JP2002543103A

JP2002543103A - リコピンとオリーブ葉エキスとの混合物を含む、美容用及び／又はダイエット用組成物

Info

Publication number: JP2002543103A
Application number: JP2000614964A
Authority: JP
Inventors: ドミニクコル，; ジャン−ピエールマソネ，; ガーエイターノザァンニーニ，
Original assignee: ブヨナテックエス．ア．
Priority date: 1999-04-28
Filing date: 2000-04-26
Publication date: 2002-12-17
Also published as: WO2000066078A1; FR2792831A1; FR2792831B1; AU4304800A; EP1173149A1

Abstract

(57)【要約】本発明は美容用及び／又はダイエット用組成物に関する。この組成物は、リコピンとオリーブ葉エキスとの活性混合物を含む。オリーブ葉エキスはリコピンを可溶化せしめると共に、オリーブ葉エキスの脂質調節効果をリコピンの細胞保存効果と結びつける。本発明は、又、前記組成物の使用、前記組成物を使用する美容処理方法又はダイエット方法及び本発明組成物の製造方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】【発明の属する技術分野】

本発明は、美容用及び／又はダイエット用の組成物に関する。

【０００１】又、本発明は、抗老化特性を有する化粧料の調製を目的とした該組成物の使用
、及びダイエット特性、特に血圧低下−抗けいれん特性、アテローム性動脈硬化
予防特性、酸化防止及びフリーラジカル防止特性、コラーゲン保護特性及び細胞
老化プロセスの減速特性を有する経口摂取可能な処方物の利用にも関する。

【０００２】更に、本発明は、化粧及びダイエットの方法ならびに本発明に係る組成物の製
造方法に関する。

【０００３】特に本発明は、化粧及びダイエット用製品の製造の分野、主として植物を主原
料とする製品の製造に関して応用される。

【０００４】

【従来の技術】

リコピンのある種の物性については既に知られている。

【０００５】これに関し、ＷＯ９７／４７２７８号は、経口投与又は局所適用を目的とした
ブロンズ焼け促進及び日焼け止め活性を有する組成物、ならびにその美容上の応
用分野に関するものである。この組成物は、カロチノイドを含むタイプの皮膚色
素沈着調節組成物であり、基本的に以下の二種の成分、即ち、ベータカロチン、
ベータアルファカロチン、及びそれらの混合物から成る群より選択され、プロビ
タミン活性をも有する少なくとも一種の天然由来カロチノイドからなる成分と、
ゼアキサンチン、クリプトキサンチン、ルテイン、及びそれらの混合物から成る
群より選択され、場合によっては他の成分と結合したリコピンである、プロビタ
ミン活性の無い少なくとも一種の天然由来カロチノイドに対応する成分とを含む
（なお、これらの成分とリコピンとの割合は０.９５／１〜１／５０である）。

【０００６】しかしながら、実際の組成物は、完全に満足できるものではない。

【０００７】まず第一に、リコピンは、可溶化が非常に困難な物質である。

【０００８】従ってその利用は困難であり、実際に得られる組成物は、常に均質で安定した
ものであるとは限らない。

【０００９】なお、日焼け促進及び日焼け防止活性を目的としたもの以外の物性は、リコピ
ンに由来することが立証できる。

【００１０】

【発明が解決しようとする課題及び解決手段】

リコピンはさらに、相乗効果を可能にするその他の構成要素との組合せで利用
することが可能である。

【００１１】本発明の一目的は、リコピンを他の物質、特にオリーブ葉エキス及び赤ワイン
純エキスと組合せた形で利用することにある。

【００１２】かかる組合せの利点は、リコピンの優れた可溶化を実現し、２つの物質特性と
赤ワインポリフェノールの保護特性とを結びつけることにある。

【００１３】現在まで、リコピンは、完全に可溶化するのが非常に困難、さらには不可能で
ある物質とみなされている。

【００１４】出願人の研究により、リコピンをオリーブ葉エキスと組み合わせることにより
リコピンの充分な可溶化を実現することができるということが立証された。

【００１５】なお、本発明は、ダイエットによる健康維持と抗老化という特性を同時に有す
るという利点を有している。

【００１６】このようにして、同じ有効成分を内服用と外用に利用することができる。

【００１７】更に本発明は、特に経口摂取可能な顆粒形状、さらには局所に外用適用される
オイルの形状等の種々の形態をとることができるという利点を有する。

【００１８】同様に、本発明に係る組成物は、トマト、オリーブの葉、赤ワイン等の全く天
然の成分から製造可能であるという点にも注目される。

【００１９】その他の目的及び利点は、非限定的な以下の記述の中で明らかになろう。

【００２０】本発明の美容用及び／又はダイエット用の組成物は、リコピンとオリーブ葉エ
キスとの活性混合物を含み、オリーブ葉エキスがリコピンを可溶化せしめると共
に、オリーブ葉エキスの脂質調節効果がリコピンの細胞保存効果と結びつけられ
たものであることを特徴とする。

