JP2002515714A - セルラー移動通信ネットワークにおける干渉低減 - Google Patents
セルラー移動通信ネットワークにおける干渉低減Info
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Abstract
Description
動通信ネットワークに関する。
るStandard TIA/EIA/IS-95に準拠したセルラー移動電気通信ネットワークの一部
が示されている。3局の基地トランシーバー局(BTS)4の各局BTS1、BTS2及びB
TS3は、固定ネットワーク5を介して基地局コントローラ(BSC)6に接続され、BS
Cは移動交換センタ(MSC)7に接続される。BSC6は、たとえば、無線チャネル割
り当て及びハンドオフを行うことにより、接続されたBTS4の無線リソースを管
理する。MSC7は、交換機能を有するとともに、位置登録及び呼出制御を行う。
重なり合う、いわゆるソフトハンドオフ(SHO)領域にあるとき、移動局は、重な
り合うセルのそれぞれのBTSから同等の強度及び品質を有す送信信号(ダウンリ
ンク信号)を受信可能である。移動局(MS)によって生成された送信信号(アップ
リンク信号)は、移動局がSHO領域9にあるとき、これら異なるBTSによって同等
の強度及び品質で受信可能である。
うなアップリンク信号を送信する状況が示されている。IS95標準によると、この
ようなアップリンク信号をMS10から受信するBTS4は、その信号を、固定ネッ
トワーク5の専用コネクションラインを介して、BSC6に中継する。BSC6では、
各受信信号の品質の比較に基づいて、中継された信号の中から一つの信号が選択
され、選択された信号はMSC7に中継される。この信号の選択は、セレクション
・ダイバーシチと呼ばれる。
ンク信号を受信する状況が示されている。IS95標準によれば、BSC6によって受
信されたMSC7からのダウンリンク信号は、固定ネットワーク5のそれぞれのコ
ネクションラインを介して、ソフトハンドオフSHOに含まれる全てのBTS4に中継
され、次に、全てのBTS4によってMS10に送信される。MS10において、多数
の信号は、たとえば、最大比合成法(MRC)を用いて合成され、或いは、多数の信
号の中の一つの信号が信号強度又は信号品質に基づいて、すなわち、アップリン
クの場合と同じようにセレクション・ダイバーシチを用いて選択される。
ion:GSM)ネットワークに対し、CDMAネットワークの場合、各BTS4は同じ周波数
で送信する。その結果として、干渉問題を最小限に抑えるために、送信電力を慎
重に制御し続ける必要がある。
るように、各フレーム長は20msであり、フレームは16個の1.25msのタイムスロッ
トを含む。タイムスロット毎に、数ビットのユーザデータ及び/又は制御情報が
送信される。
下のようにして達成される。BTS4がMS10から信号を受信したとき、BTS4は、
予め決められた受信信号の特性(たとえば、絶対信号レベル、信号対雑音比(SNR
)、信号対干渉比(SIR)、ビット誤り率(BER)又はフレーム誤り率(FER))が予め選
択された閾値レベルを超えるかどうかを判定する。この判定に基づいて、BTS4
は、MS10に対し、次のタイムスロットにおける送信電力を減少若しくは増加さ
せることを命令する。
ムスロット中の2ビットは、アップリンク電力制御のため割り付けられる(図4
を参照のこと)。両方のビットは同じ値をとるので、以下の説明では、単数形で
電力制御ビット(PCB)と称する。MS10が送信電力を1dBだけ増加させることを必
要される場合、電力制御ビットにはBTS4によって値0が割り当てられ、MS10が
送信電力を1dBだけ減少させることを必要される場合、電力制御ビットには値1が
割り当てられる。BTS4は、MS10が同じ送信電力を維持するよう直接的に必要
し得ず、電力制御ビットに1と0を交互に送ることによって、送信電力が同じレベ
ルに維持される。
た各BTS4から受信された複数の電力制御ビットに基づいて、アップリンク送信
電力を増加すべきか、又は、減少すべきかを決定するよう必要される。その結果
として、論理和(OR)関数演算が全ての電力制御ビットに関して行われる。このOR
関数演算の結果が0であるならば、MS10はアップリンク送信の電力を増加させ
、その結果が1であるならば、MS10はアップリンク送信の電力を減少させる。
かくして、アップリンク送信電力は、全てのBTS4が増加を必要する場合に限り
増加される。
合に、以下のように達成される。MS10が、トラヒックチャネル(TCH)を介して
、BTS4(或いは、ソフトハンドオフ動作中の複数のBTSの中の各BTS)からダウ
ンリンク信号を受信したとき、トラヒックチャネル信号が、たとえば、雑音によ
って損なわれる程度を反映した信号のFERは、MS10によって計算される。このF
ERは、次に、MS10によって、当該ダウンリンク信号を送信したBTS4に中継さ
れ、BTS4は、ダウンリンク送信電力に変更を加えるべきか否かを決めるためこ
のFERを使用する。
ーバーラップ領域に存在する場合に、MS10とネットワークの間の信号伝送を向
上させる際に有効である。1局のBTS4を使用する際のこれらの領域における信
号品質は余り良好ではないが、2局以上のBTS4を使用することにより、信号品
質は実質的に改善される。
る各BTS4からMS10に同じデータ及び/又は制御情報を伝搬するダウンリンク
信号を送信しなければならないため、セルラーネットワーク内の信号トラヒック
を増加させる欠点がある。このような送信の重複は望ましくない。その理由は、
各伝送情報が潜在的にネットワーク内の他の伝送情報に対する干渉源になるから
である。
含まれる各BTS4から有効なダウンリンク信号を受信することを保証することで
ある。一つのBTSからのダウンリンク信号が深い電界強度の落ち込み(フェ-ジン
グ) を受けとき、MS10は、当該BTSに対し、ダウンリンク送信電力を著しく増
大させるよう命令する。しかし、この場合、当該BTSは、セル内及び隣接セル内
で行われる他の送信に非常に大きい干渉を与えることが避けられない。この問題
は、IS95標準の場合と同様に、唯一のPCBがソフトハンドオフに含まれる全てのB
TSについてのダウンリンク電力制御に対し共通して割り付けられた場合に、悪化
する。本例の場合、深いフェ-ジングを受けているBTSがそのダウンリンク送信電
力を著しく増加させるだけではなく、ソフトハンドオフに含まれる他の各BTSは
、その送信電力を著しく増加させ、セルラーネットワーク内の干渉を全体として
増加させる。
を低減することが望ましい。また、セルラーネットワーク内の干渉を低減するこ
とは、移動局が2局以上の基地トランシーバー局の通信レンジ内に入っているそ
の他の状況においても望ましい。
ダウンリンク信号を受信可能であるときに、上記複数の基地トランシーバー局の
中から、後続のダウンリンク信号を上記移動局に送信する際に使用可能である1
局以上の基地トランシーバー局を示す少なくとも二つの異なる候補基地トランシ
