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JP2007020657A - 医療関連業務サポート用什器 - Google Patents

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JP2007020657A
JP2007020657A JP2005203683A JP2005203683A JP2007020657A JP 2007020657 A JP2007020657 A JP 2007020657A JP 2005203683 A JP2005203683 A JP 2005203683A JP 2005203683 A JP2005203683 A JP 2005203683A JP 2007020657 A JP2007020657 A JP 2007020657A
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JP2005203683A
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Yoshiya Sakakibara
義弥 榊原
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Okamura Corp
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Okamura Corp
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Abstract

【課題】 ナースステーション内の所望の位置で、看護師等が患者の容態に関する情報を得ながら、患者への通信による連絡やその他の一般業務を行うことができ、かつ電源ポートとしても使用することができる医療関連業務サポート用什器を提供する。
【解決手段】 床面上に立設した移動可能な左右の脚柱2,2の上方に、支柱4を連結し、この左右の支柱4,4間に、上部、下部のビーム33,34を渡設するとともに、このビーム33,34の少なくとも一方に、モニター機器8を取付け、このモニター機器8の下方に、電話等の通信機器9を設け、かつ前記支柱4に配線ダクト5を添設する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ナースステーション等の医療関連の執務や作業の業務を行う空間において、看護師等が業務を効率的に行うための医療関連業務サポート用什器に関する。
病院のナースステーション等においては、患者の容態の看視や患者への通信による連絡、患者の容態に関するデータの整理とパソコンへの入力作業、ミーティング、後時間担当者への申し送り等の一般業務とともに、診療に用いる材料や器具の消毒、洗浄、廃棄処分などの作業過程で液物を取扱う衛生業務とが行われている。
ナースステーション内は、前記衛生業務を初めとして、床面に液物がこぼれる虞が大きく、清掃し易くするため、床面をタイル等で構成する場合が多く、床下に配線を通すことが困難である。
ナースステーションには、患者の容態に関する情報を表示するモニター機器が設置されているが、ナースステーションの中央にこれらの機器を配置しようとすると、前記の事情から床面上を配線が通ることになり、邪魔になるばかりでなく、看護師等が配線につまずき、安全上も問題である。このため、モニター機器を初めとする電源を必要とする機器、および電源用コンセントは、壁面に沿って設置されている場合が多い。
しかし、多人数でミーティングする場合などは、スペースの関係からナースステーションの中央で行う方がよいが、壁面に沿って設置されたモニター機器等や電源から遠くなるため、モニター機器から得られる患者の情報に関連してミーティングする場合には、適さない。
また、予めナースステーションの中央に、電源を床面に埋め込み式で設けて、モニター機器等を備えた固定されたミーティング設置を設けた場合は、ミーティング以外の業務を行う場合に、空間の有効利用の観点から、無駄が多いばかりでなく、固定されたミーティング設備が邪魔になり、業務の効率的な遂行に支障をきたす場合がある。
