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JP2002263090A - 検査治療装置 - Google Patents

検査治療装置

Info

Publication number
JP2002263090A
JP2002263090A JP2001063953A JP2001063953A JP2002263090A JP 2002263090 A JP2002263090 A JP 2002263090A JP 2001063953 A JP2001063953 A JP 2001063953A JP 2001063953 A JP2001063953 A JP 2001063953A JP 2002263090 A JP2002263090 A JP 2002263090A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ray
electron beam
energy
treatment
target
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001063953A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Mihara
一正 三原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2001063953A priority Critical patent/JP2002263090A/ja
Publication of JP2002263090A publication Critical patent/JP2002263090A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1台で検査と治療を行うことができる高画質
で低被曝量の検査治療装置を提供する。 【解決手段】 被検体を透過したX線を検出するために
該被検体を取り囲む円周上の少なくとも一部に配列され
たセンサアレイ75,88と、被検体を間に挟んで前記セン
サアレイに対向するように前記センサアレイの配列と同
心の円周上に可動に配置されたX線照射ヘッド20,74,76
と、を具備する検査治療装置であって、電子線発生部2
1,22,77,85と、この電子線発生部で発生した電子線を前
記X線照射ヘッドに導く導波路12〜16,25,27,50〜55b
と、この導波路に設けられ、該導波路を通過する電子線
に電磁波を作用させて該電子線を加速させる加速機構2
6,78と、前記導波路に設けられ、前記加速機構で加速さ
れた電子線が入射すると、高エネルギのX線を出射する
治療用X線発生部32,79と、前記導波路に設けられ、前
記加速機構で加速されることなく前記電子線発生部で発
生させた電子線が入射すると、低エネルギのX線を出射
する検査用X線発生部33,74と、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線を利用して検
査および治療を行う検査治療装置に関する。
【0002】
【従来の技術】医療用X線装置では円弧状に配置したX
線ターゲットに電子線を入射することにより特定のX線
を発生させ、被検体を透過したX線を対向配置した検出
器(センサアレイ)により検出し、これを信号処理する
ことによりX線断層画像を得ることができる。
【0003】医療用X線装置にはX線CT診断に用いら
れる検査機器と放射線治療に用いられる治療機器とがあ
るが、これら検査機器と治療機器とは病院内で別所に設
けられることが多く、検査と治療を同時に受ける患者は
検査室から治療室まで移動しなければならないという不
便さがある。また、治療にあたる医者は、かなり以前に
行った検査結果に基づいて治療の判断をするので、治療
対象箇所をその場で的確にすることが困難な面がある。
さらに、検査機器と治療機器とはそれぞれ別個独立の機
器であるために、病院内での占有床面積が大きいという
不都合を生じる。そこで、1台の機器で検査と治療に兼
用できるイマトロン装置が開発実用化されている。
【0004】図11はX線検査治療に用いられるイマト
ロン装置の概要を示す模式図である。イマトロン装置1
