JP2005183829A - 太陽電池モジュール用端子ボックス及び太陽電池モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】 太陽電池モジュールを長期間、屋外で使用した場合に、その温度サイクルのため、端子ボックス内のターミナルと出力配線のハンダ付け部分に熱膨張、熱収縮によるストレスがかかり、このハンダ付け部分にクラックなどが発生し高抵抗となり、太陽電池出力の低下を引き起こす可能性がある。
【解決手段】 開口可能な略箱状のボックス内に、太陽電池素子に電気的に接続した出力配線がハンダ付けにより接続された導電性のターミナルを有する太陽電池モジュール用端子ボックスであって、この太陽電池モジュール用端子ボックス内に雌ネジを設けた部材と、この雌ネジのネジ部よりも大きな径を有する貫通穴を形成した前記ターミナルとを具備するとともに、この貫通穴を通して雄ネジを前記雌ネジに挿入して螺嵌させ、かつ前記雄ネジの頭部と前記ターミナルの表面との間に空隙を持たせたことで、太陽電池モジュールの信頼性向上を図ることができる。
【選択図】 図2
【解決手段】 開口可能な略箱状のボックス内に、太陽電池素子に電気的に接続した出力配線がハンダ付けにより接続された導電性のターミナルを有する太陽電池モジュール用端子ボックスであって、この太陽電池モジュール用端子ボックス内に雌ネジを設けた部材と、この雌ネジのネジ部よりも大きな径を有する貫通穴を形成した前記ターミナルとを具備するとともに、この貫通穴を通して雄ネジを前記雌ネジに挿入して螺嵌させ、かつ前記雄ネジの頭部と前記ターミナルの表面との間に空隙を持たせたことで、太陽電池モジュールの信頼性向上を図ることができる。
【選択図】 図2
Description
本発明は太陽電池モジュール用端子ボックスの構造に関し、特に信頼性を向上させた太陽電池モジュール用端子ボックスの構造に関し、また、この太陽電池モジュール用端子ボックスを搭載した太陽電池モジュールに関するものである。
太陽電池素子は単結晶シリコン基板や多結晶シリコン基板を用いて作製することが多い。このため太陽電池素子は物理的衝撃に弱く、また、野外に太陽電池を取り付けた場合に、雨などからこれを保護する必要がある。
また、太陽電池素子1枚では発生する電気出力が小さいため、複数の太陽電池素子を直並列に接続して、実用的な電気出力が取り出せるようにする必要がある。このため、複数の太陽電池素子を接続して透光性基板とエチレンビニルアセテート共重合体(EVA)などを主成分とする封止材で封入して太陽電池モジュールを作製することが通常行われている。
この太陽電池モジュールにおいて、その内部の太陽電池素子からの電気出力は通常当該太陽電池モジュールの裏面(非受光面)側に配置された端子ボックスに送られ、この端子ボックス内部において、ターミナルを介して外部回路に接続するための接続ケーブルに接続されている。
図6は従来技術における太陽電池モジュール用端子ボックスの内部の一例を示す図である。
図6において、1は端子ボックス本体、2はターミナル、3は裏面シートのスリット、4は出力配線、5はバイパスダイオード、6は固定ネジ、7は接続ケーブル、8は圧着端子を示す。
ターミナル2は端子ボックス本体1に固定ネジ6により固定されている。また、太陽電池素子(不図示)からの出力配線4は、裏面シートからのスリット3の部分から端子ボックス内部に取り出され、ターミナル2にハンダ付けにより接続される。さらにプラス側、マイナス側の出力配線4の接続されたターミナル2には、接続ケーブル7が圧着端子8により接続されている。さらにニュートラル出力の出力配線4も所定のターミナル2にハンダ付けで接続され、これらのターミナル2にはバイパスダイオード5が接続されている。(特許文献1の従来技術参照)
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては次のようなものがある。
特開平11−26035号公報
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては次のようなものがある。
しかしながら、上述のように、ターミナル2は端子ボックス本体1に固定ネジ6により固定され、さらに、太陽電池素子からの出力配線4は、ターミナル2にハンダ付けにより接続されている。さらに、この太陽電池素子からの出力配線4は、ラミネート(電気的に接続された複数の太陽電池素子を、充填材で減圧下にて加熱加圧することにより、封入することをラミネートと呼ぶ。)により、充填材中に封入された太陽電池素子につながっている。このため、ターミナル2と出力配線4は両者ともほとんど可動する余地が無く固定されていた。
