JP2010051231A - 低油分起泡性水中油型乳化物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】油脂、蛋白質及び水を含む水中油型乳化物であって、S2L型トリグリセリド(但し、式中のSはステアリン酸、Lはリノール酸)及び増粘多糖類を含み、油脂分10〜30重量%、全固形分26〜45重量%であり、5℃の粘度が200〜1000cPの中粘度〜高粘度である起泡性水中油型乳化物(A)であり、水中油型乳化物全体に対して、S2L型トリグリセリドが0.4〜5.0重量%であって、起泡性水中油型乳化物(A)に乳脂含有乳化物(B)を混合してなる、起泡性水中油型乳化物である。
【選択図】なし
Description
従来より多くの検討がなされ、特許文献1はクリーム用油脂及びそれを使用した低油分クリームであり、内容は油脂中にSUS型トリグリセリドを25%以上、ラウリン系油脂を5〜60%含み、SFCが5℃で50%以上、15℃で40%以上であるクリーム用油脂及びクリーム用油脂を使用してなる、油分が40%以下の低油分クリームである。特許文献2では、油相が20〜50重量%及び水相が50〜80重量%からなる水中油型乳化油脂組成物であり、無脂乳固形分当たりのカルシウム含量が200〜950mg重量%となるように調整した乳成分及び乳由来のリン脂質を含有することを特徴とする水中油型乳化油脂組成物が提案されている。
そして、特許文献3では、油脂含量20〜50重量%である起泡性水中油型組成物において、使用する混合油脂の20℃におけるSFCが、該混合油脂を構成する個々の油脂の20℃におけるSFCとその混合比率より計算されるSFCより10%以上低いSFCを示す混合油脂を含んでなることを特徴とする起泡性水中油型組成物が提案され、特許文献4では、油脂と乳成分を含む水相とからなる水中油型乳化物であって、20%塩化ナトリウム水溶液中1重量%濃度で測定した曇点が90℃以上であるポリグリセリン脂肪酸エステル含有することを特徴とする水中油型乳化物(ただし、乳飲料は除く)が提案されている。
このように数多くの提案がなされており、低油分起泡性水中油型乳化物において更なる品質の向上が望まれている。
即ち本発明の第1は、油脂、蛋白質及び水を含む水中油型乳化物であって、S2L型トリグリセリド(但し、式中のSはステアリン酸、Lはリノール酸)及び増粘多糖類を含み、油脂分10〜30重量%、全固形分26〜45重量%であり、5℃の粘度が200〜1000cPの中粘度〜高粘度である起泡性水中油型乳化物(A)である。第2は、水中油型乳化物全体に対して、S2L型トリグリセリドが0.4〜5.0重量%である、第1記載の起泡性水中油型乳化物(A)である。第3は、増粘多糖類がジェランガム、キサンタンガム、ローカストビーンガム、プルラン、グアーガム、サイリウムシードガム、水溶性大豆多糖類、カラギーナン、タマリンド種子ガム及びタラガムから選択される1種又は2種以上の多糖類である、第1記載の起泡性水中油型乳化物(A)である。第4は、S2L型トリグリセリドがS2L型トリグリセリドを40%以上含有するS2L含有油脂由来である、第1記載の起泡性水中油型乳化物(A)である。第5は、水中油型乳化物の油相のSFCが10℃で65〜95%である、第1記載の起泡性水中油型乳化物(A)である。第6は、オーバーランが40〜160%である、第1記載の起泡性水中油型乳化物(A)である。第7は、第1〜第6の何れか1に記載の起泡性水中油型乳化物(A)に乳脂含有乳化物(B)を混合してなる、起泡性水中油型乳化物である。
又、本願発明の起泡性水中油型乳化物(A)を任意の割合で乳脂含有の生クリームやコンパウンドクリーム等に配合することにより、これらのクリームの低油分化が可能となった。
本発明でいうS2L型トリグリセリドとは、Sはステアリン酸の飽和脂肪酸であり、Lはリノール酸の多価不飽和脂肪酸であり、Lがα位に結合したSSL、β位に結合したSLS及びそれらの混合物のいずれでもよいが β位に結合したSLSが好ましい。
そして、S2L型トリグリセリドと相溶性が高く同質のトリグリセリドに飽和脂肪酸がパルミチン酸であるP2L型トリグリセリドが存在する。本発明のS2L型トリグリセリドの構成脂肪酸は、ステアリン酸とリノール酸である。
