JP2004344518A - 筋肉測定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】筋肉量の測定において、より正確に筋肉量の判定を行い、その結果を被験者に理解しやすく行うことで、自分の筋肉量が多いのかどうかを解り易く示すこと。
【解決手段】BIAにより体脂肪量、除脂肪量を算出し、更に除脂肪量から骨量を除いた筋肉量を算出する。算出された筋肉量は、被験者の身長を用いた値で基準化され、部位当たりの筋肉量を算出する。この部位当たりの筋肉量が、基準値と比較してどの程度の量であるかによって筋肉量のレベル分けを行う。
【選択図】 図7
【解決手段】BIAにより体脂肪量、除脂肪量を算出し、更に除脂肪量から骨量を除いた筋肉量を算出する。算出された筋肉量は、被験者の身長を用いた値で基準化され、部位当たりの筋肉量を算出する。この部位当たりの筋肉量が、基準値と比較してどの程度の量であるかによって筋肉量のレベル分けを行う。
【選択図】 図7
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は生体電気インピーダンス測定による体組成の評価を行う装置において、筋肉の評価方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
身体における筋肉は、基礎代謝との関係から重要であるとされる。これは筋肉量が多い程、基礎代謝量が高い身体となるためで、それにより摂取されたカロリーを消費できるため太りにくい身体であり、健康の面からも筋肉量を増やし維持することが良いとされる。つまり、自分の筋肉量を知ることは、健康の面から有用視されている。
【0003】
生体電気インピーダンス測定(BIA:bioelectrical impedance analysis)を用いて体脂肪を算出する装置が知られているが、更にBIAを用いて除脂肪量を算出し、その値から、骨量を減算することで被験者の筋肉量を算出して求められた筋肉量を表示する装置がある。
【0004】
また、体組成の評価の一つとして、標準体重に対する自分の比率であるBMI(Body Mass Index:体格指数)を算出する方法がある。ここでBMIは身長をL(m)、体重をM(kg)とすると次式で表される。
BMI=M/L2
このBMIは被測定者の体格を把握する指標であり有用とされる。
【0005】
このBMIと体脂肪率を求め、その2つの指標の関係をマトリクスで表示するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
また、脂肪の指標であるFMI(Fat Mass Index:脂肪量/身長2)と、除脂肪量の指標であるLMI(Lean Mass Index:除脂肪量/身長2)を、体格指数のBMIと組み合わせて表示する装置もある(例えば、特許文献2参照)。
【0007】
また、体脂肪率を表示する体脂肪計において、LBM(Lean Body Mass:除脂肪量/身長)を算出し、そのLBM値と共に、その値が多いのかどうかをレベルで表示するものがある。更には、そのLBMと体脂肪率を組み合わせた関係により、どのような体質・体型であるかを判定することが出来るとしている(例えば、非特許文献1参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開平10−192258号公報(第2−4頁、第1図)
【0009】
【特許文献2】
特開2002−125947号公報(第3−5頁、第10図)
【0010】
【非特許文献1】
株式会社ミサキホームページ 商品案内 体脂肪計 ボディチェッカーC−1 [平成15年5月21日検索]、インターネット<URL:ht tp://www.misaki−inc.co.jp/goods/goods_fat/c1.html>
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
筋肉量を知ることは、健康の面から有用とされるが、従来のようにBIAを用いて骨量を除いた筋肉量を算出し表示するものが存在するが、測定された筋肉量そのものを単に数値で表示するもので、その筋肉量で被験者は適正かどうかの判断を行いづらいものであった。また、このような筋肉量を数値で表示するものは、評価判断に用いる指標が量であるため、身長差による筋肉量差が生じてしまう。つまり、身長の高い人は、その体格に係らず相対的に筋肉量も多くなり、身長の低い人と同等にその量を比較することができない。
【0012】
また、前述の特開10−192258号公報に記載のものは、単にBMIと体脂肪率を組み合わせた表示を行うものであり、直接的に筋肉の評価を行っているものではない。
【0013】
また、従来の筋肉を評価する装置では、血液や細胞外液といった水分や骨などを含む除脂肪量(FFM)を筋肉量の近似値として用いることが多く、前述のLBMを算出する体脂肪計も同様であり、除脂肪量の値を身長で基準化(除算)することで、評価を行うものである。この除脂肪量を筋肉量の近似値として取り扱う場合には、骨組織(骨量)と筋組織(筋肉量)では、その変化が異なるため正確な筋肉量の情報が得られない。これは、筋肉量の変化を見る際に、骨量の変化が重なり、正確な情報を得ることが出来ない。また、除脂肪中に占める筋肉量の割合が少ない場合には、誤差要因である骨量の割合が多くなり、正確な筋肉量判定が行えなかった。
【0014】
更には、LBMと体脂肪率との2つの指標のマトリクスから体型を判定しても、そもそもLBMは骨量を含む除脂肪量を身長で割った値であり、筋肉量のみを反映した値ではないため、その体型判定も疑問視されるものであった。
【0015】
このような除脂肪量を筋肉量の指標として用いる問題は、前述の特開2002−125947号に記載のものにおいても言えることであり、正確な筋肉の評価を行っているとは言い難い。
【0016】
本発明はこのような上記問題点を鑑みてなされたものであり、筋肉量の測定において、より正確に筋肉量の判定を行い、その結果を被験者に理解しやすく行うことで、自分の筋肉量が多いのかどうかを解り易く示すことである。また、筋肉量とその他の身体指標を組み合わせることで、被験者の身体に関して総合的な判定を行うことでもある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明の筋肉測定装置は、少なくとも身長を含む被験者の個人身体情報を入力する入力手段と、
