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JP2007519943A - 言語の理解および/または言語の学習を容易にするシステム、方法、コンピュータプログラムおよびデータ構造 - Google Patents

言語の理解および/または言語の学習を容易にするシステム、方法、コンピュータプログラムおよびデータ構造 Download PDF

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JP2007519943A
JP2007519943A JP2006543561A JP2006543561A JP2007519943A JP 2007519943 A JP2007519943 A JP 2007519943A JP 2006543561 A JP2006543561 A JP 2006543561A JP 2006543561 A JP2006543561 A JP 2006543561A JP 2007519943 A JP2007519943 A JP 2007519943A
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Description

(技術領域)
本発明は言語の理解および/または一般的に言語、特に、外国語の学習を助けるシステムの領域に属する。
(従来技術)
本出願で引用した出典
従来技術の主な出典は下記のとおりである。
Figure 2007519943

Figure 2007519943
最近数十年間中の科学的研究は言語がどのように働くかまたその基礎をなす脳プロセスを明らかにしてきた。特に、最近数年間中に言語研究の技術的特質が論破されてきている。第2言語の学習に関連する脳プロセスを理解するのに多くの技術的および科学的リソースが使用されている。この方法の基礎をなすのは脳内で言語が働く方法は他の器官が働く方法と多くの特徴を共有しており、また行われるプロセスへの技術的および科学的取り組み方により言語を学習しかつ学習した言語の欠点を訂正するのためのこれまでは可能でなかったより良いシステムを開発できるという考えである。
たとえば、電子脳造影図、機能的磁気共鳴映像法、陽電子放射断層撮影、磁気脳造影図を使用する実験が行われている。これらの実験は[動詞]、[文(sentence)]、[意味規則(semantics)]等の概念が精巧な電気生理学プロセスに関連付けられることを示している。たとえば、これらの実験のいくつかは、それが規則動詞であるか不規則動詞であるかに応じて、脳は2つの異なる脳領域を使用して動詞の屈折部を形成することを示している[ピンカー.、1999]。
これらのいくつかの実験において、科学者は喚起された電位を測定する。喚起電位は被検者がある特性を有する言語のサンプルを処理している時に脳により作り出される測定電磁界の変動である。被検者が統語変則(syntactic aomaly)を見つける時と被検者が意味変則(semantic anomaly)を見つける時とでは喚起電位は異なることが示されている。これは統語処理から来る電気生理学応答は意味処理から来るそれとは異なる証拠を提供する[ハグールト等、1993]。
他の実験において、ハーンおよびフリードリッチは脳が文の構造解析を2つのステップで展開する証拠を記述している。第1のステップは全言語サンプルに自動的に適用され、第2のステップは言語サンプルの複雑さに応じた強度で制御された方法で適用される[ハーンおよびフリードリッチ.、1999]。
ストレブおよびその同僚は脳の電気生理学プロセスが処理されている文法的カテゴリに依存することを示している。そうするために、彼等は2つの異なる出典から適切な名詞を回復するために展開されるプロセスを研究した、代名詞または同じ適切な名詞[ストレブ等、1999]。
ニエトおよびその同僚も異なる文法的カテゴリに対応する脳プロセスは異なることを示している。特に、彼等はそれを動詞および名詞に対して示した[ニエト等、1999]。
これらおよび他の証拠により多くの科学者は脳が「言語器官」を有する、すなわち、その一部が特に言語処理に向けられると考えるようになってきている。脳が言語処理に使用するプロセスの技術的特性を理解するとより良い言語学習システムの開発に繋がる。
特に、第2言語学習に関して、キムおよび同僚は成人してから第2言語を学習した人は幼年時代に第2言語を学習した人とは異なる脳領域を使用することを示すために1997年に機能的磁気共鳴映像を使用した[キム等、1997]。
第2言語を話すのに第1言語を話すのとは異なる部分の脳を使用する人は、特定の言語リソースの代りに、一般的な認識脳リソースを使用していると仮定するのが道理にかなうと思われる。また、彼等はクロスワード、方程式を解く、またはテキスト評価等の一般的問題を解決するのに使用される脳リソースを使用している。
この可能性は「認識不足」として知られる現象により支持され、それはよく知られていない言語において一般的アクティビティを実施する能力の減少である。認識不足の源は恐らくは、両方のプロセスが同じメンタルリソースを同時に使用している場合に、第2言語を管理するメンタルプロセスおよび実施されている一般的アクティビティに向けられるメンタルプロセス間で生じる競合である。
キムの実験で考慮されなかった変数は成人時代に学習した被検者に対して被検者はどのように第2言語を学習したかということである。事実、後で学習したにもかかわらず、ネイティブスピーカのそれと実質的に区別できない第2言語の駆使能力を達成する成人学習者の例もいくつかある。これらの人々は特に言語向けられたメンタルリソースにより第2言語を使用するようにしていると想定するのが妥当である。
前節にそって、第2言語学習領域において究極の目標は第2言語のできるだけ良い駆使能力を達成することでなければならず、それは学習者がネイティブスピーカのそれに等しい言語入力への電気生理学応答を作り出せるようにする方法論の開発へ我々を導く。第2言語が学習される方法は脳リソースが使用される方法を調節すると考えるのが妥当である。
事実、ポスナーおよびライクルが示すように[ポスナー等、1999,p129]、アクティビティが展開される方法は脳リソースが使用される方法に影響を及ぼす。外からは両方のケースにおいてアクティビティは同じに見えるが、これらの著者は動詞生成タスクを実施する間に作り出される脳マップが被検者が予め十分な練習をしているかどうかに応じてどのように変動するかについて記述している。
問題は人々が一般的認識リソースではなく特定言語脳リソースを使用する方法でどのように第2言語を学習できるかということである。
一般的に、大概の第2言語学習者は文を一語一語解析し、しばしば語を翻訳するのに長時間を向ける。言語学習がその言語で生成されるメッセージの理解を必要とする場合には、この方法に対するいくらかの道理がある。問題は解析および翻訳等の一般的認識リソースが使用される場合、言語は一般的認識リソースを使用してアプローチされることである。
学習されている言語のメッセージを理解しようとしている時の問題点は、これらのメッセージが学習者にとって有用となるためには、学習者が既に知っているものよりも複雑でなければならない言語学形式をそれらが含まなければならないことである。そうでなければ、学習者は新しい言語学アスペクトを学習する機会を得られない[ヤノ1994]。この状況において、環境は学習者がこれらのメッセージが何を意味するかを推論できるようにする手掛りやヒントを得るためにインタラクトする機会を学習者に提供しなければならない。学習者はなんとかして自分が聞いている文が何を意味するかへのアクセスを持たなければならない[ベーカ2001,p.224]。
必要なのは、学習者が認識解析努力に頼ることなく第2言語のサンプルの理解を容易にするシステムであり、そのシステムがあらゆる種類のテキストに適用できることも必要である。
このようなシステムは学習者が信頼できるテキストで勉強できるため、第2言語を学習するのに特に有用である。信頼できるテキストは言語がネイティブ言語であるコミュニティにおけるある伝達または情報ニーズを満たすために発生されている言語のサンプルである。第2言語教師は第2言語を学習するのに信頼できるテキストは特に有用であると考えており、それらをより頻繁に使用しない理由は学習者がそれらを理解できるようにするシステムを持たないことである。
