JP2003282462A - シャワープレートとその製造方法及びそれを用いたシャワーヘッド - Google Patents
シャワープレートとその製造方法及びそれを用いたシャワーヘッドInfo
- Publication number
- JP2003282462A JP2003282462A JP2002089640A JP2002089640A JP2003282462A JP 2003282462 A JP2003282462 A JP 2003282462A JP 2002089640 A JP2002089640 A JP 2002089640A JP 2002089640 A JP2002089640 A JP 2002089640A JP 2003282462 A JP2003282462 A JP 2003282462A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shower plate
- wafer
- shower
- weight
- process gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Chemical Vapour Deposition (AREA)
- Drying Of Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】プラズマ発生装置の真空容器内に設けられるシ
ャワープレートにおいて、ウェハに均一な厚みに成膜を
行うことができない。 【解決手段】プロセスガスをウェハ8表面に供給するプ
ラズマ発生装置用のシャワープレート4であって、アル
ミナを99.5重量%以上含有し、気孔率が30〜65
%のセラミック多孔質体からなる。
ャワープレートにおいて、ウェハに均一な厚みに成膜を
行うことができない。 【解決手段】プロセスガスをウェハ8表面に供給するプ
ラズマ発生装置用のシャワープレート4であって、アル
ミナを99.5重量%以上含有し、気孔率が30〜65
%のセラミック多孔質体からなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラズマ発生装置に
おいてチャンバー内にプロセスガスを導入し、ウェハ表
面に成膜、エッチングを行なうシャワープレートとその
製造法及びそれを用いたシャワーヘッドに関する。
おいてチャンバー内にプロセスガスを導入し、ウェハ表
面に成膜、エッチングを行なうシャワープレートとその
製造法及びそれを用いたシャワーヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体製造工程においてウェ
ハの表面にプロセスガスを供給して膜を形成するためC
VD装置やドライエッチング装置等のプラズマ発生装置
が用いられている。
ハの表面にプロセスガスを供給して膜を形成するためC
VD装置やドライエッチング装置等のプラズマ発生装置
が用いられている。
【0003】上記プラズマ発生装置は、図4に示すよう
に例えば平行平板型シャワー方式の場合、真空容器10
1内に、ウェハホルダ102と多数のガス噴出孔を有す
るシャワーヘッド103とからなるプラズマ発生電極が
設けられ、ウェハホルダ102をアノード側電極、シャ
ワーヘッド103をカソード側電極とする二極構成の平
行平板型電極が構成されている。
に例えば平行平板型シャワー方式の場合、真空容器10
1内に、ウェハホルダ102と多数のガス噴出孔を有す
るシャワーヘッド103とからなるプラズマ発生電極が
設けられ、ウェハホルダ102をアノード側電極、シャ
ワーヘッド103をカソード側電極とする二極構成の平
行平板型電極が構成されている。
【0004】薄膜が形成されるウェハ108はウェハホ
ルダ102に載置され、ウェハホルダ102の内部には
ヒータ105を有し、該ヒータ105によってウェハ1
08及びシャワーヘッド103が加熱され、ウェハ10
8はウェハホルダ102と共にプロセス条件温度まで加
熱される。106はガス導入口、107は排気口、10
9は高周波電源、110はプロセスガスである。
ルダ102に載置され、ウェハホルダ102の内部には
ヒータ105を有し、該ヒータ105によってウェハ1
08及びシャワーヘッド103が加熱され、ウェハ10
8はウェハホルダ102と共にプロセス条件温度まで加
熱される。106はガス導入口、107は排気口、10
9は高周波電源、110はプロセスガスである。
【0005】このプラズマ発生装置を用いる際は、高周
波電圧が印加される1対の電極が真空容器101内に設
置され、真空容器101内に導入された稀薄プロセスガ
ス110を電極間のグロー放電によって分解、励起して
プラズマ状態とすることにより電極上に装着されたウェ
ハ108表面にガス分子を選択的に固着堆積させて薄膜
を形成するものであって、ガス分子の選択性及び固着の
度合はウェハ108の温度に支配されるものである。
波電圧が印加される1対の電極が真空容器101内に設
置され、真空容器101内に導入された稀薄プロセスガ
ス110を電極間のグロー放電によって分解、励起して
プラズマ状態とすることにより電極上に装着されたウェ
ハ108表面にガス分子を選択的に固着堆積させて薄膜
を形成するものであって、ガス分子の選択性及び固着の
度合はウェハ108の温度に支配されるものである。
【0006】上記シャワーヘッドは、図5に示す断面図
のように、上部電極115の下面に複数のガス噴出孔を
有するシャワープレート104が設置されており、上記
ガス噴出孔からプロセスガス110が流れる構造になっ
ており、上部電極115を導通線によって高周波電源1
09につなぎ、ガス分散板114の背面には高周波シー
ルド111及び該高周波シールド111と高周波絶縁処
理された真空シール112が設けられており、ガス分散
板114と高周波シールド111との間には絶縁物11
3が設けられている(特開平5−152209号公報参
照)。
のように、上部電極115の下面に複数のガス噴出孔を
有するシャワープレート104が設置されており、上記
ガス噴出孔からプロセスガス110が流れる構造になっ
ており、上部電極115を導通線によって高周波電源1
09につなぎ、ガス分散板114の背面には高周波シー
ルド111及び該高周波シールド111と高周波絶縁処
理された真空シール112が設けられており、ガス分散
板114と高周波シールド111との間には絶縁物11
3が設けられている(特開平5−152209号公報参
照)。
【0007】上記シャワーヘッド103は、SiやCか
らなり、真空容器101内に導入するプロセスガス11