このような太陽電池モジュールを長期間、屋外で使用した場合に、その温度サイクルのため、ターミナル2と出力配線4のハンダ付け部分に熱膨張、熱収縮によるストレスがかかり、このハンダ付け部分にクラックなどが発生し、高抵抗となり、太陽電池出力の低下を引き起こすことがあった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、太陽電池モジュールにヒートサイクルが加えられた場合でも、ターミナル2と出力配線4のハンダ付け部分にストレスがかかることなく、長期的な信頼性の高い太陽電池モジュールを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の太陽電池モジュール用端子ボックスは、開口可能な略箱状のボックス内に、太陽電池素子に電気的に接続した出力配線がハンダ付けにより接続された導電性のターミナルを有する太陽電池モジュール用端子ボックスであって、この太陽電池モジュール用端子ボックス内に雌ネジを設けた部材と、この雌ネジのネジ部よりも大きな径を有する貫通穴を形成した前記ターミナルとを具備するとともに、この貫通穴を通して雄ネジを前記雌ネジに挿入して螺嵌させ、かつ前記雄ネジの頭部と前記ターミナルの表面との間に空隙を持たせたことを特徴とする。
また、本発明の他の太陽電池モジュール用端子ボックスは、開口可能な略箱状のボックス内に、太陽電池素子に電気的に接続した出力配線がハンダ付けにより接続された導電性のターミナルを有する太陽電池モジュール用端子ボックスであって、この太陽電池モジュール用端子ボックスの内部に前記ターミナルを嵌めこむための溝を形成し、この溝の底面部に雌ネジを設け、この雌ネジのネジ部よりも大きな径を有する貫通穴を前記ターミナルに形成するとともに、このターミナルを前記溝に嵌めこみ、さらに前記貫通穴を通して雄ネジを前記雌ネジに挿入して螺嵌させ、かつ前記雄ネジの頭部と前記ターミナルの表面との間に空隙を持たせたことを特徴とする。
さらに、本発明の他の太陽電池モジュール用端子ボックスは、前記空隙が0.05mmから0.5mmであることを特徴とする。
また、本発明の太陽電池モジュールは、請求項1または2に記載の太陽電池モジュール用端子ボックスを搭載したことを特徴とする。
本発明の太陽電池モジュール用端子ボックスによれば、開口可能な略箱状のボックス内に、太陽電池素子に電気的に接続した出力配線がハンダ付けにより接続された導電性のターミナルを有する太陽電池モジュール用端子ボックスであって、この太陽電池モジュール用端子ボックス内に雌ネジを設けた部材と、この雌ネジのネジ部よりも大きな径を有する貫通穴を形成した前記ターミナルとを具備するとともに、この貫通穴を通して雄ネジを前記雌ネジに挿入して螺嵌させ、かつ前記雄ネジの頭部と前記ターミナルの表面との間に空隙を持たせたことで、この太陽電池モジュール用端子ボックス内の面にターミナルを配し、雄ネジで保持したことによりターミナルが固定されずに移動が可能になり、ハンダ付けされたターミナルと出力配線の両者に熱膨張、熱収縮は発生しても、ターミナルの移動によりこの熱膨張、熱収縮を吸収できるようになり、ターミナルと出力配線のハンダ付け部分に熱膨張、熱収縮によるストレスがかかることが無くなり、太陽電池モジュールの信頼性向上を図ることができる。
また、本発明の他の太陽電池モジュール用端子ボックスによれば、開口可能な略箱状のボックス内に、太陽電池素子に電気的に接続した出力配線がハンダ付けにより接続された導電性のターミナルを有する太陽電池モジュール用端子ボックスであって、この太陽電池モジュール用端子ボックスの内部に前記ターミナルを嵌めこむための溝を形成し、この溝の底面部に雌ネジを設け、この雌ネジのネジ部よりも大きな径を有する貫通穴を前記ターミナルに形成するとともに、このターミナルを前記溝に嵌めこみ、さらに前記貫通穴を通して雄ネジを前記雌ネジに挿入して螺嵌させ、かつ前記雄ネジの頭部と前記ターミナルの表面との間に空隙を持たせたことで、当該太陽電池モジュールを設置時に太陽電池モジュール用端子ボックス内のターミナルが回転する方向に急角度に取り付けたときでもターミナルが回転することはなく、ターミナルと出力配線のハンダ付け部分に発生する熱膨張、熱収縮の吸収の効果を高めることができる。
また、本発明の他の太陽電池モジュール用端子ボックスによれば、前記空隙を0.05mmから0.5mmの範囲にしたことで、熱膨張、熱収縮による寸法変化を完全に吸収でき、しかも、雄ネジが太陽電池モジュール用端子ボックスの蓋に当たってしまう場合がない。
また、本発明の太陽電池モジュールによれば、請求項1または2に記載の太陽電池モジュール用端子ボックスを搭載したことで、より信頼性の高い太陽電池モジュールを得るころができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明に係る太陽電池パネル部の構造の一例を示す図である。
