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JP2008507315A - 口腔内に電子的に埋込む装置の製造方法、試験方法および試験器 - Google Patents

口腔内に電子的に埋込む装置の製造方法、試験方法および試験器 Download PDF

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JP2008507315A JP2007522122A JP2007522122A JP2008507315A JP 2008507315 A JP2008507315 A JP 2008507315A JP 2007522122 A JP2007522122 A JP 2007522122A JP 2007522122 A JP2007522122 A JP 2007522122A JP 2008507315 A JP2008507315 A JP 2008507315A
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Abstract

この発明は、人間および動物のための局部および全身の疾患および病状を診断、モニタおよび治療するための電子口腔内装置の製造および試験方法を指向する。更に具体的には、現発明は、主に3種類の口腔内装置:(a)唾液分泌を刺激することによる口腔乾燥症、無呼吸、睡眠障害、飲食障害(肥満症、食欲不振症等)嚥下障害およびその他の治療のような種々の用途のための電気刺激器;(b)薬物分配装置;並びに(c)生体検知およびモニタ装置、の製造技術、試験方法および試験器械を扱う。これらの装置の共通部分は:(1)この装置に埋込んだ電子モジュール;(2)または電源がこの装置に埋込んである;(3)これらの装置(またはその一部)が口腔内に置いてあることである。

Description

本発明は、一般的に:
1.人間および動物用口腔内装置の製造および組立
2.唾液腺電気刺激器用マウスピース
3.人間および動物用口腔内装置の試験方法および試験技法
4.人間および動物用口腔内装置の試験器械
に関する。
本発明は、主として三種類の口腔内装置:(a)唾液分泌を刺激することによる口腔内乾燥症の治療、無呼吸、睡眠障害、飲食障害(肥満症、食欲不振症等)、嚥下障害およびその他のような種々の用途に対する電気刺激器;(b)薬物分配装置;並びに(c)生体検知およびモニタ装置に対する上述のカテゴリを教示する。カテゴリ1番と2番の共通部分は、(a)電子モジュールがこの装置に組込んであり;(b)電源がこの装置に組込んであり;(c)上記の装置(またはその一部)が口腔内に置いてあることである。
これらの装置が複雑であるので、この装置特性を患者のニーズに合わせるために非機能、不完全機能または非カスタマイズ装置を配置するリスクを最小化するために屡々試験、プログラミングおよびアップグレードが必要である。これらの義務は、製造段階で臨床家の現場でしかも手術室で行うことができる。その上、電池(1次または2次)を含む電子モジュールをこの口腔内環境に置くことは、時が経ってもこの装置の機能性および耐久性を保証するために独特の製造方法および試験方法を要する。口腔内に配置した如何なる物体も(a)(唾液および摂取液体の)一定の湿気、(b)咀嚼力、(c)舌およびその他の口腔筋肉によって加えられる力、(d)通常1ないし9の変動するpHレベル並びに(e)37°Cの周囲温度およびコールドおよびホットドリンク摂取による+5°Cと+65°Cまでの間に亘る温度変動に耐えなければならない。
(背景情報および関連技術の説明)
これらの電子ベースの装置の試験、較正およびプログラミングは、電子ベース製品特有の機能性を保証するために不可欠な方法である。この装置を、医療状態、年齢、体重、性、DNA、血統のような患者固有の特性に合わせるようにプログラミングすることは、僅かな口腔内装置に必要なオプションである。これらの装置が複雑であるので、非機能、不完全機能または非カスタマイズ装置を配置するリスクを最小化するために屡々試験、プログラミングおよびアップグレードが必要である。これらの義務は、製造段階で臨床家の現場でしかも手術室でおよびある場合には患者自身も行うことができる。
(唾液腺電気刺激器)
慢性口腔乾燥症(口内乾燥)は、シェーグレン症候群によりおよび他の慢性疾患、神経損傷、ある薬物投与または治療照射によって生じることがある。それは、乾燥食品の喫食、嚥下、会話および総入れ歯の装着に困難を生じることがあり、および齲蝕症、口腔痛および頻繁な感染症に罹りやすい。治療オプションとしての電気刺激の提案者は、舌神経付近の刺激がこの口腔および咽頭領域内の大小全ての残余の唾液腺組織に刺激を生じ、それで唾液分泌を増加すると主張する。
先行技術では、電子ベースのモジュールを口腔内に短時間配置し、且つ体外装置に接続する。自蔵式唾液腺刺激器を口腔内部に長時間(数分以上)且つ専門家の継続的管理なしに配置することは、この装置の適正な機能性および種々の日常生活の活動下での患者の時間に関係のない安全を保証するために、特有の製造方法および厳密な試験方法の適用が必要である。
(唾液腺電気刺激器)
電気刺激器による唾液分泌の増加が長年に亘って幾つかの特許に記載してある。少し挙げれば:
米国特許第6,230,052号“唾液分泌を刺激するための装置および方法”インプラント材上に支持した電気刺激器。インプラント材の上に置く歯冠の大きさの、埋込みマイクロプロセッサ、刺激電子モジュールおよび電源を備える装置。そのような装置の電子機器は、停電力消費モードから活動モードへ‘覚醒’しなければならず、且つ電気パルス、電池強度および赤外線通信のような、この装置の機能性を試験しなければならない。
PCT出願WO02/060522A2およびWO02/060522A3 パインズ外による唾液腺の分泌を活性化するための取外し可能電気刺激装置についてのもの。
米国特許第4,519,400号および第4,637,405号 “サリトロン”は、バイオソニックス社(米国ペンシルベニア州19034)が製造した装置である。それは、唾液腺を刺激してより多くの唾液を作るために口腔内に電気プローブを使う。
電子ベースの素子を組込んだ口腔内装置の現在分っている他の出願は、例えば、次の通り:
(呼吸障害を治療するための口腔内電気筋肉刺激装置および方法)
口腔内電気筋肉刺激装置および方法(米国特許第6,212,435号および第6,618,627号)。これは、呼吸障害を治療するための口腔内電気筋肉刺激装置である。この刺激装置は、患者の小帯の後ろ且つ第1大臼歯、第2大臼歯および第3大臼歯に最も近い舌下位置のような幾つかの位置に置いた電極を含む。更に、それは、患者の呼吸パラメータを検出し且つそれを示す信号を出力するセンサを含む。制御ユニットがこのセンサからの信号を受け、吸気と呼気の間の区別をし、および吸気作用を開始する前の刺激時間に電気刺激を始め且つ苦痛なしの筋収縮を誘発するに十分なレベルで吸気の一部を通じて刺激を続ける。これらのセンサ、制御装置、電極、電池を試験し、プログラムしおよびアップグレードしなければならない。
前庭刺激システムおよび方法(米国特許第6,314,324号)。この器械および方法は、以下の機能:患者の呼吸機能の増大または制御、患者の気道の開放、睡眠の誘発、および/または目眩の打消しの少なくとも一つを実行するために迷路感覚に関連する迷路器官の部分および/またはそれに関連する神経を刺激する。一実施例で、この発明の前庭刺激システムは、1)組織の実際の刺激を行う刺激素子、2)患者の生理的状態を検出するセンサ、および3)このセンサがもたらす信号を受け且つこの刺激素子に適当なタイミング、レベル、パターンおよび/または所望の機能を達成するための周波数で提供すべき刺激エネルギーを生じる電源/制御ユニットを含む。しかし、この発明は、患者に所定のパターンの刺激を加えるのに有利なセンサを除去することももくろむ。
電気筋肉刺激によって睡眠およびその他の障害を緩和するための器械および方法(米国特許第5,792,067号)。この電気筋肉刺激器は、いびきの緩和、閉塞性睡眠無呼吸の緩和、高血圧症の緩和、歯の無痛覚症、一般無痛覚症、生理的状態のモニタおよび開示した口内投薬の容易化から成るグループから選択した有益な医療目的に力を発揮する。この電気筋肉刺激器は、硬口蓋、軟口蓋および咽頭から成るグループから選択した第1解剖学的構造体と電気的に接触するための第1電極;第2解剖学的構造体と電気的に接触するための第2電極;この第1および第2電極に作動するように接続した制御ユニット;並びにこの第1および第2電極をそれぞれこの第1および第2解剖学的構造体に対して位置付けるための手段を含む。
(嚥下障害)
米国特許第5,891,185号。上記特許は、患者の咽頭領域に電気的刺激を与える、“口咽頭障害を治療するための簡単な非観血的装置および方法”を記述する。口咽頭障害は、嚥下不能または嚥下困難を引き起こすかも知れない。
(被制御薬物放出のための口腔装置および方法)
被制御薬物放出のための口腔装置および方法(PCT/IL2004/000123 2004年2月8日)。被制御投薬口腔装置を補綴歯冠、義歯、インプラント材等の上に作って、口腔内に埋植または挿入する。この装置は、必要に応じて補充または置換する。この被制御投薬は、用法に基づいて、受動的でもよく、または高精密、知的、薬物分配のために電気・機械的に制御してもよい。
(パルスオキシメータ・センサ)
