JP2005187342A - シャンプー組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】 泡立ちが良く、シャンプーをすすいだ時に発生するきしみ感がなく、かつ、乾燥後に優れた滑沢性を与え、髪のぱさつきを抑制する効果に優れるシャンプー組成物を提供する。
【解決手段】 (A)カルボン酸系の界面活性剤と、(B)カチオン界面活性剤と、(C)炭素数16以上の高級アルコール及びその誘導体とを含有し、両性及びカチオン性高分子を含有しないことを特徴とするシャンプー組成物。
更に、(D)水膨潤性粘土鉱物及び/又は(E)多価アルコールを1質量%以上含有することが好ましい。
【選択図】 なし
【解決手段】 (A)カルボン酸系の界面活性剤と、(B)カチオン界面活性剤と、(C)炭素数16以上の高級アルコール及びその誘導体とを含有し、両性及びカチオン性高分子を含有しないことを特徴とするシャンプー組成物。
更に、(D)水膨潤性粘土鉱物及び/又は(E)多価アルコールを1質量%以上含有することが好ましい。
【選択図】 なし
Description
本発明は、泡立ちが良く、シャンプーをすすいだ時に発生するきしみ感がなく、かつ乾燥後に優れた滑沢性を与え、髪のぱさつきを抑制する効果に優れるシャンプー組成物に関する。
近年、女性の髪は、清潔志向及びおしゃれ意識の高まりに伴い、毎日の洗髪やスタイリング、ドライヤーなどによる物理的損傷や染毛、ブリーチ、パーマ処理などによる化学的損傷を受けやすくなっている。
損傷した毛髪の不具合点として、シャンプーをすすいだ時にきしみ感が強くなり、乾燥後の毛髪のぱさつき、なめらかさの劣化、櫛通りの劣化などが挙げられる。
損傷した毛髪の不具合点として、シャンプーをすすいだ時にきしみ感が強くなり、乾燥後の毛髪のぱさつき、なめらかさの劣化、櫛通りの劣化などが挙げられる。
このような不具合点を解決する手段として、例えば、シャンプー組成中にリンス成分であるカチオン界面活性剤/高級アルコールを含有させることで、髪をすすいだ時にその液晶が髪に吸着してなめらかさを発現し、乾燥後の毛髪のぱさつきを抑制し、滑らかな感触を与える方法が知られている。
従来、このような毛髪化粧料として、例えば、洗浄性界面活性剤、脂肪化合物、ヘアコンディショニング剤からなるヘアコンディショニングシャンプー組成物(特許文献1参照)や、カチオン界面活性剤、高級アルコール及びポリグリセリン脂肪酸エステルからなる液晶分散洗浄剤組成物(特許文献2参照)、カチオン界面活性剤から成るベシクルに紫外線吸収剤、水溶性物質を内包させた毛髪化粧料(特許文献3参照)、カチオン界面活性剤、常温で固体の油分及び両性ポリマーから成る洗浄剤組成物(特許文献4参照)が知られている。
しかしながら、これらの特許文献1〜4の組成物は、未だ泡立ちの速さや豊かな泡量に劣る点に課題があり、優れた泡立ちの速さや豊かな泡量において、更なる効果向上が望まれている。
一方、従来におけるシャンプー組成物の泡の改質剤としては、例えば、脂肪酸のアルカノ−ルアミドやモノグリセライド、各種のイオン性ポリマーが用いられている。
しかしながら、これらは、多量に配合しないと効果がなく、また、十分に効果を有する程度の量を配合すると、繰り返し洗髪する中で、べたつきや高分子特有の硬さやごわつきが発生する等の課題がある。
特表平11−513687号公報(特許請求の範囲、実施例等)
特開2001−311099号公報(特許請求の範囲、実施例等)
特開平9−87147号公報(特許請求の範囲、実施例等)
特開2003−105382号公報(特許請求の範囲、実施例等)
しかしながら、これらは、多量に配合しないと効果がなく、また、十分に効果を有する程度の量を配合すると、繰り返し洗髪する中で、べたつきや高分子特有の硬さやごわつきが発生する等の課題がある。
本発明は、上記従来技術の課題等に鑑み、これを解消しようとするものであり、泡立ちが良く、シャンプーをすすいだ時に発生するきしみ感がなく、かつ乾燥後に優れた滑沢性を与え、髪のぱさつきを抑制する効果に優れるシャンプー組成物を提供することを目的とする。
本発明者等は、上記従来の課題等を解決するために、鋭意検討を重ねた結果、カルボン酸系の界面活性剤と、カチオン界面活性剤と、特定の高級アルコール又はその誘導体とを含有し、特定の高分子を含有せしめない構成とするシャンプー組成物が、泡立ちが良く、シャンプーをすすいだ時に発生するきしみ感もなく、かつ乾燥後に優れた滑沢性を与え、髪のぱさつきを抑制する効果に優れることを見い出し、本発明を完成するに至ったのである。
すなわち、本発明は、次の(1)〜(3)に存する。
(1) (A)カルボン酸系の界面活性剤と、(B)カチオン界面活性剤と、(C)炭素数16以上の高級アルコール又はその誘導体とを含有し、両性高分子及びカチオン性高分子を含有しないことを特徴とするシャンプー組成物。
(2) 更に、(D)水膨潤性粘土鉱物を含有する上記(1)記載のシャンプー組成物。
(3) 更に、(E)多価アルコールを1質量%以上含有する上記(1)又は(2)記載のシャンプー組成物。
(1) (A)カルボン酸系の界面活性剤と、(B)カチオン界面活性剤と、(C)炭素数16以上の高級アルコール又はその誘導体とを含有し、両性高分子及びカチオン性高分子を含有しないことを特徴とするシャンプー組成物。
(2) 更に、(D)水膨潤性粘土鉱物を含有する上記(1)記載のシャンプー組成物。
(3) 更に、(E)多価アルコールを1質量%以上含有する上記(1)又は(2)記載のシャンプー組成物。
本発明によれば、泡立ちが良く、シャンプーをすすいだ時に発生するきしみ感がなく、かつ、乾燥後に優れた滑沢性を与え、髪のぱさつきを抑制する効果に優れるシャンプー組成物が提供される。
以下に、本発明の実施形態を詳しく説明する。
本発明のシャンプー組成物は、(A)カルボン酸系の界面活性剤と、(B)カチオン界面活性剤と、(C)炭素数16以上の高級アルコール又はその誘導体とを含有し、両性高分子及びカチオン性高分子を含有しないことを特徴とするものである。
本発明のシャンプー組成物は、(A)カルボン酸系の界面活性剤と、(B)カチオン界面活性剤と、(C)炭素数16以上の高級アルコール又はその誘導体とを含有し、両性高分子及びカチオン性高分子を含有しないことを特徴とするものである。
本発明に用いる(A)成分のカルボン酸系の界面活性剤は、優れた泡立ちの速さや豊かな泡量を実現できるものであり、カルボン酸又はその塩を有する界面活性剤であれば、その種類は特に制限されず用いることができる。
例えば、下記一般式(1)に示す脂肪酸サルコシン又はその塩、脂肪酸メチルアラニン又はその塩、アシルグリシン又はその塩、アシルアラニン又はその塩を用いることができる。
例えば、下記一般式(1)に示す脂肪酸サルコシン又はその塩、脂肪酸メチルアラニン又はその塩、アシルグリシン又はその塩、アシルアラニン又はその塩を用いることができる。
上記一般式(1)で表わされる脂肪酸サルコシン又はその塩や、脂肪酸メチルアラニン又はその塩としては、例えば、ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム、ヤシ油脂肪酸トリエタノールアミン、ラウロイルサルコシンナトリウム、ラウロイルサルコシントリエタノールアミン、オレオイルザルコシン、ヤシ油脂肪酸メチルアラニンナトリウム、ラウロイルメチルアラニンナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシル−DL−アラニントリエタノールアミンなどが挙げられる。
上記一般式(2)で表わされるアシルグルタミン酸又はその塩としては、例えば、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸ナトリウム、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ナトリウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸ナトリウムなどが挙げられる。
これらの(A)成分のカルボン酸系界面活性剤は、各単独で又は2種以上を混合して用いることができ、特に好ましくは、脂肪酸サルコシン又はその塩や、脂肪酸メチルアラニン又はその塩、脂肪酸アシル−L−グルタミン酸又はその塩を含有することが望ましい。
これらの(A)成分のカルボン酸系界面活性剤は、各単独で又は2種以上を混合して用いることができ、特に好ましくは、脂肪酸サルコシン又はその塩や、脂肪酸メチルアラニン又はその塩、脂肪酸アシル−L−グルタミン酸又はその塩を含有することが望ましい。
これらの(A)成分であるカルボン酸系界面活性剤の含有量は、特に制限されないが、シャンプー組成物中に0.1〜30質量%(以下、単に「%」という)、更に好ましくは。0.1〜20%とすることが望ましい。
この(A)成分の含有量が0.1%未満であると、本発明の効果の発揮が不十分であり、一方、30%を越えると、シャンプー組成物の急激な増粘が起こり、使用性が低下する。
