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JP2003519458A - スペクトル拡散用途のための設定可能コード発生器システム - Google Patents

スペクトル拡散用途のための設定可能コード発生器システム

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JP2003519458A
JP2003519458A JP2001550044A JP2001550044A JP2003519458A JP 2003519458 A JP2003519458 A JP 2003519458A JP 2001550044 A JP2001550044 A JP 2001550044A JP 2001550044 A JP2001550044 A JP 2001550044A JP 2003519458 A JP2003519458 A JP 2003519458A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、無線通信分野におけるプロトコルの不均一性とコードシーケンスの拡散という制約を克服する方法及び装置を提供する。 【解決手段】 スペクトル拡散アプリケーション用の設定可能符号発生器システム(CGS)(114a)が開示される。CGS(114a)は、複合コード発生器ユニット(CGU)(140)と、大域コード発生器(145)と、複合コード発生器(150)及び大域コード発生器(145)と連結されているインタフェース(148)とを含んでいる。CGU(140)は、それぞれが独立したコードシーケンスを生成することのできる、複数の独立したコード発生器を有している。大域コード発生器(140)は、同期化のための大域コードシーケンスを提供する。インタフェース(148)は、大域シーケンスの少なくとも1つのビットと、CGU(140)の独立コードシーケンスの内の少なくとも1つからの少なくとも1つのビットとを記憶するメモリを有しており、そこから、出力調整回路は、所望の通信プロトコルに基づいて選択的に選択することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
関連出願の相互参照 本出願は、1999年12月30日出願の米国特許仮出願番号60/173、
632の優先権を主張するものである。
【0002】 本明細書において引用により援用される関連出願は、以下の通りである。 「スペクトル拡散用途のための設定可能全デジタル干渉復調器システム」とい
う名称の代理人ドケット番号第9824−0037−999号、シリアル番号は
未定。 「スペクトル拡散用途のための設定可能マルチモード逆拡散装置」という名称
の代理人ドケット番号第9824−0036−999号、シリアル番号は未定。 「コード発生器のためのフィボナッチマスクを計算して実装する装置及び方法
」という名称の代理人ドケット番号第9824−0032−999号、シリアル
番号は未定。
【0003】 「スペクトル拡散通信システムのための高速初期捕捉及び検索装置」という名
称の代理人ドケット番号第9824−0033−999号、シリアル番号は未定
。 「無線音声及びデータネットワークのためのマルチスタンダード・マルチサー
ビス基地局をサポートする方法及び装置」という名称の代理人ドケット番号第9
824−0035−999号、シリアル番号は未定。 「多重糸信号処理のための改良された装置及び方法」という名称の2000年
1月27日出願の米国特許出願番号09/492、634。 米国特許出願番号09/492、634を除き、上記の全ての出願は、本明細
書との同時出願である。
【0004】 本特許請求の発明は、設定可能コード発生器に関する。それは、無線通信の分
野、特にデジタルスペクトル拡散信号を処理する装置及び方法において有用であ
る。本発明は、そのような関連において以下に説明される。
【0005】
【背景技術】
無線通信は、消費者及びビジネス市場において広範な用途を有する。多くの通
信用途/システムには、固定無線、無免許連邦通信委員会(FCC)無線、ロー
カルエリアネットワーク(LAN)、コードレス電話、個人基地局、遠隔計測、
移動無線、暗号化、及び、他のデジタルデータ処理用途が含まれる。これらの各
用途でスペクトル拡散通信が利用されるが、それらは、一般的に、独自の互換性
のないコード変調及びプロトコルを利用する。その結果、各用途には、独自のハ
ードウエア、ソフトウエア、及び、信号を符号化及び復号化するのに必要なコー
ドを発生させる方法論を必要とするであろう。これらの実践は、設計、試験、製
造、及び、インフラストラクチャ資源の観点からコスト高となる可能性がある。
その結果、様々なスペクトル拡散用途の各々において、多様なハードウエア、ソ
フトウエア、及び、デジタル信号のコードを発生する方法論に付随する制約を克
服する必要性が生じる。
【0006】 更に、これら各用途の中でのコード変調の拡散がある。例えば、異なるタスク
に対して異なるコードが必要となる可能性があり、例えば、周波数スペクトルに
亘る信号の拡散に対してコードシーケンスの拡散があり、ユーザ又はトラフィッ
クチャンネルを一意的に識別するためのチャンネル化コードがある。別の例では
、異なるコードは、新しく構成される通信プロトコルに基づいて発生する。例え
ば、セルラー電話スペクトル拡散システムの分野では、産業用プロトコルが常に
進化している。
【0007】 コード発生器は、ある与えられた通信プロトコルにより規定されたコード変調
及び復調に使用される、所定のコードシーケンスを発生する装置である。コード
発生器が単一スペクトル拡散用途、又は、その用途内の特定プロトコル又は規格
のために設計された場合、それは、一般に別の用途には使用できない。更に、あ
る与えられた用途の範囲内の新規又は改善されたプロトコル又は規格と共に使用
不可能である場合さえあり得る。すなわち、コード発生器が用途特異ハードウエ
アに実装された場合、ハードウエアの更新に相当な費用がかかる可能性がある。
その結果、無線通信分野において、プロトコルの不均一性とコードシーケンスの
拡散とによる制約を克服する必要性が生じる。
【0008】 更に、無線通信産業において改良及び新しい規格が生まれる速度においては、
新しい異なるコード規格は避けられない。コード発生器が単に従来のコードシー
ケンス及び組合せを満足するように構築された場合、それは、新しいコード規格
に適合するのに十分な能力又は設定ではないことがある。更に、新しい規格が予
想されているが、それらは、定義されたものであるとは限らない。その結果、新
しい未定義コード規格に適応するために、従来のコード発生器の制約を克服する
ことができるコード発生器の必要性が生じる。
【0009】 コード発生器の作動の別の変数は、コード発生器の速度である。すなわち、コ
ード発生器は、固定のシステムクロック周波数に左右される。コード発生器はま
た、ある与えられたサイクル時間にも結び付いたメモリアクセスのような他の構
成要素に左右される。しかし、これらの構成要素にはそれぞれの制約があり得る
ので、コード発生器の速度を変えるわけにはいかない。従って、高価なハードウ
エアの設計がなくては、コード発生器の速度を高めるのは不可能であろう。しか
し、新しい通信プロトコルは、従来のコード発生速度と異なるコード発生速度を
要求するであろう。結果として、1つの速度のみでコードを発生させる制約を克
服する必要性が存在する。
【0010】 従来のコード発生器は、初期状態をコード発生器の中に、例えば線形フィード
バックシフトレジスタ(LFSR)の中にロードすることができ、次に、コード
シーケンスの連続値を反復的に発生させる。コード発生器のハードウエアが短い
シーケンス長だけを生み出すように制約されている場合、より長いコードシーケ
ンスを発生することができないであろう。これは、より長いコードシーケンスに
は、一般的により長いLFSRが必要だからである。あるいは、システムの要求
が短いシーケンスだけの時にLFSRが長いシーケンスを発生するハードウエア
を有する場合、時間的不利益を受けるであろう。すなわち、コード発生器が目標
とする短いコードの発生を完了した後、システムは、コード発生器が不要な長い
コードシーケンスの残りを通って循環し、短いシーケンスの出発点に到達するま
で待たなければならないであろう。結果的に、コードシーケンスの全体を通して
連続的に割り出しする制約を克服するコード発生器の必要性が生じる。
【0011】
【発明の開示】
本発明は、無線通信分野におけるプロトコルの不均一性とコードシーケンスの
拡散という制約を克服する方法及び装置を提供する。特に、本発明は、新規の未
定義コード規格に適応するために、従来のコード発生器の制約を克服する。また
、本発明は、1つの速度のみでコードを発生させる制約を克服する。最後に、本
発明は、シーケンスの出発点に到達するまでコードシーケンスの全体を通して連
続的に割り出しする制約を克服する。
【0012】 本発明の第1の実施形態は、広範なスペクトル拡散用途のいずれにも使用する
ことができる設定可能なコード発生器システム(CGS)を提供する。CGSは
、複合コード発生器、グローバルコード発生器、及び、複合コード発生器とグロ
ーバルコード発生器とに連結されたインタフェースを含む。複合コード発生器は
、各々が独立コードシーケンスを発生させることができる多重独立コード発生器
を有する。グローバルコード発生器は、同期化のためのグローバルコードシーケ
ンスを準備する。インタフェースは、グローバルシーケンスの少なくとも1ビッ
トと、複合コード発生器の少なくとも1つの独立コードシーケンスからの少なく
とも1ビットとを記憶するメモリを有する。多数のそれに続く回路は、目標とす
る通信プロトコルが指示するように、インタフェースから1つ又はそれ以上のコ
ードシーケンスを同時かつ並列に選択的に選ぶことができる。
【0013】 本発明の第2の実施形態は、線形フィードバックシフトレジスタ(LFSR)
と多重従属回路とを有するコード発生器を提供する。多重従属回路は、LFSR
と並列に連結される。LFSR自体は、多重メモリレジスタと、フィードバック
をもたらすために多重メモリレジスタに連結された少なくとも1つの加算器とを
有する。また、複数の従属回路の各々は、独自のマスクワードを受信するための
マスク回路を有する。この独自のマスクワードは、主線形フィードバックシフト
レジスタからのコード空間における独自のオフセットに相当する。その結果、多
重従属回路の各々は、コードシーケンス出力を並列に形成する。コード発生器は
また、複数の従属回路の各々からの出力と最終出力ラインとに連結された選択的
カプラを含む。選択的相互接続は、単一の目標とするコードシーケンスがコード
発生器から供給されることを可能にする。
【0014】 本発明の上記及び他の目的及び利点は、種々の図面によっても示されている以
下の好ましい実施形態の詳細説明を読んだ後で当業者には明らかになるであろう
【0015】 本明細書に含まれる図面は、本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を形成す
る。図面は、本発明の実施形態を図解し、その説明と共に本発明の原則の説明に
役立つものである。本発明の説明に引用された図面は、特に注記しない限り、正
しい縮尺で描かれていないことを理解する必要がある。
【0016】
【発明を実施するための最良の形態】
ここで、本発明の好ましい実施形態を詳細に参照する。好ましい実施形態の例
が添付図面に示されている。本発明は、好ましい実施形態を使用して説明される
ことになるが、本発明がそれらの実施形態に限定されることを意図していないこ
とが理解される。本発明は、むしろ、特許請求項で規定されるような本発明の精
神及び範囲に含み得る代替物、変更、そして均等物を範囲に入れることを意図し
ている。更に、以下に記載の本発明の詳細説明には、本発明の完全な理解をもた
らすように特定の細目が数多く示されている。しかし、本発明がこれらの特定の
細目がなくとも実施し得ることは、当業者には明白であろう。他の場合において
は、本発明の態様を不必要に曖昧にしないようにするため、周知の方法、手順、
構成、及び、回路は詳細に説明されていない。
【0017】 本発明は、コードシーケンスを利用する広範囲のデジタルスペクトル拡散無線
通信システム又は技術において実施することができる。コードシーケンスは、以
下に限定されないが、濾過、検索、変調、及び、復調を含む多くの機能に対して
無線通信に利用される。コードシーケンスを利用するシステム又は技術は、以下
に限定されないが、固定無線、無免許連邦通信委員会(FCC)無線システム、
無線ローカルエリアネットワーク(W−LAN)、コードレス電話、セルラー電
話、個人基地局、遠隔計測、及び、他のデジタルデータ処理用途を含む。本発明
は、固定無線、W−LAN、セルラー電話、及び、個人基地局の各用途のために
、例えば基地局である送信機と、例えば端末である受信機との両方に応用するこ
とができる。
【0018】 特に、本発明を応用し得る1つの固定無線用途は、都市用多方面分配システム
(MMDS)である。それらの例としては、無線ケーブル放送、又は、2方向無
線加入回線(WLL)システムが含まれる。本発明を応用することができるデジ
タル化オーディオ及びデータパケットを通信することができるW−LANのいく
つかの例として、「オープンエア」と米国電気電子学会(IEEE)仕様802
.11bとが含まれる。更に別の用途において、本発明を応用し得る無免許FC
C用途の具体的な例として、コードレス電話製品を含むことができる工業、科学
、医療バンド(ISM)装置が含まれる。個人基地局は、コードレス又はセルラ
ー電話無線通信規格のいずれかを利用することができる。最後に、本発明を応用
することができるセルラー電話システムには、以下に限定されないが、IS−9
5、IS2000、ARIB、3GPP−FDD、3GPP−TDD、3GPP
2、1EXTREME、又は、他のユーザ定義プロトコルが含まれる。本明細書
に開示される典型的なスペクトル拡散用途で利用されるコードシーケンスの範囲
は、本発明の設定可能コード発生器ユニットが適用できる機能の種類を定めるの
に有用である。
【0019】 本発明の詳細説明は、設定可能コード発生器ユニットが実装された図1Aのス
ペクトル拡散通信装置から始められる。次に、コード発生器ユニット自体が詳細
に説明される。その後、設定可能コード発生器システムの構成コード発生器、構
成インタフェース、及び、構成出力調整回路が図2Aから図7Cによって説明さ
れる。最後に、通信装置、コード発生器ユニット、及び、コード発生器ユニット
の構成コード発生器、構成インタフェース、及び、構成出力調整回路に関連する
様々な処理が図8A〜図8Mで説明される。
【0020】 通信装置 ここで、図1Aを参照すると、本発明の一実施形態による設定可能コード発生
器を有する電子通信装置のブロック図が示されている。電子通信装置100aは
、無線コード分割多重アクセス(CDMA)基地局における本発明の典型的な用
途をもたらす。更に、本発明は、データ処理にコードシーケンスを利用するあら
ゆる電子装置に対しても応用可能である。通信システム100aの設定可能コー
ド発生器システム部分は、後述のハードウエア図及び流れ図で更に詳細に説明さ
れる。
【0021】 電子通信装置100aは、アンテナ101、前置処理ブロック103、ベース
バンド処理ブロック106、マイクロプロセッサ(mP)/コントローラ130
、メモリブロック120、及び、バス117を含む。前置処理ブロック103は
、ベースバンド処理ブロック106に結合され、この両方は、mP130及びメ
モリブロック120にバス117を通じて結合される。マイクロプロセッサ13
0及びメモリブロック120は、データの交換及び/又は通信装置100aの様
々な構成要素に対する命令をサポートする。ベースバンド処理ブロック106a
は、前置処理ブロック103に結合されて信号を送受信する。
【0022】 前置処理ブロックは、アンテナ101に結合されて無線信号を受信する。また
、前置処理ブロックは、互いに直列に結合されたラジオ周波数(RF)送受信機
及びアナログデジタル(A/D)コンバータのような構成要素(図示しない)を
含む。これらの下位構成要素とこれらの構成要素の前置処理ブロック103内で
の機能とは、当業者に既知である。対照的に、データ処理ブロック119は、結
合器、符号化/復号化装置、及び、当業者に既知の他の構成要素によって実行さ
れる結合や復号化などのような機能を実行する。これら構成要素は、分かり易く
するためにデータ処理ブロック119に示されていない。
【0023】 ベースバンド処理ブロック106aは、信号ソースから供給される信号の周波
数バンドを処理するように作動可能である。ベースバンド処理ブロック106a
は、多重モデムプロセッサブロック108a〜108n、グローバルコード発生
器107、及び、データ処理機能ブロック119を含む。各モデムプロセッサブ
ロック、例えば108aは、設定可能コード発生器システムブロック(CGS)
114a、及び、復調器(図示しない)のような他のモデムブロックを有する。
モデムプロセッサブロック108nは、D−チャンネルの分岐を結合するマルチ
パス受信器サポートを実現するために、「n」個(ここで、「N」は任意の数)
の平行な経路を準備する。N経路のD−チャンネルは、本実施形態のマルチパス
結合受信機を実現するために利用される。これにより、一実施形態においてWC
DMA受話器及び基地局のためのレーキ受信機を作り出すことができる。ベース
バンドプロセッサブロック106nは、マルチチャンネルを受信するスペクトル
拡散用途のいくつかに有用なベースバンドプロセッサブロック106aの予備の
バージョンを形成する。
【0024】 CGS114aは、複合コード発生器ユニット(CGU)140と複合出力調
整ユニット(OCU)150とを含む。一実施形態において、CGU140は、
受信したコード設定要求に応じて、広範囲のコード及びコードの種類のうちのい
ずれか1つを形成することができる。設定可能CGUによって生成可能な広範囲
なコードは、以下に限定されないが、多種のチャンネル化コード、多種のトラフ
ィックコード、多種のユーザコード、及び/又は、多種の拡張コードを含むこと
ができる。本発明を適用することができるコードシーケンスのいくつかの例には
、以下に限定されないが、Mシーケンス、「ゴールド」コード、及び、S2コー
ドなどが含まれる。
【0025】 本実施形態において、通信装置100aに対する設定入力は、所定の設定オプ
ションを可能にする機能ライブラリと共にグラフィカル・ユーザインタフェース
(GUI)を有するコンピュータ装置を利用してデザインすることができる。更
に、通信装置100aは、様々な実施形態を通じて目標とするコード発生器設定
124を受信することができる。例えば一実施形態において、設定情報は、ワー
クステーションなどのコンピュータ装置を用いて有線通信を通して受信される。
別の実施形態では、設定情報は、CD−ROMなどの電子記憶媒体によって供給
することができる。更に別の実施形態では、設定情報は、別の通信装置からアン
テナ101を通して無線伝送によって受信される。更に、本実施形態では、設定
情報は、通信装置101aが製造された時点で供給される、及び/又は、作動さ
せるために現場で最初にプログラムされる。しかし、別の実施形態では、設定情
報は、現場で通信装置100aが作動している時に動的に実装される。設定情報
は、コントローラ130及びメモリ120を通じて、受信、処理、及び、実装さ
れ、次にそのコントローラとメモリとは、情報及び命令をバス117を通じてベ
ースバンドプロセッサ106a〜106nに伝達する。本実施形態では、ベース
バンドプロセッサ106a〜106nの内部では、メモリ122などのローカル
メモリとコントローラ121などのローカルコントローラは、CGS114a及
びグローバルコード発生器107への設定情報の実装と、このCGS及びグロー
バルコード発生器の作動とを制御することができる。ローカルコントローラ12
1は、CGS114aの開始、リセット、及び、中断のほか、スケーリングされ
たクロック周波数のために、ローカル制御信号を供給することができる。
【0026】 一実施形態において、CGS114aは、例えばある与えられたチャンネルの
マルチパスである単一の計算処理に応用できるハードウエア計算手段である。し
かし、別の実施形態では、CGS114aによって提供される計算手段は、処理
によって要求されるクロック周波数よりも高い、例えば通信プロトコルに対する
データレートよりも高いクロック周波数でCGS114aを稼働させることによ
って高めることができる。このようにして、CGS114aなどの個々の計算構
成要素の手段は、例えばいくつかのマルチパス及び/又はマルチチャンネルなど
の多重計算処理を通して時間分割することができる。設定可能通信装置内への設
定のデザイン及び実装に関する追加情報は、上記で引用した現在特許出願中の「
多重糸信号処理のための改良された装置及び方法」という名称の米国特許出願番
号09/492、634で与えられる。
【0027】 通信システム100aは、代替実施形態にも良く適合する本発明の例示的な実
施形態をもたらす。例えば、通信システム100aは、別のコード依存型用途に
おいては、移動式受話器、試験用プラットフォーム、内蔵モデム、又は、他の通
信装置である。別の代替実施形態では、グローバルコード発生器107は、全て
のベースバンドプロセッサブロック106a〜106nに結合される。このよう
にして、グローバルコード発生器107は、通信装置100aの全てのモデム機
能ブロックのための同期化コードシーケンスを供給することができる。別の代替
実施形態では、例示的な前置処理ブロックは、ベースバンドプロセッサ106a
〜106nによるその後の処理に適した方法で信号を濾過する、例えばチップ適
合フィルタ(CMF)などの別の構成要素を含む。最後に、CGS114aは、
モデムプロセッサ108a内に示されているが、通信装置は、検索回路、フィル
タ回路、送信機、追跡装置、及び、データ信号を処理するのに用いられる他の回
路において利用することができる、多くの予備の独立したCGSを含むことがで
きる。
【0028】 ここで、図1Bを参照すると、本発明の一実施形態による設定可能コード発生
器システムのブロック図が示されている。図1Bは、図1Aのモデムプロセッサ
108aに応用するための例示的な「コード発生器システム(CGS)」114
aを与える。その設定により、CGS114aは、多重コードシーケンスを並列
に形成することができ、ある与えられた通信プロトコルに利用されるものは、そ
こから選択されることになる。CGS114aの作動は、後述の流れ図に与えら
れている。
【0029】 CGS114aは、CGU140、OCU150、及び、それらの間に連結さ
れたインタフェース148を含む。CGS114aはまた、共にCGU140に
連結されたローカルコントローラ121及びメモリ122、インタフェース14
6、及び、OCU150を含み、設定情報、制御信号、及び、ステータス信号を
伝達する。ローカルコントローラ121は、コード発生器システム114aの構
成要素を広範な通信プロトコルのいずれか1つに対して適切に駆動させるために
、システムクロック入力123をローカルクロック周波数に対して局所的にスケ
ーリングすることができる。更に、ローカルコントローラ121は、CGU14
0、インタフェース146、及び、OCU150に対する、開始、リセット、及
び、中断のためにローカル制御信号を供給する。
【0030】 CGU140は、チャンネルコード発生器141、ローカル線形フィードバッ
クシフトレジスタ(LFSR)コード発生器143、及び、グローバルコードシ
ーケンスインタフェース145を含み、その各々は、インタフェース148と並
列に連結され、その独立に発生したコードを伝達する。特に、チャンネルコード
発生器141は、バスA144aを通じてインタフェース148と連結され、L
FSRコード発生器143は、バスB144bを通じてインタフェース148と
連結され、グローバルコードインタフェース145は、バスC144cを通じて
インタフェース148と連結される。グローバルコードシーケンスインタフェー
ス145は、図1Aのグローバルコード発生器107に連結され、そこからグロ
ーバルコードシーケンス入力128を受信する。グローバルコードシーケンスイ
ンタフェース145は、コード発生器システム114aに対する基準状態として
