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JP2003138007A - アルキルポリアルキレングリコールカルボキシレートの製造方法 - Google Patents

アルキルポリアルキレングリコールカルボキシレートの製造方法

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Publication number
JP2003138007A
JP2003138007A JP2002173836A JP2002173836A JP2003138007A JP 2003138007 A JP2003138007 A JP 2003138007A JP 2002173836 A JP2002173836 A JP 2002173836A JP 2002173836 A JP2002173836 A JP 2002173836A JP 2003138007 A JP2003138007 A JP 2003138007A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
producing
polyalkylene glycol
glycol carboxylate
carboxylic acid
alkyl polyalkylene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002173836A
Other languages
English (en)
Inventor
Michael Zirnstein
ミヒャエル、ツィルンシュタイン
Ludwig Voelkel
ルートヴィッヒ、フェルケル
Matthias Kroner
マティアス、クロナー
Edward Bohres
エドヴァルト、ボーレス
Alfred Oftring
アルフレート、オフトリング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JP2003138007A publication Critical patent/JP2003138007A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B24/00Use of organic materials as active ingredients for mortars, concrete or artificial stone, e.g. plasticisers
    • C04B24/04Carboxylic acids; Salts, anhydrides or esters thereof
    • C04B24/045Esters, e.g. lactones
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C67/00Preparation of carboxylic acid esters
    • C07C67/24Preparation of carboxylic acid esters by reacting carboxylic acids or derivatives thereof with a carbon-to-oxygen ether bond, e.g. acetal, tetrahydrofuran
    • C07C67/26Preparation of carboxylic acid esters by reacting carboxylic acids or derivatives thereof with a carbon-to-oxygen ether bond, e.g. acetal, tetrahydrofuran with an oxirane ring

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Polyethers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】カルボン酸エステルとアルキレンオキシドとの
