JP2005198766A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 発射球数N1・ファール球数N2・アウト球数N3・セーフ球数N4を検出し、遊技球数N5(N1−N2)を演算する。そして、アウト球数N3とセーフ球数N4との合計値N6を演算し、遊技球数N5と合計値N6との整合性を判断する。この構成の場合、電波ゴトの発生時にはセーフ球数N4が遊技球数N5に対して相対的に異常になり、配線悪化時にはセーフ球数N4が遊技球数N5に対して相対的に異常になり、いずれも遊技球数N5に本来整合すべき合計値N6が整合しなくなるので、不正行為の有無および配線悪化の有無の双方を同一データに基いて判断できる。
【選択図】 図10
Description
<請求項1に係る発明の説明>
請求項1に係る発明は所定期間内に発生したセーフ球数とアウト球数と遊技球数とを検出し、セーフ球数の検出結果およびアウト球数の検出結果を遊技球数の検出結果と比較することで入賞口に係る異常を検出するものである。
1)遊技領域:打球槌から発射された発射球が遊技球として放出される領域を称するものである。この遊技領域は複数の障害釘を有しており、遊技領域内に放出された遊技球は障害釘に当りながら遊技領域内を落下する。即ち、遊技領域とは遊技球が転動可能な領域を称するものであり、遊技球とは遊技領域内に放出された発射球を称する。従って、発射球のうち遊技領域内に放出されることなく戻る戻り球(ファール球と称する)は遊技球には該当しない。
2)入賞口:遊技領域内を転動する遊技球が侵入する侵入口を称する。この入賞口は侵入した遊技球を遊技領域内に放出することなく遊技領域内から回収するものであり、遊技領域内に入口および出口を有するゲートおよび球通路は入賞口に該当しない。この入賞口内に侵入した遊技球をセーフ球と称する。
3)アウト口:遊技領域内を転動する遊技球が侵入する侵入口を称する。このアウト口はセーフ球とならなかった遊技球が侵入するものであり、アウト口内に侵入した遊技球は遊技領域内に放出されることなく遊技領域内から回収される。即ち、アウト口は入賞口内に入賞しなかった遊技球が侵入するものであり、アウト口内に侵入した遊技球をアウト球と称する。
4)遊技球計測手段:遊技球を計測するものである。この計測処理は遊技球検出器の検出結果に基いて行うことが好ましく、具体的には次の通りである。
・発射球の発生およびファール球の発生を検出する発射球センサおよびファール球センサを設ける。そして、発射球センサからの発射球信号およびファール球センサからのファール球信号に基いて発射球数およびファール球数を計測し、発射球数の計測結果からファール球数の計測結果を減算することで遊技球数を計測する。
・発射球を遊技領域内に放出する放出口にシャッタを設け、シャッタを発射球の衝突力で開放状態にすることで発射球を遊技領域内に放出する。このシャッタの開閉を検出するシャッタセンサを設け、シャッタの開放回数を遊技球数として計測する。
・放出口から放出された遊技球を直後で検出する遊技球センサを設け、遊技球センサの検出回数を遊技球数として計測する。
5)セーフ球計測手段:セーフ球を計測するものである。このセーフ球計測手段は遊技球が入賞口内に入賞したことを検出する入賞口センサの検出結果に基いて計測処理を行うものであり、電波ゴトが行われたときには入賞口センサが遊技球の入賞を誤検出し、セーフ球計測手段がセーフ球数の計測結果を更新する。即ち、セーフ球計測手段は入賞口センサに対する不正行為の有無および入賞口センサの配線異常の有無等に拘らず入賞口センサの検出結果を全て有効化して計測結果を更新するものである。
6)アウト球計測手段:アウト球を計測するものである。この計測処理は遊技球がアウト口内に侵入したことを検出するアウト球センサの検出結果に基いて行われるものであり、アウト球センサはアウト口に直接的に設けても良く、アウト球を機外へ排出するアウト球経路に設けても良い。
7)異常検出手段:入賞口センサに係る異常状態として電波ゴトの有無および配線異常の有無を検出するものである。具体的にはセーフ球計測手段の計測結果とアウト球計測手段の計測結果と遊技球計測手段の計測結果とに基いて所定期間内のセーフ球数とアウト球数と遊技球数とを検出し、セーフ球数の検出結果およびアウト球数の検出結果の合計値と遊技球数の検出結果との整合性を判断するものである。これらセーフ球数およびアウト球数は遊技球数に原則的に整合するものであり、下記に示すように、両者の整合性がないことで異常を検出できる。