生体電気インピーダンスを測定するための生体電気インピーダンス測定手段と、
前記入力手段から入力された個人身体情報及び測定された生体電気インピーダンス値に基づいて、被験者の筋肉量を算出する筋肉量を算出する筋肉量算出手段と、
前記被験者の身長と、算出された筋肉量を用いて、筋肉量/身長n(但しnは実数)で算出される基準単位当たりの筋肉量に基づいて、被験者の筋肉量のレベルを算出する筋肉レベル算出手段とからなり、測定された筋肉量をレベルで判定するものである。
【0018】
また、本発明の筋肉測定装置では、前記筋肉レベル算出手段は、筋肉量のレベルを標準値は0として、筋肉量が少ない場合をマイナス値のレベル、筋肉量が多い場合をプラス値のレベルとして算出することとし、筋肉量を把握し易いものとする。
【0019】
また、本発明の筋肉測定装置では、更に前記入力手段から入力された身体情報と前記測定された生体電気インピーダンス値に基づいて、被験者の体脂肪率を算出する体脂肪算出手段と、
その体脂肪と前記筋肉レベルとの組み合わせから、体型または体質に関する判定を行う体型判定手段を備えることとし、被験者の総合的な体型を判定する。
【0020】
また、本発明の筋肉測定装置では、更に被験者の体重を測定する体重測定手段と、
前記入力手段から入力された身長と測定された体重値からBMIを算出するBMI算出手段と、
前記筋肉レベルとBMIとの組み合わせから、被験者のBMIにおける筋肉量を評価する筋肉評価手段とを備えることとし、筋肉量を異なる角度から判定する。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の筋肉測定装置では、BIAにより体脂肪量、除脂肪量を算出し、更に除脂肪量から骨量を除いた筋肉量を算出する。算出された筋肉量は、被験者の身長を用いた値で基準化され、部位当たりの筋肉量を算出する。この部位当たりの筋肉量が、基準値と比較してどの程度の量であるかによって筋肉量のレベル分けを行う。
【0022】
この筋肉量のレベル分けは、標準的な量の場合を0レベルとし、筋肉が多い場合を+値のレベル、筋肉量が少ない場合を−値のレベルとする。
【0023】
更に、筋肉量のレベルと体脂肪率の関係から、被験者の体型・体質的な評価を行うものとし、また、被験者のBMIにおいて、筋肉量はどの程度であるかを評価するものとする。
【0024】
【実施例】
本発明の実施例を図面に基づき説明する。
【0025】
図1は体組成測定装置の外観図、図2はその電気的接続を示すブロック図である。
【0026】
図1は、本発明の一実施例である体組成測定装置の外観斜視図であり、測定装置1は概略L型の形状をしている。下部に体重計2を設け、この体重計2は、公知のものであり、被験者の体重を測定するために載る載台面2aに被験者の左右の足の底面が接する電極部3、4を設けてある。この電極部3、4は、電流を流すための電流供給電極3a、4aと、電圧を測定する電圧測定電極3b、4bとから構成される。
【0027】
また測定装置1の上面には、操作ボックス5が設けられている。この操作ボックス5には、電源スイッチや数値キーといった複数のキーからなり、各種の身体情報の入力を行う入力手段である入力装置6、測定結果を表示するドットマトリクスLCDからなる表示手段である表示装置7、測定結果を用紙に印刷して排出する印刷装置8が設けられている。
【0028】
更に操作ボックス5には、手用の電極グリップ13、14がコード15、16を介して接続されている。この手用の電極グリップ13、14にも電流を流すための電流供給電極13a、14aと、電圧を測定する電圧測定電極13b、14bが設けられている。手用の電極グリップ13、14は測定時以外は、操作ボックス5の左右両側に設けられたフック17に掛けられる。
【0029】
図2は、測定装置1の内部電気的ブロック図である。電流印加手段および電圧測定手段であり、左右の手足に接する電極3a、3b、4a、4b、13a、13b、14a、14bの8電極が電極切替装置20に接続されている。この電極切替装置20は、電流供給装置21と、電圧測定装置22とを介して制御手段である演算制御装置23に接続される。この演算制御装置23はマイクロコンピュータ(CPU)を備え、印加電流と測定電圧から生体電気インピーダンスを算出する生体電気インピーダンス測定手段であり、また筋肉量を算出する筋肉量算出手段、筋肉量のレベルを算出する筋肉レベル算出手段である。更には生体の体脂肪率、体脂肪量を算出する体脂肪算出手段、BMIを算出するBMI算出手段、BMIに対する筋肉量の関係を評価する筋肉評価手段でもあり、他にも各種の演算や制御を行うものである。各種データ等を記憶する記憶手段であるメモリあるいはレジスタからなる記憶装置24、被験者の体重を測定する体重測定装置26を接続している。また、入力装置6と表示装置7と印刷装置8とを接続している。電源装置28は演算制御装置23やその他の各装置に電力を供給するものである。
【0030】
次に体組成測定装置の動作について説明する。
【0031】
図3は、体組成測定装置1の動作を示すフローチャートである。
【0032】
入力装置6の電源スイッチが押されると(ステップS1)、装置が初期化される(ステップS2)。個人パラメータの入力状態となり、最初に着衣量を設定する(ステップS3)。続いて利用者は入力装置6の数値キーを用いて性別、年齢、身長といった個人パラメータを入力する(ステップS4〜S6)。
【0033】
入力された個人パラメータが表示装置7に表示され、正しいかどうかを確認するメッセージも表示される(ステップS7)。ここで確認されると測定に移行するが、誤りの場合にはステップS3の着衣量の設定に戻り、再度入力を行うことになる(ステップS8)。
【0034】
個人パラメータが入力されると体重測定を行う(ステップS9)。利用者は体重計2に載ると、体重測定装置26は荷重を検知してその重量を測定する。
【0035】
続いて生体電気インピーダンスの測定が行われる。この測定は身体の各部位毎に行われ、測定電流を印加する部位を順番に切り替えて行われるものである。
【0036】