また、病院においては、近年のカルテの電子化に伴い、看護師等がパソコンを利用して患者の固有情報を管理するケースが多くなっている。このようなパソコンを院内で自由に持ち運び可能とすることによって、入院患者の情報を何時でも何処でも利用することが可能となり、看護師等の業務効率を向上させることができる。この場合、ラップトップパソコンが利用されることが多いが、ナースステーションにおいては、ナースステーション内の業務を妨げない位置で、パソコンを充電することは容易ではない。
一方、看護師等の業務を効率よく行うために、たとえば特許文献1には、カウンター板、カルテ収容戸棚、レントゲン写真透視装置および電源用コンセント等を設けた、病院内を移動可能なキャスター付きの什器が開示されている。
しかし、この什器は、ナースステーション内で使用することを目的とするものではない。
特開平9−238989号公報
本発明は、上記の問題点に鑑み、主としてナースステーション内で用いる什器であって、電源線や各種通信線等の配線を可能とするとともに、ナースコール、電話等の通信機器、および患者の状況を表示する電子機器を一括して供給することができる医療関連業務サポート用什器を提供することを目的とする。具体的には、ナースステーション内の所望の位置で、看護師等が患者の容態に関する情報を得ながら、患者への通信による連絡をとることができるとともに、その他、患者の容態に関するデータの整理とパソコンへの入力作業などの一般業務を効率的に行うことができ、かつナースステーション内の業務を妨げない位置で、ラップトップパソコンの充電や、その他の各種電子機器に電源を供給するための電源ポートとしても使用しうる医療関連業務サポート用什器を提供することを目的とする。
上記課題は、特許請求の範囲における各請求項に示すように、下記の構成を備える発明によって解決される。
(1) 床面上に立設した移動可能な医療関連業務サポート用什器であって、患者と看護師等との間の情報を通信するための通信機器を組込むとともに、前面に患者の容態に関する情報を表示するモニター機器を設け、かつ電源コードまたは通信コードを上方または下方より配線するための配線ダクトを設けた医療関連業務サポート用什器とする。
(2) 上記(1)項において、モニター機器の下方に、通信機器を設ける。
(3) 上記(1)項または(2)項において、什器における下部に、通信機器やモニター機器に接続される電子機器本体を収納するための収納部を設ける。
(4) 上記(1)項〜(3)項のいずれかにおいて、モニター機器の下方に、天板を設けて、モニター機器で得られた患者の情報を確認しながら、天板上で業務をなしうるようにする。
(5) 上記(1)項〜(4)項のいずれかにおいて、左右の支持柱間に、上部、下部のビームを渡設し、この両ビームのいずれかにモニター機器を取付ける。
(6) 上記(5)項において、支持柱を、床面上に立設した脚柱の上方に、支柱を連結して構成し、この左右の支柱間に上部、下部のビームを渡設する。
(7) 上記(6)項において、配線ダクトを、左右の支柱の少なくとも一方に添設する。
(8) 上記(7)項において、配線ダクトを、支柱に着脱可能に添設する。
(9) 上記(6)項〜(8)項のいずれかにおいて、配線ダクトを介して、上方又は下方より配線した電源コードを、複数のコンセントを備えるコンセントボックスに電気的に連結し、このコンセントボックスを、左右の脚柱または支柱間に渡設する。
(10) 上記(1)項〜(9)項のいずれかにおいて、病院内を移動するカートに載置された、電子カルテを保存したパソコン等の各種電子機器に電源を供給するための電源ポートとして使用するものとする。
本発明によると、次のような効果が奏せられる。
請求項1記載の発明によれば、移動可能であるとともに、患者と看護師等との間の情報を通信するための通信機器が組込まれ、かつ前面に患者の容態に関する情報を表示するモニター機器が設けられているため、ナースステーション内の所望の位置で、看護師等が患者の容態に関する情報を得ながら、患者への通信による連絡をとることができるとともに、配線ダクトを利用してパソコン等の電源をとり、患者の容態に関するデータの整理とパソコンへの入力作業などの一般業務を効率的に行うことができる。
さらに、上方または下方より配線するための配線ダクトが設けられているため、医療関連業務サポート用什器をナースステーション内の業務を妨げない位置に移動して、ラップトップパソコンの充電や、その他の各種電子機器に電源を供給するための電源ポートとしても使用することができる。
