JP2004224504A - 乗客用コンベアーの移動手摺 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】断面C字型の単層または多層の熱可塑性エラストマー2、3と、この熱可塑性エラストマーの長手方向に沿って設けられている金属製で帯状の金属抗張体5と、上記熱可塑性エラストマーの内側に接合されている帆布4とが一体に成形された直線状のベルトの両端部を接続して環状にした乗客用コンベア−の移動手摺において、上記接続部は、上記金属抗張体5A、5B同士の接合部と、両端部の帆布4A、4B同士をあて布6により接続した接続部が移動手摺の肉厚方向で重ならないにように配置され、接合後の上記金属抗張体を熱可塑性エラストマーで覆ったものである。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は乗客用コンベアーに使用される移動手摺の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばエスカレータ手摺のように多数の補強ケーブルや摺動用の編物を有する熱可塑性エラストマー製品の接続では、製品の両端を既存の補強ケーブルと共にカットして、互いに噛み込むパターンを作り、ここに予め作製しておいた表皮となる樹脂シートと摺動用の編物を型の中に置き、プレス成形し、接続品を完成させものが特許文献1に開示されている。
【0003】
【特許文献1】
国際公開第97/37834号パンフレット
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように補強ケーブル同士の連結がない接続品では接続部で破壊が発生すると共に、熱可塑性エラストマーを用いるため走行中に製品接続部が延伸されて寸法変化を起こす可能性がある。
【0005】
この発明は金属抗張体を有する移動手摺の金属抗張体同士を接着剤あるいは溶接などの方法により接続したものにおいて、移動手摺接続部の延伸を防ぐと共に、接続部の一層の耐久性向上を図ろうとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る乗客用コンベアーの移動手摺は、断面C字型の単層または多層の熱可塑性エラストマーと、この熱可塑性エラストマーの長手方向に沿って設けられている金属製で帯状の金属抗張体と、上記熱可塑性エラストマーの内側に接合されている基材とが一体に成形された直線状のベルトの両端部を接続して環状にした乗客用コンベアーの移動手摺において、上記接続部は、上記金属抗張体同士の接合部と、両端部の基材同士を補助基材により接続した接続部が移動手摺の肉厚方向で重ならないにように配置され、接合後の上記金属抗張体を熱可塑性エラストマーで覆ったことを特徴とするものである。
【0007】
また、断面C字型の単層または多層の熱可塑性エラストマーと、この熱可塑性エラストマーの長手方向に沿って設けられている金属製で帯状の金属抗張体と、上記熱可塑性エラストマーの内側に接合されている基材とが一体に成形された直線状のベルトの両端部を接続して環状にした乗客用コンベアーの移動手摺において、上記接続部の金属抗張体の両端部は、熱可塑性樹脂シートと熱硬化性樹脂シートの両方またはその一方からなる緩衝層を挟んであるいは直接液状樹脂を塗布した緩衝層を介して重ね合わせて接合され、接合後の上記金属抗張体を熱可塑性エラストマーで覆ったことを特徴とするものである。
【0008】
また、断面C字型の内層熱可塑性エラストマーと、これとは弾性率が異なる表層熱可塑性エラストマーと、これらの熱可塑性エラストマーの長手方向に沿って設けられている金属製で帯状の金属抗張体と、上記熱可塑性エラストマーの内側に接合されている基材とが一体に成形された直線状のベルトの両端部を接続して環状にした乗客用コンベアーの移動手摺において、上記接続部は、上記金属抗張体同士の接合部と、両端部の基材同士を補助基材により接続した接続部と、上記内層熱可塑性エラストマーを長手方向に対して0度より大きく90度より小さい角度の直線あるいは曲線形状に形成した両端で突合せた突合せ部を備え、上記金属抗張体の接合部と上記内層熱可塑性エラストマーの突合せ部を表層熱可塑性エラストマーで覆ったことを特徴とするものである。
【0009】
また、請求項3に記載の乗客用コンベアーの移動手摺において、上記内層熱可塑性エラストマーの突合せ部に1mm以上の間隔を設けたことを特徴とするものである。
【0010】
また、断面C字型の単層または多層の熱可塑性エラストマーと、この熱可塑性エラストマーの長手方向に沿って設けられている金属製で帯状の金属抗張体と、上記熱可塑性エラストマーの内側に接合されている基材とが一体に成形された直線状のベルトの両端部を接続して環状にした乗客用コンベアーの移動手摺において、上記接続部は、上記金属抗張体同士の接合部と、基材両端を長手方向に対して0度より大きく90度より小さい角度の直線あるいは曲線形状に形成し、これらを同じ重なり幅で重なる補助基材で接続した接続部を備え、上記金属抗張体の接合部を熱可塑性エラストマーで覆ったことを特徴とするものである。
