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JP2002189451A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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Publication number
JP2002189451A
JP2002189451A JP2001276424A JP2001276424A JP2002189451A JP 2002189451 A JP2002189451 A JP 2002189451A JP 2001276424 A JP2001276424 A JP 2001276424A JP 2001276424 A JP2001276424 A JP 2001276424A JP 2002189451 A JP2002189451 A JP 2002189451A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
display device
light source
backlight
image display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001276424A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Arakawa
哲 荒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2001276424A priority Critical patent/JP2002189451A/ja
Publication of JP2002189451A publication Critical patent/JP2002189451A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】医療関係において画像診断に用いるのに好適
な、不要な光をカット可能とし、関心領域の視認性を向
上させることのできる画像表示装置を提供する。 【解決手段】画像を表示するための平板状の透過型の表
示デバイス(LCDなど)と、この表示デバイスに対応
するバックライトと、表示する前記画像に関する情報に
基づいて、前記バックライトのうち、非画像領域に該当
する部分を消灯するように前記バックライトを制御する
制御手段とを有することにより、上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像表示装置に関
し、より具体的には、医療関係において用いるに好適な
不要な光をカット可能とした画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】医療関係分野においては、従来から、X
線などを利用した種々の診断用画像取得装置が用いられ
ており、X線撮影装置や、CR(コンピューテッド・ラ
ジオグラフィー)装置、CT(コンピューテッド・トモ
グラフィー)装置、MRI(磁気共鳴イメージング)装
置などが実用に供されるに至っている。
【0003】これらの装置により取得された医用画像情
報は、写真フィルムに記録されて、シャウカステン上で
観察されたり、他の記録媒体に記録された後、周波数処
理、階調処理などの所望の画像処理が施された後、画像
表示装置(モニター画面)に表示され観察されたりする
ことにより、医療現場で診断に用いられている。
【0004】上述の画像表示装置としては、従来はCR
T表示装置が使用されていたが、最近では、液晶パネル
や有機ELパネルなどを使用した、いわゆるフラットパ
ネルディスプレイが使用されようとしている。このフラ
ットパネルディスプレイは、一般に、CRT表示装置に
比べて、省スペース、軽量、低消費電力などの利点を有
しており、今後、さらに普及するものと考えられる。
【0005】なお、CR(コンピューテッド・ラジオグ
ラフィー)装置とは、放射線の照射により、放射線エネ
ルギーの一部が蓄積され、その後、可視光や赤外光など
の励起光を照射することにより、蓄積された放射線エネ
ルギーに応じて輝尽性発光を示す蓄積性蛍光体(輝尽性
蛍光体)に、人体などの被写体の放射線画像情報を記録
し、この放射線画像情報を、上記輝尽性発光を検出する
ことで、光電的に読み取って、画像信号を得、得られた
画像信号を画像処理して、画像表示装置にソフトコピー
画像を出力する、またはX線写真フィルムにハードコピ
ー画像を出力する放射線画像記録・読取装置である。
【0006】また、CT(コンピューテッド・トモグラ
フィー)装置とは、コンピュータ断層撮影法を用いるも
のであり、平行ビームのX線による直線上への投影像を
種々の角度で求めて、それらのデータから計算により内
部の組織によるX線吸収率すなわち組織構成を求め、ソ
フトコピー画像またはハードコピー画像として出力する
ものである。投影像からの再構成法には、逐次近似法、
