JP2008182938A - コンバイン - Google Patents
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Abstract
【課題】エンジン始動時から作業時にわたり、運転業状態に応じた撮影情報をモニタに表示し、運転の容易化及び安全を確保する。
【解決手段】走行車体2の前側部に操縦部4を設け、刈取搬送部8の後方に脱穀選別部6を設けたコンバインおいて、刈取搬送部8の前側部を撮影するカメラ23aと、刈取搬送部8から脱穀選別部6への穀稈の引き継ぎ搬送部を撮影するカメラ23bと、機体の後方を撮影するカメラ23cとを設ける。そして、エンジン始動後の所定時間にわたり前記各カメラ23a,23b,23cの撮影情報を操縦部4のモニタに順次切り換えて表示する。
【選択図】図1
【解決手段】走行車体2の前側部に操縦部4を設け、刈取搬送部8の後方に脱穀選別部6を設けたコンバインおいて、刈取搬送部8の前側部を撮影するカメラ23aと、刈取搬送部8から脱穀選別部6への穀稈の引き継ぎ搬送部を撮影するカメラ23bと、機体の後方を撮影するカメラ23cとを設ける。そして、エンジン始動後の所定時間にわたり前記各カメラ23a,23b,23cの撮影情報を操縦部4のモニタに順次切り換えて表示する。
【選択図】図1
Description
この発明は、コンバインに関するものである。
コンバインにおいて、機体の後部に排稾処理装置を設け、機体後部に後方モニタカメラを設けて機体後方をモニタしたり、あるいは、機体前側部の刈取搬送部の左側部にモニタカメラを設け、刈取搬送部の穀稈搬送装置から脱穀部のフィードチェンの穀稈引継ぎ部をモニタするように構成したものは、公知である(特許文献1)。
コンバインにおいて、操縦部に位置する運転者が監視できな複数の監視箇所を複数のカメラで撮影し、操縦部のオペレータの運転状態に応じて、複数のカメラの撮影情報の中から適宜選択して表示手段に表示するようにしたものは、公知である(特許文献2)。
特開2005−137260号公報
特開2002−291321号公報
本発明は、コンバインのモニタ表示装置において、コンバインのエンジン始動時から作業時にわたり、運転作業状態に応じて、複数のカメラの撮影情報からオペレータの確認したい撮影情報を選択してモニタに表示し、運転の容易化及び安全を確保しようとするものである。
上記課題を解決するために、本発明は以下の如き技術的手段を講じる。
即ち、請求項1記載の発明は、走行車体(2)の前側部に操縦部(4)を設け、刈取搬送部(8)の後方に脱穀選別部(6)を設けたコンバインおいて、刈取搬送部(8)の前側部を撮影するカメラ(23a)と、刈取搬送部(8)から脱穀選別部(6)への穀稈の引き継ぎ搬送部を撮影するカメラ(23b)と、機体の後方を撮影するカメラ(23c)とを設け、エンジン始動後の所定時間にわたり前記各カメラ(23a,23b,23c)の撮影情報を操縦部(4)のモニタ(24)に順次切り換えて表示することを特徴とするコンバインとする。
即ち、請求項1記載の発明は、走行車体(2)の前側部に操縦部(4)を設け、刈取搬送部(8)の後方に脱穀選別部(6)を設けたコンバインおいて、刈取搬送部(8)の前側部を撮影するカメラ(23a)と、刈取搬送部(8)から脱穀選別部(6)への穀稈の引き継ぎ搬送部を撮影するカメラ(23b)と、機体の後方を撮影するカメラ(23c)とを設け、エンジン始動後の所定時間にわたり前記各カメラ(23a,23b,23c)の撮影情報を操縦部(4)のモニタ(24)に順次切り換えて表示することを特徴とするコンバインとする。
前記構成によると、走行車体2には操縦部4、刈取搬送部8、脱穀選別部6が設けられていて、エンジン始動後の所定時間にわたり、カメラ23aによる刈取搬送部8の前側部の撮影情報、カメラ23bによる刈取搬送部8と脱穀選別部6の穀稈の引き継ぎ搬送部の撮影情報、及び、カメラ23cによる機体の後方の撮影情報が、モニタ24に順次切り換えて表示される。