この(A)成分の含有量が0.1%未満であると、本発明の効果の発揮が不十分であり、一方、30%を越えると、シャンプー組成物の急激な増粘が起こり、使用性が低下する。
本発明に用いる(B)成分のカチオン性界面活性剤は、シャンプー組成物に含有し得るものであれば、その種類は特に制限されず、アミノ酸系カチオン界面活性剤も、カチオン性界面活性剤として好適に使用することができる。
用いることができるアミノ酸系カチオン界面活性剤としては、例えば、モノ−N−長鎖アシル塩基性アミノ酸低級アルキルエステル塩を挙げることができる。この化合物を構成する塩基性アミノ酸としては、例えば、オルニチン、リシン及びアルギニン等の天然アミノ酸を挙げることができる。また、α,γ−ジアミノ酪酸のような合成アミノ酸を用いることも可能である。これらは光学活性体でもラセミ体でもよい。
用いることができるアミノ酸系カチオン界面活性剤としては、例えば、モノ−N−長鎖アシル塩基性アミノ酸低級アルキルエステル塩を挙げることができる。この化合物を構成する塩基性アミノ酸としては、例えば、オルニチン、リシン及びアルギニン等の天然アミノ酸を挙げることができる。また、α,γ−ジアミノ酪酸のような合成アミノ酸を用いることも可能である。これらは光学活性体でもラセミ体でもよい。
また、そのアシル基は、炭素数が8〜22の飽和又は不飽和の高級脂肪酸残基である。これらは天然のものでも合成されたものでもよい。例えば、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基及びステアロイル基等の単一高級脂肪酸残基、並びにヤシ油脂肪酸残基及び牛脂高級脂肪酸残基等の天然の混合高級脂肪酸残基を採用することができる。
低級アルキルエステル成分としては、メチルエステル、エチルエステル、プロピルエステル、ブチルエステル、ペンチルエステル、ヘキシルエステル、ヘプチルエステル及びオクチルエステルが好適である。また、低級アルキルエステル成分は、通常、塩の形で配合され、具体的には塩酸塩、臭素酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機塩類、グリコール酸塩、酢酸塩、乳酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、酸性アミノ酸塩、高級脂肪酸塩、ピログルタミン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等の有機酸塩等として用いることができる。これらのうち、塩酸塩、L−又はDL−ピロリドンカルボン酸塩及び酸性アミノ酸塩の形が好ましい。
上記一般式(3)で表されるアミドアミン型界面活性剤としては、例えば、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノエチルアミド、パルミチン酸ジエチルアミノエチルアミド、ヤシ油脂脂肪酸ジエチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノエチルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノエチルアミド、ミリスチン酸ジメチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジエチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジエチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ベヘニン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミドが挙げられる。
これらは、通常、塩の形で配合され、具体的には塩酸塩、臭素酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機塩類、グリコール酸塩、酢酸塩、乳酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、酸性アミノ酸塩、高級脂肪酸塩、ピログルタミン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等の有機酸塩等として用いることができる。これらのうち、酸性アミノ酸塩、クエン酸塩、塩酸塩の形が好ましい。なお、中和に用いられる塩は1種又は2種以上を併用してもよい。
これらの中でも、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ヤシ油脂脂肪酸ジエチルアミノプロピルアミドが好適に用いられる。これらのアミドアミン型界面活性剤中から、1種又は2種以上を用いることができる。
これらは、通常、塩の形で配合され、具体的には塩酸塩、臭素酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機塩類、グリコール酸塩、酢酸塩、乳酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、酸性アミノ酸塩、高級脂肪酸塩、ピログルタミン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等の有機酸塩等として用いることができる。これらのうち、酸性アミノ酸塩、クエン酸塩、塩酸塩の形が好ましい。なお、中和に用いられる塩は1種又は2種以上を併用してもよい。
これらの中でも、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ヤシ油脂脂肪酸ジエチルアミノプロピルアミドが好適に用いられる。これらのアミドアミン型界面活性剤中から、1種又は2種以上を用いることができる。
これらのカチオン性界面活性剤は、通常、塩の形で含有され、具体的には塩酸塩、臭素酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機塩類、グリコール酸塩、酢酸塩、乳酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、酸性アミノ酸塩、高級脂肪酸塩、ピログルタミン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等の有機酸塩等として用いることができる。
上記一般式(4)で表される具体例としては、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、セチルトリメチルアンモニウムクロライド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロライド、セトステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロライド、ジベヘニルジメチルアンモニウムクロライド等を挙げることができる。
これらの中でも、16〜22の直鎖アルキル基を有するものが好ましく、具体的に、セチルトリメチルアンモニウムクロライド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロライド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロライドが挙げられる。これらのうち、塩酸塩、臭素酸塩の形が好ましい。
これらの中でも、16〜22の直鎖アルキル基を有するものが好ましく、具体的に、セチルトリメチルアンモニウムクロライド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロライド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロライドが挙げられる。これらのうち、塩酸塩、臭素酸塩の形が好ましい。
上記一般式(5)中のR9は、炭素数1〜21、好ましくは11〜19の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基又はアルケニル基であり、例えば、C11H23−、C12H25−、C13H27−、C14H29−、C15H31−、C16H33−、C17H35−、(C8H17)2CH−、4−C2H5C15H30−等の基が好適である。
置換基Aは、炭素数1〜10、好ましくは2〜6の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキレン基又はアルケニレン基であり、例えばメチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基、ヘキシレン基、イソプロピレン基、2−ペンテニル基、2−エチルブチレン基等が挙げられる。
置換基Aは、炭素数1〜10、好ましくは2〜6の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキレン基又はアルケニレン基であり、例えばメチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基、ヘキシレン基、イソプロピレン基、2−ペンテニル基、2−エチルブチレン基等が挙げられる。