・電波ゴトが行われたときには遊技球数が更新されることなくセーフ球数が更新される。この場合にはセーフ球数およびアウト球数の合計が遊技球数に比べて大きくなるので、異常状態として電波ゴトを検出できる。
・入賞口センサのコネクタが外れることなく緩んだときには振動でチャタリングが発生し、遊技球数が更新されることなくセーフ球数が更新される。この場合にはセーフ球数およびアウト球数の合計が遊技球数に比べて大きくなるので、異常状態としてコネクタの緩みを検出できる。
・入賞口センサのコネクタが外れたときにはセーフ球数が更新されずに遊技球数が更新される。この場合にはセーフ球数およびアウト球数の合計が遊技球数に比べて小さくなるので、異常状態としてコネクタの外れを検出できる。
<請求項2に係る発明の説明>
請求項2に係る発明はセーフ球数およびアウト球数の合計値と遊技球数との差分を検出し、差分の検出結果を判定値と比較することに基いて異常を検出するものである。この判定値は差分の検出結果から誤差を排除し、誤差が排除された差分に基いて異常を正確に検出することを目的とするものであり、入賞口およびアウト口のいずれにも侵入せずに遊技領域内を落下している浮遊球数およびパチンコホール側が遊技領域を正規に開放して挿入した正規挿入球数の合計を含んで設定することが好ましい。
<請求項3に係る発明の説明>
請求項3に係る発明は遊技球数とセーフ球数とアウト球数をリセットすることなく累積的に更新する場合について言及したものである。この場合には浮遊球数および正規挿入球数も累積されるので、差分の判定値として累積的な浮遊球数および正規挿入球数を含んだ可変値を用いる。
<請求項4に係る発明の説明>
請求項4に係る発明は遊技球数とセーフ球数とアウト球数を所定期間の経過毎にリセットする場合について言及したものである。この場合には浮遊球数および正規挿入球数が累積されないので、差分の判定値として一定の浮遊球数および正規挿入球数を含んだ固定値を用いる。
<請求項5〜6に係る発明の説明>
請求項5に係る発明は所定の運転時間内に発生する遊技球数とセーフ球数とアウト球数とを用いて異常を検出するものである。この運転時間はメイン制御基板で計測することが好ましく、メイン制御基板とは表示器・電飾器・鳴動器等の演出器を駆動制御するサブ制御手段にコマンドを送信するメイン制御手段が搭載された上位の制御基板を称する。
請求項6に係る発明は所定個数の遊技球が発生する間の遊技球数とセーフ球数とアウト球数とを用いて異常を検出するものである。
セーフ球数およびアウト球数の合計値と遊技球数との整合性を判断している。このため、電波ゴトの発生時および入賞口センサの配線悪化時にはセーフ球数が遊技球数に対して相対的に異常になり、遊技球数に本来整合すべき合計球数が整合しなくなるので、不正行為の有無および配線悪化の有無の双方を同一データに基いて判断することができる。
<請求項2〜4に係る発明の特有の効果>
セーフ球数およびアウト球数の合計値と遊技球数との差分を判定値と比較することに基いて異常を検出している。このため、浮遊球数および正規挿入球数の合計数を含んで判定値を設定することで差分の検出結果から誤差を排除できるので、誤差が排除された差分に基いて異常を正確に検出することができる。
パチンコホールの台島には、図3に示すように、外枠1が設置されている。この外枠1は前後面が開口する四角筒状をなすものであり、外枠1には前枠2が左側辺部の垂直な軸を中心に回動可能に装着されている。この前枠2の下端部には、図2に示すように、横長な長方形状の下皿板3が固定されており、下皿板3には下皿4が固定されている。また、前枠2には下皿板3の上方に位置して上皿板5が装着されており、上皿板5には上皿6が固定されている。この上皿板5の後方には左端部に位置してスピーカ7が固定されており、スピーカ7の駆動時にはスピーカ7から前方の遊技者に遊技音が出力される。
前枠2の後面には、図3に示すように、メインセット67が装着されている。このメインセット67はセンタカバー54を囲う矩形枠状をなすものであり、メインセット67には、図4に示すように、下皿通路68が設けられている。この下皿通路68は球樋27と下皿4との間を接続するものであり、ファール球は球樋27の傾斜面28から落下して下皿通路68内に転がり込み、下皿通路68を通して下皿4内に戻される。
メインセット67の後面にはメイン基板ケース76の前方に位置して払出基板ケースが固定されており、払出基板ケース内には払出制御基板が収納されている。この払出制御基板には、図5に示すように、払出制御装置83が搭載されており、払出制御装置83はメイン制御装置77に電気的に接続されている。この払出制御装置83はCPU84・ROM85・RAM86・I/O87を有するものであり、メイン制御装置77は始動口センサ45からの始動信号・入賞口センサ47からの入賞信号・カウントセンサ53からのカウント信号を検出することに基いて払出制御装置83に賞球コマンドおよび賞球データを送信する。
