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JP2002056185A - デリバティブ商品販売管理方法 - Google Patents

デリバティブ商品販売管理方法

Info

Publication number
JP2002056185A
JP2002056185A JP2000240927A JP2000240927A JP2002056185A JP 2002056185 A JP2002056185 A JP 2002056185A JP 2000240927 A JP2000240927 A JP 2000240927A JP 2000240927 A JP2000240927 A JP 2000240927A JP 2002056185 A JP2002056185 A JP 2002056185A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transaction
price
trader
user
contract
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000240927A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Matsubara
正典 松原
Takeshi Kaita
健 戒田
Kunitake Kaise
都武 貝瀬
Yuji Miyake
裕司 三宅
Yasuo Fukui
康夫 福井
Takeyuki Hamamoto
健之 浜元
Masamitsu Aizawa
真光 会沢
Hiroshi Kinoshita
宏 木下
Hiroya Edane
浩也 江種
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Ichi Kangyo Bank Ltd
Original Assignee
Dai Ichi Kangyo Bank Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Ichi Kangyo Bank Ltd filed Critical Dai Ichi Kangyo Bank Ltd
Priority to JP2000240927A priority Critical patent/JP2002056185A/ja
Publication of JP2002056185A publication Critical patent/JP2002056185A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】デリバティブ取引の急増による事務負担の増大
に対処する。 【解決手段】発注者とトレーダーがアプリケーション及
びデータベースを共有することによって、発注者が値決
めと約定を実行できると共に、必要に応じてトレーダー
による値決めを介在させることを可能とする、デリバテ
ィブ業務システムを提供する。トレーダーが、プライシ
ングに必要なマーケット・データを常時更新し、発注者
が、取引条件をウエブブラウザ画面から送信してトレー
ダー用のアプリケーションを直接操作できる環境を提供
することによって、送信した取引条件に応じて送信時点
におけるマーケット・データから計算されたプライスを
確認して、必要に応じて取引条件を修正して、再度送信
できる自動値決めシステムを提供すると共に、必要に応
じてトレーダーによる値決めを介在できるようにする。
システムによる成約の処理は、発注者がプライス確認後
に送信する成約確認信号によって開始される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークを利用
してデリバティブ(金融派生商品)を値決めすることお
よび販売することを可能にするシステムに関し、商品の
顧客または金融機関営業部店の担当者の指定に応じて価
格の提示やインディケーション作成、各種レポート作成
などを行うことを可能とし、また販売する金融機関の内
部で取引データをリアルタイムで集中管理することによ
りポートフォリオ管理・取引管理を飛躍的に効率化させ
るシステムに関する。 [用語集]以下は本明細書中で用いる用語の定義であ
る。 「デリバティブ(金融派生商品)」:原資産の価格に依
存してその価値が決まる商品。先物、フォワード、オプ
ション、スワップなど。 「スプレッド」:デリバティブ取引において、金融機関
が受取る利鞘。 「マクロ・ストリング」:一連の命令とパラメータのか
たまりを文字列で置き換えて表現したもの。 「オプション取引」:取引を行う権利そのものを売買す
る取引。オプションとは選択権を意味する。 「ポートフォリオ管理」:トレーダーが金融機関のデリ
バティブ取引の持ち高・収益を管理すること。 「インディケーション」:デリバティブ商品の取引の条
件・価格・リスク等を顧客へ提示・説明するための資
料。 「ボラティリティ」:原資産価格の標準偏差。 「想定元本」:デリバティブ取引において、利息額・オ
プション料等の金額を金利や料率を算出するために想定
する元本金額。 「部門間取引」:デリバティブ商品の販売から生じる金
融機関の部門間収益を明確にするための部門同士の内部
取引。 「ホールセール市場」:金融機関及び大企業等の間にお
いて比較的大きな規模でのみ行われる取引市場。 「ヘッジ」:特定の取引や取引の集合体が持っているリ
スクを減少させる取引を行うこと。 「ポジション」:マーケットレートの微小な変化に対す
る感応度。 「キャップ」:金利上昇リスク回避のための金利オプシ
ョン取引。「キャップ当行売却」はキャップを金融機関
が取引先(顧客)へ売却する意味。 「スワップ」:金利スワップとは同一通貨で異種金利
(固定金利/変動金利)を交換する取引をいい、一方、
通貨スワップとは異種通貨債務の交換をいう。 「クーポンスワップ」:元本交換を行わない金利交換だ
けの通貨スワップ。 「コリドー」:金利上昇リスクをある一定の範囲内で回
避する金利オプション取引。コリドーを購入すると、上
限金利の異なる2つのキャップ取引(売取引と買取引)
を同時に行い、指定した変動金利があらかじめ指定した
2つの上限金利の間にある場合に、そのキャップ売取引
の上限金利と変動金利との差額金利を金融機関から受取
る権利を持つ。
【0002】
【従来の技術】図1に示すように従来のデリバティブ販
売においては、インディケーション作成(101)や成
約(102)において営業部店の担当者がトレーダーと
電話やFAXで連絡をとって販売する手法が一般的であ
った。その理由は、 (1)デリバティブ商品は金融市場で決定される金利、
ボラティリティ、為替レート等価格決定の要素となる基
準価格(マーケットレートと呼ぶ)が刻一刻と変動し、
ブローカーと直接交渉するトレーダーでなければマーケ
ットレートをリアルタイムに把握できないため。 (2)上記マーケットレートを基にデリバティブ商品の
価格を算出するには、単純な線形変換ではなく確率計算
やシミュレーションによって高度な計算処理を行わなけ
ればならない、つまり本部にある大型ワークステーショ
ンとデータベースを使用しなければ値決めが不可能な商
品が存在するため。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図1に示すように営業
部店担当者を通じたセールスでは上記のとおり営業部店
担当者とトレーダーとの間で電話やFAXで取引条件を
伝達した上、成約した場合は成約明細(103)を送付
して再度確認作業を行っていたため手数と時間がかか
り、取り扱い件数の増大と事務コスト削減を同時に達成
することは難しい状況であった。
【0004】また、従来成約時には電話で顧客と取引条
件・価格の確認を行い、後ほど書面によって再度確認し
ていたが、口頭での確認では聞き間違い等のトラブルが
発生する可能性があった。
【0005】また、新規の取引を手作業でトレーダー用
プログラムに入力するのに時間がかかっていたため、ポ
ートフォリオ管理に新規の取引が反映されるまでに時間
差が生じていた。そのため、この時間差によるマーケッ
トレートの変動リスク分が価格に転嫁されていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の方法によって、デリバティブ商品の自動
