JP2004015288A - スクリーンセーバ作成システムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】個人が撮影したビデオ画像のMPEG−4ファイルをネットワーク上のサーバ5にパソコン3からアップロードすると、サーバ5はMPEG−4ファイルからオブジェクト画像のスクリーンセーバを作成して保存する。パソコン9がサーバ5に保存されたスクリーンセーバをダウンロードしてインストールすると、スクリーンセーバとしてのビデオ画像が画面に表示される。撮影したビデオ画像が、ペットを画面一杯にズーミングし、ペットの動きに合わせてビデオカメラ2をパンさせて撮影したものである場合、パソコン9の画面上でペットの動きに合わせてビデオ画像の表示位置を移動させる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビデオ画像を基にスクリーンセーバを作成するスクリーンセーバ作成システムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
スクリーンセーバの機能は、その名の通り、パソコンを使っていない時に画面を暗くしてディスプレイの消費電力を抑えるとともに、管面の焼き付きを防止するものである。画面を真っ暗にしてしまうと、パソコンの電源が入っているのか否かが分からないので、スクリーンセーバを起動し、画面全体の面積に比べて小さな面積の絵や文字を常時移動させて表示する。
【0003】
近年、パソコンの性能向上とともに、スクリーンセーバとしてデラックスなCG画像を画面一杯に表示するものが多く存在し、例えば、水族館そっくりの映像を表示するものがある。これらは管面の焼き付き防止という目的を放棄しており、本来のスクリーンセーバ機能ではなくなっている。
【0004】
このように、近年のスクリーンセーバでは、2Dまたは3Dのグラフィックス描画によるオブジェクトを連続的に動かすものが多かった。さらには、動画を再生するものが出始めている。例えば、犬や猫などのペットが公園内を飛び回っている様子をビデオカメラで撮影してスクリーンセーバの素材にすることも可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来では、個人が撮影したビデオ画像を基にスクリーンセーバを作成する場合、ソフトウェアプログラマの専門知識や能力が必要であった。すなわち、高度な熟練を要するので、一般の個人(素人)が簡単に作ることは困難であった。
【0006】
また、ビデオカメラで撮影されたビデオ画像を素材とするスクリーンセーバを作成する場合、背景画像を切り取ると、犬や猫は1箇所に留まり、単に手足を動かしているだけに見える。これは、撮影者がペットを画面一杯にズーミングし、ペットの動きに合わせてカメラをパンさせるからである。
【0007】
このような現象を避けるために、カメラを三脚に固定し、レンズを広角にして公園全体が写るように撮影し、画面の中でペットを遊ばせればよいが、今度はカメラの解像度の限界により、ペットの表情が分かりにくくなるといった問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、難解な作業工程をネットワーク上のサーバに行わせることにより、撮影したビデオ画像を基に、個人がペットや赤ちゃん等をコンテンツとするスクリーンセーバを簡単に作成できるスクリーンセーバ作成システムおよび方法を提供することを目的とする。
【0009】
また、本発明は、ペットを画面一杯にズーミングし、ペットの動きに合わせてカメラをパンさせて撮影したビデオ画像をパソコンの画面に表示する場合、ペットの動きに合わせてビデオ画像の表示位置を移動できるようにすることで、犬や猫が画面上で1箇所に留まり、単に手足を動かしているだけに見えるような不自然な表示を無くすことができるスクリーンセーバ作成システムおよび方法を提供することを他の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のスクリーンセーバ作成システムは、ビデオ画像を基にスクリーンセーバを作成するスクリーンセーバ作成システムであって、前記ビデオ画像を送信する第1の送信手段と、該送信されたビデオ画像を受信し、該受信したビデオ画像からオブジェクト画像を切り出す画像切出手段と、該切り出されたオブジェクト画像をコンテンツとするスクリーンセーバを作成するスクリーンセーバ作成手段と、該作成されたスクリーンセーバを送信する第2の送信手段と、該送信されたスクリーンセーバを受信して起動する起動手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】