【0011】
また、断面C字形の単層または多層の熱可塑性エラストマーと、この熱可塑性エラストマーの長手方向に沿って設けられている金属製で帯状の金属抗張体と、上記熱可塑性エラストマーの内側に接合されている基材とが一体に成形された直線状のベルトの両端部を接続して環状にした乗客用コンベアーの移動手摺において、上記接続部は、上記金属抗張体を長手方向に対して0度より大きく90度より小さい角度の直線あるいは曲線形状に形成した両端が同じ幅で重なるように重ね合わせて接合した接合部と、両端部の基材同士を補助基材により接続した接続部を備え、上記金属抗張体の接合部を熱可塑性エラストマーで覆ったことを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明に係る移動手摺の断面を示す斜視図、図2はこの発明の実施の形態1を説明する移動手摺ベルト端部の接続前の状態を示す斜視図、図3は端部接続過程の途中の状態を示す側面断面図である。移動手摺1は図1に示すように、表層熱可塑性エラストマー2と、これとは弾性率の異なる内層熱可塑性エラストマー3とが一体になされた断面C字形を成し、C字形の内面に基材となる帆布4を有するものからなり、内層熱可塑性エラストマー3内には移動手摺の長手方向に沿って帯状の金属からなる金属抗張体5が埋め込まれている。
【0013】
このような移動手摺ベルトの端部1Aと端部1Bの接続には、図2に示すように、まず、端部1A、1Bの表層熱可塑性エラストマー2A、2Bと内層熱可塑性エラストマー3A、3Bを取り除いて、帆布4A、4Bおよび抗張体5A、5Bを露出させる。このとき、端部1Aでは、帆布4Aの露出長さよりも抗張体5Aの長さを短く露出させる。一方端部1Bでは、帆布4Bの露出長さよりも抗張体5Bの長さを長く露出させる。
【0014】
この両端部1A、1Bの接続は、図3にその途中過程を示しているように、両端部1A、1Bの露出した金属抗張体5Aと5Bを重ね合わせてスポット溶接により接続する。金属抗張体5Aと5Bの接続はスポット溶接に限らず、接着剤によるものでもよい。さらに、帆布4Aと4Bに補助基材となるあて布6をおよそL3=10mm幅で重ね合わせて帆布4A、4Bに接着剤で貼り付ける。このとき、金属抗張体5Aと5Bの重なり部分L1と、帆布4A、4Bとあて布6の重なりを含む部分L2が移動手摺の肉厚方向で重ならないように、上述した熱可塑性エラストマーを取り除く過程でそれぞれの端部の帆布及び抗張体の露出の寸法を設定する。
【0015】
金属抗張体5A、5Bを接合し、あて布6を帆布4A、4Bに貼り付けた後、移動手摺の両端部1A、1Bを金型内に設置し、射出成形あるいはプレス成形等の公知の方法により熱可塑性エラストマーで成形し、一体の移動手摺ベルトを完成する。
【0016】
本実施の形態1の特徴は、上述のように、金属抗張体5A、5Bの重ね接合部と帆布4A、4Bとあて布6の重なりを含む部分が移動手摺の肉厚方向で重ならないように位置をずらせている点にある。一般に、移動手摺は頻繁に曲げられるが、その曲げの方向は主にC字形断面の開口側を内側とする曲げである。このとき移動手摺の稜線部には引張り力が作用するが、上記のように接続部における重なりをずらすことにより、重ね合わせによる剛性の増大が分散され、応力集中しにくいため移動手摺接続部の耐久性が向上する。表1は本実施の形態に係る移動手摺の屈曲試験における繰り返し回数の金属抗張体及びあて布の重ね合わせ依存性を評価した結果である。
【0017】
【表1】
【0018】
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2を説明する移動手摺端部の加工概略図である。本実施の形態2は、移動手摺端部の接続をする際に、両端部1A、1Bの金属抗張体5A、5Bを図2に示すように熱可塑性エラストマーから露出し、金属抗張体5Aと5B表面に接着剤8を塗布し、緩衝材として熱可塑性ポリウレタンシート7を挟み重ね合わせ接合する。その後は帆布とあて布も10mm幅で重なるように重ね合わせ、移動手摺の両端部を金型内に設置し、射出成形あるいはプレス成形等の公知の方法で成形する。
【0019】
このような構成によれば、上記移動手摺を乗客用コンベアー例えばエスカレータに設置して運転する際に緩衝層が応力緩和作用として働き、金属抗張体間の剥離のない耐久性に優れた移動手摺を得ることができる。上記緩衝層は熱可塑性シートに限らず、熱硬化性シート、熱可塑性シートと熱硬化性シートを重ね合わせたもの、あるいはシートを用いずに単に液状樹脂を塗付して緩衝層として接着したものでも問題はない。接着剤と樹脂シートの組合せは金属抗張体間の破断荷重が10N以上となればよく、好ましくは1KN以上の破断荷重が得られる組合せが望ましい。表2は本実施の形態に係る移動手摺の屈曲試験における繰り返し回数の緩衝材依存性を評価した結果である。
【0020】
【表2】
【0021】
実施の形態3.