値決め成約を可能とした。
【0007】即ち、従来のデリバティブ計算・取引管理
に関わる全ての機能をサーバーアプリケーションとして
実現し、クライアントマシンのハードウェア資源に大き
く依存しないシステムの構築が可能となった。
【0008】その結果、顧客がインターネット等で直接
デリバティブを取引することを可能とする、または営業
部店の担当者が自らの端末を使用してインディケーショ
ン作成・成約等業務を行う業務フローを実現可能とし
た。
【0009】そして、顧客または営業部店の担当者が値
決めした結果は所定の時間内であれば有効とする機能を
設け、マーケットレートの変動リスクを顧客が回避して
成約前に価格を固定出来る仕組みを設けて利便性を高め
た。
【0010】更に、ネットワークの遅延を考慮しない場
合で1つの操作が4秒〜12秒程度で実行される、実用
性の高いシステムとした。また、多数のユーザーが使用
できるシステムとしたため、セキュリティを向上させ
て、予め登録されたクライアントユーザ以外の第三者が
システムを操作出来ないように認証機能を付加した。
【0011】また、金融機関の営業部店にて利用する場
合は担当者以外で権限を持つ第三者が取引条件について
照査しなければ成約できない機能を設けた。また、金融
機関の営業部店にて利用する場合は、取引条件が権限者
により照査される段階にてスプレッドの範囲を認証する
業務フローとし、認証された範囲内でのスプレッドの決
定と、成約のタイミングの決定については担当者が行う
業務フローとして臨機応変なセールスを可能とした。
【0012】必ずしもデリバティブの専門家ではない顧
客または営業部店担当者が簡単に入力出来るように、従
来のシステムが持つ多様な機能と入力項目のうち必須の
入力項目を明確にした。
【0013】更に、入力項目ごとにヘルプ機能を設け、
オペレーション画面を移動することなく操作の疑問点を
解消できる機能を設けて容易に使用できるようにした。
必要に応じて入力内容について本部のトレーダーがオン
ラインでサポートできる機能をもたせ、値決めや成約処
理に介在できるようにして、非定型的な商品についても
確実な処理を行うことが出来るようにした。
【0014】また、トレーダーのオペレーションの進捗
状況を顧客または営業部店担当者の端末からリアルタイ
ムで照会可能としたため、電話等による問い合わせを減
らすことができた。
【0015】また、利用者の入力した取引条件をシステ
ムチェックした上で、そのデータを再度利用者側の装置
に表示、利用者がその表示内容を確認後、利用者がその
確認内容で成約の操作することで、利用者の契約意志確
認を行うことによって聞き間違いによるトラブルを回避
することが可能になった。
【0016】利用者が成約の操作を行った場合には、取
引データがネットワークを介して成約処理され、その処
理が正常に完了したことを再度利用者側の装置に表示す
ることによって取引成約認証を行うこととし、利用者側
から見た成約処理の信頼性を向上させた。
【0017】また、成約時に取引データを各部門のデー
タベースに転送するため、新規取引をポートフォリオ管
理にリアルタイムで反映可能となり、ヘッジコストの削
減が可能となった。
【0018】また、上記取引データ転送の結果は集約さ
れ、リアルタイムにトレーダーに通知される仕組みにな
っている。また、デリバティブ商品は取引後本店の資金
決済部門で集中管理され、時価の算出、変動金利のレー
トの決定と支払利息額の算出、などの処理を行った結果
はデータベースに保存されている。それらの情報につい
ては顧客または営業部店担当者が随時参照可能とするこ
とによってサービスを向上することが出来た。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。実施の形態として説明するの
は、金融機関がデリバティブを販売・管理するための方
法であり、デリバティブを取引する顧客、営業部店でデ
リバティブをセールスする担当者、本部でホールセール
市場と取引したり営業部店の支援を行うトレーダー、本
部でデリバティブのリスク管理を行うリスク管理部門、
本部でデリバティブの利払いやオプション料支払いおよ
びそれらにかかわる財務処理を行う資金決済部門のそれ
ぞれが本発明を利用する。
【0020】顧客または営業部店担当者がネットワーク
に接続されたPC等端末にて本発明を利用することによ
ってデリバティブの値決め、成約、各種レポート出力な
どを行うことが可能である。
【0021】図2は取引データの処理についての説明図
である。取引データはまず対顧客用データベースに格納
される。(201) また、取引のデータはリアルタイムにトレーダー用デー
タベース、リスク管理用データベース、資金決済用デー
タベース、のそれぞれの記憶装置に転送される(20
2)。
【0022】図3は営業部店の担当者がシステムを操作
した場合のフローを表している。トレーダーがマーケッ
トレートの更新(301)を必要に応じて行い、全ての
利用者が使用可能な状態を保っている。
【0023】営業部店の担当者は自ら端末を操作するこ
とによってインディケーション作成(302)を行い、
顧客に商品の価格を提示してセールスする。顧客が当該
デリバティブを取引する意思がある場合、担当者は内部
認証(303)を行う。この例のように営業部店の担当
者がシステムを操作する場合、権限を持つ他の職員によ
って内部認証がなされなければ成約することが出来な
い。内部認証によって取引条件とスプレッドの範囲が認
証される。
【0024】担当者は内部認証を受けた取引について値
決め(304)を行い、当該取引の市場価格および指定
したスプレッドを計算する。値決めの結果および取引条
件等を顧客に連絡し、顧客が成約の意思を表示した場
合、担当者は成約(307)を行い、その結果端末に当
該取引の成約を完了した旨の表示がなされることを確認
する。
【0025】ここで、値決め304から所定時間以内で
あればマーケットが変動しても値決めされた市場価格で
成約307が可能であるが、所定時間を超えていた場合
は最新のマーケットレートに基づいて市場価格を再計算
(305)して再度市場価格を所定時間有効としなけれ
ばならない。この再計算は何度でも繰り返すことができ
る。
【0026】また、値決めされた市場価格を変更せず
に、認証された範囲内でスプレッド変更(306)を繰
り返し実行することが可能である。再計算後にもスプレ
ッド変更306は繰り返し実行できる。
【0027】担当者は成約した内容について成約明細作
成(308)を行い顧客と書面により取引内容を確認す
る。図4は顧客がインターネット等でサーバーと接続さ
れた利用者用端末を操作して直接デリバティブ商品を取
引する場合のフローを表している。
【0028】トレーダーがマーケットレートの更新(4
01)を必要に応じて行い、全ての利用者が使用可能な
状態を保っている。まず顧客は興味のある商品を入力/
選択してインディケーション作成(402)によって、
取引条件及び価格を得て取引の検討を行う。
【0029】顧客はデリバティブを取引する意思がある
場合、内部認証(403)にて認証用パスワード等を用
いて成約する取引条件を認証する。その後、顧客は取引
前に値決め(404)を行い成約時点の価格を確認す
る。この価格は所定時間内のみ成約可能な価格である。
【0030】顧客は404での値決めによる価格での成
約を望まない場合、再計算(405)を行い、その時点
でのマーケットレートの変化に応じた価格を再度計算す
ることができる。再計算された価格も所定時間内のみ成
約可能である。
【0031】顧客は成約を決定すると成約(406)を
行い、その結果利用者用端末に当該取引の成約を完了し
た旨の表示がなされることを確認する。顧客は成約明細
照会(407)により取引後も成約内容について照会可
能である。
【0032】図5は営業部店担当者がデリバティブ商品
を販売する際、トレーダーが処理に介在する場合のフロ
ーを表している。担当者はまず販売しようとする商品に
ついてインディケーション依頼(501)を行う。
【0033】トレーダーはインディケーション依頼に対
して自ら処理に介在すべきものがあるかどうかをモニタ
リングしており、このインディケーション依頼のデータ
を参照して内容確認(502)を行い、取り扱いの可否
を判断する。
【0034】内容に問題なければトレーダーは個別に値
決め(503)を行い、価格等取引条件をシステムに登