従来技術で調査した限り、学習されている言語のメッセージの理解を容易にするシステムに対する現在のニーズを解決する典拠はない。以下に確認されているより重要な典拠の一般的な一覧が提供される。
−[グロス、2001]は学習者が外国テキストをよく理解するのを助けるシステムを提示する。主要な問題点は文の理解に関連する部分がまだ定義されていないことである。
−[バリア等2002]は[グロス等2001]と同じ目標を有する。問題は、[グロス、2001]のケースと同様に、この典拠は主として実際の結果よりも多くの作業計画を記述していることである。
−[ヤノ等1994]y[オー2002]は修正バージョンに基づく実験を記述している2つの典拠である。主要な問題点は修正バージョン自体は理解問題を部分的にしか解決しないことである。さらに、それらが実際にやることは信頼できるテキストをより理解し易い修正バージョンと置換することである。
−[デプラーキスト]はいくつかの単純化されたバージョンが生成される方法を記述している。この典拠は現在使用されている教師的方法を記述している。主要な問題点は[ヤノ等1994]および[オー2002]の問題点と同じであり、単純化されたバージョンは問題を完全には解決しないことである。
−[Transparent Language],[And]および[Dr.LANG group]は注釈付外国語サンプルを提供する市販品の代表的サンプルである。それらの主要な問題点は理解を容易にする翻訳を提供するだけということである。それにより言語サンプルを理解することはできるが、これらのサンプルの言語学的形式を同化することはできず、形式と内容を関連付けることができない。
−[ドーティ,1991]はテキスト理解が言語学習を容易にするかどうかをテストするために提起された実験である。それらはあるパラフレーズおよび関係節に適用される文法規則を示すアニメーションプログラムを使用する。この典拠の主要な問題点は理解を容易にするのに使用される手段が文法説明に基づいていることである。また、それは関係節にしか適用されず、通常の言語使用中に使用されるような、他のタイプの文およびより複雑な文にどのように拡張できるか説明していない。
−典拠[アーメド2002](および、基本的に同じ内容であれば[アーメド2001])は句を組み立てる規則を教えるシステムを提供する。この典拠の限界はその目標が理解を容易にすることではなく文法規則を教えるということである。さらに、句ツリーの利用は通常理解問題を提示する。
従来技術の一般的評価は我々が外国語の理解を容易にするシステムを必要としているということである。この必要性は長い間感じられてきたが、それを有効に解決するシステムはまだ無い。
パーソナルコンピュータシステムの出現により第2言語学習の分野で高い期待が生じている。教授法とリンクされた技術がまだ存在しないリソースを提供すると考えられた。
しかしながら、この分野の一般的な認識結果は、これらの大きな希望および言語の教授および理解分野における情報ツールの急速な拡張にもかかわらず、最終結果は非常に限定されているということである。
たとえば、バリアyデュケッタは学習を容易にする自動的ツールの利用により限定された利益しか達成されないと信じている[バリア等2002]。同じ著者は低い学習利益しか達成されなかった他の出典を引用している。
要するに、言語理解および言語学習は現在のグローバル社会における不可欠なニーズであるにもかかわらず、このニーズを満足に解決するシステムも方法もない。
したがって、理解を容易にするシステムおよび方法を開発することが挑戦となるが、それはまだ解決されていない問題である。この疑問にアプローチする方法は下記の3つのキーアスペクトを介したものとなる。
1.言語に関する科学的知識。
2.言語で行われる技術的実験。
3.情報学により提供される技術的リソース。
(発明の説明)
序文
本発明は言語理解および学習を容易にする手段であり、言語の理解および学習を助けるより良いシステムに対する認識された必要性に対応している。それは主として2つのアスペクトに基づいている。
1.脳が言語をどのように処理するかに関する既存の科学的知識。
2.前のアスペクトに基づいて設計されているいくつかの技術を実施するコンピュータ技術の利用。
最新の科学は、メッセージを理解するためには、そのメッセージが含む文の内部構造を同化する必要があることを示している。典拠[ジャケンドフ2002,p.10],[ラスニク2000],[ラドフォード1999p.14],[ヘーゲマン1999p.138]および[パーティ2000]はこのような構造が有する特性を詳細に説明している。言語の構造は単なるアカデミックな創造ではなく、脳内で生じる電気生理学的プロセスに関係しており、言語を構成する音の周波数、強度および長さの変動にも関係している。人が文を知覚すると、その人の心はその文の構造を自動的に再生成し、そのプロセス中に非常に複雑な操作を実施する。
[フォドール2000]はこれらのいくつかの操作について記述している。この典拠は最新の言語学理論のある規則に従って文の構造を形成するプロセスの結果、ある語認識アクティビティ後の応答時間が文の異なる点においてどのように異なるかを示している。
[フォドール2000]から採用され明細書の提示1に示す例は意味を理解するために同化する(assimilating)文の構造が有すべき重要性を実現することができる。この例の文は、それが書かれる言語(ここでは英語)のネイティブスピーカにとってさえ、理解するのが困難である。それを理解する困難さは精巧なまたは曖昧な構造によるものではなく、文が有する特定の形式による。それはあまりにも多くの埋め込まれた句を有し、それらの処理にはあまりにも多くの計算負荷を要する。本明細書の後の方で本発明が文の構造の同化(assimilation)を容易にし、その意味の理解をどのように容易にするかが示される。
提示1.
The mouse the cat the dog scared chased jumped over the wall.(鼠猫犬が脅され追いかけられて壁を飛び越えた。)
話し言葉で受け入れられるメッセージの構造を識別するために、人々は知覚する音の周波数、強度および長さの変動−すなわち、イントネーション−を使用する[クィリス等1975],[ボイソン−バーディ,2001],y[クリストフェ等,2003]。このような変動により聞き手は文の構造を同化(assimilate)することができ、したがって、文を理解することができる。
ジャッケンドフはイントネーションの重要性は周波数、強度および長さに関して要求する変動がイントネーションにより課されるある一般的要求条件を満たさないため文法的に正しいと認知されないある構造があるようなものだと信じている[ジャッケンドフ2002]。
構造および周波数、強度および長さの変動の理解は言語を習得する子供達にとっても重要である。このような変動は子供達にとって言語の構造を同化ししたがってそれを学習するための非常に重要な手掛りを提供することが判っている。たとえば、まだ言語を理解しない非常に若い幼児は自分等が聴く言語サンプルの強度、基本周波数および長さの変動の知覚により句の境界を検出できることが示されている[ボイソン−バーディ,2001]。
書かれた言語では、人々はイントネーションを使用できず、可能な構造の中で、どの構造が知覚しているメッセージに対して適切なものであるかを選択するために自分等自身の言語知識を用いる。「ガーデンパス」と呼ばれる現象が存在し、それは書かれた言語の処理が話された言語の処理とどのように異なるかを示し、それにはいくつかの制限がある。たとえば、“The horse racedacross the barn fell”という文を読む時、通常の話し手は“fell”という語に達すると自分の文の解釈は正しくないことに気付く。
第1の解釈は“raced”が文の主動詞であるが、この文が“The horse that was raced across the barn fell”と等価であれば、正しい解釈では主動詞は“fell”である。
文のイントネーションが文の構造を伝えかつその情報が任意の曖昧さを解消する場合、文が耳で知覚される時にこの問題は存在しない。書かれたテキストを読んでいる間に、読者は最初に文は与えられた構造を有するものと仮定し、自分が読んでいる情報が意味をなすようにそれを増分変化させる。ともかくも、読者は自分が呼んでいるテキストに関連付けられるイントネーションをなかば無意識に感じる。読者は2つの異なる解釈がイントネーションに関する異なる潜在意識的感じを生成することを知覚する。
