JP2008246154A - Dust collector and vacuum cleaner - Google Patents
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Abstract
【課題】塵埃収集回転体によりフィルタから掻き取った塵埃を第2集塵部へと簡単な構成で確実に移動させることができる集塵カップを提供する。
【解決手段】第1集塵部27のフィルタ52で捕集した塵埃を、塵埃収集回転体37の回動により掻き取る。掻き取った塵埃を、塵埃収集回転体37の回動に連動した塵埃圧縮体38により掻き取る。塵埃収集回転体37によりフィルタ52から掻き取った塵埃を、簡単な構成で確実に第2集塵部173へと移動させることができる。
【選択図】図1Provided is a dust collection cup capable of reliably moving dust scraped from a filter by a dust collection rotating body to a second dust collection section with a simple configuration.
Dust collected by a filter 52 of a first dust collecting unit 27 is scraped off by rotation of a dust collecting rotating body 37. The dust thus scraped off is scraped off by the dust compression body 38 that is interlocked with the rotation of the dust collection rotating body 37. The dust scraped from the filter 52 by the dust collecting rotating body 37 can be reliably moved to the second dust collecting unit 173 with a simple configuration.
[Selection] Figure 1
Description
本発明は、第1集塵部内のフィルタに捕集した塵埃を掻き取る回転体を有する集塵装置およびこれを備えた電気掃除機に関する。 The present invention relates to a dust collector having a rotating body that scrapes off dust collected by a filter in a first dust collector, and a vacuum cleaner provided with the same.
従来、この種の電気掃除機は、電動送風機を収容した掃除機本体を備えている。この掃除機本体内には、電動送風機の吸込側に連通する集塵装置である集塵カップが設けられている。この集塵カップは、空気とともに塵埃を吸い込む吸込口および空気が通過するフィルタを備えた第1集塵部と、この第1集塵部に捕集された塵埃を移動させて溜めるための第2集塵部とを有している。第1集塵部は、例えば左右方向に沿って中心軸を有する円筒状に形成されており、この第1集塵部内には、回動されることでフィルタの表面に付着した塵埃を掻き取る回転体が設けられている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、上述の集塵装置では、回転体によりフィルタから掻き取った塵埃が、第2集塵部へと自重落下するに過ぎず、この塵埃を第2集塵部へと確実に移動させることが容易でないという問題点を有している。 However, in the above dust collector, the dust scraped off from the filter by the rotating body only falls by its own weight onto the second dust collector, and this dust can be reliably moved to the second dust collector. There is a problem that it is not easy.
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、回転体によりフィルタから掻き取った塵埃を第2集塵部へと簡単な構成で確実に移動させることができる集塵装置およびこれを備えた電気掃除機を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above points, and includes a dust collector that can reliably move dust scraped off from a filter by a rotating body to the second dust collector with a simple configuration and the same. The purpose is to provide a vacuum cleaner.
本発明は、塵埃を捕集するフィルタを備えた第1集塵部と、この第1集塵部に連通し、塵埃を溜める第2集塵部と、第1集塵部内に設けられ、回動によりフィルタに捕集した塵埃を掻き取る回転体と、第1集塵部内に設けられ、回転体の回動に連動して動作され、回転体にて除いた塵埃をこの回転体から除いて第2集塵部へと移動させる移動体とを具備したものである。 The present invention includes a first dust collecting unit having a filter for collecting dust, a second dust collecting unit that communicates with the first dust collecting unit and accumulates dust, and is provided in the first dust collecting unit. A rotating body that scrapes off dust collected by the filter by movement, and is provided in the first dust collecting unit, and is operated in conjunction with the rotation of the rotating body, and removes dust removed by the rotating body from the rotating body. And a moving body that is moved to the second dust collecting portion.
本発明によれば、第1集塵部のフィルタで捕集した塵埃を、回転体の回動により掻き取り、このフィルタから除いた塵埃を、回転体の回動に連動される移動体により回転体から除いて第2集塵部へと移動させることで、回転体によりフィルタから掻き取った塵埃を、簡単な構成で確実に第2集塵部へと移動させることができる。 According to the present invention, the dust collected by the filter of the first dust collecting part is scraped off by the rotation of the rotating body, and the dust removed from the filter is rotated by the moving body interlocked with the rotation of the rotating body. By removing from the body and moving to the second dust collecting part, the dust scraped off from the filter by the rotating body can be reliably moved to the second dust collecting part with a simple configuration.
以下、本発明の一実施の形態の電気掃除機の構成を図1ないし図10を参照して説明する。 Hereinafter, the configuration of a vacuum cleaner according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 10.