最初に両足間の生体電気インピーダンスを測定する(ステップS10)。演算制御装置23からの信号で電極切替装置20が切り替わることにより、電極3a、4a間に電流供給装置21から交流電流が供給され、電極3b、4bで電圧測定装置22により電圧が測定される。この時、印加された交流電流値と測定された電圧値から生体電気インピーダンスZを算出する。
【0037】
以下同様に、両手間を測定するもので、電流供給電極13a、14a間に交流電流を流し、電圧測定電極13b、14b間で電圧を測定する(ステップS11)。
【0038】
更に右手足間を測定するもので、電流供給電極14a、4a間に交流電流を流し、電圧測定電極14b、4b間で電圧を測定する(ステップS12)。
【0039】
更に左手足間を測定するもので、電流供給電極13a、3a間に交流電流を流し、電圧測定電極13b、3b間で電圧を測定する(ステップS13)。
【0040】
更に右脚部を測定するもので、電流供給電極14a、4a間に交流電流を流し、電圧測定電極3b、4b間で電圧を測定する(ステップS14)。
【0041】
更に左脚部を測定するもので、電流供給電極13a、3a間に交流電流を流し、電圧測定電極3b、4b間で電圧を測定する(ステップS15)。
【0042】
更に右腕部を測定するもので、電流供給電極14a、4a間に交流電流を流し、電圧測定電極13b、14b間で電圧を測定する(ステップS16)。
【0043】
更に左腕部を測定するもので、電流供給電極13a、3a間に交流電流を流し、電圧測定電極13b、14b間で電圧を測定する(ステップS17)。
【0044】
各部位の生体電気インピーダンス測定が終了すると、被験者の体脂肪率の算出を行う(ステップS18)。
【0045】
尚、生体電気インピーダンスを用いて全身の体脂肪率、体脂肪量、除脂肪量を求める方法に関しては既に知られた技術のため、ここでは簡単な説明に留める。
【0046】
体脂肪率:%Fat、体脂肪量:BFM、除脂肪量:FFMは、体密度:BDを用いて以下のように算出する。
【0047】
%Fat=(4.95/BD−4.5)×100
BD=a−b×W×Z/H2
BFM=W×%Fat/100
FFM=W×(1−%Fat)/100
ここで、W(kg):体重、H(cm):身長、Z(Ω):測定インピーダンス、a,bは係数である。
【0048】
これらの演算式より、全身の体脂肪率、体脂肪量、除脂肪量が算出される。
【0049】
また、各部位において測定された生体電気インピーダンスと体重のデータ及び設定された身長データから、DEXA測定(二重X線吸収法)において得られているデータと比較することにより、四肢の各部位における体脂肪率、除脂肪量を算出することができる。更には、体脂肪率と除脂肪量の比率から、その部位における重量を算出することが可能であり体脂肪量も算出することができる。
【0050】
ここで算出された体重、体脂肪量、体脂肪率が図4に示すよう表示装置7に表示される(ステップS19)。
【0051】
次いで筋肉量の算出を行う(ステップS20)。まず、骨量:BMC(Bone Mineral Calcium)を求める。
【0052】
BMC=C1×FFM×C2
ここでC1およびC2は定数である。
【0053】
更に算出された骨量:BMCを、除脂肪量:FFMから減ずる次式により、筋肉量:MV(Muscle Volume)を算出する。
【0054】
MV=FFM−BMC
ここで算出された値が、被験者の筋肉量となる。
【0055】
更に算出された筋肉量から、被験者の筋肉量レベルを算出する(ステップS21)。
【0056】
ここでは、次の式によって算出される値により、レベル分けされる。
MV/Ht2(kg/m2)
【0057】
この値は、単位面積当たりの筋肉量を表すものであり、被験者の単位表面積当たりにどの程度の筋肉がついているかを示すものである。この値は9つのレベルに分けられ、ここでは筋肉スコアとして、真中のレベル(ここではレベル5)を0とし、それぞれ−4〜+4の値が与えられる。
【0058】
ここで算出された値に基づき、体格の年齢的な評価として体格年齢レベルを算出する。実年齢とのズレ率(%)の値により、次の9つのレベルに分けることとする。
【0059】
レベル1:スコア−4=10kg/m2未満
レベル2:スコア−3=10kg/m2以上〜11kg/m2未満
レベル3:スコア−2=11kg/m2以上〜12kg/m2未満
レベル4:スコア−1=12kg/m2以上〜14kg/m2未満
レベル5:スコア 0=14kg/m2以上〜16kg/m2未満
レベル6:スコア+1=16kg/m2以上〜18kg/m2未満
レベル7:スコア+2=18kg/m2以上〜19kg/m2未満
レベル8:スコア+3=19kg/m2以上〜20kg/m2未満
レベル9:スコア+4=20kg/m2以上
【0060】
ここで示したレベル分けは、被験者が男性であり全身の筋肉量を評価する場合を示すものである。この評価は各部位毎に設けられた基準値と比較されて、各部位毎に筋肉スコアが算出されるものである。
【0061】
更に、全身の筋肉スコアと体脂肪率の関係から、図5に示すように筋肉スコアと体脂肪率の2つの指標によってマトリクスが組まれており、被験者がどのような体型や体質であるかを判定する。この9つの分類のいずれに属するかを判定し、自分の体型を把握できるものとする(ステップS22)。
【0062】
更に、BMIと筋肉スコアの関係から、図6に示す判定表に基づき被験者のBMIからみた筋肉量の評価を行う。ここではBMIと筋肉スコアの標準ラインと、±10%のラインを示す。標準ラインとはそのBMIにおける標準的な筋肉量のラインである。
【0063】
この±10%内であれば、「BMI通りの標準バランス」とし、+10%以上を「BMIのわりに筋肉量が多い」、−10%以下を「BMIのわりに筋肉量が少ない」と判定する(ステップS23)。
【0064】
以上のようなステップに基づき、判定された筋肉量と各部位の筋肉スコア、体脂肪率との関係による体型判定、BMIとの関係による筋肉量のバランス判定の結果が図7に示すよう表示装置7に表示される(ステップS24)。
【0065】
一定時間経過後、表示装置7には、図8に示すよう筋肉年齢を示すグラフ結果が表示される。この値は算出された被験者の筋肉量/身長2の値を示す筋肉年齢であり、各年齢における平均値を繋げたラインと共に表示される。この自身の値と各年代の平均値の関係から、被験者の筋肉年齢が何歳相当であるかを判定することが可能となる。
【0066】
