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JP2002518276A - 糸綾振り装置 - Google Patents

糸綾振り装置

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Publication number
JP2002518276A
JP2002518276A JP2000554646A JP2000554646A JP2002518276A JP 2002518276 A JP2002518276 A JP 2002518276A JP 2000554646 A JP2000554646 A JP 2000554646A JP 2000554646 A JP2000554646 A JP 2000554646A JP 2002518276 A JP2002518276 A JP 2002518276A
Authority
JP
Japan
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yarn
arm
stroke
pointer
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000554646A
Other languages
English (en)
Inventor
ジンディクス ハイケ
シャート マーク
Original Assignee
マシーネンフアブリーク リーテル アクチエンゲゼルシヤフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マシーネンフアブリーク リーテル アクチエンゲゼルシヤフト filed Critical マシーネンフアブリーク リーテル アクチエンゲゼルシヤフト
Publication of JP2002518276A publication Critical patent/JP2002518276A/ja
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • B65H54/02Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
    • B65H54/28Traversing devices; Package-shaping arrangements
    • B65H54/2827Traversing devices with a pivotally mounted guide arm
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • B65H54/02Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
    • B65H54/28Traversing devices; Package-shaping arrangements
    • B65H54/2884Microprocessor-controlled traversing devices in so far the control is not special to one of the traversing devices of groups B65H54/2803 - B65H54/325 or group B65H54/38
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65H57/003Arrangements for threading or unthreading the guide
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65H57/006Traversing guides
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Winding Filamentary Materials (AREA)
  • Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 巻取り機(1)内において糸(F)を1つのストローク(H)内で、ポインター形状の糸ガイド(以下ではポインターと称呼する)によって高速で綾振りするために、ポインターは、その形状及び重量に関して、自由端部に向かって相応に先細りして構成されており、有利な実施例では、一次の多項式が使用されている。糸は付加的にガイドテンプレート(6)でガイドされ、この場合モータ(8)の制御装置(12)は、ポインター(7)が糸(F)をストローク(H)内でガイドするただけに設けられているのではなく、一方ではポインターは、完成したボビン上に端部隆起部を形成するために、綾振りストローク(H)内の位置(C)で停止し、また、一方ではボビン交換中に、糸を新たな巻管を通して引き込む(8)際に糸を掴むことができるように、綾振りストローク(H)外の位置(A及びB)で同様に停止し、これに対して位置(B)において糸は、ポインター(7)によってストローク(H)内に再びガイドされる前に、巻管上で予備に巻き上げられる。所望の反転ポイントは、制御装置に入力され、制御装置とモータとは一緒に、ポインターを選択された反転ポイントに準備する位置にある。このために、有利には無接触で例えば電磁石式に作業する切換え補助手段が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、所定のストロークに亘って移動せしめられる糸ガイドを備えた綾振
り装置であって、特にこの糸ガイドが、回転可能に支承されたアーム若しくは回
転可能に支承されたアームの形状をした構造部上に設けられている形式のものに
関する。
【0002】 従来の技術 このような基本的原理は非常に古いものである。
【0003】 「ポインター(Zeiger)」と称呼されるアームは、従来では一方の終端
部に回転可能若しくは旋回可能及び駆動可能に配置されていて、他方の終端部に
、糸をコントロールしながらガイドすることができるように構成されている。こ
のようなアームは、スイス国特許第153167号明細書並びにドイツ連邦共和
国特許第1131575号明細書により公知である。スイス国特許第15316
7号明細書によれば、アームは自由端部で糸をガイドするために糸ガイド用のフ
ォーク状スリットを備えていて、他方の端部で旋回可能に支承されている。駆動
は、ボビンの駆動装置からの機械的な駆動力伝動によって行われる。糸はガイド
ロッドを介してガイドされ、この際にこの定置のガイドロッドの配置の幾何学形
状は、ボビントラベル中に増大するパッケージの直径に対して、ストロークの短