、グローバルコードシーケンス入力128、又は、それからのオフセットを供給
する。
【0031】 インタフェース148は、チャンネルコード発生器141から供給される少な
くとも1ビット、ローカルLFSRコード発生器143からの少なくとも1ビッ
ト、及び、グローバルコードインタフェース145からの少なくとも1ビットを
記憶するメモリブロックである。インタフェース148は、複合コード発生器1
40で発生された多重コードシーケンスからのビットの上位集合を形成する。例
えば、インタフェース148は、チャンネルコード発生器141からの少なくと
も1コードビット、ローカルLFSRコード発生器143からの少なくとも1ビ
ット、及び、グローバルコードインタフェース145からの少なくとも1ビット
を含むことができる。このビットの上位集合から、OCU150は、目標とする
通信プロトコルによって命令されるように、加算などの次の調整演算に適切なビ
ットを選択的に決めるであろう。
【0032】 OCU150は、チャンネル化コード調整回路152と逆拡散コード調整回路
154とを含む。バスD144dは、インタフェース148をOCU150に連
結する。反対にバスE146は、チャンネル化コード調整ユニット152からの
チャンネル化コード出力を伝達し、出力バスF147は、逆拡散コード調整回路
154から逆拡散コード出力を供給する。
【0033】 図1Bは、図1Aに示すコード発生器設定入力124の特定の例示的入力を与
える。これらの例示的入力は、以下に限定されないが、チャンネルコード発生器
設定入力124a、ローカルLFSRコード発生器設定入力124b、及び、グ
ローバルインタフェース設定入力125を含む。同様に、図1Bは、図1Aに示
す出力調整設定入力132の例示的な入力を与える。これらの例示的入力は、以
下に限定されないが、チャンネルコード調整設定132aと、逆拡散コード調整
設定132bとを含む。コード発生器システム114aに供給される追加入力は
、システムクロック入力123、有効化入力126、及び、グローバルコードシ
ーケンス入力128を含む。全体として、設定可能CGU140、広域インタフ
ェース146、設定可能OCU、及び、入力124及び132の組合せを通じて
、本発明のコード発生器システム114aは、広範な通信装置のための効率的で
柔軟性のある一般的なコード発生器システムを提供する。
【0034】 本発明は、CGS114aの代替実施形態に良く適合する。例えば、代替実施
形態は、図1Bで与えられたものと異なる、追加のコード発生器又はコード発生
器のための代替的設定を含むことができる。一代替実施形態は、複合コード発生
器ユニット140において、1つ又はそれ以上の非設定可能コード発生器ユニッ
トを利用する。本発明はまた、OCU150に関して記載されたもの以外の追加
出力調整回路の使用にも良く適合する。一代替実施形態は、複合出力調整ユニッ
ト140において、1つ又はそれ以上の非設定可能出力調整回路を利用する。更
に、ローカルコントローラ121及びメモリ122は、CGS114aのローカ
ル自律制御をもたらすが、本発明の別の実施形態は、CGS114aの作動のた
めに図1Aのシステムメモリ120及びコントローラ130を利用する。
【0035】 設定可能チャンネルコード発生器 ここで、図2Aを参照すると、本発明の一実施形態による設定可能チャンネル
コード発生器141のブロック図が示されている。図2Aは、図1BのCGS1
14aに応用するための例示的な設定可能チャンネルコード発生器を与える。チ
ャンネルコード発生器141は、既存及び将来の典型的デジタルスペクトル拡散
用途に利用される多重通信プロトコルのための、直交可変拡散係数(OVSF)
コードのような様々なチャンネル化コードを発生するように設定可能である。設
定可能チャンネルコード発生器の作動は、後述の流れ図で与えられる。
【0036】 チャンネルコード発生器141は、図示の回路を利用して多重予想ビット長シ
ーケンスを形成する。特に、チャンネルコード発生器141は、ビットカウンタ
202、メモリブロック206、復号器ブロック204、及び、多重マスク回路
209a〜209dを含む。マスク回路209a〜209dは、2進カウンタ2
02のビット位置と選択的に連結され、マスクワードによって有効にされてマス
ク回路209a〜209d内の選択されたゲートをオンにする。例示的なマスク
回路209aが図2Bに説明されている。マスク回路209a〜209dは、本
実施形態のマスクハードウエアの多様な例証として与えられている。マスク回路
は、カウンタ202から供給される計数シーケンスの異なるビットの組合せを実
装するために利用される。
【0037】 ビットカウンタ202は、例えば28の値を生じる8レジスタのカウンタによ
って、ゼロから256まで連続的に計数することができる。本実施形態では、ビ
ットカウンタ202の長さは、スペクトル拡散システムに対する現在の要求を超
えている。しかし、必要以上の容量を準備し、マスク回路を用いてシーケンスを
目標とする範囲にスケーリングすることにより、本発明は、将来の拡張に対して
柔軟性をもたらす。
【0038】 メモリブロック206は、例えば、ワードA208a、ワードB208b、ワ
ードC208c、及び、ワードD208dなどのマスクワードを記憶する多重メ
モリバッファを有し、ワードの各々は、例えば、マスクA209a、マスクB2
09b、マスクC209c、及び、マスクD209dなどの多重マスク回路の1
つとそれぞれ並列に連結される。各マスクワード208a〜208dは、それぞ
れのマスク回路209a〜209dが状態の選択量をビットカウンタ202から
それぞれの出力ライン201a〜201dに通過させることを可能にする。出力
ライン201eは、ビットカウンタ141から最下位ビットを供給する。全ての
サイクルに対して、ビットカウンタ202がその計数を進める時、シーケンスE
210eは、値「0」と「1」の間で切り替わることになる。それにより、本発
明は、例えば図1Bのビットカウンタからインタフェース148に至るシーケン
スA210aからシーケンスD210dの多重状態を形成する。このようにして
、インタフェース148は、形成された多重シーケンスから適切なシーケンスを
選択的に決めることができる。
【0039】 チャンネルコード発生器141は設定可能であるから、例えばワードA208
aからワードD208dに対する値を有する符号化ワードであるチャンネルコー
ド発生器設定入力124aを受信する。復号器204は、チャンネルコード発生
器設定入力124aからの復号結果を中継するために、208aから208dの
各メモリバッファに連結される。
【0040】 本発明は、チャンネルコード発生器141の代替実施形態と良く適合する。例
えば、チャンネルコード発生器の一実施形態は、更に多数のマスクワード及びマ
スク回路を形成する。別の実施形態では、より大きなビットカウンタが利用され
る。そして更に別の実施形態では、マスクワードデータをより大きな命令コンテ
キストから剥ぎ取るのに復号器は利用されない。マスクワードは、むしろ、ロー
カルメモリ又はシステムメモリから直接供給される。一実施形態は、既存のプロ
トコルが要求する値までを計数するだけのカウンタ202を利用する。最後の代
替実施形態では、マスク回路からの出力は、1ビットよりも大きい可能性がある
【0041】 ここで図2Bを参照すると、本発明の一実施形態による設定可能チャンネルコ
ード発生器のマスク回路部分のブロック図が示されている。マスク回路209a
は、チャンネルコード発生器141、グローバルコードインタフェース145、
チャンネル化コード調整回路152、逆拡散コード調整回路154、及び、図1
BのCGS(114a)の他の回路における利用のための例示的なマスク回路で
ある。図2Bはまた、マスク209aのマスクレジスタと主回路253の状態レ
ジスタとの間の相互作用を説明するために主回路253を含む。
【0042】 マスク回路209aは、マスクビット(又は、レジスタ)と呼ばれる多重メモ
リレジスタ、例えばマスクビットl(254a)からマスクビットM(254m
)を有する。同様に、主回路253はまた、ビット(又は、状態)レジスタと呼
ばれる多重メモリレジスタ、例えばビットl(253a)からビットN(253
n)を含む。本実施形態では、主回路253は、デジタルカウンタを表す。ビッ
トレジスタの量Nは任意であり、設計上の用途に依存することが可能である。主
回路253が8ビットの2進カウンタの場合、例えば0から255の28の値を
準備するにはN=8である。代替的には、主回路253はLFSRであり、レジ
スタビットl(253a)〜ビットN(253n)の状態は、当業者に既知の方
法で移動され、フィードバックされる。例えば、当業者が知るように、最下位ビ
ットの状態は、LFSRの最上位ビットに向かって反復的に移動され、最下位ビ
ットはフィードバック和を受け取る。
【0043】 本発明において、「M」は、マスクレジスタの量、及び、相当するAND(ロ
ジック積)ゲート256a〜256m、及び、出力258a〜258m、及び、
ほぼ相当するADD回路258a〜258m−1を表す。「M」の値は任意であ
り、設計上の用途に依存する。本実施形態では、マスク回路209aに対する長
さMは、主回路253のビットの長さ、例えばNと同等である。しかし、別の実
施形態では、主回路253のビットレジスタよりも少ないマスク209aのマス
クレジスタをもたらすことができるであろう。出力262〜262nは、ビット
を主回路253からロジック装置、例えば、マスク回路209aのANDゲート
256a〜256mに伝送するのに使用することができる。
【0044】 マスク回路は、マスクワードによって有効化される。特に、マスクワードは、
253などの主回路から209aなどのマスク回路に供給されるデータの選択的
結合を可能にする。マスクワードは、それぞれのゲートを有効化又は無効化する
2進値を包含し、例えば、ANDゲート256aに対する「1」値は、入力26
2aにもたらされた値をANDゲート256aから出力することを可能にするで
あろう。加算回路258a〜258m−1は、ゲート256a〜256mからの
出力を加算し、出力ライン260上に結果を供給する。マスク回路209aは、
一実施形態において、それが連結されたLFSRにおけるコードの前進を実行す
るのに利用される。別の実施形態において、マスク回路209aは、多重通信プ
ロトコルに亘るコード又はデータの上位集合の目標とする部分を選択的に決め、
それを望ましい方法、例えば、目標とするプロトコルに従って結合するために利
用される。ANDゲート256aは、データ値を選択的に決めるためのロジック
を準備し、加算回路258a〜258m−1は、選択されたデータ値を組み合わ
せるロジックを準備する。複数のマスクワードの1つは、通信プロトコル又はユ
ーザが希望する設定によって要求されるように、マスク回路209aに選択的に
供給することができる。
【0045】 設定可能グローバルコード発生器及びインタフェース 図3Aは、本発明の一実施形態によるグローバルコードシーケンスのための設
定可能インタフェース145のブロック図である。図3Aに与えられた設定可能
インタフェースは、グローバルコードシーケンスを受信し、そこから適切な部分
又はオフセットをその後の調整のためにインタフェース148などのローカルイ
ンタフェースに中継する例示的なインタフェース回路である。設定可能グローバ
ルコードインタフェースの詳細な作動は、後述の流れ図で示される。グローバル
コード145のための設定可能グローバルインタフェースは、既存又は将来の代
表的デジタルスペクトル拡散用途に利用される部類のグローバルコードシーケン
スに及ぶ広範囲なグローバルコードシーケンスを多重並列マスク回路を通じて供
給する。
【0046】 設定可能グローバルコードインタフェース145は、メモリブロック304及
び多重マスク回路、マスク回路E310、及び、マスク回路F314を含む。マ
スク回路E310及びF314はまた、それらがそれらの出力に関してグローバ
ルLFSRシーケンスに依存するために従属回路と呼ばれる。メモリブロック3
04は、グローバルコードシーケンス入力128のためのメモリ306、第1グ
ローバルマスクワードのためのメモリ311、及び、第2グローバルマスクワー
ドのためのメモリ312を含む。マスク回路E310及びマスクF314は、並
列にメモリ306と連結され、例えば、ビット対ビット接続用のバスを通じてグ
ローバルシーケンスを受信する。マスク回路E310は、グローバルマスク1(
311)のためのメモリブロックに連結され、一方、マスク回路F314は、グ
ローバルマスク2(312)のためのメモリに連結される。メモリ306、31
1、及び、312は、本実施形態では42ビット長であり、42のオーダーを有
するグローバルLFSRコード発生器のビット長に適合する。同様に、マスクE
310及びマスクF314は42ビット長であり、グローバルLFSRコード発
生器の全長にアクセスする可能性を有する。
【0047】 グローバルマスク1(311)及びグローバルマスク2(312)は、本実施
形態では異なるマスクワードであり、それによってグローバルコードシーケンス
の出力からのコード空間において2つの異なるオフセットを表す。図2Bのマス
ク回路209aは、本発明のマスク回路のマスクE310及びマスクF314に
適用可能な例示的マスク回路を提供する。しかし、マスク回路209aの出力2
58aから258mは合計され、マスクE310及びマスクF314に適用され
た時にそれぞれ例えば位相1I(210a)及び位相1Q(210b)である出
力を形成する。バスC144cとも呼ばれる並列の出力ライン1I(210a)
及び位相1Q(210b)は、本実施形態のCGS114aで利用されるグロー
バルコードシーケンスの同位相及び直角位相バージョンを表す。グローバルコー
ドインタフェース145を作動する方法は、後述の流れ図で説明される。
【0048】 グローバルコードインタフェース145は設定可能であり、そのために、グロ
ーバルインタフェース設定125a、例えば、本実施形態のメモリ311及び3
12に記憶されたマスクワードを受信する。グローバルコードインタフェースブ
ロック145はまた、グローバルコードシーケンス128の入力を受信し、そこ
からマスクワードはコードシーケンスを抽出することになる。本実施形態は、グ
ローバルコードシーケンスから目標とするコードオフセットを検索するローカル
エンジンを効果的に提供する。本発明は、グローバルコードインタフェース14
5に対して呈示された実施形態の代替実施形態に十分に適している。例えば、グ
ローバルマスク1(311)、グローバルマスク2(312)、マスクE310
、マスクF314、及び、グローバルシーケンスメモリブロック306は、代替
実施形態において広範囲なビット長を有する。
【0049】 ここで図3Bを参照すると、本発明の一実施形態による設定可能グローバルコ
ード発生器のブロック図が示されている。図3Bは、図1BのCGS114aで
の応用のための例示的グローバルコード発生器を提供する。グローバルコード発
生器は、本実施形態では、図1Aの多重モデムプロセッサブロック108aから
108nに対して、単一グローバルコードシーケンス入力128を提供する。こ
のようにして、マルチパス復調作動のためのコードシーケンスの同期化が達成さ
れる。設定可能グローバルコード発生器107は、既存又は将来の代表的デジタ
ルスペクトル拡散用途に使用される部類のコード発生機能に及ぶ広範囲な設定を
提供する。
【0050】 設定可能グローバルコード発生器107は、各々がグローバルLFSR338
に連結された、設定可能グローバルLFSR回路338、ジャンプ状態回路30
3、可変LFSRレート回路348、フィードバック設定メモリ346、及び、
多項値メモリ342を含む。設定可能グローバルLFSR338の態様は、後述
の図4B〜図4Fで与えられる。設定可能グローバルLFSR338は、本実施
形態において42のオーダーを有し、例えば42の状態のレジスタLFSRであ
るが、本発明は、LFSRに対する広範なオーダーに十分に適合する。多項値メ
モリ342は、設定可能グローバルLFSR338のビットスライスがLFSR
の長さを変化させることを可能にするように多項ワードを提供する。フィードバ
ック設定メモリ346は、次の図4B〜図4Fに示すように、適切なデータ値を
提供して設定可能グローバルLFSR338に回路を形成する。
【0051】 ジャンプ状態回路303はまた、設定可能グローバルLFSR338に連結さ
れる。ジャンプ状態回路303は、存在するLFSR状態が目標状態に適合する
場合、新しく目標とされたLFSR状態をグローバルLFSR338内に伝達す
る。新しく目標とされたLFSR状態は、コード空間における前進(又は、オフ
セット)を表すか、又は、LFSRに対する初期値を表すことができる。ジャン
プ状態回路303の例示的な実施形態は、後述の図6で与えられる。
【0052】 可変LFSR有効化回路348により、設定可能グローバルLFSRは、マル
チレートでシーケンス出力128などのコードシーケンスを出力することができ
る。可変LFSR有効化回路340を利用することによりクロックサイクルを省
くことができ、その結果、設定可能グローバルLFSRは、設定可能グローバル
コード発生器107に提供された例えばクロック入力123aの最大クロック周
波数の1/2又は1/3などのコードを発生できる。可変LFSR有効化回路3
48は、有効化ライン339を通じて設定可能グローバルLFSRに連結される
。カウンタ334とスキップレートメモリレジスタ332とは、比較器336に
連結される。カウンタ回路334は、グローバルコード発生器に対するクロック
サイクル入力を計数し、それらを目標とするスキップレートと比較する。クロッ
クサイクル入力23aは、システムクロック信号、又は、例えば図1Bのローカ
ルコントローラ121からのローカルクロック信号とすることができる。
【0053】 グローバルコード発生器107は設定可能なので、図1Aに示す通信装置構成
要素を通じて提供されるグローバルLFSR設定情報125bを受信する。設定
情報125bは、フィードバック設定、ジャンプ状態、LFSR長設定、及び、
コードレート設定を含む。従って、設定可能グローバルコード発生器107は、
設定可能コードレート、設定可能コード長、設定可能フィードバック、及び、設
定可能ジャンプ状態を形成する。結果として、設定可能グローバルコード発生器
107は、既存及び将来の代表的スペクトル拡散用途に利用される広範な種類の
コード発生機能に適合する装置を提供する。
【0054】 設定可能LFSR発生器 ここで図4Aを参照すると、本発明の一実施形態による設定可能ローカルLF
SRコード発生器143のブロック図が示されている。図4Aは、図1BのCG
S114aでの応用のための例示的なローカルLFSRコード発生器143を与
える。設定可能ローカルLFSRコード発生器143は、既存及び将来の代表的
デジタルスペクトル拡散用途に利用される部類のコード発生機能に及ぶ広範なロ
ーカルLFSR機能、例えば逆拡散シーケンスを提供する。
【0055】 ローカルコード発生器143は、多重独立LFSRを有する設定可能LFSR
404を含む。特に、設定可能LFSR404は、第2の設定可能単一ビットL
FSR2(406b)と直列に連結された第1の設定可能単一ビットLFSR1
(406a)を含み、その各々は、例えばバス446及びバス444である出力
バスを有し、設定可能LFSR404から並列に出力を供給する。初期状態B4
02bメモリは、設定可能単一ビットLFSR2(406b)と連結され、一方
で初期状態A402aメモリは、設定可能二重ビットLFSR410及び設定可
能単一ビットLFSR1(406a)の両方と連結される。LFSRレジスタ状
態は、初期状態B402b及び初期状態A402aメモリに記憶される。
【0056】 設定可能二重ビットLFSR410は、設定可能単一ビットLFSR1(40
6a)と類似であるが、単一ビット数値演算の代わりにZ4とも呼ばれる二重ビ
ット数値演算を利用する。従って、ハードウエアは基本的に2倍となり、2ビッ
ト数値演算を行うための適切な連結装置を有する。設定可能二重ビットLFSR
410は、本実施形態において、図4Bから図4Dに示されるのと同様のフィボ
ナッチ・フィードバック設定とガロア・フィードバック設定との両方を有する。
更に、設定可能二重ビットLFSR410は、図4Aには示されていないが、ジ
ャンプ状態回路に連結されることが可能である。二重ビットLFSR410は、
図4Bで単一ビットLFSR1(406a)に関して示したのと類似の複数の構
成二重ビットLFSR(図示しない)を含むことができる。この実施形態では、
選択的相互接続により、2つの構成二重ビットLFSRが選択的に結合されるで
あろう。設定可能二重ビットLFSR410に対する例示的な二重ビットのビッ
トスライス設定は、後述の図5Dで与えられており、一方、例示的な二重ビット
選択的相互接続は、後述の図5Eで与えられている。
【0057】 ローカルコード発生器143はまた、出力バス448と、出力バス448及び
446を並列に受信するために接続されたマルチプレクサA409などの選択的
相互接続とを有する設定可能二重ビットLFSR410を含む。LFSR数値演
算設定入力124eは、LFSR数値演算メモリブロック420に記憶されてそ
の後リンク420aを通じて「MUX A」409に伝達される数値演算設定命
令を準備する。このようにして、本発明は、複数の数値演算レベルに関連する出
力LFSRシーケンスを並列に、例えば、設定可能単一ビットLFSR2(40
6b)に対する出力バス444と、設定可能単一ビットLFSR1(406a)
からの出力バス446又は設定可能二重ビットLFSR410からの出力バス4
48のいずれかとの両方から出力することができる。
【0058】 設定可能単一ビットLFSR1(406a)、設定可能単一ビットLFSR2
(406b)、及び、設定可能二重ビットLFSR410は、それらがガロア・
フィードバック設定又はフィボナッチ・フィードバック設定のいずれかとして形
成されるのを可能にする構成要素及び相互接続を有する。更に、設定可能単一ビ
ットLFSR1(406a)及び設定可能単一ビットLFSR2(406b)は
、可変の長さを有し、それにより複合LFSRを作製することができる。設定可
能LFSR1(404)については、後述の装置図及び流れ図で更に詳細に説明
される。
【0059】 設定可能LFSR404はまた、設定可能単一ビットLFSR1(406a)
と設定可能単一ビットLFSR2(406b)とに連結されたジャンプ状態回路
403を含む。ジャンプ状態回路403は、LFSRの現在の状態がある目標状
態と合った時、新しい状態をLFSRの中にロードするためのデータ及び命令を
準備する。このようにして、LFSRは、コード空間を通って容易に前進させる
ことができる。この実施形態はまた、シーケンス能力が現在必要とされる能力を
超えるLFSRの使用を、目標とするシーケンスの終わりに達した時に初期値に
リセットすることを可能にする。例示的なジャンプ状態回路は、後述の図6で説
明される。
【0060】 ローカルLFSRコード発生器143は設定可能なので、それは、図1Aに示
す通信装置構成要素を通じてもたらされるローカルLFSR数値演算設定情報1
24eを受信する。従って、設定可能ローカルLFSRコード発生器143は、
例えば1ビット又は2ビット演算などの異なるレベルの数値演算を実行するため
に構成された多重のLFSRから、例えばバス444、446、及び、448上
にコードシーケンス出力を供給する。その結果、設定可能ローカルLFSRコー
ド発生器143は、既存又は将来の代表的スペクトル拡散用途によって利用され
る広範な部類のコード発生機能に適合する装置を提供する。
【0061】 図4Bは、本発明の一実施形態による設定可能単一ビットLFSRのフィボナ
ッチ・フィードバック回路部分のブロック図である。図4Bは、図4Aのローカ
ルLFSRコード発生器143において適用される、フィボナッチ・フィードバ
ックを有する例示的な設定可能LFSRコード発生器404の部分を与える。設
定可能LFSR404のための例えばガロア・フィードバックなどの代替フィー
ドバック設定は、後述の図4C及び図4Dで与えられる。本図に示された構成要
素及び入力は、変化する長さ(又は、オーダー)を有する様々な量の独立LFS
Rとして形成することができるLFSRを提供する。このようにして、本発明は