おしゃぶりパルスオキシメータ・センサ(米国特許第6,470,200号)。このおしゃぶりパルスオキシメータ・センサは、おしゃぶりの乳首内に位置するパルスオキシメータ・センサ素子を含む。このパルスオキシメータ・センサ素子は、完全にこの乳首材料内にあっても、乳首材料に埋込まれていても、乳首材料内に入れ子になっていても、または外部環境に露出されていないが乳首材料に隣接していてもよい。このパルスオキシメータ・センサ素子は、光源および光検出器を含む。このパルスオキシメータ・センサ素子は、配線、電気コネクタ、および/または無線によってオキシメータと通信する。代替実施例は、このおしゃぶりパルスオキシメータ・センサにオキシメータ処理能力を加える。
(光学計測用口腔内ジグ)
光学計測用口腔内ジグ(米国特許第6,430,422号)。樹脂のジグ本体は、歯の上裏側と係合する凹部および歯の下裏側と係合するもう一つの凹部が作ってあり、且つ口腔部と接触するようになる部分を含む。測定用光ファイバ束がこのジグ本体に埋込んであり、およびこの光ファイバ束の前端面がこの口腔部と接触するようになるジグ本体の部分に露出してあり且つこの部分と面一である。ヒータおよびこのジグ本体の温度を一定に保つためのヒータおよびセンサ並びにこのジグ本体を測定した人の上歯と下歯の間の間に保持するために圧力を検知するための圧力センサが更にこのジグ本体に埋込んである。
(動脈血酸素飽和度をモニタするための方法)
動脈血酸素飽和度をモニタするための方法(米国特許第6,263,223号)。これは、鼻腔および口腔内を後部咽頭まで下って反射オキシメータを読取るための方法である。この方法は、好ましくは体液に対して抵抗力があり、これらの毛細管床の一つと接触して読取ってこれらの読取り値を表示のためにオキシメータへ送る反射パルスオキシメータ・センサを利用する。この方法は、被実験者の頭蓋骨内の空洞に反射パルスオキシメータ・センサを挿入する工程およびこの空洞内の毛細管床にこの反射パルスオキシメータ・センサで接触する工程を含む。
(口腔内顎トラッキング装置)
口腔内顎トラッキング装置(米国特許第5,989,023号)。口腔内に完全に収り且つ従来の着脱式歯科用器械に取付けられる、顎トラッキング装置が、下歯列弓に固定した発光ダイオード、レーザダイオード、または光ファイバ源から上歯列弓に固定した一つまたは二つの位置感応検出器(PSDS)上への光の投射を記録することによって、口を閉じまたはほぼ閉じたときの下顎の位置および運動を高精度および速度で追跡する。このシステムは、顎を異常に閉じる度毎に起る下顎骨の微細な撓みを記録するに十分迅速にデータを収集するので、それを人の咬合を解析するために個々の歯に取付けた音響センサと共に使うことができる。各PSDは、四つの出力にしか頼らないので、それを眠っている被実験者の口から突出る線を要することなく睡眠中の顎の位置を追跡するために使えるように、そのデータを遠隔測定法によって容易に送信できる。
(口腔内検知装置(米国特許第4,629,423号))
この器械は、関心のあるパラメータをモニタするための多数のセンサおよび信号伝達のために遠隔測定ユニットに加えてパワーパックを含む
歯および顎の画像を作るために患者の口腔内に配置すべき口腔検知装置(米国特許第5,691,539号)。患者の歯および顎の画像を作るための口腔検知装置が背部のあるハウジングを有する。このハウジングに内部がある。イメージセンサがこのハウジングの内部に配置してある。電気接点を備えるプリント基板がこのハウジングの内部に配置してあり且つこのイメージセンサに接続してある。この検知装置を画像処理ユニットに接続するための、電気ケーブルを備える。それは、入口位置でこのハウジングの内部へ伸び且つ電気導線を有する。これらの電気導線は、このプリント基板の電気接点に結合してある。この電気ケーブルは、このハウジングの入口位置からこの背部に対して0°ないし10°の角度で伸びる。
口腔センサ(米国特許第6,652,141号)。フィルムレス・ラジオグラフィで使うための新規にして改良した口腔センサが開示してある。このセンサは、快適に且つ口腔内の目標領域に近く嵌るように構成してある。この目標領域への快適な相対嵌め合いをもたらすことによって、このセンサは、歯科患者へのその快適性および感触の点で人間工学的に改善される。その上、このセンサの構成は、このセンサを従来のセンサより口腔内の目標領域へより近く(即ち、目標の歯、歯茎等に近く)配置できるように設計してある。更に、このセンサは、それをこの目標領域に対して正しい位置に容易に位置付けられ、および正しく位置付けたとき、放射エネルギーを受けるためにその検知構造体を適正に配置できるように構成してある。これらの特徴は、このセンサが受けた画像の屈折誤差を減らし、それによってこのセンサが送信する画像データを改善すると思われる。
(電子ベースの、医療装置、部品およびモジュールの保護)
適正且つ安全に機能するために、本質的に生体適合性でない部品は、機械的公差、電気的特性またはその他の重要な性能特性に逆にまたは著しく影響しない方法で保護するように被覆しなければならない。更に、電子装置、部品または回路を湿気の多いまたは湿潤環境に置くことは、口腔液(唾液および摂取液体)中に存在するイオンによる電子回路の短絡、腐食およびバクテリアの発生を防ぐためにそれらを周囲環境から隔離することによるこれらの電子部品の保護を要し、これらは全てこの装置を比較的短時間内に誤動作させるかも知れない要因である。電池と直流電流の存在は、一方向に集中した腐食活動を発生することによってこの問題を増大する。光(赤外または可視範囲の)を受信または送信すると作動する、電気−光学装置は、光がこの保護カバーを通過できるように透明な保護を必要とする。無線周波数をベースとする通信技術は、当てはまるRFIおよびEMI標準を維持しながら、単または双方向の電磁波に対する透過性を要する。更に、生体医学的表面の保護被覆が、湿気、化学薬品、バクテリア、歯垢およびその他の物質からの物理的隔離;表面不動態化;電気的絶縁;顕微鏡的粒子の拘束;および摩擦の減少を含む、多くに理由で必要かも知れない。
より一般的な保護方法の幾つかは、次の通り:
金属ケースへのカプセル封止−心臓ペースメーカまたは迷走神経ペースメーカのような装置では、電子モジュールおよび電池を、通常チタンまたはステンレス鋼で作った、金属ケースの内部にカプセル封止する。
コンフォーマルコーティング−伝統的コンフォーマルコーティングは、エポキシ、シリコン、ポリアクリレート、およびポリアクリレートのような溶剤ベースの液体樹脂である。幾つかの液体コーティングは、溶剤なしの100%固体ででも利用できる。しかし、そのような材料は、時には液体の特性(プーリング、メニスカス等)を示し、それは、それらをある医療用コーティングに不向きにするかも知れない。その上、液体コーティングは、毒性または生体適合性要件に適合しないかも知れず、それで正確にプロセス制御して適用することができない。
パリレンコーティング−きわめて透明な、多結晶および無定形線形重合体材料が現在多種多様な機械的装置を保護するために使われている。この真空蒸着したポリマーコーティングは、透明且つ柔軟でUSPクラスVIの要件を満たし、複雑な表面上にさえ、ピンホールのないコンフォーマルコーティングを提供するために、1μm程の薄さの多層被膜として適用できる。パリレンには、3種、タイプ‘N’、タイプ‘C’およびタイプ‘D’があり、それぞれ独特の特性を有する。
プラズマスパッタリング−パリレンまたはその他のコンフォーマルコーティングを付着する前に、屡々被覆した目標物に行う表面処理。
Figure 2008507315

以下の表は、ここで説明した被覆技術を比較する
G−良;L−低;E−優;VG−極良;M−中間
(電子ベースの装置に製造段階中(即ち、開発段階の後)に行う共通試験およびアップデート)
操作性試験
この口腔内装置の機能性を、入力信号およびデータをエミュレートして試験し、適正な出力および作用が間違いなく起こることを保証する。特定の試験には、疑似および仮想識別子並びに仮想出力取扱い、並びに適正な警報発生および反応の確認を含めることができる。
アプリケーション特徴/機能試験
特徴試験は、このアプリケーションの個々のコマンドおよび可能性を確認するために使う。特徴試験は、顧客が求めるインタフェースおよびアプリケーション作用または処理を計るために多数の入力ででも行う。機能試験は、このアプリケーションの多重特性および背景機能が種々のシナリオおよび重荷の下で正しく作動することを確認するために使うべきである。機能試験は、サブステーションの実世界動作環境を綿密に模擬する負荷の下で行うべきである。
信頼性試験
信頼性試験は、装置誤差および故障をモニタするために中間から重負荷で実施する。信頼性試験は、例えば、このDUT(試験中の装置)またはこの通信に圧縮した期間で活動を扱わせ、それは通常患者の口腔内環境でを数週間、数ヶ月、または数年以上経験する。信頼性試験の試みは、使用法の種々のパターンによって生ずるプロセスまたはその他の装置の故障を加速するためになされる。
境界走査試験およびイン・システム・プログラミング(ISP)解決策
境界走査試験は、新規の実装技術によって益々混雑した集成部品によって生じたPCB上のアクセス問題を解決するためにJTACインタフェースとして1980年代半ばに開発された。境界走査は、完全な基板レベルのプロトコルを形成するためにチップレベルで試験回路装置を埋込む。境界走査(1990年からの工業標準IEEE1149.1)で、試験、デバッグおよびイン・システム装置でのプログラミングのために並びにハードウェア問題を診断するために最も複雑な組立体にさえアクセスすることができる。
埋込みファームウエアのアップグレードおよび個人プロフィール装填
バグの修理、要求事項の更新のために、口腔装置内部に埋込んだ新しいソフトウェア(またはファームウェア)をローディングして既存のものを置換えねばならない。更に、この装置を個人化するためには、この装置を医療状態、年齢、体重、性、DNA、血統のような患者固有の特性に合わせるようにプログラミングすることを要し、それは僅かな口腔内装置に存在するオプションである。