縮を生ぜしめるものでなくてはならない。この装置は最近のワインダに使用する
には適していない。
【0004】 フォーク状スリットは、糸がフォーク状スリットの所定の長さ内で、ガイドテ
ンプレートの位置及び増大するボビンの位置に基づいて、常にフォーク状スリッ
ト内の深い位置にガイドされ、これによって、レバーの旋回軸線と、糸がフォー
ク状スリット内でガイドされる位置との間の間隔の短縮に基づいて、綾振り(ト
ラバース)しようとする糸のストローク短縮が生じ、これによってボビンの円錐
形の端部が得られる。連接棒によって糸ガイドレバーを駆動する、走査ローラを
備えたレバー及びカム円板によって、ボビンの両端部においてアームは加速され
る若しくは減速される。
【0005】 ヨーロッパ特許第453622号明細書によれば、糸ガイド及び糸ガイド支持
体を備えた装置が提案されており、この場合支持体は溝内でガイドされている。
この装置は、駆動モータとプログラミング可能な制御装置とを有しており、モー
タは、糸ガイドが反転ポイント付近に位置している間、定格電流よりも高い電流
で駆動され、糸ガイドがその他の領域に位置している間、定格電流よりも低い電
流によって駆動される。種々異なる巻成区分のための基本プログラムは制御装置
に記憶されている。制御装置では、用いられた巻き付け規則に基づくモータ運動
のための経路、速度及び加速度の計算が行われる。記憶することができるパラメ
ータは、滑らかなボビン縁部を形成するために、基本ストローク及び基本ストロ
ークバリエーションを有している。
【0006】 例として示された構成によれば、駆動モータとしてのステップモータが、スト
ローク中央と反転ポイントとの間で、ねじりばねに抗して作業する。反転ポイン
ト付近でばね定数が高められ、ステップモータにおける電流供給が高められ、そ
の制御パルスの周波数が減少される。これによってステップモータは反転ポイン
トで停止されなければならない。相応の監視装置は設けられていない。ストロー
ク中央にはセンサが設けられていて、このセンサは、綾振りストロークにこの箇
所での可能な欠陥を検出することができる。綾振りストロークは、常にこの箇所
からパルス周波数によって制御される。反転ポイントを正確に規定することは、
この従来技術には記載されておらず、また場合によっては不可能でもある。何故
ならば、反転ポイントの正確な規定は、モータ及びばねの抵抗力から得られるか
らである。
【0007】 ヨーロッパ特許第556212号(国際公開第9208664号)明細書の図
4には、回転可能に支承されたアームの自由端部で糸ガイドを備えた綾振り装置
について開示されている。この公知の明細書の主請求項によれば、巻き上げ回転
と糸シフト速度との関係を制御することによってパッケージ巻成を行う方法につ
いて記載されている。これは、巻き上げ回転を制御する戻し案内装置によって実
現される。この公知の明細書には、一回のストローク運動中における糸シフト速
度の制御が強調されている。しかしながら、この運動の反転ポイントを決定する
こと関しては何も記載されていない。
【0008】 ヨーロッパ公開特許第838422号明細書によれば、フィンガー状若しくは
ポインター(指針)状の糸ガイドが公知である。この糸ガイドは、モータの一端
部において駆動可能に配置されていて、他端部には糸をガイドするためのスリッ
トが設けられている。モータは、ポインターを旋回させ及びひいては糸を綾振り
させるための前もってプログラミングされた制御装置に基づいて制御され、ポイ
ンターの旋回運動は、光電式のセンサによって連続的に監視され、この場合、所
定の運動プログラムからのずれにおいて、旋回運動は修正される。センサは光学
式に走査可能にマーキングに応答する。
【0009】 ストローク端部におけるポインターの減速及び加速を補助するために、同様に
旋回可能及び駆動可能な支持体にエネルギー蓄え器例えばばねが設けられており
、このばねは、ポインターの減速時にエネルギーで負荷され、ポインターの加速
時に負荷軽減される。支持体は駆動装置によって旋回可能に設けられていて、駆
動装置は、制御装置によって、エネルギー蓄え器の位置が変えられるように制御
され、それによって一方ではエネルギー蓄え器は、例えばボビン巻成のために使
用しようとするストロークに合わせることができる。
【0010】 前記ヨーロッパ公開特許第838422号明細書による綾振り装置は、貯蔵ボ
ビンから引き出される糸を設置するために設計されている。この綾振り装置から
正確な巻き上げが形成されなければならない。ポインターの位置を監視する光電
式のセンサの監視は、常に糸ガイドの初期位置有利には糸ガイドの旋回運動のゼ
ロ点に関連している。これは、糸ガイドがまず一方の反転ポイントにもたらされ
、次いで他方の反転ポイントにもたらされることによって行われる。この場合、
センサは、このストロークに相当するマーキングの数を計算し、その結果からゼ
ロ点を計算する。このヨーロッパ公開特許第838422号明細書では、反転ポ
イントをどのようにして決定するかについては記載されていない。糸ガイドのス
トロークは、前記支持体の旋回運動のストロークによって規定され、最後のスト
ロークは、第2のセンサによって監視しなければならない。支持体及びポインタ
ーの運動の座標は記載されているが、説明されてはいない。この公知の明細書に
よれば、いずれにしてもエネルギー蓄え器の調節可能性は、糸ガイドのストロー
クの「簡単な変化」を可能にするために役立つ。このために、振動駆動される支
持体上におけるエネルギー蓄え器の配置は、エネルギー蓄え器の位置を機械的に
調節することなしに、単に支持体のストロークを変えるだけで、糸ガイドのスト
ロークの変化を可能にする。
【0011】 反転ポイントの位置はエネルギー蓄え器の位置に関連している。エネルギー蓄
え器の位置は制御装置を介して調節することができる。
【0012】 ドイツ連邦共和国特許第19623771号明細書によれば、糸ガイドのため
の少なくとも1つのガイドレール(図1/2)及び場合によっては2つのガイド
レール(図3/4)を備えた綾振り装置について開示されている。変化実施例(
図1/2)では、ガイドレールはリニア式のサーボモータの固定子として構成す
ることができ、このためにガイドレールは磁石を備えていてよい。別の変化実施
例によれば、綾振り運動を糸ガイドに伝達するために旋回アームが設けられてい
て、このために旋回アームと糸ガイドとの間で「ヒンジ結合(枢着)」が必要で
ある。このドイツ連邦共和国特許第19623771号明細書には、反転ポイン
トの決定に関しては何も記載されていない。リニア式のサーボモータ(line
are Servomotor)がどのように作動されるべきかについても、こ
の公知の明細書には記載されていない。