このようなS2L型トリグリセリドを40%以上含有するS2L含有油脂を得る方法としては、リノール酸を多く含む油脂、例えばサフラワー油、ひまわり油、コーン油、菜種油、大豆油とりわけ前2者の油脂を飽和脂肪酸(ステアリン酸)に富むエステル又は脂肪酸と公知の方法でエステル交換し、必要に応じて分別を行うことにより得られる。
又、S2L型トリグリセリドを多く含む油脂から分別し濃度としては40%以上含有するように調製して得ることができる。
本発明での乳脂は、牛乳、生クリーム、バター等の乳由来の乳脂はもちろんのこと、これらの原料を加工処理して得られるバターオイルも含むものである。
油相のSFC(固体脂含量)の測定法は、IUPAC2.150(Solid Content Determination in Fats by NMR)に準じて行なった。
本発明においては起泡性水中油型乳化物(A)に乳脂含有乳化物(B)を混合して起泡性水中油型乳化物を調製するのが好ましい。
本発明の乳脂含有乳化物とは起泡性水中油型乳化物(A)中に含まれる乳脂より多くの乳脂が含まれている乳化物であれば何れの乳化物でもよく、生クリーム、コンパウンドクリームが例示できる。又、牛乳、生クリーム、バター、バターオイル、動植物性油脂を使用し任意の油脂分に再構成した乳化物であっても良い。
方法は、
粘度:水中油型乳化物の粘度の測定は、B型粘度計(株式会社東京計器製)にて、2号ローター、30rpmの条件下で行った。
全固形分:Microwave Moisture/Solid Analyzer(LAB WAVE 9000 CEM corporation製)、エンドポイント法
ボテテスト:水中油型乳化物を100ml容ビーカーに50g採り、20℃で2時間インキュベートし、その後10分間攪拌した時のボテの発生の有無を確認した。
(1)ホイップタイム:水中油型乳化物1Kgにグラニュー糖80g加えてホバートミキサー(HOBART CORPORATION製 MODEL N−5)3速(300rpm)にてホイップし、最適起泡状態に達するまでの時間
(2)オーバーラン:[(一定容積の水中油型乳化物重量)−(一定容積の起泡後の起泡物重量)]÷(一定容積の起泡後の起泡物重量)×100
(3)保形性:造花した起泡物を15℃で24時間放置した場合の美しさ。優れている順に5点満点の5段階にて評価を付けた。
5点・・造花時と変わらない
4点・・やや沈むがほとんど造花時と変わらない
3点・・やや沈むが問題のないレベル
2点・・沈むが形は残っている
1点・・だれている
(4)離水:上記保形性評価と同時に離水状態を評価。優れている順に5点満点の5段階にて評価を付けた。
5点・・離水なし
4点・・ほとんど離水なし
3点・・底面1/4程度の離水
2点・・底面1/2程度の離水
1点・・底面全面に離水
(5)風味:ホイップ後の起泡物の乳風味。5点満点の5段階にて評価を付けた。
5点・・強い
4点・・やや強い
3点・・普通
2点・・やや弱い
1点・・弱い
(6)食感:ホイップ後の起泡物の食感・柔らかさ滑らかさ。5点満点の5段階にて評価を付けた。
5点・・柔らかく滑らか
4点・・柔らかい
3点・・普通
2点・・やや硬い
1点・・硬い
(7)口溶け:ホイップ後の起泡物の口溶けの良さ、速さ。5点満点の5段階にて評価を付けた。
5点・・瞬時に溶ける
4点・・すみやかに溶ける
3点・・普通
2点・・やや溶けにくい
1点・・なかなか溶けない
サフラワー油20部、ステアリン酸80部を1,3位特異性を有するリパーゼを用いてエステル交換し、蒸留によりエチルエステル部を除去し、S2L含有油脂(1)を得た。
実験例1の油脂:アセトン=20:80の比率の混合物を混合溶解し、攪拌しながら混合物を10℃まで冷却し、30分保持し結晶を析出させた。その後、減圧濾過して結晶部と液上部に分画した。得られた結晶部は常法により脱色、脱臭し、S2L含有油脂(2)を得た。
起泡性水中油型乳化物の調製に使用したS2L含有油脂(1)、S2L含有油脂(2)、パーム中融点部、菜種パーム混合硬化油について、液体クロマトグラフィー法、ガスクロマトグラフィー法を用いてS2L、P2L量を求め、結果を表1に纏めた。
