JP2004157710A - ポップコーン自動販売機 - Google Patents
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Abstract
【課題】ポップコーンの自動販売に適した簡単な構造を有し、利用者が食するのに便利で衛生的な容器に入ったポップコーンを供し得る自動販売機を提供する
【解決手段】ポップコーン素材15を封入したカップ2の収納部1と、ポップコーン素材を加熱するマイクロ波式調理部5と、加熱調理の加えられたカップを搬出する搬出部8とを備え、カップ2はその開口部12近傍の周縁13に結合されカップの内壁11に沿って内底に向け垂れ下がったプラスチックフィルムよりなる覆い10を備え、この覆い10とカップの内底14との間にポップコーン素材15が封入される。
【選択図】 図1
【解決手段】ポップコーン素材15を封入したカップ2の収納部1と、ポップコーン素材を加熱するマイクロ波式調理部5と、加熱調理の加えられたカップを搬出する搬出部8とを備え、カップ2はその開口部12近傍の周縁13に結合されカップの内壁11に沿って内底に向け垂れ下がったプラスチックフィルムよりなる覆い10を備え、この覆い10とカップの内底14との間にポップコーン素材15が封入される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コーンを加熱してポッピングさせ販売するポップコーン自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】
所定量のコーン(玉蜀黍)を充填した容器をマイクロ波加熱装置により加熱し、ポップコーンとして提供する自動販売機は既に提案されている。この種の自動販売機においては、容器は積み重ねてストッカー内に収納されるが、容器内に充填したコーンがその上に積み重ねた容器の底部と直接接触しないように、容器内に仕切板が落とし込まれ、コーンを覆うようにしている。この仕切板は単にカップ内に落とし込まれているだけであるから、コーンを加熱してポッピングさせ、コーンが大きく膨張するとカップから押出され、コーンは露出状態となる。カップはこの状態で搬出口まで搬出されるから、その間にこぼれ出すポップコーンがあり、それが搬出動作の妨げにならないようにこれを排除する機構が設けられている(例えば、特許文献1参照。)。また自動販売機用として収納効率に優れ、取り扱いが簡便な電子レンジ調理用食品包装容器として、袋状に形成した内袋体と、この内袋体を収納する外箱体とから構成し、調理の進行と共に内袋体は食品の膨張と共に膨張し、外箱体は内袋体の外周を保持しながら立体的に展開して行くものが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−161844号公報(第7頁、第14頁)
【特許文献2】
特開平7−291367号公報(第1頁、)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述の自動販売機においては、カップの収納状態ではコーンがこぼれ出すことはないが、加熱調理の進行と共にコーンが膨張すると仕切板は押出され、搬出作動中にコーンがこぼれ落ちることがあり、コーン詰まりによる故障が多く、それ故コーンができるだけ落ちないような処理機構を自動販売機内に備えなければならず、また搬出されたカップを手に持って食する際にもポップコーンがこぼれないように注意しなければならず、しかもポップコーンは外界に開放された状態にあるから非衛生的である。また上述の包装容器はコーンを封入状態にしている点でこれらの問題を解決することができるが、自動販売機にも使用し得るとはいえ、従来のカップ収納部やカップシューターはそのまま使用することができず、自動販売機内部の構造を特殊仕様にしなければならないという問題点がある。
【0005】
従って本発明の課題は、ポップコーンの自動販売に適した簡単な構造を有し、利用者が食するのに便利で衛生的な容器に入ったポップコーンを供し得る自動販売機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明においては、ポップコーン素材を封入したカップを積み重ねて収納する収納部と、ポップコーン素材を加熱するマイクロ波式調理部と、加熱調理の加えられたカップを搬出する搬出部とを備え、カップはその開口部近傍に結合されカップの内壁に沿って内底に向け垂れ下がったプラスチックフィルムよりなる覆いを備え、この覆いとカップの底との間にポップコーン素材が封入される。
【0007】
カップに結合した覆いは、加熱調理して膨張したポップコーンを覆い得るだけの面積を有していなければならない。
【0008】
