JP2002290357A - デジタル放送における再放送信号の配信システムおよび配信方法並びに配信管理システム - Google Patents
デジタル放送における再放送信号の配信システムおよび配信方法並びに配信管理システムInfo
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- JP2002290357A JP2002290357A JP2001092588A JP2001092588A JP2002290357A JP 2002290357 A JP2002290357 A JP 2002290357A JP 2001092588 A JP2001092588 A JP 2001092588A JP 2001092588 A JP2001092588 A JP 2001092588A JP 2002290357 A JP2002290357 A JP 2002290357A
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- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 厳しいマルチパスフェージング環境下での移
動受信において、安定した受信品質を確保し、放送サー
ビスの向上を図ることができるデジタル放送における再
放送信号の配信システムを提供する。 【解決手段】 デジタル放送の放送送信装置1と、イン
ターネット5に接続された放送番組配信サーバ6と、イ
ンターネット5に接続されたアクセスポイント7と、車
載装置3とを備え、車載装置3がデジタル放送を受信で
きなかった場合、アクセスポイント7と通信して、イン
ターネット5を介して放送番組配信サーバ6から受信で
きなかったデータフレームを取得するものである。
動受信において、安定した受信品質を確保し、放送サー
ビスの向上を図ることができるデジタル放送における再
放送信号の配信システムを提供する。 【解決手段】 デジタル放送の放送送信装置1と、イン
ターネット5に接続された放送番組配信サーバ6と、イ
ンターネット5に接続されたアクセスポイント7と、車
載装置3とを備え、車載装置3がデジタル放送を受信で
きなかった場合、アクセスポイント7と通信して、イン
ターネット5を介して放送番組配信サーバ6から受信で
きなかったデータフレームを取得するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、都心部等の厳しい
マルチパスフェージング環境下でのデジタル衛星放送の
車載装置による移動受信技術に係り、特にデジタル放送
における再放送信号の配信システムに関する。
マルチパスフェージング環境下でのデジタル衛星放送の
車載装置による移動受信技術に係り、特にデジタル放送
における再放送信号の配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、符号分割多重(CDM:Code D
ivision Multiplex)を用いたデジタル衛星放送システ
ムが知られている(特開2000−101502号公
報)。
ivision Multiplex)を用いたデジタル衛星放送システ
ムが知られている(特開2000−101502号公
報)。
【0003】この衛星放送システムは、図11に示すよ
うに、放送送信装置51と、放送衛星52と、車載装置
53と、放送補間装置(ギャップフィラー)54とを備
えて構成される。このシステムでは、放送衛星52と車
載装置53間に都心部のビル等の遮蔽物が介在し、衛星
52からの放送電波を受信できないとき、車載装置53
は、地上の放送補間装置54を通じて放送電波を受信す
る。
うに、放送送信装置51と、放送衛星52と、車載装置
53と、放送補間装置(ギャップフィラー)54とを備
えて構成される。このシステムでは、放送衛星52と車
載装置53間に都心部のビル等の遮蔽物が介在し、衛星
52からの放送電波を受信できないとき、車載装置53
は、地上の放送補間装置54を通じて放送電波を受信す
る。
【0004】なお、移動受信にともなうマルチパスフェ
ージングの影響は、Rake受信処理により低減してい
る。
ージングの影響は、Rake受信処理により低減してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、都心部のビル
等のシャドウイングを含む厳しいマルチパスフェージン
グ環境下では、Rake受信処理に限界がある。
等のシャドウイングを含む厳しいマルチパスフェージン
グ環境下では、Rake受信処理に限界がある。
【0006】上述した放送補間装置54の他に、畳み込
み符号やリードソロモン符号等の誤り訂正を併用して
も、データの誤りをゼロにできず、十分な受信品質を確
保できないという問題がある。すなわち、動画像放送の
受信においては画像の乱れが発生し、データ放送の受信
においてはデータの消失が発生し、さらに、音楽や地図
データ等のファイルのダウンロードにおいてはファイル
の消失が発生する等、放送サービスが低下するという問
題がある。
み符号やリードソロモン符号等の誤り訂正を併用して
も、データの誤りをゼロにできず、十分な受信品質を確
保できないという問題がある。すなわち、動画像放送の
受信においては画像の乱れが発生し、データ放送の受信
においてはデータの消失が発生し、さらに、音楽や地図
データ等のファイルのダウンロードにおいてはファイル
の消失が発生する等、放送サービスが低下するという問
題がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する課題を解消し、厳しいマルチパスフェージ
ング環境下での移動受信において、安定した受信品質を
確保し、放送サービスの向上を図ることができるデジタ
ル放送における再放送信号の配信システムを提供するこ
とにある。
技術が有する課題を解消し、厳しいマルチパスフェージ
ング環境下での移動受信において、安定した受信品質を
確保し、放送サービスの向上を図ることができるデジタ
ル放送における再放送信号の配信システムを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