請求項2記載の発明は、前記エンジン始動後の所定時間が経過した後には、前記各カメラ(23a,23b,23c)の撮影情報の中からいずれかの撮影情報を選択してモニタ(24)に継続して表示することを特徴とする請求項1記載のコンバインとする。
前記構成によると、請求項1の発明の前記作用に加えて、エンジン始動後の前記所定時間が経過すると、各カメラ23a,23b,23cの撮影情報の中から、例えば、カメラ23bの撮影情報が選択されてモニタ24に継続して表示される。
請求項1記載の発明によると、エンジン始動後の所定時間にわたり、刈取搬送部8の前側部を撮影するカメラ23aと、刈取搬送部8から脱穀選別部6への穀稈の引き継ぎ搬送部を撮影するカメラ23bと、機体の後方を撮影するカメラ23cとにより撮影した情報が、操縦部4のモニタ24に順次切り換えて表示されるので、オペレータはコンバイン1の周囲の状況を容易に確認することができ安全運転をすることができる。
請求項2記載の発明によると、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、例えば刈取作業中には刈取搬送部8の穀稈搬送装置から脱穀選別部6のフィードチェン10への穀稈の引継ぎ状態を監視しながら適正な刈取・脱穀作業をすることができ、操縦者が刈取作業において重要な情報を把握することができて、刈取作業の能率を向上させることができる。
以下、図面に示すこの発明の実施の形態について説明する。
まず、図1に基づき本発明を備えたコンバインの全体構成について説明する。図1にはコンバインの側面図が図示されている。コンバイン1の走行車体2の下方には左右走行クローラ3,3を配設し、走行車体2上には、右側前部に座席付きの操縦部4を、その後方にはエンジン(図示省略)及び穀粒収納用のグレンタンク5を配設し、走行車体1の左側部には脱穀選別部6を搭載し、脱穀選別部6及びグレンタンク5の後方に排稾処理装置7を設け、走行車体1の前側部には刈取搬送部8を昇降自在に設けている。
まず、図1に基づき本発明を備えたコンバインの全体構成について説明する。図1にはコンバインの側面図が図示されている。コンバイン1の走行車体2の下方には左右走行クローラ3,3を配設し、走行車体2上には、右側前部に座席付きの操縦部4を、その後方にはエンジン(図示省略)及び穀粒収納用のグレンタンク5を配設し、走行車体1の左側部には脱穀選別部6を搭載し、脱穀選別部6及びグレンタンク5の後方に排稾処理装置7を設け、走行車体1の前側部には刈取搬送部8を昇降自在に設けている。
また、エンジンの回転動力を無段変速装置(図示省略)、走行伝動装置(図示省略)、作業伝動装置(図示省略)を経由して、走行クローラ3,3、刈取搬送部8の駆動部、脱穀選別部6のフィードチェン10や扱胴等の駆動部、排出オーガー9等の駆動部に伝達するように構成している。
また、前記伝動経路には刈取クラッチ(図示省略)、刈取クラッチ(図示省略)及び脱穀クラッチ(図示省略)を設けて、刈取搬送部8及び脱穀選別部6への動力伝達を断続するように構成し、刈取・脱穀クラッチレバー(図示省略)により刈取クラッチ・脱穀クラッチ入り状態、刈取クラッチ・脱穀クラッチ切り状態、刈取クラッチ切りで脱穀クラッチ入り状態に操作できるように構成している。また、脱穀選別部6には穀稈搬送用のフィードチェン10を設け、フィードチェン変速レバー(図示省略)の操作により、フィードチェン10を高速駆動したり、あるいは、低速駆動できるように構成している。
次に、図2に基づきコンバイン1の制御装置について説明する。
制御コントローラ21の入力側には、各種スイッチ、センサが接続されている。即ち、刈取・脱穀クラッチレバーの操作位置を検出する刈取・脱穀クラッチレバー位置検出スイッチSW1、刈取搬送部8の刈取穀稈の有無を検出する穀稈有無センサ(左前)SE1、穀稈有無センサ(右前)SE2、排出オーガーレバーの排出位置検出スイッチSW2、副変速レバーの高速操作位置を検出する副変速高速位置検出スイッチSW3、副変速レバーの副変速標準位置検出スイッチSW4、副変速レバーの副変速低速位置検出スイッチSW5を、デジタル信号入力処理回路を経由して、モニタ画面選択手段21a、タイマカウント手段21b、各自動制御手段21cに接続している。
