JP2002158059A - 電気的なコネクタ装置のためのシールエレメント - Google Patents
電気的なコネクタ装置のためのシールエレメントInfo
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- JP2002158059A JP2002158059A JP2001300785A JP2001300785A JP2002158059A JP 2002158059 A JP2002158059 A JP 2002158059A JP 2001300785 A JP2001300785 A JP 2001300785A JP 2001300785 A JP2001300785 A JP 2001300785A JP 2002158059 A JP2002158059 A JP 2002158059A
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims abstract description 68
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 3
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 7
- 241000446313 Lamella Species 0.000 description 2
- 101100135116 Oryza sativa subsp. japonica RR12 gene Proteins 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000000806 elastomer Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/46—Bases; Cases
- H01R13/52—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
- H01R13/5219—Sealing means between coupling parts, e.g. interfacial seal
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 狭い空間内でも十分な剛性と十分な密閉性と
を有するシールエレメントを形成する。 【解決手段】 シールエレメント13が、第1コネクタ
11に形成された切欠き17に支承されており、該切欠
き17から、少なくともシール部23が少なくとも局部
的に突出しており、ベース体21が、軸方向に延びる高
さと半径方向に延びる幅との比が、8より小さくなって
いるか、又は8と等しいように寸法設定されている。
を有するシールエレメントを形成する。 【解決手段】 シールエレメント13が、第1コネクタ
11に形成された切欠き17に支承されており、該切欠
き17から、少なくともシール部23が少なくとも局部
的に突出しており、ベース体21が、軸方向に延びる高
さと半径方向に延びる幅との比が、8より小さくなって
いるか、又は8と等しいように寸法設定されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的なコネクタ
装置のためのシールエレメントであって、コネクタ装置
が、第2コネクタと可逆的に連結可能な第1コネクタを
有しており、この第1コネクタに、外側でシールエレメ
ントが支承されており、このシールエレメントが、軸方
向に向けられた、差込み方向に沿って行われる両コネク
タのはめ合わせの際、第2コネクタによって負荷され、
さらにこのシールエレメントが、特に長方形の横断面を
備えた少なくとも1つのベース体を有しており、このベ
ース体から外方に突出するシール部を有する形式のもの
に関する。
装置のためのシールエレメントであって、コネクタ装置
が、第2コネクタと可逆的に連結可能な第1コネクタを
有しており、この第1コネクタに、外側でシールエレメ
ントが支承されており、このシールエレメントが、軸方
向に向けられた、差込み方向に沿って行われる両コネク
タのはめ合わせの際、第2コネクタによって負荷され、
さらにこのシールエレメントが、特に長方形の横断面を
備えた少なくとも1つのベース体を有しており、このベ