反応に好適な触媒であって、所望のアルキルポリアルキ
レングリコールカルボキシレートを、穏やかな反応条件
下で、望まない副生成物を形成することなく製造可能と
なる触媒を提供する。 【解決手段】アルキルポリアルキレングリコールカルボ
キシレートは、カルボン酸エステルとアルキレンオキシ
ドを、式I: 具体例としては式(II) [但し、Mがカリウム(K)又はアンモニウム(N
)を表わす]、で表される触媒としての多金属シ
アニド化合物の存在下で反応させる工程を含む方法によ
って製造され、そしてこれをコンクリート流動化ポリマ
ーの原料として使用可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、カルボン酸エステルとアルキレ
ンオキシドとからアルキルポリアルキレングリコールカ
ルボキシレートを製造する方法であって、反応を触媒と
しての多金属シアニド化合物を使用して行うことを特徴
とする製造方法、及び本発明の方法により製造されたア
ルキルポリアルキレングリコールカルボキシレートをコ
ンクリート流動化ポリマー(concrete fluidizer polym
er)の原料として使用する方法に関する。
【0002】触媒を使用するアルキルポリアルキレング
リコールカルボキシレートの製造方法は、それ自体公知
である。使用される触媒の種類は広範囲に亘って変更す
る。
【0003】EP−A0140545では、アミジン触
媒を使用し、エポキシドとカルボン酸エステルとからグ
リコール誘導体を製造する方法を開示している。
【0004】触媒として変性ヒドロタルサイトを使用す
ることが屡々可能である。かかるアルコキシル化生成物
の製造用触媒として、か焼処理ヒドロタルサイトを使用
する方法は、例えばDE−A19843384又はDE
−A3914131に開示されている。DE−A196
11999は、水酸化リチウム、アルカリ土類金属塩又
はスズ塩で変性されたヒドロタルサイトを触媒として使
用する、脂肪酸のアルコキシル化アルキルエステルの製
造方法に関する。
【0005】DE−A19734906でも同様に、変
性ヒドロタルサイトを触媒として使用するエステルのア
ルコキシル化法を開示している。そこで開示されている
触媒は、ポリカチオンを基礎とする混合水酸化物であ
る。
【0006】使用される別の触媒は、ナトリウム及びカ
リウムの水酸化物、酸化物、炭酸塩、アルコキシド又は
カルボン酸塩を基礎とする塩基性混合触媒である。例え
ば、JP10−099693は、塩基性のアルカリ金属
化合物又はアルカリ土類金属化合物と選択された金属酸
化物を基礎とする混合触媒を使用するアルコキシル化法
に関する。
【0007】公知の方法には、不都合がある。特に、出
発材料として使用されるエステルの残留率が高く、そし
て望ましくない副反応、例えば必要とされるアルコキシ
ル化温度が高いことに起因する不飽和カルボン酸エステ
ルの重合が特記に値するであろう。
【0008】金属シアニド化合物は、例えばEP−A0
892002、EP−A0862977及びEP−A0
755716に開示されているように、重付加の触媒、
特にアルキレンオキシドの開環重合の触媒として従来技
術により知られている。
【0009】WO99/10407では、ヒドロキシ官
能基及び不飽和基を有するポリエーテルの製造方法を開
示している。この合成を、反応性水素を有する不飽和モ
ノマーのアルコキシル化によって行う。この反応は、金
属を2個含むシアニド触媒の存在下で行われ、この触媒
の製造法はUS5545601に詳細に開示されてい
る。
【0010】しかるに、本発明は、カルボン酸エステル
とアルキレンオキシドとの反応に好適な触媒であって、
この触媒により、所望のアルキルポリアルキレングリコ
ールカルボキシレートを、穏やかな反応条件下で、望ま
ない副生成物を形成することなく製造可能となる触媒を
提供することを目的とする。
【0011】本発明者等は、上記目的が式Iで表される
多金属シアニド化合物を触媒として使用する方法によっ
て達成されることを見出した。
【0012】従って、本発明は、少なくとも1種のカル
