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JP2004062126A - 電子楽器 - Google Patents

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JP2004062126A
JP2004062126A JP2002257166A JP2002257166A JP2004062126A JP 2004062126 A JP2004062126 A JP 2004062126A JP 2002257166 A JP2002257166 A JP 2002257166A JP 2002257166 A JP2002257166 A JP 2002257166A JP 2004062126 A JP2004062126 A JP 2004062126A
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JP
Japan
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musical instrument
audio signal
digital audio
main body
scratch
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Pending
Application number
JP2002257166A
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English (en)
Inventor
Hironobu Sano
佐野 弘宣
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Individual
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Abstract

【課題】使用する場所が限定されず、気軽にどこででも動きながらディスコを演出するスクラッチが演奏できる電子楽器を提供すること。
【解決手段】楽器本体1の上面にはスクラッチを操作する為の円盤型操作盤3を配置し、楽器本体1内部には上記操作盤3を回転自在に支持する支持装置と、デジタル音声信号を一時メモリー回路に貯え、その音声信号の再生速度を変化でき、さらに円盤型操作盤を用いてスクラッチ操作する回路を備えた、一般にシリコンオーディオと呼ばれるデジタル音声信号再生装置4を備え、オペレータがモニタするモニタ用アンプ6とが配置されるとともに、楽器本体1には操作部2を連設し、該操作部2には上記デジタル音声信号再生装置4の出力を制御する制御手段Aを設けた。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子楽器特に、ディスコ音楽に欠くことのできないスクラッチを演奏する電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、レコードや生演奏で踊るディスコ等でDJと呼ばれるオペレータが回転するターンテーブル上に載置したレコード盤に手を添えてレコード盤の回転速度を強制的に変化させ特殊な音響を再生し、ディスコ音楽を演出するスクラッチというテクニックを使用していることが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のスクラッチを行うためにはレコードプレイヤーを備えたDJ用ミキシングコンソールが必要で、このDJ用ミキシングコンソールはレコードプレイヤーが据置型のため簡単に移動することができず、使用する場所が限定されて何処ででも簡単にスクラッチをしてディスコ音楽を演出することができなかった。
【0004】
本発明は上記問題点を解消し、演奏する場所が限定されず、気軽にどこででも動きながらディスコを演出するスクラッチを演奏できる電子楽器を提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明に係る電子楽器は以下の要件を備えたことを特徴とする。
(イ)楽器本体の上面にはスクラッチ操作を行うための円盤型操作盤が配置されていること。(ロ)楽器本体内部にはデジタル音声信号を一たんメモリー回路に貯え、その貯えた信号をスクラッチ操作する回路と、再生速度を変化させることができる機能を備えたことを特徴とする、デジタル音声信号再生装置4と、オペレータが再生音をヘッドホンによってモニタする為のモニタ用アンプ6とが配置されていること。
(ハ)上記楽器本体には操作部が連設され、該操作部には上記デジタル音声信号再生装置の出力を制御する制御手段を設けたこと。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面によって本発明の実施の形態について説明する。
【0007】
図1は電子楽器を示し、この電子楽器はエレキギターを模して形成され、楽器本体1と、この楽器本体1に連設され操作部2とから構成されている。
【0008】
