JP2006214512A - ガス充填異常診断システム - Google Patents
ガス充填異常診断システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006214512A JP2006214512A JP2005027976A JP2005027976A JP2006214512A JP 2006214512 A JP2006214512 A JP 2006214512A JP 2005027976 A JP2005027976 A JP 2005027976A JP 2005027976 A JP2005027976 A JP 2005027976A JP 2006214512 A JP2006214512 A JP 2006214512A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filling
- fuel gas
- pressure
- vehicle
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Abstract
【課題】 充填設備側から車両に燃料ガスを充填する際に、燃料ガスの充填異常を的確かつ迅速に検出することを課題とする。
【解決手段】 充填設備側の充填ノズル104と車両側の充填口105とを接続し、燃料ガスの流通/遮断を制御する弁体303を介して充填設備側から車両に燃料ガスを供給して充填する際に、圧力センサ111で検出された充填設備側を流通する燃料ガスの圧力変化、圧力センサ115で検出された車両側を流通する燃料ガスの圧力変化、ならびに弁開閉検出センサ112で検出された弁体303の開閉状態に基づいて、燃料ガスの充填異常を検出して構成される。
【選択図】 図1
【解決手段】 充填設備側の充填ノズル104と車両側の充填口105とを接続し、燃料ガスの流通/遮断を制御する弁体303を介して充填設備側から車両に燃料ガスを供給して充填する際に、圧力センサ111で検出された充填設備側を流通する燃料ガスの圧力変化、圧力センサ115で検出された車両側を流通する燃料ガスの圧力変化、ならびに弁開閉検出センサ112で検出された弁体303の開閉状態に基づいて、燃料ガスの充填異常を検出して構成される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、気体ガスを車両に充填するシステムにおいてガス充填時の異常を診断するガス充填異常診断システムに関する。
従来、高圧ガスを被充填タンクに注入する際には、例えば以下に示す特許文献1に示すようなガス充填カップリングが用いられていた。この充填カップリングでは、主弁シリンダが圧縮空気の圧力で弁部を容易かつスムーズに開弁操作することで、操作性を改善している。
また、ガスが異常に流れたときにガス流路を遮断するガス遮断装置としては、例えば以下に示す特許文献2に示すようなものが知られている。このガス遮断装置は、ガス遮断弁の電磁コイルのリアクタンス分の変化を用いてガス遮断弁が遮断されたか否かを判断することで、ガス遮断弁の開閉状態を確実に認識し、電磁コイルの断線やガス遮断弁の異常を検出している。
一方、高圧ガスの充填時に用いられる電磁弁の励磁に伴うプランジャの運動により開閉制御される電磁弁の動作状態を監視する装置としては、例えば以下に示す特許文献3に示すようなものが知られている。この装置は、電磁弁コイルの駆動開始からプランジャがストッパに衝突するまでの弁が全開するまでの時間を、電磁弁コイルに印加される電圧にしたがって定められる基準時間と比較することで、弁にゴミがつまった時でも、弁のストロークが短くなり全開時間が短くなることから、電磁弁の異常動作を確実に検出するようにしている。
特開2004−52996
特開昭62−248920号公報
特公昭60−22229号公報
高圧ガスを流通させる際に用いられる技術としては、従来から上述したように様々な技術が提案されていたが、例えば水素ガス等の気体ガスを燃料とする車両に、ガスステーション等の気体ガスの供給(充填)設備側から気体ガスを充填するような、気体ガスの充填システムにおいて、充填時の異常を検出して診断する技術の提案はなされていなかった。したがって、例えば水素ガスを燃料とする燃料電池車両の将来的な普及に伴って、気体ガスの充填時の安全を向上させる観点から、異常を確実かつ迅速に検出する技術が切望されていた。
そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、気体ガスの充填時における異常を確実かつ迅速に検出して診断できるガス充填異常診断システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の課題を解決する手段は、開閉動作により燃料ガスの流通/遮断を制御する弁体を介して充填設備側から車両に燃料ガスを供給して充填する際に、充填異常を診断するガス充填異常診断システムにおいて、前記充填設備側を流通する燃料ガスの圧力変化、前記車両側を流通する燃料ガスの圧力変化、ならびに前記弁体の開閉状態に基づいて、燃料ガスの充填異常を検出することを特徴とする。
本発明によれば、充填設備側の燃料ガスの圧力変化、車両側の燃料ガスの圧力変化、ならびに弁体の開閉状態に基づいて、燃料ガスの充填異常を検出することで、燃料ガスの充填異常を的確かつ迅速に検出して診断することができる。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の実施例を説明する。