【0013】 特開平7−165368号公報には、「リニアモータ」を有する綾振り装置に
ついて開示されている。このモータの構成若しくは、このモータが糸ガイドと協
働する形式については、この公知の明細書若しくは図面には示されていない。
【0014】 特開平7−137935号公報には、キャリッジ(糸ガイドを備えた)がロッ
ドに沿って往復移動せしめられるリニアモータについて記載されており、この場
合、磁界はロッドによって伝導される。反転ポイントにはばねが設けられている
【0015】 特開平7−137934号公報には、同じような装置が記載されており、この
場合ばねはセンサに置き換えられていて、このセンサは反転を引き起こすために
、時間制御装置(Zeitesteuerung)と協働する。
【0016】 リニアモータの構成は、上記公知の刊行物には詳しく記載されていない。
【0017】 本発明: 本発明の課題は、従来技術の欠点を取り除くことである。
【0018】 この解決策は、アーム(ポインター)のための駆動装置若しくはそのホルダが
プログラミング可能な制御装置を備えていて、ストローク運動のための反転ポイ
ントがこの制御装置で決定できるようになっている。この決定は、反転ポイント
が直接与えられることによって得られる。しかしながら有利な形式で、巻き上げ
パラメータが与えられ、この巻き上げパラメータから、そのプログラミングを用
いて制御装置は反転ポイントを検出することができる。この装置は、制御された
駆動装置が、選択された反転ポイントで保証することができるように構成されて
いる。必要な反転精度の維持は、適当なセンサ手段によって監視され、制御装置
に伝達される。反転ポイントへの接近(アプローチ)及び場合によっては反転ポ
イントからの遠ざかりは、特にこの反転ポイントにおける欠陥を確認するために
監視される。アームの反転ポイントは、ホルダの反転ポイントに対応している。
従って制御装置は、ホルダの振動運動が直接制御されるように設計することがで
きる。
【0019】 アームは、その形状及び重量に関連して有利には、アームを駆動するモータが
、所定のボビン巻成のために前もって与えられた制御プログラムに応じて加速及
び減速できるように構成されている。第1の変化実施例では、アームは、少なく
とも一次の多項式(Polynom ersten Grades)有利には二
次の多項式(Polynom zweiten Grades)に従って形成さ
れるので、回転軸線からポインター先端まで直線的に(linear)に上昇す
る慣性質量モーメント特性曲線が得られる。
【0020】 有利な別の実施例では、アームの横断面は、運動方向で、アームに対する垂直
方向におけるよりも大きい寸法を有しており、同様に有利には横断面は、アーム
の少なくとも1つの所定の長手方向領域に亘って中空であって、また同様に有利
にはこの中空の領域は充填材で満たされていて、この充填材の固有重量は中空領
域の壁部の重量よりも小さい。
【0021】 また有利な形式でアームの糸ガイド端部に挿入可能又は取付け可能な糸ガイド
部材が設けられていることによって、アームが1つ以上の部分より成っていれば
有利である。
【0022】 アームを少なくとも部分的に炭素繊維複合材料より製造すれば有利である。し
かも有利な形式でアームは、支持部分と、この支持部分に設けられた糸をガイド
する部分とに分割されている。支持部分は、サンドイッチ構造で形成されている
か又は中空プロフィールとして構成されており、この場合支持部分の(外側の)
シェルも別個に形成された部材から組み立てることができる。
【0023】 アーム及び駆動装置の有利な構成によって、次のようなアームの使用可能性が
得られる。つまり、アームが糸を可変なストローク長さを有するストローク内で
形成し、このストローク外で1つ又は複数の所定の機能を満たすことができる。
これは、アームがストローク外に位置決めされ、それもアームが巻管又はボビン
巻芯における掴みナイフ又は掴みスリット内で糸を掴むため箇所で、巻管端部で
予備糸を形成するために停止させられるようになっていることによって得られる
。さらに、アームは、完成したボビン上で端部隆起部を形成するためにストロー
ク内でも停止させることができる。
【0024】 ホルダの振動観点運動は、有利な形式で例えば45゜乃至90゜例えば60゜
の所定の回転角度を有している。アームの長さは、所望のストローク幅に関連し
て選択される。
【0025】 次に本発明を図示の実施例に基づき詳細に説明する。
【0026】 図1は巻取り機1の横断面を概略的に示しており、巻取り機内で綾振り装置2
を用いて糸Fがボビン3に巻成される。ボビン3は巻管4上に巻成され、巻管が
巻芯14に保持されている。
【0027】 ボビン3の駆動が巻芯14の駆動部(図示せず)を介して行われるか、若しく
は摩擦ローラ或いは接触ローラ5を用いて行われる。(巻芯の駆動される場合に
)摩擦ローラ若しくは接触ローラは、綾振りする糸ガイド7、ここではポインタ
ー7と呼ぶ、から糸を受け取る機能をも有している。ポインター7はガイドテン
プレート6と摩擦ローラ若しくはタコローラ5との間に、若しくはガイドテンプ
レートの前に配置されており、この場合、ガイドテンプレート6は図2、図3及
び図4に示す形式で形成されていてよい。
【0028】 巻管4を有するボビン3が作業位置で示してあり、この場合、付加的に、ボビ
ン巻成の開始時に作業位置にある空の巻管4.1が摩擦ローラ若しくはタコロー
ラ5に接触した状態で示してあるのに対して、符号4.2の空の巻管が待機位置
で示してある。両方の待機位置はいわゆる回転送り駆動部の鎖線で示す回転運動
のための出発位置であり、該回転送り駆動部を用いて空の巻管が摩擦ローラへ、
若しくは満管のボビン3.1が摩擦ローラから離して取り出し位置へ運動させら
れる。
【0029】 ポインター7が形状的に大きくかつ重量的に重い端部で以てモータ8のモータ
軸9に、例えば図12A乃至図12Dに示すように回動不能に取り付けられてお
り、この場合、モータ8が制御装置12によってボビンの巻成のための行程プロ
グラムに対応して制御される。制御装置内へのこのようなプログラムの入力が、
入力装置13を介して行われる。
【0030】 ポインター7の運動の制御のために、運動監視装置16が設けられていて、モ
ータ軸9に堅く結合された信号発信器10及び該信号発信器から分離して配置さ
れた信号受信器11から成っており、信号受信器が受信した信号を制御装置12
に送る。
【0031】 図2及び図4に示すようにガイドテンプレート6の構造に相応して、糸Fが所
定の係合角α若しくはα1に規定されており、この場合に係合角は糸Fが、図2
乃至図4に示してあるようにガイドテンプレートに対抗ガイドテンプレート6.