また、上記一般式(5)で表わされるグアニジン誘導体は、通常、塩の形で配合され、具体的には塩酸塩、臭素酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機塩類、グリコール酸塩、酢酸塩、乳酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、酸性アミノ酸塩、高級脂肪酸塩、ピログルタミン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等の有機酸塩等として用いることができる。これらのうち、塩酸塩、臭素酸塩、酢酸塩、グリコール酸塩、クエン酸及び酸性アミノ酸塩の形が好ましい。
これらの(B)成分のカチオン性界面活性剤は、各単独で又は2種以上を混合して用いることができ、特に好ましくは、塩化または臭化アルキルトリメチルアンモニウム、グアニジノ誘導体、アミドアミン型界面活性剤が望ましい。
これらの(B)成分のカチオン性界面活性剤は、各単独で又は2種以上を混合して用いることができ、特に好ましくは、塩化または臭化アルキルトリメチルアンモニウム、グアニジノ誘導体、アミドアミン型界面活性剤が望ましい。
これらの(B)成分のカチオン性界面活性剤の含有量は、特に制限されないが、シャンプー組成物中に、0.05〜7%が好ましく、更に好ましくは、0.1〜5%とすることが望ましい。
この(B)成分のカチオン性界面活性剤の含有量が0.05%未満であると、すすぎ時に毛髪に十分な滑らかさ感、柔軟性を付与することができず、一方、7%を超えると、毛髪にべたつくような重さを生じることがある。
この(B)成分のカチオン性界面活性剤の含有量が0.05%未満であると、すすぎ時に毛髪に十分な滑らかさ感、柔軟性を付与することができず、一方、7%を超えると、毛髪にべたつくような重さを生じることがある。
上記モノ−N−長鎖アシル塩基性アミノ酸低級アルキルエステル塩のようなアミノ酸系カチオン界面活性剤を含有する場合は、その含有量は、シャンプー組成物中に、0.1〜5%が好ましく、特に好ましくは、0.3〜3%が望ましい。
また、上記アミドアミン型界面活性剤を含有する場合は、その含有量は、シャンプー組成物中に、0.1〜7%が好ましく、特に好ましくは、0.5〜5%が望ましい。
特に、上記一般式(4)で表されるアルキル4級アンモニウム塩、及び上記一般式(5)で表されるグアニジン誘導体又はその塩を含有する場合は、その含有量は、シャンプー組成物中に、0.05〜6%の範囲が好ましく、特に好ましくは、0.5〜4%が望ましい。
また、上記アミドアミン型界面活性剤を含有する場合は、その含有量は、シャンプー組成物中に、0.1〜7%が好ましく、特に好ましくは、0.5〜5%が望ましい。
特に、上記一般式(4)で表されるアルキル4級アンモニウム塩、及び上記一般式(5)で表されるグアニジン誘導体又はその塩を含有する場合は、その含有量は、シャンプー組成物中に、0.05〜6%の範囲が好ましく、特に好ましくは、0.5〜4%が望ましい。
本発明に用いる(C)成分は、炭素数16以上の高級アルコール又はその誘導体であり、例えば、セタノール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、キミルアルコール、バチルアルコール、ベヘニルアルコール、カルナービルアルコール、セリルアルコール、コレステロール、フィトステロールなどの高級アルコール類やポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、等のポリオキシエチレン付加物などを挙げることができ、好ましくは、炭素数16以上の高級アルコールやポリオキシエチレンアルキルエーテルが望ましい。
これらの中で、更に分散安定性の面から、融点が45℃以上のものが好ましく、より好ましくは融点が45〜75℃のものが望ましい。このようなものとしては、例えば、炭素数12〜26の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基又はアルケニル基を有するアルコールを挙げることができ、具体的には、セトステアリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコールなどが好適なものとして挙げられる。
これらの(C)成分は、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いても良い。なお、融点45℃未満の高級アルコールを併用することもできるが、この場合高級アルコール混合物としての融点が45℃以上であることが好ましい。
なお、炭素数16未満の高級アルコール及びその誘導体を用いると、(B)成分とで構成される構造体の高温(40℃)での分散安定性が悪くなり、好ましくない。
これらの中で、更に分散安定性の面から、融点が45℃以上のものが好ましく、より好ましくは融点が45〜75℃のものが望ましい。このようなものとしては、例えば、炭素数12〜26の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基又はアルケニル基を有するアルコールを挙げることができ、具体的には、セトステアリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコールなどが好適なものとして挙げられる。
これらの(C)成分は、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いても良い。なお、融点45℃未満の高級アルコールを併用することもできるが、この場合高級アルコール混合物としての融点が45℃以上であることが好ましい。
なお、炭素数16未満の高級アルコール及びその誘導体を用いると、(B)成分とで構成される構造体の高温(40℃)での分散安定性が悪くなり、好ましくない。
これらの(C)成分の含有量は、通常、シャンプー組成物中に、好ましくは、0.5〜10%、更に好ましくは、2〜10%とすることが望ましい。
この(C)成分の含有量が0.5%未満では。使用感が不十分になる場合があり、一方、10%を超えると、仕上がり感触が重くなる場合がある。
この(C)成分の含有量が0.5%未満では。使用感が不十分になる場合があり、一方、10%を超えると、仕上がり感触が重くなる場合がある。
本発明のシャンプー組成物は、上記(A)成分のカルボン酸系の界面活性剤と、(B)成分のカチオン界面活性剤と、(C)成分の炭素数16以上の高級アルコール又はその誘導体とを含有するものであるが、両性高分子及びカチオン性高分子を含有しない点に特徴を有するものである。
すなわち、アクリル酸/ジメチルジアリルアンモニウムクロライド/アクリルアミド共重合体、アクリル酸/塩化メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウム/アクリル酸メチル共重合体、アクリル酸/ジメチルアリルアンモニウム共重合体などの両性高分子(両性ポリマー)及び、カチオン化セルロース、カチオン化グアガム、カチオン化デンプン、カチオン化ローカストビーンガム、カチオン化フェヌクリークガム、カチオン化タラガムなどのカチオン性高分子(カチオン性ポリマー)を含有するシャンプー組成物中では、ダメージ毛に吸着してその後に使用するリンス成分の吸着を阻害する点、乾燥後のごわつきが未だある点などで含有せしめないものである。
すなわち、アクリル酸/ジメチルジアリルアンモニウムクロライド/アクリルアミド共重合体、アクリル酸/塩化メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウム/アクリル酸メチル共重合体、アクリル酸/ジメチルアリルアンモニウム共重合体などの両性高分子(両性ポリマー)及び、カチオン化セルロース、カチオン化グアガム、カチオン化デンプン、カチオン化ローカストビーンガム、カチオン化フェヌクリークガム、カチオン化タラガムなどのカチオン性高分子(カチオン性ポリマー)を含有するシャンプー組成物中では、ダメージ毛に吸着してその後に使用するリンス成分の吸着を阻害する点、乾燥後のごわつきが未だある点などで含有せしめないものである。
本発明では、上記(A)成分〜(C)成分を含有し、両性高分子及びカチオン性高分子を含有しないことにより、本発明の効果を発揮できるものであるが、更に(D)成分として、水膨潤性の粘土鉱物を含有せしめることが好ましい。
この(D)成分の水膨潤性の粘土鉱物を、上記(A)〜(C)成分のシャンプー組成物の系に更に加えることにより、上述の(B)成分(C)成分からなる構造体の核として働き、一部は構造体の表面に配向し立体障壁となることで、微細で均一な構造体が得られ、その結果分散安定性が更に飛躍的に向上させることができる。
この水膨潤性粘土鉱物を核として形成させるためには、あらかじめ水膨潤性粘土鉱物を水にて膨潤させ、洗浄基剤(洗浄性界面活性剤)を添加した後に、上記(B)成分+(C)成分の油相を高温下で添加し乳化することが好ましい。