ース体から外方に突出するシール部を有する形式のもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式のシールエレメントは、
ドイツ連邦共和国特許出願公開第19743104号明
細書により、電気的コネクタ装置の部品として相手コネ
クタに脱着可能に連結可能である電気的なコネクタにお
いて、公知である。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第19743104号明
細書により、電気的コネクタ装置の部品として相手コネ
クタに脱着可能に連結可能である電気的なコネクタにお
いて、公知である。
【0003】このシールエレメントは、間接的に、コネ
クタのケーシングにフランジ上で支承されている、環状
の閉じられた半径方向シーリングとして形成されてい
る。このシールエレメントは、ほぼ長方形の横断面を備
えたベース体を有している。外側には、ベース体から、
軸方向に間隔を置いて、半径方向に向けられた複数のシ
ールリップが突出している。
クタのケーシングにフランジ上で支承されている、環状
の閉じられた半径方向シーリングとして形成されてい
る。このシールエレメントは、ほぼ長方形の横断面を備
えたベース体を有している。外側には、ベース体から、
軸方向に間隔を置いて、半径方向に向けられた複数のシ
ールリップが突出している。
【0004】コネクタを相手コネクタとはめ合わせる
際、シールリップは、摩擦接続的に、相手コネクタの案
内スリーブの内面に当接し、相手コネクタは、コネクタ
の対応する案内通路に差込まれる。この場合、案内フラ
ンジが延びている方向でのシールエレメントの軸方向シ
フトは、ベース体を部分的に支持する肩部によって妨害
される。
際、シールリップは、摩擦接続的に、相手コネクタの案
内スリーブの内面に当接し、相手コネクタは、コネクタ
の対応する案内通路に差込まれる。この場合、案内フラ
ンジが延びている方向でのシールエレメントの軸方向シ
フトは、ベース体を部分的に支持する肩部によって妨害
される。
【0005】小型化へ向けた努力のために、著しく小さ
な構造容積しか有することができないコネクタ装置にお
いては、コネクタのフランジと相手コネクタの案内スリ
ーブの内面との間の半径方向の狭い自由空間では、シー
ルエレメントはわずかな構造高さしか有することができ
ず、シールエレメントでの機能妨害が起こり得る。許容
されるシールエレメントの高さをそれでも得られるよう
にするために、ベース体を著しく薄く設定すると、ベー
ス体の剛性が著しく小さくなり、差込み結合の確実な連
結がもはや保証されない。その場合、案内スリーブをシ
ールエレメントへ差込む際、シーリングが歪んでしま
う。
な構造容積しか有することができないコネクタ装置にお
いては、コネクタのフランジと相手コネクタの案内スリ
ーブの内面との間の半径方向の狭い自由空間では、シー
ルエレメントはわずかな構造高さしか有することができ
ず、シールエレメントでの機能妨害が起こり得る。許容
されるシールエレメントの高さをそれでも得られるよう
にするために、ベース体を著しく薄く設定すると、ベー
ス体の剛性が著しく小さくなり、差込み結合の確実な連
結がもはや保証されない。その場合、案内スリーブをシ
ールエレメントへ差込む際、シーリングが歪んでしま
う。
【0006】このようにシーリングが押しつぶされる
と、コネクタ装置の完全な閉鎖が妨げられ、コネクタ装
置の密閉性が低くなる。
と、コネクタ装置の完全な閉鎖が妨げられ、コネクタ装
置の密閉性が低くなる。
【0007】これに対して、相応の構造高さを有するベ
ース体が十分な剛性をもつように形成され、補償として
構造高さのより低いシールリップが作られる場合には、
コネクタ装置の閉鎖は、シールエレメントが歪むことな
く規定通りに行われ得る。但し、シールエレメントのシ
ーリング押圧は不十分になってしまう。
ース体が十分な剛性をもつように形成され、補償として
構造高さのより低いシールリップが作られる場合には、
コネクタ装置の閉鎖は、シールエレメントが歪むことな
く規定通りに行われ得る。但し、シールエレメントのシ
ーリング押圧は不十分になってしまう。
【0008】コネクタ装置が機能を果たすためには、シ
ールエレメントが歪むこと及びシールエレメントのシー
ル作用が不十分であることは、好ましくない。
ールエレメントが歪むこと及びシールエレメントのシー