本発明は、人間におよび動物に使うべき口腔内装置、カスタマイズした装置および均質装置の製造方法を教示する
それは、唾液腺電気刺激、被制御薬物分配、生物学的状態の生体検知、電気刺激による無呼吸、その他の睡眠障害、飲食障害および神経障害の治療のような用途に対する口腔内装置の試験方法および試験のための装置(試験器)も教示する。
本発明は、この様に実質的に人間および動物に使うべき、電子モジュールを有する口腔内装置の製造方法であって;この電子モジュールが、生体適合性材料で作ってあり;少なくとも一つの露出した開口を有する、この装置に埋込んであることを特徴とする方法にある。
本発明による電子モジュールは:IC[集積回路]、ASIC(特定用途向けIC)、抵抗、コンデンサ、コイル、アンテナ、PCB[プリント基板]、ダイオード、スイッチ、光電子装置、電池、電源、またはそれの組合わせ等から選択してもよいが、それに限定されない。
本発明による開口は:電極用開口、薬物の出口用開口、ある材料の入口用開口またはそれの組合わせ等から選択してもよいが、それに限定されない。
この製造方法は、都合よく以下の工程を含むべきである:
i.電子モジュールおよび/または電源を一つ以上の層および/またはビニル、シリコン、アクリレート、セラミック、ポリマー、金属、金属合金若しくはその他の歯科用材料、またはそれの組合わせのような材料で作った成形品の内部に、この電子モジュールおよび/または電源が埋込まれたままであるような方法で配置する工程;
ii.少なくとも1対の電極(必要なとき)または少なくとも一つの薬物放出用開口(必要なとき)または少なくとも一つの口腔流体入口用開口(必要なとき)または少なくとも一つの分析物出口用開口(必要なとき)をこの第1層から突出す工程;
iii.このトランシーバ(受信器と送信器の組合わせである)をIR透明材料またはRF透過性材料またはその何れかの組合わせで覆う工程;並びに
iv.この組立てた器械の機能性を試験する工程。
電極がもし存在すれば、その製造方法は、都合よく以下の工程を含むべきである。
i.これらの電極をNiTiNol(それは、ニッケル(Ni)、チタン(Ti)および国防省海軍武器研究所(NOL)を意味する)、若しくはその合金B、C、Dy70、Dy90、H、M、N、S、またはステンレス鋼、またはチタンまたは記憶作用のあるポリマーのような生体適合性材料から製造する工程。
ii.これらの電極表面は、電解研磨で仕上げ、ポリマーで被覆し、金、銀、ニッケル、銅、酸化チタンまたはその何れかの組合わせでメッキしてあってもよい。
iii.これらの電極を板(図3b(71))から出る、弓形状に成形する工程。一旦挿入すると、それは、これらの電極と人間の組織が接触する領域で患者の口の特有の幾何形状に適合する。一旦取出すと、これらの電極は、この材料が持つ記憶効果を利用してその元の形状に戻る。
iv.これらの電極を圧着または半田付け法を使ってこの刺激電子回路(図3b(72))に接続する工程。
この方法によって少なくとも口腔内唾液腺電気刺激器、口腔内被制御薬物分配装置、口腔内装置で、この口腔内装置の内部または外部で分析するために、口腔組織から関心のある試料の生物学的分析物を引出す装置、および無呼吸、睡眠障害、口咽頭嚥下障害飲食障害、神経障害のような現象を電気刺激によって治療するための口腔内装置を製造できる。
使用する製造方法が口腔内唾液腺電気刺激器または無呼吸、睡眠障害、飲食障害および神経障害のような現象を電気刺激によって治療するための口腔内装置を準備するためである場合;工程iiとして“少なくとも1対の電極をこの第1層から”を使い、および以下の追加の工程の一つ以上を実行してもよい:
i.最終被覆の前に上記刺激電極をマスクする工程;
ii.上記電子モジュールおよび/または電源を、層間に埋める前にパリレン、シリコンのような、コンフォーマルコーティング、抗細菌性コーティング、歯科用樹脂またはその何れかの組合わせのような保護被膜で被覆する工程;
iii.上記電子モジュールおよび/または電源を、2枚のシートの間に埋める前にチタン、NiTiNol、ステンレス鋼のような金属、PVC、ポリマーのようなプラスチック材料、またはその何れかの組合わせで作ったケースに閉込める工程;並びに
iv.上記刺激電極をこの箱から外に突出す工程。
この製造プロセスは、口腔内被制御薬物分配の製造にも使ってよい。この場合、工程iiとして“少なくとも一つの薬物放出用開口を突出す”を使うべきである。この場合以下の追加の工程を実行すべきである:
i.上記電子モジュールおよび/または電源を、層間に埋める前にパリレン、コンフォーマルコーティング、シリコン、抗細菌性コーティング、歯科用樹脂またはその何れかの組合わせのような保護被膜で被覆する工程;
ii.薬物溜を上記口腔内装置に結合する工程;並びに
iii.少なくとも一つの薬物放出用開口を突出す工程。
この製造プロセスは、この口腔内装置の内部または外部で分析するために、口腔組織から粘膜表面へ関心のある試料の生物学的分析物を引出す口腔内装置を製造するためにも使ってよい。この場合、工程iiとして“少なくとも一つの分析物出口用開口を突出す”を使うべきである。この場合以下の追加の工程を実行すべきである:
i.上記電子モジュールおよび/または電源を、層間に埋める前にパリレン、シリコンのような、コンフォーマルコーティング、抗細菌性コーティング、歯科用樹脂またはその何れかの組合わせのような保護被膜で被覆する工程;
ii.少なくとも一つの分析物出口用開口を突出す工程;並びに
iii.試料溜を上記口腔内装置に結合する工程。
本発明によって製造した口腔内装置の製造および組立方法を以下に説明する。
(カスタマイズおよび非カスタマイズの組立および製造方法)
口腔内部に置く装置は、個々の解剖学的構造に合うように採用すべきでありまたは大多数のユーザに合うように一般的方法で設計すべきである。本発明は、カスタマイズ装置または本発明で説明する全ての装置に適合するその一般版を作る製造方法を教示する。
カスタマイズ
カスタマイズ装置製造プロセスの主な工程は:
1.患者の歯列および口腔の印象をポリビニールシロキサン、アルギン酸塩若しくは類似の材料でまたは3次元電子走査(レーザベースまたは類似のもの)によって採る;
2.この物理的印象または個々の口腔を既述するファイルを製造試験室へ出荷しまたは電子走査によって生成したフィールドを電子媒体(ディスク、CD、NVメモリまたはインターネットにより)を使って製造試験室へ送り;
3.この印象またはファイルに基づいて、試験室が個々の印象に合うモデルを製造し(標準マウスガードまたは義歯の製造に類似);
4.ビニル、ポリマー、アクリレート、シリコンまたはその他の歯科若しくは生体適合級の材料のような歯科産業で使用中の材料の、通常のマウスガードまたはナイトガードに使うものと類似の、外層をこのモジュールの装置担持面の上に付け;
5.次に、この電子モジュール、電池、薬物分配装置、薬物溜、センサのような非カスタマイズを最も適当な位置、即ち、ユーザへの干渉が最小であり且つ有効性が最大である場所に置き;
6.次に、工程5のこれらの非カスタマイズ要素を工程4のものに類似する材料の層によって被覆する。この結果は、これらの非カスタマイズが被覆歯科用材料の間に埋められる‘サンドイッチ’状構成であり;並びに
7.最後に、一つ以上の外部インタフェースを次のことをさせるようにセットする:
a.この薬物分配装置の中の薬物または流体が出ること;
b.生体センサおよびモニタ装置用に唾液、血液のような、口腔流体が入ること;
c.唾液腺刺激器、いびきおよび無呼吸、飲食障害、肥満、嚥下障害の治療のような電気刺激器用途で筋肉および神経を電気刺激するために刺激電極を突出すこと;
d.可視、赤外(IR)または紫外スペクトルに透明な被膜を介してこの口腔内装置と光通信を行うこと;および
e.この装置と送受するRF通信を行い、被膜がこの装置との無線通信を可能にすること。
非カスタマイズ
非カスタマイズ装置は、四つの基本的設計a)歯のような装置、b)義歯状設計およびc)歯または人口インプラントへのクリップフックどめd)および軟組織(舌、頬等のような)退縮器を持つことができる;
歯のような非カスタマイズ装置製造プロセスの主な工程は:
a.あるモジュールが、電子モジュール、電池、薬物分配装置、薬物溜、センサのような、生体適合級の材料である歯科産業で使用中の材料によって被覆した、非カスタマイズ要素を担持し且つ埋込むべきであること;
b.電子モジュール、電池、センサ、および通信要素のような、保護する必要のある要素を保護および封止すること;並びに
c.この非カスタマイズの人々に対する外部インタフェースは、上にカスタマイズの人々に対して示すものと類似する。
義歯状の軟組織退縮非カスタマイズ装置製造プロセスの主な工程は:
a.スポーツマンが歯を保護するために使うものに似た、一つまたは二三のサイズのモジュールを、電子モジュール、電池、薬物分配装置、薬物溜、センサのような、非カスタマイズ要素を担持し且つ埋込むためにカスタマイズモジュールの代りに使う。これらの要素は、ビニル、アクリレートポリマー、シリコンまたはその他の歯科若しくは生体適合級の材料のような歯科産業で使用中の材料によって被覆してある;
b.電子モジュール、電池、センサ、および通信要素のような、保護する必要のある要素を保護および封止すること;
c.ユーザは(これらの装置で)、この装置を暖めて(例えば、熱湯で)次にユーザがそれを噛んでこの装置形状にその人の特有の解剖学的微細構造を刻印する、“boil & bite”として知られる方法によってこの装置を調整することができ;並びに
