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JP2008289628A - 骨補填ブロックおよび骨補填ブロックを含む骨接合用キット - Google Patents

骨補填ブロックおよび骨補填ブロックを含む骨接合用キット Download PDF

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JP2008289628A
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Japan
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osteosynthesis
bone
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osteosynthesis plate
plate
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JP2007137400A
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Toshiaki Takahashi
敏明 高橋
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Ehime University NUC
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Ehime University NUC
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Abstract

【課題】この発明は、位置や形状の異なるさまざまな骨欠損に適応でき、簡易かつ迅速に骨接合手術を行うことができる骨補填ブロックおよび骨接合用キットを提供することを目的とする。
【解決手段】上述の課題を解決するため、この発明の骨補填ブロック3は、骨接合用プレート2に対してスライド可能に連結するための連結部6を有するものであり、骨補填ブロック3の種類や骨接合用プレート2の帯状部5上の位置を自由に選択でき、骨欠損部xの位置や形状に合わせて補填を行うことができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、骨を接合するための治療において、骨欠損部を補填するための医療用具に関する。
骨折などの治療において、骨を接合するためにチタンやステンレス等の金属で作られた骨接合用プレートが使用されている。これは、ボルト穴を多数備えた帯状のプレートであり、破断した複数の骨片を連結するものである。
また、特許文献1には頭蓋顎顔面骨の骨欠損部を補填するセラミック製骨補填材などのための接合具が記載されている。
特開平09−327469号公開特許公報
骨接合用プレートで接合できない骨片の部位は欠損部となる。この欠損部を補填しなければ、強固な接合は行えない。そこで、補填材を作成し、欠損部に取り付けることが行われている。しかし、欠損部の形状に合わせて個別に補填材を作成するには時間と労力を要する。しかし、あらゆる欠損部に対応できるだけの種類の補填材を常に備えておくことはできない。
特許文献1に記載された頭蓋顎顔面骨の骨欠損部を補填するセラミック製骨補填材は、挿入用孔を長孔とすることによって補填材の間隔を調整可能としている。しかし、2枚の基板によって骨の両面を挟み込む構造であり、頭蓋顎顔面骨のような限られた場合にしか適用できない。また、術後における仮骨の形成を阻害するおそれがある。
この発明は、位置や形状の異なるさまざまな骨欠損に適応でき、簡易かつ迅速に骨接合手術を行うことができる骨補填ブロックおよび骨接合用キットを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、この発明の骨補填ブロックは、骨接合用プレートに対してスライド可能に連結するための連結部を有する。連結部として骨接合用プレートを内部に通す穴を有し、さらに骨接合用プレートに対して固定するための固定手段を有するものとしてもよい。また、形状記憶合金よりなり、体温よりも低い第1の温度においては骨接合用プレートに対してスライド可能な形状であり、実質的に体温である第2の温度においては骨接合用プレートに固定される形状に変形するようにしてもよい。
さらに、この発明の骨接合用キットは、長さ方向に沿って一定の断面形状を有する帯状部を有する骨接合用プレートと、この骨接合用プレートを内部に通す穴を有する骨補填ブロックよりなる。
この発明のこの発明の骨補填ブロックは、骨接合用プレートに対してスライド可能に連結されているので、骨欠損の位置や形状に合わせて骨補填ブロックの種類は位置を自由に選択でき、さらに簡易かつ迅速に骨接合手術を行うことができるという効果を有する。
この発明を実施するための最良の形態について、図面に基づいて説明する。図1は骨接合用キットを示す平面図、図2は同A断面図である。