ーバー局選択対象を識別する候補基地トランシーバー局識別手段と、 上記候補基地トランシーバー局選択対象毎に、上記後続のダウンリンク信号を
上記移動局に送信する上記候補基地トランシーバー局選択対象で指定された上記
基地トランシーバー局によって生ずるネットワーク干渉の測定値を生成するネッ
トワーク干渉判定手段と、 上記ダウンリンク信号の送信によって生ずるネットワーク干渉が低減されるよ
うに、上記ネットワーク干渉の測定値に依存して、上記候補基地トランシーバー
局選択対象の中から、上記後続のダウンリンク信号を上記移動局に送信するため
使用されるべき一つの候補基地トランシーバー局選択対象を決定する決定手段と
を具備する。
移動局は、 移動局が上記ネットワークの複数の基地トランシーバー局からダウンリンク信
号を受信可能であるときに、上記複数の基地トランシーバー局の中から、後続の
ダウンリンク信号を上記移動局に送信する際に使用可能である1局以上の基地ト
ランシーバー局を指定する少なくとも二つの異なる候補基地トランシーバー局選
択対象を識別する候補基地トランシーバー局識別手段と、 上記候補基地トランシーバー局選択対象毎に、上記後続のダウンリンク信号を
上記移動局に送信する上記候補基地トランシーバー局選択対象で指定された上記
基地トランシーバー局によって生ずるネットワーク干渉の測定値を生成するネッ
トワーク干渉判定手段と、 上記ダウンリンク信号の送信によって生ずるネットワーク干渉が低減されるよ
うに、上記ネットワーク干渉の測定値に依存して、上記候補基地トランシーバー
局選択対象の中から、上記後続のダウンリンク信号を上記移動局に送信するため
使用されるべき一つの候補基地トランシーバー局選択対象を決定する決定手段と
を具備する移動局である。
基地トランシーバー局は、 ネットワークの移動局が上記ネットワークの複数の基地トランシーバー局から
ダウンリンク信号を受信可能であるときに、上記複数の基地トランシーバー局の
中から、後続のダウンリンク信号を上記移動局に送信する際に使用可能である1
局以上の基地トランシーバー局を指定する少なくとも二つの異なる候補基地トラ
ンシーバー局選択対象を識別する候補基地トランシーバー局識別手段と、 上記候補基地トランシーバー局選択対象毎に、上記後続のダウンリンク信号を
上記移動局に送信する上記候補基地トランシーバー局選択対象で指定された上記
基地トランシーバー局によって生ずるネットワーク干渉の測定値を生成するネッ
トワーク干渉判定手段と、 上記ダウンリンク信号の送信によって生ずるネットワーク干渉が低減されるよ
うに、上記ネットワーク干渉の測定値に依存して、上記候補基地トランシーバー
局選択対象の中から、上記後続のダウンリンク信号を上記移動局に送信するため
使用されるべき一つの候補基地トランシーバー局選択対象を決定する決定手段と
を具備する基地トランシーバー局である。
基地局コントローラは、 ネットワークの移動局が上記ネットワークの複数の基地トランシーバー局から
ダウンリンク信号を受信可能であるときに、上記複数の基地トランシーバー局の
中から、後続のダウンリンク信号を上記移動局に送信する際に使用可能である1
局以上の基地トランシーバー局を指定する少なくとも二つの異なる候補基地トラ
ンシーバー局選択対象を識別する候補基地トランシーバー局識別手段と、 上記候補基地トランシーバー局選択対象毎に、上記後続のダウンリンク信号を
上記移動局に送信する上記候補基地トランシーバー局選択対象で指定された上記
基地トランシーバー局によって生ずるネットワーク干渉の測定値を生成するネッ
トワーク干渉判定手段と、 上記ダウンリンク信号の送信によって生ずるネットワーク干渉が低減されるよ
うに、上記ネットワーク干渉の測定値に依存して、上記候補基地トランシーバー
局選択対象の中から、上記後続のダウンリンク信号を上記移動局に送信するため
使用されるべき一つの候補基地トランシーバー局選択対象を決定する決定手段と
を具備する基地局コントローラである。
通信方法は、 ネットワークの移動局が上記ネットワークの複数の基地トランシーバー局から
ダウンリンク信号を受信可能であるときに、上記複数の基地トランシーバー局の
中から、後続のダウンリンク信号を上記移動局に送信する際に使用可能である1
局以上の基地トランシーバー局を指定する少なくとも二つの異なる候補基地トラ
ンシーバー局選択対象を識別し、 上記候補基地トランシーバー局選択対象毎に、上記後続のダウンリンク信号を
上記移動局に送信する上記候補基地トランシーバー局選択対象で指定された上記
基地トランシーバー局によって生ずるネットワーク干渉の測定値を生成し、 上記ダウンリンク信号の送信によって生ずるネットワーク干渉が低減されるよ
うに、上記ネットワーク干渉の測定値に依存して、上記候補基地トランシーバー
局選択対象の中から、上記後続のダウンリンク信号を上記移動局に送信するため
使用されるべき一つの候補基地トランシーバー局選択対象を決定する。
ー局選択対象は、上記複数の基地トランシーバー局の中の基地トランシーバー局
毎に、該基地トランシーバー局が指定された選択対象と、上記複数の基地トラン
シーバー局の中の全ての基地トランシーバー局が指定された更なる選択対象とを
含む。上記候補基地トランシーバー局選択対象が唯一の基地トランシーバー局を
指定することは必須要件ではない。たとえば、ソフトハンドオフ動作に三つの基
地トランシーバー局BTS1、BTS2及びBTS3が関与する場合、選択対象は、BTS1+BT
S2、BTS2+BTS3、BTS3+BTS1、及び、BTS1+BTS2+BTS3となり得る。また、候補
基地トランシーバー局選択対象がソフトハンドオフに関与した全てのBTSを指定
する選択対象を含むことも必須要件ではない。さらに、特定の選択対象で指定さ
れたBTSに関する送信電力は、当該移動局でダウンリンク信号の適切な受信が容
易に行える適当な値の組み合わせに設定され得る。かくして、たとえば、二つ以
上の候補基地トランシーバー局選択対象は、同じBTSを指定することもあるが、
それぞれの選択対象に対し異なる送信電力の組を指定することができる。換言す
ると、二つの候補選択対象は、(同一の)指定BTSの送信電力だけに関して区別
され得る。
れる移動局は、 移動局がネットワークの複数の基地トランシーバー局からダウンリンク信号を
受信可能であるときに、上記複数の基地トランシーバー局の中の少なくとも1局
の基地トランシーバー局が後続のダウンリンク信号を上記移動局に送信しないす
べきではないことを決定する基地トランシーバー局決定手段と、 上記移動局から上記基地トランシーバー局決定手段によって決定された上記少
なくとも1局の基地トランシーバー局へ送信される一つ以上のアップリンク信号
を用いて、上記少なくとも1局の基地トランシーバー局に通知する基地トランシ
ーバー局通知手段とを具備する。
れる基地トランシーバー局は、 ネットワークの移動局から、上記移動局がネットワークの複数の基地トランシ
ーバー局からダウンリンク信号を受信可能であるときに、上記複数の基地トラン
シーバー局の中で後続のダウンリンク信号を上記移動局へ送信しない少なくとも
一つの基地トランシーバー局を指定する基地トランシーバー局選択情報を含むア