図10において、1は掃除機本体であり、この掃除機本体1の内部には、電動送風機2が収容されている。そして、掃除機本体1は、いわゆるキャニスタ型の電気掃除機であり、電動送風機2の駆動にて生じる吸気風とともに吸い込んだ塵埃を捕捉して集塵する。
In FIG. 10,
また、掃除機本体1は、上部を開口した下ケース3と、この下ケース3の上部を開閉可能に覆う蓋体4とを備え、内部に電動送風機2を収容する本体ケース5を備えている。また本体ケース5の前部には、外部から空気を吸引する接続口としての本体吸込口6が開口されている。この本体吸込口6には、細長略円筒状のホース体7が連通接続されている。このホース体7の先端には、電動送風機2の動作モードなどが選択可能な手元操作部8が設けられている。
The
そして、この手元操作部8には、掃除する際に作業者が把持する把持部11が基端側に突設されているとともに、この把持部11に、掃除機本体1内の電動送風機2などの駆動状態を所定の状態に設定する複数の設定ボタン12が設けられている。また、この手元操作部8の先端には、細長略円筒状の延長管13が着脱可能に連通接続されている。さらに、この延長管13の先端には、例えば室内の床面の絨毯などの上に設置させて、この絨毯上の塵埃を吸い込む床ブラシ14が着脱可能に連通接続されている。
The
そして、掃除機本体1には、集塵装置としての集塵カップ21が設けられている。この集塵カップ21は、例えば樹脂などの部材で気密に形成され、下ケース3と蓋体4とで挟持されて掃除機本体1に対して着脱可能に設けられている。そして、この集塵カップ21は、図1ないし図9に示すように、集塵装置本体としての集塵カップ本体22と、この集塵カップ本体22に対して着脱可能な別体の集塵ケース23とを備えている。
The vacuum cleaner
集塵カップ本体22は、左右方向に沿って中心軸を有する円筒状の円筒部25と、この円筒部25の後部に一体に設けられた区画部26とを有し、円筒部25の内部に第1集塵部27が区画されているとともに、区画部26の内部に通過空間部28が区画されている。
The dust
円筒部25の上部には、この円筒部25の略接線方向に沿って、略円筒状の吸込管部31が前方へ向けて突設され、この吸込管部31の前端部に、本体吸込口6の下流側に気密に接続される吸込口32が形成されている。さらに、円筒部25の区画部26に対向する後部には、第1集塵部27と通過空間部28とを連通させる連通口33が径方向に穿設されている。そして、円筒部25の下部には、集塵ケース23側と連通する角孔状の塵埃移動口34が開口形成されている。
A substantially cylindrical
また、円筒部25の内部には、回転体としての塵埃収集回転体37と、移動体としての塵埃圧縮体38と、壁体としての風路切換板39とが、それぞれ回動可能に収容されている。さらに、円筒部25の軸方向の一端部は、取付壁部40により閉塞され、軸方向の他端部は、開閉壁部としての円板状の集塵カップカバー41により開閉可能となっている。そして、取付壁部40には、塵埃収集回転体37および塵埃圧縮体38を回動させる回動機構43が取り付けられている。
Further, inside the
一方、区画部26は、円筒部25に対して後方に突出され、通過空間部28を気密に区画している。また、この区画部26の後部には、通過空間部28に連通する円筒状の排気管部45が突設され、この排気管部45の後端部が、電動送風機2(図10)の吸込側に接続される排気口46となっている。また、排気管部45の先端側の外周部には、この排気口46を電動送風機2の吸込側に気密に接続するための図示しないシール部材が嵌着されている。そして、区画部26の排気管部45の下方には、集塵ケース23を集塵カップ本体22に対して係止可能にする係止機構48が設けられている。
On the other hand, the
連通口33は、四角形状の開口であり、格子状のフィルタ枠51が取り付けられている。そして、このフィルタ枠51には、メッシュ状のフィルタ52が、第1集塵部27の内周面と略面一に円筒面を形成するように取り付けられている。
The
塵埃移動口34は、塵埃圧縮体38の一部が嵌合可能な大きさに形成されている。
The
塵埃収集回転体37は、回動機構43により回動されてフィルタ52に捕集した塵埃を掻き取るもので、取付壁部40の中心位置と集塵カップカバー41の中心位置との間で両端部が軸支される回動軸部55と、この回動軸部55に一体に設けられた塵埃掻取部56とを有している。
The
そして、塵埃掻取部56は、回動軸部55から径方向に突設された円弧板状の突出板部61と、回動軸部55から突設されて突出板部61の両端部に連続する端板部62,62とを備え、これら突出板部61と端板部62,62とで区画され外部に連通する空間部63を内部に有している。また、端板部62,62間には、フィルタ52に捕集した塵埃を掻き取るための第1掻取部材としての第1清掃体である掻取部材64が帯状に設けられている。
The
突出板部61は、掻取部材64によりフィルタ52から掻き取られた塵埃が塵埃収集回転体37の回動により面上に移動してくる部分であり、先端部が第1集塵部27の内周面に対して若干の隙間を介して対向し、塵埃収集回転体37の回転方向前側に対して凹状となるように湾曲形成されている。
The
各端板部62は、塵埃収集回転体37の回転方向前側に位置し突出板部61の湾曲形状に沿った第1湾曲辺62aと、この第1湾曲部62aの回転方向後側の位置で湾曲形状に形成された第2湾曲辺62bと、これら湾曲辺62a,62bの先端間に連続する第3湾曲辺62cとを備えた中心角が鋭角の略扇形状に形成されている。
Each
第2湾曲辺62bは、塵埃圧縮体38の形状に沿って湾曲しており、塵埃収集回転体37の回転方向前側に対して凹状となるように湾曲形成されている。
The second
また、第3湾曲辺62cは、第1集塵部27の内周面に沿った円弧状に湾曲形成されている。
The third
空間部63は、回転により塵埃圧縮体38が第2湾曲辺62b側から嵌合可能な空間である。
The
掻取部材64は、例えば起毛布などであり、毛の先端が塵埃収集回転体37の回転方向前側に傾斜して、第3湾曲辺62cから若干突出している。
The