図8の例では、被験者の実年齢が54歳の場合であり、54歳の軸上に判定された筋肉量のレベルがプロットされている。このプロット点から年齢軸に沿って左に並行に移動すると、30歳台の平均値ラインと交差する。このような関係から、被験者の筋肉量レベルが何歳代であるかを判定することが可能となる。
【0067】
次に、総合結果が表示される。図9に示すよう、体重、体脂肪の測定結果と共に、筋肉に関する結果も表示装置7に表示される。
【0068】
ここで、入力装置6の印刷スイッチが押されると印刷装置8から、測定結果が記載された用紙が印刷され、排出される(ステップS25、S26)。
【0069】
ステップS25で印刷スイッチが押されていない場合には、一定時間経過後電源はオフとなり、全ての動作は終了する(ステップS27)。
【0070】
以上、本発明の一実施例を説明したが、ここでは8つの電極を用いた8電極法により各部位の筋肉量を測定するものとして説明したが、両手間のみの測定を行うものや、両足間での測定のみを行う装置であっても、それぞれ部位に対応させた演算式を用いれば本発明を適応することは可能であり、測定部位を限定することはない。
【0071】
また、ここでは被験者の身長はスイッチにより入力するものとして説明したが、身長計と本発明の筋肉測定装置を接続して、自動的に身長データを取り組むことで、入力情報として用いる構成としてもよい。
【0072】
また、ここでは筋肉レベルの判定の筋肉量/身長nにおいて、n=2の場合、つまり単位面積当たりの筋肉量を用いて筋肉レベルとしたが、nの値はこれに限らず、実数であればよい。これはn=1の場合には単位長さ当たりの筋肉量、n=3であれば単位容積当たりの筋肉量となるもので、nの値がいくつであっても身長に基づく基準単位当たりの筋肉量を表すことには変わりなく、nの値を限定することはない。
【0073】
また、ここでは筋肉量の算出手順として、初めに除脂肪量を算出し、次に骨量を算出して、除脂肪量から骨量を減ずることにより筋肉量:MVを算出することとしたが、これに限らず、次式のように除脂肪量:FFMから直接求めることとしても良い。
MV=a1×FFM+b1
但し、a1、b1は係数
【0074】
あるいはまた、次式のように生体電気インピーダンス:Z、身長:Htを用いて次式から直接に算出してもよい。
MV=a2×Ht2/Z+b2
但し、a2、b2は係数
【0075】
また、ここでは図5、図6に記載の判定表を用いて被験者の筋肉に関する判定を行うとしたが、この判定表自体を表示装置に表示し、被験者がどの範囲に該当するかを視覚的に示す形態としてもよい。
【0076】
また、ここでは筋肉の評価結果として、筋肉スコアとして表示するものを示したが、そのような数値による結果表示ではなく、被験者がイメージし易い言葉を示すものとしてもよい。例えば、筋肉が少ない場合には、「アマチュアレベル」とし、多くなるにつれて、「セミプロレベル」、「プロレベル」といった表現にするものが考えられる。
【0077】
あるいは筋肉量の評価として各部位の筋肉量の分布から、その被験者の適切な運動タイプを評価するものとしてもよい。例えば、上半身に筋肉が多い人であれば、「投擲競技タイプ」、下半身に筋肉の多い人であれば、「ランナータイプ」といったような表現を用いて結果表示を行うものとしてもよい。あるいは、より具体的に、上半身に筋肉が多い人に「槍投げ、砲丸投げ」、下半身に筋肉が多い人に「短距離走」、全身に筋肉が多い人に「トライアスロン」と向いているスポーツを示す形態としても良い。
【0078】
【発明の効果】
本発明の筋肉測定装置では、除脂肪量から骨や細胞外液といった水分を除いた、より正確な筋肉量を算出し、その算出された筋肉量をレベルによって表示するものであるため、従来、把握し難かった自身の筋肉を理解し易くなり、これにより健康に役立てることも可能となる。
【0079】
また、本発明の筋肉測定装置は、被験者の測定された筋肉量をレベルによって表示する際に、標準的な筋肉量を0として、筋肉量が多い場合には+、少ない場合には−で表示されるため、自身の筋肉の量を把握し易くなり、これにより健康に役立て易くなる。
【0080】
また、本発明の筋肉測定装置は、筋肉量のレベルと体脂肪率とに基づいて判定を行うものであるため、筋肉量の測定だけでは把握できなかった、筋肉は多いが体脂肪も多い「筋肉肥満型」や体脂肪率は少ないが筋肉も少ない「痩せ型」といった被験者の体型または体質を把握することができ、より健康管理に役立てることが可能となる。
【0081】
また、本発明の筋肉測定装置は、筋肉量のレベルとBMIとの関係に基づいて判定を行うものであるが、肥満度の判定の世界的基準とされるBMIは、体重と身長の関係のみで判定されるため筋肉が多い運動選手の場合でも肥満と判定されてしまうことがあるが、BMIと筋肉量のレベルとの関係から判定を行うことにより、筋肉量と脂肪量とのバランスを把握できることとなり、健康管理により有用なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における体組成測定装置の外観図。
【図2】本発明の実施例における体組成測定装置の内部ブロック図。
【図3】本発明の実施例における体組成測定装置のフローチャート。
【図4】本発明の実施例における体重・体脂肪表示を示す図。
【図5】本発明の実施例における筋肉スコアと体脂肪率とのマトリクス判定表。
【図6】本発明の実施例における筋肉スコアとBMIとの判定表。
【図7】本発明の実施例における筋肉表示を示す図。
【図8】本発明の実施例における筋肉年齢を示す図。
【図9】本発明の実施例における最終的な結果表示を示す図。
【符号の説明】
1 体組成測定装置
2 体重計
2a 載台面
3,4 電極部
3a,4a,13a,14a 電流供給電極
3b,4b,13b,14b 電圧測定電極
5 操作ボックス
6 入力装置
7 表示装置
8 印刷装置
13,14 電極グリップ
15,16 コード
17 フック
20 電極切替装置
21 電流供給装置
22 電圧測定装置
23 演算制御装置
24 記憶装置
26 体重測定装置
28 電源装置
【発明の属する技術分野】
本発明は生体電気インピーダンス測定による体組成の評価を行う装置において、筋肉の評価方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