【００２１】本発明は、抗老化特性を有する化粧品の調製を目的とした組成物の利用にも関
する。

【００２２】本発明は、脂質過剰及び老化を回避するダイエット特性を有する経口摂取可能
な処方物の調製を目的とした組成物の利用にも関する。

【００２３】一切の治療的処置を除く、本発明の美容的処置方法及びダイエット的処置方法
は、外部局所適用及び経口摂取による内服の両方でオリーブ葉エキスとリコピン
との活性混合物を利用することから成ることを特徴とする。

【００２４】本発明の組成物の製造方法は、前記活性混合物が、 − オリーブ濃縮エキスに対し、トマト含油樹脂を少量ずつ攪拌下に添加するこ
と、 − 可溶化を最適化するため撹拌を維持すること、 − ５０％ｖ/ｖの水／アルコール混合物中における、赤ワイン純エキス２５％
ｍ/ｍ溶液を調製すること、 − 得られた赤ワイン溶液を、トマト含油樹脂とオリーブ葉エキスとの溶液に低
速撹拌下で添加すること、によって製造されることを特徴とする。

【００２５】

【発明の実施の形態】

本発明組成物は、以下に記す実施形態において使用され得る。

【００２６】前記活性混合物は、酸化防止特性を有する一種以上のポリフェノール種を含む
。

【００２７】前記リコピンは、トマトエキスに由来するものである。

【００２８】前記一種以上のポリフェノール種は、赤ワインから得られる。

【００２９】本発明の組成物は、顆粒形状を呈する。

【００３０】本発明の組成物は、オイルの形状を呈する。

【００３１】本発明の組成物は、以下の重量比率による処方： − レモンエキス：５〜１０％ − リコピン６％を含むトマト含油樹脂：５〜１０％ − オリーブエキス：５〜１０％ − 赤ワイン純エキス：１〜５％ − ブロッコリ：１〜５％ − クエン酸：１〜３％ − 炭酸ナトリウム：１〜３％ − スイートオレンジ精油：１〜３％ − 賦形剤マルチトール：十分量である。前記組成物の活性混合物は、等しい重量比率の、 − トマト含油樹脂、 − オリーブの葉の乾燥粉末に比べ有効成分が４倍濃縮された、オリーブ葉の濃
縮エキス、 − ５０体積％の水と５０体積％のアルコールとの溶液中に２５％の割合で含ま
れる赤ワイン純エキス、で形成されている。

【００３２】本発明の組成物は、以下の重量比率による処方である： − 前記活性混合物０.０１〜１％ − オリーブ油３０〜５０％ − スイートアーモンド油１０〜５５％ − 小麦胚芽油１〜２０％ − マツヨイグサ油１〜２０％ − ボリジ油１〜２０％、及び − イランイラン精油０.１〜０.５％ − ゼラニウム精油０.１〜０.５％ − 香料０.３〜１％ − レモン精油０.１〜０.５％等の精油。

【００３３】本発明に係る組成物は、美容の分野及びダイエットの分野で利用可能である。

【００３４】前記組成物は活性混合物を含む。

【００３５】前記活性混合物は、リコピンとオリーブ葉エキスとを共に含む。

【００３６】リコピンは、抗酸化及び抗フリーラジカル特性を有する。リコピンはトマトエ
キスから得られる。

【００３７】実際、トマト含油樹脂はリコピンを含有する。

【００３８】なお、前記活性混合物は、オリーブ葉エキスを含む。

【００３９】このエキスは、コレステロールレベルの低下及び心臓血管疾患の予防という作
用を有する。更に、血圧低下能、抗けいれん能を有し、アテローム硬化を防止す
る。

