JP2002225320A - サーマルヘッドによる印字方法及び印字装置 - Google Patents
サーマルヘッドによる印字方法及び印字装置Info
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- JP2002225320A JP2002225320A JP2001025717A JP2001025717A JP2002225320A JP 2002225320 A JP2002225320 A JP 2002225320A JP 2001025717 A JP2001025717 A JP 2001025717A JP 2001025717 A JP2001025717 A JP 2001025717A JP 2002225320 A JP2002225320 A JP 2002225320A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コーナエッジ型のサーマルヘッドによって熱
剥離方式のリボンテープに加え、冷時剥離方式のリボン
テープを使って印字可能な印字方法及び印字装置を提供
する。 【解決手段】 コーナエッジ型サーマルヘッド1のコー
ナ部10に印字対象シート3に対するリボンテープ4の
接触時間を増すための剥離時間調整板7を取り付けてあ
る。この剥離時間調整板7によって印字対象シート3と
リボンテープ4が接触している時間を増加させることに
よりコーナエッジ型サーマルヘッドによって冷時剥離方
式のリボンテープを使って印字を行なうことが可能とな
る。
剥離方式のリボンテープに加え、冷時剥離方式のリボン
テープを使って印字可能な印字方法及び印字装置を提供
する。 【解決手段】 コーナエッジ型サーマルヘッド1のコー
ナ部10に印字対象シート3に対するリボンテープ4の
接触時間を増すための剥離時間調整板7を取り付けてあ
る。この剥離時間調整板7によって印字対象シート3と
リボンテープ4が接触している時間を増加させることに
よりコーナエッジ型サーマルヘッドによって冷時剥離方
式のリボンテープを使って印字を行なうことが可能とな
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーマルヘッドを
用いた印字技術に関し、特に、コーナエッジ型のサーマ
ルヘッドによって冷時剥離方式のリボンテープを使って
印字を行えるようにした印字方法及び印字装置に関す
る。
用いた印字技術に関し、特に、コーナエッジ型のサーマ
ルヘッドによって冷時剥離方式のリボンテープを使って
印字を行えるようにした印字方法及び印字装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】リボンテープを使ってサーマルヘッドに
より印字することが普及している。サーマルヘッドによ
る印字方式には、平面型のヘッドと冷時剥離方式のリボ
ンテープを使った印字方式と、コーナエッジ型のヘッド
と熱時剥離方式のリボンテープを使った印字方式の2方
式が使われている。この2方式の印字では、それぞれ採
用するリボンテープが冷時剥離方式と熱時剥離方式で異
っており、共用性はなく融通性に欠けている。
より印字することが普及している。サーマルヘッドによ
る印字方式には、平面型のヘッドと冷時剥離方式のリボ
ンテープを使った印字方式と、コーナエッジ型のヘッド
と熱時剥離方式のリボンテープを使った印字方式の2方
式が使われている。この2方式の印字では、それぞれ採
用するリボンテープが冷時剥離方式と熱時剥離方式で異
っており、共用性はなく融通性に欠けている。
【0003】一方、冷時剥離方式のリボンテープの中に
は耐熱性を要する分野においての使用を目的とする品物
も多く、これらを使った印字は、熱時剥離方式のリボン
テープを使った印字よりも耐熱性があり、印字する対象
によっては、コーナエッジ型のサーマルヘッドを用いて
冷時剥離方式の耐熱性リボンテープによって耐熱性をも
つ印字を行うことが望まれる場合がある。例えば、印字
を行なった包装袋に品物を充填した後に加熱処理が加え
られる包装品などの場合には印字が耐熱性を持つことが
望まれる。
は耐熱性を要する分野においての使用を目的とする品物
も多く、これらを使った印字は、熱時剥離方式のリボン
テープを使った印字よりも耐熱性があり、印字する対象
によっては、コーナエッジ型のサーマルヘッドを用いて
冷時剥離方式の耐熱性リボンテープによって耐熱性をも
つ印字を行うことが望まれる場合がある。例えば、印字
を行なった包装袋に品物を充填した後に加熱処理が加え
られる包装品などの場合には印字が耐熱性を持つことが
望まれる。
【0004】このような状況の下で、コーナエッジ型の