制御コントローラ21の入力側には、各種スイッチ、センサが接続されている。即ち、刈取・脱穀クラッチレバーの操作位置を検出する刈取・脱穀クラッチレバー位置検出スイッチSW1、刈取搬送部8の刈取穀稈の有無を検出する穀稈有無センサ(左前)SE1、穀稈有無センサ(右前)SE2、排出オーガーレバーの排出位置検出スイッチSW2、副変速レバーの高速操作位置を検出する副変速高速位置検出スイッチSW3、副変速レバーの副変速標準位置検出スイッチSW4、副変速レバーの副変速低速位置検出スイッチSW5を、デジタル信号入力処理回路を経由して、モニタ画面選択手段21a、タイマカウント手段21b、各自動制御手段21cに接続している。
また、主変速レバーの操作位置を検出する主変速レバー位置検出センサSE3、刈取搬送部8を昇降する刈取昇降レバーの刈取昇降レバー位置検出センサSE4、左右旋回操作レバーの左右旋回操作位置を検出する左右旋回レバー位置検出センサSE5、刈取搬送部8の高位置への上昇を検出する刈取高位置検出センサSE6を、アナログ信号入力処理回路を経由して、モニタ画面選択手段21a及び各自動制御手段21cに接続している。
また、コンバイン1の車速を検出する車速センサSE7、エンジンの回転数を検出するエンジン回転数センサSE8を、外部割込み入力処理回路を経由して、モニタ画面選択手段21a及び各自動制御手段21cに接続している。
また、刈取搬送部8の先端部の穀稈刈取状態を撮像する第1カメラ23a、刈取搬送部8の穀稈搬送装置から脱穀選別部6のフィードチェン10への穀稈引継ぎ搬送状態を撮像する第2カメラ23b、コンバイン1の機体後方を撮像する第3カメラ23cからモニタコントローラ22に撮像情報を入力し、制御コントローラ21のモニタ画面選択手段21aからモニタコントローラ切換要求回路21dを経由して、モニタコントローラ22に制御信号を出力し、モニタ24にカメラ23a,23b,23cの撮像情報を切り換え表示するように構成している。
次に、図3のフローチャートにより制御コントローラ21の制御内容を説明する。この制御は、制御コントローラ21にエンジン回転数センサSE8の検出情報を入力し、エンジンを始動するキースイッチのON状態にもかかわらず、エンジンの回転数が検出されないときには、モニタ24の表示画面を所定時間毎に第1カメラ23a,第2カメラ23b,第3カメラ23cの撮像情報に順次切り換えて表示し、オペレータが操縦部4に居ながらコンバイン1の周囲の状況を確認できるようにし、走行及び作業の安全性の向上を図ろうとするものである。
また、エンジン始動後所定時間にわたりモニタ34への各カメラ23a,23b,23cの切換表示を継続し、当該所定時間が経過すると、所定のカメラ例えば第2カメラ23bの撮像情報のみを継続して表示するようにし、刈取作業時の刈取搬送部8の穀稈搬送装置から脱穀選別部6のフィードチェン10への穀稈引継ぎ状態を監視し、適正な刈取・脱穀作業をしようとするものである。
図3に示すように、エンジンのキースイッチがONすると制御が開始され、タイマのカウント処理が開始され(ステップS1)、次いで、エンジンの回転数が検出されたか否かを判定する(ステップS2)。Noであると、表示継続時間のカウントが終了したか否かを判定し(ステップS3)、Noであると、切換表示継続時間の初期化をし(ステップS10)、ステップS1に戻る。また、Yesであると、第1カメラ23aの撮像情報がモニタ24に表示中か否かを判定し(ステップS4)、Yesであると第2カメラ23bの撮像情報への切換表示指令を出力し(ステップS5)、次いで、表示継続タイマを初期化する(ステップS9)。