身体における筋肉は、基礎代謝との関係から重要であるとされる。これは筋肉量が多い程、基礎代謝量が高い身体となるためで、それにより摂取されたカロリーを消費できるため太りにくい身体であり、健康の面からも筋肉量を増やし維持することが良いとされる。つまり、自分の筋肉量を知ることは、健康の面から有用視されている。
【0003】
生体電気インピーダンス測定(BIA:bioelectrical impedance analysis)を用いて体脂肪を算出する装置が知られているが、更にBIAを用いて除脂肪量を算出し、その値から、骨量を減算することで被験者の筋肉量を算出して求められた筋肉量を表示する装置がある。
【0004】
また、体組成の評価の一つとして、標準体重に対する自分の比率であるBMI(Body Mass Index:体格指数)を算出する方法がある。ここでBMIは身長をL(m)、体重をM(kg)とすると次式で表される。
BMI=M/L2
このBMIは被測定者の体格を把握する指標であり有用とされる。
【0005】
このBMIと体脂肪率を求め、その2つの指標の関係をマトリクスで表示するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
また、脂肪の指標であるFMI(Fat Mass Index:脂肪量/身長2)と、除脂肪量の指標であるLMI(Lean Mass Index:除脂肪量/身長2)を、体格指数のBMIと組み合わせて表示する装置もある(例えば、特許文献2参照)。
【0007】
また、体脂肪率を表示する体脂肪計において、LBM(Lean Body Mass:除脂肪量/身長)を算出し、そのLBM値と共に、その値が多いのかどうかをレベルで表示するものがある。更には、そのLBMと体脂肪率を組み合わせた関係により、どのような体質・体型であるかを判定することが出来るとしている(例えば、非特許文献1参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開平10−192258号公報(第2−4頁、第1図)
【0009】
【特許文献2】
特開2002−125947号公報(第3−5頁、第10図)
【0010】
【非特許文献1】
株式会社ミサキホームページ 商品案内 体脂肪計 ボディチェッカーC−1 [平成15年5月21日検索]、インターネット<URL:ht tp://www.misaki−inc.co.jp/goods/goods_fat/c1.html>
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
筋肉量を知ることは、健康の面から有用とされるが、従来のようにBIAを用いて骨量を除いた筋肉量を算出し表示するものが存在するが、測定された筋肉量そのものを単に数値で表示するもので、その筋肉量で被験者は適正かどうかの判断を行いづらいものであった。また、このような筋肉量を数値で表示するものは、評価判断に用いる指標が量であるため、身長差による筋肉量差が生じてしまう。つまり、身長の高い人は、その体格に係らず相対的に筋肉量も多くなり、身長の低い人と同等にその量を比較することができない。
【0012】
また、前述の特開10−192258号公報に記載のものは、単にBMIと体脂肪率を組み合わせた表示を行うものであり、直接的に筋肉の評価を行っているものではない。
【0013】
また、従来の筋肉を評価する装置では、血液や細胞外液といった水分や骨などを含む除脂肪量(FFM)を筋肉量の近似値として用いることが多く、前述のLBMを算出する体脂肪計も同様であり、除脂肪量の値を身長で基準化(除算)することで、評価を行うものである。この除脂肪量を筋肉量の近似値として取り扱う場合には、骨組織(骨量)と筋組織(筋肉量)では、その変化が異なるため正確な筋肉量の情報が得られない。これは、筋肉量の変化を見る際に、骨量の変化が重なり、正確な情報を得ることが出来ない。また、除脂肪中に占める筋肉量の割合が少ない場合には、誤差要因である骨量の割合が多くなり、正確な筋肉量判定が行えなかった。
【0014】
更には、LBMと体脂肪率との2つの指標のマトリクスから体型を判定しても、そもそもLBMは骨量を含む除脂肪量を身長で割った値であり、筋肉量のみを反映した値ではないため、その体型判定も疑問視されるものであった。
【0015】
このような除脂肪量を筋肉量の指標として用いる問題は、前述の特開2002−125947号に記載のものにおいても言えることであり、正確な筋肉の評価を行っているとは言い難い。
【0016】
本発明はこのような上記問題点を鑑みてなされたものであり、筋肉量の測定において、より正確に筋肉量の判定を行い、その結果を被験者に理解しやすく行うことで、自分の筋肉量が多いのかどうかを解り易く示すことである。また、筋肉量とその他の身体指標を組み合わせることで、被験者の身体に関して総合的な判定を行うことでもある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明の筋肉測定装置は、少なくとも身長を含む被験者の個人身体情報を入力する入力手段と、
生体電気インピーダンスを測定するための生体電気インピーダンス測定手段と、
前記入力手段から入力された個人身体情報及び測定された生体電気インピーダンス値に基づいて、被験者の筋肉量を算出する筋肉量を算出する筋肉量算出手段と、
前記被験者の身長と、算出された筋肉量を用いて、筋肉量/身長n(但しnは実数)で算出される基準単位当たりの筋肉量に基づいて、被験者の筋肉量のレベルを算出する筋肉レベル算出手段とからなり、測定された筋肉量をレベルで判定するものである。
【0018】
また、本発明の筋肉測定装置では、前記筋肉レベル算出手段は、筋肉量のレベルを標準値は0として、筋肉量が少ない場合をマイナス値のレベル、筋肉量が多い場合をプラス値のレベルとして算出することとし、筋肉量を把握し易いものとする。
【0019】
また、本発明の筋肉測定装置では、更に前記入力手段から入力された身体情報と前記測定された生体電気インピーダンス値に基づいて、被験者の体脂肪率を算出する体脂肪算出手段と、
その体脂肪と前記筋肉レベルとの組み合わせから、体型または体質に関する判定を行う体型判定手段を備えることとし、被験者の総合的な体型を判定する。
【0020】
また、本発明の筋肉測定装置では、更に被験者の体重を測定する体重測定手段と、
前記入力手段から入力された身長と測定された体重値からBMIを算出するBMI算出手段と、
