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JP2006020881A - 循環搬送路型商品管理システム、該システムに用いられる商品管理方法及び商品管理制御プログラム - Google Patents

循環搬送路型商品管理システム、該システムに用いられる商品管理方法及び商品管理制御プログラム Download PDF

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JP2006020881A
JP2006020881A JP2004202431A JP2004202431A JP2006020881A JP 2006020881 A JP2006020881 A JP 2006020881A JP 2004202431 A JP2004202431 A JP 2004202431A JP 2004202431 A JP2004202431 A JP 2004202431A JP 2006020881 A JP2006020881 A JP 2006020881A
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JP2004202431A
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Junichi Taguchi
順一 田口
Yasumasa Murai
康真 村井
Chiori Kohama
千織 小濱
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NEC Corp
NEC Robotics Engineering Ltd
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NEC Corp
NEC Robotics Engineering Ltd
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Abstract

【課題】 衛生面での問題点が改善され、また、繁忙な時間帯でも、人手による商品種別の入力ミスなどが発生しない循環搬送路型商品管理システムを提供する。
【解決手段】各皿22毎に取り付けられた各RFIDタグ23に対してIDリーダ/ライタ31,32で商品情報の書込み及び読取りが行われ、リアルタイムに各商品の提供数及び廃棄数が管理され、商品の提供及び在庫管理が円滑に行われる。また、管理装置60に商品種別毎の提供期限が設定され、各商品の鮮度管理が高精度で行われる。さらに、画像認識装置42による画像認識又は音声認識合成装置52による音声認識により商品種別が認識されるので、商品種別の入力作業の煩雑さがなくなり、昼食時などの繁忙な時間帯でも、人為的な操作ミスが低減されると共に、衛生面を考慮した管理が行われ、店舗内の商品の在庫管理の精度が改善される。
【選択図】図1

Description

この発明は、循環搬送路型商品管理システム、該システムに用いられる商品管理方法及び商品管理制御プログラムに係り、たとえば回転寿司店舗のように、商品又は商品容器を循環搬送路上に載置して顧客に提供する場合に用いて好適な循環搬送路型商品管理システム、該システムに用いられる商品管理方法及び商品管理制御プログラムに関する。
循環搬送路を用いて顧客に商品を提供する商品管理システムでは、たとえば回転寿司店舗のように、無端状に形成された循環搬送路としてのコンベア上に寿司などの飲食物が盛り付けられた皿などの容器が載置されることにより、顧客に商品が提供される。この場合、コンベア上に載置されている商品の種類や数、及び載置後の経過時間が管理され、不足している商品の追加供給、及び鮮度の低下した商品の廃棄が行われる。
この種の商品管理システムは、従来では、たとえば特許文献5に記載された循環商品管理システムがある。
この循環商品管理システムは、図5に示すように、ベルトコンベア1と、複数の皿台2と、皿3と、ICチップ3aと、情報入力装置4と、データベース5と、パーソナルコンピュータ(PC)6と、情報読取/書換装置7と、料金計算装置8と、客席9と、テーブル10と、厨房スペース11と、通信回線12,13,14とから構成されている。ベルトコンベア1は、顧客が商品の飲食などを行うためのカウンター状のテーブル10に沿って設置された循環搬送路である。皿台2は、ベルトコンベア1上に取り付けられて移動する。同皿台2上には、ICチップ3aが取り付けられた販売商品の容器としての皿3が載置される。また、皿台2には、ICチップ3aに格納された商品情報などを読み取る図示しない情報読取装置が設けられている。この情報読取装置は、通信回線12を介してPC6に接続され、読み取った情報を同通信回線12を介して同PC6に転送する。