カップに結合した覆いにミシン目を設けると有利である。このミシン目はそれを切ることにより覆いを開封し、また加熱期間中に発生するガスを逃がし、覆いやカップ内に大きな圧力が生じて破損するのを防止する。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に示す実施例により説明する。
【0010】
図1aは本発明のポップコーン自動販売機の全体構成を概略的に示した斜視図である。1はカップ収納部で、その一部を破断して示すように内部に図の例では3つの収納列1a、1b、1cを有し、各列のカップ2a、2b、2cにはそれぞれ風味を異にするコーン、例えばカップ2aにはチョコレート風味、カップ2bにはチーズ風味、カップ2cには塩風味のコーンが封入されている。各収納列1a、1b、1cの下端にはカップドロップリング3a、3b、3cが配置され、最下部のカップをその位置に保持しており、自動販売機の制御部から発せられる販売信号に応じてカップドロップリングを釈放しカップを1つずつ落下させる。4はカップシューターで、カップドロップリングから釈放されたカップを下方へ誘導するものである。5はマイクロ波式調理部で、カップシューター4から放出されたカップにマイクロ波を照射して内部のコーンを加熱調理するものである。マイクロ波式調理部5は開閉式の扉5aを有し、この扉5aの内側には2つの半円筒からなる開閉式のカップホルダー6がこのカップホルダーを前後に動かすシェークハンド7を介して取り付けられている。待機状態においては扉5aは開かれ、カップホルダー6は閉じた状態でカップシューター4の放出口4aの下方に位置している。8はマイクロ波式調理部5の扉5aを開いたときカップホルダー6の下方の対向する位置に開口され、調理されたカップの搬出部としての第2のカップシューター、9は第2のカップシューター8の出口8aに対向配置された商品取出口である。
【0011】
次に本発明で使用されるカップの一例を説明する。図1bはその断面図、図1cは平面図、図1dはコーンがポッピングされて膨張した状態の正面図である。カップ2は外観的には通常自動販売機で使用されているカップと変るところはない。カップ2の内部にはプラスチックフィルムより形成されたコーン封入用の覆い10が存在する。この覆い10はカップ2の内壁11の開口部12よりやや下がった位置の周縁13に固定され、それより内壁11に沿って垂れ下がり、カップの内底14のやや上方まで達し、この覆い10によってカップ2の内底に封入されたポップコーン素材15が加熱されて膨張しポップコーンになったとき、このポップコーンを覆い得るだけの面積を持っている。覆い10はポップコーンを覆った状態でほぼその頂部付近の位置に直線状又は十文字状のミシン目16を備えている。このミシン目16はそれを切ることにより覆いを開封すると共に、加熱調理期間において、ポップコーン素材15から発生するガスの一部を外部に逃がし、カップ2、覆い10内に大きな圧力が発生してこれらが破損するのを防止する機能を有する。なお、覆い10のカップ開口部近傍の固定位置は上述の例に限ることなく、ポップコーン素材が加熱調理され膨張したときその全体を覆い得るような構成であればよい。
【0012】
次に本発明の自動販売機の販売動作を説明する。販売価格に相応する入金がなされ、自動販売機の商品選択ボタンにより収納列1a〜1cの内の1つの商品、即ちある種類のポップコーン(例えばチョコレート風味)が選択されると、選択された収納部1のカップドロップリング3a〜3cの中の1つのカップ2が釈放される。この際調理部5の扉5aは開かれ、カップホルダー6は閉じた状態でカップシューター4の放出口4aの下方で待機しているから、釈放されたカップ2はカップホルダー6により受け取られる。カップ2がカップホルダー6に送り込まれたことが検出されると調理部5の扉5aは閉じ、カップホルダー6は調理室5b内に移動する。次いで調理部5の電源がオンされ、マイクロ波がカップ2に向け照射される。同時にシェークハンド7が調理室5b内で前後に動き、カップ2内のコーン15にマイクロ波が満遍なく当るようにする。所定時間が経過すると、カップ2内のポップコーン素材15は加熱によりポッピングして膨張し、覆い10はそれに押されてカップの外方へ上昇し、図1dに示すように盛り上がった状態になる。ポップコーンができあがると調理部5の電源はオフされ、調理部5の扉5aが開き、カップホルダー6は調理室5b内より第2のカップシューター8の上部に回転して位置する。次いでカップホルダー6が開き、カップ2はカップシューター8に導かれて取出口9に搬出される。カップホルダー6がカップを釈放すると、カップホルダー6は再び閉じ、次の販売に待機する。購入者は取出口9の扉を開けてカップを取出し、カップの覆い10のミシン目16を切って開封することにより、覆い内部のポップコーンを取出すことができる。
【0013】
【発明の効果】