、既存又は将来の代表的デジタルスペクトル拡散用途に及ぶ種類のコード発生機
能に適合する。
【0062】 後述の図5Eに示すような例示的設定を有する選択的カプラ424a〜424
cは、より小さな潜在的に独立したLFSRを結合してより大きなLFSRにす
る柔軟性をもたらす。本配置では、例えばLFSR2(422)であるLFSR
の最下位ビットスライス(LSB)は、LFSRの右端に置かれ、一方、最上位
ビットスライス(MSB)は、LFSRの左端に置かれる。従って、例えばSI
−B424bである選択的相互接続は、LFSR2(422)のMSBをLFS
R3(423)のLSBに連結する。潜在的に独立した(又は、モジュール式又
は構成要素的)LFSR421〜424を選択的に連結することにより、設定可
能LFSR404の目標とする長さ及び量が実現可能である。例えば、SI−A
424aがLFSR1(421)とLFSR2(422)とを連結する場合、O
/P1(446a)は無視されるべきであるが、一方、O/P2(446b)か
らの出力は、複合LFSRの結果を供給するであろう。しかし、SI−A424
aがLFSR1(421)とLFSR2(422)とを連結しなかった場合には
、O/P1(446a)は、独立LFSR1(421)から出力シーケンスを供
給し、一方、O/P2(446b)は、独立LFSR2(422)から出力シー
ケンスを供給する。4つの潜在的に独立した出力(O/P)ライン、例えば、バ
ス446用の1(446a)及び2(446b)、及び、バス444用のO/P
ライン3(444a)及び4(444b)は、潜在的に独立したモジュール式L
FSR421〜424の各々から出力シーケンスを供給することができる。LF
SR2(422)及びLFSR3(423)を連結するSI−B424b、及び
、LFSR32(423)及びLFSR4(424)を連結するSI−C424
cに関しても同様である。従って、本実施形態は、デジタルスペクトル拡散用途
が要求するような多数の短いLFSR、又は、より少数の長いLFSRのいずれ
をも提供する大きな柔軟性を有する。
【0063】 本実施形態において、LFSR1(421)は、8のオーダーを有し、LFS
R2(422)も8のオーダーを有し、LFSR3(423)は、9のオーダー
を有し、LFSR424は、25のオーダーを有して、広範なデジタルスペクト
ル拡散用途が要求する部類のデジタルコード機能を網羅するように構成される。
LFSR1(421)からLFSR4(424)は、図4Bに示すフィボナッチ
・フィードバックで形成することができる。フィードバック設定の組合せはまた
、設定可能LFSR404を利用して実行することができる。例えば、LFSR
1(421)とLFSR2(422)とは、図4Bに示されるフィボナッチ・フ
ィードバックに関して形成され、一方でLFSR3(423)とLFSR4(4
24)とは、例えば(後述の図に示される)ガロアなどの異なるフィードバック
設定で形成することができる。この場合には、LFSR3(423)及びLFS
R4(424)からのフィードバックは、LFSR1(421)に戻すように伝
達されないであろう。
【0064】 図4Bの設定可能LFSR404は、モジュール式設定可能単一ビットLFS
R1(406a)及び設定可能単一ビットLFSR2(406b)に連結された
フィボナッチ・フィードバック回路438を含み、これらのLFSRは、それ自
体選択的相互連結B424bを通じて互いに連結される。設定可能単一ビットL
FSR1(406a)は、選択的カプラ(又は、相互接続)A424aを通じて
互いに連結されたLFSR1(421)とLFSR2(422)とを含む。同様
に、設定可能単一ビットLFSR2(406b)は、選択的カプラC424cを
通じて互いに連結されたLFSR3(423)とLFSR4(424)とを含む
。設定可能LFSR421〜424は、ビットスライス構成要素を含み、それら
のビットスライスは、後述の図4E及び4Fに示されるガロア/フィボナッチ(
gf2)アプリケーションにおける単一ビット数値演算用として適切なメモリレ
ジスタ及び設定可能回路を有する。
【0065】 フィボナッチ・フィードバック回路438は、LFSR長の全ての可能な組合
せに対する適切な状態を選択的にフィードバックする一実施形態を提供する。一
般に、フィボナッチ・フィードバックは、LFSRの全ての状態を加算するよう
に形成され、その結果をLFSRのLSBのための新しい状態として提供する。
LFSRがモジュール式LFSR421〜424を連結するために設定可能であ
るから、全ての可能なフィボナッチ・フィードバックのシナリオが本実施形態で
明らかになる。これは、LFSRの組合せから全ての可能な和を受信する、例え
ば「MUX」C430から「MUX」E434などの選択的カプラによって実行
される。特に、加算器1(420b)は、LFSR1(421)の全ビットに連
結され、それらの和を提供する。同様に、加算器2(421b)は、LFSR2
(422)の全ビットに連結され、それらの和を提供する。同様に、加算器3(
422b)は、LFSR3(423)の全ビットに連結され、それらの和を提供
する。最後に、加算器4(423b)は、LFSR4(424)の全ビットに連
結され、それらの和を提供する。多重のLFSRからの和の組合せは、例えば加
算器3(422b)と加算器4(423b)とに連結されてそれらの複合和を提
供する加算器436fによって、及び、図示のように結合された加算器436a
から436eによって提供される。加算器4(423b)からの出力ラインは、
下流の全てのLFSRに、例えばLFSR3(423)のための「MUX」E4
24、LFSR2(422)のための「MUX」D423、及び、LFSR1(
421)のための「MUX」C430を通じて連結される。同様に、加算器1(
420b)、2(421b)、及び、3(422b)からの出力ラインは、それ
らの全ての下流LFSRに接続される。
【0066】 更に図4Bを参照すると、LFSR1が一実施形態ではLFSR2(422)
と結合され、別の実施形態ではLFSR2(422)及びLFSR3(423)
に結合され、更に別の実施形態ではLFSR2(422)、LFSR3(423
)、及び、LFSR4(424)に結合されることが可能なために、図4Bの「
MUX」C430が、例えば加算器1(420b)、加算器436c、加算器4
36b、そして加算器436aからの大多数の入力を有していることに留意され
たい。反対に、LFSR3(423)に対するフィードバックが、例えばLFS
R4(424)などのより高位のLFSRのみを含むことができるので、「MU
X」E434は最小数の入力を有する。その結果、潜在的に独立したLFSRの
これら別々の組合せからの全ての異なるフィードバック状態が、本発明において
明らかにされた。例えばLFSR2(422)及びLFSR3(423)である
LFSRの最下位ビットに対する入力状態がフィードバック状態から提供される
か、又は、より高位でないLFSRの最上位ビットから単に提供されるか否かは
選択的相互接続によって決まるので、それぞれ「MUX」D423及び「MUX
」E424は、SI−A424a及びSI−B424bに各々連結された出力を
有する。例えば、LFSR1(421)、LFSR2(422)、及び、LFS
R3(423)が単一のLFSRとして作動するように互いに連結されると、「
MUX」C430は、加算器436bからLFSR1(421)の最下位ビット
に対してラインfib−ci(431a)を通じて出力を供給することになる。
この例では、SI−A424aは、いかなるフィードバックも、セグメント長メ
モリ426cからの制御ラインによりラインfib−ci(431b)を通じて
「MUX」D432から受信しないことになる。SI−B424Bも、「MUX
」E434からフィードバックを受信しないことになる。逆にSI−A424a
は、LFSR1(421)の最上位ビットからの状態をLFSR2(422)の
最下位ビットに対して伝達し、SI−B424bは、同様にLFSR2(422
)の最上位ビットからの状態をLFSR3(423)の最下位ビットに対して伝
達することになる。明確にするために、本明細書に記載されたいくつかの例示的
な設定は、設定可能LFSR404の全ての可能な順列に変わって与えられてい
る。設定可能LFSR404の広範な設定可能性は、ハードウエア及び連結装置
の効率的使用と共に、当業者によって理解されるであろう。
【0067】 図4Bの設定可能LFSR404が特定の種類及び量の構成要素、特定の連結
装置、及び、特定の入力を利用する限り、本発明は、広範な代替形態に良く適合
する。例えば、潜在的に独立したLFSRの量、各LFSR内のビットスライス
数、選択的カプラ及び加算器の量及び配置は、広範な値に良く適合する。設定可
能LFSR404の潜在的に独立したLFSRのモジュール式の態様は、別の実
施形態のために増やすことができるか、又は、縮小することができる。更に、図
4Bの加算器及びMUXに対する量及び連結装置は、トレードオフを含むことが
できる。より少ないハードウエアを使用することは、回路が作動するために処理
時間の追加が必要となる。例えば、加算器3(422b)は、その出力を加算器
436eと加算器436bとに提供し、それらは、次に、別の加算演算を実行す
る。別の実施形態においては、和の全ての独自の組合せのために別の加算器を準
備することができる。このようにして、設定可能LFSR404の任意のLFS
Rに対する和の全ての順列をもたらすために1回だけの加算演算でよいことなる
。後述の図4C及び4Dは、ガロア・フィードバック設定のための両実施形態を
与える。
【0068】 LFSR404は設定可能であるため、それは、図1Aに示される通信装置構
成要素を通じて提供されるLFSRセグメント長情報124fを受信する。設定
情報124fは、独立LFSRがいくつ存在することになるかを本質的に表すL
FSRセグメント長を含む。セグメント長設定は、例えばメモリ426aなどの
メモリに記憶され、次いで「MUX」C430に制御ラインにより「MUX」E
434を通して伝達される。設定可能LFSRに対する別の入力は、フィードバ
ック設定の間でそれを選択するのに必要なロジックを提供する。この入力及び回
路は、後述の図5Bで説明されている。フィボナッチ・フィードバックのための
フィードバック設定入力は、図1Bに示されるローカルコード発生器設定入力1
24bを通じて提供されている。従って、設定可能LFSRコード発生器404
は、LFSRの設定可能フィードバック、設定可能LFSR長、及び、設定可能
量を準備する。その結果、設定可能LFSRコード発生器404は、現在及び将
来の代表的スペクトル拡散用途に使用される広範な部類のコード発生機能に適合
するフィボナッチ・フィードバックLFSRを提供する。
【0069】 ここで図4Cを参照すると、本発明の一実施形態による設定可能単一ビットL
FSRのガロア・フィードバック回路のブロック図が示されている。図4Cは、
図4AのローカルLFSRコード発生器143に応用するためのガロア・フィー
ドバック設定A443aを有する例示的設定可能LFSRコード発生器404の
一部分を示す。例えば、ガロア設定B443のようなガロア・フィードバックの
ための代替設定は、後述の図4Dで与えられる。設定可能LFSR404のため
の、例えばフィボナッチ・フィードバックのような代替フィードバック設定は、
前図4Bで与えられた。本図に示された構成要素及び入力は、変動する長さ(又
は、オーダー)を有する可変量の独立LFSRとして形成することができるLF
SRを提供する。このようにして、本発明は、現在及び将来の代表的デジタルス
ペクトル拡散用途に亘る種類のコード発生機能に適合する。図4Cには、図4B
に示されたのと同様の多くの構成要素及び連結装置がある。明瞭にするために、
本明細書では、図4Bと異なる図4Cに関する構成要素、連結装置、及び、代替
実施形態だけについて説明されるであろう。他のものについては、図4Bで与え
られた構成要素、連結装置、及び、代替形態の説明が本図に同様に適用される。
【0070】 図4Cの設定可能LFSR404は、モジュール式設定可能単一ビットLFS
R1(406a)と設定可能単一ビットLFSR2(406b)とに連結された
ガロア・フィードバック回路443aを含み、それらのLFSRは、それ自体、
選択的相互接続B424bを通じて互いに連結されている。ガロア・フィードバ
ック回路443aは、可能な全てのLFSR長の組合せに関して、適切な状態を
選択的にフィードバックするための一実施形態を提供する。一般に、ガロア・フ
ィードバックは、ビット状態が次のより高い程度に進められる時に、LFSR内
のビット状態に対して選択的に加算されるべきLFSRの最上位の状態を準備す
るように形成される。例えば、出力ライン421a上に提供されたLFSR1(
421)の最上位ビットの状態は、LFSR1(421)が独立LFSRとして
作動するように形成された場合、「MUX」L440aを通してバスA442a
に供給することができる。バスA450aは、次いで、目標とするフィードバッ
クによって決められたようにビットスライスの状態と選択的に結合させるために
、LFSR1(421)内の最上位のビット対ビットスライスの状態を伝達する
【0071】 しかし、図4CのLFSR404がモジュール式LFSR421〜424との
リンクに関して設定可能であるため、本実施形態では、可能な全てのガロア・フ
ィードバックのシナリオが明らかになる。これは、例えば、可能な全てのLFS
R設定の最上位ビットから状態を受信する、例えば「MUX」L440aから「
MUX」N440cである選択的カプラによって為される。一般に、各MUXは
、2つの可能な上流側入力のための2つの入力ライン、制御入力、及び、出力を
有する。この形態はMUXの鎖を提供し、そこからO/P4(444b)は、最
下位のLFSR1(421)に到達するために移動する必要がある。例えば、L
FSR4(424)からの出力4(444b)は、それ自身にフィードバックさ
れるが、同時に、バスC450cによりLFSR3(423)のビットスライス
のための「MUX」N440cを通じ、バス450bによりLFSR2(422
)のビットスライスのための「MUX」M440bを通じ、バス450aにより
LFSR1(421)のビットスライスのための「MUX」L440aを通じて
利用可能にされる。別の例では、単一LFSRとして作動するようにLFSR1
(421)とLFSR2(422)とが結合された場合、出力2(446b)は
、「MUX」M440bを通じてLFSR2(422)に、また、「MUX」L
440aを通じてLFSR1(421)に供給されることになる。同様に、単一
LFSRとして作動するようにLFSR3(423)とLFSR4(424)と
が結合された場合、出力4(444b)は、バスD450dを通じてLFSR4
(424)に、また、「MUX」N440cを通じてLFSR3(423)に供
給されることになる。ガロア・フィードバック設定A443aは、例えば2入力
MUXなどのより単純なMUX装置をもたらすが、信号がLFSRを通して、例
えばO/P4(444b)からバス450aまで移動するのに余分な時間を消費
する。代替形態は、後述の図4Dで与えられる。
【0072】 全てのフィードバック状態は、次に高い状態をより低いオーダーのLFSRに
中継することによって明らかになる。その結果、潜在的に独立のLFSRのこれ
ら別々の組合せによる全ての異なるガロア・フィードバック状態が本発明におい
て明らかにされてきた。選択的相互接続のSI−A424a、SI−B424b
、及び、SI−C424cは、それらが結合された場合、より低いオーダーのL
FSRからより高いオーダーのLFSRに状態を伝達するか、又は、LFSR間
で状態を全く伝達しないかのいずれかである。例えば、LFSR1(421)が
LFSR2(422)と結合された場合、SI−A424aは、LFSR1(4
21)の最も高いオーダーのビットスライスから、LFSR422の最も低いオ
ーダーのビットスライスに状態を供給する。しかし、LFSR1(421)がL
FSR2(422)と結合されていない場合、SI−A424aは、2つのLF
SR間でいかなる状態も伝達しない。明確にするために、本明細書に記載された
いくつかの例示的設定は、図4Cの設定可能LFSR404の可能な全ての順列
に代わって与えられている。ハードウエアと連結装置との効率的な使用と共に、
設定可能LFSR404の広範な設定可能性は、同業者によって理解されるであ
ろう。
【0073】 LFSR404は設定可能であるため、それは、図1Aに示された通信装置構
成要素を通じて提供されるLFSRセグメント長情報124fを受信する。設定
情報124fは、独立LFSRが存在することになる量を本質的に表すLFSR
セグメント長を含む。セグメント長設定は、例えば図4Cのメモリ426bなど
のメモリに記憶され、引き続き制御ラインを通じて「MUX」L440a、「M
UX」M440b、及び、「MUX」N440cに伝達される。設定可能LFS
Rに対する別の入力は、フィードバック設定の間でそれを選択するために必要な
ロジックを提供する。この入力及び回路は、後述の図5Bで説明される。ガロア
・フィードバックに対するフィードバック設定入力は、図1Bに示されるローカ
ルLFSRコード発生器設定入力124bを通じて提供されている。従って、設
定可能LFSRコード発生器404は、設定可能LFSR長とLFSRの設定可
能量とを有するガロア・フィードバックLFSRを提供する。その結果、設定可
能LFSRコード発生器404は、現在及び将来の代表的スペクトル拡散用途に
使用される広範な種類のコード発生機能に適合する装置を提供する。
【0074】 図4Dは、本発明の一実施形態による設定可能単一ビットLFSRの代替ガロ
ア・フィードバック回路部分のブロック図である。図4Dは、図4Aのローカル
LFSRコード発生器143で応用するためのガロア・フィードバック設定B4
43bを有する例示的な設定可能LFSRコード発生器404の部分を与える。
ガロア・フィードバックのための代替設定、例えばガロア設定A443aは、前
図4Cで与えられている。また、設定可能LFSR404のための代替フィード
バック設定、例えばフィボナッチ・フィードバックは、前図4Bで与えられてい
る。図4Dには、図4Cに示されたのと同様の多くの構成要素及び連結装置があ
る。明瞭にするために、本明細書では、図4Cと異なる図4Dに関する構成要素
、連結装置、及び、代替実施形態だけについて説明されるであろう。他のものに
ついては、図4Cで与えられた構成要素、連結装置、及び、代替形態の説明が本
図に同様に適用される。
【0075】 図4Dの設定可能LFSR404は、モジュール式設定可能単一ビットLFS
R1(406a)と設定可能単一ビットLFSR2(406b)とに連結された
ガロア・フィードバック回路443bを含む。図4Cと図4Dとの間の大きな違
いは、図4Dが例えば4入力「MUX」L440d及び3入力「MUX」M44
0eなどの、より複雑なハードウエアを利用することである。しかし、図4Dは
、中間のMUXによって処理される必要なしに全てのフィードバック設定を各M
UXに直接供給するトレードオフの報いを受ける。すなわち、O/P444bは
、全ての下流又はより低いオーダーのLFSRに対して、例えば「MUX」N4
40f、「MUX」M440e、及び、「MUX」L440dである単一マルチ
プレクサを通じて伝達される。すなわち、単一サイクルにおいて、各LFSRは
、全てのフィードバック設定の可能性を利用することができる。
【0076】 設定可能ビットスライス及び相互接続 ここで図5Aを参照すると、本発明の一実施形態による設定可能な構成LFS
Rにおける多重ビットスライスの配置のブロック図が示されている。図5Aは、
例えば図4A及び図4Bに示される設定可能LFSR404のLFSR2(42
2)、LFSR3(423)、LFSER4(424)、又は、LFSER41
0である設定可能な構成LFSRのいずれかとして使用するための、設定可能ビ
ットスライスを有する例示的な設定可能構成LFSRコード発生器421を与え
る。図5Aの各ビットスライス501〜503の設定は、どのLFSRにそれが
利用されることになるかに左右される。従って、図5Bに示されるビットスライ
ス設定501a〜503aは、図4B〜図4Dの単一ビットLFSR421〜4
24のために利用され、一方、図5Dに示されるビットスライス設定501b〜
503bは、図4Aの二重ビットLFSR410のために利用される。例えば5
01a及び501bであるビットスライスの両方の実施形態は、設定可能な結合
(例えば、多重の独立LFSR間の)を有する設定可能長LFSRと設定可能フ
ィードバックとを実装するのに必要な設定可能な構成要素を準備する。このよう
にして、本発明は、現在及び将来の代表的デジタルスペクトル拡散用途に及ぶ種
類のコード発生機能に適合する。
【0077】 設定可能な構成LFSR1(421)は、例えばLFSR1(501)である
最下位ビット(LSB)(又は、最低オーダー)から、例えばLSB1(502
)である中間ビット(IB)に至り、例えばMSB1(503)である最上位ビ
ット(MSB)に及ぶ多重ビットスライスを含む。本実施形態において、LFS
R1(421)は、8番目のオーダーのLFSRであり、従って、MSB1(5
03)は、8番目のビットスライスを表す。欠けているビットスライスは、明確
にするために省かれている。各ビットスライスは、次に最上位のビットスライス
に連結される。従って、LSB1(501)がライン511を通じてIB1(5
02)に連結され、それは、次に、他の中間ビットスライス(図示しない)にラ
イン512によって連結される。7番目のビットスライス(図示しない)は、結
果的にライン513を通じてMSB1(503)に連結されることになる。
【0078】 LFSR1(421)に適するガロア・フィードバック回路443aの部分は
、入力ラインの連結されて各ビットスライスに入る。特に、図4C及び図4Dの
バスA442aを示すgal-ciライン460a〜460nは、フィードバッ
ク値のガロア・キャリーを例えばLSB1(501)からMSB1(503)ま
での各ビットスライスに供給する。
【0079】 補足的に、LFSR1(421)に適したフィボナッチ・フィードバック回路
438の一部分は、各ビットスライスから出力ラインに連結される。従って、図
4BのバスG442gを表すlfsr-nxpライン469a〜469nは、図
4Bに示されるように、例えばその結果が「MUX」C430を通過してLFS
R1(421)に戻される加算器420bへのフィードバック値に対する入力を
供給する。ビットスライスに対する特定の量とフィードバックインタフェースと
が図5Aに説明されているが、本発明は、代替の実施形態にも良く適合する。例
えば、任意の量のビットスライスを利用することができる。
【0080】 ここで図5Bを参照すると、本発明の一実施形態による設定可能単一ビット・
ビットスライスのブロック図が示されている。
【0081】 図5Bは、例えば図4B〜図4Dに示される設定可能LFSR404のLFS
R1(421)〜LFSR4(424)などの、任意のLFSRコード発生器に
応用するための例示的な設定可能単一ビット・ビットスライスを与える。本図に
示される構成要素及び入力は、図5Aのビットスライス501〜503のように
実装することができ、LFSRが設定可能なフィードバックと設定可能な長さと
を有することを可能にするビットスライス504を形成する。このようにして、
本発明は、現在及び将来の代表的デジタルスペクトル拡散用途に及ぶ部類のコー
ド発生機能に適合する。
【0082】 ビットスライス504は、フィボナッチ・フィードバック及びガロア・フィー
ドバック設定の両方に関するビットスライスの状態を保持する状態メモリレジス
タN(i)526を含む。グループA533は、ビットスライス481aのガロ
ア及びフィボナッチ実装の両方に対するフィードバックを選択的に有効化する構
成要素のグループである。ビットスライス504は、例えば501aであるビッ
トスライスをフィボナッチ・フィードバックループ及びガロア・フィードバック
ループの両方に対して選択的に連結するために、各々、ANDゲート530及び
ANDゲート540に連結された多項値メモリレジスタP(i)528を含む。
特に、ANDゲート462に連結された出力ラインlfsre-nxp469は
、LSB1(435a)の場合に関して図5Aに示されたlfsr-nxp46
