JP2002508072A - 流れ測定方法及び流量計 - Google Patents
流れ測定方法及び流量計Info
- Publication number
- JP2002508072A JP2002508072A JP50649399A JP50649399A JP2002508072A JP 2002508072 A JP2002508072 A JP 2002508072A JP 50649399 A JP50649399 A JP 50649399A JP 50649399 A JP50649399 A JP 50649399A JP 2002508072 A JP2002508072 A JP 2002508072A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow
- signals
- flow meter
- antennas
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 title claims description 26
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims abstract description 51
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 39
- 238000001914 filtration Methods 0.000 claims abstract description 11
- 230000010287 polarization Effects 0.000 claims description 16
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 9
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 6
- 239000004753 textile Substances 0.000 claims description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 25
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 4
- 230000009969 flowable effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 239000011344 liquid material Substances 0.000 description 2
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 2
- 241000283080 Proboscidea <mammal> Species 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 description 1
- 235000013399 edible fruits Nutrition 0.000 description 1
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 230000002285 radioactive effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 229940081330 tena Drugs 0.000 description 1
- 238000002604 ultrasonography Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F1/00—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
- G01F1/704—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow using marked regions or existing inhomogeneities within the fluid stream, e.g. statistically occurring variations in a fluid parameter
- G01F1/708—Measuring the time taken to traverse a fixed distance
- G01F1/712—Measuring the time taken to traverse a fixed distance using auto-correlation or cross-correlation detection means
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measuring Volume Flow (AREA)
Abstract
(57)【要約】
本発明は誘電体パイプ(18)中の流れを測定する方法及び流量計に関する。異なる周波数のかつ異なる方法において変調及び/又は分極化された2つのマイクロ波信号が誘電体パイプ(18)及び流動材料(19)を通して少なくとも2つの送信アンテナ(12〜13)を経由して測定点に送信される。測定点間の距離は既知である。通過した信号(20〜21)は受信アンテナ(14〜15)によって受信されそして信号クロス相関が相関器(17)によって形成され、流量が最良の相関結果を基礎にして決定される。測定結果は信号(20〜21)をフィルタリング処理及び/又は方向付けすることによって改善される。
Description
【発明の詳細な説明】
流れ測定方法及び流量計
技術分野
本発明は誘電体パイプ等の中の流れを測定する流れ測定方法に関する。
本発明は、また、誘電体パイプ等の中の流れを測定するために配置される流量
計に関する。
本発明は、さらに、誘電体パイプ等の中の流れを測定するために配置され、か
つ送信機と受信機とを有する流量計に関する。
背景技術
流量計は通常、パイプ中の液体材料の流れを測定するのに使用される。従来の
計器には幾つかの型があり、かつそれらは、一般的には、磁界中の導電性材料の
運動によって誘起されるコリオリの力(偏向力)、圧力差及び電圧等の物理的現
象に基づいている。さらに、相関性(correlation)及びドップラー効果に基づい
た計器を実現するのに超音波技術が使用される。また、ドップラー効果に基づい
た流量計を実現するのにマイクロ波技術が使用されている。金属処理パイプを使
用することによりマイクロ波技術を利用する解決法は、また、例えば、米国特許
第4,423,623号公報、米国特許第4,888,547号公報及びWO第
94/17373号公報において知られている。米国特許第4,423,623
号公報及び米国特許第4,888,547号公報による解決法において、処理パ
イプは導波管として使用されかつ導波管の遮断周波数の変化は相関信号として作
用する。WO第94/1373号の解決法において、同一周波数又は少なくとも
同一の周波数帯域での信号の相関関係が信号が流動材料を通過した後利用される
。
これらの技術は複数の欠点を有している。超音波測定における問題は送信機セ
ンサから管壁の誘電体材料へかつさらに送信機センサから管の内部に流れている
材料への超音波の動き(move)を作るのが難しいことである。とくに、磁気流量計
は、例えば、空気伝送ライン(pneumatic transfer line)中に流れている材料が
一般に欠如している特性である、測定される材料に適切な高い導電性を要求する
ので、空気パイプラインに上記測定を適用するのは困難である。マイクロ波技術
に基づく従来技術の解決法は、代表的には(米国特許第4,423,623号公
報及び同第4,888,547号公報)、例えば、ゴム管等の誘電体パイプ中の
パルプの流れの測定ができない。WO94/1373号公報による解決法におい