この(D)成分の水膨潤性の粘土鉱物を、上記(A)〜(C)成分のシャンプー組成物の系に更に加えることにより、上述の(B)成分(C)成分からなる構造体の核として働き、一部は構造体の表面に配向し立体障壁となることで、微細で均一な構造体が得られ、その結果分散安定性が更に飛躍的に向上させることができる。
この水膨潤性粘土鉱物を核として形成させるためには、あらかじめ水膨潤性粘土鉱物を水にて膨潤させ、洗浄基剤(洗浄性界面活性剤)を添加した後に、上記(B)成分+(C)成分の油相を高温下で添加し乳化することが好ましい。
この(D)成分の水膨潤性粘土鉱物としては、例えば、天然又は合成スメクタイト粘土、粘土鉱物を第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤及び/又は非イオン性界面活性剤等で処理した有機変性粘土等が挙げられる。
これらの中でも、活性剤共存下で分散性の良い粘土鉱物が好ましく、その例としてベントナイト、モンモリロナイト、バイデライト、ノントロナイト、サポナイト、ヘクトライト、ソーコナイト、スチーブンサイト等が挙げられ、膨潤性の雲母等も使用できる。これらの中では、ベントナイト、モンモリロナイト、サポナイトが特に好ましい。
これらの中でも、活性剤共存下で分散性の良い粘土鉱物が好ましく、その例としてベントナイト、モンモリロナイト、バイデライト、ノントロナイト、サポナイト、ヘクトライト、ソーコナイト、スチーブンサイト等が挙げられ、膨潤性の雲母等も使用できる。これらの中では、ベントナイト、モンモリロナイト、サポナイトが特に好ましい。
また、水膨潤性粘土鉱物、特に天然から採取したものには、カルサイト、トリジマイト、クリストバライト、石英、各種無機物等の非膨潤性の夾雑物が多く含まれている可能性があり、この場合水膨潤性粘土鉱物が有する効果を十分発揮し得ないおそれがあるため、水膨潤性粘土鉱物の純度が90%以上であることが好ましく、特に95%以上が好ましい。
これらの(D)成分水膨潤性粘土鉱物の含有量は、分散安定性の観点から、シャンプー組成物中に、0.01%以上が好ましく、更に好ましくは、0.05〜2%とすることが望ましい。
なお、この(D)成分水膨潤性粘土鉱物の含有量が0.01%未満であると、上述の(B)成分(C)成分からなる構造体の核として働くことができず、その結果分散安定性を更に飛躍的に向上させることができないこととなる。
なお、この(D)成分水膨潤性粘土鉱物の含有量が0.01%未満であると、上述の(B)成分(C)成分からなる構造体の核として働くことができず、その結果分散安定性を更に飛躍的に向上させることができないこととなる。
更に、本発明では、(E)成分として、多価アルコールをシャンプー組成物中に1%以上含有せしめることが好ましい。
この多価アルコールが1%以上含有されていると、ノズルを備えた容器に充填してシャンプー組成物を使用する場合には、ノズルでの排出口での目詰まりを抑制する効果に優れるものとなる。
用いることができる(E)成分の多価アルコールとしては、例えば、グリセリン、プロピレングリコール、ジグリセリン、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール等を挙げることができる。これらの中で、ハンドリング性の面から、グリセリン、プロピレングリコール、ジグリセリンなどが好適なものとして挙げられ、これらの化合物は、これらを1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用することができる。
この多価アルコールが1%以上含有されていると、ノズルを備えた容器に充填してシャンプー組成物を使用する場合には、ノズルでの排出口での目詰まりを抑制する効果に優れるものとなる。
用いることができる(E)成分の多価アルコールとしては、例えば、グリセリン、プロピレングリコール、ジグリセリン、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール等を挙げることができる。これらの中で、ハンドリング性の面から、グリセリン、プロピレングリコール、ジグリセリンなどが好適なものとして挙げられ、これらの化合物は、これらを1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用することができる。
これらの(E)成分の多価アルコールの含有量は、通常、シャンプー組成物中に、1%以上、特に好ましくは、3%以上とすることが望ましい。
この(E)成分の多価アルコールの含有量が1%未満では、ノズル排出口での更なる目詰まり抑制効果が不十分になる。また、この多価アルコールの含有量の上限は特に限定されないが、通常10%である。
更に、排出口での目詰まり抑制に関しては、ラウリン酸モノエタノールアミドやヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドなどのアルキロールアミドは含まない方がより好ましい。
この(E)成分の多価アルコールの含有量が1%未満では、ノズル排出口での更なる目詰まり抑制効果が不十分になる。また、この多価アルコールの含有量の上限は特に限定されないが、通常10%である。
更に、排出口での目詰まり抑制に関しては、ラウリン酸モノエタノールアミドやヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドなどのアルキロールアミドは含まない方がより好ましい。
本発明のシャンプー組成物の洗浄性界面活性剤としては、更に、カルボン酸系の活性剤、カチオン界面活性剤の他に、両性界面活性剤、及びノニオン性界面活性剤からなる群から選ばれる1種又は2種以上の洗浄性界面活性剤を含有することができる。
両性界面活性剤としては、例えば、アルキルベタイン系活性剤、アミドベタイン系活性剤、ホスホベタイン系活性剤、イミダゾリニウムベタイン系活性剤、アミノプロピオン酸系活性剤、アミノ酸系活性剤等が挙げられる。
これらの中でも、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリル酸ジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸ジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルイミノジプロピオン酸、N−〔3−アルキル(12,14)オキシ−2−ヒドロキシプロピル〕−L−アルギニン塩酸が好ましい。
両性界面活性剤としては、例えば、アルキルベタイン系活性剤、アミドベタイン系活性剤、ホスホベタイン系活性剤、イミダゾリニウムベタイン系活性剤、アミノプロピオン酸系活性剤、アミノ酸系活性剤等が挙げられる。
これらの中でも、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリル酸ジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸ジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルイミノジプロピオン酸、N−〔3−アルキル(12,14)オキシ−2−ヒドロキシプロピル〕−L−アルギニン塩酸が好ましい。
ノニオン性界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ヤシ油脂肪酸アルカノールアミド、脂肪酸モノエタノールアミド、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグリコシド、アルキルグリセリルグリコシド、メチルグルコシド脂肪酸エステル等が挙げられる。
これらの洗浄性界面活性剤の含有量としては、シャンプー組成物中に、2%を超え、特に5%以上、より10%以上が望ましい。この洗浄性界面活性剤の含有量の上限は特に限定されないが、通常30%である。
なお、脂肪酸のアルカノ−ルアミドやモノグリセライドを用いると長期連続使用でべたつき、ごわつきが発生するため、これを用いないことが好ましい。また、洗浄性界面活性剤として、アルキル硫酸塩やポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩などのスルホン酸系の界面活性剤を用いないことが好ましい。これを配合すると(B)成分(C)成分の分散安定性が低下することがある。
これらの洗浄性界面活性剤の含有量としては、シャンプー組成物中に、2%を超え、特に5%以上、より10%以上が望ましい。この洗浄性界面活性剤の含有量の上限は特に限定されないが、通常30%である。
なお、脂肪酸のアルカノ−ルアミドやモノグリセライドを用いると長期連続使用でべたつき、ごわつきが発生するため、これを用いないことが好ましい。また、洗浄性界面活性剤として、アルキル硫酸塩やポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩などのスルホン酸系の界面活性剤を用いないことが好ましい。これを配合すると(B)成分(C)成分の分散安定性が低下することがある。