図1は本発明の実施例1に係るガス充填異常診断システムの構成を示す図である。図1に示すシステムは、例えば水素等の気体ガスを燃料とする車両に、気体ガスの供給元となる例えばガスステーション等の充填設備側から燃料ガスを供給充填する際に、燃料ガスの充填異常を診断するシステムであり、充填設備側制御装置100、車両側制御装置101、車両側の燃料貯蔵容器となる燃料タンク103、充填ノズル104、圧力制御バルブ106、遮断弁107、外気温度センサ109、温度センサ110,114、圧力センサ111,115、弁開閉検出センサ112、脱着検出センサ113を備えて構成されている。
充填設備側制御装置100は、充填設備側に設けられて、充填設備側の動作を制御する制御中枢として機能し、プログラムに基づいて各種動作処理を制御するコンピュータに必要な、CPU、記憶装置、入出力装置等の資源を備えた例えばマイクロコンピュータ等により実現される。充填設備側制御装置100は、外気温度センサ109、温度センサ110、圧力センサ111からの検出信号を読み込み、読み込んだ信号ならびに予め内部に保有する制御ロジック(プログラム)に基づいて、圧力制御バルブ106を含む燃料ガスの充填に必要な各構成要素に指令を送り、充填設備側の燃料充填動作ならびに診断動作を統括管理して制御する。
車両側制御装置101は、燃料ガスが充填される車両側に設けられ、車両側の燃料充填動作を制御する制御中枢として機能し、プログラムに基づいて各種動作処理を制御するコンピュータに必要な、CPU、記憶装置、入出力装置等の資源を備えた例えばマイクロコンピュータ等により実現される。車両側制御装置101は、弁開閉検出センサ112、脱着検出センサ113、温度センサ114ならびに圧力センサ115からの検出信号を読み込み、読み込んだ信号ならびに予め内部に保有する制御ロジック(プログラム)に基づいて、遮断弁107を含む燃料の充填に必要な各構成要素に指令を送り、車両側の燃料充填動作ならびに診断動作を統括管理して制御する。
充填設備側制御装置100と車両側制御装置101とは、充填設備側に設けられた通信ケーブル108を介して電気的に接続可能となり、この通信ケーブル108を介して両装置間で相互に情報が伝達される。
燃料タンク103は、燃料ガスが充填される車両側に設けられ、充填設備側から供給された燃料を貯蔵する。
充填ノズル104は、図1ならびに図2に示すように、充填設備側200の燃料ライン102の先端部に設けられ、車両201側の燃料ライン102の先端部に設けられた充填口105に着脱自在に接続される。図3に充填ノズル104と充填口105が接続された状態の断面を示す。
図3において、充填ノズル104と充填口105の略中心に燃料ガスが流通する流路302が設けられ、この流路302の充填口105には、鉄心で構成されて、流路302における燃料の流通/遮断を制御する弁体303が設けられている。弁体303にはバネ301が設けられ、正常時に燃料が流通していない場合には、このバネ301の弾性による逆止弁構造をなす弁体303で流路302が閉路状態に保持される。一方、充填設備側から加圧された燃料が供給されると、弁体303が燃料流通方向(図3の矢印で示す方向)に移動して、充填設備側から供給された燃料が車両側に流通する。
充填口105には、弁体303の周囲にソレノイド304が設けられている。ソレノイド304は、車両側制御装置101から駆動電流が供給制御されて磁界を形成し、形成した磁界により弁体303を強制的に移動させ、燃料の流路302を閉路状態にさせて燃料ガスの流通を遮断する。一方、燃料の流通圧力もしくはバネ301の弾性等の外力により弁体303が動いた際には、弁体303の移動により誘導起電力がソレノイド304に発生し、この誘導起電力の信号を車両側制御装置101で増幅して検出することで、弁体303の開閉が検出できる。したがって、弁体303ならびにソレノイド304で弁体開閉センサ(sw1)112(弁開閉検出手段)が構成される。
また、充填口105には、脱着検出センサ(sw2)113(接続検出手段)が設けられている。この脱着検出センサ113は、充填ノズル104と充填口105とが接続されたか否かを検出する。
図1に戻って、燃料ライン102の充填ノズル104よりも上流側には、圧力制御バルブ106が設けられている。この圧力制御バルブ106は、充填設備側制御装置100の制御の下に充填設備側から送出される燃料ガスの圧力を制御する。圧力制御バルブ106と充填ノズル104との間の燃料ライン102には、温度センサ110ならびに圧力センサ111が設けられている。温度センサ110は、圧力制御バルブ106と充填ノズル104との間の燃料ライン102を流通する燃料ガスの温度を検出し、検出した温度を充填設備側制御装置100に与える。圧力センサ111は、圧力制御バルブ106と充填ノズル104との間の燃料ライン102を流通する燃料ガスの圧力を検出し、検出した圧力を充填設備側制御装置100に与える。
車両側の充填口105と燃料タンク103との間の燃料ライン102には、遮断弁107が設けられている。この遮断弁107は、車両側制御装置101の制御の下に開閉制御され、車両側の充填口105と燃料タンク103との間の燃料ライン102を流通/遮断制御する。
遮断弁107と燃料タンク103との間の燃料ライン102には、圧力センサ115が設けられている。この圧力センサ115は、遮断弁107と燃料タンク103との間の燃料ライン102を流通する燃料ガスの圧力を検出する。検出された圧力は、車両側制御装置101に与えられる。