デジタル放送の放送送信装置と、インターネットに接続
された放送番組配信サーバと、インターネットに接続さ
れたアクセスポイントと、車載装置とを備え、前記車載
装置がデジタル放送を受信できなかった場合、前記アク
セスポイントと通信して、インターネットを介して前記
放送番組配信サーバから前記受信できなかったデータフ
レームを取得することを特徴とする。
デジタル放送の放送送信装置と、インターネットに接続
された放送番組配信サーバと、インターネットに接続さ
れたアクセスポイントと、車載装置とを備え、前記車載
装置がデジタル放送を受信できなかった場合、前記アク
セスポイントと通信して、インターネットを介して前記
放送番組配信サーバから前記受信できなかったデータフ
レームを取得することを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、デジタル放送がデジタル衛星放送であり、
放送衛星と放送補間装置とを更に備えたことを特徴とす
る。
のにおいて、デジタル放送がデジタル衛星放送であり、
放送衛星と放送補間装置とを更に備えたことを特徴とす
る。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のものにおいて、車載装置がデジタル放送を受信す
る放送受信部と、アクセスポイントと通信する情報通信
部とを備えたことを特徴とする。
記載のものにおいて、車載装置がデジタル放送を受信す
る放送受信部と、アクセスポイントと通信する情報通信
部とを備えたことを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項3記載のも
のにおいて、車載装置が放送番組記憶部と処理部とユー
ザ情報部とGPSを含むナビゲーション部とアクセスポ
イントマップと表示部と音声出力部とを更に備えたこと
を特徴とする。
のにおいて、車載装置が放送番組記憶部と処理部とユー
ザ情報部とGPSを含むナビゲーション部とアクセスポ
イントマップと表示部と音声出力部とを更に備えたこと
を特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
のいずれか一項記載のものにおいて、アクセスポイント
が前記車載装置と通信する情報通信部と、ユーザ判定部
と、インターネットと接続可能なルータとを備えたこと
を特徴とする。
のいずれか一項記載のものにおいて、アクセスポイント
が前記車載装置と通信する情報通信部と、ユーザ判定部
と、インターネットと接続可能なルータとを備えたこと
を特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項1ないし5
のいずれか一項記載のものにおいて、放送番組配信サー
バが放送番組データベースと、ユーザデータベースフレ
ームと、配信サーバとを備えたことを特徴とする。
のいずれか一項記載のものにおいて、放送番組配信サー
バが放送番組データベースと、ユーザデータベースフレ
ームと、配信サーバとを備えたことを特徴とする。
【0014】請求項7記載の発明は、請求項1ないし6
のいずれか一項記載のものにおいて、車載装置の放送番
組記憶部が動画像放送用記憶部とデータ放送用記憶部と
ダウンロードファイル用記憶部とを備え、データフレー
ムが放送番組に応じて上記いずれかの記憶部に記憶され
ることを特徴とする。
のいずれか一項記載のものにおいて、車載装置の放送番
組記憶部が動画像放送用記憶部とデータ放送用記憶部と
ダウンロードファイル用記憶部とを備え、データフレー
ムが放送番組に応じて上記いずれかの記憶部に記憶され
ることを特徴とする。
【0015】請求項8記載の発明は、請求項1ないし7
のいずれか一項記載のものにおいて、車載装置が再送放
送信号を受信した場合、それを所定時間内に受信したか
否かが判定され、この判定に要する所定時間が動画像放
送かデータ放送かダウンロードファイルかに応じて適宜
に設定されることを特徴とする。
のいずれか一項記載のものにおいて、車載装置が再送放
送信号を受信した場合、それを所定時間内に受信したか
否かが判定され、この判定に要する所定時間が動画像放
送かデータ放送かダウンロードファイルかに応じて適宜
に設定されることを特徴とする。
【0016】請求項9記載の発明は、請求項1ないし8
のいずれか一項記載のものにおいて、車載装置とアクセ
スポイントとの間の無線通信が5.8GHz帯のDSR
Cまたは2.4GHz帯のISMバンドを用いた無線通
信、あるいはインターネットと接続可能な携帯電話を用
いた通信であることを特徴とする。
のいずれか一項記載のものにおいて、車載装置とアクセ
スポイントとの間の無線通信が5.8GHz帯のDSR
Cまたは2.4GHz帯のISMバンドを用いた無線通
信、あるいはインターネットと接続可能な携帯電話を用
いた通信であることを特徴とする。
【0017】請求項10記載の発明は、車載装置が誤り
の発生したデータフレームをインターネットおよびアク
セスポイントを介して放送番組配信サーバから取得する
過程を備えたことを特徴とする。
の発生したデータフレームをインターネットおよびアク
セスポイントを介して放送番組配信サーバから取得する
過程を備えたことを特徴とする。
【0018】請求項11記載の発明は、請求項10記載
のものにおいて、アクセスポイントが情報通信部で再送
要求信号を受信し、ユーザ判定部によりユーザID、車
両IDを含むユーザ情報を判定し、アクセス権のあるユ
ーザのみルータを通しインターネットに接続してインタ
ーネットを介して放送番組配信サーバへ再送要求信号を
転送し、放送番組配信サーバから再送放送信号がインタ
ーネットを介してそのアクセスポイントに転送された場
合、情報通信部で再送放送信号を車載装置に送信するこ
とを特徴とする。
のものにおいて、アクセスポイントが情報通信部で再送
要求信号を受信し、ユーザ判定部によりユーザID、車
両IDを含むユーザ情報を判定し、アクセス権のあるユ
ーザのみルータを通しインターネットに接続してインタ
ーネットを介して放送番組配信サーバへ再送要求信号を
転送し、放送番組配信サーバから再送放送信号がインタ