て、順次、種々の送信アンテナの信号が受信時に互いに干渉する。
発明開示
したがって、本発明の目的は、パイプを破壊せずにかつ受信における信号間の
干渉なしに誘電体パイプから均一に導電性の低い材料の流れを測定する方法及び
その方法による装置を提供することである。
この目的は、既知の距離だけ離れた測定点から誘電体パイプを通して異なる周
波数の少なくとも2つのマイクロ波信号を送信し、通過した信号が受信され、か
つ少なくとも2つの信号間のクロス相関(cross correlation)等が形成され、流
量が最良の相関結果に基づいて決定されることを特徴とする前記された型の方法
によって達成される。
本発明の方法は、また、同一周波数であるが異なる方法で分極化された少なく
とも2つのマイクロ波信号を誘電体パイプを通して既知の距離だけ離れた測定点
から送信し、通過した信号が受信時に分極アンテナによって互いに分離され、そ
して前記少なくとも2つの信号間のクロス相関等が形成され、流量が最良の相関
結果に基づいて決定されることを特徴とする。
本発明の方法は、さらに、同一周波数であるが異なる方法で変調された少なく
とも2つのマイクロ波信号を誘電体パイプを通して既知の距離だけ離れた測定点
から送信し、通過した信号が受信され、かつ復調によって互いに分離され、そし
て前記少なくとも2つの信号間のクロス相関等が形成され、流量が最良の相関結
果に基づいて決定されることを特徴とする。
本発明の流量計は、順次、この流量計が異なる周波数の少なくとも2つの送信
機及び受信機と、少なくとも2つの送信アンテナ及び2つの受信アンテナとを有
し、前記送信アンテナが誘電体パイプを通して少なくとも2つの異なる測定点か
ら異なる周波数で少なくとも2つのマイクロ波信号を送信するように配置され、
そして前記受信アンテナが前記誘電体パイプを通過した信号を受信するように配
置され、そして前記流量計が2つの信号間のクロス相関等を形成するための相関
器からなっており、それにより測定点間の距離は既知であり、前記流量計は流量
を決定するのに最良の相関結果を使用するように配置されていることを特徴とす
る。
本発明の流量計は、また、この流量計が少なくとも2つの送信アンテナと、少
なくとも2つの受信アンテナと、異なる方法によって信号を受信するように配置
された変調器と、復調器とを有し、前記送信アンテナは誘電体パイプを通って少
なくとも2つの異なる測定点から同一周波数であるが異なる方法で変調された少
なくとも2つのマイクロ波信号を送信するように配置されており、そして前記受
信アンテナは前記誘電体パイプを通過した信号を受信するように配置されており
、前記復調器は復調によって受信された信号を分離するように配置されており、
そして前記流量計は前記少なくとも2つの信号間のクロス相関等を形成するため
の相関器を有し、それにより測定点間の距離は既知であり、流量計は流量を決定
するのに最良の相関結果を使用するように配置されていることを特徴とする。
本発明の流量計は、少なくとも2つの分極送信アンテナ及び2つの分極受信ア
ンテナを有しており、前記分極送信アンテナは誘電体パイプを通して前記少なく
とも2つの異なる測定点から異なる方法で分極化された少なくとも2つのマイク
ロ波信号を送信するように配置されており、前記分極受信アンテナは実質上その
特定のアンテナに適して分極化されかつ前記誘電体パイプを通過した信号のみを
受信するように配置され、そして前記流量計は少なくとも2つの信号間のクロス
相関を計算するための相関器を有し、それにより前記測定点間の距離は既知であ
り、前記流量計は流量を決定するのに最良の相関結果を使用するように配置され
ることを特徴とする。
本発明の方法及び流量計は幾つかの利点を提供する。2つの異なる周波数、分
極化及び/又は変調を使用することにより、マイクロ波は送信アンテナ及び受信
アンテナ間で交差して通過することが阻止され、正確な測定結果を保証する。そ
の結果は、さらに、異なる方法において異なるマイクロ波信号を向けることによ
り改善できる。パイプ等の外部からこのパイプを破壊することなく流量を測定す
ることができる。流量計をパイプに取り付けるので漏れの危険が生じない。流量
計は、処理をし続けながら同様に、いつでも測定側に取り付けることができる。
測定される材料についての測定によって設定されるただ1つの要件は、マイクロ
波信号を変調する方法においてマイクロ波信号及び誘電体を透過可能であること
である。本発明の解決法はパイプが一杯でない場合であっても流量の測定が可能
である。
図面の簡単な説明
以下に、本発明を添付図面を参照して好適な実施例に関連してより詳細に説明
する。
第1図は測定装置の原理を示す図であり、
第2図はフィルタリング処理をすることにより信号が互いに分離される測定装
置を示す図であり、
第3図は信号が変調される測定装置を示す図であり、
第4図は信号が異なる方向を有している測定装置を示す図であり、
第5図は流量計のパイプへの固定を示す図であり、
第6図は流量計のパイプへの固定を示す図であり、そして、
第7図は流量計の好適な構造を示す図である。
発明を実施するための最良の形態
第1図は、マイクロ波送信機10及び11と、2つの送信アンテナ12及び1
3と、2つの受信アンテナ14及び15と、受信機16と、相関器17とを有す
る本発明の流量計の解決法を示している。測定装置は、また、パイプ18及び該
パイプ内を流動している材料19からなっている。本発明の解決法において、パ
イプ18等は流動材料19で一杯にする必要はないが、パイプ18は少なくとも
幾らかの材料を含むことが重要である。この解決法において、送信機10及び1
1からの信号はアンテナ12及び13を経由してパイプ18及び流動材料19を
通って送信される。測定点は信号20及び21の伝達範囲(travel range)内にあ
り、そして測定点間の距離は既知である。信号20及び21がパイプ18を通っ
てパイプ18の表面の垂直方向に送信されるとき、距離は、送信アンテナ12及
び13間の距離と同一であり、測定が容易である。受信アンテナ14及び15は
測定信号20及び21を受信し、そして受信機16は従来技術にしたがって信号
を増幅しかつ示す。相関器17は次いで相関によって信号20及び21の同一性
(similarity)を比較する。信号は互いに類似し、すなわち、流動材料19が信号
20及び21を変調するので、流動材料19がアンテナ12かつ13及び/又は
14かつ15間の距離を流れるのにかかる遅延、すなわち該時間の後、最良に相
関する。流動材料19が第1図において左方から右方へ流れかつ流量がアンテナ
12及び14間の測定範囲内の材料がアンテナ13及び15間の測定範囲にτ秒
で移動する場合、信号20が信号21に関連してτ秒だけ遅延されるとき信号2
0及び21間の相関はその最高(highest)になる。測定点間の距離による流動材
料によって費やされる時間は既知であり、流量は容易に形成される。流量はν=
s/τで、この場合、νは流量、sは測定点間の距離(=信号20と信号21と
の間の距離)、そしてτは相関によって測定されるアンテナ間の距離による流動
材料19によって費やされる時間である。
理想的な場合において、受信アンテナ14は送信機12の信号のみを受信し、
そして同様に受信アンテナ15は送信アンテナ13の信号のみを受信する。しか
しながら、実際には、測定は混信によって干渉され、それにより送信機10の幾
つかの出力22が受信アンテナ15で受信されかつ送信機11の幾つかの出力2
3が受信アンテナ14で受信される。このことは、両方の送信機10及び11が
同一の周波数で又は同一の帯域において送信する従来技術の解決法においてとく
に問題になっている。本発明の解決法において、これらの干渉は送信機10及び
11が異なる周波数で作動することによって回避することができる。
第2図は、マイクロ波送信機10及び11と、2つの送信アンテナ12及び1
3と、2つの受信アンテナ14及び15と、受信機16と、相関器17とを有す
る本発明の流量計の解決法を示している。測定装置は、また、パイプ18及びこ