d.この非カスタマイズの人々に対する外部インタフェースは、上にカスタマイズの人々に対して示すものと類似する。
(電子要素の保護方法を以下に説明する)
口腔は、埋込まれた電子要素におよび電源に非常に過酷な環境を示す。高温(37°Cの)、絶えざる湿性、豊富な多種多様な化学化合物;小さいイオン、正の帯電、負の帯電、低pH(例えば、コカコーラの〜2pH)、高pH(レモンジュース等)、加えられる咀嚼力および顎の絶えざる運動等が特徴である。電子装置(集積回路(IC)、回路、プリント回路、受動素子、光学素子等)を保護するため、口腔内でこの電子要素が時間が経っても長持することを保証するように保護方法を製造プロセス全体に亘って適用すべきである。本発明は、以下の製造方法の一つ(または以上)を使うことを教示する:
1)敏感な要素の表面を、パリレンまたは接着剤のような保護被膜で被覆する前に‘スパッタリング’または‘プラズマスパッタリング’として知られる方法を使って活性化する;
2)これらの敏感な要素を以下の工程で説明するように埋込む前にパリレンで被覆する;
3)これらの敏感な要素をシリコン、アクリル、ポリマー、金属箔またはその何れかの組合わせの層、‘サンドイッチ’状の2層または被覆成形の内部に埋込む;
4)これらの敏感な要素をシリコン、アクリル、ポリマー、金属箔またはその何れかの組合わせの内部に埋込むために生体適合性材料を使う;および
5)生体適合性接着剤で孔を封止する。
本発明による製造段階は、都合よく二つの主要支流a)歯科診療所でb)製造業者でに細分される:
(歯科/医師診療所で)
i 個々の口印象を患者の口から採る。
i この印象を製造センターへ送るまたはこの印象のコンピュータ化した3D走査モデルを製造センターへ送る。
i 組立てた装置を受取ると、患者は指示を受け、それを使用し始める。
(電子製造業者で)
i 電子部品および電池を図1の柔軟な(または剛性の)PCB(23)(プリント基板)上に組立てる。
i 組立てたPCBの埃を掃除する。
i 組立てたPCBを脱脂溶剤によって掃除する。
i 組立てたPCBの適正機能性を検査する。
i 組立てたPCBをプラズマスパッタリングまたはA174のようなシラン、またはその組合わせで処理する。
i 組立てたPCBを、電池は含むが刺激電極を除いて、5〜25μm厚のパリレン層で被覆する。
i 組立ておよび被覆したPCBの機能性を試験する。
i 組立てたPCBを、最初の使用が始るまで節電モードに切替える。
(最終組立およびビニルまたはアクリレートまたはその他の歯科用材料を使う試験現場で以下の工程を実行してもよい)
i 歯科技工士が患者の印象から正規の歯科用石膏口腔モデルを作る。
i このモデルの上に、ビニル、アクリレート、シリコン、ポリマーまたはその他の歯科用材料のシートを置き、この歯列弓を部分的にまたは完全に覆う。
i 組立てたPCBをこの第1ビニル、シリコン、アクリレート、ポリマーまたはその他の歯科用材料層の上に置き、刺激電極がこの第1層から顎に向って突出る(好ましくは下第3大臼歯領域の舌側で)。
i 追加のビニル、アクリレート、シリコン、ポリマーまたはその他の歯科用材料層をこのPCBおよび電池を覆う第1層の上部に置く。
i これらの層を接着し、一緒に溶融する。
i この装置の適正機能性を試験する。
i この装置を節電モードにセットする。
i この装置を歯科診療所へ送る。
ここで説明した製造方法は、例えば、唾液腺をシミュレートする器械の準備にも適し、その器械は;
i.歯と着脱式に嵌合するのに適したマウスピースおよびある器具を含み、その器具が:
ii.少なくとも1本の歯を覆うように設計したソケット;
iii.このソケットに関連し、作動するとき電気パルスを発生する電気刺激器回路;
iv.電源ユニット;並びに
v.受信器および遠隔制御用復号化回路を含む。
上記器械は、次の追加の特徴を一つ以上も含んでよい:
i.口腔内湿り度レベルを検知するように設計した湿り度センサユニット;
ii.赤外受信器、RF受信器またはその何れかの組合わせ受けたコマンドが所定の刺激パターンから所望の電気刺激レベルを選択すること;
iii.この湿り度センサから受けた湿り度レベルが所定のシミュレーションパターンから所望の電気刺激レベルを選択すること;
iv.上記マウスピースからの送信器ユニットが発光ダイオード(LED)、RF送信器またはその何れかの組合わせを含むこと;並びに
v.上記マウスピースの受信器ユニットが赤外光検出器および受信器モジュールおよび無線ラジオ周波数(RF)ベースのトランシーバ、直接接触する制御装置またはその何れかの組合わせを含むこと。
唾液腺をシミュレートし、上に説明した先の器械と同じ部品を含み、カスタマイズしたカスタムメイドの器械であってトランシーバを含まない類似の器械を準備してもよい。
上記器械は、少なくとも一つの歯ソケットまたはその領域に組込んだ、少なくとも一つの、図1、図1aおよび図1bに記載したような電子モジュール(ASIC(25)、またはマイクロプロセッサ(25)等)および少なくとも一つの電池(24)のような電源を含む。この領域は、刺激電極(21)が最も効果的であるように、好ましくは下第3大臼歯近くに選んである。この埋込んだ電子装置は、予め定めたパターン、それが最も効果的である、好ましくはこの下第3大臼歯位置の舌側の口腔組織に加える電圧および電流で電気信号を発生する。
この回路装置は、1μAないし1mA、好ましくは10μAないし500μA、更に好ましくは20〜250μA、最も好ましくは50〜150μAの間の刺激信号出力を生ずるように設計してあるのが好ましい。本発明の好適実施例によれば、この信号発生器は、振幅が約0.5ないし10、好ましくは1ないし8、更に好ましくは2ないし4V、パルス幅が約1〜10000、好ましくは約300〜2000、更に好ましくは約1000μsecおよび周波数が約1〜160、好ましくは約2〜50、更に好ましくは、約5〜20Hzの一連のパルスを発生するための機構を含む。この回路は、単極性または双極性パルス、更に好ましくは双極性パルスを発生するように設計してあるのが好ましい。
刺激電極の数は、好ましくは10、更に好ましくは4、最も好ましくは2である。電極対間の距離は、好ましくは2〜10mm、更に好ましくは4.5〜6.5mmである。これらの電極は、プラチナ、ステンレス鋼、金、アルミニウム、銅、金属合金のような金属で作ってある。
本発明は、通常使う家庭器具のように、赤外線(40)、またはRFアンテナおよび回路装置を使うことによって、遠隔制御ユニットから制御信号を受発信するために、図1、図1aおよび図1bに記載したようにトランシーバに結合した着脱式口腔器械も提供する。この遠隔制御装置は、電流値、電圧、周波数およびデューティサイクルのようなパラメータを変えることによって刺激強さを増(41)および減(42)、薬物投与量を増減、測定周波数を増減でき、並びに刺激レベル口腔内溜めの内部に残る薬物量および生体検知の結果も、図3および図3aに記載するように、数字および英数字の両方で表示できる。
本発明は、好ましくは1.2V〜9V更に好ましくは1.5V〜6V、更に好ましくは3V〜4.5Vの電圧を発生する電源、好ましくは二つの電池更に好ましくは図1aおよび図1bの一つの電池(24)、好ましくは二次電池(充電式電池)更に好ましくは一次電池に誘導または直接結合してある着脱式口腔器械も提供する。
この遠隔制御装置は、この口腔内装置に信号を送受信するためにマンチェスタ符号、フィリップスRC5のようなプロトコルを使用する。それは制御ボタンが少なく、好ましくは25、更に好ましくは14、更に好ましくは2である。
(口腔内装置の試験方法および試験技術)
この関係の試験は、三つの主要素:a)口腔内に置くべき装置とそのアクセサリを含む、試験中の装置(DUT)b)試験器械−TA並びにc)試験スクリプト、試験プログラムおよび一連の予め定めたシナリオを作りおよびこの出力を測定しながら環境をシミュレートする指示から成る。
このシミュレートした入力は、種々の状態をシミュレートし、これらの状態の下でのこのDUTの適正な機能性を試験する。更に具体的には、この入力は、電子信号、無線命令、疑似個人遠隔制御装置、湿気、疑似唾液流、雑音(疑似いびき等)、電気雑音、生物学的物質(例えば、グルコースレベル、乳酸、INR、BNP)、流量(薬物低率と量)、またはその何れかの組合わせのような形であってもよい。試験が終ると、各出力を期待する結果と比較し、特定のアルゴリズムが各試験についてそれが‘合格したか’、‘落ちたか’を決める。これらの試験結果を操作員にモニタ上の表示または紙のプリントアウトのような電子通知の形で提示する。この試験器を標準実験室用機器(ディジタル電圧計、オシロスコープ、電流計、騒音計等)、コンピュータ(図4に示すPC(50)、PDA(32)のような)、図2および図4に示すメインフレームまたはその何れかの組合わせのような追加の試験機器に接続してもよい。
本発明は、また、人間および動物に使うべき、電子モジュールを有する口腔内装置を試験するための方法であって;この電子モジュールが、生体適合性材料で作ってあり;少なくとも一つの露出した開口を有する、この装置に埋込んであることを特徴とする方法にある。
上記方法は、とりわけ:口腔内唾液腺電気刺激装置;口腔内被制御薬物分配装置;血液、口腔流体、その他の関心のある分析物または何れかの組合わせを測定するための口腔内装置および無呼吸、いびき、睡眠障害、飲食障害、口咽頭嚥下障害神経障害を治療するための口腔内装置を試験するために使ってもよい。
この電子モジュールを有する口腔内装置は、以下の工程を含む方法によって試験してもよい:
i.この試験中の装置(DUT)を試験器に結合する工程;
ii.入力信号とパラメータの組合わせを予め定めたスクリプトに従って上記DUTに適用する工程;