【００４０】なお、前記化粧料中に含有されるオリーブ油は、皮膚の健康維持のために有益
な特性を有する多飽和脂肪酸を豊富に含む。

【００４１】本発明組成物を製造するためには、オリーブ葉の粉末から得られるエキスを利
用することができる。

【００４２】オリーブ葉エキスは、リコピンを可溶化せしめるという極めて有利な特性を有
する。

【００４３】加えて、リコピンとオリーブ葉エキスを同時に使用することにより、細胞の保
全及び脂質調節面で各々相補的効果が結びつけられる。赤ワインエキスは、さら
にこの結びつきを強化することができる。

【００４４】従って、当該物質の組合せによって真の相乗作用が発揮されることになる。

【００４５】好ましい一実施態様においては、前記活性混合物は、 − 合計ポリフェノール：９２％（カテキン当量） − プロアントシアニドール：少なくとも４５％であるという条件下において一種以上のポリフェノール種も含む。

【００４６】これらのポリフェノール種は、抗フリーラジカル特性、コラーゲン保護特性及
び細胞老化プロセスの減速というきわめて有利な特性を有する。

【００４７】これは、ポリフェノールの「プール」を設けることを意味する。

【００４８】この「プール」はまた、同様にフリーラジカルを回避し、特に結合組織の組織
老化及びガンの予防における作用を示すことになる。

【００４９】前記赤ワインエキスは、約４６％のプロアントシアニドールを含有する。

【００５０】他の実施態様においては、それ自身５０％以上のプロアントシアニジンを含有
するブドウの種のエキスを利用することができる。

【００５１】以下、本発明に係る組成物に用いられる前記活性混合物の、重量比率で表わし
た好ましい一実施態様を記載する。

【００５２】これに関連し、トマト含油樹脂、オリーブ濃縮エキス及び赤ワイン純エキスを
等しい重量比率で用いた混合物を製造する。

【００５３】前記オリーブ濃縮エキスは、オリーブ葉の粉末から得られ、４倍に濃縮する。

【００５４】又、前記赤ワインエキスは、水とアルコールとの５０体積％溶液中において２
５％になるよう調製された純エキスである。

【００５５】本発明組成物の利点の一つは、経口摂取可能な形でも外用形態でも使用できる
使用柔軟性にある。

【００５６】例えば、特に顆粒形状、さらにはオイルの形状の組成物を形成することができ
る。

【００５７】顆粒等の経口摂取可能な組成物を実現する場合、重量比率単位で以下のような
処方： − レモンエキス：５〜１０％；レモンは優れた結合剤且つ有益な芳香性化合
物を構成する。 − リコピン６％を含むトマト含油樹脂：５〜１０％：トマトは実際にリコピ
ンを含み、特に地中海式ダイエットに用いられる、完全に天然物の主材料である
。 − オリーブエキス：５〜１０％；オリーブエキスも同様に、地中海式ダイエ
ットに由来する。 − 赤ワイン純エキス：１〜５％；赤ワインの純エキスが関係している場合は
、ポリフェノールは同様に地中海式ダイエット製品の範囲に含まれることになる
。 − ブロッコリ：１〜５％；ブロッコリは、解毒特性の利点を有する。 − クエン酸：１〜３％ − 炭酸ナトリウム１〜３％；スイートオレンジ精油１〜３％ − 着香剤：０.３〜１％ − 賦形剤：十分量（Qsp）のマルチトール

【００５８】特に外用のオイル形態での利用分野においては、前記組成物は、重量比率で以
下の処方とする： − リコピン、オリーブ葉及び赤ワインエキス０.０１％〜１％ − スイートアーモンド油、オリーブ油、小麦胚芽油、マツヨイグサ油及びボリ
ジ油を含む植物性油 − イランイラン０.１〜０.５％ゼラニウム０.１〜０.５％レモン０.１〜０.５％等の精油。

【００５９】香料も０.３〜１％のレベルで添加できる。

【００６０】精油の寄与は、本発明組成物において重要である。

【００６１】例えば、ゼラニウム精油は、強壮薬であり皮膚再生物質である。

【００６２】なお、ゼラニウム精油は、化粧品学において注目すべき非常にリッチな嗅覚作
用及びその他の皮膚特性を示す。

【００６３】又、ゼラニウム精油はシトロネロール及びゲラニオールを豊富に含有する。

【００６４】イランイラン精油も同様に、皮膚に対する強壮再生作用を有する。

【００６５】イランイラン精油をゼラニウム精油と共に用いると特に高活性を示し、すぐれ
た毛細静脈強壮作用を示す。

【００６６】レモン精油は、顔のシワを防ぎ、手の滑らかさを保つ。

【００６７】さらに、前記組成物に有益なレモン風の軽い香りを与える。

【００６８】本発明は同様に、本発明組成物の使用にも関する。

【００６９】前述のような植物性油及び精油を利用した処方に従った、オイルやクリームの
形態における本発明組成物は、抗老化特性を有する化粧料処方の調製のために利
用可能である。