同図において、11は透光性基板、12は受光面側封止材、13は太陽電池素子、14は裏面側封止材、15は裏面シート、16は接続用配線、17は出力配線、18は端子ボックスである。
以下、本発明に係る太陽電池モジュール用端子ボックスにおける太陽電池パネル部の各部材を述べる。
透光性基板11としては、ガラスやポリカーボネート樹脂などからなる基板が用いられる。
ガラス板については、白板ガラス、強化ガラス、倍強化ガラス、熱線反射ガラスなどが用いられるが、一般的には厚さ3mm〜5mm程度の白板強化ガラスが使用される。
他方、ポリカーボネート樹脂などの合成樹脂からなる基板を用いた場合には、厚みが5mm程度のものが多く使用される。
受光面側封止材12および裏面側封止材14は、エチレン−酢酸ビニル共重合体(以下、エチレン−酢酸ビニル共重合体をEVAと略す)から成り、厚さ0.4〜1mm程度のシート状形態のものが用いられる。これらはラミネート装置により減圧下で加熱加圧を行うことで、融着して他の部材と一体化する。
EVAは、酸化チタンや顔料等を含有させ白色等に着色させてもよい。本発明に係る受光面側封止材12においては、着色させると太陽電池素子13に入射する光量が減少し、発電効率が低下する傾向にあり、望ましくは透明材にするとよい。
また、裏面側封止材14に用いるEVAは透明材により構成するとよいが、その他、太陽電池モジュールの周囲の設置環境に合わせて酸化チタンや顔料等を含有させ、これにより、白色等に着色させてもよい。
太陽電池素子13は、厚み0.3〜0.4mm程度の単結晶シリコンや多結晶シリコン基板などからなる。
このようなシリコン基板の内部にはPN接合が形成されるとともに、その受光面と裏面には電極が設けられ、さらに、受光面には反射防止膜を設けて構成される。かかる太陽電池素子13の大きさは、多結晶シリコン太陽電池によれば、約100〜150mm角程度のものが多い。
通常、これら太陽電池素子13を複数個銅箔等の接続用配線16により直列または並列に接続して用いる。
接続用配線16は太陽電池素子同士を電気的に接続するもので、通常、厚さ0.1mm程度、幅2mm程度の銅箔の全面をハンダコートしたものを、所定の長さに切断し、太陽電池素子13の電極上にハンダ付けして用いる。
出力配線17は太陽電池素子13により発電された電気出力を太陽電池モジュール用端子ボックス18に伝えるものであり、通常、厚さ0.1ミリ程度、幅2mm程度の銅箔の全面をハンダコートしたものを、所定の長さに切断し、その一端は接続用配線16等にハンダ付けされ、他端は太陽電池モジュール用端子ボックス18内のターミナルにハンダ付けされている。
裏面シート15は水分を透過しないようにアルミ箔を挟持した耐候性を有するフッ素系樹脂シートやアルミナまたはシリカを蒸着したポリエチレンテレフタレ−ト(PET)シートなどが用いられる。
また、この裏面シート15の所定の位置にはスリットが設けられ、このスリットから出力配線17がラミネート前に予めピンセットなどを用いて裏面シート15の表面に引き出されている。
まず、以上の透光性基板11、受光面側封止材12、接続用配線16や出力配線17を接続した太陽電池素子13、裏面側封止材14、裏面シート15を重畳し、ラミネーターと呼ばれる装置にセットし、50〜150Pa程度の減圧下で100から200℃程度の温度で15〜60分間程度に加熱しながら加圧することにより一体化する。
その後、この一体化した太陽電池パネル部に太陽電池モジュール用端子ボックス18を取り付ける。
太陽電池モジュール用端子ボックス18は太陽電池素子13からの電気出力を外部回路に接続するために設けられ、一例として変性ポリフェニレンエーテル樹脂(変性PPE樹脂)などで紫外線などに対する耐光性を考慮して、通常、黒色に造られる。
本発明に係る太陽電池モジュール用端子ボックス18は太陽電池パネル部の裏面側の所定の位置に接着材等を用いて取り付けられる。
また、本発明に係る太陽電池モジュール用端子ボックス18は、取り付け後のハンダ付け作業などを行いやすくするため、本体部と蓋部に分かれており、蓋部は本体部に嵌め込みやネジ止めなどにより固定される。
本発明に係る太陽電池モジュール用端子ボックス18の大きさは、取り付けられる太陽電池モジュールの大きさにより最適に決定すればよいが、一例として、一辺が5〜15cm程度、厚みが1〜5cm程度のものである。
図2は本発明に係る太陽電池モジュール用端子ボックスに用いられるターミナルの一実施例を示す図、図3は本発明に係る太陽電池モジュール用端子ボックスの一実施例におけるターミナルを太陽電池モジュール用端子ボックス内の面に保持したときの模式を示す断面図である。
