[go: up one dir, main page]

JP2002322468A - 改良されたZnS:Mn蛍燐光体の製造 - Google Patents

改良されたZnS:Mn蛍燐光体の製造

Info

Publication number
JP2002322468A
JP2002322468A JP2002028113A JP2002028113A JP2002322468A JP 2002322468 A JP2002322468 A JP 2002322468A JP 2002028113 A JP2002028113 A JP 2002028113A JP 2002028113 A JP2002028113 A JP 2002028113A JP 2002322468 A JP2002322468 A JP 2002322468A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zns
dispersion
ions
coated
doped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002028113A
Other languages
English (en)
Inventor
Hieronymus Andriessen
ヒエロニムス・アンドリーセン
Steven Lezy
ステフエン・レジ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Agfa Gevaert NV
Original Assignee
Agfa Gevaert NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agfa Gevaert NV filed Critical Agfa Gevaert NV
Publication of JP2002322468A publication Critical patent/JP2002322468A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K11/00Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials
    • C09K11/08Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials
    • C09K11/57Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials containing manganese or rhenium
    • C09K11/572Chalcogenides
    • C09K11/574Chalcogenides with zinc or cadmium
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10HINORGANIC LIGHT-EMITTING SEMICONDUCTOR DEVICES HAVING POTENTIAL BARRIERS
    • H10H20/00Individual inorganic light-emitting semiconductor devices having potential barriers, e.g. light-emitting diodes [LED]
    • H10H20/80Constructional details
    • H10H20/85Packages
    • H10H20/851Wavelength conversion means
    • H10H20/8511Wavelength conversion means characterised by their material, e.g. binder
    • H10H20/8512Wavelength conversion materials

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Luminescent Compositions (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マンガンイオンが非常に効率的な方法でドー
ピングされた硫化亜鉛(ZnS:Mn)のナノ粒子分散
液の製造方法およびそのような改良されたZnS:Mn
分散液を含有するコーテイングされた層を含んでなる薄
膜無機発光ダイオードを提供すること。 【解決手段】 水性媒体中での均質沈澱中にトリアゾー
ルまたはジアゾール化合物を使用することにより高度に
効率的なZnS:Mn蛍燐光体を得ることができる。そ
のような蛍燐光体を含有するコーテイングされた層は薄
膜無機発光ダイオードの中に導入することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マンガンイオンで
効率的にドーピングされた硫化亜鉛のナノ粒子の沈澱、
および特定のエレクトロルミネセントデバイス中でのそ
れらの使用に関する。
【0002】
【従来の技術】ZnSは既知の蛍燐光体材料である。そ
れはアフターグロー(after-glow)蛍燐光体、光子逆転蛍
燐光体(photon conversion phosphors)およびエレクト
ロルミネセント蛍燐光体(カソード・レイ・チューブ・
ディスプレイ(Cathod Ray Tubedisplays)、フィールド
・エミッション・ディスプレエイ(Field Emission Disp
lays)、パウダー・エレクトロルミネセント・デバイス
(Powder Electroluminescent devices)、...)のような
多くの用途で使用されている。
【0003】ZnS結晶中のMn2+−イオンは、ZnS
のバンドギャップ(bandgap)に相当する、330nmに
おけるZnSホストの励起で595において高強度ルミ
ネセンス帯を示す。この励起は光子により行われ光ルミ
ネセンスを生ずることができ、または電子により行われ
エレクトロルミネセンスを生ずることができる。両方の
場合とも、Mn2+−イオンの3d5 6s基底状態配置か
らの電子がより高い水準に励起される。3d5 6s配置
への非照射緩和後に、電子は光子を放射しながら(ルミ
ネセンス)、基底状態に壊変する。
【0004】以上のことから、より多くのミネセント中
心が蛍燐光体ホスト中に導入できればできるほど、ホス
ト材料の一定量に関してより多い光子を放射しうること
は明らかである。ZnS中のMnSの最大溶解度は室温
において約40%である。これは、理論的基準では、Z
nS中のMn2+の40%ドーピング水準が最高の放射を
生ずるであろうことを意味する。しかしながら、これら