情報入力装置4は、厨房スペース11に設けられて通信回線13を介してPC6に接続され、タッチパネルによりICチップ3aに商品情報(たとえば、皿の種別及び価格)を記録する。データベース5は、通信回線14を介してPC6に接続され、商品情報を保存する。PC6は、商品情報などの処理及び管理を行う。情報読取/書換装置7は、ベルトコンベア1の下側の複数の位置に配置され、ICチップ3aに格納された商品情報の読取り及び書換えを非接触で行う。料金計算装置8は、客席9毎に設置され、顧客が取った皿3のICチップ3a内の商品情報に基づいて購入料金を計算する。
この循環商品管理システムでは、情報入力装置4により、皿3に取り付けられたICチップ3aに商品情報(皿の種別及び価格)が記録される。皿3は、ベルトコンベア1上に載置されて循環され、情報読取/書換装置7により商品情報が読み取られる。この読み取られた商品情報は、PC6へ送出される。このようにして、ベルトコンベア1上を移動する皿3と、読み取られた商品情報とに基づいて同皿3上の商品が管理される。
上記の循環商品管理システムの他、従来、この種の技術としては、たとえば、次のような文献に記載されるものがあった。
特許文献1に記載された飲食物識別装置では、撮影部により、回転寿司コンベア上の各鮨皿に載置された鮨の画像が鮨皿を含めて撮影され、領域抽出部により、撮影された鮨を含む鮨皿の画像から鮨に対応する領域が抽出され、飲食物識別部により、抽出された領域内の画像データを基に各鮨皿上の鮨ねたが識別される。また、位置検出手段により各搬送媒体に対する飲食物の位置が検出され、同検出された飲食物の位置を基に、搬送媒体識別手段により各搬送媒体が識別される。
特許文献2に記載された食品管理システムでは、皿にIDタグが内蔵され、同IDタグにはID番号及び鮨の販売価格が記憶されている。皿に鮨を載せたときは、その皿を設置式リーダライタ上に載置する。画像認識装置は、CCDカメラが撮影した画像パターンを判断してパソコンに通知する。パソコンは、画像認識装置が認識した画像パターンに基づいて皿を認識したときは、IDタグから鮨の販売価格を読み取り、その販売価格に対応した鮨の標準パターンと認識した画像パターンとを比較することにより、鮨のねたを判断すると共に、判断したねた情報をIDタグに書き込む。そして、読み取られた鮨の販売価格から顧客の支払い金額が算出される。
特許文献3に記載された飲食品管理装置では、回転飲食装置上の飲食品の種類に応じた巡回搬送継続時間あるいは巡回回数によって回収するか否かがきめられるので、飲食品の種類によっては回収する必要のないものが回収されたり、回収する必要のあるものが回収されなかったりするという不具合が解消される。
特許文献4に記載された回転飲食台における管理システムでは、音声認識手段により食品の種別情報が読み取られ、食品と、食品を載せる皿などの食器と、食品の種類毎の金額とを関連付けて種々のデータ管理が行われ、自動的に客が飲食した料金が算出されると共に表示される。また、食品毎の鮮度管理手段により、常に食品の鮮度が維持される。
特許文献6に記載された積荷管理システムでは、手荷物登録部により手荷物の形状が検出され、所定の画像処理により手荷物の種類が判別され、送受信可能に構成されたタグに設けられた記憶部に積荷情報として記憶される。タグには、固有のタグIDが記憶されている。そして、タグからの情報と積荷情報との両者に基づいて積荷情報が検索され、手荷物の管理における利便性が向上する。
特開2000−135155号公報(要約書、図1) 特開2000−225049号公報(要約書、図1) 特開2000−245609号公報(第3頁、図1) 特開2002−074521号公報(第4頁、図3) 特開2003−063624号公報(要約書、図1) 特開2003−146438号公報(要約書、図1)
しかしながら、図3に示す特許文献5に記載された循環商品管理システムでは、次のような問題点があった。
すなわち、同循環商品管理システムでは、皿3の種別毎の管理は可能だが、商品種別毎の管理をするためには、商品種別を別途登録する必要があった。この場合、店員が情報入力装置4のタッチパネルを操作して商品種別を入力する必要があり、衛生面での問題点がある。また、たとえば昼食時などの繁忙な時間帯には、人手による入力ミスなどが発生することもある。
また、特許文献1に記載された飲食物識別装置では、位置検出手段により各搬送媒体に対する飲食物の位置が検出され、同検出された飲食物の位置を基に、搬送媒体識別手段により各搬送媒体が識別されるようになっているが、この方法では、正確な識別結果を得ることは容易ではない。
