[go: up one dir, main page]

JP2003085395A - 電子商取引仲介システム、及びその方法 - Google Patents

電子商取引仲介システム、及びその方法

Info

Publication number
JP2003085395A
JP2003085395A JP2001271582A JP2001271582A JP2003085395A JP 2003085395 A JP2003085395 A JP 2003085395A JP 2001271582 A JP2001271582 A JP 2001271582A JP 2001271582 A JP2001271582 A JP 2001271582A JP 2003085395 A JP2003085395 A JP 2003085395A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
server
product
identification code
company
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001271582A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Kitazawa
昇 北澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Informatec Systems Ltd
Original Assignee
NEC Informatec Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Informatec Systems Ltd filed Critical NEC Informatec Systems Ltd
Priority to JP2001271582A priority Critical patent/JP2003085395A/ja
Publication of JP2003085395A publication Critical patent/JP2003085395A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 eマーケットプレース、インターネットショ
ッピングサイト、ベンダーの間で統一化したユニークな
コードによって、情報の管理を簡略化し、そのコードで
各種の情報を検索できるようにする技術を提供するこ
と。 【解決手段】 ユーザー端末40から、ショッピングサ
イトの情報を検索するために検索項目を電子商取引仲介
システムサーバ50に送信する。電子商取引仲介システ
ムサーバ50は、検索条件に基づいて、アドレスを検索
し、この検索したアドレスの付されたベンダーサーバ1
0、eマーケットサーバ20又はショッピングサーバ3
0に検索条件を送信する。前記検索条件を受信した各サ
ーバは、情報を検索しこの検索した情報を電子商取引仲
介システムサーバ50に送信する。電子商取引仲介シス
テムサーバ50は、各サーバからの情報により回答情報
を作成し、ユーザー端末40に送信すし、ユーザー端末
40は、回答情報を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、電子商取引を仲介
する技術に関し、特に電子商取引で扱う情報をユニーク
なコードで管理し、このコードによって情報を検索して
電子商取引の仲介を行なう技術に関する。
【0002】
【従来技術】近年、eマーケットプレースやインターネ
ットショッピングサイトのようなインターネット上での
電子商取引が盛んに行なわれている。この電子商取引を
行なうためのシステムとして、例えば、図31に示すよ
うに、ユーザーが使用するユーザー端末と、ベンダーが
扱っている製品に関する情報の配送等を独自に行なうた
めのベンダーサーバと、複数の店舗の集まったeマーケ
ットプレースを管理・運営するeマーケットサーバと、
複数の店舗の集まったインターネットショッピングサイ
トを管理・運営するショッピングサーバとからなるシス
テムがあり、ユーザー端末と、ベンダーサーバと、eマ
ーケットサーバと、ショッピングサーバとはインターネ
ットで相互に接続されている。
【0003】このようなシステムでは、各サーバが、各
自の取り扱っている製品に関する情報、企業に関する情
報等を、それぞれ独自の形式で管理していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数ベ
ンダーで扱っている製品を比較する場合、ユーザーは、
ベンダー、eマーケットプレース、インターネットショ
ッピングサイトから個別に情報を収集しなければならな
い。
【0005】また、ベンダーが、複数のeマーケットプ
レース又はインターネットショッピングサイトに情報を
提供する場合、それぞれのeマーケットプレース又はイ
ンターネットショッピングサイトで決められている取引
手順・用語辞書等に従って、各サイトごとにインターフ
ェース、提供する情報(製品に関する情報、企業に関す
る情報等)等を合わせなければならない。
【0006】そこで、本発明は上記問題点に鑑みて発明
されたものであって、その目的は、電子商取引で扱う情
報を管理するために、eマーケットプレース、インター
ネットショッピングサイト、ベンダーの間で統一化した
ユニークなコードを情報に付与することで情報の管理を
簡略化し、各種の情報の検索を容易にする技術を提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する第1
の発明は、電子商取引を仲介するシステムであって、前
記システムは、仲介サーバと、企業や複数の店舗サーバ
の集まったeマーケットプレース又はインターネットシ
ョッピングサイトの複数の管理サーバと、ユーザー端末
と、前記仲介サーバと前記複数の管理サーバと前記ユー
ザー端末とが接続されるネットワークとを有し、前記仲
介サーバは、企業、製品及び製品分類が前記システム内
で統一化された識別コードと、この識別コードで識別さ
れる企業、製品及び製品分類の詳細情報を保有している
管理サーバを識別するサーバ識別情報とが関連付けて記
憶された管理サーバ識別情報データベースと、前記ユー
ザー端末から送信されてくる識別コードを受信する手段
と、受信した識別コードと関連付けられているサーバ識
別情報を、前記管理サーバ識別情報データベースから検
索する手段と、前記検索されたサーバ識別情報によって
識別される管理サーバに、前記受信された識別コードを
送信する手段と、管理サーバから送信されてくる詳細情
報に基づいて、詳細情報の一覧情報を作成し、この一覧
情報を前記ユーザー端末に送信する手段とを有し、前記
管理サーバは、前記識別コードと、この識別コードで特
定される企業、製品及び製品分類の詳細情報とが関連付
けて記憶された詳細情報データベースと、前記仲介サー
バから送信されてきた識別コードに合致した詳細情報
を、前記詳細情報データベースから検索する手段と、前
記検索された詳細情報を前記仲介サーバに送信する手段
とを有し、前記ユーザー端末は、所望の詳細情報に関連
する企業、製品及び製品分類の識別コードを前記仲介サ
ーバに送信する手段と、前記仲介サーバから送信されて
きた一覧情報を表示する手段とを有することを特徴とす
る。
【0008】上記目的を達成する第2の発明は、上記第
1の発明において、前記仲介サーバは、ユーザー端末か
ら送信されてくる、購入する製品の識別コードとこの製
品の購入先の企業の識別コードとを含む購入情報を受信
する手段と、受信した購入情報に含まれている企業の識
別コードと関連付けられているサーバ識別情報を、前記
管理サーバ識別情報データベースから検索する手段と、
前記検索されたサーバ識別情報によって識別される管理
サーバに、前記受信した購入情報を送信する手段と、前
記管理サーバから送信されてきた製品の受注を行なった
ことを示す受注結果を、前記購入情報を送信してきたユ
ーザー端末に送信する手段とを有し、前記管理サーバ
は、前記仲介サーバから送信されてきた購入情報に含ま
れている製品の識別コードで特定される製品の受注結果
を生成する手段と、前記生成した受注結果を前記仲介サ
ーバに送信する手段とを有することを特徴とする。
【0009】上記目的を達成する第3の発明は、電子商
取引の仲介を行なうシステムであって、前記システム
は、仲介サーバと、ユーザー端末と、前記仲介サーバと
前記ユーザー端末とが接続されるネットワークとを有
し、前記仲介サーバは、企業、製品及び製品分類が前記
システム内で統一化された識別コードと、この識別コー
ドで識別される企業、製品及び製品分類の詳細情報とが
関連付けて記憶された詳細情報データベースと、前記ユ
ーザー端末から送信されてきた識別コードに適合する詳
細情報を、前記詳細情報データベースから検索する手段
と、前記検索された詳細情報を、まとめて一覧情報を作
成し、この一覧情報を前記ユーザー端末に送信する手段
とを有し、前記ユーザー端末は、識別コードを前記仲介
サーバに送信する手段と、前記仲介サーバから送信され
てきた一覧情報を表示する手段とを有することを特徴と
する。
【0010】上記目的を達成する第4発明は、上記第3
の発明において、前記電子商取引仲介システムは、企業
や複数の店舗サーバの集まったeマーケットプレース又
はインターネットショッピングサイトの複数の管理サー
バをさらに有し、前記仲介サーバは、企業の識別コード
と、この識別コードで特定される企業の管理サーバを識
別するサーバ識別情報とが関連付けて記憶された管理サ
ーバ識別情報データベースと、ユーザー端末から送信さ
れてくる、購入する製品の識別コードとこの製品の購入
先の企業の識別コードとを含む購入情報を受信する手段
と、受信した購入情報の企業の識別コードと関連付けら
れているサーバ識別情報を、前記管理サーバ識別情報デ
ータベースから検索する手段と、前記検索されたサーバ
識別情報によって識別される管理サーバに、前記受信し
た購入情報を送信する手段と、前記管理サーバから送信
されてきた製品の受注を行なったことを示す受注結果
を、前記購入情報を送信してきたユーザー端末に送信す
る手段とを有し、前記管理サーバは、前記仲介サーバか
ら送信されてきた購入情報に含まれている製品の識別コ
ードで特定される製品の受注結果を生成する手段と、前
記生成した受注結果を前記仲介サーバに送信する手段と
を有することを特徴とする。
【0011】上記目的を達成する第5の発明は、上記第
1又は第3の発明において、前記詳細情報データベース
は、企業の識別コードとこの識別コードで特定される企
業の詳細情報とが、関連付けられてデータベース化され
た企業データベースと、製品の識別コードとこの識別コ
ードで特定される製品の詳細情報とが、関連付けられて
データベース化された製品データベースと、製品分類の
識別コードとこの識別コードで特定される製品分類の詳
細情報とが、関連付けられてデータベース化された製品
分類データベースとを有することを特徴とする。
【0012】上記目的を達成する第6の発明は、上記第
3の発明において、前記電子商取引仲介システムは、企
業や複数の店舗サーバの集まったeマーケットプレース
又はインターネットショッピングサイトの複数の管理サ
ーバをさらに有し、前記管理サーバは、企業、製品及び
製品分類が前記システム内で統一化された識別コード
と、この識別コードで特定される企業、製品及び製品分
類の詳細情報とが関連付けて記憶された詳細情報データ
ベースと、前記仲介サーバから送信されきた更新要求に
応答し、前記仲介サーバに送信していない詳細情報とこ
の詳細情報に対応する識別コードとを、前記詳細情報デ
ータベースから検索する手段と、前記検索した詳細情報
とこの詳細情報の識別コードとを前記仲介サーバに送信
する手段とを有し、前記仲介サーバは、前記管理サーバ
に、詳細情報データベースの更新要求を送信する手段
と、前記管理サーバから送信されてきた詳細情報とこの
詳細情報の識別コードとに基づいて、前記詳細情報デー
タベースを更新する手段とを有することを特徴とする。
【0013】上記目的を達成する第7の発明において、
上記第1又は第2の発明において、前記仲介サーバは、
管理サーバから送信されてくる、詳細情報とこの詳細情
報に対応する識別コードと前記詳細情報及び前記識別コ
ードの送信先の管理サーバを識別するサーバ識別情報と
を受信する手段と、受信したサーバ識別情報によって識
別される管理サーバに、受信した詳細情報と識別コード
とを送信する手段とを有し、前記管理サーバは、前記仲
介サーバから送信されてきた詳細情報と識別コードとに
基づいて、詳細情報データベースを更新する手段を有す
ることを特徴とする。
【0014】上記目的を達成する第8の発明は、上記第
1から第7のいずれかの発明において、前記仲介サーバ
は、ユーザー端末から送信されてくる識別コードに応答
して、前記識別コードに合致した情報を、前記詳細情報
データベースから検索し、さらに、検索された情報に関
連する企業の識別コードを前記検索された情報の識別コ
ードに基づいて、前記詳細情報データベースから検索す
る手段と、前記検索した情報と企業の識別コードとをユ
ーザー端末に送信する手段と、ユーザー端末から送信さ
れてくる企業の識別コードに基づいて、サーバ識別情報
を前記管理サーバ識別情報データベースから検索し、こ
の検索したサーバ識別情報によって識別された管理サー
バと、ユーザー端末との接続管理を行なう手段とを有す
ることを特徴とする。
【0015】上記目的を達成する第9の発明は、上記第
1から第8のいずれかの発明において、前記仲介サーバ
は、顧客名とこの顧客の購入した製品に関する情報と
が、前記システム内で統一化された識別コードに対応し
てデータベース化された顧客データベースと、ユーザー
端末から送信されてくる顧客の識別コードと関連付けら
れた顧客の購入した製品に関する情報を、前記顧客デー
タベースから検索する手段と、前記検索された情報をユ
ーザー端末に送信する手段とを有することを特徴とす
る。
【0016】上記目的を達成する第10の発明は、企業
や複数の店舗サーバの集まったeマーケットプレース又
はインターネットショッピングサイトの複数の管理サー
バとユーザー端末との電子商取引の仲介を行なう仲介サ
ーバであって、企業、製品及び製品分類が企業、eマー
ケットプレースやインターネットショッピングサイトの
間で統一化された識別コードと、この識別コードで識別
される企業、製品及び製品分類の詳細情報を保有してい
る管理サーバを識別するサーバ識別情報とが関連付けて
記憶された管理サーバ識別情報データベースと、ユーザ
ー端末から送信されてくる識別コードを受信する手段
と、受信した識別コードと関連付けられているサーバ識
別情報を、前記管理サーバ識別情報データベースから検
索する手段と、前記検索されたサーバ識別情報によって
識別される管理サーバに、前記受信された識別コードを
送信する手段と、管理サーバから送信されてくる詳細情
報に基づいて、詳細情報の一覧情報を作成し、この一覧
情報を前記ユーザー端末に送信する手段とを有すること
を特徴する。
【0017】上記目的を達成する第11の発明は、上記
第10の発明において、前記仲介サーバは、ユーザー端
末から送信されてくる、購入する製品の識別コードとこ
の製品の購入先の企業の識別コードとを含む購入情報を
受信する手段と、受信した購入情報に含まれている企業
の識別コードと関連付けられているサーバ識別情報を、
前記管理サーバ識別情報データベースから検索する手段
と、前記検索されたサーバ識別情報によって識別される
管理サーバに、前記受信した購入情報を送信する手段
と、前記管理サーバから送信されてきた製品の受注を行
なったことを示す受注結果を、前記購入情報を送信して
きたユーザー端末に送信する手段とを有することを特徴
とする。
【0018】上記目的を達成する第12の発明は、企業
や複数の店舗サーバの集まったeマーケットプレース又
はインターネットショッピングサイトの複数の管理サー
バとユーザー端末との電子商取引の仲介を行なう仲介サ
ーバであって、企業、製品及び製品分類が企業、eマー
ケットプレースやインターネットショッピングサイトの
間で統一化された識別コードと、この識別コードで識別
される企業、製品及び製品分類の詳細情報とが関連付け
て記憶された詳細情報データベースと、前記ユーザー端
末から送信されてきた識別コードに適合する詳細情報
を、前記詳細情報データベースから検索する手段と、前
記検索された詳細情報を、まとめて一覧情報を作成し、
この一覧情報を前記ユーザー端末に送信する手段とを有
することを特徴とする。
【0019】上記目的を達成する第13の発明は、上記
第12の発明において、前記仲介サーバは、企業の識別
コードと、この識別コードで特定される企業の管理サー
バを識別するサーバ識別情報とが関連付けて記憶された
管理サーバ識別情報データベースと、ユーザー端末から
送信されてくる、購入する製品の識別コードとこの製品
の購入先の企業の識別コードとを含む購入情報を受信す
る手段と、受信した購入情報の企業の識別コードと関連
付けられているサーバ識別情報を、前記管理サーバ識別
情報データベースから検索する手段と、前記検索された
サーバ識別情報によって識別される管理サーバに、前記
受信した購入情報を送信する手段と、前記管理サーバか
ら送信されてきた製品の受注を行なったことを示す受注
結果を、前記購入情報を送信してきたユーザー端末に送
信する手段とを有することを特徴とする。
【0020】上記目的を達成する第14の発明は、上記
第12の発明において、前記詳細情報データベースは、
企業の識別コードとこの識別コードで特定される企業の
詳細情報とが、関連付けられてデータベース化された企
業データベースと、製品の識別コードとこの識別コード
で特定される製品の詳細情報とが、関連付けられてデー
タベース化された製品データベースと、製品分類の識別
コードとこの識別コードで特定される製品分類の詳細情
報とが、関連付けられてデータベース化された製品分類
データベースとを有することを特徴とする。
【0021】上記目的を達成する第15の発明は、上記
第12から第14のいずれかの発明において、前記仲介
サーバは、前記管理サーバに、詳細情報データベースの
更新要求を送信する手段と、前記管理サーバが前記更新
要求に応答して送信してきた詳細情報とこの詳細情報の
識別コードとに基づいて、前記詳細情報データベースを
更新する手段とを有することを特徴とする。
【0022】上記目的を達成する第15の発明は、上記
第10から第15のいずれかの発明において、前記仲介
サーバは、管理サーバから送信されてくる、詳細情報と
この詳細情報に対応する識別コードと前記詳細情報及び
前記識別コードの送信先の管理サーバを識別するサーバ
識別情報とを受信する手段と、受信したサーバ識別情報
によって識別される管理サーバに、受信した詳細情報と
識別コードとを送信する手段とを有することを特徴とす
る。
【0023】上記目的を達成する第17の発明は、上記
第10から第16のいずれかの発明において、前記仲介
サーバは、ユーザー端末から送信されてくる識別コード
に応答して、前記識別コードに合致した情報を、前記詳
細情報データベースから検索し、さらに、検索された情
報に関連する企業の識別コードを前記検索された情報の
識別コードに基づいて、前記詳細情報データベースから
検索する手段と、前記検索した情報と企業の識別コード
とをユーザー端末に送信する手段と、ユーザー端末から
送信されてくる企業の識別コードに基づいて、サーバ識
別情報を前記管理サーバ識別情報データベースから検索
し、この検索したサーバ識別情報によって識別された管
理サーバと、ユーザー端末との接続管理を行なう手段と
を有することを特徴とする。
【0024】上記目的を達成する第18の発明は、上記
第10から第17のいずれかの発明において、前記仲介
サーバは、顧客名とこの顧客の購入した製品に関する情
報とが、企業、eマーケットプレースやインターネット
ショッピングサイトの間で統一化された識別コードに対
応してデータベース化された顧客データベースと、ユー
ザー端末から送信されてくる顧客の識別コードと関連付
けられた顧客の購入した製品に関する情報を、前記顧客
データベースから検索する手段と、前記検索された情報
をユーザー端末に送信する手段とを有することを特徴と
する。
【0025】上記目的を達成する第19の発明は、企業
や複数の店舗サーバの集まったeマーケットプレース又
はインターネットショッピングサイトの複数の管理サー
バと、ユーザー端末と、仲介サーバとを用いて、電子商
取引の仲介を行なう方法であって、前記仲介サーバが、
企業、製品及び製品分類を企業、eマーケットプレース
やインターネットショッピングサイトの間で統一化した
識別コードと、この識別コードで識別される企業、製品
及び製品分類の詳細情報を保有している管理サーバを識
別するサーバ識別情報とが関連付けて記憶された管理サ
ーバ識別情報データベースを設けるステップと、前記管
理サーバが、前記識別コードと、この識別コードで特定
される企業、製品及び製品分類の詳細情報とが関連付け
て記憶された詳細情報データベースを設けるステップ
と、前記仲介サーバが、前記ユーザー端末から送信され
てくる所望の詳細情報に関連する企業、製品及び製品分
類の識別コードを受信するステップと、前記仲介サーバ
が、前記受信した識別コードと関連付けられているサー
バ識別情報を、前記管理サーバ識別情報データベースか
ら検索するステップと、前記仲介サーバが、前記検索さ
れたサーバ識別情報によって識別される管理サーバに、
前記受信された識別コードを送信するステップと、前記
管理サーバが、前記仲介サーバから送信されてきた識別
コードに合致した詳細情報を、前記詳細情報データベー
スから検索し、この検索した詳細情報を前記仲介サーバ
に送信するステップと、前記仲介サーバが、前記管理サ
ーバから送信されてくる詳細情報に基づいて、詳細情報
の一覧情報を作成し、この一覧情報を前記ユーザー端末
に送信するステップとを有することを特徴とする。
【0026】上記目的を達成する第20の発明は、上記
第19の発明において、前記電子商取引仲介方法は、前
記仲介サーバが、ユーザー端末から送信されてくる、購
入する製品の識別コードとこの製品の購入先の企業の識
別コードとを含む購入情報を受信するステップと、前記
仲介サーバが、前記受信した購入情報に含まれている企
業の識別コードと関連付けられているサーバ識別情報