ル作用が不十分であることは、好ましくない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、狭い空間内でも十分な剛性と十分な密閉性とを
有するシールエレメントを形成することである。
課題は、狭い空間内でも十分な剛性と十分な密閉性とを
有するシールエレメントを形成することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の構成では、シールエレメントが、第1コネ
クタに形成された切欠きに支承されており、この切欠き
から、少なくともシール部が少なくとも局部的に突出し
ており、ベース体が、軸方向に延びる高さHと半径方向
に延びる幅Bとの比が、8より小さくなっているか、又
は8と等しいように寸法設定されている。
に、本発明の構成では、シールエレメントが、第1コネ
クタに形成された切欠きに支承されており、この切欠き
から、少なくともシール部が少なくとも局部的に突出し
ており、ベース体が、軸方向に延びる高さHと半径方向
に延びる幅Bとの比が、8より小さくなっているか、又
は8と等しいように寸法設定されている。
【0011】
【発明の効果】請求項に記載した特徴を有する、本発明
による電気的なコネクタ装置のためのシールエレメント
は、従来技術における前記のような欠点が回避されると
いう利点を有する。このために、シールエレメントは、
ベース体に関して、このベース体の軸方向に延びる高さ
Hと半径方向に延びる幅Bとの比が、8より小さいか、
又は8と等しくなるように寸法設定されている。
による電気的なコネクタ装置のためのシールエレメント
は、従来技術における前記のような欠点が回避されると
いう利点を有する。このために、シールエレメントは、
ベース体に関して、このベース体の軸方向に延びる高さ
Hと半径方向に延びる幅Bとの比が、8より小さいか、
又は8と等しくなるように寸法設定されている。
【0012】これにより、ベース体から突出しているシ
ール部が軸方向に負荷される場合にも、ベース体が歪む
ことなく保たれて、シールエレメントは、コネクタ装置
の確実なシールのために必要な自己剛性を有する。
ール部が軸方向に負荷される場合にも、ベース体が歪む
ことなく保たれて、シールエレメントは、コネクタ装置
の確実なシールのために必要な自己剛性を有する。
【0013】このために、シールエレメントは、少なく
ともそのベース体で、第1コネクタに形成された切欠き
内に埋められている。このように囲まれることによっ
て、シールエレメントは補助的な形状安定性を得て、こ
れにより、両コネクタが連結される際の、シールエレメ
ントの歪みに対抗する冗長性が形成される。
ともそのベース体で、第1コネクタに形成された切欠き
内に埋められている。このように囲まれることによっ
て、シールエレメントは補助的な形状安定性を得て、こ
れにより、両コネクタが連結される際の、シールエレメ
ントの歪みに対抗する冗長性が形成される。
【0014】これにより、コネクタ装置におけるシール
エレメントの確実なシール作用のための条件が得られ
る。
エレメントの確実なシール作用のための条件が得られ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。
を用いて詳細に説明する。
【0016】図1に示した電気的なコネクタ装置10
は、主構成要素として、第1コネクタ11と、第2コネ
クタ12と、シールエレメント13とを有している。両
コネクタ11,12は、互いに可逆的に連結可能であ
る。シールエレメント13は、はめ合わせたコネクタ1
1,12を互いにシールし、これにより、コネクタ装置
10を外部の影響、特に飛沫水から保護する。
は、主構成要素として、第1コネクタ11と、第2コネ
クタ12と、シールエレメント13とを有している。両
コネクタ11,12は、互いに可逆的に連結可能であ
る。シールエレメント13は、はめ合わせたコネクタ1
1,12を互いにシールし、これにより、コネクタ装置
10を外部の影響、特に飛沫水から保護する。
【0017】第1コネクタ11は、引抜き成形されたプ
ラスチック製コネクタケーシング14を有している。図
示されていないが公知のように、第1コネクタ11内に
は、先端のみが示された第2コネクタ12の対応コンタ
クトエレメントとの接点接続のためのコンタクトエレメ
ントが設けられている。このコンタクトエレメントの数
及び配置によって、コネクタケーシング14の横断面が