また、前記オブジェクト画像の移動速度および方向を取得する取得手段を備え、前記スクリーンセーバ作成手段は、前記取得した移動速度および方向を基にスクリーンセーバを作成し、該作成されたスクリーンセーバは、前記移動速度および方向を基に、画面に表示される前記オブジェクト画像の表示位置を移動させることを特徴とする。
【0012】
本発明のスクリーンセーバ作成方法は、ビデオ画像を基にスクリーンセーバを作成するスクリーンセーバ作成方法であって、前記ビデオ画像を送信する第1の送信ステップと、該送信されたビデオ画像を受信し、該受信したビデオ画像からオブジェクト画像を切り出す画像切出ステップと、該切り出されたオブジェクト画像をコンテンツとするスクリーンセーバを作成するスクリーンセーバ作成ステップと、該作成されたスクリーンセーバを送信する第2の送信ステップと、該送信されたスクリーンセーバを受信して起動する起動ステップとを有することを特徴とする。
【0013】
また、前記オブジェクト画像の移動速度および方向を取得する取得ステップを有し、前記スクリーンセーバ作成ステップでは、前記取得した移動速度および方向を基にスクリーンセーバを作成し、該作成されたスクリーンセーバは、前記移動速度および方向を基に、画面に表示される前記オブジェクト画像の表示位置を移動させることを特徴とする。
【0014】
本発明のスクリーンセーバ作成方法は、ビデオ画像および/または静止画像、CGグラフィックスを含むマルチメディア素材を基にスクリーンセーバを作成するスクリーンセーバ作成方法であって、前記ビデオ画像および/またはその他のマルチメディア素材を組み合わせて、2次元レイアウト配置するレイアウト情報を保持するレイアウト保持ステップと、前記レイアウト情報に時間軸上の変化を与え、前記マルチメディア素材の表示位置、表示形態、表示タイミング、複数のマルチメディア素材の重なり具合を制御するパラメーターを保持し制御する時間制御ステップと、前記ビデオ画像からオブジェクト画像を切り出す画像切り出しステップと、前記切り出されたオブジェクト画像の時間軸上の位置情報を制御し、他のオブジェクトと重ね合わせて表示する事によりスクリーンセーバを作成するスクリーンセーバ作成ステップと、前記作成されたスクリーンセーバを送信する送信ステップと、該送信されたスクリーンセーバを受信して起動する起動ステップとを有することを特徴とする。
【0015】
本発明のスクリーンセーバ作成システムは、動画像を基にスクリーンセーバを作成するスクリーンセーバ作成システムであって、前記動画像からオブジェクト画像を切り出す画像切出手段と、前記オブジェクト画像の移動方向を検出する検出手段と、前記切り出されたオブジェクト画像と前記検出された移動方向に基づき、前記オブジェクトをコンテンツとするスクリーンセーバを作成するスクリーンセーバ作成手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明のスクリーンセーバ作成システムおよび方法の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0017】
[サーバ・クライアントシステム]
図1はスクリーンセーバ作成システムの構成を示す図である。本実施形態のスクリーンセーバ作成システムは、サーバ装置およびクライアント装置がインターネットを介して接続されたクライアント・サーバシステムから構成される。図において、1は例えば生きているペットなどの被写体である。2は被写体1を撮影するビデオカメラである。3はビデオカメラ2で撮影されたビデオ画像を取り込み、必要に応じて圧縮形式MPEG−4でフォーマット変換を行うパソコンである。
【0018】