00は、直列に並ぶ電源101、電子銃102、焦点コ
イル103、偏向コイル104およびビームストップ1
06を具備するとともに、さらに真空ポンプ105a,
105b、ターゲットリング107、コリメータ10
8、検出器109a,109b、データ収録装置110
を備えている。偏向コイル104は、図示しない制御器
により制御され、治療または検査に応じて電子線2のビ
ーム偏向角度を調整するものである。電子銃102から
出射された電子線2は、焦点コイル103で絞られ、偏
向コイル104で偏向され、下方のターゲットリング1
07に向けられるようになっている。
【0005】ターゲットリング107は複数のターゲッ
トA,B,C,Dを備えている。治療または検査の内容
に応じて偏向コイル104により電子線2のビーム偏向
角度を変え、例えばターゲットAからターゲットBに電
子線2の照射位置を変えると、ターゲットAから出射さ
れるX線とは異なるX線3がターゲットBから出射さ
れ、コリメータ108で絞られ、患者4の照射部位5を
透過して検出器109a,109bに検出される。さら
に、透過X線の検出データはデータ収録装置110に収
録され、図示しない信号処理装置によりX線断層画像が
形成される。なお、ビームストップ106はベッド上の
患者4に対する余計な被曝を防止するためのシールドで
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のイマト
ロン装置100は、X線発生箇所を切り替える電子ビー
ム偏向機構および電子ビームをターゲットに導くための
導波路が大きく、また、固定された多数の検出器109
a,109bにより透過X線を検出するので全体として
大がかりなシステムとなる。このため、装置の占有床面
積がかなり大きく、フットプリントを低減化するメリッ
トがほとんどない。また、従来の装置100ではコリメ
ータ108によりX線3を絞っているにもかかわらず扇
状のX線3(ファンビーム)がバラケやすく、鮮明な画
像を得ることが難しいという問題点もある。また、照射
部位5以外の他の部位の被曝を防止するためにもファン
ビーム3を集束する必要がある。
【0007】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたものであり、1台で検査と治療を行うことができる
高画質で低被曝量の検査治療装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る検査治療装
置は、被検体を透過したX線を検出するために該被検体
を取り囲む円周上の少なくとも一部に配列されたセンサ
アレイと、被検体を間に挟んで前記センサアレイに対向
するように前記センサアレイの配列と同心の円周上に可
動に配置されたX線照射ヘッドと、を具備する検査治療
装置であって、電子線発生部と、この電子線発生部で発
生した電子線を前記X線照射ヘッドに導く導波路と、こ
の導波路に設けられ、該導波路を通過する電子線に電磁
波を作用させて該電子線を加速させる加速機構と、前記
導波路に設けられ、前記加速機構で加速された電子線が
入射すると、高エネルギのX線を出射する治療用X線発
生部と、前記導波路に設けられ、前記加速機構で加速さ
れることなく前記電子線発生部で発生させた電子線が入
射すると、低エネルギのX線を出射する検査用X線発生
部と、を具備することを特徴とする。
【0009】本発明に係る検査治療装置は、熱電子を発
生するフィラメントを有する電子線発生部と、この電子
線発生部に連通し、熱電子線を加速させるコイルを有す
る加速管と、この加速管に連通し、電子線を集束させる
コイルを有する集束管と、前記加速管で加速された高エ
ネルギの電子線が入射されると、高エネルギのX線を発
生する第1のターゲットと、前記加速管で加速されない
低エネルギの電子線が入射されると、前記第1のターゲ
ットで発生されるX線よりもエネルギレベルが低い低エ
ネルギのX線を発生する第2のターゲットと、前記第1
及び第2のターゲットを可動に保持し、前記集束管で集
束された電子線が入射する箇所に前記第1及び第2のタ
ーゲットを選択的に位置させるターゲット変換器と、各
ターゲットから出射されるX線が被検体に向かうよう
に、前記第1及び第2のターゲットの被検体に対する方