逆投影法などの方法がある。
【0007】また、MRI(磁気共鳴イメージング)装
置とは、通常は、水素原子の核磁気共鳴効果によって生
じる電磁波の信号を取り出して画像化する装置である。
具体的には、外部から原子核の固有共鳴周波数の電磁波
を加えて、スピンに由来する核磁気モーメントを励起状
態とし、この状態から上述の電磁波を停止すると、励起
状態となっていた原子核は基底状態に順次移行してい
き、その過程において共鳴周波数の電磁波を放出するの
で、これをコイルで受信して、画像化し、ソフトコピー
画像またはハードコピー画像として出力するというもの
である。
【0008】ところで、例えば、CR装置等の放射線画
像記録・読取装置等において、X線写真フィルムや上述
の蓄積性蛍光体を用いた記録シート(蓄積性蛍光体シー
ト)に放射線画像を撮影・記録する際には、放射線の照
射による生体への影響を極力小さくする観点、および例
えば観察に不要な部分からの散乱光による画質の低下な
どを防止する観点から、放射線が被写体の必要な部分に
のみ照射されるように照射域を制限する、鉛などで作ら
れた照射野絞りを使用することが多い。
【0009】照射野絞りを使用して撮影を行った場合、
X線写真フィルムや蓄積性蛍光体シートなどの記録媒体
には、上記照射野絞りの開口輪郭の内部領域(照射野領
域)に被写体の画像が記録され、開口輪郭の外側領域
(照射野外領域)には放射線が到達せず、未露光状態と
なる。従って、この開口輪郭に対応する画像の照射野輪
郭はエッジ線となる。
【0010】図8(a)に、照射野絞りを使用したX線
画像の撮影装置を、同(b)には、照射野絞りの開口輪
郭に対応する画像の照射野輪郭PSが形成された蓄積性
蛍光体シートを示す。図8(a)に示すように、X線源
と被写体との間に矩形などの開口輪郭を有し、この開口
の外側の部分は、X線が被写体および蓄積性蛍光体シー
トに到達するのを防止する鉛板である照射野絞りが配さ
れている。
【0011】この状態でX線源から被写体にX線が照射
されると、被写体を透過したX線が蓄積性蛍光体シート
に照射されるが、その際、図8(b)に示すように、照
射野絞りの開口輪郭より外側の領域(照射野外領域)P
out にはX線が全く照射されず、一方、照射野絞りの開
口輪郭より内側の領域(照射野領域)Pinには被写体の
透過X線情報が記録される。なお、被写体の透過X線情
報は、また、図8(b)に示す蓄積性蛍光体シートの場
合と同様にして、X線写真フィルムに記録される。
【0012】このように、照射野領域Pin内にのみに画
像が記録された記録媒体を直接観察する場合(記録媒体
が写真フィルムの場合など)、またはそのような画像記
録媒体から放射線画像読取装置によって読み取って画像
処理を施した画像として観察する場合(記録媒体が蓄積
性蛍光体シートの場合など)、上述の照射野外領域は未
露光状態のため、画像のない状態となっており、画像観
察に際して外光を透過させる結果となり、観察における
大きな障害となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このような問題は、シ
ャウカステン上に複数枚のX線写真フィルムを並べて観
察する場合や、画像表示装置の画面上に複数の画像を電
子的に表示する場合に、観察者(主として医師である)
にとって、不要な光が目に入ることになり、画像の観察
に大きな障害となるものである。
【0014】これに対しては、本出願人が、先に特願平
10−79104号により提案した「医用画像表示シス
テム」(特開平11−276441号公報参照)に示さ
れているように、画像をLCD(液晶表示装置)に表示
するようにしておいて、各LCDの表示面近傍に外光の
明るさを測定するセンサを設け、このセンサによる測定
結果に基づいて、LCDのバックライトの照度を制御す
る方法を参考にすることができる。
【0015】ただし、上記技術は、LCD全体について
の照度を制御することはできるものの、前述のような照
射野外領域に起因する光に対しては、有効とはいえな
い。ここで必要なことは、画像表示面内において、不必
要な光をなるべくカットすることである。
【0016】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、従来の技術における問題
を解消し、医療関係において画像診断に用いるのに好適
な、不要な光をカット可能とし、表示画像の関心領域の
視認性を向上させることのできる画像表示装置を提供す
ることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る画像表示装置は、画像を表示するため
の平板状の透過型の表示デバイス(LCDなど)と、こ
の表示デバイスに対応するバックライトと、表示する前
記画像に関する情報に基づいて、前記バックライトのう
ち、非画像領域に該当する部分を消灯するように前記バ
ックライトを制御する制御手段とを有することを特徴と
する。
【0018】ここで、前記バックライトは、二次元変調