5はスクリーンセーバを作成する機能を有するサーバである。6はアップロードされた動画像(MPEG−4ファイル)である。7は例えばペットである犬をコンテンツとするスクリーンセーバを作成する際、背景画像が消去され、犬の領域だけが切り出された動画像(MPEG−4ファイル)である。背景画像の無いペットの犬を表示することで、スクリーンセーバとして機能させる。例えば、ワープロとか表計算ソフトで文書を作成中にペットの犬が表示される。8は切り出された犬の動画像を基に作成された、実行可能形式のスクリーンセーバアプリケーション(MyScreenSaver.EXE)である。9は完成したスクリーンセーバをダウンロードして表示するパソコンである。18はMPEG−4ファイルやスクリーンセーバアプリケーションが伝達される通信網としてのインターネットである。
【0019】
上記構成を有するスクリーンセーバ作成システムの動作を概略的に示す。まず、ユーザはビデオカメラ2で被写体1を撮影する。例えば、自分のペットである犬を撮影する。撮影されたビデオ映像を、適当なインターフェースを介してパソコン3にデジタルビデオファイルとして取り込む。このビデオファイルはISO規格の圧縮形式MPEG−4で圧縮される。
【0020】
ユーザはパソコン3を操作し、インターネット経由でサーバ5にMPEG−4ファイルをアップロードする。サーバ5にアップロードされたMPEG−4ファイル6は、サーバ5内のプロセッサおよびソフトウェアによってペットだけが切り出され、背景画像はカットされる。この結果、ペット画像だけのMPEG−4ファイル7が生成される。切り出されたペットのMPEG−4ファイル7は、更に、サーバ5内のプロセッサおよびソフトウェアによってスクリーンセーバアプリケーション(MyScreenSaver.EXE)8に作り変えられ、サーバ5内の所定の場所に書き込まれて保存される。
【0021】
この準備が整った後、ユーザはパソコン9を使ってサーバ5にアクセスし、スクリーンセーバ8をダウンロードし、インストールすると、自分の飼っているペットをコンテンツとするスクリーンセーバがパソコン9の画面上で楽しめるようになる。
【0022】
[切り出しツール]
図2はオブジェクトの切り出し処理を示す図である。図において、10は切り出し前の入力デジタルビデオ画像であり、前述した動画像(MPEG−4ファイル)6に相当する。11はオブジェクト切り出しモジュールである。12はオブジェクト切り出しモジュール11に与えられる切り出し手順選択パラメータである。13は切り出し元のビデオ画像であり、ビデオ画像10と同じである。14は切り出されたオブジェクトのマスクパターンである。15は切り出し合成モジュールである。16は切り出されたビデオオブジェクトである。
【0023】
オブジェクト切り出しモジュール11は、複数の切り出し方法を提供する。この切り出し方法は、切り出し手順選択パラメータ12によって選択される。ここで、切り出し手順選択パラメータ12に「1」、「2」または「3」の数値が与えられると、それぞれ「ブルーバック切り出し」、「任意背景切り出し」または「手動背景切り出し」が選択される。
【0024】
「ブルーバック切り出し」の場合、入力ビデオ画像10が青い背景のスタジオで撮影されたペットの動画であることを前提とする。「ブルーバック切り出し」の仕組みは、古くから知られており、RGB成分のビデオ信号をYuv成分の信号に変換し、青色成分を検出してそれを白または黒に変換すると、オブジェクトだけが取り出される。また、「ブルーバック切り出し」の欠点もよく知られており、撮影時、特別に大掛かりな装置を必要とし、オブジェクトが青を含んでいると、その部分が抜け落ちてしまうこと等がある。
【0025】
「任意背景切り出し」の場合、オブジェクトを含まない任意の背景の静止画を撮影し、次にオブジェクトを入れて撮影したビデオ画像から先に撮影した静止画(背景画像)を引き算する。これにより、ノイズを無視すると、背景部分はゼロになり、オブジェクト部分の画像データに何らかの値が残る。これを値0か値1に量子化すると、オブジェクト・マスクパターンが得られ、それを元のビデオ画像に掛け合わせることで、オブジェクトが切り出さられる。
【0026】