楽器本体1は木やプラスチック等の合成樹脂でエレキギターの胴を模して中空に形成され、上面にはスクラッチ操作のための円盤型操作盤3が配置され、楽器本体1の内部には上記円盤型操作盤を回転自在に支持する支持装置9と、デジタル音声信号を一たんメモリー回路に貯え、その貯えた信号をスクラッチ操作する回路を備えた、再生速度を変化させることを特徴とする、シリコンオーディオといわれる形式のデジタル音声信号再生装置4と、オペレータが再生音をヘッドホンによってモニタする為のモニタ用アンプ6とが配置される。スマートメディア、メモリースティック、SDメモリーカード、MDなどデジタル音声信号の記録メディア20はソケットに挿入され、デジタル音声信号をデジタル音声信号再生装置4に供給する。デジタル音声信号再生装置4の出力にはフェーダ用ボリューム7と押しボタンスイッチ8が外付けされるとともに、出力信号をミキサ10に出力するためのジャック11と、電源12とが接続されている。また、モニタ用アンプ6にはオペレータがモニタするためのヘッドホン19に出力するためのジャック13が接続されている(図2参照)。
【0009】
操作部2はエレキギターのネックを模して形成され、略中央には制御手段Aが配置されている。この制御手段Aはスライド式のスイッチ付きフェーダ用ボリューム7と押しボタンスイッチ8とで構成され、このフェーダ用ボリューム7はメインアンプ5からオーディオミキサー10に出力する出力信号のレベルの調整及び出力のON/OFFを選択できるように設けられ、押しボタンスイッチ8は押した時にフェーダ用ボリューム7による音量とは無関係に所定の大きさの音量で出力するように設けられている。
【0010】
上述のように構成された電子楽器の使用態様について説明する。オペレータはデジタル音声信号記録メディア20をソケット5に挿入し、出力ケーブル14の一端側のプラグ15をジャック11に差し込んで、他端側のプラグ16をミキサ10に接続し、ヘッドホン19のプラグ17をジャック13に差し込みミキサと電子楽器の電源をオンする。
【0011】
次に、図3に示すように、ストラップ18を肩にかけて電子楽器を水平状態に保持し、指をレコード盤再生機のターンテーブル部分に模した円形操作盤3に添えて任意の速度と任意の回転方向に回転又は回動させることによりスクラッチを演奏することができる。操作盤停止では無音、手動右回転では回転速度に応じたスピードで再生し、手動左回転では回転速度に応じたスピードで逆転再生するものとする。オペレータはモニタ用のヘッドホン19で再生された音を聞きながらフェーダ用ボリューム15を調整して再生音をオーディオミキサー10に出力する。また、押しボタンスイッチ8はフェーダ用ボリューム7による音量の変化が滑らかであるのに対して、押した時だけあらかじめ設定された大きな再生音を出力することができるので、演奏者の任意のタイミングでフェーダ用ボリューム7と押しボタンスイッチ8とを使い分けることにより迫力のある演奏をすることができる。
【0012】
上述のように、エレキギターを演奏する感覚でスクラッチができ、簡単な装置でディスコ音楽を演出することができる。ギター型を例にしているが、平置き型等、形状は問わないものとする。
【0013】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、持ち運びが簡単で使用する場所が限定されず、レコード盤を用いず、任意の場所で演奏者が動きながらディスコを演出するスクラッチ演奏をすることができる。
【0014】
請求項2の発明によれば、シリコンオーディオと呼ばれるデジタル音声信号再生装置を用いることによって、その振動に対しても安定して再生を継続できる特徴を利用し、体を動かしながらスクラッチ演奏ができ、エキサイティングな演奏又はディスコ音楽等を演出することができる。また電子楽器を水平状態に保持できない場合でも操作が可能なので、視覚的にもさらにエキサイティングな演奏又はディスコ音楽等を演出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子楽器の構成を示した斜視図である。
【図2】上記電子楽器の構成を示したブロック図である。
【図3】上記電子楽器の使用状態図である。
【符号の説明】
1  電子楽器本体
2  操作面
3  円盤型操作盤
4  デジタル音声信号再生装置
5  デジタル音声信号記録メディア用ソケット
6  モニタ用アンプ
7  フェーダ用ボリューム
8  押しボタンスイッチ
9  支持装置
10 オーディオミキサー
11 出力ジャック
12 電源
13 ヘッドフォンジャック
14 出力ケーブル
15 出力ケーブルの電子楽器側プラグ
16 出力ケーブルのオーディオミキサー側プラグ
17 ヘッドフォンのプラグ
18 肩掛け用ストラップ
19 ヘッドホン
20 デジタル音声信号記録メディア

Claims (1)

  1. 以下の要件を備えたことを特徴とする電子楽器。
    (イ)楽器本体内部にはデジタル音声信号記録メディア用のデジタル音声信号再生装置と、その再生速度を制御してスクラッチ操作を行う為の円盤型操作盤と、オペレータがヘッドホンを用いて再生音をモニタする為のモニタ用アンプとが配置されていること。
    (ロ)上記楽器本体には操作部が連設され、該操作部にはデジタル音声信号記録メディアの音声再生装置の出力を制御する制御手段を設けたこと。
    (ハ)上記楽器本体に内蔵される、デジタル音声信号記録メディア用のデジタル音声信号再生装置は、一般にシリコンオーディオと呼ばれる形式の再生装置に加え、音声信号をいったんメモリー回路に貯え、その貯えた信号の再生速度を操作盤によって制御し、レコード盤を使わずに、スクラッチといわれる音声再生操作を行う回路を備えたこと。
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