JP2004535302A - 溶接プロセス監視のための方法およびシステム - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、一般に溶接に関し、より具体的には溶接プロセス監視のための方法およびシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
コンピュータが今日の社会において益々重要になるにつれて、様々な産業において、より効率的かつ効果的に設備を制御、監視するために、益々多くのコンピュータ制御システムが採用されている。自動溶接を使用する産業では、コンピュータ制御設備の使用が増加している。
【0003】
自動溶接に関係する産業は、アセンブリ・ラインの効率を向上させるためにコンピュータ制御機械に転向した。アセンブリ・ラインでの1つの共通作業は、構成部品の溶接結合である。溶接作業は、コンピュータ制御溶接装置によって自動的に実施されることが多い。溶接装置の適正動作の判定には、溶接を行った後に溶接部を検査することによって、人手で実施されることが多い。例えば、プライテスト(pry test)を使用して、2つの要素を適正に結合していない不良溶接を判定することができる。しかしながら、人手による検査は、問題が検出される以前に多数の不良溶接が発生する可能性があるために、望ましくはない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、溶接プロセス監視のための改良型方法およびシステムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一実施形態においては、溶接チップ試験ヘッドについて記述する。アライメント部材は、その中に配置された開口を有し、スプリング要素に結合されている。このスプリング要素は、マウントにさらに結合されている。前記開口は、脱着可能に溶接チップを収容するのに使用が可能であり、アライメント部材は、溶接チップに関連するアライメントを判定する動作に使用可能である。コンピュータ・ソフトウエアが記録装置上に符号化される。コンピュータ・ソフトウエアは、アライメント部材からアライメントを受け取り、そのアライメントを、少なくとも1つの予期されるアライメント値に対して解析するのに使用が可能である。このコンピュータ・ソフトウエアは、さらに、解析に基づいて警報を生成したり、解析に基づいて障害(fault)を生成するのに使用することができる。
【0006】
本発明は、多数の技術的利点を提供する。本発明の様々な実施形態は、これらの技術的利点のすべて、もしくはいくつかを提供するか、または何も提供しない。そのような技術的利点の1つは、多数の溶接不良が発生する前に潜在的な溶接問題を検出する能力である。溶接設備の性能の様々な要素を検査することによって、問題および、大きくなりつつある問題をより迅速に検出することができる。問題の早期検出によって、溶接不良の数は減少し、例えば、アセンブリ・ラインの生産性が向上する。
以下の詳細な説明を、添付の図面と合わせ読めば、本発明が最もよく理解されるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
図1は、溶接プロセス監視システム10を示すブロック図である。システム10は、アセンブリ・ライン12、溶接ステーション14、溶接アーム16、制御システム18、および監視ステーション20を含む。
【0008】
アセンブリ・ライン12は、溶接ステーション14が届く場所に物品を配置するための適当なアセンブリ・ラインを備える。より具体的には、アセンブリ・ライン12は、製造物に1つまたは複数の溶接を行うのに適当な時間が溶接ステーション14に与えられるように、製造物を所定の経路に沿って移動させることができる。
【0009】
溶接ステーション14は、アセンブリ・ライン12の製造物に、自動、手動および/または部分手動で制御して溶接を実施するためのステーションを含む。より具体的には、溶接ステーション14は、アセンブリ・ライン12上の製造物を溶接するために、溶接アーム16の機械的および/または論理的制御を行うことができる。
【0010】
溶接アーム16は、アセンブリ・ライン12上の溶接製造物まで移動するように動作可能な関節式、または非関節式アームを備える。溶接アーム16はまた、1つまたは複数の溶接チップ22を備える。
【0011】
溶接チップ22は、溶接を生成するように動作可能なチップを備える。一実施形態においては、溶接チップ22は、抵抗溶接を実行するのに使用する銅チップを含み、水冷却または空気冷却されていることもある。本発明は、溶接チップ22のいかなる特定の数、溶接チップ22を製造するためのいかなる特定の材料、あるいは冷却機構のいかなる種類にも限定されるものではない。
