JP2003075137A - 撮影システム並びにそれに用いられる撮像装置および3次元計測用補助ユニット - Google Patents
撮影システム並びにそれに用いられる撮像装置および3次元計測用補助ユニットInfo
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N13/00—Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
- H04N13/20—Image signal generators
- H04N13/204—Image signal generators using stereoscopic image cameras
- H04N13/239—Image signal generators using stereoscopic image cameras using two 2D image sensors having a relative position equal to or related to the interocular distance
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Abstract
(57)【要約】
【課題】2次元の撮像装置と3次元計測を行うためのユ
ニットとを着脱可能とし、2次元画像の撮影と3次元デ
ータの計測との両方を行うことができて使い勝手のよい
撮影システムを提供すること。 【解決手段】対象物の3次元計測および2次元画像の撮
影の両方を行うための撮影システム1であって、撮像装
置3、および、撮像装置3とは別個独立した筐体HTに
形成されて撮像装置3に着脱可能に取り付けられる3次
元計測用補助ユニット4を有し、撮像装置3は、単独で
2次元画像の撮影が可能であり、且つ、3次元計測にお
ける受光部として機能することにより、取り付けられた
3次元計測用補助ユニット4と共同して3次元計測が可
能である。
ニットとを着脱可能とし、2次元画像の撮影と3次元デ
ータの計測との両方を行うことができて使い勝手のよい
撮影システムを提供すること。 【解決手段】対象物の3次元計測および2次元画像の撮
影の両方を行うための撮影システム1であって、撮像装
置3、および、撮像装置3とは別個独立した筐体HTに
形成されて撮像装置3に着脱可能に取り付けられる3次
元計測用補助ユニット4を有し、撮像装置3は、単独で
2次元画像の撮影が可能であり、且つ、3次元計測にお
ける受光部として機能することにより、取り付けられた
3次元計測用補助ユニット4と共同して3次元計測が可
能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対象物の3次元計
測および2次元画像の撮影の両方を行うための撮影シス
テム、それに用いられる撮像装置および3次元計測用補
助ユニットに関する。
測および2次元画像の撮影の両方を行うための撮影シス
テム、それに用いられる撮像装置および3次元計測用補
助ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、対象物(被写体)の2次
元画像を撮像してその画像データを出力するデジタルカ
メラが普及している。また、例えば特開平11−271
030号公報に記載されるような3次元計測装置を用い
ることにより、対象物の3次元データを取得することも
容易である。3次元データを用いた場合には、対象物を
一方向からだけではなく多方向から観察できるので、商
品の紹介などに適している。
元画像を撮像してその画像データを出力するデジタルカ
メラが普及している。また、例えば特開平11−271
030号公報に記載されるような3次元計測装置を用い
ることにより、対象物の3次元データを取得することも
容易である。3次元データを用いた場合には、対象物を
一方向からだけではなく多方向から観察できるので、商
品の紹介などに適している。
【0003】しかし、3次元データは、2次元データ
(画像データ)と比較してデータ量が多い。そのため、
データ処理が複雑であり、処理に時間を要したり大きな
メモリ容量を要するなど、扱い難いという問題がある。
このように、3次元データと2次元データとではそれぞ
れ一長一短があるため、用途に応じて使い分ける必要が
ある。そのため、いずれのデータをも取得することの可
能な撮影システムが必要となってくる。
(画像データ)と比較してデータ量が多い。そのため、
データ処理が複雑であり、処理に時間を要したり大きな
メモリ容量を要するなど、扱い難いという問題がある。
このように、3次元データと2次元データとではそれぞ
れ一長一短があるため、用途に応じて使い分ける必要が
ある。そのため、いずれのデータをも取得することの可
能な撮影システムが必要となってくる。
【0004】ところで、2次元画像の撮影と3次元計測
との両方が行える装置(VIVID700)が本出願人によって
市場に提供されている。その装置によると、2次元の撮
像装置と3次元計測装置とが一体に組み込まれているの
で、簡単な操作で2次元データ(2次元画像)と3次元
データとを同時に容易に取得することができる。
との両方が行える装置(VIVID700)が本出願人によって
市場に提供されている。その装置によると、2次元の撮
像装置と3次元計測装置とが一体に組み込まれているの
で、簡単な操作で2次元データ(2次元画像)と3次元
データとを同時に容易に取得することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、その装置を用
いて2次元画像の撮影のみを行おうとした場合に、一体
型であるために3次元計測装置を分離することができ
ず、単なる2次元の撮像装置と比べると大型となって扱
い難いという面があった。
いて2次元画像の撮影のみを行おうとした場合に、一体
型であるために3次元計測装置を分離することができ
ず、単なる2次元の撮像装置と比べると大型となって扱
い難いという面があった。
【0006】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、2次元の撮像装置と3次元計測を行うためのユニ
ットとを着脱可能とし、2次元画像の撮影と3次元デー
タの計測との両方を行うことができて使い勝手のよい撮
影システム、並びにそれに用いられる撮像装置および3
次元計測ユニットを提供することを目的とする。
ので、2次元の撮像装置と3次元計測を行うためのユニ
ットとを着脱可能とし、2次元画像の撮影と3次元デー
タの計測との両方を行うことができて使い勝手のよい撮
影システム、並びにそれに用いられる撮像装置および3
次元計測ユニットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシステム
は、対象物の3次元計測および2次元画像の撮影の両方
を行うための撮影システムであって、撮像装置、およ
び、前記撮像装置とは別個独立した筐体に形成されて前
記撮像装置に着脱可能に取り付けられる3次元計測用補
助ユニットを有し、前記撮像装置は、単独で2次元画像
の撮影が可能であり、且つ、3次元計測における受光部
として機能することにより、取り付けられた3次元計測
用補助ユニットと共同して3次元計測が可能である。
は、対象物の3次元計測および2次元画像の撮影の両方
を行うための撮影システムであって、撮像装置、およ
び、前記撮像装置とは別個独立した筐体に形成されて前
記撮像装置に着脱可能に取り付けられる3次元計測用補
助ユニットを有し、前記撮像装置は、単独で2次元画像
の撮影が可能であり、且つ、3次元計測における受光部
として機能することにより、取り付けられた3次元計測
用補助ユニットと共同して3次元計測が可能である。
【0008】好ましくは、前記3次元計測用補助ユニッ
トは、3次元計測の方法を示す計測モード情報を前記撮
像装置に送信することが可能であり、前記撮像装置は、
取り付けられた3次元計測用補助ユニットから送信され
た計測モード情報に基づいて動作モードを切り換えて3
次元計測を行う。
トは、3次元計測の方法を示す計測モード情報を前記撮
像装置に送信することが可能であり、前記撮像装置は、
取り付けられた3次元計測用補助ユニットから送信され
た計測モード情報に基づいて動作モードを切り換えて3
次元計測を行う。
【0009】さらに、前記撮像装置は、2次元画像の撮
像を行う撮像モードと、前記3次元計測用補助ユニット
から送信される計測モード情報に基づいた計測方法によ
る3次元計測を行う計測モードと、を切り換え可能であ
り、前記3次元計測用補助ユニットが取り付けられたと
きには、計測モードが初期値として設定される。
像を行う撮像モードと、前記3次元計測用補助ユニット
から送信される計測モード情報に基づいた計測方法によ
る3次元計測を行う計測モードと、を切り換え可能であ
り、前記3次元計測用補助ユニットが取り付けられたと
きには、計測モードが初期値として設定される。
【0010】前記撮像装置として、例えば、エリアセン
サによって対象物の静止画像を画像データとして取得す
るデジタルカメラが用いられる。
サによって対象物の静止画像を画像データとして取得す
るデジタルカメラが用いられる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る撮影システム
1の外観の例を示す図である。図1において、撮影シス
テム1は、撮像装置であるデジタルカメラ3、および、
デジタルカメラ3に着脱可能に取り付けられる種々の3
次元計測用の補助ユニット4からなる。
1の外観の例を示す図である。図1において、撮影シス
テム1は、撮像装置であるデジタルカメラ3、および、
デジタルカメラ3に着脱可能に取り付けられる種々の3
次元計測用の補助ユニット4からなる。
【0012】デジタルカメラ3は、エリアセンサを内蔵
し、単独で対象物の静止画像(2次元画像)の撮像が可
能である。デジタルカメラ3には、レンズ焦点距離、撮
影画角、解像度などが互いに異なる種々のものが準備さ
れている。また、デジタルカメラ3は、いずれか1つの
補助ユニット4が取り付けられたときに、3次元計測に
おける受光部として機能し、その補助ユニット4と共同
して3次元計測を行うことが可能である。つまり、デジ
タルカメラ3は、2次元画像の撮影を行う撮影モード
と、補助ユニット4と共同して3次元計測を行う計測モ
ードとを切り換え可能である。
し、単独で対象物の静止画像(2次元画像)の撮像が可
能である。デジタルカメラ3には、レンズ焦点距離、撮
影画角、解像度などが互いに異なる種々のものが準備さ
れている。また、デジタルカメラ3は、いずれか1つの
補助ユニット4が取り付けられたときに、3次元計測に
おける受光部として機能し、その補助ユニット4と共同
して3次元計測を行うことが可能である。つまり、デジ
タルカメラ3は、2次元画像の撮影を行う撮影モード
と、補助ユニット4と共同して3次元計測を行う計測モ
ードとを切り換え可能である。
【0013】補助ユニット4として、本実施形態におい
ては4種類の補助ユニット4A,4B,4C,4Dがあ
る。そのうちの1つである補助ユニット4Aは、対象物
をスリット光によって走査して3次元計測を行う、光切
断法のための補助ユニット(光切断用投光ユニット)で
ある。補助ユニット4Aを用いた場合には、これによっ
て投光したスリット光をデジタルカメラ3によって撮影
し、得られたスリット画像に基づいて、対象物の3次元
データを演算により求める。
ては4種類の補助ユニット4A,4B,4C,4Dがあ
る。そのうちの1つである補助ユニット4Aは、対象物
をスリット光によって走査して3次元計測を行う、光切
断法のための補助ユニット(光切断用投光ユニット)で
ある。補助ユニット4Aを用いた場合には、これによっ
て投光したスリット光をデジタルカメラ3によって撮影
し、得られたスリット画像に基づいて、対象物の3次元
データを演算により求める。
【0014】他の1つの補助ユニット4Bは、対象物に
縞パターンを投影して3次元計測を行う、縞解析法のた
めの補助ユニット(縞パターン投影用投光ユニット)で
ある。補助ユニット4Bを用いた場合には、これによっ
て投影した縞パターンをデジタルカメラ3によって撮影
し、得られたパターン画像に基づいて対象物の3次元デ
ータを演算により求める。
縞パターンを投影して3次元計測を行う、縞解析法のた
めの補助ユニット(縞パターン投影用投光ユニット)で
ある。補助ユニット4Bを用いた場合には、これによっ
て投影した縞パターンをデジタルカメラ3によって撮影
し、得られたパターン画像に基づいて対象物の3次元デ
ータを演算により求める。
【0015】さらに他の1つの補助ユニット4Cは、T
OF(Time Of Flight) 法により3次元計測を行う補助
ユニット(TOF用投光ユニット)である。さらに他の
1つの補助ユニット4Dは、ステレオ法により3次元計
測を行う補助ユニット(ステレオ用撮影ユニット)であ
る。補助ユニット4Dとして、例えばデジタルカメラが
用いられる。
OF(Time Of Flight) 法により3次元計測を行う補助
ユニット(TOF用投光ユニット)である。さらに他の
1つの補助ユニット4Dは、ステレオ法により3次元計
測を行う補助ユニット(ステレオ用撮影ユニット)であ
る。補助ユニット4Dとして、例えばデジタルカメラが
用いられる。
【0016】これらの補助ユニット4A〜4Dは、デジ
タルカメラ3に対して互いに交換可能である。また、そ
れぞれの補助ユニット4A〜4Dにおいても、計測原理
が同じであって、計測可能距離範囲、計測可能画角、ま
たは解像度などが異なる種々の補助ユニット4が準備さ
れており、それぞれ互いに交換可能である。また、これ
ら以外の計測原理による他の補助ユニットを用いること
も可能である。
タルカメラ3に対して互いに交換可能である。また、そ
れぞれの補助ユニット4A〜4Dにおいても、計測原理
が同じであって、計測可能距離範囲、計測可能画角、ま
たは解像度などが異なる種々の補助ユニット4が準備さ
れており、それぞれ互いに交換可能である。また、これ
ら以外の計測原理による他の補助ユニットを用いること
も可能である。
【0017】補助ユニット4は、それぞれ、3次元計測
の方法を示す計測モード情報を記憶しており、その計測
モード情報をデジタルカメラ3に送信することが可能で
ある。デジタルカメラ3は、装着された補助ユニット4
から送信された計測モード情報に基づいて動作モードを
切り換えて3次元計測を行う。
の方法を示す計測モード情報を記憶しており、その計測
モード情報をデジタルカメラ3に送信することが可能で
ある。デジタルカメラ3は、装着された補助ユニット4
から送信された計測モード情報に基づいて動作モードを
切り換えて3次元計測を行う。
【0018】図2は本発明に係る撮影システム1の概略
の構成を示す図である。図2において、撮影システム1
は、デジタルカメラ3および補助ユニット4からなる。
なお、図示はしないが、必要に応じてフラッシュが着脱
可能に取り付けられる。
の構成を示す図である。図2において、撮影システム1
は、デジタルカメラ3および補助ユニット4からなる。
なお、図示はしないが、必要に応じてフラッシュが着脱
可能に取り付けられる。
【0019】デジタルカメラ3は、本体ハウジングH
C、エリアセンサ11、撮像制御部12、レンズ群1
3、レンズ制御部14、記録部15、測距部16、操作
部17、表示部18、コネクタ19、第2制御部20、
および画像処理部21などからなる。
C、エリアセンサ11、撮像制御部12、レンズ群1
3、レンズ制御部14、記録部15、測距部16、操作
部17、表示部18、コネクタ19、第2制御部20、
および画像処理部21などからなる。
【0020】エリアセンサ11は、CCDイメージセン
サまたはCMOSイメージセンサなどからなり、対象物
(被写体)の2次元画像を撮影する。撮像制御部12
は、エリアセンサ11を制御し、エリアセンサ11から
のデータの読み出しを行う。
サまたはCMOSイメージセンサなどからなり、対象物
(被写体)の2次元画像を撮影する。撮像制御部12
は、エリアセンサ11を制御し、エリアセンサ11から
のデータの読み出しを行う。
【0021】レンズ群13は、ズームレンズおよびフォ
ーカシングレンズを含む。レンズ群13は、レンズ制御
部14によって自動焦点制御(AF)が行われ、エリア
センサ11に対象物の像(被写体像)を結像させる。自
動焦点制御は、測距部16での計測結果に基づいて行わ
れる。
ーカシングレンズを含む。レンズ群13は、レンズ制御
部14によって自動焦点制御(AF)が行われ、エリア
センサ11に対象物の像(被写体像)を結像させる。自
動焦点制御は、測距部16での計測結果に基づいて行わ
れる。
【0022】記録部15は、フラッシュメモリ、スマー
トメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)、PC
メモリカード、MD(ミニディスク)などの交換可能な
記録媒体KB、およびそれらの記録媒体KBへの読み書
きを行うドライブ装置からなる。また、記録部15は、
HDD(ハードディスク装置)または光磁気記録装置な
どであってもよい。記録部15において、エリアセンサ
11により撮影された2次元画像、3次元計測によって
得られた3次元データ(3次元形状データ)、その属性
データなどが記録される。
トメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)、PC
メモリカード、MD(ミニディスク)などの交換可能な
記録媒体KB、およびそれらの記録媒体KBへの読み書
きを行うドライブ装置からなる。また、記録部15は、
HDD(ハードディスク装置)または光磁気記録装置な
どであってもよい。記録部15において、エリアセンサ
11により撮影された2次元画像、3次元計測によって
得られた3次元データ(3次元形状データ)、その属性
データなどが記録される。
【0023】測距部16として、例えば、一般的なアク
ティブ型の公知の測距装置、またはパッシブタイプのも
のが用いられる。撮像範囲内の画面の1点のみの距離を
測定することが可能である。
ティブ型の公知の測距装置、またはパッシブタイプのも
のが用いられる。撮像範囲内の画面の1点のみの距離を
測定することが可能である。
【0024】操作部17として、レリーズボタン、電源
ボタン、ズームボタン、メニュー選択ボタンなどが設け
られている。なお、ズームボタンとしては、遠方用(T
ELE用)のボタンおよび接近用(WIDE用)の2個
のボタンが設けられている。また、メニュー選択ボタン
としては、カーソルなどを上下左右に移動させるための
4個のボタンと確定用のボタンの合計5個のボタンが設
けられている。
ボタン、ズームボタン、メニュー選択ボタンなどが設け
られている。なお、ズームボタンとしては、遠方用(T
ELE用)のボタンおよび接近用(WIDE用)の2個
のボタンが設けられている。また、メニュー選択ボタン
としては、カーソルなどを上下左右に移動させるための
4個のボタンと確定用のボタンの合計5個のボタンが設
けられている。
【0025】表示部18には、エリアセンサ11で撮影
された2次元画像が表示される。したがって、表示部1
8は、2次元画像の撮影における電子ファインダーとし
ても機能する。その他、表示部18には、メニュー、メ
ッセージ、その他の文字または画像が表示される。
された2次元画像が表示される。したがって、表示部1
8は、2次元画像の撮影における電子ファインダーとし
ても機能する。その他、表示部18には、メニュー、メ
ッセージ、その他の文字または画像が表示される。
【0026】また、表示部18には、補助ユニット4が
取り付けられた場合に、補助ユニット4による計測範囲
を示す情報、その計測範囲を指定するための情報など
が、2次元画像とともに表示される。さらに、3次元計
測により得られた3次元データが濃淡画像(距離画像)
として表示される。3次元計測に関連するメニューも表
示される。
取り付けられた場合に、補助ユニット4による計測範囲
を示す情報、その計測範囲を指定するための情報など
が、2次元画像とともに表示される。さらに、3次元計
測により得られた3次元データが濃淡画像(距離画像)
として表示される。3次元計測に関連するメニューも表
示される。
【0027】コネクタ19は、本体ハウジングHCに設
けられており、補助ユニット4を取り付けた際に、補助
ユニット4との間で信号またはデータ(情報)の授受を
行うための接続点となる。
けられており、補助ユニット4を取り付けた際に、補助
ユニット4との間で信号またはデータ(情報)の授受を
行うための接続点となる。
【0028】第2制御部20は、デジタルカメラ3の各
部の制御を行う他、補助ユニット4の第1制御部40と
の間における通信の制御を行う。この通信において、デ
ジタルカメラ3は、レリーズ信号(同期信号)を送信す
る。また、第2制御部20は、デジタルカメラ3のパラ
メータである撮像範囲および解像度に関するデータ、対
象物までの距離を表すデータを送信し、補助ユニット4
の計測原理、計測可能距離範囲、解像度、および計測可
能画角などに関するデータを受信する。第2制御部20
は、受信したデータに基づいて、撮像制御部12を介し
てエリアセンサ11の撮像方法を制御し、画像処理部2
1における処理内容を制御する。
部の制御を行う他、補助ユニット4の第1制御部40と
の間における通信の制御を行う。この通信において、デ
ジタルカメラ3は、レリーズ信号(同期信号)を送信す
る。また、第2制御部20は、デジタルカメラ3のパラ
メータである撮像範囲および解像度に関するデータ、対
象物までの距離を表すデータを送信し、補助ユニット4
の計測原理、計測可能距離範囲、解像度、および計測可
能画角などに関するデータを受信する。第2制御部20
は、受信したデータに基づいて、撮像制御部12を介し
てエリアセンサ11の撮像方法を制御し、画像処理部2
1における処理内容を制御する。
【0029】画像処理部21は、エリアセンサ11から
出力される画像データに対して、第2制御部20の設定
指示によって画像処理を行う。画像処理部21での処理
によって、対象物Qの3次元データが算出される。な
お、3次元データの算出のための処理を画像処理部21
で行うことなく、その一部または全部を第2制御部20
で行ってもよい。また、この処理を補助ユニット4の内
部で行うようにしてもよい。
出力される画像データに対して、第2制御部20の設定
指示によって画像処理を行う。画像処理部21での処理
によって、対象物Qの3次元データが算出される。な
お、3次元データの算出のための処理を画像処理部21
で行うことなく、その一部または全部を第2制御部20
で行ってもよい。また、この処理を補助ユニット4の内
部で行うようにしてもよい。
【0030】また、デジタルカメラ3に、SCSI、U
SB、またはIEEE1394などのデータ通信のため
のインタフェースを設けてもよい。赤外線または無線を
利用したインタフェースを設けてもよい。3次元データ
および2次元画像などをこれらのインタフェースを介し
て外部のコンピュータに送信してもよい。
SB、またはIEEE1394などのデータ通信のため
のインタフェースを設けてもよい。赤外線または無線を
利用したインタフェースを設けてもよい。3次元データ
および2次元画像などをこれらのインタフェースを介し
て外部のコンピュータに送信してもよい。
【0031】本体ハウジングHCには、これら各部が収
納され、または表面に取り付けられている。本体ハウジ
ングHCによって、デジタルカメラ3は1個の独立した
カメラとして構成されている。デジタルカメラ3は、補
助ユニット4が取り付けられていない状態でも、単独で
通常のデジタルカメラ(電子カメラ)として使用するこ
とが可能である。
納され、または表面に取り付けられている。本体ハウジ
ングHCによって、デジタルカメラ3は1個の独立した
カメラとして構成されている。デジタルカメラ3は、補
助ユニット4が取り付けられていない状態でも、単独で
通常のデジタルカメラ(電子カメラ)として使用するこ
とが可能である。
【0032】補助ユニット4は、例えば、本体ハウジン
グHT、投光部30、および第1制御部40からなる。
投光部30として、上に述べた補助ユニット4A〜4C
の種々の方式に適したものが用いられる。本体ハウジン
グHTは、デジタルカメラ3の本体ハウジングHCとは
別個独立している。これら本体ハウジングHT,HC
は、例えば、合成樹脂の成形、精密鋳造、板金加工、ま
たは金属材料の機械加工などによって製作される。また
は、そのようにして製作された複数の部品を、溶着、接
着、はめあい、かしめ、またはネジ止めなどによって組
み立てることによって製作される。
グHT、投光部30、および第1制御部40からなる。
投光部30として、上に述べた補助ユニット4A〜4C
の種々の方式に適したものが用いられる。本体ハウジン
グHTは、デジタルカメラ3の本体ハウジングHCとは
別個独立している。これら本体ハウジングHT,HC
は、例えば、合成樹脂の成形、精密鋳造、板金加工、ま
たは金属材料の機械加工などによって製作される。また
は、そのようにして製作された複数の部品を、溶着、接
着、はめあい、かしめ、またはネジ止めなどによって組
み立てることによって製作される。
【0033】図3は2次元画像用のメニュー画面HG1
を示す図、図4は画像および計測用のメニュー画面HG
2を示す図、図5はデジタルカメラ3の第2制御部20
による制御内容を示すメインフローチャート、図6およ
び図7はデジタルカメラ3の3D計測処理のルーチンを
示すフローチャートである。
を示す図、図4は画像および計測用のメニュー画面HG
2を示す図、図5はデジタルカメラ3の第2制御部20
による制御内容を示すメインフローチャート、図6およ
び図7はデジタルカメラ3の3D計測処理のルーチンを
示すフローチャートである。
【0034】図5において、まず、各部のイニシャライ
ズが行われ、補助ユニット4ヘの電源供給が開始される
(#101)。次に、補助ユニット4が装着されている
か否かのチェックが行われる(#102)。例えば、第
1制御部40に所定の信号を送信し、所定時間内に返信
があるか否かによってチェックされる。チェックが行わ
れた後、互いに情報の交信を行う。
ズが行われ、補助ユニット4ヘの電源供給が開始される
(#101)。次に、補助ユニット4が装着されている
か否かのチェックが行われる(#102)。例えば、第
1制御部40に所定の信号を送信し、所定時間内に返信
があるか否かによってチェックされる。チェックが行わ
れた後、互いに情報の交信を行う。
【0035】なお、補助ユニット4の着脱状態と連動し
て動作するスイッチまたはセンサを設け、そのスイッチ
またはセンサの状態を検出するようにしてもよいが、第
1制御部40との交信によるチェックの方が確実であ
る。
て動作するスイッチまたはセンサを設け、そのスイッチ
またはセンサの状態を検出するようにしてもよいが、第
1制御部40との交信によるチェックの方が確実であ
る。
【0036】補助ユニット4が装着されているか否かに
応じて、表示部18にメニュー画面HG1またはHG2
のいずれかが表示される。図3に示すように、メニュー
画面HG1は、補助ユニット4が非装着状態での初期メ
ニューであり、2次元画像に関するモードのみが表示さ
れる。
応じて、表示部18にメニュー画面HG1またはHG2
のいずれかが表示される。図3に示すように、メニュー
画面HG1は、補助ユニット4が非装着状態での初期メ
ニューであり、2次元画像に関するモードのみが表示さ
れる。
【0037】図4に示すように、メニュー画面HG2
は、補助ユニット4が装着状態での初期メニューであ
り、メニュー画面HG1で表示されるモードに加えて、
3次元計測に関するモードが表示される。
は、補助ユニット4が装着状態での初期メニューであ
り、メニュー画面HG1で表示されるモードに加えて、
3次元計測に関するモードが表示される。
【0038】これらの画面HG1,2について、操作部
17の上下左右ボタンを操作していずれかのモードを選
択し、その状態で操作部17の確定ボタンを操作するこ
とにより、そのモードが実際に選択される。次に、各モ
ードの説明を行う。
17の上下左右ボタンを操作していずれかのモードを選
択し、その状態で操作部17の確定ボタンを操作するこ
とにより、そのモードが実際に選択される。次に、各モ
ードの説明を行う。
【0039】画像再生モードでは、記録された2次元画
像を読み出し、表示部18に表示する。表示される画像
を切換えて、そのときに表示されている画像を削除する
ことも可能である。
像を読み出し、表示部18に表示する。表示される画像
を切換えて、そのときに表示されている画像を削除する
ことも可能である。
【0040】撮影モードでは、デジタルカメラ3のみに
よって、通常のデジタルカメラと同様に2次元画像を撮
影する。3D画像再生モードでは、記録された3次元デ
ータを読み出し、それを表示部18に表示する。このと
き、例えば、距離を濃淡に変換して表示するようにすれ
ばよい。また、3次元データを、それに対応する2次元
画像と並べて表示してもよいし、重ねて表示するように
してもよい。
よって、通常のデジタルカメラと同様に2次元画像を撮
影する。3D画像再生モードでは、記録された3次元デ
ータを読み出し、それを表示部18に表示する。このと
き、例えば、距離を濃淡に変換して表示するようにすれ
ばよい。また、3次元データを、それに対応する2次元
画像と並べて表示してもよいし、重ねて表示するように
してもよい。
【0041】3D計測モード(計測モード)では、装着
された補助ユニット4とデジタルカメラ3との共同によ
って、3次元計測のみを行う。3D計測&2D撮影モー
ドでは、装着された補助ユニット4とデジタルカメラ3
との共同によって3次元計測を行い、且つ、デジタルカ
メラ3によって2次元画像の撮影を行う。
された補助ユニット4とデジタルカメラ3との共同によ
って、3次元計測のみを行う。3D計測&2D撮影モー
ドでは、装着された補助ユニット4とデジタルカメラ3
との共同によって3次元計測を行い、且つ、デジタルカ
メラ3によって2次元画像の撮影を行う。
【0042】そして、メニュー画面HG1,2で選択さ
れたモードに応じて、各モードの処理ルーチンへ進む
(#106〜110)。それらの処理ルーチンが終了す
ると、メニュー画面HG1,2を表示するステップに戻
る。
れたモードに応じて、各モードの処理ルーチンへ進む
(#106〜110)。それらの処理ルーチンが終了す
ると、メニュー画面HG1,2を表示するステップに戻
る。
【0043】図6および図7に示すように、まず、装着
された補助ユニット4の計測モード情報を取得する(#
201)。光切断法、パターン投影法(縞パターン投影
法)、TOF法、ステレオ法などの計測方法に応じて、
それぞれの計測方法に対応した設定を行う(#202〜
208)。つまり、レリーズ時に補助ユニット4の計測
方法に応じた3次元計測用の撮像および画像処理が行わ
れるように、撮像制御部12および画像処理部21の設
定を行う。なお、メニュー画面HG2において3D計測
&2D撮影モードが選択されている場合は、3次元計測
を行った後に、表示用の2次元画像の撮影が行われるよ
うに設定が行われる。
された補助ユニット4の計測モード情報を取得する(#
201)。光切断法、パターン投影法(縞パターン投影
法)、TOF法、ステレオ法などの計測方法に応じて、
それぞれの計測方法に対応した設定を行う(#202〜
208)。つまり、レリーズ時に補助ユニット4の計測
方法に応じた3次元計測用の撮像および画像処理が行わ
れるように、撮像制御部12および画像処理部21の設
定を行う。なお、メニュー画面HG2において3D計測
&2D撮影モードが選択されている場合は、3次元計測
を行った後に、表示用の2次元画像の撮影が行われるよ
うに設定が行われる。
【0044】デジタルカメラ3の撮像範囲および分解能
を算出し(#209)、これらのパラメータを補助ユニ
ット4に送信する(#210)。対象物の撮影を行い、
表示部18に表示する(#211)。自動的に短周期で
撮影を繰り返し、それによって表示を更新するので、実
際には動画像が表示される。
を算出し(#209)、これらのパラメータを補助ユニ
ット4に送信する(#210)。対象物の撮影を行い、
表示部18に表示する(#211)。自動的に短周期で
撮影を繰り返し、それによって表示を更新するので、実
際には動画像が表示される。
【0045】ズームボタンの「TELE」または「WI
DE」が操作されると、その方向に応じてレンズ制御部
14へ制御信号を送り、ズーム制御を行う(#212、
213)。また、必要に応じて、画像処理部21におけ
る処理によって電子ズームも行う。ズーム制御が行われ
る度に、デジタルカメラ3の撮像分解能及び撮像範囲を
算出し、それらのパラメータを補助ユニット4に送信す
る(#214、215)。
DE」が操作されると、その方向に応じてレンズ制御部
14へ制御信号を送り、ズーム制御を行う(#212、
213)。また、必要に応じて、画像処理部21におけ
る処理によって電子ズームも行う。ズーム制御が行われ
る度に、デジタルカメラ3の撮像分解能及び撮像範囲を
算出し、それらのパラメータを補助ユニット4に送信す
る(#214、215)。
【0046】レリーズボタンの操作をチェックし(#2
16)、操作されてない場合はステップ#211へ戻っ
てファインダー画像を更新する。レリーズボタンが操作
された場合は、補助ユニット4へレリーズ信号(測定開
始信号)を送信する(#217)。
16)、操作されてない場合はステップ#211へ戻っ
てファインダー画像を更新する。レリーズボタンが操作
された場合は、補助ユニット4へレリーズ信号(測定開
始信号)を送信する(#217)。
【0047】先のステップ#203,205,207,
208のいずれかで設定された撮像方法によって、3次
元計測用の画像を撮像する(#218)。撮像された画
像またはデータは適当なメモリ領域に記憶される。な
お、メニュー画面HG2において3D計測&2D撮影モ
ードが選択されている場合は、3次元計測用の撮像の後
に2次元画像の撮影が行われる。
208のいずれかで設定された撮像方法によって、3次
元計測用の画像を撮像する(#218)。撮像された画
像またはデータは適当なメモリ領域に記憶される。な
お、メニュー画面HG2において3D計測&2D撮影モ
ードが選択されている場合は、3次元計測用の撮像の後
に2次元画像の撮影が行われる。
【0048】再度、補助ユニット4の種類が検出される
(#219)。ステレオ用撮影ユニットである場合に
は、そのユニットから画像データを取り込む(#22
0)。第2制御部20の内部に予め記憶されている補助
ユニット4のパラメータを読み出す(#221)。これ
らのパラメータは、各補助ユニット4とデジタルカメラ
3の撮像範囲および撮像分解能に応じて、予め適当なメ
モリ領域に記憶されている。または、上に述べたステッ
プ#104での通信によって取得された情報がメモリ領
域に記憶されている。
(#219)。ステレオ用撮影ユニットである場合に
は、そのユニットから画像データを取り込む(#22
0)。第2制御部20の内部に予め記憶されている補助
ユニット4のパラメータを読み出す(#221)。これ
らのパラメータは、各補助ユニット4とデジタルカメラ
3の撮像範囲および撮像分解能に応じて、予め適当なメ
モリ領域に記憶されている。または、上に述べたステッ
プ#104での通信によって取得された情報がメモリ領
域に記憶されている。
【0049】具体的には、例えば光切断法の場合には、
スリット光の通過時刻から投光角を算出するための、レ
リーズからの時刻と投光角の関係(角速度)を表す情報
などである。パターン投影法の場合には、投影された縞
の各次数と、その縞の投光角との関係を表す情報などで
ある。TOF法の場合には、発光(露光)点灯周期と点
灯時間を表す情報などである。ステレオ法の場合には、
各画素の視線方向を表す情報などである。
スリット光の通過時刻から投光角を算出するための、レ
リーズからの時刻と投光角の関係(角速度)を表す情報
などである。パターン投影法の場合には、投影された縞
の各次数と、その縞の投光角との関係を表す情報などで
ある。TOF法の場合には、発光(露光)点灯周期と点
灯時間を表す情報などである。ステレオ法の場合には、
各画素の視線方向を表す情報などである。
【0050】設定された画像処理方法によって、3次元
計測用の画像を処理する(#222)。なお、メニュー
画面HG2において3D計測&2D撮影モードが選択さ
れている場合は、3次元計測用の画像の後に2次元画像
の処理が行われる。
計測用の画像を処理する(#222)。なお、メニュー
画面HG2において3D計測&2D撮影モードが選択さ
れている場合は、3次元計測用の画像の後に2次元画像
の処理が行われる。
【0051】3次元計測の結果が表示される(#22
3)。計測結果は、例えば、距離を濃淡で表現した画像
(距離画像)で表示する。ステップ#218において2
次元画像をも撮影した場合は、それも同時に表示する。
例えば、距離画像と2次元画像とを並べて表示し、また
は重ねて表示する。これによって、ユーザは、どのよう
な対象物について3次元計測が行われたかが容易に確認
できる。
3)。計測結果は、例えば、距離を濃淡で表現した画像
(距離画像)で表示する。ステップ#218において2
次元画像をも撮影した場合は、それも同時に表示する。
例えば、距離画像と2次元画像とを並べて表示し、また
は重ねて表示する。これによって、ユーザは、どのよう
な対象物について3次元計測が行われたかが容易に確認
できる。
【0052】表示部18の画面内に「OK」「キャンセ
ル」のボタンが表示され、ユーザからの入力待ちとなる
(#224)。ユーザは、その表示を見て、「OK」ま
たは「キャンセル」を入力する。その入力に当たって、
例えば、上下左右ボタンを操作し、確定ボタンを操作す
る。「OK」が入力された場合には、3次元計測の結果
得られた3次元データを計測結果データとして記録する
(#225)。その際に、2次元画像、使用した補助ユ
ニット4のスペック情報などの計測条件情報、および日
時、操作者などの書誌事項が、計測結果データと対応付
けて記録される。
ル」のボタンが表示され、ユーザからの入力待ちとなる
(#224)。ユーザは、その表示を見て、「OK」ま
たは「キャンセル」を入力する。その入力に当たって、
例えば、上下左右ボタンを操作し、確定ボタンを操作す
る。「OK」が入力された場合には、3次元計測の結果
得られた3次元データを計測結果データとして記録する
(#225)。その際に、2次元画像、使用した補助ユ
ニット4のスペック情報などの計測条件情報、および日
時、操作者などの書誌事項が、計測結果データと対応付
けて記録される。
【0053】メインメニューに戻るか、または計測を継
続するかをユーザに問い合わせる(#226)。メイン
メニューに戻る旨の入力があると、メニュー画面HG2
の表示に戻る。計測を継続する旨の入力があるとステッ
プ#211に戻る。
続するかをユーザに問い合わせる(#226)。メイン
メニューに戻る旨の入力があると、メニュー画面HG2
の表示に戻る。計測を継続する旨の入力があるとステッ
プ#211に戻る。
【0054】なお、撮影によって得られた画像データを
外部の装置(例えばパーソナルコンピュータなど)に転
送し、ステップ#222での画像処理を外部の装置で行
うようにしてもよい。
外部の装置(例えばパーソナルコンピュータなど)に転
送し、ステップ#222での画像処理を外部の装置で行
うようにしてもよい。
【0055】次に、補助ユニット4の具体的な構成の例
について説明する。なお、ステレオ用撮影ユニットにつ
いては後で説明する。図8は補助ユニット(光切断用投
光ユニット)4Aの投光部30Aの例を示す図である。
について説明する。なお、ステレオ用撮影ユニットにつ
いては後で説明する。図8は補助ユニット(光切断用投
光ユニット)4Aの投光部30Aの例を示す図である。
【0056】図8において、投光部30Aは、光源3
1、レンズ群32、投光制御部33、ミラー制御部3
5、およびミラー37などからなる。光源31からの光
はレンズ群32を介してスリット光となり、ミラー37
によって対象物を走査(スキャン)する。対象物で反射
されたスリット光は、デジタルカメラ3のエリアセンサ
11により受光される。
1、レンズ群32、投光制御部33、ミラー制御部3
5、およびミラー37などからなる。光源31からの光
はレンズ群32を介してスリット光となり、ミラー37
によって対象物を走査(スキャン)する。対象物で反射
されたスリット光は、デジタルカメラ3のエリアセンサ
11により受光される。
【0057】画像処理部21において、エリアセンサ1
1からの出力に基づいて、反射光のエリアセンサ11上
の受光位置が求められる。それとスリット光の投射角度
などに基づいて、三角測量の原理で対象物までの距離情
報が得られる。スリット光の投射角度、つまり計測方向
を、ミラー37により走査することによって、所定の範
囲の計測が行われる。なお、反射光の受光位置とスリッ
ト光の投射角度との関係を求めるに当たり、スリット像
の時間重心を求める方法、スリット光の空間重心を求め
る方法などを用いることが可能である。
1からの出力に基づいて、反射光のエリアセンサ11上
の受光位置が求められる。それとスリット光の投射角度
などに基づいて、三角測量の原理で対象物までの距離情
報が得られる。スリット光の投射角度、つまり計測方向
を、ミラー37により走査することによって、所定の範
囲の計測が行われる。なお、反射光の受光位置とスリッ
ト光の投射角度との関係を求めるに当たり、スリット像
の時間重心を求める方法、スリット光の空間重心を求め
る方法などを用いることが可能である。
【0058】第1制御部40Aは、デジタルカメラ3か
ら受信したデータに基づいて、投光制御部33を介して
光源31の発光タイミングを制御し、ミラー制御部35
を介してミラー37を回転させ、スリット光の走査速
度、走査範囲、および走査タイミングを制御する。
ら受信したデータに基づいて、投光制御部33を介して
光源31の発光タイミングを制御し、ミラー制御部35
を介してミラー37を回転させ、スリット光の走査速
度、走査範囲、および走査タイミングを制御する。
【0059】図9は補助ユニット(縞パターン投影用投
光ユニット)4Bの投光部30Bの例を示す図である。
図9において、投光部30Bは、光源31、パターンマ
スクPM、レンズ群32、投光制御部33、レンズ制御
部34、ミラー制御部35、およびミラー37などから
なる。
光ユニット)4Bの投光部30Bの例を示す図である。
図9において、投光部30Bは、光源31、パターンマ
スクPM、レンズ群32、投光制御部33、レンズ制御
部34、ミラー制御部35、およびミラー37などから
なる。
【0060】光源31からの光はパターンマスクPMを
介してパターン光となり、レンズ群32およびミラー3
7を介して対象物を照射する。対象物に照射されたパタ
ーン光は、デジタルカメラ3のエリアセンサ11により
撮影される。画像処理部21において、撮影されたパタ
ーン像と投影されたパターン光とを比較することによ
り、対象物の3次元計測が行われる。
介してパターン光となり、レンズ群32およびミラー3
7を介して対象物を照射する。対象物に照射されたパタ
ーン光は、デジタルカメラ3のエリアセンサ11により
撮影される。画像処理部21において、撮影されたパタ
ーン像と投影されたパターン光とを比較することによ
り、対象物の3次元計測が行われる。
【0061】第1制御部40Bは、デジタルカメラ3か
ら受信したデータに基づいて、投光制御部33を介して
光源31の発光タイミングを制御し、レンズ制御部34
を介してレンズ群32によるパターン光の照射範囲を制
御し、ミラー制御部35を介してミラー37を回転させ
パターン光の照射方向を制御する。
ら受信したデータに基づいて、投光制御部33を介して
光源31の発光タイミングを制御し、レンズ制御部34
を介してレンズ群32によるパターン光の照射範囲を制
御し、ミラー制御部35を介してミラー37を回転させ
パターン光の照射方向を制御する。
【0062】図10は補助ユニット(TOF用投光ユニ
ット)4Cの投光部30Cの例を示す図である。図10
において、光源31からの光は、レンズ群32およびミ
ラー37を介して対象物を照射する。対象物によって反
射された光は、デジタルカメラ3のエリアセンサ11に
より受光される。画像処理部21において、光の照射か
ら受光までの時間差を検出することにより、対象物の3
次元計測が行われる。
ット)4Cの投光部30Cの例を示す図である。図10
において、光源31からの光は、レンズ群32およびミ
ラー37を介して対象物を照射する。対象物によって反
射された光は、デジタルカメラ3のエリアセンサ11に
より受光される。画像処理部21において、光の照射か
ら受光までの時間差を検出することにより、対象物の3
次元計測が行われる。
【0063】第1制御部40Cは、デジタルカメラ3か
ら受信したデータに基づいて、投光制御部33を介して
光源31の発光タイミングを制御し、レンズ制御部34
を介してレンズ群32による光の照射範囲を制御し、ミ
ラー制御部35を介してミラー37を回転させ光の照射
方向を制御する。
ら受信したデータに基づいて、投光制御部33を介して
光源31の発光タイミングを制御し、レンズ制御部34
を介してレンズ群32による光の照射範囲を制御し、ミ
ラー制御部35を介してミラー37を回転させ光の照射
方向を制御する。
【0064】次に、3次元計測用の画像処理について説
明する。図11は光切断法による3次元計測の原理を説
明する図である。図11において、補助ユニット4から
対象物Qに照射されるスリット光は、レリーズの開始と
ともに、ミラー37の回転によって対象物Qをスキャン
する。デジタルカメラ3のエリアセンサ11は、レリー
ズの開始とともに、スリット光のスキャン中は一定の周
期で撮像を行い、スキャン開始から一定時間毎にフレー
ム画像を出力する。これにより、対象物Q上の各点(エ
リアセンサ11上の各画素)をスリット光が通過するタ
イミングを求めることができる。
明する。図11は光切断法による3次元計測の原理を説
明する図である。図11において、補助ユニット4から
対象物Qに照射されるスリット光は、レリーズの開始と
ともに、ミラー37の回転によって対象物Qをスキャン
する。デジタルカメラ3のエリアセンサ11は、レリー
ズの開始とともに、スリット光のスキャン中は一定の周
期で撮像を行い、スキャン開始から一定時間毎にフレー
ム画像を出力する。これにより、対象物Q上の各点(エ
リアセンサ11上の各画素)をスリット光が通過するタ
イミングを求めることができる。
【0065】通過タイミングから、対象物Q上の各点を
照射するスリット光の投光角度が判明する。この投光角
度と対象物Q上の各点(エリアセンサ11の各画素)か
らエリアセンサ11への入射角(各画素の視線方向)と
基線長とから、三角測距の原理により対象物Qの3次元
形状が算出される。
照射するスリット光の投光角度が判明する。この投光角
度と対象物Q上の各点(エリアセンサ11の各画素)か
らエリアセンサ11への入射角(各画素の視線方向)と
基線長とから、三角測距の原理により対象物Qの3次元
形状が算出される。
【0066】図12は光切断法による3次元計測の撮像
制御の流れを示すフローチャート、図13は光切断法に
おける画像処理の流れを示すフローチャート、図14は
光切断法による3次元計測の撮像制御のタイミングを示
す図である。
制御の流れを示すフローチャート、図13は光切断法に
おける画像処理の流れを示すフローチャート、図14は
光切断法による3次元計測の撮像制御のタイミングを示
す図である。
【0067】図12において、操作部17にてレリーズ
がオンされると、3次元計測用の撮像が行われる(#3
011)。つまり、図14において、エリアセンサ11
の垂直同期信号VDに同期して、レリーズ信号が送信さ
れる。このレリーズ信号の送信により、3次元計測(ス
キャン)が開始される。垂直同期信号VDに同期して露
光が行われ、それぞれのスリット画像が撮像される。そ
して、エリアセンサ11からのデータの読出しおよび画
像データのメモリへの書込みが行われる。
がオンされると、3次元計測用の撮像が行われる(#3
011)。つまり、図14において、エリアセンサ11
の垂直同期信号VDに同期して、レリーズ信号が送信さ
れる。このレリーズ信号の送信により、3次元計測(ス
キャン)が開始される。垂直同期信号VDに同期して露
光が行われ、それぞれのスリット画像が撮像される。そ
して、エリアセンサ11からのデータの読出しおよび画
像データのメモリへの書込みが行われる。
【0068】図12に戻って、補助ユニット4において
スリット光のスキャンが終了するまで、複数枚のフレー
ム画像(3次元計測用の画像)が撮像され、記憶される
(#3012)。
スリット光のスキャンが終了するまで、複数枚のフレー
ム画像(3次元計測用の画像)が撮像され、記憶される
(#3012)。
【0069】メニュー画面HG2において3D計測&2
D撮影モードが選択されている場合は、2次元像用の撮
影を行い、その画像データをメモリに書込む(#301
3,3014)。
D撮影モードが選択されている場合は、2次元像用の撮
影を行い、その画像データをメモリに書込む(#301
3,3014)。
【0070】図13において、エリアセンサ11のアド
レス「1」の画素について、スキャン中の画像データの
全てを読み出す。(#3021)。読み出した画像デー
タから、その画素アドレスにおいての最大輝度となるタ
イミングを算出する(#3022)。このタイミング
が、スリット光がこの画素アドレスに対応する対象物Q
上を通過した時刻である。通過時刻から、その時刻にお
けるスリット光の投光角を算出する(#3023)。投
光角、入射角(既知)、および基線長(既知)から、こ
の画素アドレスの測距値を算出する(#3024)。測
距値をメモリに記憶する(#3025)。以上の処理を
エリアセンサ11の全画素について行う(#302
6)。
レス「1」の画素について、スキャン中の画像データの
全てを読み出す。(#3021)。読み出した画像デー
タから、その画素アドレスにおいての最大輝度となるタ
イミングを算出する(#3022)。このタイミング
が、スリット光がこの画素アドレスに対応する対象物Q
上を通過した時刻である。通過時刻から、その時刻にお
けるスリット光の投光角を算出する(#3023)。投
光角、入射角(既知)、および基線長(既知)から、こ
の画素アドレスの測距値を算出する(#3024)。測
距値をメモリに記憶する(#3025)。以上の処理を
エリアセンサ11の全画素について行う(#302
6)。
【0071】図15は縞パターン投影法による3次元計
測の原理を説明する図である。図15において、レリー
ズ開始とともに、補助ユニット4から対象物Qにパター
ン光が照射される。デジタルカメラ3のエリアセンサ1
1は、レリーズの開始とともに撮像を行い、フレーム画
像を出力する。
測の原理を説明する図である。図15において、レリー
ズ開始とともに、補助ユニット4から対象物Qにパター
ン光が照射される。デジタルカメラ3のエリアセンサ1
1は、レリーズの開始とともに撮像を行い、フレーム画
像を出力する。
【0072】補助ユニット4からのパターン光の投光方
向と、対象物Qに投影されたパターン光のデジタルカメ
ラ3ヘの入射方向とは互いに異なる。したがって、エリ
アセンサ11から出力される画像は、対象物Qの形状に
より変形されたパターン像となる。撮像したパターン像
において、次数Nの縞を基準とし、各次数の縞の位置を
検出する。すなわち、エリアセンサ11の各画素におけ
る縞の次数を検出する。
向と、対象物Qに投影されたパターン光のデジタルカメ
ラ3ヘの入射方向とは互いに異なる。したがって、エリ
アセンサ11から出力される画像は、対象物Qの形状に
より変形されたパターン像となる。撮像したパターン像
において、次数Nの縞を基準とし、各次数の縞の位置を
検出する。すなわち、エリアセンサ11の各画素におけ
る縞の次数を検出する。
【0073】各画素に入射される縞の次数を検出するこ
とにより、各画素に入射する縞の投光角を算出する。投
光角、入射角(各画素の視線方向となるので既知であ
る)、および基線長から、三角測距の原理で対象物Qの
3次元形状を算出する。
とにより、各画素に入射する縞の投光角を算出する。投
光角、入射角(各画素の視線方向となるので既知であ
る)、および基線長から、三角測距の原理で対象物Qの
3次元形状を算出する。
【0074】パターン光として、白と黒からなる矩形波
状の強度分布をもつバイナリーパターン、白と黒からな
る正弦波状の強度分布を持つ正弦パターン、カラーの分
布を持つカラーパターンなどを用いることができる。ま
た、投影と撮像を複数回行うことによって、それぞれ異
なるパターンを投影し撮像して計測する方法、例えば空
間コード化法、位相シフト法などを採用することも可能
である。
状の強度分布をもつバイナリーパターン、白と黒からな
る正弦波状の強度分布を持つ正弦パターン、カラーの分
布を持つカラーパターンなどを用いることができる。ま
た、投影と撮像を複数回行うことによって、それぞれ異
なるパターンを投影し撮像して計測する方法、例えば空
間コード化法、位相シフト法などを採用することも可能
である。
【0075】図16は縞パターン投影法による3次元計
測の撮像制御の流れを示すフローチャート、図17は縞
パターン投影法における画像処理の流れを示すフローチ
ャート、図18は縞パターン投影法による3次元計測の
撮像制御のタイミングを示す図である。
測の撮像制御の流れを示すフローチャート、図17は縞
パターン投影法における画像処理の流れを示すフローチ
ャート、図18は縞パターン投影法による3次元計測の
撮像制御のタイミングを示す図である。
【0076】図16において、操作部17にてレリーズ
がオンされると、3次元計測用の撮像が行われる(#4
011)。つまり、図18において、エリアセンサ11
の垂直同期信号VDに同期して、レリーズ信号が送信さ
れる。このレリーズ信号の送信により、3次元計測が開
始される。垂直同期信号VDに同期して露光が行われ、
それぞれのパターン画像が撮像される。そして、エリア
センサ11からのデータの読出しおよび画像データのメ
モリへの書込みが行われる。
がオンされると、3次元計測用の撮像が行われる(#4
011)。つまり、図18において、エリアセンサ11
の垂直同期信号VDに同期して、レリーズ信号が送信さ
れる。このレリーズ信号の送信により、3次元計測が開
始される。垂直同期信号VDに同期して露光が行われ、
それぞれのパターン画像が撮像される。そして、エリア
センサ11からのデータの読出しおよび画像データのメ
モリへの書込みが行われる。
【0077】図16に戻って、空間コード化法または位
相シフト法の場合には、補助ユニット4からのパターン
投影が終了するまで、複数枚のフレーム画像が撮像さ
れ、記憶される(#4012)。
相シフト法の場合には、補助ユニット4からのパターン
投影が終了するまで、複数枚のフレーム画像が撮像さ
れ、記憶される(#4012)。
【0078】メニュー画面HG2において3D計測&2
D撮影モードが選択されている場合は、2次元像用の撮
影を行い、その画像データをメモリに書込む(#401
3,4014)。
D撮影モードが選択されている場合は、2次元像用の撮
影を行い、その画像データをメモリに書込む(#401
3,4014)。
【0079】図17において、パターン投影中の画像を
読み出す(#4021)。読み出した画像データから、
その画素アドレスに入射されている縞の次数を算出する
(#4022)。次数から、その画素への入射光の投光
角を算出する(#4023)。投光角、入射角(既
知)、および基線長(既知)から、この画素アドレスの
測距値を算出する(#4024)。測距値をメモリに記
憶する(#4025)。以上の処理をエリアセンサ11
の全画素について行う(#4026)。
読み出す(#4021)。読み出した画像データから、
その画素アドレスに入射されている縞の次数を算出する
(#4022)。次数から、その画素への入射光の投光
角を算出する(#4023)。投光角、入射角(既
知)、および基線長(既知)から、この画素アドレスの
測距値を算出する(#4024)。測距値をメモリに記
憶する(#4025)。以上の処理をエリアセンサ11
の全画素について行う(#4026)。
【0080】図19はTOF法による3次元計測の原理
を説明する図、図20はTOF法による計測のタイミン
グを示す図である。図19において、レリーズ開始とと
もに、補助ユニット4から対象物Qに対し、オンオフを
繰り返すパルス光が照射される。
を説明する図、図20はTOF法による計測のタイミン
グを示す図である。図19において、レリーズ開始とと
もに、補助ユニット4から対象物Qに対し、オンオフを
繰り返すパルス光が照射される。
【0081】図20に示すように、デジタルカメラ3の
エリアセンサ11は、レリーズの開始とともに、光源3
1のオンオフと同期して露光のオンオフを行い、これに
よる撮像を行ってフレーム画像を出力する。光源31の
発光タイミングと露光のタイミングとを同期させること
により、光路長に応じて露光量が変化する。したがって
各画素の露光量(計測画像)が光路長を表す。
エリアセンサ11は、レリーズの開始とともに、光源3
1のオンオフと同期して露光のオンオフを行い、これに
よる撮像を行ってフレーム画像を出力する。光源31の
発光タイミングと露光のタイミングとを同期させること
により、光路長に応じて露光量が変化する。したがって
各画素の露光量(計測画像)が光路長を表す。
【0082】この計測画像には対象物Qの反射率成分も
含まれているので、この反射率成分を取り除くため、図
20に示すタイミングでの撮像の後に、反射率成分のみ
の露光(反射率画像)の撮像を行い、これら2つの画像
データに基づいて計測画像から反射率成分を取り除く。
含まれているので、この反射率成分を取り除くため、図
20に示すタイミングでの撮像の後に、反射率成分のみ
の露光(反射率画像)の撮像を行い、これら2つの画像
データに基づいて計測画像から反射率成分を取り除く。
【0083】補助ユニット4の光源31とエリアセンサ
11の光軸までの距離ΔD1、およびエリアセンサ11
の光軸からエリアセンサ11の端までの距離ΔD2は、
撮影システム1から対象物Qまでの距離Dと比較して非
常に短い。したがって、光源31から対象物Q、対象物
Qからエリアセンサ11までの往復の光路長の2分の1
が各画素の視線方向での対象物Qまでの距離となる。
11の光軸までの距離ΔD1、およびエリアセンサ11
の光軸からエリアセンサ11の端までの距離ΔD2は、
撮影システム1から対象物Qまでの距離Dと比較して非
常に短い。したがって、光源31から対象物Q、対象物
Qからエリアセンサ11までの往復の光路長の2分の1
が各画素の視線方向での対象物Qまでの距離となる。
【0084】各画素の視線方向上での対象物Qまでの距
離から、各画素の入射角は既知であるので、対象物Qま
での距離Dを算出し、対象物Qの3次元形状を算出す
る。図21はTOF法による3次元計測の撮像制御の流
れを示すフローチャート、図22はTOF法における画
像処理の流れを示すフローチャート、図23はTOF法
による3次元計測の撮像制御のタイミングを示す図であ
る。
離から、各画素の入射角は既知であるので、対象物Qま
での距離Dを算出し、対象物Qの3次元形状を算出す
る。図21はTOF法による3次元計測の撮像制御の流
れを示すフローチャート、図22はTOF法における画
像処理の流れを示すフローチャート、図23はTOF法
による3次元計測の撮像制御のタイミングを示す図であ
る。
【0085】図21において、操作部17にてレリーズ
がオンされると、3次元計測用の撮像が行われる(#5
011)。つまり、図23において、エリアセンサ11
の垂直同期信号VDに同期して、レリーズ信号が送信さ
れる。このレリーズ信号の送信により、3次元計測(パ
ルス光の投光)が開始される。垂直同期信号VDに同期
して、光源31の発光と露光のオンオフとが行われ、そ
れぞれのパルス光が受光される。そして、エリアセンサ
11からのデータの読出しおよび画像データのメモリへ
の書込みが行われる。
がオンされると、3次元計測用の撮像が行われる(#5
011)。つまり、図23において、エリアセンサ11
の垂直同期信号VDに同期して、レリーズ信号が送信さ
れる。このレリーズ信号の送信により、3次元計測(パ
ルス光の投光)が開始される。垂直同期信号VDに同期
して、光源31の発光と露光のオンオフとが行われ、そ
れぞれのパルス光が受光される。そして、エリアセンサ
11からのデータの読出しおよび画像データのメモリへ
の書込みが行われる。
【0086】図21に戻って、補助ユニット4でのパル
ス光の投光が終了するまで、複数枚のフレーム画像が撮
像され、記憶される(#5012)。パルス光の投光お
よび撮像が終了すると、反射率除去のためのDC光が照
射され、連続的に露光を行い投光による反射光成分の画
像データを撮像し記録する(#5013,5014)。
ス光の投光が終了するまで、複数枚のフレーム画像が撮
像され、記憶される(#5012)。パルス光の投光お
よび撮像が終了すると、反射率除去のためのDC光が照
射され、連続的に露光を行い投光による反射光成分の画
像データを撮像し記録する(#5013,5014)。
【0087】メニュー画面HG2において3D計測&2
D撮影モードが選択されている場合は、2次元画像の撮
影を行い、その画像データをメモリ領域に書込む(#5
015,5016)。なお、反射光除去のための撮像デ
ータを、表示用の2次元画像として用いることも可能で
ある。
D撮影モードが選択されている場合は、2次元画像の撮
影を行い、その画像データをメモリ領域に書込む(#5
015,5016)。なお、反射光除去のための撮像デ
ータを、表示用の2次元画像として用いることも可能で
ある。
【0088】図22において、パルス投光中の画像デー
タを読み出す(#5021)。読み出した画像データか
ら、その画素アドレスの露光量を算出する(#502
2)。パルス光の露光量をDC光の露光量で除算するこ
とにより、反射率成分の除去を行う(#5023)。
タを読み出す(#5021)。読み出した画像データか
ら、その画素アドレスの露光量を算出する(#502
2)。パルス光の露光量をDC光の露光量で除算するこ
とにより、反射率成分の除去を行う(#5023)。
【0089】各画素アドレスの露光量から光の伝播遅延
時間を算出し、光路長を算出する。この段階では、対象
物Qの各点から撮像レンズの主点を通過し、各画素まで
の光路となる。その後、入射角(既知)により、この画
素アドレスの測距値を算出する(#5024)。測距値
をメモリに記憶する(#5025)。以上の処理をエリ
アセンサ11の全画素について行う(#5026)。
時間を算出し、光路長を算出する。この段階では、対象
物Qの各点から撮像レンズの主点を通過し、各画素まで
の光路となる。その後、入射角(既知)により、この画
素アドレスの測距値を算出する(#5024)。測距値
をメモリに記憶する(#5025)。以上の処理をエリ
アセンサ11の全画素について行う(#5026)。
【0090】次に、補助ユニット4とデジタルカメラ3
との通信について説明する。図24は補助ユニット4と
デジタルカメラ3との間で通信される投光条件および撮
影条件の例を示す図である。投光条件および撮影条件の
両方またはいずれかを指して「動作条件」という。
との通信について説明する。図24は補助ユニット4と
デジタルカメラ3との間で通信される投光条件および撮
影条件の例を示す図である。投光条件および撮影条件の
両方またはいずれかを指して「動作条件」という。
【0091】これらの間の通信手段は、送信および受信
ともに相手のレジスタへのデータ書込み、相手のレジス
タからのデータ読込みにより実現される。しかし、これ
以外に、互いのデータの受け渡しができる手段であれ
ば、どのような通信手段を用いてもよい。
ともに相手のレジスタへのデータ書込み、相手のレジス
タからのデータ読込みにより実現される。しかし、これ
以外に、互いのデータの受け渡しができる手段であれ
ば、どのような通信手段を用いてもよい。
【0092】図24において、デジタルカメラ3から補
助ユニット4に送信される動作条件を「CA」で、補助
ユニット4からデジタルカメラ3に送信される動作条件
を「CB」で、それぞれ示す。
助ユニット4に送信される動作条件を「CA」で、補助
ユニット4からデジタルカメラ3に送信される動作条件
を「CB」で、それぞれ示す。
【0093】動作条件CA1は、デジタルカメラ3にお
ける撮像開始信号であるレリーズ信号、撮像範囲、およ
び撮像分解能である。動作条件CB1は、3次元計測の
方法を示すデータである。
ける撮像開始信号であるレリーズ信号、撮像範囲、およ
び撮像分解能である。動作条件CB1は、3次元計測の
方法を示すデータである。
【0094】通常、デジタルカメラ3の撮像範囲は、補
助ユニット4の投光範囲をカバーするように設定され
る。その場合には3次元計測に要する時間が短い。これ
とは逆に、補助ユニット4の投光範囲がデジタルカメラ
3の撮像範囲をカバーするようにした場合には、3次元
計測の速度は遅くなるが精度が向上する。
助ユニット4の投光範囲をカバーするように設定され
る。その場合には3次元計測に要する時間が短い。これ
とは逆に、補助ユニット4の投光範囲がデジタルカメラ
3の撮像範囲をカバーするようにした場合には、3次元
計測の速度は遅くなるが精度が向上する。
【0095】デジタルカメラ3の撮像分解能は、補助ユ
ニット4の投光分解能よりも細かく設定してもよく、ま
た、これとは逆に、補助ユニット4の投光分解能をデジ
タルカメラ3の撮像分解能よりも細かく設定してもよ
い。
ニット4の投光分解能よりも細かく設定してもよく、ま
た、これとは逆に、補助ユニット4の投光分解能をデジ
タルカメラ3の撮像分解能よりも細かく設定してもよ
い。
【0096】次に、動作条件CA,CBの他の例を挙げ
る。動作条件CA2は、レリーズ信号、補助ユニット4
の投光範囲および投光分解能であり、動作条件CB2
は、3次元計測の方法を示すデータである。
る。動作条件CA2は、レリーズ信号、補助ユニット4
の投光範囲および投光分解能であり、動作条件CB2
は、3次元計測の方法を示すデータである。
【0097】動作条件CA3は、レリーズ信号、デジタ
ルカメラ3の焦点距離などの制御パラメータであり、動
作条件CB3は、3次元計測の方法を示すデータであ
る。動作条件CA4は、レリーズ信号、補助ユニット4
のミラー振り角度などの制御パラメータであり、動作条
件CB4は、3次元計測の方法を示すデータである。
ルカメラ3の焦点距離などの制御パラメータであり、動
作条件CB3は、3次元計測の方法を示すデータであ
る。動作条件CA4は、レリーズ信号、補助ユニット4
のミラー振り角度などの制御パラメータであり、動作条
件CB4は、3次元計測の方法を示すデータである。
【0098】動作条件CA5は、レリーズ信号であり、
動作条件CB5は、3次元計測の方法を示すデータ、補
助ユニット4の投光範囲および投光分解能である。動作
条件CA6は、レリーズ信号であり、動作条件CB6
は、3次元計測の方法を示すデータ、デジタルカメラ3
の撮像範囲および撮像分解能である。
動作条件CB5は、3次元計測の方法を示すデータ、補
助ユニット4の投光範囲および投光分解能である。動作
条件CA6は、レリーズ信号であり、動作条件CB6
は、3次元計測の方法を示すデータ、デジタルカメラ3
の撮像範囲および撮像分解能である。
【0099】動作条件CA7は、レリーズ信号であり、
動作条件CB7は、3次元計測の方法を示すデータ、補
助ユニット4のミラー振り角度などの制御パラメータで
ある。
動作条件CB7は、3次元計測の方法を示すデータ、補
助ユニット4のミラー振り角度などの制御パラメータで
ある。
【0100】動作条件CA8は、レリーズ信号であり、
動作条件CB8は、3次元計測の方法を示すデータ、デ
ジタルカメラ3の焦点距離などの制御パラメータであ
る。これら以外に、補助ユニット4およびデジタルカメ
ラ3の少なくとも一方が撮像または投光のうちの少なく
とも1つの条件を送信し、これを他方が受信するもので
あってもよい。受信データに基づいて、受信した側で制
御を行って3次元計測を行うようにすることができる。
動作条件CB8は、3次元計測の方法を示すデータ、デ
ジタルカメラ3の焦点距離などの制御パラメータであ
る。これら以外に、補助ユニット4およびデジタルカメ
ラ3の少なくとも一方が撮像または投光のうちの少なく
とも1つの条件を送信し、これを他方が受信するもので
あってもよい。受信データに基づいて、受信した側で制
御を行って3次元計測を行うようにすることができる。
【0101】次に、投光条件および撮影条件について説
明する。図25はデジタルカメラ3および補助ユニット
4の基準方向を説明する図である。
明する。図25はデジタルカメラ3および補助ユニット
4の基準方向を説明する図である。
【0102】図25において、デジタルカメラ3の基準
方向Txおよび補助ユニット4の基準方向Sxは、いず
れも、これら互いの装着面SFに対して平行である。こ
れら基準方向Sx,Txは、基準点A,Bを通過する。
装着面SFのほぼ中央に装着基準点Cが存在する。
方向Txおよび補助ユニット4の基準方向Sxは、いず
れも、これら互いの装着面SFに対して平行である。こ
れら基準方向Sx,Txは、基準点A,Bを通過する。
装着面SFのほぼ中央に装着基準点Cが存在する。
【0103】装着基準点Cから投光の基準方向Sxの基
準点Aまでの距離が、Lx,Lz,Lyで表される。但
し、Lyは紙面に垂直な方向である。装着基準点Cから
撮影の基準方向Txの基準点Bまでの距離が、Dx,D
z,Dyで表される。但し、Dyは紙面に垂直な方向で
ある。
準点Aまでの距離が、Lx,Lz,Lyで表される。但
し、Lyは紙面に垂直な方向である。装着基準点Cから
撮影の基準方向Txの基準点Bまでの距離が、Dx,D
z,Dyで表される。但し、Dyは紙面に垂直な方向で
ある。
【0104】また、基準方向Sx,Txにそれぞれ垂直
な方向、つまり紙面に対して垂直な方向の基準方向S
y,Tyも、それぞれ所定の同一の方向であり、それぞ
れ基準点A,Bを通過する。
な方向、つまり紙面に対して垂直な方向の基準方向S
y,Tyも、それぞれ所定の同一の方向であり、それぞ
れ基準点A,Bを通過する。
【0105】投光方向と基準方向Sx,Syとのそれぞ
れなす角が、φx,φyで表される。撮影光軸と基準方
向Tx,Tyとのそれぞれなす角が、θx,θyで表さ
れる。これらの角φx,φy,θx,θyなどを基準と
して、補助ユニット4の投光範囲およびデジタルカメラ
3の撮像範囲が表される。
れなす角が、φx,φyで表される。撮影光軸と基準方
向Tx,Tyとのそれぞれなす角が、θx,θyで表さ
れる。これらの角φx,φy,θx,θyなどを基準と
して、補助ユニット4の投光範囲およびデジタルカメラ
3の撮像範囲が表される。
【0106】このように、補助ユニット4とデジタルカ
メラ3とは、それぞれの投光条件または撮影条件を互い
に通信し合い、相手の条件に応じた設定を行って3次元
計測を行う。デジタルカメラ3において、補助ユニット
4から取得した投光条件およびデジタルカメラ3の撮影
条件を、計測結果データとともに記録媒体KBに書き込
む。
メラ3とは、それぞれの投光条件または撮影条件を互い
に通信し合い、相手の条件に応じた設定を行って3次元
計測を行う。デジタルカメラ3において、補助ユニット
4から取得した投光条件およびデジタルカメラ3の撮影
条件を、計測結果データとともに記録媒体KBに書き込
む。
【0107】記録媒体KBに記憶されたデータは、適当
な外部のコンピュータのドライブ装置によって読み取ら
れる。コンピュータは、読み取られた計測結果データ、
投光条件、および撮影条件などに基づいて、2次元画像
を3次元データに張り合わせる処理を行い、それを表示
装置の表示面に表示する。
な外部のコンピュータのドライブ装置によって読み取ら
れる。コンピュータは、読み取られた計測結果データ、
投光条件、および撮影条件などに基づいて、2次元画像
を3次元データに張り合わせる処理を行い、それを表示
装置の表示面に表示する。
【0108】なお、撮影システム1において、3次元デ
ータを算出することなく、3次元計測によって得られた
そのままのデータ、または途中までの処理を行ったデー
タを、記録媒体KBに書き込んでもよい。その場合に
は、記録媒体KBに記憶されたデータに基づいて、外部
のコンピュータで3次元データを算出することとなる。
これによると、デジタルカメラ3での処理量が軽減され
るので、それだけ安価なシステムとすることができる。
なお、そのようなコンピュータとして、例えばパーソナ
ルコンピュータが用いられる。
ータを算出することなく、3次元計測によって得られた
そのままのデータ、または途中までの処理を行ったデー
タを、記録媒体KBに書き込んでもよい。その場合に
は、記録媒体KBに記憶されたデータに基づいて、外部
のコンピュータで3次元データを算出することとなる。
これによると、デジタルカメラ3での処理量が軽減され
るので、それだけ安価なシステムとすることができる。
なお、そのようなコンピュータとして、例えばパーソナ
ルコンピュータが用いられる。
【0109】次に、ステレオ用撮影ユニットについて説
明する。図26は補助ユニット(ステレオ用撮影ユニッ
ト)4Dを取り付けたときの撮影システム1Dの概略の
構成を示す図、図27はステレオ法による3次元計測の
原理を説明する図である。
明する。図26は補助ユニット(ステレオ用撮影ユニッ
ト)4Dを取り付けたときの撮影システム1Dの概略の
構成を示す図、図27はステレオ法による3次元計測の
原理を説明する図である。
【0110】図26において、補助ユニット4Dは、エ
リアセンサ11D、撮像制御部12D、レンズ群13
D、レンズ制御部14D、コネクタ36、第3制御部4
0D、および画像処理部21Dなどからなる。これら
は、本体ハウジングHTの内部または表面に組み込まれ
ている。
リアセンサ11D、撮像制御部12D、レンズ群13
D、レンズ制御部14D、コネクタ36、第3制御部4
0D、および画像処理部21Dなどからなる。これら
は、本体ハウジングHTの内部または表面に組み込まれ
ている。
【0111】デジタルカメラ3のレリーズボタンの操作
によって、2つのエリアセンサ11,11Dが対象物Q
の画像を同時に撮影する。エリアセンサ11Dで撮影さ
れた画像は、画像処理部21Dに一旦格納され、その
後、第3制御部40Dを介してデジタルカメラ3に送ら
れる。これによって、デジタルカメラ3において対象物
Qについての視差のある2枚の画像が得られる。
によって、2つのエリアセンサ11,11Dが対象物Q
の画像を同時に撮影する。エリアセンサ11Dで撮影さ
れた画像は、画像処理部21Dに一旦格納され、その
後、第3制御部40Dを介してデジタルカメラ3に送ら
れる。これによって、デジタルカメラ3において対象物
Qについての視差のある2枚の画像が得られる。
【0112】図27に示すように、2枚の画像につい
て、対象物Q上の同じ1つの点に対応する点(対応点)
の画素アドレスを求める。それら各対応点に対して、三
角測距の原理で対象物Qの3次元データを算出する。画
像処理部21では、デジタルカメラ3により得られた画
像を基準画像とし、補助ユニット4により得られた画像
を参照画像とし、基準画像の各画素に対応する参照画像
の画素アドレスを検出する。
て、対象物Q上の同じ1つの点に対応する点(対応点)
の画素アドレスを求める。それら各対応点に対して、三
角測距の原理で対象物Qの3次元データを算出する。画
像処理部21では、デジタルカメラ3により得られた画
像を基準画像とし、補助ユニット4により得られた画像
を参照画像とし、基準画像の各画素に対応する参照画像
の画素アドレスを検出する。
【0113】これにより、基準画像の各画素における対
象物Q上の各点までの測距値を算出する。生成された3
次元形状データは、記録部15に記録される。補助ユニ
ット4Dの撮像範囲および撮像分解能が、他の補助ユニ
ット4A〜4Cの投光範囲および投光分解能に相当す
る。撮像範囲は、レンズ群13Dの撮像倍率、エリアセ
ンサ11Dの大きさなどによって決定される。撮像分解
能は、エリアセンサ11Dの画素数、画像処理部21D
のパラメータなどによって決定される。
象物Q上の各点までの測距値を算出する。生成された3
次元形状データは、記録部15に記録される。補助ユニ
ット4Dの撮像範囲および撮像分解能が、他の補助ユニ
ット4A〜4Cの投光範囲および投光分解能に相当す
る。撮像範囲は、レンズ群13Dの撮像倍率、エリアセ
ンサ11Dの大きさなどによって決定される。撮像分解
能は、エリアセンサ11Dの画素数、画像処理部21D
のパラメータなどによって決定される。
【0114】図28は撮影システム1の3次元計測にお
ける基線長を長くする構成を示す図である。上に説明し
た撮影システム1では、デジタルカメラ3の装着面SF
に補助ユニット4が直接的に装着されている。そのた
め、撮影システム1から対象物Qまでの距離が遠い場合
には、3次元計測における基線長の長さが充分でない場
合もある。そこで、基線長を大きくするために、図28
に示すように、デジタルカメラ3と補助ユニット4との
間に中継部材5を装着する。
ける基線長を長くする構成を示す図である。上に説明し
た撮影システム1では、デジタルカメラ3の装着面SF
に補助ユニット4が直接的に装着されている。そのた
め、撮影システム1から対象物Qまでの距離が遠い場合
には、3次元計測における基線長の長さが充分でない場
合もある。そこで、基線長を大きくするために、図28
に示すように、デジタルカメラ3と補助ユニット4との
間に中継部材5を装着する。
【0115】図28において、中継部材5は、直方体の
筐状であり、外側の互いに平行な2つの面が着脱面SR
1,SR2となっている。これら着脱面SR1,SR2
にはそれぞれコネクタが設けられ、両コネクタの間が互
いに電気的に接続されている。着脱面SR1,SR2に
は、デジタルカメラ3および補助ユニット4のいずれで
も着脱可能である。着脱面SR1,SR2にデジタルカ
メラ3および補助ユニット4が装着されると、それらの
コネクタ19,36の間が電気的に接続される。
筐状であり、外側の互いに平行な2つの面が着脱面SR
1,SR2となっている。これら着脱面SR1,SR2
にはそれぞれコネクタが設けられ、両コネクタの間が互
いに電気的に接続されている。着脱面SR1,SR2に
は、デジタルカメラ3および補助ユニット4のいずれで
も着脱可能である。着脱面SR1,SR2にデジタルカ
メラ3および補助ユニット4が装着されると、それらの
コネクタ19,36の間が電気的に接続される。
【0116】中継部材5を用いることにより、着脱面S
R1,SR2間の距離に相当する分だけ基線長が大きく
なる。これによって、より高精度な3次元計測が可能と
なる。
R1,SR2間の距離に相当する分だけ基線長が大きく
なる。これによって、より高精度な3次元計測が可能と
なる。
【0117】以上説明した実施形態では、デジタルカメ
ラ3に種々の補助ユニット4が装着可能となっている
が、特定の1種類の補助ユニット4のみを装着可能とし
てもよい。つまり、この場合には、3次元計測の方法が
1種類で固定である。
ラ3に種々の補助ユニット4が装着可能となっている
が、特定の1種類の補助ユニット4のみを装着可能とし
てもよい。つまり、この場合には、3次元計測の方法が
1種類で固定である。
【0118】その場合には、デジタルカメラ3は補助ユ
ニット4の計測方法を検出する必要がないので、それら
の間の通信が簡素化される。また、装着される補助ユニ
ット4の計測可能画角および解像度などのパラメータが
一定である場合には、それらのパラメータを補助ユニッ
ト4からデジタルカメラ3へ送信する必要がないので、
通信がさらに簡素化される。
ニット4の計測方法を検出する必要がないので、それら
の間の通信が簡素化される。また、装着される補助ユニ
ット4の計測可能画角および解像度などのパラメータが
一定である場合には、それらのパラメータを補助ユニッ
ト4からデジタルカメラ3へ送信する必要がないので、
通信がさらに簡素化される。
【0119】上に述べた実施形態では、メニュー画面H
G2においてユーザが動作モードを選択するようにし
た。しかし、デジタルカメラ3に補助ユニット4が取り
付けられたときに、デジタルカメラ3がそれを検出し、
初期値として3D計測モードまたは3D計測&2D撮影
モードを自動的に設定するようにしてもよい。その場合
に、3次元計測用モードが設定された後、レリーズ待ち
の状態となる。
G2においてユーザが動作モードを選択するようにし
た。しかし、デジタルカメラ3に補助ユニット4が取り
付けられたときに、デジタルカメラ3がそれを検出し、
初期値として3D計測モードまたは3D計測&2D撮影
モードを自動的に設定するようにしてもよい。その場合
に、3次元計測用モードが設定された後、レリーズ待ち
の状態となる。
【0120】上に述べた実施形態においては、3次元計
測により得られたデータに基づいて、画像処理部21に
よって3次元データを算出する。しかし、画像処理部2
1によってではなく、第2制御部20に適当なプログラ
ムを格納しておき、そのプログラムを実行することによ
って3次元データを算出してもよい。
測により得られたデータに基づいて、画像処理部21に
よって3次元データを算出する。しかし、画像処理部2
1によってではなく、第2制御部20に適当なプログラ
ムを格納しておき、そのプログラムを実行することによ
って3次元データを算出してもよい。
【0121】上に述べた実施形態においては、デジタル
カメラ3と補助ユニット4との間で撮影条件を通信し、
撮影条件を記録媒体KBに記憶した。しかし、その撮影
条件に代えて、撮影条件を特定することの可能な内部パ
ラメータ、例えば、レンズの焦点距離、エリアセンサの
画素数、エリアセンサの大きさなどであってもよい。ま
た、同様に、投光条件に代えて、投光条件を特定するこ
との可能な内部パラメータ、例えば、ミラー振り角度、
ミラー振り角速度、エリアセンサの大きさ、レンズ焦点
距離、エリアセンサの画素数などであってもよい。
カメラ3と補助ユニット4との間で撮影条件を通信し、
撮影条件を記録媒体KBに記憶した。しかし、その撮影
条件に代えて、撮影条件を特定することの可能な内部パ
ラメータ、例えば、レンズの焦点距離、エリアセンサの
画素数、エリアセンサの大きさなどであってもよい。ま
た、同様に、投光条件に代えて、投光条件を特定するこ
との可能な内部パラメータ、例えば、ミラー振り角度、
ミラー振り角速度、エリアセンサの大きさ、レンズ焦点
距離、エリアセンサの画素数などであってもよい。
【0122】投光条件および撮影条件、またはそれらの
一方が固定的に設定されている場合には、固定的に設定
された情報については記録部15に記憶することなく、
外部のコンピュータに予め入力して設定しておけばよ
い。
一方が固定的に設定されている場合には、固定的に設定
された情報については記録部15に記憶することなく、
外部のコンピュータに予め入力して設定しておけばよ
い。
【0123】補助ユニット4の3次元計測の方法とし
て、パターン投影法とステレオ法とを併用した方法、そ
の他の方法を用いてもよい。補助ユニット4に記録部を
設けてもよい。その場合に、その記録部によって、3次
元データおよび投光条件を記憶してもよい。さらに、2
次元画像、撮影条件などのデータをその記録部に記憶し
てもよい。
て、パターン投影法とステレオ法とを併用した方法、そ
の他の方法を用いてもよい。補助ユニット4に記録部を
設けてもよい。その場合に、その記録部によって、3次
元データおよび投光条件を記憶してもよい。さらに、2
次元画像、撮影条件などのデータをその記録部に記憶し
てもよい。
【0124】上に述べた撮影システム1において、デジ
タルカメラ3に代えて、動画の撮影を行うことの可能な
ムービーカメラを用いてもよい。その他、デジタルカメ
ラ3、補助ユニット4、および撮影システム1の全体ま
たは各部の構造、形状、寸法、個数、材質、処理または
操作の内容および順序などは、本発明の趣旨に沿って適
宜変更することができる。
タルカメラ3に代えて、動画の撮影を行うことの可能な
ムービーカメラを用いてもよい。その他、デジタルカメ
ラ3、補助ユニット4、および撮影システム1の全体ま
たは各部の構造、形状、寸法、個数、材質、処理または
操作の内容および順序などは、本発明の趣旨に沿って適
宜変更することができる。
【0125】
【発明の効果】本発明によると、2次元の撮像装置と3
次元計測を行うためのユニットとを着脱可能とし、2次
元画像の撮影と3次元データの計測との両方を行うこと
ができて使い勝手のよい撮影システムを提供することが
できる。
次元計測を行うためのユニットとを着脱可能とし、2次
元画像の撮影と3次元データの計測との両方を行うこと
ができて使い勝手のよい撮影システムを提供することが
できる。
【図1】本発明に係る撮影システムの外観の例を示す図
である。
である。
【図2】本発明に係る撮影システムの概略の構成を示す
図である。
図である。
【図3】2次元画像用のメニュー画面を示す図である。
【図4】画像および計測用のメニュー画面を示す図であ
る。
る。
【図5】デジタルカメラの第2制御部による制御内容を
示すメインフローチャートである。
示すメインフローチャートである。
【図6】デジタルカメラの3D計測処理のルーチンを示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図7】デジタルカメラの3D計測処理のルーチンを示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図8】光切断用投光ユニットの投光部の例を示す図で
ある。
ある。
【図9】縞パターン投影用投光ユニットの投光部の例を
示す図である。
示す図である。
【図10】TOF用投光ユニットの投光部の例を示す図
である。
である。
【図11】光切断法による3次元計測の原理を説明する
図である。
図である。
【図12】光切断法による3次元計測の撮像制御の流れ
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図13】光切断法における画像処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図14】光切断法による3次元計測の撮像制御のタイ
ミングを示す図である。
ミングを示す図である。
【図15】縞パターン投影法による3次元計測の原理を
説明する図である。
説明する図である。
【図16】縞パターン投影法による3次元計測の撮像制
御の流れを示すフローチャートである。
御の流れを示すフローチャートである。
【図17】縞パターン投影法における画像処理の流れを
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図18】縞パターン投影法による3次元計測の撮像制
御のタイミングを示す図である。
御のタイミングを示す図である。
【図19】TOF法による3次元計測の原理を説明する
図である。
図である。
【図20】TOF法による計測のタイミングを示す図で
ある。
ある。
【図21】TOF法による3次元計測の撮像制御の流れ
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図22】TOF法における画像処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図23】TOF法による3次元計測の撮像制御のタイ
ミングを示す図である。
ミングを示す図である。
【図24】補助ユニットとデジタルカメラとの間で通信
される投光条件および撮影条件の例を示す図である。
される投光条件および撮影条件の例を示す図である。
【図25】デジタルカメラおよび補助ユニットの基準方
向を説明する図である。
向を説明する図である。
【図26】ステレオ用撮影ユニットを取り付けたと概略
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図27】ステレオ法による3次元計測の原理を説明す
る図である。
る図である。
【図28】撮影システムの3次元計測における基線長を
長くする構成を示す図である。
長くする構成を示す図である。
1 撮影システム
3 デジタルカメラ(撮像装置)
4 補助ユニット(3次元計測用補助ユニット)
11 エリアセンサ
30,30A,30B,30C 投光部(投光装置)
HC 本体ハウジング(筐体)
HT 本体ハウジング(筐体)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 2F065 AA53 DD02 FF04 HH05 HH06
JJ03 JJ26 KK02 LL63 QQ24
QQ25 QQ28 QQ34 QQ38 UU00
UU05 UU07
5B047 AA07 AB02 BA03 BB04 BC11
BC14 BC23 CA19 CB22 DC09
Claims (8)
- 【請求項1】対象物の3次元計測および2次元画像の撮
影の両方を行うための撮影システムであって、 撮像装置、および、前記撮像装置とは別個独立した筐体
に形成されて前記撮像装置に着脱可能に取り付けられる
3次元計測用補助ユニットを有し、 前記撮像装置は、単独で2次元画像の撮影が可能であ
り、且つ、3次元計測における受光部として機能するこ
とにより、取り付けられた3次元計測用補助ユニットと
共同して3次元計測が可能である、 ことを特徴とする撮像システム。 - 【請求項2】前記3次元計測用補助ユニットは、3次元
計測の方法を示す計測モード情報を前記撮像装置に送信
することが可能であり、 前記撮像装置は、取り付けられた3次元計測用補助ユニ
ットから送信された計測モード情報に基づいて動作モー
ドを切り換えて3次元計測を行う、 請求項1記載の撮影システム。 - 【請求項3】前記撮像装置は、 2次元画像の撮像を行う撮像モードと、 前記3次元計測用補助ユニットから送信される計測モー
ド情報に基づいた計測方法による3次元計測を行う計測
モードと、を切り換え可能であり、 前記3次元計測用補助ユニットが取り付けられたときに
は、計測モードが初期値として設定される、 請求項2記載の撮像装置。 - 【請求項4】前記撮像装置は、エリアセンサによって対
象物の静止画像を画像データとして取得するデジタルカ
メラである、 請求項1記載の撮影システム。 - 【請求項5】3次元計測用補助ユニットが着脱可能な撮
像装置であって、 単独で2次元画像の撮像が可能であり、 前記3次元計測用補助ユニットが取り付けられたとき
に、3次元計測における受光部として機能し当該3次元
計測用補助ユニットと共同して3次元計測が可能であ
る、 ことを特徴とする撮像装置。 - 【請求項6】2次元画像の撮像を行う撮像モードと、 前記3次元計測用補助ユニットから送信される計測モー
ド情報に基づいた計測方法による3次元計測を行う計測
モードと、を切り換え可能である、 請求項5記載の撮像装置。 - 【請求項7】撮像装置に着脱可能に取り付けられる3次
元計測用補助ユニットであって、 対象物に対して計測光を投光する投光装置が設けられ、 前記投光装置から投光される計測光を受光する受光装置
が設けられておらず、 前記撮像装置に取り付けられたときに、前記撮像装置が
3次元計測における受光部として機能することにより、
前記撮像装置と共同して3次元計測が可能である、 ことを特徴とする3次元計測用補助ユニット。 - 【請求項8】前記撮像装置に取り付けられたときに、3
次元計測の方法を示す計測モード情報を前記撮像装置に
送信する、 請求項7記載の3次元計測用補助ユニット。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001266679A JP2003075137A (ja) | 2001-09-04 | 2001-09-04 | 撮影システム並びにそれに用いられる撮像装置および3次元計測用補助ユニット |
| US10/233,415 US6987531B2 (en) | 2001-09-04 | 2002-09-04 | Imaging system, photographing device and three-dimensional measurement auxiliary unit used for the system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001266679A JP2003075137A (ja) | 2001-09-04 | 2001-09-04 | 撮影システム並びにそれに用いられる撮像装置および3次元計測用補助ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003075137A true JP2003075137A (ja) | 2003-03-12 |
Family
ID=19092928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001266679A Pending JP2003075137A (ja) | 2001-09-04 | 2001-09-04 | 撮影システム並びにそれに用いられる撮像装置および3次元計測用補助ユニット |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6987531B2 (ja) |
| JP (1) | JP2003075137A (ja) |
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