9aである。同様に、ANDゲート462bに連結された入力gal-ci46
0は、図5AのLSB1(435a)の場合に対するgal-ci460aであ
る。ANDゲート540は、インタフェースB538と共に、2を法とする加算
のために本実施形態でXORゲートとして実装される加算ロジック装置534に
連結される。次に、XORゲート534出力は、MUX534に連結され、ビッ
トスライス504のガロア・フィードバック設定の場合にメモリ状態レジスタN
(i)526の状態として供給される。従って、多項値レジスタP(i)528
は、両方のフィードバック設定を有効化する。「i」の値は、LFSRにおける
ビットスライスのi番目の位置を意味する。
【0083】 ビットスライス504は、多くの順列を説明する広範な設定可能性に及ぶこと
ができるので、ビットスライスは、別々の順列に従って以下に説明される。フィ
ードバック設定メモリレジスタ527は、MUX532に連結され、フィボナッ
チ・フィードバック実施形態又はガロア・フィードバック実施形態に対して、各
々、インタフェースA536からの入力又はインタフェースB538からの入力
を選択的に連結する制御入力を供給する。
【0084】 特に、インタフェースA536は、フィボナッチ・フィードバックの実装に対
するLFSRにおけるビットスライス位置のいくつかのシナリオに従って、図4
Bの設定可能LFSR404の他の構成要素に連結される。フィボナッチ実装の
第1の場合(ケースF1)では、設定可能ビットスライス504は、LFSRグ
ループ内でより高位の、すなわち、より高いオーダーの(例えば、最下位LFS
Rではない)LFSRにおけるLSBである。従って、ケースF1では、インタ
フェースA536は、図4Bに示すように、例えばLFSR2(422)又はL
FSR3(423)又はLFSR4(424)であるLFSRに対して、各々、
例えばSI−A424a又はSI−B424b又はSI−C424cである選択
的インタフェースに連結されるであろう。フィボナッチ実装の第2の場合(ケー
スF2)では、設定可能ビットスライス504は、多重LFSRグループの最下
位LFSRにおけるLSBである。従って、ケースF2の場合、インタフェース
A536は、図4Bに示すように、「MUX」C430の出力fib-ci43
1aに連結されるであろう。フィボナッチ実装の第3の場合(ケースF3)では
、設定可能ビットスライス504は、LFSRグループ内の任意のLFSRにお
ける、図5Aで検討されたようなIB又はMSBである。従って、ケースF3に
対しては、インタフェースA536は、以前のビットスライスの出力に連結され
るであろう。すなわち、インタフェースA536は、この場合、スループットラ
インをメモリ状態レジスタN(i)526の中に直接供給する。例えば、図5A
のIB1(502)に対するケースF3は、ライン511上のLSB435a値
である入力A536を受信するであろう。図5Bにおいてビットスライスの観点
から説明されたように、より下位のビットスライスからの出力514は、より上
位のビットスライス上のA536上の入力として受信されるであろう。
【0085】 反対に、インタフェースB538は、ガロア・フィードバック実装のためのL
FSRにおけるビットスライス位置のシナリオに従って、図4C及び図4Dの設
定可能LFSR404の他の構成要素に連結される。ガロア実装に対する第1の
場合(ケースG1)、設定可能ビットスライス504は、LFSRグループ内の
より高いオーダー、すなわち、より高位の(例えば、最下位LFSRではない)
LFSRのためのLSBである。従って、ケースG1では、インタフェースB5
36は、図4C及び図4Dに示すように、例えばLFSR2(422)又はLF
SR3(423)又はLFSR4(424)であるLFSRに対して、各々、S
I−A424a又はSI−B424b又はSI−C424cである選択的インタ
フェースに連結されるであろう。ガロア実装の第2の場合(ケースG2)では、
設定可能ビットスライス504は、多重LFSRグループの最下位又は最低オー
ダーのLFSRのLSBである。従って、ケースG2に対しては、インタフェー
スB538は、XOR534と共に削除することができ、ANDゲート540の
出力をMUX532の中に直接連結されたままにする。ガロア実装の第3の場合
(ケースG3)、設定可能ビットスライス504は、LFSRグループ内の任意
のLFSRにおける、図5Aで検討されたIB又はMSBである。従って、ケー
スG3に対しては、インタフェース538は、以前のビットスライスの出力に連
結されるであろう。例えば、図5AのIB1(502)に対するケースG3は、
ライン511上のLSB435a値である入力A536を受信するであろう。図
5Bにおいてビットスライスの観点から説明したように、より下位のビットスラ
イスからの出力514は、より上位のビットスライス上のB538上の入力とし
て受信されるであろう。
【0086】 例えば図5AのLFSR435である設定可能な構成LFSRにおけるあらゆ
るビットスライスに対して、可変長ガロア実装を行うことができる。この場合、
状態レジスタは、設定可能構成LFSRの最上位端の方向にロードされる。短縮
長ガロア・フィードバックは、例えば図5AのLSB501であるLSBと、ガ
ロア・フィードバックに対するLFSRの目標とする長さに到達するのに必要な
任意の中間ビットスライスとを無効化するP(i)528の多項値ビットの値を
供給することによって実装される。反対に、LFSRが多項値レジスタを最下位
ビットに供給しない場合、LFSRは、LSBに対してフィードバックを無効化
することができず、従って、LFSRを事実上短縮する。
【0087】 ビットスライス504が設定可能である結果として、それは、多項値メモリレ
ジスタP(i)528に対するビット値を提供する例えば多項値ワードであるL
FSR多項値設定124gの入力を受信する。設定可能ビットスライスはまた、
MUX532のその後の制御のためにメモリレジスタ527に記憶されたLFS
Rフィードバック設定入力124cを受信する。従って、設定可能ビットスライ
ス504は、設定可能フィードバックとフィードバック実装とを有するビットス
ライスを提供する。その結果、設定可能ビット504は、現在及び将来の代表的
デジタルスペクトル拡散用途に及ぶ部類のコード発生機能に適合する装置を提供
する。
【0088】 ここで図5Cを参照すると、本発明の一実施形態によって2つの設定可能単一
ビットLFSRを連結する選択的相互接続のブロック図が示されている。図5C
は、例えば図4B〜図4Dの設定可能LFSR404の、例えばSI−A424
a、SI−B424b、及び、SI−C424cである任意の選択的相互接続に
応用するための例示的な設定可能相互接続を与える。本図に示された構成要素及
び入力は、例えば図4DのLFSR1(421)及びLFSR2(422)であ
る、2つの設定可能な構成LFSRを選択的に連結することができる選択的相互
接続424aを提供する。このようにして、本発明は、現在及び将来の代表的デ
ジタルスペクトル拡散用途に対して別々の長さ及び量のLFSRを使用する部類
のコード発生機能に適合する。
【0089】 選択的相互接続SI−A424aは、LFSRの異なるグループ化に対してフ
ィードバック順列を適合させるために、例えば図4Bの「MUX」D432であ
る選択的相互接続の出力を例えばライン431bから受信するために連結された
入力fib-ci541を有する「MUX」P550を含む。選択的相互接続S
I−A424aはまた、より下位のビットスライスの状態レジスタからの出力値
であるlfsr--prv542入力を含む。例えば、図5Bの設定可能ビット
スライス504が図4BのLFSR1(421)のMSBであった場合、lfs
--prv542は、設定可能ビットスライス504の出力ライン514に連
結されたであろう。start-loc426cのためのメモリブロックは、「
MUX」P550への制御入力がfib-ci541又はlfsr--prv5
42をインタフェースD537と選択的に連結することを可能にする、LFSR
セグメント長124fの入力設定を受信する。例えば、図5CのLFSRセグメ
ント長入力124fが、選択的相互接続がその2つのLFSRを連結すべきであ
ると示した場合、start-loc426cは、「MUX」P550がlfs
--prv542値をインタフェースC537に通すことを可能にするであろ
う低ロジック値、例えば「0」値を供給するであろう。インタフェースC537
は、LSB入力、例えば図5BのインタフェースA536に連結され、その場合
、ビットスライス504は、より高いオーダーのLFSR、例えば図4C又は図
4DのLFSR2(422)におけるLSBであろう。このシナリオは、図5B
で示されたケースF1の説明となる。
【0090】 選択的相互接続SI−A424aはまた、LFSRのガロア・フィードバック
設定に適応するためにANDゲート552を含む。ANDゲート552は、選択
的相互接続が、それが及んでいる2つのLFSRを連結しているかどうかを表示
する信号を受信するために連結された入力!start-loc543を含む。
選択的相互接続SI−A424aが2つのLFSRを連結するように命令されて
いる場合、ANDゲート552は、上述の通り、信号lfsr--prvを通過
するように有効化される。インタフェースD539は、例えば図5Bのインタフ
ェースA536であるLSB入力に連結され、その場合、ビットスライス504
は、図4Bの例えばLFSR2(422)であるより高いオーダーのLFSRに
おけるLSBであろう。このシナリオは、図5Bで示されたケースG1の説明と
なる。
【0091】 図5Cの本実施形態は、それ自体設定可能であるより高位のアセンブリ内で設
定可能であるサブコンポーネント装置を利用するが、本発明は、設定可能ないく
つかの構成要素に対して非設定可能なサブコンポーネントで置換することに良く
適合する。例えば、一実施形態においては、フィボナッチ・フィードバック又は
ガロア・フィードバック設定のいずれに対しても設定可能でない2つのLFSR
を選択的に連結するために、選択的相互接続424aは、「MUX」P550又
はANDゲート552だけを含むことができる。この手法はまた、ある与えられ
た用途に応用可能な時は、図2Aから図7Cの他の実施形態にも適用することが
できる。
【0092】 ここで図5Dを参照すると、本発明の一実施形態による設定可能二重ビット・
ビットスライスのブロック図が示されている。図5Dは、例えば図4Aの設定可
能LFSR404のLFSR410である任意のLFSRコード発生器に応用す
るための例示的な設定可能二重ビット・ビットスライスを与える。本図に示され
た構成要素及び入力は、LFSRが設定可能なフィードバックと設定可能な長さ
とを有することを可能にする図5Aのビットスライス501〜503(LFSR
410に用いられる時)として実装することができるビットスライス507を提
供する。このようにして、本発明は、現在及び将来の代表的デジタルスペクトル
拡散用途に及ぶ部類のコード発生機能に適合する。
【0093】 図5Dは、図5Cに示されたのと類似の多くの構成要素及び連結装置を有する
。明確化のために、本明細書では、図5Cと異なる図5Dの構成要素、連結装置
、及び、代替実施形態のみを説明することになる。それ以外は、図5Cで与えら
れた構成要素、連結装置、及び、代替形態の説明が本図に同様に適用される。
【0094】 ビットスライス507は二重ビット数値演算用であるから、入力及び出力ライ
ンは2ビット幅である。フィードバック設定571のような制御入力は、それで
も尚、単一ビットラインであることができる。同様に、例えば「MUX」Q56
4、乗算器562及び565、メモリ状態N(i)、及び、加算器557などの
装置は2ビットの能力を有することが理解できる。例えば、加算器557は、2
ビット(又は、Z4)数値演算を行うことができる。入力E566、F561、
及び、出力lfsr-n570、lfsr-nxp569、及び、lfsr-p5
68は、設定可能単一ビット・ビットスライスにおけるそれらの対応物と類似の
連結装置を有する。
【0095】 ここで図5Eを参照すると、本発明の一実施形態によって2つの設定可能な二
重ビットの構成LFSRを連結する選択的相互接続のブロック図が示されている
。図5Eは、図4AのLFSR410の多重設定可能構成二重ビットLFSRに
対する例示的な設定可能選択的相互接続を提供する。このようにして、本発明は
、現在及び将来の代表的デジタルスペクトル拡散用途に対して異なる長さ及び量
の二重ビットLFSRを使用する部類のコード発生機能に適合する。
【0096】 図5Eは、図5Cに示されたのと類似の多くの構成要素及び連結装置を有する
。明確化のために、本明細書では、図5Cと異なる図5Eの構成要素、連結装置
、及び、代替実施形態のみを説明することになる。それ以外は、図5Cで与えら
れた構成要素、連結装置、及び、代替形態の説明が同様に本図に適用される。
【0097】 ビットスライス505は二重ビット数値演算用であるから、入力及び出力ライ
ンは2ビット幅である。LFSRセグメント長24fによって提供されるsta
rt-loc設定574のような制御入力は、それでも尚、単一ビットラインで
あることができる。同様に、例えば「MUX」R580及びANDゲート582
のような装置は2ビットの能力を有することが理解できる。入力lfsr--
rv572、!start-loc573、及び、fib-ci576は、例えば
図5Cの設定可能単一ビット選択的相互接続におけるそれらの対応物と類似の連
結装置を有する。別の実施形態では、二重ビットLFSR、例えば図4AのLF
SR410は、より大きな複合LFSRを作るために結合することができる設定
可能な構成LFSRを有しておらず、従って、選択的相互接続SI−D505を
必要としないであろう。
【0098】 設定可能比較及びジャンプ回路 ここで図6を参照すると、本発明の一実施形態によるLFSRのための設定可
能な比較及びジャンプ回路のブロック図が示されている。図6は、例えば図4A
のLFSR404である設定可能LFSRコード発生器、又は、図3Bのグロー
バルコード発生器107で応用するための例示的な設定可能比較及びジャンプ回
路を与える。本図に示される設定可能な構成要素及び入力は、比較及びジャンプ
回路が現在及び将来の代表的デジタルスペクトル拡散用途に及ぶ比較及びジャン
プ機能を満足することを可能にする。
【0099】 LFSR626は、ジャンプ状態回路403の平衡をその上に実装することが
できるコンテキストを形成するように示されている。従って、LFSR626は
、図4B〜図4Dの設定可能LFSR404で使用される、例えばLFSR1(
421)、LFSR2(422)、LFSR3(423)、又は、LFSR4(
424)などの任意のLFSRであることができる。ジャンプ状態回路403の
ための本実施形態は単一ビットLFSR626用であるが、例えば図4AのLF
SR410などの二重ビットLFSRにも適合させることができ、図6に実装さ
れた二重ビット回路を形成するであろう。
【0100】 ジャンプ状態回路403は、両方が入力として「MUX」S616に連結され
るジャンプ状態1ワード614及びジャンプ状態2ワード612が存在するメモ
リブロック630を含む。メモリブロック630はまた、両方とも入力としてA
NDゲート604に連結される比較状態1(621)及びマスクワード1(62
4)と、両方とも入力としてANDゲート608に連結される比較状態2(62
2)及びマスク2(623)とを記憶する。ANDゲート604とANDゲート
608とは、それぞれ比較器A622と比較器B620とに連結される。比較器
A622及びB620は、両方とも目標LFSR626に連結され、そのレジス
タ状態を例えば並列方式で受信する。すなわち、比較器A622及びB620は
、各々、マスクワード1(624)とマスクワード2(621)の値を使用して
、LFSR626の状態のビット対ビット比較を行う。比較器A622は、比較
器がLFSR状態と比較状態1とが一致すると結論した場合、ジャンプ状態1(
614)が「MUX」S616を通過してLFSR626の中に入るように、O
Rゲート610と「MUX」S616とに連結された出力を有する。ORゲート
610は、比較器A622又は比較器B620のいずれかによってORゲートが
有効化された場合、LFSR626が「MUX」S616からのジャンプ状態を
受け入れることを可能にする出力を有する。
【0101】 ジャンプ状態回路403は、本実施形態における2つの潜在的に異なる比較値
に対する2つの並列比較演算を提供する。別の実施形態では、ただ1つの比較及
びジャンプ状態が実装される。ジャンプ状態回路403は、両方ともメモリ63
0に記憶することができる比較状態入力124gとジャンプ状態長さ124hと
を受信するように設定可能である。
【0102】 インタフェース ここで図7Aを参照すると、本発明の一実施形態によってコード発生器を出力
調整回路に連結するためのインタフェースのブロック図が示されている。図7A
は、図1Bに示すような設定可能複合コード発生器140と設定可能複合出力調
整ユニット150とを連結する例示的なインタフェースを与える。インタフェー
ス148は、基本的に、現在及び将来の代表的デジタルスペクトル拡散用途の広
範な部類に必要な全てのコードシーケンスの上位集合を提供する。このようにし
て、本実施形態は、説明された全ての用途に対するコード要求を満足するが、い
くつかのコードシーケンスは、インタフェース148を使用する単一用途には使
用されないことになる。
【0103】 インタフェース148は、入力バスA144a、バスB144b、及び、バス
C144cからコードシーケンス情報を並列で受信するように連結される。図1
BのバスA1(441)を表す入力ライン210aから210eは、ブロックA
702に連結される。同様に、入力ラインO/P4(444b)、O/P3(4
44a)、O/P2(446b)、及び、O/P1(446a)は、図1Bのバ
スB144bを表し、ブロックB704のメモリレジスタに連結される。最後に
、図1Bの設定可能グローバルコードインタフェース145からのバスC144
cを表す出力ライン位相1I210a及び位相1Q210bは、メモリブロック
C706に連結される。インタフェース148は、ブロックA702のようなコ
ードシーケンスの現在の状態、ブロックB704bの現在の状態704b、及び
、ブロックC706の現在の状態720を記憶できる多重メモリレジスタを含む
。インタフェース148はまた、選択コードシーケンスの遅延値を記憶する多重
メモリレジスタを含む。例えば、ブロックB704の第1の遅延704bは、バ
スB144bによってもたらされるコードシーケンスの単一の遅延値を記憶する
一方、ブロックC706の第1の遅延721、第2の遅延722、第3の遅延7
23、及び、第4の遅延724は、入力位相1I210aの遅延値を順次記憶す
る。バスD144dは、本実施形態において、示された全てのレジスタの値を複
合出力調整回路150に伝達するように並列に連結される。
【0104】 インタフェース148は、記憶された(又は、一時的にバッファに記憶された
)コードの特定の実施形態を形成するが、本発明は、広範囲の代替形態に良く適
合する。例えば、代替実施形態は、コードシーケンスをある程度記憶することが
でき、それらのコードシーケンスの遅延バージョンをある程度記憶することがで
きる。
【0105】 出力調整回路 ここで図7Bを参照すると、本発明の一実施形態によるチャンネルコードのた
めの設定可能出力調整回路のブロック図が示されている。図7Bは、図1Bの設
定可能複合出力調整ユニット150、及び、設定可能コード発生器システム11
4に応用するための例示的な出力調整回路を与える。本図に示される構成要素及
び入力は、現在及び将来の代表的デジタルスペクトル拡散用途に及ぶチャンネル
化コードシーケンスのための広範な種類の出力調整機能に適合する。
【0106】 設定可能チャンネル化コード調整回路152は、図2Bの例示的なマスク回路
と類似の多重マスク(又は、従属)回路730b〜733bを含み、図7Aのイ
ンタフェース(又は、主回路)148からの入力バスD144dと並列に連結さ
れる。従って、インタフェース148のレジスタの状態は、同時に及び並列にそ
れぞれのマスク回路730a〜733aにもたらされる。マスク回路730a〜
733aからの出力はバスE146を形成し、これはまた図1Bにも示されてい
る。マスク回路730a〜733aは、各々、例えば「MUX」Q730Bから
「MUX」T733bである多重選択的相互接続の1つと並列に連結される。各
MUXは、それ自体、メモリ内の多重マスクワードに連結される。
【0107】 マスクワードは、本実施形態において、多数の用途(又は、ユーザ)A及びB
のためのマルチチャンネル、例えばチャンネル1及び2に対する実数及び虚数領
域、例えば位相I及び位相Qに適応するように配置される。すなわち、例えばマ
スクワードA-i740aは、ユーザAに対するコードシーケンスを出力ライン
146a上のチャンネル1に同位相で発生させるためにマスク回路G730aに
供給されたマスクワードである。同様に、マスクワードA-i742aは、ユー
ザAに対するコードシーケンスを出力ライン146c上のチャンネル2に同位相
で発生させるためにマスク回路I732aに供給される。メモリ736の制御デ
ータは、適切な各MUXがそのそれぞれのマスク回路に、例えばA又はBである
適切なユーザに対するマスクワードを伝送することを可能にする。従って、「M
UX」Q730〜「MUX」T733がユーザAに対する制御入力を受信する場
合、マスクワード740a、741a、742a、及び、743aは、メモリ7
34から各々マスク回路730a〜733aに伝送される。同様に、「MUX」
Q730〜「MUX」T733がユーザBに対する制御入力を受信する場合、マ
スクワード740b、741b、742b、及び、743bは、メモリ734か
ら各々マスク回路730a〜733aに伝送される。このようにして、図1Aで
検討されたように、設定可能チャンネル化コード調整回路によって提供された計
算手段は、多重計算処理、例えばいくつかのマルチパス及び/又はマルチチャン
ネルに亘って時間分割される。
【0108】 マスクワードは、図7Aのインタフェース148から適切な種類のコードシー
ケンスとコードシーケンスの遅延バージョンとを選択的に選び、それらを図2B
で機能を検討したマスクを通じて組み合わせて出力を形成する制御情報を包含す
る。各ユーザ、チャンネル、及び/又は、位相条件に対する特定のマスクワード
は、図1Aの通信装置100a上で作動することが望ましい通信プロトコルに基
づいて、ユーザが特定することができる。
【0109】 設定可能チャンネル化コード調整回路152は設定可能なので、それは、図1
Aで説明された通信装置構成要素を通じて提供される、チャンネル化出力調整設
定情報132aを受信する。設定情報132aは、740a〜743a及び74
0b〜743bに対するマスクワード、及び、MUX703〜733を制御する
ための制御736に関する情報を含むことができる。従って、設定可能チャンネ
ル化コード調整回路152は、別々のチャンネル及びユーザに対する設定可能コ
ード出力を準備する。結果として、設定可能チャンネル化コード調整回路152
は、現在及び将来の代表的デジタルスペクトル拡散用途が使用する種類のコード
発生機能に適合する装置を提供する。
【0110】 ここで図7Cを参照すると、本発明の一実施形態による逆拡散シーケンスのた
めの設定可能出力調整回路のブロック図が示されている。図7Cは、図1Bの設
定可能複合出力調整ユニット150、及び、設定可能コード発生器システム11
4に応用することができる、逆拡散シーケンスのための例示的な出力調整回路を
与える。本図に示される構成要素及び入力は、現在及び将来の代表的デジタルス
ペクトル拡散用途に及ぶ広範な部類の逆拡散コードシーケンスのための出力調整
機能に適合する。
【0111】 設定可能非拡散コード調整回路154は、複数のマスク(又はスレイブ)回路
756及び766を含んでおり、マスク回路756及び766は図7Bの模範的
なマスク回路と同じで、並列に入力バスD144dと接続されており、入力バス
D144dは図7Aのインタフェース(又はマスター回路)148とも接続され
ている。従って、インタフェース148内のレジスタでの状態は、同時且つ並行