また、塵埃圧縮体38は、塵埃収集回転体37の回動に連動して回動され、この塵埃収集回転体37がフィルタ52から掻き取った塵埃を、この塵埃収集回転体37から掻き取って集塵ケース23側へと移動させるフラップ体であり、吸込管部31の下方でかつ塵埃移動口34の前端部にて取付壁部40と集塵カップカバー41との間で両端部が軸支される圧縮体回動軸部71を備えた移動体本体である圧縮体本体72と、この圧縮体本体72を覆う円弧板状の移動体カバーである圧縮体カバー73と、これら圧縮体本体72と圧縮体カバー73との間に可動的に配設される係止体74,74とを有している。そして、この塵埃圧縮体38は、先端側が第1集塵部27の略中心位置と塵埃移動口34側との間で回動するように軸支されている。
Further, the
圧縮体本体72は、塵埃収集回転体37の突出板部61および圧縮体カバー73と同様の円弧板状に形成され圧縮体回転軸部71から径方向に突設された円弧板部76を備え、この円弧板部76の両端部に、圧縮体側板部77(一方のみ図示)が連続するとともに、円弧板部76の先端部と両圧縮体側板部77とに円弧板状の掻取板部78が連続している。さらに、圧縮体本体72には、圧縮体回動軸部71の近傍の下部に、塵埃圧縮体38の回り止めとなる突部79が圧縮体回動軸部71の軸方向全体に連続して設けられている。
The
各圧縮体側板部77には、各係止体74の一端部が外部に突出する突出孔部81が掻取板部78側の位置に切り欠き形成されている。
Each compression body side plate portion 77 is formed with a notch at a position on the
掻取板部78には、塵埃収集回転体37の掻取部材64により掻き取られて突出板部61の面上へと移動した塵埃を、この突出板部61から掻き取る第2掻取部材としての圧縮清掃体である圧縮掻取部材83が取り付けられている。
The
突部79は、塵埃移動口34の前端部に沿って形成された当接面部85に当接することで、塵埃圧縮体38の回動角度を規制するものである。
The
圧縮体カバー73は、第1集塵部27の内周面と同様の曲率を有する円弧状に形成されており、塵埃圧縮体38の先端側が塵埃移動口34側に回動した状態で、第1集塵部27の内周面と略面一となって第1集塵部27の内側に対向する部分である。
The compression body cover 73 is formed in an arc shape having the same curvature as the inner peripheral surface of the first
各係止体74は、圧縮体本体72に設けられた図示しない係止体取付部にて、圧縮体回動軸部71の軸方向に沿って摺動可能に保持されている。また、これら係止体74は、各圧縮体側板部77から突出する方向へと、図示しない付勢手段により弾性的に付勢されており、塵埃収集回転体37の空間部63に塵埃圧縮体38が嵌合した状態で、塵埃収集回転体37の各端板部62の第2湾曲辺62bに設けられた係止凹部62dに係止されることで、塵埃圧縮体38を塵埃収集回転体37に対して係止可能としている。
Each locking
そして、風路切換板39は、塵埃収集回転体37の回転方向後側からこの回転方向と反対方向への空気の流れを遮断するフラップ体であり、吸込管部31の下方でかつ圧縮体回動軸部71の回動位置よりも上側の位置にて取付壁部40と集塵カップカバー41との間で両端部が軸支される切換板回動軸部87を備え、この切換板回動軸部87から径方向に、円弧板状のフラップ部88が突設されている。そして、この風路切換板39は、先端側が第1集塵部27の略中心位置から吸込管部31の後端部側へと回動するように軸支されている。
The air
切換板回動軸部87は、図示しない付勢手段により、フラップ部88の先端側が第1集塵部27の中心位置側へと回動する方向に付勢されている。
The switching plate
また、フラップ部88は、塵埃圧縮体38の圧縮体カバー73と同様に、第1集塵部27の内周面と同様の曲率を有する円弧状に形成されており、風路切換板39の先端側が吸込管部31側に回動した状態で、第1集塵部27の内周面と略面一となって第1集塵部27の内側に対向する部分である。
Further, the
集塵カップカバー41は、第1集塵部27内をメンテナンス用に開閉可能とするための蓋であり、集塵カップカバー41の内周縁部には、第1集塵部27を閉塞した状態での気密性を確保する図示しない環状のシール部材が取り付けられている。また、この集塵カップカバー41の外周縁部には、この集塵カップカバー41を集塵カップ本体22に図示しないねじなどにより固定するためのブラケット部である被固定部92が、例えば4箇所に突設されている。
The dust
図2、図4、図6および図8に示すように、回動機構43は、1つの電動機であるモータ95と、このモータ95により駆動される駆動部としてのギヤ部96とを有している。
As shown in FIGS. 2, 4, 6, and 8, the
モータ95は、区画部26の一側部、すなわち取付壁部40側の側部に固定される略円筒状のモータギヤカバー98により先端側が保持され、回転軸95aがこのモータギヤカバー98に対して挿通されている。また、このモータ95は、図示しない制御手段に電気的に接続されている。さらに、このモータ95は、スイッチとしてのリミットスイッチ99により、その動作のオンオフが切り換え可能となっている。
The
ここで、リミットスイッチ99は、モータギヤカバー98の前側上方にて取付壁部40から突設されたスイッチ保持部100上に固定されたリミットスイッチ本体99aに対して、スイッチ腕部99bがモータギヤカバー98と反対側に設けられている。
Here, the
リミットスイッチ本体99aは、略直方体状に形成され、一長辺が取付壁部40の中心側に対向するように配設されている。
The
また、スイッチ腕部99bは、リミットスイッチ本体99aに対して、先端側が前方下側へと傾斜状に突出している。
In addition, the
ギヤ部96は、モータギヤカバー98内でモータ95の回転軸95aに接続されて回動可能な駆動ギヤ103と、この駆動ギヤ103に歯合する連動ギヤ104と、この連動ギヤ104に歯合する歯合ギヤ105、第1タイミングギヤ106および第2タイミングギヤ107と、この第2タイミングギヤ107に歯合するクランク用ギヤ108と、このクランク用ギヤ108と同軸に一体的に固定される第1レバー109と、この第1レバー109にリンケージ110を介して連結される第2レバー111とを備えている。そして、このギヤ部96は、取付壁部40に着脱可能に取り付けられる図示しないカバーにより少なくとも一部が覆われている。
The
駆動ギヤ103は、モータギヤカバー98の前側上部に切り欠き形成された図示しない切欠孔部にて連動ギヤ104に歯合する円形状のギヤである。そして、この駆動ギヤ103は、モータ95により、一方向、例えば図2、図4および図6に示す時計回り方向に回動される。
