JP2002354880A - リアルタイムシミュレータおよびリアルタイムシミュレーション方法 - Google Patents
リアルタイムシミュレータおよびリアルタイムシミュレーション方法Info
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- JP2002354880A JP2002354880A JP2001158923A JP2001158923A JP2002354880A JP 2002354880 A JP2002354880 A JP 2002354880A JP 2001158923 A JP2001158923 A JP 2001158923A JP 2001158923 A JP2001158923 A JP 2001158923A JP 2002354880 A JP2002354880 A JP 2002354880A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製品である制御装置のマイクロコンピュータ
を使用する電子機器のソフトウエア並びにハードウエア
を開発する時間の短縮、検証する時間の短縮、検証する
内容の充実を図ることができるリアルタイムシミュレー
タおよびリアルタイムシミュレーション方法を得る。 【解決手段】 マイクロコンピュータ上で被模擬対象物
をモデル化したプログラムを動作させて模擬し、上記被
模擬対象物に関連した実機をモデル化し実現する模擬手
段3と、マイクロコンピュータ上でソフトウエアによっ
て計算時間を補償する要素を構成し、マイクロコンピュ
ータの計算時間の遅れを補償する補償手段4と、模擬手
段3および補償手段4と被模擬対象物の間に設けられ、
被模擬対象物に関連した外部信号を授受するD/Aボー
ド14、A/Dボード15からなるインターフェースボ
ード5とを備える。
を使用する電子機器のソフトウエア並びにハードウエア
を開発する時間の短縮、検証する時間の短縮、検証する
内容の充実を図ることができるリアルタイムシミュレー
タおよびリアルタイムシミュレーション方法を得る。 【解決手段】 マイクロコンピュータ上で被模擬対象物
をモデル化したプログラムを動作させて模擬し、上記被
模擬対象物に関連した実機をモデル化し実現する模擬手
段3と、マイクロコンピュータ上でソフトウエアによっ
て計算時間を補償する要素を構成し、マイクロコンピュ
ータの計算時間の遅れを補償する補償手段4と、模擬手
段3および補償手段4と被模擬対象物の間に設けられ、
被模擬対象物に関連した外部信号を授受するD/Aボー
ド14、A/Dボード15からなるインターフェースボ
ード5とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、製品であるイン
バータ制御用制御装置のマイクロコンピュータを使用す
る電子機器のインバータ制御用ソフトウエア並びにイン
バータ制御用ハードウエアを動作確認および検証を行う
ためのリアルタイムシミュレータおよびリアルタイムシ
ミュレーション方法に関するものである。
バータ制御用制御装置のマイクロコンピュータを使用す
る電子機器のインバータ制御用ソフトウエア並びにイン
バータ制御用ハードウエアを動作確認および検証を行う
ためのリアルタイムシミュレータおよびリアルタイムシ
ミュレーション方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のリアルタイムシミュレー
タの一例を示す構成図である。図において、1はリアル
タイムシミュレータ(仮想実機)、2はCPUを含むマ
イクロコンピュータ(計算機)、3は実機をモデル化
し、マイクロコンピュータ上で実現する模擬手段、5は
D/Aボード14およびA/Dボード15を有するイン
ターフェースボード、6は制御装置のマイクロコンピュ
ータを使用する電子機器(製品)である。
タの一例を示す構成図である。図において、1はリアル
タイムシミュレータ(仮想実機)、2はCPUを含むマ
イクロコンピュータ(計算機)、3は実機をモデル化
し、マイクロコンピュータ上で実現する模擬手段、5は
D/Aボード14およびA/Dボード15を有するイン
ターフェースボード、6は制御装置のマイクロコンピュ
ータを使用する電子機器(製品)である。
【0003】次に、動作について説明する。リアルシミ
ュレータ1では、製品である制御装置のマイクロコンピ
ュータを使用する電子機器6からの制御信号をインター
フェースボード5に入力し、インターフェースボード5
は入力信号をA/Dボード15によりアナログ信号から
デジタル信号に変換してマイクロコンピュータ2に出力
する。マイクロコンピュータ2上の実機をモデル化し実
現する模擬手段3は模擬的に主回路装置の役割を実現
し、センサ信号を計算し、インターフェースボード5の
D/Aボード14に出力する。D/Aボード14はセン
サ信号をデジタル信号からアナログ信号に変換し、電子
機器6にフィードバックする。
ュレータ1では、製品である制御装置のマイクロコンピ
ュータを使用する電子機器6からの制御信号をインター
フェースボード5に入力し、インターフェースボード5
は入力信号をA/Dボード15によりアナログ信号から
デジタル信号に変換してマイクロコンピュータ2に出力
する。マイクロコンピュータ2上の実機をモデル化し実
現する模擬手段3は模擬的に主回路装置の役割を実現
し、センサ信号を計算し、インターフェースボード5の
D/Aボード14に出力する。D/Aボード14はセン
サ信号をデジタル信号からアナログ信号に変換し、電子
機器6にフィードバックする。
【0004】マイクロコンピュータ上の実機をモデル化
し実現する模擬手段3は、電気車などのインバータの制
御装置、コンバータの制御装置、インバータとコンバー
タを組合せた主変換装置を実現する機能を有する。
し実現する模擬手段3は、電気車などのインバータの制
御装置、コンバータの制御装置、インバータとコンバー
タを組合せた主変換装置を実現する機能を有する。
【0005】ここでは、インバータ制御を用いている直
流電気車を例に挙げているが、その他のインバータ制御
とコンバータ制御を用いている交流電気車の場合でも同
様に適用できる。
流電気車を例に挙げているが、その他のインバータ制御
とコンバータ制御を用いている交流電気車の場合でも同
様に適用できる。
【0006】具体的に説明すると、製品であるインバー
タ制御用制御装置のマイクロコンピュータを使用する電
子機器6からインバータを制御するための制御信号Vu
(t)、Vv(t)、Vw(t)が出力され、リアルタ
イムシミュレータ1のインターフェースボード5のA/
Dボード15を通って、マイクロコンピュータ2上にあ
るの実機をモデル化し実現する模擬手段3に入力され
る。
タ制御用制御装置のマイクロコンピュータを使用する電
子機器6からインバータを制御するための制御信号Vu
(t)、Vv(t)、Vw(t)が出力され、リアルタ
イムシミュレータ1のインターフェースボード5のA/
Dボード15を通って、マイクロコンピュータ2上にあ
るの実機をモデル化し実現する模擬手段3に入力され
る。
【0007】模擬手段3では、等価的に実機のインバー
タとモータを実現して、センサ信号であるIu(t+t
ss)、Iv(t+tss)、Iw(t+tss)がリアルタ
イムシミュレータ1から出力され、電子機器6にフィー