0としてSiH4、WF6等を用いていた。SiやCはF
ラジカルと反応してSiFXやCFXとなり、その結果ガ
ス噴出孔が消耗してその径が拡大することで上下電極間
のコンダクタンス(電気伝導力)が変化し、ウェハ10
8への成膜の均一性が低下するという問題があった。
らなり、真空容器101内に導入するプロセスガス11
0としてSiH4、WF6等を用いていた。SiやCはF
ラジカルと反応してSiFXやCFXとなり、その結果ガ
ス噴出孔が消耗してその径が拡大することで上下電極間
のコンダクタンス(電気伝導力)が変化し、ウェハ10
8への成膜の均一性が低下するという問題があった。
【0008】そこで、上部電極115の下面にアルミナ
等の緻密質焼結体からなり、ガス噴出孔を有するシャワ
ープレート104を設置することで、上部電極115の
反応ガスからの腐食を防止している。
等の緻密質焼結体からなり、ガス噴出孔を有するシャワ
ープレート104を設置することで、上部電極115の
反応ガスからの腐食を防止している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記シ
ャワープレート104は、複数のガス噴出孔を有してお
り、ガス噴出孔の径、数、ピッチ、深さは予め定められ
ているため、ガスの噴出位置が決まってしまい、ガスが
散布される位置が制約される。したがって、真空容器1
01内に均一なガスを噴出することは困難であり、ガス
噴出孔を設けた構造のシャワープレート104ではガス
噴出孔の分布がそのままウェハ108に転写されてしま
うという欠点を有していた。
ャワープレート104は、複数のガス噴出孔を有してお
り、ガス噴出孔の径、数、ピッチ、深さは予め定められ
ているため、ガスの噴出位置が決まってしまい、ガスが
散布される位置が制約される。したがって、真空容器1
01内に均一なガスを噴出することは困難であり、ガス
噴出孔を設けた構造のシャワープレート104ではガス
噴出孔の分布がそのままウェハ108に転写されてしま
うという欠点を有していた。
【0010】本発明は、上述した欠点に鑑みなされたも
のであって、その目的は高純度のアルミナを用いること
でウェハへのコンタミを減少させ、かつセラミック多孔
質体を用いて通気孔の分布がウェハに転写されることは
なく、均一にプロセスガスを散布できるシャワープレー
ト及びシャワーヘッドを提供するものである。
のであって、その目的は高純度のアルミナを用いること
でウェハへのコンタミを減少させ、かつセラミック多孔
質体を用いて通気孔の分布がウェハに転写されることは
なく、均一にプロセスガスを散布できるシャワープレー
ト及びシャワーヘッドを提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のシャワープレー
トは、プロセスガスをウェハ表面に供給するプラズマ発
生装置用のシャワープレートであって、アルミナを9
9.5重量%以上含有し、気孔率が30〜65%のセラ
ミック多孔質体からなることを特徴とするものである。
トは、プロセスガスをウェハ表面に供給するプラズマ発
生装置用のシャワープレートであって、アルミナを9
9.5重量%以上含有し、気孔率が30〜65%のセラ
ミック多孔質体からなることを特徴とするものである。
【0012】また、本発明のシャワープレートは、上記
セラミック多孔質体の3点曲げ強度が30MPa以上で
あることを特徴とするものである。
セラミック多孔質体の3点曲げ強度が30MPa以上で
あることを特徴とするものである。
【0013】さらに、本発明のシャワープレートの製造
方法は、プロセスガスをウェハ表面に供給するプラズマ
発生装置用のシャワープレートであって、アルミナ含有
率が99.5重量%以上の粉体100重量部に対して樹
脂を30〜100重量部の割合で添加混合した原料を所
定の形状に成形し、得られた成形体を大気雰囲気中16
00〜1700℃で焼成して上記樹脂を焼失させてセラ
ミック多孔質体を形成した後、所定の形状に研削加工す
ることを特徴とするものである。
方法は、プロセスガスをウェハ表面に供給するプラズマ
発生装置用のシャワープレートであって、アルミナ含有
率が99.5重量%以上の粉体100重量部に対して樹
脂を30〜100重量部の割合で添加混合した原料を所
定の形状に成形し、得られた成形体を大気雰囲気中16
00〜1700℃で焼成して上記樹脂を焼失させてセラ
ミック多孔質体を形成した後、所定の形状に研削加工す
ることを特徴とするものである。
【0014】またさらに、本発明のシャワーヘッドは、
上記シャワープレートによってプラズマ発生装置の真空
容器内におけるプラズマ発生電極を覆うことを特徴とす
るものである。
上記シャワープレートによってプラズマ発生装置の真空
容器内におけるプラズマ発生電極を覆うことを特徴とす
るものである。
【0015】本発明のシャワープレートによれば、気孔
率30〜65%、Al2O3含有率が99.5重量%以上
のセラミック多孔質体によって形成したことから、緻密
体に機械的に通気孔を加工したシャワープレートと比較
してプロセスガスをウェハ上に均一に散布することが可
能になるため成膜厚みのバラツキやエッチング深さのバ
ラツキが少なくなるとともに、不純物が少ないことから
パーティクルの発生を極力低減することができる。
率30〜65%、Al2O3含有率が99.5重量%以上
のセラミック多孔質体によって形成したことから、緻密
体に機械的に通気孔を加工したシャワープレートと比較
してプロセスガスをウェハ上に均一に散布することが可
能になるため成膜厚みのバラツキやエッチング深さのバ
ラツキが少なくなるとともに、不純物が少ないことから
パーティクルの発生を極力低減することができる。
【0016】また、本発明のシャワープレートによれ
ば、上記セラミック多孔質体の3点曲げ強度が30MP
a以上であることから、焼成後に所望の寸法に機械加工
が可能となり、ハンドリングによる欠けやクラックの発
生を防止することができる。
ば、上記セラミック多孔質体の3点曲げ強度が30MP
a以上であることから、焼成後に所望の寸法に機械加工
が可能となり、ハンドリングによる欠けやクラックの発
生を防止することができる。
【0017】さらに、本発明のシャワープレートの製造
方法によれば、アルミナ含有率99.5重量%以上の粉
体100重量部に対して球状樹脂を30〜100重量部
の割合で添加混合した原料を成形し、大気雰囲気中16
00〜1700℃で焼成することで樹脂を焼き飛ばしセ
ラミック多孔質体を形成した後、研削加工を施してなる