The
連動ギヤ104は、駆動ギヤ103の回動を歯合ギヤ105、第1タイミングギヤ106および第2タイミングギヤ107のそれぞれに伝達する円形状のギヤであり、モータギヤカバー98の前方で、かつ、スイッチ保持部100の前側下方の位置にて取付壁部40に突設された略円筒状のギヤ軸支部112に回動可能に軸支されている。
The interlocking
歯合ギヤ105は、略円形状の大径のギヤであり、中心に軸支筒部113が突設され、この軸支筒部113に対して、取付壁部40の中心位置にて集塵カップ本体22の側方に突設された円筒状の軸支突部114が背面側から挿入されることで、回動可能に軸支され、塵埃収集回転体37を回動させることが可能となっている。また、この歯合ギヤ105は、連動ギヤ104の例えば1/3程度の厚みを有している。さらに、この歯合ギヤ105は、外周部に第1ギヤ歯部115と第2ギヤ歯部116とが形成され、これら第1ギヤ歯部115と第2ギヤ歯部116との間に、ギヤ歯が形成されていない第1切欠部117と第2切欠部118とが形成されている。そして、この歯合ギヤ105の一主面、すなわち取付壁部40と反対側の主面には、第1ギヤ歯部115と対応する位置に、第1付勢手段としての第1スプリング121を介して第1タイミングギヤ106と連結される第1連結突部122と、第2付勢手段としての第2スプリング124を介して第2タイミングギヤ107と連結される第2連結突部125とがそれぞれ突設されている。また、この歯合ギヤ105の各連結突部122,125と同側面には、第1タイミングギヤ106に挿入される第1挿入突部127と、第2タイミングギヤ107に挿入される第2挿入突部128とがそれぞれ突設されている。
The
第1ギヤ歯部115は、歯合ギヤ105の外周部に例えば半周分、すなわち中心角が第1中心角である180°分に亘って形成されている。
The first
第2ギヤ歯部116は、歯合ギヤ105の中心に対して第1ギヤ歯部115と反対側の位置に、例えば1/6周分、すなわち中心角が第2中心角である60°分に亘って形成されている。
The second
第1切欠部117は、第1ギヤ歯部115と第2ギヤ歯部116との間に、例えば1/6周分、すなわち中心角が第3中心角である60°分に亘って形成されている。
The
第2切欠部118は、第2ギヤ歯部116に対して第1切欠部117と反対側の第1ギヤ歯部115と第2ギヤ歯部116との間に、例えば1/6周分、すなわち中心角が第4中心角である60°分に亘って形成されている。
The
したがって、これら第1ギヤ歯部115、第2ギヤ歯部116、第1切欠部117および第2切欠部118により、歯合ギヤ105の外周全体が構成されている。そして、この歯合ギヤ105は、第1ギヤ歯部115の第1切欠部117側の端部が塵埃収集回転体37の突出板部61側と対応する位置となるように塵埃収集回転体37と連結されている。
Accordingly, the entire outer periphery of the
また、第1連結突部122は、第2切欠部118寄りの歯合ギヤ105の外周近傍に突設されている。なお、この第1連結突部122の突出量は、例えば第1タイミングギヤ106の厚み以下に設定されている。
The first connecting
第2連結突部125は、第1連結突部122に対して、第1切欠部117側寄りの歯合ギヤ105の外周付近に突設されている。
The second connecting
第1挿入突部127は、第1切欠部117の第1ギヤ歯部115寄りの位置に突設されている。
The
第2挿入突部128は、第2切欠部118の第1ギヤ歯部115寄りの位置に突設されている。
The
第1タイミングギヤ106は、歯合ギヤ105と同軸で重ね合わせられた中心角が例えば135°程度の略扇形状のギヤであり、歯合ギヤ105の軸支筒部113の先端側が挿通される環状の挿通部131が形成されている。また、この第1タイミングギヤ106の外周部には、所定の中心角、例えば45°程度の中心角に対応する位置に第1外周ギヤ歯部133が形成されているとともに、この第1外周ギヤ歯部133の回転方向後側に連続して、この第1外周ギヤ歯部133よりも大きい所定の中心角、例えば90°程度の中心角に対応する第2外周ギヤ歯部134が形成されている。さらに、この第1タイミングギヤ106には、第1外周ギヤ歯部133と第2外周ギヤ歯部134との連続位置にて、径方向に沿って第2タイミングギヤ107の回り止め用のストッパ壁部135が突設されている。そして、この第1タイミングギヤ106の回転方向後側部には、第1スプリング121が連結される第1連結孔部136が設けられている。また、この第1タイミングギヤ106には、歯合ギヤ105の第1挿入突部127が挿入される第1ガイド孔部137が切り欠き形成されている。
The
第1外周ギヤ歯部133は、第2外周ギヤ歯部134よりも厚み方向に突出しており、連動ギヤ104およびクランク用ギヤ108に歯合される部分である。なお、この第1外周ギヤ歯部133の中心角は、塵埃圧縮体38の回動角度に設定されている。
The first outer peripheral
第1外周ギヤ歯部133は、連動ギヤ104に歯合される部分であり、第1タイミングギヤ106は、この第1外周ギヤ歯部133において、歯合ギヤ105と略等しい厚みに形成されている。
The first outer peripheral
そして、これら外周ギヤ歯部133,134は、歯合ギヤ105の各ギヤ歯部115,116と同形状の歯形を有している。
The outer
第1ガイド孔部137は、第1タイミングギヤ106の回転方向前側近傍から、ストッパ壁部135の中心位置を切り欠いて、中心角が例えば90°程度、すなわち第1外周ギヤ歯部133よりも大きい円弧状に切り欠き形成されている。
The
一方、第2タイミングギヤ107は、歯合ギヤ105と同軸で第1タイミングギヤ106に重ね合わせられた中心角が例えば120°程度の略扇形状のギヤであり、第1タイミングギヤ106の挿通部131と同軸に嵌合する環状の軸支中心部141が形成されている。また、この第2タイミングギヤ107の外周部には、所定の中心角、例えば45°程度の中心角に対応する位置に第1歯合ギヤ歯部143が形成されているとともに、この第1歯合ギヤ歯部143の回転方向後側に連続して、この第1歯合ギヤ歯部143よりも大きい所定の中心角、例えば75°程度の中心角に対応する第2歯合ギヤ歯部144が形成されている。さらに、この第2タイミングギヤ107の回転方向後側部には、第2スプリング124が連結される第2連結孔部146が設けられている。そして、この第2タイミングギヤ107の回転方向後側の第2連結孔部146の近傍には、リミットスイッチ99のスイッチ腕部99bを押圧してリミットスイッチ99をオンオフ動作させるスイッチ動作突部147が突設されている。そして、この第2タイミングギヤ107には、歯合ギヤ105の第2挿入突部128が挿入される第2ガイド孔部148が切り欠き形成されている。