録する。その結果を担当者が参照し、インディケーショ
ン作成(504)を行い、顧客へインディケーションを
提示する。
【0035】顧客が当該デリバティブを取引する意思が
ある場合、担当者は内部認証(505)を行う。この例
のように営業部店の担当者がシステムを操作する場合、
権限を持つ他の職員によって内部認証がなされなければ
成約することが出来ない。
【0036】担当者は内部認証後の取引条件について成
約依頼(506)を行う。トレーダーは成約依頼に対し
て自ら処理に介在すべきものがあるかどうかをモニタリ
ングしており、この成約依頼のデータを参照して内容確
認(507)を行い、取り扱いの可否を判断する。
【0037】内容に問題なければ値決め内容入力(50
8)を行い価格等取引条件をシステムに登録する。担当
者は508で登録された価格等の内容を確認して顧客に
連絡する。顧客に対して成約の意思確認を行った後、成
約(509)を行う。これによって成約処理が行われ、
サーバーからの成約処理を完了した旨のメッセージが端
末に表示されることを確認する。
【0038】担当者は成約明細作成(510)によって
成約明細を作成し、顧客と書面にて成約内容を確認す
る。担当者はトレーダーが前記の処理502、503、
507、508を行っている間任意の時点でその進行状
況照会(511)によってオペレーションの進捗状況を
照会することができる。
【0039】図6は顧客がネットワークを通じて直接デ
リバティブ商品を取引する際、トレーダーが処理に介在
する場合のフローを表している。まず顧客は興味のある
商品を入力/選択してインディケーション依頼(60
1)を行う。
【0040】トレーダーはインディケーション依頼に対
して自ら処理に介在すべきものがあるかどうかをモニタ
リングしており、このインディケーション依頼データを
参照して内容確認(602)を行い、取り扱い可否を判
断する。
【0041】内容に問題なければトレーダーは個別に値
決め(603)を行い、価格等取引条件をシステムに登
録する。顧客はインディケーション作成(画面表示)
(604)によって価格等取引条件を確認し、取引を検
討する。
【0042】取引することを決定すると、顧客は内部認
証(605)を行い、認証用パスワード等を用いて成約
する取引条件を認証する。顧客は内部認証を行った後、
成約依頼(606)を行う。
【0043】トレーダーは成約依頼に対して自ら処理に
介在すべきものがあるかどうかをモニタリングしてお
り、この成約依頼について内容確認(607)を行う。
内容に問題なければ取引の値決め内容入力(608)を
行い価格等取引条件をシステムに登録する。
【0044】顧客は登録された価格等取引条件を確認
し、成約(609)を行う。これによって成約処理が行
われ、サーバーからの成約処理を完了した旨のメッセー
ジが利用者端末に表示されることを確認する。
【0045】顧客は成約明細確認(610)によって取
引後も成約内容について照会可能である。顧客はトレー
ダーが前記の処理602、603、606、607を行
っている間その任意の時点で進行状況照会(611)を
行いトレーダーのオペレーションの進捗状況を照会する
ことが出来る。
【0046】図7は本発明の実施例のシステム構成図で
ある。図7中、701は利用者側のクライアントマシ
ン、702は金融機関本店側のサーバマシン、703は
金融機関本店側のデータベースマシンである。701、
702、703は通常複数設置される。クライアントマ
シン701とサーバマシン702はネットワーク70
9、713を経由して接続されており、ウェブブラウザ
704により互いに通信可能となっている。
【0047】サーバマシン702とデータベースマシン
703はネットワーク712、716を経由して接続さ
れており、互いにデータ送受信可能となっている。次
に、図7の各マシンについて詳細に述べる。
【0048】クライアントマシン701には、クライア
ントマシン701を動作させるためのシステムの他、ネ
ットワーク経由でウェブサーバ705と通信を行う為の
ウェブブラウザ704が格納されている。
【0049】サーバマシン702には、サーバマシン7
02を動作させるためのシステムの他、ウェブサーバ7
05とCGIスクリプト706とデリバティブプログラ
ム707が格納されている。
【0050】データベースマシン703には、データベ
ースマシン703を動作させるシステムの他、データベ
ース708が格納されている。次に、図7の各マシンに
格納されているプログラム・アプリケーション・データ
ベースについて詳細に述べる。
【0051】ウェブブラウザ704は、利用者により起
動・データ入出力・画面印刷・終了等の操作が行われ
る。ウェブブラウザ704は、サーバマシン702のウ
ェブサーバへデータと命令を送信し、HTML及びJA
VA(登録商標)−SCRIPTまたはXML及びこれ
らと等価な手段で記述されたデータを受信し、表示す
る。
【0052】ウェブサーバ705は、以下の(1)〜
(3)の機能を有する。 (1)クライアントマシン701のウェブブラウザから
データと命令を受信する機能 (2)CGIスクリプト706を起動する機能 (3)CGIスクリプト706から出力されたHTML
及びJAVA−SCRIPTまたはXML及びこれらと
等価な手段で記述されたデータをクライアントマシン7
01へ送信する機能 CGIスクリプト706は、以下の(1)〜(5)の機
能を有する。 (1)ウェブサーバ705によって起動されて、データ
と命令を受信する機能 (2)サーバマシン702において常駐プロセスとして
稼動するデリバティブプログラム707へソケット通信
等の通信形式でデータと命令を送受信する機能 (3)データベース708とデータ・命令を送受信する
機能 (4)デリバティブプログラム707又はデータベース
708から出力されたデータをHTML及びJAVA−
SCRIPTまたはXML及びこれらと等価な手段で記
述されたデータへ変換する機能 (5)ウェブサーバ705へデータ送信する機能 デリバティブプログラム707は、以下の(1)〜
(5)の機能を有する。 (1)CGIスクリプト706からソケット通信等の通
信形式でデータと命令を受信する機能 (2)データベース708へデータと命令を送受信する
機能 (3)データベース708から出力されたデータとCG
Iスクリプト706から受信したデータ・命令を入力と
して形式変換する機能 (4)確率計算やシミュレーションを行いながら、デリ
バティブ取引の価格・期日・金額等のデータを計算する
機能 (5)CGIスクリプト706へデータを送信する機能 次に、図8を参照して、デリバティブプログラムを構成
しているライブラリについて詳細に述べる。図8は、図
7の点線で囲まれた部分720に相当する。図8はデリ
バティブプログラムのライブラリ構成図である。図8の
802は図7の706に相当する。図8の803は図7
の708に相当する。
【0053】通信形式変換ライブラリ804は、以下の
(1)〜(4)の機能を有する。 (1)CGIスクリプト802からソケット通信等の通
信形式でデータと命令を受信する機能 (2)ストリング変換したデータをマクロプロセッサラ
イブラリ805へ送信する機能 (3)マクロプロセッサライブラリ805で実行された
関数の結果データをストリング形式で受信する機能 (4)ソケット形式等へ変換したデータをCGIスクリ
プト802へ送信する機能 マクロプロセッサライブラリ805は、以下の(1)〜
(6)の機能を有する。 (1)通信形式変換ライブラリ804からストリング形
式のマクロ命令を受信する機能 (2)マクロトランスレーター806へマクロ命令を送
信する機能 (3)関数とパラメータに変換されたデータをマクロト
ランスレーターライブラリ806から受信する機能 (4)マクロトランスレーター806から受信した関数
とパラメータを用いて、デリバティブ計算ライブラリの
関数を実行する機能 (5)デリバティブ計算ライブラリ807から計算結果
データを受信する機能 (6)デリバティブ計算ライブラリ807から受信した
計算結果データをストリング形式で通信形式変換ライブ
ラリ804へ送信する機能 デリバティブ計算ライブラリ807は、以下の(1)〜
(4)の機能を有する。 (1)マクロプロセッサライブラリ805から関数の呼
び出し命令とデータを受信する機能 (2)確率計算やシミュレーションを行いながら、デリ