ことから、樹脂の含有によって気孔を均一に分散させて
プロセスガスを均一に散布することができる。
方法によれば、アルミナ含有率99.5重量%以上の粉
体100重量部に対して球状樹脂を30〜100重量部
の割合で添加混合した原料を成形し、大気雰囲気中16
00〜1700℃で焼成することで樹脂を焼き飛ばしセ
ラミック多孔質体を形成した後、研削加工を施してなる
ことから、樹脂の含有によって気孔を均一に分散させて
プロセスガスを均一に散布することができる。
【0018】またさらに、本発明のシャワーヘッドによ
れば、上記シャワープレートによってプロセスガスが真
空容器内に均一に散布でき、良好な薄膜を形成すること
ができる。
れば、上記シャワープレートによってプロセスガスが真
空容器内に均一に散布でき、良好な薄膜を形成すること
ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
用いて説明する。
用いて説明する。
【0020】図1はプラズマ発生装置の構成を示す概略
断面図であり、1は真空容器、2はウェハホルダ、3は
ウェハホルダ2に対向配設した多数のガス噴出孔を有す
るシャワーヘッド、4はシャワーヘッドを覆うシャワー
プレート、5はウェハホルダ2の下面に取り付けられた
ヒータ、6はプロセスガス10を導入する導入口、7は
プロセスガス10を排出する排気口、8はウェハホルダ
2の上面に載置されたウェハ、9は高周波電源である。
断面図であり、1は真空容器、2はウェハホルダ、3は
ウェハホルダ2に対向配設した多数のガス噴出孔を有す
るシャワーヘッド、4はシャワーヘッドを覆うシャワー
プレート、5はウェハホルダ2の下面に取り付けられた
ヒータ、6はプロセスガス10を導入する導入口、7は
プロセスガス10を排出する排気口、8はウェハホルダ
2の上面に載置されたウェハ、9は高周波電源である。
【0021】このプラズマ発生装置は、ウェハホルダ2
の下面のヒータ5によってウェハホルダ2がアノード側
電極をなし、その上方のシャワーヘッド3はカソード側
電極をなしている。真空容器1に導入されたプロセスガ
ス10は、熱やプラズマにより解離・供給反応を受け、
前駆体ラジカルを発生する。前駆体は下地膜表面で吸着
・脱離を繰り返しながら一定量が吸着され、表面を移動
しながら堆積し、この反応副生成物はガスとなって離脱
をして排気・除去される。
の下面のヒータ5によってウェハホルダ2がアノード側
電極をなし、その上方のシャワーヘッド3はカソード側
電極をなしている。真空容器1に導入されたプロセスガ
ス10は、熱やプラズマにより解離・供給反応を受け、
前駆体ラジカルを発生する。前駆体は下地膜表面で吸着
・脱離を繰り返しながら一定量が吸着され、表面を移動
しながら堆積し、この反応副生成物はガスとなって離脱
をして排気・除去される。
【0022】そして、シャワーヘッド3とウェハホルダ
2間にある反応空間にプロセスガス10を流しながら高
電圧を印加してグロー放電を生起させ、ウェハホルダ2
の上面に載置したウェハ8の表面に膜を形成させるプラ
ズマ表面処理を行なう仕組みである。
2間にある反応空間にプロセスガス10を流しながら高
電圧を印加してグロー放電を生起させ、ウェハホルダ2
の上面に載置したウェハ8の表面に膜を形成させるプラ
ズマ表面処理を行なう仕組みである。
【0023】図2は、本発明のシャワーヘッド3の一実
施形態を示す断面図であり、その下面には高純度のアル
ミナセラミック多孔質体からなるシャワープレート4が
ボルトあるいは接着で上部電極15に固定されており、
カソード側の上部電極15をカバーしている。上方には
上部電極15を高周波電源9につなぐ導通線が接続さ
れ、プロセスガス10をシャワープレート4全面に拡散
させるためのガス分散板14の背面及び導入口6の周囲
には高周波シールド11が形成され、高周波シールド1
1とガス導入口6との間には高周波絶縁処理された真空
シール12が埋設されている。また、ガス分散板14と
高周波シールド11との間には絶縁物13が備えられて
いる。
施形態を示す断面図であり、その下面には高純度のアル
ミナセラミック多孔質体からなるシャワープレート4が
ボルトあるいは接着で上部電極15に固定されており、
カソード側の上部電極15をカバーしている。上方には
上部電極15を高周波電源9につなぐ導通線が接続さ
れ、プロセスガス10をシャワープレート4全面に拡散
させるためのガス分散板14の背面及び導入口6の周囲
には高周波シールド11が形成され、高周波シールド1
1とガス導入口6との間には高周波絶縁処理された真空
シール12が埋設されている。また、ガス分散板14と
高周波シールド11との間には絶縁物13が備えられて
いる。
【0024】上記シャワープレート4は、気孔率が30
〜65%、アルミナ含有率が99.5重量%以上のセラ
ミック多孔質体からなることが重要であり、緻密体に機
械的にプロセスガスの通気孔を加工したシャワープレー
トと比較してプロセスガスをウェハ8上に均一に散布す
ることが可能となり、成膜厚みのバラツキやエッチング
深さのバラツキを低減させ、不純物が少ないことからパ
ーティクルの発生を有効に防止することができる。
〜65%、アルミナ含有率が99.5重量%以上のセラ
ミック多孔質体からなることが重要であり、緻密体に機
械的にプロセスガスの通気孔を加工したシャワープレー
トと比較してプロセスガスをウェハ8上に均一に散布す
ることが可能となり、成膜厚みのバラツキやエッチング
深さのバラツキを低減させ、不純物が少ないことからパ
ーティクルの発生を有効に防止することができる。
【0025】上記セラミック多孔質体は、その気孔率を
30〜65%とすることによって、図3(a)に示すよ
うに焼成前はアルミナ粒子16と樹脂18が混在してお
り、焼成することによって樹脂18が約400℃で焼き
飛び、樹脂18のあった空間はそのまま保持され、温度
が上昇して約1100℃以上になるとアルミナ粒子16
の拡散が始まり緻密化し、同図(b)に示すように最終
的に樹脂18のあった空間が通気孔17の作用をなし、
プロセスガス10の均一なガス流を実現することがで
き、ウェハ8への金属不純物の混入を著しく軽減してウ
ェハの不良率を押さえることができる。
30〜65%とすることによって、図3(a)に示すよ
うに焼成前はアルミナ粒子16と樹脂18が混在してお
り、焼成することによって樹脂18が約400℃で焼き
飛び、樹脂18のあった空間はそのまま保持され、温度
が上昇して約1100℃以上になるとアルミナ粒子16
の拡散が始まり緻密化し、同図(b)に示すように最終
的に樹脂18のあった空間が通気孔17の作用をなし、
