JP2005283176A - 車両用計器装置 - Google Patents
車両用計器装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005283176A JP2005283176A JP2004093900A JP2004093900A JP2005283176A JP 2005283176 A JP2005283176 A JP 2005283176A JP 2004093900 A JP2004093900 A JP 2004093900A JP 2004093900 A JP2004093900 A JP 2004093900A JP 2005283176 A JP2005283176 A JP 2005283176A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- dial
- pointer
- pointers
- torque
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 11
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 3
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Instrument Panels (AREA)
- Indicating Measured Values (AREA)
Abstract
【課題】 関連する2つの情報を1つの表示部にまとめて同時に表示させ得るようにする。
【解決手段】 文字板2に対して、2つの光指針3,4を交差配置すると共に、各光指針3,4をそれぞれ軸線方向と略直角方向へ平行移動可能としている。
【選択図】 図4
【解決手段】 文字板2に対して、2つの光指針3,4を交差配置すると共に、各光指針3,4をそれぞれ軸線方向と略直角方向へ平行移動可能としている。
【選択図】 図4
Description
この発明は、車両用計器装置に関するものである。
自動車などの車両には、車室内の前部に、速度計や回転計などの計器表示部を備えた計器表示装置が設けられる。これらの計器表示装置には、アナログ式のものとデジタル式のものとが存在する。アナログ式の計器表示装置は、文字板などのメータ面に対して文字目盛を有する指針回動領域を形成すると共に、この指針回動領域に指針を回動可能に配置したものである。
そして、上記指針には、物質的な針状体を伴う実指針や、レーザ光などの光のみによって表示され、物質的な針状体を伴わない光指針などがある。この光指針は、光指針発生装置によって発生される(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−193852号公報
例えば、エンジンの回転数とトルクのように関連する2つの情報を同時に表示させようとした場合、上記したような従来のアナログ式やデジタル式の計器表示装置では、単に2つの表示部を近接させて設けることしかできず、表示効果が低かった。
これに対し、関連する2つの情報を1つの表示部にまとめて分かり易く表示させるようにするには、液晶ディスプレイなどのグラフィック表示器を用いてグラフィック表示させることが考えられるが、グラフィック表示器は高価であり、採用が困難であるという問題があった。
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、文字板に対して、2つの光指針を交差配置すると共に、各光指針をそれぞれ軸線方向と略直角方向へ平行移動可能とした車両用計器装置を特徴としている。
請求項1の発明によれば、文字板に対して、2つの光指針を交差配置すると共に、各光指針をそれぞれ軸線方向と略直角方向へ平行移動可能とすることにより、光指針は実指針のように干渉することがないので、エンジンの回転数とトルクのように関連する2つの情報を1つの表示部にまとめて同時に表示させることが可能となる。
関連する2つの情報を1つの表示部にまとめて同時に表示させ得るようにするという目的を、文字板に対して、2つの光指針を交差配置すると共に、各光指針をそれぞれ軸線方向と略直角方向へ平行移動可能とする、という手段で実現した。
以下、本発明を具体化した実施例について、図示例と共に説明する。
図1〜図4は、この発明の実施例1を示すものである。
まず、構成を説明すると、図1に示すように、自動車などの車両における車室内の前部に車両用計器装置1を設置する。この車両用計器装置1は、乗員と対向させて立設配置される文字板2と、この文字板2に光指針3,4を投影させる光指針発生装置5,6とを備えている。
また、車両用計器装置1は、必要に応じて、文字板2を外光などから遮光するためのフード11や、文字板2を保護するための透明な保護カバー12や、文字板2を照明するバックライト13などを備えても良い。フード11は、文字板2の外周を囲うと共に、文字板2の前面側へ庇状に張出されている。保護カバー12は、文字板2の前面側に所要の間隔を置いて配設されている。バックライト13は、文字板2の裏面側に配置されている。
上記文字板2は、図2に示すように、関連する2つの情報を同時に表示し得るものとする。例えば、横軸にエンジンの回転数を取り、縦軸にエンジンのトルクを取って、回転数とトルクとを同時に表示し得るものなどとする。そのために、文字板2における横軸部分に回転数の数値・目盛15などを印刷・形成する。また、縦軸部分にトルクの数値・目盛を印刷・形成しても良い。そして、この横軸と縦軸とから成る座標平面内にエンジンのトルク曲線17を印刷・形成する。なお、この実施例では、トルク曲線17があるため、縦軸のトルクの目盛を省略している。
上記光指針発生装置5,6は、文字板2の前面側の下部で、且つ、乗員から見えない位置に配設する。例えば、保護カバー12の下部を支持する支持部21の内部に設けるようにする。