図2において、20は端子ボックス本体、22はターミナル、23はターミナルに設けられた貫通穴、48はターミナルの出力配線取り付け部、24はボックス内に設けた雌ネジ、25は雄ネジ、26は裏面シートのスリット、27は出力配線、28はバイパスダイオード、29はケーブル線挿入用の開口部を示す。
図2及び図3に示す本発明に係る太陽電池モジュール用端子ボックスの他の実施形態において、ターミナル22は、雄ネジ25とこれに対応するターミナル22の配された太陽電池モジュール用端子ボックスの底面部51に設けた雌ネジ24により保持され、かつターミナル22に開けられた、雄ネジ25を通すための貫通穴23の直径はこの雄ネジ25の雄ネジ部の直径より大きく、また、雄ネジ25を締め込んだ状態でも、この雄ネジ25の頭部とターミナル22の表面との間に空隙が設けられていることが望ましい。
また、太陽電池モジュール用端子ボックス内の底面部51に設けた雌ネジ24はインサートナット(以下、端子ボックス本体に埋め込んだナットのことをインサートナットと略す)が埋設された雌ネジであることが望ましい。底面部51に穴を開けてその穴の内側にタップを切った雌ネジより、底面部51にインサートネットが埋設された雌ネジを設けたほうが長期信頼性は高まる。
このような構造にすることにより、ターミナル22が固定されずに移動が可能になり、ハンダ付けされたターミナル22と出力配線27の両者に熱膨張、熱収縮が発生しても、ターミナル22がこの熱膨張、圧縮に伴い移動することにより、この熱膨張、熱収縮による寸法変化を吸収できるようになり、ターミナル22と出力配線27のハンダ付け部分に熱膨張、熱収縮による圧縮、引き延ばしのストレスがかかることが無くなり、太陽電池モジュールの信頼性向上を図ることができる。
また、ターミナル22に開けられた、雄ネジ25を通すための貫通穴23の直径を雄ネジ25の雄ネジ部の直径より0.1mmから1.0mm大きく、さらに、雄ネジ25の頭部とターミナル22の表面との間の空隙52が0.05mmから0.5mmであることが望ましい。
すなわち、ターミナル22に開けられた、貫通穴23の直径と雄ネジ25の雄ネジ部の直径の差が0.1mm未満であると熱膨張、熱収縮による寸法変化を完全に吸収できず、この差が1.0mmを超すと貫通穴23の直径が大きいため、ターミナル22の電気抵抗が大きくなり、当該太陽電池モジュールの出力が低下する場合がある。さらに、雄ネジ25の頭部とターミナル22の表面との間の空隙52が0.05mm未満になると熱膨張、熱収縮による寸法変化を完全に吸収できず、この空隙52が0.5mmを超すと雄ネジ25が端子ボックスの蓋(不図示)に当たってしまう場合がある。
また、図2において、ターミナル22は銅などで作成され、その表面全面にハンダコートが施されている。
ターミナル22の形状は図2に示す例において段差を有する長方形を示しているが、長方形に限らず、正方形、三角形など形状は自由に形成できる。
またターミナル22の概略の寸法は、太陽電池モジュールと太陽電池モジュール用端子ボックス大きさにより最適に決定されるが、図2に示す例において、幅4〜15mm程度、長さ30〜70mm程度、厚み0.5〜5mm程度であり、出力配線23とハンダ付けされる配線取り付け部48はハンダ付けし易いように下方向へ折り曲げられ、さらに突き出すように曲げられている。
なお、太陽電池モジュール用端子ボックス内の底面部に限らず、太陽電池モジュール用端子ボックス内の側面部など、太陽電池モジュール用端子ボックス内のいろんなところに雌ネジを設け、上記のようにこの雌ネジと雄ネジとで貫通穴を設けたターミナルを保持できる。
裏面シートのスリット26は上述のように、出力配線27を引き出すために設けられるものであり、引き出された出力配線27はその端部がハンダコテやホットエアーなどを用いてターミナル22の配線取り付け部48にハンダ付けされる。
バイパスダイオード28は、太陽電池モジュール内の太陽電池素子の一部が影になったときに、その太陽電池素子に逆バイアス電圧がかかり、太陽電池素子の温度が上がり破壊されるのを防ぐために設けられるものである。このバイパスダイオード28は、ネジ止めやハンダ付けなどで各ターミナル21に接続される。
また、外部回路に接続するためのケーブル線(不図示)は、開口部29を通して太陽電池モジュール用端子ボックス内部に挿入され、圧着端子などでプラス側出力配線とマイナス側出力配線が接続されたターミナル21にネジ止めされる。
太陽電池モジュール用端子ボックス内の接続が完了したら、太陽電池モジュール用端子ボックスの蓋を閉め、太陽電池パネルの4辺にモジュール枠(図示せず)を取り付ける。このモジュール枠は太陽電池モジュールに必要な強度やコストを考慮してアルミニウムや樹脂などで造られることが多い。
アルミニウムで造る場合には、アルミニウムを押し出し成形して造られ、その表面にアルマイト処理やクリヤ塗装が施されることが多い。