位をそれぞれ変えるX線出射方位変更手段と、検査また
は治療に応じて低エネルギX線と高エネルギX線とを切
り替えるために、前記加速管をON/OFF制御する制
御器と、を具備することを特徴とする。
【0010】本発明に係る検査治療装置は、被検体を取
り囲む回転ドラムと、この回転ドラムに固定して対向配
置された検査用X線発生装置および検査用センサアレイ
と、前記回転ドラムに固定して対向配置された治療用X
線発生装置および治療用センサアッセンブリと、検査用
X線発生装置および治療用X線発生装置に給電する電源
と、を具備することを特徴とする検査治療装置。
【0011】一般的に透過検査に用いるX線エネルギは
最大でも150keVのレベルであるのに対して、放射
線治療に用いるX線エネルギは数MeV程度(最大10
MeV)にも及び、検査用と治療用とのX線エネルギレ
ベルは大きく異なる。但し、数MeVクラスの高エネル
ギ領域まで電子線を加速させるためには、100keV
程度まで加速管で電子線を加速させてX線ターゲットに
入射させる必要がある。
【0012】また、電子線がX線ターゲットに入射した
ときのX線出射強度には方向依存性があるために、X線
強度が最大となる出射角度に応じてX線ターゲットへの
入射角度を調整することが肝要である。ちなみに、数M
eVの高エネルギ電子線2aをX線ターゲット32に入
射角度0°で垂直入射させた場合は、図5の(a)に示
すように出射角度0°で出射されるX線の強度が最大と
なるので、0°方位にコリメータ41を配置して治療用
X線3aとして出射させることができる。一方、150
keV程度の低エネルギ電子線2bをX線ターゲット3
3に入射角度45°で入射させた場合は、図5の(b)
に示すように出射角度45°で出射されるX線の強度が
最大となるので、45°方位にコリメータ42を配置し
て検査用X線3bとして出射させることができる。この
場合にX線の最大出射強度方位に応じてX線照射ヘッド
又はターゲットを傾ける必要がある。その具体的手段と
してX線照射ヘッドを首振りさせる首振り機構やX線タ
ーゲットを電子ビーム軸に対して傾けるターゲット傾斜
機構などを用いることが好ましい。
【0013】本発明の装置によれば、エネルギレベルの
異なるX線を選択的に発生させることにより1台の装置
で治療と検査を行うことができ、被検体の治療対象箇所
をその場でその直前に検査して的確に判断することがで
きる。また、同じ装置を用いて検査と治療を続けて行う
ことができるので、検査室から治療室への移動がなくな
り、患者を長時間にわたり待たせることがなくなる。
【0014】また、本発明の装置によれば、X線の発生
源から照射部位までの距離が従来装置よりも短くなり、
ファンビームの拡散(バラケ)が少なくなるので、鮮明
な画質が得られる。このため、例えば動脈のような血管
を断層撮影することも可能になる。
【0015】さらに、本発明の装置によれば、X線の照
射時間を従来よりも大幅に短縮できるので、患者が受け
る被曝量が従来に比べて大幅に低減される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しながら
本発明のいくつかの好ましい実施の形態を説明する。
【0017】(第1の実施形態)先ず本発明の第1の実
施形態について図1〜図6を参照して説明する。図1及
び図2に示すように、検査治療装置6は、可動ベッド8
と、ガイドサークル9と、多関節ロボットアーム10
と、スライダ11と、X線照射ヘッド20と、被検体4
を透過したX線を検出するセンサアレイ(図示せず)と
を備えている。可動ベッド8は基台7に内蔵されたX軸
駆動機構により長手方向(X軸方向)に移動可能に支持
されている。可動ベッド8の上には被検体となる患者4
が横たわり、図1に示すようにX線照射ヘッド20を患
部5に真っ直ぐに向けて治療用X線3aを患部5に照射
するか、または図2に示すようにX線照射ヘッド20を
90°首振りさせて横向きとし、検査用X線3bを患部
5に照射するようになっている。
【0018】X線照射ヘッド20は多関節ロボットアー
ム10のスライダ11を介してガイドサークル9に可動
に支持されている。ガイドサークル9は可動ベッド8を
跨ぐように設けられ、図示しないX軸駆動機構によりX