外国語の学習者は話しおよび書き言語の両方で不利である。話し言語では、その言語の特徴的イントネーションパターンに関する十分な知識が無い。書き言語では、書き言語サンプルに対してどんな構造が存在し得るかの能力が無い。
本発明は言語の構造の知覚および同化を介して言語解釈のプロセスにアプローチする。そうするために、学習者は異なる言語サンプルとインタラクト(interact)し、これらのインタラクションはその構造を明確にする言語サンプルに関する異なるビューを提供する。本発明において、この各ビューは観点(PERSPECTIVE)と呼ばれる。
これらの一般的リソースの利用により脳が言語のために使用する特定のリソースの利用が防止される場合には、本発明により学習者は一般的認識リソースを多く使用する必要なしに言語サンプルの構造および意味を容易に理解することができる。
本発明は第2言語の学習またはネイティブ言語にある問題を有する人々に対するネイティブ言語の学習の両方に応用できる。たとえば、読書障害者は機能語の理解における外国語の学習者の問題と同様な問題を有するものと思われる。[デービス2002],[バンパッテン1996](機能語はその目的が−“dog”のように−それ自体内に意味を与えないが文のグローバル処理にともかく寄与する語である。)
ここで、問題は定められた言語の良好な駆使能力の無い人がその言語の構造を理解するのをどのように容易にするかということである。問題は周波数、強度および持続時間の変動により提供され、かつ読む間に潜在意識的に再生成される全ての情報をどのように置換するかということである。
コンピュータ技術により提供される手段のお陰でこれらは全て可能である。コンピュータが無ければ、本発明のプロセスをインプリメントするのは非常に困難となる。
本発明のようなシステムは非常に必要であるにもかかわらず、類似システムは今日存在しない。
以下の節は本発明に含まれるいくつかの概念および技術について記述する。それら全てが同時にインプリメント(implement)されることは厳密には必要でないことが理解される。
言語サンプルの準備
学習者が本発明を使用するためには、言語サンプルを準備する必要があり、それらはその構造を示すことができるある情報を含むようにされる。この準備は計算言語学からのツールを利用して自動的に、手動で、または自動ツールにより実施されるある処理と人間の個人教師により実施される修正を組み合わせて混合方式で行うことができる。計算言語学からのツールの利用は本発明には含まれず、それらは本発明および特許の範囲に対する制約要因ではない。
一般的に、言語サンプルはより小さい断片に分割され、構造の識別はこれらの断片を介して実施される。後述するように、好ましい実施例ではこのような断片は文であるが、本発明の範囲に影響を及ぼすことなく他の性質を持つことができる。言語サンプルを分割するのに使用される規準が本発明の範囲を制限することはない。
言語サンプルの構造を示すために、その構造を最初に識別しなければならない。構造はどんなタイプの構文規則が選択されるかによって決まるが、一般的にはいくつかの語群の識別へ導かれ、これらの群間の関係が言語サンプルの構造を定義する。一般的には、これらの語群は句である。
学習者が構造を理解するのを容易にするために、できるだけ少ない句を使用して、混乱状態を生じないようにすることが重要である。どの句を選択するかの判断は本発明の実際の実施例によって決まる。好ましい実施例が記述される節には、好ましい実施例においてどんな句が選択されるかに関する説明がある。一般的に、本出願において、「選択句」という用語は言語サンプルの構造を定義する時に考慮される句を指示するために使用される。
選択句は2つの群に分けることができる。
1.節句:節であるこれらの句があり、これらの句が言語サンプル内に存在する場合、一般的に、補完句(complementizer phrase)、屈折句、および動詞句である。
注記:英語では句は動詞(暗示することができる)のある語群である。文は独立句、すなわち、任意のより大きい表現に含まれない句である。スペイン語等の他の言語では、「句」に対する用語は無く文および節の両方が同じ用語で指示される。
2.基本句:名詞句(nominal phrase)、決定句(determinant phrase)等の他の全ての句がある。
言語学において一般的に行われるように、テキスト断片の構造はブラケット等の区切文字を使用して成文化される。本特許出願において、その構造を定義するために区切文字が挿入されている言語サンプルは分離文、分離テキスト、または分離断片と呼ばれる。
提示2はテキスト例に対する分離文を示す。
提示2.
[[The man[at the bar]][with the jacket[on his shoulder]]]]finished his sandwich[before the bar closed]]
エスカレータツリー
エスカレータツリーは言語サンプルの構造を示すために周波数、強度および持続時間の変動により提供される情報に対する置換の認識された必要性への主要な回答である。エスカレータツリーでは、提示1に示した文に対して提示3で示すように、語はエスカレータのように異なるレベルに置かれる。
提示3.
Figure 2007519943
異なる語に対してどのようにレベルが割当てられるかに応じて、異なるタイプのエスカレータツリーが存在し、それらは異なる程度理解を容易にする。この例では、下向きの遷移は新しい断片を開き上向きの遷移はそれらを閉じる。
提示3のようにレベル割当て規準を使用しているエスカレータツリーを読むために、読者は水平方向に進み、同じレベルではない新しい語に達するたびに垂直方向にレベルを変える。下向きの遷移が行われるたびに、読者は前の断片を処置しなければならない何かに注目するまたは指摘するテキスト断片へ入る。上向きの遷移の場合効果は反対である、すなわち、注目または特殊化は終了され読者は前のテキスト断片のドメインへ戻る。(時々これは厳密にそうはならない。たとえば、従属節はしばしばそれらの主節の前にあり、日本語等のヘッドファイナル(head final)言語では、これは大概の場合に生じる。)
提示3において第1行を水平方向に読むと読者は“The mouse jumped over the wall”を得る。“mouse”および“the”間に存在する遷移の後で第2行が読まれると、読者は“cat chased”を得、それはどんな鼠が指示されているかを明確にする。“cat”および“the”間にある遷移の後で第3行が読まれると、読者は“the dog scared”を得、それはどんな猫が指示されているかを明確にする。
お判りのように、文の意味を理解できるようになる。さらに、読者はその構造に関する情報を有するため、大声でまたは静かに読むことさえでき、努力は要するがその構造に対応する音の周波数、強度および持続時間の変動を発生することができる。完全に理解するのはまだ困難ではあるが、文が記録され聴かれるとその一部を少なくとも理解できるようになる。
水平線、異なる色またはフォーマット等の理解の容易さをさらに増すためにグラフィック手段を使用することができる。
重要な問題はエスカレータツリー内の語にレベルを割当てるためにどんな規準が使用されるかということである。これは好ましい実施例の記述で説明されるように、実施される実際の実施例によって決まる。一般的に、文の異なる部分にレベルを割当てる時は、文の最重要部をできるだけ目立たせることが目標となる。このように作用すると、文の各断片に対応するレベルはその埋込レベルとは無関係となる。本明細書の後の方で、図5および提示12は可能なテキスト記号列内でそのコンポーネントはどのようにエスカレータツリー内に有するレベルとは異なる埋込レベルを有することができるかを示している。
句の一般的管理
学習者を助ける第1の方法は断片の異なるコンポーネントを容易に識別するのを助けることである。そうするために、本発明はいくつかの技術を含んでいる。
「最少選択句の選定」はユーザ−学習者が文を構成する句を容易に識別するのを助ける技術である。ユーザが文内の定められた位置を選定する時、システムはその語の最少選択句を識別し、定められたフォーマットでそれをマークする。ある位置の最少選択句はその点を含み任意他の句を含まない選択句である。
たとえば、提示2の文に対して、学習者が「肩」を選定すると、本発明は何が現れるかを提示4aに示すことができる。その結果、ユーザはこれら3つの語を一緒に考慮すべきことが容易に判る。
提示4a.