光指針発生装置5,6は、図3に示すように、レーザ光23を発生可能な点光源としてのレーザ光源24と、このレーザ光源24からのレーザ光23を収束させる非球面レンズ25と、この非球面レンズ25で収束されたレーザ光23を線状に変換するシリンドリカルレンズ類26とを有する光学系27を備えている。この光学系27は、光軸27aが一直線状となるようにホルダ28,29,30などにより一体的に保持されている。
ここで、レーザ光源24には、例えば、レーザダイオードを用いる。シリンドリカルレンズ類26には、シリンドリカルレンズやロッドレンズなどを用いる。
そして、上記光学系27の側部に、回路基板に実装されたレーザ発信回路34を配設して、光学系27とレーザ発信回路34とを一緒に短円筒状のケース35に収容することにより、コンパクトサイズの光指針発生装置5,6を構成する。なお、ケース35側面のシリンドリカルレンズ類26と対応する位置には、出射窓36が形成されている。そして、上記光学系27は、その光軸27aが短円筒状のケース35の半径方向へ向くように収容されている。また、光指針3,4がケース35の軸芯方向へ延びるようにシリンドリカルレンズ類26の軸方向が設定されている。
そして、上記構成の光指針発生装置5,6に駆動ユニット41を取付けて、メータユニット42を構成する。この駆動ユニット41には、交差コイル式ムーブメントやステッピングモータなどを用いる。駆動ユニット41には、ケース35と略同径の円柱状のものを用いるのが好ましく、駆動ユニット41の軸転可能な出力軸をケース35の軸芯位置に対して連結する。
この実施例のものでは、文字板2に対して、2つの光指針3,4を交差配置すると共に、各光指針3,4をそれぞれ軸線方向と略直角方向へ平行移動可能とする。
より具体的には、2つの光指針発生装置5,6を用いることにより、2つの光指針3,4を文字板2に(表面側から)投影させ得るようにする。また、2つの光指針発生装置5,6を、その軸芯方向を交差させて配置することにより、2つの光指針3,4を交差させ得るようにする。この実施例では、2つの光指針発生装置5,6の軸芯方向を、それぞれ文字板2の横軸と縦軸に一致させるようにする。更に、駆動ユニット41によって、各光指針発生装置5,6を軸転させることにより、各光指針3,4をそれぞれ軸線方向と略直角方向へ平行移動可能とする。なお、2つの光指針3,4の色をそれぞれ異なるものとするのが好ましい。
次に、この実施例の作用について説明する。
各光指針発生装置5,6において、レーザ発信回路34を駆動して点光源としてのレーザ光源24からレーザ光23を発生させる。すると、レーザ光源24からは、略10゜の拡がり角で円錐状あるいは楕円錐状に拡がるレーザ光23が発生される。レーザ光源24からのレーザ光23は非球面レンズ25で収束され、非球面レンズ25で収束されたレーザ光23はシリンドリカルレンズ類26で線状に変換され、光指針3,4となる。
この光指針3,4を、図4に示すように、文字板2に表面側から投影させる。すると、文字板2の上には、2つの光指針3,4が交差配置される。ここで、2つの光指針3,4の色をそれぞれ異なるものとしておくことにより、両者の識別が容易となる。また、2つの光指針3,4の交点には、2色が合成された第3の色が出現する。
そして、駆動ユニット41の出力軸を軸転させることにより、各光指針3,4がそれぞれ軸線方向と略直角方向へ平行移動される。これにより、エンジンの回転数とトルクを同時に表示することが可能となる。ここで、文字板2に予めトルク曲線17を印刷・形成しているので、トルク曲線17と、2つの光指針3,4の交点の位置とを比較することにより、実際に規定のトルクが発生されているかどうかを一目で視認することができる。
このように、文字板2に対して、2つの光指針3,4を交差配置すると共に、各光指針3,4をそれぞれ軸線方向と略直角方向へ平行移動可能とすることにより、光指針3,4は実指針のように干渉することがないので、エンジンの回転数とトルクのように関連する2つの情報を1つの表示部にまとめて同時に表示させることが可能となる。また、これまでできなかった、トルク曲線17と実際のトルクとの比較が可能となる。
図5、図6は、この発明を具体化した実施例2を示すものである。なお、上記実施例と同一ないし均等な部分については、同一の符号を付すものとし、説明が省略されている部分については、上記実施例の記載を以て、この実施例の記載とする。
この実施例2のものでは、円筒状の文字板2′を用いて、車両用計器装置1を行燈(あんどん)状に構成している点が実施例1と異なっている。そして、2つの光指針発生装置5,6を文字板2′内部の軸芯位置に配置し、文字板2′に対して2つの光指針3,4を裏面側から透過表示させるようにしている。なお、文字板2′は半円筒状とすることもできる。また、光指針発生装置5,6の構成は、図3のものと同じである。
この実施例によれば、エンジンの回転数とトルクのように関連する2つの情報を1つの表示部にまとめて同時に表示させ得る行燈状の車両用計器装置1を得ることができる。
上記以外の部分については、上記実施例と同様の構成を備えており、同様の作用・効果を得ることができる。なお、記載を省略した部分についての詳細は、上記実施例の説明を以てこの実施例の説明とする。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。
2 文字板
2′ 文字板
3 光指針
4 光指針
2′ 文字板
3 光指針
4 光指針
Claims (1)
- 文字板に対して、2つの光指針を交差配置すると共に、各光指針をそれぞれ軸線方向と略直角方向へ平行移動可能としたことを特徴とする車両用計器装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004093900A JP2005283176A (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | 車両用計器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004093900A JP2005283176A (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | 車両用計器装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005283176A true JP2005283176A (ja) | 2005-10-13 |