【0012】
制御システム18は、プロセッサ24および/または記憶装置26を備える。プロセッサ24は、特定用途向けIC(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、汎用中央処理ユニット(CPU)または記憶装置26に記憶されたコンピュータ・ソフトウエアを実行するように動作可能な、その他の好適なハードウエアなどの、好適な汎用または専用データ処理装置を備える。
【0013】
記憶装置26は、コンピュータ可読媒体などの、適当な過渡的および/または永続的コンピュータ可読記憶装置を単独で、または適当な組み合わせで含む。例えば、記憶装置26は、1つまたは複数の磁気記憶装置、光学記憶装置、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)やダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)などの電子記憶装置、および好適に組み合わせたその他の適当な物理式、光学式または電子式の記憶装置を備えることができる。記憶装置26は、プロセッサ24によって実行可能な、コンピュータ命令を記憶するのに使用できる。代替手法として、制御システム18が実施する機能は、ハードウエアとソフトウエアの併用によって実行するか、またはすべてハードウエア中に置くことができる。
【0014】
制御システム18は、溶接アーム16および溶接チップ22の作動と制御において、溶接ステーション14を支援するのに使用できる。制御システム18はさらに、記憶および解析のための、監視ステーション20および溶接ステーション14から情報を受け取るのに使用可能である。例えば、制御システム18は、記憶装置26上のログに記録するために、溶接ステーション14または監視ステーション20において生成されるエラーデータまたはその他のデータを受け取ることができる。多重制御システム18は、本発明の範囲から逸脱することなく、異なる構成要素に使用することができる。さらに、監視ステーション20に関連するデータは、1つまたは複数の遠隔コンピュータに送ることができる。
【0015】
監視ステーション20は、試験要素30およびチップ・ドレッサ32を備える。監視ステーション20は、溶接チップ22に対して様々な試験作業および修理作業を実行するように動作可能である。
【0016】
試験要素30は、溶接チップ22について1つまたは複数の試験を実行することができる。例えば、試験要素30は、溶接チップの冷却状態、溶接チップアライメント、溶接チップ22の利用可能な圧搾力(squeeze force)、アーム16に関連する空圧構成要素状態、および溶接ステーション14に関連する力設定を測定することができる。これらの試験のいくつかは省略して、その他の試験を、本発明の範囲から逸脱することなく実施することができる。試験要素30について、図2および3に関連して、より詳細に記述する。
【0017】
チップ・ドレッサ32は、溶接チップ22を修理するように動作可能である。より具体的には、溶接チップ22はアセンブリ・ライン12上で製造物を溶接するのに使用されるので、溶接チップ22は鈍くなる可能性がある。チップ・ドレッサ32は、溶接チップ22を鋭利にする働きをする。チップ・ドレッサ32について、図4に関連してより詳細に述べる。
【0018】
作動に際しては、製造物はアセンブリ・ライン12に沿って溶接ステーション14に移動する。次いで、溶接ステーション14は、溶接アーム16に命令を与えて、アセンブリ・ライン12上の製造物の1箇所または複数箇所に溶接を行う。例えば、アーム16は、関節式になっており、溶接チップ22を溶接が必要な場所に移動することができる。次いで、溶接チップ22は適当な溶接を行う。一実施形態においては、溶接チップ22は、所望の溶接の場所の回りに圧搾されて、次いで抵抗溶接を使用して、溶接を行う。より具体的には、アーム16は、溶接チップ22同士を互いに接近するように移動させて、溶接を終了させる間、溶接しようとする製造物の部分を静止かつ接触する位置に保持することができる。所定の数の作業の後に、溶接ステーション14は、溶接チップ22を監視ステーション20に移動させる(または、監視ステーション20を溶接チップ22に移動させる)。監視ステーション20において、試験要素30およびチップ・ドレッサ32によって、様々な試験が溶接チップ22について実施される。次いで、溶接ステーション14は、溶接アーム16および溶接チップ22を、アセンブリ・ライン12の溶接製造物に戻す。
【0019】