して各マスク回路756及び766に提供される。設定可能チャネル化出力調整
回路152が、ある実施例では、設定可能非拡散コード調整回路154とは全く
異なるコードシーケンスを利用していても、それらはなおインタフェース148
から同じ上位セットのコードシーケンスと接続されており、そこから所望のコー
ドシーケンスを選択的に選択することになる。マスク回路756及び766から
の出力はバスF147から出力され、バスF147は1Bにも示されている。
【0112】 マスク回路756及び766はそれぞれ、並列に、例えばMUXY754及び
MUXZ764のような多重選択相互接続の1つと接続されている。MUXY7
54はMUXU750及びMUXV752と接続されている。MUXU750及
びMUXV752は、チャネル選択メモリレジスタ758からの制御入力に従っ
て、それぞれユーザーA用及びユーザーB用の同相バージョンの位相1から6の
マスクワードにスイッチ切り替えを提供している。同様に、MUXZ764は、
MUXW760及びMUXX762と連結され、チャネル選択メモリレジスタ7
58からの制御入力に従って、それぞれユーザーA用及びユーザーB用の直交バ
ージョンの位相1から6のマスクワードに、スイッチ切り替えを提供している。
この方法では、ユーザーは、異なる位相に対してはマスクワードを構成すること
ができる。非拡散コードを計算するためのマスクワードに位相変化がなければ、
MUXU750への入力に対して、同じマスクワードを6つのレジスタ全て、例
えば751a―756aへロードすることができる。
【0113】 代わりに、例えばユーザーAの同相調整のような所与のプロセスに対して、例
えばマスクG756によって、非拡大コードを計算するためのマスクワードが2
値方式で変われば、MUXU750へのユーザーAの同相入力に対して、異なる
マスクワードを、レジスタに交互に、例えばレジスタ751a、753a、75
5aに1つのマスクワード、レジスタ752a、754a、756aにもう1つ
のマスクワードのように、交互にロードすることができる。このシーケンスは、
1つの拡散スペクトルを適用することによって指定することができる。次に、マ
スクワードが、チャネル選択入力758に従って、メモリ734からトップダウ
ンに線形方式で検索されると、両マスクワードは、交互にマスクG756へロー
ドされ、非拡散コード位相I線147bへの出力を作成することになる。例えば
マスクG756によって、非拡大コードを計算するためのマスクワードが三値方
式で変われば、最新の例が出現し、MUXU750へのユーザーAの同相入力に
対して、異なるマスクワードを、3つ目のレジスタ毎に、例えばレジスタ751
a、754aに1つのマスクワード、レジスタ752a、755aにもう1つの
マスクワード、レジスタ753a、756aに第3のマスクワードのように、ロ
ードすることができる。この技法は、MUXV752、MUXW760及びMU
XX762へのマスクワード入力にも適用できる。本発明は、限られた数のコー
ドシーケンス計算を実現するために、特定数のレジスタ及び選択的相互接続を利
用しているが、本発明は、所与のレベルの適用に対して多かれ少なかれ柔軟性を
実現するために、広汎な種類のメモリ装置及び選択的相互接続を利用するのに非
常に適している。
【0114】 プロセス 図8Aには、本発明のある実施例による、多数のマスク回路を使って複数のコ
ードシーケンスを生成するためのプロセスのフローチャートが示されている。フ
ローチャート8000は、本実施例では、模範的なブロック線図2A,2B,3
A,7B,7Cを使って実行されている。本発明は、本フローチャートの実施例
を使うことによって、1つのマスターコード回路からの多数のコードシーケンス
を同時に提供し、それによって広範囲の拡散スペクトル通信のアプリケーション
及びプロトコルに対応する方法を提供する。
【0115】 フローチャート8000は、ステップ8002で始まる。本実施例のステップ
8002では、複数のスレイブ回路における複数のマスクワードが受信される。
ステップ8002は、本実施例では、大域マスクワード2311及び大域マスク
ワード311のようなマスクワードをそれぞれマスクE310及びマスクF31
4で並行して受信することによって実行される。本発明は、どの様な数のマスク
回路とマスクワードの組み合わせであってもステップ8002を実行するのに非
常に適している。フローチャート8000は、ステップ8002に続いてステッ
プ8004へ進む。
【0116】 本実施例のステップ8004では、複数のスレイブ回路それぞれでのコード発
生器からの状態が、並列に受信される。ステップ8004は、図3Bの大域コー
ド発生器107からの図3Aの大域コードシーケンス入力128のような、マス
ターコード回路からのコードシーケンスを伝達することにより実行される。ある
実施例では、大域コード発生器からのコードシーケンスは、並行してバス305
経由でマスク回路へ送信される前に、図3Aのメモリバッファ306内に記憶さ
れる。しかし、別の実施例では、コードシーケンスは、マスクD209dを通し
てマスクA209aと直接通信するビットカウンタマスター回路202のような
マスクへ直接送られる。更に、本コード発生器は、図2Aのビットカウンタのよ
うなカウンタか、又は、図3Bの大域LFSR338のようなPNシーケンス発
生器などの何れのタイプのコード発生器でもよい。フローチャート8000は、
ステップ8004に続いてステップ8006へ進む。
【0117】 本実施例のステップ8006では、コード発生器からの状態は、それぞれのマ
スクワークに従って、複数のスレイブ回路それぞれの中で選択的に送信される。
ステップ8006は、ある実施例では、図2Bのマスク回路209aによって実
行される。マスク回路209aでは、ANDゲートと連結されているマスクビッ
トが、マスクへのデータ入力を送信できるようにする。このように、例えば、A
NDゲート256aと連結されているマスクビット254aは、ライン262a
でのマスクへのデータ入力を送信できるようにする。チャネルコードを生成する
のに多数のマスクが利用されている場合、マスクはビットカウンタと連結されて
いる。OVSFコードシーケンスは、所望の通信プロトコルに依っては、線形カ
ウンタからの値の組み合わせにより形成することもできる。フローチャート80
00は、ステップ8006に続いてステップ8008へ進む。
【0118】 本実施例のステップ8008では、照会が、1つの出力が所望されているかど
うかを判定する。1つの出力が所望されている場合は、フローチャート8000
はステップ8010へ進む。しかし、多数のマスク回路からの結果の並行出力が
所望されているような、1つの出力が所望されていない場合は、フローチャート
8000はステップ8014へ進む。
【0119】 本実施例のステップ8010では、選択的相互接続装置における複数のスレイ
ブ回路のそれぞれからの出力値が受信される。ステップ8010は、例えばスレ
イブ回路からの出力をマルチプレクサで受信することにより実行される。マルチ
プレクサは、多数の入力を受信し、1つの所望の出力だけを伝達することができ
る。フローチャート8000は、ステップ8010に続いてステップ8012へ
進む。
【0120】 本実施例のステップ8012では、選択的相互接続装置からの1つの出力値が
選択的に伝達される。ステップ8012は、ある実施例では、制御信号入力90
12aを受信することにより実行される。制御信号は、マルチプレクサで受信さ
れ、どの入力ラインを出力ラインと連結すべきかを示す。フローチャート800
0の1つの分岐は、ステップ8012の後で終了する。
【0121】 本実施例のステップ8014では、複数のメモリレジスタを有するインタフェ
ースにおける複数のスレイブ回路それぞれからの出力値が受信される。ステップ
8014は、ある実施例では、出力コードシーケンスを、図2AのラインA21
0a、B210b、C210c、D210d、E210e(又はバスA100a
)のような各マスクから、図7Aのインタフェース148のようなメモリレジス
タのインタフェースへ伝達することにより実行される。フローチャート8000
は、ステップ8014に続いてステップ8016へ進む。
【0122】 本実施例のステップ8016では、複数のスレイブ回路それぞれからの出力値
は、複数のメモリレジスタの内の1つに記憶される。ステップ8016は、本実
施例では、前記値を図7Aのインタフェース148内の所与のメモリレジスタ内
に記憶することにより実行される。ある実施例では、マスクからの所与のコード
シーケンス出力の複数の値は、図7Aの入力位相1I210aの第1から第4の
遅延721−724のようなインタフェース内に記憶される。フローチャート8
000は、ステップ8016に続いてステップ8018へ進む。
【0123】 本実施例のステップ8018では、複数のスレイブ回路それぞれの出力値は、
インタフェースからバス経由で並行して伝達される。ステップ8018は、ある
実施例では、インタフェース148内のレジスタの状態を、図7Bの出力調整回
路152のような次の回路へ伝達するバスD144dのような共通バスを提供す
ることにより実行される。フローチャート8000の1つの分岐は、ステップ8
018の後で終了する。
【0124】 次に、図8Bには、本発明の1つの実施例による、ガロアフィードバック構造
を有するLFSRの長さを選択的に変更するためのプロセスに関するフローチャ
ートが示されている。フローチャート8050は、本実施例では、代表的なブロ
ック線図2A及び5Bを使って実行される。本発明は、本フローチャートの実施
例を用いることにより、ガロアフィードバックコード発生器用のLFSRを短く
して、リソースを節約する方法を提供する。
【0125】 フローチャート8050はステップ8054で始まり、LFSRの初期状態が
受信される。ステップ8054は、ある実施例では、LFSRのビットレジスタ
へロードすることのできるメモリからワードを受信することにより実行される。
例えば、図4Aは、初期状態A402a及びB402bが記憶され、設定可能F
LSR404へ選択的に伝達されるメモリブロックを提供する。フローチャート
8050は、ステップ8054に続いてステップ8056へ進む。
【0126】 本実施例のステップ8056では、LFSRに関する初期状態は、LFSRの
最高累乗(又は有意)端に向けてロードされる。ステップ8056は、初期状態
をゼロでフォーマットして、利用されないLFSR内の最低有意ビットレジスタ
を満たすことにより実行される。例えば、マスター回路253が、N=8ビット
を有するガロアLFSRであり、7ビットのLFSRだけが必要な場合、適切な
多項式ビットが、使用されないビットを除外し、初期状態は、初期化状態をLF
SR内の有意ビットと正確に整列させるために、初期状態に対する7ビットに、
最低有意ビット位置にゼロを1つ加えた形となる。フローチャート8050は、
ステップ8056に続いてステップ8058へ進む。
【0127】 本実施例のステップ8058では、LFSRの最高累乗端に向けてマスクワー
ドがロードされる。マスク回路が短縮されたガロアLFSRと共に利用される場
合、マスクワードは、ステップ8056での初期化状態のフォーマット化及びア
プリケーションと同じ方式でフォーマットされ、マスク回路内にロードされる。
図3Aのある実施例では、ステップ8058は、本例では1つの使用されていな
いLFSRビットに対してゼロのオフセット値を有する、大域マスクワード23
11を提供することにより実行される。フローチャート8050は、ステップ8
058に続いてステップ8060へ進む。
【0128】 本実施例のステップ8060では、最高位のビットスライスの状態は、LFS
R内の他のビットスライスへ伝達される。図4のLFSR1421は、ある実施
例では実行ステップ8060を実行するために用いられる。特に、LFSR14
21内の最大有意ビットからの出力421は、バスA442a経由でLFSR内
のビットスライスのバランスへ伝達し戻される。フローチャート8050は、ス
テップ8060に続いてステップ8062へ進む。
【0129】 本実施例のステップ8062では、無効化多項式係数は、所望のLFSRオー
ダーを越えるLFSR内の低位ビットスライスで受信される。本実施例では、ガ
ロアLFSRの最低有意ビットが用いられない場合は、多項式係数を受信し、そ
のビットレジスタでのガロアフィードバック信号の受信を使用禁止とすることが
できる。ステップ8064は、図5Bの多項式ビットレジスタ528から代表的
なビットスライス504のANDAゲート540への使用可能信号により実行さ
れる。フローチャート8050は、ステップ8064の後で終了する。
【0130】 図8Cには、本発明のある実施例による、モジュール式LFSRを作動させる
ためのプロセスのフローチャートを示している。フローチャート8100は、本
実施例では、4Bから4Dの代表的なブロック線図と、図5Aから5Eを使って
実行される。本発明は、本フローチャートの実施例を用いることにより、非均一
デジタル拡散スペクトル通信アプリケーション及びプロトコルに必要な、変化す
るコード発生器長さに順応する設定可能な方法を提供する。
【0131】 本実施例のステップ8102では、選択的相互接続における制御入力は、ビッ
トスライスの第1グループをビットスライスの第2グループへ連結する。ステッ
プ8102は、図4Dの選択的相互接続A(SI−A)424aが、LFSRを
例えばLFSR2422のような隣接するLFSRに接続することによって延長
すべきかどうかを示すセグメント長メモリ426cから制御入力を受け取ること
により実行される。フローチャート8100は、ステップ8102に続いてステ
ップ8104へ進む。
【0132】 本実施例のステップ8104では、照会が、LFSRを延長するように所望さ
れているかどうかを判定する。LFSRを短縮するように所望さていれば、フロ
ーチャートはステップ8108へ進む。しかし、LFSRが短縮するように所望
さていなければ、フローチャート8100はステップ8106へ進む。ステップ
8104は、潜在的独立モジュール式LFSRの選択的相互接続可能性に順応す
るための論理を提供する。
【0133】 本実施例のステップ8106では、選択的相互接続により、第1グループ内の
最上位のビットスライスが、第2グループ内の最下位のビットスライスと分離さ
れる。ステップ8106は、選択的相互接続SI−A424aが、制御信号star
t_loc426c及び543に翻訳してそれぞれMUX550及びANDゲート5
52と選択的に相互接続するLFSRセグメント長124fの入力を受信するこ
とにより実行される。本発明は、二者択一論理装置及び二者択一制御方法論を用
いてLFSRを分離するのに非常に適している。フローチャート8100は、ス
テップ8106に続いてステップ8118へ進む。
【0134】 本実施例のステップ8118では、第1グループ及び第2グループからの出力
が、並行して伝達される。ステップ8118は、図4Bの設定可能LFSR40
4の全出力からの出力を伝達することにより実行される。例えば、O/P144
6a及びO/P2446bは、選択された構成長に関係なくLFSR404から
送信され、本発明では、図7Aの選択的相互接続148で受信される。後続の処
理ブロックは、選択的相互接続するために提供される出力が適用できない場合に
は、演繹的にその出力を選ばないよう構成される。この方式では、上位セットの
コードデータは、やはりインタフェース148に提供されるが、制御論理は、所
与のアプリケーションに対してどのコードデータが利用可能であるかを示す。フ
ローチャートは、ステップ8118の後で終了する。
【0135】 ステップ8104でLFSRの延長が所望されている場合、ステップ8108
が現れる。本実施例のステップ8108では、第1グループの最上位のビットス
ライスは、第2グループの最下位のビットスライスと選択的相互接続で連結され
る。ステップ8108は、相補方式のステップ8106で実行される。従って、
ステップ8106の制御論理は選択的相互接続を使用禁止とするが、ステップ8
108に用いられる制御論理は選択的相互接続を使用可能にする。フローチャー
ト8100は、ステップ8108に続いてステップ8110へ進む。
【0136】 本実施例のステップ8110では、フィボナッチフィードバックが所望されて
いるかどうか照会される。フィボナッチフィードバックが所望されていれば、フ
ローチャート8100はステップ8114へ進む。フィボナッチフィードバック
が所望されていなければ、フローチャート8100はステップ8112へ進む。
【0137】 ステップ8110でフィボナッチフィードバックが所望されていなければ、ス
テップ8112が現れる。本実施例のステップ8112では、第2グループ内の
最上位のビットスライスのガロアフィードバックの状態が、第1グループの全ビ
ットスライスに伝達される。ステップ8112は、図5Bの設定可能ビットスラ
イス504又は図5Dのビットスライス507でLFSRフィードバック構成入
力124cを受信することにより実行される。入力124cは、MUX532の
ような選択的相互接続を制御し、所望のフィードバック値を送る。フローチャー
ト8100は、ステップ8112に続いてステップ8118へ進む。
【0138】 本実施例のステップ8114では、ビットスライスの第2グループからのフィ
ードバック状態をビットスライスの第1グループからのフィードバック状態に加
えることにより、複合フィボナッチフィードバックの状態が計算される。ステッ
プ8114は、本実施例では、図4Bのフィボナッチフィードバック回路438
と交信することにより実行される。LFSRセグメント長124fの入力は、図
4Bで論じられているように適切なMUXを駆動するメモリバッファ426a内
に記憶するため、制御データを提供する。フローチャート8100は、ステップ
8114に続いてステップ8116へ進む。
【0139】 本実施例のステップ8116では、複合フィボナッチフィードバック状態は、
ビットスライスの第1グループの最下位のビットスライスへ伝達される。ステッ
プ8116は、図4BのLFSR1421のLSBに対してbyfib_ci ライン4
31aのようなフィードバック値を受信することにより実行される。ステップ8
116は、更に、図5Bの設定可能ビットスライス504又は図5Dのビットス
ライス507でLFSR1フィードバック構成入力124cを受信することによ
り、より離散的レベルで実行される。入力124cは、MUX532のような選
択的相互接続を制御し、所望のフィードバック値を送る。フローチャート810
0は、先に述べたようにステップ8116に続いてステップ8118へ進む。
【0140】 図8Dには、本発明のある実施例による、LFSRのビットスライスにフィー
ドバック構成を選択的に実行するためのプロセスのフローチャートが示されてい
る。フローチャート8150は、本実施例では、2A、2B、3A、7B、7C
の代表的なブロック線図を使って実行される。本発明は、本フローチャートの実
施例を用いることにより、様々な拡散スペクトル通信アプリケーション及びプロ
トコルの間に存在する逆のフィードバック要件に順応する構成方法を提供する。
【0141】 本実施例のステップ8152では、LFSRの第1フィードバック構成への第
1入力状態が、ビットスライスで受信される。ステップ8152は、本実施例で
は、設定可能ビットスライスにおけるガロア状態のような第1状態を、図5Bの
XOR534及びその後インタフェースB538によって、選択的相互接続MU
X532で受信することにより実行される。フローチャート8150は、ステッ
プ8152に続いてステップ8154へ進む。
【0142】 本実施例のステップ8154では、LFSRの第2フィードバック構成への第
2入力状態が、ビットスライスで受信される。ステップ8154は、本実施例で
は、設定可能ビットスライスでのフィボナッチ状態のような第2状態を、図5B
のインタフェースA536経由で、選択的相互接続MUX532において受信す
ることにより実行される。フローチャート8150は、ステップ8154に続い
てステップ8156へ進む。
【0143】 本実施例のステップ8156では、制御信号が選択的相互接続で受信される。
ステップ8156は、図5BのLFSRフィードバック構成124cの入力を受
信し、フィードバック構成527用の制御信号としてメモリ内に記憶することに
より実行される。選択的相互接続MUX532は、フィードバック構成メモリ5
27からこの制御信号を受信するために連結され、これによりMUX532を通
して適切なフィードバック状態が送信可能となる。フローチャート8150は、
ステップ8156に続いてステップ8158へ進む。
【0144】 本実施例のステップ8158では、照会が、制御信号はガロアのような第1フ
ィードバック構成に対するものであるどうかを判定する。制御信号がガロアフィ
ードバック構成を示している場合、フローチャート8100はステップ8162
へ進む。しかし、制御信号がガロアフィードバック構成を示していない場合、フ
ローチャート8100はステップ8160へ進む。
【0145】 本実施例のステップ8160では、第2入力状態は、ビットスライスの現在の
状態用のメモリレジスタと連結される。ステップ8160は、本実施例では、図
5Bに示すように、フィボナッチ状態のような第2状態を、選択的相互接続MU
X532経由で状態レジスタN(i)526へ送信することにより実行される。
フローチャート8150は、ステップ8160に続きステップ8166へ進む。
【0146】 ステップ8158で制御信号がガロアフィードバックを示していない場合、ス
テップ8162が現れる。本実施例のステップ8162では、第1入力状態はビ
ットスライスの現在の状態用のメモリレジスタと連結される。ステップ8162
は、本実施例では、図5Bに示すように、ガロア状態のような第1状態を、選択
的相互接続MUX532経由で状態レジスタN(i)526へ送信することによ
り実行される。フローチャート8150は、ステップ8162に続いてステップ
8164へ進む。
【0147】 本実施例のステップ8164では、第1フィードバック状態は、ビットスライ
スで受信される。ステップ8164は、図4Dに示すように、LFSR1421
に対して、例えばバスA442a経由で第1フィードバックを受信することによ
り実行される。更にステップ8164は、図5Bに示すように、バスAからガロ
アフィードバックを、所与のビットスライスの入力gal ci460で、より離散
的に受信することにより実行される。フローチャート8150は、ステップ81
64に続いてステップ8166へ進む。
【0148】 本実施例のステップ8166では、照会が、多項式状態は使用可能かどうかを
判定する。多項式状態が使用可能であれば、フローチャート8100はステップ
8168へ進む。しかし、多項式状態が使用禁止であれば、フローチャート81
00はステップ8170へ進む。
【0149】 本実施例のステップ8168では、フィードバックは使用可能である。ステッ
プ8168は、本実施例では、LFSR多項式入力124gを、図5Bの設定可
能ビットスライス504で受信することにより実行される。続いて、多項式レジ
スタP(i)528は、制御信号を選択的相互接続ANDA540へ送り、ガロ
アフィードバック構成用のgal ci460ラインに対し、ビットスライス504
へフィードバックできるようにする。同時に、多項式レジスタP(i)528は
、制御信号を選択的相互接続ANDB530へ送り、フィボナッチフィードバッ
ク構成に対し1fsr nxt469ライン経由で、ビットスライス504からのフィ
ードバックができるようにする。
【0150】 本実施例のステップ8170では、フィードバックは使用禁止である。ステッ
プ8170は、本実施例では、逆の方法で実行される。つまり、図5Bの多項式
レジスタP(i)528は、使用可能にする信号を選択的相互接続に送らない。
その結果、フィードバックは使用禁止となる。
【0151】 図8Eには、本発明のある実施例による、LFSRへ状態を選択的にロードす
るためのプロセスのフローチャートを示している。フローチャート8200は、
本発明では、図4A及び図3Bのコード発生器に適用されている図6の設定可能
ジャンプ状態回路の代表的なブロック図を使って実行される。本発明は、本フロ
ーチャートの実施例を用いることにより、広範囲の拡散スペクトル通信のアプリ