ボン酸エステルを少なくとも1種のアルキレンオキシド
と、式I:
【0013】
【化2】
【0014】[但し、MがZn2+、Fe2+、Fe
3+、Co3+、Ni2+、Mn2+、Co2+、Sn
2+、Pb2+、Mo4+、Mo6+、Al3+、V
4+、V 5+、Sr2+、W4+、W6+、Cr2+
Cr3+、Cd2+、Hg2+、Pd2+、Pt2+
2+、Mg2+、Ca2+、Ba2+、Cu2+から
選択される少なくとも1種の金属イオンを表わし、M
がFe2+、Fe3+、Co2+、Co3+、M
2+、Mn3+、V 、V5+、Cr2+、Cr
3+、Rh3+、Ru2+、Ir3+から選択される少
なくとも1種の金属イオンを表わし、M及びMが同
一又は異なっていても良く、MがLi、Na、K
、Rb、Cs、Mg2+、Ca2+、Ba
Sr2+から選択される少なくとも1種の金属イオン、
又は式R(R、R、R及びR
がそれぞれH又は炭素原子数1〜6の炭化水素基を表
す)で表されるアンモニウムイオンを表わし、A、X及
びYが相互に独立して、ハライド、ヒドロキシド、アル
コキシド、スルフェート、カーボネート、シアニド、チ
オシアネート、イソシアネート、シアネート、カルボキ
シレート、オキサレート、ニトレート、ニトロシル、硫
酸水素塩、ホスフェート、リン酸二水素塩、リン酸水素
塩及び炭酸水素塩から選択されるアニオンを表わし、L
が、アルコール、アルデヒド、ケトン、エーテル、ポリ
エーテル、エステル、ポリエステル、ポリカーボネー
ト、尿素、アミド、第一級、第二級及び第三級アミン、
ピリジン窒素含有配位子、ニトリル、スルフィド、ホス
フィド、ホスフィット、ホスフィン、ホスホネート並び
にホスフェートから選択される水相溶性配位子を表わ
し、kが0以上の分数又は整数を表わし、Pが有機添加
剤を表わし、a、b、c、d、g、n、p、q及びz
を、化合物(I)が電気的に中性となるように選択し、
且つc若しくはzのどちらか一方又はcとz両方共に0
であっても良く、eが配位子分子の数を表わし且つ0以
上の分数又は整数であり、f、k、h及びmが相互に独
立して、0以上の分数又は整数を表す]で表される多金
属シアニド化合物を含む触媒の存在下で反応させる工程
を含むアルキルポリアルキレングリコールカルボキシレ
ートの製造方法を提供する。
【0015】考え得る有機添加剤Pは、以下のものであ
る:ポリエーテル、ポリエステル、ポリカーボネート、
ポリアルキレングリコールソルビタンエステル、ポリア
ルキレングリコールグリシジルエーテル、ポリアクリル
アミド、ポリ(アクリルアミド−co−アクリル酸)、
ポリアクリル酸、ポリ(アクリルアミド−co−マレイ
ン酸)、ポリアクリロニトリル、ポリアルキルアクリレ
ート、ポリアルキルメタクリレート、ポリビニルメチル
エーテル、ポリビニルエチルエーテル、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリビニルアルコール、ポリ−N−ビニルピロリド
ン、ポリ(N−ビニルピロリドン−co−アクリル
酸)、ポリビニルメチルケトン、ポリ(4−ビニルフェ
ノール)、ポリ(アクリル酸−co−スチレン)、オキ
サゾリンポリマー、ポリアルキレンイミン、マレイン酸
と無水マレイン酸の共重合体、ヒドロキシエチルセルロ
ース、ポリアセテート、イオン性の表面−及び界面−活
性化合物、胆汁酸又はその塩、エステル又はアミド、多
価アルコールとグリコシドのカルボン酸エステル。
【0016】本発明の方法により、アルキルポリアルキ
レングリコールカルボキシレートを、本発明の触媒組成
物を使用し、カルボン酸エステル及びアルキレンオキシ
ドを出発化合物とするアルコキシル化による挿入反応の
形態で、高収率で且つカルボン酸エステルを完全に転化
して、形式上製造可能となる。
【0017】本発明の目的のために、活性水素含有官能
基を含まないカルボン酸エステル、例えばヒドロキシ基
を含まないカルボン酸エステルを使用可能である。しか
しながら、本発明により、活性水素含有官能基を有する
カルボン酸エステルを使用することも可能であるが、こ
れにより、望まない副反応が起こるものではない。更