前記筋肉レベルとBMIとの組み合わせから、被験者のBMIにおける筋肉量を評価する筋肉評価手段とを備えることとし、筋肉量を異なる角度から判定する。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の筋肉測定装置では、BIAにより体脂肪量、除脂肪量を算出し、更に除脂肪量から骨量を除いた筋肉量を算出する。算出された筋肉量は、被験者の身長を用いた値で基準化され、部位当たりの筋肉量を算出する。この部位当たりの筋肉量が、基準値と比較してどの程度の量であるかによって筋肉量のレベル分けを行う。
【0022】
この筋肉量のレベル分けは、標準的な量の場合を0レベルとし、筋肉が多い場合を+値のレベル、筋肉量が少ない場合を−値のレベルとする。
【0023】
更に、筋肉量のレベルと体脂肪率の関係から、被験者の体型・体質的な評価を行うものとし、また、被験者のBMIにおいて、筋肉量はどの程度であるかを評価するものとする。
【0024】
【実施例】
本発明の実施例を図面に基づき説明する。
【0025】
図1は体組成測定装置の外観図、図2はその電気的接続を示すブロック図である。
【0026】
図1は、本発明の一実施例である体組成測定装置の外観斜視図であり、測定装置1は概略L型の形状をしている。下部に体重計2を設け、この体重計2は、公知のものであり、被験者の体重を測定するために載る載台面2aに被験者の左右の足の底面が接する電極部3、4を設けてある。この電極部3、4は、電流を流すための電流供給電極3a、4aと、電圧を測定する電圧測定電極3b、4bとから構成される。
【0027】
また測定装置1の上面には、操作ボックス5が設けられている。この操作ボックス5には、電源スイッチや数値キーといった複数のキーからなり、各種の身体情報の入力を行う入力手段である入力装置6、測定結果を表示するドットマトリクスLCDからなる表示手段である表示装置7、測定結果を用紙に印刷して排出する印刷装置8が設けられている。
【0028】
更に操作ボックス5には、手用の電極グリップ13、14がコード15、16を介して接続されている。この手用の電極グリップ13、14にも電流を流すための電流供給電極13a、14aと、電圧を測定する電圧測定電極13b、14bが設けられている。手用の電極グリップ13、14は測定時以外は、操作ボックス5の左右両側に設けられたフック17に掛けられる。
【0029】
図2は、測定装置1の内部電気的ブロック図である。電流印加手段および電圧測定手段であり、左右の手足に接する電極3a、3b、4a、4b、13a、13b、14a、14bの8電極が電極切替装置20に接続されている。この電極切替装置20は、電流供給装置21と、電圧測定装置22とを介して制御手段である演算制御装置23に接続される。この演算制御装置23はマイクロコンピュータ(CPU)を備え、印加電流と測定電圧から生体電気インピーダンスを算出する生体電気インピーダンス測定手段であり、また筋肉量を算出する筋肉量算出手段、筋肉量のレベルを算出する筋肉レベル算出手段である。更には生体の体脂肪率、体脂肪量を算出する体脂肪算出手段、BMIを算出するBMI算出手段、BMIに対する筋肉量の関係を評価する筋肉評価手段でもあり、他にも各種の演算や制御を行うものである。各種データ等を記憶する記憶手段であるメモリあるいはレジスタからなる記憶装置24、被験者の体重を測定する体重測定装置26を接続している。また、入力装置6と表示装置7と印刷装置8とを接続している。電源装置28は演算制御装置23やその他の各装置に電力を供給するものである。
【0030】
次に体組成測定装置の動作について説明する。
【0031】
図3は、体組成測定装置1の動作を示すフローチャートである。
【0032】
入力装置6の電源スイッチが押されると(ステップS1)、装置が初期化される(ステップS2)。個人パラメータの入力状態となり、最初に着衣量を設定する(ステップS3)。続いて利用者は入力装置6の数値キーを用いて性別、年齢、身長といった個人パラメータを入力する(ステップS4〜S6)。
【0033】
入力された個人パラメータが表示装置7に表示され、正しいかどうかを確認するメッセージも表示される(ステップS7)。ここで確認されると測定に移行するが、誤りの場合にはステップS3の着衣量の設定に戻り、再度入力を行うことになる(ステップS8)。
【0034】
個人パラメータが入力されると体重測定を行う(ステップS9)。利用者は体重計2に載ると、体重測定装置26は荷重を検知してその重量を測定する。
【0035】
続いて生体電気インピーダンスの測定が行われる。この測定は身体の各部位毎に行われ、測定電流を印加する部位を順番に切り替えて行われるものである。
【0036】
最初に両足間の生体電気インピーダンスを測定する(ステップS10)。演算制御装置23からの信号で電極切替装置20が切り替わることにより、電極3a、4a間に電流供給装置21から交流電流が供給され、電極3b、4bで電圧測定装置22により電圧が測定される。この時、印加された交流電流値と測定された電圧値から生体電気インピーダンスZを算出する。
【0037】
以下同様に、両手間を測定するもので、電流供給電極13a、14a間に交流電流を流し、電圧測定電極13b、14b間で電圧を測定する(ステップS11)。
【0038】
更に右手足間を測定するもので、電流供給電極14a、4a間に交流電流を流し、電圧測定電極14b、4b間で電圧を測定する(ステップS12)。
【0039】
更に左手足間を測定するもので、電流供給電極13a、3a間に交流電流を流し、電圧測定電極13b、3b間で電圧を測定する(ステップS13)。
【0040】
更に右脚部を測定するもので、電流供給電極14a、4a間に交流電流を流し、電圧測定電極3b、4b間で電圧を測定する(ステップS14)。
【0041】
更に左脚部を測定するもので、電流供給電極13a、3a間に交流電流を流し、電圧測定電極3b、4b間で電圧を測定する(ステップS15)。
【0042】
更に右腕部を測定するもので、電流供給電極14a、4a間に交流電流を流し、電圧測定電極13b、14b間で電圧を測定する(ステップS16)。
【0043】
更に左腕部を測定するもので、電流供給電極13a、3a間に交流電流を流し、電圧測定電極13b、14b間で電圧を測定する(ステップS17)。
【0044】