燃料タンク103内には、温度センサ114が設けられている。この温度センサ114は燃料タンク103内の温度を検出する。検出された温度は、車両側制御装置101に与えられる。
次に、図4に示すフローチャートを参照して、燃料ガス充填時の異常診断の手順を説明する。
図4において、先ず気体ガスの供給元となる充填設備側の例えばガスステーションにおいて、気体ガスを燃料とする車両は、図2に示すように充填設備側制御装置100と車両側制御装置101とを通信ケーブル108で接続するとともに、充填設備側の充填ノズル104を車両側の充填口105に接続し、その後脱着検出センサ113で充填ノズル104と充填口105との接続が検出されたか否かを判別する(ステップS1)。脱着検出センサ113で充填ノズル104と充填口105とが図3に示すように接続されたことが検出されると、燃料充填時における異常診断を開始するとともに、燃料ガスの充填を開始する(ステップS2)。
燃料ガスの充填作業では、先ず車両側の遮断弁107を開き、車両側制御装置101から充填設備側制御装置100に充填許可信号を送って充填の開始を指令する。充填設備側では、充填ポンプ(図示せず)を駆動し、あるいは圧力制御バルブ106を開弁し、充填ポンプの駆動力又は圧力制御バルブ106の開度を調整制御することで燃料ガスの送出圧力を調整して燃料ガスを車両側に送出する(ステップS3)。
本発明の燃料ガスの充填システムでは、前提として充填時の断熱圧縮によりガス温度が上昇しても、燃料タンク103が耐熱温度以下となるように、温度センサ114で燃料タンク103内の温度を検出し、充填設備側の燃料ガスの供給圧力を制御しながら燃料タンク103内の燃料ガスの圧力を上昇させている。
このため、圧力センサ111で検出された、充填ノズル104の上流側の燃料ガスの圧力(P0)は、正常時には図5(a)に示すようなプロファイルで上昇する一方、燃料タンク103内の圧力(P1)は、同図(a)に示すように充填設備側の燃料ガスの圧力(P0)変化に追従して上昇するようになる。このとき、燃料タンク103側の圧力上昇速度(ΔP1/Δt)は、充填設備側の圧力上昇速度(ΔP0/Δt)に比べてほぼ同等もしくは多少速めになるように設定される。
燃料タンク103への燃料ガスの充填中は、燃料ガスの圧力が時間的に変化(上昇)している状態なので、充填系の圧力変化を検出しただけでは、充填系の異常を検出することは困難となる。しかし、本発明は充填設備側と車両側の双方の燃料ガスの圧力上昇速度(圧力変化)を比較することで、燃料充填中の異常を検出すると共に、弁開閉検出センサ(sw1)112ならびに脱着検出センサ(sw2)113により異常の箇所を特定するようにしている。
燃料ライン102を介して燃料ガスが充填設備側から車両に送出されると、上述したように、充填設備側(圧力制御バルブ106〜充填ノズル104間)の圧力変化、すなわち充填設備側の燃料ガスの圧力上昇速度(ΔP0/Δt)と、車両側(遮断弁107〜燃料タンク103間)の圧力変化、すなわち燃料タンク103側の燃料ガスの圧力上昇速度(ΔP1/Δt)とを比較する(ステップS4)。比較結果において、ΔP0/Δt≦ΔP1/Δtが成立している場合には、燃料ガスは正常に充填されているものと判断する一方、図5(b)に示すようにΔP0/Δt≦ΔP1/Δtが成立していない場合、すなわちΔP0/Δt>ΔP1/Δtである場合には、燃料ガス供給系に異常があると推定する。
先のステップS4で異常があると推定した場合には、車両側制御装置101は充填口105のソレノイド304に、弁体303を強制的に閉弁するための駆動電流を供給する。その後、弁開閉検出センサ112で弁体303の閉弁が検出されたか否かを判別する(ステップS5)。判別の結果、弁開閉検出センサ112で弁体303の閉弁が検出されなかった場合には、弁体303に異常があると推定し、車両側制御装置101は、充填設備側制御装置100に充填不可信号を送信して燃料ガスの送出を停止させるとともに、遮断弁107を閉弁し、弁体303に異常がある旨の警報を車両側で発する(ステップS8)。
弁体303は、燃料充填系の中でも車外の雰囲気中にさらされる場合が多いため、弁体303の異常とは、車外の雰囲気で弁体303の外気へ露出した部分に付着した異物が可動部分へ噛みこんで弁体303が固着する状態が考えられる。充填ノズル104内の弁体303は、ソレノイド304に駆動電流を流さない場合にはバネ301による逆止弁になっており、充填設備側からの燃料ガスの流通圧力によって開弁するが、弁体303が開く瞬間に弁体303に付着した異物が弁体303に噛みこみ固着する場合がある。
また、燃料ガスの充填中においても微少な圧力変動により弁体303が動くが、閉弁に近い状態または完全に閉弁状態にあるときに異物が混入して弁体303が固着すると、弁体303が絞られた状態で固着してしまうおそれがある。このような場合には、燃料ガスの車両側の圧力上昇速度は設備側の圧力上昇速度に比べて遅くなり、またはゼロとなる。
さらに、先のステップS3で充填設備側で充填を開始した時点ですでに弁体303が固着している場合や、何らかの原因でソレノイド304に駆動電流が流れたままになっている場合にも、同様に燃料ガスの車両側の圧力上昇速度は設備側の圧力上昇速度に比べて遅くなる。なお、このような場合に、後述するステップS13〜S15の手順処理で予め弁体303の固着が判明している場合には、充填前、例えば充填口105を充填ノズル104に接続する前に警報を発し、充填前に充填口105を検査できるようにしてもよい。