プロセスガス10の均一なガス流を実現することがで
き、ウェハ8への金属不純物の混入を著しく軽減してウ
ェハの不良率を押さえることができる。
【0026】上記気孔率が30%未満となると、シャワ
ープレート4の上面から下面へのプロセスガス10が通
過することができず、ウェハ8へプロセスガス10が散
布されない。一方、気孔率が65%を超えると、成形体
を作製することができず、シャワープレート4を得るこ
とができない。さらにハンドリング性や加工性を考慮す
ると55%未満が好ましい。
ープレート4の上面から下面へのプロセスガス10が通
過することができず、ウェハ8へプロセスガス10が散
布されない。一方、気孔率が65%を超えると、成形体
を作製することができず、シャワープレート4を得るこ
とができない。さらにハンドリング性や加工性を考慮す
ると55%未満が好ましい。
【0027】また、上記シャワープレート4は、アルミ
ナの含有率が99.5重量%以上に特定され、ウェハ8
への金属不純物の混入を著しく軽減してウェハ8の不良
率を押さえることができる。上記アルミナの含有率が9
9.5%未満となると、アルミナ中の不純物がコンタミ
としてウェハに混入し、パーティクルの原因となり、ウ
ェハ8への金属不純物の混入量が多くなる。
ナの含有率が99.5重量%以上に特定され、ウェハ8
への金属不純物の混入を著しく軽減してウェハ8の不良
率を押さえることができる。上記アルミナの含有率が9
9.5%未満となると、アルミナ中の不純物がコンタミ
としてウェハに混入し、パーティクルの原因となり、ウ
ェハ8への金属不純物の混入量が多くなる。
【0028】なお、上記セラミック多孔質体の気孔率は
アルキメデス法によって、アルミナの含有率は原子吸光
分析法及び発光分光分析法によって測定したものであ
る。
アルキメデス法によって、アルミナの含有率は原子吸光
分析法及び発光分光分析法によって測定したものであ
る。
【0029】さらに、上記シャワープレート4を形成す
るセラミック多孔質体は、3点曲げ強度が30MPa以
上とすることが好ましく、ハンドリング性及び加工性を
優れたものとすることができる。上記セラミック多孔質
体の3点曲げ強度を30MPa以上にするには、気孔を
形成するために添加する樹脂の添加量を制約することに
よって達成でき、特に70%未満にすることが好まし
い。
るセラミック多孔質体は、3点曲げ強度が30MPa以
上とすることが好ましく、ハンドリング性及び加工性を
優れたものとすることができる。上記セラミック多孔質
体の3点曲げ強度を30MPa以上にするには、気孔を
形成するために添加する樹脂の添加量を制約することに
よって達成でき、特に70%未満にすることが好まし
い。
【0030】またさらに、上記シャワープレート4を構
成するセラミック多孔質体の気孔は、その平均径が20
〜30μmであることが好ましく、各気孔がシャワープ
レート4に均一に分散することによって通気孔17の作
用をなし、プロセスガス10をウェハ8に均一に高効率
に散布することができる。
成するセラミック多孔質体の気孔は、その平均径が20
〜30μmであることが好ましく、各気孔がシャワープ
レート4に均一に分散することによって通気孔17の作
用をなし、プロセスガス10をウェハ8に均一に高効率
に散布することができる。
【0031】ここで、本発明のシャワープレート4の製
造方法を説明する。
造方法を説明する。
【0032】先ず、アルミナ含有率99.5重量%以上
の粉体100重量部に対して球状樹脂を30〜100重
量部の範囲で添加し、均等に混ざるまで撹拌する。調合
した原料を例えば圧力80MPaでCIP成形した後、
所定の形状に切削加工をする。
の粉体100重量部に対して球状樹脂を30〜100重
量部の範囲で添加し、均等に混ざるまで撹拌する。調合
した原料を例えば圧力80MPaでCIP成形した後、
所定の形状に切削加工をする。
【0033】上記樹脂は平均粒径が36.5μm程度と
することが好ましく、シャワープレート4を構成するセ
ラミック多孔質体の気孔の平均径を20〜30μmとす
ることができ、各気孔によって通気孔の作用をなすこと
ができる。
することが好ましく、シャワープレート4を構成するセ
ラミック多孔質体の気孔の平均径を20〜30μmとす
ることができ、各気孔によって通気孔の作用をなすこと
ができる。
【0034】また、上記球状樹脂の添加量は、粉体10
0重量部に対して30〜100重量部とすることが重要
であり、含有量が30重量部未満となると、成形の際に
混入する樹脂の添加量が少なくシャワープレートの上面
から下面へガスが通気しない構造になりやすい。一方、
樹脂がアルミナ粉体に対して100重量部を超えて添加
混合した場合、成形時の詰まりが悪くなるため成形する
ことができない。
0重量部に対して30〜100重量部とすることが重要
であり、含有量が30重量部未満となると、成形の際に
混入する樹脂の添加量が少なくシャワープレートの上面
から下面へガスが通気しない構造になりやすい。一方、
樹脂がアルミナ粉体に対して100重量部を超えて添加
混合した場合、成形時の詰まりが悪くなるため成形する
ことができない。
【0035】次いで、大気雰囲気中で1600〜170
0℃の温度にて焼成する。昇温工程で樹脂は焼き飛び、
アルミナ粒子は焼結するためアルミナ粒子間に気孔を有
する構造となり、この気孔によってセラミック多孔質体
を得ることができる。
0℃の温度にて焼成する。昇温工程で樹脂は焼き飛び、
アルミナ粒子は焼結するためアルミナ粒子間に気孔を有
する構造となり、この気孔によってセラミック多孔質体
を得ることができる。
【0036】焼成工程で樹脂は800℃付近で焼き飛ぶ
が、図3(b)に示すように周りのアルミナ粒子16は
互いに結合する。その粒子の隙間を通気孔17としてプ
ロセスガス10が流れる構造とできる。
が、図3(b)に示すように周りのアルミナ粒子16は
互いに結合する。その粒子の隙間を通気孔17としてプ
ロセスガス10が流れる構造とできる。
【0037】また、上記焼成温度が1600℃未満とな
ると、アルミナ粒子16が焼結しないため粒子の結合力
が弱く、パーティクルを発生しやすくなる。一方、17
00℃を超えると、アルミナ粒子16が異常粒成長する
ため強度が劣化することとなる。
ると、アルミナ粒子16が焼結しないため粒子の結合力
が弱く、パーティクルを発生しやすくなる。一方、17
00℃を超えると、アルミナ粒子16が異常粒成長する
ため強度が劣化することとなる。
【0038】しかる後、研削加工によって所定の形状に