を、前記管理サーバ識別情報データベースから検索する
ステップと、前記仲介サーバが、前記検索されたサーバ
識別情報によって識別される管理サーバに、前記受信し
た購入情報を送信するステップと、前記管理サーバが、
前記仲介サーバから送信されてきた購入情報に含まれて
いる製品の識別コードで特定される製品の受注を行なっ
たことを示す受注結果を生成し、前記生成した受注結果
を前記仲介サーバに送信するステップと、前記仲介サー
バが、前記管理サーバから送信されてきた受注結果を、
前記購入情報を送信してきたユーザー端末に送信するス
テップとを有することを特徴とする。
【0027】上記目的を達成する第21の発明は、ユー
ザー端末と、仲介サーバとを用いて、電子商取引の仲介
を行なう方法であって、前記仲介サーバが、企業、製品
及び製品分類を企業、eマーケットプレースやインター
ネットショッピングサイトの間で統一化した識別コード
と、この識別コードで識別される企業、製品及び製品分
類の詳細情報とが関連付けて記憶された詳細情報データ
ベースを設けるステップと、前記仲介サーバが、前記ユ
ーザー端末から送信されてきた識別コードに適合する詳
細情報を、前記詳細情報データベースから検索するステ
ップと、前記仲介サーバが、前記検索された詳細情報
を、まとめて一覧情報を作成し、この一覧情報を前記ユ
ーザー端末に送信するステップとを有することを特徴と
する。
【0028】上記目的を達成する第22の発明は、上記
第21の発明において、前記電子商取引仲介方法は、企
業や複数の店舗サーバの集まったeマーケットプレース
又はインターネットショッピングサイトの複数の管理サ
ーバをさらに用いて、前記仲介サーバが、企業の識別コ
ードと、この識別コードで特定される企業の管理サーバ
を識別するサーバ識別情報とが関連付けて記憶された管
理サーバ識別情報データベースを設けるステップと、前
記仲介サーバが、ユーザー端末から送信されてくる、購
入する製品の識別コードとこの製品の購入先の企業の識
別コードとを含む購入情報を受信するステップと前記仲
介サーバが、前記受信した購入情報の企業の識別コード
と関連付けられているサーバ識別情報を、前記管理サー
バ識別情報データベースから検索するステップと、前記
仲介サーバが、前記検索されたサーバ識別情報によって
識別される管理サーバに、前記受信した購入情報を送信
するステップと、前記管理サーバが、前記仲介サーバか
ら送信されてきた購入情報に含まれている製品の識別コ
ードで特定される製品の受注を行なったことを示す受注
結果を生成し、この生成した受注結果を前記仲介サーバ
に送信するステップと、前記仲介サーバが、前記管理サ
ーバから送信されてきた受注結果を、前記購入情報を送
信してきたユーザー端末に送信するステップとを有する
ことを特徴とする。
【0029】上記目的を達成する第23の発明は、上記
第19又は第21の発明において、前記詳細情報データ
ベースは、企業の識別コードとこの識別コードで特定さ
れる企業の詳細情報とが、関連付けられてデータベース
化された企業データベースと、製品の識別コードとこの
識別コードで特定される製品の詳細情報とが、関連付け
られてデータベース化された製品データベースと、製品
分類の識別コードとこの識別コードで特定される製品分
類の詳細情報とが、関連付けられてデータベース化され
た製品分類データベースとを有することを特徴とする。
【0030】上記目的を達成する第24の発明は、上記
第21の発明において、前記電子商取引仲介方法は、企
業や複数の店舗サーバの集まったeマーケットプレース
又はインターネットショッピングサイトの複数の管理サ
ーバをさらに用いて、前記管理サーバが、企業、製品及
び製品分類を企業、eマーケットプレースやインターネ
ットショッピングサイトの間で統一化した識別コード
と、この識別コードで特定される企業、製品及び製品分
類の詳細情報とが関連付けて記憶された詳細情報データ
ベースを設けるステップと、前記仲介サーバが、前記管
理サーバに、詳細情報データベースの更新要求を送信す
るステップと、前記管理サーバが、前記仲介サーバから
送信されきた更新要求に応答し、前記仲介サーバに送信
していない詳細情報とこの詳細情報に対応する識別コー
ドとを、前記詳細情報データベースから検索するステッ
プと、前記管理サーバが、前記検索した詳細情報とこの
詳細情報の識別コードとを前記仲介サーバに送信するス
テップと、前記仲介サーバが、前記管理サーバから送信
されてきた詳細情報とこの詳細情報の識別コードとに基
づいて、前記詳細情報データベースを更新するステップ
とを有することを特徴とする。
【0031】上記目的を達成する第25の発明は、上記
第19又は第20の発明において、前記電子商取引方法
は、前記仲介サーバが、所定の管理サーバから送信され
てくる、詳細情報と、この詳細情報に対応する識別コー
ドと、前記詳細情報及び前記識別コードの送信先の管理
サーバを識別するサーバ識別情報とを受信するステップ
と、前記仲介サーバが、前記受信したサーバ識別情報に
よって識別される管理サーバに、受信した詳細情報と識
別コードとを送信するステップと、前記管理サーバが、
前記仲介サーバから送信されてきた詳細情報と識別コー
ドとに基づいて、詳細情報データベースを更新するステ
ップとを有することを特徴とする。
【0032】上記目的を達成する第26の発明は、上記
第19から第25のいずれかの発明において、前記電子
商取引仲介方法は、前記仲介サーバが、ユーザー端末か
ら送信されてくる識別コードに応答して、前記識別コー
ドに合致した情報を、前記詳細情報データベースから検
索し、さらに、検索された情報に関連する企業の識別コ
ードを前記検索された情報の識別コードに基づいて、前
記詳細情報データベースから検索するステップと、前記
仲介サーバが、前記検索した情報と企業の識別コードと
をユーザー端末に送信するステップと、前記仲介サーバ
が、ユーザー端末から送信されてくる企業の識別コード
に基づいて、サーバ識別情報を前記管理サーバ識別情報
データベースから検索し、この検索したサーバ識別情報
によって識別された管理サーバと、ユーザー端末との接
続管理を行なうステップとを有することを特徴とする。
【0033】上記目的を達成する第27の発明は、上記
第19から第26のいずれかの発明において、前記電子
商取引仲介方法は、前記仲介サーバが、顧客名とこの顧
客の購入した製品に関する情報とを、企業、eマーケッ
トプレースやインターネットショッピングサイトの間で
統一化した識別コードに対応させてデータベース化した
顧客データベースを設けるステップと、前記仲介サーバ
が、ユーザー端末から送信されてくる顧客の識別コード
と関連付けられた顧客の購入した製品に関する情報を、
前記顧客データベースから検索するステップと、前記仲
介サーバが、前記検索された情報をユーザー端末に送信
するステップとを有することを特徴とする。
【0034】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態について説明す
る。
【0035】第1の実施の形態では、ベンダー(企
業)、eマーケットプレース、及びインターネットショ
ッピングサイトで扱われる製品、この製品に関する情
報、企業名、この企業に関する情報、及び製品の分類
を、ベンダー、eマーケットプレース、及びインターネ
ットショッピングサイトの間で統一化したコードに基づ
いて、データベース化し、このデータベース化した夫々
の情報を、電子商取引仲介システムサーバを介して、コ
ードによって検索することを特徴とする。
【0036】尚、eマーケットプレースとは、インター
ネット上で、文房具、書籍等をはじめとするビジネス用
品の取引を行なう「場」をいう。
【0037】また、インターネットショッピングサイト
とは、インターネット上で、ビジネス用品からホームユ
ースの品までを扱い、対面販売の店のように陳列された
商品、価格等の情報を提供し、商品取引を行なう「場」
をいう。
【0038】以下、第1の実施の形態を詳細に説明す
る。
【0039】図1は電子商取引仲介システムのブロック
図である。図2は各コード間の関連を説明するための図
である。図3は第1の実施の形態における動作を説明す
るためのフローチャートである。図4は製品分類コード
について説明するための図である。
【0040】本発明の電子商取引仲介システムは、ベン
ダーが管理するベンダーサーバ10と、複数の店舗サー
バ(企業サーバ)の集まったeマーケットプレースを管
理・運営するためのeマーケットサーバ20と、複数の
店舗サーバの集まったインターネットショッピングサイ
トを管理・運営するためのショッピングサーバ30と、
ユーザーが管理するユーザー端末40と、電子商取引仲
介業者が管理する電子商取引仲介システムサーバ50と
から構成され、ベンダーサーバ10と、eマーケットサ
ーバ20と、ショッピングサーバ30と、ユーザー端末
40と、電子商取引仲介システムサーバ50とはネット
ワークで相互に接続されている。
【0041】ここで、ネットワークの例として、公衆通
信回線、インターネット等が考えられる。
【0042】ベンダーサーバ10は、通信部11Aと、
記憶部12Aと、検索部13Aと、受注処理部14Aと
を有し、電子商取引仲介システムサーバ50との間で情
報の交換をするものである。
【0043】通信部11Aは、電子商取引仲介システム
サーバ50からの検索条件を受信し、検索部13Aで検
索された検索結果を電子商取引仲介システムサーバ50
に送信するものである。また、通信部11Aは、後述す
る電子商取引仲介システムサーバ50からの注文情報を
受信し、後述する受注処理部14Aからの受注結果情報
を電子商取引仲介システムサーバ50に送信するもので
ある。
【0044】記憶部12Aには、企業データベース12
A1と、製品データベース12A2と、製品分類データ
ベース12A3とが記憶されている。
【0045】企業データベース12A1は、ベンダーに
割り当てられている企業コードと企業属性コードと企業
属性項目とを関連付けてデータベース化したものであ
る。
【0046】ここで、企業コードとは、各企業を識別す
るために企業ごとに割り当てられたユニークなコードで
あり、例えば、ベンダーの企業名称が企業Aの場合、企
業コードは1011のようなものである。
【0047】また、企業属性コードとは、企業属性項目
を特定するためのユニークなコードである。例えば、企
業属性項目に企業名称がある場合、企業名称の企業属性
コードは、1011Aのようなものである。また、企業
属性項目とは、ベンダー名、株式上場先、資本等であ
る。
【0048】製品データベース12A2は、ベンダーの
扱っている製品の製品コードと製品属性項目とを関連付
けてデータベース化したものである。
【0049】ここで、製品コードとは、各製品を識別す
るために製品ごとに割り当てられたユニークなコードで
あり、例えば、コンピュータ”AA”の場合、製品コー
ドは、110のようなものである。また、製品属性項目
とは、製品名称(コンパクトディスク、本、又はソフト
ウェア等)、固有機能、ベンダーが独自に採番している
製品の型番、製品の生産状況に関する生産情報(仕掛、
納期等)等である。
【0050】製品分類データベース12A3は、ベンダ
ーの扱っている製品の製品分類を示す製品分類コードと
製品分類属性コードと製品分類属性項目とを関連付けて
データベース化したものである。
【0051】ここで、製品分類コードとは、各製品分類
を識別するために製品分類ごとに割り当てられたユニー
クなコードであり、例えば、ノートブックコンピュータ
の製品分類の場合、製品分類コードは、4X17AB0
1のようなものである。
【0052】また、製品分類属性コードとは、製品分類
属性項目を特定するためのユニークなコードである。例
えば、製品分類属性項目に価格がある場合、価格の製品
分類属性コードは、4X17AB01Xのようなもので
ある。また、製品分類属性項目とは、価格、色、納入リ
ードタイム、機能、性能、形状データ等である。
【0053】さらに、企業データベース12A1、製品
データベース12A2、及び製品分類データベース12
A3の各コード及び項目は、図2に示す如く、他のデー
タベースのコードと関連付けられている。例えば、ノー
トブックコンピュータという製品分類(製品分類コー
ド:4X17AB01)があり、このノートブックコン
ピュータの製品分類に、ノートブックコンピュータα
(製品コード:101)、及びノートブックコンピュー
タβ(製品コード:102)が属し、ノートブックコン
ピュータαを製造した企業がA(企業コード:101
1)、ノートブックコンピュータβを製造した企業がB
(企業コード:1021)である場合、製品分類データ
ベース12A3の製品分類コード(4X17AB01)
には、製品データベース12A2の製品コード(10
1)及び製品コード(102)が関連付けられている。
そして、製品データベース12A2の製品コード(10
1)には、企業データベース12A1の企業コード(1
011)が関連付けられており、製品データベース12
A2の製品コード(102)には、企業データベース1
2A1の企業コード(1021)が関連付けられてい
る。また、ノートブックコンピュータという製品分類
(製品分類コード:4X17AB01)があり、この製
品分類コード(4X17AB01)の製品分類項目の価
格(10万円〜20万円,製品分類属性コード:4X1
7AB01X)に、ノートブックコンピュータγ(製品
コード:103)及びノートブックコンピュータδ(製
品コード:104)が属する場合、製品分類データベー
ス12A3の製品分類コード(4X17AB01)の製
品分類属性コード(4X17AB01X)には、製品デ
ータベース12A2の製品コード(103)及び製品コ
ード(104)が関連付けられている。
【0054】検索部13Aは、電子商取引仲介システム
サーバ50からの検索条件に基づいて、各種情報を企業
データベース12A1、製品データベース12A2又は
製品分類データベース12A3から検索して出力するも
のである。例えば、製品データベース12A2に、製品
コード(101)と製品属性項目の製品名称(ノートブ
ックコンピュータα)とが関連付けられている場合、検
索部13Aは、電子商取引仲介システムサーバ50から
の検索条件(製品コード:101)に基づいて、製品デ
ータベース12A2から製品属性項目の製品名称(ノー
トブックコンピュータα)を検索して出力する。また、
製品分類データベース12A3に、ノートブックコンピ
ュータという製品分類(製品分類コード:4X17AB
01)があり、この製品分類コード(4X17AB0
1)に、ノートブックコンピュータα(製品コード:1
01)、及びノートブックコンピュータβ(製品コー
ド:102)が属し、電子商取引仲介システムサーバ5
0から検索条件(製品分類コード:4X17AB01に
属するノートブックコンピュータの製品名称)が送信さ
れてきた場合、検索部13Aは、製品分類コード(4X
17AB01)に基づいて、製品分類データベース12
A3から製品コード(101)及び製品コード(10
2)を検索する。そして、検索部13Aは、製品コード
(101)に基づいて、製品データベース12A2から
製品名称(ノートブックコンピュータα)を検索し、さ
らに、製品コード(102)に基づいて、製品データベ
ース12A2から製品名称(ノートブックコンピュータ
β)を検索する。
【0055】受注処理部14Aは、電子商取引仲介シス
テムサーバ50からの注文情報により、ユーザーから注
文された製品を受注し、さらに受注したことのお知ら
せ、製品のお届け先、支払い方法等の受注結果情報を生
成するものである。
【0056】尚、ベンダーサーバ10は、ベンダー自身
が電子商取引を行なう場合には、ユーザー端末40と同
様の機能を果たす。
【0057】eマーケットサーバ20は、通信部21A
と、記憶部22Aと、検索部23Aと、受注処理部24
Aとを有し、eマーケットプレースを管理・運営するた
めのものである。
【0058】通信部21Aは、電子商取引仲介システム
サーバ50からの検索条件を受信し、検索部23Aで検
索された検索結果を電子商取引仲介システムサーバ50
に送信するものである。また、通信部21Aは、電子商
取引仲介システムサーバ50からの注文情報を受信し、
受注処理部24Aからの受注結果情報を電子商取引仲介
システムサーバ50に送信するものである。
【0059】記憶部22Aには、企業データベース22
A1と、製品データベース22A2と、製品分類データ
ベース22A3とが記憶されている。
【0060】企業データベース22A1は、eマーケッ
トプレースで管理されている、企業の企業コードと企業
属性コードと企業属性項目とを関連付けてデータベース
化したものである。
【0061】製品データベース22A2は、eマーケッ
トプレースで管理されている、製品の製品コードと製品
属性項目とを関連付けてデータベース化したものであ
る。
【0062】製品分類データベース22A3は、eマー
ケットプレースで管理されている、製品の製品分類を示
す製品分類コードと製品分類属性コードと製品分類属性
項目とを関連付けてデータベース化したものである。
【0063】さらに、企業データベース22A1、製品
データベース22A2、及び製品分類データベース22
A3の各コード及び項目は、他のデータベースのコード
と関連付けられている。例えば、ノートブックコンピュ
ータという製品分類(製品分類コード:4X17AB0
1)があり、この製品分類にノートブックコンピュータ
αという製品(製品コード:101)が属し、さらにノ
ートブックコンピュータαを製造している企業が企業A
(企業コード:1011)である場合、製品データベー
ス22A2の製品コード(101)には、製品分類デー
タベース22A3の製品分類コード(4X17AB0
1)と企業データベース22A1の企業コード(110
1)とが関連付けられている。
【0064】検索部23Aは、電子商取引仲介システム
サーバ50からの検索条件に基づいて、各種情報を企業
データベース22A1、製品データベース22A2又は
製品分類データベース22A3から検索して出力するも
のである。
【0065】受注処理部24Aは、電子商取引仲介シス
テムサーバ50からの注文情報により、ユーザーから注
文された製品を受注し、さらに受注したことのお知ら
せ、製品のお届け先、支払い方法等の受注結果情報を生
成するものである。
【0066】ショッピングサーバ30は、通信部31A
と、記憶部32Aと、検索部33Aと、受注処理部34
Aとを有し、インターネットショッピングサイトを管理
・運営するものである。
【0067】通信部31Aは、電子商取引仲介システム
サーバ50からの検索条件を受信し、検索部33Aで検
索された検索結果を電子商取引仲介システムサーバ50
に送信するものである。また、通信部31Aは、電子商
取引仲介システムサーバ50からの注文情報を受信し、
受注処理部34Aからの受注結果情報を電子商取引仲介
システムサーバ50に送信するものである。
【0068】記憶部32Aには、企業データベース32
A1と、製品データベース32A2と、製品分類データ
ベース32A3とが記憶されている。
【0069】企業データベース32A1は、インターネ
ットショッピングサイトで管理されている、企業の企業
コードと企業属性コードと企業属性項目とを関連付けて
データベース化したものである。
【0070】製品データベース32A2は、インターネ
ットショッピングサイトで管理されている、製品の製品
コードと製品属性項目とを関連付けてデータベース化し
たものである。
【0071】製品分類データベース32A3は、インタ
ーネットショッピングサイトで管理されている、製品の
製品分類を示す製品分類コードと製品分類属性コードと
製品分類属性項目とを関連付けてデータベース化したも
のである。
【0072】さらに、企業データベース32A1、製品
データベース32A2、及び製品分類データベース32
A3の各コード及び項目は、他のデータベースのコード
と関連付けられている。例えば、インターネットショッ
ピングサイトで管理されている製品にノートブックコン
ピュータβ(製品コード:102)があり、このノート
ブックコンピュータβを企業B(企業コード:102
1)が製造し、さらにノートブックコンピュータβがノ
ートブックコンピュータの製品分類(製品分類コード:
4X17AB01)に属する場合、企業データベース3
2A1の企業コード(1021)には、製品データベー
ス32A2の製品コード(102)と製品分類データベ
ース32A3の製品分類コード(4X17AB01)と
が関連付けられている。
【0073】検索部33Aは、電子商取引仲介システム
サーバ50からの検索条件に基づいて、各種情報を企業
データベース32A1、製品データベース32A2又は
製品分類データベース32A3から検索して出力するも
のである。
【0074】受注処理部34Aは、電子商取引仲介シス
テムサーバ50からの注文情報により、ユーザーから注
文された製品を受注し、さらに受注したことのお知ら
せ、製品のお届け先、支払い方法等の受注結果情報を生
成するものである。
【0075】ユーザー端末40(例えば、パーソナルコ
ンピュータ、携帯電話)は、通信部41Aと、表示部4
2Aと、入力部43Aとを有し、ユーザーが必要とする
情報を電子商取引仲介システムサーバ50から得るため
のものである。
【0076】通信部41Aは、電子商取引仲介システム
サーバ50から送信されてくる、検索サービス画面の情
報、製品購入画面の情報、ベンダー情報、eマーケット
プレース情報、インターネットショッピングサイト情報
又は受注結果情報を受信するものである。また、通信部
41Aは、電子商取引仲介システムサーバ50に検索条
件を送信し、電子商取引仲介システムサーバ50から送
信されてくる検索結果を一覧表にした一覧情報(以下、
回答情報という)を受信するものである。
【0077】表示部42Aは、電子商取引仲介システム
サーバ50からの検索サービス画面の情報、製品購入画
面の情報、ベンダー情報、eマーケットプレース情報、
インターネットショッピングサイト情報、回答情報、受
注結果情報等の各種の情報を表示するものである。
【0078】ここで、検索サービス画面とは、各種のコ
ードを入力するコード入力欄、入力したコードに関連す
る情報を検索する検索条件を入力する検索欄等が表示さ
れている画面である。また、製品購入画面とは、製品を
購入する際に必要な情報(購入する製品の製品コード、
購入先企業の企業コード、数量、価格、支払い方法等)