ーネットを介してそのアクセスポイントに転送された場
合、情報通信部で再送放送信号を車載装置に送信するこ
とを特徴とする。
【0019】請求項12記載の発明は、請求項10また
は11記載のものにおいて、放送番組配信サーバが放送
送信装置から送信されるデータを放送番組データベース
に常時蓄積し、ユーザデータベースに登録されているア
クセス権のあるユーザからインターネットを介して再送
要求信号が転送された場合、所望の放送番組において消
失したデータフレーム番号に対応する放送データを再送
放送信号として生成し、生成した再送放送信号をインタ
ーネットを通して転送先のアクセスポイントへ再転送す
ることを特徴とする。
は11記載のものにおいて、放送番組配信サーバが放送
送信装置から送信されるデータを放送番組データベース
に常時蓄積し、ユーザデータベースに登録されているア
クセス権のあるユーザからインターネットを介して再送
要求信号が転送された場合、所望の放送番組において消
失したデータフレーム番号に対応する放送データを再送
放送信号として生成し、生成した再送放送信号をインタ
ーネットを通して転送先のアクセスポイントへ再転送す
ることを特徴とする。
【0020】請求項13記載の発明は、請求項10、1
1または12記載のものにおいて、データフレームの消
失が検出されなかった場合、再送放送信号を提供するア
クセスポイント等がサービスエリア内に存在しなかった
場合、再送放送信号を所定時間内に受信できなかった場
合、消失のないデータフレーム、或いは消失を含むデー
タフレームをそのまま再生することを特徴とする。
1または12記載のものにおいて、データフレームの消
失が検出されなかった場合、再送放送信号を提供するア
クセスポイント等がサービスエリア内に存在しなかった
場合、再送放送信号を所定時間内に受信できなかった場
合、消失のないデータフレーム、或いは消失を含むデー
タフレームをそのまま再生することを特徴とする。
【0021】請求項14記載の発明は、放送事業者がデ
ジタル放送の放送送信装置を管理し、インターネット接
続サービス事業者がインターネットに接続された放送番
組配信サーバを管理し、家庭・店舗・オフィス等がイン
ターネットに接続されたアクセスポイントを管理し、車
両の聴取者が車載装置を管理し、車両の視聴者が、車載
装置を通じてデジタル放送を受信できなかった場合、車
載装置がアクセスポイントと通信して、インターネット
を介して放送番組配信サーバから受信できなかったデー
タフレームを取得し、放送事業者が視聴者から視聴の料
金徴収を行うと共に、アクセスポイントを管理する家庭
・店舗・オフィス等には放送番組の視聴料金を無料もし
くは低額とすることを特徴とする。
ジタル放送の放送送信装置を管理し、インターネット接
続サービス事業者がインターネットに接続された放送番
組配信サーバを管理し、家庭・店舗・オフィス等がイン
ターネットに接続されたアクセスポイントを管理し、車
両の聴取者が車載装置を管理し、車両の視聴者が、車載
装置を通じてデジタル放送を受信できなかった場合、車
載装置がアクセスポイントと通信して、インターネット
を介して放送番組配信サーバから受信できなかったデー
タフレームを取得し、放送事業者が視聴者から視聴の料
金徴収を行うと共に、アクセスポイントを管理する家庭
・店舗・オフィス等には放送番組の視聴料金を無料もし
くは低額とすることを特徴とする。
【0022】請求項15記載の発明は、請求項14記載
のものにおいて、放送事業者がインターネット接続サー
ビス事業者による放送番組配信サーバの管理費用の一部
もしくは全額を負担することを特徴とする。
のものにおいて、放送事業者がインターネット接続サー
ビス事業者による放送番組配信サーバの管理費用の一部
もしくは全額を負担することを特徴とする。
【0023】請求項16記載の発明は、請求項14また
は15記載のものにおいて、商品販売者が放送事業者に
商品情報を提供し、この商品情報を得た車両の視聴者が
アクセスポイントおよびインターネット接続サービス事
業者を介して商品の購入を行い、商品販売者が放送事業
者に広告費用を提供し、インターネット接続サービス事
業者が車両の視聴者と商品販売者の仲介をおこなうとと
もに、商品販売者から仲介手数料を徴収することを特徴
とする。
は15記載のものにおいて、商品販売者が放送事業者に
商品情報を提供し、この商品情報を得た車両の視聴者が
アクセスポイントおよびインターネット接続サービス事
業者を介して商品の購入を行い、商品販売者が放送事業
者に広告費用を提供し、インターネット接続サービス事
業者が車両の視聴者と商品販売者の仲介をおこなうとと
もに、商品販売者から仲介手数料を徴収することを特徴
とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるデジタル放送
における再放送信号の配信システムの一実施形態を添付
した図面を参照して説明する。
における再放送信号の配信システムの一実施形態を添付
した図面を参照して説明する。
【0025】図1は全体構成を示し、放送送信装置1
と、放送衛星2と、車載装置3と、放送補間装置4と、
インターネット5と、このインターネット5に接続され
た放送番組配信サーバ6およびアクセスポイント7を備
えて構成されている。このアクセスポイント7は、例え
ば家庭、店舗、オフィス等に設置される。
と、放送衛星2と、車載装置3と、放送補間装置4と、
インターネット5と、このインターネット5に接続され
た放送番組配信サーバ6およびアクセスポイント7を備
えて構成されている。このアクセスポイント7は、例え
ば家庭、店舗、オフィス等に設置される。
【0026】図2はブロック構成図である。
【0027】車載装置3はデジタル放送を受信する放送
受信部31、情報通信部32、放送番組記憶部33、処
理部34、ユーザ情報部35、ナビゲーション部(GP
S部)36、アクセスポイントマップ37、表示部38
および音声出力部39等を備えて構成されている。イン
ターネット5には、上述したように、放送番組配信サー
バ6とアクセスポイント7とが接続され、このアクセス
ポイント7は上記情報通信部32と通信可能な情報通信
部71、ユーザ判定部72および当該インターネット5