「手動切り出し」の場合、ビデオ動画の最初のフレームを静止画として表示し、目視でオブジェクトの輪郭をなぞっていくことで、輪郭情報を与える。第2フレーム以降、隣接したフレーム間ではオブジェクトが大きく変化しないという特性を利用し、第1フレームで与えられた輪郭情報の近傍の画像を検査し、新たな輪郭を検出する。この様な動作を順に繰り返すことにより、全フレームからオブジェクトだけが切り出される。尚、オブジェクト切り出しモジュール11の内部構成は本発明の対象外であるので、その説明を省略する。
【0027】
オブジェクト切り出しモジュール11から出力されるマスクパターン14は、オブジェクト部分を「1」、背景部分を「0」とするビットマップ画像である。前述したように、このビットマップ画像を元のビデオ画像に掛け合わせることで、オブジェクト部分を切り出した動画像が得られる。
【0028】
[パンニング]
犬や猫のペットを撮影する場合、カメラレンズを広角に設定し、三脚に固定して動物が動き回る様子を撮影する人は少ない。普通、ペットをズームレンズで画面いっぱいに引き寄せ、ペットの動きに合わせてカメラをパンしていく。
【0029】
図3はパンニング時の撮影の様子を示す図である。図において、犬が位置a→位置b→位置cへと移動する場合、ビデオカメラ2の撮影者は、犬を画面一杯に写した状態で、ビデオカメラ2を矢印d方向に回転させながら撮影する。この動作を「パンニング」または単に「パン」という。
【0030】
このように撮影した結果、シーン25→シーン26→シーン27に示すように、犬は画面の中で足を動かすだけで移動せず、背景画像だけが左から右へ移動して行く様子が撮影される。それでも違和感を感じないのは、人間が頭の中で背景画像の相対的な動きから犬の動きを想像できるからである。
【0031】
ところが、スクリーンセーバの場合、オブジェクトの犬を切り出して背景画像を消去するので、問題が生じることになる。図4は切り出されたオブジェクトの犬だけのシーンを示す図である。例えば、オブジェクトの犬を切り出したシーンがシーン30→シーン31→シーン32と変化すると、スクリーン33に表示される犬の動画39は、デスクトップ40上で足を前後に動かしているだけに見える。
【0032】
この問題を解決するためには、図5の位置e→位置f→位置gに示すように、スクリーン33上における犬の表示位置をフレーム毎に右から左へ少しずつ移動させる必要がある。図5はスクリーン上における犬の表示位置を変化させる様子を示す図である。これにより、犬はデスクトップ上を本当に歩き回っているように見える。ここで、移動量37、38は、犬の歩く速さとスクリーン上での縮尺率とから決定される。
【0033】
[移動量の検出]
移動量の検出には、圧縮形式MPEG−4特有の仕組みを利用する。圧縮形式MPEG−4では、圧縮する時に動きベクトル符号化という方法を用いている。いわゆる「動き検出」機能を有する。図6はあるシーンの前後2フレームの差分から動きベクトルを求めて画面上にプロットした様子を示す図である。矢印の向きが動きベクトルの方向を示し、矢印の長さが動きベクトルの大きさに比例する。図から明らかなように、動いているのは専ら背景画像の方である。
【0034】
図7は動きベクトルのX軸成分を示すヒストグラムである。縦軸の単位は「個数」であり、横軸の単位は「画素/フレーム」である。このヒストグラムには、2つのピークA、Bが存在することが分かる。Cはピークを判定するためのスライスレベルである。このヒストグラムでは、ピークAは動きの少ない「犬」と濃淡がはっきりしない「空」の動きベクトルによるものである。また、ピークBは「草むら」を中心とした背景画像の動きベクトルによるものである。したがって、背景画像は右方向に「8画素/フレーム」の速さで動いていることが分かる。図8は動きベクトルのY軸成分を示すヒストグラムである。このヒストグラムでは、1つのピークDしか判定されない。小さなピークEはスライスレベルCに満たない。したがって、Y軸方向の動きはないと判断できる。
【0035】
[動き積分]
移動量の検出によって、画面の中に犬や猫のオブジェクトが1つしか存在しない場合のオブジェクトの動きを計算する。隣接フレーム間のオブジェクトの動きベクトルを[p(x,y)]、背景画像の動きベクトルを[b(x,y)]とすると、オブジェクトの絶対動きベクトル[P(x,y)]は、数式(1)で与えられる。