加工することによって得ることができる。
加工することによって得ることができる。
【0039】このようにして得られたシャワープレート
4は、上述した図2に示すように上部電極15を覆うこ
とによってウェハ8へのコンタミを減少させ、かつセラ
ミック多孔質体を用いて通気孔17の分布がウェハに転
写されることはなく、均一にプロセスガスを散布できる
シャワーヘッド3を得ることができる。
4は、上述した図2に示すように上部電極15を覆うこ
とによってウェハ8へのコンタミを減少させ、かつセラ
ミック多孔質体を用いて通気孔17の分布がウェハに転
写されることはなく、均一にプロセスガスを散布できる
シャワーヘッド3を得ることができる。
【0040】なお、本発明のシャワープレート4及びそ
れを用いたシャワーヘッド3は、上述の実施形態に限定
されることはなく本発明の要旨を逸脱しない範囲であれ
ば種々の変更は可能である。
れを用いたシャワーヘッド3は、上述の実施形態に限定
されることはなく本発明の要旨を逸脱しない範囲であれ
ば種々の変更は可能である。
【0041】
【実施例】以下、本発明のシャワープレートよりなるシ
ャワーヘッドをプラズマCVD装置に適用した実施例を
説明する。
ャワーヘッドをプラズマCVD装置に適用した実施例を
説明する。
【0042】先ず、アルミナ含有率が99.5%以上の
アルミナ粉体100重量部に対して、平均粒径36μm
のアクリル系樹脂を表1に示す如く添加量で混合調合
し、圧力80MPaでCIP成形した後、切削加工し、
大気雰囲気中1680℃で焼成した後研削加工を施して
シャワープレート試料を作製した。
アルミナ粉体100重量部に対して、平均粒径36μm
のアクリル系樹脂を表1に示す如く添加量で混合調合
し、圧力80MPaでCIP成形した後、切削加工し、
大気雰囲気中1680℃で焼成した後研削加工を施して
シャワープレート試料を作製した。
【0043】各試料の気孔率をJIS R1634のア
ルキメデス法にて側定し、3点曲げ強度をJIS R1
601にてセラミック多孔質体からテストピースを切り
出し測定した。
ルキメデス法にて側定し、3点曲げ強度をJIS R1
601にてセラミック多孔質体からテストピースを切り
出し測定した。
【0044】また、各試料に成形圧80MPaを加えて
金型成形し、所望の形状ができるかどうかを判定して成
形性の評価を行った。この成形が可能であった試料(約
φ60×12Tの円盤形状のサンプル)を焼成後、試料
の上面に水滴を垂らして下面から水滴がでてくるか0−
1判定で通気性の評価を行った。
金型成形し、所望の形状ができるかどうかを判定して成
形性の評価を行った。この成形が可能であった試料(約
φ60×12Tの円盤形状のサンプル)を焼成後、試料
の上面に水滴を垂らして下面から水滴がでてくるか0−
1判定で通気性の評価を行った。
【0045】また、各試料を真空容器内にセットしてプ
ロセスガスを供給する。供給されたプロセスガスはプラ
ズマ化され、ウェハ表面に成膜を行った。その後、成膜
したウェハの良品・不良品判定をプローバーにて行っ
た。
ロセスガスを供給する。供給されたプロセスガスはプラ
ズマ化され、ウェハ表面に成膜を行った。その後、成膜
したウェハの良品・不良品判定をプローバーにて行っ
た。
【0046】その結果を表1に示す。
【0047】
【表1】
【0048】表1より明らかなように、アルミナ粉体に
対する樹脂の添加量が30〜100重量部であり、気孔
率が30〜65%である試料(No.4〜14)は、成
形性、通気性が良好であった。
対する樹脂の添加量が30〜100重量部であり、気孔
率が30〜65%である試料(No.4〜14)は、成
形性、通気性が良好であった。
【0049】特に、アルミナ含有率が99.5重量%以
上、アルミナ粉体に対する樹脂の添加量が30〜70重
量部である試料(No.4〜7、10、11)は、曲げ
強度が30MPa以上、ハンドリング性や加工性が優れ
ており、成膜したウェハも膜が均一に形成されているこ
とが判る。
上、アルミナ粉体に対する樹脂の添加量が30〜70重
量部である試料(No.4〜7、10、11)は、曲げ
強度が30MPa以上、ハンドリング性や加工性が優れ
ており、成膜したウェハも膜が均一に形成されているこ
とが判る。
【0050】これに対し、セラミック多孔質体の気孔率
が30%未満の試料(No.1〜3)は、樹脂の添加量
も少ないため、シャワープレートの上面から下面へガス
が通気しなかった。
が30%未満の試料(No.1〜3)は、樹脂の添加量
も少ないため、シャワープレートの上面から下面へガス
が通気しなかった。
【0051】また、アルミナ粉体に対する樹脂の添加量
が100重量部より多い試料(No.15)は、成形体
を得ることができなかった。
が100重量部より多い試料(No.15)は、成形体
を得ることができなかった。
【0052】
【発明の効果】本発明のシャワープレートによれば、気
孔率30〜65%、Al2O3含有率が99.5重量%以
上のセラミック多孔質体によって形成したことから、緻
密体に機械的に通気孔を加工したシャワープレートと比
較してプロセスガスをウェハ上に均一に散布することが
可能になるため成膜厚みのバラツキやエッチング深さの
バラツキが少なくなるとともに、不純物が少ないことか
らパーティクルの発生を極力低減することができる。
孔率30〜65%、Al2O3含有率が99.5重量%以
上のセラミック多孔質体によって形成したことから、緻
密体に機械的に通気孔を加工したシャワープレートと比
較してプロセスガスをウェハ上に均一に散布することが
可能になるため成膜厚みのバラツキやエッチング深さの
バラツキが少なくなるとともに、不純物が少ないことか
らパーティクルの発生を極力低減することができる。
【0053】また、本発明のシャワープレートによれ
ば、上記セラミック多孔質体の3点曲げ強度が30MP
a以上であることから、焼成後に所望の寸法に機械加工
が可能となり、ハンドリングによる欠けやクラックの発
生を防止することができる。
ば、上記セラミック多孔質体の3点曲げ強度が30MP
a以上であることから、焼成後に所望の寸法に機械加工
が可能となり、ハンドリングによる欠けやクラックの発
生を防止することができる。
【0054】さらに、本発明のシャワープレートの製造
方法によれば、アルミナ含有率が99.5重量%以上の
アルミナ粉体100重量部に対して球状樹脂を30〜1
00重量部の範囲で添加混合した原料を成形し、大気雰
囲気中1600〜1700℃で焼成することで樹脂を焼
き飛ばしセラミック多孔質体を形成した後、研削加工を