The man at the bar with the jacket on his shoulder finished his sandwich before the bar closed.
さらに、同じ例に対して提示4bに示すように、最少選択句の祖先である選択句には選定された選択句に対して使用したフォーマットとは異なる特殊なフォーマットでマークすることができる。これにより学習者は選定された選択句が使用される文脈条件を知覚することができる。
提示4b.
The man at the bar with the jacket on his shoulder finished his sandwich before the bar closed.
「選択句の上昇」は、新しい選定された選択句が現在の選定された選択句の親となるように、定められた瞬間に選定される選択句を変える機能である。たとえば、この機能が提示4bの例に適用されると、提示4cに示すテキストが得られる。コンピュータ技術により提供される手段のお陰で、この機能により学習者は容易にテキストとインタラクトしてその構造を精査することができる。
提示4c.
The man at the bar with the jacket on his shoulder finished his sandwich before the bar closed.
学習者のアクティビティをさらに容易にするために、本発明のある実施例は選択句をイネーブルおよびディセーブルすることができる。選択句がディセーブルされると、本発明はその句が存在しないかのように作用する。学習者の注意を適切な部分に集中させる方法は基本選択句をディセーブルすることである。それが正当化されるのは脳が実施する階層処理において、節句は基本句よりも関連性があることである。これらの状況において、本発明は節(従属節または対等節)から来る句しか示さない。学習者はこのレベルを理解できるようになると、全ての句をイネーブルさせて基本句により提供される詳細を理解することに注意を集中させることができる。
この節に記述されている技術はその中に言語サンプルの構造が示される全観点に適用することができる。
たとえば、図1はエスカレータツリーを示し、異なる選択句は学習者により異なる選定がなされた後に示されている。また、異なる句の境界をより良く示すためにある語がマークされている。文構造の知覚に及ぼすエスカレータツリーの影響をより良く例示するために、エスカレータツリーの無い同じ文が図2に示されている。
投影置換
投影置換は学習者が言語サンプルの構造を同化するのをさらに容易にすることを目標とする技術である。それは学習者が文の異なる部分に選択的に集中できるようにする他のより簡単な語で句や語グループを置換することにより表現する。
たとえば、“the man who is the brother of the woman in red”という句は一般的に“the man”または“man”により置換することができる。これは言語学における一般的原理であり、本発明では、それは言語学習者を助けるために後で説明されるような他のケースに拡張される。
この技術は2つの言語学的概念、投影原理および構成素置換の規準に基づいており、その両方が[ラドフォード 1999],[オーハラ 1999],[ハーゲマン 1999]に説明されている。
次に、これが本発明において、たとえば、断片例“John went to the store after Mary turned on the radio that she had both the previous week”にどのように適用されるかの例を示す。
1.“Mary turned on the radio that she had bought the previous week”の句をXYZ1で置換して“John went to the store after XYZ1”を得る。
2.“she had bought the previous week”の句をXYZ2で置換して“John went to the store after Mary turned on the radio that XYZ2”を得る。
“XYZ2”等の発明されたテキスト記号列を使用する代りに、言語内に存在する語を使用することもできる。投影原理および構成素置換の規準はこれをいつでもできることを保証する。たとえば、“John went to the store after XYZ1”と書く代りに“John went to the store after that”と書くことができる。
存在する実際の語を使用することの主な利点はテキストを聴覚的に再生できることである。しかしながら、2つの重要な欠点がある。
1.しばしば生じることは、この方法により作り出される文は、文法的に正しくても、一般的には使用されない文であり、それは人の学習にマイナス効果を及ぼすことがある。
2.語グループを置換するのに実際の語を使用すると、時々含むことを勧められない語を使用することが必要となる。前の例に対して、スペイン語の文は“Juan fue a la tienda despues deeso”となり、“Juan fue a la tienda despues de eso”の文を使用して置換語の外側に“que”を残す方が良いが、この文は文法的に正しくない。正しくするには、置換は“Juan fue a la tienda despues de eso pasara”とならなければならない。本発明では、置換語はより容易に知覚できるエンティティとより近い等価を有するため、置換語の外側に語“que”を残す自由を有する方が良いと考えられる。たとえば、“XYZ1”はイベント“Mary turned on the radio”と等価であり、“eso”は“que Maria encender la radio”と等価であり、それはイベントとしてそんなに容易に知覚されない。
実際ではない語を使用するもう1つの利点は文に関連する異なるテキスト断片中を学習者が容易にナビゲートできるようにする指標を使用できることである。
制約はしないが、本発明において投影を置換するのに使用される語は、実際に存在する語か否かにかかわらず、置換語(REPLACING WORD)と呼ばれる。
理解を容易にするために、異なるタイプの句に対して異なるフォーマットおよび異なる置換語を使用することができる。たとえば、“This is the man who came for lunch”の中の“man who came for lunch”等の相対句を置換するのに“OOOO1”等の語を使用することができる。置換により“This is OOOO1”となる。この置換は“This is the man that XYZ1”とすることができるもう1つの置換と結合し、両方を結合して使用することができる。
投影置換は「置換語の拡張」(EXPANSION OF REPLACING WORD)と相補的に使用され、それは関連するテキスト断片により置換語を置換し戻すことに基づく技術であり、それも他の置換語を含むことができる。
投影置換および置換語の拡張を使用するには、コンピュータ技術を使用する必要がある。提示5は本発明においてこれがどのように適用されるかの詳細を示す。テキストサンプルが含まれるボックスはコンピュータシステムにおけるウインドウを表すことができる。学習者が“John went to the store after Mary turned on the radio that she had bought the previous week”の文を勉強している状況において、本発明の可能な実施例では下記のステップがとられる。
0.開始点において、システムは「ステップ0」に示すようなオリジナル文を示す。学習者が文を容易に理解できなければ、本発明の可能な実施例では、本発明はステップ1においてテキストを示す。
1.このテキストは文の基本的構造を示す。それにより、学習者は文の基本的構造はなんであるかを知ることができる。学習者は文の理解を深めたければ、その中に含まれる文断片の構造へ入るために特殊語“XYZ1”を選択することができる。本発明は、次に、その置換語を拡張する。
2.ステップ2に示すテキストは開始文の第1の従属節の詳細を含んでいる。学習者は文のより深いレベルへ入り続けたければ、特殊語“XYZ2”を選択することができ、本発明はそれが表すテキスト断片によりこの特殊語を置換し、その構造内にナビゲートした後で最終文が得られる。
提示5.
ステップ0.学習者は最初の文を調べる。
Figure 2007519943