ドバックされる。
タとモータを実現して、センサ信号であるIu(t+t
ss)、Iv(t+tss)、Iw(t+tss)がリアルタ
イムシミュレータ1から出力され、電子機器6にフィー
ドバックされる。
【0008】模擬手段3について、図7の機能ブロック
をを用いて具体的に説明する。図において、7は3相/
2相変換部、8は誘導電動機モデル部、9は2相/3相
変換部である。まず、3相/2相変換部7で下記の式
(1)により入力信号Vu(t)、Vv(t)、Vw
(t)である制御信号を変換する。
をを用いて具体的に説明する。図において、7は3相/
2相変換部、8は誘導電動機モデル部、9は2相/3相
変換部である。まず、3相/2相変換部7で下記の式
(1)により入力信号Vu(t)、Vv(t)、Vw
(t)である制御信号を変換する。
【0009】
【数1】
【0010】3相/2相変換部7の出力を誘導電動機モ
デル部8によってセンサ信号の2相成分が下記の式
(2)によって計算される。
デル部8によってセンサ信号の2相成分が下記の式
(2)によって計算される。
【0011】
【数2】
【0012】但し、上記式(2)において、Ls:一次
インダクタンス、Lr:二次インダクタンス、Rs:一
次抵抗、Rr:2次抵抗、M:相互インダクタンス、σ
=1−M2/Ls/Lrである。
インダクタンス、Lr:二次インダクタンス、Rs:一
次抵抗、Rr:2次抵抗、M:相互インダクタンス、σ
=1−M2/Ls/Lrである。
【0013】誘導電動機モデル部8によって計算された
出力信号は、3相/2相変換部9で下記の式(3)によ
って3相のセンサ信号に変換される。
出力信号は、3相/2相変換部9で下記の式(3)によ
って3相のセンサ信号に変換される。
【0014】
【数3】
【0015】但し、上記(3)式において、tssは、リ
アルタイムシミュレータ1の計算時間を表す。上記式
(3)の出力信号であるセンサ信号Iu(t+tss)、
Iv(t+tss)、Iw(t+tss)は、入力である制
御信号Vu(t)、Vv(t)、Vw(t)に対してリ
アルタイムシミュレータ1の計算時間を示すtss分だけ
遅れて出力されることを示している。
アルタイムシミュレータ1の計算時間を表す。上記式
(3)の出力信号であるセンサ信号Iu(t+tss)、
Iv(t+tss)、Iw(t+tss)は、入力である制
御信号Vu(t)、Vv(t)、Vw(t)に対してリ
アルタイムシミュレータ1の計算時間を示すtss分だけ
遅れて出力されることを示している。
【0016】製品である制御装置のマイクロコンピュー
タを使用する電子機器6は、フィードバックされたセン
サ信号であるIu(t+tss)、Iv(t+tss)、I
w(t+tss)に基づいて次のVu(t+tss)、Vv
(t+tss)、Vw(t+t ss)を出力する。
タを使用する電子機器6は、フィードバックされたセン
サ信号であるIu(t+tss)、Iv(t+tss)、I
w(t+tss)に基づいて次のVu(t+tss)、Vv
(t+tss)、Vw(t+t ss)を出力する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電気車など
のインバータの制御装置、コンバータの制御装置、イン
バータとコンバータを組合せた主変換装置の制御装置の
検証方法は、駆動装置の誘導電動機、インバータ、コン
バータ、フィルタリアクトル、フィルタコンデンサなど
の巨大な主回路装置を用いて実験する方法しかなく、コ
ストと時間を要する。リアルタイムシミュレータを用い
ることによって様々の主回路装置を簡単に摸擬すること
ができるため、準備時間や開発期間、検証時間の短縮や
人件費などのコスト低減の効果が期待できる。
のインバータの制御装置、コンバータの制御装置、イン
バータとコンバータを組合せた主変換装置の制御装置の
検証方法は、駆動装置の誘導電動機、インバータ、コン
バータ、フィルタリアクトル、フィルタコンデンサなど
の巨大な主回路装置を用いて実験する方法しかなく、コ
ストと時間を要する。リアルタイムシミュレータを用い
ることによって様々の主回路装置を簡単に摸擬すること
ができるため、準備時間や開発期間、検証時間の短縮や
人件費などのコスト低減の効果が期待できる。
【0018】ところが、従来のリアルタイムシミュレー
タは、マイクロコンピュータの計算時間の遅れが存在す
るので、実際の主回路装置で検証した結果と比較した場
合、リアルタイムシミュレータで検証した結果は、マイ
クロコンピュータの計算時間の遅れの影響で実際の主回
路装置の検証結果と異なる。つまり、従来のリアルタイ
ムシミュレータの場合は、リアルタイムシミュレータで
検証した結果が実際の主回路装置で検証した結果と異な
る問題があり、リアルタイムシミュレータの検証結果に
あまり高い信頼性を得られることができない等の問題点
があった。この発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、リアルタイムシミュレータの
検証結果に高い信頼性を得ることができるリアルタイム
シミュレータおよびリアルタイムシミュレーション方法
を提供することを目的とする。
タは、マイクロコンピュータの計算時間の遅れが存在す
るので、実際の主回路装置で検証した結果と比較した場
合、リアルタイムシミュレータで検証した結果は、マイ
クロコンピュータの計算時間の遅れの影響で実際の主回
路装置の検証結果と異なる。つまり、従来のリアルタイ
ムシミュレータの場合は、リアルタイムシミュレータで
検証した結果が実際の主回路装置で検証した結果と異な
る問題があり、リアルタイムシミュレータの検証結果に
あまり高い信頼性を得られることができない等の問題点
があった。この発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、リアルタイムシミュレータの
検証結果に高い信頼性を得ることができるリアルタイム
シミュレータおよびリアルタイムシミュレーション方法
を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るリ
アルタイムシミュレータは、マイクロコンピュータ上で
被模擬対象物をモデル化したプログラムを動作させて模
擬し、上記被模擬対象物に関連した実機をモデル化し実
現する模擬手段と、上記マイクロコンピュータ上でソフ
トウエアによって計算時間を補償する要素を構成し、上
記マイクロコンピュータの計算時間の遅れを補償する補
償手段と、上記模擬手段および補償手段と上記被模擬対
象物の間に設けられ、上記被模擬対象物に関連した外部
信号を授受する入出力手段とを備えたものである。
アルタイムシミュレータは、マイクロコンピュータ上で
被模擬対象物をモデル化したプログラムを動作させて模
擬し、上記被模擬対象物に関連した実機をモデル化し実
現する模擬手段と、上記マイクロコンピュータ上でソフ
トウエアによって計算時間を補償する要素を構成し、上
記マイクロコンピュータの計算時間の遅れを補償する補
償手段と、上記模擬手段および補償手段と上記被模擬対
象物の間に設けられ、上記被模擬対象物に関連した外部
信号を授受する入出力手段とを備えたものである。
【0020】請求項2の発明に係るリアルタイムシミュ
レータは、請求項1の発明において、上記模擬手段は3
相/2相変換部と、誘導電動機モデル部と、2相/3相