2.遊技機の遊技機能
2−1.特別図柄遊技機能
遊技者が上皿6内にパチンコ球を投入して発射ハンドル9を時計回り方向へ回動操作すると、遊技領域30内に遊技球が発射され、障害釘31に当りながら落下する。この遊技球が始動口44内に入賞すると、賞球払出装置73から設定個数の賞品球が上皿6内に払出され、しかも、特別図柄遊技が開始される。この特別図柄遊技は図柄表示器36の特別図柄領域TE内にアニメーション画面を表示し、スピーカ7からアニメーション画面の表示内容に連動して遊技音を出力し、LED33をアニメーション画面の表示内容に連動して発光させることで組成されるものであり、特別図柄遊技の詳細は次の通りである。
<大当り図柄>
「1 1 1」,「2 2 2」,「3 3 3」,「4 4 4」,「5 5 5」,「6 6 6」,「7 7 7」,「8 8 8」
外れリーチ図柄とはリーチは発生するものの大当りとならない3列の組合せ図柄を称するものであり、具体的には左列および右列が同一で中列が相違するものである。また、完全外れ図柄とはリーチすら発生しない3列の組合せ図柄を称するものであり、具体的には左列および右列が相違する3列の組合せ図柄を称する。
<リーチ図柄>
「1 ↓ 1」,「2 ↓ 2」,「3 ↓ 3」,「4 ↓ 4」,「5 ↓ 5」,「6 ↓ 6」,「7 ↓ 7」,「8 ↓ 8」
2−2.大当り遊技機能
図柄表示器36の特別図柄領域TE内に大当り図柄が停止表示されたときには大当り遊技が開始される。この大当り遊技は大入賞口49の扉50を開放し、大入賞口49内に遊技球が入賞すること許容する遊技者に有利な状態を発生させるものであり、大入賞口49は上限個の遊技球が入賞する個数条件または開放時間が上限値に達する時間条件が満足されるまで開放状態に保持される。
大当りラウンド中には図柄表示器36に大当りラウンド表示が行われる。この大当りラウンド表示は現在の大当りラウンド数に応じたアニメーション画面を表示するものであり、大当りラウンド表示時にはスピーカ7からアニメーション画面の表示内容に連動して遊技音が出力され、LED33がアニメーション画面の表示内容に連動して発光する。これら1回目の大当りラウンド表示〜最終回の大当りラウンド表示を大当り表示と称する。
2−3.保留機能
特別図柄遊技を即座に開始できない特別図柄遊技中および大当り遊技中に遊技球が始動口44内に入賞したときには特別図柄遊技が保留される。図柄表示器36の保留球領域HEは特別図柄遊技の保留回数を表示するための領域であり、特別図柄遊技が開始されたときには保留球領域HE内の数値が減算表示されることに基いて保留回数の減少が報知される。
2−4.不正判定機能
始動口44・入賞口46・大入賞口49・アウト口69は、パチンコホールの従業員が窓枠16を正規に開放してパチンコ球を挿入する場合を除き、遊技者が遊技領域30内に実際に打出した遊技球のみが侵入し得るものであり、セーフ球数とアウト球数との和は遊技球数に対して誤差範囲内で整合する。この誤差とは浮遊球数と正規挿入球数との和を称する。前者の浮遊球とは始動口44・入賞口46・大入賞口49・アウト口69のいずれにも侵入せずに遊技領域30内を落下している遊技球であり、浮遊球数とは整合性の判断時点で瞬間的に存在する浮遊球の個数を称する。後者の正規挿入球とはパチンコホールの従業員が窓枠16を開放して正規に挿入したパチンコ球を称するものであり、正規挿入球数とはパチンコ機の運転開始時を基準とする正規挿入球の累積数である。
2−5.配線判定機能
始動口センサ45・入賞口センサ47・カウントセンサ53はコネクタを介してメイン制御装置77に配線されたものであり、遊技者がパチンコ機を叩く等の行為に起因してコネクタが外れることなく緩んだり完全に外れる虞れがある。この配線異常時には始動口センサ45・入賞口センサ47・カウントセンサ53のメイン制御装置77に対する電気的な接続状態が悪化し、始動信号・入賞信号・カウント信号がメイン制御装置77に正確に入力されない入力ミスが発生する。
3.メイン制御装置77の内部処理
3−1.メイン処理
メイン制御装置77のCPU78は主電源が投入されると、図7のステップS1でランダムカウンタR1〜R5の計測値,ノーマルカウンタN1〜N8の計測値,タイマT1〜T2の計測値,遊技フラグの設定結果,大当りの判定結果,外れリーチの判定結果,特別図柄の設定結果,変動パターンの設定結果,変動表示時間の設定結果等のRAM80の全データおよびI/O81を初期設定する。そして、ステップS2へ移行し、ステップS2〜S8をループ状に繰返す。