サーマルヘッドを設備した印字装置において冷時剥離方
式の耐熱性リボンテープを使って印字可能なように印字
装置に融通性を持たせることが望まれる。
サーマルヘッドを設備した印字装置において冷時剥離方
式の耐熱性リボンテープを使って印字可能なように印字
装置に融通性を持たせることが望まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、コ
ーナエッジ型のサーマルヘッドによって熱時剥離方式の
リボンテープに加え、冷時剥離方式のリボンテープを使
って印字可能な印字方法及び印字装置を提供することを
課題としている。
ーナエッジ型のサーマルヘッドによって熱時剥離方式の
リボンテープに加え、冷時剥離方式のリボンテープを使
って印字可能な印字方法及び印字装置を提供することを
課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、印字対象シートとリボンテープが接触し
ている時間を調整することによりコーナエッジ型サーマ
ルヘッドと冷時剥離用リボンテープを使って印字を行な
うようにしたサーマルヘッドによる印字方法を提供す
る。
め、本発明は、印字対象シートとリボンテープが接触し
ている時間を調整することによりコーナエッジ型サーマ
ルヘッドと冷時剥離用リボンテープを使って印字を行な
うようにしたサーマルヘッドによる印字方法を提供す
る。
【0007】本発明の印字方法を実施するには、印字対
象シートの移動速度を検出し、印字対象シートとコーナ
エッジ型サーマルヘッドが接触している時間が冷時剥離
方式のリボンテープによる印字に必要な所定の一定長さ
になるように印字対象シートとサーマルヘッドの相対速
度を制御することなどによってよい。
象シートの移動速度を検出し、印字対象シートとコーナ
エッジ型サーマルヘッドが接触している時間が冷時剥離
方式のリボンテープによる印字に必要な所定の一定長さ
になるように印字対象シートとサーマルヘッドの相対速
度を制御することなどによってよい。
【0008】本発明のこの印字方法によれば、冷時剥離
方式のリボンテープを用いるときは、リボンテープと印
字対象シートとが接触している時間が長くなるように調
整することにより、コーナエッジ型のサーマルヘッドを
用いて冷時剥離方式のリボンテープで印字を行うことが
できる。
方式のリボンテープを用いるときは、リボンテープと印
字対象シートとが接触している時間が長くなるように調
整することにより、コーナエッジ型のサーマルヘッドを
用いて冷時剥離方式のリボンテープで印字を行うことが
できる。
【0009】また、本発明は前記した課題を解決するた
めの印字装置として、コーナエッジ型サーマルヘッドの
コーナ部に印字対象シートに対するリボンテープの接触
時間を増すための剥離時間調整部を設けた構成のサーマ
ルヘッドによる印字装置を提供する。
めの印字装置として、コーナエッジ型サーマルヘッドの
コーナ部に印字対象シートに対するリボンテープの接触
時間を増すための剥離時間調整部を設けた構成のサーマ
ルヘッドによる印字装置を提供する。
【0010】本発明のこの印字装置によれば、コーナエ
ッジ型サーマルヘッドが接触を離れた後の印字部分が、
サーマルヘッドのコーナ部に取り付けられた剥離時間調
整部によって冷時剥離による印字に必要な時間だけ押し
つけられてリボンテープと印字対象シートが接触し続け
られるので、コーナエッジ型サーマルヘッドを用いなが
らも冷時剥離方式の耐熱性リボンテープを使用して耐熱
性のある印字を行うことができる。
ッジ型サーマルヘッドが接触を離れた後の印字部分が、
サーマルヘッドのコーナ部に取り付けられた剥離時間調
整部によって冷時剥離による印字に必要な時間だけ押し
つけられてリボンテープと印字対象シートが接触し続け
られるので、コーナエッジ型サーマルヘッドを用いなが
らも冷時剥離方式の耐熱性リボンテープを使用して耐熱
性のある印字を行うことができる。
【0011】本発明による印字装置において、サーマル
ヘッドのコーナ部に設けられた剥離調整部を着脱式にし
て、これを取り外せば、熱時剥離方式のリボンテープを
用いた印字を行うことができる。
ヘッドのコーナ部に設けられた剥離調整部を着脱式にし
て、これを取り外せば、熱時剥離方式のリボンテープを
用いた印字を行うことができる。
【0012】また、本発明は、前記した課題を解決する
ための印字装置として、コーナエッジ型サーマルヘッド
とプラテンの相対位置を変更可能に構成し、印字対象シ
ートとリボンテープが接触している時間を調整可能にし
た構成のサーマルヘッドによる印字装置を提供する。
ための印字装置として、コーナエッジ型サーマルヘッド