【0036】
[P](画素/フレーム)=[p]−[b] ……(1)
動画のフレームレートをF(フレーム/秒)とすると、オブジェクトの速さ[V(x,y)]は、数式(2)で表される。
【0037】
[V](画素/秒)=[P]×F …(2)
したがって、ある微小時間tの間にオブジェクトが移動する距離[j]は数式(3)で与えられ、所定時間Tの移動量[J]は数式(4)に示すように積分値で与えられる。
【0038】
図9は移動量Jの値を1秒毎に画面上にプロットした軌跡を示す図である。この移動量Jの軌跡は、犬が公園を動き回った軌跡と相似形であると考えられる。犬は、まず原点(0,0)からスタートし、90秒後にEND点に到達している。ここでは、この図形を軌跡ベクトル図と呼ぶことにする。参考までに、画面50はXGAサイズ(1024×768)の画面である。
【0039】
図9では、犬が走った軌跡は画面50からはみ出てしまうので、犬の軌跡を全体的にシフトし、図10に示すように画面内に収まるようにする。図10は画面50内に収まるようにシフトさせた犬の軌跡を示す図である。軌跡を縮小させる場合、その縮小率が20%程度までなら、軌跡ベクトルの変更だけで構わないが、20%以上になるとオブジェクトの犬が地面をスリップしている様に見えてくるので、オブジェクト動画の縮小も並行して行うようにする必要がある。このオブジェクトの動画を縮小するやり方は、軌跡ベクトル図の縮小率が40%程度まで実用に耐えられることが多い。それ以上の縮小率となると、動画オブジェクトが小さくなり過ぎるので、別な手法を用いた方がよい。
【0040】
[軌跡のはみ出し]
通常、ビデオカメラの撮影者は、犬の可愛らしい動きを撮影することに懸命であり、犬がスクリーンセーバに使用された際、画面からはみ出さないようにするということを配慮しない。このため、撮影されたビデオの動きベクトルを解析し、軌跡ベクトル図を書くと、スクリーン(画面)から大きくはみ出してしまうことが多い。このような場合、前述したように、軌跡ベクトル図を40%程度縮小しても、画面に収まらない場合、むしろ画面からはみ出させてしまう方が自然に見える。
【0041】
図11は軌跡ベクトル図を画面からはみ出させる場合の様子を示す図である。犬がSTART点からどんどん左に移動し、画面サイズに比較して軌跡ベクトル図が400%にもなっている場合、これは多分、犬が撮影者の周囲を反時計回りに回り続けた結果である。したがって、点▲1▼で画面から犬をはみ出させ、点▲1▼’で画面に入場させ、また点▲2▼で画面からはみ出させ、点▲2▼’で画面に入場させ、さらに点▲3▼でまた画面からはみ出させ、点▲3▼’で画面に入場させてEND点で終了するような動きの方が、オブジェクトのサイズは100%のままでよいので、視覚効果に優れる。
【0042】
[エンコーダ部の構成]
図12はパソコン(クライアント)3内のエンコーダ部の構成を示すブロック図である。図中、点線で囲まれた部分は、当業者にとって公知の技術である動き補償DCT符号化部60である。オブジェクト切り出しモジュール11は、動き補償DCT符号化部60と並行して画像を判定する。オブジェクト切り出しモジュール11に入力される数値「2」は、前述したように、切り出し方法を選択するためのデータ(切り出し手順選択パラメータ)である。オブジェクト切り出しデータは、「0」、「1」の2値データであるので、MH(モディファイド・ハフマン)符号化されて出力される。
【0043】
動き補償DCT符号化部60の中で扱われる動き補償予測データは、ヒストグラム回路61にも送られ、フレーム単位でヒストグラムが集計される。その結果、2つのピークが計算され、原点に近いピークA(隣接フレーム間のオブジェクトの動きベクトル[p])と原点から遠いピークB(背景画像の動きベクトル[b])との差分が加算器62で計算される。これは、数式1で示した結果と等しくなる。この結果は、圧縮ビデオ信号およびオブジェクト切り出しデータとともに、マルチプレクサ(MPX)63でマルチプレックスされ、MPEG−4ファイル64に出力される。
【0044】