図2は、本発明と関連して構築された試験要素30の実施例の詳細を示す、側面図である。図3は、試験要素30の上面図である。図2および3については、より分かりやすくするために、併せて説明する。試験要素30は、マウンティング50、1つまたは複数のアライメント・センサ52、1つまたは複数のスプリング53、圧力センサ54、温度センサ56および開口58を含む。
【0020】
マウンティング50は、監視ステーション20への本質的に安定した取り付けを可能にして、これによって、試験要素30は監視ステーション20に相対的に確実に装着される。例えば、マウンティング要素50は、スチール・アームを含んでもよい。装着要素50は、ほとんど任意の形状でもよく、かつ多数の異なる材質で製作することができる。
【0021】
アライメント・センサ52は、溶接チップ22のアライメント不良(misalignment)を検出することのできる要素を備える。一実施形態においては、アライメント・センサ52は、溶接チップ22との接触に応答して移動するように動作可能な、ワッシャの部分、またはワッシャ全体のような形状をしたスプリング・マウント・メンバを含む。アライメント・センサ52の形状は、アライメント・センサ52の数と同様に、比較的重要ではない。図示した実施形態においては、単一のアライメント・センサ52が、試験要素30の対向両側面にそれぞれに配置されている。しかしながら、複数のアライメント・センサ52を、試験要素30のいずれの側にも含めることによって、アライメント不良の方向を検知することもできる。例えば、両側に4つのセンサを配置することによって、アライメント不良の位置を4つの四分円の1つに同定することもできる。アライメント・センサ52の移動は、監視ステーション20によって検出可能である。移動した特定のアライメント・センサ52も、監視ステーション20に対して利用可能である。代替方法として、アライメント・センサ52は、レーザ、赤外線センサ、またはその他の適当な機械式、電気式または光学式のアライメント検出機器を備えてもよい。
【0022】
開口58は、アライメント・センサ52の内部に配置されて、これによって、アライメント・センサ52を貫通して溶接チップ22を挿入することを可能にする。溶接チップ22が、開口58に位置合わせされていない場合には、アライメント・センサ52が起動される。開口58の寸法は、溶接チップ22のアライメントに特定の公差を設定するために、変更することができる。例えば、4分の3インチのチップを、8分の7インチ開口58とともに使用することによって、溶接チップ22にアライメント誤差に対する最小の公差を与えることができる。
【0023】
スプリング53は、アライメント・センサ52およびマウンティング50に結合された、圧縮可能な要素を含む。スプリング53は、溶接チップ22がアライメント・センサ52と接触するときのように、アライメント・センサ52にかけられた力に応じて圧縮可能である。一実施形態においては、スプリング53を押し下げることによって、圧電電荷が生成されて、これを監視ステーション20が受け取り、制御システム18によって解析することができる。別の実施形態においては、例えば、アライメント・センサ52の移動が、1つまたは複数のレーザ・ビームを遮断する場合のように、レーザまたはその他の光学システムによって、スプリング53上のアライメント・センサ52の移動を検出することができる。一般的には、1つまたは複数のセンサ要素55を、マウンティング50に結合することによって、アライメント・センサ52の圧縮を検出することができる。例えば、センサ要素55には、レーザ、スプリング53に応答する圧電電流生成器、機械式センサ、光学式センサ、電子式センサ、磁気センサ、またはその他の好適なセンシング・デバイスを含めてもよい。
【0024】
力センサ54には、溶接チップ22が発揮する力を計測するように動作可能なセンサ要素を含めることができる。例えば、力センサ54には、歪ゲージ、ロード・セル、またはその他の機械式力センサを含めることができる。
【0025】
温度センサ56は、溶接チップ22の温度を検出するように動作可能なセンサを備える。温度センサ56は、温度センサ56が隣接する溶接チップ22の1つの温度を、個別に測定することができる。例えば、温度センサ56は、溶接チップ22が試験要素30に挿入されるときに、溶接チップ22が放射する熱を検出することができる。赤外線センサ56には、赤外線熱センサ、熱電対またはその他の好適な温度計測機器を含めることができる。前述のように、1つの温度センサ56が、上部溶接チップの温度を別個に測定し、その間に、第2の温度センサ56が、下部溶接チップの温度を測定してもよい。
【0026】