と接続可能なルーター73を備えて構成されている。ま
た、放送番組配信サーバ6は放送番組データベース6
1、ユーザデータベース62および配信サーバ63を備
えて構成されている。
受信部31、情報通信部32、放送番組記憶部33、処
理部34、ユーザ情報部35、ナビゲーション部(GP
S部)36、アクセスポイントマップ37、表示部38
および音声出力部39等を備えて構成されている。イン
ターネット5には、上述したように、放送番組配信サー
バ6とアクセスポイント7とが接続され、このアクセス
ポイント7は上記情報通信部32と通信可能な情報通信
部71、ユーザ判定部72および当該インターネット5
と接続可能なルーター73を備えて構成されている。ま
た、放送番組配信サーバ6は放送番組データベース6
1、ユーザデータベース62および配信サーバ63を備
えて構成されている。
【0028】つぎに、本実施形態の動作を説明する。
【0029】図3において、車載装置3の放送受信部3
1が、放送衛星2もしくは放送補間装置4から放送電波
を受信すると(S1)、従来例と同様にRake受信処
理、デインターリーブ処理、誤り訂正処理等を行い、フ
レーム化されたデータの再生が行われる(S2)。この
再生されたデータフレームは、車載装置3の処理部34
を通して放送番組記憶部33に記憶される。
1が、放送衛星2もしくは放送補間装置4から放送電波
を受信すると(S1)、従来例と同様にRake受信処
理、デインターリーブ処理、誤り訂正処理等を行い、フ
レーム化されたデータの再生が行われる(S2)。この
再生されたデータフレームは、車載装置3の処理部34
を通して放送番組記憶部33に記憶される。
【0030】放送番組記憶部33は、動画像放送用の記
憶部33A、データ放送用の記憶部33B、音楽や地図
データ等のダウンロードファイルの記憶部33Cで構成
され、放送番組に応じて記憶部33A〜33Cが選択さ
れる。
憶部33A、データ放送用の記憶部33B、音楽や地図
データ等のダウンロードファイルの記憶部33Cで構成
され、放送番組に応じて記憶部33A〜33Cが選択さ
れる。
【0031】ついで、車載装置3の処理部34にて、デ
ータフレームの消失が検出されたか否かが判定され(S
3)、データフレームの消失が検出された場合、車載装
置3が、アクセスポイント7のサービスエリア内にある
か否かが判定され(S4)、サービスエリア内にある場
合、再送要求信号が生成される(S5)。
ータフレームの消失が検出されたか否かが判定され(S
3)、データフレームの消失が検出された場合、車載装
置3が、アクセスポイント7のサービスエリア内にある
か否かが判定され(S4)、サービスエリア内にある場
合、再送要求信号が生成される(S5)。
【0032】すなわち、図6aに示すように、処理部3
4において、データフレーム1〜データフレームnの
内、データ誤りによるデータフレーム4の消失が検出さ
れた場合、図6bに示すように、「ユーザ情報:xx、
アクセスポイント名:yy、再送要求:有、放送番組
名:zz、消失したデータフレーム番号:4」からなる
再送要求信号が生成される。ここで、アクセスポイント
名とは、GPS部36による車両の位置情報と、アクセ
スポイントマップ37によるアクセスポイントの位置、
およびサービスエリア情報をもとに、通信可能と判定さ
れたアクセスポイント7の名称である。また、ユーザ情
報は、ユーザ情報部35に格納されているユーザ毎のユ
ニークなユーザID、車両ID等である。
4において、データフレーム1〜データフレームnの
内、データ誤りによるデータフレーム4の消失が検出さ
れた場合、図6bに示すように、「ユーザ情報:xx、
アクセスポイント名:yy、再送要求:有、放送番組
名:zz、消失したデータフレーム番号:4」からなる
再送要求信号が生成される。ここで、アクセスポイント
名とは、GPS部36による車両の位置情報と、アクセ
スポイントマップ37によるアクセスポイントの位置、
およびサービスエリア情報をもとに、通信可能と判定さ
れたアクセスポイント7の名称である。また、ユーザ情
報は、ユーザ情報部35に格納されているユーザ毎のユ
ニークなユーザID、車両ID等である。
【0033】S5で生成された再送要求信号は、この信
号に含まれるアクセスポイント名に従うアクセスポイン
ト7に送信される(S6)。
号に含まれるアクセスポイント名に従うアクセスポイン
ト7に送信される(S6)。
【0034】すなわち、車載装置3において、処理部3
4で生成された再送要求信号は情報通信部32に送ら
れ、ここで無線周波数帯に周波数変換されてアクセスポ
イント名に従うアクセスポイント7に送信される。ここ
で、情報通信部32には5.8GHz帯のDSRCや
2.4GHz帯のISMバンドの情報通信機器、もしく
はインターネット5に接続可能な携帯電話等が用いられ
る。
4で生成された再送要求信号は情報通信部32に送ら
れ、ここで無線周波数帯に周波数変換されてアクセスポ
イント名に従うアクセスポイント7に送信される。ここ
で、情報通信部32には5.8GHz帯のDSRCや
2.4GHz帯のISMバンドの情報通信機器、もしく
はインターネット5に接続可能な携帯電話等が用いられ
る。
【0035】アクセスポイント7では、図4に示すよう
に、DSRCやISMバンドの情報通信機器を用いた情
報通信部71を介して再送要求信号を受信すると(S1
1)、ユーザ判定部72によりユーザID、車両ID等
のユーザ情報を判定し、アクセス権のあるユーザにのみ
インターネット5を介して、再送要求信号を、放送番組
配信サーバ6へ転送する(S12)。
に、DSRCやISMバンドの情報通信機器を用いた情
報通信部71を介して再送要求信号を受信すると(S1
1)、ユーザ判定部72によりユーザID、車両ID等
のユーザ情報を判定し、アクセス権のあるユーザにのみ
インターネット5を介して、再送要求信号を、放送番組
配信サーバ6へ転送する(S12)。
【0036】携帯電話を用いる場合、電気通信事業者の
携帯電話網およびインターネット5を介して、放送番組
配信サーバ6に転送する。
携帯電話網およびインターネット5を介して、放送番組
配信サーバ6に転送する。
