[go: up one dir, main page]

JP2007145196A - 車輪搭載電装品用電源回路 - Google Patents

車輪搭載電装品用電源回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2007145196A
JP2007145196A JP2005342880A JP2005342880A JP2007145196A JP 2007145196 A JP2007145196 A JP 2007145196A JP 2005342880 A JP2005342880 A JP 2005342880A JP 2005342880 A JP2005342880 A JP 2005342880A JP 2007145196 A JP2007145196 A JP 2007145196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
switch
power
point
electrical component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005342880A
Other languages
English (en)
Inventor
Sakae Senda
栄 千田
Masanori Toyofuku
雅宣 豊福
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP2005342880A priority Critical patent/JP2007145196A/ja
Publication of JP2007145196A publication Critical patent/JP2007145196A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)

Abstract

【課題】大幅なコストアップを招くことなく、電波からの電力が弱くとも安定的に電装品を機能させることのできる車輪搭載電装品用電源回路を提供する。
【解決手段】車輪搭載電装品用電源回路10は、電波を交流電力として受信する受信アンテナ1と、この交流電力を直流に変換する整流器2と、整流された電力を蓄電する充電器3と、蓄電された電力の電装品13への供給を断接するスイッチ11とを具え、スイッチ11を、スイッチの直前の電圧Vxが電装品13の最低作動電圧より高い第一の電圧V1を下回ったとき、通電状態から遮断状態に移行し、スイッチの直前の電圧が第一の電圧V1より高い第二の電圧V2を上回ったとき、遮断状態から通電状態に移行するよう構成してなる
【選択図】図5