の高濃度では、ルミネセンスの濃縮クエンチングが起
き、そしてその結果として放射効率は激しく減少するで
あろう。電子スピン共鳴技術では、クエンチングは励起
したMn2+から別の近くの(励起していない)Mn2+
イオンへのエネルギー移動によることを良く示すことが
できる。これは、効率的なドーピングのためにはMn2+
−イオンはZnS格子中で互いに隔離されていなければ
ならないことを意味する。
【0005】実験的および理論的に、ZnS中のルミネ
セントMn2+−イオンの最大ドーピング水準は4%であ
る。この濃度より上では、Mn2+の統計的クラスタリン
グが不可避的に起き始め、そしてその結果としてルミネ
センスクエンチングが生ずるであろう。
【0006】塊状ZnSおよびMnSを高温において、
一般的には700−900℃において、か焼することに
よりZnSをMn2+によりドープすることができる。M
nSはZnS−格子中にゆっくり移行する。方法の最適
化(時間、温度、雰囲気、...)が高度に効率的にドー
プされたZnS:Mn蛍燐光体を生ずる。
【0007】Zn2+およびMn2+とS2-−イオンとの共
沈澱中にMn2+をZnS−格子の中に導入することもで
きる。しかしながら、1at%より多いMn2+を有する
高度に効率的な発生蛍燐光体を得ることは非常に難しい
と思われる。
【0008】最近(1-8)、沈澱技術を使用することによ
り製造されるZnS微粒子およびドープされたZnS:
Mnナノ粒子に関する多くの報告が発表された。MnS
とZnSの均質共沈澱はルミネセントMn2+中心を導入
するための簡単で且つ直接的な技術である。しかしなが
ら、収率は多くの場合低い(加えられるマンガンイオン
の約25%だけがZnS格子中に導入されるであろ
う)。しかしさらに悪いことに、濃縮クエンチングが1
at%程度の低い濃度においてすでに始まる。
【0009】文献(9-10)に、ZnS:Mnの沈澱中のメ
タクリル酸またはポリメタクリル酸メチルの添加がルミ
ネセンス効率を高めるためとして記載されている。3−
メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン(11)も生
ずるルミネセンス効率を高めるためとして記載されてい
る。
【0010】これらの新種の微細構造ZnS:Mn蛍燐
光体に関する多くの用途が導入部で述べたように考えう
る。
【0011】現在、数種の薄膜エレクトロルミネセント
デバイス(ELD)が存在するかまたはまだ開発中であ
る。それらは全て、少なくとも一方が透明である2つの
電極間に挟まれた1つ(もしくはそれ以上)のエレクト
ロルミネセント活性層により特徴づけられる。これらの
放射層は有機、無機または複合性でありうる。オリゴマ
ー発光ダイオード(Oligomeric Light Emitting Diodes)
(OLED)および重合体発光ダイオード(Polymer Lig
ht Emitting Diodes)(PLED)と同様に、無機微細
半導体を含有するデバイスは以下では無機発光ダイオー
ド(Inorganic Light Emitting Diodes)(ILED)ま
たは薄膜無機発光ダイオード(Thin FilmInorganic Ligh
t Emitting Diodes)と称する。
【0012】最近、いくつかの研究グループが無機半導
性ナノ粒子からのエレクトロルミネセンス(ILED)
を報告した(12-16)
【0013】Colvin ら(12)はヘキサンジチオールによ
り安定化させたCdSeナノ粒子のエレクトロルミネセ
ンスに関して報告した。彼らはITO上にCdSeおよ
びPPV(ポリ(フェニレンビニレン))のスピンコーテ
イングさせた二重層を含んでなりそしてそれを蒸発させ
たMg電極で被覆した2つのデバイスに関するELを示
した。電圧に依存し、彼らはCdSe(比較的低い電
圧)からのまたはPPV(比較的高い電圧)からの放射
を観察した。
【0014】CdSe量子−ドット/重合体複合体のエ
レクトロルミネセンスは Dabbousiらによっても報告さ
れた(13)。彼らはITO上にトリオクチルホスフィンオ
キシドで安定化されそして重合体状の孔輸送体(PV
K)および電子輸送種(PVKのオキサジアゾール誘導
体、ポリベンゾジアゾールであるt−Bu−PBD)と
混合されたCdSeナノ粒子の1つの単一層をスピンコ
ーテイングした。アルミニウム電極を引き続き蒸発させ
た。このシステムは逆斜線方向にエレクトロルミネセン
スを示し、そして適用される電圧によりCdSe量子ド
ットまたはPVKの放射スペクトルが観察された。
【0015】Gao ら(14)はPPVおよびCdSeナノ粒
子の自己集合フィルムのエレクトロルミネセンスに関し
て報告した。彼らはCdSe粒子からおよび/またはP
PVから、適用される電圧に依存し、エレクトロルミネ
センスを観察することができる。
【0016】これらの例は、OLEDと同様に、発光ダ
イオードとして半導体特性を有する無機ナノ粒子(IL
ED)の考えられる使用を示す。しかしながら、Cd−
またはSe−化合物の使用は予測されうる環境問題のた
めに推奨することはできない。
【0017】Huang ら(15)は、ITO基質上にスピンコ
ーテイングさせそしてアルミニウム電極で蒸発させたZ
nS:Cuナノ結晶の単一層の光−およびエレクトロル
ミネセンスを報告した。ZnSおよびCuxSはCdS
eと比べてはるかに環境的に優しい。有機PELD中で
知られるような安定性の問題を引き起こしうる有機性の
孔または電子輸送体の必要もない。それらのシステムの
欠点は、ZnS:Cu粒子の合成が極めて面倒であり且
つ低収率をもたらすことである。ポリスチレンスルホン
酸が高分子電解質として使用され、その上にZnおよび
Cuイオンが結合する。引き続き、この高分子電解質を
ジメチルホルムアミド中に溶解しそしてH2Sと反応さ
せる。この方法により、ZnS:CxS粒子が製造され
る。
【0018】Que ら(16)は、銅がドーピングされたZn
Sナノ小結晶/重合体複合体からの光−およびエレクト
ロルミネセンスを報告した。ナノ粒子の合成は逆マイク
ロエマルション法を使用することにより行われた。洗浄
しそして乾燥した後に、ZnS:Cu粉末を結合剤とし
てPMMAを用いてMEKの中に再分散させそしてIT
O上にスピンコーテイングしそしてアルミニウム電極で
蒸発させた。緑色エレクトロルミネセンスが2つの斜線
方向で5Vにおいて観察された。このデバイスの製作の
欠点は得られうるZnS:Cu分散液の低濃度(約10
-3M)である。さらに、それは明確な二相系(石鹸/
水)を必要とする。溶媒をベースとしたスピンコーテイ
ング分散液も将来の工業的用途にとっての欠点でありう
る。参考文献 (1)Eshuis A.; van Elderen G.R.A.; Koning C.A.