次に、先のステップS5の判別の結果、弁開閉検出センサ112で弁体303の閉弁が検出されて、弁体303の閉弁を確認した場合には、圧力センサ115で遮断弁107と燃料タンク103間の燃料ガスの圧力P1が減少しているか否かを判別する(ステップS6)。
判別の結果、燃料ガスの圧力P1が減少していない場合には、例えば充填設備側の燃料ライン102や充填ノズル104等の充填設備側に異常があるものと推定し、車両側制御装置101は、充填設備側制御装置100に充填不可信号を送信して燃料ガスの送出を停止させるとともに、遮断弁107を閉弁し、充填設備側に異常がある旨の警報を車両側で発する(ステップS7)。
一方、先のステップS7の判別結果において、圧力P1が減少している場合には、充填口105と燃料タンク103との間に異常があると推定し、遮断弁107を閉じる(ステップS9)。
その後、圧力センサ115で燃料ガスの圧力P1が依然として減少しているか否かを判別する(ステップS10)。判別の結果、遮断弁107を閉じたにもかかわらず圧力P1が減少している場合には、遮断弁107と燃料タンク103間の燃料ライン102に異常があると推定する一方(ステップS11)、圧力P1が減少しない場合には、充填口105と遮断弁107との間の燃料ライン102に異常があると推定し(ステップS12)、充填系の異常箇所を特定する。また、いずれの場合でも、燃料ガスの充填作業を停止し、車両側および/または設備側で異常個所を特定した警報を出力する。
これにより、燃料ガスの充填時の異常が、充填口105の弁体303に起因するものなのか、もしくは他の充填系の箇所に原因があるものなのかを的確かつ迅速に診断することができる。また、異常が検出された場合には、速やかに充填を停止するとともに警報を発することで、充填の安全性を向上させることができる。さらに、異常箇所を報知することで、異常箇所の特定が速やかに推定され、異常箇所の特定に労力を費やすことが回避される。
一方、先のステップS1で通信ケーブル108が車両側制御装置101に接続されておらず、かつ充填ノズル104が充填口105に接続されていない場合、すなわち燃料ガスの非充填時に、車両側の充填系の異常診断を行うことも可能である(ステップS13)。この場合には、ソレノイド304に駆動電流を供給し、弁開閉検出センサ(sw2)112で弁体303が閉弁したか否かかを判別する(ステップS14)。弁開閉検出センサ112で弁体303の閉弁が検出されなかった場合には、弁体303が開固着しているものと推定し、この旨警報を発する(ステップS15)。これにより、燃料ガスの充填後の遮断弁107と充填口105間の燃料ライン102の燃料ガスが車内に洩れることに対して警報を発することができる。
100…充填設備側制御装置
101…車両側制御装置
102…燃料ライン
103…燃料タンク
104…充填ノズル
105…充填口
106…圧力制御バルブ
107…遮断弁
108…通信ケーブル
109…外気温度センサ
110,114…温度センサ
111,115…圧力センサ
112…弁開閉検出センサ
113…脱着検出センサ
200…充填設備側
201…車両
301…バネ
302…流路
303…弁体
304…ソレノイド
101…車両側制御装置
102…燃料ライン
103…燃料タンク
104…充填ノズル
105…充填口
106…圧力制御バルブ
107…遮断弁
108…通信ケーブル
109…外気温度センサ
110,114…温度センサ
111,115…圧力センサ
112…弁開閉検出センサ
113…脱着検出センサ
200…充填設備側
201…車両
301…バネ
302…流路
303…弁体
304…ソレノイド
Claims (5)
- 開閉動作により燃料ガスの流通/遮断を制御する弁体を介して充填設備側から車両に燃料ガスを供給して充填する際に、充填異常を診断するガス充填異常診断システムにおいて、
前記充填設備側を流通する燃料ガスの圧力変化、前記車両側を流通する燃料ガスの圧力変化、ならびに前記弁体の開閉状態に基づいて、燃料ガスの充填異常を検出する
ことを特徴とするガス充填異常診断システム。 - 開閉動作により燃料ガスの流通/遮断を制御する弁体を介して充填設備側から車両に燃料ガスを供給して充填する際に、充填異常を診断するガス充填異常診断システムにおいて、
前記充填設備側における燃料ガスの充填流路と前記車両側における燃料ガスの充填流路との接続状態を検出する接続検出手段と、
前記弁体の開閉状態を検出する弁開閉検出手段と、
前記車両における燃料ガスの充填流路を車両側の制御の下に開閉制御する遮断弁と、
前記遮断弁と充填された燃料ガスを貯蔵する燃料タンクとの間の前記充填流路を流通する燃料ガスの圧力を検出する車両側圧力検出手段と、
前記充填設備側から送出された燃料ガスの圧力を検出する設備側圧力検出手段とを備え、
燃料ガスの充填時に、前記接続検出手段で検出された接続状態、前記弁開閉検出手段で検出された前記弁体の開閉状態、前記遮断弁の開閉状態、前記設備側圧力検出手段で検出された燃料ガスの圧力変化、ならびに前記車両側圧力検出手段で検出された燃料ガスの圧力変化に基づいて、燃料ガスの充填異常を検出する
ことを特徴とするガス充填異常診断システム。 - 前記設備側圧力検出手段で検出された燃料ガスの圧力変化における圧力上昇速度が、前車両側圧力検出手段で検出された燃料ガスの圧力変化における圧力上昇速度を上回った場合に、燃料ガスの充填異常を検出する