Description

本発明は、車輪に取り付けられ車輪に関する情報を処理する電装品に、外部から受信した電波の電力を電源として供給する電源回路に関し、特に、電波からの電力が弱くても効率的に電力を供給できるものに関する。
従来から、トランスポンダを取り付けたタイヤを車両に装着して、外部からの質問信号に対する回答信号として、タイヤの自己識別情報を含む情報を外部に送信することが提案されており、さらには、タイヤ内圧やタイヤの温度を検知するセンサをトランスポンダと一体的に設け、検出したこれらのセンサからのデータを回答信号として送信するものも知られている。
上記のように車輪に取り付けられた、トランスポンダや各種のセンサに代表される電装品の電源は、車輪が回転するため車体側から配線等で供給することが難しく、一方、電池等を電源とした場合には、車輪を軽量にする必要性から電池の容量を大きくすることができず、電池を交換することも容易ではないので、車体側等、外部からの電波によってこれらの電装品に電力を供給することが提案されていて(例えば、特許文献1参照。)、図1に概略回路図で示すように、このような電波を利用する電源回路90としては、受信した電波Eから交流を生成する受信コイル91と、この交流を整流する整流回路92と、整流された直流を蓄電するコンデンサ93とで構成されており、極めてシンプルな構成とすることができ、この電源回路90の出力が、負荷となる電送品10に通電されている。これらの電装品30は、これらに、所定の周期で、所定の電圧以上の電力を所定の時間だけ連続して供給することができれば、所期の機能を果たせるよう構成されている。
特開2002−209343号公報
しかしながら、電波による電力供給量が十分でない場合には、上記の条件さえも満足させられず、その結果、電装品を十分機能させることができなかった。まず、簡単な例として、電波による電力供給量が時間によらず一定であると仮定した場合について説明する。時間当たりの電力供給量が、電装品の時間当たり消費量を上回っているときには、電装品には常時、必要な電力を供給することができるので問題はないが、時間当たりの電力供給量が、電装品の時間当たりの消費量を下回った場合には、図2に、横軸に時間tを、縦軸に、電装品30への供給電圧Vxをとったグラフとして示すように、電波からの電力は電荷としてコンデンサ93に蓄電されてゆきコンデンサ93の両端間の電圧Vxは二次関数的に上昇してゆくが、この電圧Vxが、電装品30の最低作動電圧Vnに達すると、電装品30は作動を開始し電力を消費し始め、この消費量は供給量より多いから、蓄電されていたコンデンサ93の電荷は減少し、電圧はすぐに最低作動電圧Vnを下回り電力を消費しなくなる。そうすると、コンデンサ93は再び蓄電を開始し、電圧Vxは上昇して再び最低作動電圧Vnに達して電力の消費を開始し、また最低作動電圧Vnを下回る。そして、この作動を何回も繰り返し、いわゆるハンチング現象を発生させ、その結果、所定の時間、連続して電装品に電力を供給し続けることができなくなってしまう。
次に、より具体的な例について説明する。図3は、回転する車輪13に取り付けられた電装品30に電力供給用の電波を発信する発信器12が車両のタイヤハウスに取り付けられている状態を示す概念図であり、発信器12は電波を放射する方向がθの範囲に限定されていて、電装品は車輪の狭い回転角度範囲にあるときにだけ電波を受信できるように構成され、そのため、受信した電波によって励起される電流Iiは、図4(a)に示すように断続的になる。一方、電装品30で消費される電流Ioは、もし電圧が、最低作動電圧Vn以上である場合には、時間当たり一定量の電荷が消費されることになる。このような条件下における、電装品30への供給電圧Vxの時間変化は、図4(b)に示すようになる。すなわち、電圧が上昇して電装品30の最低作動電圧Vnに到達すると、電力供給量が消費量を上回るまでハンチングを繰り返し、電力供給量が消費量を上回る期間t1の間は、コンデンサ93に電荷は貯められてゆき、その結果、電圧Vxは上昇するが、消費しながらの充電であるため、充電量は少なく、すぐに電圧VxはVnにまで低下して、電装品30に電力を連続的に供給できる時間はt1と短くなってしまい、特に、車両の高速走行時には連続充電期間が短くなるため、電装品30を機能させることができず問題となっていた。
この対応策としては、発信器の電波を強くする等の手段はあるものの、いずれも、多大のコストアップを招き、採用することが難しいものであった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、大幅なコストアップを招くことなく、電波からの電力が弱くとも安定的に電装品を機能させることのできる車輪搭載電装品用電源回路を提供することを目的とする。
<1>は、車輪に取り付けられ車輪に関する情報を処理する電装品に、外部から受信した電波の電力を電源として供給する電源回路において、
電波を交流電力として受信する受信アンテナと、この交流電力を直流に変換する整流器と、整流された電力を蓄電する充電器と、蓄電された電力の前記電装品への供給を断接するスイッチとを具え、前記スイッチを、スイッチの直前の電圧が前記電装品の最低作動電圧より高い第一の電圧V1を下回ったとき、通電状態から遮断状態に移行し、スイッチの直前の電圧が第一の電圧V1より高い第二の電圧V2を上回ったとき、遮断状態から通電状態に移行するよう構成してなる車輪搭載電装品用電源回路である。
<2>は、<1>において、前記スイッチを断接する制御回路として、2つの電圧信号を入力するそれぞれの入力端子と、これらの電圧信号の大小関係に応じた信号を出力する出力端子とを有する電圧比較器を用い、この制御回路を、電圧比較器から出力される信号で前記スイッチの断接を制御するよう構成してなる車輪搭載電装品用電源回路である。