このようなモジュール枠を太陽電池パネル部の各辺に取り付けた後、モジュール枠の各コーナー部をネジ止めして太陽電池モジュールが完成する。
図4は本発明に係る太陽電池モジュール用端子ボックスの他の実施例におけるターミナルを太陽電池モジュール用端子ボックス内設けた溝の内側に保持したときの模式を示す断面図である。
図4に示すように、ターミナル22を嵌めこむための溝21は、ターミナル22の幅と厚みより0.1〜0.3mm程度大きめに形成されている。また、この溝21は端子ボックス本体20と一体に射出成形などで作製される。溝21の形状は溝21内にターミナル42が回転しないようにするには、帯状の長方形以外に、正方形、三角形等、円形以外の形状がよい。
図4に示す本発明に係る太陽電池モジュール用端子ボックスの他の実施形態において、太陽電池モジュール用端子ボックス内にターミナル22を配置するための溝部分21が設けられている。ターミナル22は、雄ネジ25とこれに対応するターミナル22の嵌めこまれた溝部分21の底面部に設けた雌ネジ24により保持され、かつターミナル22に開けられた、雄ネジ25を通すための貫通穴23の直径はこの雄ネジ25の雄ネジ部の直径より大きく、また、雄ネジ25を締め込んだ状態でも、この雄ネジ25の頭部とターミナル22の表面との間に空隙が設けられていることが望ましい。
上記同様、溝部分21の底面部に設けた雌ネジ24はインサートナット(以下、端子ボックス本体に埋め込んだナットのことをインサートナットと略す)が埋設された雌ネジであることが望ましい。溝部分21の底面部に穴を開けてその穴の内側にタップを切った雌ネジより、溝部分21の底面部にインサートネットが埋設された雌ネジを設けたほうが長期信頼性は高まる。
このようなターミナル22を太陽電池モジュール用端子ボックス内部に設けられたターミナルを嵌めこむための溝21に挿入し、ターミナル22の表面側からターミナル22に設けた貫通穴に沿って雄ネジ25を溝21の底面部に設けた雌ネジ24に挿入し、雄ネジ25と雌ネジ24とを嵌合させることで、ターミナル22を太陽電池モジュール用端子ボックスに取り付けたことになる。
また、ターミナル22の形状は、太陽電池モジュール用端子ボックス内部に設けられたターミナルを嵌めこむための溝21内にターミナル22が回転しないようにするには、円以外の形状が望ましい。
また、溝21は端子ボックス本体20と一体に射出成形などで作製される。さらにターミナル22は銅板などで作成され、その表面全面にハンダコートが施されている。また、一例として、ターミナル22の概略の寸法は、幅4〜12mm程度、長さ30〜70mm程度、厚み0.5〜4mm程度であり、出力配線23とハンダ付けされる部分はハンダ付けし易いように下方向へ折り曲げられさらに突き出すように曲げられている。このようなターミナル22を溝21に嵌めこむ。
このように、ターミナル22を、1本の雄ネジ25とこれに対応する溝部分の底面部に設けた雌ネジ24により保持したことにより、当該太陽電池モジュールを設置時に太陽電池モジュール用端子ボックス内のターミナル22が回転する方向に急角度に取り付けたときでも、ターミナル22が回転することはないので、ハンダによりターミナル22上に取り付けられた出力配線27とターミナル22との接続点近辺にストレスがかかることはない。
また、このような構造にすることにより、ターミナル22が固定されずに移動が可能になり、ハンダ付けされたターミナル22と出力配線27の両者に熱膨張、熱収縮が発生しても、ターミナル22がこの熱膨張、圧縮に伴い移動することにより、この熱膨張、熱収縮による寸法変化を吸収できるようになり、ターミナル22と出力配線27のハンダ付け部分に熱膨張、熱収縮による圧縮、引き延ばしのストレスがかかることが無くなり、太陽電池モジュールの信頼性向上を図ることができる。
また、上記同様、ターミナル22に開けられた、雄ネジ25を通すための貫通穴23の直径を雄ネジ25の雄ネジ部の直径より0.1mmから1.0mm大きく、さらに、雄ネジ25の頭部とターミナル22の表面との間の空隙52が0.05mmから0.5mmであることが望ましい。
すなわち、ターミナル22に開けられた、貫通穴23の直径と雄ネジ25の雄ネジ部の直径の差が0.1mm未満であると熱膨張、熱収縮による寸法変化を完全に吸収できず、この差が1.0mmを超すと貫通穴23の直径が大きいため、ターミナル22の電気抵抗が大きくなり、当該太陽電池モジュールの出力が低下する場合がある。さらに、雄ネジ25の頭部とターミナル22の表面との間の空隙52が0.05mm未満になると熱膨張、熱収縮による寸法変化を完全に吸収できず、この空隙52が0.5mmを超すと雄ネジ25が端子ボックスの蓋(不図示)に当たってしまう場合がある。