図5はこの発明の実施の形態3を説明する移動手摺端部の加工概略図である。実施の形態3の移動手摺端部接続手順を説明する。まず、移動手摺端部1A、1Bから表層熱可塑性エラストマー2A、2Bを取り除き、次に内層熱可塑性エラストマー3A、3Bの金属抗張体5A、5Bより上面を取り除いて金属抗張体5A、5Bを露出させる。さらに内層熱可塑性エラストマー3A、3Bの先端を長手方向に対して0度より大きく90度より小さい角度、例えば60度の角度に傾斜するように切断する。この角度は60度に限らず長手方向に対して傾斜していればよく、また直線でも曲線でもよい。その後、図5に示すように端部1A、1Bの内層熱可塑性エラストマー3A、3Bの切断部を突合せた状態で、金属抗張体5A、5Bを接着剤で接合し、帆布4A、4Bをあて布6で接続する。最後に移動手摺の端部1A、1Bを金型内に設置し、射出成形あるいはプレス成形等の公知の方法により熱可塑性エラストマーで成形し、一体の移動手摺ベルトを完成する。
【0022】
この実施の形態3のように、乗客用コンベアー移動手摺の内層熱可塑性エラストマーの接続端部を傾斜して突合せておくことにより、エスカレータ走行時に移動手摺に加わる引張変形あるいは圧縮変形が最大となる移動手摺稜線と弾性率の異なる内層熱可塑性エラストマー切断面が交差するため応力集中が低減され、移動手摺接続部の耐久性を向上させることができる。表3は本実施の形態に係る移動手摺の屈曲試験における繰り返し回数の突合せ角度依存性を評価した結果である。なお、実施の形態1および実施の形態2に示した構成と組み合わせることにより一層耐久性を向上させることができる。
【0023】
【表3】
【0024】
実施の形態4.
図6はこの発明の実施の形態4を説明する移動手摺端部の加工概略図である。実施の形態4の移動手摺端部接続手順を説明する。まず、端部1A、1Bから表層熱可塑性エラストマー2A、2Bを取り除き、次に内層熱可塑性エラストマー3A、3Bの金属抗張体5A、5Bより上面を取り除き、金属抗張体5A、5Bを露出させる。次に端部1A、1Bを突合せた位置で帆布端部間に間隔が開くように帆布4A、4Bの端部を長手方向に対して0度より大きく90度より小さい角度、例えば60度の傾斜で切断する。
【0025】
上記のように加工した移動手摺端部1A、1Bを図6に示すように、内層熱可塑性エラストマー3A、3Bの先端を突合せた状態で金属抗張体5A、5Bを重ねて接着剤で接合する。その後帆布4A、4Bの端部にあて布6を同じ重なり幅、例えば10mm幅で重ね合わせて接着剤で接合する。最後に移動手摺の端部1A、1Bを金型内に設置し、射出成形あるいはプレス成形等の公知の方法により熱可塑性エラストマーで成形し、一体の移動手摺ベルトを完成する。金属抗張体5A、5Bはスポット溶接により接続してもよく、この場合は内層熱可塑性エラストマー3A、3Bは表層熱可塑性エラストマー2A、2Bと同じ端面で除去しておく。
【0026】
この実施の形態4のように、帆布の端部を傾斜して切断し、これを補強するためのあて布の帯状の重なりを同じ重なり幅で傾斜させることにより、エスカレータ走行時に移動手摺に加わる引張変形あるいは圧縮変形が最大となる移動手摺稜線と弾性率の異なる帆布の重なりが交差するため応力集中が低減され、移動手摺接続部の耐久性を向上させることができる。表4は本実施の形態に係る移動手摺の屈曲試験における繰り返し回数のつぎ合せ角度依存性を評価した結果である。なお、実施の形態1〜実施の形態3の構成と組み合わせることにより一層耐久性を向上させることができる。
【0027】
【表4】
【0028】
実施の形態5.