ステップ1.本発明は文の基本的構造を示す。
Figure 2007519943

ステップ2.ユーザ−学習者は特殊語“XYZ1”を選定し、本発明はこのような特殊語を拡張する。
Figure 2007519943

ステップ3.ユーザ−学習者は特殊語“XYZ2”を選定する。
Figure 2007519943
投影置換はあらゆる観点において適用することができる。たとえば、提示6はそれをエスカレータツリー内でどのように適用できるかを示している。
提示6.
Figure 2007519943
解明の利用(UTILIZATION OF CLARIFICATION)
ユーザが理解したいテキスト断片を構成する異なる句の理解を容易にするために、いくつかの概念を使用することができる。説明を容易にするために、以下に好ましい実施例において使用されるいくつかの概念について簡潔に説明する。好ましい実施例を説明する節では、これらの概念に関する詳細な情報が示される。
1.リンク それが配置されるテキスト断片内に句を導入するのに使用される語に関係し、一般的には前置詞、決定要素、副詞語群、等により構成される。ある選択された句はリンクを有し他は有しない。
2.解明1 それは節句である子句を含む節句に対して存在するパラフレーズである。それは直接子節句の代わりに置換語を挿入して作られる。たとえば、“John went to the store after Mary turned on the radio”の解明1は“John went to the store after XYZ1”とすることができる。
4.解明2 これは相対構造である子を有する句に適用できるパラフレーズである。たとえば、“John is the man that wonthe competition last year”の解明2は“John is THE MAN”または“John is OOO1”とすることができる。
5.解明3 それは節句でありかつそれら自体が相対構造である句に適用できるパラフレーズであり、相対節を再構成して作り出され、目標言語内で正規の順序を有するようにされる。たとえば、句“that won the competition last year”に対して、解明3は“John won the competition last year”とすることができる。
6.解明4 それは動詞が直説形式ではない句に適用されるパラフレーズである。それは解明1と同じであるが、(存在する場合には、解明3)動詞はそれを直説形式で示すように修正される。たとえば、スペイン語節“de que Maria encendiera la radio”に対して、解明4は“Maria encendiera la radio”となる。
いずれかの解明において、主語または動詞等の省かれた文法的機能を表す語を追加することができる。学習者を混乱させないために、これらの語は括弧内に示すことができる。
情報ツリー(THE INFORMATION TREE)
「情報ツリー」は言語サンプル構成の理解をさらに容易にする構造である。それは「タワーツリー」(TOWER TREE)に基づいている。提示7は“The man at the bar with the jacket on his shoulder finished his sandwich before the bar closed”文に対するタワーツリーを示す。お判りのように、タワーツリーはテキスト断片内に存在する異なる選択句の垂直配置であり、各句はその埋め込みレベルに従って随意インデントすることができる。
提示7.
Figure 2007519943
「情報ツリー」は句を貫くナビゲーションを容易にし、目標言語の語および他のアスペクトを置換する。学習者に対して、これは目標言語のサンプルを理解するのを助け、教師に対してはこれらのサンプルを準備するのを助ける。
図3は“John went to the store after Mary turned on the radio that she had bought the previous week”の文例に対する情報ツリーの例を示す。図3の目的は説明を容易にすることであり、制約的効果はない。他の構造の他のタイプの情報ツリーも作り出せることが理解される。
図からお判りのように、情報ツリーはユーザが勉強している言語断片の異なる選択句について提供される情報を増加するためにあるフィールドが追加されているタワーツリーである。特に、前記したある解明が追加されている。
この情報ツリーにより、ユーザは第1の選択句の基本的構造に興味を持つことができ、その解明1は“John went to the store after XYZ1”であることが判る。ここで、置換語“XYZ1”およびそれが対応するテキストをさらに詳細に調べることによりその理解を完了することに興味があれば、ユーザはその置換語に対応する選択句が配置されている行へ行って、“Mary turned on the radio that VWZ1”である、この新しい選択句の解明1を了解することができ、かつその構造および意味を理解することができる。同じ行内に、ユーザは解明2等のより多くの情報を見つけられるようになる。文がスペイン語であれば、それは“Mary encendiera la radio que VWZ1”となる。この場合、学習者は解明4に行くことができる。特に、解明4は「現在時間」ではないイベントであることをユーザに示し、動詞は直説モードではないことを意味する。
情報ツリー内のナビゲーションを容易にするため、ユーザが“XYZ1”等の置換語を選定する時に、システムは“XYZ1”が置換語である句の行をマークすることができる。
情報ツリー内のナビガビリティをさらに向上させるために、選択句が選定される時に、システムは一般的に特殊フォーマットまたは特殊背景色を使用して、その子をなんとかしてマークすることもできる。また、随意子を開閉するオプションを有する。
カバーされている例では、説明を容易にする目的で節句だけに集中されるが、基本的句も使用されていることがある。
教師の情報ツリーはユーザ−学習者のツリーに関していくつかの違いがある。特に、学習者には関係ないデータを示すのに使用される列が追加されていることがある。
文法的観点(GRAMMATICAL PERSPECTIVE)
文を理解するにはその文法的構成要素を識別することが不可欠である。そうするために、話しては意味変則および意味規則規準を頼りとする。日本語等のある言語では、提示8に示すように、構成要素はそれらを識別する接尾語を有することさえある。
提示8.
Johnが Maryに 本を やった
Juan−SU Mary−IO book−DO gave
(“John gave a book to Mary”)
ここで、SUは主語を表し、IOは間接目的語を表し、DOは直接目的語を表す。
学習者が文法的構成要素を識別するのを助けるために、本発明は「文法的観点」を使用し、それはこのような文法的構成要素を系統立てた方法で説明することにより特徴づけられる。好ましい実施例に対応する可能な実施例はテーブルを使用し、制約的性格無しに説明を容易にするために提示9に示されている。
提示9.
Figure 2007519943
提示9の目的は説明を容易にすることであり、選択される文法的構成要素の数は提示に示すものとは異なることもあることが判っている。同様に、他の実施例では、前記したテーブルは他の異なる特性を有することがある。たとえば、データは水平テーブル内に示すことができる。また、目標言語の基本的順序と同様な順序を示すために順序は異なることがある。また、文内に存在しない文法的構成要素に対応するセルは隠すことができる。
随意、テーブルはその各部分に対応する文法的機能の名称を示す等の、ある付加特性を有することができる。また、迅速かつ直観的に識別できるようにするための各文法的構成要素に対する記号やニックネームを挿入することもできる。
さらに、テーブルは下記の節に記述される他の機能により随意質を向上させることができる。第1は、同様な文法的構成要素を含み、ユーザには既知とすることができる、新しい行または列を加えかつ他の文例を示す可能性により特徴づけられる、提示10に示すような、同様な文を挿入することである。この技術の目的は定められた言語学的刺激(刺激は統語構造または語)を処理した後で、心は他の同様な刺激の処理を容易にするある傾向を有するという事実を利用することである。この現象は「プライミング」として知られる技術でしばしば使用され、その目標は心がどのように言語学的刺激を関連付けるかを調査することである。
提示10
Figure 2007519943
従来技術に優る本発明の利点
これまでのことからお判りのように、本発明は目標言語サンプルの構造の理解を容易にすることに基づいている。そうするために、学習者はシステムとインタラクトし、その結果各時点においてユーザが勉強している言語サンプルのいくつかの観点が発生される。
本発明の主な利点はその時点において学習者が有する知識よりも高度の複雑さを有する目標言語のサンプルを学習者が理解するのをどのように容易にするかという問題を解決することである。この問題はこれまでに解決されていない。判っている限り、類似の言語学習方法は見つかっていない。
本発明の最も重要なアスペクトは次のようなものである。
−学習者が勉強している言語断片の構造を解明するいくつかの観点を提示する。
−エスカレータツリーにより、音の周波数、強度および持続時間の変動により提供される情報に非常に類似したテキストの構造に関する情報を学習者に提供する。
−投影置換により、合成文内に存在する全ての従属節の構造へのアクセスを許す。この問題は、現時点まで、解決されていない。
要約すると、学習者に対して、本発明は目標言語サンプルの構造を提示するための高度に体系化された方法を提供し、それにより理解が容易になる。教師に対して、本発明は目標言語のサンプルを準備するための高度に体系化された方法を提供し、それにより教師の仕事が容易になる。
好ましい実施例の説明
序文
好ましい実施例では、異なる観点が異なるインタラクションウインドウ内に示され、これらのインタラクションウインドウはコンピュータ化されたシステムの画面のエリアである。
図4は好ましい実施例に対する本発明の一般的レイアウトを略示している。図において、観点180を提供するインタラクションウインドウ170を観察することができる。ユーザインタラクションを容易にするために、各インタラクションウインドウ170には本節に記述されたものを越えるある付加機能を与えることができる。好ましい実施例では、既存のウインドウが下記の観点を提供する。
1.エスカレータツリー観点、これはエスカレータツリーを示し正規テキストまたは投影置換付テキスト間の交替を許す。
2.情報ツリー観点、これは情報ツリーを示す。
3.深さ観点、これは各選択句に対する解明1、または存在する場合の解明2を示し、置換語の投影置換および拡張を許す。
4.前記したような文法的観点。
5.視聴覚観点。この観点は学習者が勉強しているテキスト断片(全断片とすることができる)の一部を、ユーザ−学習者が選定している句を強調するイントネーションおよび発音により、再生する。非常に発展しているテキスト対スピーチ技術の可能性により、この観点は目標言語が聴覚的であるケースでしか行えない。
学習者が“the man dressed in red is eating”のような節を勉強している場合、可能性はその節を再生することであるが“dressed in red”を強調すると、学習者が勉強している目標言語を特徴づける周波数、音節長および/または強度に変化を与える。この強調は事前の記録またはテキスト対スピーチコンバータにより行うことができる。
オリジナルテキスト断片の適合
本発明は書面テキストに基づいており、それは口頭サンプルの写しまたは署名された言語のサンプルとすることができる。直接写しが適切でなければ、ある修正を加えることができる。オリジナル断片が非常に複雑で、サポートツールを使用しても理解困難な文法的構造を有する場合にも修正を加えることができる。たとえば、“Juan es el que vino ayer”のようなスペイン語のオリジナル断片は“Juan es el hombre que vino ayer”に変換することができる。
好ましい実施例では、テキストの部分の一般的な語管理および編集は、HTML,XMLその他のコンピュータアプリケーションにおいて行われるのと同様に、語付け足しによりなされる。たとえば、“the father”のような選択句は“<1|the><2|father>”としてコンピュータ内に実際に格納することができる。テキスト付け足しは非常に頻繁に使用される技術であるため従来技術に入るものと考えられる。
好ましい実施例に関する具体的判断
好ましい実施例では、下記の判断がなされており、これらの判断は本発明の範囲に制約的影響を及ぼさない。
1.文への分割
言語サンプルは文に分割され、学習者は文を勉強している。
2.句の選択
[ラドフォード 1999],[オーハラ 1999]および[ハーゲマン 1999]に記述されているように、句はチョムスキー統語の一般的ルールに従って選択される。これらの概念のアプリケーションに対して、スペイン語群
Figure 2007519943