3−2.タイマ割込み処理
CPU78は図9のステップS11へ移行すると、ランダムカウンタR1〜R4の現在の計測値を更新する。ランダムカウンタR1は、図13の(a)に示すように、変動パターンを選択するものであり、特別図柄遊技中には図柄表示器36の特別図柄領域TE内に変動パターンの設定結果に応じた演出内容のアニメーション画面が表示される。このアニメーション画面の表示状態ではスピーカ7から変動パターンの選択結果に応じた内容の遊技音が出力され、LED33が変動パターンの選択結果に応じた内容で発光し、アニメーション画面が音および光の双方を用いて演出される。このランダムカウンタR1はタイマ割込みプログラムの起動毎に「1」ずつ加算されるものであり、初期値「0」から上限値「100」に加算された後に「0」に戻して循環的に加算される。
CPU78はステップS19へ移行すると、入賞口センサ47からの入賞信号の有無を判断する。ここで入賞信号が有ることを検出したときにはステップS20へ移行し、カウンタN4の現在の計測値に「1」を加算する。このカウンタN4は累積的なセーフ球数を計測するものであり、セーフ球数N4は主電源の投入時を基準に累積される。
CPU78はステップS31でタイマT1の計測値が12個の判定値のいずれかと同一であることを検出したときにはステップS32へ移行し、遊技球数N5を演算する。この遊技球とはファール球となることなく発射通路22の出口25から遊技領域30内にシャッタ24を押しのけて放出された発射球を称するものであり、CPU78はカウンタN1の現在の計測値からカウンタN2の現在の計測値を減算することで遊技球数N5を演算する。即ち、遊技球数は「発射球数―ファール球数」を演算することで「1時間毎」に算出されるものである。
CPU78はステップS33で遊技球数N6を演算すると、ステップS34で遊技球数の誤差N7を演算する。この誤差N7は遊技球数N6の演算結果から遊技球数N5の演算結果を減算することで算出されるものであり、CPU78はステップS34で誤差N7を演算したときにはステップS35へ移行する。
CPU78はステップS54へ移行すると、タイマT2に変動表示時間の設定結果をセットする。そして、ステップS55へ移行し、演出制御装置89に遊技データを送信する。この遊技データとは特別図柄の設定結果および変動パターンの設定結果を称するものであり、図柄制御装置89のCPU90は特別図柄の設定結果および変動パターンの設定結果を検出することに基いてRAM92に格納する。
4.演出制御装置89の内部処理について
4−1.メイン処理
演出制御装置89のCPU90は主電源が投入されると、図17のステップS101で遊技データの受信結果およびカウンタN11の計測結果等のRAM92の全データ・I/O93を初期設定する。そして、ステップS102へ移行し、ステップS102およびS103をループ状に繰返す。
4−2.タイマ割込み処理
CPU90は図18のステップS111へ移行すると、メイン制御装置77からの保留球コマンドの有無を判断する。この保留球コマンドはメイン制御装置77が特別図柄遊技を保留することに基いて送信するものであり、CPU90はステップS111で保留球コマンドを検出したときにはステップS112へ移行し、カウンタN11の現在の計測値に「1」を加算することに基いて保留球数を更新する。
4−2−1.図柄制御装置37の制御内容
図柄制御装置37のCPU39は演出制御装置89からの演出開始コマンドを検出すると、左列の特別図柄・中列の特別図柄・右列の特別図柄を同時に変動開始し、左列の特別図柄および右列の特別図柄を当該順序で変動停止させる。これら左列の変動停止および右列の変動停止はメイン制御装置77からの左列の送信結果および右列の送信結果で行われるものであり、左列および右列の変動停止状態では左列および右列に同一の数字が並ぶリーチが発生する。
4−2−2.音制御装置55の制御内容
音制御装置55のCPU57は演出制御装置89からの演出開始コマンドを検出すると、停止音「ドン」を出力する。この停止音の出力は左列の変動停止および右列の変動停止と同一タイミングで行われるものであり、CPU57は停止音を出力すると、2体のロボットの出現と同一タイミングで楽曲の出力を開始し、左列・中列・右列の停止表示と同一タイミングで楽曲の出力を停止する。
4−2−3.光制御装置61の制御内容