決定される。この実施例では、コネクタケーシング14
の横断面は、先端で円形になっている(図示せず)が、
択一的には、この横断面を先端で、丸められた角隅領域
を備えた長方形にすることもできる。
ラスチック製コネクタケーシング14を有している。図
示されていないが公知のように、第1コネクタ11内に
は、先端のみが示された第2コネクタ12の対応コンタ
クトエレメントとの接点接続のためのコンタクトエレメ
ントが設けられている。このコンタクトエレメントの数
及び配置によって、コネクタケーシング14の横断面が
決定される。この実施例では、コネクタケーシング14
の横断面は、先端で円形になっている(図示せず)が、
択一的には、この横断面を先端で、丸められた角隅領域
を備えた長方形にすることもできる。
【0018】コネクタケーシング14は、第2コネクタ
の方に向けられた縦長の案内フランジ16を有してお
り、この案内フランジ16の横断面は、長手方向にわた
って一定であるが、介在する切欠き17によって局部的
にのみ狭くなっている。切欠き17は、長方形の横断面
を有するリング溝18として形成されている。リング溝
18内には、引き伸ばされた、ばね弾性的に戻ろうとし
ている状態で、エラストマから成るシールエレメント1
3が挿入されており、このシールエレメント13は、図
2に別個に示されている。
の方に向けられた縦長の案内フランジ16を有してお
り、この案内フランジ16の横断面は、長手方向にわた
って一定であるが、介在する切欠き17によって局部的
にのみ狭くなっている。切欠き17は、長方形の横断面
を有するリング溝18として形成されている。リング溝
18内には、引き伸ばされた、ばね弾性的に戻ろうとし
ている状態で、エラストマから成るシールエレメント1
3が挿入されており、このシールエレメント13は、図
2に別個に示されている。
【0019】シールエレメント13は、リング状に成形
されている。このシールエレメント13は、特に長方形
の横断面を備えたベース体21を有しており、このベー
ス体21の図2で見た軸方向の延びは、ベース体21の
高さとしてHで示されており、ベース体21の半径方向
の延びは、ベース体21の幅としてBで示されている。
ベース体21の外面22からは、有利には、半径方向に
向けられた、軸方向に互いに平行に間隔を置いて存在す
る、薄板24の形をしたシール部23が突出しており、
この薄板24の横断面は、それぞれ二等辺三角形のよう
な形に形成されている。この三角形の一辺は、外面22
に沿って延びている。薄板24は、択一的に、例えば半
楕円の形を有する他の横断面を備えていてもよい。
されている。このシールエレメント13は、特に長方形
の横断面を備えたベース体21を有しており、このベー
ス体21の図2で見た軸方向の延びは、ベース体21の
高さとしてHで示されており、ベース体21の半径方向
の延びは、ベース体21の幅としてBで示されている。
ベース体21の外面22からは、有利には、半径方向に
向けられた、軸方向に互いに平行に間隔を置いて存在す
る、薄板24の形をしたシール部23が突出しており、
この薄板24の横断面は、それぞれ二等辺三角形のよう
な形に形成されている。この三角形の一辺は、外面22
に沿って延びている。薄板24は、択一的に、例えば半
楕円の形を有する他の横断面を備えていてもよい。
【0020】ベース体21と一体的な薄板24は、それ
ぞれ先細の自由端部25を備えかつ突出して外側に存在
するように配置されているので、自由端部25で、簡単
に方向転換可能である。
ぞれ先細の自由端部25を備えかつ突出して外側に存在
するように配置されているので、自由端部25で、簡単
に方向転換可能である。
【0021】図1に、先端のみが示された第2コネクタ
12の、スリーブ状の収容体26の一部の領域が示され
ており、この収容体26は、形状及び内のりの幅に関し
て、第1コネクタ11の、シールエレメント13を備え
た案内フランジ16に、次のように、すなわち収容体2
6を案内フランジ16へ矢印27の方向で軸方向へ差し
はめる際、薄板24が、漏斗形挿入部28によって収容
体26の端面で捕らえられるように、適合されている。
12の、スリーブ状の収容体26の一部の領域が示され
ており、この収容体26は、形状及び内のりの幅に関し
て、第1コネクタ11の、シールエレメント13を備え
た案内フランジ16に、次のように、すなわち収容体2