上記同様、裏面シートのスリット26は上述のように、出力配線23を引き出すために設けられるものであり、引き出された出力配線23はその端部がハンダコテやホットエアーなどを用いてターミナル22の配線取り付け部48にハンダ付けされる。
バイパスダイオード28は、太陽電池モジュール内の太陽電池素子の一部が影になったときに、その太陽電池素子に逆バイアス電圧がかかり、太陽電池素子の温度が上がり破壊されるのを防ぐために設けられるものである。このバイパスダイオード28は、ネジ止めやハンダ付けなどで各ターミナル22に接続される。
また、外部回路に接続するためのケーブル線(不図示)は、開口部29を通して太陽電池モジュール用端子ボックス内部に挿入され、圧着端子などでプラス側出力配線とマイナス側出力配線が接続されたターミナル22にネジ止めされる。
太陽電池モジュール用端子ボックス内の接続が完了したら、太陽電池モジュール用端子ボックスの蓋を閉め、太陽電池パネルの4辺にモジュール枠(図示せず)を取り付ける。このモジュール枠は太陽電池モジュールに必要な強度やコストを考慮してアルミニウムや樹脂などで造られることが多い。
アルミニウムで造る場合には、アルミニウムを押し出し成形して造られ、その表面にアルマイト処理やクリヤ塗装が施されることが多い。
このようなモジュール枠を太陽電池パネル部の各辺に取り付けた後、モジュール枠の各コーナー部をネジ止めして太陽電池モジュールが完成する。
図5は本発明に係る太陽電池モジュール用端子ボックスの更なる他の実施例におけるターミナルを示す図、図6は本発明に係る太陽電池モジュール用端子ボックスの更なる他の実施例におけるターミナルを太陽電池モジュール用端子ボックス内設けた溝の内側に保持したときの模式を示す断面図である。
図5において、20は端子ボックス本体、21は太陽電池モジュール用端子ボックス内部に設けられたターミナルを横方向からずらして嵌めこむための溝、22はターミナル、23はターミナルに設けられた貫通穴、48はターミナルの出力配線取り付け部、24は溝部分の底部に設けた雌ネジ、25は雄ネジ、26は裏面シートのスリット、27は出力配線、28はバイパスダイオード、29はケーブル線挿入用の開口部を示す。
図5に示すように、ターミナル22を嵌めこむための溝21は、ターミナル表面の一部をも覆うように形成されており、ターミナル22の幅と厚みより0.1〜0.3mm程度大きめに形成されており、ターミナル22を横方向からのみ嵌めこむことが可能である。
また、この溝21は端子ボックス本体20と一体に射出成形などで作製される。ターミナル22は銅板などで作成され、その表面全面にハンダコートが施されている。またターミナル22の概略の寸法は、幅4〜12mm程度、長さ30〜70mm程度、厚み0.5〜4mm程度であり、出力配線27とハンダ付けされる部分はハンダ付けし易いように下方向へ折り曲げられさらに突き出すように曲げられている。このようなターミナル22を溝21の横方向からずらして溝21に嵌めこむ。
図5及び図6に示す本発明に係る太陽電池モジュール用端子ボックスの他の実施形態において、太陽電池モジュール用端子ボックス内にターミナル22を配置するための溝部分21が設けられている。ターミナル22は、雄ネジ25とこれに対応するターミナル22の嵌めこまれた溝部分21の底面部に設けた雌ネジ24により保持され、かつターミナル22に開けられた、雄ネジ25を通すための貫通穴23の直径はこの雄ネジ25の雄ネジ部の直径より大きく、また、雄ネジ25を締め込んだ状態でも、この雄ネジ25の頭部とターミナル22の表面との間に空隙が設けられていることが望ましい。
上記同様、溝部分21の底面部に設けた雌ネジ24はインサートナットが埋設された雌ネジであることが望ましい。溝部分21の底面部に穴を開けてその穴の内側にタップを切った雌ネジより、溝部分21の底面部にインサートネットが埋設された雌ネジを設けたほうが長期信頼性は高まる。
このように、ターミナル22を、1本の雄ネジ25とこれに対応する溝部分の底面部に設けた雌ネジ24により保持したことにより、当該太陽電池モジュールを設置時に太陽電池モジュール用端子ボックス内のターミナル22が回転する方向に急角度に取り付けたときでも、ターミナル22が回転することはないので、ハンダによりターミナル22上に取り付けられた出力配線27とターミナル22との接続点近辺にストレスがかかることはない。
また、このような構造にすることにより、ターミナル22が固定されずに移動が可能になり、ハンダ付けされたターミナル22と出力配線27の両者に熱膨張、熱収縮が発生しても、ターミナル22がこの熱膨張、圧縮に伴い移動することにより、この熱膨張、熱収縮による寸法変化を吸収できるようになり、ターミナル22と出力配線27のハンダ付け部分に熱膨張、熱収縮による圧縮、引き延ばしのストレスがかかることが無くなり、太陽電池モジュールの信頼性向上を図ることができる。