のパイプ内に流動している材料19からなっている。この発明の解決法において
、送信機10及び11は異なる周波数で信号を送信し、信号は受信機16と関連
するフィルタ24及び25によってフィルタリング処理(filter)される。この方
法において受信した信号を互いに分離することができ、かつ混信干渉22及び2
3の作用を測定結果から取り除くことができる。フィルタ24及び25はバンド
パスフィルタであり、それによりフィルタ24は信号20のみを通過させかつフ
ィルタ25は実際の受信機16へ信号21のみを通過させる。フィルタ24及び
25は、また、ローパス及びハイパスフィルタにすることができる。信号20の
周波数が信号21の周波数より低い周波数であると仮定する。この場合に、フィ
ルタ24はその上方周波数限界が信号20の周波数を越えるが、信号21の周波
数以下であるローパスフィルタにすることができる。フィルタ25は、順次、そ
の下方周波数限界が信号20の周波数を僅かに越えるが信号21の周波数より低
いハイパスフィルタにすることができる。
信号20及び21が異なる周波数を有している本発明の解決法は、さらに、異
なる方法において信号20及び21を分極化することによって改善することがで
きる。他方で、信号20及び21が本発明の解決法において異なる方法において
分極化されるとき、信号20及び21は、また、同一の周波数を有することがで
き、そして送信機10及び11はその場合に1つの送信機により置き換えられる
。
この場合に送信アンテナ12及び受信アンテナ14は同一の分極レベルで作動し
、そして、同様に、送信アンテナ13及び受信アンテナ15は同一の分極レベル
で作動する。信号20及び21の分極レベルは90°であるならば、考え得る最
良の分離が信号に達成される。2つ以上の測定信号20及び21により、分極レ
ベル間の角度は90°以下のままであり、かつそれゆえ、信号20及び21の分
極化に基づく分離は2つの信号の測定に最適である。レベル分極の代わりに、右
方及び左方の円形分極化が、また、分極化を実行するのに使用され得る。
第3図は信号20及び21が変調によって互いに分離される本発明の解決法を
示している。この場合に信号20及び21は異なる又は同一の周波数を有するこ
とができる。同一周波数で2つ又はそれ以上の信号20及び21が使用される場
合は、送信機10及び11は1つの送信機によって置き換えることができる。変
調器26は1つの方法で送信機10の信号20を変調する。変調器27は、順次
、異なる方法で送信機11の信号21を変調する。種々の従来技術の変調方法が
当該技術に熟練した者には周知であり、そのため、本明細書ではより詳細には説
明しない。この方法で信号20及び21は復調器28及び29を有する受信機1
6によって互いに分離することができる。復調器28は信号20からの変調器2
6の変調を示し(indicate)、同時に信号21によって発生されかつアンテナ14
によって受信される干渉作用を示している(indicate)。同様に、復調器29は信
号21から変調器27による変調を復調(remove)しかつ信号20によって発生し
かつアンテナ15を経由して到達される干渉作用を除去(remove)している。
第4図は信号20及び21間の干渉を制限する第3の方法を示している。この
解決法において、アンテナ12及び13は受信アンテナ14及び15に向かって
互いに離して、向けられる。
本発明の解決法において種々のすべての代替物は、必要ならば組み合わされ又
は単独で使用することができる。異なる周波数を有する信号20及び21は同時
に分極化され変調されかつ好適には向けられそしてフィルタリング処理(バンド
パスフィルタリング処理又はハイパス/ローパスフィルタリング処理)され、ま
た、分極化、変調及び操作(steerable)可能なアンテナにより受信時に互いから
分離され得る。
パイプの断面積Aを一旦知ると、流量は、また、パイプの断面積Aと流量νを
乗じることにより体積流量(volume flow rate)Pを決定するのに使用することが
できる。すなわち、P=V/τ=A・s/τ=A・νである。これは、また、定
義されるべき生産容量(production volume)を可能にする。生産容量は、例えば
、放射性濃度測定(radioactive consistency measurement)によって測定され得
る流動材料の濃度及びパイプの充填率を測定することにより特定することができ
る。第1図から第4図に示された流量計の解決法において、流量計は、また、好
ましくは流量及び必要ならば体積流量を決定する。これは、例えば、相関器17
において行われる。本発明の解決法において、流量は好ましくは幾つかの測定に
よる平均として決定される。このことは、2つの送信アンテナ12及び13並び
に2つの受信アンテナ14及び15及び/又はさらに多くの送信アンテナ及び受
信アンテナにより実施される幾つかの測定からの平均された測定結果を許容し、
それにより測定は幾つかの測定点において実施され、そしてパイプ18内の流量
はこれらすべての測定点の測定結果の平均値として決定される。最終値を決定す
るのに考慮される単一の測定値の数が増大するとき測定の確度は向上する。
第5図は流量計の実施可能な構造を示している。パイプ18のまわりに固定さ
れるべき要素31は、この要素31がそれによって容易に固定されかつ取り外さ
れ得る蝶番32を有する。要素31は少なくとも送信アンテナ12及び13並び
に受信アンテナ14及び15を有する。第6図はパイプ18の方向における要素
31を示している。蝶番32の反対側で、要素31は錠止要素34を有しており
、それにより要素31内のアンテナが測定のためにパイプ18に所定位置におい
て錠止される。第5図及び第6図において、要素35は、ケーブル33によって
アンテナ12〜15に結合される、受信機16及び相関器17を表す。第6図に
お
いて、要素36は送信アンテナ12及び13を表し、そして要素37は受信アン
テナ14及び15を表す。
第7図は本発明の解決法の好適な構造を示している。本発明の計器は要素31
並びに送信及び受信アンテナ36及び37からなるクランプ形状の手段38であ
る。本発明のクランプ状手段38は測定の目的でパイプ18に対して容易に圧締
め可能である。この解決法は繰り返して固定及び取り外しが容易である。
相関器17は数式(1)
C(τ)=∫x(t)・y(t−τ)dt (1)
にしたがって一般的な場合に相関C(τ)を形成する。この場合に、x(t)は
信号21、そしてY(t−τ)はτだけ遅延された信号20である。相関の値は
幾らかの遅延値により計算され、その結果τ∈[t0・・・tn]、この場合にt0
は考え得る最も短い遅延そしてtnは考え得る最も長い遅延である。考え得る最
短及び最長の遅延は測定し得る最高及び最低の流量を決定する。測定範囲τ∈[
t0・・・tn]は場合に応じて決定される。本発明の解決法において、相関器1
7は電子的に作動しかつアナログ又はデジタルであっても良い。
本発明の解決法において、流動材料19はマイクロ波放射を透過し得るいずれ
の液体材料であっても良い。本発明の解決法は、例えば、柔らかい織物機械(tis
sue machine)のゴム管装置内のパルプの流れの測定にとくに適する。代表的には
合計約40本の管がバイパス多枝管からヘッドボックスヘ約1%の濃度を有する
パルプを転送するのに使用される。抄紙機(paper machine)が使用されるとき、
管内の流れが調整されねばならず、このために流れを測定する必要がある。測定
装置は一方の管から他方へ容易に移動可能であるので、本発明の装置による測定
を実行することは実際に有用である。
本発明は添付図面による例に関連して上記で説明されたが、本発明がそれに制
限されず、しかも添付の請求の範囲に開示された本発明の概念の範囲内で種々の
方法において変更され得ることは自明である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】平成11年2月1日(1999.2.1)
【補正内容】
請求の範囲
