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JP2004320236A - 情報端末 - Google Patents

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JP2004320236A
JP2004320236A JP2003109320A JP2003109320A JP2004320236A JP 2004320236 A JP2004320236 A JP 2004320236A JP 2003109320 A JP2003109320 A JP 2003109320A JP 2003109320 A JP2003109320 A JP 2003109320A JP 2004320236 A JP2004320236 A JP 2004320236A
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Japan
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liquid crystal
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Withdrawn
Application number
JP2003109320A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Arai
美紀 新井
Yoshitaka Kanayama
佳貴 金山
Yuichiro Saito
裕一郎 齋藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Ericsson Mobile Communications Japan Inc
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Publication date
Application filed by Sony Ericsson Mobile Communications Japan Inc filed Critical Sony Ericsson Mobile Communications Japan Inc
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Abstract

【課題】自分撮りの際に、使用者が目線を外すことなく自然な感じで且つ自分の顔を確認しつつ撮像することができる情報端末を提供する。
【解決手段】情報端末101aは、2枚の板状部材により側面がL字型となっており、その一方が載置され、他方を使用者と正対する位置に配置可能に構成され、その他方の正対する側上に液晶表示部110aと、その表示領域の使用者の目線と重なる位置にカメラ120aのカメラのレンズ開口部121aとが形成され、更に液晶表示部110aの表示領域を覆う位置に、一部の光を反射し、残りの光を透過するハーフミラー130aが配置されている。そして、図示しない通信手段を介して送られてくる相手の顔画像を液晶表示部110aに表示するか、使用者がハーフミラー130a上に映ったユーザ自身の自画像102aを見るための表示切替制御部(図示しない)を有する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、使用者自身の自画像を撮影可能な情報端末に関し、特にテレビジョン電話機又は携帯電話機等に好適な情報端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、カメラ付きの携帯電話等の通信端末が盛んに開発されている。例えば下記特許文献1には、インタネットメール等の情報を視ることができる携帯用端末装置が開示されている。この特許文献1に記載の携帯用端末は、図18(a)乃至(c)に示すように、情報端末装置401のリッド部403を開いた状態の背面側には、アンテナ407とヒンジ408近傍に設けられた撮像カメラ411の開口部とを有している。また、筐体本体402の左側側面には表示装置406の表示画面417の各種アプリケーション機能を選択するためのジョグダイヤル414が設けられている。そして、リッド部403は筐体本体402に対してヒンジ408を介して折り畳み自在となされ、表示装置406の表示画面417、受話器451、各種操作部であるテンキー404、送話器413等は、リッド部403の内側に設けられている。この携帯用端末401は、リッド403がヒンジ408を介して回転可能に構成されており、従って、図18(a)の背面側に表示画面417を向けることができ、筐体本体402の撮像カメラ411の開口部及びリッド部403を回転させて表示装置406を自分自身に向けて撮像することができるので、表示装置406の画面417上の自分自身の顔を見てモニタしながら撮像を容易に行うことができる。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−33809号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に記載の携帯電話機本体401により、使用者が自分自身のことを撮影すると、画面417に撮像カメラ411からの画像が表示されるため、画面417を見るとカメラ411の開口部からは視線がずれてしまい、一方カメラ411の開口部を見ると、自身の正面顔を確認しながら撮影することができないという問題点がある。
【0005】
このように、自分撮り機能のついたデジタルカメラ、携帯電話等においては、自分を撮影するカメラ位置と、撮影した自分の顔画像が表示される表示機器の位置とがずれているために、表示機器を見ながら撮影すると視線がずれ、カメラを見ながら撮影すると撮影する瞬間の自分の表情を確認することが困難である。
【0006】