1,6.2を設けてあって、該対抗ガイドテンプレートによって糸を案内して、
糸をポインター7のガイドスリット15若しくは15.1から決して持ち上げな
いようになっているとしても、ガイドテンプレート6から決して持ち上げられな
いように規定されていなければならない。
【0032】 テンプレート6の構造は、対抗ガイドテンプレート6.1,6.2の構造を含
めて、ガイドテンプレートの配置に応じてポインター7及び摩擦ローラ若しくは
タコローラ5に対応して実施可能であり、即ち、ガイドテンプレート6の構造は
図2乃至図4に示すものに限定されない。
【0033】 係合角α1に対応する糸経過が符号F1で示してあり、係合角αに対応する糸
経過が符号Fで示してある。対応する位置の選択若しくは必然性がガイドテンプ
レートの前記構造に関連しており、若しくは逆のこともいえる。
【0034】 図2は巻取り機1を矢印Iの方向で示しており、煩雑さを避けるために入力装
置13及び制御装置12は図示してない。図2から明らかであるように、ポイン
ター7は行程H内では往復運動させられるたけでなく、糸Fは一方の側でボビン
交換のためにポインター7を用いて位置Cで停止させられて、巻き終えたボビン
にいわゆる端部隆起を形成する。
【0035】 さらにポインター7は巻き取り過程の開始の際に若しくはボビン交換の際に糸
引き込みのために行程Hの外側の位置A及びB内に停止させられてよく、それも
一方の側で位置Aで糸を、該糸が後続の巻管のキャッチナイフ若しくは巻管ノッ
チによってキャッチされる位置に保つようになっているのに対して、位置Bは糸
を、該糸が新たな巻管の巻管端部上に巻きしろを形成するような位置で新たな巻
管上に保つために役立っている。次いで、糸Fが行程H内でポインター7によっ
て案内されて、行程内で綾振りされる。
【0036】 さらに明らかなように、実施例のポインターは行程の端部でのみ減速若しくは
加速されるのではなく、ポインターが極めて急速に、該ポインターを短い時間だ
け停止させて、次いで再び高い速度で別の機能領域へシフトさせ若しくは加速さ
せる位置に移されてよい。
【0037】 図3はポインター7の速度経過を付加的に示している。図示の速度経過はボビ
ン巻成のタイプに応じて異なっており、従って図示の速度経過に、ポインター7
の可能な速度経過は限定されるものではない。
【0038】 図4はガイドテンプレート6の変化例を示しており、この場合、ガイドテンプ
レート6.3が図2及び図3のガイドテンプレート6に対して直線的なガイド軌
道17.1を有しており、かつ糸Fが糸ガイド7の延長されたガイドスリット1
5.1内に案内されている。この場合さらに可能性として、ボビン巻成、綾振り
速度経過及び、摩擦ローラ若しくはタコローラ5とポインター7及びガイドテン
プレート6との間の相対的な配置に応じて別のガイドテンプレート形状を用いる
ことができる。
【0039】 さらにポインターのための可能性として、制御装置によって反転ポイントとし
ての種々の回転角度を選択して、ボビンの最適なレイアウトを達成することもで
きる。
【0040】 図5は、ポインター7の回転軸D並びに糸ガイド15の所定の綾振り運動の行
程長さBの反転ポイントU1,U2をダイヤグラム的に示している。ポインター
7の縦軸ZLが軸Dを中心として所定の角度γにわたって旋回させられて、綾振
り運動を生ぜしめる。該運動が制御装置12内にプログラミングされてよく、こ
の場合、反転ポイントが例えば基準線Rに対して規定される。センサ10(図1
)若しくは制御装置12内の評価回路は、モータ8が所定の反転ポイント(U1
若しくはU2)で制御装置によって回転を反転させるように構成されていてよい
。ポインター7の実際・位置が運動監視装置16介して常に知られていて、制御
装置12によって所定の反転ポイントと比較されて、反転をそれぞれ所望の箇所
で可能にする。
【0041】 所定の反転ポイントU1,U2は入力装置13を介して(所定の限度内で)変
化されてよい。このことは図5に波線で概略的に示してある。場合によっては、
例えば糸ガイドの直線速度を一定に保つために、アームの回転速度が変化させら
れてよい。例えばボビン巻成サイクルが入力されてよく、これによってボビン巻
成中の行程が変化される。巻成サイクルには、例えば巻成サイクルに関連する既
に述べた糸キャッチ位置の規定も含まれる。入力は例えば所定の巻き取りパラメ
ータに基づき行われ得る。例えば操作員が、巻き取りサイクルを開始する前に、
必要なパラメータを制御装置12に入力することになる。
【0042】 図1乃至図5は第1のバリエーションを示しており、この場合、所定の反転ポ
イントU1,U2における(場合によっては別のポイントにおいても)反転が付
加的な補助手段なしにモータによって実施される。図6に示すバリエーションに
おいては、補助手段が設けられており、しかしながらこの場合も、反転ポイント
がプログラミングされた制御装置によって規定される。従って、図5に示す配置
は図6のバリエーションのための出発位置(ホームポジション)をも成しており
、わずかな相違は後の説明で明らかにする。
【0043】 図6は別の図面に基づく実施例での使用のためのポインター100を概略的に
示している。ポインター100は固定部102、中央部104及び自由端の糸ガ
イド106を備えている。ポインター100は回転軸Dから出発して糸ガイド1
06までの長さLを有している。図5から明らかなように、所定の回転角度γに
おいて長さは行程幅Bを決定する。例えば図5でポインターの長さが短くなると
、反転ポイントが例えばU3若しくはU4に位置し、相応に短い行程幅(特に図
示せず)が生ぜしめられることになる。原理的には、所定の綾振りユニットのポ
インターが行程幅を要求に適合するために比較的短い(若しくは比較的長い)ポ
インターと代替されてよい。通常有利には、所定の綾振りユニットのポインター
長さは一定に保たれて、プログラミングの融通性(フレキシブル性)が行程変化
のために活用される。この場合、(例えば異なるナンバーの糸用の巻取り機のた
めの)種々の綾振り装置は種々のポインター長さを有している。原理的には、種
々の綾振り装置の最大の回転角度を個別にプログラミングすること(及び部材の
幾何学形状を適切に適合させること)も可能である。しかしながら有利には、所
定の1つのプログラミング(幾何学形状)若しくは極めてわずかなバリエーショ
ンしか設けられていない。
【0044】 有利には、長さLが10から50cmであり、かつ回転角度γが40°と10
0°との間、有利には45°と90°との間である。
【0045】 図7は、ポインター100の中央部104の任意の箇所の可能な横断面を示し
ている。該バリエーションにおいては、ポインターが(前記箇所で)所定の幅W