作動に際して、溶接チップ22は、開口58から試験要素30内に挿入される。溶接チップ22が、その期待される位置に対する位置合わせがずれている場合には、溶接チップ22は、1つまたは複数のアライメント・センサ52に突き当たることになる。アライメント・センサ52が、溶接チップ22に応答して移動すると、監視ステーション20が、溶接チップ22のアライメント不良を検知することになる。あるいは、アライメント・センサ52が、レーザなどの光学デバイスを備える場合には、アライメント不良は、溶接チップ22とレーザ・ビームとの交差によって検出することができる。
【0027】
さらに、複数のセンサを試験要素30の両側に使用する場合には、どのアライメント・センサ52が移動したかを検出することによって、溶接チップ22のアライメント不良の性質および程度についてのより良い情報を、監視ステーション20に与えることができる。
【0028】
温度センサ56は、溶接チップ22の現在温度を測定し、それに関連するデータが監視ステーション20に取り込まれる。力センサ54は、溶接チップ22が与える圧力の大きさを測定し、それに関連するデータが、やはり監視ステーション20に取り込まれる。より具体的には、溶接チップ22は、溶接チップ22が製造物を溶接しているときに、使用されるのと同じ大きさの速度および圧力で、開口58に挿入することができる。関係する計測を行った後に、試験要素30から引き出された溶接チップ22は、チップ・ドレッサ32の方向に移動するか、または溶接の実行に戻すことができる。
【0029】
図4は、チップ・ドレッサ32のさらに詳細を示す図である。チップ・ドレッサ32は、チップ・ドレッサ要素100、荷重センサ101および振動センサ102を含む。チップ・ドレッサ要素100は、溶接チップ22を受け入れて、溶接チップ22を鋭利にするように動作可能な要素を含む。より具体的には、チップ22は、チップ・ドレッサ要素100に挿入されて鋭利にされる。チップ・ドレッサ要素100には、モータによって駆動される回転刃を使用して溶接チップ22を鋭利化してもよい。一般に、溶接チップ22を鋭利化する作業は、「チップ・ドレッシング」と呼ばれる。チップ・ドレッサ要素100は、監視ステーション20に結合してもよい。
【0030】
モータ負荷電流センサ101は、チップ・ドレッサ要素100に結合されて、チップ・ドレッサ要素100の刃を駆動するモータの電流消費を検出するのに使用できる。モータ負荷電流センサ101は、チップ・ドレッサ・モータの電流消費を、監視ステーション20に伝達する。
【0031】
ピーク振動加速度計102は、チップ・ドレッサ要素100のピーク振動を検出する。チップ・ドレッサ要素100の振動を検出することによって、ピーク振動加速度計102は、チップ・ドレッサ・モータがバランスを失うか、または異常作動したのを検出するように動作可能である。
【0032】
作動に際しては、溶接チップ22がチップ・ドレッサ要素100に鋭利化のために挿入される。次いで、チップ・ドレッサ要素100は、溶接チップ22を鋭利化するために、1つまたは複数の刃を適当な速度で回転させる。より具体的には、チップ・ドレッサ要素100は、溶接チップ22上に尖った先端を形成することを試みる。電流センサ101は、刃を駆動するモータが消費する電流量を計測し、そのモータが消費する電流量を解析のために制御システム18に伝達する。モータが消費する電流量は、通常よりも大きな電流を消費すること、刃が鈍くなること、またはその他の問題によって、故障しつつあるモータを指示することができる。加速度計102は、チップ・ドレッサ要素100の作動に起因する振動量を検出する。検出された振動レベルは、解析のために制御システム18に伝達される。例えば、振動の増加は、チップ・ドレッサ要素100の平衡を失わせる刃の破損を示す可能性がある。
【0033】
図5は、システム10の例示的な作動方法を示すフローチャートであり、様々なステップに対する順序が明らかに必要でない限り、これらのステップは任意の順序で実施することができる。この方法は、ステップ200で始まり、ここでは制御システム18が、溶接アーム16および溶接チップ22に対するチェック間隔に到達したかどうかを判定する。一実施形態においては、溶接ステーション14がある数の作業を実行したときに、チェック間隔に到達し、この場合に作業はいくつかの数の溶接を含む。例えば、それぞれ10箇所の溶接を含む5つの作業の後に、制御システム18は、チェック間隔に到達したと判定し、試験のために溶接ステーション14に、制御アーム16と溶接チップ22を、監視ステーション20まで移動させることができる。代替手法として、監視ステーション20が溶接チップ22の方に移動するか、または溶接チップ22と監視ステーション20の両方が移動してもよい。