【0037】放送番組配信サーバ6は、図5に示すよう
に、放送送信装置1から送信されるアニメーションやス
ポーツ等の動画像放送、ニュースや道路交通情報、気象
情報等のデータ放送、音楽やカーナビゲーションの地図
データ等のダウンロード用データを放送番組データベー
ス61に常時蓄積する(S15)。
に、放送送信装置1から送信されるアニメーションやス
ポーツ等の動画像放送、ニュースや道路交通情報、気象
情報等のデータ放送、音楽やカーナビゲーションの地図
データ等のダウンロード用データを放送番組データベー
ス61に常時蓄積する(S15)。
【0038】この放送番組配信サーバ6は、アクセスポ
イントから再送要求信号が配信された場合(S16)、
消失したデータフレーム番号に対応する放送データを再
送放送信号として生成して(S17)、この生成された
再送放送信号をアクセスポイントへ転送する(S1
8)。ただし、再送放送信号として生成するのは、ユー
ザデータベース62に登録されているアクセス権のある
ユーザから再送要求信号が配信された場合に限られる。
イントから再送要求信号が配信された場合(S16)、
消失したデータフレーム番号に対応する放送データを再
送放送信号として生成して(S17)、この生成された
再送放送信号をアクセスポイントへ転送する(S1
8)。ただし、再送放送信号として生成するのは、ユー
ザデータベース62に登録されているアクセス権のある
ユーザから再送要求信号が配信された場合に限られる。
【0039】すなわち、図6cに示すような所望の放送
番組において、消失したデータフレーム番号:4に対応
する放送データを、図6dに示すように、再送放送信号
として生成して、この生成された再送放送信号を、配信
サーバを介して転送元のアクセスポイントへ再転送す
る。
番組において、消失したデータフレーム番号:4に対応
する放送データを、図6dに示すように、再送放送信号
として生成して、この生成された再送放送信号を、配信
サーバを介して転送元のアクセスポイントへ再転送す
る。
【0040】なお、再送要求信号が電気通信事業者の携
帯電話網およびインターネット5を介して転送された場
合、再送放送信号はインターネット5および携帯電話網
を介して再転送される。
帯電話網およびインターネット5を介して転送された場
合、再送放送信号はインターネット5および携帯電話網
を介して再転送される。
【0041】アクセスポイント7は、図4に示すよう
に、放送番組配信サーバ6から再送放送信号が転送され
た場合(S13)、アクセスポイント7のユーザ判定部
72によりユーザID、車両IDを判定した後、情報通
信機器を介して再送放送信号を車載装置3へ再送信する
(S14)。
に、放送番組配信サーバ6から再送放送信号が転送され
た場合(S13)、アクセスポイント7のユーザ判定部
72によりユーザID、車両IDを判定した後、情報通
信機器を介して再送放送信号を車載装置3へ再送信する
(S14)。
【0042】車載装置3では、図3に示すように、アク
セスポイント7から情報通信機器もしくは携帯電話を介
して再送放送信号を受信した場合(S7)、それを所定
時間内に受信したか否かを判定し(S8)、所定時間内
に受信した場合、処理部34が、ユーザID、車両I
D、アクセスポイント名を判定した後、図6eに示すよ
うに、放送番組においてデータ誤りにより消失したデー
タフレームを、再送放送信号からのデータフレームで補
完し、放送番組記憶部33に記憶し(S9)、放送番組
記憶部33の動画像放送用の記憶部33A、データ放送
用の記憶部33B、音楽や地図データ等のダウンロード
ファイルの記憶部33Cに記憶されたデータフレームの
再生が実行される(S10)。
セスポイント7から情報通信機器もしくは携帯電話を介
して再送放送信号を受信した場合(S7)、それを所定
時間内に受信したか否かを判定し(S8)、所定時間内
に受信した場合、処理部34が、ユーザID、車両I
D、アクセスポイント名を判定した後、図6eに示すよ
うに、放送番組においてデータ誤りにより消失したデー
タフレームを、再送放送信号からのデータフレームで補
完し、放送番組記憶部33に記憶し(S9)、放送番組
記憶部33の動画像放送用の記憶部33A、データ放送
用の記憶部33B、音楽や地図データ等のダウンロード
ファイルの記憶部33Cに記憶されたデータフレームの
再生が実行される(S10)。
【0043】S8における所定時間は、動画像放送かデ
ータ放送かダウンロードファイルかに応じて適宜に設定
される。
ータ放送かダウンロードファイルかに応じて適宜に設定
される。
【0044】なお、S3で、データフレームの消失が検
出されなかった場合、S4で、再送放送信号を提供する
アクセスポイント等がサービスエリア内に存在しなかっ
た場合、或いはS8で、再送放送信号を所定時間内に受
信できなかった場合、S10に移行して、消失のないデ
ータフレーム、或いは消失を含むデータフレームがその
まま再生される。
出されなかった場合、S4で、再送放送信号を提供する
アクセスポイント等がサービスエリア内に存在しなかっ
た場合、或いはS8で、再送放送信号を所定時間内に受
信できなかった場合、S10に移行して、消失のないデ
ータフレーム、或いは消失を含むデータフレームがその
まま再生される。
【0045】本実施形態では、放送番組記憶部33に記
憶された誤りのないデータフレームを読み出し、動画像
放送やデータ放送を表示部38や音声出力部39より再
生することにより、画像の乱れやデータの消失を低減
し、また音楽や地図データ等のファイルのダウンロード
においてはファイルの消失を低減し、放送サービスの向
上を図ることができる。従って、都心部等の厳しいマル
チパスフェージング環境下でのデジタル衛星放送の移動
受信において、放送番組配信サーバ6からインターネッ
ト5およびアクセスポイント7を介して誤りが発生した
データフレームを取得することにより、安定した受信品
質を確保して、放送サービスの向上を図ることができ
る。
憶された誤りのないデータフレームを読み出し、動画像
放送やデータ放送を表示部38や音声出力部39より再
生することにより、画像の乱れやデータの消失を低減
し、また音楽や地図データ等のファイルのダウンロード