バティブ取引の価格・期日・金額等のデータを計算する
機能 (3)データベース803とデータ送受信し、保存する
機能 (4)マクロプロセッサライブラリ805へデータを送
信する機能 デリバティブプログラム801は、トレーダー用プログ
ラムとデリバティブ計算ライブラリ807とデータベー
ス803を共有しており、トレーダー用プログラムは上
記(2)(3)と同一の機能を持つ。
【0054】次に、図7と図9〜20を参照して、デリ
バティブ商品販売管理システムの通常の動作について詳
細に述べる。図7のクライアントマシン701を操作し
てウェブブラウザ704を起動し、さらにデリバティブ
商品販売管理システムのメインメニューがあるホームペ
ージ(図9)を表示する。図9はデリバティブ商品販売
管理システムのメインメニュー画面の概念図である。メ
インメニュー画面には、取引入力ボタン901、取引照
会ボタン902、レポートボタン903、取引先登録ボ
タン904、その他管理ボタン905、サブメニューフ
レーム906、コンテンツフレーム907が表示され
る。
【0055】図9の取引入力ボタン901をクリックこ
とにより、図10へ移動する。利用者が、図10のキャ
ップ当行売却ボタン1001又はスワップ取引先の固定
金利払ボタン1002をクリックすることにより、自動
値決め取引(トレーダーが介在しない取引)の各商品の
約定入力ページへ移動する。
【0056】利用者が、図10の個別値決め商品へボタ
ンをクリックすることにより、個別値決め取引(トレー
ダーが介在する取引)の各商品を選択するページに移動
する。
【0057】図9の取引照会ボタン902をクリックす
ることにより、図11へ移動する。利用者が、図11の
当日取引照会ボタン1101をクリックすることによ
り、当日中にインディケーション依頼又は値決め依頼さ
れた取引を検索するページへ移動する。
【0058】利用者が、図11の既存取引照会ボタン1
102をクリックすることにより、過去のある期日から
現時点までに成約された取引を検索するページへ移動す
る。図9のレポートボタン903をクリックすることに
より、図12へ移動する。
【0059】利用者が、図12の期日管理表ボタン12
01、残高管理表ボタン1202、収益実績表ボタン1
203、金利決定通知ボタン1204、成約明細ボタン
1205のいずれかをクリックすることにより、各レポ
ートを検索・表示するためのページへ移動する。
【0060】図9の取引先登録ボタン904をクリック
することにより、図13へ移動する。利用者が、図13
の読み込みボタン1301、更新ボタン1302、取引
先一覧表示ボタン1303のいずれかをクリックするこ
とにより、登録情報の読み込み・更新・一覧表示を行う
ページへ移動する。
【0061】図9のその他管理ボタン905をクリック
することにより、図14へ移動する。トレーダーが、図
14のキャップポジションモニタリングボタン1401
又はスワップポジションモニタリングボタン1402を
クリックすることにより、当日成約したキャップ取引又
はスワップ取引を反映したポジション合計と個別の成約
内容を把握するページへ移動する。
【0062】利用者が、図14のINTEGRITYボ
タン1403をクリックすることにより、各データベー
スの整合性を確認するページへ移動する。利用者が、図
14の取引先登録状況管理ボタンをクリックすることに
より、デリバティブ商品顧客・購入予定者の登録状況・
更新状況を検索・表示する。
【0063】次に図7、図10、図15〜20を参照し
て、自動値決め取引の通常の動作について詳細に説明す
る。図15は自動値決め取引の通常の動作を示すフロー
図である。処理1501では、以下の(1)〜(2)の
処理を行う。 (1)図7のクライアントマシン701を操作してウェ
ブブラウザ704を起動 (2)デリバティブ商品販売管理システムのメインメニ
ュー(図9)があるホームページを表示 処理1502では、図9の取引入力ボタン901をクリ
ックし、図10の自動値決め商品選択ページへ移動す
る。
【0064】処理1503では、以下の(1)又は
(2)の処理を行う。 (1)図10のキャップ当行売却ボタン1001をクリ
ックする。キャップ当行売却取引について自動値決め取
引方式で価格決定をするための取引条件入力ページ(図
16)へ移動する。 (2)図10のスワップ取引先の固定金利払ボタン10
02のいずれかをクリックする。スワップ取引先の固定
金利払取引について自動値決め取引方式で価格決定をす
るための取引条件入力ページ(図17)へ移動する。
【0065】以下、処理1503で(1)の処理を行っ
た場合について説明する。処理1504では、図16の
取引入力画面が表示され、取引条件を入力する。コンテ
ンツフレームで上段部分が必須入力項目で、下段部分が
選択入力項目である。
【0066】処理1505では、図16のプライシング
ボタン1601又は内容確認ボタン1602をクリック
する。処理1506では、デリバティブプログラムによ
り、その時点の最新のマーケットレートでプライシング
処理を行う。
【0067】処理1507では、取引状況をCURRE
NTの状態として、取引データを対顧客用データベース
に保存する。ここで、4つの取引状況について説明する
と、(1)取引状況がCURRENTの状態とは、取引
条件は入力されているが、条件の変更・更新が可能な状
態である。(2)取引状況がWHAT−IFの状態と
は、取引条件は入力と内容照査が完了し、インディケー
ション出力が可能な状態である。(3)取引状況がBO
OKMEの状態とは、取引条件の入力と内容照査が完了
し、成約が可能な状態である。(4)取引状況がBOO
KEDの状態とは、成約が完了した状態である。
【0068】処理1508では、取引データを対顧客用
データベースより取得する。処理1509では、内容確
認画面(取引状況はCURRENT)を表示する。(図
18) 処理1510では、図18のインディケーションボタン
1802をクリックするとインディケーション画面が表
示され、キャッシュフローボタン1803をクリックす
るとキャッシュフローが表示される 処理1511では、金融機関の照査者による内容照査
後、照査用ユーザ名とパスワードを入力する。
【0069】処理1512では、取引を成約可能状態
(取引状況はBOOKME)へ更新する。処理1513
では、取引データを対顧客用データベースより取得す
る。
【0070】処理1514では、内容確認画面(取引状
況はBOOKME)を表示する(図19) 処理1515では、図19の再計算ボタン1901で再
度最新ののマーケットレートに基づいてデリバティブプ
ログラムによりプライシング処理を行う。金融機関の営
業店担当者が利用者の場合には、スプレッド変更ボタン
1902でプライスを維持した状態でスプレッドを引上
げ処理を行うことが可能である。
【0071】処理1516では、取引を既成約状態(取
引状況はBOOKED)へ更新する。処理1517で
は、資金決済部門用データベースとリスク管理部門用デ
ータベースとトレーダー用データベースへ取引データを
転送する。
【0072】処理1518では、取引データを資金決済
部門用データベースより取得する。処理1519では、
内容確認画面を表示する(図20) 処理1520では、図20のキャッシュフローボタン2
001をクリックしてキャッシュフローを表示する、又
は成約明細ボタン2002をクリックして成約明細を表
示する。
【0073】処理1521では、自動値決め取引の成約
が完了する。次に、個別値決め取引での通常の動作につ
いて詳細に説明する。図21は個別値決め取引における
取引入力の動作を示すフロー図である。処理2101で
は、利用者は、クライアントマシン701を操作してウ
ェブブラウザ704を起動し、さらにデリバティブ商品
販売管理システムのメインメニュー(図9)があるホー
ムページを表示する。
【0074】処理2102では、メインメニュー画面に
表示された取引入力ボタン901をクリックする。処理
2103では、図10のサブメニューフレーム内に表示
された「個別値決め商品へ」ボタン1003をクリック
すると、どの個別値決め商品の取引入力をするかについ
て選択するページ(図30)へ移動する。
【0075】処理2104では、図30のサブメニュー
フレーム内に表示されたキャップ当行売却ボタン300
1、コリドー売ボタン3002、スワップ取引先の固定