【0034】
次に、ステップ202において、試験要素30が、溶接チップ22の温度を測定する。より具体的には、温度センサ56を使用して、溶接チップ22の温度を測定することができる。一旦、溶接チップ22の温度が測定されると、溶接チップに供給されている冷却量を、溶接チップ22の実際の温度を溶接チップ22の期待される温度または温度範囲と比較することによって求めることができる。したがって、溶接チップ冷却システムの動作不良または、溶接チップ22の欠陥を検出することができる。より具体的には、溶接チップ22は、水冷システムを使用して冷却することが可能であり、この場合に、水がアーム16を介して溶接チップ22へと循環されて、溶接プロセス中に生成された熱を取り除く。溶接チップ22の不適切な冷却は、溶接チップ22の寿命を減少させるとともに、不良溶接の発生機会を増大させる可能性がある。
【0035】
ステップ204において、溶接チップ22のアライメントが、監視ステーション20によって測定される。より具体的には、溶接チップ22が試験要素30に挿入されると、アライメント・センサ52が移動させられる可能性がある。アライメント・センサ52が、溶接チップ22によって移動させられる場合には、溶接チップ22および/またはアーム16が、正しく位置合わせされていない。制御システム18および監視システム20は、この情報を使用することによって、アーム16および/または溶接チップ22を再位置合わせし、かつ/または修繕担当者にアーム16と溶接チップ22との再位置合わせが必要なことを知らせることができる。
【0036】
ステップ206に進むと、溶接チップ22にかけられた圧搾力が測定される。より具体的には、力センサ54が、溶接チップ22が発揮する圧力の大きさを計測し、記録する。溶接チップ22がアセンブリ・ライン12上の製造物を溶接するのに使用されるに従って、十分な力で圧搾する能力は、磨耗またはその他の問題によって低下する可能性がある。監視ステーション20を使用することによって、適切な圧搾力が適切に溶接製造物にかけられるようにすることができる。センサ54で計測された圧搾力は、制御システム18での解析のために監視ステーション20に伝達し、かつ/または遠隔コンピュータ・システムに送ってもよい。
【0037】
次いで、ステップ210で、溶接チップ22は試験要素30からチップ・ドレッサ32まで移動される(または、チップ・ドレッサ32が移動されるか、または溶接チップ22とチップ・ドレッサ32とが両方移動される)。チップ・ドレッサ32において、チップ・ドレッシング要素100の力設定が測定される。より具体的には、チップ・ドレッサ要素100の切刃を回転させるのに使用される力の大きさが、上述の電流計測を使用して測定される。
【0038】
ステップ214において、加速度計102を使用して、曲がった溶接ガンまたはアライメント不良を意味する可能性のある、過剰な振動が検出される。
【0039】
次に、ステップ218において、監視ステーション20と、アーム16および溶接チップ22とによって実施された最後のチェックからの間隔が求められる。より具体的には、制御システム18は、アーム16および溶接チップ22の現在チェックの時間などの、監視ステーション20からの情報を解析して、前回のチェック作業から、異常および/または不測の時間が過ぎたかどうかを判定する。
【0040】
ステップ220に進むと、チップ・ドレッサ要素100によるチップ・ドレッシング作業によってとられる時間が求められる。次いで、ステップ222において、損傷したチップ・ドレッサ要素100内のカッタ刃が、この時間間隔および/または加速度計102を使用する振動解析に基づいて検出される。
【0041】
次いで、ステップ224において、カッタ刃の鋭利さが評価される。より具体的には、カッタ刃の鋭利さが、溶接チップ22を鋭利化するのに要する時間を解析することによって評価される。鈍いカッタ刃は、溶接チップ22を適切に鋭利化することができないか、かつ/または予期しない時間をとる可能性がある。
【0042】
次いで、ステップ228において、制御システム18は、ステップ200からステップ226の結果を解析する。より具体的には、所定の許容範囲を、温度、アライメント、および圧搾力などの、それぞれの計測された項目と関連させることができる。計測された値は、次いで、予期される値と比較される。さらに、制御システム18は、システム18に供給することができる温度、アライメント、圧搾力などの、様々な計測要素に対する障害範囲を有することができる。次いで、制御システム18は、これらの計測値を障害範囲の値と比較することができる。この障害範囲(fault range)は、差し迫った故障(failure)または重大な問題を示す、計測要素の動作値を示す。