Family
ID=35181753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004093900A Pending JP2005283176A (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | 車両用計器装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2005283176A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8108084B2 (en) | 2006-04-07 | 2012-01-31 | Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha | Vehicle display device |
| JP2012250609A (ja) * | 2011-06-02 | 2012-12-20 | Honda Motor Co Ltd | 車両用計器 |
| JP2015025715A (ja) * | 2013-07-25 | 2015-02-05 | 株式会社デンソー | 車両用表示装置 |
| JP2015062002A (ja) * | 2013-09-23 | 2015-04-02 | 株式会社デンソー | 車両用表示装置 |
| JP2015062001A (ja) * | 2013-09-23 | 2015-04-02 | 株式会社デンソー | 車両用表示装置 |
| US10298890B2 (en) | 2013-06-14 | 2019-05-21 | Denso Corporation | Vehicle display device |
-
2004
- 2004-03-29 JP JP2004093900A patent/JP2005283176A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8108084B2 (en) | 2006-04-07 | 2012-01-31 | Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha | Vehicle display device |
| DE102007016619B4 (de) * | 2006-04-07 | 2012-10-25 | Fuji Jukogyo K.K. | Anzeigevorrichtung für Fahrzeuge |
| JP2012250609A (ja) * | 2011-06-02 | 2012-12-20 | Honda Motor Co Ltd | 車両用計器 |
| US10298890B2 (en) | 2013-06-14 | 2019-05-21 | Denso Corporation | Vehicle display device |
| JP2015025715A (ja) * | 2013-07-25 | 2015-02-05 | 株式会社デンソー | 車両用表示装置 |
| JP2015062002A (ja) * | 2013-09-23 | 2015-04-02 | 株式会社デンソー | 車両用表示装置 |
| JP2015062001A (ja) * | 2013-09-23 | 2015-04-02 | 株式会社デンソー | 車両用表示装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0583392B1 (en) | Instrument display panel for passenger vehicle | |
| EP1977198B1 (en) | Generated pointer image for an instrument cluster display | |
| CN102331272B (zh) | 用于指示仪表的刻度元件,组合仪表和带刻度元件的车辆 | |
| US9919600B2 (en) | Vehicle information display systems | |
| US9956908B2 (en) | Vehicle display device | |
| JP2005283176A (ja) | 車両用計器装置 | |
| US7520243B2 (en) | Analog image information display | |
| KR20120118048A (ko) | 특히 자동차용 디스플레이 장치 | |
| JP2007271271A (ja) | 車両用計器装置 | |
| JP2009107482A (ja) | 車両用表示装置 | |
| JP2010122179A (ja) | 計器装置の指針 | |
| JP6237658B2 (ja) | 車両用表示装置 | |
| JP3774424B2 (ja) | 車両用表示装置 | |
| JP6400185B2 (ja) | 車両用表示装置 | |
| JP5131644B2 (ja) | 表示装置 | |
| JP2005207756A (ja) | 光指針発生装置 | |
| JP2005207757A (ja) | 車両用計器表示装置 | |
| JP4987549B2 (ja) | 車両用表示ユニット | |
| JP5207111B2 (ja) | 車両用表示装置 | |
| JP2008185544A (ja) | 計器照明構造 | |
| JP2004069514A (ja) | 車両用表示装置 | |
| JP2008261706A (ja) | メーター装置用指針 | |
| JP2005106585A (ja) | 指針式計器 | |
| JP5384918B2 (ja) | 表示装置 | |
| JP2997731B2 (ja) | 車載用指示計器 |