に、活性水素含有又は活性酸素非含有の各種官能基を有
するカルボン酸エステルを、本発明の目的のために使用
可能である。
【0018】好ましい態様において、本発明は、以下の
条件:すなわち、(A)MがZn2+、Fe2+、F
3+、Co3+、Ni2+、Mn2+、Co2+から
選択されること、(B)MがFe2+、Fe3+、C
3+から選択されること、(C)MがNa
、Cs、式Rで表されるアン
モニウムイオンから選択されること、を少なくとも1つ
満たす、アルキルポリアルキレングリコールカルボキシ
レートの製造方法を提供する。
【0019】更に、本発明の目的のために、M又はM
の少なくとも一方がFe2+又はFe3+であるのが
好ましく、特に条件(A)〜(C)に規定した他の好ま
しい金属イオンと合体しているのが好ましい。
【0020】本発明の別の好ましい態様において、M
及びMが両方共にFe2+又はFe3+であり、特に
条件(C)に規定した他の好ましい金属イオンと合体し
ている。
【0021】本発明の目的に好適である多金属シアニド
化合物の例は、式II:
【0022】
【化3】
【0023】[但し、Mがカリウム(K)又はアン
モニウム(NH )を表わし、且つKは、本発明の
目的の場合、NH にあるのが好ましい]で表される
化合物である。
【0024】本発明により、使用される触媒は、式II
I:
【0025】
【化4】
【0026】[但し、式(I)に関して定義した他のイ
オンを、1〜3個のFe(III)イオンに代えて含ま
せても良い]で表される化合物を含むことも可能であ
る。
【0027】本発明の目的の場合に触媒として特に有用
であると見出された多金属シアニド化合物は、例えば、
以下の鉄ヘキサシアノフェレート、鉄ブルーピグメン
ト、鉄シアニドブルー、ヴォッセン−ブラウ(登録商
標)(Vossen-Blau)、プルシアンブルー(紺青)、ベ
ルリン青、ターンブル青、ミロリブルー、パリスブルー
である。例えば、パナックスブルー(登録商標)(Pana
x Blue)、マノックスブラウ(登録商標)(Manox Bla
u)又はシコメットブラウ(登録商標)(Sicomet Bla
u)も同様に適当である。
【0028】本発明により多金属シアニド化合物を使用
することによって、所望のアルキルポリアルキレングリ
コールカルボキシレートを、穏やかな反応条件下でのア
ルコキシル化反応によって調製可能となる。
【0029】多金属シアニド化合物は、一般に、少なく
とも1種の金属塩と少なくとも1種のシアン金属化合物
(cyanometalic compound)との反応によって製造され
る。使用可能なシアノ金属化合物は、例えば、塩又は酸
である。本発明の方法においては、アルカリ金属又はア
ルカリ土類金属塩による汚染の害がないので、複雑で且
つコストのかかる触媒の精製を必要としなくなる。
【0030】好ましい態様において、本発明は、触媒と
して使用される多金属シアニド化合物が結晶質、部分的
に結晶質、非晶質又は部分的に非晶質であるアルキルポ
リアルキレングリコールカルボキシレートの製造方法を
提供する。
【0031】本発明により、触媒前駆体化合物を最初に
製造し、その後、例えば酸化、還元、再結晶化又はその
他の反応により、実際の触媒活性化合物に転化すること
が可能である。従って、例えば、本発明により、前駆体
化合物を反応に導入し、そして実際の触媒活性化合物
を、反応させる成分の存在下、反応媒体中においてのみ
形成することも考えられる。
【0032】多金属シアニド粒子のモルホロジーを、適
当な物質、例えば界面活性物質の添加によって制御し
て、触媒作用が及ぼされる反応の活性を増大させること
も可能である。
【0033】本発明の目的のために、使用される触媒の
量は、使用されるカルボン酸エステルの量に対して、
0.001〜30質量%であり、0.01〜10質量%
が好ましく、0.1〜5質量%又は0.2〜3質量%が
特に好ましい。
【0034】従って、本発明は、特に、触媒を、使用さ
れるカルボン酸エステルの量に対して、0.01〜30
質量%の量で使用するアルキルポリアルキレングリコー
ルカルボキシレートの製造方法を提供する。