【0043】
決定ステップ230に進むと、制御システム18は、警報を生成すべきかどうかを決定する。より具体的には、警報は、収集された情報の解析に基づいて検出される傾向であり、物事がパラメータの範囲内で作動している間に、問題がすぐに発生する可能性のあることを示すことができる。例えば、チップ・ドレッサ32は、許容できる作動パラメータの範囲内で作動しているが、チップ・ドレッサ32の解析が、本格的な交換がすぐに必要となることを示す可能性がある。警報は、履歴データおよび/または現在計測値を使用して生成することができる。
【0044】
別の例に対して、チップ・ドレッサ22の計測温度は、チップ・ドレッサ22に対する温度の許容範囲を超える可能性がある。この情報をプラント管理者またはその他の管理者が使用することによって、監視ステーション20の停止時間を計画し、またその他の交換を計画して監視ステーション20に関連する作動を修繕することができる。別の例に対して、アーム16および溶接チップ22は、許容パラメータの範囲内で作動しているが、監視ステーション20が戻したデータの解析によれば、重大な作業がすぐに必要になる可能性があることを示すかもしれない。1つの傾向が検出されると、決定ステップ230のYES分岐が、ステップ232に続く。
【0045】
ステップ232において、警報が生成され、適当な担当者に伝達されて、検出された傾向を示す。例えば、近い将来における故障の可能性を、プラント管理者または操業監督者に、差し迫った故障および差し迫った故障を示した解析を示す電子メールを介して、伝達することができる。次いで、プラント管理者はこの警報を使用して、保全を計画することによって、停止時間と修理による影響を低減することができる。一実施形態においては、この警報には、その警報をトリガーしたデータが含まれる。ステップ230に戻ると、警報が生成されない場合には、NO分岐が決定ステップ234へと続く。
【0046】
決定ステップ234において、制御システム18は、障害が存在するかどうかを判定する。一般に、障害は警報よりもさらに目前の問題を示す。例えば、溶接チップ22の差し迫った故障は、監視ステーション20からの情報を解析する制御システム18によって検出することができる。制御システム18によって障害が検出された場合には、決定ステップ234のYES分岐が、ステップ236へと続く。ステップ236において障害が生成されて、適当な担当者に伝達される。いくつかの実施形態においては、障害によって溶接設備を自動的に停止させることができる。例えば、溶接チップ22用の冷却システムの差し迫った故障は、プラント管理者に送付されるメッセージを介して伝達することができる。一実施形態においては、障害にはその障害をトリガーしたデータが含まれる。ステップ234に戻ると、障害が検出されない場合には、決定ステップ234のNO分岐が、ステップ238に続く。
【0047】
ステップ238において、制御システム18は、監視ステーション20から受け取ったデータを記憶装置26に記録する。一実施形態においては、ISO9000手順に準拠する方法によって、データが制御システム18によって記録される。これでこの方法が終了する。
【0048】
その他の変更、置換、および改変も、添付の請求項に定義される本発明の趣旨と範囲から逸脱することなく、実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】本発明の一実施形態による溶接プロセス監視システムを示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態による、図1の監視システムに関連する試験要素の詳細を示す側面図である。
【図3】本発明の一実施形態による試験要素の上面図である。
【図4】本発明の一実施形態による、図1の監視ステーションに関連するチップ・ドレッサのさらなる詳細を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態による、図1の監視システムの例示的な動作方法を示すフローチャートである。
Claims (30)
- 溶接チップ試験ヘッドであって、
第1のアライメント部材と、
前記アライメント部材に結合された第1のスプリング要素であって、マウンティングにさらに結合された第1のスプリング要素とを含み、
前記第1のアライメント部材は、前記溶接チップに関連する第1のアライメントを測定するように動作可能であり、前記溶接チップのアライメントがずれている場合には、前記第1のスプリング要素が圧縮される、溶接チップ試験ヘッド。 - 前記マウンティングに結合された第2のアライメント部材であって、前記溶接チップに関連する第2のアライメントを検出するように動作可能な第2のアライメント部材と、