変換部とを有し、上記補償手段は上記2相/3相変換部
の出力に対して上記計算時間の遅れを補償するものであ
る。
レータは、請求項1の発明において、上記模擬手段は3
相/2相変換部と、誘導電動機モデル部と、2相/3相
変換部とを有し、上記補償手段は上記2相/3相変換部
の出力に対して上記計算時間の遅れを補償するものであ
る。
【0021】請求項3の発明に係るリアルタイムシミュ
レータは、請求項1または2の発明において、上記計算
時間を補償する要素は、2次近似予測法の理論を用いて
算出されるものである。
レータは、請求項1または2の発明において、上記計算
時間を補償する要素は、2次近似予測法の理論を用いて
算出されるものである。
【0022】請求項4の発明に係るリアルタイムシミュ
レータは、請求項1〜3のいずれかの発明において、上
記入出力手段は上記模擬手段および補償手段と上記被模
擬対象物の間に設けられ、上記被模擬対象物に関連した
外部信号を授受するD/AボードおよびA/Dボードか
らなるインターフェースボードであるものである。
レータは、請求項1〜3のいずれかの発明において、上
記入出力手段は上記模擬手段および補償手段と上記被模
擬対象物の間に設けられ、上記被模擬対象物に関連した
外部信号を授受するD/AボードおよびA/Dボードか
らなるインターフェースボードであるものである。
【0023】請求項5の発明に係るリアルタイムシミュ
レータは、マイクロコンピュータ上で被模擬対象物をモ
デル化したプログラムを動作させて模擬し、上記被模擬
対象物に関連した実機をモデル化し実現する模擬手段
と、上記マイクロコンピュータ上でソフトウエアによっ
て計算時間を補償するモデルを構成し、位相角を補正し
て上記マイクロコンピュータの計算時間の遅れを補償す
る補償手段と、上記模擬手段および補償手段と上記被模
擬対象物の間に設けられ、上記被模擬対象物に関連した
外部信号を授受する入出力手段とを備えたものである。
レータは、マイクロコンピュータ上で被模擬対象物をモ
デル化したプログラムを動作させて模擬し、上記被模擬
対象物に関連した実機をモデル化し実現する模擬手段
と、上記マイクロコンピュータ上でソフトウエアによっ
て計算時間を補償するモデルを構成し、位相角を補正し
て上記マイクロコンピュータの計算時間の遅れを補償す
る補償手段と、上記模擬手段および補償手段と上記被模
擬対象物の間に設けられ、上記被模擬対象物に関連した
外部信号を授受する入出力手段とを備えたものである。
【0024】請求項6の発明に係るリアルタイムシミュ
レータは、請求項5の発明において、上記模擬手段は3
相/2相変換部と、誘導電動機モデル部と、2相/3相
変換部とを有し、上記補償手段は上記3相/2相変換部
と上記2相/3相変換部の各出力に対して上記計算時間
の遅れを補償するものである。
レータは、請求項5の発明において、上記模擬手段は3
相/2相変換部と、誘導電動機モデル部と、2相/3相
変換部とを有し、上記補償手段は上記3相/2相変換部
と上記2相/3相変換部の各出力に対して上記計算時間
の遅れを補償するものである。
【0025】請求項7の発明に係るリアルタイムシミュ
レータは、請求項5または6の発明において、上記計算
時間を補償するモデルは、上記3相/2相変換部と上記
2相/3相変換部の変換出力の位相を補正する位相補正
部であるものである。
レータは、請求項5または6の発明において、上記計算
時間を補償するモデルは、上記3相/2相変換部と上記
2相/3相変換部の変換出力の位相を補正する位相補正
部であるものである。
【0026】請求項8の発明に係るリアルタイムシミュ
レータは、請求項5〜7のいずれかの発明において、上
記入出力手段は上記模擬手段と上記被模擬対象物の間に
設けられ、上記被模擬対象物に関連した外部信号を授受
するD/AボードおよびA/Dボードからなるインター
フェースボードであるものである。
レータは、請求項5〜7のいずれかの発明において、上
記入出力手段は上記模擬手段と上記被模擬対象物の間に
設けられ、上記被模擬対象物に関連した外部信号を授受
するD/AボードおよびA/Dボードからなるインター
フェースボードであるものである。
【0027】請求項9の発明に係るリアルタイムシミュ
レータは、請求項1〜8のいずれかの発明において、上
記被模擬対象物は、インバータ制御用制御装置のマイク
ロコンピュータを使用する電子機器であるものである。
レータは、請求項1〜8のいずれかの発明において、上
記被模擬対象物は、インバータ制御用制御装置のマイク
ロコンピュータを使用する電子機器であるものである。
【0028】請求項10の発明に係るリアルタイムシミ
ュレーション方法は、マイクロコンピュータ上で被模擬
対象物をモデル化したプログラムを動作させて模擬し、
上記被模擬対象物に関連した実機をモデル化し実現する
ステップと、上記マイクロコンピュータ上でソフトウエ
アによって計算時間を補償する要素を構成し、上記マイ
クロコンピュータの計算時間の遅れを補償するステップ
とを含むものである。
ュレーション方法は、マイクロコンピュータ上で被模擬
対象物をモデル化したプログラムを動作させて模擬し、
上記被模擬対象物に関連した実機をモデル化し実現する
ステップと、上記マイクロコンピュータ上でソフトウエ
アによって計算時間を補償する要素を構成し、上記マイ
クロコンピュータの計算時間の遅れを補償するステップ
とを含むものである。
【0029】請求項11の発明に係るリアルタイムシミ
ュレーション方法は、マイクロコンピュータ上で被模擬
対象物をモデル化したプログラムを動作させて模擬し、
上記被模擬対象物に関連した実機をモデル化し実現する
ステップと、上記マイクロコンピュータ上でソフトウエ
アによって計算時間を補償するモデルを構成し、位相角
を補正して上記マイクロコンピュータの計算時間の遅れ
を補償するステップとを含むものである。
ュレーション方法は、マイクロコンピュータ上で被模擬
対象物をモデル化したプログラムを動作させて模擬し、
上記被模擬対象物に関連した実機をモデル化し実現する
ステップと、上記マイクロコンピュータ上でソフトウエ
アによって計算時間を補償するモデルを構成し、位相角
を補正して上記マイクロコンピュータの計算時間の遅れ
を補償するステップとを含むものである。
【0030】請求項12の発明に係るリアルタイムシミ
ュレーション方法、請求項10または11の発明におい
て、上記被模擬対象物は、インバータ制御用制御装置の
マイクロコンピュータを使用する電子機器であるもので
ある。
ュレーション方法、請求項10または11の発明におい
て、上記被模擬対象物は、インバータ制御用制御装置の
マイクロコンピュータを使用する電子機器であるもので
ある。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態
を、図を参照して説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1を示す
構成図である。図において、1Aはリアルタイムシミュ
レータ(仮想実機)、2Aはマイクロコンピュータ(計
算機)、3は主回路を模擬する実機をモデル化し、マイ
クロコンピュータ上で実現する模擬手段であって、例え
ば電気車のインバータ、誘導電動機、LCフィルタなど
の主回路装置をモデル化したプログラムを動作させてイ
ンバータの主回路装置などを模擬する。