On the other hand, the
第1歯合ギヤ歯部143は、第2歯合ギヤ歯部144よりも厚み方向に突出しており、連動ギヤ104およびクランク用ギヤ108に歯合される部分である。なお、この第1歯合ギヤ歯部143の中心角は、第1外周ギヤ歯部133の中心角、すなわち塵埃圧縮体38の回動角度と略等しく設定されている。
The first
第2歯合ギヤ歯部144は、連動ギヤ104に歯合される部分であり、第2タイミングギヤ107は、この第2歯合ギヤ歯部144において、歯合ギヤ105と略等しい厚みに形成されている。
The second meshing
そして、これら歯合ギヤ歯部143,144は、歯合ギヤ105の各ギヤ歯部115,116と同形状の歯形を有している。
The meshing
スイッチ動作突部147は、先端部が第2タイミングギヤ107よりも径方向に突出している。
The
第2ガイド孔部148は、第2タイミングギヤ107の回転方向後側近傍から、中心角が例えば90°程度、すなわち第2歯合ギヤ歯部144よりも大きい円弧状に切り欠き形成されている。
The
そして、歯合ギヤ105、第1タイミングギヤ106および第2タイミングギヤ107は、軸支突部114の先端部に取り付けられる押さえ板149により、集塵カップ本体22に保持されている。
The
また、クランク用ギヤ108は、連動ギヤ104の前方にて取付壁部40に突設された円筒状のクランク用ギヤ軸支部151の先端部に回動可能に軸支された円形状のギヤであり、連動ギヤ104よりも集塵カップ本体22に対して側方に突出した位置で回動するように配設されている。
The
第1レバー109は、クランク用ギヤ108の径方向に先端部が突出しており、この先端部がリンケージ110の一端部に回動可能に連結されている。
The
リンケージ110は、クランク用ギヤ108の回動を第2レバー111側に伝達する長尺状の板体であり、一端部が第1レバー109に、他端部が第2レバー111に、それぞれ回動可能に連結されている。
The
第2レバー111は、例えば塵埃圧縮体38の軸支位置にて取付壁部40に突設された円筒状の図示しないレバー軸支部に軸支された本体部である円筒状の円筒体部156と、この円筒体部156から径方向に突設されたクランク腕部157とにより構成され、このクランク腕部157の先端部がリンケージ110の他端部に回動可能に連結されて、塵埃圧縮体38を回動させることが可能となっている。
The
そして、これらクランク用ギヤ108、第1レバー109、リンケージ110および第2レバー111により、クランク機構158が構成されている。
The
また、図1、図3、図5および図7などに示すように、係止機構48は、区画部26の後部に突設された一対の軸支板部161(一方のみ図示)に両側が軸支された解除ボタンである係止板162と、この係止板162の軸支板部161よりも上側である上端側を後方へと付勢する図示しない付勢手段とを有している。そして、係止板162の下端部に、集塵ケース23側に係止される係止爪部163が前方へと突設されている。
In addition, as shown in FIGS. 1, 3, 5 and 7, the
一方、集塵ケース23は、集塵カップ本体22に係止される集塵ケース本体171と、この集塵ケース本体171に回動可能に軸支された蓋体172とを有しており、内部に第2集塵部173を気密に区画している。
On the other hand, the
集塵ケース本体171には、上端部に、集塵カップ本体22の塵埃移動口34と連通する連通廃棄口175が開口形成されている。また、この集塵ケース本体171の連通廃棄口175の前端部には、集塵カップ本体22の塵埃圧縮体38の軸支位置の前側に設けられた係止凹部176に係止される係止突出部177が爪状に形成されている。さらに、集塵ケース本体171の前部の下端には、蓋体172の前端部を集塵ケース本体171に係止する蓋体係止機構181が設けられている。そして、集塵ケース本体171の後部上側には、係止機構48の係止板162の係止爪部163に係止される爪部182が後方に向けて略水平状に突設されている。また、集塵ケース本体171の後部下側には、蓋体172の後端部を軸支する一対の蓋体軸支部183(一方のみ図示)が後方に突設されている。さらに、集塵ケース本体171の下端部は、第2集塵部173内の塵埃を廃棄する際の塵埃廃棄口184となっている。
The dust collection case
連通廃棄口175は、塵埃移動口34と同様に、塵埃圧縮体38の一部が嵌合可能な大きさに形成されている。また、この連通廃棄口175の周縁部には、集塵ケース23を集塵カップ本体22に装着した状態で塵埃移動口34と気密に接続するための図示しないシール部材が設けられている。
Similar to the
蓋体係止機構181は、係止機構48と同様に、集塵ケース本体171の前部の下端寄りの位置に突設された一対の軸支板部186(一方のみ図示)に両側が軸支された解除ボタンである蓋体係止板187と、この蓋体係止板187の軸支板部186よりも上側である上端側を後方へと付勢する図示しない付勢手段とを有している。そして、蓋体係止板187の下端部に、蓋体172側に係止される蓋体係止爪部188が前方へと突設されている。
Similar to the
蓋体172は、塵埃廃棄口184を開閉するもので、上端が開口した皿状に形成され、集塵ケース本体171の各蓋体軸支部183にそれぞれ回動可能に軸支される一対の軸支片部191(一方のみ図示)が後部に突設されているとともに、蓋体係止機構181の蓋体係止板187の蓋体係止爪部188に係止される蓋体爪部192が前端部に突設されている。さらに、この蓋体172の上端部には、蓋体172を閉じた状態で塵埃廃棄口184を気密に閉塞するための図示しないシール部材が取り付けられている。
The
そして、第2集塵部173は、第1集塵部27から塵埃圧縮体38により移動された塵埃を溜める空間部である。
The second
次に、上記一実施の形態の動作を説明する。 Next, the operation of the above embodiment will be described.