6を案内フランジ16へ矢印27の方向で軸方向へ差し
はめる際、薄板24が、漏斗形挿入部28によって収容
体26の端面で捕らえられるように、適合されている。
【0022】択一的に、第1コネクタ11が、矢印27
とは反対方向に第2コネクタ12へ部分的に差込まれ得
るように、さらに両コネクタ11,12がはめ合わせら
れる場合には、薄板24の自由端部25が、案内フラン
ジ16の内壁29によって方向転換される。
とは反対方向に第2コネクタ12へ部分的に差込まれ得
るように、さらに両コネクタ11,12がはめ合わせら
れる場合には、薄板24の自由端部25が、案内フラン
ジ16の内壁29によって方向転換される。
【0023】両コネクタ11,12をはめ合わせる際に
シールエレメント13に作用する軸方向の力は、薄板2
4によってベース体21に伝達される。ベース体21
は、両コネクタ11,12が解離する際には、リング溝
18の、半径方向に延びた第1当接面31又は第2当接
面32で、軸方向で支持される。
シールエレメント13に作用する軸方向の力は、薄板2
4によってベース体21に伝達される。ベース体21
は、両コネクタ11,12が解離する際には、リング溝
18の、半径方向に延びた第1当接面31又は第2当接
面32で、軸方向で支持される。
【0024】この場合、ベース体21、ひいてはシール
エレメント13が押しつぶされる又は歪まされることは
ない。なぜならば、ベース体21は、十分な自己剛性を
有しており、これは、ベース体21の、軸方向に延びる
高さHと半径方向に延びる幅Bとの比が、9より大きく
ないか又は9と等しくないことによる。
エレメント13が押しつぶされる又は歪まされることは
ない。なぜならば、ベース体21は、十分な自己剛性を
有しており、これは、ベース体21の、軸方向に延びる
高さHと半径方向に延びる幅Bとの比が、9より大きく
ないか又は9と等しくないことによる。
【0025】このために、リング溝18の半径方向に延
びる深さは、ベース体21が完全にリング溝18に入り
込み、これにより、第1コネクタ11の案内フランジ1
6がベース体21を全く捕らえることができないよう
に、寸法設定されている。ベース体21をこのように広
く囲むことによって、補助的な形状安定性が必然的に得
られ、この形状安定性により、両コネクタ11,12を
連結する際の、シールエレメント13の歪みに対抗する
冗長性が形成される。
びる深さは、ベース体21が完全にリング溝18に入り
込み、これにより、第1コネクタ11の案内フランジ1
6がベース体21を全く捕らえることができないよう
に、寸法設定されている。ベース体21をこのように広
く囲むことによって、補助的な形状安定性が必然的に得
られ、この形状安定性により、両コネクタ11,12を
連結する際の、シールエレメント13の歪みに対抗する
冗長性が形成される。
【0026】このように安定性を獲得したベース体21
上では、半径方向の薄板24の延びを十分に高くなるよ
うに選択することが可能となり、これにより、案内フラ
ンジ16、シールエレメント13及び収容体26の誤差
がどんな状態であっても、十分に密なコネクタ装置10
が必要とする、薄板24の自由端部25の、内壁29で
の面押圧を得ることができる。
上では、半径方向の薄板24の延びを十分に高くなるよ
うに選択することが可能となり、これにより、案内フラ
ンジ16、シールエレメント13及び収容体26の誤差
がどんな状態であっても、十分に密なコネクタ装置10
が必要とする、薄板24の自由端部25の、内壁29で
の面押圧を得ることができる。
【図1】本発明によるシールエレメントを備えたコネク
タ装置の部分的な断面図である。
タ装置の部分的な断面図である。
【図2】本発明によるシールエレメントの断面図であ
る。
る。
10 コネクタ装置、 11 第1コネクタ、 12
第2コネクタ、 13シールエレメント、 14 コネ
クタケーシング、 16 案内フランジ、17 切欠
き、 18 リング溝、 21 ベース体、 22 外
面、 23シール部、 24 薄板、 25 端部、
26 収容体、 27 矢印、28 漏斗形挿入部、
29 内壁、 31 第1当接面、 32 第2当接
面、 H 高さ、 B 幅
第2コネクタ、 13シールエレメント、 14 コネ
クタケーシング、 16 案内フランジ、17 切欠
き、 18 リング溝、 21 ベース体、 22 外
面、 23シール部、 24 薄板、 25 端部、
