で2本の交差 するチェインを太線で示した所でみると、追跡ベクトル値は先行ビットb−2に 関して同じであり(図19で、0TVb=b-21TVb=b-2=0)、先行ビットb−3 に関して同じであり(0TVb=b-32TVb=b-3=0)、先行ビットb−1に関して 異なっている(0TVb=b-11TVb=b-1)。故に、先行ビットb−1に関する調整 信頼距離値0aCmbは、0aCmb=b-1=MIN[0Cmb=b-10Cmb=b]である。図 17の例では、チェインがbからb−4まで延びている場合だけについて説明し ている。一般にチェインの長さは、バーストデータの全長(本例は61ビット) を含む、bの最小値からb−3又はbからb−3より大きい任意の値までの任意 の長さにできる。 b=1からb=61の場合のビット毎の処理 図15の信号の各バーストは61ビットのデータシーケンスを2つ含む。これ ら各バーストは、b=1,2,3,...,61について別々に処理される。式(1 )のb=1とβr1に関する特定の例については、分岐距離値は以下の通りに決定 される。 b=1では、(b−1,b−2)からの移行に先行する累積経路距離ベクトル PMb-1は存在せず、b=1に関する式(2)は以下の通りになる。 しかし、第一ビットb=1の先行ビットの値は、それらがトレーニングシーケ ンスの一部であるので既知である。説明の都合上b=1に関して、(b−1)= 1、(b−2)=0と仮定する。この場合、式(4)と図16から、(b−1, b−2)のステージのみを考慮すればよく、式(4)は以下の通りになる。 仮定した値から、2BM1のみが可能な分岐距離であり、3BM1との最小比較が 必要なく、経路距離は1PM12BM1であることが分かる。仮定した値から、又6 BM1のみが可能な分岐距離であり、7BM1との最小比較が必要なく、経路距離 は3PM16BM1であることが分かる。b=1に関し、追跡ベクトル値、信頼距 離値は必要ない。 b=2に関し、分岐距離は以下のように計算される。 式(2)で示されるb=2に関し(b−1,b−2)からの移行に先行する累 積経路距離ベクトルを使うと、b=2に関する式(3)は以下の通りになる。 仮定した値から、0BM22BM24BM26BM2は不可能であり、式(7) の最小値決定は何れも必要でないことが分かる。従って経路距離は0PM21P M11BM21PM23PM13BM22PM21PM15BM23PM23P M17BM2として直接セットされる。b=2に関し、追跡ベクトル値、信頼距 離値は必要ない。 βr3に関し、以下のようになる。 (b−1,b−2)からの移行に先行する累積経路距離ベクトルPMb-1は、 式(7)に関連して上記で示すようにb=3に関して存在し、b=3に関する式 (2)は以下の通りになる。 式(9)の経路距離に加え、各追跡ベクトル値0TV31TV32TV33T V3、及び信頼距離値0Cm31Cm32Cm33Cm3が記憶される。b=3に 関し追跡ベクトル値TV3は、シーケンス中の第一ビットに対して行われるビッ ト決定に言及していることに注意されたい、一般に追跡ベクトル値TVbは、現 在のステージbからx−1ビットだけ戻ったステージでの暫定ビット決定に言及 している。同様な処理がb=3からb=61まで続いて行われる。b=61に関 しては、 b=3,4,...,61に関する全追跡ベクトルTVbが計算されると、追跡ベ クトルに関する逆方向スキャンが行われ各ビットbに関する論理1又は論理0が 決定され、βp61,βp60,βp59,...βp2,βp1が形成される。 逆方向処理─図20及び図21 図20は、図17の例を仮定しb=61,60,...,59のビット値を示して いる。説明の都合上更に、図15との関連で示したようにb=61とb=60の 最後の2ビットは0であることが分かっていると仮定する。従って次のビットb =59に関する決定は、追跡ベクトル値0TV61を参照して行われる。先に記し たように、各ステップbで決定される追跡ベクトルはx−1ビットだけ以前のビ ットに関するビット決定に言及しており、本例ではx=3である。逆方向処理を 図21に示すように、b=3まで継続すると、逆トレースした場合の各状態kD のb=59,...,1に関する全ビット値が決定され、勝った先行状態は現在の追 跡ベクトル値、kDTVbで決定される。但し、kD(b-1)=(2kDb)mod2x-1 kDTVbである。 ミクロダイバーシティとマクロダイバーシティの連結--図22 図22にミクロダイバーシティとマクロダイバーシティの連結が、図11−1 4を要約した形のブロック図で表されている。図22のコレクター45−1,... ,45−Ncは、図11のコレクターと同じである。Nc個のコレクターは複数 のユーザーの各々からの逆方向チャネル通信に関するNc個の別々の表示を形成 するが、ユーザー15−1を代表とするNc個の表示の各々は、各信号処理グル ープ42−1,...,42−Ncにおけるミクロダイバーシティ連結の結果として 生成される。信号処理グループ42−1,...,42−Ncからのミクロダイバー シティ連結により、データバーストと信頼距離ベクトルのペア[1P1CM],.. ,[NcPNcCM]が生成され、これらのペアはインタフェイスユニット46− 1,..,46−Ncによりアグリゲーター17−1のインタフェイスユニット6 5−1,..,65−Ncへ転送される。