金利払ボタン3003、スワップ取引先の変動金利払ボ
タン3004、クーポンスワップボタン3005などの
個別値決め商品を選択するボタンのうちのいずれかをク
リックすると、各個別値決め商品の取引入力ページ(図
31で代表して示す)へ移動する。利用者は、表示され
た取引入力画面3102の入力欄へ文字を入力する又は
選択ボックスで選択する又はチェックボックスへ印を入
れる等の操作を行うことにより取引条件を入力する。図
30のサブメニューフレーム内に表示された自動値決め
商品へボタン3006をクリックすると、図10の自動
値決め商品選択ページへ移動する。
【0076】処理2105では、図31の取引入力画面
3102への取引条件の入力が完了したら、内容確認ボ
タン3101をクリックする。処理2106では、図3
1の取引入力画面3102の取引条件データに対してシ
ステムチェックを行う。このチェックを通過後、取引状
況をCURRENT(未確定)状態で対顧客用データベ
ースに保存する。
【0077】処理2107では、データベースから一旦
保存された前記データを読み出して取得する。処理21
08では、前処理で取得したデータを加工し、図32の
内容確認画面3204で表示する。利用者は、この内容
確認画面3204で表示されている取引条件が、処理2
104にて入力した取引条件を正しく反映していること
を確認する。
【0078】処理2109では、図32の内容確認画面
3204で処理2104にて入力した取引条件が正しく
反映されていた場合は、値決め依頼ボタン3201又は
インディケーションボタン3202をクリックする。
【0079】処理2110では、利用者がインディケー
ション依頼をする場合はインディケーションボタン32
02をクリックする。値決め依頼する場合は、値決め依
頼ボタン3201をクリックする前に、利用者の取引責
任者又は金融機関の内容照査者が内容確認画面3204
で取引内容を照査した後に、値決め依頼ボタン3201
をクリックすると、照査用ログイン画面が表示され、照
査用ユーザ名・パスワードを入力する。インディケーシ
ョンボタン3202がクリックされたのか、値決め依頼
ボタン3201がクリックされたのかの区別を対顧客用
データベースに格納する。
【0080】処理2111では、コンテンツフレームに
取引番号が表示され、個別値決め取引の取引入力が終了
する。処理2112では、図32又は図9の取引照会ボ
タン902をクリックし、さらに図10の当日取引照会
ボタンをクリックして、当日取引照会画面へ移動する。
【0081】次に、処理2111におけるインディケー
ション依頼又は値決め依頼がなされた後に、トレーダー
が行う通常の動作について説明する。図22は、トレー
ダーが行う取引内容確認業務のフロー図を示している。
【0082】処理2201では、トレーダーは、クライ
アントマシン701を操作してウェブブラウザ704を
起動し、さらにメインメニュー(図9)があるホームペ
ージを表示する。さらに、メインメニュー画面に表示さ
れた取引照会ボタン902をクリックする。そして、図
11のサブメニューフレーム内に表示された当日取引照
会ボタン1101をクリックすると、図33の当日取引
照会ページへ移動する。
【0083】処理2202では、図33の当日取引照会
画面3303で表示されているインディケーション依頼
済又は値決め依頼済取引のうち、トレーダーによる取引
内容チェックが未済のものを選択し、各取引の内容確認
画面へのリンクとなっている取引番号をクリックする。
【0084】処理2203では、対顧客用データベース
より、前処理でクリックした取引番号の取引データを取
得する。処理2204では、前処理で取得した取引デー
タから、図34の内容確認画面3404が表示される。
トレーダーは表示された取引内容で値決め可能であるか
確認する。
【0085】処理2205では、トレーダーは図34の
サブメニューフレームに表示された内容確認ボタン34
01、キャンセルボタン3402、前のページボタン3
403をいずれかをクリックする。内容確認画面340
4で表示された取引内容が値決め可能であることが確認
されたら、内容確認ボタン3401をクリックし、値決
め不可能であれば、キャンセルボタン3402をクリッ
クする。図33の当日取引照会ページに移動する場合
は、前のページボタン3403をクリックする。内容確
認ボタン3401をクリックすると処理2206に進
み、キャンセルボタン3402をクリックすると処理2
208に進み、前のページボタン3403をクリックす
ると、図33の当日取引照会ページに移動する。
【0086】処理2206では、対顧客用データベース
に対して、トレーダーによる内容確認が済とし、確認し
たトレーダーのユーザ名を保存し、更新日時を現日時と
して更新する。
【0087】処理2207では、対顧客用データベース
に格納されている取引データをトレーダー用データベー
スへ転送する。転送された取引データはウェブブラウザ
でもトレーダー用プログラムでも取引内容を読み込み・
表示することができる。トレーダー用プログラムで取引
内容を読み込み、さらにマーケットレートを読み込むと
値決めをすることができる。
【0088】処理2208では、対顧客用データベース
に対して、取引状況をPENDINGとし、確認したト
レーダーのユーザ名を保存し、更新日時を現日時として
更新する。
【0089】処理2209では、図33の当日取引照会
ページへ移動する。処理2206が行われていれば、当
日取引照会画面3303で該当する取引は、トレーダー
による内容確認が済であることが表示される。処理22
08が行われれば、当日取引照会画面3303で該当す
る取引の取引状況がPENDINGと表示されている。
【0090】取引状況がPENDINGの状態とは、利
用者による取引条件の入力は完了しているが、トレーダ
ーが値決めに適当でない取引条件であると判断した状態
である。
【0091】図23は、トレーダーが行う値決め業務の
フロー図である。処理2301では、トレーダーは、ク
ライアントマシン701を操作してウェブブラウザ70
4を起動し、さらにデリバティブ商品販売管理システム
のメインメニュー(図9)があるホームページを表示す
る。さらに、メインメニュー画面に表示された取引照会
ボタン902をクリックする。そして、図11のサブメ
ニューフレーム内に表示された当日取引照会ボタン11
01をクリックすると、図33の当日取引照会ページへ
移動する。図33の当日取引照会画面3303で表示さ
れているインディケーション依頼済又は値決め依頼済取
引のうち、トレーダーによる取引内容チェック済の値決
め依頼又はインディケーション依頼取引の取引番号を、
トレーダーがトレーダー用プログラムへ入力すると、取
引条件が表示される。
【0092】処理2302では、トレーダーがトレーダ
ー用プログラムへマーケットレートを読込ませ、依頼さ
れた取引に対して値決め操作を行い、プライスがトレー
ダー用プログラムに表示される。
【0093】インディケーション依頼の場合は、トレー
ダー用プログラムを操作して、プライスをトレーダー用
データベースに取引状況をWHAT−IFとして保存す
る。取引状況がWHAT−IFの状態とは、取引条件の
入力と内容照査及び値決めが完了し、インディケーショ
ン出力が可能な状態である。
【0094】値決め依頼の場合は、プライスをトレーダ
ー用データベースへBOOK ME取引状況で保存す
る。処理2303では、トレーダーは図35の当日取引
照会画面3503において、値決めされた取引をチェッ
クボックスを使用して選択し、取引転送ボタン3502
をクリックする。
【0095】処理2304では、トレーダー用データベ
ースに保存されたプライスが対顧客用データベースへ転
送され、利用者はそのプライスを画面上で確認できる。
処理2305では、図33の当日取引照会ページへ移動
する。処理2303が行われていれば、当日取引照会画
面3303で該当する取引は、トレーダーによる値決め
が済であることが表示される。
【0096】図24は、個別値決め取引で、トレーダー
が取引内容チェック後、PENDINGとなった場合の
フロー図である。処理2401では、処理2208の後
に取引照会ボタン902をクリックし、図11のサブメ
ニューフレーム内に表示された当日取引照会ボタン11
01をクリックすると、図36の当日取引照会ページへ
移動する。