とプラテンの相対位置を変更可能に構成し、印字対象シ
ートとリボンテープが接触している時間を調整可能にし
た構成のサーマルヘッドによる印字装置を提供する。
【0013】なお、本発明の印字装置によって冷時剥離
方式のリボンテープを使って印字を行うには、冷時剥離
方式のリボンテープによる印字に必要な時間に亘って印
字対象シートとリボンテープを接触させるようコーナエ
ッジ型サーマルヘッドとプラテンの相対位置を変えるの
であるが、そのためには、印字中にサーマルヘッドをリ
ボンテープの送り方向に変位させるか、プラテンをリボ
ンテープの送り方向と反対方向に変位させ、或いはサー
マルヘッドとプラテンの前記した変位を共に行わせるよ
うにする。
方式のリボンテープを使って印字を行うには、冷時剥離
方式のリボンテープによる印字に必要な時間に亘って印
字対象シートとリボンテープを接触させるようコーナエ
ッジ型サーマルヘッドとプラテンの相対位置を変えるの
であるが、そのためには、印字中にサーマルヘッドをリ
ボンテープの送り方向に変位させるか、プラテンをリボ
ンテープの送り方向と反対方向に変位させ、或いはサー
マルヘッドとプラテンの前記した変位を共に行わせるよ
うにする。
【0014】以上のようにして、本発明の印字装置によ
れば、冷時剥離方式のリボンテープを使って印字を行う
ときは、リボンテープと印字対象シートが冷時剥離方式
のリボンテープによる印字に必要な時間に亘って接触し
ているようにコーナエッジ型サーマルヘッドとプラテン
の相対位置を変化させながら印字を行う。これによっ
て、コーナエッジ型サーマルヘッドを装着したまま、冷
時剥離方式のリボンテープを使って所望の印字を行うこ
とができる。
れば、冷時剥離方式のリボンテープを使って印字を行う
ときは、リボンテープと印字対象シートが冷時剥離方式
のリボンテープによる印字に必要な時間に亘って接触し
ているようにコーナエッジ型サーマルヘッドとプラテン
の相対位置を変化させながら印字を行う。これによっ
て、コーナエッジ型サーマルヘッドを装着したまま、冷
時剥離方式のリボンテープを使って所望の印字を行うこ
とができる。
【0015】以上説明したように、本発明の印字装置に
よれば、コーナエッジ型のサーマルヘッドによって熱時
剥離方式のリボンテープに加え、冷時剥離のリボンテー
プを使って150mm/sec〜200mm/secと
いった高速領域で印字が可能である。
よれば、コーナエッジ型のサーマルヘッドによって熱時
剥離方式のリボンテープに加え、冷時剥離のリボンテー
プを使って150mm/sec〜200mm/secと
いった高速領域で印字が可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面を用い
て、その実施形態に基づいて具体的に説明する。
て、その実施形態に基づいて具体的に説明する。
【0017】(第1実施形態)まず、図1に示す第1実
施形態について説明する。図1において、1はラインサ
ーマルヘッドで、コーナエッジ型又は端面型と呼ばれる
サーマルヘッドである。2はプラテンで、ゴムローラ又
はゴム平板からなり印字におけるヘッド受けとして働
く。3は印字対象シートで矢印方向に移送される。4は
熱転写リボンテープでガイドローラ5,6によって支持
される。
施形態について説明する。図1において、1はラインサ
ーマルヘッドで、コーナエッジ型又は端面型と呼ばれる
サーマルヘッドである。2はプラテンで、ゴムローラ又
はゴム平板からなり印字におけるヘッド受けとして働
く。3は印字対象シートで矢印方向に移送される。4は
熱転写リボンテープでガイドローラ5,6によって支持
される。
【0018】印字対象シート3と熱転写リボンテープ4
は、ラインサーマルヘッド1とプラテン2の間で接触さ
れて印字が行われる。サーマルヘッド1の先端のコーナ
部の前面を覆って、剥離時間調整板7がねじ8によって
取り付けられている。剥離時間調整板7は、図2に部分
的に拡大して示してあるように、サーマルヘッド1のコ
ーナ部10に続く長さLをもつプラテン2との接触部9
を形成するように折り曲げられている。なお、剥離時間
調整板7は金属その他適宜の材料でつくることができ
る。
は、ラインサーマルヘッド1とプラテン2の間で接触さ
れて印字が行われる。サーマルヘッド1の先端のコーナ
部の前面を覆って、剥離時間調整板7がねじ8によって
取り付けられている。剥離時間調整板7は、図2に部分
的に拡大して示してあるように、サーマルヘッド1のコ
ーナ部10に続く長さLをもつプラテン2との接触部9
を形成するように折り曲げられている。なお、剥離時間
調整板7は金属その他適宜の材料でつくることができ
る。
【0019】図1に示すラインサーマルヘッドによる印
字装置は以上の構成を有しており、印字対象シート3
は、サーマルヘッド1とプラテン2の間で重ねて挟みつ
けられてリボンテープ4からの熱転写により印字が行わ
れる。サーマルヘッド1とプラテン2の間で挟まれて印
字された後、リボンテープ4と印字対象シート3は、剥
離時間調整板7の接触部9によって長さLを移動する間
中、引き続き接触され続ける。
字装置は以上の構成を有しており、印字対象シート3
は、サーマルヘッド1とプラテン2の間で重ねて挟みつ
けられてリボンテープ4からの熱転写により印字が行わ
れる。サーマルヘッド1とプラテン2の間で挟まれて印
字された後、リボンテープ4と印字対象シート3は、剥
離時間調整板7の接触部9によって長さLを移動する間
中、引き続き接触され続ける。
【0020】このように、リボンテープ4を印字対象シ
ート3はサーマルヘッド1のコーナ部を通過しても剥離
時間調整板7の接触部9によって接触され続けられる。
従って、接触部9の長さLを冷時剥離方式のリボンテー
プによる印字が可能な大きさとすることによってコーナ
エッジ型のラインサーマルヘッドを用いても冷時剥離方
式のリボンテープを使って印字可能である。
ート3はサーマルヘッド1のコーナ部を通過しても剥離
時間調整板7の接触部9によって接触され続けられる。
従って、接触部9の長さLを冷時剥離方式のリボンテー
プによる印字が可能な大きさとすることによってコーナ
エッジ型のラインサーマルヘッドを用いても冷時剥離方
式のリボンテープを使って印字可能である。
【0021】冷時剥離方式のリボンテープを使って印字
を行なう場合の平面型サーマルヘッドによる接触長は、
一般的なプラテンの加圧機構の場合(ゴムローラ直径2
0mm、ゴム硬度40ショアA、プラテン圧0.2〜
0.5kg/cm)、ゴムローラが偏平して、1mm以
上となっている。従って、剥離時間調整板7を具えたコ
ーナエッジ型のラインサーマルヘッドにより冷時剥離方
式のリボンテープを使って印字する場合の剥離時間調整
板7の接触部9の長さLは、これに合わせて1mm程度
以上となる。
を行なう場合の平面型サーマルヘッドによる接触長は、
一般的なプラテンの加圧機構の場合(ゴムローラ直径2
0mm、ゴム硬度40ショアA、プラテン圧0.2〜
0.5kg/cm)、ゴムローラが偏平して、1mm以
上となっている。従って、剥離時間調整板7を具えたコ
ーナエッジ型のラインサーマルヘッドにより冷時剥離方
式のリボンテープを使って印字する場合の剥離時間調整
板7の接触部9の長さLは、これに合わせて1mm程度
以上となる。
【0022】(第2実施形態)次に、図3に示す第2実
施形態について説明する。この第2実施形態による印字
装置は、コーナエッジ型のサーマルヘッド1又はプラテ
ン2が水平方向にモータ駆動などで変位可能に構成され
ている。その他の構成は、サーマルヘッド1に剥離時間
調整板7が設けられていない点を除けば図1に示す印字
装置と実質同じであり、同一部分には同じ符号を付して
示してある。
施形態について説明する。この第2実施形態による印字
装置は、コーナエッジ型のサーマルヘッド1又はプラテ
ン2が水平方向にモータ駆動などで変位可能に構成され
ている。その他の構成は、サーマルヘッド1に剥離時間
調整板7が設けられていない点を除けば図1に示す印字
装置と実質同じであり、同一部分には同じ符号を付して
示してある。
【0023】この第2実施形態による印字装置によっ
て、冷時剥離方式のリボンテープを使って印字対象シー
ト3に印字を行なうときは、サーマルヘッド1を印字対
象シート3の移送方向と同じ矢印11の方向に変位させ
ながら印字を行うか、或いは、プラテン2が変位可能に
なっているときは、プラテン2を印字対象シート3の移
送方向と反対方向である矢印12の方向に変位させなが
ら印字を行わせる。これによって、サーマルヘッド1と
プラテン2との間で挟まれているリボンテープ4と印字
対象シート3の接触時間が長くとられる。
て、冷時剥離方式のリボンテープを使って印字対象シー
ト3に印字を行なうときは、サーマルヘッド1を印字対
象シート3の移送方向と同じ矢印11の方向に変位させ
ながら印字を行うか、或いは、プラテン2が変位可能に
なっているときは、プラテン2を印字対象シート3の移
送方向と反対方向である矢印12の方向に変位させなが
ら印字を行わせる。これによって、サーマルヘッド1と
プラテン2との間で挟まれているリボンテープ4と印字
対象シート3の接触時間が長くとられる。
【0024】サーマルヘッド1又はプラテン2の変位量
及び変位速度は、第1実施形態で説明したように、採用
したサーマルヘッドのヘッド密度、印字対象シートの送
り速度に応じて選定し、モータなどの駆動装置で移動さ
せる。
及び変位速度は、第1実施形態で説明したように、採用
したサーマルヘッドのヘッド密度、印字対象シートの送
り速度に応じて選定し、モータなどの駆動装置で移動さ
せる。
【0025】以上、本発明を図示した実施形態に基づい
て具体的に説明したが、本発明がこれらの実施形態に限
定されず特許請求の範囲に示す本発明の範囲内で、その
具体的構造、構成に種々の変更を加えてよいことはいう
までもない。
て具体的に説明したが、本発明がこれらの実施形態に限
定されず特許請求の範囲に示す本発明の範囲内で、その
具体的構造、構成に種々の変更を加えてよいことはいう
までもない。
【0026】例えば、上記第1実施形態では剥離時間調
整板7をサーマルヘッドに取り付けることによって剥離
時間調整部を形成しているが、これに限らず、リボンテ
ープと印字対象シートの接触を持続させる部分であれば
適宜形成させたものであってよい。また、剥離時間調整
板を用いる場合も、サーマルヘッド1のコーナ部10の
前面を覆って取り付けるやり方に限定されるものではな
い。
整板7をサーマルヘッドに取り付けることによって剥離
時間調整部を形成しているが、これに限らず、リボンテ
ープと印字対象シートの接触を持続させる部分であれば
適宜形成させたものであってよい。また、剥離時間調整
板を用いる場合も、サーマルヘッド1のコーナ部10の
前面を覆って取り付けるやり方に限定されるものではな
い。
【0027】また、第2実施形態では、サーマルヘッド
1又はプラテン2のいづれか一方を変位させるものとし
てあるが、サーマルヘッド1とプラテン2の双方を変位
させうる構成としてもよい。
1又はプラテン2のいづれか一方を変位させるものとし
てあるが、サーマルヘッド1とプラテン2の双方を変位
させうる構成としてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、印字対
象シートとリボンテープが接触している時間を調整する
ことによりコーナエッジ型サーマルヘッドと冷時剥離用
リボンテープを使って印字を行なうようにしたサーマル
ヘッドによる印字方法を提供する。
象シートとリボンテープが接触している時間を調整する
ことによりコーナエッジ型サーマルヘッドと冷時剥離用
リボンテープを使って印字を行なうようにしたサーマル
ヘッドによる印字方法を提供する。
【0029】本発明によれば、冷時剥離方式のリボンテ
ープを用いるときは、リボンテープと印字対象シートと
が接触している時間が長くなるように調整することによ
り、コーナエッジ型のサーマルヘッドを用いて冷時剥離
方式のリボンテープで印字を行うことができる。
ープを用いるときは、リボンテープと印字対象シートと
が接触している時間が長くなるように調整することによ
り、コーナエッジ型のサーマルヘッドを用いて冷時剥離
方式のリボンテープで印字を行うことができる。
【0030】また、本発明は、コーナエッジ型サーマル
ヘッドのコーナ部に印字対象シートに対するリボンテー
プの接触時間を増すための剥離時間調整部を設けた構成
のサーマルヘッドによる印字装置を提供する。
ヘッドのコーナ部に印字対象シートに対するリボンテー
プの接触時間を増すための剥離時間調整部を設けた構成
のサーマルヘッドによる印字装置を提供する。
【0031】本発明のこの印字装置によれば、コーナエ
ッジ型サーマルヘッドが接触を離れた後の印字部分が、
サーマルヘッドのコーナ部に取り付けられた剥離時間調
整部によって冷時剥離による印字に必要な時間だけ押し
つけられてリボンテープと印字対象シートが接触し続け
るので、コーナエッジ型サーマルヘッドを用いながらも
冷時剥離方式の耐熱性リボンテープにより耐熱性のある
印字を行うことができる。
ッジ型サーマルヘッドが接触を離れた後の印字部分が、
サーマルヘッドのコーナ部に取り付けられた剥離時間調
整部によって冷時剥離による印字に必要な時間だけ押し
つけられてリボンテープと印字対象シートが接触し続け
るので、コーナエッジ型サーマルヘッドを用いながらも
冷時剥離方式の耐熱性リボンテープにより耐熱性のある
印字を行うことができる。
【0032】また、本発明は印字装置として、コーナエ
ッジ型サーマルヘッドとプラテンの相対位置を変更可能
に構成し、印字対象シートとリボンテープが接触してい
る時間を調整可能にした構成のサーマルヘッドによる印
字装置を提供する。
ッジ型サーマルヘッドとプラテンの相対位置を変更可能
に構成し、印字対象シートとリボンテープが接触してい
る時間を調整可能にした構成のサーマルヘッドによる印
字装置を提供する。
【0033】本発明のこの印字装置によれば、冷時剥離
方式のリボンテープを使って印字を行うときは、リボン
テープと印字対象シートが冷時剥離方式のリボンテープ
による印字に必要な時間に亘って接触しているようにコ
ーナエッジ型サーマルヘッドとプラテンの相対位置を変
化させながら印字を行うことによって、コーナエッジ型
サーマルヘッドを装着したまま、冷時剥離方式のリボン
テープを使って所望の印字を行うことができる。
方式のリボンテープを使って印字を行うときは、リボン
テープと印字対象シートが冷時剥離方式のリボンテープ
による印字に必要な時間に亘って接触しているようにコ
ーナエッジ型サーマルヘッドとプラテンの相対位置を変
化させながら印字を行うことによって、コーナエッジ型
サーマルヘッドを装着したまま、冷時剥離方式のリボン
テープを使って所望の印字を行うことができる。
【0034】以上説明したように、本発明の印字装置に
よれば、コーナエッジ型のサーマルヘッドによって熱剥
離方式のリボンテープに加え、冷時剥離のリボンテープ
を使って印字が可能である。
よれば、コーナエッジ型のサーマルヘッドによって熱剥
離方式のリボンテープに加え、冷時剥離のリボンテープ
を使って印字が可能である。
【図1】本発明の第1実施形態による印字装置を示す説
明図。
明図。
【図2】図1の印字装置で用いられているサーマルヘッ
ドのコーナ部を拡大して示す説明図。
ドのコーナ部を拡大して示す説明図。
【図3】本発明の第2実施形態による印字装置を示す説
明図。
明図。
1 ラインサーマルヘッド 2 プラテン 3 印字対象シート 4 熱転写リボンテープ 5 ガイドローラ 6 ガイドローラ 7 剥離時間調整板 8 ねじ 9 接触部 10 コーナ部 11 サーマルヘッドの移動方向 12 プラテンの移動方向
Claims (4)
- 【請求項1】 印字対象シートとリボンテープが接触し
ている時間を調整することによりコーナエッジ型サーマ
ルヘッドと冷時剥離用リボンテープを使って印字を行な
うことを特徴とするサーマルヘッドによる印字方法。 - 【請求項2】 コーナエッジ型サーマルヘッドのコーナ
部に印字対象シートに対するリボンテープの接触時間を
増すための剥離時間調整部を設けたことを特徴とするサ
ーマルヘッドによる印字装置。 - 【請求項3】 コーナエッジ型サーマルヘッドとプラテ
ンの相対位置を変更可能に構成し、印字対象シートとリ
ボンテープが接触している時間を調整可能にしたことを
特徴とするサーマルヘッドによる印字装置。 - 【請求項4】 前記リボンテープとして冷時剥離用リボ
ンテープを用い150mm/sec〜200mm/se
cの高速領域で印字可能とした請求項3に記載の印字装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001025717A JP2002225320A (ja) | 2001-02-01 | 2001-02-01 | サーマルヘッドによる印字方法及び印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001025717A JP2002225320A (ja) | 2001-02-01 | 2001-02-01 | サーマルヘッドによる印字方法及び印字装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002225320A true JP2002225320A (ja) | 2002-08-14 |
Family
ID=18890654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001025717A Pending JP2002225320A (ja) | 2001-02-01 | 2001-02-01 | サーマルヘッドによる印字方法及び印字装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002225320A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7914468B2 (en) | 2004-09-22 | 2011-03-29 | Svip 4 Llc | Systems and methods for monitoring and modifying behavior |
-
2001
- 2001-02-01 JP JP2001025717A patent/JP2002225320A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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