26 収容体、 27 矢印、28 漏斗形挿入部、
29 内壁、 31 第1当接面、 32 第2当接
面、 H 高さ、 B 幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドレアス ジンメル ドイツ連邦共和国 シュヴァイクハイム クライストヴェーク 8 Fターム(参考) 5E087 LL04 LL12 RR12 RR49
Claims (8)
- 【請求項1】 電気的なコネクタ装置のためのシールエ
レメントであって、コネクタ装置が、第2コネクタ(1
2)と可逆的に連結可能な第1コネクタ(11)を有し
ており、該第1コネクタ(11)に、外側でシールエレ
メント(13)が支承されており、該シールエレメント
(13)が、軸方向に向けられた、差込み方向に沿って
行われる両コネクタ(11,12)のはめ合わせの際、
第2コネクタ(12)によって負荷され、当該シールエ
レメント(13)が、長方形の横断面を備えた少なくと
も1つのベース体(21)を有しており、該ベース体
(21)から外方に突出するシール部(23)を有する
形式のものにおいて、シールエレメント(13)が、第
1コネクタ(11)に形成された切欠き(17)で支承
されており、該切欠き(17)から、少なくともシール
部(23)が少なくとも局部的に突出しており、ベース
体(21)が、軸方向に延びる高さ(H)と半径方向に
延びる幅(B)との比が8より小さくなっているか、又
は8と等しくなるように寸法設定されていることを特徴
とする、電気的なコネクタ装置のためのシールエレメン
ト。 - 【請求項2】 シールエレメント(13)が、ベース体
(21)によって第1コネクタ(11)に支承されてお
り、ベース体(21)が、切欠き(17)に少なくとも
局部的に挿入されている、請求項1記載のシールエレメ
ント。 - 【請求項3】 ベース体(21)が、切欠き(17)
に、同一高さになるように挿入されている、請求項2記
載のシールエレメント。 - 【請求項4】 ベース体(21)が、長方形の横断面を
有しており、切欠き(17)が、リング溝(18)とし
て形成されている、請求項3記載のシールエレメント。 - 【請求項5】 ベース体(21)が、引き伸ばされた状
態で予負荷されて切欠き(17)に挿入されている、請
求項4記載のシールエレメント。 - 【請求項6】 シール部(23)が、ベース体(21)
の、切欠き(17)とは反対にある外面(22)から突
出していて、ベース体(21)と一体的になっている、
請求項1から5までのいずれか1項記載のシールエレメ
ント。 - 【請求項7】 シール部(23)が、半径方向に向けら
れかつ周りを囲むように閉じられた、軸方向に互いに平
行に間隔を置いて設けられた薄板(24)である、請求
項6記載のシールエレメント。 - 【請求項8】 第2コネクタ(12)が、スリーブ状の
収容体(26)を有しており、該収容体(26)が、両
コネクタ(11,12)のはめ合わせの際に、薄板(2
4)が捕らえることで、薄板(24)を、薄板(24)
の戻し力に対抗して局部的に変形させる、請求項7記載
のシールエレメント。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE10048062A DE10048062A1 (de) | 2000-09-28 | 2000-09-28 | Dichtelement für eine elektrische Steckvorrichtung |
| DE10048062.4 | 2000-09-28 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002158059A true JP2002158059A (ja) | 2002-05-31 |
Family
ID=7657956
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001300785A Pending JP2002158059A (ja) | 2000-09-28 | 2001-09-28 | 電気的なコネクタ装置のためのシールエレメント |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
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