また、第1カメラ23aの撮像情報が表示中か否かを判定し(ステップS4)、Noであると、第2カメラ23bの撮像情報が表示中か否かを判定し(ステップS6)、Yesであると、第3カメラ23cの撮像情報への表示切換指令を出力し(ステップS7)、表示継続タイマの初期化をする(ステップS9)。また、第2カメラ23bの撮像情報が表示中か否かを判定し(ステップS6)、Noであると、第1カメラ23aの撮像情報の表示切換指令を出力し(ステップS8)、表示継続タイマの初期化をし(ステップS9)、切換表示切換継続時間の初期化をする(ステップS10)。
また、エンジンの回転数が検出されたか否かを判定し(ステップS2)、Yesであると、次いで、刈取・脱穀クラッチレバーが入りか否かを判定する(ステップS11)。Noであると、排出オーガースイッチの入りか否かを判定し(ステップS12)、Noであると、切換表示継続時間が終了したか否かを判定し(ステップS13)、Yesであると、第2カメラ23bの撮像情報への表示切換指令を出力し(ステップS14)、前記ステップS1に戻る。
また、刈取・脱穀クラッチレバーが入りか否かを判定してYesであり(ステップS11)、また、排出オーガースイッチの入りか否かを判定してYesであると(ステップS12)、第2カメラ23bの撮像情報への表示切換指令を出力し(ステップS14)、前記ステップS1に戻る。
前記構成によると、刈取・脱穀クラッチレバーの入り操作や排出オーガーレバーの排出操作時には、モニタ24の画面を第2カメラ23bの撮像情報に固定することにより、刈取搬送部8や排出オーガー9の動きを監視することができ、的確な作業を行なうことができる。
なお、第2カメラ23bの撮像箇所を操作レバーにより作動する部位を撮像できるように自動的に移動調節するように構成してもよい。
次に、図4に基づき他の制御内容について説明する。
次に、図4に基づき他の制御内容について説明する。
この制御は、主変速レバーが中立位置、あるいは、副変速レバーの中立位置、あるいは、車速センサSE7が所定速度以下(停止も含む)を検出した時には、モニタ24の表示画面を第2カメラ23bの撮像情報とし、刈取搬送部8の穀稈搬送装置から脱穀選別部6のフィードチェン10への引継ぎ画面と、第3カメラ23cの機体後方の撮像情報とを、所定時間毎に切り換えるようにし、コンバイン1の停止状態において次の作業状態に対応した部位の確認を容易にし、作業を的確安全にしようとするものである。
以下図4のフローチャートに基づき説明する。
エンジンのキースイッチがONすると制御が開始され、タイマのカウント処理が開始され(ステップS21)、エンジンの低速基準回転数以上の回転数が検出されたか否かを判定する(ステップS22)。Yesであると、次いで、刈取・脱穀クラッチレバーが入り位置か否かを判定し(ステップS23)、Yesであると前記ステップS21に戻る。また、Noであると、排出オーガーレバーが入り位置か否かを判定し(ステップS24)、Yesであると、前記ステップS21に戻り、Noであると、コンバイン1の走行停止か否かを判定し(ステップS25)、Noであると前記ステップS21に戻る。
エンジンのキースイッチがONすると制御が開始され、タイマのカウント処理が開始され(ステップS21)、エンジンの低速基準回転数以上の回転数が検出されたか否かを判定する(ステップS22)。Yesであると、次いで、刈取・脱穀クラッチレバーが入り位置か否かを判定し(ステップS23)、Yesであると前記ステップS21に戻る。また、Noであると、排出オーガーレバーが入り位置か否かを判定し(ステップS24)、Yesであると、前記ステップS21に戻り、Noであると、コンバイン1の走行停止か否かを判定し(ステップS25)、Noであると前記ステップS21に戻る。
また、Yesであると、各カメラ23a,23b,23cの撮像情報が所定時間毎に順次切り換えてモニタ24に表示する表示継続時間が終了したか否かを判定する(ステップS26)。Noであると前記ステップS21に戻り、Yesであると、第2カメラ23bの撮像情報を表示中か否かを判定し(ステップS27)、Yesであると、第3カメラ23cの撮像情報への表示切換指令を出力し(ステップS28)、表示継続タイマの初期化をする(ステップS30)。