本発明によれば、従来のカップ式自動販売機の機構をそのまま利用することができ、簡単な構成のポップコーン自動販売機が得られ、利用者の手に届くまでコーンは封入された状態にあるから、販売動作の間にコーンがカップから零れ落ちるようなことがなく、従って自動販売機の内部にそのための処理機構を設ける必要がなく、一方利用者は覆いを備えたカップにより、こぼれる事を気にすることなく衛生的にポップコーンを食することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の、aは自動販売機全体の構成斜視図、b〜dは本発明のカップの一例を示し、bは断面図、cは平面図、dはコーンが膨張した状態の正面図である。
【符号の説明】
1 カップ収納部
1a、1b、1c 収納列
2、2a、2b、2c カップ
3a、3b、3c カップドロップリング
4 カップシューター
4a カップシューターの放出口
5 マイクロ波調理部
5a 扉
5b 調理室
6 カップホルダー
7 シェークハンド
8 カップシューター
8a 出口
9 取出口
10 覆い
11 カップの内壁
12 カップの開口部
13 周縁
14 内底
15 ポップコーン素材
16 ミシン目
【発明の属する技術分野】
本発明は、コーンを加熱してポッピングさせ販売するポップコーン自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】
所定量のコーン(玉蜀黍)を充填した容器をマイクロ波加熱装置により加熱し、ポップコーンとして提供する自動販売機は既に提案されている。この種の自動販売機においては、容器は積み重ねてストッカー内に収納されるが、容器内に充填したコーンがその上に積み重ねた容器の底部と直接接触しないように、容器内に仕切板が落とし込まれ、コーンを覆うようにしている。この仕切板は単にカップ内に落とし込まれているだけであるから、コーンを加熱してポッピングさせ、コーンが大きく膨張するとカップから押出され、コーンは露出状態となる。カップはこの状態で搬出口まで搬出されるから、その間にこぼれ出すポップコーンがあり、それが搬出動作の妨げにならないようにこれを排除する機構が設けられている(例えば、特許文献1参照。)。また自動販売機用として収納効率に優れ、取り扱いが簡便な電子レンジ調理用食品包装容器として、袋状に形成した内袋体と、この内袋体を収納する外箱体とから構成し、調理の進行と共に内袋体は食品の膨張と共に膨張し、外箱体は内袋体の外周を保持しながら立体的に展開して行くものが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−161844号公報(第7頁、第14頁)
【特許文献2】
特開平7−291367号公報(第1頁、)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述の自動販売機においては、カップの収納状態ではコーンがこぼれ出すことはないが、加熱調理の進行と共にコーンが膨張すると仕切板は押出され、搬出作動中にコーンがこぼれ落ちることがあり、コーン詰まりによる故障が多く、それ故コーンができるだけ落ちないような処理機構を自動販売機内に備えなければならず、また搬出されたカップを手に持って食する際にもポップコーンがこぼれないように注意しなければならず、しかもポップコーンは外界に開放された状態にあるから非衛生的である。また上述の包装容器はコーンを封入状態にしている点でこれらの問題を解決することができるが、自動販売機にも使用し得るとはいえ、従来のカップ収納部やカップシューターはそのまま使用することができず、自動販売機内部の構造を特殊仕様にしなければならないという問題点がある。
【0005】
従って本発明の課題は、ポップコーンの自動販売に適した簡単な構造を有し、利用者が食するのに便利で衛生的な容器に入ったポップコーンを供し得る自動販売機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明においては、ポップコーン素材を封入したカップを積み重ねて収納する収納部と、ポップコーン素材を加熱するマイクロ波式調理部と、加熱調理の加えられたカップを搬出する搬出部とを備え、カップはその開口部近傍に結合されカップの内壁に沿って内底に向け垂れ下がったプラスチックフィルムよりなる覆いを備え、この覆いとカップの底との間にポップコーン素材が封入される。
【0007】
カップに結合した覆いは、加熱調理して膨張したポップコーンを覆い得るだけの面積を有していなければならない。
【0008】
カップに結合した覆いにミシン目を設けると有利である。このミシン目はそれを切ることにより覆いを開封し、また加熱期間中に発生するガスを逃がし、覆いやカップ内に大きな圧力が生じて破損するのを防止する。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に示す実施例により説明する。
【0010】