図13はサーバ5内のデコーダ部の構成を示すブロック図である。点線で囲まれる部分は、当業者にとって公知の技術である動き補償DCT復号化部71である。MPEG−4ファイル64は、デマルチプレクサ(DMPX)65によって、圧縮ビデオ信号、動き補償DCT復号信号およびオブジェクト切り出しデータに分離される。オブジェクト切り出しデータが入力される切り出しデコーダ68の出力は2値画像であり、乗算器69において動き補償DCT復号化部71から出力される再生ビデオ信号に乗算される。背景画像はここで捨てられる。
【0045】
一方、動き補償DCT復号信号は、乗算器66で固定値Fと掛け算され、積分器67に入力される。積分器67は、数式4に示すオブジェクトの移動データを出力する。これは軌跡データであり、加算器70でオブジェクト・ビデオ信号に加算され、オフセット値を与える。尚、乗算器66および積分器67は、図12のエンコーダ側に設けてもよい。この場合、軌跡データそのものがMPEG−4ファイル64の中に保存されることになる。
【0046】
[スクリーンセーバとしての動作]
このようにして生成されたオブジェクト・ビデオ信号(動画)を再生して所定の動きをさせる場合、BIFS(Binary Format for Scene)に与えるプログラムを決定する必要がある。BIFSはバイナリコードであるが、テキストベースのVRML(Virtual Reality Modeling Language)と機能的に同じであり、Java(登録商標)スクリプトをサポートする。
【0047】
[VRML/BIFS]
動画を再生しながら犬の歩いた軌跡に合わせて、切り出された動画オブジェクト(犬)の画面上での位置を変えるためのVRMLプログラム例は、以下の通りである。
図14はスクリーンセーバーを生成する具体的なエンコーダー部分の機能ブロック図である。動画コンテンツ100を、A/Vコンバーター101でフォーマット変換し、ビデオ/オーディオエンコーダー105でMPEG−4に変換する。一方、静止画102は背景静止画画像エンコーダー103でJPEG圧縮され、レイアウト編集ツール109にマルチメディア素材として提供される。
【0048】
あらかじめレイアウトを決めたテンプレートファイルをWebサーバーからダウンロードする場合には、ダウンローダー107を介してVRMLテンプレートが106にダウンロードされる。レイアウト編集ツール109は、マルチメディア素材105をテンプレート上にドラッグ&ドロップする事により、スクリーンセーバーのレイアウトをVRMLの形でVRMLエンコーダー108に出力し、BIFSエンコーダー110でバイナリ−フォーマットに変換する。
【0049】
その結果はマルチプレクサ−112により動画、静止画、テキストと共にBIFSレイアウトもマルチプレックスされる。その手順を記述したスクリプトがマルチプレックス制御スクリプト生成ツール111から与えられる。
【0050】
マルチプレックスされた結果は、ファイルI/Oモジュール113によりMP4ファイルに変換され、ディスク114に保存される。
【0051】
ディスク114に保存されたMP4ファイルは、プレビューツール120によりローカル再生も可能である。通常はサムネール生成モジュール115でアイコンとしてのサムネール画像を生成してディスク116に蓄えると共に、コンテンツ記述ファイル生成モジュール117で書誌的事項を生成してディスク118に蓄える。通信モジュール119はそれらのコンテンツ114、116、118を図示しないサーバーにアップロードし、Webサーバーに公開する事ができる。
【0052】
再生側においては、プレビューツール120と同じモジュールをバックグラウンドで起動しておき、一定時間のマウス/キーボード操作が無いときに配信されたコンテンツを起動する。
【0053】
以上示したように、本実施形態のスクリーンセーバ作成システムによれば、難解な作業工程をネットワーク上のサーバ5に行わせることにより、自分が撮影したペットのビデオ画像が表示されるスクリーンセーバを簡単に作成できる。
【0054】
また、ペットを画面一杯にズーミングし、ペットの動きに合わせてビデオカメラ2をパンさせて撮影したビデオ画像をパソコン9の画面に表示する場合、ペットの動きに合わせてその表示位置を移動できる。したがって、犬や猫が画面上で1箇所に留まり、単に手足を動かしているだけに見えるような不自然な表示を無くすことができる。