及び所定の深さtの中空体として形成されている。深さtは有利にはポインター
100の長さにわたって一定である。図10から明らかなように、幅Wが深さt
よりも著しく大きくなっており、このことはポインター100の全長にわたって
当てはまる。中空体は、剛性であるものの軽い材料、有利には繊維強化されたプ
ラスチックから形成されている。繊維は高い縦弾性係数を有している(例えば、
炭素繊維、ホウ素繊維若しくはアラミド繊維)。
【0046】 ポインターは固定部102に例えば金属から成る補強部108(図6)を有し
ている。補強部108は該実施例ではU字形の付加部(特別には示さず)を有し
ており、付加部が押し込み部として中空体104内へ延びていて、そこで中空体
と(例えば接着剤によって)結合される。金属部分は駆動モータの軸44(図6
)のための受容部110を備えている。
【0047】 付加部のU字形は重要ではなく、部分102と中空体104との間に結合部が
中空体への駆動力(トルク)の確実な伝達を、それも中空体104の耐用年数に
わたって行うようにしたい。
【0048】 糸ガイド106は有利には別個の部分として形成されて、中空体に結合されて
おり、この場合、糸ガイドのスリットを備えた部分が露出されている。該部分は
例えばセラミックによって形成されてよい。
【0049】 長方形の成形体の形式の中空成形体104(図7)は例えば巻体として形成さ
れてよい。(例えば大きな本体のための)ワインディング法がヨーロッパ特許公
開第-A-894876号公報に概略的に示してあり、成形体104の形成のため
に適合され得る。中空成形体104は変化例として例えば2つのシェル部分から
形成されてよく、該シェル部分が(例えば接着剤によって)互いに結合されて、
組み合わされた1つの中空成形体を形成する。各シェル部分は例えばわずかな深
さのU字形成形体として形成されていてよく、この場合、シェル部分の側壁が互
いに結合されて、中空体が形成される。
【0050】 図6から明らかなように、ポインター100の横断面が長さLにわたって変化
して、それも有利には回転軸Dからの距離の関数として規定されている。図9は
、ポインター横断面と前記距離との間の一次関数のポインターを示しており、こ
の場合、二次関数が実際には有利である。深さtが有利には一定であるので、横
断面変化が幅Wの変化で表される。
【0051】 図8は変更された横断面を示しており、この場合、寸法W及びtは図7に対し
て変化していない。ポインター100は該変化例では第1のプレート112、第
2のプレート114及びこれらの間に位置する充填層116を有しており、充填
層がプレートと例えば接着剤を用いて結合されている。端部部分102,106
は既に述べた部分と同じであってよい。
【0052】 これまで述べた説明はアーム若しくはポインターのための反転ポイントに関連
しており、それというのは該ポイントが実際の機能にとって極めて重要であるか
らである。制御装置は直接にはアームの瞬間位置に関係しているのではなく、モ
ータ軸の瞬間位置に関係しており、モータ軸がアーム(ポインター)の保持のた
めの部材として用いられている。従って制御装置は該保持部(該軸)のための反
転ポイントに関連してプログラミングされ、該反転ポイントはアームのための既
に述べた反転ポイントで表される。
【0053】 軸(保持部)の瞬間の角度位置が回転数発信器によって表示されてよい。この
ような回転数発信器は増分発信器若しくは絶対回転数発信器であってよい。増分
発信器の場合には、該システムは始動開始に際して基準点に移され、そこから増
分発信器が位置変化を「カウント」する。場合によっては時々、システム状態を
制御並びに修正するために基準点に戻す必要がある。このような装置を用いて、
例えば+/−0.25mmの糸巻き取り精度が達成される。絶対値発信器におい
てはこのような目盛り校正は省略される。
【0054】 種々(例えば無接触式)のセンサが回転数発信器の基準定めのために用いられ
得る。例えば光学式、空気力式、電気式及び誘導式(磁気式)のセンサである。
センサによって発信されてセンサの近傍におけるアームの存在を示す信号が、制
御装置に送られかつ、そこで評価されて、該位置決め機構のための基準が生ぜし
められる。別の変化例では、アームが機械的なストッパに接触させられるように
なっていてよく、この場合、エンコーダーの相応の出力信号が評価されて、位置
決めのための基準が生ぜしめられる。このようなステップは特別な基準化ステッ
プとして実施され、この場合、モータがアームとストッパとの間の損傷のない接
触を行うために比較的低いトルクを生ぜしめる。
【0055】 基準センサもしくはストッパは最大のストローク領域の外部に設けることがで
きる。それというのも、モータは、例えば前述の基準化ステップのためにアーム
を前記ストローク領域の外部で移動させることができるからである。しかし、基
準センサもしくはストッパはストローク領域内に設けることができ、この場合ス
トッパは、本来の綾振り運動が行われる前に、アームの移動経路から遠ざけられ
る。このためにストッパは、綾振り平面に対して例えば直角に又は少なくとも斜
めに、綾振り平面外部の準備位置と綾振り平面内の作業位置との間で、例えばシ
リンダ・ピストンユニットを用いて移動させられる。
【0056】 制御手段のプログラム手段は、最終オペレータによって影響を及ぼされない“
固定のプレセット”部分と、有利には所定の巻取りパラメータから成るオペレー
タによって要求された部分とから構成される。公称ストローク幅は有利には固定
のプレセット・プログラム部分に属し、この場合、規定の糸ストロークのための
有効なストローク幅(レイイング長さ=laying length)は、オペレータによっ
て投入される巻取りパラメータに基づき制御手段によって算定される。例えば以
下の巻取りパラメータを投入できる。
【0057】 綾巻き角度(Crossing angle) 綾巻き角度は実際の巻取り速度に関連した(平均の)綾振り速度を規定する。
図9では、ボビン移動中の綾巻き角度経過の変化を概略的に図示しており、この
場合、図はEP−B第629174号明細書に基づく図8に相応する。
【0058】 帯域幅(Band width) 帯域幅は、ステッププレジション巻取り(step precision winding)が所望さ
れる場合(EP−B第629174号明細書の図8参照)、所定の綾巻き角度を
変化させる(図9参照)偏差を規定する。帯域の平均的な綾巻き角度の偏差は、
例えば0乃至3°である。
【0059】 分数表(Fraction table) 分数表は、確実な巻取り比の小数部分を含む(EP−B第629174号明細
書の図8参照)。選択された巻取り比は、例えば公式として巻取り機械の制御手