のような語群は複合前置詞である(複合副詞ではない)と考えられ、そのため
Figure 2007519943

は前置詞である(副詞ではない)と考えられる。使用される主な概念の略語は次のようである。
CP :補足句
IP :屈折句
VP :動詞句
NP :名詞句
AP :形容詞句
PP :前置詞句
DP :決定要素句
BP :副詞句
句の選択に使用される実際の規準が提示11に示されている。
提示11.選択句に対する規準
1.条件a:句はPPであり、かつ、
−引数(argument)、および付加詞、またはCPである指定子を含まない。
例:[[The man[in red]]is eating],ここで、“in red”は選択句である。
2.条件b:句はDPであり、かつ、
−PPの引数でも、付加詞でも、指定子でもなく、かつ、
−少なくとも、次のものを含む。
〜引数として、付加詞としてまたは指定子としてのPP、または、
〜引数として、付加詞としてまたは指定子としてのCP。
例1:[[The man[in red]]is eating],ここで、“The man in red”はPP“in red”を含むため選択句である。
例2:[[The man[who is dressed in red]]is eating],ここで、“The man who is dressed in red”はCP“who is dressed in red”を含むため選択句である。
3.条件c:句はAPであり、かつ、
−少なくとも、次のものを含む。
〜引数として、付加詞としてまたは指定子としてのPP、または、
〜引数として、付加詞としてまたは指定子としてのCP。
例:[Joseph is[tired[of working]]],ここで、“tired of working”は選択句である。
4. 条件d:句はPPであり、かつ、
−引数、または付加詞、またはCPである指定子を含む。
例:[I have come[so that John can benefit from my help]],ここで、“so that John can benefit from my help”は選択句である。
5.条件e:句はCPであり、かつ、
−引数として、付加詞として、またはPPの指定子として挙動しない。
例:[This is the man[who came yesterday]],ここで、“who came yesterday” は選択句である。
6.条件f:句はその同じレベルの接続詞を含まない従属節である。
例:[[John is reading]and[Mary is writing]],ここで、“John is reading and Mary is writing”,“John is reading”および“and Mary is writing”は全て選択句である。
3.エスカレータツリー内のレベル割当て
各文構成要素のレベルを成文化するために、いくつかの機構を使用することができる。好ましい実施例では、いくつかのタイプの区切文字が使用される。たとえば、記号列((A)(((((B)(H))[C])[(D)[E][F]))は2つのタイプの区切文字、括弧および角括弧しか使用しない。好ましい実施例では、括弧はレベル増加を発生しないが、角括弧は発生する。図5および提示12は、以下に説明するように、その記号列のコンポーネントのレイアウトがどのように変化するかを示している。
図5は記号列例の異なる埋込レベルを示す。図示される最後のノードの1つはHである。この構造が句であり、Hが主要語(head word)であれば(たとえば、Hが名詞である名詞句)、主要語は最後に示される。
レベル割当てに対する現在の規準を適用すると、前の記号列は提示12で見られるように示される。句の最も関連する部分、H、はユーザにより容易に知覚されるよう一番上の行に配置されることが判る。
提示12.
Figure 2007519943
好ましい実施例におけるレベル割当てに対する具体的な規準が提示13に示されている。
提示13.レベル割当てに対するタイプI規準
1.文内の第1の句はレベル1を有する。(第1の句は文自体である)
2.主要語の補足的要素であるこれらの句はその主要語のレベルよりも1単位高いレベルを有する。
3.主要語の付属詞であるこれらの句はその主要語よりも1単位高いレベルを有する。
句を選択する規準がどのように定義されるかという方法により、句のレベルは等価句の主要語のレベルと同じとなり、それは最後の埋込みが選択句自体を発生する埋込みであるためである。たとえば、“((The man [in red] is eating)”において、“The”は“The man in red”の主要語である。
実際上、これらの規準は定められた文において文の文法的構成要素(主題、主語、助動詞、動詞、直接目的語、間接目的語、付加詞、受益付加詞(beneficiary)、属性および動作主))は、最も一般的なケースにおいて異なる埋込レベルを有してはいるが、全て同じ行である。
4.リンク
好ましい実施例では、リンクの定義は下記の句分類に基づいている。
タイプ1句 これらは引数、付加詞または指定子としてCPを有するPPである。リンクは接続詞、関係代名詞、補文標識(complementizer)全般等の含まれるこれらのPPまたはCPの主要語として作用するこれらの語、およびこれらの語間に配置される決定要素であり、スペイン語文“Juan es con el que voy a jugar”において“el”は“con”および“que”間に配置され、“con”はPPの主要語であり“que”はCPの頭である。
タイプ2句 これらはPPの引数、または付加詞または指定子として作用しないCPである。等位節はこのタイプの例である。リンクは接続詞、関係代名詞、補文標識全般等のCPの主要語として作用する語である。等位接続詞は含まれる。
タイプ3句 これらは引数、付加詞、またはCPとしてのCPを有しないPPである。リンクはこれらの前置詞、前置詞複合語、前置詞および冠詞の縮約形、およびPPの主要語である中間決定子である。
5.好ましい実施例における他の判断
−断片のエスカレータツリーは下降方向に組み入れられる、すなわち、レベル1は一番上の行である。
−水平読取りを容易にするために、エスカレータツリー内で水平線が使用される。
−エスカレータツリーは垂直構成内に配置された、テキストコントロールを使用して組み入れられ、文はそれらの全てに入力される。文のある位置で見えてはならない部分はそれらの前景色を背景色と同じにすることで隠される。
コンピュータ化されたシステム
好ましい実施例では、図4に略示される2つの基本的コンピュータシステム、ツールおよびアプリケーションがある。ツールは教師が言語サンプルを準備するのに使用される。アプリケーションは言語サンプルを理解するために学習者により使用される。好ましい実施例では、ツールおよびアプリケーションは共にベーシックハードウェア/ソフトウェア手段を使用する。このような手段は同じタイプのツールおよびアプリケーションを有するか、または異なるタイプを有することができる。
好ましい実施例では、ハードウェア手段はDell Dimension XPS等のパーソナルコンピュータとすることができ、モニタ、CPU、キーボード、マウス、RAMメモリユニット、固定永久メモリユニット(ハードディスク等)および着脱式永久メモリユニット(ディスケット用ユニット等)を含んでいる。ベーシックソフトウェア手段はオペレーティングシステムとしてのMicrosoft Windows(登録商標) 2000、およびメーカがコンピュータ内に存在するデバイスに対して適切と考えるデバイスドライバを含んでいる。
本分野のエキスパートならば同じ機能を実施する他のハードウェア手段を使用できることに気付くであろう。たとえば、SUNワークステーション、ポータブルコンピュータまたはPDA(Personal Digital Assistant)を使用することができる。また、それを使用してデータを入力し画面カーソルを管理できるならば、マウスまたはキーボードを欠く他の構成を使用することもできる。たとえば、パーソナルコンピュータシステムの利用において、画面内でアクティブとなるコントロールを変えるのにしばしば“Tab”キーが使用され、カーソルの位置を修正するのにしばしば矢符キーが使用される。同様に、マウスもキーボードも使用せずに電子ペンまたは触感画面等のインタラクティング手段を使用する他の構成も可能である。また、システムは着脱式永久メモリユニットを持たず、ツールにより生成されたデータは、モデムおよび電話回線等の、ある電話情報接続によりアプリケーションへ転送されることも可能である。さらに、システムはローカルシステムである必要は無く遠隔サーバと相互動作する端末とすることができる。本分野のエキスパートならば好ましい実施例に対して選択されたオペレーティングシステムの他に、同じ機能を実施する他のオペレーティングシステムがあることにも気付くであろう。
ある代替実施例の記述
可能な代替策はインタラクションを許すのではなく固定式に観点を示すようにアプリケーションを生成することである。
本発明を実施するために存在する他の可能性は、たとえば、テレビジョンまたはテキストドキュメントを利用することにより、その上で本発明が使用されるプラットホームの特性を修正することに基づいている。
他の代替策は他のタイプの句または語群がより顕著となるように、レベルを割当てるための異なる規準を選択することである。
一方、1よりも高いエスカレータツリーマーキングレベル変化を生成することも可能である。これは1つの語から次の語へ移るときに、成文化されたレベル変化が、たとえば、2ラインにできることを意味する。このケースにおいて分離された文を成文化するために、“{”および“}”等の追加区切文字または、たとえば、“(#”および“)#”等の合成文字を使用することができ、それはより多数のレベル変化をカバーする。
他の可能な実施例は下降順のエスカレータツリーの生成、すなわち、最下行で開始して上の行へ向けてツリーを拡張することに関係している。
さらに、もう1つの実施例では、句を選択する規準が異なっている。たとえば、それらは提示11に示した条件(b)が提示14に示した条件(b)と置換されるように修正することができる。この新しい規準リストは「句選択用タイプII規準」と呼ばれる。
提示14.句選択用タイプII規準
句タイプIIを選択する規準はタイプI規準における条件bが下記の条件bと置換される事実を除けば規準タイプIと同じである。
2.条件b:句はDPであり、かつ、
−それはPPへの引数でも、付加詞でも、指定子でもない。
例:[John is eating [a sandwich]],ここで“a sandwich”は選択句である。
もう1つの可能な代替策はスペイン語群
Figure 2007519943