光制御装置61のCPU63は演出制御装置89からの演出開始コマンドを検出すると、LED33の点滅開始および点滅停止を行う。このLED33の点滅開始および点滅停止は2体のロボットの出現および3列の停止表示と同一タイミングで行われるものであり、2体のロボットの出現から3列の停止表示に至る間はLED33の点滅が継続的に行われる。
アウト球数N3およびセーフ球数N4の合計値N6と遊技球数N5との整合性を判断した。このため、始動口44・入賞口46・大入賞口49に向けて磁気信号を発振する電波ゴトの発生時にはセーフ球数N4が遊技球数N5に対して相対的に異常になり、始動口センサ45・入賞口センサ47・カウントセンサ53の配線悪化時にはセーフ球数N4が遊技球数N5に対して相対的に異常になり、遊技球数N5に本来整合すべき合計球数N6が整合しなくなるので、不正行為の有無および配線悪化の有無の双方を同一データに基いて判断できる。
上記第1実施例においては、異常の有無を「1時間毎」に検出したが、これに限定されるものではなく、例えばタイマ割込みプログラムが起動する4msec毎に検出しても良い。この場合、誤差テーブルからタイマT1の計測値に最も近い運転時間に応じた設定誤差Xを検出し、設定誤差Xの検出結果に遊技球数N5を乗じることで誤差判定値N8を算出することが好ましい。
CPU78はステップS35で誤差判定値N8を演算すると、ステップS36で誤差判定値N8を誤差N7と比較する。ここで「N7<―N8」または「N7>N8」を検出したときにはステップS37で異常コマンドを送信し、「−N8≦N7≦N8」を検出したときにはステップS38で異常解除コマンドを送信する。
CPU78はステップS35で誤差判定値N8を演算すると、ステップS36で誤差判定値N8を誤差N7と比較する。ここで「N7<―N8」または「N7>N8」を検出したときにはステップS37で異常コマンドを送信し、「−N8≦N7≦N8」を検出したときにはステップS38で異常解除コマンドを送信する。
1)シャッタ24の開閉を検出するシャッタセンサを設け、シャッタセンサからの開放信号を遊技球数として計測する。
2)遊技領域30内に発射通路22の出口25の直後に位置して遊技球センサを設け、遊技球センサからの遊技球信号を遊技球数として計測する。
Claims (6)
- 打球槌から発射された発射球が遊技球として放出される遊技領域と、
前記遊技球を前記遊技領域内から回収する入賞口と、
前記入賞口に入賞した遊技球をセーフ球として検出する入賞口センサと、
前記入賞口に入賞しなかった遊技球を前記遊技領域内からアウト球として回収するアウト口と、
前記遊技球を計測する遊技球計測手段と、
前記セーフ球を前記入賞口センサの検出結果に基いて計測するセーフ球計測手段と、
前記アウト球を計測するアウト球計測手段と、
前記セーフ球計測手段の計測結果と前記アウト球計測手段の計測結果と前記遊技球計測手段の計測結果とに基いて所定期間内のセーフ球数とアウト球数と遊技球数とを検出し、前記セーフ球数の検出結果および前記アウト球数の検出結果の合計値と前記遊技球数の検出結果との整合性を判断することに基いて異常を検出する異常検出手段と
を備えたことを特徴とする遊技機。 - 前記異常検出手段は、前記セーフ球数の検出結果および前記アウト球数の検出結果の合計値と前記遊技球数の検出結果との差分を検出し、差分の検出結果を判定値と比較することに基いて異常を検出することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
- 前記遊技球計測手段と前記セーフ球計測手段と前記アウト球計測手段は、計測結果をリセットすることなく累積的に更新し、
前記異常検出手段は、前記差分の検出結果を所定期間の経過回数に応じた判定値と比較することに基いて異常を検出することを特徴とする請求項2記載の遊技機。 - 前記遊技球計測手段と前記セーフ球計測手段と前記アウト球計測手段は、計測結果を所定期間の経過に基いてリセットし、
前記異常検出手段は、前記差分の検出結果を一定の判定値と比較することに基いて異常を検出することを特徴とする請求項2記載の遊技機。 - 遊技機の運転時間を計測する運転時間計測手段を備え、
前記異常検出手段は、所定期間の経過を前記運転時間計測手段の計測結果に基いて判断することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遊技機。 - 前記異常検出手段は、所定期間の経過を前記遊技球計測手段の計測結果に基いて判断することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遊技機。
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