ことを特徴とする請求項2記載のガス充填異常診断システム。 - 前記弁開閉検出手段で検出された前記弁体の開閉状態、前記遮断弁の開閉状態、ならびに前記車両側圧力検出手段で検出された燃料ガスの圧力変化に基づいて、異常箇所を特定する
ことを特徴とする請求項3記載のガス充填異常診断システム。 - 前記弁開閉検出手段で検出された前記弁体の開閉状態に基づいて、充填異常は前記弁体の固着故障と推定する
ことを特徴とする請求項3記載のガス充填異常診断システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005027976A JP2006214512A (ja) | 2005-02-03 | 2005-02-03 | ガス充填異常診断システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005027976A JP2006214512A (ja) | 2005-02-03 | 2005-02-03 | ガス充填異常診断システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2006214512A true JP2006214512A (ja) | 2006-08-17 |
Family
ID=36977909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2005027976A Pending JP2006214512A (ja) | 2005-02-03 | 2005-02-03 | ガス充填異常診断システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2006214512A (ja) |
Cited By (23)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009036213A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Tatsuno Corp | ガス充填システム |
| JP2009196464A (ja) * | 2008-02-20 | 2009-09-03 | Keihin Corp | 歩行者衝突検知装置及び歩行者保護システム |
| JP2010144771A (ja) * | 2008-12-17 | 2010-07-01 | Toyota Motor Corp | 燃料充填装置および燃料充填システム |
| JP2010255754A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Toyota Motor Corp | ガス燃料車両 |
| WO2011013214A1 (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-03 | トヨタ自動車株式会社 | ガス充填システム |
| JP2011506932A (ja) * | 2007-12-07 | 2011-03-03 | リンデ アクチエンゲゼルシヤフト | 水素燃料補給システムを監視する方法 |
| JP2011094652A (ja) * | 2009-10-27 | 2011-05-12 | Toyota Motor Corp | 移動体 |
| JP2011112213A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-09 | Toyota Motor Corp | ガスステーション及びガス充填システム |
| WO2011135711A1 (ja) * | 2010-04-30 | 2011-11-03 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料漏れ検出装置および検出方法 |
| JP2012058203A (ja) * | 2010-09-13 | 2012-03-22 | Toyota Motor Corp | 圧力センサの異常診断システム |
| CN102713404A (zh) * | 2010-01-25 | 2012-10-03 | 丰田自动车株式会社 | 燃料气体站、燃料气体填充系统、燃料气体供给方法 |
| JP2014122694A (ja) * | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Hyundai Motor Company Co Ltd | 汚染水素充填防止システム |
| JP2014126150A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Honda Motor Co Ltd | 高圧ガス利用システム |
| JP2015035889A (ja) * | 2013-08-08 | 2015-02-19 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池車両への燃料充填制御方法及び燃料電池車両 |
| WO2015037708A1 (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-19 | 株式会社ネリキ | 導通検出装置、バルブ及び容器バルブ |
| WO2015170670A1 (ja) * | 2014-05-07 | 2015-11-12 | 日産自動車株式会社 | 燃料ガス充填システム及び燃料ガス充填方法 |