においてはファイルの消失を低減し、放送サービスの向
上を図ることができる。従って、都心部等の厳しいマル
チパスフェージング環境下でのデジタル衛星放送の移動
受信において、放送番組配信サーバ6からインターネッ
ト5およびアクセスポイント7を介して誤りが発生した
データフレームを取得することにより、安定した受信品
質を確保して、放送サービスの向上を図ることができ
る。
【0046】動画像放送やデータ放送では、比較的リア
ルタイムな再生が要求されるが、本実施形態では、再送
放送信号を所定時間内に受信できなかった場合、再送放
送信号を提供するアクセスポイント等がサービスエリア
内に存在しなかった場合、消失を含むデータフレームを
そのまま再生するので、リアルタイムな再生要求に応え
ることができる。
ルタイムな再生が要求されるが、本実施形態では、再送
放送信号を所定時間内に受信できなかった場合、再送放
送信号を提供するアクセスポイント等がサービスエリア
内に存在しなかった場合、消失を含むデータフレームを
そのまま再生するので、リアルタイムな再生要求に応え
ることができる。
【0047】ただし、音楽や地図データ等のファイルの
ダウンロードにおいては、リアルタイムな再生がほとん
ど要求されないため、動画像放送やデータ放送と比べて
長い再送放送信号の待ち時間を持たせることができ、ア
クセスポイント等がサービスエリア内に存在しなかった
場合、サービスエリア内に移動した際に再送放送信号の
提供を受けるよう構成することも可能である。
ダウンロードにおいては、リアルタイムな再生がほとん
ど要求されないため、動画像放送やデータ放送と比べて
長い再送放送信号の待ち時間を持たせることができ、ア
クセスポイント等がサービスエリア内に存在しなかった
場合、サービスエリア内に移動した際に再送放送信号の
提供を受けるよう構成することも可能である。
【0048】図7は、再放送信号の配信システムにおけ
る課金システムを示す。
る課金システムを示す。
【0049】図7において、放送事業者Aは、視聴者か
らの視聴の料金徴収、広告提供者からの広告費用の徴収
により、放送事業の運営、すなわち放送衛星2等の設備
のメンテナンス、番組制作等を行う。また、インターネ
ット接続サービス事業者Bへ放送番組を提供するととも
に、放送番組配信サーバ6の運営費用の一部もしくは全
額を負担する。
らの視聴の料金徴収、広告提供者からの広告費用の徴収
により、放送事業の運営、すなわち放送衛星2等の設備
のメンテナンス、番組制作等を行う。また、インターネ
ット接続サービス事業者Bへ放送番組を提供するととも
に、放送番組配信サーバ6の運営費用の一部もしくは全
額を負担する。
【0050】インターネット接続サービス事業者Bは、
放送番組配信サーバ6を管理するとともに、再送信号要
求に応じて再送信号を配信する。
放送番組配信サーバ6を管理するとともに、再送信号要
求に応じて再送信号を配信する。
【0051】アクセスポイント7が設置された家庭、店
舗、オフィスC等では、再送信号要求や再送信号の転送
を行う。ここで、家庭、店舗、オフィスC等は、放送事
業者AのアクセスポイントデータベースDに登録され、
放送番組の視聴料金が無料もしくは低額で提供される。
舗、オフィスC等では、再送信号要求や再送信号の転送
を行う。ここで、家庭、店舗、オフィスC等は、放送事
業者AのアクセスポイントデータベースDに登録され、
放送番組の視聴料金が無料もしくは低額で提供される。
【0052】車両等の視聴者Eは、放送番組の視聴内容
に応じた視聴料金を放送事業者Aに支払う。ここで、再
送信号要求および再送信号配信の料金は、要求数や配信
数に依存せず、視聴料金に含まれる。
に応じた視聴料金を放送事業者Aに支払う。ここで、再
送信号要求および再送信号配信の料金は、要求数や配信
数に依存せず、視聴料金に含まれる。
【0053】インターネット接続サービス事業者Bは、
放送事業者Aからのサーバの運営費用の他に、双方向通
信による商品売買と同様システムを適用し、インターネ
ット接続料金や商品売買手数料収入を事業の運営費用と
する。
放送事業者Aからのサーバの運営費用の他に、双方向通
信による商品売買と同様システムを適用し、インターネ
ット接続料金や商品売買手数料収入を事業の運営費用と
する。
【0054】このインターネット接続サービス事業者B
は、電話網、CATV網等を用いた個人向け、もしくは
企業向けの一般的なインターネット接続プロバイダ事業
を行う。また、商品売買システムでは、下り回線に放送
衛星2が用いられ、上り回線には固定の電話網が用いら
れる。
は、電話網、CATV網等を用いた個人向け、もしくは
企業向けの一般的なインターネット接続プロバイダ事業
を行う。また、商品売買システムでは、下り回線に放送
衛星2が用いられ、上り回線には固定の電話網が用いら
れる。
【0055】図8は、商品売買システムを示す。
【0056】車両等の視聴者Eが商品を購入する場合、
この商品購入はアクセスポイントCおよびインターネッ
ト接続サービス事業者Bを介して行い、インターネット
接続サービス事業者B経由で商品購入した場合、商品販
売者Fからインターネット接続サービス事業者Bに手数
料が支払われる。
この商品購入はアクセスポイントCおよびインターネッ
ト接続サービス事業者Bを介して行い、インターネット
接続サービス事業者B経由で商品購入した場合、商品販
売者Fからインターネット接続サービス事業者Bに手数
料が支払われる。
【0057】図9は、放送事業者Aの課金システムを示
す。
す。
【0058】放送事業者Aは、広告提供者から広告費用
を徴収する(S20)。ついで、アクセスポイント7の
提供者(家庭、店舗、オフィス等)が存在するか否か判
定し(S21)、アクセスポイント7の提供者が存在す
る場合、その提供者に対し、放送番組の視聴料金を無料
もしくは低額とし(S22)、提供者がいない場合、通
常の視聴料金を徴収する(S23)。
を徴収する(S20)。ついで、アクセスポイント7の
提供者(家庭、店舗、オフィス等)が存在するか否か判
定し(S21)、アクセスポイント7の提供者が存在す
る場合、その提供者に対し、放送番組の視聴料金を無料
もしくは低額とし(S22)、提供者がいない場合、通