さらにこのような構造にすることにより、ターミナル22が上下方向にも横方向にも緩嵌された状態となり、太陽電池モジュールの悪路や長距離の運搬などにも雄ネジ25に力が係らなくなり、これが曲がるようなことが無くなる。
また、上記同様、ターミナル22に開けられた、雄ネジ25を通すための貫通穴23の直径を雄ネジ25の雄ネジ部の直径より0.1mmから1.0mm大きく、さらに、雄ネジ25の頭部とターミナル22の表面との間の空隙52が0.05mmから0.5mmであることが望ましい。
すなわち、ターミナル22に開けられた、貫通穴23の直径と雄ネジ25の雄ネジ部の直径の差が0.1mm未満であると熱膨張、熱収縮による寸法変化を完全に吸収できず、この差が1.0mmを超すと貫通穴23の直径が大きいため、ターミナル22の電気抵抗が大きくなり、当該太陽電池モジュールの出力が低下する場合がある。さらに、雄ネジ25の頭部とターミナル22の表面との間の空隙52が0.05mm未満になると熱膨張、熱収縮による寸法変化を完全に吸収できず、この空隙52が0.5mmを超すと雄ネジ25が端子ボックスの蓋(不図示)に当たってしまう場合がある。
上記同様、裏面シートのスリット24は上述のように、出力配線27を引き出すために設けられるものであり、引き出された出力配線27はその端部がハンダコテやホットエアーなどを用いてターミナル21の配線取り付け部28にハンダ付けされる。
バイパスダイオード28は、太陽電池モジュール内の太陽電池素子の一部が影になったときに、その太陽電池素子に逆バイアス電圧がかかり、太陽電池素子の温度が上がり破壊されるのを防ぐために設けられるものである。このバイパスダイオード28は、ネジ止めやハンダ付けなどで各ターミナル21に接続される。
また、外部回路に接続するためのケーブル線(不図示)は、開口部27を通して太陽電池モジュール用端子ボックス内部に挿入され、圧着端子などでプラス側出力配線とマイナス側出力配線が接続されたターミナル21にネジ止めされる。
太陽電池モジュール用端子ボックス内の接続が完了したら、太陽電池モジュール用端子ボックスの蓋を閉め、太陽電池パネルの4辺にモジュール枠(図示せず)を取り付ける。このモジュール枠は太陽電池モジュールに必要な強度やコストを考慮してアルミニウムや樹脂などで造られることが多い。
アルミニウムで造る場合には、アルミニウムを押し出し成形して造られ、その表面にアルマイト処理やクリヤ塗装が施されることが多い。
このようなモジュール枠を太陽電池パネル部の各辺に取り付けた後、モジュール枠の各コーナー部をネジ止めして太陽電池モジュールが完成する。
また、上記述べた本発明の太陽電池モジュール用端子ボックスを用いて太陽電池モジュールを形成すると、電気経路の接続不良などの問題を無くすことができ、信頼性の高い太陽電池モジュールを形成できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で多くの修正および変更を加えることができる。
たとえば、上述した太陽電池モジュール用端子ボックス内の面部もしくは太陽電池モジュール用端子ボックス内に形成された溝の底面部に設けた雌ネジと雄ネジでターミナルを溝の底面部に保持することに代えて、太陽電池モジュール用端子ボックス内の面部もしくは太陽電池モジュール用端子ボックス内に形成された溝の底面部に形成された溝の底面部に穴を設け、この穴より小さい径を有する棒とこの穴で上記ターミナルを保持してもよい。
また、太陽電池素子は単結晶や多結晶シリコンなどの結晶系太陽電池に限定されるものではなく、薄膜系太陽電池などでも適用可能である。
1、20:端子ボックス本体
2、22:ターミナル
3、26:裏面シートのスリット
4、17、27:出力配線
5、28:バイパスダイオード
6:固定雄ネジ
7:接続ケーブル
8:圧着端子
11:透光性基板
12:受光面側封止材
13:太陽電池素子
14:裏面側封止材
15:裏面シート
16:接続用配線
18:太陽電池モジュール用端子ボックス
21:太陽電池モジュール用端子ボックス内部に設けられた溝
23:ターミナルに設けられた貫通穴
24:雌ネジ
25:雄ネジ
29:ケーブル線挿入用の開口部
48:ターミナルのハンダ付け部
51:太陽電池モジュール用端子ボックス内の底面部
52:雄ネジの頭部とターミナルの表面との間の空隙
2、22:ターミナル
3、26:裏面シートのスリット
4、17、27:出力配線
5、28:バイパスダイオード
6:固定雄ネジ
7:接続ケーブル
8:圧着端子
11:透光性基板
12:受光面側封止材
13:太陽電池素子
14:裏面側封止材
15:裏面シート
16:接続用配線
18:太陽電池モジュール用端子ボックス
21:太陽電池モジュール用端子ボックス内部に設けられた溝
23:ターミナルに設けられた貫通穴
24:雌ネジ