J.; Colloids and Surfaces A: Physicochemical and E
ngineering Aspects (1999), 151, 505-512. (2)Gallagher, D.,; Heady, W.E.; Racz J.M.; Bhar
gava, R.N.; J. Mater.Res. (1995), 10(4), 870-6. (3)Murase, N.; Jagannathan, R.; Kanematsu, Y.;
Watanabe, M.; Kurita,A.; Hirata, K.; Yazawa, T.; K
ushida, T.; J. Phys. Chem. B (1999), 103(5), 754-7
60. (4)Vacassy, Robert; Scholz, Stefan M.; Dutta, J
oydeep; Plummer, Christopher John George; Houriet,
Raymond; Hofmann, Heinrich; J. Am. Ceram. Soc. (1
998), 81(10), 2699-2705. (5)Yu, I.; Isobe T.; Senna M.; J. Phys. Chem. S
olids (1996), 57(4), 373-379. (6)Xu, S.J.; Chua, S.J.; Liu, B.; Gan, L.M.; Ch
ew, C.H.; Xu, G.Q. Appl. Phys. Lett. (1998), 73
(4), 478-480. (7)Gan, L.M.; Liu, B.; Chew, C.H.; Xu, S.J.; Ch
ua, S.J.; Loy, G.L.; Xu, G.Q.; Langmuir (1997), 13
(24), 6427-6431. (8)Leeb, J.; Gebhardt; V. Mueller, G.; Haarer,
D.; Su, D.; Giersig, M.; McMahon, G.; Spanhel. L.
Institut fuer Silicatchemie, Universitaet Wuerzbur
g, Wuerzburg, Germany. J. Phys. Chem. B (1999), 10
3(37), 7839-7845. (9)Jin C.; Hou K.; Dou K.; Chen Y.; Huang S. an
d Yu J.; Chinese Sci.Bull. (1995), 40, 1782-1784. (10)Jin C.;Yu J.; Sun L. ; Dou K.; Hou S.; Zha
o J.; Chen Y. and Huang S.; J. Lumin. (1996), 66&6
7, 315-318. (11)Lu, Songwei, Lee, B.I., Wang, Z.L., Summer
s, C., "Synthesis andLuminescence Enhancement of m
anganese Doped ZnS nanocrystals," submittedto J. o
f Luminescence. (12)Colvin V.L., Schlamp M.C. & Alivisatos A.
P., Nature (1994), Vol370, 354-357. (13)Dabbousi B.O., Bawendi M.G., Onitska O. an
d Rubner M.F., Appl. Phys. Lett. (1995) 66(11) 131
6-1318 (14)Gao M., Richter B., Kirstein S. and Moehwa
ld H., J. Phys. Chem.B (1998), 102, 4096-4103. (15)Huang J., Yang Y., Xue S., Yang B., Liu
S., Shen J. Appl/. Phys.Lett. (1997) 70(18), 2335-
2337. (16)Que, Wenxiu; Zhou, Y.; Lam, Y.L.; Chan, Y.
C.; Kam, C.H.; Liu, B.; Gan, L.M.; Chew, C.H.; Xu,
G.Q.; Chua, S.J.; Xu, S.J.; Mendis, F.V.C.;Appl.
Phys. Lett. (1998), 73(19), 2727-2729.
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、マン
ガンイオンを用い非常に効率的な方法でドーピングされ
た硫化亜鉛(ZnS:Mn)のナノ粒子分散液の製造方
法を提供することである。
【0020】本発明の別の目的は、製造の観点から容易
で且つ経済的なそのような方法を提供することである。
【0021】本発明のさらに別の目的は、そのような改
良されたZnS:Mn分散液を含有するコーテイングさ
れた層を含んでなる薄膜無機発光ダイオードを提供する
ことである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、亜鉛カ
チオン、硫化物アニオンおよびマンガンカチオンの適当
な水溶液を混合することにより沈澱を行う段階を含んで
なるマンガンイオンでドーピングされた硫化亜鉛(Zn
S:Mn)のナノ粒子分散液を製造する方法であって、
該水溶液の1つもしくはそれ以上がトリアゾールまたは
ジアゾール化合物をさらに含有することを特徴とする方
法を提供することにより達成される。
【0023】そのようなZnS:Mn分散液を含有する
コーテイングされた層を含んでなる薄膜無機発光ダイオ
ードもまた本発明の範囲に属する。
【0024】本発明を次にその好ましい態様によりさら
に詳細に論ずる。
【0025】
【発明の実施の形態】好ましい態様では、沈澱はダブル
ジェット原理に従い起き、そこでは第一の水溶液および
第二の水溶液を同時に第三の水溶液に加える。特に好ま
しい態様では、この第一の水溶液は亜鉛イオン、例えば
酢酸亜鉛、およびマンガンイオン、例えば酢酸マンガン
を含有する。第二の水溶液は少量の硫化物イオンを含有