常の視聴料金を徴収する(S23)。
【0059】そして、放送衛星2等の設備のメンテナン
ス、番組制作等を行い(S24)、インターネット接続
サービス事業者Bへ放送番組を提供し(S25)、放送
番組配信サーバ6の維持費用の一部もしくは全額を負担
する(S26)。
ス、番組制作等を行い(S24)、インターネット接続
サービス事業者Bへ放送番組を提供し(S25)、放送
番組配信サーバ6の維持費用の一部もしくは全額を負担
する(S26)。
【0060】図10は、インターネット接続サービス事
業者Bの課金システムを示す。
業者Bの課金システムを示す。
【0061】インターネット接続サービス事業者Bは、
放送事業者Aから放送番組配信サーバ6の維持、管理費
用を徴収し(S30)、再送信号要求に応じた再送信号
を配信する(S31)。そして、インターネットを通じ
た商品売買を仲介し(S32)、商品販売者Fから手数
料を徴収する(S33)。
放送事業者Aから放送番組配信サーバ6の維持、管理費
用を徴収し(S30)、再送信号要求に応じた再送信号
を配信する(S31)。そして、インターネットを通じ
た商品売買を仲介し(S32)、商品販売者Fから手数
料を徴収する(S33)。
【0062】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明は、これに限定されるものでないことは
明らかである。
したが、本発明は、これに限定されるものでないことは
明らかである。
【0063】
【発明の効果】本発明では、動画像放送の受信における
画像の乱れ、データ放送の受信におけるデータの消失お
よび音楽や地図データ等のファイルのダウンロードにお
けるファイルの消失等を低減することができる。
画像の乱れ、データ放送の受信におけるデータの消失お
よび音楽や地図データ等のファイルのダウンロードにお
けるファイルの消失等を低減することができる。
【図1】本発明によるデジタル放送における再放送信号
の配信システムの一実施形態を示す図である。
の配信システムの一実施形態を示す図である。
【図2】全体構成を示すブロック図である。
【図3】車載装置の動作フローを示す図である。
【図4】アクセスポイントの動作フローを示す図であ
る。
る。
【図5】放送番組配信サーバの動作フローを示す図であ
る。
る。
【図6】a〜eはデータフレームの消失・再送を説明す
る図である。
る図である。
【図7】配信管理システムの一実施形態を示す図であ
る。
る。
【図8】商品売買を示す図である。
【図9】放送事業者のフローを示す図である。
【図10】インターネット接続サービス事業者のフロー
を示す図である。
を示す図である。
【図11】従来の図1相当図である。
1 放送送信装置 2 放送衛星 3 車載装置 4 放送補間装置 5 インターネット 6 放送番組配信サーバ 7 アクセスポイント 31 放送受信部 32 情報通信部 33 放送番組記憶部 34 処理部 35 ユーザ情報部 36 ナビゲーション部(GPS部) 37 アクセスポイントマップ 38 表示部 39 音声出力部 61 放送番組データベース 63 配信サーバ 71 情報通信部 72 ユーザ判定部 73 ルーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/173 640 H04N 7/20 620 7/20 620 H04J 13/00 A
Claims (16)
- 【請求項1】 デジタル放送の放送送信装置と、インタ
ーネットに接続された放送番組配信サーバと、インター
ネットに接続されたアクセスポイントと、車載装置とを
備え、前記車載装置がデジタル放送を受信できなかった
場合、前記アクセスポイントと通信して、インターネッ
トを介して前記放送番組配信サーバから前記受信できな
かったデータフレームを取得することを特徴とするデジ
タル放送における再放送信号の配信システム。 - 【請求項2】 デジタル放送がデジタル衛星放送であ
り、放送衛星と放送補間装置とを更に備えたことを特徴
とする請求項1記載の配信システム。 - 【請求項3】 車載装置がデジタル放送を受信する放送
受信部と、アクセスポイントと通信する情報通信部とを
備えたことを特徴とする請求項1または2記載の配信シ
ステム。 - 【請求項4】 車載装置が放送番組記憶部と、処理部
と、ユーザ情報部と、GPSを含むナビゲーション部
と、アクセスポイントマップと、表示部と、音声出力部
とを更に備えたことを特徴とする請求項3記載の配信シ
ステム。 - 【請求項5】 アクセスポイントが前記車載装置と通信
する情報通信部と、ユーザ判定部と、インターネットと
接続可能なルータとを備えたことを特徴とする請求項1
ないし4のいずれか一項記載の配信システム。 - 【請求項6】 放送番組配信サーバが放送番組データベ
ースと、ユーザデータベースフレームと、配信サーバと
を備えたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか
一項記載の配信システム。 - 【請求項7】 車載装置の放送番組記憶部が動画像放送
用記憶部とデータ放送用記憶部とダウンロードファイル
用記憶部とを備え、データフレームが放送番組に応じて
上記いずれかの記憶部に記憶されることを特徴とする請
求項1ないし6のいずれか一項記載の配信システム。 - 【請求項8】 車載装置が再送放送信号を受信した場
合、それを所定時間内に受信したか否かが判定され、こ
の判定に要する所定時間が動画像放送かデータ放送かダ
ウンロードファイルかに応じて適宜に設定されることを
特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項記載の配信
システム。 - 【請求項9】 車載装置とアクセスポイントとの間の無
線通信が5.8GHz帯のDSRCまたは2.4GHz
帯のISMバンドを用いた無線通信、あるいはインター
ネットと接続可能な携帯電話を用いた通信であることを
特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項記載の配信
システム。 - 【請求項10】 車載装置が誤りの発生したデータフレ