特許文献2に記載された食品管理システムは、IDタグから読み取られた鮨の販売価格に基づいて顧客の支払い金額が算出されるようになっているものであり、この発明とは主旨が異なる。
特許文献3に記載された飲食品管理装置は、回転飲食装置上の飲食品の種類に応じて回収する時期が変えられるようになっているものであり、この発明とは主旨が異なる。
特許文献4に記載された回転飲食台における管理システムでは、音声認識手段により食品の種別情報が読み取られるが、食品と、食器と、食品の種類毎の金額とを関連付けて種々のデータ管理を行うものであり、この発明とは主旨が異なる。
特許文献6に記載された積荷管理システムは、手荷物の管理における利便性を向上させるものであり、この発明とは主旨が異なる。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、衛生面での問題点が改善され、また、繁忙な時間帯でも、人手による入力ミスなどが発生しない循環搬送路型商品管理システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、複数の商品又は商品容器を循環搬送路上に載置して顧客に提供し、前記各商品又は各商品容器の循環回数に基づいて所定の管理を行う循環搬送路型商品管理システムに係り、前記各商品又は各商品容器毎に付され、無線通信によりデータの送受信を行う複数のRFID(Radio Frequency Identification)タグと、前記各RFIDタグが所定の領域内に接近したときに前記各RFIDタグに対して、前記各商品又は各商品容器毎の管理ID、商品種別及び商品の提供時刻を表す商品情報の書込み又は読取りを無線通信により行う商品情報書込み/読取り手段と、当該商品の商品種別を認識して前記商品情報書込み/読取り手段を介して当該RFIDタグに書き込む商品種別認識手段と、前記商品情報書込み/読取り手段により読み取られた前記商品情報を格納する情報格納手段と、該情報格納手段に格納されている前記商品情報に基づいて前記商品の提供状況を管理する商品提供状況管理手段と、前記商品の提供状況を表示する表示手段とを備えてなることを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の循環搬送路型商品管理システムに係り、前記商品提供状況管理手段は、前記各商品又は各商品容器の前記循環搬送路上の循環回数を管理し、該循環回数に基づいて前記各商品の提供時刻後の経過時間を算出し、該経過時間が当該商品種別毎に設定された基準値を超えたときに当該商品又は商品容器の廃棄処理を行う構成とされていることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の循環搬送路型商品管理システムに係り、前記商品提供状況管理手段による前記廃棄処理に基づいて当該商品又は商品容器を前記循環搬送路上から除去する除去手段が設けられていることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の循環搬送路型商品管理システムに係り、前記商品種別認識手段は、前記各商品の画像を撮像する撮像部と、該撮像手段から出力される画像信号に基づいて当該商品の商品種別を認識する画像認識部とから構成されていることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の循環搬送路型商品管理システムに係り、前記商品種別認識手段は、担当者による前記各商品の商品種別を表す発声に対応する音波を電気信号に変換するマイクロホンと、該マイクロホンから出力される前記電気信号に基づいて当該商品の商品種別を認識する音声認識部とから構成されていることを特徴としている。
請求項6記載の発明は、複数の商品又は商品容器を循環搬送路上に載置して顧客に提供し、前記各商品又は商品容器の循環回数に基づいて所定の管理を行う循環搬送路型商品管理システムに用いられる商品管理方法に係り、無線通信によりデータの送受信を行うRFID(Radio Frequency Identification)タグを前記各商品又は各商品容器毎に付しておき、前記各RFIDタグが所定の領域内に接近したときに前記各RFIDタグに対して、前記商品又は商品容器毎の管理ID、商品種別及び商品の提供時刻を表す商品情報の書込みを無線通信により行う商品情報書込み処理と、前記各商品の前記商品種別を認識する商品種別認識処理と、前記各RFIDタグに対して、前記商品情報の読取りを無線通信により行う商品情報読取り処理と、該商品情報読取り処理により読み取られた前記商品情報を格納する情報格納処理と、該情報格納処理で格納された前記商品情報に基づいて前記商品の提供状況を管理する商品提供状況管理処理と、前記商品の提供状況を表示する表示処理とを行うことを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の商品管理方法に係り、前記商品提供状況管理処理では、前記各商品又は各商品容器の前記循環搬送路上の循環回数を管理し、該循環回数に基づいて前記各商品の提供時刻後の経過時間を算出し、該経過時間が当該商品種別毎に設定された基準値を超えたときに当該商品又は商品容器の廃棄処理を行うことを特徴としている。