請求項2記載の発明によれば、モニター機器と通信機器とが、使用し易い位置関係にあり、業務を行い易い。
請求項3記載の発明によれば、通信機器やモニター機器に接続される電子機器本体が什器に収納されているため、これらを他に設置した場合に対比して、配線が少なく、かつ什器の移動に制限をうけない。
請求項4記載の発明によれば、天板上に、ナースコールや電話等の通信機器を設置して、モニター機器により患者の情報を確認しながら、効率的に業務を行うことができる。
請求項5記載の発明によれば、モニター機器を、見易い位置に、容易、かつ強固に取付けることができる。
請求項6記載の発明によれば、支柱を、脚柱に対して上下方向に移動させて、ビームに取付けたモニター機器等を、所望の高さに調節することができる。
請求項7記載の発明によれば、配線ダクトを、上下方向に簡単に取付けることができるため、たとえば天井などの上方からの電源コード等の配線が容易である。
請求項8記載の発明によれば、電源コードや通信コードの数量や、電源の位置等に応じて、配線ダクトを、たとえば左支柱から右支柱に付け換えたり、あるいは、一方の支柱に複数の配線ダクトを取付けたりすることができる。
請求項9記載の発明によれば、複数の各種電子機器の電源を、とり易い位置からとることができる。
請求項10記載の発明によれば、身近に電源がない場合でも、パソコン等の各種電子機器の電源を容易にとることができるため、業務を効率的に行うことができる。
図1は、本発明の医療関連業務サポート用什器の一実施形態を示す斜視図、図2は、図1に示した医療関連業務サポート用什器の分解斜視図、図3は、図1における破線円III内の拡大分解斜視図、図4は、同じくIV〜IV線断面図、図5は、同じく破線円V内の拡大分解斜視図である。
本発明の医療関連業務サポート用什器(1)は、図1,図2に示すように、床面上に立設された左右1対の脚柱(2)(2)間に、コンセントボックス(3)を渡設するとともに、前記各脚柱(2)に、天井近くまで延びる支柱(4)を連結し、この左右の支柱(4)(4)の一方に配線ダクト(5)を添設し、かつ左右の支柱(4)(4)間に間仕切パネル(6)を配設するとともに、この間仕切パネル(6)の下方に、天板(7)を設け、かつ間仕切パネル(6)の前方に、患者の容態に関する情報を表示するモニター機器(8)(8)を取付けて構成されている。天板(7)上には、通信機器(9)として電話が設けられている。
脚柱(2)は、前後方向の脚台(10a)の中央に、脚管(10b)を立設して形成されている。医療関連業務サポート用什器(1)は、移動可能であって、脚台(10a)の下面の前後端部近傍には、レベル調整具(10c)が取付けられている。
コンセントボックス(3)は、下向きコ字状をなす左右方向のチャネル材の上面に、コンセント口が位置するように複数のコンセント(11)を配設するとともに、左右端近傍に側板(3a)を設けて形成されている。このコンセントボックス(3)は、図2,図3に示すように、左右の脚管(10b)(10b)の対向面における上端部間に、ねじ(12)をもって、内方から取付けられている。
図6は、左右の脚管(10b)(10b)近傍の拡大分解斜視図である。
図2,図6に示すように、コンセントボックス(3)の下方には、上部、下部の横連結杆(13)(14)が、ねじ(15)(16)をもって、左右の脚管(10b)(10b)間に渡設されている。
上部、下部の横連結杆(13)(14)は、いずれも、角管からなる。上部横連結杆(13)における左右端部近傍の下部には、左右方向の側面視において上向きコ字状の前後方向の係止部材(15)(15)が取付けられ、この係止部材(15)の左右両面における前後端部近傍には、それぞれ左右方向の係止突起(16)(16)が設けられている。
下部横連結杆(14)の上面における左右端近傍には、上面が開口する小箱体(17)(17)が、ねじ(18)をもって取付けられている。
上部、下部の横連結杆(13)(14)における左右の係止部材(15)(15)と小箱体(17)(17)の間には、左右方向の側面視において、ハット状の取付板(19)が、ねじ(20)をもって、上部、下部の横連結杆(13)(14)間に取付けられている。
この取付板(19)における凹陥部(19a)には、収納ボックス(21)が、ねじ(22)をもって、後方から取付けられている。