する。第三の水溶液もまた少量の亜鉛イオン、例えば酢
酸亜鉛を含有する。
【0026】ZnS:Mn粒子の沈澱がトリアゾールま
たはジアゾール化合物の存在下で起きることが本発明の
本質である。一般原則として、このトリアゾールまたは
ジアゾール化合物は沈澱に関与する水溶液のいずれに加
えてもよく、またはそれを異なる溶液間に分割すること
もできる。しかしながら、最も好ましくは、トリアゾー
ルまたはジアゾール化合物は第三の溶液中に導入され
る。
【0027】好ましいトリアゾール化合物はトリアゾロ
−ピリミジン化合物である。好ましいトリアゾロ−ピリ
ミジン化合物は、下記の化学式:
【0028】
【化1】
【0029】を有する5−メチル−1,2,4−トリアゾ
ロ−(1,5−a)−ピリミジン−7−オールである。
【0030】本発明に従い使用されるトリアゾールまた
はジアゾール化合物がなぜMn2+ルミネセント中心の組
み込みを促進させるかは非常に驚異的なことでありそし
て理論的に不明である。
【0031】生ずるナノ粒子分散液または実施例で称さ
れるような予備分散液は洗浄しそして濃縮しなければな
らない。これは好ましくは透析濾過(diafiltration)処
理により行われる。透析濾過は好ましくはナノ粒子のア
グロメレーションを防止しうる化合物の存在下で行われ
る。この化合物の性質は特定の化学種に限定されず、種
々の化学タイプから選択することができる。好ましい化
合物はポリ燐酸またはポリ燐酸塩、例えばポリ燐酸ナト
リウム、ヘキサメタ燐酸塩、例えばヘキサメタ燐酸ナト
リウム、グリセロールおよびチオグリセロールである。
【0032】次の段階で、界面活性剤を濃縮された分散
液に加えてもよい。多数の既知の界面活性剤のいずれも
使用できるが、好ましい製品は市販のサポニンである。
【0033】上記のようにして製造されるZnS:Mn
分散液はいわゆる薄膜無機発光デバイス中にコーテイン
グにより実用的に導入することができる。そのようなデ
バイスは本発明の範囲に属することが明瞭に考えられ
る。このタイプのデバイスでは、無機発光ダイオードを
生ずるためには、多分n−タイプ半導体として機能する
ZnS:Mn分散液をp−タイプ半導体と組み合わせな
ければならない。ZnS:Mn分散液およびp−タイプ
半導体は2つの本質的に異なる方法で導入することがで
きる。それらは1つだけの層で一緒に混合しそしてコー
テイングすることができ、またはそれらを別個に二重層
組み立て体でコーテイングすることもできる。
【0034】そのような薄膜無機発光ダイオードは下記
の配置: (1)第一の伝導性電極、(2)(a)以上で説明した
方法により製造されるマンガンイオンでドーピングされ
た硫化亜鉛(ZnS:Mn)のナノ粒子分散液と(b)
p−タイプ半導体との混合物を含んでなる1つのコーテ
イングされた層、または以上で説明した方法により製造
されるマンガンイオンでドーピングされた硫化亜鉛(Z
nS:Mn)のナノ粒子分散液を含有する1つの層とp
−タイプ半導体を含有する別の層とを含んでなるコーテ
イングされた二重層組み立て体、(3)第二の伝導性電
極を、記載の順序で示し、但し該第一および第二の電極
の少なくとも1つが透明である。
【0035】この構造を次にさらに詳細に説明する。
【0036】好ましいp−タイプ半導体はCuxSおよ
びポリチオフェン/重合体状ポリアニオン錯体のナノ粒
子分散液である。
【0037】CuxS分散液はZnS:Mn分散液の製
造と同様な沈澱反応により製造される。銅イオンおよび
硫化物イオンの適当な溶液をこれも好ましくはダブルジ
ェット原理に従い混合する。生ずる予備分散液をこれも
好ましくは透析濾過および/または限外濾過により、そ
してこれも好ましくはアグロメレーションを防止する化
合物の存在下で、洗浄しそして濃縮する。
【0038】ポリチオフェン/重合体状ポリアニオン錯
体の製造はEP 0 444 957に説明されている。
ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)/ポリスチ
レンスルホネート錯体(PEDOT/PSS)が最も好
ましい。
【0039】ZnS:Mn分散液およびp−タイプ半導
体の混合物のコーテイング溶液に、または2種の別個の
成分のコーテイング溶液に、1種もしくはそれ以上の結
合剤を加えてもよいが、それらの存在は必須ではない。
【0040】好ましい結合剤はポリビニルアルコール
(PVA)、ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリス
チレンスルホン酸(PSSH)およびポリ(3,4−エチ
レンジオキシチオフェン)とポリスチレンスルホン酸の
錯体(PEDOT/PSSH)の水溶液である。これら
の結合剤の添加は分散液の安定性を改良し、そしてより
良好な層を生ずる。
【0041】単一または二重層(2)を下記の通りにし
て無機発光ダイオード中に導入する。混合物のコーテイ
ング組成物、または別個のコーテイング組成物をパター
ン化した第一の伝導性電極上にコーテイングする。この
伝導性電極は好ましくはITO(酸化錫イリジウム)電
極である。オルガコン(ORGACON)伝導性箔(アグファ−
ゲヴェルトN.V.(Agfa-Gevaert N.V.)の登録商標)を
使用することもできる。蒸発させたAg、Au、...の
薄い透明な電極を使用することもできる。透明な電極は
好ましくはプラスチック基質、例えばポリエチレンテレ
フタレート基質のようなポリエステル基質の上部に適用
されるが、ガラス基質を使用することもできる。上部−
電極(第二の電極)が透明である場合には、ガラスまた
はプラスチック上の不透明な電極(例えばAl、Ca、
Ag、Mg、Auなど)を第一の電極として使用するこ
ともできる。1つもしくは複数のコーテイング組成物は
いずれかの適当なコーテイング技術により適用すること
ができる。小規模原型(small prototype)の製造にはス
ピンコーテイングが最も好ましいが、より大きい面積の
ドクターブレードコーテイングまたは空気ナイフコーテ
イングまたはカーテンコーテイングのような例えば写真
乳剤コーテイングで使用されている連続的コーテイング
技術を使用することもできる。1つもしくは複数の分散
液層の得られる厚さは結合剤の性質および濃度並びにコ