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の商品管理方法に係り、前記商品提供状況管理処理による前記廃棄処理に基づいて当該商品又は商品容器を前記循環搬送路上から除去する除去処理を行うことを特徴としている。
請求項9記載の発明は、請求項6記載の商品管理方法に係り、前記商品種別認識処理では、前記各商品の画像を撮像する撮像処理と、該撮像処理により得られる画像信号に基づいて当該商品の商品種別を認識する画像認識処理とを行うことを特徴としている。
請求項10記載の発明は、請求項6記載の商品管理方法に係り、前記商品種別認識処理では、担当者による前記各商品の商品種別を表す発声に対応する音波を電気信号に変換する音波/電気信号変換処理と、該音波/電気信号変換処理により得られる前記電気信号に基づいて当該商品の商品種別を認識する音声認識処理とを行うことを特徴としている。
請求項11記載の発明は、商品管理制御プログラムに係り、コンピュータに請求項1乃至5のうちのいずれか一に記載の循環搬送路型商品管理システムを制御させることを特徴としている。
この発明の構成によれば、各商品又は各商品容器毎に付された各RFIDタグに対して商品情報書込み/読取り手段で商品情報の書込み及び読取りを行うようにしたので、リアルタイムに各商品の提供数及び廃棄数を管理でき、商品の提供及び在庫管理を円滑に行うことができる。また、商品提供状況管理手段に、各商品の提供時刻後の経過時間の基準値が商品種別毎に設定されているので、各商品に対する鮮度管理の精度を向上できる。さらに、画像認識部による画像認識又は音声認識部による音声認識により商品種別を認識するようにしたので、商品種別の入力作業の煩雑さをなくすことができ、繁忙な時間帯でも、人為的な操作ミスを低減できると共に、衛生面を考慮した管理を行うことができ、店舗内の商品の在庫管理の精度を改善できる。
画像認識部又は音声認識部により商品種別を認識し、同商品種別毎に商品の提供状況を管理する循環搬送路型商品管理システムを提供する。
図1は、この発明の一実施例である循環搬送路型商品管理システムの要部の電気的構成を示すブロック図である。
この例の循環搬送路型商品管理システムは、同図に示すように、ベルトコンベア21と、複数の皿22と、複数のRFIDタグ23と、IDリーダ/ライタ31,32と、スキャナ41と、画像認識装置42と、マイク(マイクロホン)51と、音声認識合成装置52と、スピーカ53と、管理装置60と、データベース61と、表示装置62と、除去装置63と、ゲート64とから構成されている。ベルトコンベア21は、顧客が商品の飲食などを行うための図示しないカウンター状のテーブルに沿って設置された循環搬送路である。
各RFIDタグ23は、各皿22毎に取り付けられ、無線通信によりIDリーダ/ライタ31,32とデータの送受信を行う。IDリーダ/ライタ31,32は、ゲート64の左側のバックヤードの入口,出口にそれぞれ設置され、各RFIDタグ23が通信可能な領域内に接近したときに同各RFIDタグ23に対して、各皿22毎の管理ID、同各皿22上に載置されている商品の商品種別及び商品の提供時刻を表す商品情報の書込み又は読取りを無線通信により行い、読み取った商品情報を管理装置60に送出する。スキャナ41は、各皿22上に載置されている商品の画像を読込み可能な位置に設置され、同商品の画像をカラー撮像する。画像認識装置42は、スキャナ41から出力されるカラーの画像信号vに基づいて当該商品の商品種別を認識し、商品種別情報mを生成して管理装置60に送出する。この場合、画像認識装置42は、たとえば、画像信号vの特徴パターンを抽出し、商品種別に対応して予め設定されている標準パターンと比較することにより、商品種別を認識する構成になっている。