ップリンク信号を受信する受信手段と、 受信された上記基地トランシーバー局選択情報を処理し、上記基地トランシー
バー局選択情報によって後続のダウンリンク信号を上記移動局へ送信しない基地
トランシーバー局として指定されている場合に、後続のダウンリンク信号の送信
を抑止する禁止手段とを具備する。
択に限定されるものではない。これらの局面の実施例は、移動局の通信レンジ内
にある少なくとも一つのBTSがダウンリンク信号をその移動局へ送信することを
抑止することが望ましい状況で使用することができる。
で、図1を参照して説明した構成要素と同じ構成要素には、同じ参照番号が付さ
れ、それらについての説明は省略される。
、又は、UMTS Terrestrial radio access(UTRA)と称される、新たに提案する移
動電気通信に関する標準のための広帯域CDMA(W-CDMA)ネットワークである。この
ネットワークは、上述のIS95標準のネットワークに類似しているが、実装上の細
部の一部には未だ検討の余地がある。IS95とは異なる細部は、フレーム長が10ms
であること、並びに、タイムスロット長が625μsであることである。全体的なビ
ットレートは、毎秒8kビットから毎秒2Mビットの範囲に収まる。W-CDMAにおける
ダウンリンク電力制御は閉ループ型であり、アップリンク電力制御と同一原理に
基づく。
)は、それぞれ、固定ネットワーク5を介して基地局コントローラ(BSC)30に
接続され、基地局コントローラ30は移動交換センタ(MSC)7に接続される。各B
TS20は、セル8でサービスを行う。移動局(MS)40は、ソフトハンドオフ(SHO
)領域9内にあり、ソフトハンドオフに関係した全てのBTS20からダウンリンク
信号を受信し、全てのBTS20へアップリンク信号を送信できる。
20及びBSC30は、図1における対応した構成要素とは異なる構造を有し、異
なる動作を行う。
とえば、図示されない送受切換器を介して)受信部44及び送信部46に接続さ
れる。ダウンリンク信号処理部48は、受信部44から、ソフトハンドオフ動作
に関連したn台の基地トランシーバー局BTS1〜BTSnによって生成されたそれぞれ
のダウンリンク信号DS1〜DSnを受信する。ダウンリンク信号処理部48は、BTS
選択メッセージBSMを送信部46に供給する。
処理部48は、受信部44からのダウンリンク信号DS1〜DSnを受けるダウンリン
ク信号入力部52を含む。ダウンリンク信号処理部48は、ダウンリンク信号入
力部52に接続された送信電力記憶部54及び受信電力記憶部56を有する。送
信電力記憶部54は、単一の電力制御ビットPCB、又は、ソフトハンドオフ動作
に関連したBTSにそれぞれ対応した電力制御ビットPCB1〜PCBnを受信し、ダウン
リンク信号入力部52から、各BTSに対応した初期送信電力TXP1〜TXPnを受信す
る。
を受信電力記憶部56に供給する。各受信電力測定値は、対応したBTSからのダ
ウンリンク信号が移動局によって受信されたときの電力を表す。
する。
ーム誤り率を表す更なる信号測定値FERを、ダウンリンク信号入力部52から獲
得する必要送信電力計算部58を有する。
信電力TXP1〜TXPnを受け取り、受信電力記憶部56からBTS毎に対応した受信電
力RXP1〜RXPnを受け取るパス損失計算部60を更に有する。 ダウンリンク信号処理部48は、パス損失計算部60から異なるBTS毎に対応
したパス損失測定値PL1〜PLnを受け取り、必要受信電力計算部58から必要受信
電力RRXPを受ける必要送信電力計算部62を更に有する。
を更に有し、両方共に、必要送信電力記憶部62から第1の必要送信電力の組及
び第2の必要送信電力の組を受け取る。第1の必要送信電力の組PBTS1乃至PBTSn は、移動局40が最大比合成法(MRC)を利用していないときに、異なるBTS毎の必
要送信電力を表現する。第2の必要送信電力の組P'BTS1乃至P'BTSnは、MRCがMS
40で利用されているときに、異なるBTS毎の必要送信電力を表す。必要送信電
力記憶部64は、第1及び第2の2組の送信電力測定値の組に対応した第1の記
憶領域の組及び第2の記憶領域の組を有する。
定値IBTS1乃至IBTSn、並びに、全てのBTSがダウンリンク信号を送信するため使
用され、MECがMS40で実行されたときの干渉を表す更なる干渉測定値IMRCを受
ける干渉記憶部68を更に有する。干渉記憶部68は、上記の異なる干渉測定値
にそれぞれ対応した記憶領域を有する。
0は、干渉記憶部68から干渉測定値IBTS1乃至IBTSn及び干渉測定値IMRCを受け
、BTS選択部72に供給される比較信号COMPを生成する。BTS選択部72は、BTS
選択メッセージ(BSM)と、電力制御ビットPCB(又は、複数のビットPCB1〜PCBn)と
を生成し、移動局40の送信部60に供給する。
明する。本例では、説明を簡明にするため、ソフトハンドオフ動作には、2局の
BTSだけが関係している場合を考える。
オフ動作に関連したBTSの中の1番目のBTS(以下、BTS1と記す)から受信したダ
ウンリンク信号の中で、たとえば、専用制御チャネルDCCH上の信号であるBTS1の
初期送信電力ITXP1を検出する。
は、移動局によって生成された電力制御ビットPCBに依存して特定のMSと通信す
るBTSの送信電力を調整する。現在までに、W-CDMAのため提案された標準は、単
一のPCBがソフトハンドオフ動作に関連した全てのBTSのダウンリンク送信電力を
制御するため使用されることを規定する。したがって、この場合、関連した全て
のBTSは、単一のPCBに応じて、一体的に送信電力を増減させる。しかし、本発明
の実施例の場合、ソフトハンドオフ動作に関連したBTS毎に個別のPCBを割り当て
ることによって、MSは、関連した種々のBTSのダウンリンク送信電力を互いに無
関係に制御できるようになる。この場合、図7では括弧付きで示されるように、
送信電力記憶部54は、ソフトハンドオフ動作に関連した別々のBTSに対応した
電力制御ビットPCB1〜PCBnを受け取る。
でBTS1に割り付けられた記憶領域に格納される。次に、BTS1に適用可能な新PCB
(場合に応じて、PCB若しくはPCB1)がMSによって生成されると、(たとえば、
タイムスロット毎に)送信電力記憶部54は、BTS1用の記憶領域に格納された送
信電力TXP1を更新するので、任意の時点で、記憶されている値は、BTS1の瞬時的
なダウンリンク送信電力を表す。
、BTS2と記す)の初期送信電力ITXP2は、BTS2から受信された一つのダウンリン
ク信号中で、ダウンリンク信号入力部52によって検出され、BTS2に割り当てら
れた送信電力記憶部54の記憶領域に格納される。BTS2に対し記憶された送信電
力TXP2は、BIT2に適用可能なPCB(PCB又はPCB2)が移動局によって生成されると
きに、更新される。
ルTCH、若しくは、専用制御チャネルDCCHで)BTS1から受信されたダウンリンク
信号DS1を処理し、ダウンリンク信号DS1から着目しているダウンリンク信号DS1
の受信電力の測定値RXP1を獲得する。この測定値(たとえば、受信信号強度RSS