| DE102014015872A1 (de) * | 2014-10-25 | 2016-04-28 | Audi Ag | Entnahmevorrichtung für ein gasförmiges Brennmittel zum Betanken eines Kraftfahrzeugs mit komprimiertem gasförmigem Brennmittel |
| DE102015013061A1 (de) | 2015-10-07 | 2017-04-13 | Daimler Ag | Verfahren zum Detektieren einer Verschmutzung |
| DE102015013063A1 (de) | 2015-10-07 | 2017-04-13 | Daimler Ag | Verfahren zum Detektieren einer Verschmutzung |
| KR20170101163A (ko) * | 2016-02-26 | 2017-09-05 | 넬 하이드로겐 에이/에스 | 수소 급유 스테이션의 제어 시스템 |
| JPWO2021200070A1 (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-07 | ||
| CN114992509A (zh) * | 2022-04-20 | 2022-09-02 | 厦门金龙联合汽车工业有限公司 | 一种燃料电池电动汽车加氢安全控制方法 |
| WO2024099695A1 (de) * | 2022-11-07 | 2024-05-16 | Robert Bosch Gmbh | Gastanksystem und verfahren zur überwachung einer befüllung eines gastanksystems |
-
2005
- 2005-02-03 JP JP2005027976A patent/JP2006214512A/ja active Pending
Cited By (44)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009036213A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Tatsuno Corp | ガス充填システム |
| JP2011506932A (ja) * | 2007-12-07 | 2011-03-03 | リンデ アクチエンゲゼルシヤフト | 水素燃料補給システムを監視する方法 |
| JP2009196464A (ja) * | 2008-02-20 | 2009-09-03 | Keihin Corp | 歩行者衝突検知装置及び歩行者保護システム |
| JP2010144771A (ja) * | 2008-12-17 | 2010-07-01 | Toyota Motor Corp | 燃料充填装置および燃料充填システム |
| JP2010255754A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Toyota Motor Corp | ガス燃料車両 |
| WO2011013214A1 (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-03 | トヨタ自動車株式会社 | ガス充填システム |
| DE112009005107B4 (de) * | 2009-07-29 | 2017-10-19 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Gasabfüllsystem |
| US9222621B2 (en) | 2009-07-29 | 2015-12-29 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Gas filling system |
| JP5029855B2 (ja) * | 2009-07-29 | 2012-09-19 | トヨタ自動車株式会社 | ガス充填システム |
| JP2011094652A (ja) * | 2009-10-27 | 2011-05-12 | Toyota Motor Corp | 移動体 |
| JP2011112213A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-09 | Toyota Motor Corp | ガスステーション及びガス充填システム |
| CN102713404A (zh) * | 2010-01-25 | 2012-10-03 | 丰田自动车株式会社 | 燃料气体站、燃料气体填充系统、燃料气体供给方法 |
| US8662115B2 (en) | 2010-01-25 | 2014-03-04 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel gas station, fuel gas filling system, and fuel gas supplying method |
| CN102869970A (zh) * | 2010-04-30 | 2013-01-09 | 丰田自动车株式会社 | 燃料泄漏检测装置及检测方法 |