この収納ボックス(21)は、ナースコールや電話等の通信機器(9)や、モニター機器(8)に接続される電子機器本体の収納部となっている。
左右の脚管(10b)(10b)間の前後面は、幕板(23)(23)で覆われている。幕板(23)は、上面視において、外側向きの扁平なほぼ台形状をなし、その内側面(23a)には、上部の左右端近傍に、それぞれ1対の下向き係合凹部(24a)(24a)を備える係合部(24)(24)と、下部の左右端近傍に下向きの係合片(25)(25)とが付設されている。
幕板(23)における上部左右の係合部(24)(24)の各係合凹部(24a)を、上部横連結杆(13)における左右の係止部材(15)(15)の各係止突起(16)に係合させるとともに、幕板(23)における下部左右の係合片(25)(25)を、下部横連結杆(14)における左右の小箱体(17)(17)の前板(17a)または後板(17b)に係合させることにより、幕板(23)(23)が懸架されて、左右の脚管(10b)(10b)間の前後面を覆っている。
図1,図2に示すように、左右の脚管(10b)(10b)には、天井近くまで延びる支柱(4)が連結されている。
図3,図4に示すように、支柱(4)は、角管における4つの各側面(26)に、開口部が挟められた長さ方向の係合溝(27)を設けて形成されている。
脚管(10b)の上端には、支柱(4)の断面外形と補形をなす通孔(28a)を備えるキャップ(28)が被冠されており、支柱(4)の下端部を前記通孔(28a)に挿通して、脚管(10b)の外側から、ねじ(29)を脚管(10b)に穿設された孔(10d)を通して、支柱(4)の下端部における孔(4a)にねじ込むことにより、支柱(4)が脚管(10b)に固定されている。
なお、支柱(4)に上下に複数の孔(4a)(4a)を穿設しておくことにより、支柱(4)を脚管(10b)に対して相対的に移動させて、医療関連業務サポート用什器(1)に取付けられている、詳しくは後記する間仕切パネル(6)やモニター機器(8)の高さを調節することができる。
左右の角管状の支柱(4)(4)の一方には、支柱(4)における4つの各側面(26)に、配線ダクト(5)が添設されている。配線ダクト(5)は、図4に示すように、上下方向に延びる基板(5a)の両縁を外側斜めに折り曲げて、少々延ばした後、両遊端(5b)(5b)が近接するように弧状に延設するとともに、基板(5a)の外側面に、外向きの係止爪(5c)(5c)を有する1対の上下方向の係止片(5d)(5d)を設け、かつ基板(5a)の内側面における中央に、外側向きの上下方向の突起片(5e)を設けて形成されている。
この配線ダクト(5)は、その基板(5a)の外側面に設けられた1対の係止片(5d)(5d)を、支柱(4)における側面(26)の開口部が挟められた係合溝(27)に係合させて、支柱(4)に着脱可能に添設されている。
支柱(4)の上端には、図5に示すように、配線コード受け(30)が取付けられている。配線コード受け(30)は、上方に向けてゆるやかに前後方向に凹状に湾曲し、左右方向の両端の中央が切欠かれて、この切欠部(30a)から電源コード(31)を配線ダクト(5)に配線しうるようになっている。
配線コード受け(30)には、多数のスリット(30b)が設けられており、下方から、電源コード(31)を透視しうるようになっている。この配線コード受け(30)は、ねじ(32)をもって、上方から、支柱(4)の上端に取付けられている。
なお、必要に応じて、配線コード受け(30)および配線ダクト(5)を、左右両方の支柱(4)(4)に設けてもよい。左右の支柱(4)(4)間には、図2に示すように、上部、下部のビーム(33)(34)が渡設されている。
図7は、これらのビーム(33)(34)に、間仕切パネル(6)およびモニター機器(8)を取付ける形態を示す部分拡大分解斜視図、図8は、図7におけるVIII〜VIII線断面図である。
図5,図7,図8に示すように、両ビーム(33)(34)は、断面が縦長のほぼ方形をなし、上下面に各1個、前後面に各2個の開口部が挟められた左右方向の係合溝(35)が設けられている。
これらのビーム(33)(34)は、図5に示すように、その左右端面に設けられた止め孔(36)に、ねじ(37)を、左右方向の外側から、支柱(4)に設けられた通孔(4b)を挿通させてねじ込むことにより、左右の支柱(4)(4)間に渡設されている。