パーム中融点部(融点34℃)16.5部、S2L含有油脂(1)3.5部にレシチンを0.2部、グリセリン脂肪酸エステルを0.2部添加混合融解し油相とする。これとは別に水64.11部に脱脂粉乳9部、デキストリン(DE15)6部、ショ糖脂肪酸エステル(HLB5)0.1部、重曹0.02部、ヘキサメタリン酸ナトリウム0.15部、ジェランガム、サイリウムシードガム、グァーガム、キサンタンガム各0.03部、プルラン0.1部を溶解・分散して水相を調製する。上記油相と水相を70℃で30分ホモミキサーで攪拌予備乳化した後、超高温殺菌装置(岩井機械工業(株)製)によって144℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、30kg/cm2の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物1kgに80gのグラニュー糖を加えて上記ホイップ方法にてホイップし、上記方法に従いオーバーラン、保形性、離水の測定を行った。15℃での保形性は極めて良好で離水もほとんど認められなかった。また、食した際には柔らかく滑らかな食感と強い乳風味を有し、口溶けもかなり良好であった。配合と評価を表2、3に纏めた。
パーム中融点部(融点34℃)16.5部、S2L含有油脂(1)3.5部、菜種パーム混合硬化油脂2部にレシチンを0.2部、グリセリン脂肪酸エステルを0.2部添加混合融解し油相とする。これとは別に水62.11部に脱脂粉乳9部、デキストリン(DE15)6部、ショ糖脂肪酸エステル(HLB5)0.1部、重曹0.02部、ヘキサメタリン酸ナトリウム0.15部、ジェランガム、サイリウムシードガム、グァーガム、キサンタンガム各0.03部、プルラン0.1部を溶解・分散して水相を調製する。上記油相と水相を70℃で30分ホモミキサーで攪拌予備乳化した後、超高温殺菌装置(岩井機械工業(株)製)によって144℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、30kg/cm2の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物1kgに80gのグラニュー糖を加えて上記ホイップ方法にてホイップし、上記方法に従いオーバーラン、保形性、離水の測定を行った。15℃での保形性は極めて良好で離水は認められなかった。また、食した際には柔らかく滑らかな食感と強い乳風味を有し、口溶けもかなり良好であった。配合と評価を表2、3に纏めた。
パーム中融点部(融点34℃)16.5部、S2L含有油脂(1)3.5部にレシチンを0.2部、グリセリン脂肪酸エステルを0.2部添加混合融解し油相とする。これとは別に水64.11部に脱脂粉乳9部、デキストリン(DE15)6部、ショ糖脂肪酸エステル(HLB5)0.1部、重曹0.02部、ヘキサメタリン酸ナトリウム0.15部、ジェランガム0.1部、サイリウムシードガム、グァーガム、キサンタンガム各0.03部、プルラン0.1部を溶解・分散して水相を調製する。上記油相と水相を70℃で30分ホモミキサーで攪拌予備乳化した後、超高温殺菌装置(岩井機械工業(株)製)によって144℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、30kg/cm2の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物1kgに80gのグラニュー糖を加えて上記ホイップ方法にてホイップし、上記方法に従いオーバーラン、保形性、離水の測定を行った。15℃での保形性は極めて良好で離水は認められなかった。また、食した際には柔らかい食感と強い乳風味を有し、口溶けは普通であった。配合と評価を表2、3に纏めた。
パーム中融点部(融点34℃)17部、S2L含有油脂(2)3部にレシチンを0.2部、グリセリン脂肪酸エステルを0.2部添加混合融解し油相とする。これとは別に水64.11部に脱脂粉乳9部、デキストリン(DE15)6部、ショ糖脂肪酸エステル(HLB5)0.1部、重曹0.02部、ヘキサメタリン酸ナトリウム0.15部、ジェランガム、グァーガム、キサンタンガム各0.03部を溶解・分散して水相を調製する。上記油相と水相を70℃で30分ホモミキサーで攪拌予備乳化した後、超高温殺菌装置(岩井機械工業(株)製)によって144℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、30kg/cm2の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物1kgに80gのグラニュー糖を加えて上記ホイップ方法にてホイップし、上記方法に従いオーバーラン、保形性、離水の測定を行った。15℃での保形性は極めて良好で離水は少し認められた。また、食した際には柔らかく滑らかな食感と強い乳風味を有し、口溶けもかなり良好であった。配合と評価を表2、3に纏めた。