インタフェイスユニット65−1,..,6 5−Ncは順次、データバーストと信頼距離ベクトルのペア[1P1CM],.. ,[NcPNcCM]を、マクロ連結のための信号プロセッサ62へのインプット として転送する。マクロ連結されたアウトプットは最終的なバーストBfと最終 的な信頼距離ベクトルCMfである。 品質距離に基づく連結 図22のアグリゲーター17−1は、ユーザー15−1,..,15−Uの内の 同じ特定ユーザーに関する逆方向チャネル信号を表す複数のバースト1P,..,q P,..,NcPを受信し、それら信号を品質距離に基づき連結する。代表的バー ストQPといった各バーストは、信頼距離QCm1QCm2,..,QCmb,..,QC mBを有するデータビットQβP1QβP2,..,QβPb,..QβPBを含んでいる。各 信頼距離QCmb,は、QPの形式の数で表され、QPは通常2バイトデータで表 され、(−a)<QP<(+a)であり振幅aはQPのレンジを示す。Υが信頼距離 のビットの数に等しい場合、a=2Υ-1である。正の大きな信頼距離値は、QP が二進数の1であることの信頼性が高いことを示す。負の大きな信 頼距離値は、QPが二進数の0であることの信頼性が高いことを示す。上述実施 例の場合、論理1と論理0はQPの符号で表され、正符号なら1、負符号なら0 になる。更に一般化すると、信頼距離QCm1QCm2,..,QCmb,..,QCmBは バーストのQPビットの各々に関し、符号付の数、Q1Q2,..,Qb,..,Q Bで表される。 各ビットのNc個の表示1βPb2βPb,..,NcβPbが、各ビットの信頼距離1C Mb1CMb,..,NcCMbで生成され、各々が数値1b2b,..,Ncbで計測 され、各αbが(−α)と(+α)の間にある実施例の場合、各ビットbの平均ア グリゲート信頼距離は以下の通りとなる。 コレクターの数Ncが3に等しい場合、一つのビットbに関する計算は以下の 通りとなる。 式(13)の信頼距離連結が有用なのは、ソフトデシジョン情報がデータの各 ビットに関して利用できる場合で、例えば3つの空間的に異なるアンテナを有す る1つのコレクターにおけるミクロダイバーシティがこれに当たる。例えば図7 のコレクターを見るとミクロダイバーシティは、Naを3とし空問的に異なった 3つのアンテナ48−1,48−2,48−3で達成される。数値例は以下の通 りになる。 従って 本例では信頼距離1b2b(経路1と経路2)の負の値が0のビットを示し ているが、正の値を有する信頼距離3b(経路3)が正のマグニチュードを有す る1ビットを示し、本マグニチュードは信頼距離1b2bの負のマグニチュー ドを充分上回るだけ大きい。 各ビットのNc個の表示1βPb2βPb,..,NcβPbが、信頼距離1CMb1CMb ,..,NcCMbで生成され、各々が数値1b2b,..,Ncbで計測され、各cb は(−a)と(+a)の間にあり、各ビットの重み値をαbとする実施例の場合、 各ビットbの平均アグリゲート信頼距離aggbは以下の通りとなる。 本発明を特に好適実施例について述べたが、当業者には、形式と詳細に関する 種々の変更が本発明の精神と範囲から逸脱することなく可能であることが理解頂 けるであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/26 7/30 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,Y U,ZW (72)発明者 ウォルターズ アンドリュー ジョン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94040 マウンテン ヴィュー カリフォ ルニア ストリート 2000―#15 (72)発明者 ヴァスターノ ジョン アンドリュー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94306 パロ アルト ラムボウ ドライ ヴ 3431

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.複数のチャネルを有する通信システムにおいて、ユーザーチャネルでユーザ ー信号を送信するための複数のユーザーと、マクロダイバース位置に分散配置 された複数のマクロダイバースコレクター手段であって、前記コレクター手段 のそれぞれは、個々に前記ユーザー信号を受信して前記複数のユーザー毎に複 数のマイクロダイバース受信信号を提供するための複数のマイクロダイバーシ ティ受信機を含んでいるコレクター受信機手段と、マイクロダイバース受信信 号を表すデータビットのシーケンスを含み、且つ前記複数のユーザー毎に前記 データビットに対応する信頼距離を含むコレクター信号を作り出すために、前 記マイクロダイバース受信信号を処理するためのコレクター処理手段とを含ん でいる、そのような複数のマクロダイバースコレクター手段と、前記複数のユ ーザー毎のユーザー信号を表すデータビットの最終的シーケンスを形成するた め、前記複数のマクロダイバースコレクター手段からの前記コレクター信号を 前記複数のユーザー毎に連結するためのアグリゲーター手段とから成ることを 特徴とする通信システム。 