可能な光源であるのが好ましく、前記二次元変調可能な
光源は、前記透過型表示デバイスに応じて配設された、
点状光源、線状光源および面状光源の少なくとも1種を
含む複数の光源のアレイであるのが好ましい。また、前
記点状光源は、白色発光ダイオードであり、線状光源
は、蛍光灯、希ガス蛍光灯、冷陰極蛍光灯またはこれら
の組み合わせであり、面状光源は、有機エレクトロルミ
ネッセンスパネルまたはプラズマディスプレイパネルで
あるのが好ましい。
【0019】また、前記画像に関する情報は、前記画像
の撮影時の絞りの有無、前記絞りの形状および前記画像
の画像サイズの少なくとも1つであるのが好ましい。ま
た、前記表示デバイスは、液晶パネルであるのが好まし
い。
【0020】また、前記表示デバイス、前記バックライ
トおよび前記制御手段を備える画像表示ユニットを複数
有し、前記表示デバイスの全部が前記非画像領域に該当
する時、当該表示デバイスに対応する前記バックライト
を完全にオフにするのが好ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に基づいて、本
発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0022】図1は、本発明の一実施形態に係る画像表
示装置の表示部の概略構成を示す模式図である。図1に
示す表示部1において、10は液晶パネル、30は複数
本の白色(冷陰極)蛍光灯30aで構成される光源部
(バックライト)を示している。なお、この表示部1に
は、上述の液晶パネル10や光源部30その他を制御す
るための制御部20が接続されている。
【0023】本実施形態に係る画像表示装置において
は、画像データ供給源から供給される表示対象となる画
像の撮影条件中に含まれる前記照射野絞りの有無および
その形状、画像サイズなどの撮影画像に関する情報に基
づいて、上記光源部(バックライト)30の点灯パター
ンを変更するよう、上記制御部20により制御が行われ
る。この詳細については、後述する。
【0024】図2は、前述の光源部30の平面的な構成
を示す図であり、図に示すように、ここでは、白色蛍光
灯30a1、30a2、…、30a5、30a6が複数
本平行に配置されている。また、図3は光源部30の他
の配置例を示すもので、この場合には、白色蛍光灯30
a1、…、30a6が複数本平行に配列されている上
に、さらに、その上下(前後)のこれと直交する方向に
も、白色蛍光灯30b1および30b2が1本ずつ配置
されている。
【0025】前述のように、本実施形態に係る画像表示
装置においては、画像データ供給源から供給される表示
対象となる画像の撮影条件中に含まれる前記照射野絞り
の有無およびその形状、画像サイズなどの撮影画像に関
する情報に基づいて、上述した光源部(バックライト)
30の点灯パターンを変更するよう、上述の制御部20
により制御が行われるが、この制御には、例えば図4に
示すような、テーブルを用いることができる。
【0026】図4に示すテーブルは、制御部20のメモ
リ(図示せず)に記憶されるものであって、例えば、画
像データの供給源となる装置(画像取得装置)において
使用された前述の照射野絞りの使用に関する情報(位置
もしくは方向、大きさなど)や画像サイズ等の撮影画像
に関する情報に対応して消灯する蛍光灯の位置を指定す
るテーブルである。制御部20は、そのメモリに予めこ
のような撮影画像に関する情報を記憶させておき、これ
に応じて消灯する蛍光灯の位置を指定するテーブルを設
定すれば良い。ここでは、左右、上下の両方向につい
て、消灯の制御を行う例を含めて示している。
【0027】具体的に説明すると、図2に示す蛍光灯配
置を持つ光源部30を有する画像表示装置を用いている
場合に、先に図8に示したような、左右方向の照射野絞
りを使用している画像が表示される際には、画像取得装
置から上記照射野絞りを使用している旨の撮影情報が送
られるので、これに基づいて、左右両端の蛍光灯30a
1および30a6を消灯するように制御部20による制
御が行われる。
【0028】同様に、図3に示す蛍光灯配置を持つ光源
部30を有する画像表示装置を用いている場合に、上下
方向の照射野絞りを使用している画像が表示される際に
は、画像取得装置から上記照射野絞りを使用している旨
の撮影情報が送られるので、これに基づいて、上下両端
の蛍光灯30b1および30b2を消灯するように制御
部20による制御が行われる。なお、小画像サイズの画
像が表示される場合には、上下左右の両端の蛍光灯30
a1、30a6、30b1および30b2を消灯するよ
うに制御部20による制御を行っても良い。
【0029】上記実施形態においては、複数本の蛍光灯
を配列して構成した光源部をバックライトとして用いる
例を示したが、この場合には、上述の蛍光灯の消灯制御
という簡単な構成により、各種の画像取得装置において
用いられた照射野絞りや画像サイズ等の撮影画像に関す
る情報に対応した、バックライトの照射エリアの調整を
行うことが可能になる。
【0030】なお、本発明において、線状光源として用