骨接合用キット1は、骨接合用プレート2と骨補填ブロック3を有する。骨接合用プレート2は、すでに医療品として販売されているようなものも使用できる。接合しようとする骨部の外表面にほぼ沿った形状をしている。ボルトによって骨に結合するための穴4が多数設けられている。骨接合用プレート2は長さ方向に沿って概ね一定の断面形状を有する帯状部5を有する。
骨補填ブロック3は、骨欠損部を補填するのに適した形状になっている。そして、骨接合用プレート2に対してスライド可能に連結するための連結部6を有する。この例においては、連結部6として、骨接合用プレート2の帯状部5の断面よりやや大きい穴が形成されている。この連結部6の穴に骨接合用プレート2を通すことによって、骨接合用プレート2の帯状部5に対してスライド可能に骨補填ブロック3を連結することができる。
また、骨補填ブロック3には骨接合用プレート2に対して固定するための固定手段が設けられている。この例では、固定手段としてボルト穴7が形成されている。このボルト穴7にボルト8を取り付けて締めることによって、骨補填ブロック3のスライド運動が規制される。
この骨接合用プレート2と骨補填ブロック3は同じ種類の金属を素材とすることが好ましい。ステンレスやチタンなどな使用でき、特に生体に適合しやすいチタンが好ましい。また、後述のように生体に適合しやすいチタン系の形状記憶合金を使用してもよい。
また、骨補填ブロック3は大きさや形状が異なる複数のものを準備し、骨接合用プレート2と組み合わせて適用範囲の広い骨接合用キットにしてもよい。
ついで、骨接合用キットの使用方法について説明する。図3は骨接合用キットの使用状態を示す断面図である。
骨欠損部xの形状に合った骨補填ブロック3を選択し、骨補填ブロック3の穴に骨接合用プレート2を通して連結する。骨欠損部xの位置に合わせて骨接合用プレート2に対する骨補填ブロック3の位置を調整し、その位置を決定したら、ボルト8によって骨接合用プレート2と骨補填ブロック3を固定する。
さらに、ボルト9によって骨接合用プレート2を骨yに固定することによって、骨の結合および骨欠損部xの補填を行う。なお、骨接合用プレート2による骨の結合の後に、骨接合用プレート2と骨補填ブロック3の固定を行ってもよい。
こうして、骨欠損部xの位置および形状に合わせて補填を行いながら骨接合手術を簡易かつ迅速に行うことができる。
つぎに、この発明の別の実施形態について説明する。図4は骨補填ブロック3の別の例を示す断面図である。
ここで、骨補填ブロック3は形状記憶合金を素材としている。体温より低い温度に転移温度が設定されている。この転移温度より低い第1の温度において、骨補填ブロック3は図4に示すような形状をしている。このとき、骨補填ブロック3は骨接合用プレートに対してスライド可能に連結することができる。
一方、転移温度より高い第2の温度(体温程度)においては、骨補填ブロック3の連結部7の断面が骨接合用プレートに対するスライドを妨げるような形状を記憶させておく。
患部への取り付け前において骨補填ブロック3を転移温度より低い第1の温度に保つ。このとき、骨補填ブロック3は骨接合用プレート2に対してスライド可能であり、骨補填ブロック3を自由に調整できる。骨欠損部xの位置および形状に合わせて骨補填ブロック3を調整しながら、骨接合用プレート2を骨に取り付けて骨接合を行う。
骨接合用プレート2とともに骨補填ブロック3が人体に取り付けられると、骨補填ブロック3の温度は転移温度を越えてほぼ体温まで上昇する。このとき、骨補填ブロック3は記憶している形状に変形し、骨接合用プレート2に固定される。すなわち、この例においては、形状記憶合金の変形が骨接合用プレートに対して固定するための固定手段として作用する。
骨接合用キットを示す平面図である。 同A断面図である。 骨接合用キットの使用状態を示す断面図である。 骨補填ブロックの別の例を示す断面図である。
符号の説明
1.骨接合用キット
2.骨接合用プレート
3.骨補填ブロック
5.帯状部
6.連結部
7.固定手段(ボルト穴)
8.ボルト
x.骨欠損部
y.骨

Claims (4)

  1. 骨接合用プレートに対してスライド可能に連結するための連結部を有する骨補填ブロック。
  2. 連結部として骨接合用プレートを内部に通す穴を有し、さらに骨接合用プレートに対して固定するための固定手段を有する請求項1に記載の骨補填ブロック。
  3. 形状記憶合金よりなり、体温よりも低い第1の温度においては骨接合用プレートに対してスライド可能な形状であり、実質的に体温である第2の温度においては骨接合用プレートに固定される形状に変形する請求項2に記載の骨補填ブロック。
  4. 長さ方向に沿って一定の断面形状を有する帯状部を有する骨接合用プレートと、この骨接合用プレートを内部に通す穴を有する骨補填ブロックよりなる骨接合用キット。
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