2.前記コレクター処理手段が、前記マイクロダイバース受信信号を処理するた めのマルチセンサーイコライザーマイクロコンバイナーを含んでいることを特 徴とする、上記請求項1に記載の通信システム。 3.前記コレクター処理手段が、前記マイクロダイバース受信信号毎に1つづつ のシングルセンサーイコライザーを複数器有するマイクロコンバイナーと、前 記コレクター信号を生成するために前記シングルセンサーイコライザー各々か らのアウトプットを連結するためのステージコンバイナーとを含むことを特徴 とする、上記請求項1に記載の通信システム。 4.受信バーストのシーケンスを生み出すために前記ユーザー信号が処理され、 しかも前記コレクター処理手段は前記の信頼距離を形成するためにソフト最尤 シーケンス見積を使用することを特徴とする、上記請求項1に記載の通信シス テム。 5.前記コレクター処理手段が、バーストサンプルβrbを有する前記受信バー ストをxビットチャネルモデルに基づき処理し、b=1,2,...,Bであり、 チャネルモデルは各々タップtを有し、t=0,1,...,T、且つT=2x− 1であり、前記ユーザー信号毎に1つのチャネルモデルがあり、各チャネルモ デルはチャネル目標値0CT,1CT,2CT,...,TCTを伴う前記ユーザー信 号それぞれについての実際の送信チャネルの見積であることを特徴とする、上 記請求項4に記載の通信システム。 6.前記コレクター処理手段が、前記受信バーストと前記チャネル目標値に基づ き作動し、且つ分岐距離値0BMb1BMb,..,tBMb,..,TBMbを生成する ための手段と、経路距離値0PMb1PMb,..,tPMb,..,(T+1)/2BMbを生 成するための手段と、追跡ベクトル値0TVb1TVb,..,tTVb,..,(T+1)/2 TVbを生成するための手段と、信頼距離値0Cmb1Cmb,..,tCmb,..,(T +1)/2Cmbを生成するための手段と、バーストビットβp1,βp2,βp3,.., βpb,..,βpBを伴う処理されたバーストを生成するための手段とを含むこと を特徴とする、上記請求項5に記載の通信システム。 7.前記コレクター処理手段が、b=1,2,..,Bとしチャネル目標値0CT, 1CT,2CT,...,TCTとするとき、バーストサンプルβrbを有する受信バ ースト毎に、現在のビットb、1つ前のビットb−1、2つ前のビットb−2 等、(b−(x−1))まで、分岐距離差異値0BMrb1BMrb,..,TBMrbを 以下 のように決めることにより1ビットずつ処理を実行することを特徴とする、上 記請求項6に記載の通信システム。 8.前記コレクター処理手段がバーストサンプルαβrbを有する前記受信バース トを処理するが、b=1,2,...,B、α=1,2,...,Na、Naはxビット チャネルモデルに基づくダイバーシティ受信機の数であり、各チャネルモデル はタップtを有し、t=0,1,...,T、且つT=2x−1であり、前記ユー ザー信号それぞれにつき1個ずつNa個のチャネルモデルがあり、各チャネル モデルは、各ユーザー信号1,2,...,α,...Na毎に以下のようなチャンネ ル目標値を伴う前記ユーザー信号それぞれについての実際の送信チャンネルの 見積であり、 ここに受信バーストサンプルは以下のように であることを特徴とする、上記請求項4に記載の通信システム。 9.前記コレクター処理手段が、b=1,2,..,Bとしチャネル目標値0CT, 1CT,2CT,...,TCTとするとき、受信バーストサンプルβrb毎に、現在 のビットb、1つ前のビットb−1、2つ前のビットb−2等(b−(x−1) )まで、分岐距離差異値0BMrb1BMrb,..,TBMrbを以下 のように決めることにより1ビットずつ処理を実行することを特徴とする、上 記請求項8に記載の通信システム。 10.Naが2に等しいことを特徴とする上記請求項9に記載の通信システム。 11.前記アグリゲーター手段が、複数のユーザーの各々について、2つ或はそれ 以上の前記マイクロダイバースコレクター信号からの前記信頼距離を連結して 、連結された信頼距離に基づき、データビットの前記シーケンスの各ビット毎 に論理1又は論理0値を形成することを特徴とする、上記請求項1に記載の通 信システム。 12.前記アグリゲーター手段が、Nc個の前記コレクター手段から、個々の信号 が各ビット毎に信頼距離値αbを有する、そのようなNc個のマクロダイバー スコレクター信号を受信し、平均信頼距離aggbを以下 のように形成するために前記信頼距離値を連結することを特徴とする、上記請 求項11に記載の通信システム。 13.前記アグリゲーター手段が、Nc個の前記コレクター手段から、個々の信号 が各ビット毎に信頼距離値αbを有し、且つ個々の信号が各ビット毎に重み 因数αbを有する、そのようなNc個のマクロダイバースコレクター信号を受 信し、平均信頼距離aggbを以下 のように形成するために前記信頼距離値を連結することを特徴とする、上記請 求項11に記載の通信システム。 14.前記信頼距離が数「c」で表され、ここに(−a)<c<(+a)で、aは cについての範囲を表示するために1つ又はそれ以上のバイトにより表される 振幅であることを特徴とする、上記請求項11に記載の通信システム。 