| JP5252089B2 (ja) * | 2010-04-30 | 2013-07-31 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料漏れ検出装置および検出方法 |
| US8770012B2 (en) | 2010-04-30 | 2014-07-08 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel leakage detection system and detection method |
| CN102869970B (zh) * | 2010-04-30 | 2015-09-16 | 丰田自动车株式会社 | 燃料泄漏检测装置及检测方法 |
| WO2011135711A1 (ja) * | 2010-04-30 | 2011-11-03 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料漏れ検出装置および検出方法 |
| JP2012058203A (ja) * | 2010-09-13 | 2012-03-22 | Toyota Motor Corp | 圧力センサの異常診断システム |
| JP2014122694A (ja) * | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Hyundai Motor Company Co Ltd | 汚染水素充填防止システム |
| JP2014126150A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Honda Motor Co Ltd | 高圧ガス利用システム |
| JP2015035889A (ja) * | 2013-08-08 | 2015-02-19 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池車両への燃料充填制御方法及び燃料電池車両 |
| WO2015037708A1 (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-19 | 株式会社ネリキ | 導通検出装置、バルブ及び容器バルブ |
| JPWO2015170670A1 (ja) * | 2014-05-07 | 2017-04-20 | 日産自動車株式会社 | 燃料ガス充填システム及び燃料ガス充填方法 |
| CN106461160A (zh) * | 2014-05-07 | 2017-02-22 | 日产自动车株式会社 | 燃料气体填充系统以及燃料气体填充方法 |
| US20170059089A1 (en) * | 2014-05-07 | 2017-03-02 | Nissan Motor Co., Ltd. | Fuel gas filling system and fuel gas filling method |
| EP3141793A4 (en) * | 2014-05-07 | 2017-05-03 | Nissan Motor Co., Ltd | Fuel gas filling system and fuel gas filling method |
| US10648618B2 (en) | 2014-05-07 | 2020-05-12 | Nissan Motor Co., Ltd. | Fuel gas filling system and fuel gas filling method |
| WO2015170670A1 (ja) * | 2014-05-07 | 2015-11-12 | 日産自動車株式会社 | 燃料ガス充填システム及び燃料ガス充填方法 |
| CN106461160B (zh) * | 2014-05-07 | 2019-02-22 | 日产自动车株式会社 | 燃料气体填充系统以及燃料气体填充方法 |
| DE102014015872A1 (de) * | 2014-10-25 | 2016-04-28 | Audi Ag | Entnahmevorrichtung für ein gasförmiges Brennmittel zum Betanken eines Kraftfahrzeugs mit komprimiertem gasförmigem Brennmittel |
| DE102015013061A1 (de) | 2015-10-07 | 2017-04-13 | Daimler Ag | Verfahren zum Detektieren einer Verschmutzung |
| DE102015013063A1 (de) | 2015-10-07 | 2017-04-13 | Daimler Ag | Verfahren zum Detektieren einer Verschmutzung |
| US10466722B2 (en) | 2016-02-26 | 2019-11-05 | Nel Hydrogen A/S | Process and safety control systems for a hydrogen refueling station |
| KR102013717B1 (ko) * | 2016-02-26 | 2019-08-23 | 넬 하이드로겐 에이/에스 | 수소 급유 스테이션의 제어 시스템 |
| KR20170101163A (ko) * | 2016-02-26 | 2017-09-05 | 넬 하이드로겐 에이/에스 | 수소 급유 스테이션의 제어 시스템 |