等の表現は主要語が
Figure 2007519943

等の副詞である副詞句であり、前置詞句は引数であることを考慮して達成される。このケースでは、規準の代替リストは前のリスト
と等価であるが、提示15に示す追加条件gがある。
提示15.句選択用タイプIII規準
7.条件b:句はBPであり、かつ、
−それは少なくとも下記のものを含む。
〜 引数、付加詞または指定子としてのPPまたは
〜 引数、付加詞または指定子としてのCP
例:スペイン語文
Figure 2007519943

,ここで
Figure 2007519943

は選択句である。
エスカレータツリーを示す図である。 異なるタイプの句が選定されている文を示す図である。 情報ツリーを示す図である。 本発明の一般的スキームを示す図である。 ツリーおよびどのように最内部が通常最後に開くかを示す図である。

Claims (46)

  1. 目標言語の理解、または目標言語の学習、またはその両方を同時に容易にするシステムであって、
    −前記目的言語は外国語または自国語とすることができ、
    −前記目的言語は口頭または署名されたものとすることができ、
    −前記システムはこのような目的言語の1つ以上のサンプルにわたって適用され、
    前記システムは前記目的言語サンプルの1つ以上の断片の構造にわたる1つ以上の観点を提供する手段を含み、それはユーザ学習者が前記断片の構造および意味を理解するのを容易にすることができ、
    前記観点は複数の方法で生成することができ、たとえば、紙の文書上に、コンピュータ画面上でアクセスできる電子文書上に、テレビジョン上に、プログラム制御下のコンピュータ画面上に、ユーザ学習者がインタラクトするプログラム制御下のコンピュータ画面上に、またはその他の方法で生成することができるシステム。
  2. 請求項1に記載のシステムであって、前記手段はハードウェア手段を含み、それは単一プラットホーム内または、一方が教師用で他方はユーザ学習者用の、2つの異なるプラットホーム内に存在することができるシステム。
  3. 請求項1に記載のシステムであって、前記断片の前記構造は前記断片を構成するいくつかの語群にわたって定義され、前記語群は一般的に句であり選択句と呼ばれるシステム。
  4. 請求項3および1に記載のシステムであって、前記観点の少なくとも1つは位置の最小選択句を識別し選択する手段を含み、位置の最小選択句はその位置をカバーする選択句でありしかもその位置をカバーする任意他の選択句を含まないシステム。
  5. 請求項3および1に記載のシステムであって、前記観点の少なくとも1つは定められた時点に選択される選択句の親である選択句を識別し選択する手段を含むシステム。
  6. 請求項3および1に記載のシステムであって、さらに、選択句を崩壊したり拡張する手段を含み、前記崩壊により崩壊された句は前記観点のいくつかにおいて異なる表現を有する効果が作り出され、前記拡張により選択句は前記観点内に正規の表現を有する効果が作り出され、前記選択句の表現は前記各観点の性質によって決まるシステム。
  7. 請求項3および1に記載のシステムであって、異なるタイプの句をイネーブルおよびディセーブルすることができ、このようなディセーブルによりディセーブルされる前記選択句は前記観点内に句として現れない効果が作り出されるシステム。
  8. 請求項1に記載のシステムであって、さらに、前記観点の少なくとも1つにおいて、前記断片の異なる語群に1つ以上の置換語を割当てる手段を含み、前記置換語はそれらが割当てられるこれらの語群の場所となるように前記観点内の前記断片を表現することができるシステム。
  9. 請求項8に記載のシステムであって、異なるタイプの語群に対して異なるタイプの置換語が存在し、たとえば、関係節に対応する語群はあるタイプの置換語を有し他のタイプの節である語群は他のタイプの置換語を有するようにされるシステム。
  10. 請求項8に記載のシステムであって、前記置換語は目的言語内に存在しない語であり、それらはたとえば“XYZ1”o“ABCD#1”等のアルファニューメリックインデクスが割当てられているシステム。
  11. 請求項8に記載のシステムであって、さらに、少なくとも1つの前記観点およびそれらが現われる断片内で、前記置換語をそれらが割当てられる語群で置換する手段を含むシステム。
  12. 請求項3および1に記載のシステムであって、1つ以上の前記選択句に対して、前記システムは前記選択句に関する情報を提供する1つ以上の解明を含み、前記解明は前記観点内に異なる様式で示すことができるシステム。
  13. 請求項12に記載のシステムであって、さらに、節句に対する解明3を含み、前記解明3はそれを目的言語の正規の順序を有する文に変換するように修正されている事実を除けば前記句と同じ文字列であるシステム。
  14. 請求項12に記載のシステムであって、さらに、その主動詞が表示モードではない節句に対する解明4を含み、このような解明4は主動詞がその無限形式により置換されている事実を除けば、前記句、または存在する場合その解明3、と同じ文字列であるシステム。
  15. 請求項1に記載のシステムであって、前記観点の一つは前記テキスト断片のエスカレータツリーを示し、前記エスカレータツリーは異なる行内の前記テキスト断片の配列であるシステム。
  16. 請求項15に記載のシステムであって、前記エスカレータツリーは同じテキスト断片を表すテキストコントロールを使用して作り出され、同じコントロール内のいくつかの語群は背景色と同じ色を有し、前記語群は存在しない印象を与えるシステム。
  17. 請求項15に記載のシステムであって、異なる語のレベルはそれらが属するテキストの句ツリー内の前記語の埋め込みレベルから独立して割当てられるシステム。
  18. 請求項15に記載のシステムであって、エスカレータツリー内の語のレベルは前記テキスト断片内の特殊な区切文字を利用して成文化され、ある文字はレベルの変化を示し、他はレベルの変化を示さず、異なる大きさを有するレベル変化を示す必要があれば異なるタイプの区切文字があるようにされるシステム。
  19. 請求項1に記載のシステムであって、前記観点の一つは断片のタワーツリーまたは情報ツリーを示し、前記ツリーは選択句が垂直に配置されるテーブル形式として構成され、たとえば、各選択句の解明等の追加情報を示す追加セルを随意有するシステム。