軸方向に移動可能に支持されている。なお、図示しない
センサアレイ(検出器)はガイドサークル9と連動して
X軸方向に移動するようになっている。
【0019】多関節ロボットアーム10は、スライダ1
1、第1の関節部12、第1のアーム13、第2の関節
部14、第2のアーム15および第3の関節部16を互
いに連結してなるリンク機構であり、図示しないθ駆動
機構およびη駆動機構により駆動されるようになってい
る。
【0020】θ駆動機構は、スライダ11に内蔵されて
おり、第1アーム13を第1関節部12まわりに上下揺
動させるものである。このθ駆動機構はX軸駆動機構と
協働してX線照射ヘッド20を被検体4に対して位置決
めする役割を有する。
【0021】η駆動機構は、第2アーム15またはX線
照射ヘッド20に内蔵されており、X線照射ヘッド20
を第3関節部16まわりに首振りさせるものである。こ
のη駆動機構はX線出射方位変更手段としての役割をも
ち、図3に示す制御器40により制御されるようになっ
ている。すなわち、制御器40は、図示しない位置セン
サからの位置検出信号に基づいて後述のターゲット変換
器30とη駆動機構とを連動制御し、X線照射ヘッド2
0を被検体の照射部位5に対して照準を合わせて狙いを
つけるようになっている。
【0022】次に、図3を参照しながらX線照射ヘッド
20の詳細について説明する。
【0023】図3はX線照射ヘッド20の内部構造を模
式的に示したものであり、実際にはX線照射ヘッド20
は外装ケースで覆われ、前述の多関節ロボットアーム1
0の第3関節部16に首振り可能に連結されている。こ
のようなX線照射ヘッド20は、電源21、電子銃2
3、加速管25、集束管27およびターゲット室29を
この順に備えている。電源21からターゲット室29ま
では電子ビームの光軸に沿って直列に配置されている。
【0024】電源21はマグネトロン方式である。電源
21の回路は制御器40に接続されている。電子銃23
は、真空ポンプ24aにより真空排気されるチャンバ内
に設けられ、制御器40により動作を制御される電源2
1の回路に接続されたフィラメント(カソード)22を
備えている。
【0025】電子銃23が収納されたチャンバに連通連
続して加速管25が設けられ、電子銃23から出射され
た電子線が加速されるようになっている。加速管25の
外周にはコイル26が巻き付けられ、コイル26は制御
器40により動作を制御される電源回路に接続されてい
る。加速管25と電子銃室との間には図示しないグリッ
ド電極が設けられ、グリッド電極へのゲート電圧が制御
器40によりON/OFF制御されるようになってい
る。なお、加速管25は真空ポンプ24bにより真空排
気されるようになっている。また、電子銃23はコイル
状に巻かれたフィラメントを有する。
【0026】加速管25に連通連続して集束管27が設
けられ、加速管25を通過した電子線が集束されるよう
になっている。集束管27の外周にはコイル28が巻き
付けられ、コイル28は制御器40により動作を制御さ
れる電源回路に接続されている。
【0027】集束管27に連通連続してターゲット室2
9が設けられ、加速された電子線2aまたは加速されな
いままの電子線2bが入射すると、所定のX線が金属薄
板を嵌め込んだ第1又は第2の窓29a,29bを通っ
てそれぞれ外部に出射されるようになっている。第1の
窓29aは電子線の進行方向(0°方位)に配置されて
いる。第2の窓29bは電子線の光軸と直交する方向
(90°方位)に配置されている。さらに、ターゲット
室29内にはターゲット変換器30が設けられている。
【0028】図4に示すように、ターゲット変換器30
は2つのターゲット32,33と1つの開口34とを備
えた円板からなり、支軸31まわりに駆動機構38によ
り回転されるようになっている。なお、ターゲット変換
駆動機構38によるターゲット変換器30の回転角は制
御器40により制御される。
【0029】電源21からフィラメント22に給電する
と多数の熱電子が発生する。ターゲット32,33上に
収束された電子が衝突する面が焦点となる。この発生熱
電子を加速管26で加速させた場合は、高エネルギの電
子線2aとなって、図5の(a)に示すように高エネル
ギX線用の第1のターゲット32に入射し、ターゲット