段に記憶される。
【0060】 ストロークブリーシング(Stroke breathing) ストロークブリーシングによって、レイイング長さの周期的な変化が規定され
る。この場合にも公式が記憶される。
【0061】 ストローク経過(Stroke course) ストローク経過はボビン移動に亘るレイイング長さを規定する。レイイング長
さ毎例えば4つの支持点が対応配置される。
【0062】 単位:(公称ストローク幅の)%、領域:80−120%。
【0063】 前記領域では公称ストローク(=100%)がソフトウエア内に投入される。
この場合変化は80−120%の間でのみ実施できる。例えば公称ストローク=
250mmが規定された場合には、200−300mmの間で綾振りすることが
できる。ストローク幅はボビン移動に亘ってコンスタントに選択されるか又は(
例えば直径に関連した)経過を投入できる(綾巻き角度経過に類似)。これに重
畳されてストローク幅をストロークブリーシングを介して変えることができる(
綾巻き角度経過に亘るウオッブリング(wobbling)又はステッププレジション巻
取りに類似)。
【0064】 運転パラメータの経過(例えば綾巻き角度もしくはストローク経過)は、時間
の関数として又はボビン構造に関連した別のパラメータの関数として規定される
。これに対応して図9の水平軸線が適合されねばならない。可変な経過は特に綾
振り機のストローク数の関数として規定でき、この場合、ストローク数はボビン
移動の始点から又は前述の支持点から規定される。
【0065】 制御手段内には種々の“綾振り公式”が固定的にプログラムされる(固定的と
は絶対的に不変であることを意味するのではなく、巻取りパラメータを投入する
際に単にオペレータによって影響を及ぼされないことを意味する)。この場合オ
ペレータは、前記公式の1つを呼び出しかつ該公式を規定のボビンを形成するた
めに投入される巻取りパラメータと“リンク”することができる。
【0066】 ストローク幅は巻管長さを最良に包括せねばならない(パッケージ容積=最大
)。しかし技術的な理由から(例えば過度の膨出に基づき)、膨出部を巻管縁部
から突出させることなく、細いパッケージを巻き取ることができる場合には、こ
のことは搬送のために有利である。このために、本発明による綾振り形式の能力
が利用される。このことは図10で図示されている。図10において“コア”K
は、巻管Hに従来の綾振り形式で巻成される円筒状のパッケージを成す。コアパ
ッケージKの軸方向長さは、巻管Hの長さよりも著しく短い。それというのも、
予期される膨出が許容限界にまでコアを拡大するからである。前記の本発明によ
る綾振り形式によって、両側にテーパ状の端部Eを有する少なくとも1つのパッ
ケージが形成される。それというのも、ボビン移動中にストローク長さを変える
ことができるからである。これによって、特別なレイイング・アルゴリズムによ
りボビン巻成に影響を及ぼすことなしに、巻管毎多数の糸材料を巻き取ることが
できる。本発明による綾振り形式の特性の完全な利用によって、即ち、個々の綾
振りストローク範囲内で糸を制御してレイイングする場合に、最大の許容軸方向
長さを有する円筒状のパッケージZを形成することができる。
【0067】 実地に即したワインダにおいては(US−B第5794868号又はUS−B
第5553686号明細書参照)、通常の形式で多数の糸が互いに並置して単一
の巻芯に巻き取られてそれぞれ1つのパッケージを形成する。各パッケージのた
めに本発明による(ポインター)を有する綾振りユニットが設けられねばならな
い。しかし、たとえ可能であるとはいえ、各ポインターのために必ずしも固有の
モータを設ける必要はない。これの代わりに、全ての綾振りユニットのために共
通のモータを設けることもでき、この場合、モータ軸の回転運動は適当な伝達手
段(例えばベルト)を用いてそれぞれの綾振りユニットに伝達することできる。
伝達は有利には、ユニット毎の監視を不要にできるように、即ち、中央の駆動装
置用のサーボ・レギュレータのみが設けられるように、確実に行われる。伝達経
路が極めて長い場合には、駆動はグループ毎行われる、即ち、(2つ以上の)隣
接するユニットのグループのために共通の駆動装置を設けることができる。
【0068】 図11は、糸ガイドの適当な実施例に関する。有利な構成は、糸ガイドとアー
ム(ポインター)との間に形状結合式の結合部を有している。2つの可能な変化
実施例が図11A及び図11Bで図示されている。第1変化実施例(図11A)
では、比較的広幅な足部133と細いヘッド134とを備えた、長手方向で先細
の側面131,132を有する縦長の本体130Aが設けられている。足部13
3は、アーム(図示せず)によって受容されるので、ヘッド134は自由に位置
する。ヘッド134は、糸ガイドの自由端部で開口する長手方向スリット135
を有している。図11Bによる変化実施例も、長手方向スリット135を備えた
ヘッド134及び足部133を有している。しかし本体130Bは、平行に延び
る側面136を有していて、該側面は長手方向スリット135の内端の領域でそ
れぞれ1つの突起137を有している。従って、この場合ヘッド幅は足幅と同じ
であり、しかも本体130Bは先細の側面を備えることもできる。本体130A
もしくは130Bの足部133は、突起137及び/又は先細の側面131,1
32とアームとが所望の形状結合式の結合部を形成するように、アーム内に組込
みもしくは埋め込まれている。
【0069】 図11Cでは同様に、足部133(図11Bによる変化実施例の足部に類似)
とヘッド134と長手方向スリット135とを備えた縦長の本体130Cの形状
の糸ガイドを有している。しかしこの場合、長手方向スリット135によって形
成された脚138,139は不等の長さであり、これによって、アームの所定の
アーム回転方向での運動に際して糸ガイドの挿通が促進される。
【0070】 糸ガイドは適当な材料から、例えばAl 又はSSiCから形成される
。しかしまた、本体130を基本的に別の高価な材料から形成しかつ適当なコー
ティングを施すことができる。コーティング材料は2つの要求を満たす必要があ
る。即ち(1)糸と糸ガイドとの間で僅かな摩擦のみを生ぜしめる表面を形成及
び(2)高い摩耗抵抗を有する、という2つの要求を満たす必要がある。それと
いうのも、糸は高速巻取りの場合(例えば>4000m/min、有利には>6
000m/min、例えばほぼ10000m/minまで)高い抗摩耗作用を生
ぜしめるからである。コーティング材料又はコーティングを省略する場合本体材
料は、硬質及び靱性でなければならない。適当なコーティング法は、例えば電着
式のコーティング又はプラズマコーティングである。