<3>は、<2>において、前記電圧比較器の入力端子の一方に所定電圧を生成する電圧生成手段の出力端を接続するとともに、前記スイッチの直前の点P1に抵抗R1を、前記スイッチの直後の点P2に抵抗R2を、接地点P3に抵抗R3を、それぞれ接続し、抵抗R1の点P1と反対側の端、抵抗R2の点P2と反対側の端、抵抗R3の点P3と反対側の端、および、前記電圧比較器の入力端子の他方を相互に接続して、前記スイッチを断接する制御回路を構成してなる車輪搭載電装品用電源回路である。
<4>は、<1>〜<3>のいずれかにおいて、車輪の回転に伴って車軸の周りを回転し、車軸周りの所定方位内でしか前記外部からの電波を受信できないように取り付けられた電装品に近接して配置される車輪搭載電装品用電源回路である。
<1>によれば、蓄電された電力の電装品への供給を断接するスイッチを具え、このスイッチを、スイッチの直前の電圧が前記電装品の最低作動電圧より高い第一の電圧V1を下回ったとき、通電状態から遮断状態に移行し、スイッチの直前の電圧が第一の電圧V1より高い第二の電圧V2を上回ったとき、遮断状態から通電状態に移行するよう構成したので、詳細を後述するように、電圧のハンチングを防止するとともに、連続給電時間を長くすることができる。
<2>によれば、前記スイッチを断接する制御回路として、2つの電圧信号を入力するそれぞれの入力端子と、これらの電圧信号の大小関係に応じた信号を出力する出力端子とを有する電圧比較器を用いるので、電圧比較器を、例えば、オペアンプ等で構成することによって、電源回路を安価でかつコンパクトにすることができる。
<3>によれば、電圧比較器の入力端子の一方に所定電圧を生成する電圧生成手段の出力端を接続するとともに、前記スイッチの直前の点P1に抵抗R1を、前記スイッチの直後の点P2に抵抗R2を、接地点P3に抵抗R3を、それぞれ接続し、抵抗R1の点P1と反対側の端、抵抗R2の点P2と反対側の端、抵抗R3の点P3と反対側の端、および、前記電圧比較器の入力端子の他方を相互に接続して、前記スイッチを断接する制御回路を構成したので、詳細を後述するように、単一の電圧を生成するだけで、スイッチの直前の電圧を、スイッチの断接状態に応じて、高い第一の電圧V1もしくは第二の電圧V2のいずれに対しても比較することができ、制御回路を簡易に構成し電源回路を一層安価にすることができる。
<4>によれば、車輪の回転に伴って車軸の周りを回転し、車軸周りの所定方位内でしか前記外部からの電波を受信できないように取り付けられた電装品に近接して配置されていても機能するよう構成したので、発信器の取付の自由度を高めることができる。
本発明の実施形態について、図に基づいて説明する。図5は、実施形態の電源回路を示す回路図であり、この電源回路10は、外部から発信される電波Eを交流電力として受信する受信アンテナ1と、この交流電力を直流に変換する整流器2と、整流された電力を蓄電する充電器3と、蓄電された電力の電装品30への供給を断接するスイッチ11とを具える。
そして、スイッチ11は、スイッチ11の直前の電圧Vxが電装品30の最低作動電圧より高い第一の電圧V1を下回ったとき通電状態から遮断状態に移行し、スイッチ11の直前の電圧Vxが第一の電圧V1より高い第二の電圧V2を上回ったとき遮断状態から通電状態に移行するよう制御される。スイッチ11を制御する制御回路20は、電圧比較器4と、所定電圧を生成する電圧生成手段5とを具えて構成され、電圧比較器4は、2つの電圧信号V0、Vyを入力するそれぞれの入力端子4a、4bと、これらの電圧信号V0、Vyの大小関係に応じた信号を出力する出力端子4cとを有し、入力端子4aには、電圧生成手段5の出力端が接続される。
ここで、電圧比較器4を、LSI(図示せず)の一部で構成し、LSIのレギュレート電圧を、電圧生成手段5による電圧とすることができる。
また、スイッチ11の直前の点P1には抵抗R1が、前記スイッチの直後の点P2には抵抗R2が、接地点P3には抵抗R3が、それぞれ接続され、抵抗R1の点P1と反対側の端、抵抗R2の点P2と反対側の端、抵抗R3の点P3と反対側の端、および、電圧比較器4の他方の入力端子4bは点P4で相互に接続される。
電圧比較器4は、入力端子4aの電圧V0より、入力端子4bの電圧Vyが高いときには、スイッチ11を「開」の状態にし、逆に入力端子4aの電圧V0より、入力端子4bの電圧Vyが低いときには、スイッチ11を「閉」の状態となるよう作動する。
ここで、スイッチ11の直前の点P1における電圧Vxを、一旦上昇させたあと下降させたときの入力端子4bにおける電圧Vyの時間変化を、図6の模式図を参照して以下に説明する。
スイッチ11が開いているときの入力端子4bにおける電圧Vy(=Vy1)は、点P1における電圧Vxを用いて式(1)で表すことができ、同様にして、スイッチ11が開いているときの電圧Vy(=Vy2)は、式(2)で表すことができる。
Figure 2007145196
Figure 2007145196
ただし、
Figure 2007145196
ここで、R1はR4より大きいから、Vy1<Vy2が成立する。
図6(a)は、Vxの時間変化を示すグラフであり、図6(b)は、Vxの変化に伴う電圧Vyの時間変化を示すグラフである。スイッチ11が開いた状態では、Vy= Vy1であり、電圧Vxを、図6(a)における点Rから上昇させ始めると、Vyも、図6(b)における点Aからスタートして、式(1)に従って上昇し、Vy1がV0を越えた時点(点B)で、電圧比較器4は、先に説明した作動にしたがって、スイッチ11を閉じる。このときの電圧Vxは、図6(a)における点Sに対応し、その値をV2とすると、V2は、式(1)から明らかなように、予め設定した電圧V0を用いて、式(4)で表すことができる。
Figure 2007145196
スイッチ11が、電圧比較器4からの信号によって閉じられたあとの電圧Vyは、式(1)のVy1から式(2)のVy2に遷移するので、Vy1<Vy2であることから、図6(b)の点Bから点Cに移動する。その後、Vxが点Sから点Tに向かって変化する間、VyはVy2であり、式(2)に従って変化する。そして、VyがV0を下回った時点(点D)で、電圧比較器4は、先に説明した作動にしたがって、スイッチ11を開く。このときの電圧Vxは、図6(a)における点Tに対応し、その値をV1とすると、V1は、予め設定した電圧V0を用いて、式(5)で表すことができる。