【００７０】このとき、オイルやクリームの皮膚への局所適用が必須となる。

【００７１】なお、本発明は、本発明に係る組成物の経口摂取可能な形での利用に関する。

【００７２】この形態は、顆粒であってもよいし、更には、経口摂取用にしゃぶる、かみく
だく、飲み下す、飲む又は溶かすことのできるあらゆる形態を利用することが可
能である。

【００７３】前記組成物は、特に血圧低下用、抗けいれん用、アテローム硬化予防用等のダ
イエット特性を有する処方物を調製するために利用される。

【００７４】本発明の組成物は、内服形態及び外用形態で利用可能であるということが理解
されよう。

【００７５】これら二種の利用を組合わせることもできる。

【００７６】従って、本発明は、一切の治療的処置を除き、美容用及びダイエット用の処置
方法に関する。

【００７７】この方法は、リコピンとオリーブ葉エキス、及び好ましくは赤ワインエキスを
含む活性混合物を外用及び内服用として同時に利用することから成る。

【００７８】これら二種の使用法の相補性は、特に有利なものである。

【００７９】以下では、本発明に係る組成物の製造方法について記述する。

【００８０】当然のことながら、以下に示す態様は、本発明組成物の製造方法を限定するも
のではない。

【００８１】以下に記載する方法は、オリーブ葉エキス中にリコピンを効果的に可溶化させ
ることができるという利点を有する。

【００８２】本発明組成物の前記活性混合物は、以下のステップにより製造される： − オリーブ濃縮エキスに対し、トマト含油樹脂を少量ずつ攪拌下で添加する。
トマト含油樹脂は、リコピンを含む。撹拌下で少量ずつオリーブエキスに添加す
ることより、２つの成分の漸次的溶解が可能となる。 − 可溶化を最適化するために撹拌を維持する。撹拌時間は、約１時間で良い。 − 撹拌下で赤ワイン純エキスの溶液を並行して調製する。次いで、リコピンと
オリーブ葉エキスとを添加して、清澄な溶液を得る。この最後の添加は、完全に
均質な最終組成物を得るため好ましくは低速撹拌下で実施される。

【００８３】以上説明したように、本発明は、地中海式ダイエットに用いられる完全天然物
の成分（赤ワインエキス、トマト及びオリーブ葉エキス）を用いるという利点を
有する。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ａ６１Ｋ 7/00 Ａ６１Ｋ 7/00 ＢＣＫＬ 7/48 7/48 31/01 31/01 47/04 47/04 47/10 47/10 47/12 47/12 47/26 47/26 47/44 47/44 Ａ６１Ｐ 3/06 Ａ６１Ｐ 3/06 9/10 １０１ 9/10 １０１ 9/12 9/12 17/16 17/16 21/02 21/02 43/00 １０５ 43/00 １０５ (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ，ＺＷ )，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ (72)発明者マソネ，ジャン−ピエールフランス国エフ−06000 ニースリューマセナ 24 キャビネオティエオフィスメディテラネアンドゥブルベダンヴァンシオンエドゥマーク (72)発明者ザァンニーニ，ガーエイターノフランス国エフ−06000 ニースリューマセナ 24 キャビネオティエオフィスメディテラネアンドゥブルベダンヴァンシオンエドゥマークＦターム(参考） 4B018 LE02 LE05 MD01 MD07 MD09 MD14 MD52 MD53 MD61 MD91 ME01 ME06 ME08 ME10 MF01 MF08 4C076 BB01 BB31 CC11 CC18 CC21 CC40 DD25 DD43 DD67 EE53 EE57 GG46 4C083 AA111 AA121 AB051 AB311 AC011 AC101 AC131 AC301 AC471 BB41 CC05 CC06 DD30 DD31 EE12 EE13 4C088 AB12 AB15 AB48 AB52 AB55 AB56 AB62 AB64 AB74 AC05 BA06 MA08 MA52 MA63 ZA36 ZA42 ZA45 ZA70 ZA89 ZA94 ZB21 ZC33 4C206 AA01 AA02 BA02 MA03 MA05 MA12 MA83 NA02 NA14 ZA36 ZA42 ZA45 ZA70 ZA89 ZA94 ZB21 ZC33