パーム中融点部(融点34℃)12.5部、S2L含有油脂(1)2.5部にレシチンを0.2部、グリセリン脂肪酸エステルを0.2部添加混合融解し油相とする。これとは別に水69.11部に脱脂粉乳9部、デキストリン(DE15)6部、ショ糖脂肪酸エステル(HLB5)0.1部、重曹0.02部、ヘキサメタリン酸ナトリウム0.15部、ジェランガム、サイリウムシードガム、グァーガム、キサンタンガム各0.03部、プルラン0.1部を溶解・分散して水相を調製する。上記油相と水相を70℃で30分ホモミキサーで攪拌予備乳化した後、超高温殺菌装置(岩井機械工業(株)製)によって144℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、30kg/cm2の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物1kgに80gのグラニュー糖を加えて上記ホイップ方法にてホイップし、上記方法に従いオーバーラン、保形性、離水の測定を行った。15℃での保形性は問題無いレベルだが離水は少し認められた。また、食した際には柔らかく滑らかな食感と強い乳風味を有し、口溶けもかなり良好であった。配合と評価を表4、5に纏めた。
パーム中融点部(融点34℃)25部、S2L含有油脂(1)3部にレシチンを0.2部、グリセリン脂肪酸エステルを0.2部添加混合融解し油相とする。これとは別に水56.11部に脱脂粉乳9部、デキストリン(DE15)6部、ショ糖脂肪酸エステル(HLB5)0.1部、重曹0.02部、ヘキサメタリン酸ナトリウム0.15部、ジェランガム、サイリウムシードガム、グァーガム、キサンタンガム各0.03部、プルラン0.1部を溶解・分散して水相を調製する。上記油相と水相を70℃で30分ホモミキサーで攪拌予備乳化した後、超高温殺菌装置(岩井機械工業(株)製)によって144℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、30kg/cm2の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物1kgに80gのグラニュー糖を加えて上記ホイップ方法にてホイップし、上記方法に従いオーバーラン、保形性、離水の測定を行った。15℃での保形性は極めて良好で離水は認められなかった。また、食した際には柔らかい食感と強い乳風味を有し、口溶けは普通であった。配合と評価を表4、5に纏めた。
パーム中融点部(融点34℃)16.5部、S2L含有油脂(1)3.5部、硬化ヤシ油(融点31℃)2部にレシチンを0.2部、グリセリン脂肪酸エステルを0.2部添加混合融解し油相とする。これとは別に水62.11部に脱脂粉乳9部、デキストリン(DE15)6部、ショ糖脂肪酸エステル(HLB5)0.1部、重曹0.02部、ヘキサメタリン酸ナトリウム0.15部、ジェランガム、サイリウムシードガム、グァーガム、キサンタンガム各0.03部、プルラン0.1部を溶解・分散して水相を調製する。上記油相と水相を70℃で30分ホモミキサーで攪拌予備乳化した後、超高温殺菌装置(岩井機械工業(株)製)によって144℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、30kg/cm2の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物1kgに80gのグラニュー糖を加えて上記ホイップ方法にてホイップし、上記方法に従いオーバーラン、保形性、離水の測定を行った。15℃での保形性は問題無いレベルだが離水は少し認められた。また、食した際には柔らかく滑らかな食感と強い乳風味を有し、口溶けもかなり良好であった。配合と評価を表4、5に纏めた。