を、図を参照して説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1を示す
構成図である。図において、1Aはリアルタイムシミュ
レータ(仮想実機)、2Aはマイクロコンピュータ(計
算機)、3は主回路を模擬する実機をモデル化し、マイ
クロコンピュータ上で実現する模擬手段であって、例え
ば電気車のインバータ、誘導電動機、LCフィルタなど
の主回路装置をモデル化したプログラムを動作させてイ
ンバータの主回路装置などを模擬する。
【0032】4はマイクロコンピュータ2Aの計算時間
の遅れを補償する補償手段であって、マイクロコンピュ
ータ2A上でソフトウエアにより2次近似予測を構成
し、計算時間の遅れ時間だけを補償するものである。5
はD/Aボード14およびA/Dボード15を有する入
出力手段としてのインターフェースボードであって、製
品である制御装置のマイクロコンピュータを使用する被
模擬対象物としての電子機器6からの外部信号としての
制御信号の入力と、マイクロコンピュータ2A上で計算
された信号を計算時間の遅れを補償したセンサ信号を出
力するものである。
の遅れを補償する補償手段であって、マイクロコンピュ
ータ2A上でソフトウエアにより2次近似予測を構成
し、計算時間の遅れ時間だけを補償するものである。5
はD/Aボード14およびA/Dボード15を有する入
出力手段としてのインターフェースボードであって、製
品である制御装置のマイクロコンピュータを使用する被
模擬対象物としての電子機器6からの外部信号としての
制御信号の入力と、マイクロコンピュータ2A上で計算
された信号を計算時間の遅れを補償したセンサ信号を出
力するものである。
【0033】次に、動作について説明する。リアルシミ
ュレータ1Aでは、電子機器6からの制御信号をインタ
ーフェースボード5に入力し、インターフェースボード
5は入力信号をA/Dボード15によりアナログ信号か
らデジタル信号に変換してマイクロコンピュータ2Aに
出力する。マイクロコンピュータ2A上の実機をモデル
化し実現する模擬手段3は模擬的に主回路装置の役割を
実現し、センサ信号を計算し、マイクロコンピュータ2
A上でソフトウエアによって、つまり、補償手段4を用
いてマイクロコンピュータ2Aの計算時間の遅れを補償
したセンサ信号をインターフェースボード5のD/Aボ
ード14に出力する。
ュレータ1Aでは、電子機器6からの制御信号をインタ
ーフェースボード5に入力し、インターフェースボード
5は入力信号をA/Dボード15によりアナログ信号か
らデジタル信号に変換してマイクロコンピュータ2Aに
出力する。マイクロコンピュータ2A上の実機をモデル
化し実現する模擬手段3は模擬的に主回路装置の役割を
実現し、センサ信号を計算し、マイクロコンピュータ2
A上でソフトウエアによって、つまり、補償手段4を用
いてマイクロコンピュータ2Aの計算時間の遅れを補償
したセンサ信号をインターフェースボード5のD/Aボ
ード14に出力する。
【0034】D/Aボード14はセンサ信号をデジタル
信号からアナログ信号に変換し、制御装置のマイクロコ
ンピュータを使用する電子機器6にフィードバックす
る。これより、制御装置のマイクロコンピュータを使用
する電子機器6は、実機の主回路装置を動作させている
同等な条件下での動作を行い、制御装置のマイクロコン
ピュータを使用する電子機器6の実機と同様の検証が可
能となる。
信号からアナログ信号に変換し、制御装置のマイクロコ
ンピュータを使用する電子機器6にフィードバックす
る。これより、制御装置のマイクロコンピュータを使用
する電子機器6は、実機の主回路装置を動作させている
同等な条件下での動作を行い、制御装置のマイクロコン
ピュータを使用する電子機器6の実機と同様の検証が可
能となる。
【0035】さらに、上述のリアルタイムシミュレータ
1Aの作用について説明する。製品であるインバータ制
御用制御装置のマイクロコンピュータを使用する電子機
器6からインバータを制御するための制御信号Vu
(t)、Vv(t)、Vw(t)が出力され、リアルタ
イムシミュレータ1Aのインターフェースボード5を通
って、マイクロコンピュータ2A上にあるの実機をモデ
ル化し実現する模擬手段3に入力される。
1Aの作用について説明する。製品であるインバータ制
御用制御装置のマイクロコンピュータを使用する電子機
器6からインバータを制御するための制御信号Vu
(t)、Vv(t)、Vw(t)が出力され、リアルタ
イムシミュレータ1Aのインターフェースボード5を通
って、マイクロコンピュータ2A上にあるの実機をモデ
ル化し実現する模擬手段3に入力される。
【0036】実機をモデル化し実現する模擬手段3で
は、等価的に実機のインバータとモータを実現して、セ
ンサ信号であるIu(t)、Iv(t)、Iw(t)が
リアルタイムシミュレータ1Aから出力され、製品であ
るインバータ制御用制御装置のマイクロコンピュータを
使用する電子機器6にフィードバックされる。
は、等価的に実機のインバータとモータを実現して、セ
ンサ信号であるIu(t)、Iv(t)、Iw(t)が
リアルタイムシミュレータ1Aから出力され、製品であ
るインバータ制御用制御装置のマイクロコンピュータを
使用する電子機器6にフィードバックされる。
【0037】図2は、マイクロコンピュータ2Aの具体
例を示す機能ブロック図である。図において、7は3相
/2相変換部、8は誘導電動機モデル部、9は2相/3
相変換部である。
例を示す機能ブロック図である。図において、7は3相
/2相変換部、8は誘導電動機モデル部、9は2相/3
相変換部である。
【0038】次に、動作について説明する。まず、3相
/2相変換部7で上記式(1)により入力信号Vu
(t)、Vv(t)、Vw(t)である制御信号を変換
する。3相/2相変換部7の出力を誘導電動機モデル部
8によってセンサ信号の2相成分が上記式(2)を用い
て計算される。
/2相変換部7で上記式(1)により入力信号Vu
(t)、Vv(t)、Vw(t)である制御信号を変換
する。3相/2相変換部7の出力を誘導電動機モデル部
8によってセンサ信号の2相成分が上記式(2)を用い
て計算される。
【0039】誘導電動機モデル部8によって計算された
出力信号は、3相/2相変換部9で上記式(3)によっ
て3相のセンサ信号に変換される。上記式(3)の出力
信号であるセンサ信号Iu(t+tss)、Iv(t+t
ss)、Iw(t+tss)は、入力である制御信号Vu
(t)、Vv(t)、Vw(t)に対してリアルタイム
シミュレータ1Aの計算時間を示すtss分だけ遅れて出
力されることを表している。
出力信号は、3相/2相変換部9で上記式(3)によっ
て3相のセンサ信号に変換される。上記式(3)の出力
信号であるセンサ信号Iu(t+tss)、Iv(t+t
ss)、Iw(t+tss)は、入力である制御信号Vu
(t)、Vv(t)、Vw(t)に対してリアルタイム
シミュレータ1Aの計算時間を示すtss分だけ遅れて出
力されることを表している。
【0040】そこで、補償手段4によりこのリアルタイ
ムシミュレータ1Aの計算時間の遅れを補償する。補償
方法は、マイクロコンピュータ上でソフトウエアによっ
て計算時間を補償する要素として、2次近似予測法の理
論を用いて、下記の式(4)で計算を行う。
ムシミュレータ1Aの計算時間の遅れを補償する。補償