集塵カップ21を掃除機本体1に取り付けた状態で、本体吸込口6にホース体7、延長管13および床ブラシ14を順次連通接続させ、把持部11を把持して所定の設定ボタン12を押すことで、電動送風機2を駆動させる。
With the
このとき、回動機構43は、図2に示す状態となっている。
At this time, the
すなわち、歯合ギヤ105は、第2切欠部118が連動ギヤ104に対向する位置となっており、第1タイミングギヤ106は、歯合ギヤ105の第1挿入突部127が第1ガイド孔部137の回転方向前側の端部である図中の左端部に係合する位置となっており、第2タイミングギヤ107は、歯合ギヤ105の第2挿入突部128が第2ガイド孔部148の回転方向後側の端部である図中の右端部に係合し第2歯合ギヤ歯部144が連動ギヤ104に歯合する位置となっており、かつ、第1スプリング121が略自然長状態、第2スプリング124が最大伸張状態となっている。
That is, the
この結果、塵埃収集回転体37、塵埃圧縮体38および風路切換板39のそれぞれは、図1に示す位置となっている。
As a result, each of the dust collecting rotating
すなわち、塵埃収集回転体37は、塵埃移動口34の前側上方に位置し、塵埃圧縮体38は、先端側が上方へと回動して塵埃収集回転体37の空間部63に嵌合し、かつ、風路切換板39は、塵埃収集回転体37により前方へと押圧されて円筒部25の内側の前部に沿って位置している。
That is, the dust
そして、電動送風機2の駆動により、床ブラシ14の先端部から空気とともに塵埃が吸い込まれ、この塵埃は、延長管13、ホース体7および本体吸込口6を順次通過して吸込口32から集塵カップ21の第1集塵部27内へと空気とともに吸い込まれる。
Then, by driving the electric blower 2, dust is sucked together with air from the tip of the
このとき、空気が連通口33を介して通過空間部28および排気口46へと通過することで、この空気に含まれる塵埃が連通口33のフィルタ52に捕集される。
At this time, the air passes through the
排気口46を通過した空気は、電動送風機2に吸い込まれて排気風となり、図示しない排気孔から本体ケース5の外部へと排気される。
The air that has passed through the
そして、掃除中、あるいは掃除終了時などの任意のタイミングにおいて、制御手段が、モータ95を図2に示す時計回り方向に駆動させる。
Then, at any timing such as during cleaning or at the end of cleaning, the control means drives the
すると、このモータ95の駆動により、図2および図4に示すように、駆動ギヤ103が時計回り方向に回動し、この駆動ギヤ103に歯合している連動ギヤ104が反時計回り方向に回動し、連動ギヤ104に第2歯合ギヤ歯部144が歯合している第2タイミングギヤ107が時計回り方向に回動し、この第2タイミングギヤ107の第2ガイド孔部148と歯合ギヤ105の第2挿入突部128との係合により、第2タイミングギヤ107に引っ張られて歯合ギヤ105が時計回り方向に回動し、この歯合ギヤ105の第1挿入突部127と第1タイミングギヤ106の第1ガイド孔部137との係合により、第1タイミングギヤ106も歯合ギヤ105と一体的に時計回り方向に回動する。さらに、歯合ギヤ105の回動により、この歯合ギヤ105の第1ギヤ歯部115が連動ギヤ104に歯合し、この第1ギヤ歯部115が歯合している間、歯合ギヤ105が回動する。
Then, the drive of the
なお、第2タイミングギヤ107は、第2歯合ギヤ歯部144と連動ギヤ104との歯合が外れるまで回動した後、一旦停止し、第2スプリング124の収縮による付勢によって、その位置で保持されて歯合ギヤ105との相対的な位置が変化し、歯合ギヤ105の第2挿入突部128が第2タイミングギヤ107の第2ガイド孔部148の回動方向前端部に当接すると、再度歯合ギヤ105と一体的に時計回り方向に回動する。この結果、第2スプリング124は略自然長となる。
The
歯合ギヤ105の回動に伴い、この歯合ギヤ105と連結された塵埃収集回転体37が、図3に示すように時計回り方向、すなわち、第1集塵部27を通過する吸込風に沿う方向に、第1歯合ギヤ歯部143の中心角と第1ギヤ歯部115の中心角との総和分に亘って回動することで、この塵埃収集回転体37の掻取部材64が、風路切換板39のフラップ部88の表面を拭き取るとともに、フィルタ52にて捕集した塵埃を掻き取る。
As the
この塵埃収集回転体37により捕集した塵埃は、塵埃収集回転体37の回動に伴い、掻取部材64から突出板部61の面上へと移動する。
The dust collected by the
また、風路切換板39は、塵埃収集回転体37の第2湾曲辺62b側が通過することで、付勢手段により付勢されて先端側が第1集塵部27の中心側へと回動して塵埃圧縮体38の先端部に当接することにより、塵埃収集回転体37の回転方向後側から、この回転方向と反対方向、すなわち、図3に示す反時計回り方向への空気の流れを遮断する。
Further, the air
この後、図4に示すように、歯合ギヤ105の第1ギヤ歯部115と連動ギヤ104との歯合が外れて、第1切欠部117が連動ギヤ104の位置となると、歯合ギヤ105の回動すなわち塵埃収集回転体37(図3)の回動が一旦停止し、第1外周ギヤ歯部133が連動ギヤ104に歯合した第1タイミングギヤ106のみが、第1スプリング121を引き伸ばしつつ時計回り方向に回動する。
Thereafter, as shown in FIG. 4, when the engagement between the first
このとき、塵埃収集回転体37は、図3に示すように、第1湾曲辺62a側が塵埃移動口34の後縁部に対向する位置となる。
At this time, as shown in FIG. 3, the
さらに、この第1タイミングギヤ106は、第2外周ギヤ歯部134が連動ギヤ104に歯合することで、図4の想像線に示すように、さらに時計回り方向に回動することにより、第1外周ギヤ歯部133がクランク用ギヤ108に歯合し、クランク用ギヤ108を反時計回り方向に回動させる。
Further, the
すると、クランク用ギヤ108と一体的に回動する第1レバー109の先端側が反時計回り方向に回動することで、リンケージ110が下方へと引き下げられ、このリンケージ110と連結された第2レバー111の先端側が下方へと時計回り方向に回動する。
Then, the distal end side of the
この結果、クランク用ギヤ108の回動に伴って、図5に示すように、塵埃圧縮体38の先端側が下方へと回動されて塵埃圧縮体38の圧縮掻取部材83が塵埃収集回転体37の突出板部61上に集められた塵埃を下方へと掻き取り、塵埃移動口34および連通廃棄口175を介して第2集塵部173へと移動させる。
As a result, as the
同時に、塵埃圧縮体38は、第2集塵部173から突出する綿ごみなどの塵埃を、この回動時に同時に圧縮する。
At the same time, the
塵埃圧縮体38は、図4に示す第1タイミングギヤ106が回動して第1外周ギヤ歯部133とクランク用ギヤ108との歯合が外れるまで、すなわち第1外周ギヤ歯部133の中心角に対応する角度回動され、塵埃移動口34および連通廃棄口175内に嵌合した状態で停止する。
The