パーム中融点部(融点34℃)8.5部、S2L含有油脂(1)3.5部、硬化ヤシ油(融点31℃)10部にレシチンを0.2部、グリセリン脂肪酸エステルを0.2部添加混合融解し油相とする。これとは別に水62.11部に脱脂粉乳9部、デキストリン(DE15)6部、ショ糖脂肪酸エステル(HLB5)0.1部、重曹0.02部、ヘキサメタリン酸ナトリウム0.15部、ジェランガム、サイリウムシードガム、グァーガム、キサンタンガム各0.03部、プルラン0.1部を溶解・分散して水相を調製する。上記油相と水相を70℃で30分ホモミキサーで攪拌予備乳化した後、超高温殺菌装置(岩井機械工業(株)製)によって144℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、30kg/cm2の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物1kgに80gのグラニュー糖を加えて上記ホイップ方法にてホイップし、上記方法に従いオーバーラン、保形性、離水の測定を行った。15℃での保形性は良好だが離水は少し認められた。また、食した際には柔らかく滑らかな食感と強い乳風味を有し、口溶けもかなり良好であった。配合と評価を表4、5に纏めた。
パーム中融点部(融点34℃)20.5部、S2L含有油脂(1)1.5部にレシチンを0.2部、グリセリン脂肪酸エステルを0.2部添加混合融解し油相とする。これとは別に水62.11部に脱脂粉乳9部、デキストリン(DE15)6部、ショ糖脂肪酸エステル(HLB5)0.1部、重曹0.02部、ヘキサメタリン酸ナトリウム0.15部、ジェランガム、サイリウムシードガム、グァーガム、キサンタンガム各0.03部、プルラン0.1部を溶解・分散して水相を調製する。上記油相と水相を70℃で30分ホモミキサーで攪拌予備乳化した後、超高温殺菌装置(岩井機械工業(株)製)によって144℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、30kg/cm2の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物1kgに80gのグラニュー糖を加えて上記ホイップ方法にてホイップし、上記方法に従いオーバーラン、保形性、離水の測定を行った。15℃での保形性は極めて良好で離水は認められなかった。また、食した際には柔らかく滑らかな食感と強い乳風味を有し、口溶けもかなり良好であった。配合と評価を表6、7に纏めた。
パーム中融点部(融点34℃)20.0部、S2L含有油脂(2)4.0部にレシチンを0.2部、グリセリン脂肪酸エステルを0.2部添加混合融解し油相とする。これとは別に水60.11部に脱脂粉乳9部、デキストリン(DE15)6部、ショ糖脂肪酸エステル(HLB5)0.1部、重曹0.02部、ヘキサメタリン酸ナトリウム0.15部、ジェランガム、サイリウムシードガム、グァーガム、キサンタンガム各0.03部、プルラン0.1部を溶解・分散して水相を調製する。上記油相と水相を70℃で30分ホモミキサーで攪拌予備乳化した後、超高温殺菌装置(岩井機械工業(株)製)によって144℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、30kg/cm2の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物1kgに80gのグラニュー糖を加えて上記ホイップ方法にてホイップし、上記方法に従いオーバーラン、保形性、離水の測定を行った。15℃での保形性は極めて良好で離水が少し認められた。また、食した際には柔らかく滑らかな食感と強い乳風味を有し、口溶けもかなり良好であった。配合と評価を表6、7に纏めた。
パーム中融点部(融点34℃)20.0部、S2L含有油脂(2)6.0部にレシチンを0.2部、グリセリン脂肪酸エステルを0.2部添加混合融解し油相とする。これとは別に水58.11部に脱脂粉乳9部、デキストリン(DE15)6部、ショ糖脂肪酸エステル(HLB5)0.1部、重曹0.02部、ヘキサメタリン酸ナトリウム0.15部、ジェランガム、サイリウムシードガム、グァーガム、キサンタンガム各0.03部、プルラン0.1部を溶解・分散して水相を調製する。上記油相と水相を70℃で30分ホモミキサーで攪拌予備乳化した後、超高温殺菌装置(岩井機械工業(株)製)によって144℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、30kg/cm2の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物1kgに80gのグラニュー糖を加えて上記ホイップ方法にてホイップし、上記方法に従いオーバーラン、保形性、離水の測定を行った。15℃での保形性は良好で離水が少し認められた。また、食した際には柔らかく滑らかな食感と強い乳風味を有し、口溶けもかなり良好であった。配合と評価を表6、7に纏めた。