マイク51は、たとえば単一指向性の特性を有し、担当者(店員)による各商品の商品種別を表す発声に対応する音波を電気信号wに変換する。音声認識合成装置52は、マイク51から出力される電気信号wに基づいて当該商品の商品種別を認識し、商品種別情報nを生成して管理装置60に送出すると共に、同管理装置60からのガイダンス信号gに基づいてスピーカ53から音声ガイダンスを発声する。この場合、音声認識合成装置52は、たとえば、マイク51から出力される電気信号wの特徴パターンを抽出し、この特徴パターンと、商品種別に対応して予め設定されている標準パターンと比較することにより、商品種別を認識する構成になっている。データベース61は、IDリーダ/ライタ31,32により読み取られた商品情報を管理装置60を介して格納する。
管理装置60は、この循環搬送路型商品管理システム全体を制御するCPU(中央処理装置)60a及び同CPU60aを動作させるための商品管理制御プログラムが記録されたROM(リード・オンリ・メモリ)60bを有している。また、管理装置60は、データベース61に格納されている商品情報に基づいて各商品の提供状況を管理し、特に、この実施例では、各皿22のベルトコンベア21上の循環回数を管理し、同循環回数に基づいて各皿22上の商品の提供時刻後の経過時間を算出し、同経過時間が当該商品種別毎に設定された基準値を超えたときに当該皿22の廃棄処理を行う。除去装置63は、当該皿22をベルトコンベア21上から排出する機構部などで構成され、管理装置60による廃棄処理に基づいて当該皿22をベルトコンベア21上から除去する。表示装置62は、たとえば液晶表示装置などで構成され、商品の提供状況を表示する。
図2は、図1中のRFIDタグ23の要部の電気的構成を示すブロック図である。
このRFIDタグ23は、アンテナ71と、通信制御部72と、I/O部73と、CPU74と、メモリ75と、アンテナ76と、電源生成部77とから構成されている。
このRFIDタグ23では、IDリーダ/ライタ31,32から発射された電力波がアンテナ76を介して受信され、同RFIDタグ23を動作させるための電源が電源生成部77で生成される。また、メモリ75には、商品情報が記録される。そして、商品情報が、メモリ75からCPU74、I/O部73、通信制御部72及びアンテナ71を順次経てIDリーダ/ライタ31,32へ発射され、管理に必要なデータの送受信が行われる。
図3は、図1の循環搬送路型商品管理システムの動作を説明するためのフローチャート、及び図4が、表示装置62に表示される商品の提供状況を示す図である。
これらの図を参照して、この例の循環搬送路型商品管理システムに用いられる商品管理方法の処理内容について説明する。
この循環搬送路型商品管理システムでは、まず、各皿22にRFIDタグ23がそれぞれ貼付され、IDリーダ/ライタ31により管理IDが同RFIDタグ23毎にユニークに書き込まれ、登録される(ステップA1、商品情報書込み処理)。この後、商品を画像認識する場合、店員がカウンター上で皿22に商品を載せると、スキャナ41により同商品の画像が読み込まれ(ステップA2、撮像処理)、同スキャナ41から出力される画像信号vに基づいて画像認識装置42により商品種別の認識が行われる(ステップA3、商品種別認識処理、画像認識処理)。そして、IDリーダ/ライタ31により商品種別がRFIDタグ23に登録される(ステップA4、商品情報書込み処理)。さらに、RFIDタグ23に登録された商品種別、及び当該商品の提供時刻がデータベース61に登録される(ステップA5、情報格納処理)。
次に、バックヤード入口に設置されたIDリーダ/ライタ31により、同入口を通過した皿22に付されたRFIDタグ23の管理IDが読み取られ(商品情報読取り処理)、各皿22の通過状態が管理装置60に送信される。管理装置60では、この通過状態に基づいて各皿22の通過回数(ベルトコンベア21上の循環回数)がカウントされ、データベース61が更新される(ステップA6)。皿22がIDリーダ/ライタ31の近傍を一定時間通過しなかった場合は、その皿22の商品の提供数としてカウントされる。また、バックヤード入口のIDリーダ/ライタ31を通過した皿22が、出口に設置されたIDリーダ/ライタ32で検出されなかった場合は、廃棄数がカウントされ、データベース61が更新される(ステップA7、商品提供状況管理処理)。
管理装置60では、商品種別毎の提供期限(基準値)が設定され、商品の通過回数が提供期限に対応した通過回数を越えたとき、すなわち、商品の提供時刻後の経過時間が当該商品種別毎に設定された基準値を超えたとき、該当する皿22の廃棄処理が行われ、除去装置63により同皿22がベルトコンベア21上から除去される(除去処理)。このとき、図4に示すように、該当する皿22の廃棄を知らせる情報(皿のID“abcde”及び商品種別“fghij”)が表示装置62に表示される(ステップA8、表示処理)。このとき、管理装置60からガイダンス信号gが音声認識合成装置70に送出され、スピーカ53から廃棄を知らせる情報を示す音声ガイダンスが発声される。また、データベース61に登録されている商品の提供量又は廃棄量が一定以上になった場合、図4に示すように、該当する商品種別“klmno”,“pqrst”が表示装置62に表示される(ステップA9)。このとき、管理装置60からガイダンス信号gが音声認識合成装置70に送出され、スピーカ53から商品の提供量又は及び廃棄量が一定以上になった旨を知らせる情報を示す音声ガイダンスが発声される。これにより、店員は、表示された情報及び音声ガイダンスに基づいて、商品の提供又は廃棄を抑制する。