32から最大強度レベルの治療用高エネルギX線3aが
0°方位に出射される。
【0030】一方、熱電子を加速管26で加速させない
場合は、そのまま低エネルギの電子線2bとして、図5
の(b)に示すように低エネルギX線用の第2のターゲ
ット33に最大入射角度45°で入射し、ターゲット3
3から最大強度レベルの検査用低エネルギX線3bが最
大出射角度45°で出射される。すなわち、検査用の低
エネルギX線3bは入射電子線2b(0°方位)に対し
て最大90°の方位に出射される。したがって、治療用
X線3aを絞るための第1のコリメータ41は0°方位
に取り付け、検査用X線3bを絞るための第2のコリメ
ータ42は90°方位に取り付けられる。
【0031】多関節ロボットアーム10のθ駆動機構お
よびη駆動機構はターゲット変換駆動機構38と連動し
て制御器40により駆動制御され、X線照射ヘッド20
から出射されるX線2a(2b)が照射部位5に正しく
照射されるように、X線照射ヘッド20が位置および姿
勢制御される。すなわち、治療用X線2aを照射する場
合は、図1に示すように照射ヘッド20を照射部位5に
向けて真っ直ぐに狙いをつける。これに対して検査用X
線2bを照射する場合は、図2に示すように照射ヘッド
20をη駆動機構により90°首振りさせ、照射部位5
に向けて横向きに狙いをつける。
【0032】なお、ターゲット32,33には種々の金
属又は合金を用いることができるが、第1のターゲット
32としてはタングステン、モリブデン、タンタル等の
単体金属またはこれらの合金であることが好ましく、第
2のターゲット32としてはタングステン、モリブデ
ン、タンタル等の単体金属またはこれらの合金であるこ
とが好ましい。
【0033】さらに、ターゲット変換器30を回転させ
て開口34を電子線入射位置に位置させると、開口34
を通って電子線2bがそのままのかたちで照射ヘッド2
0から出射される。
【0034】なお、本実施形態ではX線照射ヘッドの電
源としてマグネトロン方式を用いたが、本発明はこれの
みに限定されるものではなくクライストロン方式の電源
を用いるようにしてもよい。クライストロン方式の電源
を用いる場合は、図6に示すように、多関節ロボットア
ーム10の関節部にロータリRFカプラ50を取り付
け、アームに内蔵させた導波管51,52を介して別置
きのクライストロン方式の電源から高周波を給電する。
クライストロン方式の電源は高いピークパワーを取り出
すことができるので大出力となり、動作が安定するとい
う利点がある。
【0035】次に、センサアレイおよび信号処理回路に
ついて簡単に説明する。
【0036】センサアレイは図示していないが、X線照
射ヘッド20を支持するサークルガイド9と平行移動可
能な環状又は円弧状の可動部材により支持されている。
センサアレイで検出された透過X線情報は透過X線量に
比例した電流信号に変換されてプリアンプおよびメイン
アンプを介してデータ収録装置に出力されて収録され
る。収録されたデータはその後データ処理装置に出力さ
れてデータ処理され、被検体のX線CT画像情報を得る
ことができる。また、データ収録装置からX線発生の指
令がX線発生制御装置に出され、その指令に基づいてX
線発生制御装置がX線照射ヘッド20からの扇状X線の
発生を制御する。なお、検査時におけるX線の照射時間
は1ショット当たり0.01秒である。
【0037】(第2の実施形態)次に、図6〜図10を
参照しながら本発明の第2の実施形態について説明す
る。
【0038】図9及び図10に示すように、第2実施形
態の検査治療装置70は、筐体71、回転ドラム72、
検査用X線発生装置(検査ユニット)74、検査用セン
サアレイ75、治療用X線発生装置(治療ユニット)7
6、電源77、加速管78、ターゲット79、サーキュ
レータ80、ダミーロード81、クライストロン(電
源)85、回転駆動機構(ドライブ回路)86、治療用
センサアッセンブリ87、可動ベッド90およびベッド
駆動機構91を備えている。
【0039】回転ドラム72は中空の筐体71のなかに
収納され、回転駆動機構86によりX軸まわりに回転駆
動されるようになっている。回転ドラム72には検査用
X線発生装置(検査ユニット)74と検査用センサアレ
イ75とが向き合うように固定配置され、また、治療用