【0097】処理2402では、図36の当日取引照会
画面3604で取引状況がPENDINGと表示されて
いる当該取引の取引番号をクリックする。処理2403
では、対顧客用データベースから処理2402で選択し
た取引番号の取引のデータを取得する。
【0098】処理2404では、処理2403で取得し
たデータを加工して、図37の内容確認画面3702で
取引内容を表示する。処理2405では、図37の前の
ページボタン3701をクリックする。
【0099】処理2406では、当日取引照会ページへ
移動する。図25は、個別値決め取引で、トレーダーが
取引内容チェック後、取引状況がBOOKME又はWH
AT−IFでデータベースに保存した取引データを、ト
レーダーがCURRENT(プライス提示前の取引状
況)へ戻す場合のフロー図である。
【0100】処理2501では、処理2207の後に取
引照会ボタン902をクリックし、図11のサブメニュ
ーフレーム内に表示された当日取引照会ボタン1101
をクリックすると、図38の当日取引照会ページへ移動
する。
【0101】処理2502では、図38の当日取引照会
画面3803で取引状況がBOOKME又はWHAT−
IFと表示されている当該取引の取引番号をクリックす
る。処理2503では、対顧客用データベースから処理
2502で選択した取引番号の取引のデータを取得す
る。
【0102】処理2504では、処理2503で取得し
たデータを加工して、図39の内容確認画面3905で
取引内容を表示する。処理2505では、図39でイン
ディケーションボタン3901をクリックするとインデ
ィケーション画面が表示され、キャッシュフローボタン
3902をクリックすると、キャッシュフロー画面が表
示される。
【0103】処理2506では、図39で元に戻すボタ
ン3903をクリックすると、対顧客用データベースで
取引状況をCURRENTへ更新する。処理2507で
は、トレーダー用データベースで取引状況をCURRE
NTへ更新する。
【0104】処理2508では、当日取引照会ページへ
移動する。図26は、個別値決め取引で、利用者が、取
引状況がPENDINGとなっている取引の取引内容に
ついて確認する場合のフロー図である。
【0105】処理2601では、処理2208の後に取
引照会ボタン902をクリックし、図11のサブメニュ
ーフレーム内に表示された当日取引照会ボタン1101
をクリックすると、図40の当日取引照会ページへ移動
する。
【0106】処理2602では、図40の当日取引照会
画面4002で取引状況がPENDINGと表示されて
いる当該取引の取引番号をクリックする。処理2603
では、対顧客用データベースから処理2602で選択し
た取引番号の取引のデータを取得する。
【0107】処理2604では、処理2603で取得し
た取引データを入力欄・選択欄へ入力した取引入力画面
(図41の4102)で表示する。処理2605では、
個別値決めの取引入力ページへ移動する。
【0108】図27は、個別値決め取引で、利用者が、
取引状況がWHAT−IFとなっている当該取引(イン
ディケーションを出力できる状態にある取引)の取引内
容について確認する場合のフロー図である。
【0109】処理2701では、処理2304の後に取
引照会ボタン902をクリックし、図11のサブメニュ
ーフレーム内に表示された当日取引照会ボタン1101
をクリックすると、図42の当日取引照会ページへ移動
する。
【0110】処理2702では、図42の当日取引照会
画面4202で取引状況がWHAT−IFと表示されて
いる取引の取引番号をクリックする。処理2703で
は、対顧客用データベースから処理2702で選択した
取引番号の取引のデータを取得する。
【0111】処理2704では、処理2703で取得し
た取引データを図43の内容確認画面4303で表示す
る。処理2705では、図43でインディケーションボ
タン4401をクリックするとインディケーションを表
示し、キャッシュフローボタン4402をクリックする
とキャッシュフローを表示する。
【0112】処理2706では、個別値決めにおけるイ
ンディケーション出力及びキャッシュフロー出力は終
了。図28は、個別値決め取引で、利用者が、取引状況
がBOOKMEとなっている取引(成約可能状態にある
取引)の取引内容について確認する場合のフロー図であ
る。
【0113】処理2801では、処理2304の後に取
引照会ボタン902をクリックし、図11のサブメニュ
ーフレーム内に表示された当日取引照会ボタン1101
をクリックすると、図44の当日取引照会ページへ移動
する。
【0114】処理2802では、図44の当日取引照会
画面4402で取引状況がBOOKMEと表示されてい
る当該取引の取引番号をクリックする。処理2803で
は、対顧客用データベースから処理2702で選択した
取引番号の取引のデータを取得する。
【0115】処理2804では、処理2803で取得し
た取引データを図45の内容確認画面4504で表示す
る。処理2805では、図45でインディケーションボ
タン4501をクリックするとインディケーションを表
示し、キャッシュフローボタン4502をクリックする
とキャッシュフローを表示する。
【0116】処理2806では、利用者が図45の成約
ボタン4503をクリックし、この操作が成約処理開始
のトリガー信号となって、対顧客用データベースにおけ
る取引状況がBOOKED(成約済)へ更新される。
【0117】処理2807では、対顧客用データベース
からトレーダー用データベース・資金決済部門用データ
ベース・リスク管理部門用データベースへ取引データを
転送する。
【0118】処理2808では、資金決済部門用データ
ベースへの取引データ転送後、資金決済部門用データベ
ースより取引データを取得する。処理2809では、処
理2808で取得した取引データを図46の内容確認画
面4603で表示し、利用者はこの内容を確認する。
【0119】処理2810では、利用者は、図46のキ
ャッシュフローボタン4601をクリックするとキャッ
シュフローが表示され、成約明細ボタン4602をクリ
ックすると、成約明細画面が表示される。
【0120】処理2811では、個別値決め取引の成約
操作が終了。図29は、個別値決め取引で、利用者が、
取引状況がCURRENTとなっている取引(プライス
未決定状態にある取引)の取引内容について確認する場
合のフロー図である。
【0121】処理2901では、処理2205が行われ
る以前に、利用者が取引照会ボタン902をクリック
し、図11のサブメニューフレーム内に表示された当日
取引照会ボタン1101をクリックすると、図47の当
日取引照会ページへ移動する。
【0122】処理2902では、図47の当日取引照会
画面4702で、取引状況がCURRENTと表示され
ている当該取引の取引番号をクリックする。処理290
3では、対顧客用データベースから処理2902で選択
した取引番号の取引のデータを取得する。
【0123】処理2904では、処理2803で取得し
た取引データを図48の内容確認画面4802で表示す
る。処理2905では、前のページボタン4801をク
リックする。
【0124】処理2906では、当日取引照会ページへ
移動する。図49は、自動値決め取引又は個別値決め取
引で、利用者又はトレーダーが、当日インディケーショ
ン依頼又は値決め依頼された取引の取引状況を照会し、
各取引の取引状況に応じた処理を開始する当日取引照会
のフロー図であり、かつ金融機関のトレーダーが成約済
となった取引についてのポジション合計をリアルタイム
で確認するためのポジションモニタリングを表示するフ
ロー図でもある。
【0125】処理4901では、利用者又はトレーダー
が取引照会ボタン902をクリックし、図11のサブメ
ニューフレーム内に当日取引照会ボタン1101を表示
した取引照会選択ページへ移動する。又は、金融機関の
トレーダーがその他管理ボタン905をクリックし、図
14のポジションモニタリング選択ページへ移動する。
【0126】処理4902では、利用者又はトレーダー
が図11のサブメニューフレーム内に表示された当日取
引照会ボタン1101をクリックすると、図50の当日
取引照会ページへ移動する。又は、金融機関のトレーダ
ーが図14のキャップポジションモニタリングボタン1
401又はスワップポジションモニタリングボタン14
02をクリックすると、図50のポジションモニタリン