各部位の生体電気インピーダンス測定が終了すると、被験者の体脂肪率の算出を行う(ステップS18)。
【0045】
尚、生体電気インピーダンスを用いて全身の体脂肪率、体脂肪量、除脂肪量を求める方法に関しては既に知られた技術のため、ここでは簡単な説明に留める。
【0046】
体脂肪率:%Fat、体脂肪量:BFM、除脂肪量:FFMは、体密度:BDを用いて以下のように算出する。
【0047】
%Fat=(4.95/BD−4.5)×100
BD=a−b×W×Z/H2
BFM=W×%Fat/100
FFM=W×(1−%Fat)/100
ここで、W(kg):体重、H(cm):身長、Z(Ω):測定インピーダンス、a,bは係数である。
【0048】
これらの演算式より、全身の体脂肪率、体脂肪量、除脂肪量が算出される。
【0049】
また、各部位において測定された生体電気インピーダンスと体重のデータ及び設定された身長データから、DEXA測定(二重X線吸収法)において得られているデータと比較することにより、四肢の各部位における体脂肪率、除脂肪量を算出することができる。更には、体脂肪率と除脂肪量の比率から、その部位における重量を算出することが可能であり体脂肪量も算出することができる。
【0050】
ここで算出された体重、体脂肪量、体脂肪率が図4に示すよう表示装置7に表示される(ステップS19)。
【0051】
次いで筋肉量の算出を行う(ステップS20)。まず、骨量:BMC(Bone Mineral Calcium)を求める。
【0052】
BMC=C1×FFM×C2
ここでC1およびC2は定数である。
【0053】
更に算出された骨量:BMCを、除脂肪量:FFMから減ずる次式により、筋肉量:MV(Muscle Volume)を算出する。
【0054】
MV=FFM−BMC
ここで算出された値が、被験者の筋肉量となる。
【0055】
更に算出された筋肉量から、被験者の筋肉量レベルを算出する(ステップS21)。
【0056】
ここでは、次の式によって算出される値により、レベル分けされる。
MV/Ht2(kg/m2)
【0057】
この値は、単位面積当たりの筋肉量を表すものであり、被験者の単位表面積当たりにどの程度の筋肉がついているかを示すものである。この値は9つのレベルに分けられ、ここでは筋肉スコアとして、真中のレベル(ここではレベル5)を0とし、それぞれ−4〜+4の値が与えられる。
【0058】
ここで算出された値に基づき、体格の年齢的な評価として体格年齢レベルを算出する。実年齢とのズレ率(%)の値により、次の9つのレベルに分けることとする。
【0059】
レベル1:スコア−4=10kg/m2未満
レベル2:スコア−3=10kg/m2以上〜11kg/m2未満
レベル3:スコア−2=11kg/m2以上〜12kg/m2未満
レベル4:スコア−1=12kg/m2以上〜14kg/m2未満
レベル5:スコア 0=14kg/m2以上〜16kg/m2未満
レベル6:スコア+1=16kg/m2以上〜18kg/m2未満
レベル7:スコア+2=18kg/m2以上〜19kg/m2未満
レベル8:スコア+3=19kg/m2以上〜20kg/m2未満
レベル9:スコア+4=20kg/m2以上
【0060】
ここで示したレベル分けは、被験者が男性であり全身の筋肉量を評価する場合を示すものである。この評価は各部位毎に設けられた基準値と比較されて、各部位毎に筋肉スコアが算出されるものである。
【0061】
更に、全身の筋肉スコアと体脂肪率の関係から、図5に示すように筋肉スコアと体脂肪率の2つの指標によってマトリクスが組まれており、被験者がどのような体型や体質であるかを判定する。この9つの分類のいずれに属するかを判定し、自分の体型を把握できるものとする(ステップS22)。
【0062】
更に、BMIと筋肉スコアの関係から、図6に示す判定表に基づき被験者のBMIからみた筋肉量の評価を行う。ここではBMIと筋肉スコアの標準ラインと、±10%のラインを示す。標準ラインとはそのBMIにおける標準的な筋肉量のラインである。
【0063】
この±10%内であれば、「BMI通りの標準バランス」とし、+10%以上を「BMIのわりに筋肉量が多い」、−10%以下を「BMIのわりに筋肉量が少ない」と判定する(ステップS23)。
【0064】
以上のようなステップに基づき、判定された筋肉量と各部位の筋肉スコア、体脂肪率との関係による体型判定、BMIとの関係による筋肉量のバランス判定の結果が図7に示すよう表示装置7に表示される(ステップS24)。
【0065】
一定時間経過後、表示装置7には、図8に示すよう筋肉年齢を示すグラフ結果が表示される。この値は算出された被験者の筋肉量/身長2の値を示す筋肉年齢であり、各年齢における平均値を繋げたラインと共に表示される。この自身の値と各年代の平均値の関係から、被験者の筋肉年齢が何歳相当であるかを判定することが可能となる。
【0066】
図8の例では、被験者の実年齢が54歳の場合であり、54歳の軸上に判定された筋肉量のレベルがプロットされている。このプロット点から年齢軸に沿って左に並行に移動すると、30歳台の平均値ラインと交差する。このような関係から、被験者の筋肉量レベルが何歳代であるかを判定することが可能となる。
【0067】
次に、総合結果が表示される。図9に示すよう、体重、体脂肪の測定結果と共に、筋肉に関する結果も表示装置7に表示される。
【0068】
ここで、入力装置6の印刷スイッチが押されると印刷装置8から、測定結果が記載された用紙が印刷され、排出される(ステップS25、S26)。
【0069】
ステップS25で印刷スイッチが押されていない場合には、一定時間経過後電源はオフとなり、全ての動作は終了する(ステップS27)。
【0070】
以上、本発明の一実施例を説明したが、ここでは8つの電極を用いた8電極法により各部位の筋肉量を測定するものとして説明したが、両手間のみの測定を行うものや、両足間での測定のみを行う装置であっても、それぞれ部位に対応させた演算式を用いれば本発明を適応することは可能であり、測定部位を限定することはない。
【0071】
また、ここでは被験者の身長はスイッチにより入力するものとして説明したが、身長計と本発明の筋肉測定装置を接続して、自動的に身長データを取り組むことで、入力情報として用いる構成としてもよい。
【0072】