iii.この試験した口腔内装置の機能性を測定し、それを予め定めた期待結果と比較する工程;
iv.予め定めた‘合’か‘否’の判定基準を当てはめる工程;および
v.試験結果を報告する工程。
上記方法は、次の追加の特徴を含んでもよい:
このDUTをディジタル電圧計、オシロスコープ、流量計、PC分析器またはその何れかの組合わせのような実験室用機器に結合する工程。
この方法は、製造後、臨床使用の前に、手術室で、臨床医の診療所でまたはその何れかの組合わせで行うのが都合がよい。
(試験方法)
この装置の外部インタフェースおよび試験点をこの試験器に接続する。無線通信要素(赤外線または無線周波)をこのDUTからの有効通信距離内に置く。ソケットは、口腔内装置を受ける準備ができているが、左側のソケットは、そのような装置を担持する。この試験スクリプトは、以下の試験の少し(または全て)を含んでもよい:
試験手順を活性化し、これらの試験手順は、以下の試験を含むことができる(がそれに限定されない):
1.DUT内臓電池電圧を測定すること;
2.DUT内臓電池最大ドレイン電流を測定すること;
3.DUT入力インピーダンスを測定すること;
4.DUT出力インピーダンスを測定すること;
5.DUT出力最大電流源/シンクを測定すること;
6.無線通信感度を測定すること;
7.センサ機能性および精度を測定すること;
8.DUT入力の刺激およびDUT出力の測定およびそれらの期待結果との比較を含む、図4に示す予め計画したシナリオ(52、61)を適用すること;
9.実際の状況、多重、同時入力のような極端な入力条件、高低温、多湿および雨天のような変動する環境状態をシミュレートする、幾つかのシナリオを適用すること;
10.膜透過性を測定すること;
11.薬物分配機構を測定すること;並びに
12.センサ機能性および精度を測定すること。
完了すると、合否を示す試験報告を作る。
任意の履歴ファイルであって;遂行した試験、および試験毎の合否表示、推奨する行動および障害の説明を明記するファイルを紙へのプリントアウトの電子レポートとして作ってもよい。
(試験中の装置(DUT構成))
DUT構成可能なパラメータを;例えば、刺激電極の活動状態の対の選択(唾液腺電気刺激器で)、通信型式および速度、患者特有の薬剤分配パターンのような特定のニーズに合わせるように、刺激強さ、刺激電圧、刺激電流、健康歴、健康状態、体重、性、年齢、DNAプロフィール、医療歴、血統のような患者の個人プロフィールに合わせるようにプログラミングする。
これらの構成可能なパラメータは、不揮発性メモリまたはバッテリーバックアップ・メモリに記憶してもよい。
(試験器械(TA)構成)
電子モジュールを有する口腔内装置を試験器械によって試験してもよい。人間および動物に使うべき、それは電子モジュールを有し;この電子モジュールが、生体適合性材料で作ってあり;少なくとも一つの露出した開口を有する、この装置に埋込んであることを特徴とする。
上記試験器でこの口腔内装置は、口腔内唾液腺電気刺激装置;口腔内被制御薬物分配装置;血液、口腔流体、その他の関心のある分析物または何れかの組合わせを測定するための口腔内装置および無呼吸、いびき、睡眠障害、飲食障害、口咽頭嚥下障害神経障害を治療するための口腔内装置から選択してもよい。
とりわけ以下の試験器があってもよい。
試験器A
電気刺激器試験器(上に示すような)であって:
i.上記試験中の装置(DUT)へのインタフェース;
ii.状態機械;
iii.試験スクリプト;および
iv.入出力装置を含む試験器。
上記試験器で状態機械がマイクロプロセッサ、特定用途向けIC(ASIC)、既製のディスクリート電子部品をベースにした電子モジュールまたはパソコンから選択してもよい。
この試験器は、例えば、RS232、USB、無線LAN、ブルートゥース、WiFi、赤外線、独自のバス若しくはその何れかの組合わせに基づいてPC(パソコン)に;またはUSB、無線LAN、ブルートゥース、ジグビー、WiFi、赤外線、独自のバス若しくはその何れかの組合わせに基づいてPDA(個人情報端末)に接続してもよい。
上記の試験器は、更に以下の特徴の一つ以上を含んでもよい:
a.上記DUTを上記試験器械(図2b)に結合するソケット(37)に置いた上記DUT用中間の、取外し可能レセプタクルで、このレセプタクルユニットの滅菌、清掃、拭取りおよびその何れかの組合わせを可能にするレセプタクル;
b.予め定めた入力シーケンスをベースにし、出力を期待結果と比較する追加の試験スクリプト;
c.DUT内臓電池電圧、DUT内臓電池最大ドレイン電流の測定、DUT入力インピーダンスの測定、DUT出力インピーダンスの測定、DUT出力最大電流源/シンクの測定、無線通信感度の測定、高低温、多湿および雨天のような変動する環境状態またはその何れかの組合わせのような、一つ以上のパラメータを測定する試験器;
d.DUTソフトウェアまたはファームウェアまたはデータベースのアップグレードをこの試験器ユニットへの有線または無線接続によってすること;
e.刺激電極の活動状態の対の選択、通信型式および速度、患者特有の刺激パターン、刺激強さ、刺激電圧、刺激電流、健康歴、健康状態、DNAプロフィール、性、年齢、体重を含む患者の個人プロフィールに合わせることまたは何れかの組合わせのような、パラメータをプログラミングすること;
f.これらの構成可能なパラメータを好ましくは不揮発性メモリまたはバッテリーバックアップ・メモリに記憶する;並びに最後に
g.この試験器が‘合’、‘否’を示す、結果を報告する。遂行した試験、および試験毎の合否表示、推奨する行動および障害の説明、またはその何れかの組合わせを明記する履歴ファイルを電子レポートまたは紙へのプリントアウトとして作ってもよい。
以下の試験器をとりわけ唾液腺電気刺激器試験器に加えて使ってもよい;
B.口腔内、被制御薬物分配装置の器械用試験器;
C.グルコースレベル、血圧、心拍数、血液酸化、酸化窒素、乳酸、ヘモグロビン、血球および血小板、トリグリセリド、コレステロール、INR、BNP、乳酸、温度、pH、脈拍、pCO、pO、銅、カドミウムのような、金属、トロポニンTおよびIのような、心臓障害のマーカ、虚血変形アルブミン、脂肪酸結合蛋白質、リチウム、ナルトレキソンのような、薬物、またはその何れかの組合わせのような生物学的パラメータの口腔内センサの器械用試験器;並びに
D.呼吸d障害、いびき、無呼吸、飲食障害、口咽頭嚥下障害神経障害またはその何れかの組合わせを治療するための口腔内電気筋肉刺激装置用試験器。
上記試験器BないしDは、実質的に唾液腺用(上記A参照)に示したのと同じ部品で構成してもよい。
試験器B
試験器Bは、以下の特徴の一つを含んでもよい:
1.上記DUTを上記試験器械に結合するDUT出力用の取外し可能レセプタクル;
2.DUT薬物出力に加えて、DUT薬物出力最小レベルを測定、DUT薬物出力最大レベルを測定、DUT薬物レベルセンサの精度および分離度を測定、DUT薬物流量センサの精度および分離度を測定を測定するこの測定器の測定部分;
3.以下の追加のパラメータを再プログラミングすること薬物分配パターン、薬物分配計画、患者の特定の薬物分配パターン;並びに
4.この試験期間中にセンサが薬物放出パターンを測定すること。
試験器C
試験器Cは、以下の特徴の一つを含んでもよい:
1.検知したパラメータ感度に加えて、検知したパラメータ精度、検知したパラメータ分離度、外部干渉に対する検知したパラメータの寛容度を測定するこの測定器の測定部分;
2.以下の追加のパラメータ、例えば、実測した生物学的分析物の選択、患者の特定の刺激分配パターンの再プログラミングすること;並びに
3.センサがこの試験期間中にDUTの検知する精度の大きさを測定しおよびこの試験期間中にDUTの検知する測定分離度の大きさを測定する。
試験器D
試験器Dは、以下の特徴の一つを含んでもよい:
1.異なるプローブ間の刺激シーケンスおよび遅延に加えて、異なるプローブ間の刺激シーケンスおよび遅延の測定を測定するこの試験器の測定部分;および
2.以下の追加のパラメータ活動状態の刺激電極の選択、患者特有の刺激パターン、刺激強さ、刺激電圧、刺激電流を再プログラミングすること。
この試験器械(TA)は、二つの主な要素a)このTAとPCまたはPDAのようなアクセサリとの間の調停器として役立つ試験器械アダプタ(TAA)、b)PCまたはハンドヘルド・コンピュータ(パーソナル・ディジタル・アシスタンスまたはPDAとして知られる)で構成される。
このTAA(55)の主なビルディングブロックは:DUT(36)、DUT入力/出力インタフェース(58)、無線インタフェース(56)、TA埋込みプロセッサまたは状態機械(53)、TAソフトウェア(51)、試験スクリプト(52)、電源(57)である。
PCベースTAの主なビルディングブロックは:DUT(36)、DUT入力/出力インタフェース(58)、無線インタフェース(56)、TA埋込みプロセッサまたは状態機械(53)、TAソフトウェア(51)試験スクリプト(52)、電源(57)、PC(50)、ソフトウェア(60)、試験スクリプト(61)、インタフェース(62)である。
PDAベースTAの主なビルディングブロックは:DUT(36)、DUT入力/出力インタフェース(58)、無線インタフェース(56)TA埋込みプロセッサまたは状態機械(53)、TAソフトウェア(51)、試験スクリプト(52)、TA状態機械(53)、電源(57)、PDA(32)、PDAソフトウェア(63)、PDA試験スクリプト(64)、PDAおよびDUT/TAAインタフェース(65)である。
上記の要素は全て図2、図2aおよび図4に記載してある。
次にこの発明を以下の例および図面を参照して説明するが、それらに限定されない。