ケーション及びプロトコルに順応するために必要な、LFSRにおける状態リセ
ット又は状態ジャンプに順応する方法を提供する。
【0152】 本実施例のステップ8202では、LFSRの状態は、第1比較器及び第2比
較器で並行して受信される。ステップ8202は、本実施例では、代表的なLF
SR626からの状態を、図6の比較器A622及び比較器B620で受信する
ことにより実行される。別の実施例では、1つの比較及びジャンプ状態だけが用
いられる。フローチャート8200は、ステップ8202に続いてステップ82
04へ進む。
【0153】 本実施例のステップ8204では、第1比較状態は第1比較器で受信され、第
2比較状態は第2比較器で並行して受信される。ステップ8204は、図6に示
すように、比較器A622がメモリ630から比較状態1の621を受信するこ
とにより実行される。同様に、ステップ8204は、比較器B620がメモリ6
30から比較状態2の622を受信することにより実行される。フローチャート
8200は、ステップ8204に続いてステップ8206へ進む。
【0154】 本実施例のステップ8206では、照会が、LFSRの状態が第1又は第2比
較状態と一致するかどうかを判定する。ステップ8206は、比較器A622及
びB620が先のステップで受信された2つのシーケンスに関してビット単位の
比較を行うことにより実行される。LFSR状態が第1及び第2状態と一致しな
い場合、フローチャート8200はステップ8202へ戻る。LFSR状態が第
1状態又は第2状態と一致する場合、フローチャート8200はステップ820
8へ進む。
【0155】 ステップ8206でLFSRの状態が第1比較状態又は第2比較状態のどちら
かと一致する場合、ステップ8208が現れる。本実施例のステップ8208で
は、ジャンプ状態を受け入れるため使用可能信号がLFSRに送信される。ステ
ップ8208は、比較器A622又は比較器B620が、使用可能信号をLFS
R626へ提供してMUXS616経由で提供されるジャンプ状態を受け入れる
ORゲート610へ使用可能信号を提供することにより実行される。フローチャ
ート8200は、ステップ8208に続いてステップ8210へ進む。
【0156】 本実施例のステップ8210では、照会が、第1比較状態がLFSR状態と一
致する状態であるかどうかを判定する。第1比較状態がLFSR状態と一致する
場合、フローチャート8200はステップ8212へ進む。しかし、第1比較状
態がLFSR状態と一致しない場合、フローチャート8200はステップ821
4へ進む。フローチャート8200は、ステップ8210に続いてステップ82
12又は8214へ進む。
【0157】 本実施例のステップ8212では、選択的相互接続は使用可能であり、第1ジ
ャンプ状態をメモリからLFSRへ送ることができる。ステップ8212及び8
214は、論理を提供して、LFSR状態との比較にどの比較状態が適している
かを決定する。ステップ8212は、本実施例では、状態1をMUXS616と
比較するために、制御信号出力を比較器A622から提供することにより実行さ
れる。続いて、使用可能入力が、ジャンプ状態1の614をメモリからMUXS
616を通してLFSR626へ送信できるようにするよう、MUXS616に
バイアスが掛けられる。
【0158】 本実施例のステップ8214では、選択的相互接続は、第2ジャンプ状態をメ
モリからLFSRへ送るため使用可能となる。ステップ8214は、ステップ8
212に提供される方式とは逆の方式で実行される。即ち、使用可能信号がCO
MPARATOR/A622によりMUXS616へ提供されなくても、LFS
R626はXOR610により使用可能であり、従って、MUXS616はメモ
リ630からLFSR626へのジャンプ状態2の612の送信に関してデフォ
ルトとなる。フローチャート8100は、ステップ8214に続いて終了する。
【0159】 図8Fには、本発明のある実施例による、多数の独立したコードシーケンスを
同時に生成するためのプロセスのフローチャートが示されている。フローチャー
ト8300は、本実施例では、図1Bの代表的なコード発生器システムと、図2
A、2B、3A、3B及び図4Aから4Dの様々なコード発生器構成要素の線図
を使って実行される。本発明は、本フローチャートの実施例を用いることによっ
て、広範囲の拡散スペクトル通信のアプリケーション及びプロトコルが適用でき
るように、所望のコードシーケンスを生成し、上位セットのコードシーケンスを
提供するために、コード発生器を構成する方法を提供する。
【0160】 フローチャート8300はステップ8302で始まり、照会が、コード速度が
修正されるかどうかを判定する。ステップ8302が実行される。コード速度が
修正を必要とする場合、フローチャート8300はステップ8304へ進む。し
かし、コード速度が修正を必要としない場合、フローチャート8300はステッ
プ8308へ進む。フローチャート8300は、ステップ8302に続いてステ
ップ8306へ進む。
【0161】 ステップ8304では、コード発生器システムのクロック速度は、局所コント
ローラによってスケーリングされる。ステップ8304は、図1Bのコード発生
器システム114aに供給される入力クロック123を、局所コントローラ12
1でスケーリングすることにより実行される。別の実施例では、コード速度は、
図3Bの可変LFSR速度ブロック348を用いることによって調整される。特
に、可変LFSR速度ブロック348は、カウンタを使ってクロックサイクルを
スケーリングし、その値を所望のスキップ速度と比較し、一致した場合はLFS
R338がコード値を作り出せるようにする。この後者の実施例は、コード速度
を、red7ucignのような最大利用可能コード速度から低減し、N番目のクロック
サイクル毎にLFSRを使用可能にして1/Nの速度とするのに有用である。フ
ローチャート8300は、ステップ8304に続きステップ8306へ進む。
【0162】 本実施例のステップ8306では、フィードバック構成入力8306aに基づ
いてビットスライスフィードバックが構成される。ステップ8306は、本実施
例では、ユーザー又はアプリケーションにより指示される、図5Bの設定可能ビ
ットスライス504へのフィードバック構成入力124cを受信することにより
実行される。フィードバック構成は、メモリ527に記憶され、続いてMUX5
32のような選択的相互接続に提供され、MUX532は、インタフェースB5
38のような適切なインタフェースをXOR534でインタフェースA536と
連結する。ステップ8306は、説明されているある実施例では、代表的なフロ
ーチャート8150に記載されているように実行される。フローチャート830
0は、ステップ8306に続いてステップ8308へ進む。
【0163】 本実施例のステップ8308ではモジュール式LFSRの長さが構成される。
ステップ8308は、代表的なフローチャート8100により実行される。フロ
ーチャート8300は、ステップ8308に続いてステップ8310へ進む。
【0164】 本実施例のステップ8310では、多数のコード発生器からの多数のコードシ
ーケンスが生成される。ステップ8310は、本実施例では、図1Bに示すチャ
ネル化コード発生器141、局所LFSRコード発生器143及び大域インタフ
ェース145のような多数のコード発生器を並行して提供することにより実行さ
れる。ステップ8310のもう1つの実施形態が図4Aに提示されており、多数
の独立(又はモジュール式)LFSRが互いに直列に選択的に接続されている。
最後に、多数のコードシーケンスは又、図2Aのチャネルコード発生器141及
び図3Aの大域コードインタフェース145のような複数の種類の所与のコード
シーケンスを生成するマスク回路を使用することにより生成される。これらの多
数のコード出力は、直交変動拡散要因コード(OVSF)出力8310a及びL
FSR8310bとして示されている。フローチャート8300は、ステップ8
310に続いてステップ8312へ進む。
【0165】 本実施例のステップ8312では、照会が、比較及びジャンプオペレーション
が所望されているかどうかを判定する。所与のコード発生器に対し比較及びジャ
ンプ状態操作が所望されている場合、フローチャート8300は、ステップ83
14へ進む。しかし、所与のコード発生器に対し比較及びジャンプ状態オペレー
ションが所望されていない場合、フローチャート8300は、ステップ8316
へ進む。
【0166】 本実施例のステップ8314では、ジャンプ状態のオペレーションが実行され
る。比較及びジャンプオペレーションを実行する代表的な方法は、フローチャー
ト8200で提供されている。
【0167】 本実施例のステップ8316では、照会が、コードオフセットが必要かどうか
を判定する。所定のコード発生器からコードオフセットが所望されている場合、
フローチャート8300はステップ8218へ進む。しかし、所定のコード発生
器からコードオフセットが所望されていない場合、フローチャート8300はス
テップ8320へ進む。フローチャート8300は、ステップ8316に続いて
ステップ8318へ進む。
【0168】 本実施例のステップ8318では、オフセットコードシーケンスは、マスク回
路及びマスクワード入力8318aを使って生成される。マスクワードは、ユー
ザーが演繹的に決定し、通信装置へロードすることができる。ステップ8318
は、代表的なフローチャート8000により実行される。フローチャート830
0は、ステップ8318に続いてステップ8320へ進む。
【0169】 本実施例のステップ8320では、同期化基準に有用な大域コードシーケンス
が受信される。ステップ8320は、図1Aの大域コード発生器107によって
大域コードシーケンスを生成することにより実行され、大域コード発生器107
は図3Bに示す代表的構成要素を有している。後続の予備ステップは、図3Aの
大域コードインタフェース145経由で、大域コードを局所コード発生器システ
ムにインタフェースするようになっている。図1Aに示すように、大域コードシ
ーケンスは、基準状態を決定するのに有用な値と、通信装置100a内の異なる
モデムプロセッサ面108a―108nに対するコードオフセットとを提供する
ことができる。フローチャート8300は、ステップ8320に続いてステップ
8322へ進む。
【0170】 本実施例のステップ8322では、並列コードシーケンスが、多数のコード発
生器及びマスク回路から共通のインタフェースへ伝達される。ステップ8322
は、本実施例では、図1Bに示すように、チャネルコード発生器141、局所L
FSRコード発生器143及び大域コードインタフェース145により生成され
るコードシーケンスをインタフェース148へ伝達するために並列配置されてい
る複数のバスA144a、B144b、C144cにより実行される。フローチ
ャート8300は、ステップ8322に続いてステップ8324へ進む。
【0171】 本実施例のステップ8324では、共通のインタフェース内のコードシーケン
スの状態が記憶される。ステップ8324は、図7Aのインタフェース148内
に示されているメモリレジスタにより実行される。本実施例では、コードシーケ
ンスの短い時間範囲だけが記憶されることに注意されたい。例えば、殆どのコー
ドシーケンスは、1周期記憶されるだけであり、例えば、ブロックA702はコ
ードシーケンスの遅延版を記憶するためのレジスタを有していない。対照的に、
フェーズ1Iの210aのコードシーケンスは、現在の状態及び以前の4つの状
態を記憶するために、4つの遅延レジスタを有している。遅延がない場合、状態
は上書きされ、遅延版が指示される場合、状態が隣接するレジスタへ移される。
フローチャート8300は、ステップ8324の後で終了する。
【0172】 図8Hには、本発明のある実施例による、多数のコードシーケンスを調整回路
内で調整するためのプロセスのフローチャートを示している。フローチャート8
350は、所与の通信プロトコルにとって適切な方法でフローチャート8300
内に生成されたコードを利用することによって、フローチャート8300を拡張
している。フローチャート8350は、本実施例では、図7B及び図7Cに示す
代表的なブロック線図を使って実行される。本発明は、本フローチャートの実施
例を用いることによって、広範囲の拡散スペクトル通信のアプリケーション及び
プロトコルに関して望まれることを満たすようユーザーによって決定されるよう
に、基本のコードシーケンスを広範囲な構成内で、賢く選択し、組み合わせる方
法を提供する。
【0173】 本実施例のステップ8352では、多数のコードシーケンスがマスク回路で並
列に受信される。ステップ8352は、図7Aのインタフェース148内に記憶
されている全範囲のコードシーケンスを、共通バスD144d経由で図7Bのマ
スクG730a−733a及び図7Cのマスク756、766で受信することに
より実行される。この方法では、全てのマスクが、インタフェース148内に記
憶されている基本コードシーケンスの上位セット全体を、たとえ所望の調整回路
がそれらを必要としなくても、受信する。従って、マスクは、その後のコード選
択及び組み合わせに関して、可能性のある多くの組み合わせと順列を有する。別
の実施例では、予定されているマスクの機能に基づいて、限定されたレジスタの
セットがマスクに提供される。フローチャート8350は、ステップ8352に
続いてステップ8354へ進む。
【0174】 本実施例のステップ8354では、照会が、時間のスライスが所望されている
どうかを判定する。時間のスライスが所望されている場合、フローチャート83
50はステップ8356へ進む。しかし、時間のスライスが所望されていない場
合、フローチャート8350はステップ8358までスキップする。
【0175】 コード生成システムに時間のスライスが所望されている場合、ステップ835
6が現れる。本実施例のステップ8356では、適切なマスクワードを送る制御
信号が選択的相互接続で受信される。この方法では、CGS114aのような個
々の計算構成要素のリソースは、例えばユーザー入力9356a及びコード入力
9356bとして、例えば、幾つかの複数の経路及び/又は複数のチャネルのよ
うな複数の計算プロセスに亘って時分割することができる。ステップ8356は
、A又はBのような適当なユーザーがマスク回路730a−733aまで各MU
Xを通過できるようにするため、制御736がMUX730b−733bに対し
て制御を提供するチャネル化調整回路152内で実行される。ステップ8354
は、既に援用されている、Subramanian他による「マルチスレッド型信号処理の
ための改良された装置及び方法」と題する特許に記載されているように実行され
る。フローチャート8350は、ステップ8356に続いてステップ8358へ
進む。
【0176】 本実施例のステップ8358では、マスクワードはマスク回路で受信される。
ステップ8358は、図7Bに例示するように、適切なマスクワードをメモリ7
34からその各マスクへ伝達することにより実行される。フローチャート835
0は、ステップ8358に続いてステップ8360へ進む。
【0177】 本実施例のステップ8360では、多数のコードシーケンスが、マスク回路の
マスクワード制御に従って処理される。ステップ8360は、図2Bのマスク構
成要素で記載したように実行される。マスクは、コード発生器回路の状態の選択
的な追加に利用することができるが、基本的且つ広汎に変化するコードシーケン
スの状態の上位セットの選択的組み合わせにも有用である。フローチャート83
50は、ステップ8360に続いてステップ8362へ進む。
【0178】 本実施例のステップ8362では、マスクからの修正済みのコードシーケンス
が出力される。ステップ8362は、マスクオペレーションの結果を入力コード
シーケンス上で伝達することにより実行される。従って、本発明は、無線コード
分割多重アクセス拡散スペクトルチャネル化コード及び本発明を使う非拡散コー
ドに適用できる。しかも本発明は設定可能性に優れているので、現在使われてい
る広範囲なスペクトルアプリケーションばかりでなく、将来のまだ規定されてい
ないスペクトルアプリケーション及びプロトコルにも適用可能である。
【0179】 本実施例ではフローチャート8000、8050、8100、8150、82
00、8250、8300、8350をデジタル無線通信システムに適用してい
るが、本発明は、どの様なタイプのアプリケーションに対するどの様な電子装置
にも適用できる。本発明は、本実施例に記述されている無線通信システム内で、
移動体ユニット、ベースステーション及びテストプラットフォームに適用可能で
ある。
【0180】 本実施例のフローチャート8000、8050、8100、8150、820
0、8250、8300、8350は、特定のシーケンスと多数のステップを示
しているが、本発明はこれ以外の実施形態にも適している。例えば、本発明に、
上記フローチャートに述べた全ステップが必要なわけではない。同様に、アプリ
ケーション次第で、別のステップを省略してもよい。これと逆に、本発明は、ア
プリケーションが必要とするか、又はプロセス内の順列にとって望ましければ、
提示したステップに、追加のステップを組み込むのにも非常に適している。
【0181】 最後であるが、フローチャート8000、8050、8100、8150、8
200、8250、8300、8350のシーケンスは、アプリケーション次第
で修正することができる。従って、本フローチャートは、1つの連続したプロセ
スとして示されているが、連続又は並行するプロセスとして実行することもでき
る。本フローチャートは、例えば、装置100aのような通信装置内で、図1A
のプロセッサ106a−106nのような多重ベースバンドプロセッサプレーン
内の、図1Aのモデムプロセッサプレーン108a−108nのような多重ハー
ドウェアプレーンに対して、繰り返すこともできる旨理解されたい。
【0182】 フローチャート8000、8050、8100、8150、8200、825
0、8300、8350のステップに関する多くの指示や、ステップからのデー
タの入出力は、図1Aのシステムメモリ120及びプロセッサ130か、又は、
図1Bの局所メモリ122及び局所コントローラー121のようなメモリ及びプ
ロセッサハードウェア構成要素を利用する。本実施例のフローチャートのステッ
プを実行するのに用いられるメモリ記憶装置は、読み取り専用メモリ(ROM)
のような永久メモリでもよいし、ランダムアクセスメモリ(RAM)のような一
時的メモリでもよい。メモリ記憶装置は、CDROM又はフラッシュメモリなど
のプログラム指示を保有することができるどの様なタイプのメモリ記憶装置でも
よい。同様に、フローチャートのステップを実行するのに用いられるプロセッサ
は、専用のコントローラか、現在あるシステムプロセッサか、又はステップの型
式に適切な専用デジタル信号プロセッサ(DPS)であってもよい。代わりに、
指示は、幾つかの状態マシンを使って実行してもよい。
【0183】 例えばプロセスのような詳細な説明の幾つかの部分は、手順、論理ブロック、
プロセッシング、及び、その他の、コンピュータ又はデジタルシステムメモリ内
のデータビット又は通信装置内の信号に関するオペレーションの象徴的な表現で
ある用語で表されている。これらの記述及び表現は、それらの作用の実体を他の
当業者に最も有効に伝えるために、デジタル通信技術の当業者によって用いられ
ている手段である。手順、論理ブロック、プロセスなどが本明細書に記載されて
おり、一般的に、ステップの自己整合シーケンスであるか、又は所望の結果に至
るための指示であると考えられるものである。本ステップは、物理的な量の物理
的な操作を必要とするステップである。通常は、これらの物理的操作は、必ずと
いうわけではないが、通信装置又はプロセッサ内で記憶、送信、組合せ、比較、
及び他の操作が可能である電気又は磁気信号の形を取る。これらの信号は、利便
性という理由から、そして共通に利用するため、ビット、値、要素、シンボル、
特性、用語、数、又は何か本発明に関するその他のもの、と呼ばれる。
【0184】 しかし、これらの用語は全て、物理的操作及び量に言及するものとして解され
るものであり、更に、当該技術分野で一般的に用いられる用語という観点で解釈
される単なる便利なラベルである。後に続く議論から明らかとなるように特定的
に述べられていない限り、本発明の議論を通して「受信する」「連結する」「使
用可能とする」「送信する」「提供する」「繰り返す」「生成する」「伝達する
」「スケーリングする」「構成する」「ロードする」「短縮する」「送信する」
「選択する」「組み合わせる」「記憶する」「分解する」「実行する」「同期化
する」「デマックスする」「送信する」「組み合わせる」「フォーマットする」
「アセンブリする」等の用語は、データを操作し、送信する通信装置又は同様の
電子計算装置の行為及びプロセスを表現しているものと理解されたい。データは
、通信装置構成要素又はコンピューターシステムのレジスタ及びメモリ内で物理
的(電子的)量として表され、通信装置構成要素か、コンピューターシステムの
メモリ又はレジスタか、或いは、情報記憶、送信又はディスプレイ装置のような
別の装置内で、同様に物理的量として表される他のデータに変換される。
【0185】 以上、ここに記載した実施例に基づいて、本発明を、無線通信分野におけるプ
ロトコルの非均一性及びコードシーケンスの急増に関する限界を克服する方法及
び装置を提供するために示してきた。特に、詳細な説明では、新しく未定義のコ
ード基準に適応するために、本発明が、従来のコード発生器の限界を如何に克服
するかを示している。更に、本発明は、一定の速度でしかコードを発生しないと
いう限界を克服する。最後に、本発明は、シーケンスの始点に到達するためにコ
ードシーケンス全体を通して連続的に索引を付けるという限界を克服する。
【0186】 本発明の特定の実施例に関する上記記述は、分かり易く説明するために示した
ものである。これは、本発明を、網羅し、又は開示した形態だけに限定すること
を意図してはおらず、上記教示に鑑み、多種多様な変更及び修正を加え得ること
は明らかである。本実施例は、本発明の原理とその実用的な用途を上手に説明し
て、当業者が、本発明及び考えられる特定の利用に適する様々な修正を加えた各
種実施形態を最善に活用できるように、選択し、記述したものである。本発明の
範囲は、上記請求の範囲に述べる事項及びそれと等価なものによって定義される
ものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 本発明の一実施形態による設定可能コード発生器を有する電子通信装置のブロ
ック図である。
【図1B】 本発明の一実施形態による設定可能コード発生器システムのブロック図である
【図2A】 本発明の一実施形態による設定可能チャンネルコード発生器のブロック図であ
る。
【図2B】 本発明の一実施形態による設定可能チャンネルコード発生器のマスク回路部分
のブロック図である。
【図3A】 本発明の一実施形態による、グローバルコードシーケンスのための設定可能イ
ンタフェースのブロック図である。
【図3B】 本発明の一実施形態による設定可能グローバルコード発生器のブロック図であ
る。
【図4A】 本発明の一実施形態による設定可能ローカルLFSR(線形フィードバックシ
フトレジスタ)コード発生器のブロック図である。
【図4B】 本発明の一実施形態による設定可能単一ビットLFSRのフィボナッチ・フィ
ードバック回路部分のブロック図である。
【図4C】 本発明の一実施形態による設定可能単一ビットLFSRのガロア・フィードバ
ック回路部分のブロック図である。
【図4D】 本発明の一実施形態による設定可能単一ビットLFSRの代替ガロア・フィー
ドバック回路部分のブロック図である。
【図5A】 本発明の一実施形態による設定可能設定LFSRにおける多重ビットスライス
の配置を示すブロック図である。
【図5B】 本発明の一実施形態による設定可能単一ビット・ビットスライスのブロック図
である。
【図5C】 本発明の一実施形態による2つの設定可能単一ビットLFSRを連結する選択
的相互連結を示すブロック図である。
【図5D】 本発明の一実施形態による設定可能二重ビット・ビットスライスのブロック図
である。
【図5E】 本発明の一実施形態による2つの設定可能二重ビットLFSRを連結する選択
的相互連結を示すブロック図である。