パーム中融点部(融点34℃)12.0部、S2L含有油脂(1)2.0部にレシチンを0.2部、グリセリン脂肪酸エステルを0.2部添加混合融解し油相とする。これとは別に水71.04部に脱脂粉乳4部、デキストリン(DE15)10部、ショ糖脂肪酸エステル(HLB5)0.1部、重曹0.02部、ヘキサメタリン酸ナトリウム0.15部、ジェランガム0.1部、サイリウムシードガム、グァーガム、キサンタンガム各0.03部、プルラン0.1部を溶解・分散して水相を調製する。上記油相と水相を70℃で30分ホモミキサーで攪拌予備乳化した後、超高温殺菌装置(岩井機械工業(株)製)によって144℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、30kg/cm2の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物1kgに80gのグラニュー糖を加えて上記ホイップ方法にてホイップし、上記方法に従いオーバーラン、保形性、離水の測定を行った。15℃での保形性は問題無いレベルで離水が少し認められた。また、食した際には柔らかく滑らかな食感と強い乳風味を有し、口溶けも極めて良好であった。配合と評価を表6、7に纏めた。
5℃に冷却してエージングした実施例1の水中油型乳化物80部と、同じく品温が5℃の乳脂肪分47%生クリーム(商品名:よつ葉生クリーム47%)20部を混合したもの1kgに80gのグラニュー糖を加えて上記ホイップ方法にてホイップし、上記方法に従いオーバーラン、保形性、離水の測定を行った。15℃での保形性は極めて良好で、離水はほとんど認められなかった。また、食した際には柔らかく滑らかな食感と強い乳風味を有し、口溶けもかなり良好であった。配合と評価を表8、9に纏めた。
5℃に冷却してエージングした実施例1の水中油型乳化物50部と、同じく品温が5℃の乳脂肪分47%生クリーム(商品名:よつ葉生クリーム47%)50部を混合したもの1kgに80gのグラニュー糖を加えて上記ホイップ方法にてホイップし、上記方法に従いオーバーラン、保形性、離水の測定を行った。15℃での保形性は良好で、離水はほとんど認められなかった。また、食した際には柔らかく滑らかな食感と強い乳風味を有し、口溶けもかなり良好であった。配合と評価を表8、9に纏めた。
5℃に冷却してエージングした実施例1の水中油型乳化物20部と、同じく品温が5℃の乳脂肪分47%生クリーム(商品名:よつ葉生クリーム47%)80部を混合したもの1kgに80gのグラニュー糖を加えて上記ホイップ方法にてホイップし、上記方法に従いオーバーラン、保形性、離水の測定を行った。15℃での保形性は良好で、離水はほとんど認められなかった。また、食した際には柔らかく滑らかな食感と強い乳風味を有し、口溶けもかなり良好であった。配合と評価を表8、9に纏めた。
品温が5℃の乳脂肪分47%生クリーム(商品名:よつ葉生クリーム47%)1kgに80gのグラニュー糖を加えて上記ホイップ方法にてホイップし、上記方法に従いオーバーラン、保形性、離水の測定を行った。15℃での保形性は問題無いレベルで離水が認められた。また、食した際には柔らかく滑らかな食感と良好な風味を有し、口溶けは普通あった。配合と評価を表8、9に纏めた。
5℃に冷却してエージングした実施例1の水中油型乳化物80部と、同じく品温が5℃の乳脂肪分19.0%、植物性脂肪分26.0%のトッピング500(不二製油株式会社製)20部を混合したもの1kgに80gのグラニュー糖を加えて上記ホイップ方法にてホイップし、上記方法に従いオーバーラン、保形性、離水の測定を行った。15℃での保形性は極めて良好で離水は認められなかった。また、食した際には柔らかく滑らかな食感と強い乳風味を有し、口溶けもかなり良好であった。配合と評価を表10、11に纏めた。
5℃に冷却してエージングした実施例1の水中油型乳化物50部と、同じく品温が5℃の乳脂肪分19.0%、植物性脂肪分26.0%のトッピング500(不二製油株式会社製)50部を混合したもの1kgに80gのグラニュー糖を加えて上記ホイップ方法にてホイップし、上記方法に従いオーバーラン、保形性、離水の測定を行った。15℃での保形性は極めて良好で離水は認められなかった。また、食した際には柔らかく滑らかな食感と強い乳風味を有し、口溶けもかなり良好であった。配合と評価を表10、11に纏めた。
5℃に冷却してエージングした実施例1の水中油型乳化物20部と、同じく品温が5℃の乳脂肪分19.0%、植物性脂肪分26.0%のトッピング500(不二製油株式会社製)80部を混合したもの1kgに80gのグラニュー糖を加えて上記ホイップ方法にてホイップし、上記方法に従いオーバーラン、保形性、離水の測定を行った。15℃での保形性は極めて良好で離水は認められなかった。また、食した際には柔らかく滑らかな食感と強い乳風味を有し、口溶けもかなり良好であった。配合と評価を表10、11に纏めた。
品温が5℃の乳脂肪分19.0%、植物性脂肪分26.0%のトッピング500(不二製油株式会社製)1kgに80gのグラニュー糖を加えて上記ホイップ方法にてホイップし、上記方法に従いオーバーラン、保形性、離水の測定を行った。15℃での保形性は極めて良好で離水は認められなかった。また、食した際には柔らかく滑らかな食感と強い乳風味を有し、口溶けは普通であった。配合と評価を表10、11に纏めた。
主たる配合は実施例1と同様で、水相の増粘多糖類(ヘキサメタリン酸ナトリウム0.15部、ジェランガム、サイリウムシードガム、グァーガム、キサンタンガム各0.03部、プルラン0.1部)を一切添加せずに作成し、水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物1kgに80gのグラニュー糖を加えて上記ホイップ方法にてホイップし、上記方法に従いオーバーラン、保形性、離水の測定を行った。15℃での保形性は良好だが、離水はかなり認められた。また、食した際には柔らかく滑らかな食感と強い乳風味を有し、口溶けもかなり良好であった。配合と評価を表12、13に纏めた。
パーム中融点部(融点34℃)16.5部、S2L含有油脂(1)3.5部、菜種パーム混合硬化油脂(融点36℃)2部にレシチンを0.2部、グリセリン脂肪酸エステルを0.2部添加混合融解し油相とする。これとは別に水58.11部に脱脂粉乳9部、デキストリン(DE15)10部、ショ糖脂肪酸エステル(HLB5)0.1部、重曹0.02部、ヘキサメタリン酸ナトリウム0.15部、ジェランガム、サイリウムシードガム、グァーガム、キサンタンガム各0.03部、プルラン0.1部を溶解・分散して水相を調製する。上記油相と水相を70℃で30分ホモミキサーで攪拌予備乳化した後、超高温殺菌装置(岩井機械工業(株)製)によって144℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、30kg/cm2の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物1kgに80gのグラニュー糖を加えて上記ホイップ方法にてホイップし、上記方法に従いオーバーラン、保形性、離水の測定を行った。15℃での保形性は極めて良好で、離水は認められなかった。また、食した際には食感は極めて硬く、乳風味をやや感じにくく、口溶けもかなり悪かった。配合と評価を表12、13に纏めた。
パーム中融点部(融点34℃)20部、菜種パーム混合硬化油脂(融点36℃)2部にレシチンを0.2部、グリセリン脂肪酸エステルを0.2部添加混合融解し油相とする。これとは別に水62.11部に脱脂粉乳9部、デキストリン(DE15)6部、ショ糖脂肪酸エステル(HLB5)0.1部、重曹0.02部、ヘキサメタリン酸ナトリウム0.15部、ジェランガム、サイリウムシードガム、グァーガム、キサンタンガム各0.03部、プルラン0.1部を溶解・分散して水相を調製する。上記油相と水相を70℃で30分ホモミキサーで攪拌予備乳化した後、超高温殺菌装置(岩井機械工業(株)製)によって144℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、30kg/cm2の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物1kgに80gのグラニュー糖を加えて上記ホイップ方法にてホイップし、上記方法に従いオーバーラン、保形性、離水の測定を行った。15℃での保形性は極めて良好で、離水は認められなかった。また、食した際には食感は極めて硬く、乳風味を感じにくいが、口溶けは良好であった。ただし、食した際の食感、乳風味は本発明の目的を満たすものではなかった。配合と評価を表12、13に纏めた。