ーテイング条件に依存する。この厚さは好ましくは50
〜1000nmの間である。最後に、第二の伝導性電極
がコーテイングされた層の上部に適用される。伝導性電
極の少なくとも1つは透明でなければならない。好まし
い態様では、第二の伝導性電極は真空蒸着により適用さ
れるアルミニウム電極(陰極)である。Ca、Mg、L
iF/Al、Agを使用することもできる。使用される
底電極が不透明である(Al、Ag、...)場合には、
透明な電極をスピンコーテイングされたZnS:Cux
S層の上部に適用すべきである。これは、PEDOT/
PSS分散液をスピンコーテイングすることにより、ま
たはITO層をその上部にスパッタリングすることによ
り、または薄く且つ透明なAl、Ag、Au、...のよ
うな伝導性金属層の蒸発により行うことができる。
【0042】そのようなデバイスが異なる直流バイアス
電圧で駆動される場合には、590付近の発生帯におけ
る橙黄色ルミネセンスを、一般的には4Vからの、ある
ターンオン電圧から出発して観察することができる。あ
る場合には、実施例によりさらに示されているように、
ダイオード性能は2つの斜線方向におけるエレクトロル
ミネセンスと一緒に観察される。
【0043】本発明を次に以下の実施例で説明するが、
それらに限定されるものではない。
【0044】
【実施例】実施例1 比較用Zn(Mn)S分散液1の製造 下記の溶液を製造した:
【0045】
【表1】
【0046】Zn(Mn)S分散液を下記の通りにして
製造した:50℃に保たれそして1500rpmで撹拌
されている溶液3に、溶液1および2を同時に両者とも
室温において500ml/分の流速で加えた。
【0047】250mlのチオグリセロールを加えそし
て分散液をフレゼニウス(Fresenius)F60カートリッ
ジを通して5%チオグリセロール水溶液を用いることに
より透析した。分散液を0.5mS/cmの伝導度に達
するまで洗浄した。分散液をさらに1600mlの容量
となるまで濃縮した。これが比較用分散液1である。比較用Zn(Mn)S−分散液2の製造 下記の溶液を製造した:
【0048】
【表2】
【0049】Zn(Mn)S分散液を下記の通りにして
製造した:50℃に保たれそして1500rpmで撹拌
されている溶液3に、溶液2および4を同時に両者とも
室温において500ml/分の流速で加えた。
【0050】250mlのチオグリセロールを加えそし
て得られた分散液をフレゼニウスF60カートリッジを
通して5%チオグリセロール水溶液を用いることにより
透析した。分散液を0.5mS/cmの伝導度に達する
まで洗浄した。分散液をさらに1600mlの容量とな
るまで濃縮した。これが比較用分散液2である。Zn(Mn)S−分散液3(本発明)の製造 下記の溶液を製造した:
【0051】
【表3】
【0052】TRI=(5−メチル−1,2,4−トリア
ゾロ−(1,5−a)−ピリミジン−7−オール) このZn(Mn)S分散液を下記の通りにして製造し
た:50℃に保たれそして1500rpmで撹拌されて
いる溶液5に、溶液1および2を同時に両者とも室温に
おいて500ml/分の流速で加えた。
【0053】250mlのチオグリセロールを加えそし
て得られた分散液をフレゼニウスF60カートリッジを
通して5%チオグリセロール水溶液を用いることにより
透析した。分散液を0.5mS/cmの伝導度に達する
まで洗浄した。分散液をさらに1600mlの容量とな
るまで濃縮した。これが分散液3(本発明)である。
【0054】3種の分散液から、1mlを採取しそして
2000mlの水中に入れた。これらをジャスコ(JASC
O)分光蛍光計モデルFP−750中でルミネセンス測定
用に使用した。表1は分析および測定からの結果を示
す。
【0055】
【表4】
【0056】:原子吸収分光法による実施例2: 橙黄色発光二重層ILED2.1. CuxS−およびZnS:Mn−分散液の製
造: 下記の溶液を製造した:
【0057】
【表5】
【0058】CuxS−分散液を下記の通りにして製造
した:1500rpmで室温において撹拌されている溶
液8に、両者とも室温に保たれている溶液6および7を
同時に500ml/分の流速で加えた。これがCux
−粒子を含んでなる予備分散液G1である。
【0059】ZnS:Mn−分散液を下記の通りにして
製造した:1500rpmで80℃において撹拌されて
いる溶液10に、両者とも室温に保たれている溶液9お
よび7を同時に500ml/分の流速で加えた。これが
ZnS:Mn−粒子を含んでなる予備分散液G2であ
る。2.2. CuxS−およびZnS:Mn−分散液の洗
浄: 1000mlの予備分散液G1に、1000mlの5%
チオグリセロール水溶液を加えそしてこの分散液をフレ
ゼニウスF60カートリッジを通して透析した。分散液
を1000mlに濃縮しそしてこの水準で5000ml
の5%チオグリセロール水溶液を使用することにより洗
浄した。
【0060】洗浄後に、この分散液を透析濾過設定によ
り約40gのCuxS/lの濃度まで濃縮した。引き続
き、20mlの分散液当たり1mlのサポニン・キラヤ
(Saponine Quillaya)(シュミットマン(Schmittmann))
の12.5%水/エタノール(80/20)中溶液を加
えた。これが分散液G1である。
【0061】分散液をその粒子寸法分布に関してディス
ク遠心光沈降計(Disc Centrifuge Photosedimentomete
r)であるブルックハーベン(Brookhaven)BI−DCPを
用いて分析した。約356nmの重量平均粒子寸法直径
が得られ、88nmの数平均が得られた。
【0062】1000mlの予備分散液G2に、100
0mlの2%ポリ燐酸Na水溶液を加えそしてこの分散
液をフレゼニウスF60カートリッジを通して透析濾過
した。分散液を1000mlに濃縮しそしてこの水準で
6000mlの2%ポリ燐酸Na水溶液を使用すること
により洗浄した。
【0063】洗浄後に、この分散液を透析濾過設定によ
り約35gのZnS/lの濃度まで濃縮した。引き続
き、20mlの分散液当たり1mlのサポニン・キラヤ
(シュミットマン)の12.5%水/エタノール(80