)は、受信電力記憶部56内のBTS1に割り付けられた記憶領域に格納される。
力記憶部56内でBTS2に割り付けられた記憶領域に格納される。付随的に、ステ
ップS3及びS4では、受信電力RXPは、(後述の通り)着目中のBTSからのトラ
ヒックチャネルTCHがオフに切替えられた場合に、DCCHダウンリンク信号から計
算される。
に対する記憶場所から、BTS1に対し記憶された(更新された)送信電力TXP1を受
け取り、受信電力記憶部56内のBTS1に対する記憶領域からBTS1に対する受信電
力RXP1を受け取る。パス損失計算部60は、送信電力TXP1から受信電力RXP1を減
算し、BTS1に対するパス損失PL1を決定する。ステップS6では、同じ動作がBTS
2に対し繰り返される。
全体としての(たとえば、最大比合成MRC後の)所定の特性(たとえば、フレー
ム誤り率FER)に基づいて、移動局が許容可能な品質の全体的なダウンリンク信
号DSを生成するために直ちに受信する必要がある最小電力を表す必要受信電力RR
XPを決定する。
1及び必要受信電力RRXPを受け取る。これらの入力に基づいて、必要送信電力計
算部62は、BTS1が次のタイムスロットでダウンリンク信号を移動局へ送信する
ことを許可された唯一のBTSである場合に、BTS1から必要とされるダウンリンク
送信電力PBTS1を計算する。この必要送信電力PBTS1は、たとえば、PL1とRRXPを
併せて加えることによっても計算される。計算された必要ダウンリンク送信電力
PBTS1は、第1の記憶領域の組の中でBTS1に割り付けられた記憶領域に格納され
る。この第1の記憶領域の組は、最大比合成(MRC)が移動局で行われない場合に
関係する。
必要ダウンリンク送信電力PBTS1を受け取り、そこから、ダウンリンク送信電力P BTS1 で動作するBTS1(だけ)により生じるネットワーク干渉量測定値IBTS1を計
算する。この測定値は、干渉記憶部68内でBTS1に割り付けられた適当な一つの
記憶領域に格納される。
9の処理がBTS2に対し繰り返される。これにより得られた必要ダウンリンク送信
電力PBTS2及びネットワーク干渉量測定値IBST2は、それぞれ、必要送信電力記憶
部64及び干渉記憶部68内でBTS2に割り付けられた記憶領域に格納される。
に対し、MRCが移動局で使用される場合を想定して、必要ダウンリンク送信電力P
'BTS1又はP'BTS2を計算する。これらの結果は、必要送信電力記憶部64の第2
の記憶領域の組においてBTS1及びBTS2に割り付けられた記憶領域に記憶される。
要ダウンリンク送信電力P'BTS1及びP'BTS2を利用し、BTS1がP'BTS1で送信し、BT
S2がP'BTS2で送信する場合に生じるネットワーク干渉量測定値を決定する。得ら
れた干渉量測定値IMRCは、干渉記憶部68の更に別の領域に格納される。
された干渉量測定値IBST1とIBST2を比較する。IBST1がIBST2よりも小さい場合、
処理はステップS15に進み、IBTS1はIMRCと比較される。ステップS15にお
いて、IBTS1<IMRCであるならば、ステップS16で、BTS選択部72は、次のタ
イムスロットにおけるダウンリンク信号は、ネットワーク干渉が最小限に抑えら
れる点に基づいて、BTS1だけによって移動局に送信されるべきであることを判定
する。BTS選択部72は、BTS2が次のタイムスロットでダウンリンク信号を送信
しない旨を指定するBTS選択メッセージ(BSM)を生成する。BSMは、BTS2へ送信す
るため移動局の送信部46に送付される。同時に、BTS選択部72は、次のタイ
ムスロットにおけるBTS1のダウンリンク送信電力がステップS8で計算された値
PBTS1を取るように制御するため、BTS1に送信されるべき電力制御ビットPCBを決
定する。上述の通り、このPCBは、ソフトハンドオフ動作に関与した全てのBTSに
共通の単一のPCB、或いは、BTS1に固有のPCB(PCB1)のどちらでも構わない。
ステップS15において、IMRCがIBST1未満であると判定された場合、処理はス
テップS17へ進む。ステップS17において、干渉比較部70は、IBTS2をIMR C と比較する。IBST2がIMRC未満である場合、処理はステップS18へ進み、BTS
選択部72は、次のタイムスロットでの移動局に対するダウンリンク信号は、単
独で動作するBTS2が最小ネットワーク干渉を生ずることに基づいて、BTS2だけに
よって送信されるべきであると判定する。この場合、BTS選択部72は、BTS1に
対し、次のタイムスロットでの送信を抑止させる命令を発生する。また、BTS2に
適用可能なPCBは、ステップS10で計算された必要送信電力PBST2を充たすよう
にBTS2のダウンリンク送信電力を制御するためBTS選択部72によって設定され
る。
た場合、処理はステップS19へ進み、BTS選択部72は、ネットワーク干渉が
最小になるという点に基づいて、BTS1及びBTS2の両方が次のタイムスロットでダ
ウンリンク信号を送信するため使用されるべきであると判定する。この場合、BT
S選択部72は、両方のBTSが次のタイムスロットで送信すべき旨のBSMを発生し
、BTSが次のタイムスロット中に、ステップS12において計算された必要送信
電力P'BTS1及びP'BTS2で、ダウンリンク信号を送信するようPCBを設定する。
選択対象が識別されたことがわかる。第1の候補選択対象では、BTS1だけがダウ
ンリンク信号を送信するよう指定され、第2の候補選択対象では、BTS2だけがダ
ウンリンク信号を送信するよう指定され、第3の候補選択対象では、BTS1とBTS2
の両方がダウンリンク信号を送信するよう指定される。候補選択対象毎に、選択
対象に指定された各BTSの必要送信電力PBTS(又は、P'BTS)が計算され、指定さ
れたBTSの送信によって生ずるネットワーク干渉量測定値が計算される。これら
のネットワーク干渉量測定値は、送信に伴うネットワーク干渉を低減させる傾向
が得られるように、ダウンリンク信号を送信する際に使用する候補選択対象を決
定するため利用される(たとえば、最小干渉量測定値は複数の干渉量測定値の比
較によって見つけられる)。
。たとえば、ソフトハンドオフ動作に三つのBTSが関連する場合、選択対象は、B
TS1+BTS2、BTS2+BTS3、BTS3+BTS1、及び、BTS1+BTS2+BTS3である。また、
候補選択対象がソフトハンドオフに関連した全てのBTSを指定する選択対象を含
むことも必須要件ではない。さらに、特定の選択対象で指定されたBTSに対する
送信電力は、当該移動局でダウンリンク信号の適切な受信を容易に行わせ得る値
の任意の組み合わせになるよう設定され得る。かくして、たとえば、二つ以上の
候補選択対象は同じBTSを指定し得るが、選択対象に対し異なる送信電力の組を
指定できる。
明する。
たとえば、ランキングは、MS40によって受信されたそれぞれのダウンリンク信
号DS1〜DSnの所定の特性、たとえば、受信信号強度(RSS)に基づいて移動局で実
行される。或いは、ランキングは、先着順に基づいて、すなわち、BTSがソフト