図7はこの発明の実施の形態5を説明する移動手摺端部の加工概略図である。実施の形態5の移動手摺端部接続手順を説明する。まず、端部1A、1Bから表層熱可塑性エラストマー2A、2Bを取り除き、次に内層熱可塑性エラストマー3A、3Bの金属抗張体5A、5Bより上面を取り除き、金属抗張体5A、5Bを露出させる。内層熱可塑性エラストマー3A、3Bは先端を突合せたとき金属抗張体5A、5Bが重なるような寸法に切断しておく。
【0029】
次に金属性抗張体5A、5Bの先端を長手方向に対して0度より大きく90度より小さい角度、例えば60度傾斜するように切断する。この端部1A、1Bを図7のように内層熱可塑性エラストマー3A、3Bが付き合わされた状態で金属抗張体5A、5Bを重ね合わせて接着剤で接合する。これにより金属抗張体5A、5Bの重なりが長手方向に対して60度傾斜する帯状となる。さらに帆布4A、4Bにあて布6を当てて接着し、最後に移動手摺の端部1A、1Bを金型内に設置し、射出成形あるいはプレス成形等の公知の方法により熱可塑性エラストマーで成形し、一体の移動手摺ベルトを完成する。金属抗張体5A、5Bをスポット溶接により接続してもよく、この場合は内層熱可塑性エラストマー3A、3Bは表層熱可塑性エラストマー2A、2Bと同じ端面で除去しておく。
【0030】
以上のように本実施の形態5による乗客用コンベアー移動手摺は、金属抗張体の帯状の重なりを傾斜させることによりエスカレータ走行時に移動手摺に加わる引張変形あるいは圧縮変形が最大となる移動手摺稜線と弾性率の異なる金属性抗張体の重なりが交差するため応力集中を低減し、移動手摺接続部の耐久性を向上させることができる。表5は本実施の形態に係る移動手摺の屈曲試験における繰り返し回数のつぎ合せ角度依存性を評価した結果である。なお、実施の形態1〜実施の形態4の構成と組み合わせることにより一層耐久性を向上させることができる。
【0031】
【表5】
【0032】
実施の形態6.
図8はこの発明の実施の形態6を説明する移動手摺端部の加工概略図である。実施の形態6の移動手摺端部接続手順を説明する。まず、端部1A、1Bから表層熱可塑性エラストマー2A、2Bを取り除き、次に内層熱可塑性エラストマー3A、3Bの金属抗張体5A、5Bより上面を取り除き、金属抗張体5A、5Bを露出させる。さらに内層熱可塑性エラストマー3A、3Bの先端を長手方向に対して例えば60度の角度に傾斜するように切断する。
【0033】
このような端部1A、1Bを、図8示すように、内層熱可塑性エラストマー3A、3Bの傾斜した端部が1mm以上の間隔L4、例えば10mmの間隔をあけて対向するように配置し、この状態で金属抗張体5A、5Bを接着剤で接合する。さらに帆布4A、4Bにあて布6を10mm幅で重ねて接着剤で接着する。最後に移動手摺の端部1A、1Bを金型内に設置し、射出成形あるいはプレス成形等の公知の方法により熱可塑性エラストマーで成形し、一体の移動手摺ベルトを完成する。
【0034】
本実施の形態6による乗客用コンベアー移動手摺は、表層熱可塑性エラストマーにより接続される内層熱可塑性エラストマーの接続端部間に1mm以上の空間を設けることにより、表層熱可塑性エラストマーと内層熱可塑性エラストマーの融着界面に加わる応力集中が低減され耐久性が向上するという効果がある。表6は本実施の形態に係る移動手摺の屈曲試験における繰り返し回数のつぎ合せ間隔依存性を評価した結果である。なお、実施の形態1〜実施の形態5のいずれかの構成と組み合わせることにより一層耐久性を向上させることができる。
【0035】
【表6】
【0036】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、乗客用コンベアーの移動手摺、特に接続部の耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る乗客コンベアー用移動手摺の断面斜視図である。
【図2】この発明の実施の形態1に係る乗客用コンベアーの移動手摺の製作過程を示す斜視図である。
【図3】実施の形態1に係る乗客用コンベアーの移動手摺の製作過程を示す側面断面図である。
【図4】この発明の実施の形態2に係る乗客用コンベアーの製作過程を示す平面断面図である。
【図5】この発明の実施の形態3に係る乗客用コンベアーの製作過程を示す平面断面図である。