を入力する入力欄が表示されている画面である。また、
ベンダー情報とは、電子商取引仲介システムサーバ50
で扱っているベンダー名等の情報をいう。また、eマー
ケットプレース情報とは、eマーケットプレースの種
類、各eマーケットプレースで開設している店舗名(企
業名)等の情報をいう。また、インターネットショッピ
ングサイト情報とは、インターネットショッピングサイ
トの種類、各インターネットショッピングサイトで開設
している店舗名(企業名)等の情報をいう。また、回答
情報とは、電子商取引仲介システムサーバ50が、ベン
ダーサーバ10、eマーケットサーバ20、ショッピン
グサーバ30から送信されてきた検索結果を一覧表にし
た情報である。
【0079】入力部43A(例えば、キーボード、テン
キー、ジョイスティック、又はタッチパネル)は、製品
コード、製品分類コード、製品分類属性コード、企業コ
ード又は企業属性コードと、各種の情報を検索するため
の検索条件を入力するものである。例えば、ユーザー
が、製品コード(101)の製品を取り扱っている企業
の企業名称(企業属性コード:101A)を知りたい場
合、入力部43Aで、表示部42Aに表示されている検
索サービス画面のコード入力欄に”101”,”101
A”を入力する。
【0080】尚、検索欄に何も入力しない場合には、コ
ード入力欄に入力されたコードに関連する情報が全て検
索される。
【0081】また、入力部43Aは、ユーザーが製品の
注文する場合、その製品を注文する際に必要な情報を入
力するためのものである。例えば、ユーザーが製品コー
ド(101)の製品を企業コード(1011)の企業A
から1個、購入したい場合、入力部43Aで、表示部4
2Aに表示されている製品購入画面の入力欄に、製品コ
ード”101”、購入先企業の企業コード”101
1”、及び数量”1”を入力する。
【0082】電子商取引仲介システムサーバ50(例え
ば、ワークステーション・サーバ等の情報処理装置)
は、通信部51Aと、記憶部52Aと、検索部53A
と、生成部54Aとを有し、ベンダーサーバ10、eマ
ーケットサーバ20、ショッピングサーバ30、及びユ
ーザー端末40の間で行なわれる電子商取引を仲介する
ものである。さらに、電子商取引仲介システムサーバ5
0は、インターネット上に開設している電子商取引仲介
サービスページを管理・運営するものである。
【0083】ここで、電子商取引仲介サービスページと
は、ベンダー情報、eマーケットプレース情報、インタ
ーネットショッピングサイト情報等の情報を提供するた
めのホームページである。
【0084】通信部51Aは、ユーザー端末40からの
検索条件を受信し、この検索条件を検索部53Aで検索
されたアドレスの付されているベンダーサーバ10、e
マーケットサーバ20又はショッピングサーバ30に送
信し、さらにベンダーサーバ10、eマーケットサーバ
20又はショッピングサーバ30からの検索結果を受信
するものである。また、通信部51Aは、生成部54A
で生成された回答情報と、ベンダーサーバ10、eマー
ケットサーバ20又はショッピングサーバ30からの受
注結果情報とをユーザー端末40に送信するものであ
る。
【0085】記憶部52Aには、アドレスデータベース
52A1と関連情報データベース52A2とが記憶され
ている。アドレスデータベース52A1は、製品コー
ド、製品分類コード、製品分類属性コード、企業コー
ド、企業属性コードと、各コードに関連する情報を保有
しているベンダーサーバ10、eマーケットサーバ20
又はショッピングサーバ30のアドレス(例えば、IP
アドレス)とを関連付けてデータベース化したものであ
る。例えば、製品コード(101)に関連した情報をベ
ンダーサーバ10が保有しており、このベンダーサーバ
10のIPアドレスが、12*.34*.5*.6*で
ある場合、アドレスデータベース52A1には、製品コ
ード(101)とIPアドレス(12*.34*.5
*.6*)とが関連付けて記憶されている。関連情報デ
ータベース52A2は、検索サービス画面の情報と、製
品購入画面の情報と、ベンダー情報と、eマーケットプ
レース情報と、インターネットショッピングサイト情報
とを関連付けてデータベース化したものである。
【0086】検索部53Aは、ユーザー端末40からの
検索条件に含まれている各コードに基づいて、各コード
に関連する情報を保有しているサーバのアドレスをアド
レスデータベース52A1から検索して出力するもので
ある。また、検索部53Aは、ユーザー端末40からの
注文情報に含まれている企業コードに基づいて、サーバ
のアドレスをアドレスデータベース52A1から検索し
て出力するものである。また、検索部53Aは、検索サ
ービス画面の情報、製品購入画面の情報、ベンダー情
報、eマーケットプレース情報、インターネットショッ
ピングサイト情報を、関連情報データベース52A2か
ら検索するものである。
【0087】生成部54Aは、ベンダーサーバ10、e
マーケットサーバ20又はショッピングサーバ30から
検索結果を受信すると、この検索結果を一覧表にした回
答情報を生成するものである。
【0088】尚、上述で説明した製品コード、製品分類
コード及び企業コードは、コード管理団体により一元管
理される。
【0089】また、型番とは、企業独自が採番管理する
コードであり、コード管理団体により一元管理される製
品コードとは異なる。
【0090】続いて、上記構成における動作について説
明する。
【0091】ユーザーの指示によりユーザー端末40
は、電子商取引仲介システムサーバ50の管理する電子
商取引仲介サービスページにアクセスする(ステップ
A1)。
【0092】そして、電子商取引仲介システムサーバ5
0の通信部51Aは、ユーザー端末40からのアクセス
により、関連情報データベース52A2に記憶されてい
るベンダー情報、eマーケットプレース情報、及びイン
ターネットショッピングサイト情報等をユーザー端末4
0に送信する(ステップ A2)。これらの情報を受信
したユーザー端末40の表示部42Aは、各種の情報を
表示する(ステップA3)。
【0093】さらに、ユーザーは、企業に関する情報や
製品に関する情報等を調べたい場合、電子商取引仲介サ
ービスページから検索サービス画面に切換え、検索サー
ビス画面のコード入力欄に製品コード、製品分類コー
ド、製品分類属性コード、企業コード又は企業属性コー
ドを、検索サービス画面の検索欄に検索したい検索項目
を入力部43Aで入力する。ユーザー端末40の通信部
41Aは、製品コード、製品分類コード、製品分類属性
コード、企業コード又は企業属性コードと検索項目とを
含む検索条件を電子商取引仲介システムサーバ50に送
信する(ステップA4)。
【0094】次に、電子商取引仲介システムサーバ50
の検索部53Aは、ユーザー端末40からの検索条件に
含まれている製品コード、製品分類コード、製品分類属
性コード、企業コード又は企業属性コードに基づいて、
アドレスデータベース52A1からアドレスを検索す
る。そして、電子商取引仲介システムサーバ50の通信
部51Aは、検索部53Aで検索されたアドレスの付さ
れているサーバに検索条件を送信する(ステップ A
5)。
【0095】検索条件の送信されたサーバがベンダーサ
ーバ10である場合、ベンダーサーバ10の検索部13
Aは、検索条件に含まれている製品コード、製品分類コ
ード、製品分類属性コード、企業コード又は企業属性コ
ードと検索項目とに基づいて、企業データベース12A
1、製品データベース12A2又は製品分類データベー
ス12A3から情報を検索する(ステップ A6)。そ
して、ベンダーサーバ10の通信部11Aは、検索部1
3Aで検索された情報を検索結果として電子商取引仲介
システムサーバ50に送信する(ステップ A7)。
【0096】また、検索条件の送信されたサーバがeマ
ーケットサーバ20である場合、eマーケットサーバ2
0の検索部23Aは、検索条件に含まれている製品コー
ド、製品分類コード、製品分類属性コード、企業コード
又は企業属性コードと検索項目とに基づいて、企業デー
タベース22A1、製品データベース22A2又は製品
分類データベース22A3から情報を検索する(ステッ
プ A8)。そして、eマーケットサーバ20の通信部
21Aは、検索部23Aで検索された情報を検索結果と
して電子商取引仲介システムサーバ50に送信する(ス
テップ A9)。
【0097】また、検索条件の送信されたサーバがショ
ッピングサーバ30である場合、ショッピングサーバ3
0の検索部33Aは、検索条件に含まれている製品コー
ド、製品分類コード、製品分類属性コード、企業コード
又は企業属性コードと検索項目とに基づいて、企業デー
タベース32A1、製品データベース32A2又は製品
分類データベース32A3から情報を検索する(ステッ
プ A10)。そして、ショッピングサーバ30の通信
部31Aは、検索部33Aで検索された情報を検索結果
として電子商取引仲介システムサーバ50に送信する
(ステップ A11)。
【0098】さらに、電子商取引仲介システムサーバ5
0の生成部54は、ベンダーサーバ10、eマーケット
サーバ20又はショッピングサーバ30からの検索結果
に基づいて、回答情報を作成する(ステップ A1
2)。この回答情報を電子商取引仲介システムサーバ5
0の通信部51Aがユーザー端末40に送信する(ステ
ップ A13)。ユーザー端末40の表示部42Aは、
電子商取引仲介システムサーバ50からの回答情報を表
示する。
【0099】続いて、ユーザー端末40に表示された回
答情報をユーザーが見て、製品の購入又はサービスの提
供を希望しない場合、ユーザーはユーザー端末40上で
の処理を終了する(ステップ A14)。
【0100】一方、ユーザーが製品の購入又はサービス
の提供を希望する場合、ユーザーはユーザー端末40の
入力部43Aで、購入する製品の製品コード、購入先企
業の企業コード、及び数量等の注文情報を入力する。そ
して、ユーザー端末40の通信部41Aは、入力された
注文情報を電子商取引仲介システムサーバ50に送信す
る(ステップ A15)。
【0101】さらに、電子商取引仲介システムサーバ5
0の検索部53Aは、ユーザー端末40からの注文情報
に含まれている企業コードに基づいて、アドレスデータ
ベース52A1からアドレスを検索する。そして、電子
商取引仲介システムサーバ50の通信部51Aは、検索
部53Aで検索されたアドレスのサーバに注文情報を送
信する(ステップ A16)。
【0102】注文情報の送信されたサーバがベンダーサ
ーバ10である場合、ベンダーサーバ10の受注処理部
14Aは、注文情報に基づいて受注処理を行ない(ステ
ップA17)、受注結果情報を生成する。そして、ベン
ダーサーバ10の通信部11Aは、受注処理部14Aで
生成された受注結果情報を電子商取引仲介システムサー
バ50に送信する(ステップ A18)。
【0103】また、注文情報の送信されたサーバがeマ
ーケットサーバ20である場合、eマーケットサーバ2
0の受注処理部24Aは、注文情報に基づいて受注処理
を行ない(ステップ A19)、受注結果情報を生成す
る。そして、eマーケットサーバ20の通信部21A
は、受注処理部24Aで生成された受注結果情報を電子
商取引仲介システムサーバ50に送信する(ステップ
A20)。
【0104】また、注文情報の送信されたサーバがショ
ッピングサーバ30である場合、ショッピングサーバ3
0の受注処理部34Aは、注文情報に基づいて受注処理
を行ない(ステップ A21)、受注結果情報を生成す
る。そして、ショッピングサーバ30の通信部31A
は、受注処理部34Aで生成された受注結果情報を電子
商取引仲介システムサーバ50に送信する(ステップ
A22)。
【0105】そして、電子商取引仲介システムサーバ5
0の通信部51Aは、ベンダーサーバ10、eマーケッ
トサーバ20又はショッピングサーバ30からの受注結
果情報を受信すると、この受注結果情報をユーザー端末
40に送信する(ステップA23)。
【0106】さらに、ユーザー端末40の表示部42A
は、電子商取引仲介システムサーバ50からの受注結果
情報を表示する(ステップ A24)。
【0107】尚、第1の実施の形態では、製品コード、
製品分類コード、企業コードがコード管理団体により管
理される場合について説明したが、この場合に限るもの
ではない。例えば、これらのコードの管理を電子商取引
仲介業者(電子商取引仲介システムサーバ50)側で管
理してもよい。また、製品コードを、電子商取引仲介業
者側で取り決めた規定のフォーマットに従って、ベンダ
ー又は製品を取り扱っている企業等が採番管理し、製品
コードの先頭にベンダーコード又は企業コードを付加す
ることで企業間で重複採番されないようにしてもよい。
【0108】また、第1の実施の形態では、製品分類コ
ードの下に製品分類属性項目を特定する製品分類属性コ
ードを付す場合について説明したが、この場合に限るも
のではない。例えば、図4に示すが如く、「4X17A
B01:ノートブックコンピュータ」という製品分類コ
ードの下に、「01:CPU・CLOCK」、「02:
DISK 容量」、「03:DVD 有無」のような製
品分類属性コードを付すようにしてもよい。これによ
り、自分が必要な製品を企業や電子市場の枠を越えて、
容易に検索が可能になり、さらに、国ごとの言語、企業
ごとの表現方法の違いを越えた一括検索が可能となる。
【0109】さらに、第1の実施の形態では、ベンダー
サーバ、eマーケットサーバ、及びショッピングサーバ
に記憶されているデータベースを、企業データベース、
製品データベース、及び製品分類データベースに分割す
る場合について説明したが、この場合に限るものではな
い。例えば、企業データベース、製品データベース、及
び製品分類データベースを一つのデータベースにまとめ
てもよい。
【0110】第2の実施の形態について説明する。
【0111】第1の実施の形態では、ユーザーが必要と
する情報を、電子商取引仲介システムサーバを介して、
ベンダーサーバ、eマーケットサーバ、又はショッピン
グサーバから検索する場合について説明した。
【0112】しかしながら、ユーザーが必要とする情報
を、電子商取引仲介システムサーバを介して、ベンダー
サーバ、eマーケットサーバ、又はショッピングサーバ
から検索したのでは、情報の検索に多くの時間を要して
しまい、送信待ちによるストレスをユーザーに与えてし
まう。
【0113】そこで、第2の実施の形態では、電子商取
引仲介システムサーバに、ベンダーサーバ、eマーケッ
トサーバ、及びショッピングサーバに記憶されている各
種の情報を予め記憶させておき、さらにベンダーサー
バ、eマーケットサーバ、及びショッピングサーバで更
新情報(以下、差分情報という)が発生した場合には、
この差分情報を電子商取引仲介システムサーバに記憶さ
せる。そして、ユーザー端末から、情報の検索要求があ
った場合、検索要求のあった情報を、電子商取引仲介シ
ステムサーバの記憶している情報から検索し、この検索
した情報をユーザー端末に送信することを特徴とする。
【0114】尚、差分情報とは、予めベンダーサーバ、
eマーケットサーバ又はショッピングサーバから電子商
取引仲介システムサーバに送信していない情報をいう。
【0115】以下、第2の実施の形態を詳細に説明す
る。
【0116】図5は電子商取引仲介システムのブロック
図である。図6は第2の実施の形態における動作を説明
するためのフローチャートである。
【0117】尚、第1の実施の形態と同様の構成のもの
については同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0118】ベンダーサーバ10の通信部11Bは、記
憶部12Bの各データベースに記憶されている情報を送
信するものである。また、通信部11Bは、電子商取引
仲介システムサーバ50からの差分情報送信要求を受信
し、判断部15Bからの差分情報を電子商取引仲介シス
テムサーバ50に送信するものである。
【0119】ベンダーサーバ10の記憶部12Bには、
企業データベース12B1と、製品データベース12B
2と、製品分類データベース12B3とが記憶されてい
る。
【0120】企業データベース12B1は、ベンダーに
割り当てられている企業コードと企業属性コードと企業
属性項目と送信識別情報とを関連付けてデータベース化
したものである。製品データベース12B2は、ベンダ
ーの扱っている製品の製品コードと製品属性項目と送信
識別情報とを関連付けてデータベース化したものであ
る。製品分類データベース12B3は、ベンダーの扱っ
ている製品の製品分類を示す製品分類コードと製品分類
属性コードと製品分類属性項目と送信識別情報とを関連
付けてデータベース化したものである。尚、上記送信識
別情報とは、企業コード、企業属性コード、企業属性項
目、製品コード、製品属性項目、製品分類コード、製品
分類属性コード、又は製品分類属性項目を電子商取引仲
介システムサーバ50に送信したか否かを識別する情報
である。
【0121】ベンダーサーバ10の判断部15Bは、通
信部11Bで差分情報送信要求を受信すると、企業デー
タベース12B1、製品データベース12B2及び製品
分類データベース12B3の送信識別情報に基づいて、
各コード及び各項目の情報を電子商取引仲介システムサ
ーバ50に送信したか否かを判断し、電子商取引仲介シ
ステムサーバ50に送信していないコード及び項目の情
報を差分情報として各データベースから読み出す。そし
て、判断部15Bは、各データベースからコード及び項
目の情報を読み出すと、これらのコード及び項目の情報
と関連付けられている送信識別情報を、電子商取引仲介
システムサーバ50に送信したことを示すように変更す
る。さらに、判断部15Bは、各データベースのコード
又は項目の情報が更新されると、このコード又は項目の
情報と関連付けられている送信識別情報を、電子商取引
仲介システムサーバ50に送信していないことを示すよ
うに変更する。
【0122】eマーケットサーバ20の通信部21B
は、記憶部22Bの各データベースに記憶されている情
報を送信するものである。また、通信部21Bは、電子
商取引仲介システムサーバ50からの差分情報送信要求
を受信し、判断部25Bからの差分情報を電子商取引仲
介システムサーバ50に送信するものである。
【0123】eマーケットサーバ20の記憶部22Bに
は、企業データベース22B1と、製品データベース2
2B2と、製品分類データベース22B3とが記憶され
ている。
【0124】企業データベース22B1は、eマーケッ
トプレースで管理されている、企業の企業コードと企業
属性コードと企業属性項目と送信識別情報とを関連付け
てデータベース化したものである。製品データベース2
2B2は、eマーケットプレースで管理されている、製
品の製品コードと製品属性項目と送信識別情報とを関連
付けてデータベース化したものである。製品分類データ
ベース22B3は、eマーケットプレースで管理されて
いる、製品の製品分類を示す製品分類コードと製品分類
属性コードと製品分類属性項目と送信識別情報とを関連
付けてデータベース化したものである。尚、上記送信識
別情報とは、企業コード、企業属性コード、企業属性項
目、製品コード、製品属性項目、製品分類コード、製品
分類属性コード、又は製品分類属性項目を電子商取引仲
介システムサーバ50に送信したか否かを識別する情報
である。
【0125】eマーケットサーバ20の判断部25B
は、通信部21Bで差分情報送信要求を受信すると、企
業データベース22B1、製品データベース22B2、
及び製品分類データベース22B3の送信識別情報に基
づいて、各コード及び各項目の情報を電子商取引仲介シ
ステムサーバ50に送信したか否かを判断し、電子商取
引仲介システムサーバ50に送信していないコード及び
項目の情報を差分情報として各データベースから読み出
す。そして、判断部25Bは、各データベースからコー
ド及び項目の情報を読み出すと、これらのコード及び項
目の情報と関連付けられている送信識別情報を、電子商
取引仲介システムサーバ50に送信したことを示すよう
に変更する。さらに、判断部25Bは、各データベース
のコード又は項目の情報が更新されると、このコード又
は項目の情報と関連付けられている送信識別情報を、電
子商取引仲介システムサーバ50に送信していないこと
を示すように変更する。
【0126】ショッピングサーバ30の通信部31B
は、記憶部32Bの各データベースに記憶されている情
報を送信するものである。また、通信部31Bは、電子
商取引仲介システムサーバ50からの差分情報送信要求
を受信し、判断部35Bからの差分情報を電子商取引仲
介システムサーバ50に送信するものである。
【0127】ショッピングサーバ30の記憶部32B
は、企業データベース32B1と、製品データベース3
2B2と、製品分類データベース32B3とが記憶され
ている。
【0128】企業データベース32B1は、インターネ
ットショッピングサイトで管理されている、企業の企業
コードと企業属性コードと企業属性項目と送信識別情報
とを関連付けてデータベース化したものである。製品デ
ータベース32B2は、インターネットショッピングサ
イトで管理されている、製品の製品コードと製品属性項
目と送信識別情報とを関連付けてデータベース化したも
のである。製品分類データベース32B3は、インター
ネットショッピングサイトで管理されている、製品の製
品分類を示す製品分類コードと製品分類属性コードと製
品分類属性項目と送信識別情報とを関連付けてデータベ
ース化したものである。尚、上記送信識別情報とは、企
業コード、企業属性コード、企業属性項目、製品コー
ド、製品属性項目、製品分類コード、製品分類属性コー
ド、又は製品分類属性項目を電子商取引仲介システムサ
ーバ50に送信したか否かを識別する情報である。
【0129】ショッピングサーバ30の判断部35B
は、通信部31Bで差分情報送信要求を受信すると、企
業データベース32B1、製品データベース32B2、
及び製品分類データベース32B3の送信識別情報に基
づいて、各コード及び各項目の情報を電子商取引仲介シ
ステムサーバ50に送信したか否かを判断し、電子商取
引仲介システムサーバ50に送信していないコード及び
項目の情報を差分情報として各データベースから読み出
す。そして、判断部35Bは、各データベースからコー
ド及び項目の情報を読み出すと、これらのコード及び項
目の情報と関連付けられている送信識別情報を、電子商