ハンドオフ動作に関わるようになった順番で行ってもよい。或いは、ランキング
はランダムに行ってもよい。ランキングが決定されると、移動局は、BTSが目下
ランク付けされている順番を示すランキングメッセージRMを、制御チャネルを介
して全てのBTSに送信する。
、これらのビットはMSで決定されたランキング順でBSMに配置される。たとえば
、図8を参照して説明した例では、ソフトハンドオフ動作に関連したBTSは、BTS
1とBTS2の2局しかない。移動局によって決定されたランキングの順番において
、BTS2が最高ランクのBTS(ランク)であり、もう一方のBTSであるBTS1のラン
クがランクであるとする。また、干渉量測定値の比較の結果がステップS16
に示されたような結果、すなわち、BTS2は次のタイムスロットでダウンリンク信
号を送信すべきでない場合を考える。この結果をソフトハンドオフ動作に関連し
たBTSに通知するため、BSM内のランクに対応した第1ビットには0が設定され
、BTS2は次のタイムスロットでダウンリンク信号を送信すべきでない旨が示され
る。ランクのBTSに対応したBSMの第2ビットには1が設定され、ランクのBTS
であるBTS1は、次のタイムスロットでダウンリンク信号を送信すべきである旨が
示される。本例の場合、二つのBTSだけがソフトハンドオフ動作に関わるので、B
SMの残りのビットは、ドントケア状態に設定することができる。なお、本例の場
合のBSMは、もちろん、2ビットだけでも構わない。
に、MS40が移動するのに伴って、ダウンリンク信号は新しいBTSによって受信
され、或いは、既存のBTSは、検出可能なダウンリンク信号を送出できなくなる
。第二に、BTS20から受信された信号の品質は、たとえば、フェージングのた
めに変化する。したがって、ランキングを時々更新する必要がある。このような
更新は、規則的な時間間隔で周期的(たとえば、GSMネットワークの場合のよう
に数百ミリ秒毎)に行われ、或いは、フレーム毎に、若しくは、タイムスロット
毎に行われる。或いは、ランキングは、新しいBTSが検出されたとき、又は、既
存のBTSとの連絡が取れなくなったときに更新してもよい。
図6のMS40によって送信されたランキングメッセージRM及びBTS選択メッセー
ジBSMを受信し、処理するように適合する。
4及び送信部26に接続される。ソフトハンドオフ制御部28は、受信部24か
らアップリンク信号USを受信し、受信したUS(又は、USから取り出された信号)
を、BSC30へ送信するため固定ネットワーク5に供給する。送信部26は、コ
ネクションライン5を介して、BSC30(図5)からのダウンリンク信号DSと、
ソフトハンドオフ制御部28からの禁止信号DISを受信する。
信されたアップリンク信号には、時々ランキングメッセージRMが含まれる。BTS
20内の受信部24によって検出されたアップリンク信号USは、ソフトハンドオ
フ制御部28に供給される。ソフトハンドオフ制御部28が受信したいずれかの
アップリンク信号USにランキングメッセージRMが含まれることを検出したとき、
ソフトハンドオフ制御部28は、MSによって決定されたランキング順序内でBTS
20自体のランクを判定するため当該ランキングメッセージを処理する。
上述のようにMS40によって判定されたBTS選択メッセージBSMを含む。
じたソフトハンドオフ制御部28の動作について説明する。
フ制御部28によって受信、処理されている場合を考える。
ドオフ制御部28で調べられる。ソフトハンドオフ制御部28は、最後に受信し
たランキングメッセージに基づいてランクをチェックし、BSM内のランクに対応
したビットを調べる。ビットが0である場合、ソフトハンドオフ制御部28は、
次のタイムスロットでダウンリンク信号が送信されないようにするため、禁止信
号DISを送信部26に供給する。
での送信に関わるBTSの結果として、ソフトハンドオフ領域(図5)で動作する
着目中の移動局ではなく、仮想的な移動局が被る干渉を考慮することによって、
以下の如く計算される。IBTS1の場合、たとえば、干渉は、BTS1から着目中の移
動局までの必要送信電力PBTS1と、仮想的な移動局に生じる関連した平均パス損
失(これは、着目中の移動局の平均パス損失と同じである)とに基づいて計算さ
れる。この平均パス損失は、平均化期間がレイリーフェージングの影響を平均化
(理想的には、除去)するように選択された時間平均パス損失である。すなわち
、レイリーフェージングによるパス損失の変動は平均化されている。
の搬送波電力レベルの累積和に基づいて計算される。これらの搬送波電力レベル
自体は、MRCが使用されているときのBTS1及びBTS2に対する必要送信電力P'BTS1
及びP'BTS2と、着目中の移動局で既に確定された(かつ、仮想的な移動局と同じ
であると仮定される)それぞれの平均パス損失とに基づいて計算される。
る。このとき、PL2はPL1よりも大きい。この場合、BTS2に対する必要送信電力PB TS2 は、BTS1に対する必要送信電力BTS1よりも大きい。したがって、IBTS2はIBTS 1 よりも大きくなる。また、PL2が大きいため、P'BTS2が大きくなり、その結果と
して、IMRCはIBTS1よりも大きくなる。したがって、ダウンリンク信号の送信に
よって生ずるネットワーク干渉を低減させるため、BTS2は、次のタイムスロット
でダウンリンク信号を送信すべきではないと決定される。
使用されるべきBTSの選択は、移動局40で行われる。しかし、この選択を移動
局40で行うことは必須ではない。図11乃至13を参照して説明する他の実施
例の場合、各BTSは、変形されたソフトハンドオフ制御部を具備し、この変形さ
れたソフトハンドオフ制御部は、ダウンリンク信号の送信可否を決定するために
協働する。
に同様に構成されているが、図9のBTS20のソフトハンドオフ制御部28の代
わりに、変形されたソフトハンドオフ制御部128を含む。
御部128は、図7に示された実施例のMS40のダウンリンク信号処理部48に
含まれた送信電力記憶部54、受信電力記憶部56、必要受信電力計算部58、
パス損失計算部60、必要送信電力計算部62、必要送信電力記憶部64、干渉
計算部66、干渉記憶部68、及び、干渉比較部70を具備する。しかし、図7
に示された実施例のダウンリンク信号入力部52の代わりに、図12に示された
実施例は、アップリンク信号入力部152を含む。また、図7に示された実施例
のBTS選択部72の代わりに、図12の実施例では、決定部172が設けられる
。
ついて説明する。図13のフローチャートでは、説明を簡潔にするため、BTS1と
BTS2の二つのBTSだけがソフトハンドオフ動作に関係する。図13から明らかで
あるように、図13のフローチャートの殆どのステップは、図7の実施例の動作
を示す図8のフローチャートのステップS1〜S19と同一であるか、若しくは
、対応する。
関係する。したがって、図8のフローチャートで使用されたステップS1は、図
13のフローチャートでは不要である。なぜならば、BTS1のソフトハンドオフ制
御部128は、BTS1の瞬時的なダウンリンク送信電力がわかっているからである