更に、本発明のシャンプー組成物には、本発明の目的が損なわれない範囲で、上記必須成分、洗浄性界面活性剤成分及び精製水等の水の他に、必要に応じて一般にシャンプー組成物に用いられている各種添加成分を含有することが可能である。
各種添加成分としては、例えば、シリコーン化合物、食塩、芒硝等の無機塩類、有機塩類、保湿剤、トニック剤、可溶化剤、BHTやα−トコフェロール等の酸化防止剤、トリクロサン、トリクロロカルバン等の殺菌剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、タンパク誘導体、動植物抽出液、ピロクトンオラミン、ジンクピリチオン等のフケ防止剤、グリチルリチン酸ジカリウム等の抗炎症剤、安息香酸及びその塩、パラベン類、ケーソンCG等の防腐剤、クエン酸、トリエタノールアミン等のpH調整剤、エチレングリコールジ脂肪酸エステル等のパール化剤、乳濁剤、ハイドロトロープ、低級アルコール、ジグルコシル没食子酸、ビタミン類、揮発性油分、疎水性溶媒、希釈性溶媒、色素、香料等を任意に添加することができる。これらの添加成分は1種単独でも2種以上を混合して配合してもよいが、本発明のシャンプー組成物の効果を損なわない範囲で含有することができる。
各種添加成分としては、例えば、シリコーン化合物、食塩、芒硝等の無機塩類、有機塩類、保湿剤、トニック剤、可溶化剤、BHTやα−トコフェロール等の酸化防止剤、トリクロサン、トリクロロカルバン等の殺菌剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、タンパク誘導体、動植物抽出液、ピロクトンオラミン、ジンクピリチオン等のフケ防止剤、グリチルリチン酸ジカリウム等の抗炎症剤、安息香酸及びその塩、パラベン類、ケーソンCG等の防腐剤、クエン酸、トリエタノールアミン等のpH調整剤、エチレングリコールジ脂肪酸エステル等のパール化剤、乳濁剤、ハイドロトロープ、低級アルコール、ジグルコシル没食子酸、ビタミン類、揮発性油分、疎水性溶媒、希釈性溶媒、色素、香料等を任意に添加することができる。これらの添加成分は1種単独でも2種以上を混合して配合してもよいが、本発明のシャンプー組成物の効果を損なわない範囲で含有することができる。
シリコ−ン化合物としては、その種類が特に制限されるものではなく、通常シャンプー組成物に使用されているものを用いることが可能である。例えば、ジメチルポリシロキサン(高重合ジメチルポリシロキサン、シリコーンゴムを含む)、メチルフェニルポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、ポリアミノ変性シリコーン、べタイン変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、メルカプト変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、シリコーングラフトポリマー、環状シリコーン、アルキル変性シリコーン、トリメチルシリル基末端ジメチルポリシロキサン、シラノール基末端ジメチルポリシロキサン等を挙げることができ、これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用することができる。これらの中でも、ジメチルポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、ポリアミノ変性シリコーンが特に好適に使用される。
なお、これらのシリコーン化合物は、その粘度等が特に制限されるものではないが、通常、温度25℃における動粘度が1〜20,000,000cSt(センチストークス(mm2/s)、以下同様)、好ましくは30〜1,000,000cStのものが好適に用いられる。
また、上記シリコーン化合物としては、上記シリコーン化合物を界面活性剤により乳化し、エマルション化したものも使用することができる。なお、このようなエマルションは、乳化剤や乳化方法に特に制限はなく、種々使用することができる。
なお、これらのシリコーン化合物は、その粘度等が特に制限されるものではないが、通常、温度25℃における動粘度が1〜20,000,000cSt(センチストークス(mm2/s)、以下同様)、好ましくは30〜1,000,000cStのものが好適に用いられる。
また、上記シリコーン化合物としては、上記シリコーン化合物を界面活性剤により乳化し、エマルション化したものも使用することができる。なお、このようなエマルションは、乳化剤や乳化方法に特に制限はなく、種々使用することができる。
香料としては、具体的に脂肪族炭化水素,テルペン炭化水素,芳香族炭化水素等の炭化水素類、脂肪族アルコール,テルペンアルコール,芳香族アルコール等のアルコール類、脂肪族エーテル,芳香族エーテル等のエーテル類、脂肪族オキサイド,テルペン類のオキサイド等のオキサイド類、脂肪族アルデヒド,テルペン系アルデヒド,脂肪族環状アルデヒド,チオアルデヒド,芳香族アルデヒド等のアルデヒド類、脂肪族ケトン,テルペンケトン,脂肪族環状ケトン,非ベンゼン系芳香族ケトン,芳香族ケトン等のケトン類、アセタール類、ケタール類、フェノール類、フェノールエーテル類、脂肪酸,テルペン系カルボン酸,脂肪族環状カルボン酸,芳香族カルボン酸等の酸類、酸アミド類、脂肪族ラクトン,大環状ラクトン,テルペン系ラクトン,脂肪族環状ラクトン,芳香族ラクトン等のラクトン類、脂肪族エステル,フラン系カルボン酸エステル,脂肪族環状カルボン酸エステル,シクロへキシルカルボン酸エステル,テルペン系カルボン酸エステル,芳香族カルボン酸エステル等のエステル類、ニトロムスク類,ニトリル,アミン,ピリジン類,キノリン類,ピロール,インドール等の含窒素化合物等の合成香料及び動物、植物からの天然香料、天然香料及び/又は合成香料を含む調合香料が挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を混合し使用することができる。
例えば、合成香料としては、1996年化学工業日報社刊印藤元一著「合成香料化学と商品知識」、1969年MONTCLAIR,N.J.刊、ステファンアークタンダー(STEFFEN ARCTANDER)著「パヒューム アンド フレーバーケミカルス(Perfume and Flavor Chemicals)」等に記載の香料が使用できる。天然香料としては、「香りの百科」(日本香料協会編)に記載の香料が使用できる。
主な香料名を具体的に挙げると、アルデヒドC6〜C12、アニスアルデヒド、アセタールR、アセトフェノン、アセチルセドレン、アドキサール、アリルアミルグリコレート、アリルシクロヘキサンプロピオネート、α−ダマスコン、β−ダマスコン、δ−ダマスコン、アンブロキサン、アミルシンナミックアルデヒド、アミルシンナミックアルデヒドジメチルアセタール、アミルバレリアネート、アミルサリシレート、イソアミルアセテート、イソアミルサリシレート、オウランチオール、アセチルオイゲノール、バクダノール、ベンジルアセテート、ベンジルアルコール、ベンジルサリシレート、ベルガミールアセテート、ボルニルアセテート、ブチルブチレート、p−t−ブチルシクロヘキサノール、p−t−ブチルシクロへキシルアセテート、o−t−ブチルシクロヘキサノール、o−t−ブチルシクロへキシルアセテート、ベンズアルデヒド、ベンジルフォーメート、カリオフイレン、カシュメラン、カルボン、セドロアンバー、セドリルアセテート、セドロール、セレストリッド、シンナミックアルコール、シンナミックアルデヒド、シスジャスモン、シトラール、シトラールジメチルアセタール、シトラサール、シトロネラール、シトロネロール、シトロネリルアセテート、シトロネリルフォーメート、シトロネリルニトリル、シクラセット、シクラメンアルデヒド、シクラプロップ、キャロン、クマリン、シンナミルアセテート、δ−C6〜C13ラクトン、ジメチルベンジルカービノール、ジヒドロジャスモン、ジヒドロリナロール、ジヒドロミルセノール、ジメトール、ジミルセトール、ジフェニルオキサイド、エチルワニリン、オイゲノール、フルイテート、フェンチルアルコール、フェニルエチルフェニルアセテート、ガラクソリド、γ−C6〜C13ラクトン、α−ピネン、β−ピネン、リモネン、ミルセン、β−カリオフイレン、ゲラニオール、ゲラニルアセテート、ゲラニルフォーメート、グラニルニトリル、へディオン、ヘリオナール、ヘリオトロピン、cis−3−へキセノール、cis−3−へキセニールアセテート、cis−3−へキセニールサリシレート、へキシルシンナミックアルデヒド、へキシルサリシレート、ヒヤシンスジメチルアセタール、ハイドロトロピックアルコール、ヒドロキシシトロネラール、インドール、イオノン、イソボルニルアセテート、イソシクロシトラール、イソEスーパー、イソオイゲノール、イソノニルアセテート、イソブチルキノリン、ジャスマール、ジャスモラクトン、ジャスモフィラン、コアボン、リグストラール、リリアール、ライムオキサイド、リナロール、リナロールオキサイド、リナリルアセテート