いられる蛍光灯は、特に制限的ではなく、通常の蛍光灯
すなわち熱陰極蛍光灯、冷陰極蛍光灯、希ガス蛍光灯等
を用いることができるが、白色蛍光灯であるのが好まし
い。また、蛍光灯のサイズ(長さや太さ)や形状や数な
ども特に制限的ではない。例えば、図2や図3に示す蛍
光灯の替わりに、複数本の短い蛍光灯を用いても良い
し、細い蛍光灯や細くて短い蛍光灯を用いて、バックラ
イトの照射エリアの細かい調整や制御を行っても良い。
【0031】図5(a)は、本発明の他の実施形態に係
る画像表示装置の表示部の概略構成を示す模式図であ
る。図5(a)に示す表示部2において、10は前述の
液晶パネル、40は複数枚の白色有機EL(エレクトロ
ルミネッセンス)パネルで構成される光源部(バックラ
イト)を示している。なお、ここでも、この表示部2に
も、上述の液晶パネル10や有機EL板で構成される光
源部40やその他を制御するための制御部20が接続さ
れている。図5(b)は、図5(a)に示す光源部40
の概略構成を示す平面図である。図5(b)に示す光源
部40(バックライト)は、複数の有機ELパネル40
aa、40ba、40ca、40da、40ba、…、
40ddが4行4列の碁盤目状に配置されている。
【0032】本実施形態に係る画像表示装置において
は、前述の実施形態における蛍光灯の消灯制御と同様に
して、面状光源である有機ELパネル40aa、…、4
0ddで構成される光源部(バックライト)40を部分
的に消灯するように制御部20によって制御する。本実
施形態に係る画像表示装置においても、前述の実施形態
におけると同様に、使用された照射野絞りや画像サイズ
に対応した、バックライトの照射エリアの調整を行うこ
とが可能になる。
【0033】なお、上記各実施形態はいずれも本発明の
一例を示したものであり、本発明はこれらに限定される
べきものではないことは言うまでもない。例えば、表示
デバイスは例示した液晶パネルに限定されるものではな
く、他の同様な透過型の表示デバイスが使用可能であ
る。
【0034】また、バックライトを構成するために用い
る光源としては、上述に例示した蛍光灯や有機EL板以
外にも、点状光源である白色LED(発光ダイオード)
や面状光源であるプラズマディスプレイパネル(PD
P)なども好適に用いることが可能である。ここで、点
状光源を用いる場合には、図6に示す光源部50(バッ
クライト)ように、LED50a等の点状光源がアレイ
状に配置されたLEDアレイ等のアレイ光源を用いるの
が良い。この場合の各点状光源の形状やサイズや数も特
に制限的ではなく、要求されるバックライトの照射エリ
アの調整量に応じて選択すれば良い。なお、図5(a)
および(b)に示す光源部40のように、有機ELパネ
ルやPDP等の面状光源を用いる場合における各単位パ
ネルの形状やサイズや数も、自由に決定することが可能
である。
【0035】このように、バックライト、すなわち光源
部は、画像表示装置の表示部の所定の領域、特に、周辺
領域の点灯および消灯を制御できる、詳しくは、画像表
示装置の表示画面内のある程度任意の領域を完全消灯し
て、画像を表示しない状態にすることができる二次元変
調可能な光源であることが好ましい。すなわち、このよ
うな二次元変調可能な光源は、上述したように、点状光
源、線状光源もしくは面状光源をそれぞれ複数配設して
おき、これらの一部を、適宜、消灯することにより実現
することが可能である。なお、この時、点状光源、線状
光源および面状光源の2種以上を混合して用いても良
い。
【0036】さらに、バックライトを構成するために用
いる光源として、色調が変更可能な光源を用いた場合に
は、画像取得装置の種類などによって異なる色調の光源
を用いつつ、上述のような照射エリアの大きさや画像サ
イズの制御も行えるという、利用しやすい画像表示装置
を実現することが可能になる。
【0037】また、液晶パネル10と、光源部(バック
ライト)30、40または50(図6参照)と、制御部
20とを備える表示部1(図1参照)または2(図5
(a)参照)を複数配列した、図7に示す画像表示装置
においては、例えば表示部1aおよび1bの全域が非画
像領域に該当する時、この表示部1aおよび1bに対応
するバックライト、すなわち光源部30の全ての蛍光
灯、光源部40の全ての有機ELパネル、光源部50の
全てのLEDを完全にオフにするのが好ましい。さら
に、本発明においては、図1および図2に示す表示部1
または2においては、液晶パネル10と、光源部(バッ
クライト)30、40との間に、拡散板を有していても
良い。
【0038】なお、本発明においては、制御部20は、
撮影画像に関する情報に対応して光源部30、40、5
0の各光源、蛍光灯等の線状光源、有機ELパネル等の
面状光源、LED等の点状光源を自動的に消灯制御し、
バックライトの照射エリアの自動調整を行うのが好まし
いが、本発明はこれに限定されず、撮影画像に関する情
報に応じて光源部の各光源をマニュアル(手動)で消灯
して、バックライトの照射エリアの調整を行うためのも