取引仲介システムサーバ50に送信したことを示すよう
に変更する。さらに、判断部35Bは、各データベース
のコード又は項目の情報が更新されると、このコード又
は項目の情報と関連付けられている送信識別情報を、電
子商取引仲介システムサーバ50に送信していないこと
を示すように変更する。
【0130】電子商取引仲介システムサーバ50の通信
部51Bは、生成部54Bからの差分情報送信要求を、
ベンダーサーバ10、eマーケットサーバ20及びショ
ッピングサーバ30に送信し、ベンダーサーバ10、e
マーケットサーバ20及びショッピングサーバ30から
の差分情報を受信するものである。また、通信部51B
は、ユーザー端末40からの検索条件を受信し、生成部
54Aで生成された回答情報をユーザー端末40に送信
するものである。
【0131】電子商取引仲介システムサーバ50の記憶
部52Bには、企業データベース52B1と、製品デー
タベース52B2と、製品分類データベース52B3
と、アドレスデータベース52A1と、関連情報データ
ベース52A2とが記憶されている。
【0132】企業データベース52B1は、ベンダー、
eマーケットプレース及びインターネットショッピング
サイトで管理されている、企業の企業コードと企業属性
コードと企業属性項目とを関連付けてデータベース化し
たものである。
【0133】製品データベース52B2は、ベンダー、
eマーケットプレース及びインターネットショッピング
サイトで管理されている、製品の製品コードと製品属性
項目とを関連付けてデータベース化したものである。製
品分類データベース52B3は、ベンダー、eマーケッ
トサーバ及びショッピングサーバで管理されている、製
品の製品分類を示す製品分類コードと製品分類属性コー
ドと製品分類属性項目とを関連付けてデータベース化し
たものである。さらに、企業データベース52B1、製
品データベース52B2、及び製品分類データベース5
2B3の各コード及び項目は、他のデータベースのコー
ドと関連付けられている。
【0134】検索部53Bは、ユーザー端末40からの
検索条件に基づいて、各種情報を企業データベース52
B1、製品データベース52B2又は製品分類データベ
ース52B3から検索して出力するものである。また、
検索部53Bは、ユーザー端末40からの注文情報に含
まれている企業コードに基づいて、サーバのアドレスを
アドレスデータベース52A1から検索して出力するも
のである。また、検索部53Bは、検索サービス画面の
情報、製品購入画面の情報、ベンダー情報、eマーケッ
トプレース情報、インターネットショッピングサイト情
報を、関連情報データベース52A2から検索するもの
である。
【0135】生成部54Bは、ベンダーサーバ10、e
マーケットサーバ20、及びショッピングサーバ30に
差分情報がある場合、その差分情報を送信するよう要求
する差分情報送信要求を生成するものである。
【0136】更新部55Bは、通信部51Bで差分情報
を受信すると、記憶部52Bの企業データベース52B
1、製品データベース52B2、又は製品分類データベ
ース52B3に記憶されている情報を更新するものであ
る。例えば、eマーケットサーバ20の製品データベー
ス22B2に記憶されている製品コード(101)のノ
ートブックコンピュータαの固有機能が”θ”から”
κ”に変更され、eマーケットサーバ20から製品コー
ド(101)と製品属性項目の固有機能”κ”とが送信
されてきた場合、更新部55Bは、製品コード(10
1)の製品属性項目の固有機能”θ”を製品データベー
ス52B2から検索し、この検索した製品属性項目の固
有機能”θ”を”κ”に更新する。
【0137】続いて、上記構成における動作について説
明する。
【0138】電子商取引仲介システムサーバ50の通信
部51Bは、生成部54Bで生成された差分情報送信要
求をベンダーサーバ10、eマーケットサーバ20、及
びショッピングサーバ30に送信する(ステップ B
1)。
【0139】そして、ベンダーサーバ10の判断部15
Bは、通信部11Bで電子商取引仲介システムサーバ5
0からの差分情報送信要求を受信すると、企業データベ
ース12B1、製品データベース12B2、及び製品分
類データベース12B3の送信識別情報に基づいて、各
コード及び各項目の情報を電子商取引仲介システムサー
バ50に送信したか否かを判断し、電子商取引仲介シス
テムサーバ50に送信していないコード及び項目の情報
を差分情報として各データベースから読み出す。通信部
11Bは、判断部15Bからの差分情報を電子商取引仲
介システムサーバ50に送信する(ステップ B2)。
【0140】また、eマーケットサーバ20の判断部2
5Bは、通信部21Bで電子商取引仲介システムサーバ
50からの差分情報送信要求を受信すると、企業データ
ベース22B1、製品データベース22B2、及び製品
分類データベース22B3の送信識別情報に基づいて、
各コード及び各項目の情報を電子商取引仲介システムサ
ーバ50に送信したか否かを判断し、電子商取引仲介シ
ステムサーバ50に送信していないコード及び項目の情
報を差分情報として各データベースから読み出す。通信
部31Bは、判断部25Bからの差分情報を電子商取引
仲介システムサーバ50に送信する(ステップ B
3)。
【0141】さらに、ショッピングサーバ30の判断部
35Bは、通信部31Bで電子商取引仲介システムサー
バ50からの差分情報送信要求を受信すると、企業デー
タベース32B1、製品データベース32B2、及び製
品分類データベース32B3の送信識別情報に基づい
て、各コード及び各項目の情報を電子商取引仲介システ
ムサーバ50に送信したか否かを判断し、電子商取引仲
介システムサーバ50に送信していないコード及び項目
の情報を差分情報として各データベースから読み出す。
通信部31Bは、判断部35Bからの差分情報を電子商
取引仲介システムサーバ50に送信する(ステップ B
4)。
【0142】次に、電子商取引仲介システムサーバ50
の更新部55Bは、ベンダーサーバ10、eマーケット
サーバ20及びショッピングサーバ30からの差分情報
に基づいて、記憶部52Bの企業データベース52B
1、製品データベース52B2、又は製品分類データベ
ース52B3の情報を更新する(ステップ B5)。
【0143】尚、電子商取引仲介システムサーバ50
は、差分情報の取得に失敗した場合、再度、差分情報送
信要求を、ベンダーサーバ10、eマーケットサーバ2
0及びショッピングサーバ30に送信する。
【0144】続いて、ユーザー端末40は、電子商取引
仲介システムサーバ50にアクセスする(ステップ B
6)。
【0145】そして、電子商取引仲介システムサーバ5
0の通信部51Bは、ユーザー端末40からアクセスさ
れると、ベンダー情報、マーケットプレース情報、及び
インターネットショッピングサイト情報等を送信する
(ステップ B7)。
【0146】さらに、ユーザー端末40の表示部42A
は、電子商取引仲介システムサーバ50からの各種の情
報を表示する(ステップ B8)。
【0147】次に、ユーザーは、各種の情報を調べたい
場合、電子商取引サービスページから検索サービス画面
に切換え、入力部43Aで、検索サービス画面のコード
入力欄に製品コード、製品分類コード、製品分類属性コ
ード、企業コード又は企業属性コードを入力し、さらに
検索サービス画面の検索欄に検索したい検索項目を入力
する。そして、ユーザー端末40の通信部41Aは、入
力されたコードと検索項目とを含む検索条件を電子商取
引仲介システムサーバ50に送信する(ステップ B
9)。
【0148】さらに、電子商取引仲介システムサーバ5
0の検索部53Bは、ユーザー端末40からの検索条件
に含まれている製品コード、製品分類コード、製品分類
属性コード、企業コード又は企業属性コードと検索項目
とに基づいて、記憶部52Bの企業データベース52B
1、製品データベース52B2又は製品分類データベー
ス52B3から情報を検索し(ステップ B10)、こ
の検索部53Bで検索された情報に基づいて、生成部5
4Aは、回答情報を作成する(ステップ B11)。電
子商取引仲介システムサーバ50の通信部51Bは、生
成部54Aで生成された回答情報をユーザー端末40に
送信する(ステップ B12)。ユーザー端末40の表
示部42Aは、電子商取引仲介システムサーバ50から
回答情報を表示する。
【0149】続いて、ユーザーがユーザー端末40に表
示されている製品の購入又はサービスの提供を希望しな
い場合、ユーザー端末40上での処理を終了する(ステ
ップB13)。
【0150】一方、ユーザーがユーザー端末40に表示
されている製品の購入又はサービスの提供を希望する場
合、ユーザー端末40の入力部43Aで、購入する製品
の製品コード、購入先企業の企業コード、及び数量等の
注文情報を入力する。そして、ユーザー端末40の通信
部41Aは、ユーザーにより入力された注文情報を電子
商取引仲介システムサーバ50に送信する(ステップ
B14)。
【0151】さらに、電子商取引仲介システムサーバ5
0の検索部53Bは、ユーザー端末40からの注文情報
に含まれている企業コードに基づいて、アドレスデータ
ベース52A1からアドレスを検索する。そして、電子
商取引仲介システムサーバ50の通信部51Bは、検索
部53Bで検索されたアドレスのサーバに注文情報を送
信する(ステップ B15)。
【0152】次に、ベンダーサーバ10、eマーケット
サーバ20、又はショッピングサーバ30は、注文情報
に基づいて受注処理を行ない、受注結果情報を電子商取
引仲介システムサーバ50に送信する(ステップ B1
6,B17,B18,B19,B20,B21)。
【0153】そして、電子商取引仲介システムサーバ5
0の通信部51Bは、ベンダーサーバ10、eマーケッ
トサーバ20、又はショッピングサーバ30から受注結
果情報を受信すると、この受注結果情報をユーザー端末
40に送信する(ステップB22)。
【0154】さらに、ユーザー端末40の表示部41A
は、電子商取引仲介システムサーバ50から受注結果情
報を表示する(ステップ B23)。
【0155】尚、第2の実施の形態では、電子商取引仲
介システムサーバ50からの差分情報送信要求によりベ
ンダーサーバ10、eマーケットサーバ20及びショッ
ピングサーバ30が差分情報を送信する場合について説
明したが、この場合に限るものではない。例えば、ベン
ダーサーバ10、eマーケットサーバ20、ショッピン
グサーバ30から、必要に応じて差分情報を電子商取引
仲介システムサーバ50に送信するようにしてもよい。
【0156】このように、電子商取引仲介システムサー
バ50の企業データベース52B1、製品データベース
52B2又は製品分類データベース52B3に予め必要
な情報を記憶させておくことで、ユーザーが必要とする
情報を短時間で検索でき、ユーザーのストレスを緩和す
ることができる。
【0157】第3の実施の形態について説明する。
【0158】従来、ベンダー(又は企業)が、自己の管
理している情報(製品に関する情報、ベンダー又は企業
に関する情報等)を、eマーケットプレース、インター
ネットショッピングサイトに登録する場合、ベンダー自
身が、自己の管理している情報を、eマーケットプレー
スのeマーケットサーバと、インターネットショッピン
グサイトのショッピングサーバとに登録しなければなら
なかった。
【0159】そこで、第3の実施の形態では、ベンダー
が、自己の管理している情報を、電子商取引仲介システ
ムサーバに登録するだけで、電子商取引仲介システムサ
ーバが、ベンダーからの情報を、eマーケットサーバ、
ショッピングサーバに登録することを特徴とする。
【0160】以下、第3の実施の形態を詳細に説明す
る。
【0161】図7は電子商取引仲介システムのブロック
図である。図8は第3の実施の形態における動作を説明
するためのフローチャートである。
【0162】尚、第1の実施の形態又は第2の実施の形
態と同様の構成のものについては同じ符号を付し、詳細
な説明は省略する。
【0163】ベンダーサーバ10の通信部11Cは、電
子商取引仲介システムサーバ50にアクセスする認証を
受けるためのベンダー情報を電子商取引仲介システムサ
ーバ50に送信するものである。ここで、ベンダー情報
とは、ベンダーを識別するためのIDとパスワードとを
いう。また、通信部11Cは、電子商取引仲介システム
サーバ50からアクセスの認証を示す認証情報を受信す
ると、検索部13Cで読み出した新製品の情報(新製品
の製品名称、製品コード、製品分類コード等)、更新情
報(更新された製品の製品名称、製品コード、製品分類
コード等)、又は生産情報(製品コード、仕掛、納期
等)と、これらの情報の送信先を指定する送信先情報と
を電子商取引仲介システムサーバ50に送信するもので
ある。
【0164】ベンダーサーバ10の検索部13Cは、後
述する入力部16Cで指定された新製品の情報、更新情
報、又は生産情報を、記憶部12Aの製品データベース
12A2、又は製品分類データベース12A3から検索
するものである。
【0165】ベンダーサーバ10の入力部16Cは、記
憶部12Aの製品データベース12A2、又は製品分類
データベース12A3に記憶されている情報のうち、電
子商取引仲介システムサーバ50に送信する情報を指定
し、この指定した情報の送信先を指定する送信先情報を
入力するものである。例えば、eマーケットプレースの
A、B及びCに、新製品の情報(新製品の製品コード、
新製品の製品名称、新製品の固有機能、製品分類コー
ド)を送信したい場合、入力部16Cで、新製品の情報
(新製品の製品コード、新製品の製品名称、新製品の固
有機能、製品分類コード)を指定し、さらに新製品の情
報の送信先として、eマーケットプレースのA、B及び
Cを入力する。
【0166】eマーケットサーバ20の通信部21C
は、電子商取引仲介システムサーバ50からの企業コー
ドの付加された新製品の情報、更新情報又は生産情報を
受信するものである。
【0167】eマーケットサーバ20の更新部26C
は、通信部21Cで受信した企業コードの付加された新
製品の情報、更新情報又は生産情報に基づいて、記憶部
22Aの企業データベース22A1、製品データベース
22A2又は製品分類データベース22A3を更新する
ものである。例えば、電子商取引仲介システムサーバ5
0から、新製品の情報(新製品の製品コード、新製品の
製品名称、新製品の固有機能、製品分類コード)と、新
製品を製造した企業の企業コードとが送信されてきた場
合、更新部26Cは、新製品の製品コード、新製品の製
品名称、及び新製品の固有機能に基づいて、製品データ
ベース22A2を更新する。そして、更新部26Cは、
製品分類コード、企業コード、及び製品コードに基づい
て、製品分類データベース22A3の製品分類コード
に、企業データベース22A1の企業コードと、製品デ
ータベース22A2の製品コードとを関連付け、また企
業データベース22A1の企業コードに、製品分類デー
タベース22A3の製品分類コードと、製品データベー
ス22A2の製品コードとを関連付け、さらに製品デー
タベース22A2の製品コードに、製品分類データベー
ス22A3の製品分類コードと、企業データベース22
A1の企業コードとを関連付ける。
【0168】ショッピングサーバ30の通信部31C
は、電子商取引仲介システムサーバ50からの企業コー
ドの付加された新製品の情報、更新情報又は生産情報を
受信するものである。
【0169】ショッピングサーバ30の更新部36C
は、通信部31Cで受信した企業コードの付加された新
製品の情報、更新情報又は生産情報に基づいて、記憶部
32Aの企業データベース32A1、製品データベース
32A2、又は製品分類データベース32A3を更新す
るものである。
【0170】電子商取引仲介システムサーバ50の通信
部51Cは、ベンダーサーバ10からのベンダー情報を
受信し、認証部56Cで生成した認証情報をベンダーサ
ーバ10に送信するものである。また、通信部51C
は、ベンダーサーバ10からの新製品の情報、更新情
報、又は生産情報を受信し、さらに付加部57Cで企業
コードを付加した新製品の情報、更新情報又は生産情報
を、送信先情報に基づいて送信するものである。
【0171】電子商取引仲介システムサーバ50の認証
部56Cは、通信部51Cで受信したベンダー情報に基
づいて、自己にアクセスする権限があるか否かを判断
し、アクセスする権限がある場合、アクセスの認証を示
す認証情報を生成するものである。
【0172】付加部57Cは、通信部51Cで受信した
ベンダー情報に基づいて、ベンダーに割り当てられてい
る企業コードを新製品情報、更新情報又は生産情報に付
加するものである。
【0173】続いて、上記構成における動作について説
明する。
【0174】尚、以下の説明では、電子商取引仲介業者
が、ベンダーに対して電子商取引仲介システムサーバ5
0に登録できる情報の種類及び必要な情報を事前に公開
しているものとする。
【0175】ベンダーの指示に従ってベンダーサーバ1
0の通信部11Cは、電子商取引仲介システムサーバ5
0にベンダー情報を送信する(ステップ C1)。
【0176】そして、電子商取引仲介システムサーバ5
0の認証部56Cは、ベンダーサーバ10からのベンダ
ー情報に基づいて、自己にアクセスする権限があるか否
かを判断し(ステップ C2)、アクセスする権限があ
る場合、アクセスを認証する認証情報を生成する。そし
て、電子商取引仲介システムサーバ50の通信部51C
は、認証部56Cで生成された認証情報をベンダーサー
バ10に送信する(ステップ C3)。
【0177】さらに、ベンダーサーバ10の通信部11
Cは、電子商取引仲介システムサーバ50から認証情報
を受信すると、送信先情報と新製品の情報、更新情報又
は生産情報とを電子商取引仲介システムサーバ50に送
信する(ステップ C4)。
【0178】次に、電子商取引仲介システムサーバ50
の通信部51Cが、ベンダーサーバ10からの送信先情
報と新製品の情報、更新情報又は生産情報とを受信する
と、付加部57Cは、新製品の情報、更新情報又は生産
情報に企業コードを付加する(ステップ C5)。そし
て、電子商取引仲介システムサーバ50の更新部55B
は、企業コードの付加された新製品の情報、更新情報又
は生産情報に基づいて、記憶部52Bの企業データベー
ス52B1、製品データベース52B2又は製品分類デ
ータベース52B3の情報を更新する(ステップ C
6)。
【0179】さらに、電子商取引仲介システムサーバ5
0の通信部51Cは、送信先情報に基づいて、eマーケ
ットサーバ20、又はショッピングサーバ30に、企業
コードを付加した新製品の情報、更新情報又は生産情報
を送信する(ステップ C7)。
【0180】eマーケットサーバ20の通信部21C
が、電子商取引仲介システムサーバ50から企業コード
の付加された新製品の情報、更新情報又は生産情報を受
信した場合、eマーケットサーバ20の更新部26C
は、通信部21Cで受信した企業コードの付加された新
製品の情報、更新情報又は生産情報に基づいて、記憶部
22Aの企業データベース22A1、製品データベース
22A2又は製品分類データベース22A3を更新する
(ステップ C8)。
【0181】また、ショッピングサーバ30の通信部3
1Cが、電子商取引仲介システムサーバ50から企業コ
ードの付加された新製品の情報、更新情報又は生産情報
を受信した場合、ショッピングサーバ30の更新部36
Cは、通信部31Cで受信した企業コードの付加された
新製品の情報、更新情報又は生産情報に基づいて、記憶
部32Aの企業データベース32A1、製品データベー
ス32A2又は製品分類データベース32A3を更新す
る(ステップ C9)。
【0182】このようにして、ベンダーは、eマーケッ
トプレースやインターネットショッピングサイトに登録
したい情報を、電子商取引仲介システムサーバ50に登
録するだけで済むので、ベンダー側の労力を最小限にす
ることができる。
【0183】第4の実施の形態について説明する。
【0184】第4の実施の形態では、ベンダー、eマー
ケットプレースやインターネットショッピングサイト側
で収集・集計された製品に対するトラブル情報(品質情
報)、及び製品を購入した顧客からの製品に対する満足
度(顧客満足度情報)を、電子商取引仲介システムサー
バを介して、ユーザーに提供することを特徴とする。
【0185】以下、第4の実施の形態を詳細に説明す
る。
【0186】図9は電子商取引仲介システムのブロック
図である。図10は製品データベースを説明するための
図である。図11は第4の実施の形態における動作を説
明するためのフローチャートである。
【0187】尚、第1〜第3の実施の形態と同様の構成
のものについては同じ符号を付し、詳細な説明は省略す
る。
【0188】ベンダーサーバ10の通信部11Dは、電
子商取引仲介システムサーバ50から品質情報又は顧客
満足度情報を送信するよう要求する送信要求を受信し、
検索部13Dで検索された品質情報及び製造コード、又
は顧客満足度情報及び製品コードを送信するものであ
る。
【0189】ここで、品質情報とは、製品を購入した顧
客から寄せられた製品の品質に対する苦情をまとめた情
報をいう。また、顧客満足度情報とは、製品を購入した
顧客から寄せられた製品に対する満足度をまとめた情報
をいう。また、製造コードとは、製品を製造する単位
(ロット単位)ごとに割り当てられたコードである。
【0190】ベンダーサーバ10の記憶部12Dには、
製品データベース12D2が記憶されている。
【0191】製品データベース12D2は、図10に示
す如く、製品コードと製造コードとを関連付け、また製
品コードとベンダー側で収集・集計された顧客満足度情
報とを関連付け、さらに製造コードとベンダー側で収集
・集計された品質情報とを関連付けてデータベース化し
たものである。
【0192】ベンダーサーバ10の検索部13Dは、通
信部11Dで品質情報又は顧客満足度情報を送信するよ
う要求する送信要求を受信すると、品質情報及び製造コ
ード、又は顧客満足度情報及び製品コードを製品データ
ベース12D2から検索するものである。
【0193】eマーケットサーバ20の通信部21D
は、電子商取引仲介システムサーバ50から品質情報又
は顧客満足度情報を送信するよう要求する送信要求を受
信し、検索部23Dで検索された品質情報及び製造コー
ド、又は顧客満足度情報及び製品コードを送信するもの
である。
【0194】eマーケットサーバ20の記憶部22Dに