(ダウンリンク送信電力は送信電力記憶部54内でBTS1に割り付けられた記憶領
域に格納されている)。しかし、BTS1は、ソフトハンドオフ動作に関連したもう
一方のBTSであるBTS2のダウンリンク送信電力を知る必要がある。したがって、
ステップS2において、移動局から(一つのアップリンク信号USで)BTS2に関す
る初期送信電力ITXP2が受信される。移動局は、この情報を、たとえば、定期的
に、或いは、新しいBTSがソフトハンドオフ動作に関係したときに送信するラン
キングメッセージRMに収容する。BTS2に関する受信された初期送信電力ITXP2は
、送信電力記憶部54内でBTS2に割り付けられた記憶領域に格納される。
れる。そのため、移動局は、ソフトハンドオフ動作に関連する全てのBTSのダウ
ンリンク送信電力を制御するため、単一のPCBを共用するか、或いは、移動局は
。関連したBTSに固有のPCBを割り当てる。いずれの場合でも、送信電力記憶部5
4は、ソフトハンドオフ動作に関わる全てのBTSに適用可能なPCBを受信する必要
がある。全BTSに対し1個のPCBが割り付けられている場合、ソフトハンドオフ制
御部128は、移動局から受信された一つのアップリンク信号USから、この1個
のPCBを取得することができる。これに対し、関連したBTS毎に移動局によって固
有のPCBが割り付けられている場合、関連した各BTSが他の関連した全てのBTSの
それぞれのPCBを受信できるような機構を設ける必要がある。此れを実現するた
めの一つの適当な機構は、同時係属中の特許出願(代理人参照番号:HL59532)
に開示されている。提案された機構では、移動局は、関連した全てのBTSのそれ
ぞれのPCBが移動局によって決定された関連したBTSのランキング順に並べられた
電力制御メッセージ(PCM)を、関連したBTSへ送信されるアップリンク信号に組み
込む。したがって、このPCMは、各ビットが関連したBTSのPCBである点を除いて
、図9に示されたBSMのフォーマットと類似したフォーマットを有する。
USに組み込まれたPCB(場合によっては、PCM)は、アップリンク信号入力部15
2で検出され、送信電力記憶部54がソフトハンドオフ動作に関連したBTS毎の
送信電力TXPを更新することができるように、送信電力記憶部54に供給される
。
8のフローチャートのステップ3に略対応する。ステップS3’において、アッ
プリンク信号入力部152は、移動局から受信された一つのアップリンク信号US
の中で、BTS1からのダウンリンク信号が移動局によって受信された際の電力RXP1
を表す送信電力制御(TPC)信号を検出する。このBTS1に対する受信電力RXP1は、
受信電力記憶部56内でBTS1に割り付けられた記憶領域に格納される。ステップ
S4’において、同じ動作がBTS2に対して繰り返される。
によって送信されたダウンリンク信号に対するそれぞれのパス損失PL1及びPL2を
計算する。
信電力計算部58は、移動局に対する必要受信電力RRXPを判定する。これは、た
とえば、移動局が、送信したアップリンク信号USの一つに、ダウンリンクチャネ
ル性能の測定値、たとえば、移動局によって受信されたダウンリンク信号のフレ
ーム誤り率(FER)を組み込むことによって実現される。このような受信アップリ
ンク信号USの通信チャネル測定値(FER)は、アップリンク信号入力部152によ
って検出され、必要受信電力計算部58に供給され、RRXPを発生させるため使用
される。
フローチャートの対応したステップと同様である。
、BTS1内のソフトハンドオフ制御部128の決定部172は、最小ネットワーク
干渉が得られることに基づいて、次のタイムスロットで移動局へダウンリンク信
号DSを送信すべきBTSがBTS1(だけ)であることを決定する。この決定部172
は、ダウンリンク送信電力をステップS8で決定された値PBTS1に調整するため
、適切な電力制御情報(たとえば、PCB)を発生する。
定部172は、ステップS18’で、BTS1は次のタイムスロットでダウンリンク
信号を送信してはならないと判定する。かくして、決定部172は、禁止信号DI
SをBTS(BTS1)の送信部26へ供給する。
場合、ステップS19’で、決定部172は、BTS1及びBTS2の両方のBTSがダウ
ンリンク信号を送信するため、次のタイムスロットで使用されるべきであると決
定する。この場合、決定部172は、適切な電力制御情報(PCB、又は、場合に
よっては、明示的なダウンリンク送信電力P'BTS1)を送信部26へ送出する。
あるBTS2において、独立に実行されることがわかる(この場合、当然にステップ
S2において、受信、格納された受信初期送信出力は、BTS1に関連したITXP1で
ある)。
次のタイムスロットでダウンリンク信号を移動局へ送信する少なくとも1局のBT
Sが常に存在するように、ソフトハンドオフ動作に関与する個別のBTSにおいて、
首尾一貫しなければならない。
ク送信電力を受信し、種々のBTSに対する電力制御ビットPCBの受信時に必要に応
じてダウンリンク送信電力を更新する。しかし、PCBの代わりに、瞬時的なダウ
ンリンク送信電力TXP自体を、タイムスロット毎に送信電力記憶部54へそのま
ま供給してもよい。
TSで行うのではなく、BSC30で行えることが認められる。この場合、図11に
示された送信電力記憶部54、受信電力記憶部56、必要受信電力計算部58、
パス損失計算部60、必要送信電力計算部62、必要送信電力記憶部64、干渉
計算部66、干渉記憶部68、干渉比較部70、アップリンク信号入力部152
及び決定部172は、各BTSではなく、BSCに設けられる。
CB)及び受信電力RXPを入手する方法は、本発明において重大な制約ではないこ
とが容易に認められる。たとえば、MSはBTSをランク付けしなくても構わない。
必要なことは、各BTSが特定の受信値(たとえば、ITXP若しくはRXP)を関連付け
るBTSを識別できることだけである。このような識別は、ランク付け以外の種々
の方法で実行され得る。
しなくても構わないことが認められる。RXPやPCMのような信号は、1フレーム当
たりに1回だけ送信してもよく、その場合、決定処理は、フレーム単位で行われ
る。
11乃至13に示された実施例の場合、処理は主として基地トランシーバー局(B
TS)で行われる。しかし、本発明は、これらの形態に限定されるものではない。
たとえば、処理は、主として基地局コントローラ、又は、移動交換センターで行
われてもよい。また、この処理は、二つ以上のネットワーク構成要素に分散させ
てもよい。
てもよく、たとえば、ネットワーク内のRFチャネルのフェージング特性と整合し
た時間間隔に基づいて行ってもよい。
関連して説明がなされているが、本発明は、IS95標準に準拠したそれ以外のシス
テムにも適用することができる。また、本発明は、CDMAを使用しないセルラーネ
ットワーク、たとえば、時分割多元接続(TDMA)、波長分割多元接続(WDMA)、周波
数分割多元接続(FDMA)、及び、空間分割多元接続(SDMA)のような多元アクセス
方式、並びに、これらの多元アクセス方式の任意の組み合わせを使用するネット