また、商品を音声認識する場合、店員がカウンター上で皿22に商品を載せてマイク51から商品種別を発声すると、この発声に対応する音波が電気信号wに変換され(ステップB2、音波/電気信号変換処理)、同電気信号wから抽出された特徴パターンに基づいて音声認識合成装置52により商品種別が認識される(ステップB3、商品種別認識処理、音声認識処理)。この後、上記ステップA4へ進み、同様の処理が行われる。
以上のように、この実施例では、各皿22毎に取り付けられた各RFIDタグ23に対してIDリーダ/ライタ31,32で商品情報の書込み及び読取りを行うことにより、リアルタイムに各商品の提供数及び廃棄数が管理され、商品の提供及び在庫管理が円滑に行われる。また、管理装置60に商品種別毎の提供期限が設定されているので、各商品に対する鮮度管理の精度が向上する。さらに、画像認識装置42による画像認識又は音声認識合成装置52による音声認識により商品種別を認識するようにしたので、商品種別の入力作業の煩雑さがなくなり、昼食時などの繁忙な時間帯でも、人為的な操作ミスが低減されると共に、衛生面を考慮した管理が行われ、店舗内の商品の在庫管理の精度が改善される。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成は同実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更などがあっても、この発明に含まれる。
たとえば、スキャナ41は、カラービデオカメラでも良い。また、画像認識装置42は、画像信号vを解析し、商品種別に対応して予め設定されている商品の形状と比較することにより、商品種別を認識する構成としても良い。この場合、スキャナ41は、モノクロ仕様のものでも良く、また、モノクロのビデオカメラでも良い。また、廃棄の対象となる商品の皿22がバックヤード入口に設置されたIDリーダ/ライタ31の位置に到達したとき、この旨を表示装置62に表示すると共にスピーカ53から音声ガイダンスを発声するようにしても良い。これにより、除去装置63を用いずに、店員が該当する皿22をベルトコンベア21上から排出する。
この発明は、回転寿司店舗のシステムに限らず、商品又は商品容器を循環搬送路上に載置して顧客に提供するシステム全般に適用できる。特に、鮮度管理を必要とする商品を扱うシステムに用いることが効果的である。
この発明の一実施例である循環搬送路型商品管理システムの要部の電気的構成を示すブロック図である。 図1中のRFIDタグ23の要部の電気的構成を示すブロック図である。 図1の循環搬送路型商品管理システムの動作を説明するためのフローチャートである。 表示装置62に表示される商品の提供状況を示す図である。 従来の循環商品管理システムの構成図である。
符号の説明
21 ベルトコンベア(循環搬送路)
22 皿(商品容器)
23 RFIDタグ
31,32 IDリーダ/ライタ(商品情報書込み/読取り手段)
41 スキャナ(商品種別認識手段の一部、撮像部)
42 画像認識装置(商品種別認識手段の一部、画像認識部)
51 マイク(商品種別認識手段の一部)
52 音声認識合成装置(商品種別認識手段の一部、音声認識部)
53 スピーカ(表示手段の一部)
60 管理装置(商品提供状況管理手段)
61 データベース(情報格納手段)
62 表示装置(表示手段)
63 除去装置(除去手段)
71 アンテナ(RFIDタグ23の一部)
72 通信制御部(RFIDタグ23の一部)
73 I/O部(RFIDタグ23の一部)
74 CPU(RFIDタグ23の一部)
75 メモリ(RFIDタグ23の一部)
76 アンテナ(RFIDタグ23の一部)
77 電源生成部(RFIDタグ23の一部)

Claims (11)

  1. 複数の商品又は商品容器を循環搬送路上に載置して顧客に提供し、前記各商品又は各商品容器の循環回数に基づいて所定の管理を行う循環搬送路型商品管理システムであって、
    前記各商品又は各商品容器毎に付され、無線通信によりデータの送受信を行う複数のRFID(Radio Frequency Identification)タグと、