X線発生装置(治療ユニット)76と治療用センサアッ
センブリ87とが向き合うように固定配置されている。
【0040】治療用X線発生装置76は、電源77、加
速管78、ターゲット79、サーキュレータ80、ダミ
ーロード81、クライストロン(電源)85を備えてい
る。クライストロン85と加速管78とは図7および図
8に示す複数のロータリRFカプラ50および複数の導
波管51,52により連結され、電子線2a(2b)が
導かれるようになっている。
【0041】図7に示すように、ロータリRFカプラ5
0はフランジ継手53,54により導波管51,52の
各々に接続されている。図8の(a)に示すように、導
波管51,52の導波路55a,55bはロータリRF
カプラ50の回転部材56,57に取り囲まれた回転ス
ペースに連通し、このなかを図8の(b)に示すように
電子線2a(2b)は反射しながら導かれるようになっ
ている。なお、図中にて符号58は軸受を示し、符号5
9はλ/4波長チョークを示す。
【0042】サーキュレータ80とダミーロード81と
は小型の加速管78からの反射波による干渉を防止する
ために電源から送られてくる電磁波のインピーダンスを
マッチングする機能を有するものである。
【0043】治療用センサアッセンブリ87は治療用セ
ンサアレイ(モニタセンサ)88およびシールド89を
備えている。
【0044】可動ベッド90はベッド駆動機構91によ
りX軸方向に移動されることにより、回転ドラム72の
中空部に出し入れされるようになっている。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、エ
ネルギレベルの異なるX線を選択的に発生させることに
より1台の装置で治療と検査を行うことができ、被検体
の治療対象箇所をその場でその直前に検査して的確に判
断することができる。また、本発明では同じ装置を用い
て検査と治療を続けて行うことができるので、検査室か
ら治療室への移動がなくなり、患者を長時間にわたり待
たせることがなくなる。
【0046】また、本発明ではX線の発生源から照射部
位までの距離が従来装置よりも短く、ファンビームの散
乱(ばらつき)が少なくなるので、鮮明な画質が得られ
る。このため、例えば動脈のような血管を断層撮影する
ことも可能になる。
【0047】さらに、本発明ではX線の照射時間を従来
よりも大幅に短縮できるので、患者が受ける被曝量が従
来に比べて大幅に低減される。ちなみに本発明の装置で
はX線の照射時間を従来装置の1/10に低減されるの
で、被検体が受ける被曝量は0.05〜0.2ミリシー
ベルト/1ショットとなり、胃検診のときの総被曝量4
ミリシーベルトに対して大幅に低く、肺検診のときの総
被曝量0.5ミリシーベルトを下回る低被曝量となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る検査治療装置
(治療時)の概要を示す外観斜視図。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る検査治療装置
(検査時)の概要を示す外観斜視図。
【図3】第1実施形態の検査治療装置のX線発生ユニッ
トを模式的に示す内部透視断面図。
【図4】切替可能な複数のアノードターゲットを有する
ターゲット部を示す平面図。
【図5】(a)は高エネルギ電子線を用いて治療用X線
を発生させるときの模式図、(b)は低エネルギ電子線
を用いて検査用X線を発生させるときの模式図。
【図6】ロボットアームの関節部およびロータリRFカ
プラを示す部分拡大斜視図。
【図7】ロータリRFカプラと導波管を示す部分拡大斜
視図。
【図8】(a)はロータリRFカプラを模式的に示す内
部透視断面図、(b)はロータリRFカプラ内でのマイ
クロ波の反射状態を示す模式図。
【図9】本発明の第2の実施形態に係る検査治療装置を
示す概略構成図。
【図10】本発明の第2の実施形態に係る検査治療装置
を軸方向から見て模式的に示す内部透視断面図。
【図11】従来の装置の概要を示す内部透視断面図。
【符号の説明】
2a,2b…電子線、 3a,3b…X線、 4…被検体(患者)、 5…照射部位(患部)、 6…検査治療装置、 7…基台、 8…可動ベッド、 9…ガイドサークル、 10…多関節ロボットアーム(X線出射方位変更手