【図6】この発明の実施の形態4に係る乗客用コンベアーの製作過程を示す平面断面図である。
【図7】この発明の実施の形態5に係る乗客用コンベアーの製作過程を示す平面断面図である。
【図8】この発明の実施の形態6に係る乗客用コンベアーの製作過程を示す平面断面図である。
【符号の説明】
1 移動手摺、
2 表層熱可塑性エラストマー、
3 内層熱可塑性エラストマー、
4 帆布、
5 金属抗張体、
6 あて布、
7 熱可塑性ポリウレタンシート、
8 接着剤。
Claims (6)
- 断面C字型の単層または多層の熱可塑性エラストマーと、この熱可塑性エラストマーの長手方向に沿って設けられている金属製で帯状の金属抗張体と、上記熱可塑性エラストマーの内側に接合されている基材とが一体に成形された直線状のベルトの両端部を接続して環状にした乗客用コンベアーの移動手摺において、上記接続部は、上記金属抗張体同士の接合部と、両端部の基材同士を補助基材により接続した接続部が移動手摺の肉厚方向で重ならないにように配置され、接合後の上記金属抗張体を熱可塑性エラストマーで覆ったことを特徴とする乗客用コンベアーの移動手摺。
- 断面C字型の単層または多層の熱可塑性エラストマーと、この熱可塑性エラストマーの長手方向に沿って設けられている金属製で帯状の金属抗張体と、上記熱可塑性エラストマーの内側に接合されている基材とが一体に成形された直線状のベルトの両端部を接続して環状にした乗客用コンベアーの移動手摺において、上記接続部の金属抗張体の両端部は、熱可塑性樹脂シートと熱硬化性樹脂シートの両方またはその一方からなる緩衝層を挟んであるいは直接液状樹脂を塗布した緩衝層を介して重ね合わせて接合され、接合後の上記金属抗張体を熱可塑性エラストマーで覆ったことを特徴とする乗客用コンベアーの移動手摺。
- 断面C字型の内層熱可塑性エラストマーと、これとは弾性率が異なる表層熱可塑性エラストマーと、これらの熱可塑性エラストマーの長手方向に沿って設けられている金属製で帯状の金属抗張体と、上記熱可塑性エラストマーの内側に接合されている基材とが一体に成形された直線状のベルトの両端部を接続して環状にした乗客用コンベアーの移動手摺において、上記接続部は、上記金属抗張体同士の接合部と、両端部の基材同士を補助基材により接続した接続部と、上記内層熱可塑性エラストマーを長手方向に対して0度より大きく90度より小さい角度の直線あるいは曲線形状に形成した両端で突合せた突合せ部を備え、上記金属抗張体の接合部と上記内層熱可塑性エラストマーの突合せ部を表層熱可塑性エラストマーで覆ったことを特徴とする乗客用コンベアーの移動手摺。
- 上記内層熱可塑性エラストマーの突合せ部に1mm以上の間隔を設けたことを特徴とする請求項3に記載の乗客用コンベアーの移動手摺。
- 断面C字型の単層または多層の熱可塑性エラストマーと、この熱可塑性エラストマーの長手方向に沿って設けられている金属製で帯状の金属抗張体と、上記熱可塑性エラストマーの内側に接合されている基材とが一体に成形された直線状のベルトの両端部を接続して環状にした乗客用コンベアーの移動手摺において、上記接続部は、上記金属抗張体同士の接合部と、基材両端を長手方向に対して0度より大きく90度より小さい角度の直線あるいは曲線形状に形成し、これらを同じ重なり幅で重なる補助基材で接続した接続部を備え、上記金属抗張体の接合部を熱可塑性エラストマーで覆ったことを特徴とする乗客用コンベアーの移動手摺。
- 断面C字型の単層または多層の熱可塑性エラストマーと、この熱可塑性エラストマーの長手方向に沿って設けられている金属製で帯状の金属抗張体と、上記熱可塑性エラストマーの内側に接合されている基材とが一体に成形された直線状のベルトの両端部を接続して環状にした乗客用コンベアーの移動手摺において、上記接続部は、上記金属抗張体を長手方向に対して0度より大きく90度より小さい角度の直線あるいは曲線形状に形成した両端が同じ幅で重なるように重ね合わせて接合した接合部と、両端部の基材同士を補助基材により接続した接続部を備え、上記金属抗張体の接合部を熱可塑性エラストマーで覆ったことを特徴とする乗客用コンベアーの移動手摺。
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