施してなることから、樹脂の含有によって気孔を均一に
分散させてプロセスガスを均一に散布することができ
る。
方法によれば、アルミナ含有率が99.5重量%以上の
アルミナ粉体100重量部に対して球状樹脂を30〜1
00重量部の範囲で添加混合した原料を成形し、大気雰
囲気中1600〜1700℃で焼成することで樹脂を焼
き飛ばしセラミック多孔質体を形成した後、研削加工を
施してなることから、樹脂の含有によって気孔を均一に
分散させてプロセスガスを均一に散布することができ
る。
【0055】またさらに、本発明のシャワーヘッドによ
れば、上記シャワープレートによってプロセスガスが真
空容器内に均一に散布でき、良好な薄膜を形成すること
ができる。
れば、上記シャワープレートによってプロセスガスが真
空容器内に均一に散布でき、良好な薄膜を形成すること
ができる。
【図1】本発明のシャワーヘッドを用いたプラズマ発生
装置を示す概略図である。
装置を示す概略図である。
【図2】本発明のシャワーヘッドの一実施形態を示す断
面図である。
面図である。
【図3】本発明のシャワープレートに用いるセラミック
多孔質体の構造を示す図である。
多孔質体の構造を示す図である。
【図4】従来のプラズマ発生装置を示す概略図である。
【図5】従来のシャワーヘッドを示す断面図である。
1:真空容器
2:ウェハホルダ
3:シャワーヘッド
4:シャワープレート
5:ヒータ
6:ガス導入口
7:排気口
8:ウェハ
9:高周波電源
10:プロセスガス
11:高周波シールド
12:真空シール
13:絶縁物
14:ガス分散板
15:上部電極
16:アルミナ粒子
17:通気孔
18:樹脂
Claims (4)
- 【請求項1】プロセスガスをウェハ表面に供給するプラ
ズマ発生装置用のシャワープレートであって、アルミナ
を99.5重量%以上含有し、気孔率が30〜65%の
セラミック多孔質体からなることを特徴とするシャワー
プレート。 - 【請求項2】上記セラミック多孔質体の3点曲げ強度が
30MPa以上であることを特徴とする請求項1に記載
のシャワープレート。 - 【請求項3】プロセスガスをウェハ表面に供給するプラ
ズマ発生装置用のシャワープレートであって、アルミナ
含有率が99.5重量%以上の粉体100重量部に対し
て樹脂を30〜100重量部の割合で添加混合した原料
を所定の形状に成形し、得られた成形体を大気雰囲気中
1600〜1700℃で焼成して上記樹脂を焼失させて
セラミック多孔質体を形成した後、所定の形状に研削加
工することを特徴とするシャワープレートの製造方法。 - 【請求項4】請求項1又は2に記載のシャワープレート
によって、真空容器内におけるプラズマ発生電極を覆う
ことを特徴とするシャワーヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002089640A JP2003282462A (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | シャワープレートとその製造方法及びそれを用いたシャワーヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002089640A JP2003282462A (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | シャワープレートとその製造方法及びそれを用いたシャワーヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003282462A true JP2003282462A (ja) | 2003-10-03 |
Family
ID=29235176
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002089640A Pending JP2003282462A (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | シャワープレートとその製造方法及びそれを用いたシャワーヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003282462A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006287152A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プラズマ処理装置 |
| JP2007129009A (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-24 | Osaka Univ | エピタキシャルSi膜の製造方法およびプラズマ処理装置 |
| WO2007114219A1 (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-11 | Tohoku University | 多孔質部材 |
| JP2007535816A (ja) * | 2004-04-30 | 2007-12-06 | ラム リサーチ コーポレーション | プロセスガス及び高周波電力を供給するガス分配部材を含むプラズマ処理用機器 |
| WO2008010520A1 (fr) * | 2006-07-20 | 2008-01-24 | Tokyo Electron Limited | panneau de douche, SON PROCÉDÉ DE FABRICATION, appareil de traitement au plasma utilisant le panneau de douche, PROCÉDÉ de traitement au plasma, et procédé de fabrication de dispositif électronique |
| US8757090B2 (en) | 2005-04-05 | 2014-06-24 | Panasonic Corporation | Gas shower plate for plasma processing apparatus |
| JP2015515742A (ja) * | 2012-02-29 | 2015-05-28 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated | ロードロック構成内の除害・剥離処理チャンバ |