/20)中溶液を加えた。これが分散液G2である。
【0064】分散液をその粒子寸法分布に関してディス
ク遠心光沈降計であるブルックハーベンBI−DCPを
用いて分析した。約122nmの重量平均粒子寸法直径
が得られた。2.3. 薄膜無機発光ダイオードの製造: 約80Ohm/Sqの表面伝導度を有するPET基質
(175μm)上のITOをHNO3を用いることによ
りパターン化した。伝導度を無にするために約1.5c
mの2つの境界をHNO3で処理した。生じた材料は6
cm×3cmの寸法を有する材料の中央に伝導性領域を
含んでなる。引き続き、分散液G1をこの基質上に2回
1000rpmでスピンコーテイングした。引き続き、
分散液G2を上部に2回これも1000rpmでスピン
コーテイングした。両方の分散液は結合剤を添加せずに
適用された。300nm厚さのアルミニウム電極(陰
極)をスピンコーテイングさせた二重層の上に10-6
ールにおいてマスクを通して真空蒸着させた。発生面積
は25mm2であった。
【0065】8Vの順直流バイアス電圧において、橙黄
色エレクトロルミネセンスを観察することができた。実施例3: ZnS:MnおよびPEDOT/PSSの混合物を用い
る橙黄色発光ILED この実施例は、CuxSの代わりに、p−タイプ半導体
としてPEDOT/PSSを使用できたことを示す。
【0066】10.5mlの分散液G2(ZnS:M
n)に、9.5mlの1.2%PEDOT/PSS−錯体
分散液を加えた。これが分散液Jである。この分散液を
さらに使用して実施例2と同様であるが実施例2の二重
層法の代わりに単一ルミネセント層法に従いLEDデバ
イスを構成した。
【0067】図1はこの実施例3に従い設計されたIL
EDの構造を示す。
【0068】4Vからの順直流バイアスにおいてエレク
トロルミネセンスを観察することができ、そして−9V
からの逆直流バイアスにおいてエレクトロルミネセンス
を観察することができた。I/V曲線を図2に示す。実施例4: Zn(Mn)S−分散液(本発明)の別の製造例 下記の溶液を製造した:
【0069】
【表6】
【0070】Zn(Mn)S分散液を下記の通りにして
製造した:50℃に保たれそして1500rpmで撹拌
されている溶液11に、溶液2および4(3モル%のM
2+対Zn2+)を同時に両者とも室温において500m
l/分の流速で加えた。
【0071】250mlのチオグリセロールを加えそし
てこの分散液をフレゼニウスF60カートリッジを通し
て5%チオグリセロール水溶液を用いることにより透析
濾過した。この分散液を0.5mS/cmの伝導度に達
するまで洗浄した。分散液をさらに1600mlの容量
となるまで濃縮した。これが表2に挙げられた分散液X
xである。
【0072】これらの分散液から、1mlを採取しそし
て2000mlの水中に入れた。これらをジャスコ分光
蛍光計モデルFP−750中でルミネセンス測定用に使
用した。表2は分析および測定からの結果を示す。
【0073】全ての生成物はより多いMn2+−イオンが
ZnS中に組み込まれるが、これは少数の生成物に関し
てのみより高い収率の光ルミネセンスを生じた。
【0074】
【表7】
【0075】
【化2】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施例3に従うILEDデバイスの構造
を示す。図1aは層配置を示す。それはPET基質2
0、第一の伝導性ITO層21、ルミネセント層22、
および蒸発させたアルミニウム23の第二の電極層23
を含んでなる。図1b、1cおよび1dは別個にそれぞ
れ層21、22、および23のパターン化を示す。図1
eは完全にパターン化されたILEDの上部図を示す。
31は接触点32および33を介してITO電極および
アルミニウム電極に連結されている直流−電圧源(I/
V源)を示す。
【図2】図2は実施例3のこのILEDで得られた直流
−電圧曲線(I/V曲線)を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H05B 33/10 H05B 33/10 33/14 33/14 Z (72)発明者 ヒエロニムス・アンドリーセン ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内 (72)発明者 ステフエン・レジ ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内 Fターム(参考) 3K007 AB03 CB01 DA04 DB02 DC02 FA01 4H001 CA04 CF01 XA16 XA30 YA25

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 亜鉛イオン、硫化物イオンおよびマンガ
    ンイオンの適当な水溶液を混合することにより沈澱を行
    う段階を含んでなるマンガンイオンでドーピングされた
    硫化亜鉛(ZnS:Mn)のナノ粒子分散液を製造する
    方法であって、該水溶液の1つもしくはそれ以上がトリ
    アゾールまたはジアゾール化合物をさらに含有すること
    を特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 下記の層組み立て体: (1)第一の伝導性電極、(2)(a)請求項1に記載
    の方法により製造されるマンガンイオンでドーピングさ
    れた硫化亜鉛(ZnS:Mn)のナノ粒子分散液と
    (b)p−タイプ半導体との混合物を含んでなる1つの
    コーテイングされた層、または請求項1に記載の方法に
    より製造されるマンガンイオンでドーピングされた硫化
    亜鉛(ZnS:Mn)のナノ粒子分散液を含有する1つ
    の層とp−タイプ半導体を含有する別の層とを含んでな
    るコーテイングされた二重層組み立て体、(3)第二の
    伝導性電極を、記載の順序で含んでなり、但し該第一お
    よび第二の電極の少なくとも1つが透明である薄膜無機
    発光ダイオード。