【0035】原則として、置換及び非置換の分岐してい
ても良いカルボン酸全てのエステルを本発明の方法にお
いて使用可能であるが、このカルボン酸エステルの官能
基により、触媒作用が及ぼされる反応に悪影響を与えな
い。
【0036】本発明の目的のために、カルボン酸エステ
ルのアルキル成分は、特に、分岐していても良い炭素原
子数1〜22の飽和アルキル基又は分岐していても良い
炭素原子数2〜22のモノ不飽和若しくはポリ不飽和ア
ルキル基であり、メチル基であるのが特に好ましい。
【0037】本発明の目的のために、以下のカルボン酸
のエステルを使用するのが好ましい:すなわち、置換若
しくは非置換で飽和若しくは不飽和の炭素原子数3〜2
2のモノカルボン酸、置換若しくは非置換の炭素原子数
2〜36の飽和ジカルボン酸、置換若しくは非置換の炭
素原子数4〜36の不飽和ジカルボン酸、並びに置換若
しくは非置換の芳香族モノカルボン酸及びジカルボン酸
である。
【0038】従って、別の態様において、本発明は、ア
ルキルポリアルキレングリコールカルボキシレートの製
造方法であって、カルボン酸エステルを、置換若しくは
非置換で飽和若しくは不飽和の炭素原子数3〜22のモ
ノカルボン酸、置換若しくは非置換の炭素原子数2〜3
6の飽和ジカルボン酸、置換若しくは非置換の炭素原子
数4〜36の不飽和ジカルボン酸、並びに置換若しくは
非置換の芳香族モノカルボン酸及びジカルボン酸から選
択されるカルボン酸から誘導することを特徴とする製造
方法を提供する。
【0039】本発明により特に好ましいカルボン酸エス
テルは、以下のカルボン酸から誘導される:すなわち、
置換若しくは非置換の炭素原子数3〜5の不飽和モノカ
ルボン酸及び置換若しくは非置換の炭素原子数4〜8の
不飽和ジカルボン酸、例えばアクリル酸、メタクリル酸
若しくはクロトン酸、フマル酸、マレイン酸又はイタコ
ン酸;置換若しくは非置換の炭素原子数1〜5の飽和モ
ノカルボン酸及び置換若しくは非置換の炭素原子数2〜
5の飽和ジカルボン酸、例えばギ酸、酢酸、プロピオン
酸、ピバル酸、シュウ酸、マロン酸又はコハク酸であ
る。
【0040】更に、置換若しくは非置換の炭素原子数6
〜22の飽和若しくは不飽和モノカルボン酸(脂環式構
造要素、例えばヘキサン酸、ヘプタン酸、シクロヘキサ
ンカルボン酸、2−エチルヘキサン酸、カプリン酸(C
10)、ミリスチン酸(C14)、パルミチン酸(C1
6)、ステアリン酸(C18)、オレイン酸、ベヘン酸
(C22)を含んでいても良い);置換若しくは非置換
の炭素原子数6〜36の飽和若しくは不飽和ジカルボン
酸(特に、脂環式構造要素、例えばアジピン酸、ピメリ
ン酸(C7)、アゼライン酸(C9)、セバシン酸(C
10)、炭素原子数36の脂肪酸二量体を含んでい
る);置換若しくは非置換の芳香族モノカルボン酸及び
ジカルボン酸、例えば安息香酸、フタル酸、イソフタル
酸、テレフタル酸又はナフタレンカルボン酸も好まし
い。
【0041】アクリル酸及びメタクリル酸エステルを使
用するのが極めて好ましい。従って、本発明は、好まし
い態様において、カルボン酸エステルがメチルアクリレ
ート又はメチルメタクリレートであるアルキルポリアル
キレングリコールカルボキシレートの製造方法を提供す
る。
【0042】本発明の方法において、原則として、当該
技術者等に知られている全てのアルキレンオキシドを使
用可能である。例えば、置換若しくは非置換の炭素原子
数2〜24のアルキレンオキシド、好ましくはハロゲ
ン、ヒドロキシ、脂環式エーテル又はアンモニウム置換
基を有するアルキレンオキシドを使用する。炭素原子数
2〜4である脂肪族の1,2−アルキレンオキシド、例
えばエチレンオキシド、プロピレンオキシド、1,2−
ブチレンオキシド、2,3−ブチレンオキシド若しくは
イソブチレンオキシド、炭素原子数5〜24である脂肪
族の1,2−アルキレンオキシド、脂環式のアルキレン
オキシド、例えばシクロペンテンオキシド、シクロヘキ
センオキシド若しくは1,5,9−シクロドデカトリエ
ンモノオキシド、アリール脂肪族のアルキレンオキシ
ド、例えばスチレンオキシドが特記に値する場合があ