15.前記コレクター処理手段が、受信ユーザー信号の特性を計測する計測信号を 提供するための信号計測手段を含んでおり、前記アグリゲーター手段が、前記 コレクター信号の何れが連結されるのかを制御するための前記計測信号を受 信するための計測プロセッサ手段を含んでいることを特徴とする、上記請求項 1に記載の通信システム。 16.前記信号計測手段がパワーを確定し、前記計測信号が受信ユーザー信号の パワーを表すことを特徴とする、上記請求項15に記載の通信システム。 17.前記コレクター処理手段が、前記ユーザー信号毎にそれぞれ実際の送信チャ ネルの減衰見積を有するチャネルモデルを生成するためのチャネルモデル生成 手段を含み、前記信号計測手段が、パワーを前記減衰見積の関数として求める ことを特徴とする、上記請求項16に記載の通信システム。 18.前記アグリゲーター手段が、2つ或はそれ以上の前記マクロダイバースコレ クター信号からの前記信頼距離を連結するためのマクロダイバーシティコンバ イナーユニットを有する信号プロセッサを含み、連結された信頼距離に基づき 、データビットの前記シーケンスの各ビット毎に論理1又は論理0値を形成す ることを特徴とする、上記請求項1に記載の通信システム。 19.前記信号プロセッサが、デインターリーバー、デコンボリューションユニッ ト、ブロックデコーダを含むことを特徴とする、上記請求項18に記載の通信 システム。 20.前記アグリゲーター手段が、連結された信頼距離に基づき、データビットの 前記シーケンスの各ビット毎に論理1又は論理0値を形成するために、2つ或 はそれ以上の前記マクロダイバースコレクター信号からの前記信頼距離を連結 するためのマクロダイバーシティコンバイナーユニットを複数個と、マクロダ イバーシティコンバイナーユニットの別のユニットに対するインプットのため にマクロダイバースコレクター信号の別の信号を選択するための第1セレクタ 手段と、データビットの前記最終的シーケンスを形成するために、マクロダイ バーシティコンバイナーユニットからのアウトプットの内の1つを選択するた めの第2セレクタ手段とを有するアグリゲーター信号プロセッサを含むことを 特徴とする、上記請求項1に記載の通信システム。 21.前記信号プロセッサがマクロダイバーシティコンバイナー、デインターリー バー、デコンボリューションユニット、及びブロックデコーダを含むことを特 徴とする、上記請求項20に記載の通信システム。 22.前記コレクター処理手段が、受信ユーザー信号の特性を計測する計測信号を 提供するための信号計測手段を含み、且つ前記アグリゲーター手段が、前記コ レクター信号の何れを連結するかを制御するための計測制御信号を提供するた めに前記計測信号を受信するための計測プロセッサ手段と、各々が、前記連結 された信頼距離に基づき、データビットの前記シーケンスの各ビット毎に論理 1又は論理0値を形成するため、2つ或はそれ以上の前記マクロダイバースコ レクター信号からの前記信頼距離を連結するためのマクロダイバーシティコン バイナーユニットであるユニットのグループであって、しかもマクロダイバー シティコンバイナーユニットの各々が、データアウトプットを提供するための マクロダイバーシティコンバイナー、デインターリーバー、デコンボリューシ ョンユニット、及びブロックデコーダを含む、そのようなマクロダイバーシテ ィコンバイナーユニットグループ複数個と、マクロダイバーシティコンバイナ ーユニットグループの別のグループに対するインプットのためにマクロダイバ ースコレクター信号の別の信号を選択するための前記計測制御信号に応答する 第1セレクタ手段と、前記データアウトプットの内の1つをデータビットの前 記最終的シーケンスとして選択するための第2セレクタ手段とを含んでいるア グリゲーター信号プロセッサ手段を含むことを特徴とする、上記請求項1に記 載の通信システム。 23.前記マクロダイバーシティコンバイナーユニットグループのそれぞれにおっ ける前記ブロックデコーダがフレーム削除信号を提供し、前記第2セレクタ手 段がフレーム削除信号と無関係に前記データアウトプットの内の1つを選択す ることを特徴とする、上記請求項22に記載の通信システム。 24.前記コレクター手段のそれぞれが、前記コレクター信号用のコレクタータイ ムスタンプを提供するための制御手段を更に含むことを特徴とする、上記請求 項1に記載の通信システム。 25.前記アグリゲーター手段が、前記コレクター手段のそれぞれから受信された タイムスタンプに基づき、前記コレクター手段の別のコレクターからのコレク ター信号を整列させるための手段を含むことを特徴とする、上記請求項24に 記載の通信システム。 26.