Figure 2007145196
スイッチ11が、電圧比較器4からの信号によって開かれたあとの電圧Vyは、式(2)のVy2からVy1に遷移するので、Vy1<Vy2であることから、図6(b)の点Dから点Eに移動する。その後、Vxが点Tから点Uまで変化する間、電圧Vyは、式(1)に従って、点Eから点F間で変化する。
以上の説明から明らかなように、スイッチ11は、それが開放している状態で、スイッチ11の直前の電圧がV2を越えて上昇したとき、導通するよう作動し、それが閉じている状態では、スイッチ11の直前の電圧VxがV1を越えて下降したとき、遮断するよう作動する。そして、R4はR1より小さいので、式(4)、(5)より、電圧V2は電圧V1よりも高い。
以上に説明したように機能するスイッチ制御回路20とスイッチ11と用いたときの、電装品30に供給される電圧に変化について説明する。図7は、電波からの供給電力が時間によらず一定と仮定した場合の電圧の時間変化を示すグラフであり、電波から一定の電力Eが供給され始めると、電波からの電力が電荷としてコンデンサ3に蓄電されてゆくので電圧Vxは二次関数的に上昇してゆく。そして、この電圧Vxが、電装品30の最低作動電圧Vyを越えてもスイッチ11は閉じているので、電圧Vxは引き続き上昇し、先ほど説明したように式(4)で表される電圧V2を越えた時点で、スイッチが閉じて電装品30に電力が供給され始め、消費電力が供給電力を上回っているので電圧Vxは二次関数的に減少して行き、式(5)で表される電圧V1より低下したらスイッチ11が開き、電装品への電力の供給を停止する。
それ以降、電波からの電力の供給は続くので、電圧Vxは、電圧V2を越えるまで上昇する。そして、このサイクルを繰り返すので、図7を図2に比較すると明らかなように、電圧Vnの前後をハンチングすることなく、期間t2の間電力を供給し続けることができる。
次に、電装品30が、図3に示すように、車輪13の回転とともに車軸の周囲を回転するよう取り付けられ、電装品30に電力供給用の電波を発信する発信器12は、車両のタイヤハウスに取り付けられており、ただし、発信器12は電波を放射する方向が限定されているため電装品は車輪の狭い回転角度範囲にあるときにだけ電波を受信できるように構成されている場合について説明する。このとき、受信コイル1で得られる電流Iiは、図8(a)に示すように断続的なものとなる。一方、消費される電流Ioは、連続的に電力を供給できる状態下では、図8(a)に示すように一定である。
このような状況において、コンデンサ3の両端間の電圧Vxは、図8(b)のように変化する。すなわち、入力する電波から電力が供給され始めると、コンデンサ3には電荷が貯まってゆくので電圧Vxも、点Gから上昇して行き、これが電装品の最低作動電圧Vy越えても、スイッチ11は閉じられているので、電圧V2を越えるまでそのまま上昇し続ける。そして、Vxが電圧V2を上回ったとき、はじめてスイッチ11は閉じ、電装品30に電流が供給され始め、電圧Vxの上昇カーブは鈍る。
供給電流Iiと消費電流Ioとが同じになる点Jで電圧Vxは上昇カーブから下降カーブに転じる。そして、電圧VxがV1を下回った時点(点K)でスイッチ11は開くので、消費電流はゼロとなりコンデンサ3の電圧はV1に保たれる。この間の電装品30への連続給電時間はt3であり、図8(b)を、図4(b)に対比させると、スイッチ11を有さない、従来の電源回路90における連続給電時間t1に対比して、明らかに長くなっており、これは、V2がVnより十分に高いことから、スイッチ11が導通して消費電流が流れ出すまでに電荷がより多く蓄電されたことによる。
図8(b)における点Kを過ぎた後、次のサイクルの電流が受信コイル1に供給され始めると、コンデンサ3への充電が開始され(点L)、点Mで、VxがV2を上回ってスイッチ11が導通するまでそのままのカーブで電圧Vxは上昇し、スイッチ11が導通したあとも、上昇カーブは鈍るものの最大点Nまで上昇する。第2サイクル以降においては、電圧がV2に到達する時点での充電電流は、図8(a)に示すように、第1サイクルのそれようも低いため、点Mから最大点Nまでの間が長くなるとともに、この間により多くの電荷が充電されることにより、それ以降の、電圧VxがV1を下回るまでの放電時間も長くなり、したがって、第2サイクル以降の連続給電時間は、第1サイクルのそれよりも長くなるので、第2サイクル以降の連続給電時間t4は従来のものに対比して一層長いものになる。
ここで、電装品としては、タイヤの識別番号や、修理履歴、タイヤ疲労履歴等の情報を記録したトランスポンダや、タイヤの内圧や温度等を検出するセンサや、さらにはこれらのセンサの機能に加えて、検出したデータを車両本体側に送信する送信機を付属したものを挙げることができる。
本発明は、供給電力の小さな場合に有利に活用することができる。
従来の電源回路を示す回路図である。 電波の受信強度が一定の場合、従来の電源回路におけるコンデンサ出口の電圧の時間変化を示すグラフである。 電装品の取付態様を示す模式図である。 電波の受信強度が間欠的に変化する場合、従来のコンデンサ出口の電圧の時間変化を示すグラフである。 本発明に係る実施形態の電源回路を示す回路図である。 電圧比較器の入力電圧の変化を示すグラフである。 電波の受信強度が一定の場合、実施形態の電源回路におけるコンデンサ出口の電圧の時間変化を示すグラフである。 電波の受信強度が間欠的に変化する場合、実施形態の電源回路におけるコンデンサ出口の電圧の時間変化を示すグラフである。
符号の説明
1 受信コイル
2 整流回路
3 コンデンサ
4 電圧比較器
4a、4b 電圧比較器の入力端子
4c 電圧比較器の出力端子
5 電圧生成手段
10 電源回路
11 スイッチ
12 発信器
13 車輪
20 スイッチ制御回路
30 電装品