前記第2のアライメント要素に結合され、かつ前記マウンティングに結合された第2のスプリング要素とを含み、
前記第1および第2のアライメント要素は、前記溶接チップを脱着可能に収容するように動作可能な開口であり、前記溶接チップのアライメントがずれている場合には、前記第1および第2のアライメント・スプリングの少なくとも1つが圧縮される、請求項1に記載の溶接チップ試験ヘッド。 - 記憶装置にエンコードされたコンピュータ・ソフトウエアであって、
前記第1のアライメント部材から第1のアライメントを受け取り、
少なくとも1つの予期されるアライメント値に対して前記第1のアライメントを解析し、
前記解析に基づいて警報を生成し、かつ
前記解析に基づいて障害を生成するように動作可能な、コンピュータ・ソフトウエアをさらに備える、請求項1に記載の溶接チップ試験ヘッド。 - 前記コンピュータ・ソフトウエアが、
前記第1のアライメントが、予期されるアライメントの範囲外にあるときには、警報を生成するように動作可能であり、前記予期されるアライメントは前記第1のアライメントの適切な値を示し、かつ
前記警報が障害アライメントの範囲内であるときには、障害を生成するように動作可能であり、前記障害アライメントが溶接チップの重大なアライメント不良に関連する値を示す、請求項2に記載の溶接チップ試験ヘッド。 - 前記マウンティングに結合されて、前記スプリング要素の圧縮を検出するように動作可能なセンサ要素をさらに備える、請求項1に記載の溶接チップ試験ヘッド。
- 前記溶接チップが、1組の溶接チップを含むとともに、
前記マウンティングに結合されて、前記溶接チップに関連する圧搾力を測定するように動作可能な圧力センサと、
前記マウンティングに結合されて、前記溶接チップに関連する温度を測定するように動作可能な熱センサとをさらに備える、請求項1に記載の溶接チップ試験ヘッド。 - 前記第1のアライメント部材がワッシャを備える、請求項1に記載の溶接チップ試験ヘッド。
- 前記アライメント部材がさらに、前記溶接チップとの接触に応答して押し下げる作用をするとともに、前記スプリング要素が、押し下げられるのに応答して圧電電荷を生成させる、請求項5に記載の溶接チップ試験ヘッド。
- 複数の溶接チップをさらに備える、請求項1に記載の溶接チップ試験ヘッド。
- 前記アライメント部材が、概して円形の要素を備え、前記概して円形の要素の内部に配置される開口の寸法が、前記溶接チップに関連するアライメント公差に基づく、請求項1に記載の溶接チップ試験ヘッド。
- 溶接プロセス監視装置であって、
マウンティングに結合されて、溶接チップに関連する圧搾力を測定するように動作可能な圧力センサと、
前記マウンティングに結合されて、前記溶接チップに関連する温度を測定するように動作可能な熱センサと、
その中に配置された開口を有し、スプリング要素に結合されたアライメント部材であって、前記スプリング要素がさらに前記マウンティングに結合されるとともに、前記開口は前記溶接チップを脱着可能に収容するように動作可能であり、前記アライメント部材は、前記溶接チップに関連するアライメントを測定するように動作可能であるアライメント部材と、
記憶装置にエンコードされたコンピュータ・ソフトウエアであって、圧搾力、温度、および少なくとも1つの予期値に対するアライメントの少なくとも1つを解析し、その解析に基づいて警報を生成し、かつその解析に基づいて障害を生成する、コンピュータ・ソフトウエアを備える、溶接プロセス監視装置。 - 前記圧力センサが歪ゲージまたは機械式センサの1つを備え、前記熱センサが赤外センサまたは熱電対の1つを備える、請求項11に記載の溶接プロセス監視装置。
- 前記アライメント部材がワッシャを備える、請求項11に記載の溶接プロセス監視装置。
- 前記ロジックが、
前記圧搾力、前記温度、または前記アライメントの1つを、それぞれ予期される圧搾力の範囲、予期される温度の範囲、または予期されるアライメントの範囲の1つと比較し、
前記圧搾力、前記温度または前記アライメントの1つが、予期される圧搾力、予期される温度、または予期されるアライメントのそれぞれの前記範囲の1つを超える場合に警報を生成し、前記警報に、前記圧搾力、前記温度、または前記アライメントの1つと、予期される圧搾力、予期される温度、または予期されるアライメントの前記範囲の1つを含め、かつ
前記警報を適当な受領者に伝達するのにさらに使用可能な、請求項11に記載の溶接プロセス監視装置。 - 前記ロジックが、