のであっても良い。
【0039】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、医療関係において画像診断に用いるのに好適
な、不要な光をカット可能とし、関心領域の視認性を向
上させることのできる画像表示装置を実現できるという
顕著な効果を奏する。
【0040】より具体的にいえば、本発明は、表示対象
となる画像の撮影条件等の画像に関する情報中の照射野
絞りの情報や画像サイズの情報に基づいて、上記のバッ
クライトの制御を行うことにより、不要な光をカット可
能とし、表示画像の関心領域の視認性を向上させた画像
表示装置を実現でき、観察者の要望に応えることができ
るという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る画像表示装置の表
示部の概略構成を示す模式図である。
【図2】 図1に示す画像表示装置に用いられる光源部
の一実施例の平面的な構成を示す図である。
【図3】 図1に示した画像表示装置に用いられる光源
部の他の構成例を示す平面図である。
【図4】 一実施形態に係る、画像撮影条件に基づいて
画像表示装置の光源部の照射エリアを調整するために消
灯する蛍光灯を指定する対応テーブルを示す図である。
【図5】 (a)は、本発明の他の実施形態に係る画像
表示装置の表示部の概略構成を示す模式図であり、
(b)は、(a)に示す画像表示装置に用いられる光源
部の平面的な構成を示す平面図である。
【図6】 本発明の画像表示装置に用いられる光源部の
他の構成例を示す平面図である。
【図7】 本発明の他の実施形態に係る画像表示装置の
表示部の概略構成を示す模式図である。
【図8】 (a)は照射野絞りを使用したX線画像の撮
影装置を示す説明図、(b)は(a)に示した装置で撮
影した場合の、照射野絞りの開口輪郭に対応する画像の
照射野輪郭が形成された蓄積性蛍光体シートを示す図で
ある。
【符号の説明】
10 液晶パネル 20 制御部 30,40,50 光源部(バックライト) 30a,30a1,30a2,30a5,30a6, 30b1,30b1 蛍光灯 40aa,40ba,40ca,40da, 40ab,40dd 有機ELパネル 50a LED

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を表示するための平板状の透過型の表
    示デバイスと、 この表示デバイスに対応するバックライトと、 表示する前記画像に関する情報に基づいて、前記バック
    ライトのうち、非画像領域に該当する部分を消灯するよ
    うに前記バックライトを制御する制御手段とを有するこ
    とを特徴とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】前記バックライトは、二次元変調可能な光
    源であることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装
    置。
  3. 【請求項3】前記二次元変調可能な光源は、前記透過型
    表示デバイスに応じて配設された、点状光源、線状光源
    および面状光源の少なくとも1種を含む複数の光源のア
    レイであることを特徴とする請求項2に記載の画像表示
    装置。
  4. 【請求項4】前記点状光源は、白色発光ダイオードであ
    り、線状光源は、白色蛍光灯、希ガス蛍光灯、冷陰極蛍
    光灯またはこれらの組み合わせであり、面状光源は、有
    機エレクトロルミネッセンスパネルまたはプラズマディ
    スプレイパネルであることを特徴とする請求項3に記載
    の画像表示装置。
  5. 【請求項5】前記画像に関する情報は、前記画像の撮影
    時の絞りの有無、前記絞りの形状および前記画像の画像
    サイズの少なくとも1つであることを特徴とする請求項
    1〜4のいずれかに記載の画像表示装置。
  6. 【請求項6】前記表示デバイスは、液晶パネルであるこ
    とを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像表
    示装置。
  7. 【請求項7】前記表示デバイス、前記バックライトおよ
    び前記制御手段を備える画像表示ユニットを複数有し、
    前記表示デバイスの全域が前記非画像領域に該当する
    時、当該表示デバイスに対応する前記バックライトを完
    全にオフにすることを特徴とする請求項1〜6のいずれ
    かに記載の画像表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006013667A1 (ja) * 2004-08-05 2006-02-09 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki 液晶表示装置
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