る。
【0043】好ましい置換アルキレンオキシドの例は、
エピクロロヒドリン、エピブロモヒドリン、2,3−エ
ポキシ−1−プロパノール、1−アリルオキシ−2,3
−エポキシプロパン、2,3−エポキシプロピルフェニ
ルエーテル、2,3−エポキシプロピルイソプロピルエ
ーテル、2,3−エポキシプロピルオクチルエーテル又
は2,3−エポキシプロピルトリメチルアンモニウムク
ロリドである。
【0044】本発明の方法においては、炭素原子数2〜
4の1,2−アルキレンオキシド、特にエチレンオキシ
ド又はプロピレンオキシドを使用するのが特に好まし
い。
【0045】従って、好ましい態様において、本発明
は、カルボン酸エステル及びアルキレンオキシドからア
ルキルポリアルキレングリコールカルボキシレートを製
造する方法であって、アルキレンオキシドが炭素原子数
2〜4の1,2−アルキレンオキシドであることを特徴
とする製造方法を提供する。
【0046】アルキレンオキシドとしてエチレンオキシ
ド又はプロピレンオキシドを使用するのが特に好まし
い。
【0047】本発明の目的のために、カルボン酸エステ
ル及びアルキレンオキシドを、1:1〜1:200の
比、好ましくは1:5〜1:100の比、特に好ましく
は1:10〜1:50の比で使用する。
【0048】本発明の方法におけるカルボン酸エステル
とアルキレンオキシドとの反応は、20〜200℃の温
度下で行われ得る。温度は40〜150℃の範囲とする
のが好ましく、特に50〜120℃の範囲とする。この
反応を、大気圧又はそれ以下(減圧下)に行うことが可
能であり、更に、過圧下に行うことも可能であり、例え
ば0.8〜50バール(8.0×10〜5.0×10
Pa)の圧力下、特に1〜10バール(10〜10
Pa)の圧力下である。
【0049】従って、本発明は、カルボン酸エステルと
アルキレンオキシドとの反応中の温度が50〜120℃
の範囲であるアルキルポリアルキレングリコールカルボ
キシレートの製造方法を提供する。
【0050】別の態様において、本発明は、カルボン酸
エステルとアルキレンオキシドとの反応中の圧力が1〜
10バールの範囲であるアルキルポリアルキレングリコ
ールカルボキシレートの製造方法を提供する。
【0051】本発明の方法においては、反応をバッチ式
又は連続的に行うことが可能である。撹拌器付反応器、
管状反応器、ループ式反応器、固定床反応器又は移動床
反応器で行うことが可能である。
【0052】カルボン酸エステルとアルキレンオキシド
との反応において、当該技術者等に知られている助剤及
び添加剤を添加することが可能である。好ましい態様に
おいて、カルボン酸エステルとアルキレンオキシドとの
反応を、少なくとも1種の重合開始剤の存在下に行う。
使用可能な重合開始剤の例は、ヒドロキノン、ヒドロキ
ノンのモノメチルエーテル、2,5−ジ−t−ブチルヒ
ドロキノン、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾー
ル、ニトロソ化合物(例えば、イソアクリロイルニトレ
ート、ニトロソジフェニルアミン又はN−ニトロソシク
ロヘキシルドロキシルアミン)、メチレンブルー、フェ
ノチアジン、タンニン酸及びジフェニルアミンである。
本発明の目的のために、これらの重合開始剤2種以上を
使用可能でもある。重合開始剤は、使用されるカルボン
酸エステルに対して、10〜50000ppm、特に1
00〜10000ppmの量で使用される。
【0053】更に、安全上の問題を引き起こさない少量
の分子酸素又は一酸化窒素を、本発明の方法において更
に使用可能である。
【0054】本発明の方法におけるカルボン酸エステル
とアルキレンオキシドとの反応では、溶剤を使用する必
要がない。しかしながら、水又は有機溶剤、例えば脂肪
族、脂環式又は芳香族炭化水素、アルキル、エーテル、
アセタール、ケトン、エステル又は環式カーボネートの
存在下に本発明の方法を行うことも可能である。
【0055】本発明により、触媒を、例えばろ過、特
に、深床ろ過(deep bed filtration)、十字流ろ過(c
rossflow filtration)、ろ過膜又は限外ろ過によっ