また、第2カメラ23bの撮像情報の表示中か否かを判定し(ステップS27)、Noであると、第2カメラ23bの撮像情報への表示切換指令を出力し(ステップS29)、表示継続タイマの初期化をする(ステップS30)。
次に、図5に基づき他の制御について説明する。
この制御は、主変速レバーの前進操作位置の検出時において、刈取・脱穀クラッチレバーの刈取クラッチ・脱穀クラッチ切り操作位置の検出をすると、非作業時の移動走行と判定し、第3カメラ23cの後方撮像情報のみをモニタ24に継続して表示するようにし、後方の確認を容易にし安全走行をしようとするものである。
この制御は、主変速レバーの前進操作位置の検出時において、刈取・脱穀クラッチレバーの刈取クラッチ・脱穀クラッチ切り操作位置の検出をすると、非作業時の移動走行と判定し、第3カメラ23cの後方撮像情報のみをモニタ24に継続して表示するようにし、後方の確認を容易にし安全走行をしようとするものである。
また、主変速レバーの前進操作位置を検出し、刈取・脱穀クラッチレバーのクラッチ入り位置を検出すると、刈取作業と判定し、第1カメラ23aのモニタ表示に切り換え、刈取搬送部8の先端部の撮像情報のみを継続して表示し、刈取搬送部8の対地高さの確認を容易にしようとするものである。
また、主変速レバーの前進操作位置を検出し、刈取・脱穀クラッチレバーのクラッチ入り操作位置を検出し、穀稈有無センサ(左前)SE1、穀稈有無センサ(右前)SE2がOFFからONに切り換わった場合には、第2カメラ23bの撮像情報、即ち、刈取搬送部8の穀稈搬送装置から脱穀選別部6のフィードチェン10への引継ぎ搬送部の撮像情報にモニタ画面を切り換え、次いで、コンバイン1の所定距離以上の走行を検出すると、第1カメラ23aによる刈取搬送部8の先端部の撮像情報にモニタ画面を切り換え、作業状態の確認を容易にしようとするものである。
また、主変速レバーの前進操作位置を検出し、刈取・脱穀クラッチレバーのクラッチ入り操作位置を検出し、穀稈有無センサ(左前)SE1,穀稈有無センサ(右前)SE2がONからOFFに切り換えられ、その後に所定距離以上走行した場合には、刈取作業が終了し畔際の旋回走行と判定し、第3カメラ23aによる機体後方の撮像情報にモニタ画面を切り換え、後方の確認を容易にしようとするものである。
また、主変速レバーの前進操作位置を検出し、刈取・脱穀クラッチレバーのクラッチ入り操作位置を検出し、穀稈有無センサ(左前)SE1,穀稈有無センサ(右前)SE2がONからOFFに切り換えられ、その後に刈取昇降レバーの操作位置が上昇位置操作位置を検出した場合には、刈取作業が終了し畔際の旋回走行と判定し、第3カメラ23aによる機体後方の撮像情報をモニタ画面に切り換え表示し、後方の確認を容易にしようとするものである。
また、主変速レバーの前進操作位置を検出し、刈取・脱穀クラッチレバーのクラッチ入り操作位置を検出し、穀稈有無センサ(左前)SE1,穀稈有無センサ(右前)SE2がONからOFFに切り換えられ、その後に刈取高位置検出センサSE6が刈取搬送部8の高位置への上昇を検出した場合には、刈取作業が終了し畔際の旋回走行と判定し、第3カメラ23aによる機体後方の撮像情報にモニタ画面を切り換え、後方の確認を容易にしようとするものである。
図5に示すように、制御が開始されると、車速センサSE7による走行距離のカウント処理を開始し(ステップS41)、次いで、エンジンの回転数を検出したか否かを判定する(ステップS42)。Noであると、ステップS41に戻り、また、Yesであると、次いで、主変速レバーの前進操作位置検出か否かを判定する(ステップS43)。Noであると、第3カメラ23cの表示切換指令を出力し(ステップS45)、ステップS41に戻る。また、Yesであると、次いで、刈取・脱穀クラッチレバーが入り操作位置か否かを判定する(ステップS44)。Noであると、第3カメラ23cの表示切換指令を出力し(ステップS45)、ステップS41に戻る。