は、製品データベース22D2が記憶されている。
【0195】製品データベース22D2は、製品コード
と製造コードとを関連付け、また製品コードとeマーケ
ットプレース側で収集・集計された顧客満足度情報とを
関連付け、さらに製造コードとeマーケットプレース側
で収集・集計された品質情報とを関連付けてデータベー
ス化したものである。
【0196】eマーケットサーバ20の検索部23D
は、通信部21Dで品質情報又は顧客満足度情報を送信
するよう要求する送信要求を受信すると、品質情報及び
製造コード、又は顧客満足度情報及び製品コードを製品
データベース22D2から検索するものである。
【0197】ショッピングサーバ30の通信部31D
は、電子商取引仲介システムサーバ50から品質情報又
は顧客満足度情報を送信するよう要求する送信要求を受
信し、検索部33Dで検索された品質情報及び製造コー
ド、又は顧客満足度情報及び製品コードを送信するもの
である。
【0198】ショッピングサーバ30の記憶部32Dに
は、製品データベース32D2が記憶されている。
【0199】製品データベース32D2は、製品コード
と製造コードとを関連付け、また製品コードとインター
ネットショッピングサイト側で収集・集計された顧客満
足度情報とを関連付け、さらに製造コードとインターネ
ットショッピングサイト側で収集・集計された品質情報
とを関連付けてデータベース化したものである。
【0200】ショッピングサーバ30の検索部33D
は、通信部31Dで品質情報又は顧客満足度情報を送信
するよう要求する送信要求を受信すると、品質情報及び
製造コード、又は顧客満足度情報及び製品コードを製品
データベース32D2から検索するものである。
【0201】ユーザー端末40の通信部41Dは、品質
情報又は顧客満足度情報を送信するよう要求する送信要
求と、入力部43Dで入力された製品コード又は製造コ
ードとを電子商取引仲介システムサーバ50に送信し、
電子商取引仲介システムサーバ50からの品質情報、顧
客満足度情報を受信するものである。
【0202】ユーザー端末40の表示部42Dは、通信
部11Dで受信した品質情報、顧客満足度情報を表示す
るものである。
【0203】ユーザー端末40の入力部43Dは、電子
商取引仲介システムサーバ50に記憶されている品質情
報又は顧客満足度情報を検索するための製造コード又は
製品コードを入力するものである。
【0204】電子商取引仲介システムサーバ50の通信
部51Dは、ベンダーサーバ10、eマーケットサーバ
20及びショッピングサーバ30に、品質情報又は顧客
満足度情報を送信するよう要求する送信要求を送信し、
ベンダーサーバ10、eマーケットサーバ20及びショ
ッピングサーバ30からの品質情報及び製造コード、又
は顧客満足度情報及び製品コードを受信するものであ
る。また、通信部51Dは、ユーザー端末40からの品
質情報又は顧客満足度情報の送信要求と製造コード又は
製品コードとを受信し、検索部53Dで検索された品質
情報又は顧客満足度情報をユーザー端末40に送信する
ものである。
【0205】電子商取引仲介システムサーバ50の記憶
部52Dには、製品データベース52D2と関連情報デ
ータベース52A2とが記憶されているものである。
【0206】製品データベース52D2は、製品コード
と製造コードとを関連付け、また製品コードとベンダ
ー、eマーケットプレース及びインターネットショッピ
ングサイト側で収集・集計された顧客満足度情報とを関
連付け、さらに製造コードとベンダー、eマーケットプ
レース及びインターネットショッピングサイト側で収集
・集計された品質情報とを関連付けてデータベース化し
たものである。
【0207】電子商取引仲介システムサーバ50の検索
部53Dは、品質情報又は顧客満足度情報の送信要求と
製造コード又は製品コードとが通信部51Dで受信され
ると、製造コード又は製品コードに基づいて、品質情報
又は顧客満足度情報を製品データベース52D2から検
索するものである。例えば、通信部51Dが、ユーザー
端末から顧客満足度情報の送信要求と製品コードとを受
信した場合、検索部53Dは、製品コードに基づいて、
顧客満足度情報を製品データベース52D2から検索す
る。また、検索部53Dは、検索サービス画面の情報、
製品購入画面の情報、ベンダー情報、eマーケットプレ
ース情報、インターネットショッピングサイト情報を、
関連情報データベース52A2から検索するものであ
る。
【0208】電子商取引仲介システムサーバ50の更新
部55Dは、ベンダーサーバ10、eマーケットサーバ
20及びショッピングサーバ30から送信されてくる、
製造コード及び品質情報、又は製品コード及び顧客満足
度情報に基づいて、製品データベース52D2を更新す
るものである。
【0209】続いて、上記構成における動作について説
明する。
【0210】電子商取引仲介システムサーバ50は、ベ
ンダーサーバ10、eマーケットサーバ20、ショッピ
ングサーバ30で収集・集計された品質情報又は顧客満
足度情報を送信するよう要求する送信要求を、ベンダー
サーバ10、eマーケットサーバ20、ショッピングサ
ーバ30に送信する(Step D1)。
【0211】そして、ベンダーサーバ10、eマーケッ
トサーバ20、ショッピングサーバ30は、電子商取引
仲介システムサーバ50から品質情報又は顧客満足度情
報の送信要求を受信すると、製造コード及び品質情報、
又は製品コード及び顧客満足度情報を電子商取引仲介シ
ステムサーバ50に送信する(ステップ D2、D3、
D4)。
【0212】さらに、電子商取引仲介システムサーバ5
0の更新部55Dは、ベンダーサーバ10、eマーケッ
トサーバ20、ショッピングサーバ30から、製造コー
ド及び品質情報、又は製品コード及び顧客満足度情報を
受信すると、これらの情報に基づいて、製品データベー
ス52D2を更新する(ステップ D5)。
【0213】次に、ユーザー端末40の通信部41D
は、電子商取引仲介システムサーバ50にアクセスし、
ユーザー情報を電子商取引仲介システムサーバ50に送
信する(ステップ D6)。
【0214】そして、電子商取引仲介システムサーバ5
0の認証部56Cは、ユーザー端末40からのユーザー
情報を受信すると、自己にアクセスする権限があるか否
かを判断し、アクセスする権限がある場合、アクセスを
認証する。そして、電子商取引仲介システムサーバ50
の通信部51Dは、ベンダー情報、eマーケットプレー
ス情報、及びインターネットショッピングサイト情報等
の情報を送信する(ステップ D7)。
【0215】さらに、ユーザー端末40の表示部42D
は、電子商取引仲介システムサーバ50からの各種の情
報を表示する(ステップ D8)。
【0216】続いて、ユーザーが、ユーザー端末40の
入力部43Dで、製造コード又は製品コードを入力する
と、通信部41Dは、品質情報又は顧客満足度情報を送
信するよう要求する送信要求と製造コード又は製品コー
ドとを電子商取引仲介システムサーバ50に送信する
(ステップ D9)。
【0217】そして、電子商取引仲介システムサーバ5
0の検索部53Dは、ユーザー端末40からの製造コー
ド又は製品コードに基づいて、品質情報又は顧客満足度
情報を製品データベース52D2から検索し(ステップ
D10)、この検索した結果に基づいて、生成部54
Aは、回答情報を作成する(ステップ D11)。電子
商取引仲介システムサーバ50の通信部51Dは、生成
部54Aで生成された回答情報をユーザー端末40に送
信する(ステップ D12)。
【0218】さらに、ユーザー端末40の表示部42D
は、電子商取引仲介システムサーバ50からの回答情報
を表示する(ステップ D13)。
【0219】尚、第4の実施の形態では、ユーザー端末
40から、電子商取引仲介システムサーバ50の製品デ
ータベース52D2に記憶されている品質情報又は顧客
満足度情報を取得する場合について説明したが、この場
合に限るものではない。例えば、ベンダーサーバ10か
ら、電子商取引仲介システムサーバ50の製品データベ
ース52D2に記憶されている品質情報又は顧客満足度
情報を取得するようにしてもよい。
【0220】また、第4の実施の形態では、ベンダーサ
ーバ10、eマーケットサーバ20及びショッピングサ
ーバ30の品質情報又は顧客満足度情報を、電子商取引
仲介システムサーバ50に提供する場合について説明し
たが、この場合に限るものではない。例えば、第三者の
機関で収集・集計された品質情報又は顧客満足度情報
を、電子商取引仲介システムサーバ50に提供するよう
にしてもよい。
【0221】このように、電子商取引仲介システムサー
バ50が、ベンダー、eマーケットプレース及びインタ
ーネットショッピングサイト側で収集・集積された品質
情報及び顧客満足度情報を収集・集計することで、ユー
ザーが、個別にベンダー、eマーケットプレース又はイ
ンターネットショッピングサイトから品質情報及び顧客
満足度情報を収集する必要がなくなる。
【0222】第5の実施の形態について説明する。
【0223】第5の実施の形態では、第4の実施の形態
で説明した品質情報及び顧客満足度情報の代わりに、e
マーケットプレースやインターネットショッピングサイ
ト側で収集・集計された製品の購入実績状況の情報(購
入実績情報)を、電子商取引仲介システムサーバを介し
てベンダーに提供することを特徴とする。
【0224】以下、第5の実施の形態を詳細に説明す
る。
【0225】図12は電子商取引仲介システムのブロッ
ク図である。図13は第5の実施の形態における動作を
説明するためのフローチャートである。
【0226】尚、第1〜第4の実施の形態と同様の構成
のものについては同じ符号を付し、詳細な説明は省略す
る。
【0227】ベンダーサーバ10の通信部11Eは、購
入実績情報を送信するよう要求する送信要求と入力部1
6Eで入力された製品分類コードとを電子商取引仲介シ
ステムサーバ50に送信し、電子商取引仲介システムサ
ーバ50からの購入実績情報を受信するものである。
【0228】ここで、購入実績情報とは、顧客が製品を
購入した状況(製品名、購入日時、数量等)をまとめた
情報をいう。
【0229】ベンダーサーバ10の記憶部12Eは、通
信部11Eで受信した購入実績情報を記憶するものであ
る。
【0230】ベンダーサーバ10の入力部16Eは、電
子商取引仲介システムサーバ50に記憶されている購入
実績情報を検索するための製品分類コードを入力するも
のである。
【0231】ベンダーサーバ10の書込部17Eは、通
信部11Eで受信した購入実績情報を記憶部12Eに記
憶させるものである。
【0232】電子商取引仲介システムサーバ50の通信
部51Eは、ベンダーサーバ10からの購入実績情報の
送信要求と製品分類コードとを受信し、検索部53Eで
検索された購入実績情報をベンダーサーバ10に送信す
るものである。
【0233】電子商取引仲介システムサーバ50の記憶
部52Eには、製品分類データベース52E3が記憶さ
れている。
【0234】製品分類データベース52E3は、製品分
類コードと、この製品分類コードの製品分類に属する製
品ごとに集計された購入実績情報とを関連付けてデータ
ベース化したものである。例えば、ノートブックコンピ
ュータという製品分類(製品分類コード:4X17AB
01)があり、このノートブックコンピュータの製品分
類に、ノートブックコンピュータα(製品コード:10
1)と、ノートブックコンピュータβ(製品コード:1
02)とが属する場合、製品分類データベース52E3
の製品分類コード(4X17AB01)には、購入実績
情報(ノートブックコンピュータαとノートブックコン
ピュータβとの購入状況をまとめた情報)が関連付けら
れている。
【0235】電子商取引仲介システムサーバ50の検索
部53Eは、購入実績情報の送信要求と製品分類コード
とが通信部51Eで受信されると、製品分類コードに基
づいて、購入実績情報を製品分類データベース52E3
から検するものである。例えば、製品分類データベース
52E3の製品分類コード(4X17AB01)に、購
入実績情報”XX”が関連付けられている場合、検索部
53Eは、ベンダーサーバ10からの製品分類コード
(4X17AB01)に適合する購入実績情報”XX”
を、製品分類データベース52E3から検索する。
【0236】続いて、上記構成における動作について説
明する。
【0237】ベンダーがベンダーサーバ10の入力部1
6Eで、購入実績情報を検索するための製品分類コード
を入力する(ステップ E1)。ベンダーサーバ10の
通信部11Eは、製品分類コードと購入実績情報を送信
するよう要求する送信要求とを、電子商取引仲介システ
ムサーバ50に送信する(ステップ E2)。
【0238】そして、電子商取引仲介システムサーバ5
0の検索部53Eは、製品分類コードと送信要求とが通
信部51Eで受信されると、製品分類コードに基づい
て、記憶部52Eの製品分類データベース52E3から
購入実績情報を検索する(ステップ E3)。電子商取
引仲介システムサーバ50の通信部51Eは、検索部5
3Eで検索された購入実績情報をベンダーサーバ10に
送信する(ステップ E4)。
【0239】さらに、ベンダーサーバ10の書込部17
Eは、電子商取引仲介システムサーバ50からの購入実
績情報を受信すると、この購入実績情報を記憶部12E
に記憶する(ステップ E5)。
【0240】尚、第5の実施の形態では、製品ごとの購
入実績を収集・集計する場合について説明したが、この
場合に限るものではない。例えば、製品分類ごと、地域
別、期間等での購入実績を収集・集計するようにしても
よい。
【0241】また、第5の実施の形態では、ベンダーサ
ーバ10から、電子商取引仲介システムサーバ50に記
憶されている購入実績情報を取得する場合について説明
したが、この場合に限るものではない。例えば、ユーザ
ー端末40から、電子商取引仲介システムサーバ50に
記憶されている購入実績情報を取得するようにしてもよ
い。
【0242】このように、電子商取引仲介システムサー
バ50が、eマーケットプレース、インターネットショ
ッピングサイト側で収集・集計された購入実績情報をベ
ンダーに提供するため、ベンダーが、個別にeマーケッ
トプレース、インターネットショッピングサイトから購
入実績情報を収集する必要がなくなる。
【0243】第6の実施の形態について説明する。
【0244】第6の実施の形態では、eマーケットプレ
ースとインターネットショッピングサイトとは別に、電
子商取引仲介システムサーバが、ユーザーと各企業との
電子商取引を仲介するポータルサイトサービスを提供す
ることを特徴とする。
【0245】以下、第6の実施の形態を詳細に説明す
る。
【0246】図14は電子商取引仲介システムのブロッ
ク図である。図15は第6の実施の形態における動作を
説明するためのフローチャートである。
【0247】尚、第1〜第5の実施の形態と同様の構成
のものについては同じ符号を付し、詳細な説明は省略す
る。
【0248】ユーザー端末40の通信部41Fは、入力
部43Fで入力された申請事項と特定の製品を扱ってい
る企業を検索するための製品コードと、さらに企業と電
子商取引を行なうために、企業の企業コードとこの企業
の管理する企業サーバに接続の要求をする接続要求とを
電子商取引仲介システムサーバ50に送信するものであ
る。また、通信部41Fは、電子商取引仲介システムサ
ーバ50からのポータルサイトの使用を許可する許可情
報とポータルサイト画面の情報と検索結果とを受信する
ものである。
【0249】ここで、ポータルサイト画面とは、ポータ
ルサイトのサービスを受けるための情報、製品を取り扱
っている企業を検索するための検索欄等が表示されてい
る画面である。
【0250】ユーザー端末40の表示部42Fは、ポー
タルサイト画面を表示し、さらに電子商取引仲介システ
ムサーバ50からの検索結果を表示するものである。
【0251】ユーザー端末40の入力部43Fは、ポー
タルサイトのサービスを受けるための申請事項を入力す
るものである。また、入力部43Fは、製品を取り扱っ
ている企業を検索するための製品コード又は製品分類コ
ードを含む検索条件を入力するものである。例えば、入
力部43Fは、「製品分類コード(1011)、価格
(20万円以下)」という検索条件を入力するものであ
る。
【0252】電子商取引仲介システムサーバ50の通信
部51Fは、ユーザー端末40から送信される申請事項
を受信し、生成部54Fで生成された許可情報と、ポー
タルサイト画面の情報とを送信するものである。また、
通信部51Fは、ユーザー端末40からの製品コード又
は製品分類コードを含む検索条件を受信し、検索部53
Fで検索された企業名及び企業コードを含む検索結果を
送信するものである。さらに、通信部51Fは、ユーザ
ー端末40からの企業コードと、企業サーバに接続の要
求をする接続要求とを受信するものである。
【0253】電子商取引仲介システムサーバ50の記憶
部52Fには、企業データベース52B1と、製品デー
タベース52B2と、製品分類データベース52B3
と、アドレスデータベース52F4とが記憶されてい
る。
【0254】アドレスデータベース52F4は、企業の
企業コードと、この企業の管理する企業サーバのアドレ
ス(例えば、IPアドレス)とを関連付けてデータベー
ス化したものである。
【0255】さらに、記憶部52Fは、接続管理部58
Fからの接続情報の情報を記憶するものである。
【0256】電子商取引仲介システムサーバ50の検索
部53Fは、通信部51Fで受信した検索条件の製品コ
ード又は製品分類コードに基づいて、この製品コードの
製品を取り扱っている企業の企業名称及び企業コード、
又は製品分類コードの製品分類に属する製品を取り扱っ
ている企業の企業名称及び企業コードを、企業データベ
ース52B1、製品データベース52B2又は製品分類
データベース52B3から検索するものである。例え
ば、ノートブックコンピュータα(製品コード:10
1)を製造している企業がA(企業コード:1011)
であり、さらにユーザー端末40から検索条件(製品コ
ード:101)が送信されてきた場合、検索部53F
は、製品コード(101)に基づいて、製品コード(1
01)と関連付けられている企業コード(1011)を
製品データベース52B2から検索し、この企業コード
(1011)に基づいて、企業名(企業A)を企業デー
タベース52B1から検索する。また、検索部53F
は、通信部51Fで受信した企業コードに基づいて、企
業サーバのアドレスをアドレスデータベース52F4か
ら検索するものである。
【0257】電子商取引仲介システムサーバ50の生成
部54Fは、ユーザー端末40から申請事項を受信する
と、ポータルサイトサービスの使用を許可したことを知
らせる許可情報を生成するものである。
【0258】電子商取引仲介システムサーバ50の接続
管理部58Fは、検索部53Fで検索された企業サーバ
のアドレスに基づいて、企業サーバ60,60・・
60 と接続し、企業サーバ60,60・・60
とユーザー端末40との間で行なわれる情報の交換を仲
介するものである。また、接続管理部58Fは、企業サ
ーバ60,60・・60とユーザー端末40との
接続状況の情報を記憶部52Fに記憶するものである。
【0259】企業サーバ60,60・・60は、
電子商取引仲介システムサーバ50を介して、ユーザー
端末40と電子商取引を行なうものである。
【0260】続いて、上記構成における動作について説
明する。
【0261】ユーザーが、ユーザー端末40の入力部4
3Fでポータルサービスを受けるための申請事項を入力
すると、ユーザー端末40の通信部41Fは、申請事項
を電子商取引仲介システムサーバ50に送信する(ステ
ップ F1)。
【0262】そして、電子商取引仲介システムサーバ5
0の生成部54Fは、ユーザー端末40からの申請事項
に基づいて、許可情報を生成する。また、通信部51F
は、生成部54Fで生成された許可情報と、ポータルサ
イト画面の情報とをユーザー端末40に送信する(ステ
ップ F2)。
【0263】さらに、ユーザー端末40の通信部41F
が、電子商取引仲介システムサーバ50からの許可情報
とポータルサイト画面の情報とを受信すると、表示部4
2Fは、ポータルサイト画面を表示する(ステップ F
3)。
【0264】次に、ユーザーがユーザー端末40の入力
部43Fで製品を取り扱っている企業を検索するための
製品コード又は製品分類コードを含む検索条件を入力す
る。そして、ユーザー端末40の通信部41Fは、入力
部43Fで入力された検索条件を電子商取引仲介システ
ムサーバ50に送信する(ステップ F4)。
【0265】さらに、電子商取引仲介システムサーバ5
0の検索部53Fは、ユーザー端末40からの検索条件
に含まれている製品コード又は製品分類コードに基づい
て、この製品コードの製品を取り扱っている企業の企業
名称及び企業コード、又は製品分類コードの製品分類に
属する製品を取り扱っている企業の企業名称及び企業コ
ードを、企業データベース52B1、製品データベース
52B2又は製品分類データベース52B3から検索す
る(ステップ F5)。また、電子商取引仲介システム
サーバ50の通信部51Fは、検索部53Fで検索され
た企業名称及び企業コードをユーザー端末40に送信す
る(ステップ F6)。ユーザー端末40の表示部42
Fは、電子商取引仲介システムサーバ50からの企業名
称及び企業コードを表示する(ステップ F7)。
【0266】続いて、ユーザーは、入力部43Fでユー
ザー端末40に表示されている企業名称を選択する(ス
テップ F8)。
【0267】そして、ユーザー端末40の通信部41F
は、入力部43Fで選択された企業名称に対応する企業
コードと、この企業が管理する企業サーバ60,60
・・60に接続の要求をする接続要求とを電子商取
引仲介システムサーバ50に送信する(ステップ F
9)。
【0268】さらに、電子商取引仲介システムサーバ5
0の検索部53Fは、ユーザー端末40からの企業コー
ドに基づいて、企業サーバ60,60・・60
アドレスをアドレスデータベース52F4から検索す
る。電子商取引仲介システムサーバ50の接続管理部5
8Fは、検索部53Fで検索されたアドレスの企業サー
バ60,60・・60に接続要求をし(ステップ
F10)、企業サーバ60,60・・60と接
続する(ステップ F11)。そして、接続管理部58
Fは、ユーザー端末40と企業サーバ60,60
・60との接続状況の情報を記憶部52Fに記憶する