方法は、マイクロコンピュータ上でソフトウエアによっ
て計算時間を補償する要素として、2次近似予測法の理
論を用いて、下記の式(4)で計算を行う。
【0041】
【数4】
【0042】製品である制御装置のマイクロコンピュー
タを使用する電子機器6は、フィードバックされた遅れ
時間を補償したセンサ信号であるIu(t)、Iv
(t)、Iw(t)に基づいて次のVu(t+tss)、
Vv(t+tss)、Vw(t+t ss)を出力する。この
ように、本実施の形態では、マイクロコンピュータの計
算時間の遅れの影響を補償することができるので、実際
の主回路装置で検証した結果と同等の結果が得られ、リ
アルタイムシミュレータの検証結果に高い信頼性を得る
ことができる。
タを使用する電子機器6は、フィードバックされた遅れ
時間を補償したセンサ信号であるIu(t)、Iv
(t)、Iw(t)に基づいて次のVu(t+tss)、
Vv(t+tss)、Vw(t+t ss)を出力する。この
ように、本実施の形態では、マイクロコンピュータの計
算時間の遅れの影響を補償することができるので、実際
の主回路装置で検証した結果と同等の結果が得られ、リ
アルタイムシミュレータの検証結果に高い信頼性を得る
ことができる。
【0043】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2を示す構成図である。なお、図3において、図1
と対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明を省
略する。図において、1Bはリアルタイムシミュレータ
(仮想実機)、2Bはマイクロコンピュータ(計算
機)、10は主回路を模擬する実機をモデル化し、マイ
クロコンピュータ上で実現する模擬手段であって、例え
ば電気車のインバータ、誘導電動機、LCフィルタなど
の主回路装置をモデル化したプログラムを動作させてイ
ンバータの主回路装置などを模擬する。模擬手段10
は、後述するように、その内部にマイクロコンピュータ
2B上でソフトウエアによってマイクロコンピュータ2
Bの計算時間の遅れを補償する補償機能を有する。
形態2を示す構成図である。なお、図3において、図1
と対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明を省
略する。図において、1Bはリアルタイムシミュレータ
(仮想実機)、2Bはマイクロコンピュータ(計算
機)、10は主回路を模擬する実機をモデル化し、マイ
クロコンピュータ上で実現する模擬手段であって、例え
ば電気車のインバータ、誘導電動機、LCフィルタなど
の主回路装置をモデル化したプログラムを動作させてイ
ンバータの主回路装置などを模擬する。模擬手段10
は、後述するように、その内部にマイクロコンピュータ
2B上でソフトウエアによってマイクロコンピュータ2
Bの計算時間の遅れを補償する補償機能を有する。
【0044】次に、動作について説明する。リアルシミ
ュレータ1Bでは、電子機器6からの制御信号をインタ
ーフェースボード5に入力し、インターフェースボード
5は入力信号をA/Dボード15によりアナログ信号か
らデジタル信号に変換してマイクロコンピュータ2Bに
出力する。マイクロコンピュータ2B上の実機をモデル
化し実現する模擬手段10は模擬的に主回路装置の役割
を実現し、センサ信号を計算し、マイクロコンピュータ
2B上でソフトウエアによってマイクロコンピュータ2
Bの計算時間の遅れを補償したセンサ信号をインターフ
ェースボード5のD/Aボード14に出力する。
ュレータ1Bでは、電子機器6からの制御信号をインタ
ーフェースボード5に入力し、インターフェースボード
5は入力信号をA/Dボード15によりアナログ信号か
らデジタル信号に変換してマイクロコンピュータ2Bに
出力する。マイクロコンピュータ2B上の実機をモデル
化し実現する模擬手段10は模擬的に主回路装置の役割
を実現し、センサ信号を計算し、マイクロコンピュータ
2B上でソフトウエアによってマイクロコンピュータ2
Bの計算時間の遅れを補償したセンサ信号をインターフ
ェースボード5のD/Aボード14に出力する。
【0045】D/Aボード14はセンサ信号をデジタル
信号からアナログ信号に変換し、制御装置のマイクロコ
ンピュータを使用する電子機器6にフィードバックす
る。これより、制御装置のマイクロコンピュータを使用
する電子機器6は、実機の主回路装置を動作させている
同等な条件下での動作を行い、制御装置のマイクロコン
ピュータを使用する電子機器6の実機と同様の検証が可
能となる。
信号からアナログ信号に変換し、制御装置のマイクロコ
ンピュータを使用する電子機器6にフィードバックす
る。これより、制御装置のマイクロコンピュータを使用
する電子機器6は、実機の主回路装置を動作させている
同等な条件下での動作を行い、制御装置のマイクロコン
ピュータを使用する電子機器6の実機と同様の検証が可
能となる。
【0046】さらに、上述のリアルタイムシミュレータ
1Bの作用について説明する。製品であるインバータ制
御用制御装置のマイクロコンピュータを使用する電子機
器6からインバータを制御するための制御信号Vu
(t)、Vv(t)、Vw(t)が出力され、リアルタ
イムシミュレータ1Bのインターフェースボード5を通
って、マイクロコンピュータ2B上にあるの実機をモデ
ル化し実現する模擬手段10に入力される。
1Bの作用について説明する。製品であるインバータ制
御用制御装置のマイクロコンピュータを使用する電子機
器6からインバータを制御するための制御信号Vu
(t)、Vv(t)、Vw(t)が出力され、リアルタ
イムシミュレータ1Bのインターフェースボード5を通
って、マイクロコンピュータ2B上にあるの実機をモデ
ル化し実現する模擬手段10に入力される。
【0047】実機をモデル化し実現する模擬手段10で
は、等価的に実機のインバータとモータを実現して、セ
ンサ信号であるIu(t)、Iv(t)、Iw(t)が
リアルタイムシミュレータ1Bから出力され、製品であ
るインバータ制御用制御装置のマイクロコンピュータを
使用する電子機器6にフィードバックされる。
は、等価的に実機のインバータとモータを実現して、セ
ンサ信号であるIu(t)、Iv(t)、Iw(t)が
リアルタイムシミュレータ1Bから出力され、製品であ
るインバータ制御用制御装置のマイクロコンピュータを
使用する電子機器6にフィードバックされる。
【0048】図4は、マイクロコンピュータ2Bに含ま
れる模擬手段10の具体例を示す機能ブロック図であ
る。図において、11は3相/2相変換部、12は2相
/3相変換部、14はマイクロコンピュータ上でソフト
ウエアによって計算時間を補償するモデルとしての位相
角補正部である。従って、本実施の形態の模擬手段10
は、上記実施の形態1の模擬手段3と比較して、誘導電
動機モデル部8が変わらず、3相/2相変換部11およ
び3相/2相変換部12が実質的に異なる。
れる模擬手段10の具体例を示す機能ブロック図であ
る。図において、11は3相/2相変換部、12は2相
/3相変換部、14はマイクロコンピュータ上でソフト
ウエアによって計算時間を補償するモデルとしての位相
角補正部である。従って、本実施の形態の模擬手段10
は、上記実施の形態1の模擬手段3と比較して、誘導電
動機モデル部8が変わらず、3相/2相変換部11およ