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】美容用及び／又はダイエット用組成物において、リコピンと
オリーブ葉エキスとの活性混合物を含むことを特徴とする組成物であって、前記
オリーブ葉エキスがリコピンを可溶化せしめると共に、オリーブ葉エキスの脂質
調節効果がリコピンの細胞保存効果と組合わされた組成物。
【請求項２】請求項１に記載の美容用及び／又はダイエット用組成物にお
いて、前記活性混合物が、酸化防止特性を有する一種以上のポリフェノール種を
含んで成ることを特徴とする組成物。
【請求項３】請求項１〜２のいずれか１項に記載の美容用及び／又はダイ
エット用組成物において、前記リコピンがトマトエキスに由来することを特徴と
する組成物。
【請求項４】請求項２〜３のいずれか１項に記載の美容用及び／又はダイ
エット用組成物において、前記一種以上のポリフェノール種が赤ワインから得ら
れることを特徴とする組成物。
【請求項５】請求項１〜４のいずれか１項に記載の美容用及び／又はダイ
エット用組成物において、該組成物が顆粒の形状であることを特徴とする組成物
。
【請求項６】請求項１〜４のいずれか１項に記載の美容用及び／又はダイ
エット用組成物において、該組成物がオイルの形状であることを特徴とする組成
物。
【請求項７】請求項５に記載の美容用及び／又はダイエット用組成物にお
いて、該組成物が以下の重量比率による処方： − レモンエキス：５〜１０％ − リコピン６％を含むトマト含油樹脂：５〜１０％ − オリーブエキス：５〜１０％ − 赤ワイン純エキス：１〜５％ − ブロッコリ：１〜５％ − クエン酸：１〜３％ − 炭酸ナトリウム：１〜３％ − スイートオレンジ精油：１〜３％ − 賦形剤マルチトール：十分量であることを特徴とする組成物。
【請求項８】請求項３及び４に記載の美容用及び／又はダイエット用組成
物において、前記活性混合物が、等しい重量比率の、 − トマト含油樹脂、 − オリーブ葉の乾燥粉末より４倍濃縮された、オリーブ葉の濃縮エキス及び、
− ５０体積％の水と５０体積％のアルコールとの溶液中に２５％の割合で含ま
れる赤ワイン純エキス、で形成されていることを特徴とする組成物。
【請求項９】請求項６及び８に記載の美容用及び／又はダイエット用組成
物において、以下の重量比率の処方による組成物： − 前記活性混合物０.０１〜１％ − オリーブ油３０〜５０％ − スイートアーモンド油１０〜５５％ − 小麦胚芽油１〜２０％ − マツヨイグサ油１〜２０％ − ボリジ油１〜２０％、及び − イランイラン精油０.１〜０.５％ − ゼラニウム精油０.１〜０.５％ − レモン精油０.１〜０.５％ − 香料０.３〜１％等の精油。
【請求項１０】抗老化特性を有する美容を調製するための請求項６，８又
は９のいずれか１項に記載の組成物の使用。
【請求項１１】脂質過剰及び老化を回避するダイエット特性を有する経口
摂取可能な処方物を調製するための請求項５又は７のいずれか１項に記載の組成
物の利用。
【請求項１２】一切の治療的処置を除く、美容的処置方法及びダイエット
的処置方法において、外部局所適用及び経口摂取による内服の両方によりオリー
ブ葉エキスとリコピンとの活性混合物を利用することを特徴とする処置方法。
【請求項１３】請求項８に記載の組成物の製造方法において、前記活性混
合物が、 − オリーブ濃縮エキスに対し、トマト含油樹脂を少量ずつ攪拌下に添加するこ
と、 − 可溶化を最適化するため撹拌を維持すること、 − ５０％ｖ/ｖの水／アルコール混合物中における、赤ワイン純エキス２５％
ｍ/ｍ溶液を調製すること、 − 得られた赤ワイン溶液を、トマト含油樹脂とオリーブ葉エキスとの溶液に低
速撹拌下で添加することによって製造されることを特徴とする組成物の製造方法。