(ステップ F12)。
【0269】電子商取引仲介システムサーバ50の接続
管理部58Fは、ユーザー端末40と企業サーバ6
,60・・60との間で行なわれる製品に関す
る情報等の交換を仲介する(ステップ F13〜F1
8)。
【0270】このように、電子商取引仲介システムサー
バ50が、ユーザーと企業との電子商取引を仲介する電
子商取引仲介サービスを提供することで、ユーザーは個
別に取引予定企業を探し、この取引予定企業と個別交渉
を行なう必要がない。
【0271】第7の実施の形態について説明する。
【0272】第7の実施の形態では、製品を取り扱って
いる企業を製造メーカと販売企業に分類し、この分類に
従って、企業データベースに、製造メーカを識別するた
めの製造メーカコードと、製造メーカの拠点を調べるた
めの製造拠点コードと、販売企業を識別するための販売
企業コードと、販売企業の拠点を調べるための販売拠点
コードとを追加することを特徴とする。
【0273】以下、第7の実施の形態を詳細に説明す
る。
【0274】図16は電子商取引仲介システムのブロッ
ク図である。図17は製造メーカコード、製造拠点コー
ド、販売企業コード及び販売拠点コードの関係を説明す
るための図である。図18は第7の実施の形態における
動作を説明するためのフローチャートである。
【0275】尚、第1〜第6の実施の形態と同様の構成
のものについては同じ符号を付し、詳細な説明は省略す
る。
【0276】ユーザー端末40の通信部41Gは、電子
商取引仲介システムサーバ50の検索サービスを受ける
ためのユーザー情報を送信し、電子商取引仲介システム
サーバ50からの検索サービス画面を含む各種の情報を
受信するものである。
【0277】ここで、ユーザー情報とは、ユーザーを識
別するためのIDとパスワードとをいう。
【0278】また、通信部41Gは、入力部43Gで入
力された検索条件を送信し、電子商取引仲介システムサ
ーバ50からの検索結果を受信するものである。
【0279】ユーザー端末40の入力部43Gは、製品
を製造している場所又は販売している場所を検索するた
めに、製品コード、製品分類コード、製品分類属性コー
ドを含む検索条件を入力するものである。
【0280】電子商取引仲介システムサーバ50の通信
部51Gは、ユーザー端末40からのユーザー情報を受
信し、認証部56Gで検索サービスを受ける権限がある
と判断されると、検索サービス画面の情報を含む各種の
情報をユーザー端末40に送信するものである。また、
通信部51Gは、ユーザー端末40からの検索条件を受
信し、検索部53Gで検索された検索結果をユーザー端
末40に送信するものである。
【0281】電子商取引仲介システムサーバ50の記憶
部52Gには、企業データベース52G1と、製品デー
タベース52G2と、製品分類データベース52G3
と、関連情報データベース52A2とが記憶されてい
る。
【0282】企業データベース52G1は、製造メーカ
コードと製造拠点コードとを関連付け、販売企業コード
と販売拠点コードとを関連付けてデータベース化したも
のである。
【0283】ここで、製造メーカコードとは、製品を製
造しているメーカを識別するためのコードある。また、
製造拠点コードとは、メーカの工場等が存在する場所を
特定するためのコードである。また、販売企業コードと
は、製品を販売する販売企業を識別するためのコードで
ある。また、販売拠点コードとは、販売企業の存在する
場所を特定するためのコードである。
【0284】尚、製造拠点コードからメーカの工場等が
存在する場所を調べる方法として、製造拠点コードから
メーカの工場等が存在する場所を検索する検索サービ
ス、又は製造拠点コードの付された地図等を用意して調
べる方法が考えられる。
【0285】製品データベース52G2は、製品コード
と製品属性項目とを関連付けてデータベース化したもの
である。
【0286】製品分類データベース52G3は、製品分
類コードと製品分類属性コードと製品分類属性項目とを
関連付けてデータベース化したものである。
【0287】さらに、企業データベース52G1、製品
データベース52G2、及び製品分類データベース52
G3の各コードは、他のデータベースのコードと関連付
けられている。例えば、図17に示す如く、製造メーカ
コードと、この製造メーカコードで識別される企業が製
造している製品の製品コードとが関連付けられており、
製造拠点コードと、この製造拠点コードと関連付けられ
ている製造メーカコードで識別される企業が製造してい
る製品の製品コードとが関連付けられている。また、販
売企業コードと、この販売企業コードで識別される企業
が販売している製品の製品コードとが関連付けられてお
り、販売拠点コードと、この販売拠点コードと関連付け
られている販売企業コードで識別される企業が販売して
いる製品の製品コードとが関連付けられている。
【0288】電子商取引仲介システムサーバ50の検索
部53Gは、通信部51Gで受信した検索条件の製品コ
ード又は製品分類コードに基づいて、製造メーカコー
ド、製造拠点コード、販売企業コード、又は販売拠点コ
ードを企業データベース52G1から検索するものであ
る。また、検索部53Gは、製造メーカコード又は販売
企業コードに基づいて、製造拠点コード又は販売拠点コ
ードを企業データベース52G1から検索するものであ
る。
【0289】電子商取引仲介システムサーバ50の認証
部56Gは、ユーザー端末40からユーザー情報を受信
すると、このユーザー情報に基づいて、検索サービスを
受ける権限があるか否を判断するものである。
【0290】続いて、上記構成における動作について説
明する。
【0291】ユーザー端末40の通信部41Gは、電子
商取引仲介システムサーバ50の検索サービスを受ける
ために、ユーザー情報を電子商取引仲介システムサーバ
50に送信する(ステップ G1)そして、電子商取引
仲介システムサーバ50の認証部56Gは、ユーザー端
末40からのユーザー情報を受信すると、このユーザー
情報に基づいて、検索サービスを受けることを認証し
(ステップ G2)、通信部51Gは、検索サービス画
面の情報を含む各種の情報をユーザー端末40に送信す
る(ステップ G3)。
【0292】さらに、ユーザー端末40の表示部42A
は、電子商取引仲介システムサーバ50からの検索サー
ビス画面の情報を含む各種の情報を表示する(ステップ
G4)。
【0293】続いて、ユーザーは、入力部43Gで、製
品コード又は製品分類コードを含む検索条件を入力して
検索サービス画面の検索処理の実行ボタンを押下すると
(ステップ G5)、ユーザー端末40の通信部41G
は、入力された検索条件を電子商取引仲介システムサー
バ50に送信する(ステップ G6)。
【0294】そして、電子商取引仲介システムサーバ5
0の検索部53Gは、ユーザー端末40からの検索条件
の製品コード又は製品分類コードに基づいて、製造メー
カコード、製造拠点コード、販売企業コード又は販売拠
点コードを、企業データベース52G1、製品データベ
ース52G2、又は製品分類データベース52G3から
検索する(ステップ G7)。また、電子商取引仲介シ
ステムサーバ50の通信部51Gは、検索部53Gで検
索された製造メーカコード、製造拠点コード、販売企業
コード、又は販売拠点コードをユーザー端末40に送信
する(ステップG8)。
【0295】さらに、ユーザー端末40の表示部42A
は、電子商取引仲介システムサーバ50からの製造メー
カコード、製造拠点コード、販売企業コード、又は販売
拠点コードを表示する(ステップ G9)。
【0296】このように、製品コード又は製品分類コー
ドから、製造メーカコード、製造拠点コード、販売企業
コード又は販売拠点コードを直接に検索できる。
【0297】また、ユーザーは、欲しい製品を販売して
いる最寄の販売店を、企業の注文者は、欲しい製品を製
造している企業の製造拠点を容易に検索することができ
る。
【0298】第8の実施の形態について説明する。
【0299】第8の実施の形態では、それぞれのベンダ
ーが管理している製品ごとのライフ管理情報を、電子商
取引仲介システムサーバに登録させておき、ユーザーが
電子商取引仲介システムサーバを介して、製品ごとのラ
イフ管理の情報を取得できるようにすることを特徴とす
る。
【0300】尚、ライフ管理情報とは、製品の発売日、
生産中止時期、保守部品の保管期限、部品交換方法、廃
棄方法等の製品に関する情報をいう。
【0301】以下、第8の実施の形態詳細に説明する。
【0302】図19は電子商取引仲介システムのブロッ
ク図である。図20はライフ管理情報を説明するための
図である。図21は第8の実施の形態における動作を説
明するための図である。
【0303】尚、第1〜第7の実施の形態と同様の構成
のものについては同じ符号を付し、詳細な説明は省略す
る。
【0304】ユーザー端末40の通信部41Hは、電子
商取引仲介システムサーバ50の検索サービスを受ける
ためのユーザー情報を送信し、電子商取引仲介システム
サーバ50からの検索サービス画面を含む各種の情報を
受信するものである。また、通信部41Hは、入力部4
3Hで入力された検索条件を送信し、電子商取引仲介シ
ステムサーバ50からの検索結果を受信するものであ
る。
【0305】入力部43Hは、ライフ管理情報を検索す
るために、製品コードを含む検索条件を入力するもので
ある。
【0306】電子商取引仲介システムサーバ50の記憶
部52Hには、企業データベース52H1と、製品デー
タベース52H2と、製品分類データベース52H3
と、関連情報データベース52A2とが記憶されてい
る。
【0307】企業データベース52H1は、企業コード
と企業属性コードと企業属性項目とを関連付けてデータ
ベース化したものである。
【0308】製品データベース52H2は、図20に示
す如く、製品コードと各ベンダーで収集された製品ごと
のライフ管理情報とを関連付けてデータベース化したも
のである。
【0309】製品分類データベース52H3は、製品分
類コードと製品分類属性コードと製品分類属性項目とを
関連付けてデータベース化したものである。
【0310】さらに、企業データベース52H1、製品
データベース52H2、及び製品分類データベース52
H3の各コードは、他のデータベースのコードと関連付
けられている。
【0311】電子商取引仲介システムサーバ50の検索
部53Hは、通信部51Gで受信した検索条件の製品コ
ードに基づいて、ライフ管理情報を検索するものであ
る。
【0312】続いて、上記構成における動作について説
明する。
【0313】ユーザー端末40の通信部41Hは、電子
商取引仲介システムサーバ50にユーザー情報を送信す
る(ステップ H1)。
【0314】そして、電子商取引仲介システムサーバ5
0の認証部56Gは、ユーザー端末40からのユーザー
情報に基づいて、検索サービスを受けることを認証し
(ステップ H2)、通信部51Gは、検索サービス画
面の情報を含む各種の情報をユーザー端末40に送信す
る(ステップ H3)。
【0315】さらに、ユーザー端末40の表示部42A
は、電子商取引仲介システムサーバ50からの検索サー
ビス画面を含む各種の情報を表示する(ステップ H
4)。
【0316】次に、ユーザーが、ユーザー端末40の入
力部43Hで、製品コードを含む検索条件を入力して検
索処理の実行ボタンを押下すると(ステップ H5)、
ユーザー端末40の通信部41Hは、検索条件を電子商
取引仲介システムサーバ50に送信する(ステップ H
6)。
【0317】そして、電子商取引仲介システムサーバ5
0の検索部53Hは、ユーザー端末40からの検索条件
の製品コードに基づいて、製品データベース52H2か
らライフ管理情報を検索する(ステップ H7)。電子
商取引仲介システムサーバ50の通信部51Gは、検索
部53Hで検索されたライフ管理情報をユーザー端末4
0に送信する(ステップ H8)。
【0318】さらに、ユーザー端末40の表示部42A
は、電子商取引仲介システムサーバ50からのライフ管
理情報を表示する(ステップ H9)。
【0319】尚、第8の実施の形態では、ユーザー端末
40が、電子商取引仲介システムサーバ50に記憶され
ているライフ管理情報を取得する場合について説明した
が、この場合に限るものではない。例えば、電子商取引
仲介システムサーバ50に記憶されているライフ管理情
報が更新された場合には、その更新されたライフ管理情
報を電子商取引仲介システムサーバ50から購入顧客及
び情報取得希望登録者のユーザー端末40に送信するよ
うにしてもよい。
【0320】このように、製品の発売日、生産中止時
期、保守部品の保管期限、部品交換方法、廃棄方法等の
ライフ管理情報を容易に参照することができる。
【0321】第9の実施の形態について説明する。
【0322】第9の実施の形態では、第8の実施の形態
で説明したライフ管理情報に加え、製品カタログ情報、
系列製品のリンク情報、及び製品の従来機種から後継機
種へのリンク情報を、電子商取引仲介システムサーバに
登録し、ユーザーが電子商取引仲介システムサーバを介
して、それぞれの情報を取得できるようにすることを特
徴とする。
【0323】尚、製品カタログ情報とは、製品の情報
(製品名、価格、機能)、製品の付属品の情報をいう。
また、系列製品のリンク情報とは、同じ製品系列に属す
製品との関係を示した情報をいう。また、製品の従来機
種から後継機種へのリンク情報とは、現在の製品と、従
来の製品又は新製品との関係を示した情報をいう。
【0324】以下、第9の実施の形態を詳細に説明す
る。
【0325】図22は電子商取引仲介システムのブロッ
ク図である。図23は製品コードの分類を説明するため
の図である。図24は第9の実施の形態における動作を
説明するためのフローチャートである。
【0326】尚、第1〜第8の実施の形態と同様の構成
のものについては同じ符号を付し、詳細な説明は省略す
る。
【0327】ユーザー端末40の通信部41Iは、電子
商取引仲介システムサーバ50の検索サービスを受ける
ためのユーザー情報を送信し、電子商取引仲介システム
サーバ50からの検索サービス画面を含む各種の情報を
受信するものである。また、通信部41Iは、入力部4
3Iで入力された検索条件を送信し、電子商取引仲介シ
ステムサーバ50からの検索結果を受信するものであ
る。
【0328】入力部43Iは、電子商取引仲介システム
サーバ50に記憶されているライフ管理情報、製品カタ
ログ情報、系列製品のリンク情報及び製品の従来機種か
ら後継機種へのリンク情報を検索するために、製品コー
ドを含む検索条件を入力するものである。
【0329】電子商取引仲介システムサーバ50の記憶
部52Iには、企業データベース52I1と、製品デー
タベース52I2と、製品分類データベース52I3
と、関連情報データベース52A2とが記憶されてい
る。
【0330】企業データベース52I1は、企業コード
と企業属性コードと企業属性項目とを関連付けてデータ
ベース化したものである。
【0331】製品データベース52I2は、図23に示
す如く、製品コードとライフ管理情報、製品カタログ情
報、系列製品のリンク情報及び製品の従来機種から後継
機種へのリンク情報とを関連付けてデータベース化した
ものである。
【0332】製品分類データベース52I3は、製品分
類コードと製品分類属性コードと製品分類属性項目とを
関連付けてデータベース化したものである。
【0333】さらに、企業データベース52I1、製品
データベース52I2、及び製品分類データベース52
I3の各コードは、他のデータベースのコードと関連付
けられている。
【0334】電子商取引仲介システムサーバ50の検索
部53Iは、通信部51Gで受信した検索条件の製品コ
ードに基づいて、ライフ管理情報、製品カタログ情報、
系列製品のリンク情報、又は製品の従来機種から後継機
種へのリンク情報を、製品データベース52I2から検
索するものである。
【0335】続いて、上記構成における動作について説
明する。
【0336】ユーザー端末40の通信部41Iは、電子
商取引仲介システムサーバ50にユーザー情報を送信す
る(ステップ I1)。
【0337】そして、電子商取引仲介システムサーバ5
0の認証部56Gは、ユーザー端末40からのユーザー
情報に基づいて、検索サービスを受けることを認証し
(ステップ I2)、通信部51Gは、検索サービス画
面の情報を含む各種の情報をユーザー端末40に送信す
る(ステップ I3)。
【0338】さらに、ユーザー端末40の表示部42A
は、電子商取引仲介システムサーバ50からの検索サー
ビス画面を含む各種の情報を表示する(ステップ I
4)。
【0339】次に、ユーザーが、ユーザー端末40の入
力部43Iで、製品コードを含む検索条件を入力して検
索処理の実行ボタンを押下すると(ステップ I5)、
ユーザー端末40の通信部41Iは、入力部431で入
力された検索条件を電子商取引仲介システムサーバ50
に送信する(ステップ I6)。
【0340】そして、電子商取引仲介システムサーバ5
0の検索部53Iは、ユーザー端末40からの製品コー
ドに基づいて、ライフ管理情報、製品カタログ情報、系
列製品のリンク情報又は製品の従来機種から後継機種へ
のリンク情報を、製品データベース52I2から検索し
(ステップ I7)、この検索したライフ管理情報、製
品カタログ情報、系列製品のリンク情報又は製品の従来
機種から後継機種へのリンク情報を通信部51Gがユー
ザー端末40に送信する(ステップ I8)。
【0341】さらに、ユーザー端末40の表示部42A
は、電子商取引仲介システムサーバ50からのライフ管
理情報、製品カタログ情報、系列製品のリンク情報又は
製品の従来機種から後継機種へのリンク情報を表示する
(ステップ I9)。
【0342】このように、ユーザーが、製品コードをキ
ーコードにして、電子商取引仲介システムサーバ50に
記憶されているライフ管理情報、製品カタログ情報、系
列製品のリンク情報、及び製品の従来機種から後継機種
へのリンク情報を参照することができる。
【0343】第10の実施の形態について説明する。
【0344】第10の実施の形態では、ユーザー(以
下、顧客という)が購入した製品の履歴を電子商取引仲
介システムサーバに記憶させ、顧客が必要に応じて購入
した製品の履歴を参照できるようにすることを特徴とす
る。
【0345】以下、第10の実施の形態を詳細に説明す
る。
【0346】図25は電子商取引仲介システムのブロッ
ク図である。図26は顧客IDと顧客購入情報との関係
を説明するための図である。図27は第10の実施の形
態における動作を説明するための図である。
【0347】尚、第1〜第9の実施の形態と同様の構成
のものについては同じ符号を付し、詳細な説明は省略す
る。
【0348】ユーザー端末40の通信部41Jは、電子
商取引仲介システムサーバ50の検索サービスを受ける
ためのユーザー情報を送信し、電子商取引仲介システム
サーバ50からの検索サービス画面を含む各種の情報を
受信するものである。また、通信部41Jは、入力部4
3Jで入力された検索条件を送信し、電子商取引仲介シ
ステムサーバ50からの検索結果を受信するものであ
る。
【0349】入力部43Jは、顧客が以前購入した製品
の顧客購入情報を検索するために、顧客IDを含む検索
条件を入力するものである。
【0350】ここで、顧客IDとは、顧客を識別するた
めの情報である。また、顧客購入情報とは、顧客が以前
取引したときの情報、すなわち購入した製品の製品コー
ド、購入日時等といった情報をいう。
【0351】電子商取引仲介システムサーバ50の記憶
部52Jには、顧客データベース52J5と関連情報デ
ータベース52A2とが記憶されている。
【0352】顧客データベース52J5は、図26に示
す如く、顧客IDとベンダー又は電子商取引仲介業者で
収集・集計された顧客購入情報とを関連付けてデータベ
ース化したものである。
【0353】電子商取引仲介システムサーバ50の検索
部53Jは、通信部51Gで受信した検索条件の顧客I
Dに基づいて、顧客購入情報を顧客データベース52J
5から検索するものである。
【0354】続いて、上記構成における動作について説
明する。
【0355】ユーザー端末40の通信部41Jは、電子
商取引仲介システムサーバ50にユーザー情報を送信す
る(ステップ J1)。
【0356】そして、電子商取引仲介システムサーバ5
0の認証部56Gは、ユーザー端末40からのユーザー
情報に基づいて、検索サービスを受けることを認証し
(ステップ J2)、通信部51Gは、検索サービス画
面の情報を含む各種の情報をユーザー端末40に送信す
る(ステップ J3)。
【0357】さらに、ユーザー端末40の表示部42A
は、電子商取引仲介システムサーバ50からの検索サー
ビス画面を含む各種の情報を表示する(ステップ J
4)。
【0358】次に、ユーザーが、ユーザー端末40の入
力部43Jで、顧客IDを含む検索条件を入力して検索
処理の実行ボタンを押下すると(ステップ J5)、ユ
ーザー端末40の通信部41Jは、入力部43Jで入力
された検索条件を電子商取引仲介システムサーバ50に
送信する(ステップ J6)。
【0359】そして、電子商取引仲介システムサーバ5
0の検索部53Jは、ユーザー端末40から検索条件の
顧客IDに基づいて、顧客購入情報を顧客データベース
52J5から検索する(ステップ J7)。電子商取引
仲介システムサーバ50の通信部51Gは、検索部53
Jで検索された顧客購入情報をユーザー端末40に送信
する(ステップ J8)。
【0360】さらに、ユーザー端末40の表示部42A
は、電子商取引仲介システムサーバ50からの顧客購入
情報を表示する(ステップ J9)。
【0361】このように、顧客が以前購入した製品の履
歴を検索できるようにすることで、以前購入した製品の
製品コード、製品名称等を知ることができる。そして、
検索した製品コード等によって購入した製品に接続でき
る周辺機器等を検索することもできる。
【0362】第11の実施の形態について説明する。
【0363】第11の実施の形態では、第1の実施の形
態で説明した製品分類コードを多重化することを特徴と
する。
【0364】以下、第11の実施の形態を詳細に説明す
る。
【0365】図28は電子商取引システムのブロック図
である。図29は製品コードと製品分類コードとの関係
を説明するための図である。図30は第11の実施の形