グページへ移動する。
【0127】処理4903では、図50のコンテンツフ
レームの上部フレームと下部フレームを分割する。処理
4904では、対顧客用データベースより当日にインデ
ィケーション依頼又は値決め依頼が行われた各取引に関
する取引番号・取引内容・取引状況のデータを取得す
る。又対顧客用データベースより当日に成約済になった
各取引の取引データを取得し、ポジション合計を算出す
る。
【0128】処理4905では、図51のコンテンツフ
レームの上部フレーム5103において、当日取引照会
の場合は当日取引での画面内検索条件を入力し、ポジシ
ョンモニタリングの場合はキャップ又はスワップポジシ
ョン合計をリアルタイムでモニタリングした表を画面表
示する。図51のコンテンツフレームの下部フレーム5
104において、当日取引照会の場合は当日にインディ
ケーション依頼又は値決め依頼が行われた各取引に関す
る取引番号・取引内容・取引状況を表示し、ポジション
モニタリングの場合はポジションを構成する各取引の取
引内容を詳細に画面表示する。サブメニューフレームの
更新ボタンをクリックすると、データがデータベースよ
り再取得されて画面が更新される。金融機関のトレーダ
ーとトレーダーの画面では、一定時間毎に画面は自動更
新される。
【0129】図52は、自動値決め取引又は個別値決め
取引で、利用者が、現時点までに成約済となった取引の
取引内容を検索・表示する既存取引照会を行うフロー図
であり、成約済となった取引に関する期日管理表・残高
管理表・収益実績表・金利決定通知・成約明細の検索・
表示を行うフロー図でもある。
【0130】処理5201では、デリバティブ商品販売
管理システムを起動する。処理5202では、利用者が
取引照会ボタン902をクリックし、図11のサブメニ
ューフレーム内に既存取引照会ボタン1102を表示し
た取引照会選択ページへ移動する。又は、利用者がレポ
ートボタン904をクリックし、図53のレポート選択
ページへ移動する。
【0131】処理5203では、図11で既存取引照会
ボタン1102をクリックするか、図53で期日管理表
ボタン5301、残高管理表ボタン5302、収益実績
表ボタン5303、金利決定通知ボタン5304、成約
明細ボタン5305のいずれかのボタンをクリックす
る。
【0132】処理5204では、図54のレポート条件
入力画面5406において、取引を検索する条件を入力
する画面が表示される。処理5205では、図54のレ
ポート条件入力画面5406において、取引の検索を開
始するボタンをクリックする。
【0133】処理5206では、処理5204で入力し
た条件に合った取引データを資金決済部門用データベー
スから取得する。処理5207では、処理5206で取
得した取引データを日本語等の指定した言語で表現する
ための用語表現をデータベースより取得する。
【0134】処理5208では、処理5206、520
7で取得した取引データ及び用語表現により、表形式で
図55の画面5506に出力する。表示件数が一定数を
越える毎に新規ウェブ画面を生成し、各ページ毎の印刷
を可能とする。
【0135】処理5209では、既存取引照会及びレポ
ート出力を終了する。
【0136】
【発明の効果】本発明の方法及びシステムを用いること
によって、デリバティブ商品をマスセールスすることが
可能となった。
【0137】また、従来トレーダーが行っていた値決め
業務、取引内容のチェックを省き、インターネット等の
ネットワークを通じて顧客が直接取引できるようになっ
たため、事務コストを大幅に削減しながら取り扱い件数
を増加させることが可能となった。
【0138】更に、利用者は従来電話により口頭で成約
内容の確認を行っていたが、本発明により成約時点で自
己の取引内容を電子的に確認することが可能となり、事
故の防止につながった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のデリバティブ販売のプロセスを示すフ
ロー図。
【図2】 取引データの処理を示す説明図。
【図3】 支店の担当者がシステムを操作した場合のフ
ロー図。
【図4】 顧客がシステムを操作した場合のフロー図。
【図5】 支店の担当者がシステムを操作した際、トレ
ーダーが処理に介在する場合のフロー図。
【図6】 顧客がシステムを操作した際、トレーダーが
処理に介在する場合のフロー図。
【図7】 デリバティブ業務システムのシステム構成
図。
【図8】 デリバティブプログラムのライブラリ構成
図。
【図9】 デリバティブ業務システムのメインメニュー
画面。
【図10】 自動値決め取引の各商品の約定入力ページ
へ移動するか、個別値決め取引の各商品を選択するペー
ジに移動するかについて選択するページの画面。
【図11】 当日取引照会か既存取引照会かを行うペー
ジへの移動を選択するページの画面。
【図12】 期日管理表、残高管理表、収益実績表、金
利決定通知、成約明細のページへの移動を選択するペー
ジの画面。
【図13】 既存登録情報の読込・新規登録又は既存登
録の更新・既存登録取引先一覧表示の機能の中から選択
するページの画面。
【図14】 トレーダーが取引状況を把握するページへ
移動するか、システム管理者がデータベースの整合性を
管理するページへ移動するか、金融機関の決済部門担当
者が取引先(顧客)の登録状況を管理するページへ移動
するかを選択するページの画面。
【図15】 自動値決め取引の通常の動作を示すフロー
図。
【図16】 自動値決め取引によるキャップ当行売却取
引の取引入力画面。
【図17】 自動値決め取引によるスワップ取引先の固
定金利払取引の取引入力画面。
【図18】 自動値決め取引によるキャップ当行売却取
引の内容確認画面(プライシング前)。
【図19】 自動値決め取引によるキャップ当行売却取
引の内容確認画面(プライシング後)。
【図20】 自動値決め取引によるキャップ当行売却取
引の成約済取引の内容確認画面。
【図21】 個別値決め取引において取引先(顧客)又
は営業店担当者が取引を入力し、値決め依頼又はインデ
ィケーション依頼をするフロー図。
【図22】 金融機関のトレーダーによる取引内容確認
フロー図。
【図23】 金融機関のトレーダーによる値決めと取引
転送フロー図。
【図24】 金融機関のトレーダーがPENDING状
態の取引の内容を確認するフロー図。
【図25】 個別値決め取引で、金融機関のトレーダー
が当日取引照会を行い、データベース更新を行うフロー
図。
【図26】 金融機関のトレーダーによる内容確認でキ
ャンセルになっている場合、取引先(顧客)又は金融機
関の営業店担当者が取引再入力するためのフロー図。
【図27】 インディケーション表示可能時での取引先
(顧客)又は金融機関の営業店担当者によって取引内容
確認・インディケーション表示を行うフロー図。
【図28】 成約可能時での取引先(顧客)又は金融機
関の営業店担当者によって取引内容確認・成約を行うフ
ロー図。
【図29】 プライス未決定時での取引先(顧客)又は
金融機関の営業店担当者による取引内容確認のフロー
図。
【図30】 取引先(顧客)又は金融機関の営業店担当
者による個別値決め商品選択ページの画面。
【図31】 取引先(顧客)又は金融機関の営業店担当
者による個別値決め商品の取引入力ページの画面。
【図32】 取引先(顧客)又は金融機関の営業店担当
者による個別値決め商品の取引内容確認ページの画面。
【図33】 金融機関のトレーダーによる内容確認未済
時での取引先(顧客)又は金融機関の営業店担当者によ
る当日取引照会ページ。
【図34】 金融機関のトレーダーによる取引内容確認
ページの画面。
【図35】 金融機関のトレーダーが、プライシング後
に取引転送と画面更新を行うページの画面。
【図36】 PENDING時での金融機関のトレーダ
ーによる当日取引照会ページの画面。
【図37】 PENDING時での金融機関のトレーダ
ーによる取引内容確認ページの画面。
【図38】 成約可能時又はインディケーション出力可
能時での取引先(顧客)又は金融機関の営業店担当者に
よる当日取引照会ページの画面。
【図39】 成約可能時又はインディケーション出力可
能時での取引先(顧客)又は金融機関の営業店担当者に
よる各取引の内容確認ページの画面。
【図40】 金融機関のトレーダーによる内容確認でキ
ャンセルされた場合における当日取引照会ページの画
面。