、リラール、マンザネート、マイヨール、メンサニールアセテート、メンソネート、メチルアンスラニレート、メチルオイゲノール、メントール、α−メチルイオノン、β−メチルイオノン、γ−メチルイオノン、メチルイソオイゲノール、メチルラベンダーケトン、メチルサリシレート、ミューゲアルデヒド、ムゴール、ムスクTM−II、ムスク781、ムスクC14、ムスコン、シベトン、シクロペンタデカノン、シクロヘキサデセノン、シクロペンタデカノリド、アンブレッドリド、シクロヘキサデカノリド、10−オキサヘキサデカノリド、11−オキサヘキサデカノリド、12−オキサヘキサデカノリド、エチレンブラシレート、エチレンドデカンジオエート、オキサヘキサデセン−2−オン、14−メチル−ヘキサデセノリド、14−メチル−ヘキサデカノリド、ムスクケトン、ムスクチペチン、ノピルアルコール、ノピルアセテート、ネリルアセテート、ネロール、メチルフェニルアセテート、ミラックアルデヒド、ネオベルガメ−ト、オークモスNo.1、オリボン、オキシフェニロン、p−クレゾールメチルエーテル、ペンタリッド、フェニルエチルアルコール、フェニルエチルアセテート、ルバフラン、ダマセノン、ラズベリーケトン、ジメチルベンジルカービニルアセテート、ジャスマサイクレン、メチルナフチルケトン、ローズフエノン、ローズオキサイド、サンダロア、サンデラ、サンタレックス、スチテラールアセテート、スチラリールプロピオネート、ターピネオール、タービニルアセテート、テトラヒドロリナロール、テトラヒドロリナリルアセテート、テトラヒドロゲラニオール、テトラヒドロゲラニルアセテート、トナリッド、トラセオライド、トリプラール、チモール、ワニリン、ベルドックス、ヤラヤラ、アニス油、ベイ油、ボアドローズ油、カナンガ油、カルダモン油、カシア油、シダーウッド油、オレンジ油、マンダリン油、タンジェリン油、バジル油、ナツメグ油、シトロネラ油、クローブ油、コリアンダー油、エレミ油、ユーカリ油、フェンネル油、ガルバナム油、ゼラニウム油、ヒバ油、桧油、ジャスミン油、ラバンジシ油、ラベンダー油、レモン油、レモングラス油、ライム油、ネロリ油、オークモス油、オコチア油、パテュリ油、ペパーミント油、ペリラ油、プチグレン油、パイン油、ローズ油、ローズマリー油、樟脳油、芳油、クラリーセージ油、サンダルウッド油、スペアミント油、スパイクラベンダー油、スターアニス油、タイム油、トンカ豆チンキ、テレピン油、ワニラ豆チンキ、ベチバー油、イランイラン油、グレープフルーツ油、ゆず油、ベンゾイン、ペルーバルサム、トルーバルサム、チュベローズ油、アブソリュートオークモス、ファーバルサム、ムスクテンキ、カストリウムチンキ、シベットチンキ、アンバーグリステンキ等である。
また、香料の溶剤又は保留剤としてジエチルフタレート、ジプロピレングリコール、ベンジルベンゾエート、イソプロピルミリステート、ハーコリン、イソペンタン、オレンジテルペン等を使用することができる。
本発明のシャンプー組成物を収納する容器としては、例えば、アルミニウムラミネートチューブ、EVALチューブ、アルミチューブ、ガラス蒸着プラスチックチューブ等のチューブの他、機械的又は差圧によるディスペンサー容器及びスクイーズ容器、ラミネートフィルム容器、スポイト容器、スティック容器、ボトル容器等に充填することができる。
ラミネートフィルムは、通常2層以上の多層を有し、その材質はポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル、二軸延伸ポリプロピレン、無延伸ポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、エチレン酢酸ビニル共重合体等の合成樹脂、紙、アルミ蒸着プラスチック等によって構成される。強度、柔軟性、耐候性等を考慮し、一般的には2〜5層のものを用いる。
ボトルの材質としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、エチレン−ビニルアルコール樹脂、アクリロニトリル・スチレン樹脂、ABS樹脂、ポリアミド等及びガラス等を単層ないし2層以上組み合わせて用いることができる。
ラミネートフィルムは、通常2層以上の多層を有し、その材質はポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル、二軸延伸ポリプロピレン、無延伸ポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、エチレン酢酸ビニル共重合体等の合成樹脂、紙、アルミ蒸着プラスチック等によって構成される。強度、柔軟性、耐候性等を考慮し、一般的には2〜5層のものを用いる。
ボトルの材質としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、エチレン−ビニルアルコール樹脂、アクリロニトリル・スチレン樹脂、ABS樹脂、ポリアミド等及びガラス等を単層ないし2層以上組み合わせて用いることができる。
このように構成される本発明では、(A)成分のカルボン酸系の界面活性剤と、(B)成分のカチオン界面活性剤と、(C)成分の炭素数16以上の高級アルコール又はその誘導体とを含有し、両性高分子及びカチオン性高分子を含有しないシャンプー組成物とすることにより、初めて、泡立ちが良く、シャンプーをすすいだ時に発生するきしみ感がなく、かつ乾燥後に優れた滑沢性を与え、髪のぱさつきを抑制する効果に優れるシャンプー組成物が得られるものとなる。
また、(D)成分として、水膨潤性粘土鉱物を、上記(A)〜(C)成分のシャンプー組成物の系に更に含有することにより、上述の(B)成分(C)成分からなる構造体の核として働き、一部は構造体の表面に配向し立体障壁となることで、微細で均一な構造体が得られ、その結果分散安定性が更に飛躍的に向上させることができる。
更に、(E)成分として、多価アルコールをシャンプー組成物中に、1質量%以上含有せしめることにより、ノズルを備えた容器に充填してシャンプー組成物を使用する場合には、ノズルでの排出口での目詰まりを更に抑制する効果に優れるものとなる。
また、(D)成分として、水膨潤性粘土鉱物を、上記(A)〜(C)成分のシャンプー組成物の系に更に含有することにより、上述の(B)成分(C)成分からなる構造体の核として働き、一部は構造体の表面に配向し立体障壁となることで、微細で均一な構造体が得られ、その結果分散安定性が更に飛躍的に向上させることができる。
更に、(E)成分として、多価アルコールをシャンプー組成物中に、1質量%以上含有せしめることにより、ノズルを備えた容器に充填してシャンプー組成物を使用する場合には、ノズルでの排出口での目詰まりを更に抑制する効果に優れるものとなる。
次に、実施例及び比較例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明は下記実施例等に限定されるものではない。
〔実施例1〜21及び比較例1〜10〕
下記表1〜表3に記載の組成に従い、下記製造方法で各シャンプー組成物を調製した。
得られた各シャンプー組成物について、下記各評価方法に基づいて、泡立ちの速さ、泡のクリーミー感、すすぎのきしみのなさ、乾燥後のぱさつきのなさ、なめらかさ、ごわつきのなさの評価を行った。また(B)、(C)成分からなる構造体の分散安定性、並びに、目詰まり抑制効果評価についても下記評価方法により、評価を行った。
これらの結果を下記表1及び2に併記する。
下記表1〜表3に記載の組成に従い、下記製造方法で各シャンプー組成物を調製した。
得られた各シャンプー組成物について、下記各評価方法に基づいて、泡立ちの速さ、泡のクリーミー感、すすぎのきしみのなさ、乾燥後のぱさつきのなさ、なめらかさ、ごわつきのなさの評価を行った。また(B)、(C)成分からなる構造体の分散安定性、並びに、目詰まり抑制効果評価についても下記評価方法により、評価を行った。
これらの結果を下記表1及び2に併記する。
(各シャンプー組成物の製造方法)
1.(B)成分、(C)成分の油溶性成分及びその他の油分を45〜80℃で加温溶解し、油相を調整した。
2.(A)成分、界面活性剤及びその他の成分を精製水に室温〜80℃で攪拌溶解し水相を調整した。
3.上記2で得られた水相に上記1で得られた油相を添加し、パドルミキサーで攪拌しながら室温まで徐冷し、必要に応じてpH調整してシャンプー組成物を得た。
1.(B)成分、(C)成分の油溶性成分及びその他の油分を45〜80℃で加温溶解し、油相を調整した。
2.(A)成分、界面活性剤及びその他の成分を精製水に室温〜80℃で攪拌溶解し水相を調整した。
3.上記2で得られた水相に上記1で得られた油相を添加し、パドルミキサーで攪拌しながら室温まで徐冷し、必要に応じてpH調整してシャンプー組成物を得た。
(シャンプー組成物の感触評価の評価方法)
茶色系に染毛した20〜30代の女性30名が(髪の長さ:ショート〜セミロング〜ロング)、シャンプー組成物を20日間実使用し、評価を行った。
評価項目は、泡立ちの速さ、泡のクリーミー感、すすぎのきしみのなさ、乾燥後のぱさつきのなさ、なめらかさ、ごわつきのなさについて以下の評点に従い行った。