【図6A】 本発明の一実施形態によるLFSRの設定可能比較及びジャンプ回路のブロッ
ク図である。
【図7A】 本発明の一実施形態によりコード発生器を出力調整回路に連結するインタフェ
ースのブロック図である。
【図7B】 本発明の一実施形態によるチャンネルコードのための設定可能出力調整回路の
ブロック図である。
【図7C】 本発明の一実施形態による逆拡散シーケンスのための設定可能出力調整回路の
ブロック図である。
【図8A】 本発明の一実施形態により多重マスク回路を利用して複数のコードシーケンス
を発生させる処理の流れ図である。
【図8B】 本発明の一実施形態によりガロア・フィードバック設定を有するLFSRの長
さを選択的に変化させる処理の流れ図である。
【図8C】 本発明の一実施形態によるモジュール式LFSRを作動させる処理の流れ図で
ある。
【図8D】 本発明の一実施形態によりLFSRのビットスライスに対するフィードバック
設定を選択的に実施する処理の流れ図である。
【図8E】 本発明の一実施形態によりある状態をLFSRの中に選択的にロードする処理
の流れ図である。
【図8G】 本発明の一実施形態により多重独立コードシーケンスを同時に発生させる処理
の流れ図である。
【図8H】 本発明の一実施形態により設定可能調整回路の多重コードシーケンスを調整す
る処理の流れ図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 チョー ポール エル アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95054 サンタ クララ レノックス プ レイス 2295 Fターム(参考) 5K022 EE02 EE25 5K067 AA21 BB04 BB21 CC10 EE02 EE10

Claims (126)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定可能コード発生器において、 フィードバックに備え、複数のメモリレジスタと、前記複数のメモリレジスタ
    に連結されている少なくとも1つの加算器とを有する線形フィードバックシフト
    レジスタ(LFSG)と、 前記線形フィードバックシフトレジスタに並列に連結された複数のスレーブ回
    路と、を備え、 前記複数のスレーブ回路それぞれは、コード空間の固有オフセットに対応して
    いる固有マスクワードをマスター線形フィードバックシフトレジスタから受信す
    るためのマスク回路を有し、前記複数のスレーブ回路それぞれはコードシーケン
    ス出力を並行して提供することを特徴とする設定可能コード発生器。
  2. 【請求項2】 複数のメモリレジスタを更に備え、各メモリレジスタは前記
    複数のスレーブ回路の各回路毎に1マスクワードを記憶することを特徴とする、
    請求項1に記載の設定可能コード発生器。
  3. 【請求項3】 前記複数のスレーブ回路それぞれからの出力に連結され、且
    つ最終的出力ラインに連結されている、所望の出力シーケンスを選択するための
    選択的相互接続を更に備えていることを特徴とする、請求項4に記載の設定可能
    コード発生器。
  4. 【請求項4】 前記複数のスレーブ回路それぞれの最終的出力ラインに連結
    され、前記複数のスレーブ回路それぞれからのコードシーケンスの少なくとも1
    ビットを記憶するためのインタフェースを更に備えていることを特徴とする、請
    求項4に記載の設定可能コード発生器。
  5. 【請求項5】 前記複数のスレーブ回路それぞれからの前記出力ラインは前
    記インタフェースに並列に連結され、前記インタフェースは前記複数のスレーブ
    回路それぞれからのコードシーケンスの少なくとも1ビットを並行して記憶する
    ことを特徴とする、請求項4に記載の設定可能コード発生器。
  6. 【請求項6】 可変長を有する線形フィードバックシフトレジスタ(LFS
    R)において、 最上位ビットスライスと、 選択的相互接続と多項式メモリレジスタとを有する最下位ビットスライスであ
    って、前記最下位のビットスライスの前記選択的相互接続は、前記最上位ビット
    スライスと前記多項式メモリレジスタとに連結されている最下位ビットスライス
    と、 ガロア構成内の前記最下位ビットスライス及び前記最上位ビットスライスに連
    結され、選択的相互接続と多項式メモリレジスタを有している少なくとも1つの
    中間ビットスライスであって、前記少なくとも1つの中間ビットスライスの前記
    選択的相互接続は前記最上位ビットスライスと前記多項式メモリレジスタに連結
    されている少なくとも1つの中間ビットスライスと、を備えていることを特徴と
    するLFSR。
  7. 【請求項7】 前記最上位ビットスライスは多項式メモリレジスタを必要と
    しないことを特徴とする、請求項6に記載のLFSR。
  8. 【請求項8】 前記最上位ビットスライス、前記最下位ビットスライス、及
    び前記少なくとも1つの中間ビットスライスは、全てガロア構成に対しては互い
    に連結された状態メモリレジスタを有することを特徴とする、請求項6に記載の
    LFSR。
  9. 【請求項9】 モジュール式線形フィードバックシフトレジスタ(LFSR
    )において、 互いに連結されたビットスライスの第1のグループと、 少なくとも1つのビットスライスの第2のグループと、 前記ビットスライスの第1グループの最上位ビットスライスを前記少なくとも
    1つのビットスライスの第2グループの最下位ビットスライスに連結する第1の
    選択的相互接続であって、前記第2グループの最下位ビットスライスの開始ビッ
    ト値を選択的に伝達する第1の選択的相互接続と、を備えていることを特徴とす
    るモジュール式LFSR。
  10. 【請求項10】 前記ビットスライスの第1グループと前記少なくとも1つ
    のビットスライスの第2グループは、前記第1の選択的相互接続が、前記ビット
    スライスの第1グループの前記最上位ビットスライスと、前記少なくとも1つの
    ビットスライスの第2グループの前記最下位ビットスライスとの連結を解除した
    場合には、双方共に別個のLFSRとして作動可能であることを特徴とする、請
    求項8に記載のモジュール式LFSR。
  11. 【請求項11】 前記ビットスライスの第1グループと前記少なくとも1つ
    のビットスライスの第2グループは、前記第1の選択的相互接続が前記ビットス
    ライスの第1グループの前記最上位ビットスライスと前記少なくとも1つのビッ
    トスライスの第2グループの前記最下位ビットスライスとを結合した場合、単一
    のLFSRを形成することを特徴とする、請求項8に記載のモジュール式LFS
    R。
  12. 【請求項12】 前記ビットスライスの第1グループと前記少なくとも1つ
    のビットスライスの第2グループは、共に、フィボナッチフィードバック構成に
    備えて構成されることを特徴とする、請求項8に記載のモジュール式LFSR。
  13. 【請求項13】 前記LFSRは、前記第1グループの最下位ビットスライ
    スに連結された第2の選択的相互接続であって、前記第1グループの前記最下位
    ビットスライスに、前記第1グループ内の全ビットスライスの合計、又は前記第
    1グループ及び前記第2グループ内の全ビットスライスの合計を、選択的に伝達
    するための第2の選択的相互接続を含んでいることを特徴とする、請求項12に
    記載のモジュール式LFSR。
  14. 【請求項14】 前記LFSRは第1加算器及び第2加算器を含み、前記第
    1加算器は前記第1グループ内の全ビットスライスの値を合計するために前記ビ
    ットスライスの第1グループに連結され、前記第2加算器は前記第2グループ内
    の全ビットスライスの値を合計するために前記ビットスライスの第2グループに
    連結されていることを特徴とする、請求項13に記載のモジュール式LFSR。
  15. 【請求項15】 前記LFSRは、前記第1加算器、前記第2加算器、及び
    前記第2選択的相互接続に連結された第3の加算器を含み、前記第3の加算器は
    前記第1加算器と前記第2加算器からの結果を合計することを特徴とする、請求
    項14に記載のモジュール式LFSR。
  16. 【請求項16】 前記ビットスライスの第1グループと前記少なくとも1つ
    のビットスライスの第2グループは、ガロアLFSRに対して構成されることを
    特徴とする、請求項8に記載のモジュール式LFSR。
  17. 【請求項17】 前記第2グループの前記最上位ビットスライスに、前記第
    1グループの前記最上位ビットスライスに、そして前記ビットスライスの第1グ
    ループ内の全ビットスライスに連結された第2の選択的相互接続を更に備え、前
    記第2の選択的相互接続は、前記ビットスライスの第1グループ内の全ビットス
    ライスに、前記ビットスライスの第1グループから又は前記ビットスライスの第
    2グループからの何れかの最上位ビットスライスを、選択的に伝達するためのも
    のであることを特徴とする、請求項16に記載のモジュール式LFSR。
  18. 【請求項18】 前記第1グループ及び前記第2グループのビットスライス
    は、前記LFSR内に複数のフィードバック構成を実現するための設定可能相互
    接続を有していることを特徴とする、請求項8に記載のモジュール式LFSR。
  19. 【請求項19】 前記設定可能相互接続は、フィボナッチフィードバック構
    成又はガロアフィードバック構成の何れかに対してモジュロ2加算を実行するこ
    とを特徴とする、請求項18に記載のモジュール式LFSR。
  20. 【請求項20】 ビットスライスの第3グループ及びビットスライスの第4
    グループを更に備え、前記第3グループは前記第2グループと前記第4グループ
    に連結され、前記第3グループ及び前記第4グループのビットスライスは各々相
    互に連結されていることを特徴とする、請求項8に記載のモジュール式LFSR
  21. 【請求項21】 前記第1グループは8番目のビットスライスに出力タップ
    がある8ビットスライスを有し、第2グループは8番目のビットスライスに出力
    タップがある8ビットスライスを有し、前記第3グループは9番目のビットスラ
    イスに出力タップがある9ビットスライスを有し、前記第4グループは25番目
    のビットスライスに出力タップがある25ビットスライスを有することを特徴と
    する、請求項20に記載のモジュール式LFSR。
  22. 【請求項22】 互いに連結されたビットスライスの第3のグループと、互
    いに連結されたビットスライスの第4のグループを含んでおり、前記第3グループ
    からのビットスライスは、前記第4グループからの各順位のビットスライスとグ
    ループを成してZ4・2ビット数値計算オペレーションを実行できるようにして
    おり、前記第3及び第4グループは前記第1及び第2グループに選択的に連結さ
    れていることを特徴とする、請求項8に記載のモジュール式LFSR。
  23. 【請求項23】 前記第1グループ、第2グループ、第3グループ、及び第
    4グループに連結された第2の選択的相互接続を更に含んでおり、前記第2の選
    択的相互接続は、前記ビットスライスの第1グループと第2グループ、又は前記
    ビットスライスの第3グループと第4グループ、の何れかを前記モジュール式L
    FSR内で選択的に使用可能にする制御入力を有していることを特徴とする請求
    項22に記載のモジュール式LFSR。
  24. 【請求項24】 前記ビットスライスの第1グループからの第1の出力と、
    前記少なくとも1つのビットスライスの第2グループからの第2の出力とを更に
    備えており、前記第1及び第2出力は並行して提供されることを特徴とする、請
    求項8に記載のモジュール式LFSR。
  25. 【請求項25】 線形フィードバックシフトレジスタ(LFSG)の複数の
    フォーマットを実行するための設定可能ビットスライスにおいて、 前記ビットスライスの状態を記憶するための状態メモリレジスタと、 前記LFSRの第1のフィードバック構成に備えた第1の回路と、 前記LFSRの第2のフィードバック構成に備えた第2の回路と、 前記第1及び前記第2の回路を前記状態メモリレジスタに選択的に連結するた
    めの第1の選択的相互接続と、を備えていることを特徴とする設定可能ビットス
    ライス。
  26. 【請求項26】 前記第1の選択的相互接続に連結され、前記LFSRの所
    望のフォーマットを構成するために前記第1の選択的相互接続に構成データを提
    供する構成メモリを更に備えていることを特徴とする、請求項25に記載の設定
    可能ビットスライス。
  27. 【請求項27】 前記第1の回路は下流の状態入力を受信するためのスルー
    プットラインであり、前記第1の回路は前記LFSRのフィボナッチフィードバ
    ック構成を表していることを特徴とする、請求項25に記載の設定可能ビットス
    ライス。
  28. 【請求項28】 前記第2の回路は、前記LFSRの最高位ビットスライス
    から状態を受信するための第1の入力と、下流の状態入力を受信するための第2
    の入力と、前記第1の選択的相互接続に連結された出力とを有するモジュロ2加
    算器論理デバイスであり、前記第2の回路は前記LFSRのガロアフィードバッ
    ク構成を表していることを特徴とする、請求項25に記載の設定可能ビットスラ
    イス。
  29. 【請求項29】 第2の選択的相互接続と、第3の選択的相互接続と、多項
    式メモリレジスタとを更に備え、前記多項式メモリレジスタはフィボナッチフィ
    ードバック構成の場合には状態メモリレジスタの状態を前記第2の選択的相互接
    続経由で選択的に伝達し、前記多項式メモリレジスタはガロアフィードバック構
    成の場合には前記第2の回路の最高位状態を前記第3の選択的相互接続経由で選
    択的に受信することを特徴とする請求項25に記載の設定可能ビットスライス。
  30. 【請求項30】 前記第1の回路と、前記第2の回路と、前記状態メモリレ
    ジスタと、前記選択的相互接続とは、1ビットデバイスであることを特徴とする
    請求項25に記載の設定可能ビットスライス。
  31. 【請求項31】 前記第1の回路と、前記第2の回路と、前記状態メモリと
    、前記選択的相互接続とは、Z4・2ビット数値計算オペレーションを実行する
    ための2ビットデバイスであることを特徴とする、請求項25に記載の設定可能
    ビットスライス。
  32. 【請求項32】 Z4・2ビット数値計算オペレーションを実行するための
    2ビットXOR加算器論理デバイスが、前記モジュロ2加算器論理デバイスに代
    えて用いられることを特徴とする請求項28に記載の設定可能ビットスライス。
  33. 【請求項33】 Z4・2ビット数値計算オペレーションを実行するための
    第1の2ビットXOR論理デバイスが、第1のANDゲート論理デバイスに代え
    て用いられ、第2の2ビットXOR論理デバイスが、第2のANDゲート論理デ
    バイスに代えて用いられることを特徴とする、請求項28に記載の設定可能ビッ
    トスライス。
  34. 【請求項34】 線形フィードバックシフトレジスタ(LFSG)の状態を
    管理するための設定可能回路において、 第1の比較状態を記録するための第1のメモリレジスタと、 前記第1のメモリレジスタに連結され、前記LFSRの第1のジャンプ状態を
    記憶するための第2のメモリレジスタと、 前記第1のメモリレジスタに連結され、前記LFSRの状態が前記第1の比較
    状態に整合する場合には、前記第1のジャンプ状態が前記LFSRにロードでき
    るようにする比較器と、を備えていることを特徴とする設定可能回路。
  35. 【請求項35】 第2の比較状態を記憶するための第3のメモリレジスタと
    、 前記第3のメモリレジスタに連結され、第2のジャンプ状態を記録するための
    第4のメモリレジスタと、 前記第3のメモリレジスタに連結され、前記LFSRの状態が前記第2の比較
    状態に整合する場合には、前記第2のジャンプ状態が前記LFSRにロードでき
    るようにする第2の比較器と、を備えていることを特徴とする、請求項34に記
    載の設定可能状態回路。
  36. 【請求項36】 前記第1の比較器と、前記第2のメモリレジスタと、前記
    第4のメモリレジスタとに連結され、前記第1のジャンプ状態又は前記第2のジ
    ャンプ状態を前記LFSRに選択的に伝達する選択的相互接続を更に備えている
    ことを特徴とする、請求項35に記載の設定可能状態回路。
  37. 【請求項37】 第1の比較器状態を記憶するための前記第1メモリレジス
    タと、第2の比較器状態を記憶するための前記第3のメモリレジスタは、それぞ
    れ、第1チャネルと第2チャネル(タイムスライス)に対して交互にインプリメ
    ントされることを特徴とする、請求項36に記載の設定可能状態回路。
  38. 【請求項38】 前記第1の比較器と前記第2の比較器とに連結され、前記
    LFSRがジャンプ状態を受け入れるための使用可能信号を提供する第2の選択
    的相互接続を更に備えていることを特徴とする、請求項35に記載の設定可能状
    態回路。
  39. 【請求項39】 多重通信プロトコルの直交可変拡散因数(OVSF)コー
    ドを生成するための設定可能コード発生器において、 バイナリカウンタと、 マスクワードを記憶するためのメモリレジスタと、 前記メモリレジスタ及び前記バイナリカウンタに連結され、前記マスクワード
    により構成された通りに、前記バイナリカウンタのビット位置に選択的に連結さ
    れているマスク回路と、を備えていることを特徴とする設定可能コード発生器。
  40. 【請求項40】 複数のマスク回路と、複数のメモリレジスタを更に含んで
    おり、前記複数のマスク回路はそれぞれに前記バイナリカウンタに並列に連結さ
    れ、前記複数のメモリレジスタはそれぞれに前記複数のマスク回路の1つと連結
    されていることを特徴とする、請求項39に記載の設定可能コード発生器。
  41. 【請求項41】 複数の出力シーケンスをOVSFコード発生器から提供す
    るための複数の出力ラインを更に含んでおり、前記複数の出力ラインはそれぞれ
    に前記複数のマスク回路の1つと連結されていることを特徴とする、請求項40
    に記載の設定可能コード発生器。
  42. 【請求項42】 前記各マスク回路は、固有のコードシーケンスを選択する
    ように作動可能であることを特徴とする、請求項40に記載の設定可能コード発
    生器。
  43. 【請求項43】 前記複数のマスク回路のうちの2つは第1の通信プロトコ
    ル用のマスクワードを受信し、前記複数のマスク回路のうちの別の2つは第2の
    通信プロトコル用のマスクワードを受信することを特徴とする、請求項40に記
    載の設定可能コード発生器。
  44. 【請求項44】 前記複数のマスク回路のうちの2つは同相(I)チャネル
    用のマスクワードを受信し、前記複数のマスク回路のうちの別の2つは直行位相
    (Q)チャネル用のマスクワードを受信することを特徴とする、請求項40に記
    載の設定可能コード発生器。
  45. 【請求項45】 前記バイナリカウンタのビット長は、第1の通信プロトコ
    ルに必要なビット長を超えていることを特徴とする、請求項40に記載の設定可
    能コード発生器。
  46. 【請求項46】 複数のコードシーケンスを提供するための設定可能複合コ
    ード発生器において、 第1のコードシーケンスを伝達するための出力ラインを有する第1のコード発
    生器と、 第2のコードシーケンスを伝達するための出力ラインを有し、前記第1のコー
    ド発生器から独立して作動する第2のコード発生器と、 前記第1のコード発生器の出力ラインと、前記第2のコード発生器の出力ライ
    ンとに連結されている、前記第1のコードシーケンスの少なくとも1ビットと、
    前記第2のコードシーケンスの少なくとも1ビットとを記憶するためのインタフ
    ェースと、を備えていることを特徴とする設定可能複合コード発生器。
  47. 【請求項47】 前記第1のコード発生器からの出力ラインと前記第2のコ
    ード発生器からの出力ラインとは、前記第1のコードシーケンスの少なくとも1
    ビットと前記第2のコードシーケンスの少なくとも1ビットとを並行して記憶す
    る前記インタフェースに、並列に連結されていることを特徴とする、請求項46
    に記載の設定可能複合コード発生器。
  48. 【請求項48】 前記インタフェースは、前記第1のコードシーケンスの少
    なくとも1つの遅延ビットを記憶することを特徴とする、請求項46に記載の設
    定可能複合コード発生器。
  49. 【請求項49】 前記第1のコード発生器と、前記第2のコード発生器と、
    前記インタフェースとに連結され、前記第1のコード発生器と、前記第2のコー
    ド発生器と、前記インタフェースとに連絡する局所クロック速度を作成するため
    に入力クロック速度をスケーリングする局所コントローラを更に備えていること
    を特徴とする、請求項46に記載の設定可能複合コード発生器。
  50. 【請求項50】 前記第1のコード発生器は、チャネル化コードを生成する
    ことを特徴とする、請求項46に記載の設定可能複合コード発生器。
  51. 【請求項51】 前記チャネル化コードは、通信プロトコル用のOVSFコ
    ードシーケンスであることを特徴とする、請求項50に記載の設定可能複合コー
    ド発生器。
  52. 【請求項52】 前記第2のコード発生器は、擬似ノイズ(PN)シーケン
    ス拡散コードを提供することを特徴とする、請求項46に記載の設定可能複合コ
    ード発生器。
  53. 【請求項53】 前記第2のコード発生器は、複数の潜在的通信プロトコル
    に対して複数の独立したPNコードシーケンスを並列的に生成することを特徴と
    する、請求項52に記載の設定可能複合コード発生器。
  54. 【請求項54】 前記インタフェースに連結されており、前記複合コード発
    生器システムから独立して作動する第3のコード発生器からコードシーケンスを
    受信し、前記第1のコード発生器と前記第2のコード発生器の基準状態を提供す
    る入力バスを更に備えていることを特徴とする、請求項46に記載の設定可能複
    合コード発生器。
  55. 【請求項55】 前記第1のコード発生器に連結されており、それぞれに前
    記第1のコード発生器からの出力に関し前記インタフェースに出力が並列に連結
    されている複数のマスク回路を更に備えていることを特徴とする、請求項46に
    記載の設定可能複合コード発生器。
  56. 【請求項56】 前記インタフェースに連結されている、大域コード発生器
    からコードシーケンスを受信するための大域コードシーケンスインタフェースを
    更に備えていることを特徴とする、請求項46に記載の設定可能複合コード発生
    器。
  57. 【請求項57】 コードシーケンスを処理するための設定可能出力調整回路
    (OCC)において、 複数のコードシーケンスを伝達するための複数の入力ラインと、 前記複数の入力ラインに連結されている、所与のアプリケーションに対して前
    記複数の入力ライン上で受信される複数のコードシーケンスのうち所望のコード
    シーケンスを選択するためのマスク回路と、 前記マスク回路に連結され、前記複数のコードシーケンスのうちの所望のコー
    ドシーケンスを選択するために、前記マスク回路にマスクワードを提供するメモ
    リレジスタと、を備えていることを特徴とする設定可能OCC。
  58. 【請求項58】 前記複数の入力ラインはバスとして設けられていることを
    特徴とする請求項57に記載の設定可能OCC。