  20. 請求項1に記載のシステムであって、前記観点の一つは前記断片の文法的観点を示し、文法的観点はテーブル形式として構成され、異なる文法的機能を果たす断片の異なる部分は異なるセルを占めるようにされるシステム。
  21. 請求項1に記載のシステムであって、前記観点の一つは視聴覚観点であり、前記断片上で選択されている部分を聴覚的に再生するために特徴づけられ、ユーザにより選択されているある部分が強調されているシステム。
  22. 目標言語の理解、または目標言語の学習、またはその両方を同時に容易にする方法であって、
    −前記目的言語は外国語または自国語とすることができ、
    −前記目的言語は口頭または署名されたものとすることができ、
    −前記方法はこのような目的言語の1つ以上のサンプルにわたって適用され、
    前記方法は前記目的言語サンプルの1つ以上の断片の構造にわたる1つ以上の観点を提供するステップを含み、それはユーザ学習者が前記断片の構造および意味を理解するのを容易にすることができる、方法。
  23. 請求項22に記載の方法であって、前記断片の前記構造は前記断片を構成するいくつかの語群にわたって定義され、前記語群は一般的に句であり選択句と呼ばれる方法。
  24. 請求項23および22に記載の方法であって、さらに、前記観点の少なくとも1つにおいて、位置の最小選択句を識別し選択するステップを含み、位置の最小選択句はその位置をカバーする選択句でありしかもその位置をカバーする任意他の選択句を含まない方法。
  25. 請求項23および22に記載の方法であって、さらに、前記観点の少なくとも1つにおいて、定められた時点に選択される選択句の親である選択句を識別し選択するステップを含む方法。
  26. 請求項23および22に記載の方法であって、さらに、選択句を崩壊したり拡張するステップを含み、前記崩壊により崩壊された句は前記観点のいくつかにおいて異なる表現を有する効果が作り出され、前記拡張により選択句は前記観点内に正規の表現を有する効果が作り出され、前記選択句の表現は前記各観点の性質によって決まる方法。
  27. 請求項23および22に記載の方法であって、さらに、異なるタイプの句をイネーブルおよびディセーブルするステップを含み、このようなディセーブルによりディセーブルされる前記選択句は前記観点内に句として現れない効果が作り出される方法。
  28. 請求項22に記載の方法であって、さらに、前記観点の少なくとも1つにおいて、前記断片の異なる語群に1つ以上の置換語を割当てるステップを含み、前記置換語はそれらが割当てられるこれらの語群の場所となるように前記観点内の前記断片を表現することができる方法。
  29. 請求項28に記載の方法であって、異なるタイプの語群に対して異なるタイプの置換語を選択するステップを含み、たとえば、関係節に対応する語群はあるタイプの置換語を有し他のタイプの節である語群は他のタイプの置換語を有するようにされる方法。
  30. 請求項28に記載の方法であって、前記置換語は目的言語内に存在しない語であり、それらはたとえば“XYZ1”o“ABCD#1”等のアルファニューメリックインデクスが割当てられている方法。
  31. 請求項28に記載の方法であって、さらに、少なくとも1つの前記観点およびそれらが現われる断片内で、前記置換語をそれらが割当てられる語群で置換するステップを含む方法。
  32. 請求項23および22に記載の方法であって、1つ以上の前記選択句に対して、前記方法は前記選択句に関する情報を提供する1つ以上の解明を可視化するステップを含み、前記解明は前記観点内に異なる様式で示すことができる方法。
  33. 請求項32に記載の方法であって、さらに、節句に対する解明3を可視化するステップを含み、前記解明3はそれを目的言語の正規の順序を有する文に変換するように修正されている事実を除けば前記句と同じ文字列である方法。
  34. 請求項32に記載の方法であって、さらに、その主動詞が表示モードではない節句に対する解明4を可視化するステップを含み、このような解明4は主動詞がその無限形式により置換されている事実を除けば、前記句、または存在する場合その解明3、と同じ文字列である方法。
  35. 請求項22に記載の方法であって、さらに、前記観点の一つにおいて、前記テキスト断片のエスカレータツリーを示すステップを含み、前記エスカレータツリーは異なる行内の前記テキスト断片の配列である方法。
  36. 請求項35に記載の方法であって、異なる語のレベルはそれらが属するテキストの句ツリー内の前記語の埋め込みレベルから独立して割当てられる方法。
  37. 請求項35に記載の方法であって、エスカレータツリー内の語のレベルは前記テキスト断片内の特殊な区切文字を利用して成文化され、ある文字はレベルの変化を示し、他はレベルの変化を示さず、異なる大きさを有するレベル変化を示す必要があれば異なるタイプの区切文字があるようにされる方法。
  38. 請求項22に記載の方法であって、前記観点の一つにおいて、断片のタワーツリーまたは情報ツリーを示すステップを含み、前記ツリーは選択句が垂直に配置されるテーブル形式として構成され、たとえば、各選択句の解明等の追加情報を示す追加セルを随意有する方法。
  39. 請求項22に記載の方法であって、さらに、前記観点の一つにおいて、前記断片の文法的観点を示すステップを含み、文法的観点はテーブル形式として構成され、異なる文法的機能を果たす断片の異なる部分は異なるセルを占めるようにされる方法。
  40. 請求項22に記載の方法であって、さらに、前記観点の一つにおいて、視聴覚観点を知覚するステップを含み、前記断片上で選択されている部分を聴覚的に再生するために特徴づけられ、ユーザにより選択されているある部分が強調されている方法。
  41. 請求項1−21の1つ以上の項に記載のシステムをインプリメントすることができるデータ収集。
  42. 請求項22−40の1つ以上の項に記載の方法をインプリメントすることができるデータ収集。
  43. 請求項41−42に記載のデータ収集の一つを含むコンピュータにより読取可能なオブジェクト。
  44. 請求項1−21の1つ以上の項に記載のシステムをインプリメントすることができるコンピュータプログラム。
  45. 請求項22−40の1つ以上の項に記載の方法をインプリメントすることができるコンピュータプログラム。
  46. 請求項44−45に記載のコンピュータプログラムの一つを含むコンピュータにより読取可能なオブジェクト。
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