(評点)
◎;良好と答えた者が30名中25名以上
○;良好と答えた者が30名中15〜24名
△;良好と答えた者が30名中5〜14名
×;良好と答えた者が30名中5名未満
茶色系に染毛した20〜30代の女性30名が(髪の長さ:ショート〜セミロング〜ロング)、シャンプー組成物を20日間実使用し、評価を行った。
評価項目は、泡立ちの速さ、泡のクリーミー感、すすぎのきしみのなさ、乾燥後のぱさつきのなさ、なめらかさ、ごわつきのなさについて以下の評点に従い行った。
(評点)
◎;良好と答えた者が30名中25名以上
○;良好と答えた者が30名中15〜24名
△;良好と答えた者が30名中5〜14名
×;良好と答えた者が30名中5名未満
(構造体の分散安定性の評価方法)
調製したシャンプー組成物を、下記1)〜9)の各種材質のボトル容器、ポンプ容器、パウチ容器を用いて、40℃で1ヵ月間および、1年以上の室温長期保存に相当すると想定した40℃、3ヵ月間保存し、その外観(分離のなさ)及び偏光顕微鏡による観察により、下記評価基準に基づいてその均一分散性を評価した。
<評価基準>
◎:非常に良好
○:良好
△:普通
×:悪い
調製したシャンプー組成物を、下記1)〜9)の各種材質のボトル容器、ポンプ容器、パウチ容器を用いて、40℃で1ヵ月間および、1年以上の室温長期保存に相当すると想定した40℃、3ヵ月間保存し、その外観(分離のなさ)及び偏光顕微鏡による観察により、下記評価基準に基づいてその均一分散性を評価した。
<評価基準>
◎:非常に良好
○:良好
△:普通
×:悪い
(目詰まり抑制効果の評価方法)
下記5)〜8)に示す各ポンプ付き容器(内容量500mL)にシャンプー組成物を充填し、一定の環境下(25℃、40%RH)で1日,4プッシュを2日おきに1ヶ月間行った。その時の排出性能について、以下の評価基準に従った。使用したポンプのディスペンサーは吉野工業所社製P−308型ポンプである。
(評価基準)
「手に取れない」レベルの目詰まりが発生した回数
◎;0回
○;1〜2回
△;3〜4回
×;5回以上
下記5)〜8)に示す各ポンプ付き容器(内容量500mL)にシャンプー組成物を充填し、一定の環境下(25℃、40%RH)で1日,4プッシュを2日おきに1ヶ月間行った。その時の排出性能について、以下の評価基準に従った。使用したポンプのディスペンサーは吉野工業所社製P−308型ポンプである。
(評価基準)
「手に取れない」レベルの目詰まりが発生した回数
◎;0回
○;1〜2回
△;3〜4回
×;5回以上
経時保存には、以下の容器1)〜9)それぞれ全てに、シャンプー組成物を充填して行った。なお、下記中のPEはポリエチレン、PPはポリプロピレン、PETはポリエチレンテレフタレート、PAはポリアミド、HDPEは高密度ポリエチレンを示す。
<ボトル容器>
1)ボトル部:材質PP キャップ:材質PP
2)ボトル部:材質HDPE キャップ:材質PP
3)ボトル部:材質PET キャップ:材質PP
4)ボトル部:材質PP/HDPE キャップ:材質PP
<ポンプ容器>
5)ボトル部:材質PP ディスペンサー部:使用材質PP及びPE及びSUS304
6)ボトル部:HDPE ディスペンサー部:使用材質PP及びPE及びSUS304
7)ボトル部:PET ディスペンサー部:使用材質PP及びPE及びSUS304
8)ボトル部:PP/HDPE ディスペンサー部:使用材質PP及びPE及びSUS304
<パウチ容器>
9)材質アルミ蒸着ポリエチレンパウチ
<ボトル容器>
1)ボトル部:材質PP キャップ:材質PP
2)ボトル部:材質HDPE キャップ:材質PP
3)ボトル部:材質PET キャップ:材質PP
4)ボトル部:材質PP/HDPE キャップ:材質PP
<ポンプ容器>
5)ボトル部:材質PP ディスペンサー部:使用材質PP及びPE及びSUS304
6)ボトル部:HDPE ディスペンサー部:使用材質PP及びPE及びSUS304
7)ボトル部:PET ディスペンサー部:使用材質PP及びPE及びSUS304
8)ボトル部:PP/HDPE ディスペンサー部:使用材質PP及びPE及びSUS304
<パウチ容器>
9)材質アルミ蒸着ポリエチレンパウチ
上記表1〜表3中の各成分は下記のものを用いた。
・N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン:アミソフトCT-12S(味の素社製)、表中には純分相当量を記載
・N−ヤシ油脂肪酸アシル−DL−アラニントリエタノールアミン:アミライトACT-12(味の素社製)、表中には純分相当量を記載
・N−ラウロリル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン:アミソフトLT-12(味の素社製)、表中には純分相当量を記載
・N−ラウロリル−L−グルタミン酸:アミソフトLS-11(味の素社製)、表中には純分相当量を記載
・ヤシ油脂肪酸サルコシントリエタノールアミン:ソイポンSCTA(川研ファインケミカル社製)、表中には純分相当量を記載
・ヤシ油脂肪酸メチルアラニンナトリウム:アラノンACE(川研ファインケミカル社製)、表中には純分相当量を記載
・N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン:アミソフトCT-12S(味の素社製)、表中には純分相当量を記載
・N−ヤシ油脂肪酸アシル−DL−アラニントリエタノールアミン:アミライトACT-12(味の素社製)、表中には純分相当量を記載
・N−ラウロリル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン:アミソフトLT-12(味の素社製)、表中には純分相当量を記載
・N−ラウロリル−L−グルタミン酸:アミソフトLS-11(味の素社製)、表中には純分相当量を記載
・ヤシ油脂肪酸サルコシントリエタノールアミン:ソイポンSCTA(川研ファインケミカル社製)、表中には純分相当量を記載
・ヤシ油脂肪酸メチルアラニンナトリウム:アラノンACE(川研ファインケミカル社製)、表中には純分相当量を記載
・ジステアリルジメチルアンモニウムクロライド:アーカード218P−75E(ライオン社製)
化粧品原料基準(以下、「粧原基」略する)に準拠したジステアリルジメチルアンモニウムクロライドで、純分約75%のペースト。表中には、ジステアリルジメチルアンモニウムクロライドの純分相当量を記載した。なお、本品のアルキル(アルケニル)基はC18F0:C18F1=75:25とする第4級アンモニウム塩である。
・酢酸ラウリン酸アミドブチルグアニジン液:C12A4G(ライオン社製)
純分約32%の水溶液。表中には酢酸ラウリン酸アミドブチルグアニジン液の純分相当量を記載した。
・セチルアルコール:Lorol C16(コグニスジャパン社製)
粧原基準拠。鎖長分布は概して以下のとおりである。
C14 0〜3%
C16 95%以上
C18 0〜5%
・ステアリルアルコール:コノール30SS(新日本理科社製)
粧原基準拠
化粧品原料基準(以下、「粧原基」略する)に準拠したジステアリルジメチルアンモニウムクロライドで、純分約75%のペースト。表中には、ジステアリルジメチルアンモニウムクロライドの純分相当量を記載した。なお、本品のアルキル(アルケニル)基はC18F0:C18F1=75:25とする第4級アンモニウム塩である。
・酢酸ラウリン酸アミドブチルグアニジン液:C12A4G(ライオン社製)
純分約32%の水溶液。表中には酢酸ラウリン酸アミドブチルグアニジン液の純分相当量を記載した。
・セチルアルコール:Lorol C16(コグニスジャパン社製)
粧原基準拠。鎖長分布は概して以下のとおりである。
C14 0〜3%
C16 95%以上
C18 0〜5%
・ステアリルアルコール:コノール30SS(新日本理科社製)
粧原基準拠
・硬化ナタネ油アルコール:Stenol 1822SR(コグニスジャパン社製)
化粧品種別配合成分規格(以下、「粧配規」と略す)に準拠、鎖長の分布は概して以下のとおりである。
C16以下 1.5%以下
C18 40〜46%
C20 8〜14%
C22 42〜48%
C24 0.5%以下
・ベヘニルアルコール:LANETTE 22(コグニスジャパン社製)
粧原基に準拠、固体。
本品は、ヤシ油由来であり、そのアルキル鎖長分布は以下のとおりである。
C16 0.5%以下
C18 5〜15%
C20 10〜20%
C22 70〜80%
C24 1%以下
・ベヘニルエーテル(EO10):EMALEX BHA−10(日本エマルジョン社製)
粧配規準拠、白色ワックス状、HLB9。
・ベントナイト:クニピアF(クニミネ工業(株)製)
粧原基準拠。
化粧品種別配合成分規格(以下、「粧配規」と略す)に準拠、鎖長の分布は概して以下のとおりである。
C16以下 1.5%以下
C18 40〜46%
C20 8〜14%
C22 42〜48%
C24 0.5%以下
・ベヘニルアルコール:LANETTE 22(コグニスジャパン社製)
粧原基に準拠、固体。