JP2002028113A 2001-02-07 2002-02-05 改良されたZnS:Mn蛍燐光体の製造 Pending JP2002322468A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP01000008A EP1241713A1 (en) 2001-02-07 2001-02-07 Preparation of improved ZnS: Mn phosphors
EP01000008.1 2001-02-07

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002322468A true JP2002322468A (ja) 2002-11-08

Family

ID=8176008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002028113A Pending JP2002322468A (ja) 2001-02-07 2002-02-05 改良されたZnS:Mn蛍燐光体の製造

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP1241713A1 (ja)
JP (1) JP2002322468A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007102394A1 (ja) 2006-03-09 2007-09-13 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. ナノ蛍光体及びナノ蛍光体コンポジット
WO2008032535A1 (fr) 2006-09-15 2008-03-20 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. Microparticule semi-conductrice fluorescente, procédé de production de cette microparticule, agent de marquage fluorescent pour substances biologiques comportant cette microparticule, et procédé de bio-imagerie faisant intervenir cette microparticule
WO2008032599A1 (fr) 2006-09-14 2008-03-20 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. agrégat de nanoparticules semi-conductrices, processus de fabrication de l'agrégat de nanoparticules semi-conductrices, et agent de marquage de substance biologique utilisant l'agrégat de nanoparticules semi-conductrices
WO2008032619A1 (fr) 2006-09-15 2008-03-20 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. Nanoparticule semi-conductrice et procédé de production correspondant
WO2008032534A1 (fr) 2006-09-14 2008-03-20 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. Ensemble microparticules semi-conductrices fluorescentes, ensemble agent de marquage fluorescent pour substances biologiques, et procédé de bio-imagerie et procédé d'analyse de substances biologiques au moyen de ces ensembles
KR100842376B1 (ko) 2007-03-07 2008-07-01 한빔 주식회사 망간 도핑된 황화아연 나노입자의 제조방법
CN100446279C (zh) * 2004-02-18 2008-12-24 财团法人工业技术研究院 发光二极管
JP2009512740A (ja) * 2005-09-29 2009-03-26 ザ ディレクター ジェネラル ディフェンス リサーチ アンド ディベロップメント オーガニゼーション 表示器/バイオラベルのための半導体ナノ結晶及びド−プした半導体ナノ結晶を製造するための単一原料固体前駆物質マトリックス及びその製造方法
JP2011105919A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Kobe Univ 膜状蛍光発光体およびその製造方法
WO2012026149A1 (ja) 2010-08-27 2012-03-01 コニカミノルタエムジー株式会社 半導体ナノ粒子集積体
WO2012026150A1 (ja) 2010-08-27 2012-03-01 コニカミノルタエムジー株式会社 半導体ナノ粒子集積体及び半導体ナノ粒子集積体の製造方法
EP3070143A1 (en) 2015-03-17 2016-09-21 Konica Minolta, Inc. Coated semiconductor nanoparticle and method for manufacturing the same

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101243917B1 (ko) * 2005-12-19 2013-03-14 삼성디스플레이 주식회사 전도성 고분자 조성물 및 이로부터 얻은 막을 구비한 전자소자
FR2917410B1 (fr) * 2007-06-12 2012-09-07 Centre Nat Rech Scient Compose a transition de spin.