この後、第1タイミングギヤ106がさらに回動すると、歯合ギヤ105の第2挿入突部128が第2ガイド孔部148の回転方向後端部に係合することで、歯合ギヤ105すなわち塵埃収集回転体37が再度時計回り方向に回動して第2ギヤ歯部116が連動ギヤ104に歯合し、塵埃収集回転体37の掻取部材64が、塵埃圧縮体38の圧縮体カバー73に付着した塵埃を拭き取り、かつ、風路切換板39を、付勢手段の付勢に抗して前方へと押して回動させる。
Thereafter, when the
なお、第1タイミングギヤ106は、第2歯合ギヤ歯部144と連動ギヤ104との歯合が外れるまで回動した後、一旦停止し、第1スプリング121の収縮による付勢によって、その位置で保持されて歯合ギヤ105との相対的な位置が変化し、歯合ギヤ105の第1挿入突部127が第1タイミングギヤ106の第1ガイド孔部137の回動方向前端部に当接する。この結果、第1スプリング121は略自然長となる。
The
このタイミングで、歯合ギヤ105は、第2ギヤ歯部116と連動ギヤ104との歯合が外れて、第2切欠部118が連動ギヤ104の位置となると、回動が停止するとともに、第1歯合ギヤ歯部143が連動ギヤ104に歯合した第2タイミングギヤ107のみが、第2スプリング124の付勢に抗しつつ時計回り方向に回動する。
At this timing, the
このとき、図7に示すように、塵埃収集回転体37が歯合ギヤ105の停止に伴って、第2湾曲辺62b側が塵埃移動口34の前端部に対向する位置で停止する。
At this time, as shown in FIG. 7, the dust collecting rotating
さらに、この第2タイミングギヤ107は、第2歯合ギヤ歯部144が連動ギヤ104に歯合することで、図6の想像線に示すように、さらに時計回り方向に回動することにより、第1歯合ギヤ歯部143がクランク用ギヤ108に歯合し、クランク用ギヤ108を反時計回り方向に回動させる。
Further, the
すると、クランク用ギヤ108と一体的に回動する第1レバー109の先端側が、反時計回り方向に回動することで、リンケージ110のクランク用ギヤ108側のみがクランク用ギヤ108の回動により回動し、第1レバー109の先端側が図中右側から上側へと回動すると、リンケージ110により第2レバー111の先端側が図中右側から左側へと力を受け、この第2レバー111の先端側が上方へと反時計回り方向に回動する。
Then, the distal end side of the
この結果、クランク用ギヤ108の回動に伴って塵埃圧縮体38の先端側が上方へと回動され、塵埃圧縮体38が塵埃収集回転体37の空間部63に嵌合する図1に示す状態に戻る。
As a result, with the rotation of the
このタイミングで、第2挿入突部128が第2ガイド孔部148の回動方向後端部に当接するとともに、第2タイミングギヤ107の第1歯合ギヤ歯部143と連動ギヤ104との歯合が外れることでクランク用ギヤ108の回動が停止し、第2レバー111の回動が停止することにより、塵埃圧縮体38の回動が停止し、かつ、第2タイミングギヤ107のスイッチ動作突部147がリミットスイッチ99のスイッチ腕部99bを押圧してリミットスイッチ99をオンし、モータ95の回動が停止する。
At this timing, the
電気掃除機の運転を終了した後、第2集塵部173に溜められた塵埃は、集塵ケース23を集塵カップ本体22から取り外して廃棄する。
After the operation of the vacuum cleaner is completed, the dust collected in the second
すなわち、係止機構48の係止板162の上側を集塵カップ本体22側へと押圧して係止爪部163と爪部182との係合を外しつつ、集塵ケース23の係止突出部177と集塵カップ本体22の係止凹部176との係合を外すことで、集塵ケース23を集塵カップ本体22から取り外すとともに、例えばごみ箱などの上方で、蓋体係止機構181の蓋体係止板187の上側を集塵ケース本体171側へと押圧して蓋体係止爪部188と蓋体爪部192との係合を外すことで、蓋体172が自重により軸支板部186を中心として前端側が下方へと回動させると、塵埃廃棄口184が開口して、第2集塵部173内の塵埃がごみ箱などへと自重落下して廃棄される。
That is, the upper side of the
この後、上記と逆の操作により蓋体172を閉じて集塵ケース23を集塵カップ本体22へと装着することで、再度掃除に使用可能となる。
Thereafter, by closing the
上述したように、上記一実施の形態によれば、空気とともに第1集塵部27へと吸い込んだ塵埃をフィルタ52にて捕集するとともに、このフィルタ52にて捕集した塵埃を、塵埃収集回転体37の回動により掻き取り、さらに、この掻き取った塵埃を、塵埃収集回転体37の回動に連動する塵埃圧縮体38により塵埃収集回転体37から除いて第2集塵部173へと、簡単な構成で確実に移動させることができる。
As described above, according to the embodiment, the dust sucked into the first
また、吸込風が通過する第1集塵部27内の塵埃およびフィルタ52に捕集した塵埃を、塵埃収集回転体37の回動により定期的に第2集塵部173へと移動させることが可能なので、第1集塵部27に塵埃が溜まらずに風路抵抗が増加しにくく、吸込力が低下しにくい。
Further, the dust in the first
さらに、塵埃収集回転体37と塵埃圧縮体38との回動機構43を、上記のようにモータ95、ギヤ部96およびクランク機構158などで構成することにより、単独のモータ95のみで、かつ、このモータ95の一方向の回転のみで塵埃収集回転体37および塵埃圧縮体38を連動させて駆動でき、モータを複数設ける場合などと比較して構成を簡略化できるとともに、コストおよび消費電力を低減できるだけでなく、モータ95の逆方向への回転を他の機構の動作に用いることも可能となり、汎用性が向上する。
Furthermore, by configuring the
そして、塵埃収集回転体37を、第1集塵部27を通過する空気の流れに沿う方向に回動させることで、吸込風の流れを塵埃収集回転体37の回動により妨げにくくなり、掃除中に塵埃収集回転体37などを動作させても、吸込効率の低下を防止できる。
Then, by rotating the dust collecting rotating
また、塵埃圧縮体38が、塵埃収集回転体37から掻き取った塵埃を第2集塵部173へと移動させる際に、この第2集塵部173側の塵埃を圧縮することで、綿ごみなど容積が大きくなりやすい塵埃を吸い込んだ場合でも、吸込風を第2集塵部173に通過させることなくその容積いっぱいに塵埃を溜めることが可能になる。
Further, when the
さらに、塵埃収集回転体37の回動時に、この塵埃収集回転体37の回動方向後側からこの回動方向と反対方向への空気の流れを風路切換板39により遮断することで、第2集塵部173内の塵埃、あるいは塵埃圧縮体38により塵埃収集回転体37から掻き取る塵埃などが、塵埃収集回転体37の回転方向後側から逆流する空気の流れにより舞わなくなり、集塵効率が向上する。
Further, when the dust collecting rotating
また、塵埃収集回転体37は、回動時に塵埃圧縮体38の表面を拭き取ることで、この塵埃圧縮体38に付着した塵埃をも自動的にクリーニングし、塵埃収集回転体37および塵埃圧縮体38の回動によって第2集塵部173へと移動させることができる。同時に、塵埃収集回転体37は、回動時に風路切換板39の表面も拭き取ることで、この風路切換板39に付着した塵埃をも自動的にクリーニングし、塵埃収集回転体37および塵埃圧縮体38の回動によって第2集塵部173へと移動させることができる。この結果、第1集塵部27内のメンテナンスの頻度を抑制できる。
Further, the dust collecting rotating
そして、第1集塵部27内のメンテナンスの際には、集塵カップカバー41を集塵カップ本体22側から取り外すことで、塵埃収集回転体37、塵埃圧縮体38および風路切換板39のそれぞれを第1集塵部27から取り外して容易にメンテナンスできる。
During maintenance in the first
なお、上記一実施の形態において、回動機構43は、塵埃収集回転体37および塵埃圧縮体38を連動させて回動させることができれば、上記構成に限定されるものではない。すなわち、モータ95により塵埃収集回転体37を回動させ、この回動に連動して塵埃圧縮体38を動作させるものだけでなく、例えば手動により塵埃収集回転体37を回動させるように構成してもよい。
In the above embodiment, the
また、風路切換板39を設けずに第1集塵部27内の構成を簡略化することも可能である。
It is also possible to simplify the configuration in the first
さらに、塵埃収集回転体37および塵埃圧縮体38の回動角度などは、上記構成に限定されるものではない。
Further, the rotation angles of the dust collecting rotating
そして、集塵カップ21は、電気掃除機に用いるものに限定されない。
And the
また、電気掃除機の細部は、上記構成に限定されるものではなく、電気掃除機としては、キャニスタ型に限らず、例えば自走式(走行補助式)や自律走行式(ロボット式)の電気掃除機などでもよく、また、例えば床ブラシ14が掃除機本体1の下面に直接形成されたアップライト型、あるいはハンディ型などであっても対応させて用いることができる。
The details of the vacuum cleaner are not limited to the above configuration, and the vacuum cleaner is not limited to the canister type, for example, self-propelled (running assist type) or autonomous running type (robot type) electric A vacuum cleaner or the like may be used. For example, the
1 掃除機本体
2 電動送風機
21 集塵装置としての集塵カップ
27 第1集塵部
37 回転体としての塵埃収集回転体
38 移動体としての塵埃圧縮体
39 壁体としての風路切換板
52 フィルタ
173 第2集塵部
1 Vacuum cleaner body 2 Electric blower
21 Dust collection cup as dust collector
27 First dust collector
37 Dust collection rotating body as rotating body
38 Dust compression body as a moving body
39 Airway switching plate as wall
52 Filter
173 Second dust collector
Claims (6)
この第1集塵部に連通し、塵埃を溜める第2集塵部と、
前記第1集塵部内に設けられ、回動により前記フィルタに捕集した塵埃を掻き取る回転体と、
前記第1集塵部内に設けられ、前記回転体の回動に連動して動作され、前記回転体にて除いた塵埃をこの回転体から除いて前記第2集塵部へと移動させる移動体と
を具備したことを特徴とした集塵装置。 A first dust collecting part having a filter for collecting dust;
A second dust collecting portion that communicates with the first dust collecting portion and accumulates dust;
A rotating body provided in the first dust collecting section and scraping off dust collected on the filter by rotation;
A moving body that is provided in the first dust collecting section and is operated in conjunction with the rotation of the rotating body, and moves dust removed by the rotating body from the rotating body to the second dust collecting section. And a dust collector characterized by comprising:
ことを特徴とした請求項1記載の集塵装置。 The dust collector according to claim 1, wherein the rotating body is rotated in a direction along a flow of air passing through the first dust collecting unit.
ことを特徴とした請求項1または2記載の集塵装置。 The dust collector according to claim 1 or 2, wherein the moving body compresses the dust on the second dust collecting part side when the dust removed from the rotating body is moved to the second dust collecting part. .
ことを特徴とした請求項1ないし3いずれか一記載の集塵装置。 The wall body which interrupts | blocks the flow of the air to the direction opposite to this rotation direction from the rotation direction rear side of the said rotation body at least at the time of rotation of a rotation body was comprised. The dust collector according to one.
ことを特徴とした請求項1ないし4いずれか一記載の集塵装置。 The dust collector according to claim 1, wherein the rotating body wipes a surface of the moving body when rotating.
前記電動送風機の吸込側に第1集塵部の下流側が連通する請求項1ないし5いずれか一記載の集塵装置と
を具備したことを特徴とした電気掃除機。 A vacuum cleaner body containing an electric blower,
A vacuum cleaner comprising: the dust collecting device according to any one of claims 1 to 5, wherein a downstream side of the first dust collecting unit communicates with a suction side of the electric blower.
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