この例は、ここで述べた方法で製造した、唾液腺電気刺激器の効力を示し、この電気刺激装置を使って14人の口腔乾燥症の患者で96の実験を次のように計画した:
1−最初唾液を蓄積管に集めた。
2−この試験器械を使ってこの装置を覚醒させた。
3−この装置を被検者の口の中に10分間置いた。
4−ある予定に従って、この装置をある刺激パターンに作動させるかまたは何も刺激を与えないように(プラシーボ)するために、遠隔制御装置からコマンドをこの装置に与えた。この患者と操作員は共に“活動状態”と“プラシーボ”オプションの間の選択についての知識が何もなかった。
5−10分後この装置を除去し、唾液を集めた。
6−更に3分後再び唾液を集めた。
7−更に7分後再び唾液を集めた。
8−20分の休止時間の後、再び唾液を集めた。
9−この口腔内装置を被検者の口の中に再び10分間置いた。
10−ある予定に従って、この装置をある刺激パターンに作動させるかまたは何も刺激を与えないように(プラシーボ)するために、遠隔制御装置からコマンドをこの装置に与えた。この患者と操作員は共にこの予定が分らなくなっていた。そのような各期間で、第1か第2試験がプラシーボであった(プラシーボの実験を第1にするか第2にするかは均等であった)。
11−10分後この口腔内装置を除去し、唾液を集めた。
12−更に3分後再び唾液を集めた。
13−更に7分後再び唾液を集めた。
14−最後に患者にどの試験が良く効いたか訊いた。
15−各唾液試料は、この蓄積管の中に溜めた液体を使い、比重を1と仮定して重量測定によって体積を決めるために量った。流量をmL/minとして表した。
55の実験の後、研究バイアスを避けるために刺激パターンの再整理を含む、第2組の41の実験を行った。
結果を以下の表に要約する:
Figure 2008507315
最後の収集(10分後)でのプラシーボと活動状態の間の差は、高い統計的有意性があった(p=0.01)。患者は、以下の表で分るように活動モードを明らかに好むことを表した:
(主観的感覚についての患者の報告)
プラシーボを好む 6
同等 17
活動状態を好む 22
以下の結論を出すことができる:
1−装置除去後10分(20分の時点)で実測した唾液分泌物で、プラシーボと活動状態の間に統計的有意差がある。
2−活動モードを支持する患者の明らかな好みがある。
3−これらの速効(装置除去後3分まで)は、口の中の機械的刺激に起因する。
4−13分の時点後、この機械的効果は消える(プラシーボ部門で分るように、そこで唾液分泌物が基線と類似のレベルまで戻る)。
5−この活動状態部門でだけ、残留刺激効果が持続する(基線に比べて20分時点でのまだ高い分泌率で分るように)。
6−この持続性の効果は、活動状態部門の電気刺激の長続きする効果に起因する。
7−口腔乾燥症個々人の唾液腺は、電気刺激に対して反応がよい。
8−唾液分泌の僅かな増加が患者の満足を得るに十分である。
この口腔内装置用試験ユニットは、PCまたはPDAに基づく。このユニットの目的は、覚醒、シミュレーションおよび電気刺激装置試験を行うことである。この製品は、二つの主な部分から成る:
(電子機器)
この電子機器は、テキサス インスツルメンツMSP430のような非常に低電力消費に設計した、マイクロプロセッサを中心とする。追加の回路装置がa)フォトダイオードに基づくIR受信回路(受信中心周波数920nmで)およびオペアンプ、b)電気伝導度を測定することによって唾液膜厚を測定する湿り度センサ、c)6mm離間した二つの刺激電極、d)単一リチウムコイン電池、e)マルチプレックス、オペアンプコンデンサ抵抗およびコイルのような追加の予備保安部品を支援する。この全体の動作は、組込んだソフトウェアによって制御する。マイクロプロセッサ内蔵節電モードは、この装置の電力消費を最小にするために使って、電池またはこの器械を交換または再充電するまでのこの器械の寿命を延す。
(容器)
この容器は、プラスチックで作ってあり、二つの部品:口腔内装置用レセプタクルおよびPDA用レセプタクルから成る。両レセプタクル間の交流は、IR光を使う無線である。もし、PDAの代りにPCを使うなら、PDA用レセプタクルは不要である。
この口腔内装置用レセプタクルは、PCへの接続、DC入口点赤外線接続を含む。この部品は、PDAへの接続を使う必要なしにPCと交流してもよい。それで、それは、独立に機能するために必要な全ての電子要素を含む。その背面に、USB接続およびDC入口点がある。
この試験ユニットの全ての機能は、このPDAまたはPCに与えられるコマンドによって実行される。組込んだソフトウェアが全ての機能の達成を可能にする。このソフトウェアは、この口腔内装置からアナログ信号を受け、それらをディジタル信号に変換しおよび結果をこのUSB接続および/またはIR LEDを介して送信する必要がある。
一般的マイクロコントローラ特質は:
1.ソフトウェアは、マイクロチップ(登録商標)マイクロコントローラ用に書いてある。
2.選択したマイクロコントローラは、最小8ビット分解の内部A/Dを有する。この内部A/Dは、8多重入力を有する。
3.このソフトウェアは、Cで書いてあり、ある部分は、アッセンブリでも書いてあってよい。
4.このCコンパイラは、ヒタチCコンパイラTMのライセンス版である。
5.コンパイルしたコードだけを注文者に納める。
USB接続仕様:
1.この装置は、ホストおよびクライアントの両方としてUSB装置と連絡できる。
2.このUSBアダプタICは、フィリップスISP1362またはUSB2.0仕様をサポートする、市場の何か他のICである。
3.このUSB接続は、低速(1.5Mbit/sec)データ転送をサポートする。
典型的カスタマイズ電気刺激器の製造プロセスを示す
口腔乾燥症患者は、この病気の解決策を求めて診療所にアプローチする。臨床医は、患者の下顎の印象を採り、それを製造センターへ送る。センターでは技工士がビニル製の口腔器械を作り、電子モジュール(電池を含む)を内部に閉込め、および電極を第3大臼歯の位置近くで舌側に出してからそれをビニルの第2層で覆う。この装置全体を試験し、および低電力節約モードにし、包装してこの臨床医へ出荷する。この装置を受取ると、臨床医は、このTAを使って、電子機器およびマイクロプロセッサの覚醒を含むその適正な機能性を試験し、もし必要なら組込んだソフトウェアのアップグレードし、個人パラメータを供給し(もし必要なら)およびそれを患者に都合のよいときに使うように提供する。患者は、遠隔制御装置を使って、刺激レベルを、電力排出を最小にするために非刺激状態を含む好適レベルにセットする。
(図面の簡単な説明)
図面を詳しく特別に参照して、図示する詳細は、例示のためだけであり且つ本発明の好適実施例の説明的議論のためであり、並びにこの発明の原理および概念的側面の最も有用且つ容易に理解されると信じられるものを提供するために提示してあることを強調する。これに関しては、この発明の基本的理解のために必要以上のこの発明の構造的詳細を示す試みはせず、この説明をこれらの図面と共に検討すれば、当業者にこの発明を実際に具体化できる幾つかの形を明らかにする。これらの図面で:上記図面に現れる部品は数字で表示する。
(図面の詳細な説明)
図1−下顎の上部に置いた、唾液腺を刺激するための口腔内装置を描く。この電子モジュールは、PCB(23)、電池(24)光トランシーバ(22)および第3大臼歯の隣に、舌側に置いた刺激電極(21)のような要素を含む。図1aは、異なる視角、即ち、舌側からこの唾液腺電気刺激器のあり得る構造を示す。図1bは、マイクロプロセッサ、カスタム電子装置またはASICでもよい、単一制御モジュール(25)を備えるこの電子モジュールを描く。
図2−試験器械(TA)を描き、それはこのTAの上部に置いた試験中の装置(DUT)(36)のような要素を含む。PDA(36)がこの試験プロセスを制御し、I/O装置として使える。図2aは、試験すべき歯冠状口腔内装置(DUT)用ソケットおよびこのDUT試験インタフェース(58)の任意位置を描く。図2bは、掃除を容易にし且つ衛生状態を良くする、この歯冠状DUTとTAの間の中間モジュールである、このソケットを描く。
図3および図3a−患者がこの口腔内装置を制御するために使える遠隔制御装置を描く。それは、電気刺激信号、または薬物投与量を増加または減少するための(例として)二つのボタン(41、42)並びに信号を送信しおよびIR信号を受信する(40)IR LEDのようなトランシーバを有する。この遠隔制御装置は、二つの形状:(a)吸入器状と(b)鉛筆状になることができる。両方とも高齢者にも使えるように、使いやすい設計である。この遠隔制御装置は、ユーザにデータおよびコマンドを示すディスプレイ(48)も含むことができる。図3bは、PCB(71)上に置き、刺激回路(72)に接続した刺激電極(70)の構造を概略的に示す。
図4−種々のTAオプションのブロック線図を描く。三つの基本的モジュールは:試験すべき装置である、試験中の装置(36)、制御およびI/Oインタフェース(PC(50)、PDA(32)または類似のもの)並びに試験スクリプト(64、61)である。電源(57)がTAアダプタ(55)に給電する場合にはこのPC(50)またはPDA(32)にも給電することがある。無線制御および試験は、無線インタフェース(56)を介して行う。
この唾液腺電気刺激装置を概略的に示す。 この唾液腺電気刺激装置を概略的に示す。 この唾液腺電気刺激装置を概略的に示す。 周知の試験器械の構造を概略的に示す。 周知の試験器械の構造を概略的に示す。 歯冠状版の唾液腺電気刺激器用試験器械レセプタクルインタフェースを概略的に示す。 無線遠隔制御装置を概略的に示す。 無線遠隔制御装置を概略的に示す。 刺激電極の構造を概略的に示す。 試験器械のブロック線図を概略的に図示し、その主要部品および任意の主要部品を示す。