上部、下部のビーム(33)(34)間には、図7,図8に示すように、間仕切パネル(6)が取付けられている。間仕切パネル(6)は、図8に示すように、その上端縁を、上部ビーム(33)における下面の係合溝(35a)に、下端縁を、下部ビーム(34)における上面の係合溝(35b)に、それぞれ嵌合させて、両ビーム(33)(34)間に取付けられている。
モニター機器(8)は、その後面に設けられている取付具(38)における上下1対の下向き係止片(38a)(38a)を、それぞれ下部ビーム(34)の前面における、開口部が挟められた上下の係合溝(35c)(35c)に係合させることにより、下部ビーム(34)に取付けられている。
図1,図2に示すように、間仕切パネル(6)の下方には、天板(7)が取付けられている。この天板(7)は、図2に示すように、左右方向の内側から、ねじ(39)をもって、支柱(4)(4)に取付けられた1対のブラケット(40)(40)により支持されている。下方から、ねじ(41)を、ブラケット(40)に穿設された孔(40a)を挿通させて、天板(7)の下面にねじ込むことにより、天板(7)は、ブラケット(40)上に固定されている。
天板(7)の左右端縁における前後方向の中央は、外側から半円状に切欠かれているとともに、ブラケット(40)の上板(40b)における前後方向の中央も、切欠かれており、これらの切欠部(7a)、(40c)同士の位置を整合させて配線コードの通口(42)としてある。
本発明の医療関連業務サポート用什器は、次のように使用することができる。
主としてナースステーション内で用いる什器として、電源コード(31)や各種通信線等の配線を可能とするとともに、ナースコール、電話等の各種通信機器(9)および患者の容態に関する情報を表示するモニター機器(8)を、一括して供給することができる医療関連業務サポート用什器(1)として使用することができる。すなわち、具体的には、各種通信機器(9)、モニター機器(8)、配線ダクト(5)を設けるとともに、移動可能な医療関連業務サポート用什器(1)とすることにより、ナースステーション内の所望の位置で、看護師等が患者の容態に関する情報を得ながら、患者への通信による連絡をとることができるとともに、配線ダクト(5)を利用してパソコン等の電源をとり、患者の容態に関するデータの整理とパソコンへの入力作業などの一般業務を効率的に行うための什器として使用することができる。
また、医療関連業務サポート用什器(1)をナースステーション内の業務を妨げない位置に移動して、ラップトップパソコンの充電や、その他の各種電子機器に電源を供給するための電源ポートとして使用することができる。
また、支柱(4)間に間仕切パネル(6)を取付けることにより、必要に応じて、ナースステーション等の空間を仕切り、患者の容態の看視や患者への通信による連絡、患者の容態に関するデータの整理とパソコンの入力作業、ミーティング、後時間担当者への申し送り等の一般業務を行う一般業務エリアと、診療に用いる各種材料や器具の消毒、洗浄、使用後の廃棄処分、清掃などの作業過程で液物を取扱う衛生業務を行う衛生業務エリアとを明確化し、同時に両者の業務を効率的に行う什器として使用することができる。
さらに、天井等の上方より配線するための配線ダクト(5)を設けることにより、医療関連業務サポート用什器(1)をナースステーション等の中央に設置した場合であっても、電源コード(31)や各種の通信コードの配線を床面上に行う必要をなくし、看護師等がこれらのコードにつまずくことを防止し、かつ床面に液物をこぼしても、コードが濡れることがなく、安全で、かつ清掃を容易にするための什器としても使用することができる。
また、ナースステーション等の中央に設置した医療関連業務サポート用什器(1)の間仕切パネル(6)により仕切られた一般業務エリアに、医療関連業務サポート用什器(1)に隣接してミーティングテーブルを設置することにより、モニター機器(8)などの電源を、天井などの上方からとり、患者の容態に関する情報を得ながら、多人数でミーティングを行うこともできる。この場合、ミーティングテーブルの天板を、医療関連業務サポート用什器(1)の幅寸法とほぼ同じにすることにより、ミーティングテーブルを隣接して設置した場合の違和感をなくすことが望ましい。
さらに、ミーティングに参加する人数に応じて、複数のミーティングテーブルを並べて設置することもできる。