【図41】 PENDING時での取引先(顧客)又は
金融機関の営業店担当者による取引内容確認ページの画
面。
【図42】 インディケーション出力可能時での取引先
(顧客)又は金融機関の営業店担当者による当日取引照
会ページの画面。
【図43】 インディケーション出力可能時での取引先
(顧客)又は金融機関の営業店担当者による取引内容確
認のページの画面。
【図44】 成約可能時での取引先(顧客)又は金融機
関の営業店担当者による当日取引照会ページの画面。
【図45】 成約可能時での取引先(顧客)又は金融機
関の営業店担当者による取引内容の確認を行うページの
画面。
【図46】 成約済時点での取引先(顧客)又は金融機
関の営業店担当者による取引内容の確認を行うページの
画面。
【図47】 プライス未決定時での取引先(顧客)又は
金融機関の営業店担当者の当日取引照会ページの画面。
【図48】 プライス未決定時での取引先(顧客)又は
金融機関の営業店担当者の取引内容確認ページの画面。
【図49】 当日取引照会とポジションモニタリングの
フロー図。
【図50】 当日取引照会とポジションモニタリング選
択ページの画面。
【図51】 当日取引照会とポジションモニタリング結
果表示ページの画面。
【図52】 既存取引照会・期日管理表・残高管理表・
収益実績表・金利決定通知・成約明細の検索・表示を行
うフロー図。
【図53】 レポートを選択するページの画面。
【図54】 レポート用取引検索の条件を入力するペー
ジの画面。
【図55】 レポート用取引検索結果を表示するページ
の画面。
【符号の説明】
101、302、402、504、604:インディケ
ーション作成 102、307、406、509、609:成約 103:成約明細 201:取引データの格納 202:取引データの転送 301、401:マーケットレートの更新 303、403、505、605:内部認証 304、404、503、603:値決め 305、405:再計算 306:スプレッド変更 308、510:成約明細作成 407、610:成約明細照会 501、601:インディケーション依頼 502、507、602、607:内容確認 506、606:成約依頼 508、608:値決め内容入力 701:取引先側又は金融機関支店側のクライアントマ
シン 702:金融機関本店側のサーバマシン 703:金融機関本店側のデータベースマシン 704:ウェブブラウザ、705:ウェブサーバ 706、802:CGIスクリプト、707、801:
デリバティブプログラム 708、803:データベース 709、712:通信回線経由データ・命令送信 713、716:通信回線経由データ送信 804:通信形式変換ライブラリ、805:マクロプロ
セッサライブラリ 806:マクロトランスレーター、807:デリバティ
ブ計算ライブラリ 901:取引入力ボタン、902:取引照会ボタン 903:レポートボタン、904:取引先登録ボタン 905:その他管理ボタン、906:サブメニューフレ
ーム 907、1004、1103:コンテンツフレーム
フロントページの続き (72)発明者 貝瀬 都武 東京都千代田区内幸町1丁目1番5号 株 式会社第一勧業銀行内 (72)発明者 三宅 裕司 東京都千代田区内幸町1丁目1番5号 株 式会社第一勧業銀行内 (72)発明者 福井 康夫 東京都千代田区内幸町1丁目1番5号 株 式会社第一勧業銀行内 (72)発明者 浜元 健之 東京都千代田区内幸町1丁目1番5号 株 式会社第一勧業銀行内 (72)発明者 会沢 真光 東京都千代田区内幸町1丁目1番5号 株 式会社第一勧業銀行内 (72)発明者 木下 宏 東京都千代田区内幸町1丁目1番5号 株 式会社第一勧業銀行内 (72)発明者 江種 浩也 東京都千代田区内幸町1丁目1番5号 株 式会社第一勧業銀行内 Fターム(参考) 5B055 CB15 CC00 EE04 EE27

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者が自らの装置を用いて、ネットワ
    ークを介して、指定した取引条件での値決めの成約を依
    頼し、トレーダーが値決めに必要なマーケットレートを
    必要に応じてデータベースに登録・更新することによっ
    て、最新のマーケットレートによってデリバティブ商品
    の自動値決めと成約を行うことを可能とするとともに、
    必要に応じて前記値決め処理と成約処理にトレーダーに
    よる値決めを介在させることを可能とする、デリバティ
    ブ商品販売管理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、利用者
    の入力した取引条件をシステムチェックした上で、その
    データを再度利用者側の装置に表示し、利用者がその表
    示内容を確認後、利用者がその確認内容で成約の操作を
    することで、利用者の契約意志確認を行うことが可能
    な、デリバティブ商品販売管理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の方法において、利用者
    が成約の操作を行うことによって取引データがネットワ
    ークを介して成約処理され、その処理が正常に完了した
    ことを再度利用者側の装置に表示することによって取引
    成約認証を行う、デリバティブ商品販売管理方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の方法において、利用者
    がデリバティブ取引を成約する毎に持ち高が計算され、
    その変化がトレーダーへリアルタイムで通知される、デ
    リバティブ商品販売管理方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の方法において、金融機
    関の営業部店で価格以外の取引条件を認証するタイミン
    グ及び権限と、価格を決定するタイミング及び権限とを
    分離して成約する、デリバティブ商品販売管理方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の方法において、最終の
    値決めによる価格での成約を所定の時間内に限り可能と
    し、成約時点で最終の値決めから所定の時間を経過して
    いた場合は成約を拒否し、何度でも値決めが可能な、デ
    リバティブ商品販売管理方法。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の方法において、金融機
    関の営業部店で取引を成約する場合において、商品の価
    格をマーケットレートによって決定される市場価格部分
    と金融機関利鞘部分とによって構成し、市場価格部分は
    最終の値決めによる価格での成約を所定の時間内に限り
    可能とし成約時点で最終の値決めから所定の時間を経過
    していた場合は成約を拒否する、デリバティブ商品販売
    管理方法。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の方法において、金融機
    関の営業部店で取引を成約する場合において、商品の価
    格をマーケットレートによって決定される市場価格部分
    と金融機関利鞘部分とによって構成し、金融機関利鞘部
    分はあらかじめ認証された範囲内にて何度でも変更可能
    な、デリバティブ商品販売管理方法。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の方法において、利用者
    が利用者側装置から要求することによって、利用者が値
    決め依頼した取引条件及びその処理段階について、リア
    ルタイムに照会できることを特徴とする、デリバティブ
    商品販売管理方法。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の方法において、トレ
    ーダーが自らの装置を用いて、各利用者が値決め依頼を
    した取引の取引条件及びその取引の処理段階をリアルタ
    イムに照会・検索できることを特徴とする、デリバティ
    ブ商品販売管理方法。
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