本品は、ヤシ油由来であり、そのアルキル鎖長分布は以下のとおりである。
C16 0.5%以下
C18 5〜15%
C20 10〜20%
C22 70〜80%
C24 1%以下
・ベヘニルエーテル(EO10):EMALEX BHA−10(日本エマルジョン社製)
粧配規準拠、白色ワックス状、HLB9。
・ベントナイト:クニピアF(クニミネ工業(株)製)
粧原基準拠。
上記表1〜表3の結果から明らかなように、本発明の範囲となる実施例1〜21は、本発明の範囲外となる比較例1〜10に較べて、泡立ちの速さ、泡のクリーミー感、すすぎのきしみのなさ、乾燥後のぱさつきのなさ、なめらかさ、ごわつきのなさの全ての面に優れていると共に、(B)、(C)成分からなる構造体の分散安定性にも優れ、しかも、目詰まり抑制効果についても優れていることが判明した。
〔実施例22〜24〕
更に、下記に示すの組成に従い、上記製造方法で各シャンプー組成物を調製した。
得られた各シャンプー組成物について、上記各評価方法に基づいて、泡立ちの速さ、泡のクリーミー感、すすぎのきしみのなさ、乾燥後のぱさつきのなさ、なめらかさ、ごわつきのなさの評価、(B)、(C)成分からなる構造体の分散安定性、並びに、目詰まり抑制効果評価についても評価を行った。
下記実施例22〜24の各組成で調製したシャンプー組成物は、いずれも、泡立ちが良く、シャンプーをすすいだ時に発生するきしみ感がなく、かつ乾燥後に優れた滑沢性を与え、髪のぱさつきを抑制する効果、及び、(B)、(C)成分からなる構造体の分散安定性にも優れ、さらにノズル排出性にも優れていることが判明した。
更に、下記に示すの組成に従い、上記製造方法で各シャンプー組成物を調製した。
得られた各シャンプー組成物について、上記各評価方法に基づいて、泡立ちの速さ、泡のクリーミー感、すすぎのきしみのなさ、乾燥後のぱさつきのなさ、なめらかさ、ごわつきのなさの評価、(B)、(C)成分からなる構造体の分散安定性、並びに、目詰まり抑制効果評価についても評価を行った。
下記実施例22〜24の各組成で調製したシャンプー組成物は、いずれも、泡立ちが良く、シャンプーをすすいだ時に発生するきしみ感がなく、かつ乾燥後に優れた滑沢性を与え、髪のぱさつきを抑制する効果、及び、(B)、(C)成分からなる構造体の分散安定性にも優れ、さらにノズル排出性にも優れていることが判明した。
(実施例22)
質量(%)
N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン 12
塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 2.5
ベヘニルアルコール 4.0
ステアリルアルコール 2.0
POE(10)ベヘニルエーテル 0.3
ベヘニン酸モノグリセリド 0.3
ミリスチン酸イソプロピル 0.3
プロピレングリコール 3.0
パラオキシ安息香酸メチル 0.2
パラオキシ安息香酸プロピル 0.1
安息香酸ナトリウム 0.9
ラウリルジメチルアミンオキシド 1.0
ベントナイト 0.3
香料 0.5
クエン酸 適量
精製水 バランス
全量 100
(性状)
pH 5.8、粘度5400mPa・s/25℃、粒子径:0.1〜10μm
質量(%)
N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン 12
塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 2.5
ベヘニルアルコール 4.0
ステアリルアルコール 2.0
POE(10)ベヘニルエーテル 0.3
ベヘニン酸モノグリセリド 0.3
ミリスチン酸イソプロピル 0.3
プロピレングリコール 3.0
パラオキシ安息香酸メチル 0.2
パラオキシ安息香酸プロピル 0.1
安息香酸ナトリウム 0.9
ラウリルジメチルアミンオキシド 1.0
ベントナイト 0.3
香料 0.5
クエン酸 適量
精製水 バランス
全量 100
(性状)
pH 5.8、粘度5400mPa・s/25℃、粒子径:0.1〜10μm
(実施例23)
質量(%)
N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン 1.0
塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 0.5
4−グアニジノブチルラウロアミド酢酸 0.5
ベヘニルアルコール 1.8
オレイルアルコール 0.3
ラウリン酸アミドプロピルベタイン 12
ラウリルジメチルアミンオキシド 1.0
ベントナイト 0.3
オレイン酸 0.2
プロピレングリコール 3.0
イソステアリン酸 0.2
ピロクトンオラミン 0.3
トリメチルグリシン 0.2
アルギニン 0.3
システイン 0.3
モノステアリン酸グリセリル 0.1
モノラウリン酸ソルビタン 0.1
パラオキシ安息香酸メチル 0.2
パラオキシ安息香酸プロピル 0.05
安息香酸ナトリウム 0.9
グリコール酸 3.0
酢酸 適量
水酸化ナトリウム 適量
香料 0.6
精製水 バランス
合計 100
(性状)
pH5.0、粒子径0.5〜5μm、粘度4500mPa・s/25℃
質量(%)
N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン 1.0
塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 0.5
4−グアニジノブチルラウロアミド酢酸 0.5
ベヘニルアルコール 1.8
オレイルアルコール 0.3
ラウリン酸アミドプロピルベタイン 12
ラウリルジメチルアミンオキシド 1.0
ベントナイト 0.3
オレイン酸 0.2
プロピレングリコール 3.0
イソステアリン酸 0.2
ピロクトンオラミン 0.3
トリメチルグリシン 0.2
アルギニン 0.3
システイン 0.3
モノステアリン酸グリセリル 0.1
モノラウリン酸ソルビタン 0.1
パラオキシ安息香酸メチル 0.2
パラオキシ安息香酸プロピル 0.05
安息香酸ナトリウム 0.9
グリコール酸 3.0
酢酸 適量
水酸化ナトリウム 適量
香料 0.6
精製水 バランス
合計 100
(性状)
pH5.0、粒子径0.5〜5μm、粘度4500mPa・s/25℃
(実施例24)
質量(%)
N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン 1.0
N−ヤシ油脂肪酸アシル−DL−アラニントリエタノールアミン 0.5
塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 2.5
ベヘニルアルコール 6.0
POE(10)ベヘニルエーテル 0.3
ラウリン酸アミドプロピルベタイン 12
ラウリルジメチルアミンオキシド 1.0
ジメチルシリコーン1000cSt 1.4
ジメチルシリコーン400万cSt 0.3
ジメチルシリコーン1000万cSt 0.3
アミノ変性シリコーン 0.2
加水分解小麦タンパク 1.0
グリセリン 3.0
プロピレングリコール 3.0
安息香酸ナトリウム 0.2
クエン酸 適量
香料 0.5
精製水 バランス
合計 100
(性状)
pH5.5、粘度5000mPa・s/25℃、粒子径1〜5μm
質量(%)
N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン 1.0
N−ヤシ油脂肪酸アシル−DL−アラニントリエタノールアミン 0.5
塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 2.5
ベヘニルアルコール 6.0
POE(10)ベヘニルエーテル 0.3
ラウリン酸アミドプロピルベタイン 12
ラウリルジメチルアミンオキシド 1.0
ジメチルシリコーン1000cSt 1.4
ジメチルシリコーン400万cSt 0.3
ジメチルシリコーン1000万cSt 0.3
アミノ変性シリコーン 0.2
加水分解小麦タンパク 1.0
グリセリン 3.0
プロピレングリコール 3.0
安息香酸ナトリウム 0.2
クエン酸 適量
香料 0.5
精製水 バランス
合計 100
(性状)
pH5.5、粘度5000mPa・s/25℃、粒子径1〜5μm
Claims (3)
- (A)カルボン酸系の界面活性剤と、(B)カチオン界面活性剤と、(C)炭素数16以上の高級アルコール又はその誘導体とを含有し、両性高分子及びカチオン性高分子を含有しないことを特徴とするシャンプー組成物。
- 更に、(D)水膨潤性粘土鉱物を含有する請求項1記載のシャンプー組成物。
- 更に、(E)多価アルコールを1質量%以上含有する請求項1又は2記載のシャンプー組成物。
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|---|---|---|---|
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