【0055】
以上が本発明の実施の形態の説明であるが、本発明は、これら実施の形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または実施の形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
【0056】
例えば、上記実施形態では、クライアントからサーバにMPEG−4ファイルをアップロードし、サーバでスクリーンセーバを作成して保存し、クライアントがダウンロードしてインストールするクライアント・サーバシステムに適用された場合を示したが、ネットワークに接続されない単体の機器内で実現することも可能である。
【0057】
また、上記実施形態のスクリーンセーバ作成システムを、有償配信するようなビジネスに応用してもよい。
【0058】
さらに、上記実施形態では、スクリーンセーバを作成する場合を示したが、その他、環境ソフトウェアとして、動画メールの自動表示、動画公告の自動受信、登録番組の自動受信、アプリケーションの動画ヘルプなどを作成する場合も、同様にサーバを利用して作成するようにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】
本発明によれば、難解な作業工程をネットワーク上のサーバに行わせることにより、撮影したビデオ画像を基に、個人が自分のペットや赤ちゃん等をコンテンツとするスクリーンセーバを簡単に作成できる。
【0060】
また、ペットを画面一杯にズーミングし、ペットの動きに合わせてカメラをパンさせて撮影したビデオ画像をパソコンの画面に表示する場合、ペットの動きに合わせてビデオ画像の表示位置を移動できる。したがって、犬や猫が画面上で1箇所に留まり、単に手足を動かしているだけに見えるような不自然な表示を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
スクリーンセーバ作成システムの構成を示す図である。
【図2】
オブジェクトの切り出し処理を示す図である。
【図3】
パンニング時の撮影の様子を示す図である。
【図4】
切り出されたオブジェクトの犬だけのシーンを示す図である。
【図5】
スクリーン上における犬の表示位置を変化させる様子を示す図である。
【図6】
あるシーンの前後2フレームの差分から動きベクトルを求めて画面上にプロットした様子を示す図である。
【図7】
動きベクトルのX軸成分を示すヒストグラムである。
【図8】
動きベクトルのY軸成分を示すヒストグラムである。
【図9】
移動量Jの値を1秒毎に画面上にプロットした軌跡を示すグラフである。
【図10】
画面50内に収まるようにシフトさせた犬の軌跡を示す図である。
【図11】
軌跡ベクトル図を画面からはみ出させる場合の様子を示す図である。
【図12】
パソコン(クライアント)3内のエンコーダ部の構成を示すブロック図である。
【図13】
サーバ5内のデコーダ部の構成を示すブロック図である。
【図14】
スクリーンセーバーを生成するエンコーダー部分の機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 被写体
2 ビデオカメラ
3、9 パソコン(クライアント)
5 サーバ
11 オブジェクト切り出しモジュール
61 ヒストグラム回路
62、70 加算器
66、69 乗算器
67 積分器
103 背景静止画画像エンコーダー
105 ビデオ/オーディオエンコーダー
106 レイアウト表示用VRMLテンプレート
108 VRMLエンコーダー
109 レイアウト編集ツール
110 BIFSレイアウトエンコーダー
111 マルチプレックス制御スクリプト生成ツール
113 ファイルI/Oモジュール
115 サムネール生成モジュール
117 コンテンツ記述ファイル生成モジュール
119 通信モジュール
120 プレビューツール(プレーヤー)
Claims (9)
- ビデオ画像を基にスクリーンセーバを作成するスクリーンセーバ作成システムであって、
前記ビデオ画像を送信する第1の送信手段と、
該送信されたビデオ画像を受信し、該受信したビデオ画像からオブジェクト画像を切り出す画像切出手段と、