ワークにも適用され得る。
ンク信号の処理を説明するための概略図である。
図である。
する概略図である。
Claims (25)
- 【請求項1】 ネットワークの移動局が該ネットワークの複数の基地トラン
シーバー局からダウンリンク信号を受信可能であるときに、前記複数の基地トラ
ンシーバー局の中から、後続のダウンリンク信号を前記移動局へ送信する際に使
用可能な1局以上の基地トランシーバー局を示す少なくとも二つの異なる候補基
地トランシーバー局選択対象を識別する候補基地トランシーバー局識別手段と、 前記候補基地トランシーバー局選択対象毎に、前記後続のダウンリンク信号を
前記移動局へ送信する前記候補基地トランシーバー局選択対象で指定された前記
基地トランシーバー局によって生ずるネットワーク干渉の測定値を生成するネッ
トワーク干渉判定手段と、 前記ダウンリンク信号の送信によって生ずるネットワーク干渉が低減されるよ
うに、前記ネットワーク干渉の測定値に依存して、前記候補基地トランシーバー
局選択対象の中から、前記後続のダウンリンク信号を前記移動局へ送信するため
使用されるべき一つの候補基地トランシーバー局選択対象を決定する決定手段と
を具備するセルラー移動通信ネットワーク。 - 【請求項2】 前記移動局は、前記候補基地トランシーバー局識別手段と、
前記ネットワーク干渉判定手段と、前記決定手段とを含む、請求項1記載のセル
ラー移動通信ネットワーク。 - 【請求項3】 前記決定手段は、前記複数の基地トランシーバー局の中の各
基地トランシーバー局へ送信される一つ以上のアップリンク信号に、該基地トラ
ンシーバー局が前記後続のダウンリンク信号を前記移動局へ送信すべきか否かを
示す選択信号を組み込む、請求項2記載のセルラー移動通信ネットワーク。 - 【請求項4】 前記複数の基地トランシーバー局の中の各基地トランシーバ
ー局は、前記候補基地トランシーバー局識別手段と、前記ネットワーク干渉判定
手段と、前記決定手段とを含む、請求項1記載のセルラー移動通信ネットワーク
。 - 【請求項5】 前記各基地トランシーバー局に設けられたそれぞれの決定手
段は、前記後続のダウンリンク信号の送信によって生じる前記ネットワーク干渉
を低減させるように協働する、請求項4記載のセルラー移動通信ネットワーク。 - 【請求項6】 前記複数の基地トランシーバー局に接続され、ダウンリンク
信号を前記複数の基地トランシーバー局へ送出する基地局コントローラ手段を更
に有し、 前記基地局コントローラ手段は、前記候補基地トランシーバー局識別手段と、
前記ネットワーク干渉判定手段と、前記決定手段とを含む、請求項1記載のセル
ラー移動通信ネットワーク。 - 【請求項7】 前記複数の基地トランシーバー局の中の一つ以上の基地トラ
ンシーバー局を指定しない少なくとも一つの候補基地トランシーバー局選択対象
が存在し、 前記決定手段が前記後続のダウンリンク信号を送信するため使用する候補基地
トランシーバー局選択対象を決定したとき、前記候補基地トランシーバー局選択
対象に指定されていない基地トランシーバー局が前記後続のダウンリンク信号を
送信することを抑止する禁止手段が更に設けられている請求項1乃至6のうちい
ずれか一項記載のセルラー移動通信ネットワーク。 - 【請求項8】 前記複数の基地トランシーバー局の中の二つ以上の基地トラ
ンシーバー局を指定する少なくとも一つの候補基地トランシーバー局選択対象が
存在し、 前記移動局は、前記二つ以上の基地トランシーバー局から受信された各ダウン
リンク信号を合成する合成手段を含む、請求項1乃至7のうちいずれか一項記載
のセルラー移動通信ネットワーク。 - 【請求項9】 前記候補基地トランシーバー局識別手段は、候補基地トラン
シーバー局選択対象に指定された基地トランシーバー局毎に必要送信電力を判定
する手段を含む、請求項1乃至8のうちいずれか一項記載のセルラー移動通信ネ
ットワーク。 - 【請求項10】 前記候補基地トランシーバー局識別手段は、 候補基地トランシーバー局選択対象に指定された基地トランシーバー局毎に、
該基地トランシーバー局と前記移動局との間のパス損失の測定値を計算するパス
損失計算手段と、 前記移動局がダウンリンク信号を受信する際の最小電力を計算する必要受信電
力計算手段と、 該基地トランシーバー局に対し計算された前記最小電力及び前記パス損失の測
定値に基づいて、候補基地トランシーバー局選択対象に指定された基地トランシ
ーバー局毎に前記必要送信電力を計算する必要送信電力計算手段とを含む、請求
項9記載のセルラー移動通信ネットワーク。 - 【請求項11】 前記複数の基地トランシーバー局のランクキングの順序を
決め、各基地トランシーバー局に前記決められたランキングの順序内での該基地
トランシーバー局のランクを通知するためランキングメッセージを送信する格付
け手段を更に有する請求項1乃至10のうちいずれか一項記載のセルラー移動通
信ネットワーク。 - 【請求項12】 前記移動局は、前記複数の基地トランシーバー局のランク
キングの順序を決め、各基地トランシーバー局に前記決められたランキングの順
序内での該基地トランシーバー局のランクを通知するためランキングメッセージ
を送信する格付け手段を更に有し、 前記選択信号は、前記移動局から前記基地トランシーバー局へ送信されるアッ
プリンク信号に含まれる基地トランシーバー局選択メッセージに収容され、 前記基地トランシーバー局選択メッセージ内の前記選択信号の順序は、前記決
められたランキングの順序に対応する、請求項3記載のセルラー移動通信ネット
ワーク。 - 【請求項13】 前記候補基地トランシーバー局識別手段は、前記複数の基
地トランシーバー局毎に対応した記憶領域を有する送信電力記憶手段を含み、 各記憶領域は対応した基地トランシーバー局のダウンリンク送信電力の測定値
を格納する、請求項1乃至12のうちいずれか一項記載のセルラー移動通信ネッ
トワーク。 - 【請求項14】 前記候補基地トランシーバー局識別手段は、 前記複数の基地トランシーバー局の中の一つの基地トランシーバー局のダウン
リンク送信電力の初期測定値が受信されたとき、前記送信電力記憶手段の該一つ
の基地トランシーバー局に対応した記憶領域に前記初期測定値を格納させる記憶
初期化手段と、 該一つの基地トランシーバー局に対する前記ダウンリンク送信電力の変動を指
定する電力制御情報が受信されたとき、前記指定された変動に応じて、該一つの
基地トランシーバー局に対し格納された測定値を更新する記憶更新手段とを有す
る、請求項13記載のセルラー移動通信ネットワーク。 - 【請求項15】 前記候補基地トランシーバー局識別手段は、前記複数の基
地トランシーバー局毎に対応した記憶領域を有する受信電力記憶手段を含み、 各記憶領域は、対応した基地トランシーバー局によって前記移動局へ送信され
たダウンリンク信号が前記移動局によって受信されたときの電力の測定値を格納
する、請求項1乃至14のうちいずれか一項記載のセルラー移動通信ネットワー
ク。 - 【請求項16】 前記パス損失計算手段は、指定された基地トランシーバー
局のダウンリンク送信電力と、該指定された基地トランシーバー局によって前記