び3相/2相変換部12が実質的に異なる。
【0049】次に、動作について、図5を参照して説明
する。まず、3相/2相変換部11で下記の式(5)に
より入力信号Vu(t)、Vv(t)、Vw(t)であ
る制御信号を変換する。
する。まず、3相/2相変換部11で下記の式(5)に
より入力信号Vu(t)、Vv(t)、Vw(t)であ
る制御信号を変換する。
【0050】
【数5】
【0051】位相角補正部13で位相角θは、製品であ
る制御装置のマイクロコンピュータを使用する電子機器
6からの制御信号と同様に入力されたインバータ周波数
であるFINVを用いて下記の式(6)によって計算す
る。
る制御装置のマイクロコンピュータを使用する電子機器
6からの制御信号と同様に入力されたインバータ周波数
であるFINVを用いて下記の式(6)によって計算す
る。
【0052】
【0053】また、位相角補正部13で下記の式(7)
を用いて補正を行う。
を用いて補正を行う。
【0054】
【0055】図5に示すように、位相角θを進めること
によって、3相/2相変換部11および3相/2相変換
部12で変換される電圧、電流は、実質的にマイクロコ
ンピュータ2Bの計算時間の遅れを補償した値となる。
3相/2相変換部11の出力を誘導電動機モデル部8に
入力し、誘導電動機モデル部8においてセンサ信号の2
相成分が上記式(2)を用いて計算される。誘導電動機
モデル部8によって計算された出力信号は、3相/2相
変換部9で下記の式(8)によって3相のセンサ信号に
変換される。
によって、3相/2相変換部11および3相/2相変換
部12で変換される電圧、電流は、実質的にマイクロコ
ンピュータ2Bの計算時間の遅れを補償した値となる。
3相/2相変換部11の出力を誘導電動機モデル部8に
入力し、誘導電動機モデル部8においてセンサ信号の2
相成分が上記式(2)を用いて計算される。誘導電動機
モデル部8によって計算された出力信号は、3相/2相
変換部9で下記の式(8)によって3相のセンサ信号に
変換される。
【0056】
【数6】
【0057】但し、上記式(8)において、tssは、リ
アルタイムシミュレータの計算時間を示す。上記式
(8)の出力信号であるセンサ信号Iu(t)、Iv
(t)、Iw(t)は、入力である制御信号Vu
(t)、Vv(t)、Vw(t)に対してリアルタイム
シミュレータ1Bの計算時間を示すtss分だけ遅れず出
力されることを表している。
アルタイムシミュレータの計算時間を示す。上記式
(8)の出力信号であるセンサ信号Iu(t)、Iv
(t)、Iw(t)は、入力である制御信号Vu
(t)、Vv(t)、Vw(t)に対してリアルタイム
シミュレータ1Bの計算時間を示すtss分だけ遅れず出
力されることを表している。
【0058】このように、本実施の形態でも、マイクロ
コンピュータの計算時間の遅れの影響を補償することが
できるので、実際の主回路装置で検証した結果と同等の
結果が得られ、リアルタイムシミュレータの検証結果に
高い信頼性を得ることができ、しかも、上記実施の形態
1が実質的にマイクロコンピュータの出力側での計算時
間の遅れの補償であるのに対し、本実施の形態では、実
質的にマイクロコンピュータの入力側と出力側の両方で
の計算時間の遅れの補償であるので、それだけ補償精度
を上げることが出来る。
コンピュータの計算時間の遅れの影響を補償することが
できるので、実際の主回路装置で検証した結果と同等の
結果が得られ、リアルタイムシミュレータの検証結果に
高い信頼性を得ることができ、しかも、上記実施の形態
1が実質的にマイクロコンピュータの出力側での計算時
間の遅れの補償であるのに対し、本実施の形態では、実
質的にマイクロコンピュータの入力側と出力側の両方で
の計算時間の遅れの補償であるので、それだけ補償精度
を上げることが出来る。
【0059】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、マイクロコンピュータ上で被模擬対象物をモデル化
したプログラムを動作させて模擬し、上記被模擬対象物
に関連した実機をモデル化し実現する模擬手段と、上記
マイクロコンピュータ上でソフトウエアによって計算時
間を補償する要素を構成し、上記マイクロコンピュータ
の計算時間の遅れを補償する補償手段と、上記模擬手段
および補償手段と上記被模擬対象物の間に設けられ、上
記被模擬対象物に関連した外部信号を授受する入出力手
段とを備えたので、信頼性の高いリアルタイムシミュレ
ータが得られるという効果がある。
ば、マイクロコンピュータ上で被模擬対象物をモデル化
したプログラムを動作させて模擬し、上記被模擬対象物
に関連した実機をモデル化し実現する模擬手段と、上記
マイクロコンピュータ上でソフトウエアによって計算時
間を補償する要素を構成し、上記マイクロコンピュータ
の計算時間の遅れを補償する補償手段と、上記模擬手段
および補償手段と上記被模擬対象物の間に設けられ、上
記被模擬対象物に関連した外部信号を授受する入出力手
段とを備えたので、信頼性の高いリアルタイムシミュレ
ータが得られるという効果がある。
【0060】また、請求項2の発明によれば、上記模擬
手段は3相/2相変換部と、誘導電動機モデル部と、2
相/3相変換部とを有し、上記補償手段は上記2相/3
相変換部の出力に対して上記計算時間の遅れを補償する
ので、マイクロコンピュータの計算時間の遅れを確実に
補償することができるという効果がある。
手段は3相/2相変換部と、誘導電動機モデル部と、2
相/3相変換部とを有し、上記補償手段は上記2相/3
相変換部の出力に対して上記計算時間の遅れを補償する
ので、マイクロコンピュータの計算時間の遅れを確実に
補償することができるという効果がある。
【0061】また、請求項3の発明によれば、上記計算
時間を補償する要素は、2次近似予測法の理論を用いて
算出されるので、信頼性の高い検証結果を得るのに寄与
できるという効果がある。
時間を補償する要素は、2次近似予測法の理論を用いて
算出されるので、信頼性の高い検証結果を得るのに寄与
できるという効果がある。
【0062】また、請求項4の発明によれば、上記入出
力手段は上記模擬手段および補償手段と上記被模擬対象
物の間に設けられ、上記被模擬対象物に関連した外部信
号を授受するD/AボードおよびA/Dボードからなる
インターフェースボードであるので、信頼性の高い検証
結果を得るのに寄与できるという効果がある。
力手段は上記模擬手段および補償手段と上記被模擬対象
物の間に設けられ、上記被模擬対象物に関連した外部信
号を授受するD/AボードおよびA/Dボードからなる
インターフェースボードであるので、信頼性の高い検証
結果を得るのに寄与できるという効果がある。
【0063】また、請求項5の発明によれば、マイクロ
コンピュータ上で被模擬対象物をモデル化したプログラ
ムを動作させて模擬し、上記被模擬対象物に関連した実
機をモデル化し実現する模擬手段と、上記マイクロコン
ピュータ上でソフトウエアによって計算時間を補償する
モデルを構成し、位相角を補正して上記マイクロコンピ
ュータの計算時間の遅れを補償する補償手段と、上記模
擬手段および補償手段と上記被模擬対象物の間に設けら
れ、上記被模擬対象物に関連した外部信号を授受する入
出力手段とを備えたので、高精度で信頼性の高いリアル
タイムシミュレータが得られるという効果がある。