複数の順方向チャネル通信並びに複数の対応する逆方向チャネル通信を有す る通信システムにおいて、ブロードキャスターゾーン内の複数のユーザーであ って、前記ユーザーの各々は、異なるユーザー順方向チャネル信号を受信する ためのユーザー受信器手段と、ユーザー逆方向チャネルでユーザー逆方向チャ ネル信号を同報通信するためのユーザー送信器手段とを含んでおり、前記複数 のユーザーは複数の別々のユーザー逆方向チャネルから形成される複合信号を 提供する、そのような複数のユーザーと、前記ブロードキャスターゾーン近く のマクロダイバース位置に分散配置された複数のマクロダイバースコレクター 手段であって、前記コレクター手段のそれぞれは、各々が前記ユーザー信号を 受信して前記複数のユーザー毎に複数のマイクロダイバース受信信号を提供す るためのものであるマイクロダイバース受信機を複数個含んでいる、そのよう なコレクター受信機手段と、マイクロダイバース受信信号を表すデータビット のシーケンスを含み、且つ前記複数のユーザー毎の前記データビットに対応す る信頼距離を含んでいるコレクター信号を形成するために、前記マイクロダイ バース受信信号を処理するためのコレクター処理手段とを含む、そのような複 数のマクロダイバースコレクター手段と、ゾーンマネジャーであって、前記複 数のユーザー順方向チャネル信号をブロードキャスター範囲上で前記ブロード キャスターゾーンの前記ユーザーに同報通信するためのブロードキャスター送 信機を含んでいるブロードキャスター手段と、前記複数のユーザー毎のユーザ ー信号を表すデータビットの最終的シーケンスを形成するために、前記複数の ユーザー各々につき前記複数のマクロダイバースコレクター手段からの前記コ レクター信号を連結するためのアグリゲーター手段とを含んでいる、そのよ なゾーンマネジャ手段とから成ることを特徴とする通信システム。 27.前記コレクター処理手段が、前記マイクロダイバース受信信号を処理する めのマルチセンサーイコライザーマイクロコンバイナーを含むことを特徴と する、上記請求項26に記載の通信システム。 28.前記コレクター処理手段が、前記マイクロダイバース受信信号毎に1器の ングルセンサーイコライザー複数器と、前記コレクター信号を形成するため 前記シングルセンサーイコライザーの各々からのアウトプットを連結するた めの1つのステージコンバイナーとを含んでいることを特徴とする、上記請求 項26に記載の通信システム。 29.前記ユーザー信号が、受信バーストのシーケンスを生み出すために処理され 、前記コレクタープロセッサー手段が、前記信頼距離を形成するために、ソフ ト最尤シーケンス見積を使用することを特徴とする、上記請求項26に記載の 通信システム。 30.前記コレクター処理手段が、前記受信バーストを処理するが、前記受信バー ストはxビットチャネルモデルに基づきb=1,2,...,Bであるバーストサ ンプルβrbを持ち、各チャネルモデルはタップtを有し、ここにt=0,1,. ...,T、且つT=2x−1であり、前記ユーザー信号のそれぞれにつき1つの チャネルモデルがあり、各チャネルモデルは各々チャネル目標値0CT,1CT ,...,tCT,...,TCTを持つ前記ユーザー信号毎の実際の送信チャネルの見 積であることを特徴とする、上記請求項29に記載の通信システム。 31.前記コレクター処理手段が、前記受信バーストと前記チャネル目標値に基づ き作動し、且つ分岐距離値0BMb1BMb,..,tBMb,..,TBMbを生成する ための手段と、経路距離値0PMb1PMb,..,tPMb,..,(T+1)/2BMbを生 成するための手段と、追跡ベクトル値0TVb1TVb,..,tTVb,..,(T+1)/2 TVbを生成するための手段と、信頼距離値0Cmb1Cmb,..,tCmb,..,(T +1)/2Cmbを生成するための手段と、バーストビットβp1,βp2,βp3,.., βpb,..,βpBを伴う処理されたバーストを生成するための手段とを含むこと を特徴とする、上記請求項30に記載の通信システム。 32.前記コレクター処理手段が、b=1,2,..,Bとし、チャネル目標値0CT ,1CT,2CT,...,TCTとするとき、バーストサンプルβrbを有する受信 バースト毎に、現在のビットb、1つ前のビットb−1、2つ前のビットb− 2等、(b−(x−1))まで、分岐距離差異値0BMrb,1BMrb,..,TBMrb以 下 のように決めることにより1ビットずつ処理を実行することを特徴とする、上 記請求項31に記載の通信システム。 33.前記コレクター処理手段がバーストサンプルαβrbを有する前記受信バース トを処理するが、b=1,2,...,B、α=1,2,...,Na、Naはxビット チャネルモデルに基づくダイバーシティ受信機の数であり、各チャネルモデル はタップtを有し、t=0,1,...,T、且つT=2x−1であり、前記ユー ザー信号それぞれにつき1個ずつNa個のチャネルモデルがあり、各チャネル モデルは、各ユーザー信号1,2,...,α,...Na毎に以下のようなチャンネ ル目標値を伴う前記ユーザー信号それぞれについての実際の送信チャンネルの 見積であり、 ここに受信バーストサンプルは以下のように であることを特徴とする、上記請求項29に記載の通信システム。 34.前記コレクター処理手段が、b=1,2,..,Bとし、チャネル目標値0CT ,1CT,2CT,...,TCTとするとき、受信バーストサンプルβrb毎に、現 在のビットb、1つ前のビットb−1、2つ前のビットb−2等(b−(x− 1))まで、分岐距離差異値0BMrb1BMrb,..,TBMrbを以下 のように決めることにより1ビットずつ処理を実行することを特徴とする、上 記請求項33に記載の通信システム。 