ームをインターネットおよびアクセスポイントを介して
放送番組配信サーバから取得する過程を備えたことを特
徴とするデジタル放送における再放送信号の配信方法。 - 【請求項11】 アクセスポイントが情報通信部で再送
要求信号を受信し、ユーザ判定部によりユーザID、車
両IDを含むユーザ情報を判定し、アクセス権のあるユ
ーザのみルータを通しインターネットに接続してインタ
ーネットを介して放送番組配信サーバへ再送要求信号を
転送し、放送番組配信サーバから再送放送信号がインタ
ーネットを介してそのアクセスポイントに転送された場
合、情報通信部で再送放送信号を車載装置に送信するこ
とを特徴とする請求項10記載の再放送信号の配信方
法。 - 【請求項12】 放送番組配信サーバが放送送信装置か
ら送信されるデータを放送番組データベースに常時蓄積
し、ユーザデータベースに登録されているアクセス権の
あるユーザからインターネットを介して再送要求信号が
転送された場合、所望の放送番組において消失したデー
タフレーム番号に対応する放送データを再送放送信号と
して生成し、生成した再送放送信号をインターネットを
通して転送先のアクセスポイントへ再転送することを特
徴とする請求項10または11記載の再放送信号の配信
方法。 - 【請求項13】 データフレームの消失が検出されなか
った場合、再送放送信号を提供するアクセスポイント等
がサービスエリア内に存在しなかった場合、再送放送信
号を所定時間内に受信できなかった場合、消失のないデ
ータフレーム、或いは消失を含むデータフレームをその
まま再生することを特徴とする請求項10、11または
12記載の再放送信号の配信方法。 - 【請求項14】 放送事業者がデジタル放送の放送送信
装置を管理し、インターネット接続サービス事業者がイ
ンターネットに接続された放送番組配信サーバを管理
し、家庭・店舗・オフィス等がインターネットに接続さ
れたアクセスポイントを管理し、車両の聴取者が車載装
置を管理し、車両の視聴者が、車載装置を通じてデジタ
ル放送を受信できなかった場合、車載装置がアクセスポ
イントと通信して、インターネットを介して放送番組配
信サーバから受信できなかったデータフレームを取得
し、放送事業者が視聴者から視聴の料金徴収を行うと共
に、アクセスポイントを管理する家庭・店舗・オフィス
等には放送番組の視聴料金を無料もしくは低額とするこ
とを特徴とするデジタル放送における再放送信号の配信
管理システム。 - 【請求項15】 放送事業者がインターネット接続サー
ビス事業者による放送番組配信サーバの管理費用の一部
もしくは全額を負担することを特徴とする請求項14記
載の再放送信号の配信管理システム。 - 【請求項16】 商品販売者が放送事業者に商品情報を
提供し、この商品情報を得た車両の視聴者がアクセスポ
イントおよびインターネット接続サービス事業者を介し
て商品の購入を行い、商品販売者が放送事業者に広告費
用を提供し、インターネット接続サービス事業者が車両
の視聴者と商品販売者の仲介をおこなうとともに、商品
販売者から仲介手数料を徴収することを特徴とする請求
項14または15記載の再放送信号の配信管理システ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001092588A JP2002290357A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | デジタル放送における再放送信号の配信システムおよび配信方法並びに配信管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001092588A JP2002290357A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | デジタル放送における再放送信号の配信システムおよび配信方法並びに配信管理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002290357A true JP2002290357A (ja) | 2002-10-04 |
Family
ID=18947026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001092588A Pending JP2002290357A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | デジタル放送における再放送信号の配信システムおよび配信方法並びに配信管理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002290357A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006005770A (ja) * | 2004-06-18 | 2006-01-05 | Zeta Bridge Corp | 映像提供システム、映像提供装置および方法、ならびに、端末装置および映像要求方法 |
| WO2006009007A1 (ja) * | 2004-07-15 | 2006-01-26 | Honda Motor Co., Ltd. | 移動体、情報センタ及び移動体通信システム |
| JP2006314092A (ja) * | 2005-05-04 | 2006-11-16 | Lg Electronics Inc | 端末機を用いたデジタル映像の録画方法及び移動端末機 |
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-
2001
- 2001-03-28 JP JP2001092588A patent/JP2002290357A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080327 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090908 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100105 |