該切り出されたオブジェクト画像をコンテンツとするスクリーンセーバを作成するスクリーンセーバ作成手段と、
該作成されたスクリーンセーバを送信する第2の送信手段と、
該送信されたスクリーンセーバを受信して起動する起動手段とを備えたことを特徴とするスクリーンセーバ作成システム。 - 前記オブジェクト画像の移動速度および方向を取得する取得手段を備え、
前記スクリーンセーバ作成手段は、前記取得した移動速度および方向を基にスクリーンセーバを作成し、該作成されたスクリーンセーバは、前記移動速度および方向を基に、画面に表示される前記オブジェクト画像の表示位置を移動させることを特徴とする請求項1記載のスクリーンセーバ作成システム。 - ネットワークを介してサーバおよびクライアントが接続されたクライアント・サーバシステムに搭載され、前記クライアントは前記第1の送信手段および前記起動手段を有し、前記サーバは前記画像切出手段、前記スクリーンセーバ作成手段および前記第2の送信手段を有することを特徴とする請求項1または2記載のスクリーンセーバ作成システム。
- 前記切り出されるオブジェクト画像の切り出し手順を選択する選択手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のスクリーンセーバ作成システム。
- 前記ビデオ画像を圧縮形式MPEG−4のファイルに変換するフォーマット変換手段を備え、前記第1の送信手段は、前記変換されたMPEG−4のファイルを送信することを特徴とする請求項1記載のスクリーンセーバ作成システム。
- ビデオ画像を基にスクリーンセーバを作成するスクリーンセーバ作成方法であって、
前記ビデオ画像を送信する第1の送信ステップと、
該送信されたビデオ画像を受信し、該受信したビデオ画像からオブジェクト画像を切り出す画像切出ステップと、
該切り出されたオブジェクト画像をコンテンツとするスクリーンセーバを作成するスクリーンセーバ作成ステップと、
該作成されたスクリーンセーバを送信する第2の送信ステップと、
該送信されたスクリーンセーバを受信して起動する起動ステップとを有することを特徴とするスクリーンセーバ作成方法。 - 前記オブジェクト画像の移動速度および方向を取得する取得ステップを有し、
前記スクリーンセーバ作成ステップでは、前記取得した移動速度および方向を基にスクリーンセーバを作成し、該作成されたスクリーンセーバは、前記移動速度および方向を基に、画面に表示される前記オブジェクト画像の表示位置を移動させることを特徴とする請求項6記載のスクリーンセーバ作成方法。 - ビデオ画像および/または静止画像、CGグラフィックスを含むマルチメディア素材を基にスクリーンセーバを作成するスクリーンセーバ作成方法であって、
前記ビデオ画像および/またはその他のマルチメディア素材を組み合わせて、2次元レイアウト配置するレイアウト情報を保持するレイアウト保持ステップと、
前記レイアウト情報に時間軸上の変化を与え、前記マルチメディア素材の表示位置、表示形態、表示タイミング、複数のマルチメディア素材の重なり具合を制御するパラメーターを保持し制御する時間制御ステップと、
前記ビデオ画像からオブジェクト画像を切り出す画像切り出しステップと、
前記切り出されたオブジェクト画像の時間軸上の位置情報を制御し、他のオブジェクトと重ね合わせて表示する事によりスクリーンセーバを作成するスクリーンセーバ作成ステップと、
前記作成されたスクリーンセーバを送信する送信ステップと、
該送信されたスクリーンセーバを受信して起動する起動ステップとを有することを特徴とするスクリーンセーバ作成方法。 - 動画像を基にスクリーンセーバを作成するスクリーンセーバ作成システムであって、
前記動画像からオブジェクト画像を切り出す画像切出手段と、
前記オブジェクト画像の移動方向を検出する検出手段と、
前記切り出されたオブジェクト画像と前記検出された移動方向に基づき、前記オブジェクトをコンテンツとするスクリーンセーバを作成するスクリーンセーバ作成手段とを備えたことを特徴とするスクリーンセーバ作成システム。
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