35.Naが2に等しいことを特徴とする、上記請求項34に記載の通信システム 。 36.前記アグリゲーター手段が、複数のユーザーの各々について、2つ或はそれ 以上の前記マイクロダイバースコレクター信号からの前記信頼距離を連結して 、連結された信頼距離に基づき、データビットの前記シーケンスの各ビット毎 に論理1又は論理0値を形成することを特徴とする、上記請求項26に記載の 通信システム。 37.前記アグリゲーター手段が、Nc個の前記コレクター手段から、個々の信号 が各ビット毎に信頼距離値αbを有する、そのようなNc個のマクロダイバー スコレクター信号を受信し、平均信頼距離aggbを以下 のように形成するために前記信頼距離値を連結することを特徴とする、上記請 求項36に記載の通信システム。 38.前記アグリゲーター手段が、Nc個の前記コレクター手段から、個々の信号 が各ビット毎に信頼距離値αbを有し、且つ個々の信号が各ビット毎に重み 因数αbを有する、そのようなNc個のマクロダイバースコレクター信号を受 信し、平均信頼距離aggbを以下 のように形成するために前記信頼距離値を連結することを特徴とする、上記請 求項36に記載の通信システム。 39.前記信頼距離が数「c」で表され、ここに(−a)<c<(+a)で、aは cについての範囲を表示するために1つ又はそれ以上のバイトにより表される る振幅であることを特徴とする、上記請求項36に記載の通信システム。 40.前記コレクター処理手段が、受信ユーザー信号の特性を計測する計測信号を を提供するための信号計測手段を含んでおり、前記アグリゲーター手段が、前 記コレクター信号の何れが連結されるのかを制御するための前記計測信号を受 信するための計測プロセッサ手段を含んでいることを特徴とする、上記請求項 26に記載の通信システム。 41.前記信号計測手段がパワーを計測し、前記計測信号が受信ユーザー信号のパ ワーを表すことを特徴とする、上記請求項40に記載の通信システム。 42.前記アグリゲーター手段が、2つ或はそれ以上の前記マクロダイバースコレ クター信号からの前記信頼距離を連結するためのマクロダイバーシティコンバ イナーユニットを有する信号プロセッサを含み、連結された信頼距離に基づき 、データビットの前記シーケンスの各ビット毎に論理1又は論理0値を形成す ることを特徴とする、上記請求項26に記載の通信システム。 43.前記信号プロセッサが、デインターリーバー、デコンボリューションユニッ ト、ブロックデコーダを含むことを特徴とする、上記請求項42に記載の通信 システム。 44.前記アグリゲーター手段が、連結された信頼距離に基づき、データビットの 前記シーケンスの各ビット毎に論理1又は論理0値を形成するために、2つ或 はそれ以上の前記マクロダイバースコレクター信号からの前記信頼距離を連結 するためのマクロダイバーシティコンバイナーユニットを複数個と、マクロダ イバーシティコンバイナーユニットの別のユニットに対するインプットのため にマクロダイバースコレクター信号の別の信号を選択するための第1セレクタ 手段と、データビットの前記最終的シーケンスを形成するために、マクロダイ バーシティコンバイナーユニットからのアウトプットの内の1つを選択するた めの第2セレクタ手段とを有するアグリゲーター信号プロセッサを含むこと を特徴とする、上記請求項26に記載の通信システム。 45.前記信号プロセッサがマクロダイバーシティコンバイナー、デインターリー ーバー、デコンボリューションユニット、及びブロックデコーダを含むことを 特徴とする、上記請求項44に記載の通信システム。 46.前記コレクター処理手段が、受信ユーザー信号の特性を計測する計測信号を 提供するための信号計測手段を含み、且つ前記アグリゲーター手段が、前記コ レクター信号の何れを連結するかを制御するための計測制御信号を提供するた めに前記計測信号を受信するための計測プロセッサ手段と、各々が、前記連結 された信頼距離に基づき、データビットの前記シーケンスの各ビット毎に論理 1又は論理0値を形成するため、2つ或はそれ以上の前記マクロダイバースコ レクター信号からの前記信頼距離を連結するためのマクロダイバーシテイコン バイナーユニットであるユニットのグループであって、しかもマクロダイバー シティコンバイナーユニットの各々が、データアウトプットを提供するための マクロダイバーシティコンバイナー、デインターリーバー、デコンボリューシ ョンユニット、及びブロックデコーダを含む、そのようなマクロダイバーシテ ィコンバイナーユニットグループ複数個と、マクロダイバーシティコンバイナ ーユニットグループの別のグループに対するインプットのためにマクロダイバ ースコレクター信号の別の信号を選択するための前記計測制御信号に応答する る第1セレクタ手段と、前記データアウトプットの内の1つをデータビットの 前記最終的シーケンスとして選択するための第2セレクタ手段とを含んでいる アグリゲーター信号プロセッサ手段を含むことを特徴とする、上記請求項26 に記載の通信システム。 47.前記マクロダイバーシティコンバイナーユニットグループのそれぞれにおけ る前記ブロックデコーダがフレーム削除信号を提供し、前記第2セレクタ手段 がフレーム削除信号と無関係に前記データアウトプットの内の1つを選択する ことを特徴とする、上記請求項46に記載の通信システム。 48.前記コレクター手段のそれぞれが、前記コレクター信号用のコレクタータイ ムスタンプを提供するための制御手段を更に含むことを特徴とする、上記請求 項26に記載の通信システム。 49.前記アグリゲーター手段が、前記コレクター手段のそれぞれから受信された タイムスタンプに基づき、前記コレクター手段の別のコレクターからのコレク ター信号を整列させるための手段を含むことを特徴とする、上記請求項48に 記載の通信システム。 50.複数の順方向チャネル通信並びに複数の対応する逆方向チャネル通信を有す る通信システムにおいて、ブロードキャスターゾーン内の複数のユーザーであ って、前記ユーザーの各々は、異なるユーザー順方向チャネル信号を受信する ためのユーザー受信器手段と、ユーザー逆方向チャネルでユーザー逆方向チャ ネル信号を同報通信するためのユーザー送信器手段とを含んでおり、前記複数 のユーザーは複数の別々のユーザー逆方向チャネルから形成される複合信号を 提供する、そのような複数のユーザーと、前記ブロードキャスターゾーン近く のマクロダイバース位置に分散配置された複数のマクロダイバースコレクター ー手段であって、前記コレクター手段のそれぞれは、各々が前記ユーザー信号 を受信して前記複数のユーザー毎に複数のマイクロダイバース受信信号を提供 するためのものであるマイクロダイバース受信機を複数個含んでいる、そのよ うなコレクター受信機手段と、マイクロダイバース受信信号を表すデータビッ トのシーケンスを含み、且つ前記複数のユーザー毎の前記データビットに対応 する信頼距離を含んでいるコレクター信号を形成するために、前記マイクロダ イバース受信信号を処理するためのコレクター処理手段とを含む、そのような 複数のマクロダイバースコレクター手段と、前記複数のユーザー順方向チャネ ル信号をブロードキャスター範囲上で前記ブロードキャスターゾーンの前記ユ ーザーに同報通信するためのブロードキャスター送信機を含んでいるブロード キャスター手段と、前記複数のユーザーの内の特定ユーザーから逆方向チャネ ル信号を受信するための、コレクターグループ内の前記複数のコレクター手段 の中からあるコレクター手段を選択するための制御手段と、前記複数のユーザ ーの内の前記特定ユーザーの各々に対してのユーザー信号を表すデータビット の最終的シーケンスを形成するために、前記複数のユーザーの内の前記特定ユ ーザーの各々につき、前記コレクターグループの前記複数のマクロダイバース コレクター手段からの前記コレクター信号を連結するためのアグリゲーター手 段とから成ることを特徴とする通信システム。 51.前記コレクター処理手段が、前記マイクロダイバース受信信号を処理するた めのマルチセンサーイコライザーマイクロコンバイナーを含むことを特徴とす る、上記請求項50に記載の通信システム。 52.前記コレクター処理手段が、前記マイクロダイバース受信信号毎に1器のシ ングルセンサーイコライザー複数器と、前記コレクター信号を形成するために 前記シングルセンサーイコライザーの各々からのアウトプットを連結するため の1つのステージコンバイナーとを含んでいることを特徴とする、上記請求項 50に記載の通信システム。 53.時間同期化信号を送信するためのマスタータイム送信機を更に含み、且つ前 記コレクター手段のそれぞれが、前記コレクター信号に関係するコレクタータ イムスタンプを提供するために、前記時間同期化信号に応答する時間制御手段 を更に含むことを特徴とする、上記請求項50に記載の通信システム。 54.前記アグリゲーター手段が、前記コレクター手段のそれぞれから受信された タイムスタンプに基づき、前記コレクター手段の別のコレクターからのコレク ター信号を整列させるための手段を含むことを特徴とする、上記請求項53に 記載の通信システム。 55.複数の順方向チャネル通信及び複数の対応する逆方向チャネル通信を有する 通信システムにおいて、複数のブロードキャスターゾーン内の複数のユーザー であって、前記ユーザーの各々は、異なるユーザー順方向チャネル信号を受信 向するためのユーザー受信器手段と、ユーザー逆方向チャネルでユーザー逆方 チャネル信号を同報通信するためのユーザー送信器手段とを含んでおり、前記 複数のユーザーは複数の別々のユーザー逆方向チャネルから形成される複合信 号を提供する、そのような複数のユーザーと、数Nbm個のブロードキャスター 手段であって、それぞれは前記複数のユーザー順方向チャネル信号をブロード キャスター範囲に亘って前記ブロードキャスターゾーンの1つのユーザーへと 同報通信するためのブロードキャスター送信機を含んでいる、そのようなNbm 個のブロードキャスター手段と、前記ブロードキャスターゾーン近くのマクロ ダイバース位置に分散配置された数Nc個のコレクター手段であって、 コレクター手段の数Ncはブロードキャスター手段の数Nbmよりも大きく、前 記コレクター手段のそれぞれは、個々に前記複合信号を受信して前記複数のユ ーザーの内のユーザー各々に対し複数のマイクロダイバース受信信号を提供す るための複数のマイクロダイバーシティ受信機を含むコレクター受信機手段と 、マイクロダイバース受信信号を表すデータビットのシーケンスを含み、且つ 前記複数のユーザーの内の前記ユーザー各々に対する前記データビットに対応 する信頼距離を含んでいるコレクター信号を形成するために、前記マイクロダ イバース受信信号を処理するためのコレクター処理手段と、前記データビット のシーケンスと前記信頼距離とを前記複数のユーザーの内の前記ユーザー各々 についてのコレクター信号として送るためのコレクター転送手段とを含む、そ のようなNc個のコレクター手段と、ユーザーの内の特定ユーザーの内の前記 各ユーザーについてのユーザー信号を表すデータビットの最終的シーケンスを 形成するために、前記コレクターグループ内の前記コレクター手段からの、ユ ーザーの内の特定ユーザーの前記各ユーザーについての前記マクロダイバース コレクター信号を連結するためのアグリゲーター手段とから成ることを特徴と する通信システム。 