1.誘電体パイプ等の中の流れを測定する流れ測定方法において、
異なる周波数の少なくとも2つのマイクロ波信号が前記誘電体パイプ(18)
を通って既知の距離だけ離れた測定点から送信アンテナ(12〜13)によって
対応する受信アンテナ(14〜15)に向かって送信され;
通過した信号が受信アンテナ(14〜15)によって受信され、そして前記送
信アンテナ(12〜13)及び受信アンテナ(14〜15)が前記パイプ(18
)内で流動している材料(19)から分離され;そして
異なる受信アンテナ(14〜15)によって受信された前記信号(20〜21
)が濾波によって互いに分離され、そして異なるアンテナによって受信された少
なくとも2つの信号間のクロス相関等が形成され、流量が最良の相関結果に基づ
いて決定されることを特徴とする流れ測定方法。
2.誘電体パイプ等の中の流れを測定する流れ測定方法において、
異なる方法で分極化された少なくとも2つのマイクロ波信号が送信アンテナ(
12〜13)によって前記誘電体パイプ(18)を通して既知の距離だけ離れた
測定点から送信され、そして前記送信アンテナ(12〜13)及び受信分極アン
テナ(14〜15)が前記流動材料(19)から分離され;そして
前記誘電体パイプ(18)を通過した信号(20〜21)が受信時に分極アン
テナ(14〜15)によって互いに分離され、そして異なる受信アンテナによっ
て受信された前記少なくとも2つの信号間のクロス相関等が形成され、流量が最
良の相関結果を基礎にして決定されることを特徴とする流れ測定方法。
3.誘電体パイプ等の中の流れを測定する流れ測定方法において、
異なる方法で変調された少なくとも2つのマイクロ波信号が送信アンテナ(1
2〜13)によって前記誘電体パイプ(18)を通して既知の距離だけ離れた測
定点から送信され、そして前記送信アンテナ(12〜13)及び前記受信アンテ
ナ(14〜15)が
前記流動材料(19)から分離され;そして
前記誘電体パイプ(18)を通過した信号が受信され、復調によって互いに分
離され、そして異なる受信アンテナによって受信された前記少なくとも2つの信
号間のクロス相関等が形成され、流量が最良の相関結果を基礎にして決定される
ことを特徴とする流れ測定方法。
4.前記信号(20〜21)が受信時に、フィルタリング処理によつて互いに
分離されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の流れ測定方法。
5.前記第1の信号(20)が受信時にローパスフィルタリング処理され、そ
して前記第2の信号(21)がハイパスフィルタリング処理されることを特徴と
する請求の範囲第1項に記載の流れ測定方法。
6.前記誘電体パイプ(18)を通って既知の距離だけ離れた測定点から送信
される前記信号が同一の周波数を有していることを特徴とする請求の範囲第2項
又は第3項に記載の流れ測定方法。
7.前記信号(20〜21)の分離が送信において変調を使用することにより
改善され、それにより前記信号が、また、復調によって互いに分離されることを
特徴とする請求の範囲第1項又は第2項に記載の流れ測定方法。
8.前記信号(20〜21)の分離が送信において分極化を使用することによ
って改善され、それにより前記信号が、また、分極アンテナ(14〜15)によ
って互いから分離されることを特徴とする請求の範囲第1項又は第3項に記載の
流れ測定方法。
9.前記信号(20〜21)の分離が送信時に前記信号を実質上反対方向に向
けることによって改善されることを特徴とする請求の範囲第1項、第2項又は第
3項に記載の流れ測定方法。
10.前記流量が1以上の測定を基礎にして平均値として決定されることを特
徴とする請求の範囲第1項、第2項又は第3項に記載の流れ測定方法。
11.前記パイプ(18)の断面積が既知であり、前記流量が、定義されるべ
き生産容量を許容する、体積流量を決定するのに使用されることを特徴とする請
求の範囲第1
項、第2項又は第3項に記載の流れ測定方法。
12.前記方法が柔らかい織物機械のゴム管装置中の流量測定に使用されるこ
とを特徴とする請求の範囲第1項、第2項又は第3項に記載の流れ測定方法。
13.誘電体パイプ等の中の流れを測定するのに配置され、かつ送信機(10
〜11)及び受信機(16)を有する流量計において、
前記流量計が少なくとも2対の受信及び送信アンテナを有し、その第1対の送
信アンテナ(12)が第1対の受信アンテナ(14)に送信するように配置され
ておりかつその第2対の送信アンテナ(13)が第2対の受信アンテナ(15)
に送信するように配置されており、そして前記送信アンテナ(12〜13)及び
前記受信アンテナ(14〜15)が流動材料(19)から分離されており;
前記送信アンテナ(12〜13)が前記誘電体パイプ(18)を通して少なく
とも2つの異なる測定点から異なる周波数で少なくとも2つのマイクロ波信号を
送信するように配置され、そして前記受信アンテナが前記誘電体パイプ(18)
を通過した信号を受信するように配置されており;そして
前記受信機(16)が前記受信した信号(20〜21)を濾波によって互いか
ら分離するように配置され、、そして前記流量計が異なる受信アンテナ(14〜
15)によって受信された少なくとも2つの信号(20〜21)間のクロス相関
等を形成するための相関器(17)を有しており、それにより前記測定点の間の
距離が既知であり、前記流量計は流量を決定するのに最良の相関結果を使用する
ように配置されていることを特徴とする流量計。
14.誘電体パイプ(18)等中の流れを測定するのに配置され、かつ送信機
(10〜11)及び受信機(16)を有する流量計において、
前記流量計が少なくとも2対の受信アンテナ及び送信アンテナを有しておりそ
の第1対の送信アンテナ(12)が第1対の受信アンテナ(14)に送信するよ
うに配置されておりかつ第2対の送信アンテナ(13)が第2対の受信アンテナ
(15)に送信するように配置されており、そして前記送信アンテナ(12〜1
3)及び前記受信アンテナ
(14〜15)が流動材料(19)から分離されており、そして変調器(26〜
27)が異なる方法において送信された信号(20〜21)を変調するように配
置されており;
前記送信アンテナ(12〜13)が前記誘電体パイプ(18)を通って少なく
とも2つの異なる測定点から異なる方法で変調された少なくとも2つのマイクロ
波信号(20〜21)を送信するように配置されており;そして
前記流量計は復調器(28〜29)を有し、そして前記受信アンテナ(14〜
15)が前記誘電体パイプ(18)を通過した前記信号(20〜21)を受信す
るように配置されており、前記復調器(28〜29)が復調によって受信された
信号を分離するように配置されており、そして前記流量計が異なる受信アンテナ
(14〜15)によって受信された前記少なくとも2つの信号(20〜21)間
のクロス相関等を形成するための相関器(17)を有しており、それにより前記
測定点の間の距離は既知であり、前記流量計は流量を決定するのに最良の相関結
果を使用するように配置されていることを特徴とする流量計。
15.誘電体パイプ(18)等中の流れを測定するのに配置され、かつ送信機
(10〜11)及び受信機(16)を有する流量計において、
前記流量計が、少なくとも2対の分極受信アンテナ及び分極送信アンテナを有
し、その第1対の送信アンテナ(12)が第1対の受信アンテナ(14)に送信
するように配置されておりかつ第2対の送信アンテナ(13)が第2対の受信ア
ンテナ(15)に送信するように配置されており、そして前記送信アンテナ(1
2〜13)及び前記受信アンテナ(14〜15)が流動材料(19)から分離さ
れており;
前記分極送信アンテナ(12〜13)が前記誘電体パイプ(18)を通して少
なくとも2つの異なる測定点から異なる方法で分極化された少なくとも2つのマ
イクロ波信号を送信するように配置されており;
前記分極受信アンテナ(14〜15)が実質上その特定のアンテナに適して分
極化されかつ前記誘電体パイプ(18)を通過した信号(20〜21)のみを受
信するように
配置され、そして前記流量計が異なるアンテナによって受信された少なくとも2