Claims (4)

  1. 車輪に取り付けられ車輪に関する情報を処理する電装品に、外部から受信した電波の電力を電源として供給する電源回路において、
    電波を交流電力として受信する受信アンテナと、この交流電力を直流に変換する整流器と、整流された電力を蓄電する充電器と、蓄電された電力の前記電装品への供給を断接するスイッチとを具え、前記スイッチを、スイッチの直前の電圧が前記電装品の最低作動電圧より高い第一の電圧V1を下回ったとき、通電状態から遮断状態に移行し、スイッチの直前の電圧が第一の電圧V1より高い第二の電圧V2を上回ったとき、遮断状態から通電状態に移行するよう構成してなる車輪搭載電装品用電源回路。
  2. 前記スイッチを断接する制御回路として、2つの電圧信号を入力するそれぞれの入力端子と、これらの電圧信号の大小関係に応じた信号を出力する出力端子とを有する電圧比較器を用い、この制御回路を、電圧比較器から出力される信号で前記スイッチの断接を制御するよう構成してなる請求項1に記載の車輪搭載電装品用電源回路。
  3. 前記電圧比較器の入力端子の一方に所定電圧を生成する電圧生成手段の出力端を接続するとともに、前記スイッチの直前の点P1に抵抗R1を、前記スイッチの直後の点P2に抵抗R2を、接地点P3に抵抗R3を、それぞれ接続し、抵抗R1の点P1と反対側の端、抵抗R2の点P2と反対側の端、抵抗R3の点P3と反対側の端、および、前記電圧比較器の入力端子の他方を相互に接続して、前記スイッチを断接する制御回路を構成してなる請求項2に記載の車輪搭載電装品用電源回路。
  4. 車輪の回転に伴って車軸の周りを回転し、車軸周りの所定方位内でしか前記外部からの電波を受信できないように取り付けられた電装品に近接して配置される請求項1〜3のいずれかに記載の車輪搭載電装品用電源回路。