図1aは本発明のポップコーン自動販売機の全体構成を概略的に示した斜視図である。1はカップ収納部で、その一部を破断して示すように内部に図の例では3つの収納列1a、1b、1cを有し、各列のカップ2a、2b、2cにはそれぞれ風味を異にするコーン、例えばカップ2aにはチョコレート風味、カップ2bにはチーズ風味、カップ2cには塩風味のコーンが封入されている。各収納列1a、1b、1cの下端にはカップドロップリング3a、3b、3cが配置され、最下部のカップをその位置に保持しており、自動販売機の制御部から発せられる販売信号に応じてカップドロップリングを釈放しカップを1つずつ落下させる。4はカップシューターで、カップドロップリングから釈放されたカップを下方へ誘導するものである。5はマイクロ波式調理部で、カップシューター4から放出されたカップにマイクロ波を照射して内部のコーンを加熱調理するものである。マイクロ波式調理部5は開閉式の扉5aを有し、この扉5aの内側には2つの半円筒からなる開閉式のカップホルダー6がこのカップホルダーを前後に動かすシェークハンド7を介して取り付けられている。待機状態においては扉5aは開かれ、カップホルダー6は閉じた状態でカップシューター4の放出口4aの下方に位置している。8はマイクロ波式調理部5の扉5aを開いたときカップホルダー6の下方の対向する位置に開口され、調理されたカップの搬出部としての第2のカップシューター、9は第2のカップシューター8の出口8aに対向配置された商品取出口である。
【0011】
次に本発明で使用されるカップの一例を説明する。図1bはその断面図、図1cは平面図、図1dはコーンがポッピングされて膨張した状態の正面図である。カップ2は外観的には通常自動販売機で使用されているカップと変るところはない。カップ2の内部にはプラスチックフィルムより形成されたコーン封入用の覆い10が存在する。この覆い10はカップ2の内壁11の開口部12よりやや下がった位置の周縁13に固定され、それより内壁11に沿って垂れ下がり、カップの内底14のやや上方まで達し、この覆い10によってカップ2の内底に封入されたポップコーン素材15が加熱されて膨張しポップコーンになったとき、このポップコーンを覆い得るだけの面積を持っている。覆い10はポップコーンを覆った状態でほぼその頂部付近の位置に直線状又は十文字状のミシン目16を備えている。このミシン目16はそれを切ることにより覆いを開封すると共に、加熱調理期間において、ポップコーン素材15から発生するガスの一部を外部に逃がし、カップ2、覆い10内に大きな圧力が発生してこれらが破損するのを防止する機能を有する。なお、覆い10のカップ開口部近傍の固定位置は上述の例に限ることなく、ポップコーン素材が加熱調理され膨張したときその全体を覆い得るような構成であればよい。
【0012】
次に本発明の自動販売機の販売動作を説明する。販売価格に相応する入金がなされ、自動販売機の商品選択ボタンにより収納列1a〜1cの内の1つの商品、即ちある種類のポップコーン(例えばチョコレート風味)が選択されると、選択された収納部1のカップドロップリング3a〜3cの中の1つのカップ2が釈放される。この際調理部5の扉5aは開かれ、カップホルダー6は閉じた状態でカップシューター4の放出口4aの下方で待機しているから、釈放されたカップ2はカップホルダー6により受け取られる。カップ2がカップホルダー6に送り込まれたことが検出されると調理部5の扉5aは閉じ、カップホルダー6は調理室5b内に移動する。次いで調理部5の電源がオンされ、マイクロ波がカップ2に向け照射される。同時にシェークハンド7が調理室5b内で前後に動き、カップ2内のコーン15にマイクロ波が満遍なく当るようにする。所定時間が経過すると、カップ2内のポップコーン素材15は加熱によりポッピングして膨張し、覆い10はそれに押されてカップの外方へ上昇し、図1dに示すように盛り上がった状態になる。ポップコーンができあがると調理部5の電源はオフされ、調理部5の扉5aが開き、カップホルダー6は調理室5b内より第2のカップシューター8の上部に回転して位置する。次いでカップホルダー6が開き、カップ2はカップシューター8に導かれて取出口9に搬出される。カップホルダー6がカップを釈放すると、カップホルダー6は再び閉じ、次の販売に待機する。購入者は取出口9の扉を開けてカップを取出し、カップの覆い10のミシン目16を切って開封することにより、覆い内部のポップコーンを取出すことができる。
【0013】
【発明の効果】
本発明によれば、従来のカップ式自動販売機の機構をそのまま利用することができ、簡単な構成のポップコーン自動販売機が得られ、利用者の手に届くまでコーンは封入された状態にあるから、販売動作の間にコーンがカップから零れ落ちるようなことがなく、従って自動販売機の内部にそのための処理機構を設ける必要がなく、一方利用者は覆いを備えたカップにより、こぼれる事を気にすることなく衛生的にポップコーンを食することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の、aは自動販売機全体の構成斜視図、b〜dは本発明のカップの一例を示し、bは断面図、cは平面図、dはコーンが膨張した状態の正面図である。