つの信号(20〜21)間のクロス相関を計算するための相関器(17)を有し
ており、それにより前記測定点間の距離は既知であり、前記流量計が流量を決定
するのに最良の相関結果を使用するように配置されていることを特徴とする流量
計。
16.前記流量計が少なくとも2つの送信機を有していることを特徴とする請
求の範囲第13項に記載の流量計。
17.前記送信された信号が同一の周波数を有していることを特徴とする請求
の範囲第14項又は第15項に記載の流量計。
18.前記流量計が、また、変調器(26〜27)を有しており、そして前記
流量計が異なる方法において変調された前記信号を送信しかつ前記信号を復調器
(28〜29)によって互いに分離するように配置されていることを特徴とする
請求の範囲第13項又は第15項に記載の流量計。
19.前記流量計が、さらに、前記アンテナ(12〜13)によって、異なる
方法において分極化された信号(20〜21)を送信しかつ前記信号を前記分極
アンテナ(14〜15)によって分離するように配置されていることを特徴とす
る請求の範囲第13項又は第14項に記載の流量計。
20.前記流量計が、さらに、前記信号(20〜21)を実質上反対方向に送
信するように配置されることを特徴とする請求の範囲第13項、第14項又は第
15項に記載の流量計。
21.前記流量計が1以上の測定を基礎にして平均値として前記流量を決定す
るように配置されていることを特徴とする請求の範囲第13項、第14項又は第
15項に記載の流量計。
22.前記パイプ(18)の前記断面積が既知であり、前記流量計が、定義さ
れるべき生産容量を許容する、流量によって体積流量を決定するように配置され
ていることを特徴とする請求の範囲第13項、第14又は第15項に記載の流量
計。
23.前記流量計が柔らかい織物機械のゴム管装置中の流量を測定するように
配置されていることを特徴とする請求の範囲第13項、第14項又は第15項に
記載の流量計。
24.前記流量計が前記パイプ(18)に対して圧締めされるようなかつ少な
くとも前記送信アンテナ(12及び13)及び前記受信アンテナ(14及び15
)を有している要素(31)を有し、そして少なくとも前記アンテナ(12〜1
5)が前記パイプ(18)に対する損傷なしに繰り返し着脱可能であり、そして
前記流量計が1つの位置及びパイプから他方の位置及びパイプへ容易に移動可能
であることを特徴とする請求の範囲第13項、第14項又は第15項に記載の流
量計。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ
,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,
NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L
S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ
,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL
,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,
BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E
E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HR
,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,
KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L
V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ
,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,
SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U
S,UZ,VN,YU,ZW
(72)発明者 タウコラ,エスコ
フィンランド国,エフ・アイ・エヌ―
90810 キビニエミ,テポンケンタンティ
ー 10
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.誘電体パイプ等の中の流れを測定する流れ測定方法において、既知の距離 だけ離れた測定点から前記誘電体パイプ(18)を通して異なる周波数の少なく とも2つのマイクロ波信号を送信し、通過した信号(20〜21)が受信され、 かつ少なくとも2つの信号間のクロス相関等が形成され、流量が最良の相関結果 に基づいて決定されることを特徴とする流れ測定方法。 2.誘電体パイプ等の中の流れを測定する流れ測定方法において、同一周波数 であるが異なる方法で分極化された少なくとも2つのマイクロ波信号を前記誘電 体パイプ(18)を通して既知の距離だけ離れた測定点から送信し、通過した信 号(20〜21)が受信時分極アンテナ(14〜15)によって互いに分離され 、そして前記少なくとも2つの信号間のクロス相関等が形成され、流量が最良の 相関結果を基礎にして決定されることを特徴とする流れ測定方法。 3.誘電体パイプ等の中の流れを測定する流れ測定方法において、同一周波数 であるが異なる方法で変調された少なくとも2つのマイクロ波信号を誘電体パイ プ(18)を通して既知の距離だけ離れた測定点から送信し、通過した信号(2 0〜21)が受信され、かつ復調によって互いに分離され、そして前記少なくと も2つの信号間のクロス相関等が形成され、流量が最良の相関結果を基礎にして 決定されることを特徴とする流れ測定方法。 4.前記信号(20〜21)が受信時、バンドパスフィルタリング処理によっ て互いに分離されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の流れ測定方法。 5.前記第1の信号(20)がローパスフィルタリング処理されそして前記第 2の信号(21)が受信時にハイパスフィルタリング処理されることを特徴とす る請求の範囲第1項に記載の流れ測定方法。 6.前記信号(20〜21)の分離が送信において変調を使用することにより 改善され、それにより信号が、また、復調によって互いに分離されることを特徴 とする請求の範囲第1項又は第2項に記載の流れ測定方法。 7.前記信号(20〜21)の分離が送信の分極化を使用することによって改 善され、それにより信号が、また、分極アンテナ(14〜15)によって互いか ら分離されることを特徴とする請求の範囲第1項又は第3項に記載の流れ測定方 法。 8.前記信号(20〜21)の分離が送信時前記信号を実質上反対方向に向け ることによって改善されることを特徴とする請求の範囲第1項、第2項又は第3 項に記載の流れ測定方法。 9.前記流量が1以上の測定を基礎にして平均値として決定されることを特徴 とする請求の範囲第1項、第2項又は第3項に記載の流れ測定方法。 10.前記パイプ(18)の断面積が既知であり、前記流量が、定義されるべ き生産容量を許容する、体積流量を決定するのに使用されることを特徴とする請 求の範囲第1項、第2項又は第3項に記載の流れ測定方法。 11.前記方法が柔らかい織物機械のゴム管装置中の流れ測定に使用されるこ とを特徴とする請求の範囲第1項、第2項又は第3項に記載の流れ測定方法。 12.誘電体パイプ(18)等の中の流れを測定するのに配置される流量計に おいて、該流量計が、異なる周波数の少なくとも2つの送信機(10〜11)及 び受信機(16)、少なくとも2つの送信アンテナ(12〜13)及び2つの受 信アンテナ(14〜15)からなり、前記送信アンテナ(12〜13)が誘電体 パイプ(18)を通して少なくとも2つの異なる測定点から異なる周波数で少な くとも2つのマイクロ波信号を送信するように配置され、そして前記受信アンテ ナ(14〜15)が前記誘電体パイプ(18)を通過した信号(20〜21)を 受信するように配置され、そして前記流量計が少なくとも2つの信号(20〜2 1)間のクロス相関等を形成するための相関器(17)からなっており、それに より測定点間の距離は既知であり、前記流量計は流量を決定するのに最良の相関 結果を使用するように配置されていることを特徴とする流量計。 13.誘電体パイプ(18)等の中の流れを測定するのに配置され、かつ送信 機(10〜11)及び受信機(16)からなっている、流量計において、この流 量計が少なくとも2つの送信アンテナ(12〜13)、少なくとも2つの受信ア ンテナ(14〜15)、異なる方法において信号(20〜21)を変調するよう に配置された変調器(26〜27)、及び復調器(28〜29)からなっており 、前記送信アンテナ(12〜13)が前記誘電体パイプ(18)を通って少なく とも2つの異なる測定点から同一周波数であるが異なる方法で変調された少なく とも2つのマイクロ波信号を送信するように配置されており、そして前記受信ア ンテナ(14〜15)が前記誘電体パイプ(18)を通過した信号(20〜21 )を受信するように配置されており、前記復調器(28〜29)が復調によって 受信された信号を分離するように配置されており、そして前記流量計が前記少な くとも2つの信号(20〜21)間のクロス相関等を形成するための相関器(1 7)からなっており、それにより測定点間の距離は既知であり、前記流量計は流 量を決定するのに最良の相関結果を使用するように配置されていることを特徴と する流量計。 14.誘電体パイプ(18)等の中の流れを測定するのに配置され、かつ送信 機(10〜11)及び受信機(16)からなっている、流量計において、この流 量計が、少なくとも2つの分極送信アンテナ(12〜13)及び2つの分極受信 アンテナ(14〜15)からなっており、前記分極送信アンテナ(12〜13) が前記誘電体パイプ(18)を通して前記少なくとも2つの異なる測定点から異 なる方法で分極化された少なくとも2つのマイクロ波信号を送信するように配置 されており、前記分極受信アンテナ(14〜15)が実質上その特定のアンテナ に適して分極化されかつ前記誘電体パイプ(18)を通過した信号(20〜21 )のみを受信するように配置され、そして前記流量計が少なくとも2つの信号( 20〜21)間のクロス相関を計算するための相関器(17)からなっており、 それにより前記測定点間の距離は既知であり、前記流量計が流量を決定するのに 最良の相関結果を使用するように配置されていることを特徴とする流量計。 15.前記流量計が前記信号(20〜21)をローパスフィルタ及びハイパス フィルタによって互いに分離するように配置されていることを特徴とする請求の 範囲第12項に記載の流量計。 16.前記流量計が、また、変調器(26〜27)からなっており、そして前 記流量計が異なる方法において変調された前記信号(20〜21)を送信しかつ 前記信号を前記復調器(28〜29)によって互いに分離するように配置される ことを特徴とする請求の範囲第12項又は第14項に記載の流量計。 17.前記流量計が、さらに、前記アンテナ(12〜13)によって、異なる 方法において分極化された信号(20〜21)を送信しかつ前記信号を前記分極 アンテナ(14〜15)によって分離するように配置されていることを特徴とす る請求の範囲第12項又は第13項に記載の流量計。 18.前記流量計が、さらに、前記信号(20〜21)を実質上反対方向に送 信するように配置されることを特徴とする請求の範囲第12項、第13項又は第 14項に記載の流量計。 19.前記流量計が1以上の測定を基礎にして平均値として流量を決定するよ うに配置されていることを特徴とする請求の範囲第12項、第13項又は第14 項に記載の流量計。 20.前記パイプ(18)の前記断面積が既知であり、前記流量計が、定義さ れるべき生産容量を許容する、流量によって体積流量を決定するように配置され ていることを特徴とする請求の範囲第12項、第13又は第14項に記載の流量 計。 21.前記流量計が柔らかい織物機械のゴム管装置中の流量を測定するように 配置されていることを特徴とする請求の範囲第12項、第13項又は第14項に 記載の流量計。 22.前記流量計が前記パイプ(18)に対して圧締めされるようなかつ少な くとも前記送信アンテナ(12及び13)及び前記受信アンテナ(14及び15 )からなっている要素(31)からなり、そして少なくとも前記アンテナ(12 〜15)が前記パイプ(18)に対する損傷なしに繰り返し着脱可能であり、そ して前記流量計が1つの位置及びパイプから他方の位置及びパイプへ容易に移動 可能であることを特徴とする請求の範囲第12項、第13項又は第14項に記載 の流量計。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FI972867 | 1997-07-04 | ||
| FI972867A FI105363B (fi) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | Menetelmä virtauksen mittaamiseksi ja virtausmittari |
| PCT/FI1998/000565 WO1999001721A1 (en) | 1997-07-04 | 1998-07-01 | Method of measuring flow, and flow meter |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002508072A true JP2002508072A (ja) | 2002-03-12 |
Family
ID=8549195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50649399A Pending JP2002508072A (ja) | 1997-07-04 | 1998-07-01 | 流れ測定方法及び流量計 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6009760A (ja) |
| EP (1) | EP0988513A1 (ja) |
| JP (1) | JP2002508072A (ja) |
| AU (1) | AU8217598A (ja) |
| CA (1) | CA2295077A1 (ja) |
| FI (1) | FI105363B (ja) |
| WO (1) | WO1999001721A1 (ja) |
Families Citing this family (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6300143B1 (en) * | 1999-03-01 | 2001-10-09 | Idec Pharmaceuticals Corporation | Electrochemiluminescent assays for eukaryotic cells |
| WO2001036966A2 (en) | 1999-11-19 | 2001-05-25 | Battelle Memorial Institute | An apparatus for machine fluid analysis |
| US6826965B1 (en) * | 2000-10-30 | 2004-12-07 | Panametrics, Inc. | Anti-parallel tag flow measurement system |
| US6859517B2 (en) * | 2003-04-22 | 2005-02-22 | Battelle Memorial Institute | Dual x-ray fluorescence spectrometer and method for fluid analysis |
| DE10348676A1 (de) * | 2003-10-15 | 2005-05-12 | Flowtec Ag | Vorrichtung zur Bestimmung und/oder Überwachung des Volumen- und/oder Massendurchflusses eines Mediums in einer Rohrleitung |
| NO326977B1 (no) * | 2006-05-02 | 2009-03-30 | Multi Phase Meters As | Fremgangsmåte og innretning for måling av konduktiviteten av vannfraksjonen i en våtgass |
| NO324812B1 (no) * | 2006-05-05 | 2007-12-10 | Multi Phase Meters As | Fremgangsmåte og innretning for tomografiske multifasestrømningsmålinger |
| JP4106075B2 (ja) * | 2006-11-02 | 2008-06-25 | オーム電機株式会社 | 流量計測装置 |
| CN101344259B (zh) * | 2007-07-10 | 2010-10-13 | 南京理工大学 | 电站锅炉煤粉浓度微波测量系统的清灰装置 |
| NO334550B1 (no) | 2008-12-12 | 2014-04-07 | Multi Phase Meters As | Fremgangsmåte og apparat for strømningsmålinger til en våtgass og målinger av gassverdier |
| NO330911B1 (no) | 2008-12-12 | 2011-08-15 | Multi Phase Meters As | Fremgangsmåte og apparat for måling av sammensetning og strømningsrater for en våtgass |
| NO344669B1 (no) | 2012-11-21 | 2020-03-02 | Fmc Kongsberg Subsea As | En fremgangsmåte og anordning for flerfasemåling i nærheten av avleiringer på rørveggen |
| US20190101426A1 (en) * | 2013-06-14 | 2019-04-04 | Dresser, Llc | Maintaining redundant data on a gas meter |
| US20190324005A1 (en) * | 2013-06-14 | 2019-10-24 | Natural Gas Solutions North America, Llc | Modular metering system |
| NO20140689A1 (no) * | 2014-06-03 | 2015-12-04 | Roxar Flow Measurement As | Cutoff regulator |
| US10996091B2 (en) | 2015-07-23 | 2021-05-04 | Khalifa University of Science and Technology | System and method for real-time flow measurement in pipelines using THz imaging |
| JP6767888B2 (ja) | 2017-01-26 | 2020-10-14 | 株式会社キーエンス | 超音波流量センサ及びこれを用いた温度測定方法 |
| NO20170503A1 (en) * | 2017-03-28 | 2018-10-01 | Roxar Flow Measurement As | Flow measuring system |
| US20190154479A1 (en) * | 2017-11-17 | 2019-05-23 | Exxonmobil Research And Engineering Company | Estimating flow velocity in pipes by correlating multi-frequency signals |
| US10968795B2 (en) * | 2019-04-09 | 2021-04-06 | Ford Global Technologies, Llc | Methods and systems for detection of particles in lubricant |
Family Cites Families (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4019038A (en) * | 1971-06-10 | 1977-04-19 | Kent Instruments Limited | Correlators |
| US4228353A (en) * | 1978-05-02 | 1980-10-14 | Johnson Steven A | Multiple-phase flowmeter and materials analysis apparatus and method |
| US4423623A (en) * | 1981-08-24 | 1984-01-03 | Rockwell International Corporation | Microwave meter for fluid mixtures |
| US4659982A (en) * | 1984-06-21 | 1987-04-21 | Centre National De La Recherches Scientifique | Microwave apparatus and method of operation to determine position and/or speed of a movable body or discontinuity or change in a material |
| DE3504622A1 (de) * | 1985-02-11 | 1986-08-14 | Endress U. Hauser Gmbh U. Co, 7867 Maulburg | Anordnung zur beruehrungslosen messung der geschwindigkeit eines bewegten mediums |
| DE3627162A1 (de) * | 1986-08-11 | 1988-02-25 | Endress Hauser Gmbh Co | Anordnung zur beruehrungslosen messung des volumen- oder massenstroms eines bewegten mediums |
| US4888547A (en) * | 1989-01-23 | 1989-12-19 | Rockwell International Corporation | Meter using a microwave bridge detector for measuring fluid mixtures |
| US5121639A (en) * | 1990-03-05 | 1992-06-16 | Westinghouse Electric Corp. | Fluid flow measurement |
| FI87493C (fi) * | 1991-12-23 | 1993-01-11 | Kytoelae Instrumenttitehdas | Foerfarande och anordning foer maetning av stroemningshastigheten av gaser och/eller storheter som kan haerledas fraon denna |
| US5261282A (en) * | 1992-03-03 | 1993-11-16 | Kraft General Foods, Inc. | Method and apparatus for monitoring a continuous cooking process based on particulate residence time |
| AU674141B2 (en) * | 1992-05-22 | 1996-12-12 | Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation | Method and apparatus for the measurement of the mass flowrates of fluid components in a multiphase slug flow |
| FI930229A7 (fi) * | 1993-01-20 | 1994-07-21 | Suomen Itsenaeisyyden Juhlarahasto Sitra | Menetelmä materiaalin virtausnopeuden määrittämiseksi |
| GB2274713B (en) * | 1993-01-29 | 1997-07-02 | Schlumberger Ltd | Flow meter |
| JP3139874B2 (ja) * | 1993-03-30 | 2001-03-05 | 株式会社東芝 | 濃度計 |
| US5741979A (en) * | 1995-11-09 | 1998-04-21 | The United States Of America As Represented By The Administrator Of National Aeronautics And Space Adminstrator | Particle velocity measuring system |
-
1997
- 1997-07-04 FI FI972867A patent/FI105363B/fi active
-
1998
- 1998-06-30 US US09/109,162 patent/US6009760A/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-07-01 EP EP98932187A patent/EP0988513A1/en not_active Withdrawn
- 1998-07-01 AU AU82175/98A patent/AU8217598A/en not_active Abandoned
- 1998-07-01 JP JP50649399A patent/JP2002508072A/ja active Pending
- 1998-07-01 CA CA002295077A patent/CA2295077A1/en not_active Abandoned
- 1998-07-01 WO PCT/FI1998/000565 patent/WO1999001721A1/en not_active Application Discontinuation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FI972867A0 (fi) | 1997-07-04 |
| FI105363B (fi) | 2000-07-31 |
| US6009760A (en) | 2000-01-04 |
| WO1999001721A1 (en) | 1999-01-14 |
| CA2295077A1 (en) | 1999-01-14 |
| AU8217598A (en) | 1999-01-25 |
| FI972867L (fi) | 1999-01-05 |
| EP0988513A1 (en) | 2000-03-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2002508072A (ja) | 流れ測定方法及び流量計 | |
| JP2002520592A (ja) | 流体のガス含有率測定方法および測定装置 | |
| US3568661A (en) | Frequency modulated ultrasound technique for measurement of fluid velocity | |
| RU2086963C1 (ru) | Устройство для измерения концентрации двух веществ | |
| KR20130106391A (ko) | 도플러 분광법을 이용한 비침투적 입자 검출 장치 및 방법 | |
| TW552403B (en) | Flow rate measurement method, ultrasonic flow rate meter, flow velocity measurement method, temperature or pressure measurement method, and ultrasonic thermometer and pressure gauge | |
| US4052896A (en) | Ultrasonic flow meter | |
| CN103630555B (zh) | 一种液体危险品检测中采用微波多频点矢量检测的方法 | |
| MXPA02000126A (es) | Procesador de senales digitales de multiple velocidad para senales de detector de conducto vibratorio. | |
| WO2010089906A1 (ja) | 信号処理方法、信号処理装置、およびコリオリ流量計 | |
| JP2001525934A (ja) | 気体含有量測定方法および気体含有量測定装置 | |
| JPS5842426B2 (ja) | 横音波処理装置 | |
| US2556377A (en) | Detecting system for frequency modulated waves | |
| JP2699473B2 (ja) | 超音波検査装置 | |
| JP3738891B2 (ja) | 超音波流量計 | |
| Guelke et al. | The propagation of sound in liquids confined in tubes with compliant walls | |
| Hauptmann et al. | Statistical reverberation method for ultrasonic measurements in liquid polymeric systems | |
| SU1116371A1 (ru) | Способ измерени влажности материалов и веществ | |
| JPS62100673A (ja) | Fm−cwレ−ダ装置 | |
| JPS6135310A (ja) | 渦流量計 | |
| EP0758085A3 (en) | Moisture detection apparatus and methods | |
| JP2854423B2 (ja) | 懸濁異物の界面測定装置 | |
| JPS6025446A (ja) | マイクロ波水分測定方法 | |
| SU1758077A1 (ru) | Устройство дл определени концентрации сгущаемых растворов сахарного производства | |
| SU389472A1 (ru) | УСТРОЙСТВО дл ИЗМЕРЕНИЯ ФАЗОВОГО РАСПРЕДЕЛЕНИЯ ЭЛЕКТРОМАГНИТНОГО ПОЛЯ |