移動局へ送信されたダウンリンク信号が前記移動局によって受信されたときの電
力との差に基づいて、該指定された基地トランシーバー局に対するパス損失を計
算する、請求項10記載のセルラー移動通信ネットワーク。 - 【請求項17】 前記複数の基地トランシーバー局はネットワークのソフト
ハンドオフ動作に関連した基地トランシーバー局である、請求項1乃至16のう
ちいずれか一項記載のセルラー移動通信ネットワーク。 - 【請求項18】 セルラー移動通信ネットワークにおいて使用される移動局
であって、 移動局が前記ネットワークの複数の基地トランシーバー局からダウンリンク信
号を受信可能であるときに、前記複数の基地トランシーバー局の中から、後続の
ダウンリンク信号を前記移動局へ送信する際に使用可能である1局以上の基地ト
ランシーバー局を指定する少なくとも二つの異なる候補基地トランシーバー局選
択対象を識別する候補基地トランシーバー局識別手段と、 前記候補基地トランシーバー局選択対象毎に、前記後続のダウンリンク信号を
前記移動局に送信する前記候補基地トランシーバー局選択対象で指定された前記
基地トランシーバー局によって生ずるネットワーク干渉の測定値を生成するネッ
トワーク干渉判定手段と、 前記ダウンリンク信号の送信によって生ずるネットワーク干渉が低減されるよ
うに、前記ネットワーク干渉の測定値に依存して、前記候補基地トランシーバー
局選択対象の中から、前記後続のダウンリンク信号を前記移動局に送信するため
使用されるべき一つの候補基地トランシーバー局選択対象を決定する決定手段と
を具備する移動局。 - 【請求項19】 前記決定手段は、前記複数の基地トランシーバー局の中の
各基地トランシーバー局へ、該基地トランシーバー局が前記後続のダウンリンク
信号を前記移動局へ送信すべきか否かを示す選択信号を送信する、請求項18記
載の移動局。 - 【請求項20】 セルラー移動通信ネットワークにおいて使用される基地ト
ランシーバー局であって、 ネットワークの移動局が前記ネットワークの複数の基地トランシーバー局から
ダウンリンク信号を受信可能であるときに、前記複数の基地トランシーバー局の
中から、後続のダウンリンク信号を前記移動局へ送信する際に使用可能である1
局以上の基地トランシーバー局を指定する少なくとも二つの異なる候補基地トラ
ンシーバー局選択対象を識別する候補基地トランシーバー局識別手段と、 前記候補基地トランシーバー局選択対象毎に、前記後続のダウンリンク信号を
前記移動局へ送信する前記候補基地トランシーバー局選択対象で指定された前記
基地トランシーバー局によって生ずるネットワーク干渉の測定値を生成するネッ
トワーク干渉判定手段と、 前記ダウンリンク信号の送信によって生ずるネットワーク干渉が低減されるよ
うに、前記ネットワーク干渉の測定値に依存して、前記候補基地トランシーバー
局選択対象の中から、前記後続のダウンリンク信号を前記移動局へ送信するため
使用されるべき一つの候補基地トランシーバー局選択対象を決定する決定手段と
を具備する基地トランシーバー局。 - 【請求項21】 前記決定手段により決定された候補基地トランシーバー局
選択対象に含まれていない場合に、前記後続のダウンリンク信号の送信を抑止す
る禁止手段を更に有する、請求項20記載の基地トランシーバー局。 - 【請求項22】 セルラー移動通信ネットワークにおいて使用される基地局
コントローラであって、 ネットワークの移動局が前記ネットワークの複数の基地トランシーバー局から
ダウンリンク信号を受信可能であるときに、前記複数の基地トランシーバー局の
中から、後続のダウンリンク信号を前記移動局へ送信する際に使用可能である1
局以上の基地トランシーバー局を指定する少なくとも二つの異なる候補基地トラ
ンシーバー局選択対象を識別する候補基地トランシーバー局識別手段と、 前記候補基地トランシーバー局選択対象毎に、前記後続のダウンリンク信号を
前記移動局へ送信する前記候補基地トランシーバー局選択対象で指定された前記
基地トランシーバー局によって生ずるネットワーク干渉の測定値を生成するネッ
トワーク干渉判定手段と、 前記ダウンリンク信号の送信によって生ずるネットワーク干渉が低減されるよ
うに、前記ネットワーク干渉の測定値に依存して、前記候補基地トランシーバー
局選択対象の中から、前記後続のダウンリンク信号を前記移動局へ送信するため
使用されるべき一つの候補基地トランシーバー局選択対象を決定する決定手段と
を具備する基地局コントローラ。 - 【請求項23】 セルラー移動通信ネットワークにおいて使用される通信方
法であって、 ネットワークの移動局が前記ネットワークの複数の基地トランシーバー局から
ダウンリンク信号を受信可能であるときに、前記複数の基地トランシーバー局の
中から、後続のダウンリンク信号を前記移動局へ送信する際に使用可能である1
局以上の基地トランシーバー局を指定する少なくとも二つの異なる候補基地トラ
ンシーバー局選択対象を識別する工程と、 前記候補基地トランシーバー局選択対象毎に、前記後続のダウンリンク信号を
前記移動局へ送信する前記候補基地トランシーバー局選択対象で指定された前記
基地トランシーバー局によって生ずるネットワーク干渉の測定値を生成する工程
と、 前記ダウンリンク信号の送信によって生ずるネットワーク干渉が低減されるよ
うに、前記ネットワーク干渉の測定値に依存して、前記候補基地トランシーバー
局選択対象の中から、前記後続のダウンリンク信号を前記移動局へ送信するため
使用されるべき一つの候補基地トランシーバー局選択対象を決定する工程とを有
する通信方法。 - 【請求項24】 セルラー移動通信ネットワークにおいて使用される移動局
であって、 移動局がネットワークの複数の基地トランシーバー局からダウンリンク信号を
受信可能であるときに、前記複数の基地トランシーバー局の中の少なくとも1局
の基地トランシーバー局が後続のダウンリンク信号を前記移動局へ送信しないこ
とを決定する基地トランシーバー局決定手段と、 前記移動局から前記基地トランシーバー局決定手段によって決定された前記少
なくとも1局の基地トランシーバー局へ送信される一つ以上のアップリンク信号
を用いて、前記少なくとも1局の基地トランシーバー局へ通知する基地トランシ
ーバー局通知手段とを具備する移動局。 - 【請求項25】 セルラー移動通信ネットワークにおいて使用される基地ト
ランシーバー局であって、 ネットワークの移動局から、前記移動局がネットワークの複数の基地トランシ
ーバー局からダウンリンク信号を受信可能であるときに、前記複数の基地トラン
シーバー局の中で後続のダウンリンク信号を前記移動局へ送信しない少なくとも
一つの基地トランシーバー局を指定する基地トランシーバー局選択情報を含むア
ップリンク信号を受信する受信手段と、 受信された前記基地トランシーバー局選択情報を処理し、前記基地トランシー
バー局選択情報によって後続のダウンリンク信号を前記移動局へ送信しない基地
トランシーバー局として指定されている場合に、後続のダウンリンク信号の送信
を抑止する禁止手段とを具備する基地トランシーバー局。
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