て、反応生成物から分離可能である。
【0056】本発明により製造されるアルキルポリアル
キレングリコールカルボキシレートを、例えば、フリー
ラジカル単独重合又は共重合反応のモノマーとして使用
可能である。この単独重合体又は共重合体を、例えば、
コンクリート流動化ポリマーとして使用可能である。従
って、本発明は、本発明により製造されたアルキルポリ
アルキレングリコールカルボキシレートをコンクリート
流動化ポリマーの原料として使用する方法を提供する。
【0057】本発明を、以下の実施例により説明する。
【0058】
【実施例】[実施例1](触媒の製造) 塩化鉄(III)六水和物の30%濃度水溶液180g
を、ヘキサシアノ鉄(II)酸カリウム三水和物の30
%濃度水溶液211gに撹拌しながら滴下した。混合物
を更に30分間撹拌し、次いで、吸引ろ過した。フィル
ターの残留物を、これに対応するスラリーを30分間撹
拌することによってメタノールで2回洗浄し、その後、
吸引ろ過した。固体を減圧下に50℃で乾燥した。これ
により、77.4gの紺青色の粉末が得られた。
【0059】これにより得られた生成物の元素分析で
は、以下の組成を示していた:すなわち、C:18.5
%、H:1.4%、N:20.0%、O:9.4%、F
e:30.0%、K:12.2%、Cl:8.2%。
【0060】[実施例2](アルコキシル化反応) 4.8gのフェノチアジンを120gのメチルメタクリ
レートに溶解し、そして、この溶液において、実施例1
に開示したように調製された触媒4.8gを懸濁させ
た。この混合物を、耐圧反応器において、圧力を最大の
8.0気圧に昇圧し、80℃にて866gのエチレンオ
キシドガスで処理した。反応器のジャケット温度を75
〜81℃に保ちながら、混合物を18時間撹拌した。こ
の間に、圧力が3.8気圧に落ちた。これにより、92
2gの粗生成物が得られ、これから、減圧下に残留エチ
レンオキシドを除去した。生成物は冷却時に結晶化し
て、ワックス様固体を形成した。
【0061】この生成物のモル質量分布は極めて狭く、
平均14個のエチレンオキシド分子がエステル結合に挿
入されていた。メタクリル酸エスエルを検出不可能であ
った、すなわち、メタクリル酸エステルを完全に転化し
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルートヴィッヒ、フェルケル ドイツ、67117、リムブルガーホーフ、マ インシュトラーセ、2 (72)発明者 マティアス、クロナー ドイツ、67304、アイゼンベルク、ブルッ クナーシュトラーセ、25 (72)発明者 エドヴァルト、ボーレス ドイツ、67061、ルートヴィッヒスハーフ ェン、グリューナーシュトラーセ、3 (72)発明者 アルフレート、オフトリング ドイツ、67098、バート、デュルクハイム、 イム、レーリッヒ、49 Fターム(参考) 4J005 AA11 BA00 BB04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1種のカルボン酸エステルを
    少なくとも1種のアルキレンオキシドと、式I: 【化1】 [但し、MがZn2+、Fe2+、Fe3+、Co
    3+、Ni2+、Mn2+、Co2+、Sn2+、Pb
    2+、Mo4+、Mo6+、Al3+、V4+
    5+、Sr2+、W4+、W6+、Cr2+、Cr
    3+、Cd2+、Hg2+、Pd2+、Pt2+、V
    2+、Mg2+、Ca2+、Ba2+、Cu2+から選
    択される少なくとも1種の金属イオンを表わし、 MがFe2+、Fe3+、Co2+、Co3+、Mn
    2+、Mn3+、V 、V5+、Cr2+、C
    3+、Rh3+、Ru2+、Ir3+から選択される
    少なくとも1種の金属イオンを表わし、 M及びMが同一又は異なっていても良く、 MがLi、Na、K、Rb、Cs、Mg
    2+、Ca2+、Ba 、Sr2+から選択される少
    なくとも1種の金属イオン、又は式R
    (R、R、R及びRがそれぞれH又は炭素原