| US9287152B2 (en) | 2009-12-10 | 2016-03-15 | Orbotech LT Solar, LLC. | Auto-sequencing multi-directional inline processing method |
| US9462921B2 (en) | 2011-05-24 | 2016-10-11 | Orbotech LT Solar, LLC. | Broken wafer recovery system |
| WO2019009092A1 (ja) * | 2017-07-05 | 2019-01-10 | 株式会社アルバック | プラズマ処理方法及びプラズマ処理装置 |
| KR20210063399A (ko) | 2018-10-30 | 2021-06-01 | 교세라 가부시키가이샤 | 다공질 세라믹스, 반도체 제조 장치용 부재, 샤워 플레이트, 및 플러그 |
| JP2022523541A (ja) * | 2019-03-08 | 2022-04-25 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド | 処理チャンバ用の多孔性シャワーヘッド |
-
2002
- 2002-03-27 JP JP2002089640A patent/JP2003282462A/ja active Pending
Cited By (25)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007535816A (ja) * | 2004-04-30 | 2007-12-06 | ラム リサーチ コーポレーション | プロセスガス及び高周波電力を供給するガス分配部材を含むプラズマ処理用機器 |
| US8822345B2 (en) | 2004-04-30 | 2014-09-02 | Lam Research Corporation | Apparatus including gas distribution member supplying process gas and radio frequency (RF) power for plasma processing |
| US8757090B2 (en) | 2005-04-05 | 2014-06-24 | Panasonic Corporation | Gas shower plate for plasma processing apparatus |
| JP2006287152A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プラズマ処理装置 |
| JP2007129009A (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-24 | Osaka Univ | エピタキシャルSi膜の製造方法およびプラズマ処理装置 |
| WO2007114219A1 (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-11 | Tohoku University | 多孔質部材 |
| JP2007269585A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Tohoku Univ | 多孔質部材 |
| WO2008010520A1 (fr) * | 2006-07-20 | 2008-01-24 | Tokyo Electron Limited | panneau de douche, SON PROCÉDÉ DE FABRICATION, appareil de traitement au plasma utilisant le panneau de douche, PROCÉDÉ de traitement au plasma, et procédé de fabrication de dispositif électronique |
| JP2008047883A (ja) * | 2006-07-20 | 2008-02-28 | Hokuriku Seikei Kogyo Kk | シャワープレート及びその製造方法、並びにそのシャワープレートを用いたプラズマ処理装置、プラズマ処理方法及び電子装置の製造方法 |
| TWI411360B (zh) * | 2006-07-20 | 2013-10-01 | Tokyo Electron Ltd | A shower plate and a method of manufacturing the same, and a plasma processing apparatus using the shower plate, a plasma processing method, and a manufacturing method of the electronic device |
| US9287152B2 (en) | 2009-12-10 | 2016-03-15 | Orbotech LT Solar, LLC. | Auto-sequencing multi-directional inline processing method |
| US9462921B2 (en) | 2011-05-24 | 2016-10-11 | Orbotech LT Solar, LLC. | Broken wafer recovery system |
| US10943788B2 (en) | 2012-02-29 | 2021-03-09 | Applied Materials, Inc. | Abatement and strip process chamber in a load lock configuration |
| US10566205B2 (en) | 2012-02-29 | 2020-02-18 | Applied Materials, Inc. | Abatement and strip process chamber in a load lock configuration |
| JP2015515742A (ja) * | 2012-02-29 | 2015-05-28 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated | ロードロック構成内の除害・剥離処理チャンバ |
| US12094715B2 (en) | 2012-02-29 | 2024-09-17 | Applied Materials, Inc. | Abatement and strip process chamber in a load lock configuration |