【0071】 糸ガイドはできるだけ低質量で構成されねばならない。従って、糸ガイドの長
さはできるだけ短く維持され、この場合、所定限界以下の短縮は所要の機能によ
って阻止される。従って本体は、図11A乃至図11Cの図平面に対して直角方
向で、有利には僅かな厚さを有している(図6及び図7の寸法t参照)。従って
、本体130の有利な厚さは0.2乃至1.5mmの範囲、有利にはほぼ0.6
mmである。
【0072】 糸と本体130との間の摩擦を最小に維持するために、本体130は長手方向
スリット135の領域で丸め加工部を有するか又は断続的な縁部をのみを有する
【0073】 糸ガイドをアームと確実に結合するために、付加的な結合手段、例えば接着剤
又はねじが使用される。結合部は、アーム製作中に形成される、即ち、糸ガイド
は、アームを形成もしくは組合わせる場合に該アーム内に組み込まれるか又は糸
ガイドは後で初めてアームに結合することができる、即ち、アーム自体が製作さ
れた後で初めてアームに結合することができる。
【0074】 糸ガイドは支持アーム内に、糸ガイドを支持するように埋め込まれる。これに
よって、薄いセラミック板の破断が回避される。特に大きな接着面もしくは結合
面は効果的な力分配のために役立つ。本発明にとっては、糸ガイドを別個に形成
してアームに固定することは、重要ではない。糸ガイドスリットは直接アーム自
体内に形成することができる。摩耗に対する所要の防護は適当なコーティングに
よって保証される。
【0075】 糸ガイドのアームの他端では、モータの駆動軸との結合部が形成されねばなら
ない。前記結合部は、糸ガイドの位置を正確に規定するモータの機能性がアーム
に対するモータ軸の運動の伝達の精度に関連するために、重要である。この場合
にも、有利には形状結合式の結合部が得られる。図12Aでは、モータ軸44の
自由端部を受容するために一貫した孔140を有する端部部分102A(図6A
参照)が図示されている。この場合、モータ軸44の端部部分102Aは、面1
42を形成するために片側で研削されている。端部部分102Aの側壁143は
、固定ねじ144を受容するためのねじ孔(図示せず)を有していて、この場合
、ねじの内端は面142に対して不動に押し付けられるかもしくは軸端の孔(図
示せず)内に突入する。
【0076】 図12Bでは類似の変化実施例が図示されていて、この場合、軸端の片側の研
削は行われない。ねじ144は、軸端のキー溝又はねじ孔(袋孔)と協働する。
図12Cでは端部部分102Bが横断面図で図示されている。端部部分102B
は、軸44の自由端部の円錐台形146を受容するために、先細の孔145を有
している。緊締ねじ147は、端部部分102Bを軸端に締付け固定する。図1
2Dでは、弾性変形可能な2つの脚148もしくは149を形成するために孔1
40まで連続するスリット150を備えた端部部分102Cが図示されている。
引張ねじ151は、脚を互いに押し付けかつこの際孔140内に受容された軸端
との摩擦結合式の結合部を形成するために設けられる。摩擦結合は、場合によっ
ては時間の経過に伴って機能を発揮しなくなる。従って、摩擦結合は付加的な形
状結合によって補われる、例えば端部部分102の対応する溝内に係合する軸端
の縦リブ(図示せず)によって補われる。
【0077】 端部部分102は有利には低質量慣性を有している。従って、端部部分102
は軽金属合金(Al・合金)から形成できる。糸ガイドの場合のように、端部部
分102を支持アームを製作する際に支持アーム内に組み込むか又は後で支持ア
ーム内に、例えば接着剤によって結合することができる。
【0078】 明細書の種々の個所で述べたように、適当なプログラム手段を用いた本発明に
よる綾振り形式によって、これまで機械自体の程度の差こそあれ広範の適合性に
よってのみ達成できた(綾振り形式の交換)多くのパッケージ形式を実現できる
【0079】 例: 種々の慣行の巻取り形式(ワイルド巻取り、プレジション巻取り、ステッププ
レジション巻取り) 種々の慣行のパッケージ形状(円筒状、円錐状、双円錐状) ストローク変更、例えばストローク短縮、ストロークシフト及びストロークブ
リーシング。
【0080】 “ストロークブリーシング”の概念は、綾振りストロークの1つの反転ポイン
ト又は両反転ポイントの間欠的なもしくは周期的なシフトに関連する。原理は、
当業者にとって十分周知でありかついずれにせよ通常の形式で著しい機械的な複
雑性によってしばしば実現された(例えばUS第5275843号、EP第27
173号及びEP第12937号明細書参照)。個々の層のための又はパッケー
ジの少なくとも個々の層のためのストローク特性をプログラムできる本発明によ
る綾振り形式の能力は、ストロークブリーシングの実現を、通常の糸ガイドに機
械的に干渉することなしに、高速ワインダにおいても可能にする。
【0081】 機械自体の構成に関連して重要なことは、最新の材料の最良の利用(低質量構
成)及び調整原理(デジタル・サーボレギュレータ)に起因する機械の簡単な構
造にある。これによって、糸ガイドを直接モータに連結し、この結果、変速手段
なしにロータの運動を糸ガイドに伝達でき、これによって、高速ワインダのため
に綾振り形式の高い動的な要求を満たすことができる。これに関連して重要なこ
とは、糸ガイドと糸ガイド用のガイド手段との間で付加的な摩擦力が生じないこ
とにある。従って、自体付加的なガイドを必要としない支持体(アーム)に糸ガ
イドを装備もしくは取付ることは(即ち、低慣性モーメントの場合に所要の剛性
を有する)、システムの動的な能力の著しい改善を可能にする。
【0082】 これにも拘わらず、(過剰寸法のモータを使用することなしに)所定の反転ポ
イントの正確な維持は困難性を招き得るので、少なくとも所定の使用のために、
例えば反転ポイントの超過を考慮する必要がある。このようなケースでは誤差が
測定される。それというのも、アームもしくはアームの保持体の角度位置が常に
検知されておりかつモータ制御手段が、誤差をできる限りストローク特性の変更
によって補償できるように、配置され得るからである。従って、誤差の測定及び
次いで行われる誤差補償を伴う超過動作は、請求の範囲においては“所定の反転
ポイントの維持”とみなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に基づくアームを備えた巻取り機を概略的に示す図。
【図2】 図1の巻取り機を図1の矢印I方向で示す図。
【図3】 行程中のアームの、制御装置によって生ぜしめられた速度経過と一緒に示す図
2に対応する図。
【図4】 別の実施例の行程中のアームの、制御装置によって生ぜしめられた速度経過と
一緒に示す図2に対応する図。
【図5】 図1、図2、図3若しくは図4の実施例のモータ制御のプログラミングの説明
のためのダイヤグラム。
【図6】 本発明に基づくポインターの1つの平面を概略的に示す図。
【図7】 図6に基づくポインターの第1の実施例の横断面図。
【図8】 図6に基づくポインターの第2の実施例の横断面図。
【図9】 制御装置内に入力される所定の巻き取りパラメータの説明のためのダイヤグラ
ム。
【図10】 新規な綾振りの能力の活用の実施例を説明するためのダイヤグラム。
【図11】 図11A、図11B及び図11Cは糸ガイドの異なる3つの実施例を示す図。
【図12】 図12A、図12B、図12C及び図12Dはアームと駆動モータとの間の結
合部の異なる4つの実施例を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW (72)発明者 マーク シャート スイス国 レンツブルク ツェルクマッテ 9ベー Fターム(参考) 3F110 CA01 DA03 DB03 【要約の続き】 インターを選択された反転ポイントに準備する位置にあ る。このために、有利には無接触で例えば電磁石式に作 業する切換え補助手段が設けられている。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糸綾振り装置であって、アームのための回転可能なホルダと
    、該ホルダを所定の回転軸線(D)を中心にして回転させるための駆動装置と、
    該駆動装置のためのプログラミング可能な制御装置と、センサ手段とを有してい
    て、該センサ手段のアウトプット信号が前記ホルダの角度位置に関連している形
    式のものにおいて、 ホルダの回転運動のための反転ポイントを、前記制御装置内で決定することが
    でき、この決定された反転ポイントを用いて及び、前記センサ手段によって供給
    された位置指定を用いて、前記制御装置は、前記ホルダが決定された反転ポイン
    ト間で往復回転運動せしめられように、前記駆動装置を制御できるようになって
    いて、この際に、前記ホルダによって支持されたアームが綾振り範囲の相応の反
    転ポイント(U1,U2)間で往復旋回せしめられるようになっていることを特
    徴とする、糸綾振り装置。
  2. 【請求項2】 反転ポイントが、所定の範囲内で可変に選択されている、請
    求項1記載の糸綾振り装置。
  3. 【請求項3】 ホルダによって支持されたアームが、所定の機能(例えばボ
    ビン交換、糸把持)を実施するための綾振り範囲外で、モータによって移動せし
    められるようになっている、請求項1又は2記載の糸綾振り装置。
  4. 【請求項4】 前記アームが、少なくとも一次の多項式(polynom)
    に従って形成されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の糸綾振り装
    置。
  5. 【請求項5】 アームの横断面が運動方向で、垂直方向におけるよりも大き
    い寸法を有している、請求項1から4までのいずれか1項記載の糸綾振り装置。
  6. 【請求項6】 アームの横断面が、アームの少なくとも所定の長手方向範囲
    に亘って中空である、請求項5記載の糸綾振り装置。
  7. 【請求項7】 アームの横断面の中空の領域の少なくとも一部が充填材によ
    って満たされており、該充填材の固有の重量が、中空の領域の壁の重量よりも小
    さい、請求項6記載の糸綾振り装置。
  8. 【請求項8】 前記アームが1つ以上の部分より成っている、請求項1から
    7までのいずれか1項記載の糸綾振り装置。
  9. 【請求項9】 前記アームが、糸ガイド側の端部で、支持部分に嵌め込まれ
    ているか又は取り付けられている糸ガイド部材を備えているか、或いはアーム自
    体が糸ガイドとして構成されている、請求項8記載の糸綾振り装置。
  10. 【請求項10】 糸ガイド部材が、アームの支持部分の横断面よりも強い耐
    摩耗性を有している、請求項9記載の糸綾振り装置。
  11. 【請求項11】 前記支持部分が中空プロフィールとして形成されているか
    、又は有利にはシェル部分を有するサンドイッチ構造で形成されている、請求項
    9又は10記載の糸綾振り装置。
  12. 【請求項12】 前記アームが少なくとも部分的に、炭素繊維複合材料より
    形成されている、請求項1から11までのいずれか1項記載の糸綾振り装置。
  13. 【請求項13】 1つのストロークに沿って糸を綾振りするための巻取り機
    の綾振り装置として構成されており、アームが糸を、所定の機能のためのストロ
    ーク外にもガイドできるようになっている、請求項1から12までのいずれか1
    項記載の糸綾振り装置。
  14. 【請求項14】 制御装置は、綾振りを形成するためにアームが所定のプロ
    グラムに従ってストローク内で移動し、引き込み及びボビン交換のためにストロ
    ーク外で停止せしめられるように、駆動装置を制御するようになっている、請求
    項13記載の糸綾振り装置。
  15. 【請求項15】 アームがストローク外の箇所(A、図2)で、新たな巻管
    の掴みスリット又は掴みナイフによって糸を把持するために、またボビンの近く
    に位置する予備糸を形成するための巻管上の別の箇所で、停止せしめられるよう
    になっている、請求項14記載の糸綾振り装置。
  16. 【請求項16】 制御装置が、完成されたボビン上で終端隆起部を形成する
    ために糸ガイドをストローク内でも停止させることができるようになっている、
    請求項14又は15記載の糸綾振り装置。
  17. 【請求項17】 ボビンの最適な形状を得るために、制御装置に従って反転
    ポイントとしての可変な回転角度がアームのために選定されるようになっている
    、請求項8から16までのいずれか1項記載の糸綾振り装置。
  18. 【請求項18】 綾振りしようとする糸をガイドするためのガイドテンプレ
    ートが設けられており、該ガイドテンプレートが、ストローク内及びストローク
    外で糸ガイドするためにそれぞれ所定の形状を有している、請求項1から17ま
    でのいずれか1項記載の糸綾振り装置。
  19. 【請求項19】 制御装置がストローク内及びストローク外で糸をガイドす
    るために、ボビンの巻成、引き込み及びボビン交換に相応するそれぞれ1つの所
    定の制御プログラムを有している、請求項1から18までのいずれか1項記載の
    糸綾振り装置。
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