DE102008001526B4 (de) 2008-05-02 2010-01-21 Evonik Degussa Gmbh Lumineszente nanoskalige Partikel mit hydrophober Oberflächenausstattung, Verfahren zu ihrer Herstellung sowie ihre Verwendung
TWI483902B (zh) * 2013-04-03 2015-05-11 國立臺灣大學 製作參雜金屬離子之硫化鋅奈米粒子的方法以及應用其進行光致發暖白光的方法
CN105753039B (zh) * 2016-03-25 2017-11-17 武汉工程大学 一种高比表面积ZnS连环空心球及其快速制备方法和应用
US10021761B2 (en) * 2016-10-21 2018-07-10 AhuraTech LLC System and method for producing light in a liquid media
CN114114472A (zh) * 2021-12-01 2022-03-01 上海应用技术大学 一种锰离子掺杂硫化锌微球自组装制备光子晶体的方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5274248A (en) * 1991-06-05 1993-12-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Light-emitting device with II-VI compounds

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100446279C (zh) * 2004-02-18 2008-12-24 财团法人工业技术研究院 发光二极管
JP2009512740A (ja) * 2005-09-29 2009-03-26 ザ ディレクター ジェネラル ディフェンス リサーチ アンド ディベロップメント オーガニゼーション 表示器/バイオラベルのための半導体ナノ結晶及びド−プした半導体ナノ結晶を製造するための単一原料固体前駆物質マトリックス及びその製造方法
WO2007102394A1 (ja) 2006-03-09 2007-09-13 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. ナノ蛍光体及びナノ蛍光体コンポジット
WO2008032599A1 (fr) 2006-09-14 2008-03-20 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. agrégat de nanoparticules semi-conductrices, processus de fabrication de l'agrégat de nanoparticules semi-conductrices, et agent de marquage de substance biologique utilisant l'agrégat de nanoparticules semi-conductrices
WO2008032534A1 (fr) 2006-09-14 2008-03-20 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. Ensemble microparticules semi-conductrices fluorescentes, ensemble agent de marquage fluorescent pour substances biologiques, et procédé de bio-imagerie et procédé d'analyse de substances biologiques au moyen de ces ensembles
WO2008032535A1 (fr) 2006-09-15 2008-03-20 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. Microparticule semi-conductrice fluorescente, procédé de production de cette microparticule, agent de marquage fluorescent pour substances biologiques comportant cette microparticule, et procédé de bio-imagerie faisant intervenir cette microparticule
WO2008032619A1 (fr) 2006-09-15 2008-03-20 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. Nanoparticule semi-conductrice et procédé de production correspondant
KR100842376B1 (ko) 2007-03-07 2008-07-01 한빔 주식회사 망간 도핑된 황화아연 나노입자의 제조방법
JP2011105919A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Kobe Univ 膜状蛍光発光体およびその製造方法
WO2012026149A1 (ja) 2010-08-27 2012-03-01 コニカミノルタエムジー株式会社 半導体ナノ粒子集積体
WO2012026150A1 (ja) 2010-08-27 2012-03-01 コニカミノルタエムジー株式会社 半導体ナノ粒子集積体及び半導体ナノ粒子集積体の製造方法
EP3070143A1 (en) 2015-03-17 2016-09-21 Konica Minolta, Inc. Coated semiconductor nanoparticle and method for manufacturing the same

Also Published As

Publication number Publication date
EP1241713A1 (en) 2002-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6558575B2 (en) Perparation of improved ZnS:Mn phosphors
JP2002322468A (ja) 改良されたZnS:Mn蛍燐光体の製造
US6737293B2 (en) Manufacturing of a thin film inorganic light emitting diode
US6706551B2 (en) Thin film inorganic light emitting diode
US6602731B2 (en) Manufacturing of a thin inorganic light emitting diode
JP5416359B2 (ja) ナノ結晶とその製造方法およびそれを含む電子素子
CN107108461B (zh) 钙钛矿纳米结晶粒子及利用该粒子的光电元件
US9054330B2 (en) Stable and all solution processable quantum dot light-emitting diodes
KR101746295B1 (ko) 함량이 변하는 페로브스카이트 나노결정입자 발광체, 이의 제조방법 및 이를 이용한 발광소자
EP1231251A1 (en) Thin film inorganic light emitting diode
KR101746337B1 (ko) 금속 할라이드 페로브스카이트 나노결정입자 제조방법 및 이를 이용한 광전자 소자
US6724141B2 (en) Particular type of a thin layer inorganic light emitting device
JP2003173878A (ja) 交流印可型エレクトロルミネッセンス素子
EP1231250A1 (en) Manufacturing of a thin film inorganic light emitting diode
Qammar et al. Advancement in QDs for optoelectronic applications and beyond
Titov et al. 6‐3: Quantum Dot LEDs: Problems & Prospects
EP1309013A1 (en) A thin layer inorganic light emitting device with undoped zinc sulfide nanoparticles
Mousavi et al. Light-Emitting Devices–Luminescence from Low-Dimensional Nanostructures
EP1231249A1 (en) Manufacturing of a thin film inorganic light emitting diode
KR100928305B1 (ko) 금속 산화물 나노 입자의 형성 방법 및 금속 산화물 나노입자가 분포된 발광층을 포함하는 발광 소자 및 그 발광소자 제작 방법
JP2002507630A (ja) 自己活性化希土類酸化物ナノ粒子
KR102871750B1 (ko) 표면 개질에 의해 발광 효율이 향상된 iii-v족 양자점의 제조방법 및 표면 개질된 iii-v족 양자점
Hu et al. Optimization of ZnO Nano Particles Preparation and Its Performance as Electron Transfer Layer in Quantum Light-Emitting Diode
TWI287944B (en) Electroluminescent device, fabrication method, and light-emitting method for realizing multi-color and white-color emission
US20140001435A1 (en) Electroluminescent light source with high light emission intensity