| JPWO2021200070A1 (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-07 | ||
| WO2021200070A1 (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-07 | トキコシステムソリューションズ株式会社 | 水素ガス充填装置 |
| CN115003949A (zh) * | 2020-03-31 | 2022-09-02 | 东奇柯系统解决方案株式会社 | 氢气填充装置 |
| JP7190078B2 (ja) | 2020-03-31 | 2022-12-14 | トキコシステムソリューションズ株式会社 | 水素ガス充填装置 |
| US12031683B2 (en) | 2020-03-31 | 2024-07-09 | Tokico System Solutions, Ltd. | Hydrogen gas filling device |
| CN114992509A (zh) * | 2022-04-20 | 2022-09-02 | 厦门金龙联合汽车工业有限公司 | 一种燃料电池电动汽车加氢安全控制方法 |
| CN114992509B (zh) * | 2022-04-20 | 2023-05-09 | 厦门金龙联合汽车工业有限公司 | 一种燃料电池电动汽车加氢安全控制方法 |
| WO2024099695A1 (de) * | 2022-11-07 | 2024-05-16 | Robert Bosch Gmbh | Gastanksystem und verfahren zur überwachung einer befüllung eines gastanksystems |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2006214512A (ja) | ガス充填異常診断システム | |
| US10461345B2 (en) | Fuel gas storage and supply system | |
| US8770012B2 (en) | Fuel leakage detection system and detection method | |
| JP4547007B2 (ja) | 内燃機関の燃料噴射弁の漏れ検査のための方法並びに装置 | |
| US10801917B2 (en) | Fuel vapor processing device | |
| US20170352903A1 (en) | Fuel cell system and failure determination method of fuel cell system | |
| CN110896148B (zh) | 燃料电池系统以及燃料电池车辆 | |
| KR102496178B1 (ko) | 연료전지 차량에 탑재되는 수소차단밸브의 제어 방법 | |
| US20230184388A1 (en) | Control Unit and Method for Operating a Pressure Vessel Valve of a Pressure Vessel | |
| US11411234B2 (en) | Fuel cell system and method for detecting abnormality of fuel cell system | |
| KR20190008561A (ko) | 스톱 밸브, scr 시스템, 그리고 누출 검출 및/또는 계량량 편차 식별 방법 | |
| US20250084964A1 (en) | Filling device for hydrogen tanks, hydrogen tank having the filling device, and method for filling a hydrogen tank | |
| JP2012076713A (ja) | 車両、充填状態報知装置 | |
| KR20190008560A (ko) | 스톱 밸브, scr 시스템, 그리고 누출 검출 및/또는 계량량 편차 식별 방법 | |
| JP2006141122A (ja) | 燃料供給装置、燃料供給装置の制御方法 | |
| JP6919482B2 (ja) | 燃料電池システム | |
| JP2017133624A (ja) | 燃料ガス充填装置及び燃料ガス充填方法 | |
| JP6809187B2 (ja) | 燃料貯蔵システム及びその診断方法 | |
| CN113044018B (zh) | 真空泵的控制方法以及电动汽车 | |
| US20250174690A1 (en) | Hydrogen tank system | |
| US20080016883A1 (en) | Motor Vehicle Operable By Means Of Cryogenically Stored Fuel And Having A Compressed-Air System | |
| JP2019145526A (ja) | 燃料ガス貯蔵供給システム | |
| JP2020078101A (ja) | 燃料ガスを用いて走行する車両 | |
| KR102608445B1 (ko) | 수소충전소용 열교환장치 | |
| KR20180044116A (ko) | 차량용 연료계통의 리크진단시스템 및 리크진단방법 |