パーム中融点部(融点34℃)23部、S2L含有油脂(1)3部、菜種パーム混合硬化油脂(融点36℃)2部にレシチンを0.2部、グリセリン脂肪酸エステルを0.2部添加混合融解し油相とする。これとは別に水52.24部に脱脂粉乳9部、デキストリン(DE15)10部、ショ糖脂肪酸エステル(HLB5)0.1部、重曹0.02部、ヘキサメタリン酸ナトリウム0.15部、ジェランガム、グァーガム、キサンタンガム各0.03部、プルラン0.1部を溶解・分散して水相を調製する。上記油相と水相を70℃で30分ホモミキサーで攪拌予備乳化した後、超高温殺菌装置(岩井機械工業(株)製)によって144℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、30kg/cm2の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物1kgに80gのグラニュー糖を加えて上記ホイップ方法にてホイップし、上記方法に従いオーバーラン、保形性、離水の測定を行った。15℃での保形性は良好で離水は認められなかった。また、食した際には食感は極めて硬く、乳風味はやや感じにくく、口溶けは極めて悪かった。配合と評価を表12、13に纏めた。
パーム中融点部(融点34℃)14.0部、S2L含有油脂(1)2部にレシチンを0.2部、グリセリン脂肪酸エステルを0.2部添加混合融解し油相とする。これとは別に水79.11部に脱脂粉乳2部、デキストリン(DE15)2部、ショ糖脂肪酸エステル(HLB5)0.1部、重曹0.02部、ヘキサメタリン酸ナトリウム0.15部、ジェランガム、サイリウムシードガム、グァーガム、キサンタンガム各0.03部、プルラン0.1部を溶解・分散して水相を調製する。上記油相と水相を70℃で30分ホモミキサーで攪拌予備乳化した後、超高温殺菌装置(岩井機械工業(株)製)によって144℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、30kg/cm2の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物1kgに80gのグラニュー糖を加えて上記ホイップ方法にてホイップしたが、20分攪拌してもホイップしきらなかった。配合と評価を表12、13に纏めた。
Claims (7)
- 油脂、蛋白質及び水を含む水中油型乳化物であって、S2L型トリグリセリド(但し、式中のSはステアリン酸、Lはリノール酸)及び増粘多糖類を含み、油脂分10〜30重量%、全固形分26〜45重量%であり、5℃の粘度が200〜1000cPの中粘度〜高粘度である起泡性水中油型乳化物(A)。
- 水中油型乳化物全体に対して、S2L型トリグリセリドが0.4〜5.0重量%である、請求項1記載の起泡性水中油型乳化物(A)。
- 増粘多糖類がジェランガム、キサンタンガム、ローカストビーンガム、プルラン、グァーガム、サイリウムシードガム、水溶性大豆多糖類、カラギーナン、タマリンド種子ガム及びタラガムから選択される1種又は2種以上の多糖類である、請求項1記載の起泡性水中油型乳化物(A)。
- S2L型トリグリセリドがS2L型トリグリセリドを40%以上含有するS2L含有油脂由来である、請求項1記載の起泡性水中油型乳化物(A)。
- 水中油型乳化物の油相のSFCが10℃で65〜95%である、請求項1記載の起泡性水中油型乳化物(A)。
- オーバーランが40〜160%である、請求項1記載の起泡性水中油型乳化物(A)。
- 請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の起泡性水中油型乳化物(A)に乳脂含有乳化物(B)を混合してなる、起泡性水中油型乳化物。
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