コンピュータ上で被模擬対象物をモデル化したプログラ
ムを動作させて模擬し、上記被模擬対象物に関連した実
機をモデル化し実現する模擬手段と、上記マイクロコン
ピュータ上でソフトウエアによって計算時間を補償する
モデルを構成し、位相角を補正して上記マイクロコンピ
ュータの計算時間の遅れを補償する補償手段と、上記模
擬手段および補償手段と上記被模擬対象物の間に設けら
れ、上記被模擬対象物に関連した外部信号を授受する入
出力手段とを備えたので、高精度で信頼性の高いリアル
タイムシミュレータが得られるという効果がある。
【0064】また、請求項6の発明によれば、上記模擬
手段は3相/2相変換部と、誘導電動機モデル部と、2
相/3相変換部とを有し、上記補償手段は上記3相/2
相変換部と上記2相/3相変換部の各出力に対して上記
計算時間の遅れを補償するので、高精度で信頼性の高い
検証結果を得るのに寄与できるという効果がある。
手段は3相/2相変換部と、誘導電動機モデル部と、2
相/3相変換部とを有し、上記補償手段は上記3相/2
相変換部と上記2相/3相変換部の各出力に対して上記
計算時間の遅れを補償するので、高精度で信頼性の高い
検証結果を得るのに寄与できるという効果がある。
【0065】また、請求項7の発明によれば、上記計算
時間を補償するモデルは、上記3相/2相変換部と上記
2相/3相変換部の変換出力の位相を補正する位相補正
部であるので、マイクロコンピュータの計算時間の遅れ
を確実に補償することができるという効果がある。
時間を補償するモデルは、上記3相/2相変換部と上記
2相/3相変換部の変換出力の位相を補正する位相補正
部であるので、マイクロコンピュータの計算時間の遅れ
を確実に補償することができるという効果がある。
【0066】また、請求項8の発明によれば、上記入出
力手段は上記模擬手段と上記被模擬対象物の間に設けら
れ、上記被模擬対象物に関連した外部信号を授受するD
/AボードおよびA/Dボードからなるインターフェー
スボードであるので、高精度で信頼性の高い検証結果を
得るのに寄与できるという効果がある。
力手段は上記模擬手段と上記被模擬対象物の間に設けら
れ、上記被模擬対象物に関連した外部信号を授受するD
/AボードおよびA/Dボードからなるインターフェー
スボードであるので、高精度で信頼性の高い検証結果を
得るのに寄与できるという効果がある。
【0067】また、請求項9の発明によれば、上記被模
擬対象物は、インバータ制御用制御装置のマイクロコン
ピュータを使用する電子機器であるので、実際のインバ
ータの主回路装置で検証した結果と同等の結果が得ら
れ、リアルタイムシミュレータの検証結果に高い信頼性
を得ることができるという効果がある。
擬対象物は、インバータ制御用制御装置のマイクロコン
ピュータを使用する電子機器であるので、実際のインバ
ータの主回路装置で検証した結果と同等の結果が得ら
れ、リアルタイムシミュレータの検証結果に高い信頼性
を得ることができるという効果がある。
【0068】また、請求項10の発明によれば、マイク
ロコンピュータ上で被模擬対象物をモデル化したプログ
ラムを動作させて模擬し、上記被模擬対象物に関連した
実機をモデル化し実現するステップと、上記マイクロコ
ンピュータ上でソフトウエアによって計算時間を補償す
る要素を構成し、上記マイクロコンピュータの計算時間
の遅れを補償するステップとを含むので、信頼性の高い
リアルタイムシミュレーション方法が得られるという効
果がある。
ロコンピュータ上で被模擬対象物をモデル化したプログ
ラムを動作させて模擬し、上記被模擬対象物に関連した
実機をモデル化し実現するステップと、上記マイクロコ
ンピュータ上でソフトウエアによって計算時間を補償す
る要素を構成し、上記マイクロコンピュータの計算時間
の遅れを補償するステップとを含むので、信頼性の高い
リアルタイムシミュレーション方法が得られるという効
果がある。
【0069】また、請求項11の発明によれば、マイク
ロコンピュータ上で被模擬対象物をモデル化したプログ
ラムを動作させて模擬し、上記被模擬対象物に関連した
実機をモデル化し実現するステップと、上記マイクロコ
ンピュータ上でソフトウエアによって計算時間を補償す
るモデルを構成し、位相角を補正して上記マイクロコン
ピュータの計算時間の遅れを補償するステップとを含む
ので、高精度で信頼性の高いリアルタイムシミュレーシ
ョン方法が得られるという効果がある。
ロコンピュータ上で被模擬対象物をモデル化したプログ
ラムを動作させて模擬し、上記被模擬対象物に関連した
実機をモデル化し実現するステップと、上記マイクロコ
ンピュータ上でソフトウエアによって計算時間を補償す
るモデルを構成し、位相角を補正して上記マイクロコン
ピュータの計算時間の遅れを補償するステップとを含む
ので、高精度で信頼性の高いリアルタイムシミュレーシ
ョン方法が得られるという効果がある。
【0070】さらに、請求項12の発明によれば、上記
被模擬対象物は、インバータ制御用制御装置のマイクロ
コンピュータを使用する電子機器であるので、リアルタ
イムシミュレーション方法の検証結果に高い信頼性を得
ることができるという効果がある。
被模擬対象物は、インバータ制御用制御装置のマイクロ
コンピュータを使用する電子機器であるので、リアルタ
イムシミュレーション方法の検証結果に高い信頼性を得
ることができるという効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1を示す構成図であ
る。
る。
【図2】 この発明の実施の形態1の要部を示す機能ブ
ロック図である。
ロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態2を示す構成図であ
る。
る。
【図4】 この発明の実施の形態2の要部を示す機能ブ
ロック図である。
ロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態2における位相角θの
補正方法の一例を説明するための図である。
補正方法の一例を説明するための図である。
【図6】 従来のリアルタイムシミュレータを示す構成
図である。
図である。
【図7】 従来のリアルタイムシミュレータの実機をモ
デル化し実現するための機能ブロック図である。
デル化し実現するための機能ブロック図である。
1A,1B リアルタイムシミュレータ(仮想実機)、
2A,2B マイクロコンピュータ(計算機)、3,1
0 模擬手段、4 補償手段、5 インターフェースボ
ード、6 電子機器、7,11 3相/2相変換部、8
誘導電動機モデル部、9,12 2相/3相変換部、
13 位相角補正部、14 D/Aボード、15 A/
D)ボード。
2A,2B マイクロコンピュータ(計算機)、3,1
0 模擬手段、4 補償手段、5 インターフェースボ
ード、6 電子機器、7,11 3相/2相変換部、8
誘導電動機モデル部、9,12 2相/3相変換部、
13 位相角補正部、14 D/Aボード、15 A/
D)ボード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B046 AA07 BA03 JA04 5B056 BB51 5H570 AA01 BB10 DD03 GG01 HB06 JJ03 JJ04 JJ16 LL02 5H576 AA01 AA20 BB06 DD02 DD04 EE01 GG04 GG05 JJ03 JJ04 JJ08 JJ16 JJ17 KK06 LL22 LL24