本発明の医療関連業務サポート用什器の一実施形態を示す斜視図である。 図1に示した医療関連業務サポート用什器の分解斜視図である。 図1における破線円III内の拡大分解斜視図である。 同じく、図1におけるIV〜IV線断面図である。 同じく、図1における破線円V内の拡大分解斜視図である。 左右の脚管近傍の拡大分解斜視図である。 間仕切パネルおよびモニター機器を取付ける形態を示す部分拡大分解斜視図である。 図7におけるVIII〜VIII線断面図である。
符号の説明
(1)医療関連業務サポート用什器
(2)脚柱
(3)コンセントボックス
(4)支柱
(4a)孔
(4b)通孔
(5)配線ダクト
(5a)基板
(5b)遊端
(5c)係止爪
(5d)係止片
(5e)突起片
(6)間仕切パネル
(7)天板
(7a)切欠部
(8)モニター機器
(9)通信機器
(10a)脚台
(10b)脚管
(10c)レベル調整具
(10d)孔
(11)コンセント
(12)ねじ
(13)(14)横連結杆
(15)係止部材
(16)係止突起
(17)小箱体
(17a)前板
(17b)後板
(18)ねじ
(19)取付板
(19a)凹陥部
(20)ねじ
(21)収納ボックス
(22)ねじ
(23)幕板
(23a)内側面
(24)係合部
(24a)係合爪
(25)係合片
(26)側面
(27)係合溝
(28)キャップ
(28a)通孔
(29)ねじ
(30)配線コード受け
(30a)切欠部
(30b)スリット
(31)電源コード
(32)ねじ
(33)(34)ビーム
(35)(35a)(35b)(35c)係合溝
(36)止め孔
(37)ねじ
(38)取付具
(38a)係止片
(39)ねじ
(40)ブラケット
(40a)孔
(40b)上板
(40c)切欠部
(41)ねじ
(42)通口

Claims (10)

  1. 床面上に立設した移動可能な医療関連業務サポート用什器であって、患者と看護師等との間の情報を通信するための通信機器を組込むとともに、前面に患者の容態に関する情報を表示するモニター機器を設け、かつ電源コードまたは通信コードを上方または下方より配線するための配線ダクトを設けたことを特徴とする医療関連業務サポート用什器。
  2. モニター機器の下方に、通信機器を設けたことを特徴とする請求項1記載の医療関連業務サポート用什器。
  3. 什器における下部に、通信機器やモニター機器に接続される電子機器本体を収納するための収納部を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の医療関連業務サポート用什器。
  4. モニター機器の下方に、天板を設けて、モニター機器で得られた患者の情報を確認しながら、天板上で業務をなしうるようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の医療関連業務サポート用什器。
  5. 左右の支持柱間に、上部、下部のビームを渡設し、この両ビームのいずれかにモニター機器を取付けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の医療関連業務サポート用什器。
  6. 支持柱を、床面上に立設した脚柱の上方に、支柱を連結して構成し、この左右の支柱間に上部、下部のビームを渡設したことを特徴とする請求項5記載の医療関連業務サポート用什器。
  7. 配線ダクトを、左右の支柱の少なくとも一方に添設したことを特徴とする請求項6記載の医療関連業務サポート用什器。
  8. 配線ダクトを、支柱に着脱可能に添設したことを特徴とする請求項7記載の医療関連業務サポート用什器。
  9. 配線ダクトを介して、上方又は下方より配線した電源コードを、複数のコンセントを備えるコンセントボックスに電気的に連結し、このコンセントボックスを、左右の脚柱または支柱間に渡設したことを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の医療関連業務サポート用什器。
  10. 病院内を移動するカートに載置された、電子カルテを保存したパソコン等の各種電子機器に電源を供給するための電源ポートとして使用するものとしたことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の医療関連業務サポート用什器。

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