段)、 11…スライダ、 12,14,16…関節部、 13,15…アーム、 20…X線照射ヘッド、 21…マグネトロン(電源)、 22…カソード(フィラメント)、 23…電子銃、 24…真空ポンプ、 25…加速管(導波路)、 26…加速コイル、 27…集束管(導波路)、 28…集束コイル、 29…ターゲット室、 30…ターゲット変換器(X線出射方位変更手段)、 31…回転軸、 32…高エネルギX線用ターゲット、 33…低エネルギX線用ターゲット、 34…電子線出射用開口、 38…ターゲット変換駆動機構、 40…制御器、 41,42…コリメータ、 50…ロータリRFカプラ、 51,52…導波管、 53,54…フランジ継手、 55a,55b…導波路、 56,57…回転部材、 58…軸受、 59…チョーク、 70…検査治療装置、 71…筐体、 72…回転ドラム、 74…検査用X線発生装置(検査ユニット)、 75…検査用センサアレイ、 76…治療用X線発生装置(治療ユニット)、 77…電源、 78…加速管、 79…ターゲット、 80…サーキュレータ、 81…ダミーロード、 85…クライストロン(電源)、 86…回転駆動機構(ドライブ回路)、 87…治療用センサアッセンブリ、 88…治療用センサアレイ(モニタセンサ)、 89…シールド、 90…可動ベッド、 91…ベッド駆動機構。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体を透過したX線を検出するために
    該被検体を取り囲む円周上の少なくとも一部に配列され
    たセンサアレイと、被検体を間に挟んで前記センサアレ
    イに対向するように前記センサアレイの配列と同心の円
    周上に可動に配置されたX線照射ヘッドと、を具備する
    検査治療装置であって、 電子線発生部と、 この電子線発生部で発生した電子線を前記X線照射ヘッ
    ドに導く導波路と、 この導波路に設けられ、該導波路を通過する電子線に電
    磁波を作用させて該電子線を加速させる加速機構と、 前記導波路に設けられ、前記加速機構で加速された電子
    線が入射すると、高エネルギのX線を出射する治療用X
    線発生部と、 前記導波路に設けられ、前記加速機構で加速されること
    なく前記電子線発生部で発生させた電子線が入射する
    と、低エネルギのX線を出射する検査用X線発生部と、
    を具備することを特徴とする検査治療装置。
  2. 【請求項2】 熱電子を発生するフィラメントを有する
    電子線発生部と、 この電子線発生部に連通し、熱電子線を加速させるコイ
    ルを有する加速管と、 この加速管に連通し、電子線を集束させるコイルを有す
    る集束管と、 前記加速管で加速された高エネルギの電子線が入射され
    ると、高エネルギのX線を発生する第1のターゲット
    と、 前記加速管で加速されない低エネルギの電子線が入射さ
    れると、前記第1のターゲットで発生されるX線よりも
    エネルギレベルが低い低エネルギのX線を発生する第2
    のターゲットと、 前記第1及び第2のターゲットを可動に保持し、前記集
    束管で集束された電子線が入射する箇所に前記第1及び
    第2のターゲットを選択的に位置させるターゲット変換
    器と、 各ターゲットから出射されるX線が被検体に向かうよう
    に、前記第1及び第2のターゲットの被検体に対する方
    位をそれぞれ変えるX線出射方位変更手段と、 検査または治療に応じて低エネルギX線と高エネルギX
    線とを切り替えるために、前記加速管をON/OFF制
    御する制御器と、を具備することを特徴とする検査治療
    装置。
  3. 【請求項3】 被検体を取り囲む回転ドラムと、 この回転ドラムに固定して対向配置された検査用X線発
    生装置および検査用センサアレイと、 前記回転ドラムに固定して対向配置された治療用X線発
    生装置および治療用センサアッセンブリと、 検査用X線発生装置および治療用X線発生装置に給電す
    る電源と、を具備することを特徴とする検査治療装置。
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