また、Yesであると、次いで、刈取搬送部8の穀稈有無センサ(左前)SE1、穀稈有無センサ(右前)SE2がONか否かを判定する(ステップS46)。Yesであると、穀稈有無センサ(左前)SE1、穀稈有無センサ(右前)SE2がOFFからONに切り換わったか否かを判定し(ステップS47)、Yesであると、モニタ画面の切換牽制走行距離カウンタを初期化し(ステップS48)、次いで、切換牽制距離カウンタが終了したか否かを判定する(ステップS49)。Yesであると、第1カメラ23aの表示切換指令の出力をし(ステップS50)、ステップS41に戻る。
また、穀稈有無センサ(左前)SE1、穀稈有無センサ(右前)SE2がOFFからONに切り換わったか否かを判定し(ステップS47)、Noであると、切換牽制距離カウンタのカウントが終了したか否かを判定する(ステップS49)。Noであると、第2カメラ23bへの表示切換指令を出力し(ステップS51)、ステップS41に戻る。
また、穀稈有無センサ(左前)SE1、穀稈有無センサ(右前)SE2のON検出か否かを判定し(ステップS46)、Noであると、次いで、センサSE1,SE2がONからOFFに変更したか否かを判定する(ステップS52)。Yesであると、切換牽制距離カウンタの初期化をし(ステップS53)、ステップS54に移行する。
また、センサSE1,SE2がONからOFFに変更したか否かを判定し(ステップS52)、Noであると、刈取搬送部8の刈取高さ位置が上昇位置より高いか否かを判定する(ステップS54)。Noであると、次いで、刈取昇降レバーの操作位置が上昇位置より高いか否かを判定する(ステップS55)。Noであると、切換牽制距離カウンタが終了したか否かを判定し(ステップS56)、Yesであると、第3カメラ23cへの表示切換指令を出力し(ステップS57)、ステップS41に戻り、また、Noであると、ステップS41に戻る。
また、刈取搬送部8の刈取高さ位置が上昇位置より高いか否かを判定しYesであると(ステップS54)、また、刈取昇降レバー位置が上昇位置より高いか否かを判定しYesであると(ステップS55)、また、切換牽制距離カウンタが終了したか否かを判定しYesであると(ステップS56)、第3カメラ23cへの表示切換指令を出力し(ステップS57)、ステップS41に戻る。
次に、図6に基づき他の制御について説明する。
この制御は、第3カメラ23cによる後方撮像情報にモニタ画面を切り換えた後に所定距離走行しても走行車体2の旋回操作がない場合には、旋回走行なしで刈取作業を継続しているものと判定し、第1カメラ23aによる刈取搬送部8の先端部の撮像情報にモニタ画面を切り換え、作業状態の確認を容易にしようとするものである。
この制御は、第3カメラ23cによる後方撮像情報にモニタ画面を切り換えた後に所定距離走行しても走行車体2の旋回操作がない場合には、旋回走行なしで刈取作業を継続しているものと判定し、第1カメラ23aによる刈取搬送部8の先端部の撮像情報にモニタ画面を切り換え、作業状態の確認を容易にしようとするものである。
また、第3カメラ23cによる後方撮像情報にモニタ画面を切り換えた後に、旋回走行操作が終了し、その後に所定距離走行しても旋回操作がない場合には、旋回走行終了後の刈取作業継続と判定し、第1カメラ23aあるいは第2カメラ23bの撮像情報にモニタ画面を切り換え、作業状態の確認を容易にしようとするものである。
図6に示すように、制御が開始されると、車速センサSE7の検出情報により走行距離のカウント処理を開始し(ステップS61)、次いで、エンジンの回転数を検出したか否かを判定する(ステップS62)。Noであると、ステップS61に戻り、また、Yesであると、次いで、主変速レバーの前進操作位置検出か否かを判定する(ステップS63)。Noであると、第3カメラ23cへの表示切換指令を出力し(ステップS65)、ステップS61に戻る。また、Yesであると、次いで、刈取・脱穀クラッチレバーがクラッチ入り操作位置か否かを判定し(ステップS64)、Noであると、第3カメラ23cへの表示切換指令を出力し(ステップS65)、ステップS41に戻る。