    前記各RFIDタグが所定の領域内に接近したときに前記各RFIDタグに対して、前記各商品又は各商品容器毎の管理ID、商品種別及び商品の提供時刻を表す商品情報の書込み又は読取りを無線通信により行う商品情報書込み/読取り手段と、
    当該商品の商品種別を認識して前記商品情報書込み/読取り手段を介して当該RFIDタグに書き込む商品種別認識手段と、
    前記商品情報書込み/読取り手段により読み取られた前記商品情報を格納する情報格納手段と、
    該情報格納手段に格納されている前記商品情報に基づいて前記商品の提供状況を管理する商品提供状況管理手段と、
    前記商品の提供状況を表示する表示手段とを備えてなることを特徴とする循環搬送路型商品管理システム。
  2. 前記商品提供状況管理手段は、
    前記各商品又は各商品容器の前記循環搬送路上の循環回数を管理し、該循環回数に基づいて前記各商品の提供時刻後の経過時間を算出し、該経過時間が当該商品種別毎に設定された基準値を超えたときに当該商品又は商品容器の廃棄処理を行う構成とされていることを特徴とする請求項1記載の循環搬送路型商品管理システム。
  3. 前記商品提供状況管理手段による前記廃棄処理に基づいて当該商品又は商品容器を前記循環搬送路上から除去する除去手段が設けられていることを特徴とする請求項2記載の循環搬送路型商品管理システム。
  4. 前記商品種別認識手段は、
    前記各商品の画像を撮像する撮像部と、
    該撮像手段から出力される画像信号に基づいて当該商品の商品種別を認識する画像認識部とから構成されていることを特徴とする請求項1記載の循環搬送路型商品管理システム。
  5. 前記商品種別認識手段は、
    担当者による前記各商品の商品種別を表す発声に対応する音波を電気信号に変換するマイクロホンと、
    該マイクロホンから出力される前記電気信号に基づいて当該商品の商品種別を認識する音声認識部とから構成されていることを特徴とする請求項1記載の循環搬送路型商品管理システム。
  6. 複数の商品又は商品容器を循環搬送路上に載置して顧客に提供し、前記各商品又は商品容器の循環回数に基づいて所定の管理を行う循環搬送路型商品管理システムに用いられる商品管理方法であって、
    無線通信によりデータの送受信を行うRFID(Radio Frequency Identification)タグを前記各商品又は各商品容器毎に付しておき、
    前記各RFIDタグが所定の領域内に接近したときに前記各RFIDタグに対して、前記商品又は商品容器毎の管理ID、商品種別及び商品の提供時刻を表す商品情報の書込みを無線通信により行う商品情報書込み処理と、
    前記各商品の前記商品種別を認識する商品種別認識処理と、
    前記各RFIDタグに対して、前記商品情報の読取りを無線通信により行う商品情報読取り処理と、
    該商品情報読取り処理により読み取られた前記商品情報を格納する情報格納処理と、
    該情報格納処理で格納された前記商品情報に基づいて前記商品の提供状況を管理する商品提供状況管理処理と、
    前記商品の提供状況を表示する表示処理とを行うことを特徴とする商品管理方法。
  7. 前記商品提供状況管理処理では、
    前記各商品又は各商品容器の前記循環搬送路上の循環回数を管理し、該循環回数に基づいて前記各商品の提供時刻後の経過時間を算出し、該経過時間が当該商品種別毎に設定された基準値を超えたときに当該商品又は商品容器の廃棄処理を行うことを特徴とする請求項6記載の商品管理方法。
  8. 前記商品提供状況管理処理による前記廃棄処理に基づいて当該商品又は商品容器を前記循環搬送路上から除去する除去処理を行うことを特徴とする請求項7記載の商品管理方法。
  9. 前記商品種別認識処理では、
    前記各商品の画像を撮像する撮像処理と、
    該撮像処理により得られる画像信号に基づいて当該商品の商品種別を認識する画像認識処理とを行うことを特徴とする請求項6記載の商品管理方法。
  10. 前記商品種別認識処理では、
    担当者による前記各商品の商品種別を表す発声に対応する音波を電気信号に変換する音波/電気信号変換処理と、
    該音波/電気信号変換処理により得られる前記電気信号に基づいて当該商品の商品種別を認識する音声認識処理とを行うことを特徴とする請求項6記載の商品管理方法。
  11. コンピュータに請求項1乃至5のうちのいずれか一に記載の循環搬送路型商品管理システムを制御させるための商品管理制御プログラム。
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