JP2005342880A 2005-11-28 2005-11-28 車輪搭載電装品用電源回路 Pending JP2007145196A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005342880A JP2007145196A (ja) 2005-11-28 2005-11-28 車輪搭載電装品用電源回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005342880A JP2007145196A (ja) 2005-11-28 2005-11-28 車輪搭載電装品用電源回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007145196A true JP2007145196A (ja) 2007-06-14

Family

ID=38207114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005342880A Pending JP2007145196A (ja) 2005-11-28 2005-11-28 車輪搭載電装品用電源回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007145196A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63501065A (ja) * 1985-07-03 1988-04-21 ミシユラン エ コムパニ− (コンパニ− ゼネラ−ル デ ゼタブリツスマン ミシユラン) タイヤ監視装置のための、ホイ−ル上の回路に対する電力供給源
WO1993011509A1 (en) * 1991-12-04 1993-06-10 Citizen Watch Co., Ltd. Data carrier
JP2004268632A (ja) * 2003-03-05 2004-09-30 Denso Corp 回路保護装置およびエアバッグシステム
JP2005029002A (ja) * 2003-07-14 2005-02-03 Honda Motor Co Ltd ステア・バイ・ワイヤ式操舵装置を有する車両
JP2005038037A (ja) * 2003-07-16 2005-02-10 Lintec Corp 無線タグ及び無線タグの起動装置
JP2005161944A (ja) * 2003-12-01 2005-06-23 Toyota Motor Corp タイヤ状態検出装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63501065A (ja) * 1985-07-03 1988-04-21 ミシユラン エ コムパニ− (コンパニ− ゼネラ−ル デ ゼタブリツスマン ミシユラン) タイヤ監視装置のための、ホイ−ル上の回路に対する電力供給源
WO1993011509A1 (en) * 1991-12-04 1993-06-10 Citizen Watch Co., Ltd. Data carrier
JP2004268632A (ja) * 2003-03-05 2004-09-30 Denso Corp 回路保護装置およびエアバッグシステム
JP2005029002A (ja) * 2003-07-14 2005-02-03 Honda Motor Co Ltd ステア・バイ・ワイヤ式操舵装置を有する車両
JP2005038037A (ja) * 2003-07-16 2005-02-10 Lintec Corp 無線タグ及び無線タグの起動装置
JP2005161944A (ja) * 2003-12-01 2005-06-23 Toyota Motor Corp タイヤ状態検出装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10299095B2 (en) Wireless load modulation
JP4947934B2 (ja) 多段式蓄積装置を備えた圧電式電源からの電力変換
CN111082533B (zh) 控制装置、输电装置、电力传输系统、受电装置和设备
JP6750456B2 (ja) 制御装置、送電装置、無接点電力電送システム及び電子機器
US12107435B2 (en) PWM method for wireless charging system
JP2006056501A (ja) 圧電素子からの電力変換
CN102055250A (zh) 谐振式非接触充电装置
US20220393519A1 (en) Wireless charging device, a receiver device, and an associated method thereof
JP7581422B2 (ja) ワイヤレス電力伝送システムを保護するための方法およびシステム
US11075545B2 (en) System and method for actively controlling output voltage of a wireless power transfer system
JP6429166B2 (ja) 無線電力送信システム
CN107134863B (zh) 控制装置、受电装置、电子设备以及电力传输系统
US20150280451A1 (en) Wireless power supply apparatus
CN110536810A (zh) 从能量发送设备至用电器的无线能量传输的方法以及执行该方法的无线能量发送设备
JP2009271920A (ja) 能動トランスポンダの再充電
US11641134B2 (en) Wireless charging device and a method for detecting a receiver device
Gonçalves et al. An adaptive system for underwater wireless power transfer
US11208090B2 (en) Delivery system and vehicle
US20200274390A1 (en) A wireless power transceiver device and an associates method thereof
JP2023181742A (ja) 送電装置、送電装置の制御方法、およびプログラム
JP2007145196A (ja) 車輪搭載電装品用電源回路
Na et al. Machine learning-based power control technique for wireless power transfer
EP3896766B1 (en) Battery assembly, electronic device and battery testing system
JP4911313B2 (ja) データ送信装置
JP2017158315A (ja) 制御装置、送電装置、電子機器及び無接点電力伝送システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081008

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110412

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110613

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20110613

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110726