また、ここでは筋肉レベルの判定の筋肉量/身長nにおいて、n=2の場合、つまり単位面積当たりの筋肉量を用いて筋肉レベルとしたが、nの値はこれに限らず、実数であればよい。これはn=1の場合には単位長さ当たりの筋肉量、n=3であれば単位容積当たりの筋肉量となるもので、nの値がいくつであっても身長に基づく基準単位当たりの筋肉量を表すことには変わりなく、nの値を限定することはない。
【0073】
また、ここでは筋肉量の算出手順として、初めに除脂肪量を算出し、次に骨量を算出して、除脂肪量から骨量を減ずることにより筋肉量:MVを算出することとしたが、これに限らず、次式のように除脂肪量:FFMから直接求めることとしても良い。
MV=a1×FFM+b1
但し、a1、b1は係数
【0074】
あるいはまた、次式のように生体電気インピーダンス:Z、身長:Htを用いて次式から直接に算出してもよい。
MV=a2×Ht2/Z+b2
但し、a2、b2は係数
【0075】
また、ここでは図5、図6に記載の判定表を用いて被験者の筋肉に関する判定を行うとしたが、この判定表自体を表示装置に表示し、被験者がどの範囲に該当するかを視覚的に示す形態としてもよい。
【0076】
また、ここでは筋肉の評価結果として、筋肉スコアとして表示するものを示したが、そのような数値による結果表示ではなく、被験者がイメージし易い言葉を示すものとしてもよい。例えば、筋肉が少ない場合には、「アマチュアレベル」とし、多くなるにつれて、「セミプロレベル」、「プロレベル」といった表現にするものが考えられる。
【0077】
あるいは筋肉量の評価として各部位の筋肉量の分布から、その被験者の適切な運動タイプを評価するものとしてもよい。例えば、上半身に筋肉が多い人であれば、「投擲競技タイプ」、下半身に筋肉の多い人であれば、「ランナータイプ」といったような表現を用いて結果表示を行うものとしてもよい。あるいは、より具体的に、上半身に筋肉が多い人に「槍投げ、砲丸投げ」、下半身に筋肉が多い人に「短距離走」、全身に筋肉が多い人に「トライアスロン」と向いているスポーツを示す形態としても良い。
【0078】
【発明の効果】
本発明の筋肉測定装置では、除脂肪量から骨や細胞外液といった水分を除いた、より正確な筋肉量を算出し、その算出された筋肉量をレベルによって表示するものであるため、従来、把握し難かった自身の筋肉を理解し易くなり、これにより健康に役立てることも可能となる。
【0079】
また、本発明の筋肉測定装置は、被験者の測定された筋肉量をレベルによって表示する際に、標準的な筋肉量を0として、筋肉量が多い場合には+、少ない場合には−で表示されるため、自身の筋肉の量を把握し易くなり、これにより健康に役立て易くなる。
【0080】
また、本発明の筋肉測定装置は、筋肉量のレベルと体脂肪率とに基づいて判定を行うものであるため、筋肉量の測定だけでは把握できなかった、筋肉は多いが体脂肪も多い「筋肉肥満型」や体脂肪率は少ないが筋肉も少ない「痩せ型」といった被験者の体型または体質を把握することができ、より健康管理に役立てることが可能となる。
【0081】
また、本発明の筋肉測定装置は、筋肉量のレベルとBMIとの関係に基づいて判定を行うものであるが、肥満度の判定の世界的基準とされるBMIは、体重と身長の関係のみで判定されるため筋肉が多い運動選手の場合でも肥満と判定されてしまうことがあるが、BMIと筋肉量のレベルとの関係から判定を行うことにより、筋肉量と脂肪量とのバランスを把握できることとなり、健康管理により有用なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における体組成測定装置の外観図。
【図2】本発明の実施例における体組成測定装置の内部ブロック図。
【図3】本発明の実施例における体組成測定装置のフローチャート。
【図4】本発明の実施例における体重・体脂肪表示を示す図。
【図5】本発明の実施例における筋肉スコアと体脂肪率とのマトリクス判定表。
【図6】本発明の実施例における筋肉スコアとBMIとの判定表。
【図7】本発明の実施例における筋肉表示を示す図。
【図8】本発明の実施例における筋肉年齢を示す図。
【図9】本発明の実施例における最終的な結果表示を示す図。
【符号の説明】
1 体組成測定装置
2 体重計
2a 載台面
3,4 電極部
3a,4a,13a,14a 電流供給電極
3b,4b,13b,14b 電圧測定電極
5 操作ボックス
6 入力装置
7 表示装置
8 印刷装置
13,14 電極グリップ
15,16 コード
17 フック
20 電極切替装置
21 電流供給装置
22 電圧測定装置
23 演算制御装置
24 記憶装置
26 体重測定装置
28 電源装置
Claims (4)
- 少なくとも身長を含む被験者の個人身体情報を入力する入力手段と、
生体電気インピーダンスを測定するための生体電気インピーダンス測定手段と、
前記入力手段から入力された個人身体情報及び測定された生体電気インピーダンス値に基づいて、被験者の筋肉量を算出する筋肉量を算出する筋肉量算出手段と、
前記被験者の身長と、算出された筋肉量を用いて、筋肉量/身長n(但しnは実数)で算出される基準単位当たりの筋肉量に基づいて、被験者の筋肉量のレベルを算出する筋肉レベル算出手段とからなる筋肉測定装置。 - 前記筋肉レベル算出手段は、筋肉量のレベルを標準値は0として、筋肉量が少ない場合をマイナス値のレベル、筋肉量が多い場合をプラス値のレベルとして算出することを特徴とする請求項1に記載の筋肉測定装置。
- 更に前記入力手段から入力された身体情報と前記測定された生体電気インピーダンス値に基づいて、被験者の体脂肪率を算出する体脂肪算出手段と、
その体脂肪と前記筋肉レベルとの組み合わせから、体型または体質に関する判定を行う体型判定手段を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の筋肉測定装置。 - 更に被験者の体重を測定する体重測定手段と、
前記入力手段から入力された身長と測定された体重値からBMIを算出するBMI算出手段と、
前記筋肉レベルとBMIとの組み合わせから、被験者のBMIにおける筋肉量を評価する筋肉評価手段とを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の筋肉測定装置。
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