56.前記複数のユーザーの内の特定ユーザーからの逆方向チャネル信号を受信す るために、コレクターグループ内の前記複数のコレクター手段の内のある手段 を選択するための制御手段を含み、且つ前記アグリゲーター手段が、前記複数 のユーザーの内の前記特定ユーザーの各々について、前記コレクターグルーブ 内の前記複数のマクロダイバースコレクター手段からの前記コレクター信号を 連結することを特徴とする、上記請求項55に記載の通信システム。 57.前記コレクター処理手段が、前記マイクロダイバース受信信号を処理するた めのマルチセンサーイコライザーマイクロコンバイナーを含むことを特徴とす る、上記請求項55に記載の通信システム。 58.前記コレクター処理手段が、前記マイクロダイバース受信信号毎に1器のシ ングルセンサーイコライザー複数器と、前記コレクター信号を形成するために 前記シングルセンサーイコライザーの各々からのアウトプットを連結するため の1つのステージコンバイナーとを含んでいることを特徴とする、上記請求 項55に記載の通信システム。 59.時間同期化信号を送信するためのマスタータイム送信機を更に含み、且つ前 記コレクター手段のそれぞれが、前記コレクター信号に関係するコレクタータ イムスタンプを提供するために、前記時間同期化信号に応答する時間制御手段 を更に含むことを特徴とする、上記請求項55に記載の通信システム。 60.前記アグリゲーター手段が、前記コレクター手段のそれぞれから受信された タイムスタンプに基づき、前記コレクター手段の別のコレクターからのコレク ター信号を整列させるための手段を含むことを特徴とする、上記請求項59に 記載の通信システム。 61.前記ユーザー信号がマルチアクセスプロトコルを採用することを特徴とする 、上記請求項1に記載の通信システム。 62.前記ユーザー信号がTDMAプロトコルを採用することを特徴とする、上記 請求項61に記載の通信システム。 63.前記ユーザー信号がCDMAプロトコルを採用することを特徴とする、上記 請求項61に記載の通信システム。 64.前記ユーザー信号がSDMAプロトコルを採用することを特徴とする、上記 請求項61に記載の通信システム。 65.複数のチャネルを有する通信システムにおいて、ユーザー信号をユーザーチ ャネルで送信するため複数のユーザーと、マクロダイバース位置に分散配置さ れた複数のマクロダイバースコレクター手段であって、前記コレクター手段の 各々は、前記ユーザー信号を受信して前記複数のユーザーのそれぞれにコレク ター信号を提供するための1つ或はそれ以上のコレクター受信機を有するコレ クター受信機手段と、前記コレクター信号を送るためのコレクター転送手段と を含んでいる、そのような複数のマクロダイバースコレクター手段と、コレク ター信号を表し且つ前記複数のユーザー各々についての前記データビットに相 当する信頼距離を含んでいるデータビットのシーケンスを形成するために前記 マクロダイバースコレクター手段から受信される前記コレクター信号を処理す るための、そして前記複数のユーザーの各々についてのユーザー信号を表すデ ータビットの最終的なシーケンスを形成するために前記データビットを前記 信頼距離に基づき連結するためのアグリゲーター手段とから成ることを特徴と する通信システム。 66.複数のチャネルを有する通信システムにおいて、ユーザー信号をユーザーチ チャネルで送信するため複数のユーザーと、マクロダイバース位置に分散配置 された複数のマクロダイバースコレクター手段であって、前記コレクター手段 の各々は、前記ユーザー信号を受信して前記複数のユーザーのそれぞれにコレ クター信号を提供するための1つ或はそれ以上のコレクター受信機を有するコ レクター受信機手段と、前記コレクター信号を送るためのコレクター転送手段 とを含んでいる、そのような複数のマクロダイバースコレクター手段と、アグ リゲーター手段であって、データビットのシーケンス用のチャネル目標値を生 成するためのチャネルモデル生成手段と、コレクター信号からデータビットの シーケンスを生成するためのデータビット生成手段と、前記複数ユーザーの各 々についてのユーザー信号を表すデータビットの最終的なシーケンスを形成す るために、前記データビットのシーケンスと前記目標値を処理するための処理 手段とを含んでいる、そのようなアグリゲーター手段とから成ることを特徴と する通信システム。
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