Claims (36)

  1. 人間および動物に使うべき、電子モジュールを有する口腔内装置の製造方法であって;この電子モジュールが、生体適合性材料で作ってあり;少なくとも一つの露出した開口を有する、この装置に埋込んであることを特徴とする方法。
  2. 請求項1による製造方法に於いて、上記電子モジュールが;IC[集積回路]、ASIC(特定用途向けIC)、抵抗、コンデンサ、コイル、アンテナ、PCB[プリント基板]、ダイオード、スイッチ、光電子装置、電池、電源またはそれの組合わせ等から選択してある方法。
  3. 請求項1による製造方法、または上記開口が電極用開口、薬物の出口用開口ある材料の入口用開口、またはそれの組合わせ等から選択してある方法。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れかによる製造方法であって:
    i.電子モジュールおよび/または電源を一つ以上の層および/またはビニル、シリコン、アクリレート、セラミック、ポリマー、金属、金属合金若しくはその他の歯科用材料、またはそれの組合わせのような材料で作った成形品の内部に、この電子モジュールおよび/または電源が埋込まれたままであるような方法で配置する工程;
    ii.少なくとも1対の電極(必要なとき)または少なくとも一つの薬物放出用開口(必要なとき)または少なくとも一つの口腔流体入口用開口(必要なとき)または少なくとも一つの分析物出口用開口(必要なとき)をこの第1層から突出す工程;
    iii.このトランシーバ(受信器と送信器の組合わせである)をIR透明材料またはRF透過性材料またはその何れかの組合わせで覆う工程;並びに
    iv.この組立てた器械の機能性を試験する工程を含む方法。
  5. 口腔内唾液腺電気刺激器または無呼吸、睡眠障害、飲食障害および神経障害のような現象を電気刺激によって治療するための口腔内装置を準備するために使うべき、請求項1ないし請求項4の何れかによる製造方法に於いて、工程iiとして“少なくとも1対の電極をこの第1層から”を使い、および以下の追加の工程の一つ以上を電極の準備のために実行してもよい方法:
    i.上記電極が作ってある材料がNiTiNol(ニッケル(Ni)、チタン(Ti)および国防省海軍武器研究所(NOL))、ステンレス鋼、チタン、ポリマーまたはその他の生体適合性材料であり、および
    ii.上記電極がベースプレートにおよび電気刺激回路に結合した弓形に作ってある。
  6. 請求項5による製造方法に於いて、上記電極表面が電解研磨で仕上げ、ポリマーで被覆し、金、銀、ニッケル、銅、酸化チタンまたはその何れかの組合わせでメッキしてある方法。
  7. 口腔内唾液腺電気刺激器、口腔内被制御薬物分配装置、口腔内装置で、この口腔内装置の内部または外部で分析するために、口腔組織から関心のある試料の生物学的分析物を引出す装置、および無呼吸、睡眠障害、口咽頭嚥下障害飲食障害、神経障害のような現象を電気刺激によって治療するための口腔内装置を製造するための、請求項1ないし請求項6の何れかによる製造方法。
  8. 唾液腺を刺激するための器械を製造するための、請求項1ないし請求項6の何れかによる製造方法。
  9. 口腔内唾液腺電気刺激器または無呼吸、睡眠障害、飲食障害および神経障害のような現象を電気刺激によって治療するための口腔内装置を準備するために使うべき、請求項1ないし請求項6の何れかによる製造方法に於いて、工程iiとして“少なくとも1対の電極をこの第1層から”を使い、および以下の追加の工程の一つ以上を実行してもよい方法:
    i.最終被覆の前に上記刺激電極をマスクする工程;
    ii.上記電子モジュールおよび/または電源を、層間に埋める前にパリレン、シリコンのような、コンフォーマルコーティング、抗細菌性コーティング、歯科用樹脂またはその何れかの組合わせのような保護被膜で被覆する工程;
    iii.上記電子モジュールおよび/または電源を、2枚のシートの間に埋める前にチタン、NiTiNol、ステンレス鋼のような金属、PVC、ポリマーのようなプラスチック材料、またはその何れかの組合わせで作ったケースに閉込める工程;並びに
    iv.上記刺激電極をこの箱から外に突出す工程。
  10. 口腔内被制御薬物分配を製造すらための、請求項1ないし請求項6の何れかによる製造方法に於いて、工程iiとして“少なくとも一つの薬物放出用開口を突出す”を使うべきであり、および以下の追加の工程の一つ以上を実行してもよい方法:
    i.上記電子モジュールおよび/または電源を、層間に埋める前にパリレン、コンフォーマルコーティング、シリコン、抗細菌性コーティング、歯科用樹脂またはその何れかの組合わせのような保護被膜で被覆する工程;
    ii.薬物溜を上記口腔内装置に結合する工程;並びに
    iii.少なくとも一つの薬物放出用開口を突出す工程。
  11. 口腔内装置で、この口腔内装置の内部または外部で分析するために、口腔組織から粘膜表面へ関心のある試料の生物学的分析物を引出す装置を製造するための、請求項1ないし請求項6の何れかによる製造方法に於いて、工程iiとして“少なくとも一つの分析物出口用開口を突出す”を使うべきであり、および以下の追加の工程の一つ以上を実行してもよい方法:
    i.上記電子モジュールおよび/または電源を、層間に埋める前にパリレン、シリコンのような、コンフォーマルコーティング、抗細菌性コーティング、歯科用樹脂またはその何れかの組合わせのような保護被膜で被覆する工程;
    ii.少なくとも一つの分析物出口用開口を突出す工程;並びに
    iii.試料溜を上記口腔内装置に結合する工程。
  12. カスタマイズした装置またはその一般版を作る製造方法に於いて
    A.患者の歯列および口腔の印象をポリビニールシロキサン、アルギン酸塩若しくは類似の材料でまたは3次元電子走査(レーザベースまたは類似のもの)によって採る;
    B.この物理的印象または個々の口腔を既述するファイルを製造試験室へ出荷しまたは電子走査によって生成したフィールドを電子媒体(ディスク、CD、NVメモリまたはインターネットにより)を使って製造試験室へ送り;
    C.この印象またはファイルに基づいて、試験室が個々の印象に合うモデルを製造し;
    D.ビニル、ポリマー、アクリレート、シリコンまたはその他の歯科若しくは生体適合級の材料のような歯科産業で使用中の材料の、通常のマウスガードまたはナイトガードに使うものと類似の、外層をこのモジュールの装置担持面の上に付け;
    E.次に、この電子モジュール、電池、薬物分配装置、薬物溜、センサのような非カスタマイズを最も適当な位置に置き;
    F.次に、工程5のこれらの非カスタマイズ要素を工程4のものに類似する材料の層によって被覆し;結果は、これらの非カスタマイズが被覆歯科用材料の間に埋められる‘サンドイッチ’状構成であり;並びに
    G.最後に、一つ以上の外部インタフェースを次のことをさせるようにセットする:
    a.この薬物分配装置の中の薬物または流体が出ること;
    b.生体センサおよびモニタ装置用に唾液、血液のような、口腔流体が入ること;
    c.唾液腺刺激器、いびきおよび無呼吸、飲食障害、肥満、嚥下障害の治療のような電気刺激器用途で筋肉および神経を電気刺激するために刺激電極を突出すこと;
    d.可視、赤外(IR)または紫外スペクトルに透明な被膜を介してこの口腔内装置と光通信を行うこと;および
    e.この装置と送受するRF通信を行い、被膜がこの装置との無線通信を可能にすること。
  13. 歯のような非カスタマイズ装置を作る製造方法に於いて:
    a.あるモジュールが、電子モジュール、電池、薬物分配装置、薬物溜、センサのような、生体適合級の材料である歯科産業で使用中の材料によって被覆した、非カスタマイズ要素を担持し且つ埋込むべきであること;
    b.電子モジュール、電池、センサ、および通信要素のような、保護する必要のある要素を保護および封止すること;並びに
    c.この非カスタマイズの人々に対する外部インタフェースは、請求項10で定義する通であること。
  14. 義歯状の軟組織退縮非カスタマイズ装置を作る製造方法に於いて:
    a.スポーツマンが歯を保護するために使うものに似た、一つまたは二三のサイズのモジ ュールを、電子モジュール、電池、薬物分配装置、薬物溜、センサのような、非カスタマイズ要素を担持し且つ埋込むためにカスタマイズモジュールの代りに使う。これらの要素は、ビニル、アクリレートポリマー、シリコンまたはその他の歯科若しくは生体適合級の材料のような歯科産業で使用中の材料によって被覆してある;
    b.電子モジュール、電池、センサ、および通信要素のような、保護する必要のある要素を保護および封止すること;
    c.この装置を暖めてユーザがそれを噛んでこの装置形状にその人の特有の解剖学的微細構造を刻印する、“boil & bite”のような方法によって調整すること;並びに
    d.この非カスタマイズの人々に対する外部インタフェースは、請求項10で定義する通であること。
  15. 唾液腺をシミュレートする器械であって:
    i.歯と着脱式に嵌合するのに適したマウスピースおよびある器具を含み、その器具が:
    ii.少なくとも1本の歯を覆うように設計したソケット;
    iii.このソケットに関連し、作動するとき電気パルスを発生する電気刺激器回路;
    iv.電源ユニット;並びに
    v.受信器および遠隔制御用復号化回路を含む器械。
  16. 請求項15による器械であって、次の追加の特徴を一つ以上を含む器械:
    i.口腔内湿り度レベルを検知するように設計した湿り度センサユニット;
    ii.赤外受信器、RF受信器またはその何れかの組合わせ受けたコマンドが所定の刺激パターンから所望の電気刺激レベルを選択すること;
    iii.この湿り度センサから受けた湿り度レベルが所定のシミュレーションパターンから所望の電気刺激レベルを選択すること;
    iv.上記マウスピースからの送信器ユニットが発光ダイオード(LED)、RF送信器またはその何れかの組合わせを含むこと;並びに
    v.上記マウスピースの受信器ユニットが赤外光検出器および受信器モジュールおよび無線ラジオ周波数(RF)ベースのトランシーバまたは直接接触制御装置またはその何れかの組合わせを含むこと。
  17. 請求項15または請求項16による器械に於いて、カスタマイズしたカスタムメイドの器械で、トランシーバを含まない器械。
  18. 請求項15ないし請求項17の何れかによる器械に於いて、着脱式口腔器械がトランシーバに結合してある器械。
  19. 請求項15ないし請求項17の何れかによる器械に於いて、着脱式口腔器械が電源に誘導または直接結合してある器械。
  20. 人間および動物に使うべき、電子モジュールを有する口腔内装置を試験するための方法であって;この電子モジュールが、生体適合性材料で作ってあり;少なくとも一つの露出した開口を有する、この装置に埋込んであることを特徴とする方法。
  21. 請求項20による方法に於いて、上記口腔内装置が口腔内唾液腺電気刺激装置;口腔内被制御薬物分配装置;血液、口腔流体、その他の関心のある分析物または何れかの組合わせを測定するための口腔内装置および無呼吸、いびき、睡眠障害、飲食障害、口咽頭嚥下障害神経障害を治療するための口腔内装置から選択してある方法。
  22. 請求項20または請求項21による方法に於いて、上記口腔内装置を以下の工程を含む方法によって試験する方法:
    i.上記試験中の装置(DUT)を試験器に結合する工程;
    ii.入力信号とパラメータの組合わせを予め定めたスクリプトに従って上記DUTに適用する工程;
    iii.この試験した口腔内装置の機能性を測定し、それを予め定めた期待結果と比較する工程;
    iv.予め定めた‘合’か‘否’の判定基準を当てはめる工程;および
    v.試験結果を報告する工程。
  23. 請求項20ないし請求項22の何れかによる方法に於いて、上記DUTを実験室用機器に結合する方法。
  24. 請求項20ないし請求項23の何れかによる方法で、製造後、臨床使用の前に、手術室で、臨床医の診療所でまたはその何れかの組合わせで行う方法。
  25. 試験手順が以下の特徴の一つ以上を含むことができる方法:
    1.DUT内臓電池電圧を測定すること;
    2.DUT内臓電池最大ドレイン電流を測定すること;
    3.DUT入力インピーダンスを測定すること;
    4.DUT出力インピーダンスを測定すること;
    5.DUT出力最大電流源/シンクを測定すること;
    6.無線通信感度を測定すること;
    7.センサ機能性および精度を測定すること;
    8.DUT入力の刺激およびDUT出力の測定およびそれらの期待結果との比較を含む、図4に示す予め計画したシナリオ(52、61)を適用すること;
    9.実際の状況、極端な入力条件、高低温、多湿および雨天のような変動する環境状態をシミュレートする、幾つかのシナリオを適用すること;
    10.膜透過性を測定すること;
    11.薬物分配機構を測定すること;並びに
    12.センサ機能性および精度を測定すること。
  26. 唾液腺電気刺激器試験器である、請求項20または請求項21による試験器であって:
    i.上記試験中の装置(DUT)へのインタフェース;
    ii.状態機械;
    iii.試験スクリプト;および
    iv.入出力装置を含む試験器。
  27. 請求項26による試験器に於いて、上記状態機械がマイクロプロセッサ、特定用途向けIC(ASIC)、既製のディスクリート電子部品をベースにした電子モジュールまたはパソコンから選択してある試験器。
  28. RS232、USB、無線LAN、ブルートゥース、WiFi、赤外線、独自のバス若しくはその何れかの組合わせに基づいてPC(パソコン)に;またはUSB、無線LAN、ブルートゥース、ジグビー、WiFi、赤外線、独自のバス若しくはその何れかの組合わせに基づいてPDA(個人情報端末)に接続した、請求項26または請求項27による試験器。
  29. 請求項26ないし請求項28の何れかによる試験器であって、更に以下の特徴の一つ以上を含む試験器:
    A.上記DUTを上記試験器械(図2b)に結合するソケット(37)に置いた上記DUT用中間の、取外し可能レセプタクルで、このレセプタクルユニットの滅菌、清掃、拭取りおよびその何れかの組合わせを可能にするレセプタクル;
    B.予め定めた入力シーケンスをベースにし、出力を期待結果と比較する追加の試験スクリプト;
    C.DUT内臓電池電圧、DUT内臓電池最大ドレイン電流の測定、DUT入力インピーダンスの測定、DUT出力インピーダンスの測定、DUT出力最大電流源/シンクの測定、無線通信感度の測定、高低温、多湿および雨天のような変動する環境状態またはその何れかの組合わせのような、一つ以上のパラメータを測定する試験器;
    D.DUTソフトウェアまたはファームウェアまたはデータベースをアップグレードをこの試験ユニットへの接続(有線または無線)によってすること;
    E.刺激電極の活動状態の対の選択、通信型式および速度、患者特有の刺激パターン、刺激強さ、刺激電圧、刺激電流のような、パラメータを、健康歴、健康状態、DNAプロフィール、性、年齢、体重または何れかの組合わせを含む患者の個人プロフィールに合わせるようにプログラミングすること;
    F.これらの構成可能なパラメータを好ましくは不揮発性メモリまたはバッテリーバックアップ・メモリに記憶する;並びに最後に
    G.この試験器が‘合’、‘否’を示す、結果を報告する。遂行した試験、および試験毎の合否表示、推奨する行動および障害の説明、またはその何れかの組合わせを明記する履歴ファイルを電子レポートまたは紙へのプリントアウトとして作ってもよい。
  30. 以下のパラメータ:例えば、刺激電極の活動状態の対の選択、通信型式および速度、患者特有の刺激パターン、刺激強さ、刺激電圧、刺激電流、健康歴、健康状態、DNAプロフィール、性、年齢、体重または何れかの組合わせを含む患者の個人プロフィールに合わせるようにプログラミングすること;
  31. 不揮発性メモリまたはバッテリーバックアップ・メモリに記憶した請求項30によるパラメータ;および最後に
  32. 請求項25ないし請求項29の何れかによる試験器で、上記唾液腺電気刺激器試験器に加えて次のような追加の試験器を含む試験器;
    B.口腔内、被制御薬物分配装置の器械用試験器;
    C.グルコースレベル、血圧、心拍数、血液酸化、酸化窒素、乳酸、ヘモグロビン、血球および血小板、トリグリセリド、コレステロール、INR、BNP、乳酸、温度、pH、脈拍、pCO2、pO2、銅、カドミウムのような、金属、トロポニンTおよびIのような、心臓障害のマーカ、虚血変形アルブミン、脂肪酸結合蛋白質、リチウム、ナルトレキソンのような、薬物、またはその何れかの組合わせのような生物学的パラメータの口腔内センサの器械用試験器;並びに
    D.呼吸d障害、いびき、無呼吸、飲食障害、口咽頭嚥下障害神経障害またはその何れかの組合わせを治療するための口腔内電気筋肉刺激装置用試験器。
    但し、試験器B、CおよびDは、実質的に請求項27ないし請求項30に示したのと同じ部品で構成してある。
  33. 請求項32による試験器に於いて、試験器Bが以下の特徴の一つを含む試験器:
    1.上記DUTを上記試験器械に結合するDUT出力用の取外し可能レセプタクル;
    2.DUT薬物出力を測定、DUT薬物出力最小レベルを測定、DUT薬物出力最大レベルを測定、DUT薬物レベルセンサの精度および分離度を測定、DUT薬物流量センサの精度および分離度を測定;
    3.以下の追加のパラメータの再プログラミング:薬物分配パターン、薬物分配計画、患者の特定の薬物分配パターン;並びに
    4.この試験期間中にセンサが薬物放出パターンを測定すること。
  34. 請求項32による試験器に於いて、試験器Cが以下の特徴の一つを含む試験器:
    1.検知したパラメータ感度、検知したパラメータ精度、検知したパラメータ分離度、外部干渉に対する検知したパラメータの寛容度を測定;
    2.以下の追加のパラメータ、例えば、実測した生物学的分析物の選択、患者の特定の刺激分配パターンの再プログラミングすること;並びに
    3.センサがこの試験期間中にDUTの検知する精度の大きさを測定しおよびこの試験期間中にDUTの検知する測定分離度の大きさを測定する。
  35. 請求項32による試験器に於いて、試験器Dが以下の特徴の一つを含む試験器:
    1.異なるプローブ間の刺激シーケンスおよび遅延の測定、異なるプローブ間の刺激シーケンスおよび遅延の測定;および
    2.以下の追加のパラメータ活動状態の刺激電極の選択、患者特有の刺激パターン、刺激強さ、刺激電圧、刺激電流を再プログラミングすること。
  36. 添付の実施例および図面を参照して実質的にここに説明した製造方法、唾液腺電気刺激器用マウスピース、試験方法および試験器械。
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