| WO2019009092A1 (ja) * | 2017-07-05 | 2019-01-10 | 株式会社アルバック | プラズマ処理方法及びプラズマ処理装置 |
| JPWO2019009092A1 (ja) * | 2017-07-05 | 2019-07-11 | 株式会社アルバック | プラズマ処理方法及びプラズマ処理装置 |
| CN110832624A (zh) * | 2017-07-05 | 2020-02-21 | 株式会社爱发科 | 等离子体处理方法及等离子体处理装置 |
| TWI712341B (zh) * | 2017-07-05 | 2020-12-01 | 日商愛發科股份有限公司 | 電漿處理方法以及電漿處理裝置 |
| CN110832624B (zh) * | 2017-07-05 | 2024-02-27 | 株式会社爱发科 | 等离子体处理方法及等离子体处理装置 |
| KR20210063399A (ko) | 2018-10-30 | 2021-06-01 | 교세라 가부시키가이샤 | 다공질 세라믹스, 반도체 제조 장치용 부재, 샤워 플레이트, 및 플러그 |
| US12006264B2 (en) | 2018-10-30 | 2024-06-11 | Kyocera Corporation | Porous ceramic, member for semiconductor manufacturing apparatus, shower plate and plug |
| JP2022523541A (ja) * | 2019-03-08 | 2022-04-25 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド | 処理チャンバ用の多孔性シャワーヘッド |
| JP7680361B2 (ja) | 2019-03-08 | 2025-05-20 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド | 処理チャンバ用の多孔性シャワーヘッド |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR102095159B1 (ko) | 반도체 소자를 제조하는 장비에 사용되는 세라믹 부품 및 그 제조 방법 | |
| JP2003282462A (ja) | シャワープレートとその製造方法及びそれを用いたシャワーヘッド | |
| TWI480922B (zh) | 表面處理之氮化鋁擋板 | |
| TWI344683B (en) | Electrostatic chuck with heater and manufacturing method thereof | |
| TW201010518A (en) | Flowable dielectric equipment and processes | |
| JP2020027945A (ja) | エッチング装置用リング状部品及びこれを用いた基板のエッチング方法 | |
| KR102409290B1 (ko) | 플라즈마 처리 장치용 전극판 및 플라즈마 처리 장치용 전극판의 재생 방법 | |
| TWI364861B (en) | Silicon carbide component of semiconductor substrate processing apparatuses treated to remove free-carbon | |
| CN112096495B (zh) | 蜂窝结构体、电加热式蜂窝结构体、电加热式载体以及废气净化装置 | |
| WO2006109735A1 (ja) | 成膜方法及び成膜装置 | |
| TWI608517B (zh) | 處理腔室與用於提供電漿至處理腔室的裝置 | |
| RU2486283C2 (ru) | Устройство для каталитического химического осаждения из паровой фазы | |
| JPH09102488A (ja) | アルミナ製マイクロ波導入窓及びその製造方法 | |
| TW200414287A (en) | Heating apparatus capable of electrostatic suction | |
| US20050123288A1 (en) | Gas injection head, method for manufacturing the same, semiconductor manufacturing device with the gas injection head and anti-corrosion product | |
| JPWO2003050037A1 (ja) | 負電荷酸素原子の製造方法および製造装置 | |
| JP5032444B2 (ja) | 基板保持体 | |
| JP2002343788A (ja) | プラズマ処理装置のガスインレット部材 | |
| KR20180117275A (ko) | 반응 결합 보론카바이드를 포함하는 플라즈마 처리장치 및 그 제조방법 | |
| JP2003045809A (ja) | シャワープレート | |
| JP2002231638A (ja) | シャワーヘッド及びその製造方法 | |
| JP2019009271A (ja) | プラズマ処理装置用電極板およびプラズマ処理装置用電極板の製造方法 | |
| JPH07211700A (ja) | プラズマ発生装置用電極及びその製造方法 | |
| JP2003041365A (ja) | 基板処理装置 | |
| JPS62210623A (ja) | 気相反応装置用電極 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040914 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050614 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050621 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20051018 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |