【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学検出コードが付された食器をトレーに載せてカウンタテーブルに移動させると、前記食器の光学検出コードを読みトレー単位に支払い料金を計算して一括精算することができるようにした食堂の料金精算システムにおける精算装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、料金精算にあたりトレー上に載置された食器の裏に付されたＲＦＩＤタグを読み取り、トレー単位に料金を計算して一括精算することができる食堂の料金精算システムが知られている（例えば、特許文献１参照）。
【０００３】
【特許文献１】
特開２０００−２８５３２３号公報
【０００４】
図８は、上記特許文献１に記載された従来の料金精算システムの構成配置例を示す斜視図である。図８に示されるように料金精算システムは、ダストユニット体１０と精算ユニット体２０とから構成されている。
【０００５】
精算ユニット体２０は、ユニット本体部２１と、ユニット本体部２１の上部に設けられたカウンタテーブル２２と、カウンタテーブル２２上に配設されたターミナル設置台２３と、ターミナル設置台２３上に載置される表示手段を有するＰＯＳ端末装置３０とを有している。
【０００６】
ユニット本体部２１は、ボックス状に形成されており、内部にはトレー単位に一括して料金計算を行なう料金計算手段を含む各種の制御回路が格納されている。また、前面には観音開きされるドアが設けられ、そのドアを開けてメンテナンス等を行なう。
【０００７】
ユニット本体部２１の上部に設けられているカウンタテーブル２２は、リーダ部２２ａとカウンタ部２２ｂとで構成され、ユニット本体部２１とは別にユニット化されている。カウンタ部２２ｂは、カウンタテーブル２２のハウジングの一部で構成されており、リーダ部２２ａの外周を保持している。リーダ部２２ａは、上側に大理石を配し、その大理石の下側に板状のセンサを配してユニット化されている。
【０００８】
また、リーダ部２２ａの上面には、トレー１０１を位置決めするための位置決め突起（トレーガイド）２９ａ、２９ｂが取り付けられている。なお図８では位置決め突起（トレーガイド）２９ｂだけが見えている。位置決め突起（トレーガイド）２９ａ、２９ｂに、トレー１０１の二辺を合わせ、食器（図示せず）を載せたトレー１０１をリーダ部２２ａ上に配置すると、リーダ部２２ａのセンサに対するトレー１０１の位置が定まり、これにより、食器に付されているＩＤタグの識別がリーダ部２２ａのセンサにより一括して読み取られ、この時の信号がユニット本体部２１内の図示せぬ制御回路に送られて処理され、計算が行われ、これがＰＯＳ端末装置３０の表示手段に表示される。
【０００９】
一方、ターミナル設置台２３は、台部３３と設置台板とで構成されている。ターミナル設置台２３内を通じて設置台板上に設置されたＰＯＳ端末装置３０とカウンタテーブル２２及びユニット本体部２１内の電源及び制御回路とが接続され、ＰＯＳ端末装置３０の表示手段には、上記制御回路により計算処理された利用明細及び金額等が表示される。
【００１０】
ＰＯＳ端末装置３０には、磁気カードリーダ４１及びＩＣカードリーダ４２が設けられており、利用者のＩＤが磁気カード又はＩＣカードから読み取られ、トレー１０１に載せられて精算ユニット体２０のカウンタテーブル２２上にＩＤタグが埋め込まれた食器が置かれると、そのＩＤタグの着磁パターンや透磁率等から食器（図示せず）の区別を瞬時に行い、これに基づいてトレー１０１ごとに利用者の料金が一括精算されるようにしている。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の精算装置の構成では、トレー１０１に載せられてカウンタテーブル２２上にＩＤタグが埋め込まれた食器が置かれると、そのＩＤタグの着磁パターンや透磁率等から食器の区別を瞬時に行い、これに基づいてトレー１０１ごとに利用者の料金が一括精算されるようにしていたが、食器に付すＩＤタグは非常に高価であるとともに当該ＩＤタグを読み取る読取手段も高価であることから、精算装置全体の値段が高価になるという問題があった。
【００１２】
また、トレー上の食器等をテレビカメラで撮像し、その画像から光学検出コードを読み取る方法も知られているが、高解像度のテレビカメラが必要であり、撮像した画像も高精細度のまま圧縮などをかけずに処理する必要があるため、装置全体が複雑となり、処理時間も長くかかっていた。
【００１３】
そこで本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、光学検出コードが付された食器をレーザースキャナで読み取って精算を行えるようにした精算装置を提供することを目的とする。
【００１４】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、周囲に光学検出コードが付されたコード付き食器を載せたトレーを載せるカウンタテーブルと、前記カウンタテーブルに載せられた前記コード付き食器の前記光学検出コードを、レーザー光線を照射して前記光学検出コードを読み取る読取手段と、前記読取手段が読み取った信号から前記トレー単位に一括して料金計算を行なう料金計算手段と、前記料金計算手段により計算された料金を表示する表示手段とを備えるようにしたものであり、食器の周りに付されたバーコードなどの光学検出コードを汎用のレーザースキャナで読み取って精算処理を行なうので精算装置を安価に提供することができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【００１６】
図１は、本発明の実施の形態に係る精算装置の構成を示す機能ブロック図である。図１において本発明の精算装置は、バーコードをレーザー光線によりスキャンするバーコードスキャン部１１１と、スキャンした結果からバーコードを読み取るバーコード読み取り部１１２と、バーコード読み取り部１１２で読み取ったバーコード情報１１３およびスキャン場所情報（スキャン方向を含む）１１４をメモリー１６０内に蓄える食器位置判定用テーブル１６１を参照しながら食器の種別および食器位置を判定する食器種別・食器位置判定部１１０と、食器種別・食器位置判定部１１０が判定した食器種別を基に一括して料金計算を行なう精算処理部１３０と、精算処理部１３０が料金計算した結果を表示するため及びタッチパネル１２１の操作を制御するために表示／制御部１２２の表示／制御を行なう表示制御部・操作制御部１２０と、ディスプレイ（図示せず）及びタッチパネルの表示／制御を行なう表示／制御部１２２と、ユーザが操作を行って精算処理を行なうタッチパネル１２１と、一連の精算処理及び料金計算結果を上位装置（図示せず）に通信するための通信部１７０と、食器種別・食器位置判定部１１０、表示制御部・操作制御部１２０、精算処理部１３０、メモリー１６０及び通信部１７０を制御部１４０に接続するバス１５０と、食器種別・食器位置判定部１１０、表示制御部・操作制御部１２０、精算処理部１３０、メモリー１６０及び通信部１７０を制御する制御部１４０とから構成されている。
【００１７】
図２（ａ）及び図２（ｂ）は本発明の実施形態における精算装置に係る食器（皿）の構成を示す上面図および正面図である。
【００１８】
図２（ａ）及び図２（ｂ）において、皿２の周囲の表面に複数の装飾模様３に溶け込んだ光学検出コード、例えば二次元バーコード１を皿２に付すようにする。つまり利用者が皿２を外観しただけでは光学検出コードが付されているとは容易に判別できないように装飾模様にデザインされているものである。また光学検出コードは図２に示すように複数個を繰り返して付すことが好ましい。
【００１９】
つまり皿の利用者に光学検出コードを意識させない配慮であり、その結果、皿の値段を誤魔化したりするのを防止することができ、さらには、利用者の違和感を払拭することができる。
【００２０】
また、複数の光学検出コード付き装飾模様を皿の周辺に連続的に付すことにより、たとえ、利用者が光学検出コード付き装飾模様であると見破ったとしても防犯効果を高めることができる。さらに、従来の食器に付されているＩＤ電波タグのように、皿の裏面へのタグ埋め込み作業が必要でないので、食堂ＰＯＳ精算装置に用いる皿を安価に提供することができる。また、光学検出コードなので、原理的にＩＤ電波タグのような、断線・ＩＣチップの割れによる読み取り不能又は読み取り誤りが起こらない。
【００２１】
図３（ａ）及び図３（ｂ）は、図２（ａ）に示された食器（皿）に付される光学検出コード付き装飾模様の例を示すものである。図３（ａ）に示した光学検出コードコード付き装飾模様は、二次元バーコード１と例えば唐草模様とが一体となったものの例であり、また図３（ｂ）に示した光学検出コードコード付き装飾模様は、渦巻き状の二次元バーコード１とこれに連繋する円形形状の模様を施したものの例である。いずれも皿の利用者に光学検出コードを意識させない配慮をしたものである。
【００２２】
図４（ａ）、図４（ｂ）及び図５は、本発明の実施形態における精算装置の構成を示す上面図、正面図及び側面図である。図４（ａ）、図４（ｂ）及び図５を用いて本発明の精算装置の構成を説明するが、それ以外の精算装置の構成は、上記従来の精算ユニット体の構成と同様であるのでここではその説明を省略する。
【００２３】
図４（ａ）、図４（ｂ）及び図５に戻って本発明の精算装置を説明すると、本発明の精算装置においては、レーザー読取装置２５により図２（ａ）に示された皿２上の光学検出コード、例えば二次元バーコード１を読み取り、それに基づいて本体部１８に設けた制御装置２４により計算処理を行い、天板１５上に載置されたＰＯＳ端末装置（図示せず）の表示手段により表示し、利用者が表示された料金等を確認して精算を行なうようにしている。
【００２４】
具体的に説明すると、トレー（図示せず）に載った光学検出コード付き皿２がカウンタテーブル１７に運ばれてきて、トレーガイド２９に合わせてトレー挿入方向１１から挿入されると、トレー検出手段（図示せず）によりまずトレーが検出される。
【００２５】
次に、制御装置２４の指令のもとにレーザー読取装置２５が駆動され、レーザー光線２７が放射されてレーザースキャニングが行われ、光学検出コードの読み取りが実施される。
【００２６】
複数の位置での光学検出コードの読み取りにより、皿の形状、皿の種類、皿の個数が特定され、それに基づいて制御装置２４は料金計算を実行し、計算結果を天板１５上に載置されたＰＯＳ端末装置（図示せず）の表示手段により表示し、利用者が表示された料金等を確認してクレジットカード等を使用して精算を行なうようにする。
【００２７】
このように皿の形状が判明することで、同一の皿に付されている二次元バーコードの情報が異なるような場合があっても、多数決により最も確からしい情報に基づいて料金を決めることができる。また、同一の光学検出コードを付した形状や種類の異なる皿を併用することができる。
【００２８】
なお、天板１５は支柱１６により支持されるようになっており、天板１５の外周には落下防止金具が取り付けられている。また、レーザー読取装置２５は天板１５の下面に埋め込まれており、ここからスキャン用のレーザー光線２７が皿２の表面周囲に付された光学検出コードを読み取るために照射されるようになっている。
【００２９】
図６は、トレーに載ったバーコード１付き皿２をレーザースキャンする様子を示した図であり、黒丸がスキャンにより発見されたバーコード１とその位置を示すものである。図６においてレーザー光線２７が左上から順次トレーの右斜め下側にスキャンされ、次いで右側から左斜め下側にスキャンされていくようにしてこれを繰り返してトレー全体をスキャンする。
【００３０】
また図６では横方向にスキャンしているが、図６と同様に縦、斜めの方向にもスキャンし、二次元バーコードあるいは一次元バーコードの読取確率を上げるようにすることができる。なおスキャンには公知のポリゴンミラー等を用いるのが望ましい。
【００３１】
上記したように皿２の周囲の表面に複数の位置にバーコード１が付されているので、１つの皿について複数位置で同じ内容のバーコード１を読み取ることができ、それにより、皿の形状、皿の種類、皿の個数が特定することになる。皿の形状の特定は、バーコードの情報、検出した位置を基に行なうことができる。図６の例では、皿の形状が円形、皿の種類が２つ、皿の個数３つが特定されることになる。
【００３２】
図７は、本発明の実施形態に係る精算装置におけるレーザー読み取り動作を説明するためのフローチャートである。図７においてステップはＳにより略記される。図４（ａ）、図４（ｂ）、図５および図７において、まず、テーブルカウンタ１７上に置かれたトレーの有りを検出する（Ｓ１）。次に天板１５の下面に設けられたレーザー読取装置２５からのレーザーでトレー上をスキャンする（Ｓ２）。
【００３３】
バーコード１を検出したかを判定する（Ｓ３）。バーコード１を検出しなかった場合には、Ｓ２に戻って、再度、レーザーでトレー上をスキャンしてバーコード１の検出を試みる。
【００３４】
バーコード１を検出した場合には、バーコード１を検出したときのレーザービームのスキャン方向およびビームの位置からバーコード１の向きおよび検出範囲内での位置を検出する（Ｓ４）。
【００３５】
複数箇所で発見されたバーコード１をつなぎ合わせて、皿の形状を特定する（Ｓ５）。さらに、トレーに載っている皿２の種類、皿２の個数を特定する（Ｓ６）。
【００３６】
制御装置２４はレーザー読取装置２５の読み取り結果から、皿２のバーコード１に対応した価格テーブル（図示せず）を用い料金の計算を行ってＰＯＳ端末装置（図示せず）の表示手段に表示し、これに基づいて利用者が精算を行なう（Ｓ７）。以上の処理により、精算装置における精算を終了する。
【００３７】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、光学検出コードが付された食器をレーザースキャナで読み取って精算を行えるようにしたので、精算装置を安価に提供することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態に係る精算装置の構成を示す機能ブロック図
【図２】（ａ）本発明の実施形態における精算装置に係る食器（皿）の構成を示す上面図
（ｂ）本発明の実施形態における精算装置に係る食器（皿）の構成を示す正面図
【図３】（ａ）図２（ａ）に示された食器（皿）に付される光学検出コード付き装飾模様の第１の例を示す図
（ｂ）図２（ａ）に示された食器（皿）に付される光学検出コード付き装飾模様の第２の例を示す図
【図４】（ａ）本発明の実施形態における精算装置の構成を示す上面図
（ｂ）本発明の実施形態における精算装置の構成を示す正面図
【図５】本発明の実施形態における精算装置の構成を示す側面図
【図６】トレーに載ったバーコード付き皿をレーザースキャンする様子を示した図
【図７】本発明の実施形態に係る精算装置におけるレーザー読み取り動作を説明するためのフローチャート
【図８】従来の料金精算システムの構成配置例を示す斜視図
【符号の説明】
１ 光学検出コード（バーコード）
２ 食器（皿）
３ 装飾模様
１０ ダストユニット体
１１ トレー挿入方向
１５ 天板
１６ 支柱
１７ カウンタテーブル
１８ 本体部
２０ 精算ユニット体
２１ ユニット本体部
２２ カウンタテーブル
２２ａ リーダ部
２２ｂ カウンタ部
２３ ターミナル設置台
２４ 制御装置
２５ レーザー読取装置
２７ レーザー光線
２９ トレーガイド（位置決め突起）
２９ｂ トレーガイド
３０ ＰＯＳ端末装置
３３ 台部
４１ 磁気カードリーダ
４２ ＩＣカードリーダ
１０１ トレー
１１０ 食器種別・食器位置判定部
１１１ バーコードスキャン部
１１２ バーコード読み取り部
１２０ 表示制御部・操作制御部
１２１ タッチパネル
１２２ 表示／制御部
１３０ 精算処理部
１４０ 制御部
１５０ バス
１６０ メモリー
１６１ 食器位置判定用テーブル
１７０ 通信部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
According to the present invention, when the tableware with the optical detection code is placed on the tray and moved to the counter table, the optical detection code of the tableware is read, the payment fee is calculated for each tray, and the lump sum can be settled. The present invention relates to a payment device in a canteen payment system.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art In the past, there has been known a fare settlement system in a cafeteria that can read an RFID tag attached to the back of tableware placed on a tray for bill settlement, calculate a bill for each tray, and make a lump sum settlement (for example, see, for example). And Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
JP 2000-285323 A
FIG. 8 is a perspective view showing an example of the configuration and arrangement of a conventional fee settlement system described in Patent Document 1. As shown in FIG. As shown in FIG. 8, the fare settlement system includes a dust unit body 10 and a settlement unit body 20.
[0005]
The settlement unit body 20 includes a unit main body 21, a counter table 22 provided on an upper part of the unit main body 21, a terminal installation table 23 disposed on the counter table 22, and a terminal installation table 23. And a POS terminal device 30 having display means to be displayed.
[0006]
The unit main body 21 is formed in a box shape, and stores therein various control circuits including charge calculating means for calculating charges collectively for each tray. In addition, a double door is provided on the front side, and the door is opened to perform maintenance or the like.
[0007]
The counter table 22 provided on the upper part of the unit main body 21 is composed of a reader part 22a and a counter part 22b, and is unitized separately from the unit main part 21. The counter section 22b is constituted by a part of the housing of the counter table 22, and holds the outer periphery of the reader section 22a. The leader unit 22a is unitized by arranging marble on the upper side and arranging a plate-like sensor on the lower side of the marble.
[0008]
Further, positioning protrusions (tray guides) 29a and 29b for positioning the tray 101 are attached to the upper surface of the leader portion 22a. In FIG. 8, only the positioning protrusion (tray guide) 29b is visible. When the two sides of the tray 101 are aligned with the positioning protrusions (tray guides) 29a and 29b, and the tray 101 on which tableware (not shown) is placed is placed on the leader 22a, the position of the tray 101 with respect to the sensor of the leader 22a is changed. Thus, the identification of the ID tag attached to the tableware is collectively read by the sensor of the reader unit 22a, and a signal at this time is sent to a control circuit (not shown) in the unit main body unit 21 for processing. Is calculated, and this is displayed on the display means of the POS terminal device 30.
[0009]
On the other hand, the terminal installation base 23 includes a base 33 and an installation base plate. The POS terminal 30 installed on the installation base plate through the terminal installation base 23 is connected to the counter table 22 and the power supply and control circuit in the unit main body 21. The usage details and the amount of money calculated by the circuit are displayed.
[0010]
The POS terminal device 30 is provided with a magnetic card reader 41 and an IC card reader 42. The ID of the user is read from the magnetic card or the IC card, placed on the tray 101, and placed on the counter table 22 of the settlement unit 20. When a tableware having an ID tag embedded therein is placed thereon, the tableware (not shown) is instantaneously distinguished from the table based on the magnetization pattern and the magnetic permeability of the ID tag. Charges are settled in one lump.
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, in the configuration of the conventional settlement apparatus, when the tableware on which the ID tag is embedded is placed on the tray 101 and is placed on the counter table 22, the tableware can be distinguished from the magnetization pattern or the magnetic permeability of the ID tag. It is performed instantly, and the user's fee is collectively settled for each tray 101 based on this. However, the ID tag attached to the tableware is very expensive and the reading means for reading the ID tag is also expensive. Therefore, there is a problem that the price of the entire payment apparatus becomes expensive.
[0012]
A method is also known in which tableware and the like on a tray are imaged with a television camera, and the optical detection code is read from the image.However, a high-resolution television camera is required, and the captured image is compressed with high definition. Since it is necessary to perform the processing without applying any processing, the whole apparatus is complicated and the processing time is long.
[0013]
Therefore, an object of the present invention is to solve the above-mentioned conventional problems, and an object of the present invention is to provide a payment apparatus which can read out tableware provided with an optical detection code with a laser scanner and perform payment.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a counter table on which a tray on which a tableware with a code having an optical detection code is attached is placed, and the optical detection code of the tableware with the code placed on the counter table. Reading means for irradiating a laser beam to read the optical detection code, charge calculating means for collectively calculating a charge for each tray from signals read by the reading means, and a charge calculated by the charge calculating means. Display means for displaying the bar code and the like, and an optical detection code such as a bar code attached around the tableware is read by a general-purpose laser scanner to perform the payment process, so that the payment device can be provided at a low cost. it can.
[0015]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0016]
FIG. 1 is a functional block diagram showing a configuration of the settlement apparatus according to the embodiment of the present invention. In FIG. 1, the settlement apparatus of the present invention includes a barcode scanning unit 111 that scans a barcode with a laser beam, a barcode reading unit 112 that reads a barcode from a scanned result, and barcode information that is read by the barcode reading unit 112. A tableware type / tableware position determination unit 110 for determining tableware type and tableware position with reference to a tableware position determination table 161 storing 113 and scan location information (including scan direction) 114 in a memory 160; A settlement processing unit 130 that performs a charge calculation collectively based on the tableware type determined by the tableware position determination unit 110, and a display for displaying the result of the charge calculation by the settlement processing unit 130 and for controlling the operation of the touch panel 121. Control unit / operation control for displaying / controlling / control unit 122 120, a display / control unit 122 for displaying / controlling a display (not shown) and a touch panel, a touch panel 121 for performing a payment process by a user's operation, and a series of the payment process and a charge calculation result to a higher-level device ( A communication unit 170 for communicating with the control unit 140 is connected to the control unit 140, a tableware type / tableware position determination unit 110, a display control unit / operation control unit 120, a settlement processing unit 130, a memory 160, and a communication unit 170. It comprises a bus 150, a tableware type / tableware position determination unit 110, a display control unit / operation control unit 120, a settlement processing unit 130, a memory 160, and a control unit 140 for controlling the communication unit 170.
[0017]
FIG. 2A and FIG. 2B are a top view and a front view showing the configuration of tableware (dish) according to the settlement apparatus in the embodiment of the present invention.
[0018]
2A and 2B, an optical detection code, for example, a two-dimensional barcode 1, which is melted into a plurality of decorative patterns 3, is attached to the surface of the plate 2 around the plate 2. That is, the decorative pattern is designed so that it is not easy to determine that the optical detection code is attached only by the appearance of the dish 2 by the user. It is preferable that a plurality of optical detection codes are repeatedly attached as shown in FIG.
[0019]
In other words, it is a consideration that the user of the plate does not become aware of the optical detection code. As a result, it is possible to prevent the price of the plate from being fooled, and further, it is possible to dispel the user's discomfort.
[0020]
Further, by continuously attaching a plurality of decorative patterns with optical detection codes to the periphery of the plate, even if the user finds out that the decorative patterns with optical detection codes are used, the security effect can be enhanced. Furthermore, unlike the ID radio tag attached to the conventional tableware, it is not necessary to embed the tag on the back of the dish, so that the dish used in the cafeteria POS settlement apparatus can be provided at low cost. In addition, since it is an optical detection code, in principle, reading failure or reading error due to disconnection or cracking of an IC chip does not occur as in an ID radio wave tag.
[0021]
FIGS. 3A and 3B show an example of a decorative pattern with an optical detection code attached to the tableware (dish) shown in FIG. 2A. The decorative pattern with the optical detection code shown in FIG. 3A is an example in which the two-dimensional barcode 1 and, for example, an arabesque pattern are integrated, and the optical detection code shown in FIG. The attached decorative pattern is an example in which a spiral two-dimensional barcode 1 and a circular pattern connected thereto are given. In each case, the user of the plate takes care not to recognize the optical detection code.
[0022]
4A, 4B, and 5 are a top view, a front view, and a side view, respectively, showing the configuration of the settlement apparatus according to the embodiment of the present invention. 4 (a), 4 (b) and 5 will be used to explain the structure of the settlement apparatus of the present invention, but the other arrangements of the settlement apparatus are the same as those of the above-described conventional settlement unit. Therefore, the description is omitted here.
[0023]
Returning to FIGS. 4 (a), 4 (b) and 5, the settlement apparatus of the present invention will be described. In the settlement apparatus of the present invention, the plate 2 shown in FIG. The upper optical detection code, for example, the two-dimensional barcode 1 is read, and based on the read, the control device 24 provided in the main body 18 performs calculation processing, and the POS terminal device (not shown) mounted on the top plate 15 Is displayed by the display means, and the user confirms the displayed fee or the like and performs the settlement.
[0024]
More specifically, when the plate 2 with the optical detection code placed on the tray (not shown) is carried to the counter table 17 and is inserted from the tray insertion direction 11 in accordance with the tray guide 29, the tray detecting means (Not shown), the tray is detected first.
[0025]
Next, the laser reading device 25 is driven under the command of the control device 24, the laser beam 27 is emitted, laser scanning is performed, and reading of the optical detection code is performed.
[0026]
By reading the optical detection code at a plurality of positions, the shape of the dish, the type of the dish, and the number of the dishes are specified, and based on the information, the control device 24 executes the charge calculation and places the calculation result on the top 15. The displayed information is displayed on the display means of the POS terminal device (not shown), and the user confirms the displayed fee and the like, and makes a payment using a credit card or the like.
[0027]
By finding the shape of the dish in this way, even if the information of the two-dimensional barcode attached to the same dish may be different, it is possible to determine the fee based on the most likely information by majority vote it can. Further, dishes having different shapes and types with the same optical detection code can be used together.
[0028]
In addition, the top plate 15 is supported by a column 16, and a fall prevention metal fitting is attached to an outer periphery of the top plate 15. The laser reading device 25 is embedded in the lower surface of the top plate 15, and a scanning laser beam 27 is emitted from the laser reading device 25 to read an optical detection code attached around the surface of the plate 2. .
[0029]
FIG. 6 is a diagram showing a state in which the plate 2 with the barcode 1 placed on the tray is laser-scanned. The black circles indicate the barcode 1 found by the scanning and its position. In FIG. 6, the laser beam 27 is sequentially scanned from the upper left to the lower right side of the tray, and then scanned from the right side to the lower left side. This is repeated to scan the entire tray.
[0030]
In FIG. 6, scanning is performed in the horizontal direction. However, as in FIG. 6, scanning can be performed in vertical and diagonal directions to increase the reading probability of a two-dimensional barcode or a one-dimensional barcode. It is desirable to use a known polygon mirror or the like for scanning.
[0031]
As described above, the bar code 1 is attached to the surface around the plate 2 at a plurality of positions, so that the bar code 1 having the same content can be read at a plurality of positions for one plate, and thereby the shape of the plate can be obtained. , The type of plate, and the number of plates are specified. The dish shape can be specified based on the barcode information and the detected position. In the example of FIG. 6, the shape of the dish is circular, the type of dish is two, and the number of dishes is three.
[0032]
FIG. 7 is a flowchart for explaining a laser reading operation in the settlement apparatus according to the embodiment of the present invention. In FIG. 7, steps are abbreviated as S. 4 (a), 4 (b), 5 and 7, first, the presence of a tray placed on the table counter 17 is detected (S1). Next, the tray is scanned with a laser from a laser reader 25 provided on the lower surface of the top plate 15 (S2).
[0033]
It is determined whether barcode 1 has been detected (S3). If the barcode 1 is not detected, the process returns to S2, and the tray is scanned again with the laser to try to detect the barcode 1.
[0034]
When the barcode 1 is detected, the direction of the barcode 1 and the position within the detection range are detected from the scanning direction and the beam position of the laser beam when the barcode 1 is detected (S4).
[0035]
The shape of the dish is specified by connecting the barcodes 1 found at a plurality of locations (S5). Further, the type of the plate 2 placed on the tray and the number of the plates 2 are specified (S6).
[0036]
The controller 24 calculates the fee from the reading result of the laser reader 25 using a price table (not shown) corresponding to the barcode 1 of the plate 2 and displays the calculated fee on the display means of the POS terminal device (not shown). Then, the user performs the settlement based on this (S7). With the above processing, the settlement in the settlement apparatus is completed.
[0037]
【The invention's effect】
As described above, the present invention has the effect that the tableware to which the optical detection code is attached can be settled by reading it with the laser scanner, so that the settling apparatus can be provided at low cost.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a functional block diagram illustrating a configuration of a settlement apparatus according to an embodiment of the present invention. FIG. 2A is a top view illustrating a configuration of tableware (dish) according to the settlement apparatus according to an embodiment of the present invention. FIG. 3 is a front view showing the configuration of a tableware (dish) according to an embodiment of the present invention. FIG. 3 (a) Decoration with an optical detection code attached to the tableware (dish) shown in FIG. FIG. 4B is a diagram showing a first example of a pattern. FIG. 4B is a diagram showing a second example of a decorative pattern with an optical detection code attached to the tableware (dish) shown in FIG. FIG. 5B is a front view illustrating the configuration of the settlement apparatus according to the embodiment of the present invention. FIG. 5 is a side view illustrating the configuration of the settlement apparatus according to the embodiment of the present invention. FIG. 6 is a diagram showing a state in which a plate with a barcode placed on a tray is laser-scanned [FIG. 7] Perspective view showing a configuration example of arrangement of the flow chart Figure 8 a conventional fee settlement system for explaining a laser read operation in settlement apparatus according to an embodiment of the invention Description of symbols]
1 Optical detection code (bar code)
2 dishes (plates)
3 Decorative Pattern 10 Dust Unit 11 Tray Insertion Direction 15 Top 16 Support 17 Counter Table 18 Main Body 20 Checkout Unit 21 Unit Main Body 22 Counter Table 22a Leader 22b Counter 23 Terminal Mount 24 Controller 25 Laser Reader 27 laser beam 29 tray guide (positioning protrusion)
29b Tray guide 30 POS terminal device 33 Base unit 41 Magnetic card reader 42 IC card reader 101 Tray 110 Tableware type / tableware position determination unit 111 Barcode scanning unit 112 Barcode reading unit 120 Display control unit / operation control unit 121 Touch panel 122 Display / Control unit 130 settlement processing unit 140 control unit 150 bus 160 memory 161 tableware position determination table 170 communication unit