また、このような自分撮り機能を有したTV電話システムにおいては、自分を撮影するカメラと相手の姿が映される液晶画面などの表示機器の位置がずれているために、相手の姿を見ながら会話をすると、カメラから目線が外れた状態になり、お互い目を合わせないで話していて話が盛り上がらない等という問題点もある。 本発明は、このような従来の実情に鑑みて提案されたものであり、自分撮りの際に、使用者が目線をはずすことなく、自分の顔を確認しながら自画像を撮像することが可能な情報端末を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するために、本発明に係る情報端末は、使用者の顔を表示する自画像表示手段と、上記自画像表示手段に上記使用者の顔を表示した状態で、該使用者の目線に対応する位置に配置される撮像手段とを有することを特徴とする。
【0008】
本発明においては、自画像表示手段に使用者の自画像を表示装置等に表示した状態及び/又は使用者の自画像を鏡等に映した状態で、撮像手段により使用者を撮像することができるので、撮像手段と目線を合わせ、且つ撮像される使用者自身の顔を確認しながら撮像することできる。
【0009】
また、上記自画像表示手段は、液晶表示装置とすることができ、これにより、撮像手段により撮像された使用者の自画像を表示することができる。
【0010】
更に、上記使用者の通信対象となる相手の顔画像を受信すると共に上記撮像手段により撮影された上記使用者の自画像を送信する通信手段と、上記通信手段により受信された上記相手の顔画像を上記自画像表示手段に表示された上記使用者の自画像に重なる位置で表示可能な相手画像表示手段と、上記自画像表示手段に表示される上記使用者の自画像と、上記相手画像表示手段に表示される上記相手の顔画像との表示を切替え制御する表示制御手段とを有することができ、通信手段を介して画像及び音声等を送受信可能とすることで、携帯電話機やテレビジョン電話として使用することができ、更に、自分の顔(自画像)と相手の顔画像とが重なる位置で表示可能であるため、通信対象となる相手の顔から目線を外すことなく、相手と目線を合わせた状態の使用者の自画像を撮像することができ、その使用者の自画像を相手に対して送信することができる。
【0011】
更にまた、音声入力手段を有し、上記通信手段は、上記相手の音声を受信すると共に上記音声入力手段を介して入力された上記使用者の音声を送信し、上記表示制御手段は、上記通信手段を介して上記使用者と上記相手とが会話した際の音声の大きさに基づき、上記自画像表示手段に表示される上記使用者の自画像と上記相手画像表示手段に表示される上記相手の顔画像とを切り替えることができ、使用者が操作することなく、自動的に表示切替を行うことができる。
【0012】
また、少なくとも上記自画像表示手段又は相手画像表示手段のいずれか一方が液晶表示装置からなり、上記表示制御手段は、上記液晶表示装置の輝度を変更することにより上記自画像と上記相手の顔画像との表示を切り替えるか、又は上記使用者の顔を照射する照明手段を有し、上記表示制御手段は、上記照明手段のオン/オフにより上記表示を切り替えることができ、自動又は手動により表示切替を行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態は、本発明を、使用者自身が自分の顔を自分で撮影した際に、正面から自分の顔を確認しながら目線を外すことなく、自然な感じの画像が撮影可能な情報端末に適用したものである。
【0014】
図1は、本発明の実施の形態における情報端末を示す斜視図である。図1に示すように、本実施の形態における情報端末1は、使用者と正対する位置で使用者自身の顔を映すか、又は使用者の自画像を表示する表示部(自画像表示手段)10と、表示部10に、使用者の顔を映すか又は使用者自身の自画像が表示された状態で、使用者の目線に対応する位置に設けられる撮像手段であるカメラとを有し、カメラは、表示部10に正対した状態で表示部10を見た際の使用者の視線に対応する位置に、そのレンズ開口部21がくるよう表示部10の内部に配置されている。なお、表示部10は、後述するように、例えば鏡又はハーフミラーである場合と、液晶表示装置等の表示装置である場合があり、前者の場合は使用者の自画像(顔)を映すものであり、後者の場合は、カメラ等により撮像された使用者の自画像(顔画像)を表示装置に表示するものであるが、いずれの場合も、以下では使用者の自画像を表示部に表示するという。
【0015】
この情報端末1は、例えばテレビジョン(TV)電話システム、カメラ付き携帯電話、デジタルカメラ、腕時計型の情報端末等として使用することができ、表示部10は、具体的には、鏡、液晶、又はプロジェクタにより画像が投影されるスクリーン等からなり、情報端末が通信手段を備える場合は、表示部を液晶表示装置又はプロジェクタにより画像が投影されるスクリーン等から構成することで自分の顔だけでなく、通信手段を介して、送られてきた相手の顔画像が表示されるように構成することが可能である。
【0016】
この使用者と正対する位置で、使用者又は相手を表示する表示部10の表示領域内にそのレンズ開口部が配置されるカメラは、使用者を撮影するためのものであり、この画像(映像)は、表示部10が液晶表示装置等から構成される場合は表示部10に表示されたり、又は通信手段を有する場合は、これを介して会話中等の通信対象となる相手側へ送信されたりする。使用者は、表示部に表示される自身の自画像を正面から観察しつつ自身の顔を撮影することができ、また、その画像が送信される相手側は、該相手の目の前で使用者から話しかけられているような自然な感じの画像を撮影することができる位置に配置される。
【0017】
即ち、カメラのレンズ開口部21は、自分又は相手を表示させた場合の目の付近に形成することが望ましい。具体的には、自分又は相手の顔を表示させた場合、垂直方向(上下方向)Y、水平方向(左右方向)Xの表示領域としたとき、およそ垂直方向Yの上部から1/4乃至1/3程度の位置であって、水平方向Xの中央付近に配置することが好ましい。
【0018】
自分をカメラで撮影しながら表示部10を見たとき、撮影された自分自身の自画像が表示されることになるが、この際に目線がカメラに向いた状態で、且つ表示部10に映る自分の目の位置に目線が向く位置に情報端末1の保持方向、又は頭の位置を自分で調整する。又は後述する方法で自動的に顔位置を修正してもよい。これにより、正面を向いた自然な状態の自分の顔を確認しながら撮影することができる。
【0019】
表示部10が、後述するように鏡又はプロジェクタからの画像を投影するためのスクリーンから形成される場合は、カメラの設置は、カメラのレンズ開口部21がのぞく穴を空ければよいので極めて簡便な構成となる。また、カメラが極めて小型化されて、表示部10のどこにあるかわからないような場合は、例えばカメラのレンズ開口部21と同一の高さ方向の表示部10の両脇等に目印のマーク等をつけておくことが好ましい。これにより、使用者は容易にカメラ位置を認識して自分の目線とカメラの高さを合わせることができ、自然な画像を撮像することができる。
【0020】
図2(a)乃至(c)は、表示部10に表示される顔画像が表示領域からずれてしまったときの補正方法を示す図である。表示部10に表示される画像は、表示部10が鏡等で構成される場合を除き、カメラにより撮影された使用者の自画像、又は後述する情報端末の通信手段を介して相手側から送信されてくる相手画像であり、ここでは、表示部10に表示される使用者自身又は相手の顔画像を単に顔画像11という。これらの顔画像11は、公知の画像認識処理を使用して、顔画像が表示部10の中心に表示されるよう補正することができる。
【0021】
例えば目の位置認識は比較的簡単にできるため、この目の位置認識結果を使用し、垂直方向Yの補正には、目と目を結ぶ直線L1を使用し、この直線L1が例えばカメラのレンズ開口部21と同じ位置になるよう補正する。また、水平方向Xの補正には、右目と左目の中点を通る直線L2を求め、表示部10の表示領域の中心位置、即ちカメラのレンズ開口部21が形成されている位置が上記直線L2と重なるように顔画像11をずらすことで、顔画像11の位置を補正することができる。
【0022】
このように、常に又は任意のタイミングで顔画像11が表示される位置を補正することができるので、常に使用者又は相手の顔画像の目の位置に、カメラのレンズ開口部21がくるように表示することが可能である。特に、相手の顔画像がずれていると、使用者の目線も外れてしまうことになるが、このような補正により、顔画像11における目の位置とレンズ開口部21との位置を合わせることができる。
【0023】
なお、自分又は相手の顔がどの位置に表示されるかは、上述のように右目及び左眼の位置に基づき補正してもよいが、その他、肌色領域を抽出してその重心とカメラ位置を合わせたり、頭頂部や口等の顔画像の特徴点となる位置を検出してこれを使用したり、又は適宜使用者で設定するものとしてもよい。
【0024】
以下、このような情報端末を適用した種々の具体例について説明する。図3(a)及び(b)は、本発明の第1の具体例における情報端末101aを模式的に示す夫々斜視図及び側面図である。なお、後述する図7乃至図17において、図3と同様の構成要素には、下二桁を同一符号としその詳細な説明は省略する。
【0025】
図3(a)及び(b)に示すように、情報端末101aは、2枚の板状部材により側面がL字型となっており、その一方が載置され、他方が使用者と正対する位置に配置されるよう構成され、その他方であって使用者と正対する側上に液晶表示部110aが設けられている。以下、載置される側の板状部材を下側板状部材、載置面に対し略垂直に設けられ、使用者と正対する側の他方の板状部材を上側板状部材という。
【0026】
即ち、この情報端末101aは、上側板状部材に液晶表示部110aが設けられ、その表示領域において使用者自身の目線と重なる位置にカメラ120aのカメラのレンズ開口部121aが形成され、これに合わせて液晶表示部110aの内部にカメラ120aが配置されている。更に液晶表示部110aの表示領域を覆う位置に、一部の光を反射し、残りの光を透過するようなコーティング等が施されてなるハーフミラー130aが配置されている。
【0027】
また、この情報端末101aは、図示しない通信手段を有し、上述した如く例えばテレビジョン電話機又は携帯電話機のように機能する。即ち、通信手段を介して送られてくる相手の顔画像を液晶表示部110aに表示することができ、また、自身の自画像をカメラ120aにて撮像して相手側に送信することができる。このように、情報端末101aは、使用者がハーフミラー130a上に映った自分の自画像102aを見たり、このハーフミラー130aを介して液晶表示部110aに表示される相手の顔画像103aを観察可能に構成されており、カメラ120aの撮影方向は、液晶表示部110a及びハーフミラー130aの面とは垂直な方向となっている。
【0028】
更に、情報端末101aは、液晶表示部110aの表示の明るさにより、使用者の自画像102aをハーフミラー130aに映すか、又はハーフミラー130aを介して液晶表示部110aを観察するようにするかを制御する表示制御手段(図示せず)を有する。
【0029】
即ち、液晶表示部110aの表示領域を覆う位置に配置されたハーフミラー130aは、液晶表示部110aに画像が表示されていないような場合は、ハーフミラー130aの背面側の液晶画面が暗いので、ハーフミラー130aが鏡のように働き、使用者が自分の自画像102aをこのハーフミラー130aに映すことができる。一方、液晶表示部110aに相手の顔画像103aが表示された場合は、液晶表示部110aが明るくなるため、ハーフミラー130aを通して、即ち自分の顔画像の奥に相手の顔画像103aが重なって見える。
【0030】
例えばTV電話機として使用していても自分を見たいときは、液晶表示部110aの表示を暗めに設定し、相手を見たいときは、その表示を明るめに設定する等により、ハーフミラー130a及び液晶表示部110aに表示される顔画像の濃淡関係は、上記表示制御手段による液晶表示部110aの明るさによって調整可能である。
【0031】
そして、使用者がハーフミラー130aに正対する方向から情報端末101aを使用する場合、ハーフミラー130aに映っている自分の自画像102aと液晶表示部110aに表示される相手の顔画像103aとを重ねて見ることができる。この場合に相手の目の高さ方向の位置と、ハーフミラー130aに映る自分の目の高さ方向の位置をほぼ同一とすることにより、例えばTV電話機として使用したときに、使用者は、相手の目を見て話せば、カメラのレンズ開口部121aの方向を見て話していることになり、相手側に、相手の目を見て話したような感じを与える使用者の自画像を送ることができ、使用者自身も、相手側も、ごく自然に対面して話しているような感じを得ることができる。
【0032】
また、例えば液晶表示部110aの例えば表示領域外上部にピクチャライト(照明手段)140aを設け、このピクチャライト140aのオン/オフにより、ハーフミラー130aの表示内容を変化させてもよい。即ち、ピクチャライト140aにて使用者の顔を照明すれば、ハーフミラー130aには自身の自画像102aが表示されるようになり、ピクチャライト140aをオフすれば、ハーフミラー130aを介して液晶表示装置110aの表示内容、即ち相手の顔画像103aの表示を観察することができる。即ち、液晶表示装置110aは、後述する明るさ調整部を有し、ピクチャライト140aのオン/オフや、表示部の明るさの制御を行うことで、ハーフミラー130aの表示内容を切り替えることができる。
【0033】
このような情報端末を携帯電話機として使用する場合について更に具体的に説明する。図4は、携帯電話機としての情報端末を示すブロック図である。図4に示すように、携帯電話機としての情報端末101は、アンテナ53を備える通信回路(通信手段)52、表示部110の表示を制御する表示制御部54、操作部55、ROM56、RAM57、明るさ調整部58、光センサ59、ライト140、スピーカ63及びマイク64に接続されたレベル判定部61、及びカメラを制御するカメラ制御部62が制御ライン50を介してCPU51に接続され、制御される。またレベル判定部61、カメラ制御部62、通信回路52、表示制御部54、及びRAM57がデータライン66を介して接続されている。
【0034】
レベル判定部61は、スピーカ63へ出力する相手の音声及びマイク64を介して入力される使用者の音声のレベルを判定し、このレベル判定結果を明るさ調整部58に伝える。また、光センサ59は、外界の明るさの度合いを検出して検出結果を出力する。明るさ調整部58は、レベル判定結果及び明るさ検出結果に基づき、表示制御部54を制御する。そして、表示制御部54により表示部110の明るさを調整するか、ライト140をオン又はオフとし、表示部110に相手の顔画像を表示するか、ハーフミラーに使用者の自画像を映すかを切替え制御する。カメラ制御部62は、例えば使用者からの指示によりカメラ65のオン/オフ等を制御する。通信回路52には、アンテナ53を介して通信相手からのデータを受信する。
【0035】
次に、このような第1の具体例における情報端末101の動作について説明する。携帯電話機として情報端末101を使用した場合、例えば図3における情報端末101aにおいて、ハーフミラー130a上に映す使用者自身の自画像102aを見やすくするか、又は液晶表示部110aに表示させる相手の顔画像103aを観察しやするかの表示切替は、使用者のスイッチ操作又は自動切換えにより制御可能である。
【0036】
使用者により直接切り替え操作を行う場合、操作部55の所定のスイッチが使用者により押下されたか否かを判定し、操作部55にて、スイッチが押されたと判断された場合は、これが割り込み信号としてCPU51へ通知される。CPU51は、それに従い、明るさ調整部58及び光センサ59を制御する。明るさ調整部58は、光センサ59の検出結果に基づき、表示制御部54を制御して表示部110の明るさを制御するか、ライト140をオン/オフするかを決定し、表示制御部54又はライト140を制御する。
【0037】
一方、上記表示切替を自動的に行う場合は、先ずCPU51がレベル判定部61を起動し、レベル判定部61がマイク64からの入力感度(音量)と、スピーカ63への出力感度(音量)とを測定し、所定のレベル以上であるか否かを判定する。スピーカ63への出力感度が所定のレベル以上である場合には相手が話しているものと判断でき、マイク64からの入力感度が所定のレベル以上である場合には使用者自身が話しているものと判断することができる。相手が話しているとき、及び自分が話しているときに、どちらの顔を表示させるかは予め使用者が設定すればよいが、例えば、マイク64からの入力感度が所定のレベル以上である場合(使用者が話していると判定された場合)、自身の自画像が見えるように、上述と同様に、明るさ調整部58は、光センサ59による検出結果に基づき、表示制御部54を制御して表示部110の明るさを制御するか、ライト140をオン/オフするかを決定し、表示制御部54又はライト140を制御する。また、例えば、スピーカ63への出力感度が所定のレベル以上である場合(相手が話していると判定した場合)、相手の顔画像が観察されやすくなるよう、表示制御部54又はライト140を制御する。
【0038】
図5は、携帯電話機として図3に示す情報端末101aを使用した場合において、使用者自身の操作により使用者の自画像の表示と相手の顔画像の表示とを切り替える場合の切替方法を示すフローチャートである。また、図6は、使用者の自画像の表示と、相手の顔画像の表示とを自動的に切り替える場合の切替方法を示すフローチャートである。
【0039】
図5に示すように、上述の光センサ59により周囲が明るいか否かを確認し(ステップS1)、周囲が明るい場合であって、相手を表示させたい場合(ステップS2)、表示制御部を制御して液晶表示部110aの明るさを上げる(ステップS3)。これにより、ハーフミラー130aを介して液晶表示部110aに表示される相手の顔画像が見やすくなる。
【0040】
一方、周囲が明るい場合であって、相手の顔ではなく使用者自身の自画像を映したいとき(ステップS2、No)、液晶表示部110aの明るさを下げ、ハーフミラー130aを介した液晶表示部110aの顔画像の表示を見えにくくし、代わりに自分の顔をハーフミラー130aに映す。
【0041】
また、周囲が明るくない場合(ステップS1、No)には、ピクチャライト140aを使用することが好ましい。周囲が明るくなく、且つ相手の顔が見たいとき(ステップS5、Yes)、ピクチャライト140aをオフとし(ステップS6)、ハーフミラー130aを介して液晶表示部110aに表示される顔画像を観察することができる。一方、周囲が明るくなく、自身の自画像を見たとき(ステップS5、No)、ピクチャライト140aをオンとして自分の顔に照明を当てればハーフミラー130aに自分の顔を効率よく映すことができる。
【0042】
また、このように自分の顔と相手の顔の表示切替を自動で行う場合には、図6に示すように、上述のレベル判定部により、相手の声と自分の声の音量のレベル判定を行い、相手の声が聞こえたか否か(ステップS11)により、相手側の画像表示に切り替える(ステップS12)か、自分側の画像表示に切り替える(ステップS13)ことで、表示画像を自動的に切り替えることができる。なお、ここでは、相手の声が聞こえた場合に相手の顔画像を見やすくするよう表示制御するものとしたが、上述したように、相手の声が聞こえた場合に、自分の顔を見やすくするようにしてもよく、また、相手の通信中には切り替えを止めて相手の顔を表示し続けるようにしてもよい。
【0043】
本具体例においては、液晶表示部110aに表示される相手の顔画像と、ハーフミラー130aに映る自分の自画像102aとが重ね合わされた状態で観察できると共に、液晶表示部110aの表示明るさの強弱、使用者自身を照明するピクチャライト140aのオン/オフ等により、使用者の所望のタイミング又は自動的に、ハーフミラー130aに自身の自画像を映りやすくするか又は液晶表示部の表示内容を観察しやすくして相手又は自分の顔を見ることができる。そして、使用者が自身の自画像を映した状態で撮影すれば、カメラから視線を外すことなく、且つ使用者が自分の顔を確認しながら自分の顔を撮影することができ、また相手の顔画像を表示させた状態で撮影すれば、相手の顔から視線を外すことなく、相手と視線を合わせた状態の自画像を撮像することができ、更には、使用者と相手とが通信端末を介して会話等をする際、相手と目線を合わせた状態で撮影された使用者の自画像を相手に送信することで、使用者及び相手は、実際に両者が正対して会話しているような自然な感じを得ることができる。
【0044】
また、ハーフミラー130aがなくてもよく、図7に示すように、自分の顔画像も相手の顔画像も1つの液晶表示部110bに表示するようにしてもよい。この場合、自分の顔は、カメラ120bにより撮影された画像として液晶表示部110bに表示される。ここでも、上述したように、自分の自画像102bの表示と相手の顔画像103bの表示とは、自動又は手動にて任意のタイミングで切り替えることができる。従って、例えばTV電話機又は携帯電話機等として使用する場合、相手が発言している最中は相手の顔を表示させ、自分が発言している最中は自分の顔を表示させるなど、適宜切り替えることができる。また、画像処理によって、自分と顔画像と、相手の顔画像とをオーバーラップさせて表示することも可能である。
【0045】
更に、図3に示す情報端末101aでは載置される側の下側板状部材を、図8に示すように、相手の顔画像104cを表示する相手画像表示手段としての液晶表示部150cとしてもよい。そして、自身の自画像102cを表示させる液晶表示部110cに対し、ハーフミラー130cを例えば45°傾斜して設ける。
【0046】
これにより、自分の顔画像が上側液晶表示部110cに表示され、相手の顔画像104cが下側液晶表示部150cに逆向きに表示される。なお、上側液晶表示部110cに相手の顔画像を表示させ、下側液晶表示部150cに自分の顔画像を表示させるようにしてもよい。
【0047】
図3と同様に、上側液晶表示部110cには、使用者自身の顔を撮影するカメラ120cがそのカメラ開口部121cが使用者の目線と対応する位置となるよう内蔵されており、カメラ120cにより撮像された自画像が、例えば上側表示装置110cに表示される。ハーフミラー130cには、下側液晶表示部150cからの相手の顔画像が表示され、上述したように、液晶表示の明るさを変更したり、ピクチャライトのオン/オフにより、ハーフミラー130cを介して自身の自画像を観察しやすくするか、ハーフミラー130c上の相手の顔画像を観察しやすくするかの表示切替を行うことができる。
【0048】
次に、本発明の第2の具体例について説明する。図9(a)及び(b)は、本具体例における情報端末を示す夫々斜視図及び側面図である。図9(a)及び(b)に示すように、情報端末201aは、第1の具体例と同様に、2枚の板状部材が組み合わされ側面がL字型の形状となっており、L字型の上側板状部材は、自分を映す自画像表示手段としての鏡211が設けられており、その表示領域の視線と対応する位置にカメラ220が設置されている。このカメラ220の撮影方向は、鏡211と垂直な方向となっており、使用者は鏡211と正対する位置にてこの情報端末201aを使用する。
【0049】
また、下側板状部材は、相手の顔画像が表示される相手画像表示手段としての液晶表示部250が設けられており、側面から見ると、液晶表示部250と鏡211とは略90°となるよう組み合わされている。更に、この液晶表示部250と鏡211との間、即ち、側面からみて液晶表示部250から略45°傾斜した位置にハーフミラー230が取り付けられ、液晶表示部250に表示される相手の顔画像204が反転した状態でハーフミラー230に映し出され、このハーフミラー230に映された相手の顔画像203を使用者が観察することができる。また、使用者は、ハーフミラー230を通して鏡211に映った自分の自画像202を観察することができる。
【0050】
液晶表示部250には、相手の顔画像の顎側が鏡211との接続側、頭頂部側が手前側になるよう、即ち上下逆方向に表示されており、この顔画像204がハーフミラー230に表示されることで反転され、正常な方向の顔画像203となる。ハーフミラー230は、上述したようにある程度の光は透過し、ある程度の光は反射するため、ハーフミラー230の後ろが暗いと手前のものがよく見えて、ハーフミラー230の後ろが明るいと、奥のものがよく見える性質がある。
【0051】
使用者は、情報端末201aの鏡211に正対する方向から、情報端末201aを見て使用する場合は、このような配置にすることにより、液晶表示部250に逆向き(頭頂部が下側)に映っている相手の顔画像が上下反転してハーフミラー230に映しだされ、鏡211に映っている自分の画像202と重ね合わせて見ることができる。
【0052】
この場合に相手の目の高さ方向の位置と、鏡211に映る自分の目の高さ方向の位置をほぼ同一とすることにより、例えばTV電話機として使用したときに、相手の目を見て話せば、カメラ220の方向を見て話していることになり、相手側に、相手を自然に見つめているようなユーザの顔画像を送信することができる。
【0053】
なお、本実施例の鏡211は、単純な平面鏡を用いた例を示しているが、情報端末の大きさによって、例えば、携帯電話サイズの場合、平面鏡では自分の顔が大きすぎて、目線の調整が困難になる等の場合には、平面鏡ではなく凸面鏡等の画角の広いものを用いたり適宜変更するものとする。また、使用者が撮影された自分の顔画像を見たい場合は、液晶表示部250に使用者の自画像を表示させ、これをハーフミラー230により見られるようにしてもよい。
【0054】
また、図10(a)及び(b)に示すように、図9に示す鏡211と、液晶表示部250との接続部260を回転可能に構成することで、情報端末201aは、折りたたむことができるようになり、更に可搬しやすくなる。
【0055】
また、ハーフミラー230と、鏡211との隙間から光が入らないように遮光する遮光部を設けてもよい。図11(a)及び(b)は、遮光部261を設けた情報端末を示す斜視図及び側面図である。図11に示すように、情報端末201bは、ハーフミラー230を45°傾けて設置する例えば上述の図8、図9、及び後述する図17に示すようなタイプに関しては、天面方向が映り込んでしまうことを防止する遮光板261を設けることが好ましい。この遮光板261は、天面のみではなく、サイドにも設置されることが望ましい。また、図10に示す折りたたみ情報端末201aとする場合は、図11に示す遮光部261を取り外し可能としてもよいが、蛇腹状に形成すると折りたたむ際に便利である。
【0056】
次に、本発明の第3の具体例について説明する。図12(a)及び(b)は、本具体例における情報端末を示す斜視図及び側面図である。本具体例は、表示手段として、スクリーンにプロジェクタから投影される顔画像を表示するものである。
【0057】
図12に示すように、情報端末301aは、自分の顔を表示する自画像表示手段として鏡を使用し、相手の顔を表示する相手画像表示手段としてプロジェクタを使用するものであって、上側板状部材に鏡311aが設けられ、下側板状部材が載置されるよう側面からみてL字型の形状となるよう両者が接続され、鏡311aに映った自身の視線と重なる位置にはカメラ320aが配置され、鏡311aの表示領域を覆う位置にスクリーンとして働くハーフミラー330aが配置されている。更に、本実施の形態においては、載置される側の下側板状部材の上面の手前から鏡311aの表示領域を覆う位置に設けられたハーフミラー330aに対し、相手の画像を投影するプロジェクタ370aが設けられており、ハーフミラー330aをスクリーンとして相手の顔画像を映し出すよう構成されている。
【0058】
即ち、上述したようにTV電話機又は携帯電話等として使用する場合、相手の顔画像のデータが通信手段を介して送られ、この送られてくる相手の顔画像303aをプロジェクタ370aからハーフミラー330a上に投影する。一方、鏡311aに映った使用者自身の自画像302aは、ハーフミラー330aを介して観察することができる。
【0059】
また、図13に示すように、ハーフミラー330bを、使用者自身の自画像302bを映す自画像表示手段として、載置される下側板状部材の手前に配置し、ハーフミラー330bのすぐ後ろにプロジェクタ370bを配置し、図12で鏡となっていたL字を構成するもう一方の上側板状部材にスクリーン380bを配置し、プロジェクタ370bから後方のスクリーン380bに相手の顔画像を投影するようにしてもよい。この場合は、スクリーン380bの使用者の目線となる位置に穴を形成し、ここにカメラ320bを配置する。
【0060】
情報端末301bはL字形状であるが、相手を映し出すスクリーン380bより手前に、自分が映し出されるハーフミラー330bが配置される。即ち、手前に自分の自画像302bが映り、奥に相手の顔画像303bが表示される。これまで説明した上述の情報端末においては、相手の顔画像と自分の自画像とが、同一平面上又は隣接する平面上に重なり合うことにより、2つの位置関係が近くなり、人間の目では相手の顔画像又は自身の自画像を見るかを選択できない場合があったが、このように、自画像と相手の顔画像が映る面に距離があれば、人間の目で比較的容易に焦点を調整して、いずれの表示を見るかを選択可能となる。
【0061】
更には、図14に示すように、図13と同様、L字型であって、載置される側となる下側板状部材の手前にハーフミラー330cを使用者と正対可能なように設け、相手の顔画像303c及び使用者自身の自画像302cをこのハーフミラー330cに重ねて映すようにすることもできる。この場合、使用者自身の自画像302cはハーフミラー330cに直接映され、相手の顔画像303cは、載置される下側板状部材の奥側に設けられたプロジェクタ370cからハーフミラー330cの背面に投影される。このように、ハーフミラー330cを、使用者の自画像を映す鏡及びプロジェクタ370cからの画像を映すスクリーンとして兼用することで、コストの低減を図ることができる。
【0062】
また、図5では、液晶表示部1つを使用して、相手の顔画像の表示と自身の自画像の表示とを切り替えるものとしたが、図15に示すように、これをプロジェクタにより行ってもよい。上側板状部材にスクリーン380dを設け、下側板状部材の手前側にプロジェクタ370dを配置し、そこからスクリーン380d上に自身の自画像302d又は相手の顔画像303dの表示を所望のタイミング又は自動で切り替えて表示してもよい。なお、プロジェクタ370dは、自分用、相手用と2つ用意し、必要によっては両者を重ね合わせて投射するようにしてもよい。例えば、スクリーン380d上の上部領域に自分の自画像302dを、下部領域に相手の顔画像303dを映し出すようにしてもよい。なお、そのように別領域に映し出す場合は、予め、その領域に正対した際に、使用者の目線となる領域にもカメラを取り付けておけばよい。
【0063】
また、プロジェクタによる表示と液晶表示部による表示とを組み合わせてもよい。例えば、図16に示すように、上側板状部材を相手の顔を表示する液晶表示部350eとし、下側板状部材の手前にプロジェクタ370eを配置し、液晶表示部350eのすぐ手前、即ち液晶表示部350eの表示領域を覆う位置にハーフミラー330eを配置し、このハーフミラー330eにプロジェクタ370eにより使用者自身の自画像を投影するものとすることができる。これにより、自分の自画像302eをプロジェクタ370eにてハーフミラー330eに投影し、相手の顔画像303eは、液晶表示部350eに表示させ、これをハーフミラー330eに映して観察するようにすることができる。
【0064】
更に、図17に示すように、図9に示した鏡211をプロジェクタ及びスクリーンのセットに置き換えたものとしてもよい。即ち、上側板状部材にクリーン380fを設け、下側板状部材に液晶表示部350fを設け、この液晶表示部350fに、上下反対に表示された相手の顔画像304fをハーフミラー330fに上下反転して映しだし、使用者自身の顔はカメラ320fにより撮像された画像をプロジェクタ370fからスクリーン380f上に投射された自画像302fとしてハーフミラー330fを介して観察することができる。
【0065】
なお、上記図15乃至図17における使用者の自画像は、カメラにより撮像された画像がスクリーンに投影されたものである。例えば図17では、プロジェクタ370fによりスクリーンに投影される使用者自身の自画像302fは、スクリーン380fに設けられた穴にそのレンズ開口部321fがはめ込まれたカメラ320fからの画像である。
【0066】
これら第1乃至第3の具体例においては、例えば情報端末をテレビ電話機として使用した場合等において、表示される相手の目線と自分の目線とを合わせることが容易に可能となり、コミュニケーションをとり易く会話がはずむ。また、相手側は、使用者が自分の顔を真剣に見ていてくれていると思うため、相手側が使用者に対して親近感を抱くことができ、また、例えば間違って自分の顔を表示するよう操作し、自分の顔を表示させているような場合であっても、相手の顔と使用者の顔とは目線が同じ位置にあるため、使用者が相手を見ていると相手に思われる画像が相手側へ送られるため、相手の気分を害すことがない。また、自分撮りをする際、どのような表情で撮影するか確認しながら撮れるので、納得いく画像(映像)を撮ることができる。
【0067】
なお、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。例えば、上記第1乃至第3の具体例においては、2つの板状部材からなるL字型の構成としたが、必ずしも載置させるタイプとする必要はなく、例えば図7に示すような液晶表示部1つでよい場合等は、手で保持する保持部を設けて、手で保持しながら使用できるような形状としてもよい。
【0068】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明に係る情報端末は、使用者の顔を表示する自画像表示手段と、上記自画像表示手段に上記使用者の顔を表示した状態で、該使用者の目線に対応する位置に配置される撮像手段とを有するので、使用者は自画像表示手段により自分の顔を見ながら視線を外さず撮像手段により使用者自身の顔を撮像することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における情報端末を示す斜視図である。
【図2】(a)乃至(c)は、本発明の第1の実施の形態における情報端末の表示部に表示される顔画像が表示領域からずれてしまったときの補正方法を示す図である。
【図3】(a)及び(b)は、本発明の第1の具体例における情報端末を示す夫々斜視図及び側面図である。
【図4】本発明の第1の具体例における携帯電話機としての情報端末を示すブロック図である。
【図5】図3に示す情報端末を使用した場合において、使用者自身の操作により表示を切り替える場合の切替方法を示すフローチャートである。
【図6】図3に示す情報端末を使用した場合において、使用者の自画像の表示と、相手の顔画像の表示とを自動的に切り替える場合の切替方法を示すフローチャートである。
【図7】(a)及び(b)は、本発明の第1の具体例における変形例を示す夫々斜視図及び側面図である。
【図8】(a)及び(b)は、本発明の第1の具体例における他の変形例を示す夫々斜視図及び側面図である。
【図9】(a)及び(b)は、本発明の第2の具体例における情報端末を示す夫々斜視図及び側面図である。
【図10】(a)及び(b)は、本発明の第2の具体例における情報端末を折りたたみ可能の構成とした場合を示す側面図である。
【図11】(a)及び(b)は、本発明の第2の具体例における情報端末において遮光部を設けた場合を示す夫々斜視図及び側面図である。
【図12】(a)及び(b)は、本発明の第3の具体例における情報端末を示す夫々斜視図及び側面図である。
【図13】(a)及び(b)は、本発明の第3の具体例における変形例を示す夫々斜視図及び側面図である。
【図14】(a)及び(b)は、本発明の第3の具体例における他の変形例を示す夫々斜視図及び側面図である。
【図15】(a)及び(b)は、本発明の第3の具体例における他の変形例を示す夫々斜視図及び側面図である。
【図16】(a)及び(b)は、本発明の第3の具体例における他の変形例を示す夫々斜視図及び側面図である。
【図17】(a)及び(b)は、本発明の第3の具体例における他の変形例を示す夫々斜視図及び側面図である。
【図18】特許文献1に記載の携帯電話機本体を示す図である。
【符号の説明】
1,101a,101b,101c,201a,201b,301a,301b,301c,301d,301e,301f 情報端末、21,121a,121b,121c,221,321a,321b,321c,321d,321e,321f レンズ開口部、10 表示部、50 制御ライン、51 CPU、52 通信回路、54 表示制御部、55 操作部、56 ROM、57 RAM、58 明るさ調整部、59 光センサ、60 ライト、61 レベル判定部、62 カメラ制御部、63 スピーカ、64 マイク、65 カメラ、66データライン、102a,202,302a,302b,302c,302f 使用者の自画像、102b,102c,302d,302e 相手の顔画像、103a,103b,103c,104c,203,204,303a,303b,303c,303d,303e,303f 相手の顔画像、110a,110b,110c,150c,250,350e 液晶表示部、120a,120b,120c,220,320a,320b,320c,320d,320e,320f カメラ、211,311a 鏡、130a,130c,230,330a,330b,330c,330e,330f ハーフミラー、140,140aピクチャライト、260 接続部、261 遮光板、370a,370b,370c,370d,370e,370f プロジェクタ、380c,380d,380f スクリーン

Claims (19)

  1. 使用者の顔を表示する自画像表示手段と、
    上記自画像表示手段に上記使用者の顔を表示した状態で、該使用者の目線に対応する位置に配置される撮像手段と
    を有することを特徴とする情報端末。
  2. 上記自画像表示手段は、液晶表示装置からなることを特徴とする請求項1記載の情報端末。
  3. 上記使用者の通信対象となる相手の顔画像を受信すると共に上記撮像手段により撮影された上記使用者の自画像を送信する通信手段と、
    上記通信手段により受信された上記相手の顔画像を上記自画像表示手段に表示された上記使用者の自画像に重なる位置で表示可能な相手画像表示手段と、
    上記自画像表示手段に表示される上記使用者の自画像と、上記相手画像表示手段に表示される上記相手の顔画像との表示を切替え制御する表示制御手段と
    を有することを特徴とする請求項1記載の情報端末。
  4. 音声入力手段を有し、
    上記通信手段は、上記相手の音声を受信すると共に上記音声入力手段を介して入力された上記使用者の音声を送信し、
    上記表示制御手段は、上記使用者と上記相手とが会話した際の音声の大きさに基づき、上記自画像表示手段に表示される上記使用者の自画像と上記相手画像表示手段に表示される上記相手の顔画像とを切り替える
    ことを特徴とする請求項3記載の情報端末。
  5. 少なくとも上記自画像表示手段又は相手画像表示手段のいずれか一方が液晶表示装置からなり、
    上記表示制御手段は、上記液晶表示装置の輝度を変更することにより上記自画像と上記相手の顔画像との表示を切り替える
    ことを特徴とする請求項3記載の情報端末。
  6. 上記使用者の顔を照射する照明手段を有し、
    上記表示制御手段は、上記照明手段のオン/オフにより上記表示を切り替えることを特徴とする請求項3記載の情報端末。
  7. 上記自画像表示手段は、上記使用者と正対可能な位置に設けられた液晶表示装置である
    ことを特徴とする請求項3記載の情報端末。
  8. 上記相手画像表示手段は、上記自画像表示手段と同一の液晶表示装置からなり、
    上記表示制御手段は、上記撮像手段により撮影された上記使用者の自画像の表示と上記通信手段により受信された上記相手の顔画像の表示とを切替える
    ことを特徴とする請求項7記載の情報端末。
  9. 上記相手画像表示手段は、上記自画像表示手段とは略90°の角度をなして配置された相手画像用液晶表示装置と、上記自画像表示手段である液晶表示装置及び該相手画像用液晶表示装置から略45°の位置に配置され該相手画像用液晶表示装置に表示される上記相手の顔画像を映すハーフミラーとからなる
    ことを特徴とする請求項7記載の情報端末。
  10. 上記自画像表示手段は、上記使用者と正対可能な位置に設けられた鏡であることを特徴とする請求項3記載の情報端末。
  11. 上記相手画像表示手段は、上記自画像表示手段とは略90°の位置に配置された液晶表示装置と、上記自画像表示手段及び該液晶表示装置から略45°の位置に配置され該液晶表示装置に表示される上記相手の顔画像を映すハーフミラーとからなる
    ことを特徴とする請求項10記載の情報端末。
  12. 上記自画像表示手段と上記ハーフミラーとの間の上面を覆う位置に、外界の光を遮光する遮光手段を有する
    ことを特徴とする請求項11記載の情報端末。
  13. 上記相手画像表示手段は、プロジェクタと、上記自画像表示手段の前段に配置され該プロジェクタにより相手の顔画像が投影されるスクリーンとしてのハーフミラーとからなる
    ことを特徴とする請求項10記載の情報端末。
  14. 上記相手画像表示手段は、上記使用者と正対可能な位置に設けられた液晶表示装置であり、
    上記自画像表示手段は、上記液晶表示装置の表示領域に重ねられたハーフミラーを有する
    ことを特徴とする請求項3記載の情報端末。
  15. 上記自画像表示手段は、プロジェクタを有し、上記ハーフミラーをスクリーンとし、該スクリーンに上記撮像手段により撮像された上記使用者の自画像を投影する
    ことを特徴とする請求項14記載の情報端末。
  16. 上記自画像表示手段は、上記使用者と正対可能な位置に設けられたハーフミラーであり、
    上記相手画像表示手段は、プロジェクタを有し、上記ハーフミラーをスクリーンとし、該スクリーンに上記通信手段を介して受信した上記相手の顔画像を投影する
    ことを特徴とする請求項3記載の情報端末。
  17. 上記自画像表示手段及び相手画像表示手段は、プロジェクタと、上記使用者と正対可能な位置に設けられたスクリーンとからなり、該スクリーンに上記撮像手段により撮像された上記使用者の自画像又は上記通信手段を介して受信した上記相手の顔画像を投影し、
    上記表示制御手段は、上記使用者の自画像の表示と上記相手の顔画像の表示とを切替える
    ことを特徴とする請求項3記載の情報端末。
  18. 上記自画像表示手段は、プロジェクタと上記使用者の正対する位置に設けられたスクリーンとからなり、該スクリーンに上記撮像手段により撮像された上記使用者の自画像を投影し、
    上記相手画像表示手段は、上記スクリーンとは略90°の位置に配置される液晶表示装置と、該スクリーン及び液晶表示装置から略45°の位置に配置され該液晶表示装置に表示される上記相手の顔画像を映すハーフミラーとからなる
    ことを特徴とする請求項3記載の情報端末。
  19. 顔又は顔に含まれる特徴点の位置を認識する画像認識手段と、
    上記画像認識手段における顔又は上記特徴点の位置認識結果に基づき撮像領域における上記撮像手段により撮像された上記使用者の自画像位置を補正する補正手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報端末。
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