前記圧搾力、前記温度、または前記アライメントの1つを、それぞれ障害圧搾力の範囲、障害温度の範囲、または障害アライメントの範囲の1つと比較し、
前記圧搾力、前記温度または前記アライメントの1つが、障害圧搾力、障害温度、または障害アライメントのそれぞれの前記範囲の1つに含まれる場合に障害を生成し、前記障害に、前記圧搾力、前記温度、または前記アライメントの1つと、障害圧搾力、障害温度、または障害アライメントの前記範囲の1つを含め、かつ
前記障害を適当な受領者に伝達するのにさらに使用可能な、請求項11に記載の溶接プロセス監視装置。 - 前記アライメント・センサが、前記溶接チップが前記アライメント・センサに接触して前記アライメント・センサを前記スプリング要素上に移動させるのに応答して、前記溶接チップのアライメントを測定するように動作可能な、請求項11に記載の溶接プロセス監視装置。
- 前記アライメント・センサが前記溶接チップとの接触に応答して、押し下げる作用をするとともに、前記スプリング要素が、押し下げられるのに応答して圧電電荷を生成させる、請求項16に記載の溶接プロセス監視装置。
- 前記アライメント・センサの移動が、レーザによって検出される、請求項17に記載の溶接プロセス監視装置。
- 複数の溶接チップをさらに備える、請求項11に記載の溶接プロセス監視装置。
- 前記アライメント・センサが、概して円形の要素を含み、前記開口の寸法が前記溶接チップに関連するアライメント公差に基づく、請求項11に記載の溶接プロセス監視装置。
- 前記開口が、概して円形である、請求項11に記載の溶接プロセス監視装置。
- 溶接チップのアライメントを測定するステップと、
前記アライメントを、前記アライメントに対する少なくとも1つの期待値に対して解析するステップと、
前記解析に基づいて、警報を生成するステップと、
前記解析に基づいて、障害を生成するステップとを含む、溶接プロセスの監視方法。 - 前記溶接チップのアライメントを測定するステップが、溶接チップによるアライメント・センサの移動を検出するステップと、前記アライメントを制御システムに伝達するステップとを含む、請求項22に記載の方法。
- 前記溶接チップの温度を測定するステップと、
前記溶接チップの圧搾力能力を測定するステップと、
前記温度および前記圧搾力を、少なくとも1つの予期値に対して解析するステップとをさらに含む、請求項22に記載の溶接プロセスの監視方法。 - 前記溶接チップの温度を測定するステップが、赤外線センサを使用して前記溶接チップから放射される熱を計測するステップと、前記温度を制御システムに伝達するステップとを含む、請求項23に記載の方法。
- 前記圧搾力を測定するステップが、歪ゲージの位置における前記溶接チップの圧力を、その歪ゲージに対する前記溶接チップの衝突に応答して計測するステップと、前記圧搾力を制御システムに伝達するステップとを含む、請求項23に記載の方法。
- 前記アライメントを解析するステップが、前記アライメントを予期されるアライメントの範囲と比較するステップを含む、請求項23に記載の方法。
- 前記解析が、前記圧搾力、前記温度または前記アライメントの1つと、予期される圧搾力、予期される温度または予期されるアライメントのそれぞれの範囲の1つとを比較するステップをさらに含むとともに、前記警報を生成するステップが、
前記圧搾力、前記温度または前記アライメントの1つが、予期される圧搾力、予期される温度または予期されるアライメントのそれぞれの範囲の1つを超える場合に、警報を発生するステップであって、前記警報が、前記圧搾力、前記温度または前記アライメントの1つ、および予期される圧搾力、予期される温度または予期されるアライメントの前記範囲の1つを含むステップと、
前記警報を適切な受領者に伝達するステップとを含む、請求項23に記載の方法。 - 前記解析が、前記圧搾力、前記温度または前記アライメントの1つと、障害圧搾力の範囲、障害温度の範囲または障害アライメントの範囲の1つとを比較するステップをさらに含むとともに、前記障害を生成するステップが、
前記障害圧搾力、前記障害温度または前記障害アライメントの1つが、それぞれ、障害圧搾力の範囲、障害温度の範囲または障害アライメントの範囲の1つの範囲にあるときに、障害を生成するステップであって、前記障害が、前記障害圧搾力、前記障害温度または前記障害アライメントの少なくとも1つ、および障害圧搾力の範囲、障害温度の範囲または障害アライメントの範囲の少なくとも1つを含むステップと、
前記障害を適切な受領者に伝達するステップとを含む、請求項23に記載の方法。 - 適当な受領者が、システム管理者を含む、請求項29に記載の方法。
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