態における動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【0366】尚、第1〜第10の実施の形態と同様の構
成のものについては同じ符号を付し、詳細な説明は省略
する。
【0367】ユーザー端末40の通信部41Kは、電子
商取引仲介システムサーバ50の検索サービスを受ける
ためのユーザー情報を送信し、電子商取引仲介システム
サーバ50からの検索サービス画面を含む各種の情報を
受信するものである。また、通信部41Kは、入力部4
3Kで入力された検索条件を送信し、電子商取引仲介シ
ステムサーバ50からの検索結果を受信するものであ
る。
【0368】ユーザー端末40の入力部43Kは、電子
商取引仲介システムサーバ50の製品分類データベース
52K3に記憶されている製品分類コードに関連する情
報を検索するために、製品分類コードを含む検索条件を
入力するものである。
【0369】電子商取引仲介システムサーバ50の記憶
部52Kには、企業データベース52K1と、製品デー
タベース52K2と、製品分類データベース52K3
と、関連情報データベース52A2とが記憶されてい
る。
【0370】企業データベース52K1は、企業コード
と企業属性コードと企業属性項目とを関連付けてデータ
ベース化したものである。
【0371】製品データベース52K2は、製品コード
と製品属性項目とを関連付けてデータベース化したもの
である。
【0372】製品分類データベース52K3は、製品分
類コードと製品分類属性コードと製品分類属性項目とを
関連付けてデータベース化したものである。尚、製品分
類データベース52K3の複数の異なる製品分類コード
には、この製品分類コードに属する製品データベース5
2K2の製品コードが関連付けられている。例えば、ノ
ートブックコンピュータα(製品コード:101)に、
テレビ機能がある場合、ノートブックコンピュータα
は、ノートブックコンピュータという製品分類(製品分
類コード:4X17AB01)と、テレビという製品分
類(製品分類コード:3X17AB01)とに属するこ
とから、製品分類データベース52K3の製品分類コー
ド(4X17AB01)には、製品データベース52K
2の製品コード(101)が関連付けられ、製品分類デ
ータベース52K3の製品分類コード(3X17AB0
1)には、製品データベース52K2の製品コード(1
01)が関連付けられている。
【0373】さらに、企業データベース52K1、製品
データベース52K2、及び製品分類データベース52
K3の各コード及び項目は、他のデータベースのコード
と関連付けられている。
【0374】電子商取引仲介システムサーバ50の検索
部53Kは、通信部51Gで受信した検索条件の製品分
類コードに基づいて、製品分類コードに関連する情報を
製品分類データベース52K3から検索するものであ
る。
【0375】続いて、上記構成における動作について説
明する。
【0376】ユーザー端末40の通信部41Kは、電子
商取引仲介システムサーバ50にユーザー情報を送信す
る(ステップ K1)。
【0377】そして、電子商取引仲介システムサーバ5
0の認証部56Gは、ユーザー端末40からのユーザー
情報に基づいて、検索サービスを受けることを認証し
(ステップ K2)、通信部51Gは、検索サービス画
面の情報を含む各種の情報とをユーザー端末40に送信
する(ステップ K3)。
【0378】さらに、ユーザー端末40の表示部42A
は、電子商取引仲介システムサーバ50からの検索サー
ビス画面を含む各種の情報を表示する(ステップ K
4)。
【0379】次に、ユーザーが ユーザー端末40の入
力部43Kで、製品分類コードを含む検索条件を入力し
て検索処理の実行ボタンを押下すると(ステップ K
5)、ユーザー端末40の通信部41Kは、検索条件を
電子商取引仲介システムサーバ50に送信する(ステッ
プ K6)。
【0380】そして、電子商取引仲介システムサーバ5
0の検索部53Kは、ユーザー端末40からの検索条件
の製品分類コードに基づいて、製品分類コードに関連す
る情報を製品分類データベース52K3から検索する
(ステップ K7)。また、電子商取引仲介システムサ
ーバ50の通信部51Gは、検索部53Kで検索された
検索結果をユーザー端末40に送信する(ステップ K
8)。
【0381】さらに、ユーザー端末40の表示部42A
は、電子商取引仲介システムサーバ50からの検索結果
を表示する(ステップ K9)。
【0382】このように、製品コードと複数の異なる製
品分類コードとを関連付けることで、検索のヒット率を
向上することができる。
【0383】
【発明の効果】本発明によれば、電子商取引で扱う情報
を、ベンダー、eマーケットプレース、及びインターネ
ットショッピングサイトの間で統一化されたコードによ
り管理することで、情報の管理を簡略化し、ベンダー及
びユーザー(注文者)の労力を最小限することができる
という優れた効果を奏する。
【0384】また、本発明によれば、ベンダーは、電子
商取引で扱う情報を電子商取引仲介システムサーバに登
録するのみで、eマーケットプレース、及びインターネ
ットショッピングサイトに、ベンダーの情報を登録する
ことができ、ベンダーの労力と時間とを節約できるとい
う優れた効果を奏する。
【0385】また、本発明によれば、電子商取引仲介シ
ステムサーバに、ベンダー、eマーケットプレース及び
インターネットショッピングサイトの情報を予め記憶さ
せておくことで、検索結果の回答待ちによるユーザのス
トレスを緩和し、時間を節約することができるという優
れた効果を奏する。
【0386】また、本発明によれば、電子商取引仲介シ
ステムサーバがeマーケットプレース、インターネット
ショッピングサイトで収集・集計した品質情報、顧客満
足度情報、及び購入実績情報等を提供することで、ユー
ザーは製品を購入する際の参考資料を入手することがで
き、ベンダーは、品質改善の参考資料を容易に収集でき
るという優れた効果を奏する。
【0387】また、本発明によれば、電子商取引仲介シ
ステムサーバが、ユーザーと企業との電子商取引を仲介
する電子商取引仲介サービスを提供することで、ユーザ
ーが個別に取引予定企業を探し、この取引予定企業と個
別交渉を行なわなくても済むという優れた効果を奏す
る。
【0388】また、本発明によれば、企業に関する情
報、製品に関する情報等をコードによって検索すること
で、簡易端末からの検索を容易にすることができるとい
う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態おける電子商取引仲介システ
ムのブロック図である。
【図2】各コード間の関連を説明するための図である。
【図3】第1の実施の形態における動作を説明するため
のフローチャートである。
【図4】製品分類コードについて説明するための図であ
る。
【図5】第2の実施の形態における電子商取引仲介シス
テムのブロック図である。
【図6】第2の実施の形態における動作を説明するため
のフローチャートである。
【図7】第3の実施の形態における電子商取引仲介シス
テムのブロック図である。
【図8】第3の実施の形態における動作を説明するため
のフローチャートである。
【図9】第4の実施の形態においける電子商取引仲介シ
ステムのブロック図である。
【図10】製品データベースを説明するための図であ
る。
【図11】第4の実施の形態における動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図12】第5の実施の形態における電子商取引仲介シ
ステムのブロック図である。
【図13】第5の実施の形態における動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図14】第6の実施の形態における電子商取引仲介シ
ステムのブロック図である。
【図15】第6の実施の形態における動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図16】第7の実施の形態における電子商取引仲介シ
ステムのブロック図である。
【図17】製造メーカコード、製造拠点コード、販売企
業コード及び販売拠点コードの関係を説明するための図
である。
【図18】第7の実施の形態における動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図19】第8の実施の形態における電子商取引仲介シ
ステムのブロック図である。
【図20】ライフ管理情報を説明するための図である。
【図21】第8の実施の形態における動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図22】第9の実施の形態における電子商取引仲介シ
ステムのブロック図である。
【図23】製品コードの分類を説明するための図であ
る。
【図24】第9の実施の形態における動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図25】第10の実施の形態における電子商取引仲介
システムのブロック図である。
【図26】顧客IDと顧客購入情報との関係を説明する
ための図である。
【図27】第10の実施の形態における動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図28】第11の実施の形態における電子商取引仲介
システムのブロック図である。
【図29】製品コードと製品分類コードとの関係を説明
するための図である。
【図30】第11の実施の形態における動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図31】従来の電子商取引仲介システムのブロック図
である。
【符号の説明】
10 ベンダーサーバ(管理サーバ) 20 eマーケットサーバ(管理サーバ) 30 ショッピングサーバ(管理サーバ) 40 ユーザー端末 50 電子商取引仲介システムサーバ(仲介サーバ)

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子商取引を仲介するシステムであっ
    て、 前記システムは、仲介サーバと、企業や複数の店舗サー
    バの集まったeマーケットプレース又はインターネット
    ショッピングサイトの複数の管理サーバと、ユーザー端
    末と、前記仲介サーバと前記複数の管理サーバと前記ユ
    ーザー端末とが接続されるネットワークとを有し、 前記仲介サーバは、 企業、製品及び製品分類が前記システム内で統一化され
    た識別コードと、この識別コードで識別される企業、製
    品及び製品分類の詳細情報を保有している管理サーバを
    識別するサーバ識別情報とが関連付けて記憶された管理
    サーバ識別情報データベースと、 前記ユーザー端末から送信されてくる識別コードを受信
    する手段と、 受信した識別コードと関連付けられているサーバ識別情
    報を、前記管理サーバ識別情報データベースから検索す
    る手段と、 前記検索されたサーバ識別情報によって識別される管理
    サーバに、前記受信された識別コードを送信する手段
    と、 管理サーバから送信されてくる詳細情報に基づいて、詳
    細情報の一覧情報を作成し、この一覧情報を前記ユーザ
    ー端末に送信する手段とを有し、 前記管理サーバは、 前記識別コードと、この識別コードで特定される企業、
    製品及び製品分類の詳細情報とが関連付けて記憶された
    詳細情報データベースと、 前記引仲介サーバから送信されてきた識別コードに合致
    した詳細情報を、前記詳細情報データベースから検索す
    る手段と、 前記検索された詳細情報を前記仲介サーバに送信する手
    段とを有し、 前記ユーザー端末は、 所望の詳細情報に関連する企業、製品及び製品分類の識
    別コードを前記仲介サーバに送信する手段と、 前記仲介サーバから送信されてきた一覧情報を表示する
    手段とを有することを特徴とする電子商取引仲介システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記仲介サーバは、 ユーザー端末から送信されてくる、購入する製品の識別
    コードとこの製品の購入先の企業の識別コードとを含む
    購入情報を受信する手段と、 受信した購入情報に含まれている企業の識別コードと関
    連付けられているサーバ識別情報を、前記管理サーバ識
    別情報データベースから検索する手段と、 前記検索されたサーバ識別情報によって識別される管理
    サーバに、前記受信した購入情報を送信する手段と、 前記管理サーバから送信されてきた製品の受注を行なっ
    たことを示す受注結果を、前記購入情報を送信してきた
    ユーザー端末に送信する手段とを有し、 前記管理サーバは、 前記仲介サーバから送信されてきた購入情報に含まれて
    いる製品の識別コードで特定される製品の受注結果を生
    成する手段と、 前記生成した受注結果を前記仲介サーバに送信する手段
    とを有することを特徴とする請求項1に記載の電子商取
    引仲介システム。
  3. 【請求項3】 電子商取引の仲介を行なうシステムであ
    って、 前記システムは、仲介サーバと、ユーザー端末と、前記
    仲介サーバと前記ユーザー端末とが接続されるネットワ
    ークとを有し、 前記仲介サーバは、 企業、製品及び製品分類が前記システム内で統一化され
    た識別コードと、この識別コードで識別される企業、製
    品及び製品分類の詳細情報とが関連付けて記憶された詳
    細情報データベースと、 前記ユーザー端末から送信されてきた識別コードに適合
    する詳細情報を、前記詳細情報データベースから検索す
    る手段と、 前記検索された詳細情報を、まとめて一覧情報を作成
    し、この一覧情報を前記ユーザー端末に送信する手段と
    を有し、 前記ユーザー端末は、 識別コードを前記仲介サーバに送信する手段と、 前記仲介サーバから送信されてきた一覧情報を表示する
    手段とを有することを特徴とする電子商取引仲介システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記電子商取引仲介システムは、企業や
    複数の店舗サーバの集まったeマーケットプレース又は
    インターネットショッピングサイトの複数の管理サーバ
    をさらに有し、 前記仲介サーバは、 企業の識別コードと、この識別コードで特定される企業
    の管理サーバを識別するサーバ識別情報とが関連付けて
    記憶された管理サーバ識別情報データベースと、 ユーザー端末から送信されてくる、購入する製品の識別
    コードとこの製品の購入先の企業の識別コードとを含む
    購入情報を受信する手段と、 受信した購入情報の企業の識別コードと関連付けられて
    いるサーバ識別情報を、前記管理サーバ識別情報データ
    ベースから検索する手段と、 前記検索されたサーバ識別情報によって識別される管理
    サーバに、前記受信した購入情報を送信する手段と、 前記管理サーバから送信されてきた製品の受注を行なっ
    たことを示す受注結果を、前記購入情報を送信してきた
    ユーザー端末に送信する手段とを有し、 前記管理サーバは、 前記仲介サーバから送信されてきた購入情報に含まれて
    いる製品の識別コードで特定される製品の受注結果を生
    成する手段と、 前記生成した受注結果を前記仲介サーバに送信する手段
    とを有することを特徴とする請求項3に記載の電子商取
    引仲介システム。
  5. 【請求項5】 前記詳細情報データベースは、 企業の識別コードとこの識別コードで特定される企業の
    詳細情報とが、関連付けられてデータベース化された企
    業データベースと、 製品の識別コードとこの識別コードで特定される製品の
    詳細情報とが、関連付けられてデータベース化された製
    品データベースと、 製品分類の識別コードとこの識別コードで特定される製
    品分類の詳細情報とが、関連付けられてデータベース化
    された製品分類データベースとを有することを特徴とす
    る請求項1又は請求項3に記載の電子商取引仲介システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記電子商取引仲介システムは、企業や
    複数の店舗サーバの集まったeマーケットプレース又は
    インターネットショッピングサイトの複数の管理サーバ
    をさらに有し、 前記管理サーバは、 企業、製品及び製品分類が前記システム内で統一化され
    た識別コードと、この識別コードで特定される企業、製
    品及び製品分類の詳細情報とが関連付けて記憶された詳
    細情報データベースと、 前記仲介サーバから送信されきた更新要求に応答し、前
    記仲介サーバに送信していない詳細情報とこの詳細情報
    に対応する識別コードとを、前記詳細情報データベース
    から検索する手段と、 前記検索した詳細情報とこの詳細情報の識別コードとを
    前記仲介サーバに送信する手段とを有し、 前記仲介サーバは、 前記管理サーバに、詳細情報データベースの更新要求を
    送信する手段と、 前記管理サーバから送信されてきた詳細情報とこの詳細
    情報の識別コードとに基づいて、前記詳細情報データベ
    ースを更新する手段とを有することを特徴とする請求項
    3に記載の電子商取引仲介システム。
  7. 【請求項7】 前記仲介サーバは、 管理サーバから送信されてくる、詳細情報とこの詳細情
    報に対応する識別コードと前記詳細情報及び前記識別コ
    ードの送信先の管理サーバを識別するサーバ識別情報と
    を受信する手段と、 受信したサーバ識別情報によって識別される管理サーバ
    に、受信した詳細情報と識別コードとを送信する手段と
    を有し、 前記管理サーバは、 前記仲介サーバから送信されてきた詳細情報と識別コー
    ドとに基づいて、詳細情報データベースを更新する手段
    を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の電子商取引仲介システム。
  8. 【請求項8】 前記仲介サーバは、 ユーザー端末から送信されてくる識別コードに応答し
    て、前記識別コードに合致した情報を、前記詳細情報デ
    ータベースから検索し、さらに、検索された情報に関連
    する企業の識別コードを前記検索された情報の識別コー
    ドに基づいて、前記詳細情報データベースから検索する
    手段と、 前記検索した情報と企業の識別コードとをユーザー端末
    に送信する手段と、 ユーザー端末から送信されてくる企業の識別コードに基
    づいて、サーバ識別情報を前記管理サーバ識別情報デー
    タベースから検索し、この検索したサーバ識別情報によ
    って識別された管理サーバと、ユーザー端末との接続管
    理を行なう手段とを有することを特徴とする請求項1か
    ら請求項7のいずれかに記載の電子商取引仲介システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記仲介サーバは、 顧客名とこの顧客の購入した製品に関する情報とが、前
    記システム内で統一化された識別コードに対応してデー
    タベース化された顧客データベースと、 ユーザー端末から送信されてくる顧客の識別コードと関
    連付けられた顧客の購入した製品に関する情報を、前記
    顧客データベースから検索する手段と、 前記検索された情報をユーザー端末に送信する手段とを
    有することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれ
    かに記載の電子商取引仲介システム。
  10. 【請求項10】 企業や複数の店舗サーバの集まったe
    マーケットプレース又はインターネットショッピングサ
    イトの複数の管理サーバとユーザー端末との電子商取引
    の仲介を行なう仲介サーバであって、 企業、製品及び製品分類が企業、eマーケットプレース
    やインターネットショッピングサイトの間で統一化され
    た識別コードと、この識別コードで識別される企業、製
    品及び製品分類の詳細情報を保有している管理サーバを
    識別するサーバ識別情報とが関連付けて記憶された管理
    サーバ識別情報データベースと、 ユーザー端末から送信されてくる識別コードを受信する
    手段と、 受信した識別コードと関連付けられているサーバ識別情
    報を、前記管理サーバ識別情報データベースから検索す
    る手段と、 前記検索されたサーバ識別情報によって識別される管理
    サーバに、前記受信された識別コードを送信する手段
    と、 管理サーバから送信されてくる詳細情報に基づいて、詳
    細情報の一覧情報を作成し、この一覧情報を前記ユーザ
    ー端末に送信する手段とを有することを特徴する仲介サ
    ーバ。
  11. 【請求項11】 前記仲介サーバは、 ユーザー端末から送信されてくる、購入する製品の識別
    コードとこの製品の購入先の企業の識別コードとを含む
    購入情報を受信する手段と、 受信した購入情報に含まれている企業の識別コードと関
    連付けられているサーバ識別情報を、前記管理サーバ識
    別情報データベースから検索する手段と、 前記検索されたサーバ識別情報によって識別される管理
    サーバに、前記受信した購入情報を送信する手段と、 前記管理サーバから送信されてきた製品の受注を行なっ
    たことを示す受注結果を、前記購入情報を送信してきた
    ユーザー端末に送信する手段とを有することを特徴とす
    る請求項10に記載の仲介サーバ。
  12. 【請求項12】 企業や複数の店舗サーバの集まったe
    マーケットプレース又はインターネットショッピングサ
    イトの複数の管理サーバとユーザー端末との電子商取引
    の仲介を行なう仲介サーバであって、 企業、製品及び製品分類が企業、eマーケットプレース
    やインターネットショッピングサイトの間で統一化され
    た識別コードと、この識別コードで識別される企業、製
    品及び製品分類の詳細情報とが関連付けて記憶された詳
    細情報データベースと、 前記ユーザー端末から送信されてきた識別コードに適合
    する詳細情報を、前記詳細情報データベースから検索す
    る手段と、 前記検索された詳細情報を、まとめて一覧情報を作成
    し、この一覧情報を前記ユーザー端末に送信する手段と
    を有することを特徴とする仲介サーバ。
  13. 【請求項13】 前記仲介サーバは、 企業の識別コードと、この識別コードで特定される企業
    の管理サーバを識別するサーバ識別情報とが関連付けて
    記憶された管理サーバ識別情報データベースと、 ユーザー端末から送信されてくる、購入する製品の識別
    コードとこの製品の購入先の企業の識別コードとを含む
    購入情報を受信する手段と、 受信した購入情報の企業の識別コードと関連付けられて
    いるサーバ識別情報を、前記管理サーバ識別情報データ
    ベースから検索する手段と、 前記検索されたサーバ識別情報によって識別される管理
    サーバに、前記受信した購入情報を送信する手段と、 前記管理サーバから送信されてきた製品の受注を行なっ
    たことを示す受注結果を、前記購入情報を送信してきた
    ユーザー端末に送信する手段とを有することを特徴とす
    る請求項12に記載の仲介サーバ。
  14. 【請求項14】 前記詳細情報データベースは、 企業の識別コードとこの識別コードで特定される企業の
    詳細情報とが、関連付けられてデータベース化された企
    業データベースと、 製品の識別コードとこの識別コードで特定される製品の
    詳細情報とが、関連付けられてデータベース化された製
    品データベースと、 製品分類の識別コードとこの識別コードで特定される製
    品分類の詳細情報とが、関連付けられてデータベース化
    された製品分類データベースとを有することを特徴とす
    る請求項12に記載の仲介サーバ。
  15. 【請求項15】 前記仲介サーバは、 前記管理サーバに、詳細情報データベースの更新要求を
    送信する手段と、 前記管理サーバが前記更新要求に応答して送信してきた
    詳細情報とこの詳細情報の識別コードとに基づいて、前
    記詳細情報データベースを更新する手段とを有すること
    を特徴とする請求項12から請求項14のいずれかに記
    載の仲介サーバ。
  16. 【請求項16】 前記仲介サーバは、 管理サーバから送信されてくる、詳細情報とこの詳細情
    報に対応する識別コードと前記詳細情報及び前記識別コ
    ードの送信先の管理サーバを識別するサーバ識別情報と
    を受信する手段と、 受信したサーバ識別情報によって識別される管理サーバ
    に、受信した詳細情報と識別コードとを送信する手段と
    を有することを特徴とする請求項10から請求項15の
    いずれかに記載の仲介サーバ。
  17. 【請求項17】 前記仲介サーバは、 ユーザー端末から送信されてくる識別コードに応答し
    て、前記識別コードに合致した情報を、前記詳細情報デ
    ータベースから検索し、さらに、検索された情報に関連
    する企業の識別コードを前記検索された情報の識別コー
    ドに基づいて、前記詳細情報データベースから検索する
    手段と、 前記検索した情報と企業の識別コードとをユーザー端末
    に送信する手段と、 ユーザー端末から送信されてくる企業の識別コードに基
    づいて、サーバ識別情報を前記管理サーバ識別情報デー
    タベースから検索し、この検索したサーバ識別情報によ
    って識別された管理サーバと、ユーザー端末との接続管
    理を行なう手段とを有することを特徴とする請求項10
    から請求項16のいずれかに記載の仲介サーバ。
  18. 【請求項18】 前記仲介サーバは、 顧客名とこの顧客の購入した製品に関する情報とが、企
    業、eマーケットプレースやインターネットショッピン
    グサイトの間で統一化された識別コードに対応してデー
    タベース化された顧客データベースと、 ユーザー端末から送信されてくる顧客の識別コードと関
    連付けられた顧客の購入した製品に関する情報を、前記
    顧客データベースから検索する手段と、 前記検索された情報をユーザー端末に送信する手段とを
    有することを特徴とする請求項10から請求項17のい
    ずれかに記載の仲介サーバ。
  19. 【請求項19】 企業や複数の店舗サーバの集まったe
    マーケットプレース又はインターネットショッピングサ
    イトの複数の管理サーバと、ユーザー端末と、仲介サー
    バとを用いて、電子商取引の仲介を行なう方法であっ
    て、 前記仲介サーバが、企業、製品及び製品分類を企業、e
    マーケットプレースやインターネットショッピングサイ
    トの間で統一化した識別コードと、この識別コードで識
    別される企業、製品及び製品分類の詳細情報を保有して
    いる管理サーバを識別するサーバ識別情報とが関連付け
    て記憶された管理サーバ識別情報データベースを設ける
    ステップと、 前記管理サーバが、前記識別コードと、この識別コード
    で特定される企業、製品及び製品分類の詳細情報とが関
    連付けて記憶された詳細情報データベースを設けるステ
    ップと、 前記仲介サーバが、前記ユーザー端末から送信されてく
    る所望の詳細情報に関連する企業、製品及び製品分類の
    識別コードを受信するステップと、 前記仲介サーバが、前記受信した識別コードと関連付け
    られているサーバ識別情報を、前記管理サーバ識別情報
    データベースから検索するステップと、 前記仲介サーバが、前記検索されたサーバ識別情報によ
    って識別される管理サーバに、前記受信された識別コー
    ドを送信するステップと、 前記管理サーバが、前記仲介サーバから送信されてきた
    識別コードに合致した詳細情報を、前記詳細情報データ
    ベースから検索し、この検索した詳細情報を前記仲介サ
    ーバに送信するステップと、 前記仲介サーバが、前記管理サーバから送信されてくる
    詳細情報に基づいて、詳細情報の一覧情報を作成し、こ
    の一覧情報を前記ユーザー端末に送信するステップとを
    有することを特徴とする電子商取引仲介方法。
  20. 【請求項20】 前記電子商取引仲介方法は、 前記仲介サーバが、ユーザー端末から送信されてくる、
    購入する製品の識別コードとこの製品の購入先の企業の
    識別コードとを含む購入情報を受信するステップと、 前記仲介サーバが、前記受信した購入情報に含まれてい
    る企業の識別コードと関連付けられているサーバ識別情
    報を、前記管理サーバ識別情報データベースから検索す
    るステップと、 前記仲介サーバが、前記検索されたサーバ識別情報によ
    って識別される管理サーバに、前記受信した購入情報を
    送信するステップと、 前記管理サーバが、前記仲介サーバから送信されてきた
    購入情報に含まれている製品の識別コードで特定される
    製品の受注を行なったことを示す受注結果を生成し、前
    記生成した受注結果を前記仲介サーバに送信するステッ
    プと、 前記仲介サーバが、前記管理サーバから送信されてきた
    受注結果を、前記購入情報を送信してきたユーザー端末
    に送信するステップとを有することを特徴とする請求項
    19に記載の電子商取引仲介方法。
  21. 【請求項21】 ユーザー端末と、仲介サーバとを用い
    て、電子商取引の仲介を行なう方法であって、 前記仲介サーバが、企業、製品及び製品分類を企業、e
    マーケットプレースやインターネットショッピングサイ
    トの間で統一化した識別コードと、この識別コードで識
    別される企業、製品及び製品分類の詳細情報とが関連付
    けて記憶された詳細情報データベースを設けるステップ
    と、 前記仲介サーバが、前記ユーザー端末から送信されてき
    た識別コードに適合する詳細情報を、前記詳細情報デー
    タベースから検索するステップと、 前記仲介サーバが、前記検索された詳細情報を、まとめ
    て一覧情報を作成し、この一覧情報を前記ユーザー端末
    に送信するステップとを有することを特徴とする電子商
    取引仲介方法。
  22. 【請求項22】 前記電子商取引仲介方法は、企業や複
    数の店舗サーバの集まったeマーケットプレース又はイ
    ンターネットショッピングサイトの複数の管理サーバを
    さらに用いて、 前記仲介サーバが、企業の識別コードと、この識別コー
    ドで特定される企業の管理サーバを識別するサーバ識別
    情報とが関連付けて記憶された管理サーバ識別情報デー
    タベースを設けるステップと、 前記仲介サーバが、ユーザー端末から送信されてくる、
    購入する製品の識別コードとこの製品の購入先の企業の
    識別コードとを含む購入情報を受信するステップと前記
    仲介サーバが、前記受信した購入情報の企業の識別コー
    ドと関連付けられているサーバ識別情報を、前記管理サ
    ーバ識別情報データベースから検索するステップと、 前記仲介サーバが、前記検索されたサーバ識別情報によ
    って識別される管理サーバに、前記受信した購入情報を
    送信するステップと、 前記管理サーバが、前記仲介サーバから送信されてきた
    購入情報に含まれている製品の識別コードで特定される
    製品の受注を行なったことを示す受注結果を生成し、こ
    の生成した受注結果を前記仲介サーバに送信するステッ
    プと、 前記仲介サーバが、前記管理サーバから送信されてきた
    受注結果を、前記購入情報を送信してきたユーザー端末
    に送信するステップとを有することを特徴とする請求項
    21に記載の電子商取引仲介方法。
  23. 【請求項23】 前記詳細情報データベースは、 企業の識別コードとこの識別コードで特定される企業の
    詳細情報とが、関連付けられてデータベース化された企
    業データベースと、 製品の識別コードとこの識別コードで特定される製品の
    詳細情報とが、関連付けられてデータベース化された製
    品データベースと、 製品分類の識別コードとこの識別コードで特定される製
    品分類の詳細情報とが、関連付けられてデータベース化
    された製品分類データベースとを有することを特徴とす
    る請求項19又は請求項21に記載の電子商取引仲介方
    法。
  24. 【請求項24】 前記電子商取引仲介方法は、企業や複
    数の店舗サーバの集まったeマーケットプレース又はイ
    ンターネットショッピングサイトの複数の管理サーバを
    さらに用いて、 前記管理サーバが、企業、製品及び製品分類を企業、e
    マーケットプレースやインターネットショッピングサイ
    トの間で統一化した識別コードと、この識別コードで特
    定される企業、製品及び製品分類の詳細情報とが関連付
    けて記憶された詳細情報データベースを設けるステップ
    と、 前記仲介サーバが、前記管理サーバに、詳細情報データ
    ベースの更新要求を送信するステップと、 前記管理サーバが、前記仲介サーバから送信されきた更
    新要求に応答し、前記仲介サーバに送信していない詳細
    情報とこの詳細情報に対応する識別コードとを、前記詳
    細情報データベースから検索するステップと、 前記管理サーバが、前記検索した詳細情報とこの詳細情
    報の識別コードとを前記仲介サーバに送信するステップ
    と、 前記仲介サーバが、前記管理サーバから送信されてきた
    詳細情報とこの詳細情報の識別コードとに基づいて、前
    記詳細情報データベースを更新するステップとを有する
    ことを特徴とする請求項21に記載の電子商取引仲介方
    法。
  25. 【請求項25】 前記電子商取引方法は、 前記仲介サーバが、所定の管理サーバから送信されてく
    る、詳細情報と、この詳細情報に対応する識別コード
    と、前記詳細情報及び前記識別コードの送信先の管理サ
    ーバを識別するサーバ識別情報とを受信するステップ
    と、 前記仲介サーバが、前記受信したサーバ識別情報によっ
    て識別される管理サーバに、受信した詳細情報と識別コ
    ードとを送信するステップと、 前記管理サーバが、前記仲介サーバから送信されてきた
    詳細情報と識別コードとに基づいて、詳細情報データベ
    ースを更新するステップとを有することを特徴とする請
    求項19又は請求項20に記載の電子商取引仲介方法。
  26. 【請求項26】 前記電子商取引仲介方法は、 前記仲介サーバが、ユーザー端末から送信されてくる識
    別コードに応答して、前記識別コードに合致した情報
    を、前記詳細情報データベースから検索し、さらに、検
    索された情報に関連する企業の識別コードを前記検索さ
    れた情報の識別コードに基づいて、前記詳細情報データ
    ベースから検索するステップと、 前記仲介サーバが、前記検索した情報と企業の識別コー
    ドとをユーザー端末に送信するステップと、 前記仲介サーバが、ユーザー端末から送信されてくる企
    業の識別コードに基づいて、サーバ識別情報を前記管理
    サーバ識別情報データベースから検索し、この検索した
    サーバ識別情報によって識別された管理サーバと、ユー
    ザー端末との接続管理を行なうステップとを有すること
    を特徴とする請求項19から請求項25のいずれかに記
    載の電子商取引仲介方法。
  27. 【請求項27】 前記電子商取引仲介方法は、 前記仲介サーバが、顧客名とこの顧客の購入した製品に
    関する情報とを、企業、eマーケットプレースやインタ
    ーネットショッピングサイトの間で統一化した識別コー
    ドに対応させてデータベース化した顧客データベースを
    設けるステップと、 前記仲介サーバが、ユーザー端末から送信されてくる顧
    客の識別コードと関連付けられた顧客の購入した製品に
    関する情報を、前記顧客データベースから検索するステ
    ップと、 前記仲介サーバが、前記検索された情報をユーザー端末
    に送信するステップとを有することを特徴とする請求項
    19から請求項26のいずれかに記載の電子商取引仲介
    方法。
JP2001271582A 2001-09-07 2001-09-07 電子商取引仲介システム、及びその方法 Pending JP2003085395A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001271582A JP2003085395A (ja) 2001-09-07 2001-09-07 電子商取引仲介システム、及びその方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001271582A JP2003085395A (ja) 2001-09-07 2001-09-07 電子商取引仲介システム、及びその方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003085395A true JP2003085395A (ja) 2003-03-20

Family

ID=19097072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001271582A Pending JP2003085395A (ja) 2001-09-07 2001-09-07 電子商取引仲介システム、及びその方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003085395A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009157850A (ja) * 2007-12-28 2009-07-16 Mitsubishi Space Software Kk 仲介装置、仲介プログラム、仲介方法
US7673039B2 (en) * 2003-09-05 2010-03-02 Ntt Docomo, Inc. Server apparatus and information providing method
JP2010086296A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Dainippon Printing Co Ltd 検索仲介システム
JP2013137789A (ja) * 2013-02-21 2013-07-11 Dainippon Printing Co Ltd 検索仲介システム
JP2015522190A (ja) * 2012-07-05 2015-08-03 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited 検索結果の生成
CN114429390A (zh) * 2022-04-02 2022-05-03 萨科(深圳)科技有限公司 一种电商产品分类方法和分类系统

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7673039B2 (en) * 2003-09-05 2010-03-02 Ntt Docomo, Inc. Server apparatus and information providing method
JP2009157850A (ja) * 2007-12-28 2009-07-16 Mitsubishi Space Software Kk 仲介装置、仲介プログラム、仲介方法
JP2010086296A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Dainippon Printing Co Ltd 検索仲介システム
JP2015522190A (ja) * 2012-07-05 2015-08-03 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited 検索結果の生成
US9934293B2 (en) 2012-07-05 2018-04-03 Alibaba Group Holding Limited Generating search results
JP2013137789A (ja) * 2013-02-21 2013-07-11 Dainippon Printing Co Ltd 検索仲介システム
CN114429390A (zh) * 2022-04-02 2022-05-03 萨科(深圳)科技有限公司 一种电商产品分类方法和分类系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8100325B2 (en) System and method for facilitating sales utilizing customer relationship management technology
JP2956661B2 (ja) 流通支援設備
US8103557B2 (en) Online merchandising system, online catalog presenting method, server, computer program product, and computer data signal
JP3562418B2 (ja) 流通支援設備
JP2003108846A (ja) 販売促進方法及び販売促進装置
KR102249527B1 (ko) 온라인 쇼핑몰 통합 결제 플랫폼
JP2002288415A (ja) エージェント支援装置
JP2003036328A (ja) チケット販売システム
JP2001306959A (ja) 電子商取引支援システム
JP2003085395A (ja) 電子商取引仲介システム、及びその方法
JP2002150027A (ja) 取引支援方法及びシステム
US20030126046A1 (en) Online merchandising system, server, estimation managing method, computer program product, and computer data signal
JP2003141375A (ja) 販売支援装置、オンラインショピングシステム、およびプログラム
US20010032148A1 (en) System of and method for exchanging information on commercial transaction exploiting electronic catalog and system of and method for collecting and storing marketing information
JP2004234220A (ja) 受発注管理装置、受発注管理装置に用いるプログラム、商品の受発注方法
JP2002099764A (ja) 情報提供方法および情報提供装置
JP3648194B2 (ja) 商品管理サーバおよび商品情報収集方法
JP2023026171A (ja) システム、スタッフ装置、方法、及びコンピュータプログラム
JP2009064122A (ja) 商品売買情報仲介システム、商品売買情報仲介サーバ、商品売買情報仲介方法
JP4306972B2 (ja) 取引支援装置及び取引支援方法
JP2004287867A (ja) セキュリティビジネスにおけるマーケットプレース型ビジネス提供システム、方法、装置及びプログラム
JP2007241440A (ja) ポイントシステム
JP2003085383A (ja) ノウハウ提供システム及び方法並びにノウハウ提供用プログラム
JP2003072950A (ja) 注文配送方法および注文配送プログラム
KR20010107361A (ko) 인터넷 점포의 다중 특화 방법 및 다중 특화 인테넷 점포시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040318

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040804