    子数1〜6の炭化水素基を表す)で表されるアンモニウ
    ムイオンを表わし、 A、X及びYが相互に独立して、ハライド、ヒドロキシ
    ド、アルコキシド、スルフェート、カーボネート、シア
    ニド、チオシアネート、イソシアネート、シアネート、
    カルボキシレート、オキサレート、ニトレート、ニトロ
    シル、硫酸水素塩、ホスフェート、リン酸二水素塩、リ
    ン酸水素塩及び炭酸水素塩から選択されるアニオンを表
    わし、 Lが、アルコール、アルデヒド、ケトン、エーテル、ポ
    リエーテル、エステル、ポリエステル、ポリカーボネー
    ト、尿素、アミド、第一級、第二級及び第三級アミン、
    ピリジン窒素含有配位子、ニトリル、スルフィド、ホス
    フィド、ホスフィット、ホスフィン、ホスホネート並び
    にホスフェートから選択される水相溶性配位子を表わ
    し、 kが0以上の分数又は整数を表わし、 Pが有機添加剤を表わし、 a、b、c、d、g、n、p、q及びzを、化合物
    (I)が電気的に中性となるように選択し、且つc若し
    くはzのどちらか一方又はcとz両方共に0であっても
    良く、 eが配位子分子の数を表わし且つ0以上の分数又は整数
    であり、 f、k、h及びmが相互に独立して、0以上の分数又は
    整数を表す]で表される多金属シアニド化合物を含む触
    媒の存在下で反応させる工程を含むアルキルポリアルキ
    レングリコールカルボキシレートの製造方法。
  2. 【請求項2】 以下の条件:すなわち、 (A)MがZn2+、Fe2+、Fe3+、C
    3+、Ni2+、Mn2+、Co2+から選択される
    こと、 (B)MがFe2+、Fe3+、Co3+から選択さ
    れること、 (C)MがNa、K、式R
    表されるアンモニウムイオンから選択されること、 を少なくとも1つ満たす、請求項1に記載のアルキルポ
    リアルキレングリコールカルボキシレートの製造方法。
  3. 【請求項3】 M又はMがFe2+又はFe3+
    表す請求項1又は2に記載のアルキルポリアルキレング
    リコールカルボキシレートの製造方法。
  4. 【請求項4】 M及びMが両方共にFe2+又はF
    3+を表す請求項1〜3のいずれかに記載のアルキル
    ポリアルキレングリコールカルボキシレートの製造方
    法。
  5. 【請求項5】 多金属シアニド化合物が結晶質である請
    求項1〜4のいずれかに記載のアルキルポリアルキレン
    グリコールカルボキシレートの製造方法。
  6. 【請求項6】 触媒を、カルボン酸エステルの量に対し
    て、0.01〜30質量%の量で使用する請求項1〜5
    のいずれかに記載のアルキルポリアルキレングリコール
    カルボキシレートの製造方法。
  7. 【請求項7】 カルボン酸エステルがメチルアクリレー
    ト又はメチルメタクリレートである請求項1〜6のいず
    れかに記載のアルキルポリアルキレングリコールカルボ
    キシレートの製造方法。
  8. 【請求項8】 アルキレンオキシドがエチレンオキシド
    又はプロピレンオキシドである請求項1〜7のいずれか
    に記載のアルキルポリアルキレングリコールカルボキシ
    レートの製造方法。
  9. 【請求項9】 反応中の温度が50〜120℃の範囲で
    あるか、若しくはカルボン酸エステルとアルキレンオキ
    シドとの反応中の圧力が1〜10バールであり、又はか
    かる温度及び圧力を両方満足する請求項1〜8のいずれ
    かに記載のアルキルポリアルキレングリコールカルボキ
    シレートの製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載の方法
    により製造されたアルキルポリアルキレングリコールカ
    ルボキシレートを、コンクリート流動化ポリマーの原料
    として使用する方法。
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