25:雄ネジ
29:ケーブル線挿入用の開口部
48:ターミナルのハンダ付け部
51:太陽電池モジュール用端子ボックス内の底面部
52:雄ネジの頭部とターミナルの表面との間の空隙
Claims (4)
- 開口可能な略箱状のボックス内に、太陽電池素子に電気的に接続した出力配線がハンダ付けにより接続された導電性のターミナルを有する太陽電池モジュール用端子ボックスであって、この太陽電池モジュール用端子ボックス内に雌ネジを設けた部材と、この雌ネジのネジ部よりも大きな径を有する貫通穴を形成した前記ターミナルとを具備するとともに、この貫通穴を通して雄ネジを前記雌ネジに挿入して螺嵌させ、かつ前記雄ネジの頭部と前記ターミナルの表面との間に空隙を持たせたことを特徴とする太陽電池モジュール用端子ボックス。
- 開口可能な略箱状のボックス内に、太陽電池素子に電気的に接続した出力配線がハンダ付けにより接続された導電性のターミナルを有する太陽電池モジュール用端子ボックスであって、この太陽電池モジュール用端子ボックスの内部に前記ターミナルを嵌めこむための溝を形成し、この溝の底面部に雌ネジを設け、この雌ネジのネジ部よりも大きな径を有する貫通穴を前記ターミナルに形成するとともに、このターミナルを前記溝に嵌めこみ、さらに前記貫通穴を通して雄ネジを前記雌ネジに挿入して螺嵌させ、かつ前記雄ネジの頭部と前記ターミナルの表面との間に空隙を持たせたことを特徴とする太陽電池モジュール用端子ボックス。
- 前記空隙が0.05mmから0.5mmであることを特徴とする請求項1または2に記載の太陽電池モジュール用端子ボックス。
- 請求項1または2に記載の太陽電池モジュール用端子ボックスを搭載したことを特徴とする太陽電池モジュール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003425483A JP2005183829A (ja) | 2003-12-22 | 2003-12-22 | 太陽電池モジュール用端子ボックス及び太陽電池モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003425483A JP2005183829A (ja) | 2003-12-22 | 2003-12-22 | 太陽電池モジュール用端子ボックス及び太陽電池モジュール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005183829A true JP2005183829A (ja) | 2005-07-07 |
Family
ID=34785358
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003425483A Pending JP2005183829A (ja) | 2003-12-22 | 2003-12-22 | 太陽電池モジュール用端子ボックス及び太陽電池モジュール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2005183829A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008056730A1 (en) * | 2006-11-08 | 2008-05-15 | Bridgestone Corporation | Sealing films for solar cell |
| EP2827494A1 (en) * | 2013-07-16 | 2015-01-21 | Tyco Electronics (Shanghai) Co., Ltd. | Connection box |
-
2003
- 2003-12-22 JP JP2003425483A patent/JP2005183829A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008056730A1 (en) * | 2006-11-08 | 2008-05-15 | Bridgestone Corporation | Sealing films for solar cell |
| US8460787B2 (en) | 2006-11-08 | 2013-06-11 | Bridgestone Corporation | Sealing film for solar cell |
| EP2827494A1 (en) * | 2013-07-16 | 2015-01-21 | Tyco Electronics (Shanghai) Co., Ltd. | Connection box |
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