  59. 【請求項59】 前記マスク回路に連結されている、第1のコードシーケン
    スからの第1のビットと第2のコードシーケンスからの第2のビットとを並行し
    て記憶するためのインタフェースを更に備えていることを特徴とする、請求項5
    8に記載の設定可能OCC。
  60. 【請求項60】 前記インタフェースは、前記第1のコードシーケンスの少
    なくとも1つの遅延ビットを記憶することを特徴とする、請求項59に記載の設
    定可能OCC。
  61. 【請求項61】 前記インタフェースは、メモリレジスタのブロックである
    ことを特徴とする、請求項59に記載の設定可能OCC。
  62. 【請求項62】 複数のメモリブロックと、選択的相互接続とを更に備え、
    前記選択的な相互接続は、前記複数のメモリブロックと、マスク回路とに連結さ
    れ、前記複数のメモリブロックは、利用可能な複数のコードシーケンスの中から
    複数の選択肢を提供していることを特徴とする、請求項57に記載の設定可能O
    CC。
  63. 【請求項63】 前記複数のメモリブロックはそれぞれ、複数の通信プロト
    コルそれぞれに対するマスクワードを記憶することを特徴とする、請求項62に
    記載の設定可能OCC。
  64. 【請求項64】 前記複数のメモリブロックはそれぞれ、所与の通信プロト
    コルに対し順次実行されるべき複数の位相シフト公式を表していることを特徴と
    する、請求項62に記載の設定可能OCC。
  65. 【請求項65】 前記複数の位相シフト公式は、前記複数のメモリブロック
    の何れの除数とも等価であることを特徴とする、請求項64に記載の設定可能O
    CC。
  66. 【請求項66】 複数のマスク回路と、複数のメモリブロックを更に備え、
    前記複数のマスクは、前記複数の入力ラインに並列に連結され、前記複数のメモ
    リブロックの少なくとも1つはそれぞれ前記複数のマスク回路の1つに連結され
    ていることを特徴とする、請求項57に記載の設定可能OCC。
  67. 【請求項67】 前記複数のマスク回路はそれぞれ、所望の出力コードシー
    ケンスを入手するために複数のコードシーケンスの何れをも選択的に組み合わせ
    るよう作動可能であることを特徴とする、請求項66に記載の設定可能OCC。
  68. 【請求項68】 前記マスク回路と前記メモリレジスタに連結された局所コ
    ントローラを更に備えていることを特徴とする、請求項57に記載の設定可能O
    CC。
  69. 【請求項69】 前記局所コントローラは、クロック速度を局所的にスケー
    リングし、それを第1のコード発生器と、前記第2のコード発生器と、前記イン
    タフェースに伝達することを特徴とする、請求項67に記載の設定可能OCC。
  70. 【請求項70】 複数のコードシーケンスを提供するための設定可能コード
    発生器システムにおいて、前記コード発生器は、 それぞれが独立したコードシーケンスを生成する複数の独立コード発生器を有
    する複合コード発生器と、 同期化のために大域コードシーケンスを提供する大域コード発生器と、 前記複合コード発生器と前記大域コード発生器とに連結されている、前記大域
    コードシーケンスの内の少なくとも1ビットと、前記複合コード発生器の独立コ
    ードシーケンスの内の少なくとも1つからの少なくとも1ビットとを記憶するた
    めのインタフェースと、を備えていることを特徴とする、設定可能コード発生器
    システム。
  71. 【請求項71】 前記インタフェースに連結されている、コードシーケンス
    を処理するための出力調整回路(OCC)を更に備えていることを特徴とする、
    請求項70に記載の設定可能コード発生器システム。
  72. 【請求項72】 前記独立コード発生器の少なくとも1つは、フィードバッ
    クに備えてガロア構成又はフィボナッチ構成を使用可能にするための選択的相互
    接続付きのビットスライスを含んでいることを特徴とする、請求項70に記載の
    設定可能コード発生器システム。
  73. 【請求項73】 前記複合コード発生器の少なくとも1つの独立コード発生
    器に連結され、前記少なくとも1つの独立コード発生器により生成されたコード
    シーケンスに関しオフセットコードシーケンスの並列出力を提供する複数のスレ
    ーブ回路を更に備えていることを特徴とする、請求項70に記載の設定可能コー
    ド発生器システム。
  74. 【請求項74】 前記独立コード発生器の少なくとも1つは、モジュール式
    線形フィードバックシフトレジスタを有していることを特徴とする、請求項73
    に記載の設定可能コード発生器システム。
  75. 【請求項75】 データ信号を処理するための通信装置において、 前記データ信号を送受信するためのフロントエンドプロセッサと、 前記フロントエンドプロセッサに連結されている、前記データ信号を復調する
    ためのモデムと、 前記フロントエンドプロセッサと前記モデムとに連結されたプロセッサと、 前記プロセッサに連結され、複数の通信プロトコルに対し並行コードシーケン
    スを作成し、且つ所望の通信プロトコルに対して前記並行コードシーケンスを調
    整してデータ信号を調整する設定可能コード発生器システムと、を備えているこ
    とを特徴とする通信装置。
  76. 【請求項76】 前記設定可能コード発生器システムは、複数の通信プロト
    コルに対する前記並列コードシーケンスを並行して生成するための複合コード発
    生器を含んでいることを特徴とする、請求項75に記載の通信装置。
  77. 【請求項77】 前記設定可能コード発生器システムは、前記複合コード発
    生器により作成された前記複数のコードシーケンスを同期化するための大域コー
    ド発生器を含んでいることを特徴とする、請求項76に記載の通信装置。
  78. 【請求項78】 前記設定可能コード発生器システムは、前記大域コード発
    生器と前記複合コード発生器とに連結され、以降の調整に備えて前記複数の通信
    プロトコルのコードシーケンスを並行して提供するためのインタフェースを含ん
    でいることを特徴とする、請求項77に記載の通信装置。
  79. 【請求項79】 前記設定可能コード発生器システムは、インタフェースに
    連結されている、コードシーケンスを処理するための出力調整回路(OCC)を
    含んでいることを特徴とする、請求項75に記載の通信装置。
  80. 【請求項80】 コード発生器において、複数のコードシーケンスを異なる
    コードオフセットで設定可能に生成する方法において、 a)複数のマスクワードを複数のマスク回路で受信する段階であって、前記複
    数のマスクワードを1マスクワードずつ前記複数のマスク回路の各回路で受信す
    る段階と、 b)前記コード発生器の複数のメモリレジスタからの、多項式シーケンスを表
    している状態を、前記複数のマスク回路の各回路で並行して受信する段階と、 c)前記複数のマスク回路それぞれの中の、前記コード発生器からの前記状態
    を、前記複数のマスク回路それぞれで受信されたマスクワードに従って選択的に
    送信する段階と、 d)前記複数のマスク回路それぞれで前記状態を合算して、前記複数のマスク
    回路それぞれの出力値を達成する段階と、を備えていることを特徴とする方法。
  81. 【請求項81】 e)選択的相互接続装置で、前記複数のマスク回路それぞ
    れからの前記出力値を受信する段階と、 f)前記選択的相互接続装置からの1つの出力値を選択的に伝達する段階と、
    を更に備えていることを特徴とする、請求項80に記載の方法。
  82. 【請求項82】 f)前記複数のメモリレジスタを有するインタフェースに
    おいて、前記複数のマスク回路それぞれからの前記出力値を受信する段階と、 g)前記複数のマスク回路それぞれからの前記出力値を、前記複数のメモリレ
    ジスタの1つに記憶する段階と、を更に備えていることを特徴とする、請求項8
    0に記載の方法。
  83. 【請求項83】 h)前記複数のマスク回路それぞれの前記出力値を、前記
    インタフェースから並行してバスを経由して伝達する段階を更に備えていること
    を特徴とする、請求項82に記載の方法。
  84. 【請求項84】 i)前記コード発生器のために前記クロックを循環させる
    段階と、 j)前記a)からh)までの段階を繰り返す段階と、 k)前記複数のマスク回路それぞれからの前記出力をインタフェース内に上書
    きする段階と、を更に備えていることを特徴とする、請求項83に記載の方法。
  85. 【請求項85】 線形フィードバックシフトレジスタ(LFSR)の仮想長
    を設定可能に短縮する方法において、 a)前記LFSRに関する初期状態を受信する段階と、 b)前記初期状態を前記LFSRの最高累乗端に向けてロードする段階と、 c)前記LFSR内である個数のレジスタを選択的に作動させるマスクワード
    を前記LFSRの最高累乗端に向けてロードする段階と、を更に備えていること
    を特徴とする方法。
  86. 【請求項86】 前記LFSR内の最高位ビットスライスの状態を、前記L
    FSR内の残り全部のビットスライスに、選択的に伝達する段階を更に備えてい
    ることを特徴とする、請求項86に記載の方法。
  87. 【請求項87】 e)多項式係数を、前記LFSRの最下位ビットスライス
    で、前記最下位ビットスライスを前記最上位ビットスライスに選択的に結合する
    ために、受信する段階を更に備えていることを特徴とする、請求項86に記載の
    方法。
  88. 【請求項88】 前記LFSRは、ガロア・フィードバック構成内で連結さ
    れていることを特徴とする、請求項86に記載の方法。
  89. 【請求項89】 モジュール式LFSRを設定可能に作動させる方法におい
    て、 a)制御入力を、ビットスライスの第1のグループをビットスライスの第2の
    グループに選択的に連結する第1の選択的相互接続で受信する段階と、 b)前記ビットスライスの第1のグループを前記ビットスライスの第2のグル
    ープから前記第1の選択的相互接続によって切り離し、これにより前記ビットス
    ライスの第1のグループ内の最高位ビットスライスからの状態が、前記ビットス
    ライスの第2のグループの最下位ビットスライスに移動することを排除する段階
    と、を備えていることを特徴とする方法。
  90. 【請求項90】 c)制御入力が第2の値である場合は、前記ビットスライ
    スの第1のグループを前記ビットスライスの第2のグループに前記第1の選択的
    相互接続を介して連結し、前記第1のグループ内の最高位ビットスライスからの
    状態を前記第2のグループの最下位ビットスライスに伝達する連結する段階と、 d)第2の選択的相互接続を介して、前記ビットスライスの第2のグループか
    らのフィードバック状態を前記ビットスライスの第1グループに選択的に伝達す
    る段階と、を更に備えていることを特徴とする請求項90に記載の方法。
  91. 【請求項91】 e)前記ビットスライスの第2のグループの合計を前記ビ
    ットスライスの第1のグループの合計に加算することにより加算器内で複合フィ
    ボナッチフィードバック状態を計算する段階と、 f)前記複合フィボナッチフィードバック状態を、前記第2の選択的相互接続
    を介して、前記ビットスライスの第1のグループ内の最下位ビットスライスに伝
    達する段階と、を備えていることを特徴とする請求項91に記載の方法。
  92. 【請求項92】 e)前記第2グループ内の最高位ビットスライスのガロア
    フィードバック状態を、前記第1のグループ内の全ビットスライスに、前記第2
    の選択的相互接続を介して伝達する段階を更に備えていることを特徴とする、請
    求項91に記載の方法。
  93. 【請求項93】 d)前記ビットスライスの第1のグループと第2のグルー
    プが結合され又は切り離された場合には、前記ビットスライスの第1のグループ
    からの出力と前記ビットスライスの第2のグループからの出力を並行して伝達す
    る段階を更に備えていることを特徴とする請求項92に記載の方法。
  94. 【請求項94】 複数のフィードバック構成の1つにおいて作動するLFS
    Rの設定可能ビットスライスを構成する方法において、 a)前記ビットスライス用の選択的相互接続で、前記LFSRの第1のフィー
    ドバック構成に対する第1の入力状態を受信する段階と、 b)前記ビットスライス用の前記選択的相互接続で、前記LFSRの第2のフ
    ィードバック構成に対する第2の入力状態を受信する段階と、 c)制御信号を前記選択的相互接続で受信する段階と、 d)前記制御信号に従って、前記第1の入力状態又は前記第2の入力状態を、
    前記ビットスライスの現在の状態を表している、前記設定可能ビットスライスの
    メモリレジスタに、選択的に結合する段階と、を備えていることを特徴とする方
    法。
  95. 【請求項95】 e)前記第1のフィードバック構成に関する第1のフィー
    ドバック状態を受信する段階であって、前記第1のフィードバック構成はガロア
    構成である段階と、 f)多項式メモリレジスタの状態に従って、前記第1のフィードバック状態が
    前記第1の入力と合算されるようにする段階と、を更に備えていることを特徴と
    する、請求項95に記載の方法。
  96. 【請求項96】 g)前記多項式メモリレジスタの状態に従って、前記LF
    SRの前記第2のフィードバック構成に関するフィードバック状態が、前記ビッ
    トスライスから送信されるようにする段階であって、前記第2のフィードバック
    構成はフィボナッチフィードバック構成である段階を更に備えていることを特徴
    とする、請求項96に記載の方法。
  97. 【請求項97】 LFSR状態を設定可能に前進させる方法において、 a)前記LFSRの状態を第1の比較器で受信する段階と、 b)第1の比較状態を前記第1の比較器で受信する段階と、 c)前記LFSRの状態が前記第1の比較状態に整合する場合には、第1のジ
    ャンプ状態をメモリから前記LFSRに送信する段階と、を備えていることを特
    徴とする方法。
  98. 【請求項98】 d)前記LFSRの状態が前記第1比較状態に整合する場
    合には、前記LFSRが前記第1のジャンプ状態を受け入れられるようにする第
    1の使用可能信号を前記第1の比較器から前記LFSRに提供する段階を更に備
    えていることを特徴とする、請求項98に記載の方法。
  99. 【請求項99】 d)前記LFSRの状態を第2の比較器で受信する段階と
    、 e)第2の比較状態を前記第2の比較器で受信する段階と、 f)前記LFSRの状態が前記第2の比較状態に整合する場合には、第2のジ
    ャンプ状態をメモリから前記LFSRに送信する段階と、を更に備えていること
    を特徴とする、請求項98に記載の方法。
  100. 【請求項100】 g)前記LFSRの状態が前記第2の比較状態に整合す
    る場合には、前記LFSRが前記第1のジャンプ状態を受け入れられるようにす
    る第2の使用可能信号を前記第2の比較器から前記LFSRに提供する段階を更
    に備えていることを特徴とする、請求項100に記載の方法
  101. 【請求項101】 h)第2の使用可能信号を、前記第2の比較器から、前
    記LFSRに対して前記第1のジャンプ状態を切り離し且つ前記第2のジャンプ
    状態を結合する選択的相互接続に提供する段階を更に備えていることを特徴とす
    る請求項102に記載の方法。
  102. 【請求項102】 複数のチャネル化コードを設定可能に生成する方法にお
    いて、 a)複数の状態を有するバイナリカウンタを使用可能にする段階と、 b)前記バイナリカウンタの複数の状態を、第1のマスク回路で受信する段階
    と、 c)第1のマスクワードを、第1のマスク回路でメモリブロックから受信する
    段階と、 d)前記第1のマスクワードに基づく前記第1のマスク回路からの第1の値と
    、前記バイナリカウンタの複数の状態とを送信する段階と、を備えていることを
    特徴とする方法。
  103. 【請求項103】 e)前記a)からd)までの段階を、第2のマスクワー
    ドと第2のマスク回路について並行して繰り返す段階を更に備え、前記第2のマ
    スク回路からの第2の値は、前記第1のマスク回路からの前記第1の値と共に並
    行に出力されることを特徴とする、請求項104に記載の方法。
  104. 【請求項104】 前記第1の値は第1のメモリレジスタに記憶され、前記
    第2の値は第2のメモリレジスタに記憶され、前記第1メモリレジスタは前記第
    2メモリレジスタと並列に配置されていることを特徴とする、請求項104に記
    載の方法。
  105. 【請求項105】 前記バイナリカウンタの長さは、第1のOVSFコード
    に必要な長さを超えていることを特徴とする、請求項104に記載の方法。
  106. 【請求項106】 前記第1のマスクワードと前記第1の値は、第1の通信
    プロトコルに対して選定され、前記第2のマスクワードと前記第2の値は、第2
    の通信プロトコルに対して選定されることを特徴とする、請求項105に記載の
    方法。
  107. 【請求項107】 複数の独立コードシーケンスを設定可能に生成する方法
    において、 a)複数のコード発生器のそれぞれからコードシーケンスを並行して生成する
    段階と、 b)前記複数のコード発生器のそれぞれからの前記コードシーケンスを、共通
    のインタフェースに並行して伝達する段階と、 c)前記第1のコードシーケンスからの少なくとも1つの過去の状態を前記イ
    ンタフェースに記憶する段階と、を備えていることを特徴とする方法。
  108. 【請求項108】 d)マスク回路を使用して、前記第1のコードシーケン
    スから少なくとも1つのオフセットコードシーケンスを生成する段階を更に備え
    ていることを特徴とする、請求項109に記載の方法。
  109. 【請求項109】 d)複数のマスク回路を使用して、前記第1のコードシ
    ーケンスから複数のオフセットコードシーケンスを生成する段階を更に備えてお
    り、前記複数のマスク回路はそれぞれ、前記複数のオフセットコードシーケンス
    の1つを担当するようになっていることを特徴とする、請求項109に記載の方
    法。
  110. 【請求項110】 d)大域コードシーケンスを、大域コード発生器から前
    記共通のインタフェースに受信する段階を更に備えており、前記大域コードシー
    ケンスは、第1のコード発生器と第2のコード発生器とを前記大域コード発生器
    に同期させるための基準を提供することを特徴とする、請求項109に記載の方
    法。
  111. 【請求項111】 前記複数のコード発生器により生成される前記コードシ
    ーケンスは、所望個数の通信プロトコルの上位セットを含んでいることを特徴と
    する、請求項109に記載の方法。
  112. 【請求項112】 d)出力クロック速度を生成するために、局所コントロ
    ーラにおける入力クロック速度を局所的にスケーリングする段階と、 e)前記出力クロック速度を、前記第1のコード発生器と前記第2のコード発
    生器とに伝達する段階と、 f)前記第1のコード発生器の出力速度と前記第2のコード発生器の出力速度
    とを出力クロック速度によりスケーリングして、前記第1のコード発生器の出力
    速度と前記第2のコード発生器の出力速度とが凡そ等しくなるようにスケーリン
    グする段階と、を更に備えていることを特徴とする請求項109に記載の方法。
  113. 【請求項113】 d)前記ビットスライスをガロアフィードバック構成又
    はフィボナッチフィードバック構成として前記第1のコード発生器内に構成する
    段階を更に備えていることを特徴とする、請求項109に記載の方法。
  114. 【請求項114】 前記コード発生器の1つはOVSFコード発生器である
    ことを特徴とする、請求項109に記載の方法。
  115. 【請求項115】 前記コード発生器の内の少なくとも2つは、独立して又
    は単一のコード発生器として作動可能なモジュール式LFSRコード発生器であ
    ることを特徴とする請求項109に記載の方法。
  116. 【請求項116】 d)前記複数のコード発生器の1つ又はそれ以上の状態
    が比較状態に整合した後、ジャンプ状態を前記複数のコード発生器の1つ又はそ
    れ以上にロードする段階を更に備えていることを特徴とする、請求項109に記
    載の方法。
  117. 【請求項117】 d)マスクワードに前記所与のコード発生器の最高累乗
    端に向けてバイアスを掛け、前記フィードバックを所望長を超える最低累乗ビッ
    トスライスに対しては切り離すことにより、ガロアフィードバックコード発生器
    の長さを短縮する段階を更に備えていることを特徴とする、請求項112に記載
    の方法。
  118. 【請求項118】 調整回路に提供される複数のコードシーケンスを設定可
    能に調整する方法において、 a)前記複数のコードシーケンスをマスク回路で並行して受信する段階と、 b)利用可能な前記複数のコードシーケンスから所望のコードシーケンスを選
    択的に選定するマスクワードをマスク回路で受信する段階と、 c)前記マスクから変更したコードシーケンスを送信する段階と、を備えてい
    ることを特徴とする方法。
  119. 【請求項119】 d)通信アルゴリズムに備えて前記入力の前記複数のコ
    ードシーケンスの2つ又はそれ以上を選択的に組み合わせる段階を更に備えてい
    ることを特徴とする、請求項120に記載の方法。
  120. 【請求項120】 d)前記複数のコードシーケンスの現在の状態を並行し
    て記憶するメモリレジスタから前記複数のコードシーケンスを送信する段階を更
    に備えていることを特徴とする、請求項120に記載の方法。
  121. 【請求項121】 前記メモリは、前記複数のコードシーケンスの少なくと
    も1つの過去の状態を記憶することを特徴とする、請求項120に記載の方法。
  122. 【請求項122】 d)並列に連結された複数のマスク回路に対して、前記
    a)からc)までの段階を繰り返す段階を更に備えていることを特徴とする、請
    求項122に記載の方法。
  123. 【請求項123】 d)複数のマスクワードを所与のマスク回路へ選択的相
    互接続を経由して提供する段階を更に備えており、前記複数のマスクワードは、
    異なる通信プロトコル、又は異なる通信チャネルに対応していることを特徴とす
    る、請求項122に記載の方法。
  124. 【請求項124】 e)前記マスク回路に連結している前記選択的相互接続
    を使って、メモリが記憶している前記複数のマスクワードの内の1つを選択的に
    選定する段階を更に備えていることを特徴とする、請求項125に記載の方法。
  125. 【請求項125】 CDMA通信システム内の複数のプロトコルのコードシ
    ーケンスを設定可能に生成する方法において、 a)複数の通信標準に備えて複数の基本コードシーケンスを、複合コード発生
    器を介して並行して生成する段階と、 b)前記複数の基本コードシーケンスを、出力調整回路に並行して伝達する段
    階と、 c)複数の基本コードシーケンスを出力調整回路内で選択的に組み合わせて所
    望の出力コードシーケンスを得る段階と、を備えていることを特徴とする方法。
  126. 【請求項126】 d)前記複合コード発生器からの前記基本コードシーケ
    ンスをメモリバッファに記憶する段階を更に備えていることを特徴とする、請求
    項127に記載の方法。
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