Claims (12)
- 【請求項1】 マイクロコンピュータ上で被模擬対象物
をモデル化したプログラムを動作させて模擬し、上記被
模擬対象物に関連した実機をモデル化し実現する模擬手
段と、 上記マイクロコンピュータ上でソフトウエアによって計
算時間を補償する要素を構成し、上記マイクロコンピュ
ータの計算時間の遅れを補償する補償手段と、 上記模擬手段および補償手段と上記被模擬対象物の間に
設けられ、上記被模擬対象物に関連した外部信号を授受
する入出力手段とを備えたことを特徴とするリアルタイ
ムシミュレータ。 - 【請求項2】 上記模擬手段は3相/2相変換部と、誘
導電動機モデル部と、2相/3相変換部とを有し、上記
補償手段は上記2相/3相変換部の出力に対して上記計
算時間の遅れを補償することを特徴とする請求項1記載
のリアルタイムシミュレータ。 - 【請求項3】 上記計算時間を補償する要素は、2次近
似予測法の理論を用いて算出されることを特徴とする請
求項1または2記載のリアルタイムシミュレータ。 - 【請求項4】 上記入出力手段は上記模擬手段および補
償手段と上記被模擬対象物の間に設けられ、上記被模擬
対象物に関連した外部信号を授受するD/Aボードおよ
びA/Dボードからなるインターフェースボードである
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のリア
ルタイムシミュレータ。 - 【請求項5】 マイクロコンピュータ上で被模擬対象物
をモデル化したプログラムを動作させて模擬し、上記被
模擬対象物に関連した実機をモデル化し実現する模擬手
段と、 上記マイクロコンピュータ上でソフトウエアによって計
算時間を補償するモデルを構成し、位相角を補正して上
記マイクロコンピュータの計算時間の遅れを補償する補
償手段と、 上記模擬手段および補償手段と上記被模擬対象物の間に
設けられ、上記被模擬対象物に関連した外部信号を授受
する入出力手段とを備えたことを特徴とするリアルタイ
ムシミュレータ。 - 【請求項6】 上記模擬手段は3相/2相変換部と、誘
導電動機モデル部と、2相/3相変換部とを有し、上記
補償手段は上記3相/2相変換部と上記2相/3相変換
部の各出力に対して上記計算時間の遅れを補償すること
を特徴とする請求項5記載のリアルタイムシミュレー
タ。 - 【請求項7】 上記計算時間を補償するモデルは、上記
3相/2相変換部と上記2相/3相変換部の変換出力の
位相を補正する位相補正部であることを特徴とする請求
項5または6記載のリアルタイムシミュレータ。 - 【請求項8】 上記入出力手段は上記模擬手段と上記被
模擬対象物の間に設けられ、上記被模擬対象物に関連し
た外部信号を授受するD/AボードおよびA/Dボード
からなるインターフェースボードであることを特徴とす
る請求項5〜7のいずれかに記載のリアルタイムシミュ
レータ。 - 【請求項9】 上記被模擬対象物は、インバータ制御用
制御装置のマイクロコンピュータを使用する電子機器で
あることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の
リアルタイムシミュレータ。 - 【請求項10】 マイクロコンピュータ上で被模擬対象
物をモデル化したプログラムを動作させて模擬し、上記
被模擬対象物に関連した実機をモデル化し実現するステ
ップと、 上記マイクロコンピュータ上でソフトウエアによって計
算時間を補償する要素を構成し、上記マイクロコンピュ
ータの計算時間の遅れを補償するステップとを含むこと
を特徴とするリアルタイムシミュレーション方法。 - 【請求項11】 マイクロコンピュータ上で被模擬対象
物をモデル化したプログラムを動作させて模擬し、上記
被模擬対象物に関連した実機をモデル化し実現するステ
ップと、 上記マイクロコンピュータ上でソフトウエアによって計
算時間を補償するモデルを構成し、位相角を補正して上
記マイクロコンピュータの計算時間の遅れを補償するス
テップとを含むことを特徴とするリアルタイムシミュレ
ーション方法。 - 【請求項12】 上記被模擬対象物は、インバータ制御
用制御装置のマイクロコンピュータを使用する電子機器
であることを特徴とする請求項10または2記載のリア
ルタイムシミュレーション方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001158923A JP2002354880A (ja) | 2001-05-28 | 2001-05-28 | リアルタイムシミュレータおよびリアルタイムシミュレーション方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001158923A JP2002354880A (ja) | 2001-05-28 | 2001-05-28 | リアルタイムシミュレータおよびリアルタイムシミュレーション方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002354880A true JP2002354880A (ja) | 2002-12-06 |
Family
ID=19002579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001158923A Pending JP2002354880A (ja) | 2001-05-28 | 2001-05-28 | リアルタイムシミュレータおよびリアルタイムシミュレーション方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002354880A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009284637A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Dsp Technology Kk | 模擬モータ及びコントローラ試験装置 |
| JP2014204503A (ja) * | 2013-04-02 | 2014-10-27 | 株式会社ダイヘン | シミュレータ、シミュレーションシステム、シミュレーション方法、および、プログラム |
| KR101728408B1 (ko) | 2014-09-22 | 2017-04-19 | (주)에프엑스기어 | 방향 예측을 이용한 저 레이턴시 시뮬레이션 장치 및 방법과, 이를 위한 컴퓨터 프로그램 |
-
2001
- 2001-05-28 JP JP2001158923A patent/JP2002354880A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US10204420B2 (en) | 2014-09-22 | 2019-02-12 | Fxgear Inc. | Low latency simulation apparatus and method using direction prediction, and computer program therefor |
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