また、Yesであると、次いで、刈取搬送部8の穀稈有無センサ(左前)SE1、穀稈有無センサ(右前)SE2のOFF検出か否かを判定する(ステップS66)。Yesであると、次いで、穀稈有無センサ(左前)SE1、穀稈有無センサ(右前)SE2がONからOFFに切り換えたか否かを判定する(ステップS67)。Yesであると、第3カメラ23cのモニタ画面表示の切換牽制走行距離カウンタを初期化し(ステップS68)、ステップS69に移行する。
また、Noであると、左右旋回・刈取昇降操作レバーの操作検出があったか否かを判定し(ステップS69)、Yesであると、第3メラ23cへの表示切換指令を出力し(ステップS70)、左右旋回・刈取昇降操作レバーの操作停止を確認し走行距離確認カウンタを初期化し(ステップS71)、ステップS61に戻る。
また、左右旋回・刈取昇降操作レバーの操作検出があったか否かを判定するし(ステップS69)、Noであると、モニタ画面の切換牽制距離カウンタのカウントが終了したか否かを判定する(ステップS72)。Yesであると、前記ステップS71の走行距離確認カウンタのカウントが終了したか否かを判定し(ステップS73)、Noであると、ステップS61に戻り、また、Yesであると、第1カメラ23aへの表示切換指令を出力する(ステップS74)。
2 走行車体
4 操縦部
6 脱穀選別部
8 刈取搬送部
23a カメラ(第1カメラ)
23b カメラ(第2カメラ)
23c カメラ(第3カメラ)
24 モニタ
4 操縦部
6 脱穀選別部
8 刈取搬送部
23a カメラ(第1カメラ)
23b カメラ(第2カメラ)
23c カメラ(第3カメラ)
24 モニタ
Claims (2)
- 走行車体(2)の前側部に操縦部(4)を設け、刈取搬送部(8)の後方に脱穀選別部(6)を設けたコンバインにおいて、刈取搬送部(8)の前側部を撮影するカメラ(23a)と、刈取搬送部(8)から脱穀選別部(6)への穀稈の引き継ぎ搬送部を撮影するカメラ(23b)と、機体の後方を撮影するカメラ(23c)とを設け、エンジン始動後の所定時間にわたり前記各カメラ(23a,23b,23c)の撮影情報を操縦部(4)のモニタ(24)に順次切り換えて表示することを特徴とするコンバイン。
- 前記エンジン始動後の所定時間が経過した後には、前記各カメラ(23a,23b,23c)の撮影情報の中からいずれかの撮影情報を選択してモニタ(24)に継続して表示することを特徴とする請求項1記載のコンバイン。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2007018612A JP2008182938A (ja) | 2007-01-30 | 2007-01-30 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP2007018612A JP2008182938A (ja) | 2007-01-30 | 2007-01-30 | コンバイン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008182938A true JP2008182938A (ja) | 2008-08-14 |
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|---|---|---|---|
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-
2007
- 2007-01-30 JP JP2007018612A patent/JP2008182938A/ja active Pending
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