【符号の説明】
1 カップ収納部
1a、1b、1c 収納列
2、2a、2b、2c カップ
3a、3b、3c カップドロップリング
4 カップシューター
4a カップシューターの放出口
5 マイクロ波調理部
5a 扉
5b 調理室
6 カップホルダー
7 シェークハンド
8 カップシューター
8a 出口
9 取出口
10 覆い
11 カップの内壁
12 カップの開口部
13 周縁
14 内底
15 ポップコーン素材
16 ミシン目
Claims (4)
- ポップコーン素材を封入したカップの収納部と、ポップコーン素材を加熱するマイクロ波式調理部と、加熱調理の加えられたカップを搬出する搬出部とを備え、カップはその開口部近傍に結合されカップの内壁に沿って内底に向け垂れ下がったプラスチックフィルムよりなる覆いを備え、この覆いとカップの内底との間にポップコーン素材が封入されていることを特徴とするポップコーン自動販売機。
- カップに結合された覆いは、加熱調理して膨張したポップコーンを覆い得る面積を有することを特徴とする請求項1記載のポップコーン自動販売機。
- カップに結合された覆いはミシン目を有することを特徴とする請求項1又は2記載のポップコーン自動販売機。
- マイクロ波式調理部は、カップを把持するカップホルダーを備え、カップホルダーは調理部内で移動可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のポップコーン自動販売機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002322072A JP2004157710A (ja) | 2002-11-06 | 2002-11-06 | ポップコーン自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002322072A JP2004157710A (ja) | 2002-11-06 | 2002-11-06 | ポップコーン自動販売機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004157710A true JP2004157710A (ja) | 2004-06-03 |
Family
ID=32802359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002322072A Pending JP2004157710A (ja) | 2002-11-06 | 2002-11-06 | ポップコーン自動販売機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004157710A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006350747A (ja) * | 2005-06-16 | 2006-12-28 | Toshio Yamamoto | 加熱食材用自動販売機 |
| CN106551631A (zh) * | 2016-12-02 | 2017-04-05 | 卓力电器集团有限公司 | 一种芝士加热机 |
| CN110651959A (zh) * | 2019-10-25 | 2020-01-07 | 林保全 | 一种全自动爆米花机 |
| KR102208756B1 (ko) | 2019-11-20 | 2021-01-28 | 씨제이씨지브이 주식회사 | 정량 제공부를 포함하는 팝콘 밴딩머신 |
-
2002
- 2002-11-06 JP JP2002322072A patent/JP2004157710A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006350747A (ja) * | 2005-06-16 | 2006-12-28 | Toshio Yamamoto | 加熱食材用自動販売機 |
| CN106551631A (zh) * | 2016-12-02 | 2017-04-05 | 卓力电器集团有限公司 | 一种芝士加热机 |
| CN110651959A (zh) * | 2019-10-25 | 2020-01-07 | 林保全 | 一种全自动爆米花机 |
| KR102208756B1 (ko) | 2019-11-20 | 2021-01-28 | 씨제이씨지브이 주식회사 | 정량 제공부를 포함하는 팝콘 밴딩머신 |
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